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JP2011227110A - 撮像素子ユニット、自動焦点調節装置および撮像装置 - Google Patents

撮像素子ユニット、自動焦点調節装置および撮像装置 Download PDF

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JP2011227110A JP2010093692A JP2010093692A JP2011227110A JP 2011227110 A JP2011227110 A JP 2011227110A JP 2010093692 A JP2010093692 A JP 2010093692A JP 2010093692 A JP2010093692 A JP 2010093692A JP 2011227110 A JP2011227110 A JP 2011227110A
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Mitsuhiro Izumi
光洋 泉
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Abstract

【課題】撮像素子をウォブリングする際の振動を防止しつつ外乱衝撃に対する信頼性を向上することが可能な撮像素子ユニット、自動焦点調節装置および撮像装置を提供する。
【解決手段】撮像素子ユニット110は、板金に固定された錘115と、衝撃印加時に錘115と接触することによって錘の光軸方向OAの移動量を規制し、撮像素子がウォブリングしている間は錘とは接触しない位置に配置されているストッパ118と、を有する。
【選択図】図2

Description

本発明は、撮像素子ユニット、自動焦点調節装置および撮像装置に関する。
特許文献1は、コントラスト方式のオートフォーカス(AF:自動焦点調節)時に圧電素子によって撮像素子を撮像光学系の光軸方向に微小移動(ウォブリング)することによって合焦位置がある方向を判別する撮像装置を提案している。また、特許文献2は、圧電素子の可動範囲を規制するストッパを提案している。
特開平2003−279846号公報 実開平04−65466号公報
しかしながら、従来の撮像装置では撮像素子がウォブリングしている間に撮像装置本体に振動が発生し、外乱衝撃に対する信頼性も十分ではなかった。
そこで、本発明は、撮像素子をウォブリングしている間の振動を防止しつつ外乱衝撃に対して高い信頼性を有することが可能な撮像素子ユニット、自動焦点調節装置および撮像装置を提供することを例示的な目的とする。
本発明の撮像素子ユニットは、撮像光学系が形成した光学像を光電変換する撮像素子を光軸方向に微小移動させるウォブリングを行うことによって合焦位置がある方向を判別する自動焦点調節機能を有する撮像装置に使用される撮像素子ユニットであって、前記撮像素子に結合され、力を受けて変形することによって前記撮像素子を前記光軸方向に移動する変形部材と、前記変形部材に固定され、前記撮像素子の移動と連動して前記撮像素子とは反対方向に移動する錘と、前記撮像素子がウォブリングする際の前記光軸方向における前記変形部材の変形量よりも大きな前記変形部材の変形量を規制する位置に配置されているストッパと、を有することを特徴とする。
本発明によれば、撮像素子をウォブリングする際の振動を防止しつつ外乱衝撃に対する信頼性を向上することが可能な撮像素子ユニット、自動焦点調節装置および撮像装置を提供することができる。
図1は、本実施例の撮像装置のブロック図である。 図2は、図1に示す撮像素子ユニットの概略断面図である。 図3は、電圧が印加されて圧電素子が収縮変形した図2に示す撮像素子ユニットの概略断面図である。 図4は、固定部材が上側の第1ユニットに接触した図2に示す撮像素子ユニットの概略断面図である。 図5は、衝撃印加時の図2に示す撮像素子ユニットの概略断面図である。 図6は、図2に示す撮像素子ユニットの変形例の概略断面図である。 図7は、衝撃印加時の図6に示す撮像素子ユニットの概略断面図である。
図1は、本実施例の撮像装置の構成を示すブロック図であり、破線は光軸を表している。本実施例の撮像装置は、デジタルビデオカメラであるが、デジタルスチルカメラなどその種類は限定されない。また、撮像装置は、撮像素子を光軸方向に微小移動させるウォブリングを行うことによって合焦位置(コントラストのピーク位置)がある方向を判別する自動焦点調節機能(AF機能)を有する。
撮像装置は、本体100と、本体100に交換可能に装着されるレンズユニット150を有するが、本発明の撮像装置はレンズ一体型であってもよい。本体100とレンズユニット150の機械的な着脱は、本体100のマウント101とレンズユニット150のマウント151を介してなされる。また、本体100とレンズユニット150の電気的な接続および切断は、本体100のコネクタ105とレンズユニット150のコネクタ155を介してなされる。
本体100は、撮像素子ユニット110、信号処理回路120、システム制御部122、その他の部材を有する。
図2は、撮像装置に使用される撮像素子ユニット110の断面図である。撮像素子ユニット110は、撮像素子111、固定部材112、板金113、複数の支持部材114、錘115、圧電素子116、複数の(図2では4つの)ストッパ117、一対のストッパ118を有する。
図2において、OAは光軸方向またはそれに平行な方向(以下、単に「光軸方向」と称する)であり、Hは光軸方向OAに直交する方向である。
撮像素子111は、撮像光学系が形成した光学像を光電変換するCMOSやCCDであり、コントラストAF時に撮像光学系の光軸方向OAに微小移動(ウォブリング)するように構成されている。
固定部材112は、撮像素子111を光軸方向OAに高精度に固定し、本実施例では板状形状を有する剛性部材である。固定部材112は、光軸方向OAに直交する水平方向Hに沿って延び、表面112aと、表面112aの反対側にある裏面112bを有する。図2において、固定部材112の表面112aが被写体側またはレンズユニット150側である。
表面112aは、撮像素子111が固定されている中央部112aと、それぞれがストッパ117に接触可能な一対の端部112aを有する平坦面である。中央部112aは固定部材112の水平方向Hの中央部にあり、一対の端部112aは中央部112aの外側の固定部材112の水平方向Hの端部にある。
裏面112bは、板金113の一対の垂直部113bの端部が固定されている一対の固定部112bと、それぞれがストッパ117に接触可能な一対の端部112bを有する。一対の端部112aの反対側に一対の端部112bが位置し、一対の固定部112bの外側に一対の端部112bが設けられている。
固定部材112が光軸方向OAに沿って撮像素子111と共に移動すると共に、その表面112aと裏面112bがストッパ117に接触して動作範囲が規制される。固定部材112の移動範囲は、裏面112bがストッパ117に接触した位置から表面112aがストッパ117に接触した位置の間となる。
この移動範囲において、撮像素子111のウォブリングが可能となる。また、固定部材112は剛性部材であるので撮像素子111を光軸方向OAに高精度に固定することができる。固定部材112を駆動するのは固定部材112に接続されている板金113の一対の垂直部113bである。
板金113は、錘115と圧電素子116を搭載し、撮像素子111に固定部材112を介して結合され、力を受けて変形することによって撮像素子111を光軸方向OAに移動する弾性変形可能な変形部材である。板金113は撮像素子111に直接接続されていてもよい。板金113は、ウォブリング時は圧電素子116によって駆動力を受けるが、外乱衝撃が印加された時は錘115の慣性力による衝撃力を受ける。
板金113は、平面形状の板金の端部を垂直に折り曲げることによって形成されている断面U字形状を有する。より詳細には、板金113は、水平方向Hに延びる水平部113aと、光軸方向OAに延びる一対の垂直部113bを有する。
水平部113aは、ウォブリング時に圧電素子116から駆動力が加わって弾性変形が可能である被駆動部であり、支持部材114を介して垂直部113bを光軸方向OAに沿って変位させることができる。また、水平部113aは、衝撃印加時には錘115から力を受ける。一対の垂直部113bは、水平部113aの両端部に接続されて固定部材112を介して撮像素子111を移動する変位部である。
水平部113は、被写体側にある表面と、表面の反対側にある裏面とを有する。
水平部113aの表面は、圧電素子116が固定されている中央部113aと、対応する上側の支持部材114によってそれぞれが支持されている一対の支持部113aを有する。中央部113aは水平部113aの水平方向Hの中央部にあり、一対の支持部113aは中央部113aの外側にある。
水平部113aの裏面は、錘115が固定されている中央部113aと、対応する下側の支持部材114によってそれぞれが支持されている一対の支持部113aを有する。中央部113aは水平部113aの水平方向Hの中央部にあり、一対の端部113aは中央部113aの外側にあり、一対の支持部113aの水平部113aに関して反対側にある。
各垂直部113bの一端は水平部113aに固定され、他端は固定部材112の裏面112bの固定部112bに固定されている。
複数の支持部材114は、図2では、板金113の水平部113aの上下に対称に4つ設けられている。また、各支持部材114の形状は、図2では断面三角形形状を有するが、断面形状は円、楕円、菱形など三角形形状に限定されない。支持部材114は、撮像素子111の光軸方向OAの位置を調整する調整機構を有してもよい。
各支持部材114は、本体100に固定され、板金113の水平部113aが弾性変形する際に支点として機能する。このため、一対の垂直部113bの変位を安定させることができる。なお、支持部材114は本体100の一部であってもよい。
錘115は、板金113の水平部113aの裏面の中央部113aに固定され、撮像素子111の移動と連動して撮像素子111とは光軸方向OAにおいて反対方向に移動する。錘115は、撮像素子111がウォブリングする際に撮像素子ユニット110の重心が移動することによって発生する振動を相殺または低減する機能を有する。即ち、錘115は、撮像素子ユニット110の平衡を維持する平衡錘(カウンタウエイトまたはカウンタバランス)として機能するが、重心移動をある程度低減すれば足りるため、平衡状態をある程度維持すれば足りる。錘115は、板金113と反対側の面においてストッパ118と対向している。
ウォブリング時には、板金113の水平部113が圧電素子116によって移動する際に錘115も同時に変位する。撮像素子111と錘115は光軸方向OAの逆向きに移動するので、ウォブリング時の本体100の振動を低減することができる。錘115は振動の低減に適当な重量に予め調節されている。圧電素子116も錘115と共に撮像素子111とは反対方向に移動するので、圧電素子116と錘115の合計の重量が撮像素子111の重量と釣り合うように設定されてもよい。
圧電素子116は、板金113の水平部113aの表面の中央部113aに取り付けられている。圧電素子116は、水平部113aを変形させることによって一対の垂直部113bと固定部材112を介して撮像素子111をウォブリングさせる駆動手段である。また、圧電素子116は、板金113と反対側の面においてストッパ118と対向している。
本実施例の圧電素子116は、チタン酸ジルコン酸鉛(PZT)などの薄板状の圧電セラミック素子であり、板金113に貼り付けられている。圧電素子116の貼り付け枚数は限定されない。圧電素子116は、不図示の電圧源に接続されており、圧電素子116への電圧印加(電圧量や印加のタイミング)はシステム制御部122によって制御される。
図2において、圧電素子116に電圧が印加されると圧電素子116は水平方向Hに伸縮し、圧電素子116が固定されている板金113の水平部113aも同時に変形する。その際、支持部材114と板金113の接触部である一対の支持部113aと一対の支持部113aを支点として板金113は変形する。この結果、一対の垂直部113bが変位し、一対の垂直部113bが接続された固定部材112を介して撮像素子111を光軸方向OAに沿って移動することができる。
なお、固定部材112を駆動する駆動手段は板金113と圧電素子116の組み合わせに限定されない。例えば、駆動手段としてモータを用いたり、変形部材にリンク機構を用いたりするなどでる。
複数のストッパ(第2ストッパ)117は、本体100に固定され、図2では、固定部材112の上下に対称に4つ設けられている。ストッパ117は、ゴムや樹脂など衝撃を吸収する弾性部材から構成されており、固定部材112と接触する部分の形状は限定されない。また、ストッパ117の大きさも限定されない。
ストッパ(第2ストッパ)117は、固定部材112に接触することによって固定部材112(従って撮像素子111)の光軸方向OAの移動量を規制する。なお、ストッパ117は本体100の一部であってもよい。
一対のストッパ(第1ストッパ)118は、撮像素子111がウォブリングする際の光軸方向OAにおける板金113の変形量よりも大きな板金113の変形量を規制する位置に配置されている。これにより、衝撃印加時に板金113やそれに固定された部材(圧電素子116や錘115)がウォブリング時の変形量または移動量を超えて破損することから保護することができる。
各ストッパ118は、本体100に固定され、ゴムや樹脂など衝撃を吸収する弾性部材から構成されている。図2においては、一対のストッパ118は、圧電素子116の被写体側に設けられた上側のストッパ118と、錘115の撮影者側に設けられた下側のストッパ118を有する。ストッパ118の大きさや形状は限定されない。なお、ストッパ118は本体100の一部であってもよい。
撮像素子111がウォブリングしている間は、上側のストッパ118は圧電素子116には接触しない位置に配置され、下側のストッパ118は錘115には接触しない位置に配置されている。これにより、ストッパ(第1ストッパ)118は、ウォブリング時の撮像素子111の移動を妨げず、ウォブリング動作を安定にすることができる。なお、ストッパ117が固定部材112に接触した後に圧電素子116が更に変形した場合には、ストッパ118は圧電素子116または錘115と接触してもよい。
また、上側のストッパ118は、外乱による衝撃印加時に圧電素子116と接触することができる位置に設けられ、下側のストッパ118は、外乱による衝撃印加時に錘115と接触することができる位置に設けられている。これにより、外乱による衝撃印加時に、圧電素子116や板金113が過度に変形して破損することを防止することができる。
このように、ストッパ118が与える移動範囲はストッパ117が与える移動範囲よりも広い。また、ストッパ118が与える移動範囲(即ち、ストッパ118の光軸方向OAにおける位置)は圧電素子116や板金113の破損を防止するように設定され、本実施例では圧電素子116や板金113の耐久性を考慮して可変に設定されている。また、圧電素子116用のストッパ118が与える移動範囲を変化させるタイミングは、衝撃検出時やメカロック機構に連動してもよい。
信号処理回路120は、撮像素子111とシステム制御部122に接続され、撮像素子111で光電変換された画像情報を電気信号として受信および処理し、システム制御部122へ送信する。
システム制御部122は、撮像素子ユニット110、信号処理回路120、メモリ124に接御されると共に、コネクタ105にも接続されている。システム制御部122は、ウォブリングを含むAF制御や画像処理制御を行うと共にレンズユニット150の不図示のレンズ制御部とコネクタ105を介して通信する。
メモリ124は、コントラストAF時に必要な情報を保持する。
撮像素子ユニット110、信号処理回路120、システム制御部122、メモリ124は、撮像素子111を光軸方向OAにウォブリングすることによって合焦位置がある方向を判別する自動焦点調節装置を構成する。
レンズユニット150は、被写体の光学像を形成する撮像光学系160を有する。撮像光学系160は、被写体の光学像を撮像素子111に集光させる複数枚のレンズを有する。複数枚のレンズの一部は、変倍用の変倍レンズ(ズームレンズ)や焦点調節用のフォーカスレンズを含み、システム制御部122からの命令に基づいて光軸方向OAに沿って移動可能に構成されている。なお、焦点調節を撮像素子111の移動のみで行いフォーカスレンズを省略してもよい。
コントラストAFにおいては、撮像素子111の現在位置からコントラストピーク位置(合焦位置)までフォーカスレンズまたは撮像素子111を移動するが、合焦位置がある方向を判別するために撮像素子111を光軸方向OAに沿って前後にウォブリングする。このため、システム制御部122は、ウォブリング時に不図示の電圧源から圧電素子116に電圧を印加する。
図3は、圧電素子116に電圧が印加されてH1方向に圧電素子116が収縮変形した撮像素子ユニット110の断面図である。圧電素子116が収縮すると板金113の水平部113aは撮影者側に突出するように変形するが、水平部113aは支持部材114によって支持されているため、水平部113aの端部(または垂直部113b)は光軸方向被写体向きOA1に移動する。その結果、撮像素子111と固定部材112も光軸方向被写体向きOA1に移動する。
これに対して、水平部113aの裏面に固定されている錘115は、光軸方向撮影者向きOA2に移動する。撮像素子111と錘115は常に逆向きに移動するため、撮像素子111が移動することによる重心ずれが低減し、その結果、本体100に伝わる振動が低減する。
なお、図3においては、圧電素子116が縮む例を示しているが、圧電素子116が伸長する方向に圧電素子116に電圧を印加すると撮像素子111は光軸方向撮影者向きOA2に移動し、錘115は光軸方向被写体向きOA1に移動する。この場合も、撮像素子111が移動することによる重心ずれが低減し、その結果、本体100に伝わる振動が低減する。
図3において、電圧の印加によって圧電素子116が縮み続けると撮像素子111は光軸方向被写体向きOA1に移動し続けるが、固定部材112の端部112aがストッパ117に接触することによって撮像素子111の移動は停止する。図4は、この時の撮像素子ユニット110の断面図である。
固定部材112がストッパ117と接触することによって撮像素子111は光軸方向OAの移動が制限され、同時に圧電素子116と板金113の変形も制限される。また、図4では、錘115はストッパ118とは接触しておらず、両者の間には点線Aで示す空隙が存在する。
ストッパ117は、撮像素子111の移動量を規制するため、ウォブリング時と衝撃印加時に、錘115または圧電素子116がストッパ118へ接触するよりも先に撮像素子111がストッパ117に接触するように構成されている。
このようにして、システム制御部122は撮像素子111をその現在位置から前側と後側に移動し、それぞれの位置におけるコントラスト値(AF評価値)を信号処理回路120から取得してメモリ124に格納する。その後、システム制御部122は、メモリ124に格納されたAF評価値を比較することによってAF評価値が増加する方向を合焦位置がある方向であると判定する。その後、システム制御部122は、合焦位置がある方向に不図示のフォーカスレンズか撮像素子111を移動する。
図5は、本体100に衝撃が加わった場合の撮像素子ユニット110の断面図である。本体100に光軸方向被写体向きOA1の衝撃が加わると、撮像素子111は自身の慣性力によって、例えば、光軸方向被写体向きOA1に移動し、その結果、固定部材112がストッパ117に衝突する。固定部材112がストッパ117に接触することによって撮像素子111の移動は制限され、撮像素子111の他の部品への衝突を防止することができる。
一方、錘115は、衝撃による自身の慣性力により、光軸方向被写体向きOA1に移動する力を発生し、板金113は圧電素子116によって変形させる必要があるために剛性が低く設定される。そのため、錘115に発生した慣性力は、板金113を変形させながら錘115を移動させることもあり得る。
錘115は、圧電素子116がストッパ118に衝突するまで移動し続ける。圧電素子116は、セラミック材料から構成されるために大きく変形させると破損する可能性があるが、ストッパ118が変形を規制する圧電素子116の破損を回避することができる。尚、ストッパ118は、圧電素子116が変形により接触しても破損しない位置に設定されることが望ましい。
以上説明したように、本発明の撮像素子ユニット110は、錘115を有するのでウォブリング時に撮像素子111が移動することによる本体100の振動を低減することができる。また、ストッパ118が、衝撃印加時に板金113及び錘115の一つと接触することによってその光軸方向OAの移動量を規制し、圧電素子116や板金113の破損を防止して外乱衝撃に対する信頼性を向上する。更に、ストッパ118は、撮像素子111がウォブリングしている間は板金113又は錘115とは接触しない位置に配置されているのでウォブリングを妨げない。
なお、ストッパ118は、圧電素子116や板金113の変形を制限するものであるから、錘115に接触する代わりに錘115に接続された部材に接触したり、板金113またはそれに接続された部材に接触したりしてもよい。
かかる例を図6及び図7を参照して説明する。ここで、図6は、図2に示す撮像素子ユニット110の変形例である撮像素子ユニット110Aの断面図である。図7は、衝撃印加時の撮像素子ユニット110Aの断面図である。
撮像素子ユニット110Aは、板金113Aが、水平部113aよりも長い水平部113cを有し、水平部113cの両側には一対の垂直部113bから張り出した一対の張出部113dが形成されている。
各張出部113dの表面(被写体)側には、中央から外側に向かう方向に沿って順に、支持部材114、錘115A、ストッパ118が形成されている。また、各張出部113dの裏面(撮影者)側には、中央から外側に向かう方向に沿って順に、支持部材114とストッパ118が形成されている。各張出部113dに関して対称に、一対の支持部材114が設けられると共に一対のストッパ118が設けられている。
支持部材114は、圧電素子116の変形時に垂直部113bの変形の支点として機能する点は撮像素子ユニット110と同様であるが、一対の垂直部113bの外側に位置している点で撮像素子ユニット110とは異なる。
錘115Aは、各張出部113dの被写体側の表面に固定されていると共にストッパ118は張出部113dに接触する位置に設けられているので、撮像素子ユニット110Aは撮像素子ユニット110よりも光軸方向OAの厚さを薄型になる。即ち、撮像素子ユニット110Aにおいては、ストッパ118は錘115Aに接触してその移動量を規制するのではなく張出部113dに接触してその移動量を規制する。
撮像素子ユニット110Aのウォブリング動作は撮像素子ユニット110と同様である。即ち、一対の錘115Aによって撮像素子111が移動することによる重心ずれが低減し、その結果、本体100に伝わる振動が低減する。撮像素子ユニット110とは異なり、撮像素子ユニット110Aには一対の錘115Aが設けられているので、各錘115Aの重量は錘115の約半分となる。
一方、衝撃印加時には、図7に示すように、主に撮像素子111と錘115Aの慣性力により両者は光軸方向被写体向きOA1へ移動する。この際、固定部材112がストッパ117に衝突する結果、撮像素子111の移動は制限され、板金113の張出部113dがストッパ118に衝突する結果、板金113Aの変形は制限される。
板金113Aの変形は支持部材114との接触部の近傍で大きくなるが、ストッパ118により移動が制限されることで板金113Aは破損から保護される。
以上、本発明の好ましい実施例について説明したが、本発明はこれらの実施例に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
撮像装置は被写体を撮像する用途に適用することができる。
110、110A 撮像素子ユニット
111 撮像素子
112 固定部材
113、113A 板金
115、115A 錘
116 圧電素子
117 ストッパ(第2ストッパ)
118 ストッパ(第1ストッパ)

Claims (4)

  1. 撮像光学系が形成した光学像を光電変換する撮像素子を光軸方向に微小移動させるウォブリングを行うことによって合焦位置がある方向を判別する自動焦点調節機能を有する撮像装置に使用される撮像素子ユニットであって、
    前記撮像素子に結合され、力を受けて変形することによって前記撮像素子を前記光軸方向に移動する変形部材と、
    前記変形部材に固定され、前記撮像素子の移動と連動して前記撮像素子とは反対方向に移動する錘と、
    前記撮像素子がウォブリングする際の前記光軸方向における前記変形部材の変形量よりも大きな前記変形部材の変形量を規制する位置に配置されているストッパと、
    を有することを特徴とする撮像素子ユニット。
  2. 前記ストッパの前記光軸方向の位置は可変に構成されていることを特徴とする請求項1に記載の撮像素子ユニット。
  3. 撮像光学系が形成した光学像を光電変換する撮像素子を光軸方向に微小移動させるウォブリングを行うことによって合焦位置がある方向を判別する自動焦点調節装置であって、
    前記撮像素子に結合され、力を受けて変形することによって前記撮像素子を前記光軸方向に移動する変形部材と、
    前記変形部材に固定され、前記撮像素子の移動と連動して前記撮像素子とは反対方向に移動する錘と、
    前記撮像素子がウォブリングする際の前記光軸方向における前記変形部材の変形量よりも大きな前記変形部材の変形量を規制する位置に配置されているストッパと、
    を有することを特徴とする自動焦点調節装置。
  4. 請求項3に記載の自動焦点調節装置を有することを特徴とする撮像装置。
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