JP2012072349A - W/oナノエマルション及びその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】長期保存、例えば6ヶ月保存しても安定に存在するW/O型ナノエマルションの提供。
【解決手段】a)水:0重量%を越えて30重量%以下;
b)油:100重量%未満70重量%以上;
c)油を100重量部として標準化した場合、HLB値が1〜10であるノニオン界面活性剤を少なくとも1種:1〜30重量部;及び
d)水を100重量部として標準化した場合、陰イオン界面活性剤、陽イオン界面活性剤及び両性界面活性剤からなる群から選ばれる少なくとも1種:0.1〜30重量部;
を有するW/O型エマルションであって、
該W/O型エマルションの水粒子の50%平均粒径が100nm以下であるW/O型エマルションにより、上記課題を解決する。
【選択図】なし
【解決手段】a)水:0重量%を越えて30重量%以下;
b)油:100重量%未満70重量%以上;
c)油を100重量部として標準化した場合、HLB値が1〜10であるノニオン界面活性剤を少なくとも1種:1〜30重量部;及び
d)水を100重量部として標準化した場合、陰イオン界面活性剤、陽イオン界面活性剤及び両性界面活性剤からなる群から選ばれる少なくとも1種:0.1〜30重量部;
を有するW/O型エマルションであって、
該W/O型エマルションの水粒子の50%平均粒径が100nm以下であるW/O型エマルションにより、上記課題を解決する。
【選択図】なし
Description
本発明は、W/Oナノエマルション及びその製造方法、並びに該W/Oナノエマルションを有する燃料に関する。
エマルション燃料は窒素酸化物や粒子状物質の発生を抑え、内燃機関が排出するガスがもたらす環境負荷を低減させる効果があるといわれている。内燃機関で着火させると、まず低沸点の水粒子が気化蒸発し、その際、まわりを取り囲む油が飛散し、より細かい径の粒子になると考えられる。この油粒子は体積あたりの酸素と接する面積が大きくなり、局部的な不完全燃焼が少なくなるため燃焼効率が高まり粒子状物質(Particulate Matter, PM)の発生量が減少し、同時に、含有する水の影響で内燃機関の温度が低下することから、ゼルドビッチNOの生成反応による窒素酸化物の発生も抑えられる。燃焼効率の増加はCOの減少およびCO2の削減にもつながる。
CHIESA M et al.: Thermal conductivity and viscosity of water-in-oil nanoemulsions, Colloids Surf A, Vol.326 No.1-2 Page. 67-72 (2008)。
MAGDASSI S. et al.: A new method for preparation of poly-lauryl acrylate nanoparticles from nanoemulsions obtained by the phase inversion temperature process、Polym Adv Technol, Vol.18 No.9 Page. 705-711 (2007)。
PORRAS M et al.: Studies of formation of W/O nano-emulsions, Colloids Surf A, Vol.249 No.1/3 Page. 115-118 (2004)。
しかしながら、従来のエマルション燃料は、時間の経過とともに油水分離を起こすので製造してすぐ使用しなければならない場合が多く、長時間分離しない高品質のエマルション燃料でも、せいぜい、3ヶ月程度、品質を保持する程度であった。
また、従来の手法では、マイクロエマルションの製造・使用が主体であり、ナノエマルションを製造できないか又は製造できたとしてもそれが長期間、安定に存在しなかった、という問題があった。
また、従来の手法では、マイクロエマルションの製造・使用が主体であり、ナノエマルションを製造できないか又は製造できたとしてもそれが長期間、安定に存在しなかった、という問題があった。
そこで、本発明の目的は、上記問題を解決することにある。
具体的には、本発明の目的は、長期保存、例えば6ヶ月保存しても安定に存在するW/O型ナノエマルションを提供することにある。
また、本発明の目的は、上記目的以外に、又は上記目的に加えて、灯油又は軽油などよりも燃焼効率のよいW/O型ナノエマルション、又は該W/O型ナノエマルションを有する燃料を提供することにある。
さらに、本発明の目的は、上記目的以外に、又は上記目的に加えて、燃焼により発生するNOx及び/又はCOの量を抑えることができるW/O型ナノエマルション、又は該W/O型ナノエマルションを有する燃料を提供することにある。
具体的には、本発明の目的は、長期保存、例えば6ヶ月保存しても安定に存在するW/O型ナノエマルションを提供することにある。
また、本発明の目的は、上記目的以外に、又は上記目的に加えて、灯油又は軽油などよりも燃焼効率のよいW/O型ナノエマルション、又は該W/O型ナノエマルションを有する燃料を提供することにある。
さらに、本発明の目的は、上記目的以外に、又は上記目的に加えて、燃焼により発生するNOx及び/又はCOの量を抑えることができるW/O型ナノエマルション、又は該W/O型ナノエマルションを有する燃料を提供することにある。
本発明者らは、次の発明を見出した。
<1> a)水:0重量%を越えて30重量%以下、好ましくは5〜20重量%;
b)油:100重量%未満70重量%以上、好ましくは95〜80重量%;
c)油を100重量部として標準化した場合、HLB値が1〜10、好ましくは3〜8であるノニオン界面活性剤を少なくとも1種:1〜30重量部、好ましくは10〜20重量部;及び
d)水を100重量部として標準化した場合、陰イオン界面活性剤、陽イオン界面活性剤及び両性界面活性剤からなる群から選ばれる少なくとも1種:0.1〜30重量部、好ましくは0.5〜20重量部;
を有するW/O型エマルションであって、
該W/O型エマルションの水粒子の50%平均粒径が100nm以下であるW/O型エマルション。
<1> a)水:0重量%を越えて30重量%以下、好ましくは5〜20重量%;
b)油:100重量%未満70重量%以上、好ましくは95〜80重量%;
c)油を100重量部として標準化した場合、HLB値が1〜10、好ましくは3〜8であるノニオン界面活性剤を少なくとも1種:1〜30重量部、好ましくは10〜20重量部;及び
d)水を100重量部として標準化した場合、陰イオン界面活性剤、陽イオン界面活性剤及び両性界面活性剤からなる群から選ばれる少なくとも1種:0.1〜30重量部、好ましくは0.5〜20重量部;
を有するW/O型エマルションであって、
該W/O型エマルションの水粒子の50%平均粒径が100nm以下であるW/O型エマルション。
<2> 上記<1>において、W/O型エマルションの水粒子の50%平均粒径が5〜100nm、好ましくは5〜50nm、より好ましくは5〜30nm、最も好ましくは5〜20nmであるのがよい。
<3> 上記<1>又は<2>において、b)油は、ケロシン、ガソリン、軽油、重油(A重油、B重油及びC重油を含む)、アルコール、バイオ燃料及びエチルtert-ブチルエーテルからなる群から選ばれる少なくとも1種、好ましくはケロシン、軽油、A重油及びB重油からなる群から選ばれる少なくとも1種、より好ましくはケロシン又は軽油であるのがよい。
<3> 上記<1>又は<2>において、b)油は、ケロシン、ガソリン、軽油、重油(A重油、B重油及びC重油を含む)、アルコール、バイオ燃料及びエチルtert-ブチルエーテルからなる群から選ばれる少なくとも1種、好ましくはケロシン、軽油、A重油及びB重油からなる群から選ばれる少なくとも1種、より好ましくはケロシン又は軽油であるのがよい。
<4> 上記<1>〜<3>のいずれかにおいて、c)ノニオン界面活性剤が、ポリオキシエチレングリコール、脂肪酸ソルビタンエステル、アルキルポリグルコシド、脂肪酸ジエタノールアミド、アルキルモノグリセリルエーテル、アルキルグリコシド、ポリエチレングリコール、及びポリビニルアルコールからなる群から選ばれる少なくとも1種、好ましくはポリオキシエチレングリコール、脂肪酸ソルビタンエステル、及びアルキルポリグルコシドからなる群から選ばれる少なくとも1種、より好ましくはポリオキシエチレングリコールであるのがよい。
<5> 上記<1>〜<4>のいずれかにおいて、d)が、陰イオン界面活性剤を有するのがよい。
<6> 上記<1>〜<4>のいずれかにおいて、d)が、陰イオン界面活性剤のみからなるのがよい。
<7> 上記<1>〜<6>のいずれかにおいて、陰イオン界面活性剤が、脂肪酸塩、モノアルキル硫酸塩、アルキルポリオキシエチレン硫酸塩、アルキルベンゼンスルホン酸塩、モノアルキルリン酸塩、及びスルホコハク酸型界面活性剤(エチル・ヘキシル・スルホコハク酸塩など)からなる群から選ばれる少なくとも1種、好ましくは脂肪酸塩、モノアルキル硫酸塩、アルキルポリオキシエチレン硫酸塩、及びアルキルベンゼンスルホン酸塩からなる群から選ばれる少なくとも1種、より好ましくはモノアルキル硫酸塩であるのがよい。
<6> 上記<1>〜<4>のいずれかにおいて、d)が、陰イオン界面活性剤のみからなるのがよい。
<7> 上記<1>〜<6>のいずれかにおいて、陰イオン界面活性剤が、脂肪酸塩、モノアルキル硫酸塩、アルキルポリオキシエチレン硫酸塩、アルキルベンゼンスルホン酸塩、モノアルキルリン酸塩、及びスルホコハク酸型界面活性剤(エチル・ヘキシル・スルホコハク酸塩など)からなる群から選ばれる少なくとも1種、好ましくは脂肪酸塩、モノアルキル硫酸塩、アルキルポリオキシエチレン硫酸塩、及びアルキルベンゼンスルホン酸塩からなる群から選ばれる少なくとも1種、より好ましくはモノアルキル硫酸塩であるのがよい。
<8> 上記<1>〜<5>及び<7>のいずれかにおいて、d)が、陽イオン界面活性剤を有するのがよい。
<9> 上記<1>〜<4>のいずれかにおいて、d)が、陽イオン界面活性剤のみからなるのがよい。
<10> 上記<1>〜<5>及び<7>〜<9>のいずれかにおいて、陽イオン界面活性剤が、アルキルトリメチルアンモニウム塩、ジアルキルジメチルアンモニウム塩、及びアルキルベンジルジメチルアンモニウム塩からなる群から選ばれる少なくとも1種、好ましくはアルキルトリメチルアンモニウム塩であるのがよい。
<9> 上記<1>〜<4>のいずれかにおいて、d)が、陽イオン界面活性剤のみからなるのがよい。
<10> 上記<1>〜<5>及び<7>〜<9>のいずれかにおいて、陽イオン界面活性剤が、アルキルトリメチルアンモニウム塩、ジアルキルジメチルアンモニウム塩、及びアルキルベンジルジメチルアンモニウム塩からなる群から選ばれる少なくとも1種、好ましくはアルキルトリメチルアンモニウム塩であるのがよい。
<11> 上記<1>〜<5>、<7>、<8>及び<10>のいずれかにおいて、d)が、両性界面活性剤を有するのがよい。
<12> 上記<1>〜<4>のいずれかにおいて、d)が、両性界面活性剤のみからなるのがよい。
<13> 上記<1>〜<5>、<7>、<8>、及び<10>〜<12>のいずれかにおいて、両性界面活性剤が、アルキルジメチルアミンオキシド、及びアルキルカルボキシベタインからなる群から選ばれる少なくとも1種であるのがよい。
<12> 上記<1>〜<4>のいずれかにおいて、d)が、両性界面活性剤のみからなるのがよい。
<13> 上記<1>〜<5>、<7>、<8>、及び<10>〜<12>のいずれかにおいて、両性界面活性剤が、アルキルジメチルアミンオキシド、及びアルキルカルボキシベタインからなる群から選ばれる少なくとも1種であるのがよい。
<14> 上記<1>〜<13>のいずれかのW/O型エマルションを有する燃料。
<15> 上記<1>〜<13>のいずれかのW/O型エマルションのみからなる燃料。
<16> 上記<1>〜<13>のいずれかのW/O型エマルションのみから本質的になる燃料。
<15> 上記<1>〜<13>のいずれかのW/O型エマルションのみからなる燃料。
<16> 上記<1>〜<13>のいずれかのW/O型エマルションのみから本質的になる燃料。
<16> a)水:0重量%を越えて30重量%以下、好ましくは5〜20重量%;
b)油:100重量%未満70重量%以上、好ましくは95〜80重量%;
c)油を100重量部として標準化した場合、HLB値が1〜10、好ましくは3〜8であるノニオン界面活性剤を少なくとも1種:1〜30重量部、好ましくは10〜20重量部;及び
d)水を100重量部として標準化した場合、陰イオン界面活性剤、陽イオン界面活性剤及び両性界面活性剤からなる群から選ばれる少なくとも1種:0.1〜30重量部、好ましくは0.5〜20重量部;
を有するW/O型エマルションであって、
該W/O型エマルションの水粒子の50%平均粒径が100nm以下、好ましくは5〜100nm、好ましくは5〜50nm、より好ましくは5〜30nm、最も好ましくは5〜20nmであるW/O型エマルションの製造方法であって、
i) a)水を準備する工程;
ii) b)油を準備する工程;
iii) c)ノニオン界面活性剤を準備する工程;
iv) d)の界面活性剤を準備する工程;及び
v) a)〜d)を混合する工程;
を有することにより、上記W/O型エマルションを得る、上記方法。
b)油:100重量%未満70重量%以上、好ましくは95〜80重量%;
c)油を100重量部として標準化した場合、HLB値が1〜10、好ましくは3〜8であるノニオン界面活性剤を少なくとも1種:1〜30重量部、好ましくは10〜20重量部;及び
d)水を100重量部として標準化した場合、陰イオン界面活性剤、陽イオン界面活性剤及び両性界面活性剤からなる群から選ばれる少なくとも1種:0.1〜30重量部、好ましくは0.5〜20重量部;
を有するW/O型エマルションであって、
該W/O型エマルションの水粒子の50%平均粒径が100nm以下、好ましくは5〜100nm、好ましくは5〜50nm、より好ましくは5〜30nm、最も好ましくは5〜20nmであるW/O型エマルションの製造方法であって、
i) a)水を準備する工程;
ii) b)油を準備する工程;
iii) c)ノニオン界面活性剤を準備する工程;
iv) d)の界面活性剤を準備する工程;及び
v) a)〜d)を混合する工程;
を有することにより、上記W/O型エマルションを得る、上記方法。
<17> 上記<16>のv)混合工程において、
v−1) ii)工程の油;及びiii)工程のノニオン界面活性剤を混合し、
これとは別に、v−2) i)工程の水;及びiv)工程の界面活性剤を混合し、
v−3) v−1)工程で得られた混合物と、v−2)工程で得られた混合物とを混合する工程を有するのがよい。
v−1) ii)工程の油;及びiii)工程のノニオン界面活性剤を混合し、
これとは別に、v−2) i)工程の水;及びiv)工程の界面活性剤を混合し、
v−3) v−1)工程で得られた混合物と、v−2)工程で得られた混合物とを混合する工程を有するのがよい。
<18> 上記<16>又は<17>において、b)油は、ケロシン、ガソリン、軽油、重油(A重油、B重油及びC重油を含む)、アルコール、バイオ燃料及びエチルtert-ブチルエーテルからなる群から選ばれる少なくとも1種、好ましくはケロシン、軽油、A重油及びB重油からなる群から選ばれる少なくとも1種、より好ましくはケロシン又は軽油であるのがよい。
<19> 上記<16>〜<18>のいずれかにおいて、c)ノニオン界面活性剤が、ポリオキシエチレングリコール、脂肪酸ソルビタンエステル、アルキルポリグルコシド、脂肪酸ジエタノールアミド、アルキルモノグリセリルエーテル、アルキルグリコシド、ポリエチレングリコール、及びポリビニルアルコールからなる群から選ばれる少なくとも1種、好ましくはポリオキシエチレングリコール、脂肪酸ソルビタンエステル、及びアルキルポリグルコシドからなる群から選ばれる少なくとも1種、より好ましくはポリオキシエチレングリコールであるのがよい。
<19> 上記<16>〜<18>のいずれかにおいて、c)ノニオン界面活性剤が、ポリオキシエチレングリコール、脂肪酸ソルビタンエステル、アルキルポリグルコシド、脂肪酸ジエタノールアミド、アルキルモノグリセリルエーテル、アルキルグリコシド、ポリエチレングリコール、及びポリビニルアルコールからなる群から選ばれる少なくとも1種、好ましくはポリオキシエチレングリコール、脂肪酸ソルビタンエステル、及びアルキルポリグルコシドからなる群から選ばれる少なくとも1種、より好ましくはポリオキシエチレングリコールであるのがよい。
<20> 上記<16>〜<19>のいずれかにおいて、d)が、陰イオン界面活性剤を有するのがよい。
<21> 上記<16>〜<19>のいずれかにおいて、d)が、陰イオン界面活性剤のみからなるのがよい。
<22> 上記<16>〜<21>のいずれかにおいて、陰イオン界面活性剤が、脂肪酸塩、モノアルキル硫酸塩、アルキルポリオキシエチレン硫酸塩、アルキルベンゼンスルホン酸塩、モノアルキルリン酸塩、及びスルホコハク酸型界面活性剤(エチル・ヘキシル・スルホコハク酸塩など)からなる群から選ばれる少なくとも1種、好ましくは脂肪酸塩、モノアルキル硫酸塩、アルキルポリオキシエチレン硫酸塩、及びアルキルベンゼンスルホン酸塩からなる群から選ばれる少なくとも1種、より好ましくはモノアルキル硫酸塩であるのがよい。
<21> 上記<16>〜<19>のいずれかにおいて、d)が、陰イオン界面活性剤のみからなるのがよい。
<22> 上記<16>〜<21>のいずれかにおいて、陰イオン界面活性剤が、脂肪酸塩、モノアルキル硫酸塩、アルキルポリオキシエチレン硫酸塩、アルキルベンゼンスルホン酸塩、モノアルキルリン酸塩、及びスルホコハク酸型界面活性剤(エチル・ヘキシル・スルホコハク酸塩など)からなる群から選ばれる少なくとも1種、好ましくは脂肪酸塩、モノアルキル硫酸塩、アルキルポリオキシエチレン硫酸塩、及びアルキルベンゼンスルホン酸塩からなる群から選ばれる少なくとも1種、より好ましくはモノアルキル硫酸塩であるのがよい。
<23> 上記<16>〜<20>及び<22>のいずれかにおいて、d)が、陽イオン界面活性剤を有するのがよい。
<24> 上記<16>〜<19>のいずれかにおいて、d)が、陽イオン界面活性剤のみからなるのがよい。
<25> 上記<16>〜<20>及び<22>〜<24>のいずれかにおいて、陽イオン界面活性剤が、アルキルトリメチルアンモニウム塩、ジアルキルジメチルアンモニウム塩、及びアルキルベンジルジメチルアンモニウム塩からなる群から選ばれる少なくとも1種、好ましくはアルキルトリメチルアンモニウム塩であるのがよい。
<24> 上記<16>〜<19>のいずれかにおいて、d)が、陽イオン界面活性剤のみからなるのがよい。
<25> 上記<16>〜<20>及び<22>〜<24>のいずれかにおいて、陽イオン界面活性剤が、アルキルトリメチルアンモニウム塩、ジアルキルジメチルアンモニウム塩、及びアルキルベンジルジメチルアンモニウム塩からなる群から選ばれる少なくとも1種、好ましくはアルキルトリメチルアンモニウム塩であるのがよい。
<26> 上記<16>〜<20>、<22>、<23>及び<25>のいずれかにおいて、d)が、両性界面活性剤を有するのがよい。
<27> 上記<16>〜<19>のいずれかにおいて、d)が、両性界面活性剤のみからなるのがよい。
<28> 上記<16>〜<20>、<22>、<23>、及び<25>〜<27>のいずれかにおいて、両性界面活性剤が、アルキルジメチルアミンオキシド、及びアルキルカルボキシベタインからなる群から選ばれる少なくとも1種であるのがよい。
<27> 上記<16>〜<19>のいずれかにおいて、d)が、両性界面活性剤のみからなるのがよい。
<28> 上記<16>〜<20>、<22>、<23>、及び<25>〜<27>のいずれかにおいて、両性界面活性剤が、アルキルジメチルアミンオキシド、及びアルキルカルボキシベタインからなる群から選ばれる少なくとも1種であるのがよい。
本発明により、長期保存、例えば6ヶ月保存しても安定に存在するW/O型ナノエマルションを提供することができる。
また、本発明により、上記効果以外に、又は上記効果に加えて、灯油又は軽油などよりも燃焼効率のよいW/O型ナノエマルション、又は該W/O型ナノエマルションを有する燃料を提供することができる。
さらに、本発明により、上記効果以外に、又は上記効果に加えて、燃焼により発生するNOx及び/又はCOの量を抑えることができるW/O型ナノエマルション、又は該W/O型ナノエマルションを有する燃料を提供することができる。
また、本発明により、上記効果以外に、又は上記効果に加えて、灯油又は軽油などよりも燃焼効率のよいW/O型ナノエマルション、又は該W/O型ナノエマルションを有する燃料を提供することができる。
さらに、本発明により、上記効果以外に、又は上記効果に加えて、燃焼により発生するNOx及び/又はCOの量を抑えることができるW/O型ナノエマルション、又は該W/O型ナノエマルションを有する燃料を提供することができる。
以下、本発明を詳細に説明する。
本願は、「W/O型エマルション」、該「W/O型エマルション」を有する燃料、該「W/O型エマルション」の製造方法などを提供する。以下、順に説明する。
本願は、「W/O型エマルション」、該「W/O型エマルション」を有する燃料、該「W/O型エマルション」の製造方法などを提供する。以下、順に説明する。
<W/O型エマルション>
本願は、W/O型エマルションの水粒子の50%平均粒径が100nm以下であるW/O型エマルションを提供する。
ここで、「50%平均粒径」とは、積算分布が0.5となるメディアン径をいう。
また、「W/O型エマルションの水粒子の50%平均粒径」とは、次のことをいう。即ち、本願のW/O型エマルションは、図1に示すような構造を有する。図1は、一例として、本願のW/O型エマルションを、水とノニオン界面活性剤とを混合し、まずマイクロエマルションとし、その後、陰イオン界面活性剤をさらに混合し、ナノエマルションを形成することを示す図である。ここで、図1のナノエマルションは、中心に水粒子を有し、その外周に炭化水素鎖が配置されてなる。よって、「W/O型エマルションの水粒子」とは、図1のナノエマルションの中心に配置される水粒子である。したがって、「W/O型エマルションの水粒子の50%平均粒径」とは、図1で例示説明すると、ナノエマルションの中心に配置される水粒子についての、積算分布が0.5となるメディアン径をいう。
本願は、W/O型エマルションの水粒子の50%平均粒径が100nm以下であるW/O型エマルションを提供する。
ここで、「50%平均粒径」とは、積算分布が0.5となるメディアン径をいう。
また、「W/O型エマルションの水粒子の50%平均粒径」とは、次のことをいう。即ち、本願のW/O型エマルションは、図1に示すような構造を有する。図1は、一例として、本願のW/O型エマルションを、水とノニオン界面活性剤とを混合し、まずマイクロエマルションとし、その後、陰イオン界面活性剤をさらに混合し、ナノエマルションを形成することを示す図である。ここで、図1のナノエマルションは、中心に水粒子を有し、その外周に炭化水素鎖が配置されてなる。よって、「W/O型エマルションの水粒子」とは、図1のナノエマルションの中心に配置される水粒子である。したがって、「W/O型エマルションの水粒子の50%平均粒径」とは、図1で例示説明すると、ナノエマルションの中心に配置される水粒子についての、積算分布が0.5となるメディアン径をいう。
本発明のW/O型エマルションは、a)水;b)油;c)HLB値が1〜10、好ましくは3〜8であるノニオン界面活性剤;及びd)陰イオン界面活性剤、陽イオン界面活性剤及び両性界面活性剤からなる群から選ばれる少なくとも1種;を有し、又は、a)〜d)のみから実質的になり、又はa)〜d)のみからなる。
HLB値が1〜10、好ましくは3〜8であるノニオン界面活性剤とは、ノニオン界面活性剤を1種のみ用いる場合には、その1種のみ用いるノニオン界面活性剤のHLB値が上記範囲にあることを意味する。なお、HLB値は、次式(1)のように定義される。
また、ノニオン界面活性剤を2種以上加える場合、用いる2種以上のノニオン界面活性剤の全体のHLBt値は、該2種以上についてのHLB値の重量平均により求められる(次式(2)を参照のこと。式(2)中、Wiはi番目のノニオン界面活性剤の重量;及びHLBiはi番目のノニオン界面活性剤のHLB値;を示す)。本願の場合、このHLBt値を、HLB値として用いる。
なお、ノニオン界面活性剤として、2種(ノニオン界面活性剤A;及びノニオン界面活性剤B)を用いた場合、全体のHLBt値は、式(2)から、式(3)のようになる。
また、上記a)〜d)は、以下の配合比であるのがよい。
a)水:0重量%を越えて30重量%以下、好ましくは5〜20重量%;
b)油:100重量%未満70重量%以上、好ましくは95〜80重量%;
c)油を100重量部として標準化した場合、HLB値が1〜10、好ましくは3〜8であるノニオン界面活性剤を少なくとも1種:1〜30重量部、好ましくは10〜20重量部;及び
d)水を100重量部として標準化した場合、陰イオン界面活性剤、陽イオン界面活性剤及び両性界面活性剤からなる群から選ばれる少なくとも1種:0.1〜30重量部、好ましくは0.5〜20重量部。
a)水:0重量%を越えて30重量%以下、好ましくは5〜20重量%;
b)油:100重量%未満70重量%以上、好ましくは95〜80重量%;
c)油を100重量部として標準化した場合、HLB値が1〜10、好ましくは3〜8であるノニオン界面活性剤を少なくとも1種:1〜30重量部、好ましくは10〜20重量部;及び
d)水を100重量部として標準化した場合、陰イオン界面活性剤、陽イオン界面活性剤及び両性界面活性剤からなる群から選ばれる少なくとも1種:0.1〜30重量部、好ましくは0.5〜20重量部。
b)油は、ケロシン、ガソリン、軽油、重油(A重油、B重油及びC重油を含む)、アルコール、バイオ燃料及びエチルtert-ブチルエーテルからなる群から選ばれる少なくとも1種、好ましくはケロシン、軽油、A重油及びB重油からなる群から選ばれる少なくとも1種、より好ましくはケロシン又は軽油であるのがよい。
c)ノニオン界面活性剤は、ポリオキシエチレングリコール、脂肪酸ソルビタンエステル、アルキルポリグルコシド、脂肪酸ジエタノールアミド、アルキルモノグリセリルエーテル、アルキルグリコシド、ポリエチレングリコール、及びポリビニルアルコールからなる群から選ばれる少なくとも1種、好ましくはポリオキシエチレングリコール、脂肪酸ソルビタンエステル、及びアルキルポリグルコシドからなる群から選ばれる少なくとも1種、より好ましくはポリオキシエチレングリコールであるのがよい。
d)は、一態様として、陰イオン界面活性剤を有するか、陰イオン界面活性剤のみからなるのがよい。この場合、陰イオン界面活性剤は、脂肪酸塩(例えば、リノール酸ナトリウム、オレイン酸ナトリウム)、モノアルキル硫酸塩(例えば、ドデシルスルホン酸ナトリウム)、アルキルポリオキシエチレン硫酸塩(例えば、ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸ナトリウム)、アルキルベンゼンスルホン酸塩(例えば、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム)、モノアルキルリン酸塩(例えば、ポリオキシエチレンアルキルエーテルリン酸ナトリウム)、及びスルホコハク酸型界面活性剤(エチル・ヘキシル・スルホコハク酸塩など)からなる群から選ばれる少なくとも1種、好ましくは脂肪酸塩(例えば、リノール酸ナトリウム、好ましくはオレイン酸ナトリウム)、モノアルキル硫酸塩、アルキルポリオキシエチレン硫酸塩、及びアルキルベンゼンスルホン酸塩からなる群から選ばれる少なくとも1種、より好ましくはモノアルキル硫酸塩であるのがよい。なお、塩として、ナトリウム塩、アンモニウム塩、カリウム塩などを挙げることができ、好ましくはナトリウム塩又はアンモニウム塩、より好ましくはナトリウム塩であるのがよい。
d)は、一態様として、陽イオン界面活性剤を有するか、陽イオン界面活性剤のみからなるのがよい。この場合、陽イオン界面活性剤は、アルキルトリメチルアンモニウム塩(例えば、C12H25-N+(CH3)3・Cl−など)、ジアルキルジメチルアンモニウム塩(例えば、C12H25-N+(C8H17)(CH3)2・Cl−など)、及びアルキルベンジルジメチルアンモニウム塩(例えば、デシルイソノニルジメチルアンモニウム塩)からなる群から選ばれる少なくとも1種、好ましくはアルキルトリメチルアンモニウム塩(例えば、C12H25-N+(CH3)3・Cl−)であるのがよい。
d)は、一態様として、両性界面活性剤を有するか、両性界面活性剤のみからなるのがよい。この場合、両性界面活性剤は、アルキルジメチルアミンオキシド(例えば、C12H25-(CH3)2NOなど)、及びアルキルカルボキシベタイン(例えば、C12H25-(CH3)2N+CH2COO−など)からなる群から選ばれる少なくとも1種であるのがよい。
<燃料>
本願は、i)上記W/O型エマルションを有する燃料;ii)上記W/O型エマルションのみからなる燃料;又はiii)上記W/O型エマルションのみから本質的になる燃料;を提供する。
i)上記W/O型エマルションを有する燃料の場合、本願のW/O型エマルション以外に、アルコール(例えば、メタノール、エタノールなど)を含んでもよい。なお、W/O型エマルション以外に含んでも良い成分は、これらに限定されない。
本願は、i)上記W/O型エマルションを有する燃料;ii)上記W/O型エマルションのみからなる燃料;又はiii)上記W/O型エマルションのみから本質的になる燃料;を提供する。
i)上記W/O型エマルションを有する燃料の場合、本願のW/O型エマルション以外に、アルコール(例えば、メタノール、エタノールなど)を含んでもよい。なお、W/O型エマルション以外に含んでも良い成分は、これらに限定されない。
本願のW/O型エマルションは、例えば、次のような方法により製造することができる。即ち、
i) a)水を準備する工程;
ii) b)油を準備する工程;
iii) c)ノニオン界面活性剤を準備する工程;
iv) d)の界面活性剤を準備する工程;及び
v) a)〜d)を混合する工程;
を有することにより、上記W/O型エマルションを得ることができる。
なお、ここで、a)水;b)油;c)ノニオン界面活性剤;及びd)の界面活性剤は、上述したものと同じ定義を有する。
i) a)水を準備する工程;
ii) b)油を準備する工程;
iii) c)ノニオン界面活性剤を準備する工程;
iv) d)の界面活性剤を準備する工程;及び
v) a)〜d)を混合する工程;
を有することにより、上記W/O型エマルションを得ることができる。
なお、ここで、a)水;b)油;c)ノニオン界面活性剤;及びd)の界面活性剤は、上述したものと同じ定義を有する。
v)混合工程は、エマルション製造の際に用いられる種々の手法を用いることができる。例えば、機械乳化法、相転移法、転相乳化法、D相乳化法、ゲル乳化法などを用いることができるがこれらに限定されない。なお、エマルションを大量に製造するためには、機械乳化法のホモジェナイザー、対向衝突機、スクリュー式、超音波式などを用いるのが好ましい。
v)混合工程は、上記i)〜iv)で準備されるa)〜d)を、逐次的に混合する方法、ひとまとめに混合する方法があり、どちらであっても、本願のエマルションを得ることができる。
好ましくは、逐次的に混合する手法であり、
v−1) ii)工程の油;及びiii)工程のノニオン界面活性剤を混合し、
これとは別に、v−2) i)工程の水;及びiv)工程の界面活性剤を混合し、
v−3) v−1)工程で得られた混合物と、v−2)工程で得られた混合物とを混合する工程を有するのがよい。
v−1)工程、v−2)工程及びv−3)工程は、いずれも、従来の混合手法を用いることができる。
好ましくは、逐次的に混合する手法であり、
v−1) ii)工程の油;及びiii)工程のノニオン界面活性剤を混合し、
これとは別に、v−2) i)工程の水;及びiv)工程の界面活性剤を混合し、
v−3) v−1)工程で得られた混合物と、v−2)工程で得られた混合物とを混合する工程を有するのがよい。
v−1)工程、v−2)工程及びv−3)工程は、いずれも、従来の混合手法を用いることができる。
以下、実施例に基づいて、本発明をさらに詳細に説明するが、本発明は本実施例に限定されるものではない。
ケロシン850g(後述の水150gとケロシン850gとの合計を100重量%とした場合、ケロシン85重量%)の液に、ノニオン界面活性剤DSK NL-15(第一工業製薬社製、ポリオキシエチレンラウリルエーテル、HLB:5.0、ポリオキシエチレン部分の平均分子量:2,900)136g(ケロシンを100重量部として標準化した場合、16重量部)およびノニオン界面活性剤DSK NL-50(第一工業製薬社製、ポリオキシエチレンラウリルエーテル、HLB:10.6)34g(ケロシンを100重量部として標準化した場合、4重量部)加えて攪拌し混合しA液とした。なお、A液中のノニオン界面活性剤の全体のHLB値は、上記式(2)により、6.12であった。
A液とは別に、水150g(水150gとケロシン850gとの合計を100重量%とした場合、水15重量%)に、陰イオン界面活性剤、ドデシル硫酸ナトリウム(ナカライ社製)15g(水を100重量部として標準化した場合、10重量部)を加えて攪拌し混合しB液とした。
このA液とB液とをホモジナイザー(SMT Company社製PH91)で5分間攪拌すると、無色透明な液体、即ちW/Oナノエマルションを得た。
レーザー式光散乱法(大塚電子社製LS−200F)により、W/Oナノエマルションの粒度分布を測定すると、水粒子の50%平均粒径は約10nmであった。
安定性に関しては、常温で60分2200Gの遠心分離機(KUBOTA社製4000型)にかけたところ、分離は生じなかった。また、常温で1年静置させても透明な状態であった。
A液とは別に、水150g(水150gとケロシン850gとの合計を100重量%とした場合、水15重量%)に、陰イオン界面活性剤、ドデシル硫酸ナトリウム(ナカライ社製)15g(水を100重量部として標準化した場合、10重量部)を加えて攪拌し混合しB液とした。
このA液とB液とをホモジナイザー(SMT Company社製PH91)で5分間攪拌すると、無色透明な液体、即ちW/Oナノエマルションを得た。
レーザー式光散乱法(大塚電子社製LS−200F)により、W/Oナノエマルションの粒度分布を測定すると、水粒子の50%平均粒径は約10nmであった。
安定性に関しては、常温で60分2200Gの遠心分離機(KUBOTA社製4000型)にかけたところ、分離は生じなかった。また、常温で1年静置させても透明な状態であった。
実施例1で用いたホモジナイザー(SMT Company社製PH91)の代わりに対向衝突機(環境革新工業株式会社製)を用いた以外、実施例1と同様の配合比で、A液とB液とを用いて、W/Oナノエマルションを調製した。
得られたW/Oナノエマルションを着火燃焼性試験((株)フューエルテックジャパン社製燃料着火燃焼性試験装置FIA−100)で測定した。
その結果を表1、及び図2に示す。図2の上のグラフにおいて、燃料着火燃焼性の試験を10回行ったことを示す。また、図2の上のグラフにおいて、横軸が時間(ms)、縦軸が圧力(bar)を示し、スタート及び燃焼後の圧力を示し、それらの平均値を求める図である。図2の下のグラフは、横軸が時間(ms)、縦軸が圧力/時間(bar/ms)を示し、図2の上のグラフを時間微分したものであり、燃焼効率を比較検討できる図である。なお、本実施例とは別に、実施例1で用いたホモジナイザー(SMT Company社製PH91)の代わりにブレンダー(ヤマト科学株式会社製HBB型)を用いた以外、実施例1と同様にして、W/Oナノエマルションが形成され、本実施例とほぼ同じ結果を得られることを確認した。
得られたW/Oナノエマルションを着火燃焼性試験((株)フューエルテックジャパン社製燃料着火燃焼性試験装置FIA−100)で測定した。
その結果を表1、及び図2に示す。図2の上のグラフにおいて、燃料着火燃焼性の試験を10回行ったことを示す。また、図2の上のグラフにおいて、横軸が時間(ms)、縦軸が圧力(bar)を示し、スタート及び燃焼後の圧力を示し、それらの平均値を求める図である。図2の下のグラフは、横軸が時間(ms)、縦軸が圧力/時間(bar/ms)を示し、図2の上のグラフを時間微分したものであり、燃焼効率を比較検討できる図である。なお、本実施例とは別に、実施例1で用いたホモジナイザー(SMT Company社製PH91)の代わりにブレンダー(ヤマト科学株式会社製HBB型)を用いた以外、実施例1と同様にして、W/Oナノエマルションが形成され、本実施例とほぼ同じ結果を得られることを確認した。
(比較例1)
ケロシンのみからなる燃料について、着火燃焼性試験((株)フューエルテックジャパン社燃料着火燃焼性試験装置FIA−100)で測定した。
その結果を表2、及び図3に示す。なお、図3の上下のグラフは、図2と同様である。
ケロシンのみからなる燃料について、着火燃焼性試験((株)フューエルテックジャパン社燃料着火燃焼性試験装置FIA−100)で測定した。
その結果を表2、及び図3に示す。なお、図3の上下のグラフは、図2と同様である。
(比較例2)
ノニオン界面活性剤DSK NL-15(同上)とDSK NL-50(同上)とを、重量比4:1で混合したものについて、着火燃焼性試験((株)フューエルテックジャパン社燃料着火燃焼性試験装置FIA−100)で測定した。
その結果を表3、及び図4に示す。なお、図4の上下のグラフは、図2及び図3と同様である。
ノニオン界面活性剤DSK NL-15(同上)とDSK NL-50(同上)とを、重量比4:1で混合したものについて、着火燃焼性試験((株)フューエルテックジャパン社燃料着火燃焼性試験装置FIA−100)で測定した。
その結果を表3、及び図4に示す。なお、図4の上下のグラフは、図2及び図3と同様である。
表1〜3及び図2〜4を見ると、実施例2のW/O型ナノエマルションは、着火がケロシンのみよりも早いことがわかる(ケロシンのみ:10.95ms;実施例2のW/O型ナノエマルション:7.75ms)。
また、主燃焼期間(MCP)については、ケロシンのみよりも短く、かつノニオン界面活性剤のみよりも短いことがわかる(ケロシンのみ:7.34ms;ノニオン界面活性剤のみ:5.78ms;実施例2のW/O型ナノエマルション:5.23ms)。
さらに、セタン価について、実施例2のW/O型ナノエマルションは、ケロシンよりも高いことがわかる(ケロシンのみ:41;実施例2のW/O型ナノエマルション:48.5)。
これらのことから、実施例2のW/O型ナノエマルションは、良好な燃焼特性を有することがわかる。
また、主燃焼期間(MCP)については、ケロシンのみよりも短く、かつノニオン界面活性剤のみよりも短いことがわかる(ケロシンのみ:7.34ms;ノニオン界面活性剤のみ:5.78ms;実施例2のW/O型ナノエマルション:5.23ms)。
さらに、セタン価について、実施例2のW/O型ナノエマルションは、ケロシンよりも高いことがわかる(ケロシンのみ:41;実施例2のW/O型ナノエマルション:48.5)。
これらのことから、実施例2のW/O型ナノエマルションは、良好な燃焼特性を有することがわかる。
ケロシン900g(後述の水100gとケロシン900gとの合計を100重量%とした場合、ケロシン90重量%)の液に、ノニオン界面活性剤DSK NL-15(同上)144g(ケロシンを100重量部として標準化した場合、16重量部)およびノニオン界面活性剤DSK NL-50(同上)36g(ケロシンを100重量部として標準化した場合、4重量部)加えて攪拌し混合しA液とした。なお、A液中のノニオン界面活性剤の全体のHLB値は、上記式(2)により、6.12であった。
A液とは別に、水100g(水100gとケロシン900gとの合計を100重量%とした場合、水10重量%)に、陰イオン界面活性剤、ドデシル硫酸ナトリウム(ナカライ社製)10g(水を100重量部として標準化した場合、10重量部)を加えて攪拌し混合しB液とした。
A液とB液とを、実施例1と同様の方法により混合し、無色透明な液体、即ちW/Oナノエマルションを得た。
実施例1と同様に、レーザー式光散乱法により、W/Oナノエマルションの粒度分布を測定すると、水粒子の50%平均粒径は約10nmであった。
安定性に関して、実施例1と同様な方法により、観察したところ、分離は生じなかった。また、常温で1年静置させても透明な状態であった。
A液とは別に、水100g(水100gとケロシン900gとの合計を100重量%とした場合、水10重量%)に、陰イオン界面活性剤、ドデシル硫酸ナトリウム(ナカライ社製)10g(水を100重量部として標準化した場合、10重量部)を加えて攪拌し混合しB液とした。
A液とB液とを、実施例1と同様の方法により混合し、無色透明な液体、即ちW/Oナノエマルションを得た。
実施例1と同様に、レーザー式光散乱法により、W/Oナノエマルションの粒度分布を測定すると、水粒子の50%平均粒径は約10nmであった。
安定性に関して、実施例1と同様な方法により、観察したところ、分離は生じなかった。また、常温で1年静置させても透明な状態であった。
ケロシン800g(後述の水200gとケロシン800gとの合計を100重量%とした場合、ケロシン80重量%)の液に、ノニオン界面活性剤DSK NL-15(同上)128g(ケロシンを100重量部として標準化した場合、16重量部)およびノニオン界面活性剤DSK NL-50(同上)32g(ケロシンを100重量部として標準化した場合、4重量部)加えて攪拌し混合しA液とした。なお、A液中のノニオン界面活性剤の全体のHLB値は、上記式(2)により、6.12であった。
A液とは別に、水200g(水200gとケロシン800gとの合計を100重量%とした場合、水20重量%)に、陰イオン界面活性剤、ドデシル硫酸ナトリウム(ナカライ社製)20g(水を100重量部として標準化した場合、10重量部)を加えて攪拌し混合しB液とした。
A液とB液とを、実施例1と同様の方法により混合し、無色透明な液体、即ちW/Oナノエマルションを得た。
実施例1と同様に、レーザー式光散乱法により、W/Oナノエマルションの粒度分布を測定すると、水粒子の50%平均粒径は約10nmであった。
安定性に関して、実施例1と同様な方法により、観察したところ、分離は生じなかった。また、常温で1年静置させても透明な状態であった。
A液とは別に、水200g(水200gとケロシン800gとの合計を100重量%とした場合、水20重量%)に、陰イオン界面活性剤、ドデシル硫酸ナトリウム(ナカライ社製)20g(水を100重量部として標準化した場合、10重量部)を加えて攪拌し混合しB液とした。
A液とB液とを、実施例1と同様の方法により混合し、無色透明な液体、即ちW/Oナノエマルションを得た。
実施例1と同様に、レーザー式光散乱法により、W/Oナノエマルションの粒度分布を測定すると、水粒子の50%平均粒径は約10nmであった。
安定性に関して、実施例1と同様な方法により、観察したところ、分離は生じなかった。また、常温で1年静置させても透明な状態であった。
<蒸気ボイラ試験>及び<白い紙上への黒色微粒子の色試験>
比較例1のケロシンのみ、実施例3のW/O型ナノエマルション(水10%)、実施例2のW/O型ナノエマルション(水15%)、及び実施例4のW/O型ナノエマルション(水20%)について、蒸気ボイラ試験を行った。
試験は、比較例1のケロシンのみ、実施例3のW/O型ナノエマルション(水10%)、実施例2のW/O型ナノエマルション(水15%)、及び実施例4のW/O型ナノエマルション(水20%)の順に、蒸気ボイラ試験機(小片鉄工株式会社製SF350−3)に投入し、燃焼させ、排ガスを適時、ガスクロマトグラフィ(島津製作所株式会社製GC)により定性及び定量分析を行った。
その結果を表4に示す。
比較例1のケロシンのみ、実施例3のW/O型ナノエマルション(水10%)、実施例2のW/O型ナノエマルション(水15%)、及び実施例4のW/O型ナノエマルション(水20%)について、蒸気ボイラ試験を行った。
試験は、比較例1のケロシンのみ、実施例3のW/O型ナノエマルション(水10%)、実施例2のW/O型ナノエマルション(水15%)、及び実施例4のW/O型ナノエマルション(水20%)の順に、蒸気ボイラ試験機(小片鉄工株式会社製SF350−3)に投入し、燃焼させ、排ガスを適時、ガスクロマトグラフィ(島津製作所株式会社製GC)により定性及び定量分析を行った。
その結果を表4に示す。
表4から、W/O型ナノエマルションの水の配合比が増加すると、燃焼温度(表4中の「排気温度」は、燃焼温度そのものを示していないが、「排気温度」が低ければ燃焼温度も低くなることを意味する)が低下するため、NOxは減少し、COも減少することが確認できた。
白い紙上への黒色微粒子の色試験も、<蒸気ボイラ試験>と同時に行った。その結果、W/O型ナノエマルション(実施例2〜4)の試験では、黒色微粒子はほとんど観察されなかった。一方、ケロシンのみ(比較例1)の場合には、若干の灰色となり、わずかな黒色微粒子が観察された。
白い紙上への黒色微粒子の色試験も、<蒸気ボイラ試験>と同時に行った。その結果、W/O型ナノエマルション(実施例2〜4)の試験では、黒色微粒子はほとんど観察されなかった。一方、ケロシンのみ(比較例1)の場合には、若干の灰色となり、わずかな黒色微粒子が観察された。
実施例1で用いた陰イオン界面活性、ドデシル硫酸ナトリウムの代わりに、スルホコハク酸ジオクチル・エステル(和光純薬株式会社製アエロゾル0T)を用いた以外、実施例1と同様の配合比で、且つ実施例1と同様にA液とB液とを混合する手法を用いて、無色透明な液体、W/Oナノエマルションを調製した。
得られたW/Oナノエマルションの粒度分布を、実施例1と同様に、レーザー式光散乱法により、測定すると、水粒子の50%平均粒径は約10nmであった。
安定性に関して、実施例1と同様な方法により、観察したところ、分離は生じなかった。
得られたW/Oナノエマルションの粒度分布を、実施例1と同様に、レーザー式光散乱法により、測定すると、水粒子の50%平均粒径は約10nmであった。
安定性に関して、実施例1と同様な方法により、観察したところ、分離は生じなかった。
実施例1で用いた陰イオン界面活性、ドデシル硫酸ナトリウム15gの代わりに、ドデシル硫酸ナトリウム7.5gとスルホコハク酸ジオクチル・エステル7.5gとを用い、かつA液とB液との混合をホモジナイザー(SMT Company社製PH91)の代わりに、攪拌機(IKA社製MS3)を用いた以外、実施例1と同様に、無色透明な液体、W/Oナノエマルションを調製した。
得られたW/Oナノエマルションの粒度分布を、実施例1と同様に、レーザー式光散乱法により、測定すると、水粒子の50%平均粒径は約10nmであった。
安定性に関して、実施例1と同様な方法により、観察したところ、分離は生じなかった。
得られたW/Oナノエマルションの粒度分布を、実施例1と同様に、レーザー式光散乱法により、測定すると、水粒子の50%平均粒径は約10nmであった。
安定性に関して、実施例1と同様な方法により、観察したところ、分離は生じなかった。
(実施例7〜9)
実施例1と同様に、A液を準備した。
また、実施例1のB液のドデシル硫酸ナトリウムの量:15gの代わりに、0.75g(水を100重量部として標準化した場合、0.5重量部)(実施例7)、4.2g(水を100重量部として標準化した場合、2.8重量部)(実施例8)、7.5g(水を100重量部として標準化した場合、5重量部)(実施例9)とした以外、実施例1と同様にB液を調製し、実施例1と同様に、A液とB液とを混合したところ、無色透明な液体、W/Oナノエマルションを得た。
得られたW/Oナノエマルションの粒度分布を、実施例1と同様に、レーザー式光散乱法により、測定すると、図5の結果を得た(イオン性界面活性剤の量:10wt%は実施例1の結果)。図5から、実施例1及び実施例7〜9の配合においては、陰イオン界面活性剤の量が少ないとエマルションの平均粒径が大となり、陰イオン界面活性剤の量が多いとエマルションの平均粒径が小となる傾向が観察された。
実施例1と同様に、A液を準備した。
また、実施例1のB液のドデシル硫酸ナトリウムの量:15gの代わりに、0.75g(水を100重量部として標準化した場合、0.5重量部)(実施例7)、4.2g(水を100重量部として標準化した場合、2.8重量部)(実施例8)、7.5g(水を100重量部として標準化した場合、5重量部)(実施例9)とした以外、実施例1と同様にB液を調製し、実施例1と同様に、A液とB液とを混合したところ、無色透明な液体、W/Oナノエマルションを得た。
得られたW/Oナノエマルションの粒度分布を、実施例1と同様に、レーザー式光散乱法により、測定すると、図5の結果を得た(イオン性界面活性剤の量:10wt%は実施例1の結果)。図5から、実施例1及び実施例7〜9の配合においては、陰イオン界面活性剤の量が少ないとエマルションの平均粒径が大となり、陰イオン界面活性剤の量が多いとエマルションの平均粒径が小となる傾向が観察された。
(実施例10)
実施例1において、ノニオン界面活性剤DSK NL-50の代わりに、ノニオン界面活性剤DSK NL-40(第一工業製薬社製、ポリオキシエチレンラウリルエーテル、HLB:9.5)を用いた以外、実施例1と同様な方法により、無色透明な液体、即ちW/Oナノエマルションを得た。なお、A液中のノニオン界面活性剤の全体のHLB値は、上記式(2)により、5.9であった。
得られたW/Oナノエマルションの粒度分布を、実施例1と同様な方法により、測定すると、水粒子の50%平均粒径は約10nmであった。
安定性に関して、実施例1と同様な方法により、観察したところ、分離は生じなかった。
実施例1において、ノニオン界面活性剤DSK NL-50の代わりに、ノニオン界面活性剤DSK NL-40(第一工業製薬社製、ポリオキシエチレンラウリルエーテル、HLB:9.5)を用いた以外、実施例1と同様な方法により、無色透明な液体、即ちW/Oナノエマルションを得た。なお、A液中のノニオン界面活性剤の全体のHLB値は、上記式(2)により、5.9であった。
得られたW/Oナノエマルションの粒度分布を、実施例1と同様な方法により、測定すると、水粒子の50%平均粒径は約10nmであった。
安定性に関して、実施例1と同様な方法により、観察したところ、分離は生じなかった。
(実施例11)
実施例10において、陰イオン界面活性剤、ドデシル硫酸ナトリウムの代わりに、陰イオン界面活性剤、オレイン酸ナトリウム(ナカライ社製)を用いた以外、実施例1と同様な方法により、無色透明な液体、即ちW/Oナノエマルションを得た。なお、A液中のノニオン界面活性剤の全体のHLB値は、実施例10と同様に、5.9であった。
得られたW/Oナノエマルションの粒度分布を、実施例1と同様な方法により、測定すると、水粒子の50%平均粒径は約50nmであった。
安定性に関して、実施例1と同様な方法により、観察したところ、分離は生じなかった。
実施例10において、陰イオン界面活性剤、ドデシル硫酸ナトリウムの代わりに、陰イオン界面活性剤、オレイン酸ナトリウム(ナカライ社製)を用いた以外、実施例1と同様な方法により、無色透明な液体、即ちW/Oナノエマルションを得た。なお、A液中のノニオン界面活性剤の全体のHLB値は、実施例10と同様に、5.9であった。
得られたW/Oナノエマルションの粒度分布を、実施例1と同様な方法により、測定すると、水粒子の50%平均粒径は約50nmであった。
安定性に関して、実施例1と同様な方法により、観察したところ、分離は生じなかった。
(実施例12)
実施例3において、ドデシル硫酸ナトリウムの量を10gから20g(水を100重量部として標準化した場合、20重量部)へと変更した以外、実施例3と同様な方法により、無色透明な液体、即ちW/Oナノエマルションを得た。
得られたW/Oナノエマルションの粒度分布を、実施例1と同様な方法により、測定すると、水粒子の50%平均粒径は約8nmであった。
安定性に関して、実施例1と同様な方法により、観察したところ、分離は生じなかった。
実施例3において、ドデシル硫酸ナトリウムの量を10gから20g(水を100重量部として標準化した場合、20重量部)へと変更した以外、実施例3と同様な方法により、無色透明な液体、即ちW/Oナノエマルションを得た。
得られたW/Oナノエマルションの粒度分布を、実施例1と同様な方法により、測定すると、水粒子の50%平均粒径は約8nmであった。
安定性に関して、実施例1と同様な方法により、観察したところ、分離は生じなかった。
(実施例13)
実施例4において、ドデシル硫酸ナトリウムの量を20gから40g(水を100重量部として標準化した場合、20重量部)へと変更した以外、実施例4と同様な方法により、無色透明な液体、即ちW/Oナノエマルションを得た。
得られたW/Oナノエマルションの粒度分布を、実施例1と同様な方法により、測定すると、水粒子の50%平均粒径は約20nmであった。
安定性に関して、実施例1と同様な方法により、観察したところ、分離は生じなかった。
実施例4において、ドデシル硫酸ナトリウムの量を20gから40g(水を100重量部として標準化した場合、20重量部)へと変更した以外、実施例4と同様な方法により、無色透明な液体、即ちW/Oナノエマルションを得た。
得られたW/Oナノエマルションの粒度分布を、実施例1と同様な方法により、測定すると、水粒子の50%平均粒径は約20nmであった。
安定性に関して、実施例1と同様な方法により、観察したところ、分離は生じなかった。
(実施例14)
ガソリン850g(後述の水150gとガソリン850gとの合計を100重量%とした場合、ガソリン85重量%)の液に、ノニオン界面活性剤DSK NL-15(第一工業製薬社製、ポリオキシエチレンラウリルエーテル、HLB:5.0、ポリオキシエチレン部分の平均分子量:2,900)136g(ガソリンを100重量部として標準化した場合、16重量部)およびノニオン界面活性剤DSK NL-50(第一工業製薬社製、ポリオキシエチレンラウリルエーテル、HLB:10.6)34g(ガソリンを100重量部として標準化した場合、4重量部)加えて攪拌し混合しA液とした。なお、A液中のノニオン界面活性剤の全体のHLB値は、上記式(2)より、6.12であった。
A液とは別に、水150g(水150gとガソリン850gとの合計を100重量%とした場合、水15重量%)に、陰イオン界面活性剤、ドデシル硫酸ナトリウム(ナカライ社製)15g(水を100重量部として標準化した場合、10重量部)を加えて攪拌し混合しB液とした。
このA液とB液とをホモジナイザー(SMT Company社製PH91)で5分間攪拌すると、無色透明な液体、即ちW/Oナノエマルションを得た。
得られたW/Oナノエマルションの粒度分布は、実施例1と同様な方法では、透過度が大きく、測定できなかった。しかし、得られたW/Oエマルションは、無色透明で相分離が起きていないので、水粒子の50%平均粒径は100nm以下であると推定される。
安定性に関して、実施例1と同様な方法により、観察したところ、分離は生じなかった。また、常温で1ヶ月静置させても透明な状態であった。
ガソリン850g(後述の水150gとガソリン850gとの合計を100重量%とした場合、ガソリン85重量%)の液に、ノニオン界面活性剤DSK NL-15(第一工業製薬社製、ポリオキシエチレンラウリルエーテル、HLB:5.0、ポリオキシエチレン部分の平均分子量:2,900)136g(ガソリンを100重量部として標準化した場合、16重量部)およびノニオン界面活性剤DSK NL-50(第一工業製薬社製、ポリオキシエチレンラウリルエーテル、HLB:10.6)34g(ガソリンを100重量部として標準化した場合、4重量部)加えて攪拌し混合しA液とした。なお、A液中のノニオン界面活性剤の全体のHLB値は、上記式(2)より、6.12であった。
A液とは別に、水150g(水150gとガソリン850gとの合計を100重量%とした場合、水15重量%)に、陰イオン界面活性剤、ドデシル硫酸ナトリウム(ナカライ社製)15g(水を100重量部として標準化した場合、10重量部)を加えて攪拌し混合しB液とした。
このA液とB液とをホモジナイザー(SMT Company社製PH91)で5分間攪拌すると、無色透明な液体、即ちW/Oナノエマルションを得た。
得られたW/Oナノエマルションの粒度分布は、実施例1と同様な方法では、透過度が大きく、測定できなかった。しかし、得られたW/Oエマルションは、無色透明で相分離が起きていないので、水粒子の50%平均粒径は100nm以下であると推定される。
安定性に関して、実施例1と同様な方法により、観察したところ、分離は生じなかった。また、常温で1ヶ月静置させても透明な状態であった。
(実施例15)
ガソリン850g(後述の水150gとガソリン850gとの合計を100重量%とした場合、ガソリン85重量%)の液に、ノニオン界面活性剤DSK NL-15(第一工業製薬社製、ポリオキシエチレンラウリルエーテル、HLB:5.0、ポリオキシエチレン部分の平均分子量:2,900)170g(ガソリンを100重量部として標準化した場合、20重量部)加えて攪拌し混合しA液とした。
A液とは別に、水150g(水150gとガソリン850gとの合計を100重量%とした場合、水15重量%)に、陰イオン界面活性剤、ドデシル硫酸ナトリウム(ナカライ社製)10g、15g及び30g(水を100重量部として標準化した場合、それぞれ、7重量部、10重量部及び20重量部)を加えて攪拌し混合しB液とした。
このA液とB液とをホモジナイザー(SMT Company社製PH91)で5分間攪拌すると、各々、無色透明な液体、即ちW/Oナノエマルションを得た。
得られたW/Oナノエマルションの粒度分布は、実施例1と同様な方法では、透過度が大きく、測定できなかった。しかし、得られたW/Oエマルションは、無色透明で相分離が起きていないので、水粒子の50%平均粒径は100nm以下であると推定される。
安定性に関して、実施例1と同様な方法により、観察したところ、分離は生じなかった。また、常温で1ヶ月静置させても透明な状態であった。
ガソリン850g(後述の水150gとガソリン850gとの合計を100重量%とした場合、ガソリン85重量%)の液に、ノニオン界面活性剤DSK NL-15(第一工業製薬社製、ポリオキシエチレンラウリルエーテル、HLB:5.0、ポリオキシエチレン部分の平均分子量:2,900)170g(ガソリンを100重量部として標準化した場合、20重量部)加えて攪拌し混合しA液とした。
A液とは別に、水150g(水150gとガソリン850gとの合計を100重量%とした場合、水15重量%)に、陰イオン界面活性剤、ドデシル硫酸ナトリウム(ナカライ社製)10g、15g及び30g(水を100重量部として標準化した場合、それぞれ、7重量部、10重量部及び20重量部)を加えて攪拌し混合しB液とした。
このA液とB液とをホモジナイザー(SMT Company社製PH91)で5分間攪拌すると、各々、無色透明な液体、即ちW/Oナノエマルションを得た。
得られたW/Oナノエマルションの粒度分布は、実施例1と同様な方法では、透過度が大きく、測定できなかった。しかし、得られたW/Oエマルションは、無色透明で相分離が起きていないので、水粒子の50%平均粒径は100nm以下であると推定される。
安定性に関して、実施例1と同様な方法により、観察したところ、分離は生じなかった。また、常温で1ヶ月静置させても透明な状態であった。
(実施例16)
軽油850g(後述の水150gと軽油850gとの合計を100重量%とした場合、軽油85重量%)の液に、ノニオン界面活性剤DSK NL-15(第一工業製薬社製、ポリオキシエチレンラウリルエーテル、HLB:5.0、ポリオキシエチレン部分の平均分子量:2,900)136g(軽油を100重量部として標準化した場合、16重量部)およびノニオン界面活性剤DSK NL-50(第一工業製薬社製、ポリオキシエチレンラウリルエーテル、HLB:10.6)34g(軽油を100重量部として標準化した場合、4重量部)加えて攪拌し混合しA液とした。なお、A液中のノニオン界面活性剤の全体のHLB値は、上記式(2)より、6.12であった。
A液とは別に、水150g(水150gと軽油850gとの合計を100重量%とした場合、水15重量%)に、陰イオン界面活性剤、ドデシル硫酸ナトリウム(ナカライ社製)15g(水を100重量部として標準化した場合、10重量部)を加えて攪拌し混合しB液とした。
このA液とB液とをホモジナイザー(SMT Company社製PH91)で5分間攪拌すると、無色透明な液体、即ちW/Oナノエマルションを得た。
得られたW/Oナノエマルションの粒度分布を、実施例1と同様な方法により、測定すると、水粒子の50%平均粒径は約10nmであった。
安定性に関して、実施例1と同様な方法により、観察したところ、分離は生じなかった。また、常温で1ヶ月静置させても透明な状態であった。
軽油850g(後述の水150gと軽油850gとの合計を100重量%とした場合、軽油85重量%)の液に、ノニオン界面活性剤DSK NL-15(第一工業製薬社製、ポリオキシエチレンラウリルエーテル、HLB:5.0、ポリオキシエチレン部分の平均分子量:2,900)136g(軽油を100重量部として標準化した場合、16重量部)およびノニオン界面活性剤DSK NL-50(第一工業製薬社製、ポリオキシエチレンラウリルエーテル、HLB:10.6)34g(軽油を100重量部として標準化した場合、4重量部)加えて攪拌し混合しA液とした。なお、A液中のノニオン界面活性剤の全体のHLB値は、上記式(2)より、6.12であった。
A液とは別に、水150g(水150gと軽油850gとの合計を100重量%とした場合、水15重量%)に、陰イオン界面活性剤、ドデシル硫酸ナトリウム(ナカライ社製)15g(水を100重量部として標準化した場合、10重量部)を加えて攪拌し混合しB液とした。
このA液とB液とをホモジナイザー(SMT Company社製PH91)で5分間攪拌すると、無色透明な液体、即ちW/Oナノエマルションを得た。
得られたW/Oナノエマルションの粒度分布を、実施例1と同様な方法により、測定すると、水粒子の50%平均粒径は約10nmであった。
安定性に関して、実施例1と同様な方法により、観察したところ、分離は生じなかった。また、常温で1ヶ月静置させても透明な状態であった。
(実施例17)
軽油850g(後述の水150gと軽油850gとの合計を100重量%とした場合、軽油85重量%)の液に、ノニオン界面活性剤DSK NL-15(第一工業製薬社製、ポリオキシエチレンラウリルエーテル、HLB:5.0、ポリオキシエチレン部分の平均分子量:2,900)170g(軽油を100重量部として標準化した場合、20重量部)加えて攪拌し混合しA液とした。
A液とは別に、水150g(水150gと軽油850gとの合計を100重量%とした場合、水15重量%)に、陰イオン界面活性剤、ドデシル硫酸ナトリウム(ナカライ社製)2.5g及び7.5g(水を100重量部として標準化した場合、それぞれ1.7重量部及び5重量部)を加えて攪拌し混合しB液とした。
このA液とB液とをホモジナイザー(SMT Company社製PH91)で5分間攪拌すると、無色透明な液体、即ちW/Oナノエマルションを得た。
得られたW/Oナノエマルションの粒度分布を、実施例1と同様な方法により、測定すると、水粒子の50%平均粒径は、各々、約10nmであった。
安定性に関して、実施例1と同様な方法により、観察したところ、分離は生じなかった。また、常温で1ヶ月静置させても透明な状態であった。
軽油850g(後述の水150gと軽油850gとの合計を100重量%とした場合、軽油85重量%)の液に、ノニオン界面活性剤DSK NL-15(第一工業製薬社製、ポリオキシエチレンラウリルエーテル、HLB:5.0、ポリオキシエチレン部分の平均分子量:2,900)170g(軽油を100重量部として標準化した場合、20重量部)加えて攪拌し混合しA液とした。
A液とは別に、水150g(水150gと軽油850gとの合計を100重量%とした場合、水15重量%)に、陰イオン界面活性剤、ドデシル硫酸ナトリウム(ナカライ社製)2.5g及び7.5g(水を100重量部として標準化した場合、それぞれ1.7重量部及び5重量部)を加えて攪拌し混合しB液とした。
このA液とB液とをホモジナイザー(SMT Company社製PH91)で5分間攪拌すると、無色透明な液体、即ちW/Oナノエマルションを得た。
得られたW/Oナノエマルションの粒度分布を、実施例1と同様な方法により、測定すると、水粒子の50%平均粒径は、各々、約10nmであった。
安定性に関して、実施例1と同様な方法により、観察したところ、分離は生じなかった。また、常温で1ヶ月静置させても透明な状態であった。
(実施例18)
実施例17における「軽油」に代えて「A重油」を用いた以外、実施例17と同様に、無色透明な液体、即ちW/Oナノエマルションを得た。
得られたW/Oナノエマルションの粒度分布を、実施例1と同様な方法により、測定すると、水粒子の50%平均粒径は、各々、約10nmであった。
安定性に関して、実施例1と同様な方法により、観察したところ、分離は生じなかった。また、常温で1ヶ月静置させても透明な状態であった。
実施例17における「軽油」に代えて「A重油」を用いた以外、実施例17と同様に、無色透明な液体、即ちW/Oナノエマルションを得た。
得られたW/Oナノエマルションの粒度分布を、実施例1と同様な方法により、測定すると、水粒子の50%平均粒径は、各々、約10nmであった。
安定性に関して、実施例1と同様な方法により、観察したところ、分離は生じなかった。また、常温で1ヶ月静置させても透明な状態であった。
(実施例19)
C重油850g(後述の水150gとC重油850gとの合計を100重量%とした場合、C重油85重量%)の液に、ノニオン界面活性剤DSK NL-15(第一工業製薬社製、ポリオキシエチレンラウリルエーテル、HLB:5.0、ポリオキシエチレン部分の平均分子量:2,900)136g(C重油を100重量部として標準化した場合、16重量部)およびノニオン界面活性剤DSK NL-50(第一工業製薬社製、ポリオキシエチレンラウリルエーテル、HLB:10.6)34g(C重油を100重量部として標準化した場合、4重量部)加えて攪拌し混合しA液とした。なお、A液中のノニオン界面活性剤の全体のHLB値は、上記式(2)より、6.12であった。
A液とは別に、水150g(水150gとC重油850gとの合計を100重量%とした場合、水15重量%)に、陰イオン界面活性剤、ドデシル硫酸ナトリウム(ナカライ社製)15g(水を100重量部として標準化した場合、10重量部)を加えて攪拌し混合しB液とした。
このA液とB液とをホモジナイザー(SMT Company社製PH91)で5分間攪拌すると、無色透明な液体、即ちW/Oナノエマルションを得た。
得られたW/Oナノエマルションの粒度分布は、実施例1と同様な方法では、透過度が小さく、測定できなかった。しかし、得られたW/Oエマルションは、無色透明で、安定性に関しての実施例1と同様な方法により、観察したところ、相分離が起きていないので、水粒子の50%平均粒径は100nm以下であると推定される。
また、常温で1ヶ月静置させても透明な状態であった。
C重油850g(後述の水150gとC重油850gとの合計を100重量%とした場合、C重油85重量%)の液に、ノニオン界面活性剤DSK NL-15(第一工業製薬社製、ポリオキシエチレンラウリルエーテル、HLB:5.0、ポリオキシエチレン部分の平均分子量:2,900)136g(C重油を100重量部として標準化した場合、16重量部)およびノニオン界面活性剤DSK NL-50(第一工業製薬社製、ポリオキシエチレンラウリルエーテル、HLB:10.6)34g(C重油を100重量部として標準化した場合、4重量部)加えて攪拌し混合しA液とした。なお、A液中のノニオン界面活性剤の全体のHLB値は、上記式(2)より、6.12であった。
A液とは別に、水150g(水150gとC重油850gとの合計を100重量%とした場合、水15重量%)に、陰イオン界面活性剤、ドデシル硫酸ナトリウム(ナカライ社製)15g(水を100重量部として標準化した場合、10重量部)を加えて攪拌し混合しB液とした。
このA液とB液とをホモジナイザー(SMT Company社製PH91)で5分間攪拌すると、無色透明な液体、即ちW/Oナノエマルションを得た。
得られたW/Oナノエマルションの粒度分布は、実施例1と同様な方法では、透過度が小さく、測定できなかった。しかし、得られたW/Oエマルションは、無色透明で、安定性に関しての実施例1と同様な方法により、観察したところ、相分離が起きていないので、水粒子の50%平均粒径は100nm以下であると推定される。
また、常温で1ヶ月静置させても透明な状態であった。
(実施例20)
C重油850g(後述の水150gとC重油850gとの合計を100重量%とした場合、ガソリン85重量%)の液に、ノニオン界面活性剤DSK NL-15(第一工業製薬社製、ポリオキシエチレンラウリルエーテル、HLB:5.0、ポリオキシエチレン部分の平均分子量:2,900)170g(C重油を100重量部として標準化した場合、20重量部)加えて攪拌し混合しA液とした。
A液とは別に、水150g(水150gとC重油850gとの合計を100重量%とした場合、水15重量%)に、陰イオン界面活性剤、ドデシル硫酸ナトリウム(ナカライ社製)2.5g、10g及び15g(水を100重量部として標準化した場合、それぞれ1.7重量部、6.7重量部及び10重量部)を加えて攪拌し混合しB液とした。
このA液とB液とをホモジナイザー(SMT Company社製PH91)で5分間攪拌すると、無色透明な液体、即ちW/Oナノエマルションを得た。
得られたW/Oナノエマルションの粒度分布は、実施例1と同様な方法では、透過度が小さく、測定できなかった。しかし、得られたW/Oエマルションは、無色透明で、安定性に関しての実施例1と同様な方法により、観察したところ、相分離が起きていないので、水粒子の50%平均粒径は100nm以下であると推定される。
また、常温で1ヶ月静置させても透明な状態であった。
C重油850g(後述の水150gとC重油850gとの合計を100重量%とした場合、ガソリン85重量%)の液に、ノニオン界面活性剤DSK NL-15(第一工業製薬社製、ポリオキシエチレンラウリルエーテル、HLB:5.0、ポリオキシエチレン部分の平均分子量:2,900)170g(C重油を100重量部として標準化した場合、20重量部)加えて攪拌し混合しA液とした。
A液とは別に、水150g(水150gとC重油850gとの合計を100重量%とした場合、水15重量%)に、陰イオン界面活性剤、ドデシル硫酸ナトリウム(ナカライ社製)2.5g、10g及び15g(水を100重量部として標準化した場合、それぞれ1.7重量部、6.7重量部及び10重量部)を加えて攪拌し混合しB液とした。
このA液とB液とをホモジナイザー(SMT Company社製PH91)で5分間攪拌すると、無色透明な液体、即ちW/Oナノエマルションを得た。
得られたW/Oナノエマルションの粒度分布は、実施例1と同様な方法では、透過度が小さく、測定できなかった。しかし、得られたW/Oエマルションは、無色透明で、安定性に関しての実施例1と同様な方法により、観察したところ、相分離が起きていないので、水粒子の50%平均粒径は100nm以下であると推定される。
また、常温で1ヶ月静置させても透明な状態であった。
(実施例21)
ケロシン850g(後述の水150gとケロシン850gとの合計を100重量%とした場合、ケロシン85重量%)の液に、ノニオン界面活性剤DSK NL-15(第一工業製薬社製、ポリオキシエチレンラウリルエーテル、HLB:5.0、ポリオキシエチレン部分の平均分子量:2,900)136g(ケロシンを100重量部として標準化した場合、16重量部)およびノニオン界面活性剤DSK NL-50(第一工業製薬社製、ポリオキシエチレンラウリルエーテル、HLB:10.6)34g(ケロシンを100重量部として標準化した場合、4重量部)加えて攪拌し混合しA液とした。なお、A液中のノニオン界面活性剤の全体のHLB値は、上記式(2)により、6.12であった。
A液とは別に、水150g(水150gとケロシン850gとの合計を100重量%とした場合、水15重量%)に、陰イオン界面活性剤、オレイン酸ナトリウム(ナカライ社製)15g(水を100重量部として標準化した場合、10重量部)を加えて攪拌し混合した。次に、オレイン酸ナトリウム水溶液を陽イオン交換膜を通して直流電界中に置くと、陽極側にオレイン酸イオンを含むアルカリ水溶液が得られ、これをB液とした。得られたB液は、ドデシル硫酸ナトリウム水溶液と比較して、硫黄Sがなく、Naイオンが少ない水溶液ができた。
このA液とB液とをホモジナイザー(SMT Company社製PH91)で5分間攪拌すると、無色透明な液体、即ちW/Oナノエマルションを得た。
実施例1と同様に、レーザー式光散乱法により、W/Oナノエマルションの粒度分布を測定すると、水粒子の50%平均粒径は約10nmであった。
安定性に関して、実施例1と同様な方法により、観察したところ、分離は生じなかった。また、常温で1ヶ月静置させても透明な状態であった。
ケロシン850g(後述の水150gとケロシン850gとの合計を100重量%とした場合、ケロシン85重量%)の液に、ノニオン界面活性剤DSK NL-15(第一工業製薬社製、ポリオキシエチレンラウリルエーテル、HLB:5.0、ポリオキシエチレン部分の平均分子量:2,900)136g(ケロシンを100重量部として標準化した場合、16重量部)およびノニオン界面活性剤DSK NL-50(第一工業製薬社製、ポリオキシエチレンラウリルエーテル、HLB:10.6)34g(ケロシンを100重量部として標準化した場合、4重量部)加えて攪拌し混合しA液とした。なお、A液中のノニオン界面活性剤の全体のHLB値は、上記式(2)により、6.12であった。
A液とは別に、水150g(水150gとケロシン850gとの合計を100重量%とした場合、水15重量%)に、陰イオン界面活性剤、オレイン酸ナトリウム(ナカライ社製)15g(水を100重量部として標準化した場合、10重量部)を加えて攪拌し混合した。次に、オレイン酸ナトリウム水溶液を陽イオン交換膜を通して直流電界中に置くと、陽極側にオレイン酸イオンを含むアルカリ水溶液が得られ、これをB液とした。得られたB液は、ドデシル硫酸ナトリウム水溶液と比較して、硫黄Sがなく、Naイオンが少ない水溶液ができた。
このA液とB液とをホモジナイザー(SMT Company社製PH91)で5分間攪拌すると、無色透明な液体、即ちW/Oナノエマルションを得た。
実施例1と同様に、レーザー式光散乱法により、W/Oナノエマルションの粒度分布を測定すると、水粒子の50%平均粒径は約10nmであった。
安定性に関して、実施例1と同様な方法により、観察したところ、分離は生じなかった。また、常温で1ヶ月静置させても透明な状態であった。
Claims (17)
- a)水:0重量%を越えて30重量%以下;
b)油:100重量%未満70重量%以上;
c)前記油を100重量部として標準化した場合、HLB値が1〜10であるノニオン界面活性剤を少なくとも1種:1〜30重量部;及び
d)前記水を100重量部として標準化した場合、陰イオン界面活性剤、陽イオン界面活性剤及び両性界面活性剤からなる群から選ばれる少なくとも1種:0.1〜30重量部;
を有するW/O型エマルションであって、
該W/O型エマルションの水粒子の50%平均粒径が100nm以下であるW/O型エマルション。 - 前記W/O型エマルションの水粒子の50%平均粒径が5〜100nmである請求項1記載のW/O型エマルション。
- 前記b)油は、ケロシン、ガソリン、軽油、重油、アルコール、バイオ燃料及びエチルtert-ブチルエーテルからなる群から選ばれる少なくとも1種である請求項1又は2記載のW/O型エマルション。
- 前記c)ノニオン界面活性剤が、ポリオキシエチレングリコール、脂肪酸ソルビタンエステル、アルキルポリグルコシド、脂肪酸ジエタノールアミド、アルキルモノグリセリルエーテル、アルキルグリコシド、ポリエチレングリコール、及びポリビニルアルコールからなる群から選ばれる少なくとも1種である請求項1〜3のいずれか1項記載のW/O型エマルション。
- 前記d)が、陰イオン界面活性剤を有する請求項1〜4のいずれか1項記載のW/O型エマルション。
- 前記d)が、陰イオン界面活性剤のみからなる請求項1〜4のいずれか1項記載のW/O型エマルション。
- 前記陰イオン界面活性剤が、脂肪酸塩、モノアルキル硫酸塩、アルキルポリオキシエチレン硫酸塩、アルキルベンゼンスルホン酸塩、モノアルキルリン酸塩、及びスルホコハク酸型界面活性剤からなる群から選ばれる少なくとも1種である請求項1〜6のいずれか1項記載のW/O型エマルション。
- 前記d)が、陽イオン界面活性剤を有する請求項1〜5及び7のいずれか1項記載のW/O型エマルション。
- 前記d)が、陽イオン界面活性剤のみからなる請求項1〜4のいずれか1項記載のW/O型エマルション。
- 前記陽イオン界面活性剤が、アルキルトリメチルアンモニウム塩、ジアルキルジメチルアンモニウム塩、及びアルキルベンジルジメチルアンモニウム塩からなる群から選ばれる少なくとも1種である請求項1〜5及び7〜9のいずれか1項記載のW/O型エマルション。
- 前記d)が、両性界面活性剤を有する請求項1〜5、7、8及び10のいずれか1項記載のW/O型エマルション。
- 前記d)が、両性界面活性剤のみからなる請求項1〜4のいずれか1項記載のW/O型エマルション。
- 前記両性界面活性剤が、アルキルジメチルアミンオキシド、及びアルキルカルボキシベタインからなる群から選ばれる少なくとも1種である請求項1〜5、7、8、及び10〜12のいずれか1項記載のW/O型エマルション。
- 請求項1〜13のいずれか1項記載のW/O型エマルションを有する燃料。
- 請求項1〜13のいずれか1項記載のW/O型エマルションのみからなる燃料。
- a)水:0重量%を越えて30重量%以下;
b)油:100重量%未満70重量%以上;
c)前記油を100重量部として標準化した場合、HLB値が1〜10であるノニオン界面活性剤を少なくとも1種:1〜30重量部;及び
d)前記水を100重量部として標準化した場合、陰イオン界面活性剤、陽イオン界面活性剤及び両性界面活性剤からなる群から選ばれる少なくとも1種:0.1〜30重量部;
を有するW/O型エマルションであって、
該W/O型エマルションの水粒子の50%平均粒径が100nm以下であるW/O型エマルションの製造方法であって、
i)前記a)水を準備する工程;
ii)前記b)油を準備する工程;
iii)前記c)ノニオン界面活性剤を準備する工程;
iv)前記d)の界面活性剤を準備する工程;及び
v)前記a)〜d)を混合する工程;
を有することにより、上記W/O型エマルションを得る、上記方法。 - 前記v)混合工程において、
v−1)前記ii)工程の油;及び前記iii)工程のノニオン界面活性剤を混合し、
これとは別に、v−2)前記i)工程の水;及び前記iv)工程の界面活性剤を混合し、
v−3) 前記v−1)工程で得られた混合物と、前記v−2)工程で得られた混合物とを混合する工程を有する請求項16記載の方法。
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