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JP2012072085A - 水中油型乳化化粧料 - Google Patents

水中油型乳化化粧料 Download PDF

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JP2012072085A JP2010218078A JP2010218078A JP2012072085A JP 2012072085 A JP2012072085 A JP 2012072085A JP 2010218078 A JP2010218078 A JP 2010218078A JP 2010218078 A JP2010218078 A JP 2010218078A JP 2012072085 A JP2012072085 A JP 2012072085A
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Kahori Ishida
佳保里 石田
Yosuke Ikebe
洋介 池邉
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Shiseido Co Ltd
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Abstract

【課題】 エタノールを50質量%以下で高配合しても安定であり、皮膚等に塗布した後は優れた耐水性を示し、配合した水溶性薬剤を有効に保持できる水中油型乳化化粧料を提供する。
【解決手段】 (A)0.1〜10質量%のHLB(Si)が5〜10のポリエーテル変性シリコーン、(B)5〜50質量%以下のエタノール、(C)0.01〜3質量%の親水性増粘剤、(D)0.1〜15質量%以上のポリオール、及び(E)水溶性美白剤を含有することを特徴とする水中油型乳化化粧料。特に、紫外線吸収剤を更に含有する美白用日焼け止め化粧料とするのが好ましい。
【選択図】 なし

Description

本発明は、塗布時にはみずみずしい感触を有し、塗布後には優れた耐水性を示す水中油型化粧料であって、美白効果及び好ましくは日焼け止め効果を有する化粧料に関する。
従来から化粧料等の皮膚外用剤の基剤として使用されている水中油型乳物は、みずみずしい感触を与える使用感に優れているが、耐水性において満足できるものが少ないという欠点を有していた。従って、トラネキサム酸やアスコルビン酸等の水溶性の薬剤を配合した場合、塗布後に水と接触することによって水溶性薬剤が溶出してしまう問題があった。
水中油型乳化化粧料の耐水性を向上させる試みとして、例えば、特許文献1には、α−モノアルキルグリセリルエーテルと、ワックス類と、シリコーン油とを含有し、油相中のシリコーン油の配合量を特定範囲とするとともに、疎水化処理粉末を含有せしめることにより、耐水性を向上させて化粧持ちを改善した水中油型乳化物からなるメーキャップ化粧料が開示されている。
また、特許文献2には、酸化亜鉛、アクリル系架橋コポリマー、HLB10以上の非イオン性又はアニオン性界面活性剤、水、シリコーン油を配合し、酸化亜鉛を油相中に分散させた水中油型乳化化粧料が開示され、保存安定性、使用後の透明性及び耐水性が改善されたと記載されている。
一方、水中油型乳化基剤は、アルコールを高配合すると乳化粒子が破壊されてしまい、十分に安定な基剤を得ることが困難であるという問題もあったが、特許文献3には、油分、低級アルコール50重量%以上、水、乳化剤として下記一般式:
(上記式中、mは50〜1000、nは1〜40、aは5〜50、bは5〜50の整数である)で示されるポリエーテル変性シリコーンの一種又は二種以上を含有し、乳化剤として他の界面活性剤を実質的に含有しないことを特徴とするアルコール・水中油型乳化組成物が開示され、頭髪につや、柔軟性、潤いを与えるとともに、櫛通りをよくする効果があると記載さている。
しかしながら、特許文献3に記載された組成物では、低級アルコールが非常に多く含まれているため一般的なスキンケア基剤への応用は困難であった。
特開2002−308730号公報 特開2005−272389号公報 国際公開第WO97/002888号パンフレット
よって本発明における課題は、エタノールを高配合(但し、50質量%以下)しても安定であり、皮膚等に塗布した後は優れた耐水性を示し、トラネキサム酸等の水溶性薬剤を有効に保持することができる水中油型乳化化粧料を提供することにある。
本発明者等は、前記の課題を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、HLB(Si)5〜10のポリエーテル変性シリコーンを界面活性剤として用い、5〜50質量%以下のエタノールを配合し、更に特定量の親水性増粘剤及びポリオールを配合して水中油型乳化物とすることにより、上記の課題を解決できることを見出し、本発明を完成した。
ただし、ここで言うHLB(Si)とは、下記の計算式で求められる値である。
即ち本発明は、
(A)0.1〜10質量%のHLB(Si)が5〜10のポリエーテル変性シリコーン、
(B)5〜50質量%のエタノール、
(C)0.01〜3質量%の親水性増粘剤、
(D)0.1〜15質量%のポリオール、及び
(E)水溶性美白剤を含有することを特徴とする水中油型乳化化粧料を提供する。
本発明の化粧料は、エタノールを多配合した水中油型乳化物であるため、みずみずしい使用感触が得られる。一方、皮膚等に塗布した後は、エタノールが蒸発することに伴い油中水型に転相するため、優れた耐水性を発揮し、配合された水溶性薬剤を皮膚上に有効に保持することができる。
さらに、本発明の化粧料に紫外線吸収剤を配合した場合、耐水性のみならず紫外線遮蔽効果にも優れたものとなる。
本発明の化粧料におけるポリエーテル変性シリコーン(成分A)は、そのHLB(Si)が5〜10、好ましくは5以上で9以下、8以下あるいは7以下のものから選択される。
本発明においては、分子量が50000以上であり、親水基がポリオキシエチレン(POE)又はポリオキシプロピレン(POP)から選択されるポリエーテル変性シリコーンが好ましく用いられる。
特に、下記一般式で表されるポリエーテル変性シリコーンが好ましい。
上記式中、mは50〜1000、好ましくは150〜1000であり、nは1〜40である。mが50未満であり、nが1未満である場合には、乳化安定性に乏しく、またmが1000を超え、nが40を超える場合には、得られた組成物にべたつき感が生じるようになる。また、m:nは200:1〜5:1であることが好ましく、60:1〜15:1であることが特に好ましい。
また、aは5〜50、bは5〜50であり、これらポリオキシアルキレン基の分子中での含有量は特に限定されないが、ポリオキシアルキレン基の含有量が全分子量中20重量%を超えるものが望ましい。
本発明で使用するポリエーテル変性シリコーンは市販されているものでもよく、例えば、商品名BY11−030(東レ・ダウコーニングシリコーン社製:50質量%のPEG/PPG−19/19ジメチコンと50質量%のシクロペンタシロキサンを含む。PEG/PPG−19/19ジメチコンとは、上記一般式においてm=400、n=10、a=19、b=19となる分子量55000のポリエーテル変性シリコーンである;HLB(Si)=7)、商品名BY25−337(東レ・ダウコーニングシリコーン社製:50質量%のPEG/PPG−19/19ジメチコンと50質量%の軽質流動イソパラフィン(水添ポリイソブテン)を含む)、商品名KF−6012(信越シリコーン社製:PEG/PPG−20/22ブチルエテルジメチコン)、商品名SH3749(信越シリコーン社製:PEG/PPG−20/20ジメチコン)等を挙げることができる。
本発明におけるポリエーテル変性シリコーン(成分A)の配合量は、0.1〜10質量%、好ましくは0.1〜5質量%、より好ましくは0.1〜3質量%である。配合量が0.1質量%未満である場合、10質量%を越えて配合した場合には、安定な水中油型乳化物が得られない場合がある。
本発明の化粧料は、5質量%以上のエタノール(成分B)を必須成分として含有する。エタノールの配合量は、5〜50質量%、好ましくは8〜50質量%、より好ましくは8〜40質量%である。配合量が5質量%未満であると安定な水中油型乳化物が得られない場合がある。
本発明の化粧料は、さらに親水性増粘剤(成分C)を必須成分として含有する。
本発明においては、従来は油中水型乳化物に用いられていたHLB(Si)10以下(5〜10)のポリエーテル変性シリコーンを、単に水中油型乳化物の一般的な界面活性剤に換えただけでは安定な乳化物は得られず、5質量%以上のエタノールと親水性増粘剤とを配合することによって初めて安定な水中油型乳化物が形成されることが見出された。
本発明で使用される親水性増粘剤は、化粧品に使用されるものであれば特に限定されない。例えば、天然の水溶性高分子、半合成の水溶性高分子、合成の水溶性高分子、無機の水溶性高分子等が挙げられる。
具体的には、天然の水溶性高分子としては、例えばアラビアガム、トラガカントガム、ガラクタン、グアガム、キャロブガム、カラヤガム、カラギーナン、ペクチン、カンテン、クインスシード(マルメロ)、アルゲコロイド(カッソウエキス)、デンプン(コメ、トウモロコシ、バレイショ、コムギ)、グリチルリチン酸等の植物系高分子;キサンタンガム、デキストラン、サクシノグルカン、ブルラン等の微生物系高分子;コラーゲン、カゼイン、アルブミン、ゼラチン等の動物系高分子等が挙げられる。
半合成の水溶性高分子としては、例えばカルボキシメチルデンプン、メチルヒドロキシプロピルデンプン等のデンプン系高分子;メチルセルロース、ニトロセルロース、エチルセルロース、メチルヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、セルロース硫酸ナトリウム、ヒドロキシプロピルセルロース、カルボキシメチルセルロースナトリウム(CMC)、結晶セルロース、セルロース末等のセルロース系高分子;アルギン酸ナトリウム、アルギン酸プロピレングリコールエステル等のアルギン酸系高分子等が挙げられる。
合成の水溶性高分子としては、例えばポリビニルアルコール、ポリビニルメチルエーテル、ポリビニルピロリドン、カルボキシビニルポリマー(カルボマー)等のビニル系高分子;ポリエチレングリコール(分子量 1500、4000、6000)等のポリオキシエチレン系高分子;ポリオキシエチレンポリオキシプロピレン共重合体共重合系高分子;ポリアクリル酸ナトリウム、ポリエチルアクリレート、ポリアクリルアミド、アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体(商品名「ペミュレンTR−1」)等のアクリル系高分子;ポリエチレンイミン、カチオンポリマー等が挙げられる。無機の水溶性高分子としては、例えばベントナイト、ケイ酸AlMg(商品名「ビーガム」)、ラポナイト、ヘクトライト、無水ケイ酸等が挙げられる。
本発明の化粧料における親水性増粘剤(成分C)の配合量は、0.01〜3質量%、好ましくは0.05〜3質量%、より好ましくは0.2〜1質量%である。配合量が0.01質量%未満であると安定な乳化物が得られない場合があり、3質量%を越えて配合すると、塗布時に重い感触となる場合がある。
本発明の化粧料は、さらにポリオール(成分D)を必須成分として含有する。ポリオールを加えることにより、水中油型乳化物の透明性及び安定性を更に向上させることができる。例えば、ポリオールを添加することにより、配合するアルコール量を減少させても安定性が維持され、得られる製剤のアルコール臭を抑制することも可能である。
本発明で使用されるポリオールは、化粧品に通常用いられるものであれば特に限定されないが、例えば、ダイナマイトグリセリン、1,3−ブチレングリコール、ジプロピレングリコール、プロピレングリコール等を挙げることができる。特に、1,3−ブチレングリコールが最も効果的に安定性を向上させる。
本発明の化粧料におけるポリオール(成分(D))の配合量は0.1〜15質量%、好ましくは1〜10質量%、より好ましくは3〜7質量%である。配合量が1質量%未満であると安定な乳化物が得られない場合があり、15質量%を越えて配合すると、塗布時に重い感触となる場合がある。
さらに本発明の化粧料は、水溶性の薬剤、特に水溶性美白剤(成分(E))を含有している。
本発明で用いられる水溶性美白剤は従来から化粧料などの皮膚外用剤に用いられているものでよく、特に限定されないが、例えば、アスコルビン酸又はその誘導体、具体的にはL−アスコルビン酸ナトリウム、L−アスコルビン酸エステルマグネシウム塩、L−アスコルビン酸グルコシド、2−O−エチル−L−アスコルビン酸、3−O−エチル−L−アスコルビン酸、トラネキサム酸、アルブチン、4−メトキシサリチル酸塩、具体的には4−メトキシサリチル酸ナトリウム塩、4−メトキシサリチル酸カリウム塩、などを挙げることができる。
本発明の化粧料における水溶性美白剤(成分(E))の配合量は0.01〜3質量%、好ましくは0.1〜3質量%である。配合量が0.01質量%未満であると十分な美白効果が得られない場合があり、3質量%を越えて配合すると、結晶化し析出し十分な美白効果が得られない場合がある。
上記したように、本発明の化粧料は塗布時にみずみずしい感触の水中油型乳化物であるが、塗布後は転相して耐水性が向上するため、配合された水溶性美白剤が皮膚上に有効に保持されて効果を発揮する。従って、美白剤以外の水溶性薬剤を配合した場合にも同様の効果が得られることは言うまでもない。
本発明の化粧料は、乳化物の製造に従来から使用されている方法に準じて製造することができる。例えば、油相を形成する成分を混合し、エタノール(成分B)、親水性増粘剤(成分C)、ポリオール(成分D)、水溶性美白剤(成分E)を含む水相成分に油分とHLB(Si)5〜10のポリエーテル変性シリコーン(成分A)を混合した油相を、ホモミキサー等で攪拌しながら水相に添加してゆくことにより、本発明の化粧料を得ることができる。
本発明の化粧料は、塗布時にはみずみずしく、さっぱりした使用感であり、塗布後は耐水性に優れた皮膜を形成するという特徴を有している。従って、本発明の化粧料は、スキンケア化粧料、メーキャップ化粧料として提供するのに適している。
例えば、本発明の化粧料に油溶性紫外線吸収剤を配合した場合、肌に塗布するときはみずみずしくさっぱりした感触が得られ、塗布後は耐水性のある皮膜が肌上に形成されるため、美白効果に加えて確かなUV防御力が保持される。また、メーキャップ化粧料として使用した場合も、優れた耐水性に基づく化粧持ちの良さが確保できる。
よって本発明は、紫外線吸収剤を更に含有する水中油型化粧料、特に日焼け止め化粧料を提供する。
本発明の乳化化粧料に配合される紫外線吸収剤は、油溶性、水溶性に限定されるものではなく、また、化粧品に通常使用されているものであれば特に限定されない。
例えば、メトキシケイ皮酸誘導体、ジフェニルアクリル酸誘導体、サリチル酸誘導体、パラアミノ安息香酸誘導体、トリアジン誘導体、ベンゾフェノン誘導体、ベンザルマロナート誘導体、アントラニル誘導体、イミダゾリン誘導体、4 , 4 − ジアリールブタジエン誘導体、及びフェニルベンズイミダゾール誘導体系が挙げられる。具体的には、パラメトキシケイ皮酸2−エチルヘキシル、ホモサレート、オクチルサリシレート、オキシベンゾン、4−t−ブチル−4’−メトキシジベンゾイルメタン、オクチルトリアゾン、ビスエチルヘキシルフェノールメトキシフェニルトリアジン、メチレンビスベンゾトリアゾリルテトラメチルブチルフェノール、2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、ジヒドロキシジメトキシベンゾフェノン、ジヒドロキシベンゾフェノン、テトラヒドロキシベンゾフェノン、ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシル、2−シアノ−3,3−ジフェニルアクリル酸−2’−エチルヘキシルエステル、ポリシリコーン−15、ドロメトリゾールポリシロキサン、フェニルベンズイミダゾールスルホン酸等が揚げられる。これらは、必要に応じて一種又は二種以上を適宜選択して用いることができる。
本発明の水中油型日焼け止め化粧料に配合される紫外線吸収剤の配合量は、0.1〜35質量%、好ましくは1〜30質量%、より好ましくは5〜25質量%とする。
本発明の乳化化粧料は、上記の必須成分A〜E及び/又は紫外線吸収剤に加えて、従来から化粧品に使用されている他の成分を、本発明の効果を阻害しない範囲で含有していてもよい。具体的には、保湿剤、油分、緩衝剤、キレート剤、防腐剤などが挙げられる。
以下に具体例を挙げて本発明を更に詳細に説明するが、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。また、以下の実施例等における配合量は特に断らない限り質量%を示す。
(実施例1〜4及び比較例1)
下記の表1及び表2に掲げた組成で水中油型乳化組成物を調製した。次いで、各サンプルについて耐水性を、水浴させた後の各組成物に配合した水溶性美白剤(トラネキサム酸)の残存度によって評価した。測定方法及び評価方法は次の通りである。
・主剤残存度の測定方法
(1)PMMA製のプレート(5cm×5cm)に各サンプルを50mg塗布する。
(2)15分間乾燥させる。
(3)500mlビーカー内のイオン交換水中に前記プレートを浸漬し、サンプル中の水溶性成分を溶出させる。
(4)前記ビーカー内のイオン交換水を回収する。
・美白剤残存度の評価方法
前記測定方法(4)で回収したイオン交換水をHPLCにかけ、トラネキサム酸を定量する。HPLC条件は以下の通りである。
分離管:CAPCELL PAK C18 MG−II S−3
分離管温度:40℃
溶離液:0.2%リン酸溶液 5%メタノール
注入量:5μL
検出器:210nm
以上の条件にてHPLCチャートからトラネキサム酸のピーク面積を求め、イオン交換水中に溶出したトラネキサム酸量を算出し、溶出せずにプレート上に残存したトラネキサム酸(美白剤)の残存度を評価した。その結果も併せて示す。
○:美白剤の残存度が90%以上
×:美白剤の残存度が90%未満
表1及び表2に示した結果より、本発明における成分A〜Dを用い、更に主剤(成分E)を配合して調製した水中油型乳化組成物(実施例1〜4)では、塗布後の耐水性が向上しており、配合した主剤の溶出が抑制されて有効に保持されたが、本願所定のHLB(Si)を持つポリエーテル変性シリコーンを用いない比較例1では主剤が容易に水中に溶出してしまうことがわかった。
(参考例1及び比較例2〜5)
上記実施例1(HLB(Si)=7のポリエーテル変性シリコーンを含む)と類似する組成(トラネキサム酸を含まない)の水中油型乳化組成物(参考例1)と、そのポリエーテル変性シリコーンを本願所定範囲に含まれないHLB(Si)を持つシリコーン系活性剤に置換した組成物(比較例2〜5)の調製を試みた(表3参照)。
参考例1及び比較例2〜5の組成物について乳化実験を試みたところ、HLB(Si)が5未満のポリエーテル変性シリコーンを用いた比較例2〜4では、安定性に優れた水中油型乳化物を得ることはできなかった(乳化安定性:×)。一方、参考例1及びHLB(Si)が10以上の代表的なO/W活性剤であるポリオキシエチレン(20)ポリオキシプロピレン(8)セチルエーテルを用いた比較例5では、安定性に優れた水中油型乳化物を得ることができた(乳化安定性:○)。
次いで、参考例1及び比較例5の紫外線遮蔽効果比較および紫外線遮蔽効果の耐水効果の比較実験を行った。紫外線遮蔽効果の比較実験は表面を荒らしたPMMA(ポリメタクリル酸メチル)の板に0.75mg/cmの各サンプルを均一に塗布し、分光光度計(U−4100 日立製作所)にて吸光度を測定した。また、耐水効果の比較実験は上記記載のPMMAの板に各サンプルを塗布し、吸光度を測定した後、強流水に15分さらし、十分に乾燥させた後、もう一度吸光度を測定し、メトキシケイヒ酸エチルヘキシルの最大吸収度の変化率を計算した。
その結果、驚くべきことに、参考例1は同じ吸収剤組成である比較例5よりも高い紫外線遮蔽効果を示し(波長310nmにおける吸光度の値を表3に示す)、さらに、非常に高い耐水効果を示すことがわかった(吸光度変化率は、参考例1の方が比較例5より約15%も小さかった)。
本発明の水中油型乳化化粧料は、塗布時には水中油型乳化物に特有のみずみずしい使用感が得られ、塗布後は油中水型に転相して優れた耐水性を示す。従って、水溶性美白剤の流出が抑制されて美白効果が長時間保持されるとともに、使用感及び耐水性を両立させた皮膚外用剤として使用できる。また、紫外線吸収剤を配合すれば、耐水性に優れた確かな紫外線防御が得られる。
本発明者等は、前記の課題を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、HLB(Si)5〜のポリエーテル変性シリコーンを界面活性剤として用い、5〜50質量%以下のエタノールを配合し、更に特定量の親水性増粘剤及びポリオールを配合して水中油型乳化物とすることにより、上記の課題を解決できることを見出し、本発明を完成した。
ただし、ここで言うHLB(Si)とは、下記の計算式で求められる値である。
即ち本発明は、
(A)0.1〜10質量%のHLB(Si)が5〜のポリエーテル変性シリコーン、
(B)5〜50質量%のエタノール、
(C)0.01〜3質量%の親水性増粘剤、
(D)0.1〜15質量%のポリオール、及び
(E)水溶性美白剤を含有することを特徴とする水中油型乳化化粧料を提供する。
本発明の化粧料におけるポリエーテル変性シリコーン(成分A)は、そのHLB(Si)が5〜のものから選択される。
本発明においては、分子量が50000以上であり、親水基がポリオキシエチレン(POE)又はポリオキシプロピレン(POP)から選択されるポリエーテル変性シリコーンが好ましく用いられる。
本発明の化粧料は、乳化物の製造に従来から使用されている方法に準じて製造することができる。例えば、油相を形成する成分を混合し、エタノール(成分B)、親水性増粘剤(成分C)、ポリオール(成分D)、水溶性美白剤(成分E)を含む水相成分に油分とHLB(Si)5〜のポリエーテル変性シリコーン(成分A)を混合した油相を、ホモミキサー等で攪拌しながら水相に添加してゆくことにより、本発明の化粧料を得ることができる。
(参考例1及び比較例2〜5)
上記実施例1(HLB(Si)=7.7のポリエーテル変性シリコーンを含む)と類似する組成(トラネキサム酸を含まない)の水中油型乳化組成物(参考例1)と、そのポリエーテル変性シリコーンを本願所定範囲に含まれないHLB(Si)を持つシリコーン系活性剤に置換した組成物(比較例2〜5)の調製を試みた(表3参照)。

Claims (5)

  1. (A)0.1〜10質量%のHLB(Si)が5〜10のポリエーテル変性シリコーン、
    (B)5〜50質量%以下のエタノール、
    (C)0.01〜3質量%の親水性増粘剤、
    (D)0.1〜15質量%以上のポリオール、及び
    (E)水溶性美白剤を含有することを特徴とする水中油型乳化化粧料。
  2. 前記ポリエーテル変性シリコーンが、分子量が50000以上であり、親水基がポリオキシエチレン(POE)又はポリオキシプロピレン(POP)から選択されるポリエーテル変性シリコーンであることを特徴とする、請求項1に記載の化粧料。
  3. 前記ポリエーテル変性シリコーンが、下記式:
    (上記式中、mは50〜1000、nは1〜40、aは5〜50、bは5〜50の整数である)で表されるポリエーテル変性シリコーンであることを特徴とする、請求項2に記載の化粧料。
  4. 0.1〜35質量%の紫外線吸収剤を更に含有し、日焼け止め用であることを特徴とする、請求項1から3のいずれか一項に記載の化粧料。
  5. 前記水溶性美白剤が、アスコルビン酸及びその誘導体、トラネキサム酸、アルブチン、及び4−メトキシサリチル酸塩から選択される1種又は2種以上である、請求項1から4のいずれか一項に記載の化粧料。
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