JP2012094569A - 蓄電ユニット - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、ケース内の内圧の調整および電解液の漏液抑制に優れ、信頼性に優れた蓄電ユニットを提供することを目的とする。
【解決手段】本発明における蓄電ユニットは、隔壁1bにより区切られた複数の収容室1aを有した有底のケース1と、収容室1aにそれぞれ収容された複数の素子2および電解液と、隔壁1bを通り前記複数の素子2をそれぞれ電気的に接続する接続部材3と、ケース1を封止する蓋体5とを少なくとも備え、隔壁1bに形成された貫通孔と、この貫通孔を封止するガス透過ゴム体4aを有することを特徴としている。このガス透過ゴム体4aにより、ケース1内部に蓄積されたガスを効率的に、通気および排気させることができると共に、ガス透過ゴム体4a自体により、上記貫通孔近傍における電解液の漏液を抑制することができる。
【選択図】図1
【解決手段】本発明における蓄電ユニットは、隔壁1bにより区切られた複数の収容室1aを有した有底のケース1と、収容室1aにそれぞれ収容された複数の素子2および電解液と、隔壁1bを通り前記複数の素子2をそれぞれ電気的に接続する接続部材3と、ケース1を封止する蓋体5とを少なくとも備え、隔壁1bに形成された貫通孔と、この貫通孔を封止するガス透過ゴム体4aを有することを特徴としている。このガス透過ゴム体4aにより、ケース1内部に蓄積されたガスを効率的に、通気および排気させることができると共に、ガス透過ゴム体4a自体により、上記貫通孔近傍における電解液の漏液を抑制することができる。
【選択図】図1
Description
本発明は各種電子機器、ハイブリッド自動車や燃料電池車のバックアップ電源用や回生用、あるいは電力貯蔵用等に使用される蓄電ユニットに関するものである。
従来から、機器の動作中から停止に移るまでに機器から熱エネルギーなどとして不必要に消費される運動エネルギーを、電気エネルギーとして一旦蓄電素子に貯蔵し、必要な際に再利用することにより、消費されるエネルギーを低減し、効率化することが考えられてきた。
その際に、機器の動作に必要なエネルギーを必要な出力で供給することが出来る蓄電素子を用いた蓄電ユニットが必須となった。その蓄電素子の候補には、大別してキャパシタと蓄電池の2種類があった。
図9は従来の蓄電ユニットの一例を示した分解斜視図である。
図9において、この従来の蓄電ユニットは、絶縁部材から構成されたケース100の内部に、仕切り100bによって区切られ形成された収容室100aを複数有している。この収容室100a内に、巻回状でありその巻回軸両端に正極および負極を有するコンデンサ素子101および電解液(図示なし)が収容される。そして、この素子101の正極おおよび負極と金属製の端子板105とが、収容室100a内において電気的に接続されると共に、仕切り100bに形成された連通孔100cを介して端子板105どうしが電気的に接続することにより、他のコンデンサ素子101と電気的に接続している。そして、このケース100の上面を、絶縁部材から成るカバー102が封止し、さらに、このカバー102には各収容室100a内に蓄積されるガスを定期的に外部へ放出する圧力調整弁103が配設されている。
この構成により、従来の蓄電ユニットは、それぞれのコンデンサ素子101を個々のケース、蓋を使って独立したキャパシタを形成した後に接続部材を用いながら蓄電ユニットを形成する構成と比較して、蓄電ユニット構成に必要な部品点数が低減できるため、生産性向上や小型化によるエネルギー密度向上を図ることができる。
この従来の蓄電ユニットには他に、仕切り100bに各収容室100aの通気を行う連通孔100cや、ケース100内の複数のコンデンサ素子101の特性ばらつきを抑えるバランス回路104が設けられている。
なお、この出願の発明に関連する先行技術文献情報としては、例えば、特許文献1が知られている。
確かに、上記構成によって、部品点数低減による生産性の向上を図ることが可能となる。しかし、上記仕切り100bを使った上記蓄電ユニットの場合、個々の蓄電装置が独立して構成された蓄電ユニットに比べて、各収容室内で電解液分解などによって発生するガスをいかに効率的に放出するか、あるいは、他の収容室からの電解液の浸入を防ぐかということが重要であった。
これは、この仕切り100bを使った蓄電ユニットは部品点数が減る代わりに、仕切り100bが、単にケース100内の区分けを行うだけでなく、従来の独立したコンデンサのケースの役割を担うためである。
上記仕切り100bを備えた蓄電ユニットの課題に対し、本発明では、このような課題を解決し、気密性やガス透過性などの信頼性に優れた蓄電ユニットを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明における蓄電ユニットは、隔壁により区切られた複数の収容室を有した有底の外装ケースと、収容室にそれぞれ収容された複数の蓄電素子および電解液と、隔壁を通り前記複数の蓄電素子をそれぞれ電気的に接続する接続部材と、
前記外装ケースを封止する蓋体とを少なくとも備え、隔壁に形成された貫通孔と、この貫通孔を封止するガス透過ゴム体を有することを特徴としている。
前記外装ケースを封止する蓋体とを少なくとも備え、隔壁に形成された貫通孔と、この貫通孔を封止するガス透過ゴム体を有することを特徴としている。
この構成により本発明の蓄電ユニットは、貫通孔を封止するガス透過ゴム体が、付近の収容室内で発生するガスを透過させ、かつ、その貫通孔から電解液が他の収容室あるいは外装ケース外部へ漏液することを防ぐように密封するため、気密性を確保しながら、各収容室間において通気を図ることができ、蓄電ユニットとして信頼性を向上させることができる。
(実施例1)
以下に、図面を用いながら本実施例の蓄電ユニットと請求項1〜4、7、8に記載の発明について説明を行う。
以下に、図面を用いながら本実施例の蓄電ユニットと請求項1〜4、7、8に記載の発明について説明を行う。
図1は本実施例の蓄電ユニットを示した分解斜視図である。
図1において、本実施例の蓄電ユニットは、角状のケース1の内部に隔壁1bを複数箇所設け、この隔壁1bによって仕切られた複数の収容室1aを有している。そして、これら各収容室1aにはそれぞれ、充放電を行う素子2および電解液(図示なし)が収容され、これら素子2は、隣接する収容室1aの素子2と電気的に接続するために、金属製の接続部材3と電気的に接続されている。そして各収容室1aを区切る隔壁1bには、隣接する収容室1aどうしを連通させる貫通孔(図示なし)が形成されており、この貫通孔へ、貫通孔を塞ぐように、ガス透過ゴム体4aが付勢された状態で挿入されている(詳細は後述)。このケース1の上方を蓋体5が封止する。そしてこの蓋体5の一部には、その開口端が収容室1aと対向するように排気孔5aが形成されており、この排気孔5aの内部には、排気孔5aを塞ぐように、ガス透過ゴム体4bが配設されている。この排気孔5aの内部には、ガス透過ゴム体4bを係止できるように、例えば階段状などのような内側径が狭まった係止部5bを有している。さらに、排気孔5aのガス透過ゴム体4bを固定するため上面側から、例えば多孔質状のゴム固定具6が排気孔5aへ嵌め込まれている。そして、ケース1において最も外側の収容室1aに収容された素子2と接続された接続部材3はケース1の側壁を貫通して外部端子7と電気的に接合されている。
図2(a)は本実施例の蓄電ユニットに用いられる素子2と接続部材3を個別に示した分解斜視図であり、図2(b)は同蓄電ユニットに用いられる素子2と接続部材3を接合して示した斜視図である。
図3は本実施例における蓄電ユニットに用いられる素子どうしの接続方法を、蓋体を省略して示した上面概略図である。
図2(a)において、本実施例において用いられる素子2は、明確には図示されていないが、対向する一対の端部に正極および負極がそれぞれ一方ずつ形成されている。上記のように電極が構成されるように例えば素子2は、シート状の集電体の両面に電極層を一端辺は集電体が露出するように(集電体露出部)形成した正極および負極を、上記集電体露出部が互いに逆方向に突出するようにずらして対向させ、対向する正極および負極の間にセパレータを介在させた状態で、巻回状にした構成である。上記構成の素子2が複数個、各巻回軸が並列になるようにケース1内に配置されている。なお、本実施例に用いられる素子2は巻回状に限定されず、逆方向に突出した集電体露出部を有する正極と負極を積層した構成であってもよい。
この構成により、巻回した際に、突出した正極および負極の上記集電体露出部がそれぞれ巻回軸方向両端に束となって密集した素子端部2aをそれぞれ形成する。そして、図2(b)において、この略端面である素子端部2aと接続部材3の素子接合部3aをレーザー溶接などにより融着させて接合させることによって、電気的な接続を図っている。
そして、接続部材3の一端部である外部接続部3bは、突起部3cを備え、他の素子2に設けられた接続部材3の外部接続部3bと、2つの素子の間に介在する隔壁1bに形成された切り欠きである中継部(図示なし)に、互いの突起部3cが挿入されて、抵抗溶接などを用いて接合される。
上記のように、本実施例における蓄電ユニットは、ケース1を封止する蓋体5と、一つのケース1の中に複数の素子2を隔壁1bにより区切られた収容室1aに収容した構成であり、この蓄電ユニットの隔壁1bに貫通孔を設け、その貫通孔を塞ぐようにガス透過ゴム体4aが配設されている。
この構成により、本実施例の蓄電ユニットは、収容室1aごとの電解液の移動を抑制しながら、収容室1a間で、ガス透過ゴム体4aを通じたガスの排気あるいはガスの移動を効率的に行うことができる。これにより、とある収容室1aから他の収容室1aへ電解液が浸入することを抑制することができる。これにより、電解液増減により各素子2内部の電解液含浸の度合いが不均一になり、充放電バランスが崩れることを抑制することができる。
この効果は、例えば各収容室1a間の通気手段として従来から公知の気液分離膜などを用いた構成が考えられるが、これと比較し、既に収容室1aに収容されている電解液に対するガス透過機能の維持性能が優れている。言い換えれば、気液分離膜は一般的にガスを透過し、液体の透過を防ぐ部材であるが、この膜に液体が含浸されると、膜内におけるガスの透過性が劣化し、液体の含浸が進むにつれ、ガスの透過と共に含浸された液体も同時に透過する恐れがある。
これに対し、ガス透過ゴム体4a、4bを用いることにより、ガス透過ゴム体4に電解液が付着しても含浸されにくいため、漏液しにくい構成となる。
当然であるが、上記本発明の効果についてガス透過ゴム体4aを用いて説明を行ったが、ガス透過ゴム体4bについても、同様のことが言える。
また、本実施例において用いるガス透過ゴム体4aはゴム材であるため、一定の加工性を有し、様々な形状に加工することができる。そのため、下記の実施例2でも言及するが、ガス透過ゴム体4aとそれを支持するケース1、隔壁1b、蓋体5の間において、配設箇所の点で、加工を施して様々な形状の箇所へ適応させて配設でき、蓄電ユニットとして設計自由度が向上するという効果を奏する。
本実施例のガス透過ゴム体4a、4bに用いられる材料として、例えばブチルゴム、シリコンゴム、エチレンゴムがある。これら、ガス透過ゴム体4a、4bを使って、本実施例の蓄電ユニットでは、複数の隔壁1bにそれぞれガス透過ゴム体4aを嵌め込み、複数の収容室1a間でガスを移動させ、一つの収容室1aからガス透過ゴム体4bを通じて排気を行う。
図4(a)は本実施例における蓄電ユニットのガス透過ゴム体配設箇所を抜粋して示した断面概略図であり、図4(b)は同蓄電ユニットの形状の異なるガス透過ゴム体4aの配設箇所を抜粋して示した断面概略図、図4(c)は同蓄電ユニットの形状の異なるガス透過ゴム体の配設箇所を抜粋して示した断面概略図である。
さらに、本実施例では、図4(a)のように、ガス透過ゴム体4aが貫通孔を塞ぐだけの構成に限らず、図4(b)、(c)のようにこのガス透過ゴム体4aの挿入方向両端に通気孔から表出すると共に通気孔の径よりも径が大きい鍔部を備えている構成でもよい。この構成により、上記通気孔においてより強固にガス透過ゴム体4aを固定し、電解液の浸入を効率的に抑制することができる。
なお、本実施例において、接続部材3どうしを隔壁1bを介して接合させるために、例えばこの接合に用いられる貫通孔(図示なし)が設けられ、この貫通孔に互いの突起部3cを挿入した際、互いの突起部3cの間に隙間が形成されるように素子2の配置および接続部材3の寸法を設計することが好ましい。
これにより、抵抗溶接などを行う際に、上記隙間を埋めるように互いの突起部3cを挟み込んで接合を行い、外部接続部3bの突起部3c以外の部分が、より積極的に隔壁1bの壁面に押圧される。これにより、隔壁1bにおける外部接続部3bとの対向箇所の封止強度が向上する。
また、接続部材3の形状において、図2(a)のように板状の部材を加工したものであれば、素子接合部3aと外部接続部3bの平面部が異なる方向を向いた構成が好ましい。
これは、図3に記載の矢印のように、外部接続部3bが接合される際に、その外部接続部3bに他方の外部接続部3bへ向かう一定の応力がかかる。その際に、素子接合部3aにもその応力がかかり、その応力は、素子接合部3aと素子端部2aの接合界面に対して張力となる。この張力が大きい場合、上記接合界面で剥離が生じる恐れがあり、上記接合界面での接触抵抗が増大する恐れがある。そのため、この張力の方向を素子2の巻回軸方向からずらし、上記接合界面にかかる張力を低減するために、素子接合部3aと外部接続部3bは異なる方向を向いていることが好ましい。
言い換えれば、外部接続部3bどうしの接合界面を含む面と、素子接合部3aと素子端部2aの界面を含む面が異なる方向に位置することが好ましい。
その一例として、本実施例では、外部接続部3bを素子2の横から接合させている。
さらに、外部接続部3bと素子接合部3aの間にバッファ部を設け、外部接続部3bの角度変更を容易にして、さらに張力を低減した構成などであっても良い。
このような接続部材3を用いて複数の素子2を接続し、蓄電ユニットを構成することにより、特に巻回軸方向において長い寸法に設計された素子2を用いても、横に倒してケース内へ収容できるため、低背化させることができ、この蓄電ユニットを電子機器に搭載する際に、載置自由度が高まる。
また、ケース1および蓋体5の材料は絶縁材料が好ましく、樹脂などが好ましい。そして、蓋体5とケース1を接合する際、ケース1に一度、蓋体5をケース1上部で支持できるように例えばケース1側壁の内周側に切り欠きを設け、超音波溶着などによって接合を行う。
なお、本実施例では、隔壁1bに対してガス透過ゴム体4aを設ける構成を主として説明を行った。しかし、各収容室1aの一部を構成するケース1の外壁の部分にそれぞれガス透過ゴム体4aを設ける、あるいは、蓋体5の各収容室1aの直上に位置する箇所にそれぞれガス透過ゴム体4bを設けた構成であっても、一定のガス排気効率および漏液防止の効果を向上させることができる。
(実施例2)
以下に、図面を用いながら本実施例の蓄電ユニットと請求項5、6に記載の発明について説明を行う。なお、実施例1と同じ構成要素には同じ番号を付与して説明を行う。
以下に、図面を用いながら本実施例の蓄電ユニットと請求項5、6に記載の発明について説明を行う。なお、実施例1と同じ構成要素には同じ番号を付与して説明を行う。
図5は本実施例の蓄電ユニットの一部を部分的に抜粋して示した正面断面図である。
図5において、本実施例における蓄電ユニットでは、蓋体5に形成された排気孔10に、この排気孔10を塞ぐようにガス透過ゴム体11が配設されている。本実施例に用いられるガス透過ゴム体11は、外部に表出している面、外出面11bと、ケース1内部と対向する面、内呈面11aの面積の大小関係が、外出面11bより内呈面11aの方が大きい構成となっている。
この構成により、ガス透過ゴム体11において、ケース1内部のガス透過側である内呈面11aの面積が、水分浸入側の面である外出面11bの面積より大きくなるため、外部からケース1内へ水分が浸入することを抑制しながらより多くのガスを排気することができる。
ここで、本実施例における内呈面11aの面積および外出面11bの面積とは、上記排気孔10の両端に位置するそれぞれ開口部の端辺によって囲われた平面の面積のことを指す。
また、このガス透過ゴム体11は、内呈面11aが少なくとも並設された2つの収容室1aと対向するように配置されている。これにより、一つのガス透過ゴム体11を用いて複数の収容室1aのガスを排気することができる。
そして図5のように、このガス透過ゴム体11の形状を外周面が多段状の断面を有する形状にし、内呈面11a、外出面11bの面積を調整する構成にすることにより、ガス透過ゴム体11の段差の部分で、ガス透過ゴム体11が上方へ移動することを防ぎ、また、複数の収容室1aの排気をしようとすると、少なくとも1枚の隔壁1bと当接するため、この隔壁1bにより、ガス透過ゴム体11が下方に移動することを抑制し、固定することができる。
また、図5のような複雑な形状を有するガス透過部手段としてガス透過ゴム体11を形成することができるのは、本発明のようにガス透過部手段としてゴム材を加工して使用しているためである。
本実施例におけるガス透過ゴム体11および排気孔10の形状は上記の形状に限定されず、面積が小さい上面が蓋体5の外側に位置するように構成された円錐台状や角錐台状であってもよい。
(実施例3)
以下に、図面を用いて本実施例と請求項9、10に記載の発明について説明を行うが、本実施例は下記の内容に限定されない。
以下に、図面を用いて本実施例と請求項9、10に記載の発明について説明を行うが、本実施例は下記の内容に限定されない。
図6は本実施例における蓄電ユニットに用いられるケース21および蓋体22の構成を示した断面図である。
本実施例の蓄電ユニットは、実施例1、2と同じ素子2を用いるが、ケース21と蓋体22の形状が異なり、本実施例のケース21と蓋体22の形状は、これら部材2つを重ねて円筒状の外装体が構成できるように、それぞれ略半円筒状の形状を有する。
図7(a)は本実施例の接続部材23を示した正面図であり、図7(b)は同接続部材の平面図であり、図7(c)は同接続部材23の側面図である。
またこれに伴い、素子2と接続する接続部材23の形状も、円柱状の収容室21aに則して、素子接合部23aが略円板状であり、この素子接合部23aの外周端から延びる外部接続部23bを有する。
図7(a)〜(c)のように、本実施例の外部接続部23bは、上記素子接合部23aの一端を内側に折り込み、さらにその折り込まれた部分の一端を外向きに折り曲げられた状態で構成されている。この一端を外向きに折り曲げる際に、略線状に設けられる折り目(図示なし)が、上記外部接続部23bにおいて、上記素子接合部23aと素子2の接合界面に対して略鉛直方向に形成されるように折り曲げることが好ましい。
このように構成することにより、この外部接続部23bの他の外部接続部23b(図示なし)と接合される箇所が水平面どうしを重ねた状態で接合が行えるため、外壁の形状が複雑であるケース21の側壁に形成する貫通孔または切り欠き(図示なし)を小さくすることができる。
図8(a)は本実施例のケース21の内壁に圧力が加わった状態を示した部分断面図であり、図8(b)は実施例1におけるケース1の内壁に圧力が加わった状態を示した部分断面図である。
そして、本実施例のケース21および蓋体22が接合され、略円筒体を構成することにより、図8(b)のように、収容室1aにおいてガスが発生した際に、ケース1の場合、その底面にかかるガスの応力は、曲げ応力となり、底面が膨らむということになる、これにより、ケース1は、寸法がズレ、蓋体5との接合部などが剥離をおこす恐れなどがある。また、この曲げ応力に耐性を持たせるために、ケース1の側壁や底面の厚みをより厚くするという方法があるが、この方法の場合、厚みを厚くする分だけ材料コストを多く要すると共に、蓄電ユニットとして、大型化や重量増大を招く恐れがある。
これに対して図8(a)のように、ケース21および蓋体22の内底面または内側面、これらの外表面が曲面状である。言い換えれば、収容室21aは円柱状の空洞を形成し、ケース21は、波状の壁部を有し、円筒状のケースが連なった形状となっている。上記の構成より、ガスが収容室21a内で発生した場合、内周面にかかるガスの応力はケース21において壁面の引っ張り応力となる。そして、このガスの応力は、内周面に対して放射線状にかかることとなるため、それぞれ応力に生じる引っ張り応力が相殺されるため、より薄い壁の厚みにおいて、ガス発生時の内圧上昇による膨れなどに対して優れた耐性を得ることができる。このため、蓄電ユニットとして、信頼性を保ちながら軽量化を図ることができる。
因みに、本実施例で説明した接続部材23は、実施例1、2においても用いることができる。
なお、実施例1、2の蓄電ユニットに用いる素子2として、上記集電体には、例えばアルミニウム、銅、鉄、ニッケル、またはそれらの合金などが挙げられる。また、これら集電体にエッチング処理などを施した構成であっても良い。そして、集電体の束である素子端面2aと接合される接続部材3も同様の材料から構成されていることが好ましい。
上記電極層には、活性炭などの炭素材料が好ましい。また、さらにセルロース類などのバインダや、アセチレンブラックなどの導電助剤などを含んだ構成であってもよい。
上記セパレータには、多孔性で絶縁性である材料が用いられる。多孔性で絶縁性である材料としては、セルロース系の紙、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリイミドなどが用いられる。
上記電解液には、溶媒にプロピレンカーボネート、エチレンカーボネート、ジメチルカーボネートなどのカーボネート類やラクトン類などの有機溶媒を少なくとも一種用いることが好ましく、電解質には、テトラエチルアンモニウムテトラフルオロボレート(TEABF4)や、トリエチルメチルアンモニウムテトラフルオロボレート(TEMABF4)、1−エチル−3−メチルイミダゾリウムテトラフルオロボレート(EMIBF4)、1−エチル−2、3−ジメチルイミダゾリウムテトラフルオロボレート(EDMIBF4)、1、2、3−トリメチルイミダゾリウムテトラフルオロボレート(TMIBF4)及び1、3−ジメチルイミダゾリウムテトラフルオロボレート(DMIBF4)やアニオンに上記BF4 -以外にもPF6 -などのフッ素原子を含んだアニオンが好ましい。
また、カチオンにリチウムイオンを用い、負極の電極層に含まれる炭素材料に一定量のリチウムイオンを吸蔵させて大幅に負極と正極の電位差が広がった素子2を用いてもよい。その場合、炭素材料には、例えば黒鉛、ソフトカーボン、低温焼成炭素、ハードカーボンなどが挙げられる。
上記素子2を構成する材料は、素子2にキャパシタを用いた蓄電ユニットとして挙げているが、本発明の蓄電ユニットはこれだけに限定されず、リチウム二次電池などの電解液中のイオンと反応する電極層とそれを支持する集電体を備えた蓄電池を素子2に用いた蓄電ユニットにも適用が可能である。
以上のように、本発明の蓄電ユニットは、ケース内を仕切り収容室を形成する隔壁に貫通孔を形成し、その貫通孔を塞ぐように、ガス透過性を有したゴム部材を配設した。これにより、ケース内部における通気、排気を効率的に行うことができると共に、その貫通孔から他の収容室へ電解液が浸入することを抑制することができ、蓄電ユニットとして信頼性が向上できる。
本発明の蓄電ユニットは、特にケース内部で発生するガスの排気において信頼性に優れているため、過酷な環境条件での充放電を要求される車載用蓄電装置や、その他電子機器などの蓄電装置として利用することが期待される。
1、21 ケース
1a 収容室
1b 隔壁
2 素子
2a 素子端部
3、23 接続部材
3a、23a 素子接合部
3b、23b 外部接続部
3c 突起部
4a、4b、11 ガス透過ゴム体
5、22 蓋体
5a、10 排気孔
5b 係止部
6 ゴム固定具
7 外部端子
11a 内呈面
11b 外出面
1a 収容室
1b 隔壁
2 素子
2a 素子端部
3、23 接続部材
3a、23a 素子接合部
3b、23b 外部接続部
3c 突起部
4a、4b、11 ガス透過ゴム体
5、22 蓋体
5a、10 排気孔
5b 係止部
6 ゴム固定具
7 外部端子
11a 内呈面
11b 外出面
Claims (10)
- 隔壁により区切られた複数の収容室を有した有底状の外装ケースと、
複数の前記収容室へそれぞれ、共に収容された蓄電素子および電解液と、
前記複数の蓄電素子をそれぞれ電気的に接続する接続部材と、
前記外装ケースを封止する蓋体とを少なくとも備え、
前記隔壁に貫通孔が設けられ、この貫通孔を封止するガス透過ゴム体が設けられたことを特徴とした蓄電ユニット。 - 前記ガス透過ゴム体がブチルゴム、シリコンゴム、エチレンゴムのうち少なくとも一つを含むことを特徴とした請求項1に記載の蓄電ユニット。
- 前記貫通孔およびガス透過ゴム体が前記各隔壁にそれぞれ配設されると共に、前記蓋体へ排気孔が形成され、この蓋体の排気孔にガス透過ゴム体が配設されたことを特徴とする請求項1に記載の蓄電ユニット。
- 前記ガス透過ゴム体が、前記貫通孔から少なくとも一部表出した表出部を備え、この表出部が鍔状であることを特徴とした請求項1に記載の蓄電ユニット。
- 前記蓋体に排気孔が形成され、この排気孔の両端の開口端部のうち、外側の開口端部の面積に比べ内側の開口端部の面積の方が大きく、この排気孔の内壁に沿って前記ガス透過ゴム体が配設されたことを特徴とした請求項1に記載の蓄電ユニット。
- 前記排気孔が、前記蓋体の内側の面に形成された凹部と、この凹部底面に形成されて前記蓋体外部へ連通した孔部とからなることを特徴とした請求項5に記載の蓄電ユニット。
- 前記一対の接続部材が、前記蓄電素子における一対の対向する端部に形成された正極または負極とそれぞれ電気的に接続される素子接合部と、前記隔壁を通じて他の接続部材と電気的に接続する外部接続部とをそれぞれ少なくとも備え、
前記素子接合部と前記蓄電素子の界面を含む面と、前記外部接続部と他の接続部材の界面を含む面とが、異なる向きにある請求項1に記載の蓄電ユニット。 - 少なくとも一つの前記蓄電素子に接続された前記接続部材は、板材から構成され、
前記外部接続部は、前記素子接合部の一端により構成されると共にこの一端を内側に折り曲げて形成された請求項7に記載の蓄電ユニット。 - 前記外装ケースおよび前記蓋体の内壁面および外壁面に波状の曲面が形成された請求項1に記載の蓄電ユニット。
- 前記素子接合部の一端を折り曲げて形成された外部接続部の一端が外側に折り曲げられた請求項8に記載の蓄電ユニット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2010238203A JP2012094569A (ja) | 2010-10-25 | 2010-10-25 | 蓄電ユニット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2010238203A JP2012094569A (ja) | 2010-10-25 | 2010-10-25 | 蓄電ユニット |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2012094569A true JP2012094569A (ja) | 2012-05-17 |
Family
ID=46387611
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2010238203A Pending JP2012094569A (ja) | 2010-10-25 | 2010-10-25 | 蓄電ユニット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2012094569A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012227099A (ja) * | 2011-04-22 | 2012-11-15 | Primearth Ev Energy Co Ltd | 電池 |
| KR20170065771A (ko) * | 2015-12-04 | 2017-06-14 | 주식회사 엘지화학 | 전지셀들의 배열 방향이 상이한 전지모듈들을 포함하고 있는 전지팩 |
-
2010
- 2010-10-25 JP JP2010238203A patent/JP2012094569A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012227099A (ja) * | 2011-04-22 | 2012-11-15 | Primearth Ev Energy Co Ltd | 電池 |
| KR20170065771A (ko) * | 2015-12-04 | 2017-06-14 | 주식회사 엘지화학 | 전지셀들의 배열 방향이 상이한 전지모듈들을 포함하고 있는 전지팩 |
| KR102092112B1 (ko) | 2015-12-04 | 2020-03-23 | 주식회사 엘지화학 | 전지셀들의 배열 방향이 상이한 전지모듈들을 포함하고 있는 전지팩 |
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