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JP2012070871A - 椅子 - Google Patents

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JP2012070871A
JP2012070871A JP2010217229A JP2010217229A JP2012070871A JP 2012070871 A JP2012070871 A JP 2012070871A JP 2010217229 A JP2010217229 A JP 2010217229A JP 2010217229 A JP2010217229 A JP 2010217229A JP 2012070871 A JP2012070871 A JP 2012070871A
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lumbar
lumbar pad
pad
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lock body
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JP2010217229A
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Inventor
Shinji Inoue
信治 井上
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Itoki Corp
Original Assignee
Itoki Corp
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Publication date
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Abstract

【課題】メッシュ状の背受けシートで体圧を受ける背もたれにおいて、背受けシートが伸びて外観が悪化することを、ランバーサポート装置を利用して防止する。
【手段】ランバー支持体16aに昇降体19が上下動自在に装着され、昇降体19にランバーパッド11が相対回動可能に取付けられている。レバー23を回動操作すると、シーソー部材21とテコ部材22とが回動し、可動ロック体20に対するテコ部材22の押さえが解除される(ロックが解除される。)。可動ロック体20とランバーパッド11との間には第1ゴム45が介在し、テコ部材22とランバーパッド11との間は第2ゴム46が介在し、シーソー部材21とランバーパッド11との間には第3ゴム47が介在している。背受けシート10に伸びが生じるとランバーパッド11がゴム45〜47に押されて前向き回動し、これによって弛みが吸収される。
【選択図】図7

Description

本願発明は、背もたれが可撓性の背受けシートで構成されると共にランバーサポート機能を有する椅子に関するものである。
椅子においては、着座者の腰部(ランバー部:特に第3腰椎を中心にした部分)を後ろから支えることの重要性が認識されており、そこで、背もたれの下部に、側面視で前向き凸状に湾曲したランバー支持部を設けて、これを後ろからランバーパッド(ランバーサポート)で支持することが一般化している。
さて、背もたれの1つのタイプとして、前後に開口したバックフレーム(背フレーム)にメッシュ状(ネット状)等の可撓性を有する背受けシート(バックシート)を張った構造のものがある。このタイプの背もたれは通気性とフィット性とに優れている等の利点がある。そして、この種の背もたれにもランバーサポート機能を持たせており、その例として特許文献1には、背受けシートの後ろのうち左右中間部に、正面視逆三角形状のランバーサポートを高さ調節自在に配置することが開示されている。
他方、本願出願人は、特許文献2において、メッシュタイプの背もたれにおいて、背受けシートの左右両側部をそれぞれランバーパッドで支持し、左右のランバーパッドをそれぞれ支持部材に高さ調節自在に取り付けることを開示した。この特許文献2では、背受けシートのランバー支持部は両端支持の状態になっているため、ランバー支持部が着座者の身体に倣って変形することが許容されており、その結果、身体への高いフィット性や身体(腰部)への当たりの柔らかさを得ることができる。
特開2004−049656号公報 特開2010−099104号公報
さて、メッシュ状やネット状の背受けシートは編地や織地からなっており、例えば、強弾性糸と非弾性糸とを併用することで強度とクッション性・フィット性を確保している。そして、背受けシートはテンションを掛けた状態でバックフレームに取付けられており、従って、製造当初は背受けシートはピンと張っているが、使用しているうちに背受けシートが少しずつ伸びて、たるんで体裁が悪くなることがある。
本願発明は、このような現状を改善すべく成されたものである。
本願発明はランバーサポート装置を構成するランバーパッドに着目し、このランバーパッドを利用して背受けシートの伸びを吸収することに思い至り、本願発明を完成させた。本願発明は多彩な展開を有しており、このうち請求項1の発明は、背もたれをバックフレームに可撓性の背受けシートが張られた構造としている椅子において、前記背受けシートを、弾性手段で前向きに付勢されたランバーパッドによって後ろから支持している。
ここで「前向きに付勢された」とは、ランバーパッドを介して背受けシートが前向きに付勢される状態を言う。従って、ランバーパッドの全体が前進動するように付勢されている状態と、ランバーパッドの一部が前進するように付勢されている状態と両方を含んでいる。後者の状態としては、例えば、ランバーパッドを側面視で回動する構成にして、その上端部又は下端部が前進動するよう構成されている場合が該当する。
請求項2の発明は、請求項1において、前記背受けシートの後ろに配置したランバー支持体に昇降体が上下動自在に取付けられており、前記昇降体に、前記ランバーパッドが前記弾性手段を介して前向き付勢された状態に取付けられている。
請求項3の発明は請求項2を具体化したもので、前記昇降体には、前記ランバー支持体に多段に設けた係合部に係脱して高さを調節する可動ロック体が取付けられており、前記可動ロック体を、前記弾性手段の一部又は全部により、前記ランバー支持体の係合部に係合する方向に付勢しており、かつ、前記可動ロック体を弾性手段に抗してランバー支持体から後退させる操作手段を設けている。
請求項4の発明は、請求項1〜3のうちのいずれかにおいて、前記ランバーパッドの最大前向き移動量を規制する規制手段が設けられている。
請求項1の発明では、ランバーパッドが弾性手段で前向きに付勢されているため、背受けシートに伸びが生じると背受けシートが前進することにより、背受けシートは張った状態に保持される。すなわち、ランバーパッドによって背受けシートの伸びを吸収できるのであり、このため弛みが外観に表れて体裁が悪くなることを防止できる。
弛み吸収手段としては、背受けシートを弾性的に前向き付勢する専用の押圧部材を設けことも可能ではあるが、本願発明はランバーパッドを背受けシートの弛み吸収部材に兼用するものであるため、構造が複雑化することを防止又は抑制できる。また、ランバーパッドは体圧がかかると弾性手段に抗して後退し得るため、背もたれのクッション性を向上させることも可能になる。
本願発明はランバーパッドの高さが固定されたタイプにも適用できるが、請求項2のようにランバーパッドを高さ調節できるタイプに適用すると、ユーザーフレンドリーで好適である。そして、請求項2のように昇降体とランバーパッドの間に弾性手段を介在させると、上下動機能は昇降体に担わせることで円滑な高さ調節機能を発揮しつつ、ランバーパッドによる背受けシートの付勢機能を確保できるため、好適である。
さて、ランバーパッドの高さ位置は、特許文献1,2に開示されているように係合突起と係合溝との嵌合によって保持されていることが多い一方、ランバーパッドに作用する後ろ向きの荷重には下向き又は上向きの分力が含まれていることがあり、このため、例えば下向きの分力によって係合突起と係合溝との嵌合が外れてランバーパッドがずり下がることが有り得る。この点、請求項3のように可動ロック体(ロック手段の一要素)を設けると、着座者の体圧でランバーパッドがずれ移動することを防止でき、しかも、背受けシートのたるみを吸収するための弾性手段がロック手段の弾性手段に兼用されるため、構造の複雑化を防止できる。
さて、ランバーパッドが前進することで背受けシートのたるみを吸収している場合、着座者の体圧が背受けシートにかかるとランバーパッドは後退することになり、その場合、ランバーパッドを前向き付勢している弾性手段のばね力が弱いと、腰部が背受けシートに勢い良く当たるとランバーパッドが体圧で急激に後退し、人に違和感を与える場合がある。この点、人が違和感を受けるか否かはランバーパッドの後退ストロークと密接に関連しており、後退ストロークがある程度以下に小さい場合は違和感を感じることはない。そして、請求項4のように規制手段を設けると、ランバーパッドの前後動のストロークが過度に大きくならないように規制できるため、人に違和感を与えることを防止できる。
特許文献1の場合は着座者の身体は背受けシートを介してランバーサポート(ランバーパッド)で支持されるが、身体が背受けシートを介してランバーサポートに当たるため、身体には背受けシートを介してランバーサポートの感触が伝わることになり、このため身体が硬い感じを受けることがある。他方、特許文献2に開示したように背受けシートを左右のランバーパッドで支持すると、身体は背受けシートのみで支持されるため、既述のとおり身体への当たりは非常に柔らかいものになり、しかも、フィット性・クッション性を向上できる。
そして、背受けシートを左右のランバーパッドで支持すると、背受けシートには強い押圧力がかかるため、背受けシートは伸び作用を受けやすいと言えるが、実施形態のように左右のランバーパッドで背受けシートを支持するタイプに適用すると、背受けシートに伸びが生じてもこれが弛みとして外観に表れることを防止できるため、特に好適である。
(A)は本願発明を適用した椅子の全体斜視図、(B)は側面図である。 (A)は分離斜視図、(B)は分離側面図である。 (A)は第1実施形態の分離斜視図、(B)は側面図、(C)は後ろから見た斜視図である。 分離斜視図である。 (A)はランバー支持体とその付属物の分離斜視図、(B)分離側面図、(C)は部分的な側面図である。 (A)はランバーパッドをひっくり返した状態での分離斜視図、(B)は分離側面図である。 縦断側面図である。 第2実施形態を示す図で、(A)は分離斜視図、(B)(C)は後ろから見た斜視図である。 (A)は分離側面図、(B)は分離斜視図、(C)は要部の縦断側面図である。
次に、本願発明の実施形態を図面に基づいて説明する。本実施形態は、事務用に多用されているロッキング式回転椅子に適用している。以下の説明及び請求項では方向を特定するため「前後」「左右」の文言を使用しているが、これら前後・左右の方向は、普通に着座した人の向きを基準にしている。
(1).椅子の概要
まず、図1〜図3に基づいて椅子の概要を説明する。椅子は、主要要素として、脚支柱2(ガスシリンダ)を有する脚装置1、脚支柱2の上端に固定されたベース3、ベース3の上方に配置された座4、着座者がもたれ掛かる背もたれ5を備えている。
ベース3の左右両側には左右一対の揺動フレーム6が配置されている。揺動フレーム6の後部は上向きに立ち上がった背支柱6aになっている。揺動フレーム6はその前端部を中心にして後傾動(回動)するように、その前端部がベース3に左右長手の支軸部7で連結されている。支持部7にはロッキングばねの一例としてトーションバーが内蔵されている。左右の揺動フレーム6は、背支柱6aの下端の箇所においてロアジョイント8で連結されている。
背もたれ5は、正面視略四角形のバックフレーム9にネット状の背受けシート10が張られた構成であり、バックフレーム9は背支柱6aにビスで固定されている。バックフレーム9は、着座者の腰部に当たる部分が支持されるように側面視で緩く湾曲しており、従って、背受けシート10は側面視で前向きに突出したランバー支持部10aを有している。背受けシート10におけるランバー支持部10aの左右両側部には後ろからランバーパット11が当たっており、ランバーパット11を上下動させることで背受けシート10のランバー支持部10aの高さを調節できる。この点は後述する。
バックフレーム9は樹脂の成形品であり、上下方向に長く延びる左右サイドメンバー9aと、左右サイドメンバー9aの上端に繋がったアッパーメンバー9bと、左右サイドメンバー9aの下端に繋がったロアメンバー9cとから成っている。従って、バックフレーム9は正面視で略四角形の形態を成している。アッパーメンバー9b及びロアメンバー9cは平面視で前向き凹状に緩く湾曲している。このためランバー支持部10aも平面視では前向き凹状に凹んでいる。
座4は、中間部材12に前後位置可能に取り付けられている。中間部材12の前部はフロントリンク13を介してベース3に連結されている。フロントリンク13と中間部材12とはフロントピン14で連結されている。
揺動フレーム10の内側面には金属板製で側面視L形のリアリンク15が配置されており、リアリンク15は起立部16の付け根よりもやや手前側の部位において枢支ピン17で揺動フレーム6に連結されている。リアリンク15の前端は上向きに突出しており、これが中間部材12の後端部にリアピン18で連結されている。揺動フレーム6の背支柱6aは平面視で略L字形の形態であり、その内側面にバックフレーム9のサイドメンバー9aが重なっている。リアリンク15の起立部16はサイドメンバー6aの左右内側に配置されている。リアアンク15は正面視で細幅の形態になっている。
着座した人が背もたれ5にもたれ掛かると、リアリンク15の起立部16も後傾するが、起立部16は背支柱6aに対しても相対的に後傾する。すなわち、背支柱6aが後傾する割合よりもリアリンク15の起立部16が後傾する割合が大きい。そして、リアリンク15における起立部16の上端部に既述のランバーパット11が高さ調節可能に取り付けられている。従って、ロッキングに際してランバーパット11は背支柱6aに対して相対的に後退することになり、このため、ロッキングすると背受けシート10のテンションが緩む。
(2).第1実施形態の概略
次に、図3以下の図面を参照して第1実施形態を説明する。例えば図4に示すように、本実施形態は、既述のランバーパット11と、リアリンク15の起立部16に昇降自在に装着した昇降体19と、昇降体19に内蔵した可動ロック体20及びシーソー部材21と、可動ロック体20及びシーソー部材21に手前から重なるテコ部材22と、操作手段の一例としてのレバー23とを有しており、これらがユニット化されてランバーサポート装置24が構成されている。各部材は樹脂製である。
レバー23は左右横長の中心軸(回動軸)23bを有しており、フラップ23aが中心軸23bの後ろに延びている。更に正確に述べると、レバー23は、前部を中心軸23bとした平面視L形の棒材に樹脂製のフラップ23aをねじ(図示せず)で固定した形態になっており、着座した人は腕を後ろに回してフラップ23aを摘むことができる(椅子から降りて操作してもよい。)。
本実施形態では、リアリンク15の起立部16の上部が細幅のランバー支持体16aになっており、昇降体19は、ランバー支持体16aに上から嵌合する側面視台形状の抱持部19aを有している。また、昇降体19は前向きに開口しており、その内部に可動ロック体20とシーソー部材21とテコ部材22とを配置している。
リアリンク15に設けたランバー支持体16aは側面視で下部よりも細幅になっており、ランバー支持体16aに昇降体19の抱持部19aが被嵌している。ランバー支持体16aの前面には樹脂製の補助部材27を上下動不能に装着している(補助部材27は、エッジ部材又はスライダーと呼ぶことも可能である。)。補助部材27の上部は、左右一対のホルダー28a,28bで前後左右にずれ不能に保持されている。
補助部材27には、ロック手段(係合部)を構成する固定係合部の一例として、複数の係合溝29が多段に形成されている。補助部材27の上端には後ろ向きの上顎部31が形成されており、ランバー支持体16aには上顎部31が嵌まる上保持溝32が形成されている一方、補助部材27の下端には後ろ向きに突出した下顎部33が形成されており、下顎部33は、リアリンク15の起立部16に形成した前向き開口の下保持溝34に嵌まっている。下保持溝34は斜め上向きに開口しており、このため下顎部33は前向き移動不能に保持されている。下顎部33には起立部16を左右から挟む挟持片33aが一体に形成されている。
ホルダー28a,28bには互いに噛み合うリブ36,37が形成されており、弾性に抗してリブ36,37を嵌合させることにより、ランバー支持体16aを挟んだ状態が保持されている。補助部材27の係合溝29は左右に一対ずつ形成されている。従って、補助部材27の左右中間部は係合溝29が存在しない平坦面になっている。
(3).ランバーサポート装置
次に、ランバーサポート装置24を詳述する。ランバーパット11は上下に細長い形態であり、前面は側面視で前向き凸に緩く湾曲し、平面視でも前向き凸状に湾曲している。レバー23の中心軸23bは、ランバーパッド11に設けた軸受け部11aに相対回転可能に貫通している。中心軸23bの先端には環状溝23dを形成しており、環状溝23dにスナップリング等の留め具(図示せず)を嵌め込むことで抜け止めとしている(抜け止め用の爪をランバーパッド11に一体成形し、強制嵌合によって爪を環状溝23dに嵌め込むことも可能である。)。
シーソー部材21は左右長手のボス部39を有しており、ボス部39が昇降体19の内部に形成した軸受け部40に嵌まっており、このためシーソー部材21はボス部39の軸心回りに回動し得る。テコ部材22は上下長手の形態でシーソー部材21の手前に配置されており、このテコ部材22の下端には、シーソー部材21のボス部39に嵌合する凹所41が形成されている。このため、テコ部材22はシーソー部材21に対して相対回動し得る。
図7に示すように、テコ部材22は側面視で上に行くほど前後幅が小さくなっている。また、テコ部材22のうち凹所41を有する下端部の前面はランバーパッド11に当接しているが、上に行くに従ってランバーパッド11との前後間隔が広がっている。従って、テコ部材22は、その上端がランバー支持体16aから逃げるように回動することが許容されている。
テコ部材22の上端部には前後に開口した上部貫通穴42が形成され、凹所42に近い下部には前後に開口した下部貫通穴43が形成され、上下貫通穴42,43の間には中間穴44が形成されており、これら各穴42〜44に、弾性体の一例として第1〜第3のゴム45〜47を挿入している。第2ゴム46は中間穴44の底で支持されており、手前に露出している(中間穴44の底部は、第2ゴム46を支持する状態で前後に貫通していてもよい。)。
可動ロック体20の一部は昇降体19の上部貫通穴42に前後スライド可能に嵌まっており、可動ロック体20とランバーパッド11との間に第1ゴム45が介在している。第2ゴム46はテコ部材22とランバーパッド11との間に介在しており、第3ゴム47はシーソー部材21とランバーパッド11との間に介在している。従って、ランバーパッド11は各ゴム45〜47で手前に付勢されている。
可動ロック体20はランバー支持体16aを左右から挟む挟持片20aを有しており、左右挟持片20aの間に、係合溝29に嵌合する可動係合部の一例として係合突起48が形成されている。また、昇降体19の抱持部19aには、可動ロック体20の挟持片20aを露出させる逃がし穴49が空いている。また、可動ロック体20の左右両側面には段部20bを設けており、段部20bがテコ部材22に当接している。
例えば図7に示すように、シーソー部材21にはボス部39の下側に突出した押圧部21aを設けている一方、レバー23の中心軸23bのうち押圧部21aに対応した部位には、外周の一部に平坦面を有する断面カマボコ形の馬蹄形部23cが形成されており、馬蹄形部23cの平坦面をシーソー部材21の押圧部21aに当ている。
馬蹄形部23cにおいて、平坦面と回転軸心との距離は、平坦面の上下中間部から上下に両側に遠ざかるほど大きくなるので、馬蹄形部23cがいずれか一方に回転するとシーソー部材21が後ろに押され、従って、シーソー部材21はボス部39を中心にして回動する。
ランバーパッド11の後面のうち可動ロック体20のやや上方の部位には、側面視下向き鉤状の第1ストッパー51が後ろ向きに突設されている一方、昇降体19には、側面視上向き鉤状の第2ストッパー52が形成されており、これら両ストッパー51,52を噛み合わせることでランバーパッド11の最大回動角度(ランバーパッド11の最大前進位置)を規制している。また、ランバーパッド11の後面には上下に長い左右のリブ11bが形成されており、この左右リブ11bで昇降体19が左右からカバーされている。
(4).まとめ
レバー23に外力が作用していない状態では、シーソー部材21とランバーパッド11とは第3ゴム47で前後両側に離反するように付勢されており、テコ部材22とランバーパッド11とは第2ゴム46によって前後に離反するように付勢され、可動ロック体20は第1ゴム45によって前後両側に離反するように付勢されている。
また、テコ部材22が可動ロック体20の段部20bに手前から当接しているため、テコ部材22を手前に向けて回動させないと係合突起48を係合溝29から離脱させることができないが、テコ部材22は第2ゴム46で後ろ向きに付勢されているため、可動ロック体20は、第1ゴム45と第2ゴム46との2つのゴムによってロック状態に付勢されている。このためロック状態を確実に保持できる。
レバー23をいずれか一方の方向に回転させると、シーソー部材21の押圧部21aが中心軸23bの馬蹄形部23cで後ろに押され、すると、シーソー部材21は図7において時計回りに回動する。すると、テコ部材22も第2ゴム46の弾性に抗して回動し、これにより、可動ロック体20の段部20bに対するテコ部材22の押圧が解除され、その結果、可動ロック体20は第1ゴム45のみで押された状態になる。従って、クリック感を確保した状態で、ランバー支持体16a及びランバーサポート装置24を昇降させることができる。
さて、人がレバー23をいずれかの方向に回動させると、テコ部材22はシーソー部材21を介して強制的に回動させられ、可動ロック体20に対する付勢力が低減してランバーサポート装置24を上下動させ得る。そして、本実施形態では、可動ロック体20はシーソー部材21及びテコ部材22が動きを停止した状態で独立して前後動するため、可動ロック体20が前進動してロック解除するに際して、可動ロック体20の前進動によってレバー23が回動作用を受けることはなく、このため人が違和感を感じることはない。
また、高さ調節に際しては、可動ロック体20の係合突起48は一つの係合溝29から離脱して他の係合溝29に嵌合することになり、その際、可動ロック体20は第1ゴム45で押されて後退動するが、この場合も可動ロック体20はテコ部材22及びシーソー部材21とは独立して単独で動くため、可動ロック体20の後退動がレバー23の回動に波及することはない。従って、高さ調節を違和感なく行える。
また、シーソー部材21は第3ゴム47で後ろ向きに付勢されており、可動ロック体20が前進した状態であってもシーソー部材21は昇降体19に当接した状態が保持される。従って、レバー23の馬蹄形部23cはその平坦面がシーソー部材21の押圧部21aに重なった状態に保持されており、結果としてレバー23も原姿勢が維持されるように付勢されている。このため、ロック解除状態のままになっても、レバー23がフラつくことはない。
ランバーパッド11は3つのゴム45〜47で手前に付勢されている。従って、背受けシート10に伸びが生じると、図7に一点鎖線で示すように、ランバーパッド11はその上部が手前に移動するように回動し、これにより、背受けシート10は張った状態に保持される。従って、たるみが外観に表れて体裁が悪くなることはない。本実施形態ではロック手段を構成するゴム45〜47をランバーパッド11の前進付勢用弾性手段に兼用しているため、それだけ構造が簡単になる。
本実施形態では3つのゴム45〜47は、ランバーパッド11の回動軸心(レバー23の中心軸23b) に近い部位に配置しており、ランバーパッド11の回動軸心から上端までの距離は、回動軸心から第1ゴム45までの距離の約3倍程度に設定している。従って、ランバーパッド11は僅かの角度変化で上端は大きく前後動する。
弾性手段としてコイルスプリングを採用することも可能であるが、本実施形態のようにゴム45〜47を使用すると、組み立てが簡単であると共にコストダウンできる利点がある。しかし、ゴム45〜47はコイルスプリングに比べて弾性変形量が小さい特性がある。この点、本実施形態では、ランバーパッド11は僅かの回動でも上端部は大きく動いて背受けシート10のたるみを的確に吸収できるため、弾性手段としてゴム45〜47を使用しても背受けシート10のたるみ吸収機能を的確に発揮できるのである。もとより、本願発明はコイルスプリング等の他の種類の弾性手段の使用を排除するものではない。
さて、背受けシート10のたるみはランバーパッド11が前進動することで吸収されるが、人の身体(腰部)が背受けシート10のランバー支持部10aに当たるとランバーパッド11は背受けシート10で押されて、ゴム45〜47に抗して回動する。そして、ゴム45〜47の抵抗はさほど大きくない場合は、腰部を勢い良くランバー支持部10aに当てると、ランバーパッド11が体圧で急激に回動する可能性があり、ランバーパッド11の回動ストロークがある程度以上に大きいと、人に違和感を与える場合がある。この点、本実施形態では、鉤状のストッパー51,52によってランバーパッド11の最大回動ストロークを規制しているため、人の体圧によってランバーパッド11が戻り回動するストロークも規制されており、その結果、人に違和感を与えることを防止できる。
ストッパー51,52はストローク規制手段の一例であるが、規制手段としては、例えば長穴とこれに嵌まったピンとの組み合わせなど、様々の構造を採用できる。
(5).第2実施形態
図8,9に示す第2実施形態では、レバー23とスライド体19を一体に形成しており、スライド体19の下端部にランバーパッド11と可動ロック体53とを左右長手のピン54で連結している。この実施形態では、ランバーパッド11は昇降体19の内部に入り込む左右一対の軸受けリブ55を有しており、左右軸受け55の間に可動ロック体53が配置されて、軸受けリブ55と可動ロック体53にピン54が貫通している。
可動ロック体53はピン54の上方に向いて長く延びており、上端寄りの部位に係合突起48を形成している。また、可動ロック体53の手前には弾性体の一例としてしゴム56を配置しており、図9(C)に示すように、ゴム56は昇降体19の前面板57とランバーパッド11との両方で支持されている(ゴム46は、昇降体19の前面板57に当たるものとランバーパッド11に当たるものとに分離してもよい。)。昇降体19にはゴム56を嵌め込むための窓穴58が空いている。
補助部材27は、ランバー支持体16aの前面に重なる前面板と、ランバー支持体16aの一側面に重なる側面板と、ランバー支持体16aの後面に重なる後面板とを有している。従って、補助部材27は平面視でコの字形になっており、側板にボス60を設けて、ランバー支持体16aにはボス60が嵌まる穴61を空けている。
この第2実施形態はロック解除機能は有しておらず、ゴム56の弾性に抗して可動ロック体53を回動させることでランバーサポート装置24の高さ調節が成される。また、ランバーパッド11はゴム56を介して手前に付勢されているので、背受けシート10の弛みを吸収できる。
(6).その他
本願発明は上記の実施形態の他にも様々に具体化できる。例えば、ランバー支持体はリアリンクの起立部である必然性はないのであり、バックフレームや背支柱等など、背もたれの構造に応じて設定したらよい。ランバーパッドの形態も任意に設定できる。例えば左右に長い形態として、体圧が背受けシートを介してランバーパッドに当たる構成にすることも可能である。
ランバーパッドを昇降体に前後スライド自在に取り付けることも可能である。また、操作手段でロック解除されるロック手段を設ける場合、その構造には様々に具体化できる。ロック手段を構成する弾性体とランバーパッドを付勢する弾性体とを別々に設けることも可能である。弾性手段としては板ばね等の各種のばね体を使用できる。
本願発明は椅子に適用して有用性を発揮する。従って、産業上利用できる。
5 背もたれ
10 背受けシート
10a ランバー支持部
11 ランバーパット
15 リアリンク
16a ランバー支持体
19 昇降体
20 可動ロック体
21 シーソー部材
22 テコ部材
23 レバー
23b 中心軸
29 係合溝
45〜47 弾性手段の一例としてゴム
48 係合突起

Claims (4)

  1. 背もたれをバックフレームに可撓性の背受けシートが張られた構造としており、前記背受けシートを、弾性手段で前向きに付勢されたランバーパッドによって後ろから支持している、
    椅子。
  2. 前記背受けシートの後ろに配置したランバー支持体に昇降体が上下動自在に取付けられており、前記昇降体に、前記ランバーパッドが前記弾性手段を介して前向き付勢された状態に取付けられている、
    請求項1に記載した椅子。
  3. 前記昇降体には、前記ランバー支持体に多段に設けた係合部に係脱して高さを調節する可動ロック体が取付けられており、前記可動ロック体を、前記弾性手段の一部又は全部により、前記ランバー支持体の係合部に係合する方向に付勢しており、かつ、前記可動ロック体を弾性手段に抗してランバー支持体から後退させる操作手段を設けている、
    請求項2に記載した椅子。
  4. 前記ランバーパッドの最大前向き移動量を規制する規制手段が設けられている、
    請求項1〜3のうちのいずれかに記載した椅子。
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