JP2012062855A - スクロール型圧縮機 - Google Patents
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Abstract
【課題】スクロール型圧縮機を構成するブッシュとクランクピンとの潤滑を確実且つ安定的に行い、且つ、可動スクロールと固定スクロールとの間の摺動部位の潤滑も確実に行う。
【解決手段】スクロール型圧縮機10を構成する固定スクロール18には、固定側渦巻壁24に沿って供給通路26が形成され、リアハウジング14の貯油室と前記固定側渦巻壁24の先端部24aとを連通している。一方、可動スクロール20には、可動側基板部38とボス部46の円形凹部48とを連通する連通路54が形成されている。そして、可動スクロール20が旋回動作し、供給通路26と連通路54とが一直線上となった際に、潤滑油が前記供給通路26及び連通路54を通じて円形凹部48へと供給されて潤滑に供される。
【選択図】図2
【解決手段】スクロール型圧縮機10を構成する固定スクロール18には、固定側渦巻壁24に沿って供給通路26が形成され、リアハウジング14の貯油室と前記固定側渦巻壁24の先端部24aとを連通している。一方、可動スクロール20には、可動側基板部38とボス部46の円形凹部48とを連通する連通路54が形成されている。そして、可動スクロール20が旋回動作し、供給通路26と連通路54とが一直線上となった際に、潤滑油が前記供給通路26及び連通路54を通じて円形凹部48へと供給されて潤滑に供される。
【選択図】図2
Description
本発明は、スクロール型圧縮機に関し、一層詳細には、固定スクロールに対して可動スクロールを旋回させることにより圧縮機内部において流体を圧縮するスクロール型圧縮機に関する。
従来から、固定板と該固定板に直立した渦巻状の固定壁を有する固定スクロールと、可動板と該可動板に直立した渦巻状の可動壁を前記固定壁に噛み合わせるように配置した可動スクロールとをハウジングの内部に備えるスクロール型圧縮機が知られている。このスクロール型圧縮機は、ハウジングに対して回転自在に支持されたブッシュに対して偏心したクランクピンを挿通させ、前記ブッシュを介して前記可動スクロールを旋回させる。これにより、固定スクロールの固定壁及び可動スクロールの可動壁と固定板及び可動板との間で形成される圧縮室を外周部位から徐々に中央部位へと移動させて冷媒を圧縮させる(例えば、特許文献1参照)。
上述したようなスクロール型圧縮機では、クランクピンと、該クランクピンの挿入されるブッシュの孔部との間に潤滑油を十分に供給し、潤滑不足に起因した騒音及び振動の発生を抑制したいという課題がある。
本発明は、前記の課題を考慮してなされたものであり、ブッシュとクランクピンとの潤滑を確実且つ安定的に行うと共に、可動スクロールと固定スクロールとの間の摺動部位の潤滑も確実に行うことが可能なスクロール型圧縮機を提供することを目的とする。
前記の目的を達成するために、本発明は、ハウジングと、該ハウジング内に設けられ固定側渦巻壁を有した固定スクロールと、前記固定スクロールと噛み合わされる可動スクロールと、駆動源の駆動作用下に回転する回転シャフトの軸心に対して偏心したクランクピンと、前記クランクピンが挿通されるピン孔を有し可動スクロールを揺動変位させるブッシュとを備え、前記可動スクロールを旋回動作させて流体を圧縮させるスクロール型圧縮機において、
前記固定スクロールには、前記ハウジングに設けられ潤滑油の貯えられる貯油室と連通し、且つ、前記可動スクロールに臨むように開口した第1通路が形成され、一方、前記可動スクロールには、前記固定スクロールに臨むように開口し、且つ、前記ブッシュの保持される保持部に連通した第2通路が形成され、前記可動スクロールが旋回動作する際、該可動スクロールが前記回転シャフトを介して一回転する間に少なくとも前記第2通路の開口部に前記第1通路が連通することを特徴とする。
前記固定スクロールには、前記ハウジングに設けられ潤滑油の貯えられる貯油室と連通し、且つ、前記可動スクロールに臨むように開口した第1通路が形成され、一方、前記可動スクロールには、前記固定スクロールに臨むように開口し、且つ、前記ブッシュの保持される保持部に連通した第2通路が形成され、前記可動スクロールが旋回動作する際、該可動スクロールが前記回転シャフトを介して一回転する間に少なくとも前記第2通路の開口部に前記第1通路が連通することを特徴とする。
本発明によれば、固定スクロールに、潤滑油の流通可能な第1通路を形成し、該第1通路を、ハウジングの貯油室に連通させると共に可動スクロール側に開口させる。一方、可動スクロールに、固定スクロールに臨むように開口し、且つ、前記ブッシュの保持される保持部と連通した第2通路を形成し、前記可動スクロールが旋回動作して一回転する間に、前記第2通路の開口部が前記第1通路と連通する構成としている。
従って、可動スクロールが旋回動作する際に、第2通路の開口部が第1通路と連通することにより、貯油室からの潤滑油が第1通路及び第2通路を通じて保持部へと供給されることとなる。その結果、潤滑油が、ブッシュ及び該ブッシュに挿通されるクランクピンへと供給され潤滑を行うことができる。一方、第1通路と第2通路とが連通していない場合には、前記第1通路を通じて供給される潤滑油が非連通状態にある第2通路側へは供給されず、固定スクロールの端部と可動スクロールとの間に供給されるため、前記固定スクロールと前記可動スクロールとの間の摺動部位の潤滑を行うことが可能となる。
また、可動スクロールの基板部にシール部材を設け、第1通路と第2通路とが連通した際、前記シール部材を前記第1通路の開口部を覆うように当接させるとよい。
さらに、第2通路の開口部を、第1通路の開口部より大きく形成するとよい。
さらにまた、第1通路の開口部及び第2通路の開口部は、それぞれ断面円形状に形成され、可動スクロールが旋回動作する際、前記第2通路における開口部の中心の描く軌跡が、前記第1通路の開口部の中心を通り、且つ、前記第1通路の開口部の半径と、前記第2通路の開口部の半径との和を、前記軌跡の直径よりも短くするとよい。
本発明によれば、以下の効果が得られる。
すなわち、固定スクロールに、ハウジングの貯油室に連通し、可動スクロール側に開口して潤滑油の流通可能な第1通路を形成すると共に、前記可動スクロールに、固定スクロールに臨むように開口し、且つ、前記ブッシュの保持される保持部と連通した第2通路を形成して、前記可動スクロールが旋回動作して一回転する間に、前記第2通路の開口部を前記第1通路と連通させることにより、可動スクロールの旋回動作を利用してブッシュ及びクランクピンの潤滑と、前記可動スクロールと固定スクロールの摺動部位の潤滑とを選択的に行うことができる。
本発明に係るスクロール型圧縮機について好適な実施の形態を挙げ、添付の図面を参照しながら以下詳細に説明する。
図1において、参照符号10は、本発明の実施の形態に係るスクロール型圧縮機を示す。
このスクロール型圧縮機10は、図1に示されるように、蓋状に形成されたフロントハウジング12と、カップ状に形成されたリアハウジング(ハウジング)14とを含む。
リアハウジング14の上部には、例えば、冷媒ガス等からなるガスを内部に導入する吸入口(図示せず)が形成されると共に、前記内部において圧縮された圧縮ガスを、冷媒循環系へと吐出する吐出口(図示せず)が形成される。
また、リアハウジング14には、スクロール型圧縮機10を、例えば、エンジンや外部機器等に取り付けるための複数の取付部16が設けられている。この際、スクロール型圧縮機10は、例えば、フロントハウジング12及びリアハウジング14の軸線が地面と略平行となるように横置きに配置され固定される。
そして、リアハウジング14の内部には、その開口した一端部側(矢印A方向)から固定スクロール18と、該固定スクロール18に対して旋回する可動スクロール20が挿入される。
固定スクロール18は、リアハウジング14に連結される外周縁部を含む固定側基板部22と、この固定側基板部22から可動スクロール20側(矢印A方向)へと渦巻状に立設される固定側渦巻壁24とを有する。
固定側渦巻壁24は、固定側基板部22の中央から徐々に半径外方向に広がるように螺旋状に形成され、固定スクロール18がリアハウジング14に装着された際、下部側となる固定側渦巻壁24に潤滑油Gの流通する供給通路(第1通路)26が形成される。また、固定側渦巻壁24の先端部24aは、後述する可動スクロール20の可動側基板部38に摺接可能に形成される。
供給通路26は、例えば、断面円形状に形成され、固定スクロール18の軸線方向に沿って延在し、固定側渦巻壁24の先端部24aから固定側基板部22側となる根元部24b側まで一直線状に貫通している。そして、供給通路26は、固定側渦巻壁24の先端部24aに開口した開口部26aを有すると共に、固定側基板部22を貫通して後述する貯油室32と連通している。
一方、固定スクロール18の背面とリアハウジング14との間には、吐出口(図示せず)に連通するガス吐出室30が形成されると共に、前記ガス吐出室30に対して離間して潤滑油Gが貯えられる貯油室32が形成される。この貯油室32は、図示しない分離機構によって冷媒から分離された潤滑油Gが貯められ、供給通路26と連通することによって固定スクロール18の先端部24a側(矢印A方向)へと供給される。
また、固定側基板部22の略中心部には、後述するガス圧縮室42からガス吐出室30へと連通する圧縮ガス導出孔34が形成されると共に、前記固定側基板部22は、複数の締結ボルト36によってリアハウジング14と互いに連結される。
さらに、固定側基板部22の背面には、圧縮ガス導出孔34を閉塞する一方、ガス圧縮室42において圧縮された圧縮ガスが所定圧となった際に、開動作してガス吐出室30へ該圧縮ガスを導出する吐出弁(図示せず)が備えられる。
可動スクロール20は、図1に示されるように、可動側基板部38と、該可動側基板部38から固定スクロール18側へと渦巻状に立設され、前記固定側渦巻壁24に噛み合う可動側渦巻壁40とを有する。
そして、リアハウジング14内において、可動側渦巻壁40が固定スクロール18側となるように配置され、前記固定スクロール18を構成する固定側基板部22及び固定側渦巻壁24と、可動スクロール20を構成する可動側基板部38及び可動側渦巻壁40とによってガス圧縮室42が形成される。このガス圧縮室42を封止するために、固定側渦巻壁24及び可動側渦巻壁40の各端部には、それぞれ可動側基板部38及び固定側基板部22に摺接するようにシール部材44が装着されている。
また、可動側基板部38の中央には、可動側渦巻壁40から離間する方向に向かって突出した円筒状のボス部46が形成され、その内部に形成された円形凹部48には、旋回軸受50を介して回転可能にブッシュ52が嵌挿される。
ボス部46には、可動スクロール20がリアハウジング14に装着された状態において、前記円形凹部48の略中央部となる位置に連通路(第2通路)54の一部が形成される。
連通路54は、断面円形状に形成され、その一端部が可動側基板部38に形成されて固定スクロール18側(矢印B方向)に開口して開口部54aを形成し、他端部が円形凹部48の内部に開口している。また、連通路54の開口面積は、供給通路26の開口面積に対して大きく形成される。
詳細には、図4に示されるように、連通路54の開口部54aは、可動スクロール20の旋回動作する際に、該開口部54aの中心がなす軌跡Lが、固定スクロール18における供給通路26の開口部26aの中心を通るように設定される。
換言すれば、連通路54における開口部54aの半径と、供給通路26における開口部26aの半径との和が、円形状に形成される前記軌跡Lの直径より小さくなるように設定される。
そして、連通路54と供給通路26との位置が一致した際に、前記供給通路26から前記連通路54へと潤滑油Gが供給されることとなる。
また、連通路54は、一端部から軸線方向(矢印A方向)に沿って延在した後、可動スクロール20の半径内方向へと直角に折曲され、円形凹部48に向かって斜め方向に延在して略中央部に開口している。
さらに、連通路54の開口する可動側基板部38の端面には、該連通路54を囲むように形成された環状溝を介してシールリング(シール部材)56が装着される。シールリング56は、例えば、一定厚さを有したシール部材44と同じポリフェニレンサルファイド樹脂等の合成樹脂から形成され前記端面から突出することがないように装着される。そして、図3に示されるように、可動スクロール20の旋回によって連通路54と供給通路26とが一直線上に配置された際、固定側渦巻壁24の先端部24aがシールリング56とが当接し、前記連通路54と供給通路26との間のシール性が確保される。
駆動部58は、回転シャフト60と、前記回転シャフト60の端部に連結されたブッシュ52と、前記回転シャフト60を回転自在に支持する第1及び第2軸受62、64と、前記ブッシュ52を回転自在に支持する旋回軸受50とを備える。回転シャフト60は、その一端である軸部66がフロントハウジング12の端部に設けられた開口に挿入され、第2軸受64を介して回転自在に支持される。また、軸部66の外周側には、フロントハウジング12との間にガス吸入室68を封止するための封止部材70が嵌挿される。
一方、回転シャフト60の他端には、軸部66に対して拡径した支持体72が設けられ、前記支持体72は、貫通孔に設けられた第1軸受62に挿通されることによって回転自在に支持される。なお、第1軸受62はフロントハウジング12の内部に保持される。支持体72には、その軸心に対して偏心したクランクピン74が設けられている。
ブッシュ52は、その軸心に偏心して形成された孔部に前記クランクピン74が挿入されることで回転シャフト60によってスイング運動可能に旋回され、これにより、可動スクロール20が旋回半径を可変させながら旋回する。また、ブッシュ52は、係止リング76によりクランクピン74の軸線方向への抜け止めがなされた状態で、該クランクピン74を中心として回転可能に構成されている。なお、クランクピン74の根元近傍には、ブッシュ52を介してバランスウェイト78が装着される。
可動スクロール20における可動側基板部38とフロントハウジング12の内部に形成された支持面との間には、可動スクロール20を摺接面によって摺動可能に支持するスラストプレート80が設けられる。
一方、フロントハウジング12の開口の外周部には、第3軸受82を介してプーリ84が装着されている。このプーリ84に図示しないエンジン等の回転駆動源からベルト等を介して回転力が伝達され、電磁クラッチ86のオン/オフ動作によって前記回転シャフト60への前記回転力の伝達あるいは切り離しが行われる。
本発明の実施の形態に係るスクロール型圧縮機10は、基本的には以上のように構成されるものであり、次にその動作並びに作用効果について説明する。
先ず、電磁クラッチ86の動作作用下に、回転シャフト60に回転力が伝達されると、支持体72が第1軸受62を介して回転し、これによって前記支持体72に固着されたクランクピン74が回転シャフト60の軸心に対して偏心した状態で旋回する。これにより、ブッシュ52が回転して、スラストプレート80に摺動可能に支持された可動スクロール20が固定スクロール18に対して旋回する。
これにより、吸入口から供給されたガスが、リアハウジング14の内部に導入され、固定スクロール18における固定側渦巻壁24と可動スクロール20における可動側渦巻壁40との間で形成されるガス圧縮室42に導入される。
この際、貯油室32に予め貯えられていた潤滑油Gが、固定スクロール18の供給通路26を通じて可動スクロール20側(矢印A方向)へと流通し、可動スクロール20の旋回作用下に前記供給通路26と連通路54とが一直線上となり、固定側渦巻壁24の先端部24aとシールリング56とが当接することによって前記供給通路26の開口部26aと前記連通路54の開口部54aとが連通する。これにより、潤滑油Gが、供給通路26から連通路54を経て円形凹部48へと供給される。その結果、円形凹部48内に設けられたブッシュ52の潤滑が潤滑油Gによって行われると共に、前記ブッシュ52の端面に沿って流通した前記潤滑油Gが前記ブッシュ52の孔部に供給されることにより、前記孔部に挿通されたクランクピン74の潤滑が行われる。
一方、図1及び図2に示されるように、可動スクロール20が旋回動作して供給通路26が連通路54と一直線上になく、該連通路54の開口部54aが、供給通路26の開口部26aの中心を通る軌跡L上にある場合には、固定側渦巻壁24の先端部24aとシールリング56とが当接することがないため、前記供給通路26と連通路54とが非連通状態となり、潤滑油Gが前記連通路54へと供給されることがない。
この場合、潤滑油Gは、供給通路26の端部から吐出され、固定側渦巻壁24の先端部24aと可動スクロール20の可動側基板部38との間に供給されるため、前記固定側渦巻壁24と可動側基板部38との間の潤滑が行われる。
すなわち、潤滑油Gは、可動スクロール20の旋回動作によって供給通路26が連通路54と対向した際(図3参照)に円形凹部48を介してブッシュ52へと供給され、一方、前記供給通路26が前記連通路54と対向していない際(図2参照)には、固定スクロール18の固定側渦巻壁24と可動スクロール20との間に供給される。
そして、固定スクロール18における固定側渦巻壁24と可動スクロール20における可動側渦巻壁40との間で形成されるガス圧縮室42が外周部位から徐々に中央部位へと進行し、シール部材44の封止作用下にガス吸入室68に導入されたガスが徐々に圧縮されていく。その後、圧縮された圧縮ガスが、圧縮ガス導出孔34からガス吐出室30へと導出され、前記圧縮ガスは、図示しない分離機構によって潤滑油Gが分離された後、吐出口を介して図示しない冷媒循環系へと吐出される。
なお、圧縮ガスから分離された潤滑油Gは、貯油室32へと移動して貯えられると共に、固定スクロール18の供給通路26を通じて再び可動スクロール20側へと流通して潤滑に供される。
以上のように、本実施の形態では、固定スクロール18を構成する固定側渦巻壁24に、リアハウジング14側に設けられた貯油室32と連通し、可動スクロール20に臨んだ先端部24a側(矢印A方向)まで延在する供給通路26を設けると共に、前記供給通路26に臨む可動スクロール20の可動側基板部38に、ブッシュ52が保持される円形凹部48と連通する連通路54を形成している。また、可動側基板部38の端面には、連通路54の開口部54aを囲むようにシールリング56を設けている。
これにより、可動スクロール20が旋回動作し、連通路54が供給通路26と一直線上となった際(図3参照)に、該供給通路26を有した固定側渦巻壁24の先端部24aとシールリング56が当接することによって前記連通路54と供給通路26とがシールされた状態で連通する。その結果、潤滑油Gが、貯油室32から供給通路26及び連通路54を通じて円形凹部48へと供給され、ブッシュ52及び該ブッシュ52に挿通されるクランクピン74の潤滑を行うことができる。
一方、図2に示されるように、連通路54が供給通路26と一直線上とならずオフセットしている場合には、潤滑油Gが供給通路26から連通路54側へと流通することがない非連通状態となり、固定側渦巻壁24と隣接した可動側基板部38との摺動部位に対して供給される。その結果、潤滑油Gが、固定スクロール18と可動スクロール20との間における摺動部位に対して好適に供給されて潤滑がなされる。
すなわち、貯油室32に貯えられた潤滑油Gを、可動スクロール20の旋回動作を利用してブッシュ52及びクランクピン74と、前記可動スクロール20と固定スクロール18の摺動部位とに選択的に供給して潤滑を行うことができる。
なお、本発明に係るスクロール型圧縮機は、上述の実施の形態に限らず、本発明の要旨を逸脱することなく、種々の構成を採り得ることはもちろんである。
10…スクロール型圧縮機 12…フロントハウジング
14…リアハウジング 18…固定スクロール
20…可動スクロール 22…固定側基板部
24…固定側渦巻壁 26…供給通路
30…ガス吐出室 32…貯油室
38…可動側基板部 40…可動側渦巻壁
46…ボス部 48…円形凹部
50…旋回軸受 52…ブッシュ
54…連通路 56…シールリング
58…駆動部 60…回転シャフト
72…支持体 74…クランクピン
76…係止リング 84…プーリ
14…リアハウジング 18…固定スクロール
20…可動スクロール 22…固定側基板部
24…固定側渦巻壁 26…供給通路
30…ガス吐出室 32…貯油室
38…可動側基板部 40…可動側渦巻壁
46…ボス部 48…円形凹部
50…旋回軸受 52…ブッシュ
54…連通路 56…シールリング
58…駆動部 60…回転シャフト
72…支持体 74…クランクピン
76…係止リング 84…プーリ
Claims (4)
- ハウジングと、該ハウジング内に設けられ固定側渦巻壁を有した固定スクロールと、前記固定スクロールと噛み合わされる可動スクロールと、駆動源の駆動作用下に回転する回転シャフトの軸心に対して偏心したクランクピンと、前記クランクピンが挿通されるピン孔を有し可動スクロールを揺動変位させるブッシュとを備え、前記可動スクロールを旋回動作させて流体を圧縮させるスクロール型圧縮機において、
前記固定スクロールには、前記ハウジングに設けられ潤滑油の貯えられる貯油室と連通し、且つ、前記可動スクロールに臨むように開口した第1通路が形成され、一方、前記可動スクロールには、前記固定スクロールに臨むように開口し、且つ、前記ブッシュの保持される保持部に連通した第2通路が形成され、前記可動スクロールが旋回動作する際、該可動スクロールが前記回転シャフトを介して一回転する間に少なくとも前記第2通路の開口部に前記第1通路が連通することを特徴とするスクロール型圧縮機。 - 請求項1記載のスクロール型圧縮機において、
前記可動スクロールの基板部にはシール部材が設けられ、前記第1通路と第2通路とが連通した際、前記シール部材が前記第1通路の開口部を覆うように当接することを特徴とするスクロール型圧縮機。 - 請求項1又は2記載のスクロール型圧縮機において、
前記第2通路の開口部は、前記第1通路の開口部より大きく形成されることを特徴とするスクロール型圧縮機。 - 請求項1〜3のいずれか1項に記載のスクロール型圧縮機において、
前記第1通路の開口部及び前記第2通路の開口部は、それぞれ断面円形状に形成され、前記可動スクロールが旋回動作する際、前記第2通路の開口部の中心が描く軌跡が、前記第1通路の開口部の中心を通り、且つ、前記第1通路の開口部の半径と、前記第2通路の開口部の半径との和が、前記軌跡の直径よりも短いことを特徴とするスクロール型圧縮機。
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Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013224642A (ja) * | 2012-04-23 | 2013-10-31 | Taiho Kogyo Co Ltd | スクロールコンプレッサ |
| JP2013224641A (ja) * | 2012-04-23 | 2013-10-31 | Taiho Kogyo Co Ltd | スクロールコンプレッサ |
| WO2025134414A1 (ja) * | 2023-12-20 | 2025-06-26 | 株式会社豊田自動織機 | スクロール型圧縮機 |
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2010
- 2010-09-17 JP JP2010209227A patent/JP2012062855A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20131203 |