[go: up one dir, main page]

JP2012042010A - ブリーザ装置 - Google Patents

ブリーザ装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2012042010A
JP2012042010A JP2010185115A JP2010185115A JP2012042010A JP 2012042010 A JP2012042010 A JP 2012042010A JP 2010185115 A JP2010185115 A JP 2010185115A JP 2010185115 A JP2010185115 A JP 2010185115A JP 2012042010 A JP2012042010 A JP 2012042010A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
breather
case
breather pipe
inverter
breather device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2010185115A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Kitahata
剛 北畑
Tatsuro Obata
達郎 小畑
Takeshi Kuwabara
毅 桑原
Hiromichi Kimura
弘道 木村
Toru Saito
透 齋藤
Masahiro Taneue
雅広 種植
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2010185115A priority Critical patent/JP2012042010A/ja
Publication of JP2012042010A publication Critical patent/JP2012042010A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • General Details Of Gearings (AREA)

Abstract

【課題】回転電機を収容する本体ケースの上側にインバータケースが載置された車両用駆動装置のブリーザ装置において、簡単な構成によりブリーザパイプから本体ケースの内部への水入りを防止する。
【解決手段】ブリーザ装置30は、第1、第2モータジェネレータMG1,MG2を収容するトランスアクスルケース12の上側に、第1、第2モータジェネレータMG1,MG2を制御するインバータ21を収容するインバータケース22が載置された車両用駆動装置に設けられ、トランスアクスルケース12の内部を大気に開放するブリーザパイプ31を備えている。そして、ブリーザパイプ31は、トランスアクスルケース12の上面12aから突出され、このブリーザパイプ31の上端部31aがインバータケース22の下面22aによって覆われている。
【選択図】図3

Description

本発明は、車両用駆動装置に設けられるブリーザ装置に関する。
車両用駆動装置として、回転電機(電動機、発電機、モータジェネレータなど)を収容する本体ケースの上側に、回転電機を制御するインバータを収容するインバータケースが載置されたものが知られている。このような車両用駆動装置では、本体ケースの内圧の上昇を抑制するために、ブリーザ装置が設けられる。
ブリーザ装置は、例えば、本体ケースから突出するブリーザパイプを備え、このブリーザパイプによって、回転電機を収容する本体ケースの内部を大気に開放する構成とされる。従来では、ブリーザパイプの上端部をブリーザキャップによって覆うことによって、ブリーザパイプから本体ケースの内部への水入りを防止していた(例えば、特許文献1参照)。しかし、この場合、別部品のブリーザキャップが必要となることから、部品点数が増え、コストが増加することが懸念される。
なお、特許文献2には、パワーユニットの上方にエアクリーナが配置され、ブリーザチューブの他端部が、エアクリーナのクリーナケースに設けられたブリーザ出口カバーで覆われた構造が示されている。しかし、特許文献2に示される構造は、パワーユニットとエアクリーナに特化した構造であって、回転電機とインバータとを備える車両用駆動装置にも適用可能な記載や示唆は、特許文献2にはない。
特開平8−285053号公報 特開2007−132413号公報
本発明は、そのような問題点に鑑みてなされたものであり、回転電機を収容する本体ケースの上側にインバータケースが載置された車両用駆動装置のブリーザ装置において、簡単な構成によりブリーザパイプから本体ケースの内部への水入りを防止することを目的とする。
本発明は、上述の課題を解決するための手段を以下のように構成している。すなわち、本発明は、回転電機を収容する本体ケースの上側に、上記回転電機を制御するインバータを収容するインバータケースが載置された車両用駆動装置に設けられ、ブリーザパイプによって上記本体ケースの内部を大気に開放するブリーザ装置であって、上記ブリーザパイプは、上記本体ケースの上面から突出され、このブリーザパイプの上端部が上記インバータケースの下面によって覆われていることを特徴としている。ここで、「回転電機」は、電動機(モータ)、発電機(ジェネレータ)、および、必要に応じて電動機と発電機との双方の機能を果たすモータジェネレータのいずれをも含む概念として用いている。
上記構成のブリーザ装置によれば、ブリーザパイプの上端部をインバータケースの下面で覆うという簡単な構成によって、ブリーザパイプから本体ケースの内部への水入りを防止することができる。また、インバータケースがブリーザパイプの蓋として兼用されるので、別部品のブリーザキャップが不要になる。これにより、部品点数を削減することができ、低コスト化を図ることができる。
本発明のブリーザ装置において、上記ブリーザパイプの上端部は、上記インバータケースの下面に形成された凹部に挿入されていることが好ましい。
上記構成のブリーザ装置によれば、ブリーザパイプの上端部をインバータケースの下面に形成された凹部に挿入するという簡単な構成によって、ブリーザパイプから本体ケースの内部への水入りを防止することができる。
本発明のブリーザ装置において、上記インバータケースには、上記凹部の底面とブリーザパイプの上端面との間に設けられる隙間と、外部とを連通する連通孔が形成されていることが好ましい。
上記構成のブリーザ装置によれば、連通孔による本体ケースの内外間の通気性を確保しつつ、ブリーザパイプから本体ケースの内部への水入りを防止することができる。
本発明のブリーザ装置において、上記凹部の内面には、上記凹部の底面とブリーザパイプの上端面との間に設けられる隙間と、外部とを連通する切欠き部が形成されていることが好ましい。
上記構成のブリーザ装置によれば、切欠き部による本体ケースの内外間の通気性を確保しつつ、ブリーザパイプから本体ケースの内部への水入りを防止することができる。
本発明のブリーザ装置において、上記ブリーザパイプの上端部は、上記凹部に圧入されていることが好ましい。この場合、上記ブリーザパイプを、上記インバータケースの本体ケースに対する位置決めに用いることが可能である。
上記構成のブリーザ装置によれば、本体ケースに対するインバータケースの位置決め用の部材(例えばノックピンなど)の1つをブリーザパイプで代用することが可能になる。これにより、部品点数を削減することができ、低コスト化を図ることができる。
本発明のブリーザ装置において、上記ブリーザパイプは、鋳造により上記本体ケースと一体形成されていることが好ましい。
上記構成のブリーザ装置によれば、本体ケースにブリーザパイプが一体形成されるので、別部品のパイプ材が不要になる。これにより、部品点数の削減および組み立て工数の削減を図ることができ、低コスト化に貢献できる。
本発明のブリーザ装置において、上記インバータケースの下面には、上記ブリーザパイプの外周を囲う第1の環状の突起が設けられていることが好ましい。
上記構成のブリーザ装置によれば、第1の環状の突起の先端と本体ケースの上面との距離が小さくなるので、外部から飛散してきた水が第1の環状の突起の先端と本体ケースの上面との間を通過しにくくなる。これにより、ブリーザパイプから本体ケースの内部への水入りをより確実に防止することが可能になる。
本発明のブリーザ装置において、上記本体ケースの上面には、上記第1の環状の突起の外周を囲う第2の環状の突起が設けられていることが好ましい。
上記構成のブリーザ装置によれば、第1、第2の環状の突起によってラビリンス構造が実現されるので、外部から飛散してきた水が、第1、第2の環状の突起の間および第1の環状の突起とブリーザパイプとの間を通過しにくくなる。これにより、ブリーザパイプから本体ケースの内部への水入りをより確実に防止することが可能になる。
本発明のブリーザ装置において、上記インバータケースの下面からの上記第1の環状の突起の高さが、上記本体ケースの上面からの上記第2の環状の突起の高さよりも高くされていることが好ましい。
ここで、本体ケースに比べてインバータケースのほうが、形状が簡素でサイズも小さいため、鋳造を容易に行うことができ、第1の環状の突起を容易に形成することができる。したがって、より高い第1の環状の突起をインバータケースに設けることで、低コスト化に貢献できる。
本発明のブリーザ装置において、上記本体ケースの上面には、上記回転電機をインバータに接続するための端子を有する端子台が設けられ、上記ブリーザパイプは、上記端子台の近傍に配置されていることが好ましい。
ここで、端子台の周囲には、絶縁用の隙間が確保されており、省スペース化の観点から、端子台の近傍にはオイルキャッチタンクなどが配置されないようになっている。したがって、ブリーザパイプを端子台の近傍に配置することで、ブリーザパイプの下端部の周囲に潤滑油が満たされることが少なくなり、ブリーザパイプからのオイル吹きを効果的に抑制することが可能になる。
本発明のブリーザ装置によれば、ブリーザパイプの上端部をインバータケースの下面で覆うという簡単な構成によって、ブリーザパイプから本体ケースの内部への水入りを防止することができる。また、インバータケースがブリーザパイプの蓋として兼用されるので、別部品のブリーザキャップが不要になる。これにより、部品点数を削減することができ、低コスト化を図ることができる。
本発明の実施形態に係るブリーザ装置を備える車両用駆動装置を模式的に示す側面図である。 車両用駆動装置のトランスアクスルケースを図1のY1方向から見た概略構成を模式的に示す図である。 車両用駆動装置に設けられるブリーザ装置の概略構成を示す側面図である。 図3のX1−X1線断面図である。 ブリーザ装置の変形例1を示す図4に対応する図である。 ブリーザ装置の変形例2を示す図4に対応する図である。 ブリーザ装置の変形例3を示す図4に対応する図である。 ブリーザ装置の変形例4を示す図4に対応する図である。 ブリーザ装置の変形例5を示す図4に対応する図である。 ブリーザ装置の変形例6を示す図2に対応する図である。
本発明を具体化した実施形態について添付図面を参照しながら説明する。
図1に示すように、車両用駆動装置は、回転電機としての第1、第2モータジェネレータMG1,MG2、ディファレンシャル機構11、図示しない動力分割機構、減速機、第1、第2モータジェネレータMG1,MG2を制御するインバータ21などを含むハイブリッド自動車用の駆動装置とされている。
第1、第2モータジェネレータMG1,MG2、ディファレンシャル機構11、動力分割機構、減速機は、本体ケースとしてのトランスアクスルケース12に収容されている。一方、インバータ21は、インバータケース22に収容されている。トランスアクスルケース12とインバータケース22とは別体とされ、トランスアクスルケース12の上側にインバータケース22が載置されている。インバータケース22の上には、カバー23が取り付けられている。トランスアクスルケース12およびインバータケース22は、例えば、アルミニウム合金などのダイキャストによって形成される。
図2に示すように、トランスアクスルケース12は、その内部が第1、第2モータジェネレータMG1,MG2を収容するMG室13と、ディファレンシャル機構11、動力分割機構、減速機などを収容するギヤ室14とに分割された構成とされている。そして、MG室13の上方にインバータケース22(インバータ21)が配設されている。また、ギヤ室14の下部には、潤滑油が貯留されており、この潤滑油がディファレンシャル機構11のファイナルリングギヤによって掻き上げられるようになっている。そして、ギヤ室14の上部に設けられた図示しないオイルキャッチタンクに送られるようになっている。このオイルキャッチタンクの潤滑油は、トランスアクスルケース12内の潤滑箇所(被潤滑部)や冷却箇所へ適宜の流量で供給されるようになっている。
第1、第2モータジェネレータMG1,MG2は、電力の供給により駆動する電動機としての機能(力行機能)と、機械エネルギーを電気エネルギーに変換する発電機としての機能(回生機能)とを兼ね備えている。第1、第2モータジェネレータMG1,MG2としては、例えば、交流同期型のモータジェネレータを用いることが可能である。また、第1、第2モータジェネレータMG1,MG2に電力を供給する電力供給装置としては、バッテリ、キャパシタなどの蓄電装置、あるいは公知の燃料電池などを用いることが可能である。
動力分割機構は、基本的には、図示しない内燃機関(エンジン)および第1、第2モータジェネレータMG1,MG2に結合されてこれらの間で動力を分配する機構とされる。動力分割機構としては、例えば、サンギヤ、プラネタリキャリヤ、リングギヤの3つの回転軸を有する遊星歯車機構が用いられる。そして、動力分割機構の2つの回転軸がエンジン、第1モータジェネレータMG1の各回転軸にそれぞれ接続され、他の1つの回転軸が減速機に接続される。動力分割機構と一体化された減速機によって、第2モータジェネレータMG2の回転が減速されて動力分割機構に伝達されるようになっている。ただし、減速機は必須ではなく、第2モータジェネレータMG2の回転を減速せずに動力分割機構に伝達する構成としてもよい。
この実施形態では、図1に示すように、第1モータジェネレータMG1の回転軸が、第2モータジェネレータMG2の回転軸よりも前方(図1では左方)であって下方(図1では下方)に位置している。このため、トランスアクスルケース12の上面12aは、斜め前下方に向けて傾斜している。同様に、インバータケース22の下面22aも、斜め前下方に向けて傾斜している。
図2では、インバータケース22を取り外した状態のトランスアクスルケース12を示している。インバータケース22は、トランスアクスルケース12の上面12aにボルト等によって取り付けられる。この場合、トランスアクスルケース12の上面12aの複数箇所(図2では6箇所)に設けられたネジ穴12bにボルトが締め付けられることで、インバータケース22がトランスアクスルケース12に固定されるようになっている。また、トランスアクスルケース12の上面12aには、複数(図2では2つ)のノックピン12cが突設されており、ノックピン12cにより前後方向の2箇所でトランスアクスルケース12に対するインバータケース22の位置決めが行われるようになっている。ノックピン12cは、次に述べる端子台15の周囲に配置されている。
トランスアクスルケース12の上面12aのMG室13側の部分には、端子台15が設けられている。端子台15には、第1モータジェネレータMG1をインバータ21に接続するための3つの端子15aと、第2モータジェネレータMG2をインバータ21に接続するための3つの端子15bとが設けられている。なお、端子台15の周囲には、絶縁のための隙間が確保されている。
図1〜図3に示すように、トランスアクスルケース12には、ブリーザ装置30を構成するブリーザパイプ31が取り付けられている。ブリーザ装置30は、トランスアクスルケース12の内圧の上昇を抑制するために設けられる。ブリーザパイプ31は、トランスアクスルケース12の内部と外部(大気)とを連通している。つまり、ブリーザパイプ31によってトランスアクスルケース12の内部が大気に開放されている。ブリーザパイプ31は、トランスアクスルケース12の前端側(図1、図2では左端側)で、MG室13側の部分に設けられている。なお、図3は、車両用駆動装置の前部を示しており、この図3において、符号24は、インバータ21を冷却するための冷却水が導入される冷却水導入口である。
この実施形態では、図3、図4に示すように、ブリーザパイプ31の上端部31aは、トランスアクスルケース12の上面12aから突出されている。そして、ブリーザパイプ31の上端部31aが、インバータケース22の下面22aによって覆われていることを特徴としている。以下、この特徴部分について詳しく説明する。
ブリーザパイプ31は、円筒状に形成されており、トランスアクスルケース12に一体的に結合されている。例えば、ブリーザパイプ31の下端部31bがネジ結合によってトランスアクスルケース12の上面12aに固定されている。具体的には、ブリーザパイプ31の下端部31bの外周面には、雄ネジ部が形成されており、この雄ネジ部が、トランスアクスルケース12の上面12aに形成された円形の貫通孔12dの内周面に形成された雌ネジ部に螺合されている。また、ナット32によって、ブリーザパイプ31がトランスアクスルケース12から抜けないように抜け止めされている。
インバータケース22の下面22aには、凹部22bが形成されており、この凹部22bにブリーザパイプ31の上端部31aが挿入されている。凹部22bは、例えばドリル加工によって形成される。凹部22bは、例えば、下面22aに対し垂直な方向に延びる円形穴とされ、凹部22bの内径がブリーザパイプ31の上端部31aの外径よりも大きくされている。そして、凹部22bの内周面と、ブリーザパイプ31の上端部31aの外周面との間には隙間C12が生じている。また、凹部22bの底面と、ブリーザパイプ31の上端面との間には隙間C11が生じている。
上記構成のブリーザ装置30では、ブリーザパイプ31の内部および隙間C11,C12を介してトランスアクスルケース12の内部と外部とが連通されるため、トランスアクスルケース12の内部と外部との圧力差が低減される。そして、ブリーザパイプ31の上端部31aがインバータケース22の下面22aによって覆われているので、ブリーザパイプ31の上端部31aをインバータケース22の下面22aに形成された凹部22bに挿入するという簡単な構成によってブリーザパイプ31からトランスアクスルケース12の内部への水入りを防止することができる。また、インバータケース22がブリーザパイプ31の蓋として兼用されるので、別部品のブリーザキャップが不要になる。これにより、部品点数を削減することができ、低コスト化を図ることができる。
−他の実施形態−
本発明は、上述した実施形態のみに限定されるものではなく、特許請求の範囲内および当該範囲と均等の範囲で包含されるすべての変形や応用が可能である。
(a)ブリーザパイプ31の下端部31bをトランスアクスルケース12の上面12aに形成された貫通孔12dに圧入することによって、ブリーザパイプ31をトランスアクスルケース12の上面12aに結合する構成としてもよい。
(b)例えば図5に示すように、インバータケース22の凹部22bの底面とブリーザパイプ31の上端面との間の上記隙間C11と、外部とを連通する連通孔22cをインバータケース22に設ける構成としてもよい。連通孔22cは、凹部22bが延びる方向(インバータケース22の下面22aに対し垂直な方向)から、所定の角度(例えば30度)だけ傾斜して設けられており、連通孔22cの先端部が凹部22bの底部(図5では上部)に連通されている。図5の例(変形例1)では、凹部22bの側方(左方)に連通孔22cが設けられており、連通孔22cが下面22aから略鉛直上方に向けて延びている。連通孔22cは、凹部22bよりも小径とされており、例えばドリル加工によって形成される。
この例では、連通孔22cを介して上記隙間C11と外部とが連通されるので、連通孔22cによるトランスアクスルケース12の内外間の通気性を確保しつつ、ブリーザパイプ31からトランスアクスルケース12の内部への水入りを防止することができる。
なお、図5に示すように、ブリーザパイプ31の上端部31aの外周面との間の上記隙間C12を上記実施形態の場合(図4参照)よりも狭い幅とすることが可能である。あるいは、上記隙間C12を設けずに、ブリーザパイプ31の上端部31aを凹部22bに圧入する構成とすることも可能である。このようにブリーザパイプ31の上端部31aを凹部22bに圧入する構成では、連通孔22cのみを介して上記隙間C11と外部とが連通される。この場合、連通孔22cが略鉛直方向に延びているので、外部から飛散してきた水が連通孔22cを通過しにくくなり、ブリーザパイプ31からトランスアクスルケース12の内部への水入りをより確実に防止することが可能になる。
また、インバータケース22に連通孔22cを複数設ける構成としてもよい。
(c)図5に示す連通孔22cの代わりに、例えば図6に示すように、インバータケース22の凹部22bの底面とブリーザパイプ31の上端面との間の上記隙間C11と、外部とを連通する切欠き部22dを凹部22bの内面に設ける構成としてもよい。切欠き部22dは、インバータケース22の下面22aから上方に向けて延びている。切欠き部22dの先端は、ブリーザパイプ31の上端よりも上方まで達している。つまり、切欠き部22dの長さが、ブリーザパイプ31の上端部31aの凹部22bへの挿入長さよりも大きくされている。図6の例(変形例2)では、凹部22bの内面の側方(左方)の部分に切欠き部22dが設けられている。切欠き部22dは、凹部22bとともに形成することが可能である。
この例では、切欠き部22dを介して上記隙間C11と外部とが連通されるので、切欠き部22dによるトランスアクスルケース12の内外間の通気性を確保しつつ、ブリーザパイプ31からトランスアクスルケース12の内部への水入りを防止することができる。また、上記(b)においてインバータケース22に連通孔22cを形成する場合よりも、凹部22bの内面に切欠き部22dを容易に形成できる。
なお、図6に示すように、切欠き部22d以外の部分において、ブリーザパイプ31の上端部31aの外周面との間の上記隙間C12を上記実施形態の場合(図4参照)よりも狭い幅とすることが可能である。あるいは、切欠き部22d以外の部分において、上記隙間C12を設けずに、ブリーザパイプ31の上端部31aを凹部22bに圧入する構成とすることも可能である。
また、凹部22bの内面に切欠き部22dを複数設ける構成としてもよい。
(d)上記(b)、(c)において、ブリーザパイプ31の上端部31aを凹部22bに圧入する構成とした場合、ブリーザパイプ31をトランスアクスルケース12に対するインバータケース22の位置決めに用いることも可能である。こうすれば、トランスアクスルケース12に対するインバータケース22の位置決め用のノックピン12c(図2参照)の1つをブリーザパイプ31で代用することが可能になる。これにより、部品点数を削減することができ、低コスト化を図ることができる。
(e)例えば図7に示すように、円筒状のブリーザパイプ31をトランスアクスルケース12と鋳造により一体形成する構成としてもよい。この場合、トランスアクスルケース12の成形用金型に、ブリーザパイプ31に一致する形状の凹部を予め形成しておけばよい。図7の例(変形例3)では、トランスアクスルケース12にブリーザパイプ31が一体形成されるので、別部品のパイプ材や、抜け止め用の部品などが不要になる。これにより、部品点数の削減および組み立て工数の削減を図ることができ、低コスト化に貢献できる。
(f)例えば図8に示すように、インバータケース22の下面22aにブリーザパイプ31の外周を囲う環状の突起(第1の環状の突起)22eを設ける構成としてもよい。図8の例(変形例4)では、突起22eが凹部22bの内面と同心状に設けられている。このような突起22eを設けることで、突起22eの先端とトランスアクスルケース12の上面12aとの距離が小さくなるので、外部から飛散してきた水が突起22eの先端とトランスアクスルケース12の上面12aとの間を通過しにくくなる。これにより、ブリーザパイプ31からトランスアクスルケース12の内部への水入りをより確実に防止することが可能になる。
突起22eは、インバータケース22と鋳造により一体形成することが可能である。この場合、インバータケース22の成形用金型に、突起22eに一致する形状の凹部を予め形成しておけばよい。なお、トランスアクスルケース12に同様の突起を設けることも可能である。しかし、トランスアクスルケース12に比べてインバータケース22のほうが、形状が簡素でサイズも小さいため、鋳造を容易に行うことができ、突起22eを容易に形成することができる。したがって、突起22eをインバータケース22に設けることで、低コスト化に貢献できる。
(g)図8に示す環状の突起22eに加え、例えば図9に示すように、トランスアクスルケース12の上面12aにも環状の突起(第2の環状の突起)12eを設ける構成としてもよい。図9の例(変形例5)では、突起12eがブリーザパイプ31と同心状に設けられている。そして、突起12eは、インバータケース22に設けられた突起22eの外周を囲うように設けられている。突起12e,22eの先端部同士は、側面視でオーバーラップしている。このような突起12e,22eによってラビリンス構造が実現されるので、外部から飛散してきた水が、突起12e,22eの間および突起22eとブリーザパイプ31との間を通過しにくくなる。これにより、ブリーザパイプ31からトランスアクスルケース12の内部への水入りをより確実に防止することが可能になる。
突起12eは、トランスアクスルケース12と鋳造により一体形成することが可能である。この場合、トランスアクスルケース12の成形用金型に、突起12eに一致する形状の凹部を予め形成しておけばよい。ここで、図9の例では、インバータケース22の下面22aからの突起22eの高さH12が、トランスアクスルケース12の上面12aからの突起12eの高さH11よりも高くされている。上述したように、トランスアクスルケース12に比べてインバータケース22のほうが、形状が簡素でサイズも小さいため、鋳造を容易に行うことができ、突起22eを容易に形成することができる。したがって、より高い突起22eをインバータケース22に設けることで、低コスト化に貢献できる。
(h)上記実施形態では、ブリーザパイプ31がトランスアクスルケース12の前端側に設けられた場合について説明した。しかし、ブリーザパイプ31の上端部31aをインバータケース22の下面22aによって覆うことが可能な箇所であれば、ブリーザパイプ31の配置箇所は特に限定されない。例えば図10に示すように、ブリーザパイプ31をトランスアクスルケース12の上面12aに設けられた端子台15の近傍に配置することが可能である。図10の例(変形例6)では、ブリーザパイプ31が、側面視で、端子台15の端子15a側の位置に配置されている。端子台15の周囲には、絶縁用の隙間が確保されており、省スペース化の観点から、端子台15の近傍には上述したオイルキャッチタンクなどが配置されないようになっている。したがって、ブリーザパイプ31を端子台15の近傍に配置することで、ブリーザパイプ31の下端部31bの周囲に潤滑油が満たされることが少なくなり、ブリーザパイプ31からのオイル吹きを効果的に抑制することが可能になる。また、図10の例では、ブリーザパイプ31をトランスアクスルケース12の中央部に近づけて配置しているので、車両横転時のオイル漏れを効果的に抑制することができる。
(i)以上では、車両用駆動装置に2つの回転電機(第1、第2モータジェネレータMG1,MG2)を搭載した例を挙げたが、車両用駆動装置に搭載される回転電機の数は特に限定されない。なお、回転電機として、モータ(電動機)、または、ジェネレータ(発電機)を採用してもよい。
また、以上では、車両用駆動装置をハイブリッド自動車用の駆動装置とした例を挙げたが、これに限らず、車両用駆動装置を電気自動車用や、燃料電池自動車用の駆動装置としてもよい。
本発明は、回転電機を収容する本体ケースの上側に、回転電機を制御するインバータを収容するインバータケースが載置された車両用駆動装置のブリーザ装置に利用可能である。
12 トランスアクスルケース(本体ケース)
12a 上面
21 インバータ
22 インバータケース
22a 下面
22b 凹部
30 ブリーザ装置
31 ブリーザパイプ
31a 上端部
MG1 第1モータジェネレータ(回転電機)
MG2 第2モータジェネレータ(回転電機)

Claims (11)

  1. 回転電機を収容する本体ケースの上側に、上記回転電機を制御するインバータを収容するインバータケースが載置された車両用駆動装置に設けられ、ブリーザパイプによって上記本体ケースの内部を大気に開放するブリーザ装置であって、
    上記ブリーザパイプは、上記本体ケースの上面から突出され、このブリーザパイプの上端部が上記インバータケースの下面によって覆われていることを特徴とするブリーザ装置。
  2. 請求項1に記載のブリーザ装置において、
    上記ブリーザパイプの上端部は、上記インバータケースの下面に形成された凹部に挿入されていることを特徴とするブリーザ装置。
  3. 請求項2に記載のブリーザ装置において、
    上記インバータケースには、上記凹部の底面とブリーザパイプの上端面との間に設けられる隙間と、外部とを連通する連通孔が形成されていることを特徴とするブリーザ装置。
  4. 請求項2に記載のブリーザ装置において、
    上記凹部の内面には、上記凹部の底面とブリーザパイプの上端面との間に設けられる隙間と、外部とを連通する切欠き部が形成されていることを特徴とするブリーザ装置。
  5. 請求項3または4に記載のブリーザ装置において、
    上記ブリーザパイプの上端部は、上記凹部に圧入されていることを特徴とするブリーザ装置。
  6. 請求項5に記載のブリーザ装置において、
    上記ブリーザパイプは、上記本体ケースに対するインバータケースの位置決めに用いられることを特徴とするブリーザ装置。
  7. 請求項1〜6のいずれか1つに記載のブリーザ装置において、
    上記ブリーザパイプは、鋳造により上記本体ケースと一体形成されていることを特徴とするブリーザ装置。
  8. 請求項1〜7のいずれか1つに記載のブリーザ装置において、
    上記インバータケースの下面には、上記ブリーザパイプの外周を囲う第1の環状の突起が設けられていることを特徴とするブリーザ装置。
  9. 請求項8に記載のブリーザ装置において、
    上記本体ケースの上面には、上記第1の環状の突起の外周を囲う第2の環状の突起が設けられていることを特徴とするブリーザ装置。
  10. 請求項9に記載のブリーザ装置において、
    上記インバータケースの下面からの上記第1の環状の突起の高さが、上記本体ケースの上面からの上記第2の環状の突起の高さよりも高くされていることを特徴とするブリーザ装置。
  11. 請求項1〜10のいずれか1つに記載のブリーザ装置において、
    上記本体ケースの上面には、上記回転電機をインバータに接続するための端子を有する端子台が設けられ、
    上記ブリーザパイプは、上記端子台の近傍に配置されていることを特徴とするブリーザ装置。
JP2010185115A 2010-08-20 2010-08-20 ブリーザ装置 Pending JP2012042010A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010185115A JP2012042010A (ja) 2010-08-20 2010-08-20 ブリーザ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010185115A JP2012042010A (ja) 2010-08-20 2010-08-20 ブリーザ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2012042010A true JP2012042010A (ja) 2012-03-01

Family

ID=45898570

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010185115A Pending JP2012042010A (ja) 2010-08-20 2010-08-20 ブリーザ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2012042010A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20150151696A1 (en) * 2013-11-29 2015-06-04 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Case for in-vehicle electronic device and vehicle
JP2017105321A (ja) * 2015-12-09 2017-06-15 トヨタ自動車株式会社 車両用動力伝達装置
KR101783203B1 (ko) 2016-04-29 2017-10-10 현대위아(주) 차량 구동장치의 오픈형 에어브리더 및 그 조립방법
US9894812B2 (en) 2013-07-01 2018-02-13 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Inverter case
KR20230102147A (ko) * 2021-12-30 2023-07-07 주식회사 현대케피코 차량용 브리더 장치
WO2024195187A1 (ja) * 2023-03-22 2024-09-26 ジヤトコ株式会社 減速機

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9894812B2 (en) 2013-07-01 2018-02-13 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Inverter case
US20150151696A1 (en) * 2013-11-29 2015-06-04 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Case for in-vehicle electronic device and vehicle
US9096186B2 (en) * 2013-11-29 2015-08-04 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Case for in-vehicle electronic device and vehicle
JP2017105321A (ja) * 2015-12-09 2017-06-15 トヨタ自動車株式会社 車両用動力伝達装置
KR101783203B1 (ko) 2016-04-29 2017-10-10 현대위아(주) 차량 구동장치의 오픈형 에어브리더 및 그 조립방법
KR20230102147A (ko) * 2021-12-30 2023-07-07 주식회사 현대케피코 차량용 브리더 장치
KR102624030B1 (ko) * 2021-12-30 2024-01-10 주식회사 현대케피코 차량용 브리더 장치
WO2024195187A1 (ja) * 2023-03-22 2024-09-26 ジヤトコ株式会社 減速機

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN111835138B (zh) 马达单元
US12015329B2 (en) Motor unit with oil passage and partition
CN102362100B (zh) 驱动装置
JP2012042010A (ja) ブリーザ装置
US9160208B2 (en) Generator motor and work machine
JP6187595B2 (ja) 車両用駆動装置
JP5062040B2 (ja) 動力伝達装置
US8323139B2 (en) Vehicle drive device
CN113710522A (zh) 驱动装置
JP2022136505A (ja) 駆動装置
CN106575899B (zh) 轮内电动机驱动装置的通气结构及轮内电动机驱动装置
JP6480317B2 (ja) 車両用動力伝達装置
WO2021140807A1 (ja) モータユニット
CN112533783B (zh) 马达单元
CN107531141A (zh) 动力传递装置和具备该动力传递装置的动力输出装置
JP2009284660A (ja) モータユニットおよびモータユニットの製造方法
CN112106281A (zh) 马达单元
JP5163486B2 (ja) 動力伝達装置
JP2013172555A (ja) ハイブリッドシステム用モータユニット
CN112020817A (zh) 马达单元和马达单元的控制方法
JP7133537B2 (ja) トランスアクスル
JP5912244B2 (ja) 電動機ユニット
US20220286025A1 (en) Rotary electric machine and drive device
JP5200910B2 (ja) 動力伝達装置の潤滑油供給装置
JP2018001776A (ja) インホイールモータ駆動装置