JP2012005386A - 複合多段植木鉢 - Google Patents
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Abstract
【課題】 観賞形態や育成形態の多様化を複合させる複合多段植木鉢を提供する。
【解決手段】 上側へ順次積み上げて相互に着脱可能に嵌め合わされることにより複数の階層を形成する複数の植木鉢は、いずれも上部に開口を有する筒状の容器形態をなし、底部4から上側の空間に土壌等の育成媒体Wが収容され、上に位置する植木鉢の被嵌合部7を着脱可能に嵌め入れる嵌合部6が上側開口部3に形成され、各植木鉢の上部に、開口する複数の開口部80を備え、積み上げられた状態で開口部80から植物が外方へ露出又は延び出すことを許容することを特徴とする。
【選択図】 図1
【解決手段】 上側へ順次積み上げて相互に着脱可能に嵌め合わされることにより複数の階層を形成する複数の植木鉢は、いずれも上部に開口を有する筒状の容器形態をなし、底部4から上側の空間に土壌等の育成媒体Wが収容され、上に位置する植木鉢の被嵌合部7を着脱可能に嵌め入れる嵌合部6が上側開口部3に形成され、各植木鉢の上部に、開口する複数の開口部80を備え、積み上げられた状態で開口部80から植物が外方へ露出又は延び出すことを許容することを特徴とする。
【選択図】 図1
Description
本発明は、植物の観賞形態や育成形態の多様化を図ることを可能にした複合多段植木鉢に関する。
従来、植木や草花などの植物を植え込んで観賞のために使用される植木鉢は、陶器、プラスチックなどによって成形され、上端開口部が底部より広がった有底容器状のものが一般的に使用され、このため植木鉢に植物を植えた状態で、多数並べて観賞するには平面的に並べるか、階段状の植木鉢スタンドに載せたりするものが知られている(特許文献1参照)。
しかし、このような植木鉢の立体的配置手段は、広い設置スペースを必要とし、設置場所が制約されたり、単にスタンドに植木鉢を載せる形態であるため、観賞形態も単純なものに限られてしまっている。
本発明は上記した現状に鑑みてなされたものであり、観賞形態や育成形態の多様化を複合させるようにする複合多段植木鉢を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明の複合多段植木鉢は、上側へ順次積み上げて相互に着脱可能に嵌め合わされることにより複数の階層を形成する複数の植木鉢を備え、それら複数の植木鉢は、いずれも上部に開口を有する筒状の容器形態をなし、底部から上側の空間に土壌等の育成媒体が収容され、上に位置する植木鉢の被嵌合部を着脱可能に嵌め入れる嵌合部が上側開口部に形成され、かつ、各植木鉢は、前記育成媒体に植えられた植物が外方へ露出又は延び出すことを許容する開口部を有することを特徴とする。
上記構成とすることで、複数の植木鉢が積み上がって組み立てられることにより立体的な鉢植え花飾りに仕上げることができる。また、複数の開口部から植物が外方へ露出又は延び出すことを許容しているため、単植、群植、混植など極めて変化に富んだ多彩な栽培ができ、造形的かつ個性的に仕上げられ、見ごたえある立体鉢植えにすることができる。
また、上記課題を解決するために、本発明の複合多段植木鉢における前記開口部は、各植木鉢の上部における前記育成媒体を漏洩させない高さ位置において側方へ開口する複数の上部側方開口部を含むことを特徴とすることにより、複数の上部側方開口部から植物が外方へ露出又は延び出すことを許容しているため、単植、群植、混植など極めて変化に富んだ多彩な栽培ができ、造形的かつ個性的に仕上げられ、見ごたえある立体鉢植えにすることができる。
また、上記課題を解決するために、本発明の複合多段植木鉢における複数の植木鉢の上下間のうち少なくとも一つの上下間には、上下の植木鉢を着脱可能に接続するジョイント部材が介装され、該ジョイント部材から下側の植木鉢に給水が可能であることを特徴とすることにより、複合多段植木鉢の段数が増加してもジョイント部材を有するため、給水を確実に行うことができ、しかも、ジョイント部材が複合多段植木鉢としてのアクセント部材となり、そのデザイン性を向上させることができる。
また、上記課題を解決するために、本発明の複合多段植木鉢において、前記複数の植木鉢はいずれも、互いに直径が同一又は近似した有底円筒形状の容器形態をなし、前記積み上げられ相互に嵌合された状態で、上下相互の円周方向における位相が変更可能とされ、それによって各植木鉢の前記複数の開口部又は上部側方開口部の相対的な位置関係が変更できるようにされたことを特徴とすることにより、上下の位相に変化を持たせることができ、さらに変化に富んだ栽培ができ、造形的かつ個性的に仕上げられ、見ごたえある立体鉢植えにすることができる。
上記課題を解決するために、本発明の複合多段植木鉢は、前記上部側方開口部の開口縁には、この開口の大きさを変換させるアダプタが着脱可能に設けられることを特徴とすることにより開口の大きさを任意に変えることができる。このため植物の種類によって、その植物に適した大きさの開口にできることにより装飾形態の多様化に有益となる。
上記課題を解決するために、本発明の複合多段植木鉢は、前記複数の植木鉢が積み上げられ、前記嵌合部と前記被嵌合部が相互に嵌合された状態で、上下の植木鉢が相互に接する個所に低摩擦となる摺動部位を備えさせることにより前記円周方向の前記位相が変更可能とされることを特徴とすることにより、植木鉢の材質や、植物、育成媒体を含む植木鉢の重さによる影響も少なく、円周方向への位相変更のための操作力も小さくなりスムーズに動かすことができる。
上記課題を解決するために、本発明の複合多段植木鉢は、前記上部側方開口部は、当該植木鉢を持って動かす際に、少なくとも取扱者の手の指で摘んで持てるのに十分な大きさで開口されることを特徴とすることにより、植木鉢は手軽に移動できるので、造形的かつ個性的な仕上げ作業に最適である。
以下、本発明の実施の形態につき図面に示す実施例を参照して説明する。図1は本発明に係る複合多段植木鉢の構成を示す図である。図2は円周方向の位相が変更された状態の複合多段植木鉢を示す図である。図1、図2において、複合多段植木鉢1は、上側へ順次積み上げて複数の階層を形成する第1の植木鉢1aから第N(Nは2以上の整数)の植木鉢1nを複数備えている。また、この複合多段植木鉢1は、第1の植木鉢1aを回転可能となした載置台2を使用して積み上げたり、この載置台2を使用せずに積み上げることが可能である。このように載置台2が回転可能であれば、植物Sを太陽に向けたり、植物Sの観賞面の位置をかえることができ、多様な楽しみかたを可能にする。また、第1の植木鉢1aと載置台2と間に、水受皿2aを介装することにより、室内に複合多段植木鉢1を置くことができるようになる。
また、図3に示すように、複数の植木鉢の上下間のうち少なくとも一つ以上の上下間には、上下の植木鉢を着脱可能に接続するジョイント部材20が介装されるようにしてもよい。該ジョイント部材20から下側の植木鉢に対して給水可能としている。このため後述する複数の植木鉢の排水孔4aと同様に、下側の植木鉢に対して供給する水が分散して下方へ流れる落ちるための複数の分散排水孔20cを備えている。
それらの第1の植木鉢1aから第Nの植木鉢1nの各々は、図1〜図6に示すように、いずれも上部が開口する上側開口部3を有する筒状の容器形態をなし、一例として互いに直径が同一又は近似した有底円筒形状に、陶器、プラスチックなどによって形成される植木鉢本体10を基にして構成される。かかる有底円筒形状の植木鉢本体10の底部4から上側の内側における空間5に、植物Sを植え込むための土壌、培養土などの育成媒体Wが収容される。なお、底部4には、この育成媒体Wに植え込みされる植物Sに与える水の過剰分を排水するための排水孔4aが設けられており、排水させた水は順次下の植木鉢に給水されることとなる。なお、ジョイント部材20も同様に陶器、プラスチックなどによって筒状に形成され、その側壁20aには、必要に応じて適宜数の給水口20bが形成される。
また、それらの第1の植木鉢1aから第Nの植木鉢1n、及びジョイント部材20は、相互に着脱可能に嵌め合わされることにより積み上げられる。具体的には、図5に示すように、植木鉢本体10の上側開口部3側には、嵌合部6が形成されるとともに、植木鉢本体10の底部4側には、上側開口部3の嵌合部6に着脱可能に嵌め入れる被嵌合部7が形成される。
この嵌合部6と被嵌合部7の一例としては、図6に示すように、植木鉢本体10の上側開口部3の上端面3aと、該上端面3a近傍の内壁面3bとを嵌合部6とする場合、かかる内壁面3aに遊嵌状(若干の隙間を有する)に嵌り込ませるように、植木鉢本体10の底部4には、下方に突出形成される円環状の突条4bが設けられて被嵌合部7とされる。また、ジョイント部材20についても図7に示すように、嵌合部16と被嵌合部17とが設けられ、上側開口部13の上端面13aと、該上端面13a近傍の内壁面13bとを嵌合部16とする場合、かかる内壁面13aに遊嵌状(若干の隙間を有する)に嵌り込ませるように、底部14には、下方に突出形成される円環状の突条14bが設けられて被嵌合部17とされる。
このように構成される嵌合部6と被嵌合部7によって、上に位置する植木鉢本体10の被嵌合部7を着脱可能に嵌め入れる嵌合部6が備わることとなり、かかる嵌合部6と被嵌合部7との嵌合によって横方向の位置ズレが規制される。なお、この例では下の植木鉢本体10の上端面3aと、上の植木鉢本体10の突条4bの外側における底部4とが接する状態となる。なお、ジョイント部材20と上下の植木鉢本体10との嵌合状態も同様となる。
また、図1〜図4に戻り、第1の植木鉢1aから少なくとも第Nの植木鉢1nは、それら各植木鉢の上部に、育成媒体Wに植えられた植物Sが外方へ露出又は延び出すことを許容する開口部80を有する。この開口部80は育成媒体Wを漏洩させない高さ位置において側方へ開口する複数の上部側方開口部8を含ませている。なお、最上位の第Nの植木鉢1nは、上部側方開口部8を設けても、設けなくとも何れでもよい。なお、最上位の第Nの植木鉢1nに上部側方開口部8を設けなく、かつ植物Sを植えない形態であれば、その植木鉢の上に蓋状のキャップ(図示せず)を載せれば、さらにその上が他の物品の載置個所ともなる。
この上部側方開口部8は、第1の植木鉢1aから第Nの植木鉢1nが積み上げられ相互に嵌合された状態で、図4に示すように、育成媒体Wに植え込みされる植物Sが外方へ露出又は延び出すことを許容する大きさで開口形成される。
この図4に示す観賞形態としては、図4(a)は円筒状の第1の植木鉢1aから第Nの植木鉢1nを積み上げた状態で、かつ上下相互に円周方向で位相を同じくした状態の上部側方開口部8から、葉を見て楽しむ観葉植物、花を見て楽しむ植物などから選択した色や形態を同じくした植物Sを観賞するようにしたものである。また、図4(b)は円筒状の第1の植木鉢1aから第Nの植木鉢1nを積み上げた状態で、かつ上下相互に円周方向で位相を同じくした状態の上部側方開口部8から、葉を見て楽しむ観葉植物、花を見て楽しむ植物などから選択した色や形態を同じくした植物Sを階層ごとに異ならせて観賞するようにしたものである。
また、図4(c)は円筒状の第1の植木鉢1aから第Nの植木鉢1nを積み上げた状態で、かつ上下相互に円周方向で位相を変更した状態の上部側方開口部8から、葉を見て楽しむ観葉植物、花を見て楽しむ植物などから選択した色や形態を同じくした植物Sを観賞するようにしたものである。また、図4(d)は円筒状の第1の植木鉢1aから第Nの植木鉢1nを積み上げた状態で、かつ上下相互に円周方向で位相を変更した状態の上部側方開口部8から、葉を見て楽しむ観葉植物、花を見て楽しむ植物などから選択した色や形態を同じくした植物Sを階層ごとに異ならせて観賞するようにしたものである。なお、上下の植木鉢において、外観色の異なる植木鉢を用いて上下に配すれば複合多段植木鉢1としての色の組み合わせが楽しめることとなる。
また、上部側方開口部8は、図8に示すように、植木鉢本体10を持って動かす際に、少なくとも取扱者の手の指Fで摘んで持てるのに十分な大きさで開口されるように形成することもできる。
上部側方開口部8の具体例としては、植木鉢本体10の上端面3aから周壁を下方に切欠くことによって形成している。また、この上部側方開口部8は、図9に示すように、植木鉢本体10の上端面3aから下方へ下がった所定位置において周壁を貫通するように孔状に形成することも可能である。
このように構成される複合多段植木鉢1は、第1の植木鉢1aから第Nの植木鉢1nが積み上げられ、嵌合部6と被嵌合部7とが相互に嵌合された状態で、上下相互の円周方向における位相が変更可能とされる(ジョイント部材20が介装されている場合も同様である)。それによって図2に示すように、第1の植木鉢1aから第Nの植木鉢1nの複数の上部側方開口部8の相対的な位置関係が変更できることとなる。
また、植木鉢本体10の上部側方開口部8にアダプタ9を装着することもできる。このアダプタ9は、図10に示すように、切欠き形成される上部側方開口部8に装着する形態としては、かかる上部側方開口部8におけるU字形の開口縁8aに上方からスライド装着するものであり、少なくとも開口縁8aが入り込む周溝9aがU字枠状若しくは矩形枠状に形成されるアダプタ本体9bの外周に形成されるものである。
そして、このアダプタ9を上部側方開口部8の開口縁8aにスライド装着することにより、上部側方開口部8の開口の大きさがアダプタ9の内側開口の大きさに変換される。なお、本例のアダプタ9の材質は限定されないも、ゴム部材であれば取扱者の手や、外方へ露出又は延び出す植物Sに傷を与えないように保護することも可能となる。
また、図11に示すように、孔状に形成される上部側方開口部8に嵌め込みして装着されるアダプタ9としては、矩形枠状に形成されるアダプタ本体9bの外周に上部側方開口部8における開口縁8aが入り込みする周溝9aが形成される。このアダプタ9の場合は、その材質を取扱者の手で変形が容易なゴム部材によって形成することにより、アダプタ9を弾性変形させながら装着できることとなる。このようにゴム部材で形成されるアダプタ9であれば、上記と同様に取扱者の手や、外方へ露出又は延び出す植物Sに傷を与えないように保護することも可能となる。
また、アダプタ9は、図12に示すように、スライド装着する形式であれば、上部側方開口部8を閉鎖して塞ぐように周溝9aを有するアダプタ本体9bを蓋状に形成することも可能である。このように蓋状のアダプタ9であれば、植物Sを外方へ露出又は延び出させる必要がなければ、その個所に、このアダプタ9を装着することができ、上部側方開口部8の数を調整できるとともに、開口状態の上部側方開口部8を無くして複合多段植木鉢1としての見栄えを向上させることができる。なお、嵌め込み装着するアダプタ9であっても、材質が変形が容易なゴム部材であれば、蓋状に形成するアダプタ9として適用することは可能である。
また、アダプタ9は、図13に示すように、植木鉢本体10の円筒部分の肉厚方向で分割するように形成したアダプタ本体9b1とアダプタ本体9b2とから構成することもできる。このアダプタ本体9b1とアダプタ本体9b2は、その植木鉢本体10の肉厚方向から上部側方開口部8に装着することが可能となる。この例による他の構成について、上述の他の実施の形態における構成部材と同様であるため省略する。
また、複合多段植木鉢1は、第1の植木鉢1aから第Nの植木鉢1nが積み上げられ、嵌合部6と被嵌合部7が相互に嵌合された状態で、上下の植木鉢本体10が相互に接する個所に低摩擦となる摺動部位Sを備えさせることも可能である。
この一例としては、図14に示すように、嵌合部6としての内壁面3bに遊嵌状に嵌り込むものである被嵌合部7としての突条4bを用いる場合、下の植木鉢本体10の上端面3aと突条4bの外側の底部4とが接する状態となる。このように、かかる個所を摺動部位Sとするため、植木鉢本体10の材質にかかわらず、結晶性樹脂であり低摩擦係数材料として知られているPTFEに代表されるフッ素樹脂、他にポリアミド(PA)、ポリアセタール(POM)、または超高分子ポリエチレン(UHMWPE)などからなるフィルム、シート状の摺動部材S1を貼り付けたり、同様の材質からなるコーテイング材を吹付けて膜状の摺動部材S1を形成するようにすることもできる。なお、植木鉢本体10の材質を他の低摩擦係数材料としてのポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、またはポリエチレンテレフタレート(PET)で一体形成することも可能である。なお、摺動部材S1は、底部4と上端面3aに設けているも、かかる構造には限定されず、底部4若しくは上端面3aの何れか一方に貼り付け、他方の底部4若しくは上端面3aを摺動するように設けることも可能である。
また、第1の植木鉢1aから第Nの植木鉢1nが積み上げられた状態で横方向の位置ズレを規制する嵌合部6と被嵌合部7の他の例としては、図15に示すように、下側に位置する植木鉢本体10の上側開口部3の上端面3aを摺動部位Sとして残存させるように、この上端面3aを有する周壁には、外側に向かいさらに上方に指向する断面L型のフランジ部6aが形成される。そして、上側の植木鉢本体10の突条4bの外側における底部4が上側開口部3の上端面3aに接するように嵌合される。
なお、本例では突条4bを設けなくても本来の横ズレ防止機能に影響を与えない。要するに、この嵌合部6と被嵌合部7とは、第1の植木鉢1aから第Nの植木鉢1nの積み上げ方向(上下方向)において、凹状個所と凸状個所とによる嵌合状態が得られ、かつ上下方向の摺動部位Sが備わるものであれば本例に限定されない。
また、図16に示すように、植木鉢本体10の底部4は一体形成するものでなくてもよく、例えば、円筒状に形成した植木鉢本体10の底部4に、別体形成する円板状の底板4cを載せるようにして第1の植木鉢1aから第Nの植木鉢1nを構成することもできる。また、この底板4cには、保水性を有するマットMを敷くようにすることもできる。マットMは、例えば、天然繊維、アクリル繊維等の樹脂を多孔質にするか、スポンジを使用してもよい。
また、植木鉢本体10の形状については、円筒状に限られることなく、図17に示す四角筒状、図18に示す六角筒状などの多角筒形状で形成することも可能である。この例による周方向の位相の変更も可能であり、四角筒状の植木鉢本体10の場合は、図17に示すように、下側の四角筒状の嵌合部6に対して上側の被嵌合部7の突条4bを平面視略八角状となし、上下相互の円周方向における位相を本例では所定角度(図17(b)では45度)変更させた状態でも第1の植木鉢1aから第Nの植木鉢1nの積み上げを可能にしている。この例においては、上述の開口部80としては図17(b)に示すように上側の上部側方開口部8と位相が同じ下側に位置することとなる。
また、図18に示す六角筒などの多角筒形状で形成する場合も、下側の六角筒状の嵌合部6に対して上側の被嵌合部7の突条4bを平面視略十二角状となし、上下相互の円周方向における位相を本例では所定角度(図18(b)では30度)変更させた状態でも第1の植木鉢1aから第Nの植木鉢1nの積み上げを可能にしている。
また、植木鉢本体10の形状が四角筒状に形成する場合の他の例としては、図19に示すように、外形輪郭が四角状に形成され、内側の空間5を円筒状に形成し、この円筒状に形成される上端面3aの内壁面3bからなる嵌合部6に対応させるように、底部4に設ける被嵌合部7としての突条4bの平面視形状を円環状に形成することによって、円筒状に形成される形態の植木鉢本体10からなるものと同様な連続位相変形可能な機能を備えさせることができるものとなる。なお、この例による円筒状の内側の空間を、円環状の突条4bの外周が内接するようにその平面視形状を四角状(一点鎖線L1で示す)に形成して周方向への連続位相変形機能を備えさせることも可能である。
また、植木鉢本体10の形状が六角筒状に形成する場合の他の例としては、図20に示すように、外形輪郭が六角状に形成され、内側の空間5を円筒状に形成し、この円筒状に形成される上端面3aの内壁面3bからなる嵌合部6に対応させるように、底部4に設ける被嵌合部7としての突条4bの平面視形状を円環状に形成することによって、円筒状に形成される形態の植木鉢本体10と同様な機能を備えさせることができるものとなる。なお、この例による円筒状の内側の空間を、円環状の突条4bの外周が内接するようにその平面視形状を六角状(一点鎖線L2で示す)に形成して周方向への同様な機能を備えさせることも可能である。
また、植木鉢本体10の上部側方開口部8の変形例としては、図21に示すように、斜め上方若しくは真上に開口するように、植木鉢本体10の円筒部から外方に袋状に膨出形成させる膨出部10aを一体形成することも可能である。なお、膨出部10aをアダプタ9と同様に別体形成して、上述の上部側方開口部8に装着させることも可能である。
また、複合多段植木鉢1を構成する植木鉢の他の例として、未使用時の保管や、輸送形態の省スペース化を可能したものとしては、図22に示すように、植木鉢本体10をテーパ円筒状又はテーパ多角筒状に形成することによって対応するものである。また、底部4は植木鉢本体10と別体形成される。この底部4は円板状に形成され、植木鉢本体10の上端面3aに近接する内壁面3bと嵌合される突条4b1と、下端面3cに近接する内壁面3bと嵌合される突条4b1と、排水孔4aが形成されている。
この例による植木鉢本体10は、図22(b)に示すように、植木鉢本体10は相互に上下に積み重ねることができ、また、底部4についても、図22(b)に示すように、上下に積み重ねることが可能となり、省スペース化に有益となる。
また、複合多段植木鉢1を構成する植木鉢の他の例として、未使用時の保管や、輸送形態の省スペース化を可能したものとしては、図23に示すように、上下に重ねる植木鉢本体10は円筒状又は多角筒状に形成され、その内外径を、下方の植木鉢本体10の内方に上方の植木鉢本体10が収納されるように設定して対応するものである。また、底部4は植木鉢本体10と別体形成される。この底部4は円板状に形成され、植木鉢本体10の上端面3aに近接する内壁面3bと嵌合される突条4b1と、下端面3cに近接する内壁面3bと嵌合される突条4b1と、排水孔4aが形成されている。
この例による植木鉢本体10は、図23(b)に示すように、大径な植木鉢本体10内に小径な植木鉢本体10を収容でき、また、底部4についても、図23(b)に示すように、上下に積み重ねることが可能となり、省スペース化に有益となる。
また、複合多段植木鉢1を構成する植木鉢の他の例として、未使用時の保管や、輸送形態の省スペース化を可能したものとしては、図24に示すように、上下に重ねる植木鉢本体10は円筒状又は多角筒状に形成され、その内外径を、一つの植木鉢本体10の内方に一つの植木鉢本体10が収納されるように設定して対応するものである。また、底部4は植木鉢本体10と別体形成される。この底部4は円板状に形成され、植木鉢本体10の上端面3aに近接する内壁面3bと嵌合される突条4b1と、下端面3cに近接する内壁面3bと嵌合される突条4b1と、排水孔4aが形成されている。
この例による植木鉢本体10は、図24(b)に示すように、大径な植木鉢本体10内に小径な植木鉢本体10を収容でき、また、底部4についても、図24(b)に示すように、上下に積み重ねることが可能となり、省スペース化に有益となる。
なお、このような観賞形態としては、上述の円筒状以外の四角筒状、六角筒状に形成された複合多段植木鉢1や、図示していない他の多角(八角、十二角など)筒状に形成する複合多段植木鉢1にも適応可能であり、その観賞形態数も数限りないため本実施の形態の説明ではその一部を説明するものである。
以上、本発明の実施の形態に付き述べたが、本発明は上記の実施の形態に限定されることなく、本発明の技術的思想に基づいて各種の変更が可能であり、各々の実施の形態は、本発明の説明のために一つ実施の形態の部分として述べられている構成を、別の実施の形態において利用し、さらに別の実施の形態とすることができる。
1 複合多段植木鉢
1a 第1の植木鉢
1n 第Nの植木鉢
3 上部開口部
3a 上端面
4 底部
4b 突条
5 空間
6 嵌合部
7 被嵌合部
8 上部側方開口部
9 アダプタ
10 植木鉢本体
80 開口部
1a 第1の植木鉢
1n 第Nの植木鉢
3 上部開口部
3a 上端面
4 底部
4b 突条
5 空間
6 嵌合部
7 被嵌合部
8 上部側方開口部
9 アダプタ
10 植木鉢本体
80 開口部
Claims (7)
- 上側へ順次積み上げて相互に着脱可能に嵌め合わされることにより複数の階層を形成する複数の植木鉢を備え、
それら複数の植木鉢は、いずれも上部に開口を有する筒状の容器形態をなし、底部から上側の空間に土壌等の育成媒体が収容され、上に位置する植木鉢の被嵌合部を着脱可能に嵌め入れる嵌合部が上側開口部に形成され、かつ、各植木鉢は、前記育成媒体に植えられた植物が外方へ露出又は延び出すことを許容する開口部を有することを特徴とする複合多段植木鉢。 - 前記開口部は、各植木鉢の上部における前記育成媒体を漏洩させない高さ位置において側方へ開口する複数の上部側方開口部を含むことを特徴とする請求項1に記載の複合多段植木鉢。
- 前記複数の植木鉢の上下間のうち少なくとも一つの上下間には、上下の植木鉢を着脱可能に接続するジョイント部材が介装され、該ジョイント部材から下側の植木鉢に給水が可能であることを特徴とする請求項1または2に記載の複合多段植木鉢。
- 前記複数の植木鉢はいずれも、互いに直径が同一又は近似した有底円筒形状の容器形態をなし、前記積み上げられ相互に嵌合された状態で、上下相互の円周方向における位相が変更可能とされ、それによって各植木鉢の前記複数の開口部又は上部側方開口部の相対的な位置関係が変更できるようにされたことを特徴とする請求項1に記載の複合多段植木鉢。
- 前記上部側方開口部の開口縁には、この開口の大きさを変換させるアダプタが着脱可能に設けられることを特徴とする請求項1又は2に記載の複合多段植木鉢。
- 前記複数の植木鉢が積み上げられ、前記嵌合部と前記被嵌合部が相互に嵌合された状態で、上下の植木鉢が相互に接する個所に低摩擦となる摺動部位を備えさせることにより前記円周方向の前記位相が変更可能とされることを特徴とする請求項2又は3に記載の複合多段植木鉢。
- 前記上部側方開口部は、当該植木鉢を持って動かす際に、少なくとも取扱者の手の指で摘んで持てるのに十分な大きさで開口されることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の複合多段植木鉢。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2010142430A JP2012005386A (ja) | 2010-06-23 | 2010-06-23 | 複合多段植木鉢 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2010142430A JP2012005386A (ja) | 2010-06-23 | 2010-06-23 | 複合多段植木鉢 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2012005386A true JP2012005386A (ja) | 2012-01-12 |
Family
ID=45536688
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2010142430A Pending JP2012005386A (ja) | 2010-06-23 | 2010-06-23 | 複合多段植木鉢 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2012005386A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017023045A (ja) * | 2015-07-22 | 2017-02-02 | 孝己 伊藤 | 植木鉢 |
| KR101865289B1 (ko) * | 2016-12-08 | 2018-06-07 | 숲에인 주식회사 | 분갈이용 화분세트 |
| CN108718777A (zh) * | 2015-05-10 | 2018-11-02 | 张天奇 | 节约空间的可叠放养花式花盆 |
| KR20210001133A (ko) * | 2019-06-27 | 2021-01-06 | 최상화 | 적층식 화분 |
| JP2022008100A (ja) * | 2020-06-26 | 2022-01-13 | 那須 正和 | 鉢増し用部材 |
| JP2022083873A (ja) * | 2020-11-25 | 2022-06-06 | 株式会社SALAI International Japan | キノコ装飾ユニット及びその製作方法 |
-
2010
- 2010-06-23 JP JP2010142430A patent/JP2012005386A/ja active Pending
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| KR102320508B1 (ko) | 2019-06-27 | 2021-11-02 | 최상화 | 적층식 화분 |
| JP2022008100A (ja) * | 2020-06-26 | 2022-01-13 | 那須 正和 | 鉢増し用部材 |
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