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JP2012000440A - 分包薬剤監査装置 - Google Patents

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JP2012000440A JP2010205877A JP2010205877A JP2012000440A JP 2012000440 A JP2012000440 A JP 2012000440A JP 2010205877 A JP2010205877 A JP 2010205877A JP 2010205877 A JP2010205877 A JP 2010205877A JP 2012000440 A JP2012000440 A JP 2012000440A
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Jinichi Takemoto
仁一 竹本
Fumikazu Nakano
史和 中野
Yoshiyuki Goto
義之 後藤
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KANSAI SEIKI KOGYO KK
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Abstract

【課題】処方箋通りに分包袋内に薬剤が収納されているか否かに関する分包袋内の薬剤の状態を、正確に監査することができる分包薬剤監査装置を提供することを課題とする。
【解決手段】分包袋6内に収納された薬剤5を撮影する撮影機20と、撮影機20からみて分包袋6内の薬剤5の重なりを解消する重なり解消機構30と、を具備し、分包袋6内の薬剤5の状態を監査する、分包薬剤監査装置1であって、重なり解消機構30は、薬剤5が収納される分包袋6を搬送する搬送装置10の搬送経路中に設けられ、これを経由して搬送される分包袋6内の薬剤5の重なりを解消するように搬送装置10における搬送方向の下流側が下方または上方に傾斜した傾斜部12で構成される。
【選択図】図1

Description

本発明は、分包袋内の薬剤の状態を監査する、分包薬剤監査装置の技術に関する。
病院や薬局では、患者が一回ごとに服用するための錠剤やカプセルからなる薬剤は、薬剤分包装置又は作業者によって分包袋内に収納される。
このような分包袋内の薬剤の状態(処方箋通りに薬剤が分包袋内に収納されているか否か)について監査する技術として、撮影機で分包袋内の薬剤を撮影して分包袋内の薬剤の状態を監査する分包薬剤監査装置は公知となっている。例えば特許文献1に示す如くである。
前記分包薬剤監査装置は、撮影機にて撮影した前記分包袋内の薬剤の画像に関する情報と、患者に処方される処方箋に関する情報と、を対比して、分包袋内の薬剤を監査するものである。
特開2008−18230号公報
しかしながら、当該分包薬剤監査装置では、撮影機にて分包袋内の薬剤を撮影する際に、分包袋内の薬剤同士が重なり合っていた場合には、分包袋内の薬剤の状態(例えば、上下に重なり合っている薬剤の上方に撮影機が配置されていて、その重なり合っている薬剤のうち下方の薬剤の状態)を正確に撮影することが困難な場合があり、ひいては、処方箋通りに薬剤が分包袋内に収納されているか否かについて、正確に監査されない場合がある。
本発明は以上の如き状況に鑑みてなされたものであり、処方箋通りに分包袋内に薬剤が収納されているか否かに関する分包袋内の薬剤の状態を、正確に監査することができる分包薬剤監査装置を提供することを課題とする。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
即ち、請求項1においては、分包袋内に収納された複数個の錠剤及び/又はカプセルからなる薬剤を撮影する、単数又は複数の撮影機と、前記撮影機のうち少なくとも1台の撮影機からみて、前記分包袋内の薬剤同士の重なりを解消する重なり解消機構と、を具備し、前記分包袋内の薬剤の状態を監査する、分包薬剤監査装置であって、前記重なり解消機構は、前記薬剤が収納される分包袋を搬送する搬送装置の搬送経路中に設けられ、これを経由して搬送される前記分包袋内の薬剤同士の重なりを解消するように前記搬送装置における搬送方向の下流側が下方または上方に傾斜した傾斜部、で構成されるものである。
請求項2においては、前記重なり解消機構は、前記搬送装置の傾斜部の下流側に配置されて、前記分包袋内の薬剤同士の重なりを解消するように該薬剤をならす、ならし機構を備えるものである。
請求項3においては、前記重なり解消機構は、前記搬送装置で搬送される前記分包袋内の薬剤同士の重なりを解消するように該薬剤を整列させる、整列機構を備えるものである。
請求項4においては、前記整列機構は、前記搬送装置の傾斜部の下流側に配置されるものである。
請求項5においては、前記撮影機にて前記分包袋内の薬剤を撮影する際に、前記分包袋の縁部の少なくとも一部を前記搬送装置の搬送路面に押し付ける、押し付け機構を具備するものである。
請求項6においては、前記撮影機の上流側に配置され、複数の前記分包袋同士が連結される連結部を検出する、検出機を具備し、前記検出機が前記分包袋同士が連結される連結部を検出した情報をもとに、前記撮影機にて前記分包袋内の薬剤を撮影するタイミングを決定するものである。
請求項7においては、前記分包袋内の薬剤を撮影する際に該分包袋内の薬剤に光を照射する照明機が、前記分包袋の上方と下方とにそれぞれ配置されるものである。
請求項8においては、前記画像情報をもとに処方箋通りに分包袋内に薬剤が収納されているか否かについての判定をする、情報処理装置を具備し、前記情報処理装置は、前記処方箋通りに分包袋内に薬剤が収納されているか否かについての判定をする際に、一つの前記薬剤をそれぞれ異なる角度から見た際における該薬剤の色及び形状に関する情報を前記画像情報との対比の基準として、前記基準と前記画像情報とを対比するものである。
請求項9においては、前記薬剤が収納される分包袋に印字される印字の色を、該薬剤の色と異なる色とし、前記情報処理装置は、これが処方箋通りに分包袋内に薬剤が収納されているか否かについての判定をする前に、前記画像情報から、前記印字の色の画像を分離させものである。
請求項10においては、電気通信回線網を通じて、前記薬剤の色及び形状に関する情報である薬剤情報が更新可能に構成されるものである。
請求項11においては、前記撮影機にて撮影した画像情報と、患者に処方される処方箋情報と、を関連付けた記録情報を記憶する記憶装置を具備するものである。
請求項12においては、前記重なり解消機構は、前記分包袋内の薬剤の重なりを解消するように当該分包袋を弛ませることが可能に構成されるものである。
請求項13においては、前記重なり解消機構は、前記薬剤が収納される分包袋を搬送する搬送装置の搬送経路中に設けられるとともに前記傾斜部の下流側および前記撮影機の下流側に配置されて、これを経由して搬送される前記分包袋内の薬剤同士の重なりを解消するように前記傾斜部の傾斜方向と反対方向に傾斜した下流側傾斜部で構成されるものである。
請求項14においては、前記画像情報の歪みを修整可能に構成されるとともに、前記情報処理装置が前記歪みを修整した画像情報をもとに処方箋通りに分包袋内に薬剤が収納されているか否かについての判定をするように構成されるものである。
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
本発明の分包薬剤監査装置によれば、処方箋通りに分包袋内に薬剤が収納されているか否かに関する分包袋内の薬剤の状態を、正確に監査することができる。
本発明の実施例に係る分包薬剤監査装置を用いたシステムの概念図。 分包袋を示した斜視図。 本発明の実施例に係る分包薬剤監査装置を示した側面図。 本発明の実施例に係る分包薬剤監査装置を示した斜視図。 本発明の実施例に係る分包薬剤監査装置を示した拡大側面模式図。 (a)は本発明の実施例に係る分包薬剤監査装置を示した拡大斜模式視図、(b)は分包袋内の薬剤の状態を示した側面図。 (a)は本発明の実施例に係る分包薬剤監査装置のならし機構を示した拡大平面模式図、(b)は本発明の実施例に係る分包薬剤監査装置のならし機構を示した拡大側面模式図。 分包袋内の薬剤の状態を示した側面図。 (a)は本発明の実施例に係る分包薬剤監査装置のならし機構を示した拡大平面模式図、(b)は本発明の実施例に係る分包薬剤監査装置のならし機構を示した拡大側面模式図。 分包袋内の薬剤の状態を示した側面図。 本発明の実施例に係る分包薬剤監査装置の振動機構を示した拡大側面。 分包袋内の薬剤の状態を示した側面図。 (a)は本発明の実施例に係る分包薬剤監査装置の押し付け機構を示した拡大側面模式図、(b)は本発明の実施例に係る分包薬剤監査装置の押し付け機構を示した拡大側面模式図。 (a)は本発明の実施例に係る分包薬剤監査装置の押し付け機構を示した拡大側面模式図、(b)は本発明の実施例に係る分包薬剤監査装置の押し付け機構を示した拡大側面模式図。 本発明の実施例に係る分包薬剤監査装置の検出機を示した拡大側面模式図。 本発明の実施例に係る分包薬剤監査装置を用いたシステムのブロック図。 本発明の実施例に係る分包薬剤監査装置が撮影機の下方に搬送された分包袋内の薬剤の状態を監査する一連の動作を示したフローチャート図。 本発明の実施例に係る分包薬剤監査装置の情報処理装置による処方箋通りに分包袋内に薬剤が収納されているか否かについての判定の詳細な動作を示したフローチャート図。 本発明の実施例に係る分包薬剤監査装置の薬剤情報における複数のパターン情報の例を示した図。 本発明の実施例に係る分包薬剤監査装置において画像情報のうち印字情報に基づく色の画像を分離させる状態を示した概念図。 本発明の実施例に係る分包薬剤監査装置が撮影機の下方に搬送された分包袋内の薬剤の状態を監査する一連の動作を示したフローチャート図。 本発明の実施例に係る分包薬剤監査装置を示した拡大側面模式図。 (a)は本発明の実施例に係る分包薬剤監査装置の整列機構を示した拡大平面模式図、(b)は本発明の実施例に係る分包薬剤監査装置の整列機構を示した拡大側面模式図、(c)は本発明の実施例に係る分包薬剤監査装置の整列機構の上流側整列板を示した拡大正面図、(d)は本発明の実施例に係る分包薬剤監査装置の整列機構の下流側整列板を示した拡大正面図。 (a)は分包袋内の薬剤の状態を示した側面図、(b)は分包袋内の薬剤の状態を示した側面図、(c)は分包袋内の薬剤の状態を示した側面図。 本発明の実施例に係る分包薬剤監査装置が撮影機の下方に搬送された分包袋内の薬剤の状態を監査する一連の動作を示したフローチャート図。 本発明の実施例に係る分包薬剤監査装置の照明機を示した拡大側面模式図。 (a)本発明の実施例に係る分包薬剤監査装置を示した拡大側面模式図、(b)は分包袋を弛ませた状態を示した拡大側面図。 本発明の実施例に係る分包薬剤監査装置が撮影機の下方に搬送された分包袋内の薬剤の状態を監査する一連の動作を示したフローチャート図。 本発明の実施例に係る分包薬剤監査装置を示した拡大側面模式図。 分包袋内の薬剤の状態を示した側面図。 本発明の実施例に係る分包薬剤監査装置が撮影機の下方に搬送された分包袋内の薬剤の状態を監査する一連の動作を示したフローチャート図。 本発明の実施例に係る分包薬剤監査装置を用いたシステムのブロック図。 本発明の実施例に係る分包薬剤監査装置が撮影機の下方に搬送された分包袋内の薬剤の状態を監査する一連の動作を示したフローチャート図。 本発明の実施例に係る分包薬剤監査装置が修整情報を生成する一連の動作を示したフローチャート図。 (a)は修整情報の生成にあたって用いられる修整プレートを示した平面図、(b)は同じく正面図。
次に、本発明の実施形態に係る分包薬剤監査装置1について、図1から図26を用いて説明する。なお、以下において、図中に示す矢印Fは、搬送装置10の搬送方向を示す。
分包薬剤監査装置1は、薬剤分包装置2で収納された分包袋6内の薬剤の状態を監査する装置である。分包薬剤監査装置1は、図1に示すように、有線又は無線でPC3と接続される。以下において薬剤とは、錠剤及び/又はカプセルからなる複数個の薬剤5を示す。
薬剤分包装置2は、PC3に接続され、当該PC3に入力された患者ごとの処方箋に関する情報(処方箋情報74)に基づいて、その筐体内において患者が一回ごとに服用するための薬剤5を、シートから形成した分包袋6内に収納する装置である。
薬剤分包装置2にて薬剤5が収納された分包袋6は、薬剤分包装置2の排出口から排出される。薬剤分包装置2の排出口から排出された薬剤5が収納された分包袋6は、作業者や接続機等を介して、分包薬剤監査装置1の送入口に送入される。
分包袋6は、図2に示すように、帯状のシートの長手方向の縁部同士を合わせるようにして、二つの面体の各縁部同士を張り合わせようにして略面状に構成される。また、分包袋6は、帯状の樹脂素材からなる透明または半透明フィルム材のシートを、薬剤分包装置2においてシートにおける長手方向の縁部同士を重ね合わせるようにこれを二つ折りにし、当該二つ折りにした当該シートにおける長手方向の縁部にヒートシールが、該シートにおける短手方向の所定の部位を所定の間隔を空けてヒートシールがそれぞれ施されて、このようにして、複数の分包袋6同士が帯状に連結されるように構成される。前記複数の分包袋6同士が連結される部分(シートにおける短手方向のヒートシール)は、連結部6aとして構成される。
分包薬剤監査装置1は、処方箋通りに分包袋6内に薬剤5が収納されているか否かに関する薬剤5の状態を監査する装置であり、図3乃至図5に示すように、搬送装置10と、撮影機20と、重なり解消機構30と、を具備する。
分包薬剤監査装置1の搬送装置10は、薬剤5が収納された分包袋6を搬送するためのものである。
分包薬剤監査装置1の撮影機20は、分包袋6内に収納された薬剤5を撮影するものである。
分包薬剤監査装置1の重なり解消機構30は、撮影機20からみて、分包袋6内の薬剤5の重なりを解消する機構である。
図3乃至図5に示すように、分包薬剤監査装置1の搬送装置10は、分包薬剤監査装置1の送入口から分包薬剤監査装置1の排出口に亘って配置される。なお、分包薬剤監査装置1の挿入口は、図3における左方、図4における左下方、図5における下方に配置される。また、分包薬剤監査装置1の排出口は、図3における右方、図4における右上方、図5における上方に配置される。
分包薬剤監査装置1の搬送装置10は、その搬送路11の搬送方向の左方に沿うとともに、搬送路11の路面を中心にして上下にコンベアが配置されて構成される。
分包薬剤監査装置1の搬送装置10は、その上下のコンベアで、帯状に連結される複数の分包袋6における長手方向の一方の縁部(搬送方向に対して左方の縁部)を挟持しながら、これを搬送装置10の搬送方向の上流側から下流側へ搬送するように構成される。分包薬剤監査装置1の搬送装置10における搬送路11の路面は、一部(傾斜部12および段差部13)を除き、略水平な面を有するように構成される。
このように、分包薬剤監査装置1の搬送装置10における搬送路11が構成されることにより、薬剤5が収納される分包袋6における面体のうち一方の面体が略水平となるようにして、分包袋6は搬送される。
分包薬剤監査装置1の搬送装置10の搬送経路中(搬送路11)には、重なり解消機構30の一部として構成される傾斜部12が設けられる。
分包薬剤監査装置1の搬送装置10の傾斜部12は、撮影機20の上流側に配置される。
分包薬剤監査装置1の搬送装置10の傾斜部12は、当該傾斜部12を経由して搬送される分包袋6内の薬剤5の重なりを解消するように搬送装置10の搬送方向の下流側が下方に傾斜した傾斜面で構成される(図6(a)参照)。傾斜部12の傾斜角度は、当該傾斜部12を経由して搬送される分包袋6内の薬剤5の重なりを解消するような角度であって、当該傾斜部12を経由して搬送される分包袋6内の薬剤5同士が重ならないような角度に構成される。
搬送装置10の傾斜部12を搬送中に、分包袋6内で重なった状態となった薬剤5のうち上側の薬剤5が滑り落ちる。このように、搬送装置10の搬送経路中に傾斜部12が設けられて、薬剤5を収納した分包袋6が当該傾斜部12を経由して搬送されることにより、分包袋6内の薬剤5の重なりが解消されることとなる(図6(b)参照)。そして、分包薬剤監査装置1の搬送装置10における傾斜部12の下流側に配置される撮影機20にて、前記重なりが解消された状態の分包袋6内の薬剤5を撮影することができる。
したがって、分包薬剤監査装置1によれば、処方箋通りに分包袋6内に薬剤5が収納されているか否かに関する分包袋6内の薬剤5の状態を、正確に監査することができる。
またこのように、搬送装置10の搬送経路中に傾斜部12が設けられて、薬剤5を収納した分包袋6が搬送装置10の傾斜部12を経由して搬送されることにより、分包袋6内の薬剤5は、その分包袋6内において搬送装置10の搬送方向の下流側に寄せ集められることとなる(図6(b)参照)。
分包薬剤監査装置1の撮影機20は、その搬送装置10の搬送路11の上方に配置される。
分包薬剤監査装置1の撮影機20は、その搬送装置10の搬送路11上の分包袋6内の薬剤5を撮影してこれを画像情報73とするものであり、その撮影面が搬送装置10の搬送路11における路面と平行となるように、搬送装置10の搬送路11の上方に配置される。撮影機20の近傍には、分包袋6に向けて光を照射して、撮影機20による当該分包袋6内の薬剤5の撮影を容易にするための照明機21が配置される。
分包薬剤監査装置1は、その撮影機20の下方に薬剤5が収納された分包袋6が搬送された際に、その搬送装置10における分包袋6の搬送動作が停止して、その撮影機20が分包袋6内の薬剤5を撮影するように構成される。
そして、分包薬剤監査装置1は、その撮影機20が分包袋6内の薬剤5を撮影して、分包袋6内の薬剤5の状態の監査を終えると、前記搬送動作が停止していた搬送装置10による分包袋6の搬送動作が再開されて、前記監査を終えた薬剤5が収納された分包袋6をその搬送方向の下流側に搬送するように構成される。
分包薬剤監査装置1の重なり解消機構30は、その撮影機20からみて分包袋6内の薬剤5の重なりを解消する機構であり、搬送装置10の傾斜部12に加えて、ならし機構31と、振動機構34と、備える。
分包薬剤監査装置1の重なり解消機構30のならし機構31は、その搬送装置10の傾斜部12の下流側に配置されて、その撮影機20からみて、分包袋6内の薬剤5の重なりを解消するように該薬剤5をならす機構である。
分包薬剤監査装置1の重なり解消機構30の振動機構34は、その撮影機20からみて、分包袋6内の薬剤5の重なりを解消するように該薬剤5を振動させる機構である。
分包薬剤監査装置1の重なり解消機構30のならし機構31は、その撮影機20の上流側に配置される。
分包薬剤監査装置1の重なり解消機構30のならし機構31は、図7に示すように、分包袋6内の薬剤5をならすならし用の板体32・32・・・を複数個有する。分包薬剤監査装置1の重なり解消機構30のならし機構31は、搬送される分包袋6にその板体32・32・・・が接触して、当該分包袋6内において重なっている薬剤5がならされるように構成される。
分包薬剤監査装置1のならし機構31の板体32は、平板状の部材であって、その搬送装置10の搬送路11の上方に、搬送装置10の搬送方向に対して垂直方向にその搬送路11を亘るようにして配置される。
分包薬剤監査装置1のならし機構31の板体32は、その上部を軸として搬送装置10の搬送方向に対して上流側方向と下流側方向とに回動可能に構成される。分包薬剤監査装置1のならし機構31の板体32は、その下端が、搬送装置10の搬送路11の路面から、少なくとも分包袋6内の1個の薬剤5の厚み分の間隔を空けるようにして、当該搬送路11の上方に配置される。
分包薬剤監査装置1のならし機構31の複数の板体32・32・・・は、搬送装置10の搬送方向に対して上流側から順にそれぞれ配置される。
そして、分包薬剤監査装置1のならし機構31は、薬剤5が収納された分包袋6が搬送されてくると、機構31の板体32・32・・・が、その上流側に配置されるものから順次、分包袋6の上面に接触して、分包薬剤監査装置1の搬送装置10の傾斜部12で、分包袋6内において下流側に寄せ集められた薬剤5が、分包袋6内において下流側から上流側にならされていくこととなる(図8参照)。そして、前記ならされた状態の薬剤5が収納された分包袋6は、分包薬剤監査装置1のならし機構31の下流側に配置される撮影機20の下方に搬送されて、当該撮影機20にて、前記重なりが解消された状態の分包袋6内の薬剤5を撮影することができる。
このように、分包薬剤監査装置1が、搬送装置10の傾斜部12の下流側に配置されて分包袋6内の薬剤5の重なりを解消するように当該薬剤5をならすならし機構31を備える重なり解消機構30を具備することにより、重なり解消機構30の傾斜部12によって分包袋6内の薬剤5の重なりが解消されていない場合であっても、重なりが解消された状態の分包袋6内の薬剤5を、その撮影機20にて撮影することができる。
したがって、分包薬剤監査装置1によれば、処方箋通りに分包袋6内に薬剤5が収納されているか否かに関する分包袋6内の薬剤5の状態を、より正確に監査することができる。
なお、分包薬剤監査装置1のならし機構31は、その板体32に重りを設けて構成してもよい。
また、分包薬剤監査装置1のならし機構31は、その板体32を単数有するように構成してもよい。
また、分包薬剤監査装置1の重なり解消機構30のならし機構31は、図9に示すように、ならし用の板体32に代えて、分包袋6内の薬剤5をならすならし用の棒体33を有する構成としてもよい。
分包薬剤監査装置1のならし機構31の棒体33は、円柱状の部材であって、その搬送装置10の搬送路11の上方に、搬送装置10の搬送方向に対して垂直方向にその搬送路11を亘るようにして配置される。
分包薬剤監査装置1のならし機構31の棒体33は、搬送装置10の搬送方向の上流側と下流側とを移動可能に構成される。分包薬剤監査装置1のならし機構31の棒体33は、分包袋6の搬送方向において当該分包袋6との接触面が対向する向きに回転するように構成される。分包薬剤監査装置1のならし機構31の棒体33は、これが回転した状態で、搬送装置10の搬送路11の路面から、少なくとも分包袋6内の1個の薬剤5の厚み分の間隔を空けて、当該搬送路11の上方に配置される。
そして、分包薬剤監査装置1のならし機構31は、薬剤5が収納された分包袋6が搬送されてくると、その棒体33が回転しながら搬送装置10の下流側から上流側に移動するように構成される。この際、回転しながら上流側に移動するならし機構31の棒体33が分包袋6の上面に接触して、分包薬剤監査装置1の搬送装置10の傾斜部12で、分包袋6内での下流側で重なった状態となった薬剤5が、分包袋6内において下流側から上流側にならされていくこととなる(図10参照)。そして、前記ならされた状態の薬剤5が収納され分包袋6が、分包薬剤監査装置1のならし機構31の下流側に配置される撮影機20の下方に搬送されて、当該撮影機20にて、前記重なりが解消された状態の分包袋6内の薬剤5を撮影することができる。
このように、分包薬剤監査装置1が、搬送装置10の傾斜部12の下流側に配置されて分包袋6内の薬剤5の重なりを解消するように当該薬剤5をならすならし機構31を備える重なり解消機構30を具備することにより、重なり解消機構30の傾斜部12によって分包袋6内の薬剤5の重なりが解消されていない場合であっても、重なりが解消された状態の分包袋6内の薬剤5を、その撮影機20にて撮影することができる。
したがって、分包薬剤監査装置1によれば、処方箋通りに分包袋6内に薬剤5が収納されているか否かに関する分包袋6内の薬剤5の状態を、より正確に監査することができる。
なお、分包薬剤監査装置1のならし機構31の棒体33は、一つの分包袋6内の薬剤5をならし終えると、その搬送装置10の搬送方向の上流側から下流側に移動するように構成される。
また、分包薬剤監査装置1の重なり解消機構30のならし機構31における棒体33は、搬送される分包袋6にその棒体33が接触して、該分包袋6内において重なっている薬剤5がならされるように構成されればよく、回転可能に構成されず、また、搬送装置10の搬送方向の上流側と下流側とを移動可能に構成されずに、固定されない構成としてもよい。
分包薬剤監査装置1の重なり解消機構30のならし機構31における棒体33の形状は、これが回転した際に、搬送される分包袋6にその棒体33が接触して、該分包袋6内において重なっている薬剤5がならされるような形状であればよく、例えば、平板状や角柱状であってもよい。
分包薬剤監査装置1の重なり解消機構30の振動機構34は、図3から図5に示すように、そのならし機構31の下流側であって、その撮影機20の下方に配置される。
分包薬剤監査装置1の重なり解消機構30の振動機構34は、図11に示すように、薬剤5が収納される分包袋6を振動させる振動用の棒体35を有する。分包薬剤監査装置1の振動機構34の棒体35は、搬送される分包袋6を当該棒体35によって振動させて、分包袋6内の薬剤5の重なりを解消するように構成される。
分包薬剤監査装置1の振動機構34の棒体35は、円柱状の部材における側面の一部をその長手方向に沿って切り欠いたような部材である。分包薬剤監査装置1の振動機構34の棒体35は、その側面が切欠かれて当該側面に角部を有するように形成されて、これが回転しながら分包袋6に接触することによって分包袋6に振動を与えることができるような形状に形成される。分包薬剤監査装置1の振動機構34の棒体35は、円柱の側面において対角となる位置に、それぞれその長手方向に沿って二ヶ所の切欠きが形成されて構成される。
ここで、分包薬剤監査装置1の撮影機20の下方における搬送装置10の搬送路11は、その搬送方向に対して右側を残して、下方に凹状に窪む段差部13が形成されている。そして、薬剤5が収納される分包袋6は、前記撮影機20の下方における段差部13が形成されない搬送装置10の搬送路11の右側に、分包袋6における搬送装置10の搬送方向に対して右側が載った状態で、前記搬送路11の段差部13上を搬送される。
分包薬剤監査装置1の振動機構34の棒体35は、その搬送装置10の搬送路11の段差部13に、その搬送装置10の搬送方向に対して垂直方向にその搬送路11の段差部13を亘るようにして配置される。
分包薬剤監査装置1の振動機構34の棒体35は、搬送装置10の搬送路11の段差部13において、その搬送方向の上流側と下流側とを移動可能なように構成される。分包薬剤監査装置1の振動機構34の棒体35は、分包袋6の搬送方向において当該分包袋6との接触面が対向する向きに回転するように構成される。分包薬剤監査装置1の振動機構34の棒体35は、これが回転した状態で、搬送装置10の搬送路11の段差部13上に搬送された分包袋6搬の下面に当接して分包袋6に振動を与え、分包袋6内の薬剤5の重なりを解消することができるような位置に配置される。
また、分包薬剤監査装置1の振動機構34は、ならし機構31によって分包袋6内の薬剤5の重なりが解消されていない場合に、その棒体35が回転しながら搬送装置10の下流側から上流側に移動するように構成される。この際、回転しながら上流側に移動する振動機構34の棒体35が分包袋6の下面に接触して分包袋6に振動を与えて、分包袋6内の薬剤5の重なりを解消させる(図12参照)。そして、分包薬剤監査装置1の撮影機20にて、前記重なりが解消された状態の分包袋6内の薬剤5を撮影することができる。
なお、分包薬剤監査装置1の振動機構34の棒体35は、分包袋6を振動し終えると、上流側から下流側に移動するように構成される。
このように、分包薬剤監査装置1が、前記分包袋6内の薬剤5の重なりを解消するように当該薬剤5を振動させる振動機構34を備える重なり解消機構30を具備することにより、重なりが解消された状態の分包袋6内の薬剤5を、その撮影機20にて撮影することができる。
したがって、分包薬剤監査装置1によれば、処方箋通りに分包袋6内に薬剤5が収納されているか否かに関する分包袋6内の薬剤5の状態を、正確に監査することができる。
また、分包薬剤監査装置1の重なり解消機構30の振動機構34は、そのならし機構31の下流側に配置される。
このため、分包薬剤監査装置1は、重なり解消機構30のならし機構31によって分包袋6内の薬剤5の重なりが解消されていない場合であっても、その振動機構34によって、分包袋6内の薬剤5の重なりを解消させて、重なりが解消された状態の分包袋6内の薬剤5を、その撮影機20にて確実に撮影することができる。
したがって、分包薬剤監査装置1によれば、処方箋通りに分包袋6内に薬剤5が収納されているか否かに関する分包袋6内の薬剤5の状態を、より正確に監査することができる。
なお、分包薬剤監査装置1の重なり解消機構30の振動機構34は、そのならし機構31の下流側に配置されることに限定されるものではなく、ならし機構31の下方に配置されてもよい。
分包薬剤監査装置1の重なり解消機構30の振動機構34におけるの棒体35は、搬送される分包袋6を当該棒体35によって振動させて、分包袋6内の薬剤5の重なりを解消するように構成されればよく、搬送装置10の搬送方向の上流側と下流側とを移動可能に構成されなくてもよい。
分包薬剤監査装置1の重なり解消機構30の振動機構34における棒体35の形状は、搬送される分包袋6を当該棒体35によって振動させて、分包袋6内の薬剤5の重なりを解消するような形状であればよく、例えば、平板状や角柱状であってもよい。
ここで、分包薬剤監査装置1の撮影機20で分包袋6内の薬剤5を撮影する際に、分包袋6の縁部が浮き上がっていると、分包袋6内で薬剤5が傾いて、分包袋6内の薬剤5が正確に撮影されず、分包袋6内の薬剤5の状態が正確に監査されない場合がある。
分包薬剤監査装置1は、その撮影機20にて分包袋6内の薬剤5を撮影する際に、分包袋6の縁部の少なくとも一部を前記搬送装置10の搬送路11の路面に押し付ける、押し付け機構40を具備する。
分包薬剤監査装置1の押し付け機構40は、図13に示すように、上流側押し付け体41と、下流側押し付け体42と、から構成される。
上流側押し付け体41と下流側押し付け体42とは、その搬送装置10の搬送路11の上方に、撮影機20をはさむようにしてそれぞれ配置される。分包薬剤監査装置1の押し付け機構40における上流側押し付け体41は、撮影機20の上流側に配置される。分包薬剤監査装置1の押し付け機構40における下流側押し付け体42は、撮影機20の下流側に配置される。
分包薬剤監査装置1の上流側押し付け体41及び下流側押し付け体42は、それぞれ板状の部材である。分包薬剤監査装置1の上流側押し付け体41および下流側押し付け体42は、搬送装置10の搬送方向に対して垂直方向にその搬送路11を亘るようにしてそれぞれ配置される。分包薬剤監査装置1の上流側押し付け体41および下流側押し付け体42は、それぞれ上下移動可能に構成される。
分包薬剤監査装置1の上流側押し付け体41は、これが下方に移動した際に、その下面にて、薬剤5が収納される分包袋6の上流側の縁部を搬送装置10の搬送路11の路面に押し付けるように構成される。分包薬剤監査装置1の下流側押し付け体42は、これが下方に移動した際に、その下面にて、薬剤5が収納される分包袋6の下流側の縁部を搬送装置10の搬送路11の路面に押し付けるように構成される。
そして、分包薬剤監査装置1の上流側押し付け体41および下流側押し付け体42は、搬送装置10で搬送された分包袋6が撮影機20で撮影するための所定の位置(撮影機20の下方)に下に搬送された際に、それぞれ下方に移動するように設定されている。このようにして、分包薬剤監査装置1では、その撮影機20が分包袋6内の薬剤5を撮影する際に、分包袋6の上流側の縁部をその上流側押し付け体41にて搬送装置10の搬送路11の路面に押し付けるとともに、分包袋6の下流側の縁部をその下流側押し付け体42にて搬送装置10の搬送路11の路面に押し付けた状態となる(図13(b)参照)。
このように、分包薬剤監査装置1が、撮影機20にて分包袋6内の薬剤5を撮影する際に、前記分包袋6の縁部の少なくとも一部を前記搬送装置10の搬送路11の路面に押し付ける、押し付け機構40を具備することにより、撮影機20にて分包袋6内の薬剤5を撮影する際に、分包袋6の縁部が浮き上がることによって分包袋6内で薬剤5が傾いた状態となることを防止することができる。よって、分包薬剤監査装置1によれば、分包袋6内の薬剤5を正確に撮影して、分包袋6内の薬剤5の状態を正確に監査することができる。
また、分包薬剤監査装置1の押し付け機構40は、分包袋6の上流側の縁部および下流側の縁部を搬送装置10の搬送路11の路面に押し付けた際に、分包袋6を上流側と下流側とに引っ張るように構成してもよい。
詳細には、図14に示すように、分包薬剤監査装置1の押し付け機構40の上流側押し付け体41は、弾性変形する素材からなる部材であって、その下端が上流側を向くように形成される。分包薬剤監査装置1の押し付け機構40の下流側押し付け体42は、弾性変形する素材からなる部材であって、その下端が下流側を向くように形成される。
分包薬剤監査装置1の上流側押し付け体41は、これが下方に移動してその下面にて薬剤5が収納される分包袋6の上流側の縁部を搬送装置10の搬送路11の路面に押し付けた際に、押し付け体41の下端部が上流側を向くように弾性変形して分包袋6を上流側に引っ張るように構成される。
分包薬剤監査装置1の下流側押し付け体42は、これが下方に移動してその下面にて薬剤5が収納される分包袋6の下流側の縁部を搬送装置10の搬送路11の路面に押し付けた際に、押し付け体42の下端部が下流側を向くように弾性変形して分包袋6を上流側に引っ張るように構成される。
そして、分包薬剤監査装置1では、その撮影機20が分包袋6内の薬剤5を撮影する際に、分包袋6の上流側の縁部をその上流側押し付け体41にて搬送装置10の搬送路11の路面に押し付けるとともに、分包袋6の下流側の縁部をその下流側押し付け体42にて搬送装置10の搬送路11の路面に押し付け押えた状態としつつ、分包袋6を上流側と下流側とに引っ張った状態となる(図14(b)参照)。
このように、分包薬剤監査装置1によれば、分包袋6の上流側の縁部および下流側の縁部を搬送装置10の搬送路11の路面に押し付けた際に分包袋6を上流側と下流側とに引っ張って、分包袋6の縁部が浮き上がることによって分包袋6内で薬剤5が傾いた状態となることを確実に防止して、分包袋6内の薬剤5の状態をより正確に監査することができる。
なお、分包薬剤監査装置1の押し付け機構40は、分包袋6の縁部の少なくとも一部を搬送装置10の搬送路11の路面に押し付けるような機構であればよく、例えば、薬剤5が収納される分包袋6の搬送方向の左方側の縁部と右方側の縁部とを搬送装置10の搬送路11の路面に押し付ける構成や、薬剤5が収納される分包袋6の薬剤5が収納される分包袋6の四隅を搬送装置10の搬送路11の路面に押し付ける構成であってもよい。
分包薬剤監査装置1の押し付け機構40における上流側押し付け体41及び下流側押し付け体42は、それぞれ板状の部材であることに限定されるものではなく、分包袋6の縁部の少なくとも一部を前記搬送装置10の搬送路11の路面に押し付けるような形状の部材であればよく、例えば、円柱状の部材や角柱状の部材であってもよい。
分包薬剤監査装置1は、その撮影機20の上流側に配置されて、その搬送装置10で搬送される分包袋6同士の連結部6aを検出する、検出機50を具備する。
分包薬剤監査装置1の検出機50は、図15に示すように、搬送装置10の搬送路11の上方に配置される投光部51と、搬送される分包袋6を投光部51との間に位置するように搬送装置10の搬送路11上に配置される受光部52と、で構成される。検出機50の投光部51は、その受光部52に向けて光を照射するように構成され、検出機50の受光部52は、その投光部51から照射された光を受光するように構成される。
分包薬剤監査装置1の検出機50の投光部51は、その撮影機20の上流側において、その搬送装置10で搬送される分包袋6に、光を照射する。そして、分包薬剤監査装置1の検出機50の受光部52は、分包袋6同士の連結部6aに前記光が照射されて、当該連結部6aを透過した光を受光する。このようにして、検出機50は、その受光部52が連結部6aを透過した光を受光した際に、その撮影機20の上流側において、当該連結部6aを検出するように構成される。なお、分包袋6同士の連結部6aは、シートにヒートシールが施されている部分であるため、分包袋6における薬剤5が収納されている部分と透過率が異なる。係る透過率の違いにより、検出機50が分包袋6同士の連結部6aを検出するように構成される。
分包薬剤監査装置1は、その検出機50が分包袋6同士の連結部6aを検出した情報をもとに、その撮影機20にて分包袋6内の薬剤5を撮影するタイミングを決定するように構成される。
分包薬剤監査装置1は、その検出機50が分包袋6同士の連結部6aを検出してから所定の時間経過後に、その搬送装置10が停止するとともに、その撮影機20が分包袋6内の薬剤5を撮影するように設定されている。このようにして、分包薬剤監査装置1は、その撮影機20にて分包袋6内の薬剤5を撮影するタイミングを決定するように構成される。
なお、前記所定の時間とは、その検出機50が分包袋6同士の連結部6aを検出した後、その撮影機20が分包袋6内の薬剤5を撮影することができるような位置に当該分包袋6が搬送されるまでの時間を示す。
このように、分包薬剤監査装置1が、その撮影機20の上流側に配置され、分包袋6同士の連結部6aを検出する検出機50を具備し、その検出機50が分包袋6同士の連結部6aを検出した情報をもとにその撮影機20にて分包袋6内の薬剤5を撮影するタイミングを決定することにより、撮影機20よる分包袋6内の薬剤5の誤撮影を防止することができる。
また、分包薬剤監査装置1は、図16に示すように、情報処理装置60と記憶装置70とを具備する。
分包薬剤監査装置1の情報処理装置60は、画像情報73をもとに処方箋通りに分包袋6内に薬剤5が収納されているか否かについての判定をするものである。画像情報73とは、分包薬剤監査装置1が、その撮影機20にて撮影した分包袋6内の薬剤5の画像に関する情報である。
分包薬剤監査装置1の記憶装置70とは、種々のデータを記憶するとともに、前記種々のデータを出力するためのものである。分包薬剤監査装置1の記憶装置70は、RAM(Random Access Memory:ランダムアクセスメモリ)、ROM(Read Only Memory:読み出し専用メモリ)、HDD(Hard Disc Drive)等により構成される。
分包薬剤監査装置1の記憶装置70には、予め、薬剤情報71が記憶されている。
薬剤情報71は、薬剤5の色及び形状に関する情報である。また、薬剤情報71は、分包薬剤監査装置1の情報処理装置60が処方箋通りに分包袋6内に薬剤5が収納されているか否かについての判定をする際に、画像情報73との対比の基準となる基準情報とされる。複数の種類の薬剤5についての薬剤情報71が、分包薬剤監査装置1の記憶装置70に記憶されている。前記複数の種類の薬剤5についての薬剤情報71のうち、一つの種類の薬剤5についての薬剤情報71は、処方箋情報74の一つの種類情報75ごとに関連付けられている。
分包薬剤監査装置1の撮影機20によって分包袋6内の薬剤5が撮影されるごとにより、分包薬剤監査装置1の記憶装置70に画像情報73が記憶される。
画像情報73は、撮影機20にて撮影した前記分包袋6内の薬剤5の画像に関する情報である。
患者ごとの処方箋に関する情報がPC3に入力されることにより、当該PC3を介して、分包薬剤監査装置1の記憶装置70に処方箋情報74が記憶される。
処方箋情報74は、患者ごとの処方箋に関する情報であり、種類情報75と、数量情報76と、患者情報77と、日付情報78と、を有する。
処方箋情報74の種類情報75は、患者ごとの処方箋における、分包袋6に収納される薬剤5の種類に関する情報である。処方箋情報74の数量情報76は、患者ごとの処方箋における、分包袋6に収納される薬剤5の種類ごとの数量に関する情報である。処方箋情報74の患者情報77は、その処方箋についての患者の氏名や生年月日に関する情報である。処方箋情報74の日付情報78は、処方箋にしたがって薬剤5が処方された日付に関する情報である。
前記一つの種類の薬剤5についての薬剤情報71は、複数のパターン情報72・72・・・で構成される。
前記薬剤情報71における複数のパターン情報72・72・・・のうち、一つのパターン情報72は、ある角度からその薬剤5を見た際におけるその薬剤5の色及び形状に関する情報である。
前記薬剤情報71における複数のパターン情報72・72・・・は、一つの薬剤5をそれぞれ異なる角度から見た際における当該薬剤5の色及び形状に関する情報である。
前記薬剤情報71における複数のパターン情報72・72・・・は、例えば一つの薬剤5における、平面視の色及び形状に関するパターン情報72aや、側面視の色及び形状に関するパターン情報72bや、斜視の色及び形状に関するパターン情報72c、等で構成される(図19参照)。
薬剤情報71における複数のパターン情報72・72・・・のそれぞれは、分包薬剤監査装置1の情報処理装置60が処方箋通りに分包袋6内に薬剤5が収納されているか否かについての判定をする際において、画像情報73との対比回数が増えるごとに、画像情報73との対比の基準とされる基準情報となるパターン情報72が任意に設定された順番に従って追加されるように設定される。
例えば、図19に示す一つの薬剤5における平面視の色及び形状に関するパターン情報72a、これの側面視の色及び形状に関するパターン情報72b、これの斜視の色及び形状に関するパターン情報72c、の順に基準情報となるパターン情報72が増えるように設定される。
次に、分包薬剤監査装置1が、その撮影機20の下方に搬送された分包袋6内の薬剤5の状態を監査する一連の動作について、図17を用いて説明する。なお以下において、「i」は変数とする。
図17に示すステップS10において、分包薬剤監査装置1の情報処理装置60は、「i」に「0」を代入する。
前記処理を行った後、ステップS20に移行する。
図17に示すステップS20において、分包薬剤監査装置1の撮影機20の下方に薬剤5が収納された分包袋6が搬送されてその搬送装置10の搬送動作が停止した際に、その撮影機20が分包袋6内の薬剤5を撮影してこれを画像情報73として、当該画像情報73を記憶装置70に記憶する。
前記処理を行った後、ステップS30に移行する。
図17に示すステップS30において、分包薬剤監査装置1の情報処理装置60は、処方箋通りに分包袋6内に薬剤5が収納されているか否かについての判定をする。
この際、分包薬剤監査装置1の情報処理装置60は、ステップS20で取得した画像情報73をもとに、処方箋通りに分包袋6内に薬剤5が収納されているか否かについての判定をする。
係る判定は、分包薬剤監査装置1の情報処理装置60が、分包袋6内の薬剤5の種類が処方箋通りか否か、および、分包袋6内の薬剤5の種類ごとの数量が処方箋通りか否か、を判定することによって、おこなわれる。
分包袋6内の薬剤5の種類が処方箋通りか否かについての判定と、分包袋6内の薬剤5の種類ごとの数量が処方箋通りか否かについての判定とのうち、いずれか一方でも処方箋通りでないと判定された場合には、分包薬剤監査装置1の情報処理装置60は、処方箋通りに分包袋6内に薬剤5が収納されていないと判定をする。
分包薬剤監査装置1の情報処理装置60による判定結果が、処方箋通りに分包袋6内に薬剤5が収納されているとするものであった場合には、ステップS70に移行する。
分包薬剤監査装置1の情報処理装置60による判定結果が、処方箋通りに分包袋6内に薬剤5が収納されていないとするものであった場合には、ステップS40に移行する。
図17に示すステップS40において、分包薬剤監査装置1の情報処理装置60は、「i」に「1」を代入し、ステップS50に移行する。
図17に示すステップS50において、分包薬剤監査装置1の情報処理装置60は、「i」が「3」以上であるか否かを判定する。
分包薬剤監査装置1の情報処理装置60による判定結果が、「i」が「3」以上であるとするものである場合には、ステップS80に移行する。
分包薬剤監査装置1の情報処理装置60による判定結果が、「i」が「3」以上でないとするものであった場合には、ステップS60に移行する。
図17に示すステップS60において、分包薬剤監査装置1の情報処理装置60は、その振動機構34を稼動させる。
上記処理を行った後、ステップS20に移行する。
このようにして分包薬剤監査装置1は、その撮影機20が分包袋6内の薬剤5を撮影してこれを画像情報73とする機会(ステップS20)が最大3度あり、その振動機構34を稼動させる機会(ステップS60)が最大2度あるように設定される。
このようにして、分包薬剤監査装置1の重なり解消機構30の振動機構34は、ならし機構31によって分包袋6内の薬剤5の重なりが解消されていない場合に稼動するように構成される。したがって、分包薬剤監査装置1によれば、処方箋通りに分包袋6内に薬剤5が収納されているか否かに関する分包袋6内の薬剤5の状態を、より正確に且つ効率よく、監査することができる。
またこのように、分包薬剤監査装置1の重なり解消機構30(振動機構34)が、撮影機20の下方に配置されて、複数回稼動する機会があるように構成されことにより、より確実に、重なりが解消された状態の分包袋6内の薬剤5をその撮影機20にて撮影することができる。
したがって、分包薬剤監査装置1によれば、処方箋通りに分包袋6内に薬剤5が収納されているか否かに関する分包袋6内の薬剤5の状態を、より正確に監査することができる。
図17に示すステップS70において、情報処理装置60は、処方箋通りに分包袋6内に薬剤5が収納されているという監査結果に基づく監査情報を、PC3に送信する。
図17に示すステップS80において、情報処理装置60は、処方箋通りに分包袋6内に薬剤5が収納されていないという監査結果に基づく監査情報を、PC3に送信する。
PC3に送信された前記監査情報は、PC3の画面に所定の方法で表示される。前記所定の方法により監査情報をPC3の画面に所定の方法で表示することとは、例えば、PC3に送信された監査情報が、処方箋通りに分包袋6内に薬剤5が収納されているという監査結果に基づく場合には「Y」を、処方箋通りに分包袋6内に薬剤5が収納されていないという監査結果に基づく場合には「N」を、PC3の画面にそれぞれ表示するようにPC3を設定することによりおこなう。
このように鑑定結果をPC3の画面に表示することにより、作業者は当該鑑定情報をPC3の画面に表示される前記鑑定情報を確認するだけで、処方箋通りに分包袋6内に薬剤5が収納されているか否かについて判断することができる。
なお、分包薬剤監査装置1が、処方箋通りに分包袋6内に薬剤5が収納されているか否かについての所定のマーキングを分包袋6におこなうマーキング機能を具備するように構成してもよい。
次に、分包薬剤監査装置1における、分包薬剤監査装置1の情報処理装置60による処方箋通りに分包袋6内に薬剤5が収納されているか否かについての判定(ステップS30)の、詳細な動作について、図18を用いて説明する。
図18に示すステップS31において、分包薬剤監査装置1の情報処理装置60は、分包袋6内の薬剤5の種類が処方箋通りか否かについての判定をする。分包薬剤監査装置1の情報処理装置60による分包袋6内の薬剤5の種類が処方箋通りか否かについての判定は、情報薬剤情報71のパターン情報72を画像情報73との対比の基準となる基準情報として、当該基準情報と画像情報73と対比することによっておこなう。
前記分包袋6内の薬剤5の種類が処方箋通りか否かについての判定においては、まず、分包薬剤監査装置1の情報処理装置60が、その記憶装置70から、処方箋情報74の種類情報75に関連付けられた薬剤情報71における複数のパターン情報72・72・・・のうち、画像情報73との対比が第一順目の際に基準情報とされるように設定されたパターン情報72を取得する。例えば、薬剤情報71における複数のパターン情報72a・72b・72c・・・のうち、一つの薬剤5における平面視の色及び形状に関するパターン情報72a(図19参照)を取得する。
そして、分包薬剤監査装置1の情報処理装置60が取得した、当該第一順目のパターン情報72は、ステップS20で取得した画像情報73と対比する際の第一順目の基準情報となる第一基準情報とされる。
さらに、分包薬剤監査装置1の情報処理装置60は、当該第一基準情報と、ステップS20で取得した画像情報73と、を対比することによって、処方箋情報74の種類情報75と前記画像情報73とが一致しているか否かの判定(分包袋6内に薬剤5の種類が処方箋通りか否かについての判定)をする。
分包薬剤監査装置1の情報処理装置60による判定結果が、分包袋6内に薬剤5の種類が処方箋通りである場合には、ステップS33に移行する。
分包薬剤監査装置1の情報処理装置60による判定結果が、分包袋6内に薬剤5の種類が処方箋通りでない場合には、ステップS32に移行する。
図18に示すステップS32において、分包薬剤監査装置1の情報処理装置60は、さらに、分包袋6内に薬剤5の種類が処方箋通りか否かについての判定をする。
分包薬剤監査装置1の情報処理装置60は、その記憶装置70から、処方箋情報74の種類情報75に関連付けられた薬剤情報71における複数のパターン情報72・72・・・のうち、画像情報73との対比が第二順目の際に追加されるように設定されたパターン情報72を取得する。例えば、薬剤情報71における複数のパターン情報72a・72b・72c・・・のうち、一つの薬剤5における側面視の色及び形状に関するパターン情報72b(図19参照)と、当該一つの薬剤5における斜視の色及び形状に関するパターン情報72c(図19参照)と、を取得する。
そして、分包薬剤監査装置1の情報処理装置60は、ステップS31で用いた第一基準情報に、前記第二順目の際に追加されるように設定されたパターン情報72を加えて、ステップS20で取得した画像情報73と対比する際の第二順目の基準情報となる第二基準情報を生成する。
さらに、分包薬剤監査装置1の情報処理装置60は、当該第二基準情報と、ステップS20で取得した画像情報73と、を対比することによって、処方箋情報74の種類情報75と前記画像情報73とが一致しているか否かの判定をする。このようにして、分包薬剤監査装置1の情報処理装置60は、分包袋6内に薬剤5の種類が処方箋通りか否かについての判定をする。
分包薬剤監査装置1の情報処理装置60による判定結果が、分包袋6内に薬剤5の種類が処方箋通りである場合には、ステップS34に移行する。
分包薬剤監査装置1の情報処理装置60による判定結果が、分包袋6内に薬剤5の種類が処方箋通りでない場合には、ステップS37に移行する。
図18に示すステップS33において、分包薬剤監査装置1の情報処理装置60は、分包袋6内の薬剤5の種類ごとの数量を特定する。分包薬剤監査装置1の情報処理装置60は、ステップS31で用いた第一基準情報と、ステップS20で取得した画像情報73と、を対比することによって、分包袋6に収納された薬剤5の種類ごとの数量を特定して、数量判定情報を生成する。
上記処理を行った後、ステップS35に移行する。
図18に示すステップS34において、分包薬剤監査装置1の情報処理装置60は、分包袋6内の薬剤5の種類ごとの数量を特定する。分包薬剤監査装置1の情報処理装置60は、ステップS32で生成した第二基準情報と、ステップS20で取得した画像情報73と、を対比することによって、分包袋6に収納された薬剤5の種類ごとの数量を特定して、数量特定情報を生成する。
上記処理を行った後、ステップS35に移行する。
図18に示すステップS35において、分包薬剤監査装置1の情報処理装置60は、分包袋6内の薬剤5の種類ごとの数量が処方箋通りか否かについての判定をする。
分包薬剤監査装置1の情報処理装置60は、記憶装置70内の処方箋情報74の数量情報76と、ステップS33またはステップS34で生成した数量特定情報と、を対比することによって、処方箋情報74の数量情報76と数量特定情報とが一致しているか否かの判定をする。このようにして、分包薬剤監査装置1の情報処理装置60は、分包袋6内に薬剤5の種類ごとの数量が処方箋通りか否かについての判定をする。
分包薬剤監査装置1の情報処理装置60による判定結果が、分包袋6内に薬剤5の種類ごとの数量が処方箋通りである場合には、ステップS36に移行する。
分包薬剤監査装置1の情報処理装置60による判定結果が、分包袋6内に薬剤5の種類が処方箋通りでない場合には、ステップS37に移行する。
図18に示すステップS36においては、分包薬剤監査装置1の情報処理装置60による判定結果が、処方箋通りに分包袋6内に薬剤5が収納されているとするものであった場合として、図17におけるステップS70に移行する。
図18に示すステップS37においては、分包薬剤監査装置1の情報処理装置60による判定結果が、処方箋通りに分包袋6内に薬剤5が収納されていないとするものであった場合としてステップS40に移行する。
このように、分包薬剤監査装置1の情報処理装置60は、前記処方箋通りに分包袋6内に薬剤5が収納されているか否かについての判定をする際に、薬剤情報71における複数のパターン情報72・72・・・を画像情報73との対比の基準となる基準情報(第一基準情報、第二基準情報)として、当該基準情報と画像情報73とを対比する。このため、分包薬剤監査装置1の撮影機20が、傾いた状態の薬剤5を撮影した場合においても、情報処理装置60は、処方箋通りに分包袋6内に薬剤5が収納されているか否かについての判定をすることができる。
したがって、分包薬剤監査装置1によれば、処方箋通りに分包袋6内に薬剤5が収納されているか否かに関する分包袋6内の薬剤5の状態を、より確実に監査することができる。
またこのように、分包薬剤監査装置1の情報処理装置60が処方箋通りに分包袋6内に薬剤5が収納されているか否かについての判定をする際に、薬剤情報71における複数のパターン情報72・72・・・のそれぞれは、画像情報73との対比回数が増えるごとに、基準情報となるパターン情報72が任意に設定された順番に従って追加される。
このため、分包薬剤監査装置1によれば、画像情報73との対比回数が少ない段階では、画像情報73と基準情報との対比処理時間を短くすることができる一方、当該対比回数が多くなるにつれて、情報処理装置60が、処方箋通りに分包袋6内に薬剤5が収納されているか否かについての判定を正確にすることができる。
分包薬剤監査装置1は、薬剤情報71のパターン情報72に、画像情報73を追加可能とする構成でもよい。このように画像情報73を追加することで、処方箋通りに分包袋6内に薬剤5が収納されているか否かについての判定をするための薬剤情報71のパターン情報72を容易に取得することができる。
分包薬剤監査装置1は、薬剤情報71、および、これのパターン情報72が更新可能とする構成でもよい。薬剤情報71およびこれのパターン情報72の更新は、例えば、PC3や電気通信回線網を通じて更新可能に構成とすることにより、薬剤情報71およびこれのパターン情報72の更新作業が容易となる。
分包薬剤監査装置1は、処方箋通りに分包袋6内に薬剤5が収納されているか否かについての判定(ステップS30)の前に、その情報処理装置60が、薬剤5が収納される分包袋6に印字される印字の色の画像を分離させるように構成してもよい。
この際、薬剤5が収納される分包袋6の表面には、患者の氏名や、薬剤5が処方された日付等が印字されるが、この印字される印字の色を、分包袋6に収納される薬剤5の色と異なる色とする。例えば、当該印字の色を黒色とし、分包袋6に収納される薬剤5の色を黒以外とする。
また、分包薬剤監査装置1の記憶装置70には、予め、印字情報79を記憶しておく(図16参照)。印字情報79とは、前記薬剤5が収納される分包袋6に印字される印字の色に関する情報である。
例えば、分包袋6の表面に印字されている色と、分包袋6内の薬剤5の色とし、当該分包袋6内の薬剤5を分包薬剤監査装置1の撮影機20で撮影してこれを画像情報73とする(ステップS20)。
そして、分包薬剤監査装置1の情報処理装置60は、その記憶装置70から印字情報79を取得し、前記取得した画像情報73のうち印字情報79に基づく色の画像を分離させる(図20参照)。
さらに、当該印字情報79に基づく色の画像を分離させた画像情報73をもとに、処方箋通りに分包袋6内に薬剤5が収納されているか否かについての判定をする(ステップS30)。
このように、薬剤5が収納される分包袋6に印字される印字の色を、薬剤5の色と異なる色とし、分包薬剤監査装置1は、その情報処理装置60は、これが処方箋通りに分包袋6内に薬剤5が収納されているか否かについての判定をする前に、前記画像情報73から薬剤5が収納される分包袋6に印字される印字の色の画像を分離させるように構成されることにより、処方箋通りに分包袋6内に薬剤5が収納されているか否かについての判定をより確実におこなうことができる。
したがって、分包薬剤監査装置1によれば、処方箋通りに分包袋6内に薬剤5が収納されているか否かに関する分包袋6内の薬剤5の状態を、正確に監査することができる。
分包薬剤監査装置1は、その記憶装置70に、画像情報73と処方箋情報74とを関連付けた情報である記録情報が記憶されるように構成することもできる。このように、記録情報を記憶装置70に記憶するように構成することにより、前記関連付けられた処方箋情報74と画像情報73とを容易に管理することができる。
分包薬剤監査装置1では、その撮影機20が分包袋6内の薬剤5を撮影してこれを画像情報73とする機会(ステップS20)が最大3度あり、その振動機構34を稼動させる機会(ステップS60)が最大2度あるように設定されるが、撮影機20が分包袋6内の薬剤5を撮影してこれを画像情報73とする最大回数、及び、振動機構34を稼動させる最大回数は、これに限定するものではない。即ち、図17に示すステップS50においては、分包薬剤監査装置1の情報処理装置60が「i」が「3」以上であるか否かを判定することに限定するものではなく、「i」が任意に決定された数値(例えば「3」)以上であるか否かを判定するものであればよい。
分包薬剤監査装置1の情報処理装置60が処方箋通りに分包袋6内に薬剤5が収納されているか否かについての判定をする際において、画像情報73との初回の対比から、すべてのパターン情報72・72・・・を基準情報としてもよい。
また、分包薬剤監査装置1の情報処理装置60が処方箋通りに分包袋6内に薬剤5が収納されているか否かについての判定をする際において、画像情報73との対比回数が増えても、画像情報73との対比の基準とされる基準情報となるパターン情報72が追加されないように設定してもよい。即ち、画像情報73との初回の対比の基準とされた基準情報を、二回目以降における画像情報73との対比の基準とされる基準情報としてもよい。
分包薬剤監査装置1の情報処理装置60による、分包袋6内の薬剤5の種類が処方箋通りか否かについての判定処理は、一回でもよく、三回以上おこなわれるように構成してもよい。
分包薬剤監査装置1の情報処理装置60による、分包袋6内の薬剤5の種類ごとの数量が処方箋通りか否かについての判定処理は、複数回おこなわれるように構成してもよい。
分包薬剤監査装置1の情報処理装置60による、分包袋6内の薬剤5の種類が処方箋通りか否かについての判定処理(ステップS31、又は、ステップS32)と、分包袋6内の薬剤5の種類ごとの数量が処方箋通りか否かについての判定処理(ステップS33とステップS35、又は、ステップS34とステップS35)とを平行しておこなうように構成してもよい。
また、分包薬剤監査装置1の情報処理装置60による、処方箋通りに分包袋6内に薬剤5が収納されているか否かについての二回目以降の判定は、前回の判定で、処方箋通りに分包袋6内に薬剤5が収納されていないと判定された薬剤についてのみ、処方箋通りに分包袋6内に薬剤5が収納されているか否かの判定をするように構成してもよい。
例えば、図21に示すステップS130において、分包薬剤監査装置1の情報処理装置60は、処方箋通りに分包袋6内に薬剤5が収納されているか否かについて初回の判定をする。
分包薬剤監査装置1の情報処理装置60による判定結果が、処方箋通りに分包袋6内に薬剤5が収納されているとするものであった場合には、ステップS70に移行する。
分包薬剤監査装置1の情報処理装置60による判定結果が、処方箋通りに分包袋6内に薬剤5が収納されていないとするものであった場合には、ステップS160に移行する。
図21に示すステップS160において、分包薬剤監査装置1の情報処理装置60は、その振動機構34を稼動させる。
上記処理を行った後、ステップS220に移行する。
図21に示すステップS220において、分包薬剤監査装置1の撮影機20が分包袋6内の薬剤5を撮影してこれを画像情報73として、当該画像情報73を記憶装置70に記憶する。
前記処理を行った後、ステップS230に移行する。
図21に示すステップS230において、前回の判定(ステップS130又は前回のステップS230)で、処方箋通りに分包袋6内に薬剤5が収納されていないと判定された薬剤についてのみ、処方箋通りに分包袋6内に薬剤5が収納されているか否かの判定(二回目以降の判定)をする。
分包薬剤監査装置1の情報処理装置60による判定結果が、処方箋通りに分包袋6内に薬剤5が収納されているとするものであった場合には、ステップS70に移行する。
分包薬剤監査装置1の情報処理装置60による判定結果が、処方箋通りに分包袋6内に薬剤5が収納されていないとするものであった場合には、ステップS140に移行する。
図21に示すステップS140において、分包薬剤監査装置1の情報処理装置60は、「i」に「1」を代入し、ステップS150に移行する。
図21に示すステップS150において、分包薬剤監査装置1の情報処理装置60は、「i」が「3」以上であるか否かを判定する。
分包薬剤監査装置1の情報処理装置60による判定結果が、「i」が「3」以上であるとするものである場合には、ステップS80に移行する。
分包薬剤監査装置1の情報処理装置60による判定結果が、「i」が「3」以上でないとするものであった場合には、ステップS160に移行する。
このように、分包薬剤監査装置1の情報処理装置60による処方箋通りに分包袋6内に薬剤5が収納されているか否かについての二回目以降の判定が、前回の判定で処方箋通りに分包袋6内に薬剤5が収納されていないと判定された薬剤についてのみ、処方箋通りに分包袋6内に薬剤5が収納されているか否かの判定をするように構成することで、前回の判定で処方箋通りに分包袋6内に薬剤5が収納されていると判定されたものについては、前記二回目以降の判定において、分包袋6内に薬剤5が収納されていないと判定されることがなくなる(判定の対象とならない)。このため、分包薬剤監査装置1によれば、前記判定の回数が増えるごとに、処方箋通りに分包袋6内に薬剤5が収納されているか否かに関する分包袋6内の薬剤5の状態を、より確実に監査することができる。
分包薬剤監査装置1の情報処理装置60は、前回の判定(ステップS130又は前回のステップS230)で、処方箋通りに分包袋6内に薬剤5が収納されていないと判定された薬剤5の種類が処方箋通りか否かについての判定をする。
分包薬剤監査装置1の重なり解消機構30は、その振動機構34に代えて、整列機構36を備える構成としてもよい。分包薬剤監査装置1の重なり解消機構30の整列機構36は、撮影機20からみて分包袋6内の薬剤5の重なりを解消するように該薬剤5を整列させる機構であり、図22又は図23(b)に示すように、そのならし機構31の下流側であって、その撮影機20の下流側に配置される。
分包薬剤監査装置1の重なり解消機構30の整列機構36は、図23(a)又は図23(b)に示すように、薬剤5が収納される分包袋6内の薬剤5を整列させる整列板37を備える。
分包薬剤監査装置1の整列機構36の整列板37は、搬送される分包袋6が当該整列板37に当接しながら当該整列板37上を通過した際に、分包袋6内の薬剤5を整列させて、分包袋6内の薬剤5の重なりを解消するように構成される。
分包薬剤監査装置1の整列機構36の整列板37は、平板状の部材であって、その搬送装置10の搬送路11の上方に立設するとともに、搬送装置10の搬送方向に対して垂直方向にその搬送路11を亘るようにして配置される。
分包薬剤監査装置1の整列機構36の整列板37は、搬送装置10の搬送路11の路面からの高さが薬剤5を収納した分方袋6が当該整列板37に当接しながら搬送可能な高さに構成される。また、分包薬剤監査装置1の整列機構36の整列板37の上部は、複数箇所で凹凸状に形成されて、搬送装置10の搬送方向の上流側または下流側からこれをみて略浪状に形成される(図23(c)又は図23(d)参照)。
このように、分包薬剤監査装置1の整列機構36の整列板37の上部が複数箇所で凹凸状に形成されることにより、搬送される分包袋6が当該整列板37に当接しながら当該整列板37上を通過して、分包袋6内の薬剤5が整列されることとなる(図24参照)。
また、分包薬剤監査装置1の整列機構36の整列板37は、搬送装置10の搬送方向に沿って、複数個配置される。
分包薬剤監査装置1の整列機構36の複数の整列板37・37・・・は、その上部の凹凸の個数、該凹凸の周期、及び/又は、該凹凸の深さが、それぞれ異なるように構成される。
本実施形態においては、分包薬剤監査装置1の整列機構36の整列板37は、2個配置され、搬送装置10の搬送方向の上流側に配置される上流側整列板37aと、搬送装置10の搬送方向の下流側に置される下流側整列板37bとで構成される。
分包薬剤監査装置1の整列機構36の上流側整列板37aは、その下流側の整列板37bに比べて、上部の凹凸の個数が多く、且つ、該凹凸の深さが深くなるように構成される(図23(c)又は図23(d)参照)。
このように、分包薬剤監査装置1の整列機構36の複数の整列板37・37・・・は、その上部の凹凸の個数、該凹凸の周期、及び/又は、該凹凸の深さが、それぞれ異なるように構成されることにより、形状や重さが異なる薬剤5を確実に整列させることができる。
また、分包薬剤監査装置1は、分包袋6内の薬剤5の重なりが解消されていない場合に、その重なり解消機構30の整列機構36を薬剤5が収納された分方袋6が通過した後、搬送装置10の搬送方向を反転させて前記分包袋6を上流側に搬送するように構成される。そして、分包薬剤監査装置1は、再度その重なり解消機構30の整列機構36を通過させ、前記薬剤5が収納された分包袋6が撮影機20の下方に搬送された際に、その搬送装置10における分包袋6の搬送動作を停止して、その撮影機20が分包袋6内の薬剤5を撮影するように構成される。
このように、分包薬剤監査装置1は、重なり解消機構30のならし機構31によって分包袋6内の薬剤5の重なりが解消されていない場合であっても、その整列機構36によって、分包袋6内の薬剤5の重なりを解消させて、重なりが解消された状態の分包袋6内の薬剤5を撮影することができる。
したがって、分包薬剤監査装置1によれば、処方箋通りに分包袋6内に薬剤5が収納されているか否かに関する分包袋6内の薬剤5の状態を、より正確に且つ効率よく、監査することができる。
なお、分包薬剤監査装置1の整列機構36は、その整列板37が3個以上配置される構成でもよく、1個配置される構成でもよい。
次に、分包薬剤監査装置1の重なり解消機構30が整列機構36を備える構成とした場合における、その撮影機20の下方に搬送された分包袋6内の薬剤5の状態を監査する一連の動作について図25を用いて説明する。なお係る重なり解消機構30が整列機構36を備える構成とした場合の説明においては、分包薬剤監査装置1の重なり解消機構30が振動機構34を備える構成とした場合における分包袋6内の薬剤5の状態を監査する一連の動作の説明と同一の部分についてはその説明を省略し、これと異なる部分を中心に説明する。
図25に示すステップS20において、分包薬剤監査装置1の撮影機20の下方に薬剤5が収納された分包袋6が搬送されてその搬送装置10の搬送動作が停止した際に、その撮影機20が分包袋6内の薬剤5を撮影してこれを画像情報73として、当該画像情報73を記憶装置70に記憶する処理を行った後、ステップS21に移行する。
図25に示すステップ21において、情報処理装置60は、薬剤5が収納された分包袋6を、搬送装置10の搬送方向の下流側に搬送する。
前記処理を行った後、ステップS30に移行する。
図25に示すステップS50において、分包薬剤監査装置1の情報処理装置60による判定結果が、「i」が「3」以上でないとするものであった場合には、ステップS90に移行する。
図25に示すステップS90において、分包薬剤監査装置1の重なり解消機構30の整列機構36を薬剤5が収納された分方袋6が通過した後、その情報処理装置60は、搬送装置10の搬送方向を反転させて前記分包袋6を上流側に搬送する。
上記処理を行った後、ステップS20に移行する。
このようにして分包薬剤監査装置1は、その撮影機20が分包袋6内の薬剤5を撮影してこれを画像情報73とする機会(ステップS20)が最大3度あり、その整列機構36を往復して通過する機会(ステップS90)が最大2度あるように設定される。
このため、分包薬剤監査装置1の重なり解消機構30(整列機構36)が、撮影機20の下流側に配置されて、撮影機20による撮影後に分包袋6内の薬剤5を整列する機会が複数回あるように構成されことにより、より確実に、重なりが解消された状態の分包袋6内の薬剤5をその撮影機20にて撮影することができる。
したがって、分包薬剤監査装置1によれば、処方箋通りに分包袋6内に薬剤5が収納されているか否かに関する分包袋6内の薬剤5の状態を、より正確に監査することができる。
なお、分包薬剤監査装置1の重なり解消機構30が整列機構36を備える構成とした場合には、搬送装置10が段差部13を有さない構成、即ち、撮影機20の下方における搬送装置10の搬送路11が略水平な面で構成、されてもよい。
また、分包薬剤監査装置1の重なり解消機構30の整列機構36は、搬送装置10の傾斜部12の下流側であって、撮影機20の上流側に配置されてもよい。このように構成することにより、撮影機20の上流側で確実に分包袋6内の薬剤5の重なりを解消することができる。
なお、分包薬剤監査装置1の撮影機20は単数台配置されることに限定されるものではなく、複数台配置されていてもよい。
また、分包薬剤監査装置1は、図26に示すように、撮影機20の下方に搬送された分包袋6を撮影機20にて撮影する際に分包袋6内の薬剤5に光を照射する照明機21を、分包袋6の上方と下方とにそれぞれ配置するように構成してもよい。
このように分包薬剤監査装置1が、分包袋6内の薬剤5に光を照射する照明機21を分包袋6の上方と下方とにそれぞれ配置するように構成されることにより、分包袋6内の薬剤5への光の照射量を調整が容易となる。
またここで、薬剤5が収納される分包袋6の色が白色である場合がある。例えば、分包袋6に施される印字を見やすくするために、分包袋の一部を帯状に白色に着色して、白色部分に印字をするような場合である。このように分包袋6の色が白色である場合には、分包薬剤監査装置1の撮影機20にて分包袋6内の薬剤5を正確に撮影すること困難であり、ひいては分包袋6内の薬剤5の状態が正確に監査されない場合がある。
このような場合においても、分包薬剤監査装置1が、分包袋6内の薬剤5に光を照射する照明機21を分包袋6の上方と下方とにそれぞれ配置するように構成されることにより、撮影機20による分包袋6内の薬剤5を撮影することが可能となる。
分包薬剤監査装置1の重なり解消機構30は、搬送装置10の傾斜部12とならし機構31と振動機構34と備える構成に限定されるものではなく、搬送装置10の傾斜部12とならし機構31と振動機構34とのうちいずれか一方を備える構成としてもよい。
また、分包薬剤監査装置1の重なり解消機構30は、搬送装置10の傾斜部12とならし機構31と整列機構36と備える構成に限定されるものではなく、搬送装置10の傾斜部12とならし機構31と整列機構36とのうちいずれか一方を備える構成としてもよい。
分包薬剤監査装置1の搬送装置10の傾斜部12は、当該傾斜部12を経由して搬送されえる分包袋6内の薬剤5の重なりを解消するように搬送装置10の搬送方向の下流側が上方に傾斜した傾斜面で構成されてもよい。
分包薬剤監査装置1の重なり解消機構30は、分包袋6内の薬剤5の重なりを解消するように当該分包袋6を弛ませることが可能な構成としてもよい。
分包薬剤監査装置1は、図27(a)に示すように、搬送装置10の傾斜部12に加えて、撮影機20の下方に分包袋6が搬送されて搬送装置10の搬送動作が停止した状態から、撮影機20より下流側に配置される搬送装置10(本構成の説明において、便宜上「下流側搬送装置10b」と称する)の搬送方向を反転させることが可能に(搬送方向の上流側に向けて分包袋6を搬送することが可能に)構成される。なお、このように下流側搬送装置10bの搬送方向の反転動作が行われている際、分包薬剤監査装置1における撮影機20より上流側に配置される搬送装置10(本構成の説明において、便宜上「上流側搬送装置10a」と称する)は、その搬送動作が停止した状態のままとされる。
このように分包薬剤監査装置1の搬送装置10(上流側搬送装置10aおよび下流側搬送装置10b)を動作させることにより、分包袋6における搬送方向の中途部が凸状(または凹凸状)に変形して弛むこととなる。そして、前記分包袋6が弛むことにより、分包袋6内において重なった状態となった薬剤5のうち上側の薬剤5が下方に滑り落ちる(図27(b)参照)。こうして、分包袋6を弛ませることにより、分包袋6内の薬剤5の重なりを解消させる。
なお、分包薬剤監査装置1は、その下流側搬送装置10bの搬送方向の反転動作が、分包袋6内の薬剤5の重なりを解消するように分包袋6を弛ませた状態で停止するように、構成される。
以上のようにして、分包薬剤監査装置1では、重なり解消機構30によって分包袋6を弛ませて分包袋6内の薬剤5の重なりを解消させ、重なりが解消された状態の分包袋6内の薬剤5を撮影機20にて撮影することができる。
したがって、分包薬剤監査装置1によれば、処方箋通りに分包袋6内に薬剤5が収納されているか否かに関する分包袋6内の薬剤5の状態を、より正確に監査することができる。
なお、分包薬剤監査装置1の撮影機20による分包袋6内の薬剤5の撮影は、分包袋6を弛ませた状態でおこなわれてもよく、または、前記分包袋6を弛ませた後に該分包袋6を下流側に向けて搬送するように下流側搬送装置10bを稼動させて該分包袋6の弛みをなくした状態にした後におこなわれてもよい。
次に、前記分包袋6内の薬剤5の重なりを解消するように該分包袋6を弛ませることが可能な構成とする場合における、分包薬剤監査装置1の撮影機20の下方に搬送された分包袋6内の薬剤5の状態を監査する一連の動作について図28を用いて説明する。なお係る分包袋6内の薬剤5の重なりを解消するように該分包袋6を弛ませることが可能な構成とする場合の説明においては、分包薬剤監査装置1の重なり解消機構30が振動機構34を備える構成とした場合における分包袋6内の薬剤5の状態を監査する一連の動作の説明と同一の部分についてはその説明を省略し、これと異なる部分を中心に説明する。
図28に示すステップS50において、分包薬剤監査装置1の情報処理装置60による判定結果が、「i」が「3」以上でないとするものであった場合には、ステップS61に移行する。
図28に示すステップS61において、その情報処理装置60は下流側搬送装置10bの搬送方向を反転させて、分包袋6内の薬剤5の重なりを解消するように当該分包袋6を弛ませる。
上記処理を行った後、ステップS20に移行する。
このように分包薬剤監査装置1では、その情報処理装置60による判定結果が、処方箋通りに分包袋6内に薬剤5が収納されていないとするものであった場合には、分包袋6内の薬剤5の重なりを解消するように当該分包袋6を弛ませる。
また、このようにして分包薬剤監査装置1は、その撮影機20が分包袋6内の薬剤5を撮影してこれを画像情報73とする機会(ステップS20)が最大3度あり、前記分包袋6を弛ませる機会(ステップS61)が最大2度あるように設定される。
このため、分包薬剤監査装置1の重なり解消機構30が、撮影機20による撮影後に分包袋6内の薬剤5の重なりを解消するように当該分包袋6を弛ませる機会が複数回あるように構成されことにより、より確実に、重なりが解消された状態の分包袋6内の薬剤5をその撮影機20にて撮影することができる。
したがって、分包薬剤監査装置1によれば、処方箋通りに分包袋6内に薬剤5が収納されているか否かに関する分包袋6内の薬剤5の状態を、より正確に監査することができる。
分包薬剤監査装置1の重なり解消機構30は、分包袋6内の薬剤5の重なりを解消するように搬送装置10の下流側傾斜部14を経由して分包袋6を撮影機20の下方に搬送する構成としてもよい。
分包薬剤監査装置1の搬送装置10の下流側傾斜部14は、図29に示すように、その傾斜部12に加えて、搬送経路中(搬送路11)に設けられて、重なり解消機構30の一部として構成される。
分包薬剤監査装置1の搬送装置10の下流側傾斜部14は、その傾斜部12の下流側および撮影機20の下流側に配置される。分包薬剤監査装置1の撮影機20の下流側に搬送された分包袋6は、搬送装置10の下流側傾斜部14を経由することとなる。
分包薬剤監査装置1の搬送装置10の下流側傾斜部14は、搬送装置10の傾斜部12の傾斜方向と反対方向に傾斜した傾斜面で構成される。
分包薬剤監査装置1の搬送装置10の下流側傾斜部14は、当該下流側傾斜部14を経由して搬送される分包袋6内の薬剤5の重なりを解消するように、搬送装置10の搬送方向の下流側が上方に傾斜した傾斜面で構成される。下流側傾斜部14の傾斜角度は、当該下流側傾斜部14を経由して搬送される分包袋6内の薬剤5の重なりを解消するような角度であって、当該下流側傾斜部14を経由して搬送される分包袋6内の薬剤5同士が重ならないような角度に構成される。
ここで前述したように、分包袋6が搬送装置10の傾斜部12を経由して搬送されることにより、分包袋6内の薬剤5は、その分包袋6内において搬送装置10の搬送方向の下流側に寄せ集められることとなる(図6(b)参照)。
そして、分包袋6内において前記下流側に寄せ集められるとともに重なった状態となった薬剤5のうち上側の薬剤5は、搬送装置10の下流側傾斜部14を搬送中に、搬送方向の上流側に滑り落ちる。このように、搬送装置10の搬送経路中に下流側傾斜部14が設けられて、撮影機20の下流側に搬送された分包袋6が当該下流側傾斜部14を経由して搬送されることにより、分包袋6内の薬剤5の重なりが解消されることとなる(図30参照)。
分包薬剤監査装置1は、その情報処理装置60による判定結果が、処方箋通りに分包袋6内に薬剤5が収納されていないとするものであった場合には、撮影機20の下流側に搬送されて下流側傾斜部14を経由した分包袋6を、その搬送方向を反転させて、再度、撮影機20の下方に搬送するように(搬送方向の上流側に向けて分包袋6を搬送するように)構成される。
以上のようにして、重なり解消機構30(下流側傾斜部14)によって分包袋6内の薬剤5の重なりを解消させ、重なりが解消された状態の分包袋6内の薬剤5を撮影機20にて撮影することができる。
したがって、分包薬剤監査装置1によれば、処方箋通りに分包袋6内に薬剤5が収納されているか否かに関する分包袋6内の薬剤5の状態を、より正確に監査することができる。
次に、分包袋6内の薬剤5の重なりを解消するように搬送装置10の下流側傾斜部14を経由して分包袋6を撮影機20の下方に搬送する構成とする場合における、分包薬剤監査装置1の撮影機20の下方に搬送された分包袋6内の薬剤5の状態を監査するの一連の動作について図31を用いて説明する。なお係る包袋6内の薬剤5の重なりを解消するように搬送装置10の下流側傾斜部14を経由して分包袋6を撮影機20の下方に搬送する構成とする場合の説明においては、分包薬剤監査装置1の重なり解消機構30が整列機構36を備える構成とした場合における分包袋6内の薬剤5の状態を監査する一連の動作の説明と同一の部分についてはその説明を省略し、これと異なる部分を中心に説明する。
図31に示すステップS50において、分包薬剤監査装置1の情報処理装置60による判定結果が、「i」が「3」以上でないとするものであった場合には、ステップS91に移行する。
図31に示すステップS91において、分包薬剤監査装置1の搬送装置10の下流側傾斜部14(重なり解消機構30)を薬剤5が収納された分方袋6が通過した後、その情報処理装置60は、搬送装置10の搬送方向を反転させて、搬送方向の上流側に分包袋6を搬送する。そして、当該分包袋6を撮影機20の下方に搬送する。
上記処理を行った後、ステップS20に移行する。
このように分包薬剤監査装置1では、その情報処理装置60による判定結果が、処方箋通りに分包袋6内に薬剤5が収納されていないとするものであった場合には、搬送装置10の下流側傾斜部14を往復して通過させる。
また、このようにして分包薬剤監査装置1は、その撮影機20が分包袋6内の薬剤5を撮影してこれを画像情報73とする機会(ステップS20)が最大3度あり、搬送装置10の下流側傾斜部14を往復して通過する機会(ステップS91)が最大2度あるように設定される。
このため、分包薬剤監査装置1の重なり解消機構30が、分包袋6内の薬剤5の重なりを解消するように搬送装置10の下流側傾斜部14を経由して分包袋6を撮影機20の下方に搬送する機会が複数回あるように構成されことにより、より確実に、重なりが解消された状態の分包袋6内の薬剤5をその撮影機20にて撮影することができる。
ここで、分包薬剤監査装置1では、その撮影機20のレンズの収差によって、これで撮影した画像に歪みが生じる。
そして、このように分包薬剤監査装置1の撮影機20で撮影した画像に歪みが生じていると、当該画像に関する情報である画像情報73をもとに処方箋通りに分包袋6内に薬剤5が収納されているか否かについて情報処理装置60が判定した際に、当該判定結果が誤ったものとなってしまう場合がある。
そこで、分包薬剤監査装置1は、このような画像情報73の歪みを、修整情報81を用いて修整可能に構成されてもよい。またこの際、分包薬剤監査装置1は、その情報処理装置60が、前記歪みを修整した画像情報73aをもとに、処方箋通りに分包袋6内に薬剤5が収納されているか否かについての判定をするように、構成されてもよい。
修整情報81は、画像情報73の歪みを修整するために用いられる情報であり、図32に示すように、分包薬剤監査装置1の記憶装置70に記憶されている。
修整情報81を用いて、画像情報73の歪みを修整したものは、歪みを修整した画像情報73aとされる。歪みを修整した画像情報73aは、分包薬剤監査装置1の記憶装置70に記憶される。
次に、修整情報81を用いて画像情報73の歪みを修整可能とする構成の場合における、分包薬剤監査装置1の撮影機20の下方に搬送された分包袋6内の薬剤5の状態を監査する一連の動作について、図33を用いて説明する。なお係る修整情報81を用いて画像情報73の歪みを修整可能とする構成の場合の説明においては、分包薬剤監査装置1の重なり解消機構30が振動機構34を備える構成とした場合における分包袋6内の薬剤5の状態を監査する一連の動作の説明と同一の部分についてはその説明を省略し、これと異なる部分を中心に説明する。
図33に示すステップS20において、分包薬剤監査装置1の撮影機20が分包袋6内の薬剤5を撮影してこれを画像情報73とする。
前記処理を行った後、ステップS121に移行する。
図33に示すステップS121において、分包薬剤監査装置1の情報処理装置60は、修整情報81を用いて、画像情報73から歪みを修整した画像情報73aを生成し、当該歪みを修整した画像情報73aを記憶装置70に記憶する。このようにして、歪みを修整した画像情報73aを取得する。
前記処理を行った後、ステップS30に移行する。
図33に示すステップS30において、分包薬剤監査装置1の情報処理装置60は、ステップS121で取得した歪みを修整した画像情報73aをもとに、処方箋通りに分包袋6内に薬剤5が収納されているか否かについての判定をする。
このようにして、分包薬剤監査装置1は、修整情報81を用いて画像情報73の歪みを修整する。
以上のように分包薬剤監査装置1を構成とすることで、画像情報73に歪みが生じていても、処方箋通りに分包袋6内に薬剤5が収納されているか否かについての、より正確な情報処理装置60による判定結果をえることができる。
また、分包薬剤監査装置1が修整情報81を生成可能とする構成としてもよい。
修整情報81は、修整基準情報82と歪み情報83とから生成される。
修整基準情報82は、修整情報81を生成する際において、歪み情報83との差異を割出すときの歪み情報83との比較の基準となる情報である。
修整基準情報82は、図32に示すように、予め、分包薬剤監査装置1の記憶装置70に記憶される。
修整基準情報82は、任意の模様に関する情報である。即ち、前記任意の模様に関する情報は、修整情報81を生成するために用いられ、修整情報81を生成する際において歪み情報83との差異を割出すときの歪み情報83との比較の基準とすることができるような情報である。
前記任意の模様には、例えば、格子状の模様や、単数若しくは複数の円形または多角形の模様がある。
歪み情報83は、修整情報81を生成する際において、修整基準情報82に対する差異を割出すときに修整情報81と比較される情報である。
分包薬剤監査装置1の撮影機20にて前記任意の模様を撮影した画像に関する情報は、歪み情報83とされる。即ち、歪み情報83は、分包薬剤監査装置1の撮影機20にて撮影されて任意の模様が歪んだ状態の画像に関する情報である。
歪み情報83は、図32に示すように、分包薬剤監査装置1の記憶装置70に記憶される。
次に、分包薬剤監査装置1において修整情報81を生成する一連の動作について、図34を用いて説明する。
図34に示すステップS401において、分包薬剤監査装置1の撮影機20が、前記任意の模様を撮影してこれを歪み情報83として、当該歪み情報83を記憶装置70に記憶する。前記処理を行った後、ステップS402に移行する。
図34に示すステップS401において、分包薬剤監査装置1の情報処理装置60が、修整基準情報82と歪み情報83とを比較して修整基準情報82に対する歪み情報83の差異(歪み度合い)を割出し、歪み情報83が修整基準情報82となるように当該差異を修整することができる情報(関数)を生成する。このように生成された情報が修整情報81となる。そして、分包薬剤監査装置1の情報処理装置60は、当該修整情報81を記憶装置70に記憶する。
このようにして、分包薬剤監査装置1は、修整情報81を生成する。
以上のように分包薬剤監査装置1を構成とすることで、修整情報81を更新して、処方箋通りに分包袋6内に薬剤5が収納されているか否かについて、より正確な情報処理装置60による判定結果をえることができる。
また、前記修整基準情報82と歪み情報83とからの修整情報81の生成にあたっては、修整プレート90が用いられてもよい。
修整プレート90は、図35に示すように、平板状の部材で構成される。修整プレート90の上面には、任意の模様91が施される。修整プレート90の任意の模様91に関する情報は、修整基準情報82として、予め、分包薬剤監査装置1の記憶装置70に記憶される。
修整プレート90の任意の模様91は、格子状の模様(格子状の線)が施されるとともに、前記格子状の模様における各四角形内のそれぞれに同一形状の円形の模様が施されたような模様に構成される。
修整プレート90は、分包薬剤監査装置1の撮影機20にて撮影可能なように、その搬送装置10の搬送路11上に配置可能に構成される。
修整プレート90は、分包薬剤監査装置1の前記搬送装置10の搬送路11上に配置された際に、その位置がずれないようにするための位置合わせ手段を備える。
修整プレート90の位置合わせ手段は、図35に示すように、修整プレート90の下面に、位置合わせ用のピン92が設けられて構成される。
修整プレート90の位置合わせ用のピン92は、分包薬剤監査装置1における搬送装置10の搬送路11に形成される図示しない挿入孔に挿入可能なように、形成される。修整プレート90の位置合わせ用のピン92は、その下面における縁部の少なくとも2箇所において、下方に突出するように形成される。修整プレート90の位置合わせ用のピン92は、ピンの間を結ぶ仮想の線が三角形を形成するように、縁部に3箇所設けられる。
このように構成された修整プレート90を、その位置合わせ用のピン92を分包薬剤監査装置1における搬送装置10の搬送路11の挿入孔に挿入して、修整プレート90の任意の模様91を撮影機20にて撮影可能なように、搬送装置10の搬送路11上に配置する。
そして、分包薬剤監査装置1の撮影機20が、修整プレート90の任意の模様91を撮影して、これを歪み情報83とする。
さらに、分包薬剤監査装置1の情報処理装置60が、修整プレート90の任意の模様91に関する情報である修整基準情報82と、修整プレート90の任意の模様91を撮影した画像に関する情報である歪み情報83と、を比較して修整情報81を生成する。
このようにして、修整情報81の生成にあたって修整プレート90が用いられる。
修整情報81の生成にあたってこのような構成の修整プレート90を用いることにより、その格子状の模様における各四角形のエリア毎に修整基準情報82に対する歪み情報83の差異を割出して、より精度の高い修整情報81を生成することができる。
また、修整プレート90の任意の模様91に関する情報である修整基準情報82は、予め、分包薬剤監査装置1の記憶装置70に記憶されるが、修整情報81の生成にあたって、修整プレート90を搬送装置10の搬送路11上に配置しないようにしてもよい。
この際、例えば、分包薬剤監査装置1が、前記撮影機20にて撮影した画像が分包薬剤監査装置1に接続される所定のモニタに映し出されるように、構成される。前記所定のモニタは、前記撮影機20にて撮影した画像が映し出されるとともに、修整プレート90の任意の模様91が表示されるように構成される。
修整プレート90の任意の模様91のうち円形の模様と同形状のものを、分包薬剤監査装置1における撮影機20の下方に持ってきて、これを撮影機20にて撮影する。
この際、前記モニタを見ながら、これに表示される修整プレート90の任意の模様91のうち格子状の模様における各四角形内のそれぞれに、前記修整プレート90の任意の円形の模様と同形状のものが入るように、これを移動させる。そして、前記モニタに表示される修整プレート90の任意の模様91のうち格子状の模様における各四角形内模様内に、前記修整プレート90の任意の円形の模様と同形状のものが入る毎に、これらを撮影機20にて撮影する。
このようにして分包薬剤監査装置1の撮影機20にて撮影した画像のそれぞれは、歪み情報83とされて、修整プレート90の任意の模様91を撮影した画像に関する情報である歪み情報83と比較される。
このように、修整情報81の生成にあたって、修整プレート90が搬送装置10の搬送路11上に配置しないようにしても、その格子状の模様における各四角形のエリア毎に修整基準情報82に対する歪み情報83の差異を割出して、精度の高い修整情報81を生成することができる。
1 分包薬剤監査装置
5 薬剤
6 分包袋
10 搬送装置
12 傾斜部
20 撮影機
30 重なり解消機構
31 ならし機構
36 振動機構

Claims (14)

  1. 分包袋内に収納された複数個の錠剤及び/又はカプセルからなる薬剤を撮影する、単数又は複数の撮影機と、
    前記撮影機のうち少なくとも1台の撮影機からみて、前記分包袋内の薬剤同士の重なりを解消する重なり解消機構と、
    を具備し、前記分包袋内の薬剤の状態を監査する、分包薬剤監査装置であって、
    前記重なり解消機構は、前記薬剤が収納される分包袋を搬送する搬送装置の搬送経路中に設けられ、これを経由して搬送される前記分包袋内の薬剤同士の重なりを解消するように前記搬送装置における搬送方向の下流側が下方または上方に傾斜した傾斜部、で構成される、分包薬剤監査装置。
  2. 前記重なり解消機構は、前記搬送装置の傾斜部の下流側に配置されて、前記分包袋内の薬剤同士の重なりを解消するように該薬剤をならす、ならし機構を備える、請求項1に記載の分包薬剤監査装置。
  3. 前記重なり解消機構は、前記搬送装置で搬送される前記分包袋内の薬剤同士の重なりを解消するように該薬剤を整列させる、整列機構を備える、請求項1又は請求項2に記載の分包薬剤監査装置。
  4. 前記整列機構は、前記搬送装置の傾斜部の下流側に配置される、請求項3に記載の分包薬剤監査装置。
  5. 前記撮影機にて前記分包袋内の薬剤を撮影する際に、前記分包袋の縁部の少なくとも一部を前記搬送装置の搬送路面に押し付ける、押し付け機構を具備する、
    請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の分包薬剤監査装置。
  6. 前記撮影機の上流側に配置され、複数の前記分包袋同士が連結される連結部を検出する、検出機を具備し、
    前記検出機が前記分包袋同士が連結される連結部を検出した情報をもとに、前記撮影機にて前記分包袋内の薬剤を撮影するタイミングを決定する、
    請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の分包薬剤監査装置。
  7. 前記分包袋内の薬剤を撮影する際に該分包袋内の薬剤に光を照射する照明機が、前記分包袋の上方と下方とにそれぞれ配置される、請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の分包薬剤監査装置。
  8. 前記撮影機にて撮影した前記分包袋内の薬剤の画像に関する情報である画像情報をもとに処方箋通りに分包袋内に薬剤が収納されているか否かについての判定をする、情報処理装置を具備し、
    前記情報処理装置は、前記処方箋通りに分包袋内に薬剤が収納されているか否かについての判定をする際に、一つの前記薬剤をそれぞれ異なる角度から見た際における該薬剤の色及び形状に関する情報を前記画像情報との対比の基準として、前記基準と前記画像情報とを対比する、請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の分包薬剤監査装置。
  9. 前記薬剤が収納される分包袋に印字される印字の色を、該薬剤の色と異なる色とし、
    前記情報処理装置は、これが処方箋通りに分包袋内に薬剤が収納されているか否かについての判定をする前に、前記画像情報から、前記印字の色の画像を分離させる、
    請求項8に記載の分包薬剤監査装置。
  10. 電気通信回線網を通じて、前記薬剤の色及び形状に関する情報である薬剤情報が更新可能に構成される、請求項8又は請求項9に記載の分包薬剤監査装置。
  11. 前記撮影機にて撮影した画像情報と、患者に処方される処方箋情報と、を関連付けた記録情報を記憶する記憶装置を具備する、
    請求項8から請求項10のいずれか1項に記載の分包薬剤監査装置。
  12. 前記重なり解消機構は、前記分包袋内の薬剤の重なりを解消するように当該分包袋を弛ませることが可能に構成される、
    請求項1から請求項11のいずれか1項に記載の分包薬剤監査装置。
  13. 前記重なり解消機構は、前記薬剤が収納される分包袋を搬送する搬送装置の搬送経路中に設けられるとともに前記傾斜部の下流側および前記撮影機の下流側に配置されて、これを経由して搬送される前記分包袋内の薬剤同士の重なりを解消するように前記傾斜部の傾斜方向と反対方向に傾斜した下流側傾斜部で構成される、
    請求項1から請求項12のいずれか1項に記載の分包薬剤監査装置。
  14. 前記画像情報の歪みを修整可能に構成されるとともに、前記情報処理装置が前記歪みを修整した画像情報をもとに処方箋通りに分包袋内に薬剤が収納されているか否かについての判定をするように構成される、
    請求項8から請求項13のいずれか1項に記載の分包薬剤監査装置。
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