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JP2012079558A - 2次電池型燃料電池システム - Google Patents

2次電池型燃料電池システム Download PDF

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JP2012079558A
JP2012079558A JP2010224236A JP2010224236A JP2012079558A JP 2012079558 A JP2012079558 A JP 2012079558A JP 2010224236 A JP2010224236 A JP 2010224236A JP 2010224236 A JP2010224236 A JP 2010224236A JP 2012079558 A JP2012079558 A JP 2012079558A
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unit
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Katsuichi Uratani
勝一 浦谷
Masayuki Kamiyama
雅之 上山
Hiroko Omori
寛子 大森
Yoshiyuki Okano
誉之 岡野
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Konica Minolta Inc
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Abstract

【課題】充電時に水素発生部が継続的に効率良く還元を行うことができる2次電池型燃料電池システムを提供する。
【解決手段】水との酸化反応により水素を発生し、水素との還元反応により再生可能な水素発生器1と、発電機能及び水の電気分解機能を有するSOFC5とを備え、水素発生部1とSOFC5との間で水素及び水蒸気を含むガスを循環させる2次電池型燃料電池システムであって、前記2次電池型燃料電池システムの充電時に、SOFC5から送出されるガスに含まれている水蒸気を除去する脱水部7と、前記2次電池型燃料電池システムの充電時に、脱水部7によって除去された水蒸気を、SOFC5において再利用するために水素発生器1から送出されるガスと混合する再利用部8とを備える2次電池型燃料電池システム。
【選択図】図1

Description

本発明は、発電動作だけでなく充電動作も行える2次電池型燃料電池システムに関する。
近年、携帯電話、携帯型情報端末、ノート型パーソナルコンピュータ、携帯型オーディオ、携帯型ビジュアル機器等の携帯用電子機器の多機能化、高性能化が進展するに伴い、その駆動用電池の大容量化に対する要求が高まってきている。従来、このような携帯用電子機器の駆動用電池としては、リチウム電池やニッカド電池が用いられているが、その容量は、限界に近づいており飛躍的な増大は望めない。そこで、リチウム電池やニッカド電池に代わりエネルギー密度が高く大容量化が可能な燃料電池の開発が盛んに行われている。
燃料電池は、水素と酸素から水を生成した際に電力を取り出すものであり、原理的に取り出せる電力エネルギーの効率が高いため、省エネルギーになるだけでなく、発電時の排出物が水のみであるため、環境に優れた発電方式であり、地球規模でのエネルギーや環境問題解決の切り札として期待されている。
このような燃料電池は、典型的には、固体ポリマーイオン交換膜を用いた固体高分子電解質膜、イットリア安定化ジルコニア(YSZ)を用いた固体酸化物電解質膜等を燃料極(アノード)と酸化剤極(カソード)とで両側から挟み込み、その外側を一対のセパレータで挟持して形成されたものを1つのセル構成としている。そして、このような構成のセルには、燃料極に燃料ガス(例えば水素ガス)を供給する燃料ガス流路と、酸化剤極に酸化剤ガス(例えば酸素や空気)を供給する酸化剤ガス流路とが設けられ、これらの流路を介して燃料ガス、酸化剤ガスがそれぞれ燃料極、酸化剤極に供給される。
ところが、外部から燃料が供給される燃料電池装置では、燃料(例えば水素)を供給するためのインフラ整備が必要である。また、燃料として比較的入手が容易なメタノールを用いる場合においてもその流通には年月を要するといった問題がある。
そこで、このような問題に対応するため、例えば、特許文献1で提案されている水素製造方法、すなわち、金属材と水とを反応させて上記金属材を酸化し、水素を発生させる酸化工程と、金属材と水素とを反応させて上記金属材を還元する還元工程とを交互に繰り返す水素製造方法を利用することができる。また、特許文献2には、水を分解して水素を発生する金属の酸化物を、炭化水素類を含む還元ガスで還元する工程において、還元反応により生成した排ガスから水を除去することが提案されている。
特開2008−150256号公報 特開2004―359536号公報(段落0024、0037)
水との酸化反応により水素を発生し水素との還元反応により再生可能な水素発生部を附属するタイプの2次電池型燃料電池システムでは、水素発生部と、前記水素発生部から供給される水素を燃料にして発電を行う発電機能及び前記水素発生部に供給する水素を生成するための水の電気分解を行う電気分解機能を有する発電・電気分解部との間で、水素及び水蒸気を含むガスを循環させる構成が考えられる。
このような構成の2次電池型燃料電池システムは、発電時に前記発電・電気分解部が水素を消費して水蒸気を発生させ、充電時に前記発電・電気分解部が水蒸気を消費して水素を発生させる。充電時に前記水素発生部が効率良く還元を行うためには、充電時に前記発電・電気分解部から前記水素発生部に供給されるガスに含まれる水蒸気を減少させる必要がある。
しかしながら、上記構成の2次電池型燃料電池システムにおいて、充電時に特許文献2のように単純に前記発電・電気分解部から前記水素発生部に供給されるガスから水蒸気を除去するだけの構成にすると、水蒸気の除去分に相当する水素分子が循環系から取り除かれることになり、最悪の場合充電動作を継続することができなくなってしまう。
本発明は、上記の状況に鑑み、充電時に水素発生部が継続的に効率良く還元を行うことができる2次電池型燃料電池システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明に係る2次電池型燃料電池システムは、水との酸化反応により水素を発生し、水素との還元反応により再生可能な水素発生部と、前記水素発生部から供給される水素を燃料にして発電を行う発電機能及び前記水素発生部に供給する水素を生成するための水の電気分解を行う電気分解機能を有する発電・電気分解部とを備え、前記水素発生部と前記発電・電気分解部との間で水素及び水蒸気を含むガスを循環させる2次電池型燃料電池システムであって、前記2次電池型燃料電池システムの充電時に、前記発電・電気分解部から送出されるガスに含まれている水蒸気を除去する脱水部と、前記2次電池型燃料電池システムの充電時に、前記脱水部によって除去された水蒸気を、前記発電・電気分解部において再利用するために前記水素発生部から送出されるガスと混合する再利用部とを備える構成としている。尚、前記発電・電気分解部は、例えば、前記水素発生部から供給される水素を燃料にして発電を行う発電動作と、前記水素発生部に供給する水素を生成するための水の電気分解を行う電気分解動作とを切り替える燃料電池を備える構成であってもよく、また、例えば、前記水素発生部から供給される水素を燃料にして発電を行う燃料電池と、前記水素発生部に供給する水素を生成するための水の電気分解を行う電気分解器とを別個に備える構成であってもよい。
このような構成によると、2次電池型燃料電池システムの充電時に、脱水部が発電・電気分解部から送出される混合ガスの水蒸気分圧比を落とすので、水素発生部内の水素分圧比が向上し、水素発生部での還元反応の効率及び反応速度が向上する。また、2次電池型燃料電池システムの充電時に、再利用部が、脱水部によって除去された水蒸気を水素発生部から送出されるガスと混合するので、発電・電気分解部内の水蒸気分圧比が向上し、水素発生部での還元反応の効率及び反応速度が向上する。また、脱水部によって除去された水蒸気が再利用部において再利用されており循環系外に排出されないので、水素発生部での継続的な還元反応を保証することができる。
したがって、充電時に水素発生部が継続的に効率良く還元を行うことができる。
また、前記水素発生部と前記発電・電気分解部との間で水素及び水蒸気を含むガスを循環させる循環経路を備え、前記循環経路中の前記発電・電気分解部から前記水素発生部にガスが向かう経路上に前記脱水部が設けられ、前記循環経路中の前記水素発生部から前記発電・電気分解部にガスが向かう経路上に前記再利用部が設けられるようにしてもよい。
また、前記脱水部と並列に設けられる第1バイパス経路と、前記再利用部と並列に設けられる第2バイパス経路とを備え、前記2次電池型燃料電池システムの発電時に前記第1バイパス経路及び前記第2バイパス経路にガスが流れ、前記2次電池型燃料電池システムの充電時に前記第1バイパス経路及び前記第2バイパス経路にガスが流れないようにしてもよい。
前記脱水部及び前記再利用部の具体的構成例としては、前記脱水部が、冷却トラップにより、前記発電・電気分解部から送出されるガスに含まれている水蒸気を除去し、前記再利用部が、前記脱水部の冷却トラップによって得られた水を加熱して水蒸気に戻してから、前記水素発生部から送出されるガスと混合する構成や、前記脱水部が、脱水剤により、前記発電・電気分解部から送出されるガスに含まれている水蒸気を除去し、前記再利用部が、水分を含んだ前記脱水剤を再生する際に得られる水蒸気を前記水素発生部から送出されるガスと混合する構成が挙げられる。
本発明によると、充電時に水素発生部が継続的に効率良く還元を行うことができる2次電池型燃料電池システムを実現することができる。
本発明の一実施形態に係る燃料電池システムの概略構成を示す模式図である。 固体酸化物型燃料電池(SOFC)の概略構成を示す模式図である。 鉄と酸化鉄とのエネルギの関係を示す図である。 水素発生器内の水蒸気分圧比について説明する図である。 図1を簡略化して本発明の一実施形態に係る2次電池型燃料電池システムの充電時の動作を説明する図である。 本発明の他の実施形態に係る燃料電池システムの概略構成を示す模式図である。
本発明の実施形態について図面を参照して以下に説明する。尚、本発明は、後述する実施形態に限られない。
<2次電池型燃料電池システムの構成>
図1は、本発明の一実施形態に係る2次電池型燃料電池システムの全体構成を示す図である。図1に示す本発明の一実施形態に係る2次電池型燃料電池システムは、鉄の微粒子圧縮体が収容された水素発生器1を備えている。さらに、図1に示す本発明の一実施形態に係る2次電池型燃料電池システムは、水素発生器1を加熱するヒーター2と、水素発生器1の温度を検出する温度センサ3と、水素発生器1の鉄残量を検出する残量センサ4とを備えている。残量センサ4は、例えば、鉄と酸化鉄の重量差を利用して、水素発生器1の重量変化から水素発生器1の鉄残量を検出するものを用いることができる。
図1に示す本発明の一実施形態に係る2次電池型燃料電池システムは、水素を燃料として発電し水を発生する燃料電池の一つである固体酸化物型燃料電池(SOFC)5も備えている。水素発生器1は、ガスを循環できるガス循環経路によってSOFC5に接続されている。
上記循環経路には循環器6、脱水部7、再利用部8、及び三方弁9〜12が設けられている。循環器6は、ブロア又はポンプであって、上記循環経路内のガスを強制循環させる。
脱水部7は、上記循環経路中のSOFC5から水素発生器1にガスが向かう経路上に設けられる。そして、脱水部7と並列に第1バイパス経路13が設けられ、第1バイパス経路13のSOFC5側端部と上記循環経路との接続部に三方弁9が設けられ、第1バイパス経路13の水素発生器1側端部と上記循環経路との接続部に三方弁10が設けられている。
再利用部8は、上記循環経路中の水素発生器1からSOFC5にガスが向かう経路上に設けられる。そして、再利用部8と並列に第2バイパス経路14が設けられ、第2バイパス経路14の水素発生器1側端部と上記循環経路との接続部に三方弁11が設けられ、第2バイパス経路14のSOFC5側端部と上記循環経路との接続部に三方弁12が設けられている。
コントローラ15は、システム全体の制御を行うものであり、温度センサ3から出力される温度情報及び残量センサ4から出力される残量情報を元に、ヒーター2、循環器6を個別に制御し、水素発生器1の反応条件を設定し、SOFC5に水素を供給してSOFC5に発電動作を行わせ、負荷であるモータ16を駆動させる。
また、コントローラ15は、モータ16の回生電力が発生した場合や外部電源入力端子17に外部電源(不図示)からの電力が供給された場合に、SOFC5を電気分解器として作動させ、水素発生器1の再生を行ってシステムの充電を行う。
さらに、コントローラ15は、三方弁9〜12の制御も行っている。
コントローラ15に接続されているリチウムイオン2次電池18は、起動時にヒーター2等を動作させるための電力を供給するものであって、SOFC5の発電又は外部電源入力端子17に外部電源(不図示)からの電力により再充電可能である。
<SOFCの構成及び動作>
SOFC5は、図2に示す通り、O2−を透過する固体電解質19を挟み、両側にそれぞれ酸化剤極20と燃料極21が形成されている3層構造をなしている。SOFC5では、発電動作時に、燃料極21において下記の(1)式の反応が起こる。
+O2−→HO+2e …(1)
上記の(1)式の反応によって生成された電子は、負荷であるモータ16を通って、酸化剤極20に到達し、酸化剤極20において下記の(2)式の反応が起こる。
1/2O+2e→O2− …(2)
そして、上記の(2)式の反応によって生成された酸素イオンは、固体電解質19を通って、燃料極21に到達する。上記の一連の反応を繰り返すことにより、SOFC5が発電動作を行うことになる。また、上記の(1)式から分かるように、発電動作時には、燃料極21側においてHが消費されHOが生成されることになる。
一方、SOFC5では、電気分解器として作動する場合、上記の(1)式及び(2)式の逆反応が起こり、燃料極21側においてHOが消費されHが生成される。
上記のように燃料極21側で消費されたり生成されたりするガス(水素ガス、水蒸気ガス)が、SOFC5の燃料極21側と水素発生器1との間を循環する。
<水素発生器での反応>
水素発生器1は、鉄の微粒子圧縮体を収容しているので、下記の(3)式に示す酸化反応により、水素を発生することができる。
3Fe+4HO→Fe+4H …(3)
上記の(3)式に示す鉄の酸化反応が進むと、鉄から酸化鉄への変化が進んで鉄残量が減っていくが、上記の(3)式の逆反応(還元反応)により、水素発生器1を再生することができ、システムを充電することができる。
ここで、鉄(Fe)と酸化鉄(Fe)とのエネルギの関係を図3に示す。鉄(Fe)は酸化鉄(Fe)よりもエネルギが高いので、鉄(Fe)が酸化鉄(Fe)に変化する反応(酸化反応)は外部に熱を放出する発熱反応になり、酸化鉄(Fe)が鉄(Fe)に変化する反応(還元反応)は吸熱反応になる。
また、反応が起こるには分子が活性化エネルギEa以上のエネルギを持つことが必要であるが、図3から分かるように、酸化反応の活性化エネルギEa(Fe→Fe)よりも、逆の還元反応の活性化エネルギEa(Fe→Fe)の方が大きい。すなわち、鉄の酸化反応よりも酸化鉄の還元反応の方が反応しにくい。
反応しやすさを示す反応速度定数kは、気体定数R、絶対温度T、頻度因子A、及び活性化エネルギEaを用いた下記の(4)式で表すことができる。そして、反応速度定数kと濃度との積で反応速度が与えられる。尚、周知の通り触媒を用いると、活性化エネルギEaを下げることができる。
k=Aexp(−Ea/RT) …(4)
上記の(4)式から分かるように、温度を上げると、指数関数的に反応速度kが上がることになる。実際上、水蒸気ガスによる鉄の酸化反応、水素ガスによる酸化鉄の還元反応が起きるためには、現在得られている触媒では、鉄の酸化反応で約80℃以上、活性化エネルギがより大きい酸化鉄の還元反応で約300℃以上の温度にすることが必要とされている。
将来触媒の改良により還元反応の活性化エネルギEaが低減された場合、下記の(5)式を満たす条件下であれば還元反応が可能になる。ただし、下記の(5)式中の200[kJ]は現在得られている触媒を用いた還元の最も低い活性化エネルギであり、下記の(5)式中の550[K]は現在得られている触媒を用いて還元反応が可能となる最低温度である。
T>(550/200)Ea …(5)
<水素発生器内の水蒸気分圧比>
図4は、水素発生器1内の水蒸気分圧比について説明する図である。水素発生器1内に鉄(Fe)と酸化鉄(Fe)が混在する状態で、水素発生器1内に水素ガスと水蒸気ガスの混合気体が存在するとき、鉄の酸化反応の反応速度と酸化鉄の還元反応の反応速度とが一致する平衡状態で安定する。図4に示す曲線はこの平衡状態を示している。したがって、平衡状態における水蒸気分圧比は、高温になるほど高くなる。例えば、300℃の温度条件下で水蒸気分圧比10%の混合ガスを水素発生器1に投入すると、平衡状態での水蒸気分圧比は4%(<10%)であるので、水蒸気を消費する鉄の酸化反応が優勢になり、最終的に水蒸気分圧比4%で安定し、見かけ上鉄の酸化反応が停止したようになる。これに対して、400℃の温度条件下で水蒸気分圧比4%の混合ガスを水素発生器1に投入すると、平衡状態での水蒸気分圧比は10%(>4%)であるので、水蒸気を生成する酸化鉄の還元反応が優勢になり、最終的に水蒸気分圧比10%で安定し、見かけ上酸化鉄の還元反応が停止したようになる。
<2次電池型燃料電池システムの動作>
次に、図1に示す本発明の一実施形態に係る2次電池型燃料電池システムの動作について図1及び図5を参照して説明する。なお、図5は、図1を簡略化して本発明の一実施形態に係る2次電池型燃料電池システムの充電時の動作を説明する図である。
水素発生器1に水素を発生させて発電を行う場合、コントローラ15は、水素発生器1をヒーター2によって加熱(ここでは400℃に加熱)し、循環器6を起動してガスを循環させる。また、コントローラ15の制御により、三方弁9がSOFC5と第1バイパス経路13とを連通状態にし、三方弁10が第1バイパス経路13と循環器6とを連通状態にし、三方弁11が水素発生器1と第2バイパス経路14とを連通状態にし、三方弁12が第2バイパス経路14とSOFC5とを連通状態にする。SOFC5は、循環経路内にある水素ガスを消費し水蒸気ガスを発生させながら発電を行う。ここで、SOFC5で発生した水蒸気は、400℃での平衡水蒸気分圧比の10%よりも分圧比が高くなれば鉄の酸化反応が優勢になり、水素発生器1内で水蒸気ガスが水素ガスに置き換わり、水蒸気分圧比10%、水素分圧比90%の状態に戻ろうとする。この水素ガスが、再びSOFC5で消費され水蒸気ガスが発生するというサイクルで発電が継続される。
一方、水素発生器1を再生してシステムの充電を行う場合、コントローラ15は、水素発生器1をヒーター2によって加熱(ここでは400℃)し、循環器6を起動してガスを循環させる。また、コントローラ15の制御により、三方弁9がSOFC5と脱水部7とを連通状態にし、三方弁10が脱水部7と循環器6とを連通状態にし、三方弁11が水素発生器1と再利用部8とを連通状態にし、三方弁12が再利用部8とSOFC5とを連通状態にする。そして、SOFC5を電気分解器として作動させる。この場合、SOFC5では上記の(1)式の逆反応が起こり、SOFC5は循環経路内にある水蒸気ガスを消費し水素ガスを発生させる。ここで、水素発生器1で発生した水蒸気の分圧比が400℃での平衡水蒸気分圧比の10%よりも低ければ酸化鉄の還元反応が優勢になり、水素発生器1内で水素ガスが水蒸気ガスに置き換わり、水蒸気分圧比10%、水素分圧比90%の状態に戻ろうとする。この水蒸気ガスが、再びSOFC5で消費され水素ガスが発生するというサイクルで水素発生器1が再生されシステムの充電が継続される。
SOFC5での電気分解の効率及び反応速度を向上させるためには、SOFC5への水蒸気の供給量を多くする必要がある。また、水素発生器1での還元反応の効率及び反応速度を向上させるためには、水素発生器1への水素の供給により水素発生器1での水素分圧比を高くする必要があるが、SOFC5は上記の(1)式の逆反応で循環経路内にある水蒸気ガスを全て消費するわけではないため、SOFC5から送出されるガスは純粋な水素ガスではなく水素ガスと反応しなかった水蒸気ガスとの混合ガス(ここでは水素分圧比95%、水蒸気分圧比5%の混合ガス)になっている。
そこで、図1に示す本発明の一実施形態に係る2次電池型燃料電池システムでは、システムの充電時に、脱水部7が冷却トラップ(ここでは0℃の冷却トラップ)によりSOFC5から送出される混合ガスの水蒸気分圧比を1%程度まで落としている。これにより、水素発生器1に供給される混合ガスの水素分圧比が99%程度まで向上し(図5参照)、水素発生器1での還元反応の効率及び反応速度が向上する。脱水部7での冷却には、例えば、コントローラ15によって制御されるペルチェ素子を用いることができる。
また、脱水部7の冷却トラップによってトラップされた水は、脱水部7から再利用部8に移送され、再利用部8において加熱されて水蒸気ガスに戻され、水素発生器1から送出されるガスと混合される。これにより、SOFC5に供給される混合ガスの水蒸気分圧比が15%程度まで向上し(図5参照)、水素発生器1での還元反応の効率及び反応速度が向上する。また、脱水部7の冷却トラップによってトラップされた水が再利用部8において再利用されており上記循環経路から除去されないので、水素発生器1での継続的な還元反応を保証することができる。再利用部8での加熱には、例えば、コントローラ15によって制御されるヒーターを用いることができる。
以上により、図1に示す本発明の一実施形態に係る2次電池型燃料電池システムでは、充電時に水素発生器1が継続的に効率良く還元を行うことができる。
なお、本実施形態では、1つのSOFC5が発電も水の電気分解も行っているが、水素発生器1が、燃料電池(例えば発電専用のSOFC)と水の電気分解器(例えば水の電気分解専用のSOFC)それぞれにガス循環経路上並列に接続される構成にしてもよい。また、水素発生器1の基材料(主成分)は、鉄に限定されず、水で酸化し水素で還元できるもの(例えばマグネシウム合金等)であればよい。
<2次電池型燃料電池システムの他の構成>
図6は、本発明の他の実施形態に係る2次電池型燃料電池システムの全体構成を示す図である。なお、図6において図1と同一の部分には同一の符号を付す。図6に示す本発明の他の実施形態に係る2次電池型燃料電池システムは、循環輸送機構22を備える点で図1に示す本発明の一実施形態に係る2次電池型燃料電池システムと異なり、さらに、脱水部7及び再利用部8の具体的な構成においても図1に示す本発明の一実施形態に係る2次電池型燃料電池システムと異なる。循環輸送機構22は、脱水部7と再利用部8との間で粒状の脱水剤(ここでは酸化カルシウム)を循環輸送する。
図6に示す本発明の他の実施形態に係る2次電池型燃料電池システムの動作は、水素発生器1に水素を発生させて発電を行う場合、水素発生器1を再生してシステムの充電を行う場合ともに、図1に示す本発明の一実施形態に係る2次電池型燃料電池システムの動作と基本的に同じである。
システムの充電時に、脱水部7において、
SOFC5から送出される混合ガス中の水蒸気と脱水剤である酸化カルシウムとが反応して水酸化カルシウムが生成される(下記の(6)式参照)。
CaO+HO→Ca(OH) ・・・(6)
上記の(6)式の反応により、SOFC5から送出される混合ガスの水蒸気分圧比を落とすことができる。これにより、水素発生器1に供給される混合ガスの水素分圧比が向上し、水素発生器1での還元反応の効率及び反応速度が向上する。
また、上記の(6)式の反応により生成された水酸化カルシウムは、循環輸送機構22によって脱水部7から再利用部8に輸送され、再利用部8において加熱されて水酸化カルシウムが水蒸気ガスと酸化カルシウムとに分離され(下記の(7)式参照)、水蒸気ガスは水素発生器1から送出されるガスと混合され、酸化カルシウムが循環輸送機構22によって再利用部8から脱水部7に輸送される。
Ca(OH)→CaO+HO ・・・(7)
これにより、SOFC5に供給される混合ガスの水蒸気分圧比が向上し、水素発生器1での還元反応の効率及び反応速度が向上する。また、脱水部7で除去された水が再利用部8において再利用されており上記循環経路から除去されないので、水素発生器1での継続的な還元反応を保証することができる。
以上により、図6に示す本発明の他の実施形態に係る2次電池型燃料電池システムでは、充電時に水素発生器1が継続的に効率良く還元を行うことができる。
なお、脱水剤は、酸化カルシウムに限定されず、再生可能なものであればよい。
1 水素発生器
2 ヒーター
3 温度センサ
4 残量センサ
5 固体酸化物型燃料電池(SOFC)
6 循環器
7 脱水部
8 再利用部
9〜12 三方弁
13 第1バイパス経路
14 第2バイパス経路
15 コントローラ
16 モータ
17 外部電源入力端子
18 リチウムイオン2次電池
19 固体電解質
20 酸化剤極
21 燃料極
22 循環輸送機構

Claims (5)

  1. 水との酸化反応により水素を発生し、水素との還元反応により再生可能な水素発生部と、
    前記水素発生部から供給される水素を燃料にして発電を行う発電機能及び前記水素発生部に供給する水素を生成するための水の電気分解を行う電気分解機能を有する発電・電気分解部とを備え、
    前記水素発生部と前記発電・電気分解部との間で水素及び水蒸気を含むガスを循環させる2次電池型燃料電池システムであって、
    前記2次電池型燃料電池システムの充電時に、前記発電・電気分解部から送出されるガスに含まれている水蒸気を除去する脱水部と、
    前記2次電池型燃料電池システムの充電時に、前記脱水部によって除去された水蒸気を、前記発電・電気分解部において再利用するために前記水素発生部から送出されるガスと混合する再利用部とを備えることを特徴とする2次電池型燃料電池システム。
  2. 前記水素発生部と前記発電・電気分解部との間で水素及び水蒸気を含むガスを循環させる循環経路を備え、
    前記循環経路中の前記発電・電気分解部から前記水素発生部にガスが向かう経路上に前記脱水部が設けられ、
    前記循環経路中の前記水素発生部から前記発電・電気分解部にガスが向かう経路上に前記再利用部が設けられることを特徴とする請求項1に記載の2次電池型燃料電池システム。
  3. 前記脱水部と並列に設けられる第1バイパス経路と、
    前記再利用部と並列に設けられる第2バイパス経路とを備え、
    前記2次電池型燃料電池システムの発電時に前記第1バイパス経路及び前記第2バイパス経路にガスが流れ、前記2次電池型燃料電池システムの充電時に前記第1バイパス経路及び前記第2バイパス経路にガスが流れないことを特徴とする請求項2に記載の2次電池型燃料電池システム。
  4. 前記脱水部が、冷却トラップにより、前記発電・電気分解部から送出されるガスに含まれている水蒸気を除去し、
    前記再利用部が、前記脱水部の冷却トラップによって得られた水を加熱して水蒸気に戻してから、前記水素発生部から送出されるガスと混合することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の2次電池型燃料電池システム。
  5. 前記脱水部が、脱水剤により、前記発電・電気分解部から送出されるガスに含まれている水蒸気を除去し、
    前記再利用部が、水分を含んだ前記脱水剤を再生する際に得られる水蒸気を前記水素発生部から送出されるガスと混合することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の2次電池型燃料電池システム。
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