JP2011239185A - 半導体集積回路装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】簡易な構造により、MOSFETのサブスレショールドリーク電流を低減することができる半導体集積回路装置を提供すること。
【解決手段】本発明にかかる半導体集積回路装置は、被制御回路5と基板バイアス制御回路101を有する。被制御回路5は、基板上に形成される1以上のMOSFETを有する。基板バイアス制御回路101は、出力端から被制御回路5の基板に供給する基板バイアスを制御する。基板バイアス制御回路101は、N型MOSFET1及び2を有する。N型MOSFET2は、被制御回路5のMOSFETと同じ電流−電圧特性を有し、サブスレショールドリーク電流を接点Bの電圧VBに変換する。N型MOSFET1は、一端が基板バイアス制御回路101の出力端と接続され、接点Bの電圧VBに応じて基板バイアスを接地電位以下に制御する。
【選択図】図1
【解決手段】本発明にかかる半導体集積回路装置は、被制御回路5と基板バイアス制御回路101を有する。被制御回路5は、基板上に形成される1以上のMOSFETを有する。基板バイアス制御回路101は、出力端から被制御回路5の基板に供給する基板バイアスを制御する。基板バイアス制御回路101は、N型MOSFET1及び2を有する。N型MOSFET2は、被制御回路5のMOSFETと同じ電流−電圧特性を有し、サブスレショールドリーク電流を接点Bの電圧VBに変換する。N型MOSFET1は、一端が基板バイアス制御回路101の出力端と接続され、接点Bの電圧VBに応じて基板バイアスを接地電位以下に制御する。
【選択図】図1
Description
本発明は、半導体集積回路装置に関し、特に基板バイアスの制御を行う半導体集積回路装置に関する。
半導体集積回路装置の大規模化により、半導体集積回路装置の電源端子が増加する傾向にある。それに伴い、電源保護回路も複数配置する必要がある。電源保護回路を構成するN型MOSFETの寸法は、電源保護回路1台につき5000μmから10000μmが必要である。
また、プロセスの微細化に伴って、MOSFETのリーク電流が増大する。そのため、半導体集積回路装置の消費電流に対して、電源保護回路でのリーク電流の占める割合が増加している。このようなリーク電流の主要因は、サブスレショールドリーク電流である。従って、大きな素子寸法が必要となるN型MOSFETで構成される電源保護回路において、サブスレショールドリーク電流削減の要求が高まってきた。
サブスレショールドリーク電流が最少となるように基板バイアスを制御する半導体集回路装置の従来例が提案されている(特許文献1)。図7は、従来例にかかる半導体集積回路装置21の構成を示すブロック図である。半導体集積回路装置21は、リーク検出回路22、制御回路23、基板バイアス発生回路24及び被制御回路25から構成される。リーク検出回路22は、リーク電流検出用のP型MOSFET10A及びN型MOSFET10Bを有する。制御回路23は、リーク検出回路22の出力に応じて制御信号を生成する。基板バイアス発生回路24は、制御信号に従って半導体回路の基板バイアスを変化させる。
被制御回路25は、サブスレショールドリーク電流を低減する対象となる回路である。被制御回路25は、例えば論理回路、SRAM及び電源保護回路などの回路から構成される。なお、被制御回路25は、リーク検出回路22と同一の半導体基板上に存在する。被制御回路25内のMOSFETとリーク電流検出用のP型MOSFET10A及びN型MOSFET10Bとは同じ特性を有する。
まず、全体の動作を説明する。リーク検出回路22は、リーク電流検出用のP型MOSFET10A及びN型MOSFET10Bの少なくともどちらか一方を有し、リーク電流を検出した結果を制御回路23へ送る。制御回路23は、リーク検出回路22の出力に応じて生成した制御信号を基板バイアス発生回路24へ送る。基板バイアス発生回路24は、制御回路23から受け取った制御信号に応じて、基板に電荷を注入することにより、あるいは基板から電荷を引き抜くことにより、リーク検出回路22、制御回路23及び被制御回路25の内、少なくともリーク検出回路22及び被制御回路25の基板バイアスを変化させる。
図8は、従来例におけるリーク検出回路22の構成を示す回路図である。図8に示すように、リーク検出回路22は、カレントミラー11及び17、リーク検出用のMOSFET12A及び12B、インバータ33A及び33Bから構成される。
カレントミラー11を構成するMOSFET11A及びMOSFET11Bは、同じ素子寸法のP型MOSFETである。カレントミラー17を構成するMOSFET17A及びMOSFET17Bは、同じ素子寸法のN型MOSFETであり、MOSFET17CとMOSFET17Dは、同じ素子寸法のP型MOSFETである。
リーク電流を検出するMOSFET12A及びMOSFET12Bには、被制御回路25に用いられている素子と同じ特性の素子を用いる。更に、MOSFET12A及びMOSFET12Bの素子寸法は同じにする。また、MOSFET12Bのドレイン面積とソース面積を等しくする。
MOSFET11Aのドレイン電流は、MOSFET12Aのドレイン−基板間電流62A及びドレイン−ゲート間電流61Aとサブスレショールドリーク電流60Aの和に等しい。一方、MOSFET17Dのドレイン電流は、MOSFET12Bのドレイン−基板間電流62B、ソース−基板間電流64B、ドレイン−ゲート間電流61B及びソース−ゲート間電流65Bの和に等しい。ただし、MOSFET12Bのドレイン面積とソース面積が等しいので、ドレイン−基板間電流62Bとソース−基板間電流64Bの大きさは等しい。さらに、MOSFET11Aのドレイン電流は、カレントミラー11を通してミラーリングされ、ノード13を流れる電流になる。一方、MOSFET17Dのドレイン電流は、カレントミラー17を通してミラーリングされ、同じくノード13を流れる電流になる。
ここでドレイン−ゲート間電流61A及び61B、ソース−ゲート間電流65Bが、サブスレショールドリーク電流及び基板リーク電流よりも十分に小さく、無視できる場合について考える。サブスレショールドリーク電流60Aよりもドレイン−基板間電流62Aの方が大きい場合、すなわちサブスレショールドリーク電流が基板リーク電流よりも小さい場合には、MOSFET17Dのドレイン電流は、MOSFET11Aのドレイン電流よりも大きくなる。このとき、ノード13の電位はローレベルに近づき、リーク検出回路22の出力16もローレベルになる。
逆にドレイン−基板間電流62Aよりサブスレショールドリーク電流60Aのドレイン電流の方が大きければ、ノード13の電位はハイレベルに近づき、リーク検出回路22の出力16もハイレベルになる。
これにより、リーク検出回路22から基板バイアス発生回路24へ、ハイレベル又はローレベルの制御信号が送られる。すなわち、リーク検出回路22の出力16がハイレベルのときには、基板バイアスVBPを深くする方向に基板バイアス発生回路24が働く。リーク検出回路22の出力16がローレベルのときは、基板バイアスVBPを浅くする方向に基板バイアス発生回路24が働く。
この場合に、サブスレショールドリーク電流と基板リーク電流が等しくなるような電位で基板バイアスVBPが固定され、このときリーク電流が最小となる。
以上のように、従来例の半導体集積回路装置を用いることにより、リーク電流が最小となるように基板バイアスを制御することができる。
図8に示すように、従来のリーク検出回路22は、被制御回路25のサブスレショールドリーク電流と被制御回路の基板リーク電流とを比較する。そして、リーク電流が最小になるように基板バイアスを制御する。この基板バイアスの制御には、カレントミラーが必要である。その結果、リーク検出回路22は、リーク検出用のMOSFET12A及び12B、カレントミラー11及び17、インバータ33A及び33Bの合計12素子に上る多数の素子が必要である。従って、上述の従来例では、リーク検出回路は、素子の配置面積が大きくなるという問題がある。
本発明の一態様である半導体集積回路装置は、基板上に形成される1以上のMOSFETを有する被制御回路と、出力端から前記被制御回路の前記基板に供給する基板バイアスを制御する基板バイアス制御回路と、を備え、前記基板バイアス制御回路は、前記被制御回路の前記MOSFETと同じ電流−電圧特性を有し、サブスレショールドリーク電流を電圧信号に変換する第1のMOSFETと、一端が基板バイアス制御回路の前記出力端と接続され、前記電圧信号に応じて前記基板バイアスを接地電位以下に制御する第2のMOSFETと、を備えるものである。この半導体集積回路装置は、前記第1のMOSFETでサブスレショールドリーク電流を検出する。そして、検出結果に応じて、前記第2のMOSFETのドレイン電流を制御する。よって、サブスレショールドリーク電流の増加に応じて、前記基板バイアスが低下する。これにより、被制御回路におけるサブスレショールドリーク電流が低減される。
本発明によれば、簡易な構造により、MOSFETのサブスレショールドリーク電流を低減することができる半導体集積回路装置を提供することができる。
実施の形態1
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。図1は、実施の形態1にかかる基板バイアス制御回路101が組み込まれた半導体集積回路装置100の構成を示す回路図である。図1に示すように、基板バイアス制御回路101は、バイアス発生回路4の出力及び被制御回路5の基板と接続される。バイアス発生回路4は負電位を出力する。被制御回路5は、サブスレショールドリーク電流を低減する対象となる回路である。被制御回路5の基板上には、サブスレショールドリーク電流の低減対象となるN型MOSFETが形成されている。被制御回路5は、例えば論理回路、SRAM及び電源保護回路などの回路から構成される。なお、端子N1は電源端子であり、端子N2は接地端子である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。図1は、実施の形態1にかかる基板バイアス制御回路101が組み込まれた半導体集積回路装置100の構成を示す回路図である。図1に示すように、基板バイアス制御回路101は、バイアス発生回路4の出力及び被制御回路5の基板と接続される。バイアス発生回路4は負電位を出力する。被制御回路5は、サブスレショールドリーク電流を低減する対象となる回路である。被制御回路5の基板上には、サブスレショールドリーク電流の低減対象となるN型MOSFETが形成されている。被制御回路5は、例えば論理回路、SRAM及び電源保護回路などの回路から構成される。なお、端子N1は電源端子であり、端子N2は接地端子である。
基板バイアス制御回路101は、N型MOSFET1、N型MOSFET2、抵抗R1及び抵抗R2により構成される。N型MOSFET1は、被制御回路5に形成されたN型MOSFETの基板バイアス制御を行う。N型MOSFET1のソース及び基板は、バイアス発生回路4の出力端子に接続される。N型MOSFET1のゲートは、接点B(後述するN型MOSFET2と抵抗R2との接続点)と接続される。N型MOSFET1のドレインは、抵抗R1を介して端子N1と接続される。また、N型MOSFET1のドレインと抵抗R1との接続点である接点Aは、被制御回路5に形成されたN型MOSFETの基板と接続される。
N型MOSFET2のドレインは、端子N1と接続される。N型MOSFET2のソース及びゲートは、抵抗R2を介して、端子N2と接続される。N型MOSFET2の基板は、端子N2と接続される。また、上述の接点Bは、N型MOSFET2と抵抗R2との接続点である。
ここで、N型MOSFET2は、被制御回路5に形成されたN型MOSFETと同じ特性を有するN型MOSFETである。よって、N型MOSFET2のサブスレショールドリーク電流は、被制御回路5に形成されたN型MOSFETのサブスレショールドリーク電流と同様に変化する。すなわち、N型MOSFET2は、被制御回路5に形成されたN型MOSFETのサブスレショールドリーク電流の変化を検出する。
基板バイアス制御回路101は、N型MOSFET2のサブスレショールドリーク電流I2が、N型MOSFET2及び抵抗R2に流れる。そのため、接点Bの電位VBは、N型MOSFET2の抵抗値と抵抗R2の抵抗値との比により決定される。接点Bの電位VBは、N型MOSFET1のゲートに供給される。
これにより、N型MOSFET1及び抵抗R1には、ドレイン電流I1が流れる。よって、接点Aの電位VAは、N型MOSFET1のゲート電位により変化する。従って、被制御回路5の基板バイアスのレベルも、N型MOSFET1のゲート電位により変化する。
ここで、接点Aの電位VAは、N型MOSFET1の抵抗値と抵抗R1の抵抗値との比により、N型MOSFET2のサブスレショールドリーク電流I2に依存した負電位となる。従って、被制御回路5に形成されたN型MOSFETの基板には、負電位の基板バイアスが供給される。
次に、基板バイアス制御回路101の動作について説明する。図2は、基板バイアス制御回路101におけるドレイン電流I1、サブスレショールドリーク電流I2、接点Aの電位VA及び接点Bの電位VBの関係を示すタイミング図である。図2において、時刻t1では、基板バイアス制御回路101は通常動作状態である。時刻t2では、環境などの変化により、被制御回路5のサブスレショールドリーク電流(すなわち、N型MOSFET2のサブスレショールドリーク電流I2)が増加した状態である。
まず、時刻t1における動作について説明する。ここで、抵抗R1及び抵抗R2の抵抗値を適宜設定することにより、時刻t1における動作状態を以下のように設定する。端子N1には、電源電位=1.1Vを印加する。端子N2には、接地電位=0Vを印加する。バイアス発生回路4からは、−0.6Vを出力する。このときのサブスレショールドリーク電流I2は、10μAとする。ドレイン電流I1は46μAである。このときの接点Bの電位VBは、0.01Vである。接点Aの電位VAは、−0.3Vである。
この場合、接点Bの電位VBは以下の式(1)で表される。
R2×I2=VB ・・・ 式(1)
R2×I2=VB ・・・ 式(1)
また、接点Aの電位VAは、以下の式(2)で表される。但し、VDDは電源電位を示す。
VDD−(R1×I1)=VA ・・・ 式(2)
VDD−(R1×I1)=VA ・・・ 式(2)
よって、抵抗R1の抵抗値は、式(2)に基づき、30KΩと計算できる。また、抵抗R2の抵抗値は、式(1)に基づき、1KΩと計算できる。
続いて、時刻t2における動作について説明する。ここでは、サブスレショールドリーク電流I2が、環境の変化により、時刻t1と比べて4倍の大きさとなるものとして説明する。時刻t2におけるサブスレショールドリーク電流I2は、時刻t1における場合の4倍となるので、式(1)より、接点Bの電位VBは0.04Vとなる。すなわち、時刻t1と比べて、接点Bの電位VBは0.03V上昇する。そのため、N型MOSFET1のドレイン電流I1が増加する。
図3は、N型MOSFET1のドレイン電流とソース−ドレイン間電圧との関係を示すグラフである。N型MOSFET1は、図3に示すように、ソース−ドレイン間電圧が同じ場合にゲート電圧が0.03V(0.61Vから0.64V)変化すると、ドレイン電流が20%大きくなる特性を持っている素子である。よって、図3に示すように、N型MOSFET1のドレイン電流I1は、46μA(時刻t1)から56μA(時刻t2)に増加する。
従って接点Aの電位VAは、式(2)より、以下のように求めることできる。
VA=1.1V−(30KΩ×56μA)=−0.58V
よって、時刻t2における接点Aの電位VAは、−0.58Vとなる。従って、被制御回路5のN型MOSFETの基板バイアスは、−0.3V(時刻t1)から−0.58V(時刻t2)に変化する。
VA=1.1V−(30KΩ×56μA)=−0.58V
よって、時刻t2における接点Aの電位VAは、−0.58Vとなる。従って、被制御回路5のN型MOSFETの基板バイアスは、−0.3V(時刻t1)から−0.58V(時刻t2)に変化する。
図4は、ソース−ゲート間電圧が0Vの場合における被制御回路5に形成されたN型MOSFETの基板バイアス電圧と単位サイズあたりのサブスレショールドリーク電流との関係を示す表である。図4に示すように、基板バイアスが−0.3Vのときは、単位サイズあたりのサブスレショールドリーク電流は6nAとなる。一方、基板バイアスが−0.6Vのときは、単位サイズあたりのサブスレショールドリーク電流は3nAとなる。従って、被制御回路5のN型MOSFETの基板バイアスを−0.3Vから−0.58Vに変化させることにより、被制御回路5のN型MOSFETのサブスレショールドリーク電流を、およそ50%削減することができる。
すなわち、基板バイアス制御回路101は、N型MOSFET2のサブスレショールドリーク電流I2の変化を検出することにより、被制御回路5に形成されたN型MOSFETのサブスレショールドリーク電流の変化を検出する。そして、基板バイアス制御回路101は、検出結果に応じて、被制御回路5に形成されたN型MOSFETに供給する基板バイアスを変化させる。これにより、被制御回路5に形成されたN型MOSFETのサブスレショールドリーク電流を低減することが可能である。
また、電源投入時におけるバイアス発生回路4の出力は、バイアス発生回路4の動作が安定するまでは接地電位となるように制御される。よって、N型MOSFET1のソース及び基板はバイアス発生回路4の出力に接続されているため、接地電位となる。従って、N型MOSFET1のソースとドレインの間で貫通電流が流れることはない。
ここで、N型MOSFET1の製造ばらつきによるドレイン電流I1のばらつきをa倍とした場合に、接点Aの電位VAは、以下の式(3)で表される。
VDD−[R1×(I1×a)]=VA ・・・ 式(3)
VDD−[R1×(I1×a)]=VA ・・・ 式(3)
例えば、接点Aの電位VAが−0.3Vとなるように、N型MOSFET1と抵抗R1とを設定した場合を考える。この場合、ドレイン電流I1が±5%ばらつくと、接点Aの電位VAは−0.3V±23%のばらつきが生じる。このときの被制御回路5のサブスレショールドリーク電流の削減効果は、30%から60%の範囲でばらつくこととなる。しかしながら、この場合においても、30%以上のサブスレショールドリーク電流削減が可能である。従って、N型MOSFET1の製造ばらつきが有ったとしても、被制御回路5のサブスレショールドリーク電流を効果的に削減することが可能である。
実施の形態2
次に、実施の形態2にかかる半導体集積回路装置200について説明する。図5は、実施の形態2にかかる半導体集積回路装置200の構成を示す回路図である。図5に示すように、半導体集積回路装置200は、図1の半導体集積回路装置100における被制御回路5を、電源保護回路Q3に置き換えたものである。半導体集積回路装置200のその他の構成は、半導体集積回路装置100と同様であるので、説明を省略する。
次に、実施の形態2にかかる半導体集積回路装置200について説明する。図5は、実施の形態2にかかる半導体集積回路装置200の構成を示す回路図である。図5に示すように、半導体集積回路装置200は、図1の半導体集積回路装置100における被制御回路5を、電源保護回路Q3に置き換えたものである。半導体集積回路装置200のその他の構成は、半導体集積回路装置100と同様であるので、説明を省略する。
電源保護回路Q3は、半導体集積回路装置200に搭載される電源間保護回路の全てを示している。電源保護回路Q3は、N型MOSFET3を有する。N型MOSFET3のドレインは、端子N1と接続される。N型MOSFET3のソース及びゲートは、端子N2と接続される。N型MOSFET3の基板は、接点Aと接続される。N型MOSFET3には、サブスレショールドリーク電流I3が流れる。
図6は、サブスレショールドリーク電流I2、サブスレショールドリーク電流I3、接点Aの電位VA及び接点Bの電位VBの関係を示すグラフである。図6の曲線Eは、N型MOSFET3の基板バイアスが固定電位で有る場合のサブスレショールドリーク電流を示している。
時刻t3では、サブスレショールドリーク電流I2に対応して接点Aの電位VAが変動した後の状態である。接点Aの電位VA(すなわち、N型MOSFET3の基板バイアス)は、N型MOSFET2の抵抗値と抵抗R2の抵抗値との比により取り出される負の電位となる。従って、サブスレショールドリーク電流I3は、曲線Eと比べて小さくなる。なお、このとき、N型MOSFET1には、N型MOSFET2のソース−ゲート間電圧に対応したドレイン電流I1が流れる。
時刻t4では、サブスレショールドリーク電流I2が増加した後の状態である。サブスレショールドリーク電流I2に対応して接点Aの電位VAも変動する。接点Aの電位(すなわち、N型MOSFET3の基板バイアス)は、時刻t3と比べて、さらに負電位側に引かれる。従って、サブスレショールドリーク電流I3は曲線Eと比べて減少する。
ここで、半導体集世紀回路装置200の電源投入時には、バイアス発生回路4の出力は電源保護回路Q3の動作が安定するまでは接地電位となるように制御される。そのため、N型MOSFET3のソース及びドレインと基板との間で、貫通電流が流れることはない。
さらに、ESD印加時の動作を説明する。ここでは、外部から端子N1に静電気ストレスが印加される場合を考える。この場合、端子N1に接続されるN型MOSFET3のドレインと基板と間にかかる電界強度が大きくなる。そのため、N型MOSFET3のドレインのゲート下空乏層が曲げられて、電界が強くなる。これにより、ブレイクダウンが発生し、P型基板(N型MOSFET3の基板)に向かって電流が流れる。
ブレイクダウンが発生すると、ウェル領域の電位が上昇する。これにより、端子N1と接続される側のN型MOSFET3のN型不純物領域により形成されるコレクタ、N型MOSFET3のP型基板により形成されるベース、端子N2と接続される側のN型MOSFET3のN型不純物領域により形成されるエミッタからなる、ラテラルバイポーラが導通してスナップバックに入る。その結果、電源保護回路Q3が動作することとなる。このように、電源保護回路Q3がスナップバック状態に入って動作すると、電源保護回路Q3は大電流を流すことができるようになる。
従って、ESD印加時の静電気ストレスを端子N2へ放電することができる。このときの放電は、電源保護回路Q3を経由するため、N型MOSFET1及びN型MOSFET2が静電気ストレス印加により破壊されることを防止することができる。
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。
1〜3 N型MOSFET
4 バイアス発生回路
5、25 被制御回路
10A P型MOSFET
10B N型MOSFET
11、17 カレントミラー
11A、11B、12A、12B、17A〜17D MOSFET
13 ノード
16 出力
21 半導体集積回路装置
22 リーク検出回路
23 制御回路
24 基板バイアス発生回路
33A、33B インバータ
60A サブスレショールドリーク電流
61A、61B ゲート間電流
62A、62B、64B 基板間電流
65B ゲート間電流
100、200 半導体集積回路装置
101 基板バイアス制御回路
A、B 接点
E 曲線
I1 ドレイン電流
I2、I3 サブスレショールドリーク電流
N1、N2 端子
Q3 電源保護回路
R1、R2 抵抗
VA 接点Aの電位
VB 接点Bの電位
VBP 基板バイアス
4 バイアス発生回路
5、25 被制御回路
10A P型MOSFET
10B N型MOSFET
11、17 カレントミラー
11A、11B、12A、12B、17A〜17D MOSFET
13 ノード
16 出力
21 半導体集積回路装置
22 リーク検出回路
23 制御回路
24 基板バイアス発生回路
33A、33B インバータ
60A サブスレショールドリーク電流
61A、61B ゲート間電流
62A、62B、64B 基板間電流
65B ゲート間電流
100、200 半導体集積回路装置
101 基板バイアス制御回路
A、B 接点
E 曲線
I1 ドレイン電流
I2、I3 サブスレショールドリーク電流
N1、N2 端子
Q3 電源保護回路
R1、R2 抵抗
VA 接点Aの電位
VB 接点Bの電位
VBP 基板バイアス
Claims (7)
- 基板上に形成される1以上のMOSFETを有する被制御回路と、
出力端から前記被制御回路の前記基板に供給する基板バイアスを制御する基板バイアス制御回路と、を備え、
前記基板バイアス制御回路は、
前記被制御回路の前記MOSFETと同じ電流−電圧特性を有し、サブスレショールドリーク電流を電圧信号に変換する第1のMOSFETと、
一端が基板バイアス制御回路の前記出力端と接続され、前記電圧信号に応じて前記基板バイアスを接地電位以下に制御する第2のMOSFETと、を備える、
半導体集積回路装置。 - 前記基板バイアス制御回路は、
一端が前記第1のMOSFETのソースと接続される第1の抵抗と、
前記基板バイアス制御回路の前記出力端と電源電位との間に接続される第2の抵抗と、を更に備え、
前記第1のMOSFETのゲートは、ソース及び前記第2のMOSFETのゲートと接続され、
前記第1のMOSFETの基板は、接地電位と接続され、
前記第2のMOSFETの他端及び基板は接地電位以下の電位と接続されることを特徴とする、
請求項1に記載の半導体集積回路装置。 - 前記被制御回路の前記MOSFET、前記第1のMOSFET及び前記第2のMOSFETは、N型MOSFETであり、
前記第1の抵抗の他端が接地電位と接続され、
前記第1のMOSFETのドレインが電源電位と接続され、
前記第2のMOSFETのドレインが前記基板バイアス制御回路の前記出力端と接続され、
前記第2のMOSFETのソース及び基板が前記接地電位以下の電位と接続されることを特徴とする、
請求項2に記載の半導体集積回路装置。 - 前記被制御回路の前記MOSFETは、ドレインが電源電位と接続され、ソースが接地電位と接続され、基板が前記基板バイアス制御回路の前記出力端と接続されることを特徴とする、
請求項3に記載の半導体集積回路装置。 - 前記第2のMOSFETに前記接地電位以下の電位を出力するバイアス発生回路を更に備えることを特徴とする、
請求項2乃至4のいずれか一項に記載の半導体集積回路装置。 - 前記バイアス発生回路は、
当該バイアス発生回路の電源投入時には接地電位を出力することを特徴とする、
請求項5に記載の半導体集積回路装置。 - 前記バイアス発生回路は、
前記被制御回路の電源投入時には接地電位を出力することを特徴とする、
請求項5又は6に記載の半導体集積回路装置。
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Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104639153A (zh) * | 2013-11-08 | 2015-05-20 | 中芯国际集成电路制造(上海)有限公司 | 一种具有栅偏压补偿的mos晶体管电路 |
| JP2017022493A (ja) * | 2015-07-08 | 2017-01-26 | 株式会社ソシオネクスト | 電源回路及び電圧制御方法 |
| JP2023127164A (ja) * | 2022-03-01 | 2023-09-13 | セイコーNpc株式会社 | 電子回路及び圧電発振器 |
-
2010
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| JP7792268B2 (ja) | 2022-03-01 | 2025-12-25 | セイコーNpc株式会社 | 圧電発振器 |
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