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JP2011514554A - 弦楽器用肩当て - Google Patents

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JP2011514554A JP2010547937A JP2010547937A JP2011514554A JP 2011514554 A JP2011514554 A JP 2011514554A JP 2010547937 A JP2010547937 A JP 2010547937A JP 2010547937 A JP2010547937 A JP 2010547937A JP 2011514554 A JP2011514554 A JP 2011514554A
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チェン,ニン−マン
シャオ ワン リン,アレクサンダー
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Ergo Acoustics Lab Ltd
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Ergo Acoustics Lab Ltd
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Abstract

肩当て(50)は、取り付け部(60)、隣接部(62)、およびパッド部(64)を含み、演奏時にバイオリンまたはヴィオラなどの弦楽器(80)を支持するよう適合されており、取り付け部(60)は、弦楽器(80)のエンドボタン(82)に取り付けられるように適合されており、弦楽器(80)および肩当て(50)の間の接触面が、弦楽器(80)の底部ブロックに並置されるようになっている。

Description

本発明は、バイオリンまたはヴィオラなどの弦楽器を、使用者の肩の上に支持することを目的とする、肩当てに関する。
多くのバイオリン奏者またはヴィオラ奏者は、首周りおよび/または肩周りに、楽器演奏による痛みや疲労を頻繁に経験している。バイオリン/ヴィオラの固い木製の背板との接触のため、とくに長時間の練習または演奏後には、鎖骨をさらに悪化させる。よって、バイオリン/ヴィオラを支持するための肩当てを用いることは、奏者の快適性を改善する効果的な解決手段であり、肩での楽器の良好な固定を提供すると考えられている。
しかし、多くの名バイオリニスト/名ヴィオリストは肩当てを使おうとはしない。彼らが短所の一つとして論じるに、従来の肩当てはその固有のデザインのために、肩関節の動きを固定し、肩の上でのバイオリンの動作の自由を制限するため、バイオリン、弓および奏者の間の必要な動的な相互作用を喪失させる。
従来のブリッジタイプの肩当ては、また、バイオリンから使用者の体への音の円滑な伝達を阻害しうる。また、他の肩当てのデザインにおいては、バイオリンを固定するために金属製クランプが組み込まれるため、バイオリン本体を損傷しうる。
上記の技術背景を踏まえ、本願発明の目的は、弦楽器用、特にバイオリンおよびヴィオラのための、代替の肩当てを提供することにある。
よって、1つの側面において、本発明は、取り付け部、隣接部およびパッド部を含む、弦楽器を支持するための肩当てである。取り付け部は、肩当てを弦楽器のテールピンへと固定するよう適合されており、取り付け部から延びる隣接部は、肩当てに設置されたときに弦楽器への支持を提供するよう適合されている。1つの態様において、取り付け部と隣接部は連結され、弦楽器と弦楽器を支持する肩当ての間に接触領域を提供するための、L字型の支持構造を形成する。パッド部は隣接部に接続し、使用者の肩の曲線に合わせて設置されるように適合されている。さらに、使用中において、使用者の肩と鎖骨に同時に接触するよう適合されている。さらに、取り付け部は、弦楽器と肩当ての間の接触面が、弦楽器の底部ブロックと並置されるように、弦楽器のエンドボタンに取り付けられるように適合されている。
さらなるもう1つの態様において、隣接部は、取り付け部の弦楽器への取り付けに際し、弦楽器の底板と肩当ての間の接触を最小限にする、剛性の材料を含む。そのため、使用時において、肩当てに設置された弦楽器のダンピング(damping)を防止することができる。
本発明のもう1つの態様において、取り付け板、隣接部および可撓性のパッドを含む、弦楽器を支持するための肩当てが提供される。取り付け板は、第1端および反対側の第2端を含む。第1端にはスロットが提供され、肩当てを弦楽器へ固定するために、弦楽器のエンドボタンと対になるように適合される。隣接部は取り付け板の第2端から剛体的に延び、その間に実質的にL字型の支持が形成され、弦楽器と弦楽器を支持する肩当てとの間に接触領域を提供する。さらに、弦楽器は、接触面が弦楽器の底部ブロックにあるようにすることができ、取り付け板と隣接部の間に形成される角度が、使用時において隣接部が底部ブロックに並置される底板の端を支持できるようにする一方で、弦楽器の底板と肩当てとの接触を最小化させる。隣接部の周りにその平面に沿って取り付けられ広がっているパッドは、使用時において使用者の肩および鎖骨に同時に接触し、保護するように適合されている。
剛性だが可撓性もあるため、取り付け部および隣接部の連結により形成されるL字型の支持は、肩当ての弦楽器への取り付けに際し、強制的に開くようにすることができる。そして隣接部は弦楽器から強制的に離され、肩当てと弦楽器の間の接触と、それ故にそこに設置される弦楽器のダンピングが最小化されうる。
また、その固有のデザインのために、本発明の肩当ての隆起形状の隣接部は、演奏の間においてバイオリンまたはヴィオラのスクロールが落ちるのを防ぐようにし、そして弦楽器をつかむ手は、幅広い配向性および方向性を実現する、完全に自由な動きを得ることができる。さらに、弦楽器をつかむ腕の、演奏に際するエルゴノミクスを改善することができる。
図1Aは本発明の一態様による弦楽器を支持するための肩当ての透視図である。 図1Bは本発明の一態様による弦楽器を支持するための肩当ての側面図である。 図1Cは本発明の一態様による弦楽器を支持するための肩当ての平面図である。
図2Aは本発明の同じ態様による、弦楽器を配置せず使用者の肩に設置された肩当ての図である。
図2Bは本発明の同じ態様による、弦楽器が配置された使用中の肩当ての図である。
図3は本発明のもう1つの態様による、弦楽器を支持するための肩当ての透視図である。
本明細書および特許請求の範囲において、「含む(comprising)」は、後続の要素を含むが他のものを除外しないことを意味する。「含む」の用語を包含する本明細書中の各記載を解釈する際は、かかる用語により前置きされたもの以外の特徴もまた存在するかもしれない。「含む(comprise)」および「含む(comprises)」などの関連する用語は、同様に解釈されるべきである。
「成型できる(formable)」の用語は、材料の性質を言及するものであって、それにより作製された物質が容易にその形を変化させることができるが、ひとたび変化するとその形を保つことができるという性質をいう。
「近位側(proximal side)」は、首に近い使用者の肩の一側を言及する。同様に、その対応である「遠位側(distal side)」は、腕に近く、そして首からさらに離れて位置する肩の一側をいう。対応して、「近位鎖骨(proximal clavicle)」は使用者の首に近い使用者の鎖骨の一側を意味し、一方、「遠位鎖骨(distal clavicle)」は、「近位鎖骨」の反対側である。
まず、図1A、1Bおよび1Cに関し、本発明の第1の態様は、取り付け部60、隣接部62およびパット部64を含む、弦楽器を支持するための肩当て50である。示された例において、取り付け部60は第1端60aおよび反対側の第2端60bを含む平坦な板である。スロット60eは第1端60aの範囲に提供される。隣接部62は、取り付け部60とともに実質的にL字型の支持を形成するために、第2端60bから延びる舌部である。それは、舌部の上面にわたって配置される隆起形状を有し、取り付け部60の2つの端部と水平に配置される。隣接部62の隆起は、取り付け部60に面する傾斜した内側表面62aおよび隣接する傾斜した外側表面62bを有する。パット部64は隣接部62に取り付けられた可撓性のパッドであり、その平面にわたって広がる。
次に、図2Aおよび2Bにおいて、肩当て50は、スロット60eをエンドボタン82のネックを通してスライドさせることにより、弦楽器80へと取り付けることができる。示された態様において、第1端60aはスロット60eに隣接するスリットからなる。スリットは引っ張って開放させることができ、エンドボタン82がスロット60eへと挿入され、肩当て50を弦楽器80へと取り付けるようにできる。示された態様において、取り付け部60は剛性だが弾性のある材料で作られるので、取り付けの固定を補助することができる。さらに図2Bにおいて示されるように、弦楽器80のテールピン80aは、隣接部62の内側表面62aと接触するようにされ、一旦肩当て50上に設置されると弦楽器80に支持を提供するよう適合される。そのような取り付け部60のテールピン80aへの取り付けに際し、弦楽器80の底板80bは硬質だが可撓性のある隣接部62上へと押され、隣接部62を取り付け部60とつなぐL字型の支持を強制的に開く。隆起の存在のため、隣接部62の遠位端は底板80bから強制的に離され、(振動により音楽を作り出す)底板80bおよび隣接部62の間に生じうる任意の接触を最小化することができる。そのため、肩当て50上に設置された弦楽器80のダンピングは、最小化されうる。パット部は、記載の簡略化のために図2Aおよび図2Bには示されない。
本発明のもう1つの態様において、肩当て50の取り付け部60には、スロット60eを異なるサイズのエンドボタンへ取り付けられるように適応された、スロットeのためのサイズ調節機構が提供される。図3で描かれる態様におけるサイズ調節機構は、取り付け部60の背側において取り付けられ、スロット60eを横断して伸縮する可撓性のバンド90からなる。スロット60eのサイズは、横断するバンド90の長さを調節することにより調節することができ(図3において、バンド90の広げられた形態が破線90aで示されるように)、よって異なるサイズのエンドボタンを肩当てに適合することができる。
肩当て50の弦楽器への取り付けに際し(図3には示されない)、エンドボタン80(図3において破線で示される)はスロット60eに挿入される。この特別な態様において、スロット60eは取り付け部60の第1端60aにおける開口部を含む。そして、可撓性のバンド90が伸縮され、エンドボタン80の周囲を覆う。そのようにして、可撓性のバンド90により抵抗力がエンドボタン80上に適用され、それがスロット60eから外れることを防ぐ。
本発明の肩当て50を使用することにより、使用者は演奏の際に使用者の鎖骨の制限のない動きを獲得することができ、一方、使用者の弦楽器80は、肩当て50上で使用者の肩に快適に設置される。肩当て50のパッド部64は、使用者の肩の曲線に適合し、同時に演奏の間、使用者の肩および鎖骨に接触するように作製および設計される。それは、好ましくは、柔らかく、可撓性のある、または成型可能な材料で作製されるため、使用者の胸鎖関節および肩鎖関節は自由および可動にさせておくことができる。さらに、弦楽器80を保持する使用者の腕は、複数の配向および方向に移動することができる。
本発明のいくつかの態様の詳細は、よって完全に記載された。本明細書は特別な態様に言及するが、本発明がこれらの具体的な詳述の変形で実施されてもよいことは、当業者には明らかである。したがって、本発明は、本明細書中に記載される態様に限定されるものとして理解されるべきではない。
例えば、取り付け部および隣接部はパッド部の中央の位置に提供されると説明されるが、これらの2つの部品が使用者の好みに応じてパッド部の他の位置に配置することができることは、当業者には明らかである。取り付け部および隣接部は、例えばプラスチックまたは木材のような、しかしそれには限定されない、任意の剛性の材料で作られてもよく、本明細書中に提供された教示に基づいて、使用者の要求に応じた他の形および厚さであることができる。さらに隣接部の長さおよび形は、好みに応じて変化させることができる。
前述の例において、取り付け部は、スリット、そして続くエンドボタンを収容するスロットを含むように記載される。本明細書において提供される教示に基づいて、取り付け部の他の構造を用いてもよいことは明らかである。例えば、狭いスロットがスリットの代わりに提供されてもよく、または他のクランプ機構が取り付け部をエンドボタンまたはエンドボタンの周りのクランプ、または弦楽器に応じた同等の物に固定するために用いられてもよい。
弦楽器が肩当て上に設置される場合の使用の間、L字型支持中の隣接部および取り付け部の間の角度は、設置する弦楽器の端部に適合する任意の角度であることができる。
肩当てのパッド部は、柔らかい材料、例えば、とくに、柔らかいゴム、スポンジまたはキルトで作製することができる。それは、好みに応じて異なる使用者の異なる曲線に適合するように変更することができるような、人間工学的に調節できるフレームで作製することもできる。例えば、ワイヤーフレームまたは成型できる材料もまた基部のための柔らかい材料を支持するために用いることができ、得られた肩当ては、使用者の肩の曲線に適合するように調節することができる。
さらに、パッド部は、隣接部から取外し可能に設計することができ、使用者はパッド部を隣接部から外すことができる一方、肩当てが使用中でないときは、使用者の好みに応じて、隣接部を弦楽器に取り付けたままにしておく。
柔らかい材料の部品もまた、使用者の好みに応じて、肩当て上に設置された弦楽器に対する追加の保護のために、L字型支持中の取り付け部および隣接部の間の接合部に組み込むことができる。
図に示されるサイズ調節機構は、上記の態様において可撓性のバンドからなるが、ベルクロ(登録商標)、ばね、ねじまたはアダプターなどの他の形態が、肩当ての弦楽器への安定した配置を提供するために用いることができることは、当業者には明らかである。可撓性のバンドは、弾力性があり可撓性の材料、例えば、とくに、柔らかいゴム、ナイロン、その組み合わせなどで作製することができる。

Claims (13)

  1. 弦楽器を支持するための肩当てであって、
    a) 肩当てを弦楽器のテールピンに固定するように適合された取り付け部;
    b) 肩当て上に設置された弦楽器への支持を提供するよう適合される、取り付け部から延びる隣接部であって;取り付け部は、弦楽器および弦楽器を支持する肩当ての間に接触領域を提供するために、L字型の支持構造として隣接部に連結される、前記隣接部;および
    c) 隣接部に接続されるパッド部であって、使用中に、使用者の肩の曲線に設置および適合され、同時に、使用者の肩および鎖骨に接触するように適応された、前記パッド部;
    を含み、取り付け部は、弦楽器および肩当ての間の接触面が弦楽器の底部ブロックに並置されるように、弦楽器のエンドボタンに取り付けられるように適応されている、前記肩当て。
  2. 隣接部が、取り付け部の弦楽器への設置に際し、弦楽器の底板および肩当ての間の任意の接触を最小化させ、使用時に肩当て上に設置される弦楽器のダンピングを防ぐ、剛性の材料を含む、請求項1に記載の肩当て。
  3. 隆起形状を有する隣接部が、取り付け部に面する傾斜した内側表面および隣接する傾斜した外側表面をさらに含み;取り付け部の弦楽器への設置に際し、弦楽器の底部ブロックの端部が内側表面を押し、肩当ての弦楽器への設置を確実にするためにL字型の支持を強制的に開き、さらに底板および肩当ての間の接触を最小化する、請求項2に記載の肩当て。
  4. パッド部が、使用者の肩の曲線に適合するように形成されたワイヤーフレームを含む、請求項1に記載の肩当て。
  5. 取り付け部が、取り付け部の範囲に提供される、サイズ調節機構を備えたスロットをさらに含み;使用時に、異なるサイズのエンドボタンが取り付け部のスロットを介して固定可能である、請求項1に記載の肩当て。
  6. サイズ調節機構が、スロットを横断するように提供される可撓性のバンドから構成され、弦楽器のエンドボタンを挿入後に、それをスロットの範囲に保持する、請求項5に記載の肩当て。
  7. パッド部が隣接部から取外し可能になるように適応され、隣接部が弦楽器に取り付けられたままにすることができる一方、肩当てを使用しないときはパッド部を弦楽器から取り外すことができる、請求項1に記載の肩当て。
  8. 弦楽器を支持するための肩当てであって、
    a) 第1端および反対側の第2端を含む取り付け板であって、第1端は、肩当てを弦楽器に固定するために弦楽器のエンドボタンと対になるように適合されたスロットを有する、前記取り付け板;
    b) 取り付け板の第2端から剛体的に延びる隣接部;および
    c) 隣接部の平面に沿って取り付けられ、それを囲むように広がる可撓性のパッド
    を含み、取り付け部および隣接部の間の接続がその間にL字型の支持を形成し、弦楽器と弦楽器を支持するための肩当てとの間に接触のための領域を提供し、;隣接部は、弦楽器と肩当ての間の接触面を弦楽器の底部ブロックに設置できるようにし;取り付け板と隣接部の間に形成される角度が、使用時に、隣接部が底部ブロックに並置される底板の端部を支持できるようにする一方、弦楽器の底板と肩当てとの接触を最小化する、前記肩当て。
  9. 隣接部が、隣接部の上表面にわたって配置され、取り付け板の第1端および第2端と水平に配置される隆起形状を有し;隣接部が、取り付け部に面する傾斜した内側表面および隣接する傾斜した外側表面をさらに含み;取り付け部の弦楽器への設置に際し、弦楽器の底部ブロックの端部が内側表面を押し、肩当ての弦楽器への設置を確実にするためにL字型の支持を強制的に開き、さらに底板と肩当ての間の接触を最小化する、請求項8に記載の肩当て。
  10. パッドが、使用者の肩の曲線に適合するように形成されたワイヤーフレームを含む、請求項8に記載の肩当て。
  11. 取り付け板に、さらに、スロットのためのサイズ調節機構が提供され、使用時に、異なるサイズのエンドボタンが取り付け板のスロットを介して固定可能である、請求項8に記載の肩当て。
  12. サイズ調節機構が、スロットを横断するように提供される可撓性のバンドから構成され、弦楽器のエンドボタンを挿入後に、それをスロットの範囲に保持する、請求項11に記載の肩当て。
  13. パッドが隣接部から取外し可能になるように適応され、隣接部が弦楽器に取り付けられたままにすることができる一方、肩当てを使用しない時はパッドを弦楽器から取り外すことができる、請求項8に記載の肩当て。
JP2010547937A 2008-02-29 2009-02-26 弦楽器用肩当て Pending JP2011514554A (ja)

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