JP2011222721A - 半導体レーザ - Google Patents
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Abstract
【課題】素子の信頼性を損ねたり制御の容易ではない製法を用いたりすることなく、メサ径をより小さくすることの可能な半導体レーザを提供する。
【解決手段】電流注入領域18Aの断面形状とは異なる断面形状を有するメサ部17の上面であって、かつ電流注入領域18Aと非対向な領域に、複数の上部電極31が設けられている。複数の上部電極31の、面内における重心点(図示せず)と、電流注入領域18Aの、面内における重心点(図示せず)とを一の面内において互いに重ね合わせたときに、各上部電極31のエッジと、電流注入領域18Aのエッジとの間の間隙D1が一定となっている。メサ部17の上面の、面内における中心点(図示せず)と、複数の上部電極31の、面内における重心点とを一の面内において互いに重ね合わせたときに、メサ部17の上面のエッジと、各上部電極31のエッジとの間の間隙D2が一定となっている。
【選択図】図1
【解決手段】電流注入領域18Aの断面形状とは異なる断面形状を有するメサ部17の上面であって、かつ電流注入領域18Aと非対向な領域に、複数の上部電極31が設けられている。複数の上部電極31の、面内における重心点(図示せず)と、電流注入領域18Aの、面内における重心点(図示せず)とを一の面内において互いに重ね合わせたときに、各上部電極31のエッジと、電流注入領域18Aのエッジとの間の間隙D1が一定となっている。メサ部17の上面の、面内における中心点(図示せず)と、複数の上部電極31の、面内における重心点とを一の面内において互いに重ね合わせたときに、メサ部17の上面のエッジと、各上部電極31のエッジとの間の間隙D2が一定となっている。
【選択図】図1
Description
本発明は、積層方向にレーザ光を射出する半導体レーザに関する。
面発光型半導体レーザでは、一般に、基板上に、下部DBR層、下部スペーサ層、活性層、上部スペーサ層、上部DBR層およびコンタクト層をこの順に積層してなる柱状のメサが設けられている。下部DBR層および上部DBR層のいずれか一方には、活性層への電流注入効率を高め、しきい値電流を下げるために、電流注入領域を狭めた構造を有する電流狭窄層が設けられている。メサの上面および基板の裏面にはそれぞれ、電極が設けられている。この半導体レーザでは、電極から注入された電流が電流狭窄層により狭窄されたのち活性層に注入され、これにより電子と正孔の再結合による発光が生じる。この光は、下部DBR層および上部DBR層により反射され、所定の波長でレーザ発振が生じ、メサの上面からレーザ光として射出される。
上記した面発光型の半導体レーザでは、1mA以下といった低閾値電流でレーザ発振が可能であり、低消費電力で高速変調が可能である。そのため、面発光型の半導体レーザは、安価な光通信用光源として使われている。
ところで、高速変調するためには、デバイスの寄生容量を小さくすることが必要である。面発光型の半導体レーザでは、例えば、メサ径を小さくすることにより、電流狭窄層やPN接合の容量を低く抑えることが可能である。しかし、メサ径は、メサ部の上面に形成した電極のサイズ(幅)と、位置精度に制限される。
図10(A),(B)は、メサ部100,200の上面構成の一例を表すものである。図10(A),(B)中の破線は、メサ部100,200内に設けられた電流狭窄層(図示せず)の電流注入領域(未酸化領域)110,210を表している。メサ部100,200の上面には、電流注入領域110,210との対向領域を避けるようにして、リング状の電極120,220が設けられている。このとき、電流注入領域110,210の径R1を10μm、電極120の幅Wを1μm、電極120の位置精度ΔDを±2μmとすると、メサ部100の径R2は、以下のようになる。
R2=R1+W×2+(ΔD+ΔD)×2=10+1×2+(2+2)×2=20μm
R2=R1+W×2+(ΔD+ΔD)×2=10+1×2+(2+2)×2=20μm
このような制限に対する1つの解は、例えば特許文献1に記載されているように、電流狭窄層の厚膜化や多層膜化である。電流狭窄層の厚膜化や多層膜化により、メサ部の側面側を絶縁することができ、その結果、実質的にメサ部を小径化することができる。しかし、電流狭窄層を厚膜化すると、大きな歪応力がメサ部の内部に生じ、素子の信頼性を損なう虞がある。また、電流狭窄層を多層化した場合には、各々の層の酸化速度を制御することが容易ではなく、意図した構造を作製するのが容易ではないという問題があった。
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたもので、その目的は、素子の信頼性を損ねたり制御の容易ではない製法を用いたりすることなく、メサ径をより小さくすることの可能な半導体レーザを提供することにある。
本発明の第1の半導体レーザは、第1多層膜反射鏡、活性層、第2多層膜反射鏡をこの順に含むと共に、面内の中央に未酸化領域を有する酸化狭窄層を含む柱状のメサ部を備えたものである。この半導体レーザは、メサ部の上面のうち未酸化領域と非対向な領域に、複数の金属電極を備えている。この半導体レーザのメサ部の面内方向の断面形状は、未酸化領域の面内方向の断面形状と異なっている。
本発明の第1の半導体レーザでは、メサ部の上面であって、かつ未酸化領域と非対向な領域に、複数の金属電極が設けられている。これにより、未酸化領域の断面形状とは異なる断面形状を有するメサ部の径を小さくした結果、メサ部の上面において、未酸化領域と非対向な領域が複数領域に概ね分かれた場合に、金属電極の位置精度が従来と同様であっても、その領域(空きスペース)に各金属電極を配置することができる。
本発明の第2の半導体レーザは、第1多層膜反射鏡、活性層、第2多層膜反射鏡をこの順に含むと共に、面内の中央に未酸化領域を有する酸化狭窄層を含む柱状のメサ部を備えたものである。この半導体レーザは、メサ部の上面のうち前記未酸化領域と非対向な領域に、環状の金属電極を備えている。この半導体レーザのメサ部の面内方向の断面形状は、未酸化領域の面内方向の断面形状と異なっている。さらに、金属電極の、面内における重心点と、未酸化領域の、面内における重心点とを一の面内において互いに重ね合わせたときに、金属電極のエッジと、未酸化領域のエッジとの間の間隙が一定となっている。
本発明の第2の半導体レーザでは、環状の金属電極の、面内における重心点と、未酸化領域の、面内における重心点とを一の面内において互いに重ね合わせたときに、金属電極のエッジと、未酸化領域のエッジとの間の間隙が一定となっている。これにより、未酸化領域の断面形状とは異なる断面形状を有するメサ部の径を小さくした結果、メサ部の上面において、未酸化領域と非対向な領域が複数領域に概ね分かれた場合に、金属電極の位置精度が従来と同様であっても、その領域(空きスペース)に環状の金属電極を配置することができる。
本発明の第1の半導体レーザによれば、金属電極の位置精度が従来と同様であっても、メサ部の上面のうち未酸化領域と非対向な領域に各金属電極を配置することができるようにしたので、単一の金属電極をメサ部の上面に設けた場合と比べて、メサ径を小さくすることができる。また、メサ部の上面に複数の電極を設けたことにより、素子の信頼性が損なわれることもない。従って、本発明では、素子の信頼性を損ねたり制御の容易ではない製法を用いたりすることなく、メサ径をより小さくすることができる。
本発明の第2の半導体レーザによれば、金属電極の位置精度が従来と同様であっても、メサ部の上面のうち未酸化領域と非対向な領域に環状の金属電極を配置することができるようにしたので、単一の金属電極をメサ部の上面に設けた場合と比べて、メサ径を小さくすることができる。また、メサ部の上面に複数の電極を設けたことにより、素子の信頼性が損なわれることもない。従って、本発明では、素子の信頼性を損ねたり制御の容易ではない製法を用いたりすることなく、メサ径をより小さくすることができる。
以下、発明を実施するための形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、説明は以下の順序で行う。
1.実施の形態(図1〜図6)
○円柱形状のメサ部内に方形状の電流注入領域が設けられている例
2.変形例(図7〜図9)
○角柱形状のメサ部内に円形状の電流注入領域が設けられている例
3.従来技術(図10)
○円柱形状のメサ部内に円形状の電流注入領域が設けられている例
○角柱形状のメサ部内に角形状の電流注入領域が設けられている例
1.実施の形態(図1〜図6)
○円柱形状のメサ部内に方形状の電流注入領域が設けられている例
2.変形例(図7〜図9)
○角柱形状のメサ部内に円形状の電流注入領域が設けられている例
3.従来技術(図10)
○円柱形状のメサ部内に円形状の電流注入領域が設けられている例
○角柱形状のメサ部内に角形状の電流注入領域が設けられている例
<実施の形態>
図1は、本発明の一の実施の形態に係る面発光型の半導体レーザ1の上面構成の一例を表したものである。図2(A)は、図1の半導体レーザ1のA−A矢視方向の断面構成の一例を表したものである。図2(B)は、図1の半導体レーザ1のB−B矢視方向の断面構成の一例を表したものである。なお、図1、図2は模式的に表したものであり、実際の寸法とは異なっている。
図1は、本発明の一の実施の形態に係る面発光型の半導体レーザ1の上面構成の一例を表したものである。図2(A)は、図1の半導体レーザ1のA−A矢視方向の断面構成の一例を表したものである。図2(B)は、図1の半導体レーザ1のB−B矢視方向の断面構成の一例を表したものである。なお、図1、図2は模式的に表したものであり、実際の寸法とは異なっている。
本実施の形態の半導体レーザ1は、基板10の一面側に、下部DBR層11、下部スペーサ層12、活性層13、上部スペーサ層14、上部DBR層15およびコンタクト層16をこの順に積層してなる半導体層20を備えている。この半導体層20の上部、具体的には、下部DBR層11の上部、下部スペーサ層12、活性層13、上部スペーサ層14、上部DBR層15およびコンタクト層16が柱状のメサ部17となっている。なお、本実施の形態では、下部DBR層11が本発明の「第1多層膜反射鏡」の一具体例に相当する。上部DBR層15が本発明の「第2多層膜反射鏡」の一具体例に相当する。
基板10は、例えばn型GaAs基板である。なお、n型不純物としては、例えば、ケイ素(Si)またはセレン(Se)などが挙げられる。半導体層20は、例えば、AlGaAs系の化合物半導体によりそれぞれ構成されている。なお、AlGaAs系の化合物半導体とは、短周期型周期表における3B族元素のうち少なくともアルミニウム(Al)およびガリウム(Ga)と、短周期型周期表における5B族元素のうち少なくともヒ素(As)とを含む化合物半導体のことをいう。
下部DBR層11は、低屈折率層(図示せず)および高屈折率層(図示せず)を交互に積層して形成されたものである。この低屈折率層は、例えば厚さがλ0/4n1 (λ0は発振波長、n1 は屈折率)のn型Alx1Ga1-x1As(0<x1<1)により構成されている。高屈折率層は、例えば厚さがλ0/4n2(n2 は屈折率)のn型Alx2Ga1-x2As(0<x2<x1)により構成されている。
下部スペーサ層12は、例えばアンドープAlx3Ga1-x3As(0<x3<1)により構成されている。活性層13は、例えばアンドープのAlx4Ga1-x4As(0<x4<1)により構成されている。この活性層13において、後述の電流注入領域18Aとの対向領域が発光領域13Aとなる。上部スペーサ層14は、例えばアンドープAlx5Ga1-x5As(0≦x5<1)により構成されている。なお、下部スペーサ層12、活性層13および上部スペーサ層14がp型不純物を含んでいてもよい。p型不純物としては、例えば、亜鉛(Zn)、マグネシウム(Mg)、ベリリウム(Be)などが挙げられる。
上部DBR層15は、低屈折率層(図示せず)および高屈折率層(図示せず)を交互に積層して形成されている。低屈折率層は、例えば厚さがλ0/4n3(n3 は屈折率)のp型Alx6Ga1-x6As(0<x6<1)により構成されている。高屈折率層は、例えば厚さがλ0/4n4(n4 は屈折率)のp型Alx7Ga1-x7As(0<x7<x6)により構成されている。コンタクト層16は、例えばp型Alx8Ga1-x8As(0<x8<1)により構成されている。
また、この半導体レーザ1では、例えば、上部DBR層15内に、電流狭窄層18が設けられている。なお、本実施の形態では、電流狭窄層18が本発明の「酸化狭窄層」の一具体例に相当する。電流狭窄層18は、上部DBR層15内において、活性層13側から数えて例えば数層離れた低屈折率層の部位に、低屈折率層に代わって設けられている。電流狭窄層18は、電流注入領域18Aと、電流狭窄領域18Bとを有している。電流注入領域18Aは、面内の中央に形成されている。電流狭窄領域18Bは、電流注入領域18Aの周囲、すなわち電流狭窄層18の外縁領域に形成されている。なお、本実施の形態では、電流注入領域18Aが本発明の「未酸化領域」の一具体例に相当する。
電流注入領域18Aは、例えばp型Alx9Ga1-x9As(0<x9≦1)からなる。電流狭窄領域18Bは、例えば、酸化アルミニウム(Al2 O3)を含んで構成され、後述するように、側面から被酸化層18Dに含まれる高濃度のAlを酸化することにより得られたものである。これにより、電流狭窄層18は電流を狭窄する機能を有している。なお、電流狭窄層18は、例えば、上部スペーサ層14の内部に形成されていたり、上部スペーサ層14と上部DBR層15との間に形成されていたりしてもよい。
メサ部17の上面(コンタクト層16の上面)のうち電流注入領域18Aと非対向な領域に、複数の上部電極31が形成されており、基板10の裏面には、下部電極32が設けられている。なお、本実施の形態では、上部電極31が本発明の「金属電極」の一具体例に相当する。また、メサ部17の側面に接するとともに、メサ部17を、上面だけを残して埋め込む台座部33が設けられている。さらに、台座部33の上面や、メサ部17の上面のうち上部電極31と接していない表面には、絶縁層34が形成されている。絶縁層34のうち台座部33の直上に対応する表面上には、ワイヤ(図示せず)をボンディングするための電極パッド35と、配線層36とが設けられている。電極パッド35と上部電極31とが配線層36を介して互いに電気的に接続されている。
ここで、上部電極31、電極パッド35および配線層36は、例えば、チタン(Ti),白金(Pt)および金(Au)をこの順に積層して構成されたものであり、メサ部17上部のコンタクト層16と電気的に接続されている。下部電極32は、例えば、金(Au)とゲルマニウム(Ge)との合金,ニッケル(Ni)および金(Au)とを基板10側から順に積層した構造を有しており、基板10と電気的に接続されている。台座部33は、例えばポリイミドなどの絶縁性樹脂からなる。絶縁層34は、例えば酸化物または窒化物などの絶縁材料からなる。
次に、図1(A)を参照しつつ、メサ部17および電流注入領域18Aの形状および大きさと、複数の上部電極31の配置とについて説明する。
本実施の形態では、柱状のメサ部17の面内方向の断面形状が電流注入領域18Aの面内方向の断面形状と異なっている。具体的には、メサ部17の面内方向の断面形状が円形状となっており、電流注入領域18Aの面内方向の断面形状が方形状となっている。さらに、本実施の形態では、電流注入領域18Aの最大径をR1とし、メサ部17の径R2とすると、R1、R2はR1/R2>0.5を満たしている。さらに、メサ部17の径R2は、現状の最小スケール(例えば20μm)よりも更に小さなスケールとなっており、例えば、18μmとなっている。例えば、メサ部17の径R2が18μmとなっているときに、電流注入領域18Aの最大径R1が10μmとなっており、R1、R2はR1/R2=0.56>0.5という関係になっている。
なお、上で例示した現状の最小スケールは、本出願人が過去に試作などにより作成したメサ部の最小スケールを指しており、上市されている面発光型の半導体レーザのメサ部の最小スケールのことを指している訳ではない。このように、本実施の形態では、メサ部17の径R2が小さくなっているので、メサ部17の上面の半分近くの領域が電流注入領域18Aと対向する領域となっており、メサ部17の上面のうち電流注入領域18Aと非対向な領域が複数領域に概ね分かれている。
これは、仮にリング電極(図示せず)をメサ部17の上面に設けようとすると、製造過程におけるリング電極の位置ずれの影響により、リング電極が電流注入領域18Aと対向する領域の4つの角aのうち少なくとも1つを覆ってしまい易い程、メサ部17の径R2が小さいことを意味している。例えば、電流注入領域18Aの最大径R1を10μm、リング電極の幅Wを1μm、リング電極の位置精度ΔDを±2μmとすると、メサ部17の径R2は、以下の式から、最低でも20μm必要であることがわかる。従って、メサ部17の径R2が18μmとなっている場合には、メサ部17の径R2が、メサ部17の径R2として必要な最低限の大きさよりも2μmも不足してしまう。
R2=R1+W×2+(ΔD+ΔD)×2=10+1×2+(2+2)×2=20μm
R2=R1+W×2+(ΔD+ΔD)×2=10+1×2+(2+2)×2=20μm
本実施の形態では、メサ部17の径Rが上述したような小さな値となっている場合であっても、メサ部17の上面に形成する電極の位置精度の改善に頼らずに、メサ部17の上面に電極を設けることが可能となっている。具体的には、上述したように、メサ部17の上面のうち電流注入領域18Aと非対向な領域(空きスペース)に、複数の上部電極31が形成されている。
各上部電極31は、メサ部17の上面のうち電流注入領域18Aと非対向な領域の形状に対応した形状となっている。各上部電極31は、例えば、図1(B)に示したように、円弧と弦とで囲まれた形状となっている。
また、複数の上部電極31の、面内における重心点(図示せず)と、電流注入領域18Aの、面内における重心点(図示せず)とを一の面内において互いに重ね合わせたときに、各上部電極31のエッジ(内側のエッジ)と、電流注入領域18Aのエッジとの間の間隙D1が一定となっている。さらに、メサ部17の上面の、面内における中心点(図示せず)と、複数の上部電極31の、面内における重心点とを一の面内において互いに重ね合わせたときに、メサ部17の上面のエッジと、各上部電極31のエッジ(外側のエッジ)との間の間隙D2が一定となっている。つまり、各上部電極31は、当該複数の上部電極31の、面内における重心点を中心として点対称となっている。
なお、図1(B)は、複数の上部電極31の、面内における重心点と、電流注入領域18Aの、面内における重心点と、メサ部17の上面の、面内における中心点とが、一の面内において互いに一致している場合のレイアウトを例示したものである。従って、実際には、複数の上部電極31の、面内における重心点が、当該複数の上部電極31をメサ部17の上面に形成する際の位置ずれによって、電流注入領域18Aの、面内における重心点や、メサ部17の上面の、面内における中心点からわずかにずれている場合もある。また、電流注入領域18Aの、面内における重心点が、電流注入領域18Aを形成する際の製造誤差によって、メサ部17の上面の、面内における中心点からわずかにずれている場合もある。
[製造方法]
本実施の形態の半導体レーザ1は、例えば次のようにして製造することができる。
本実施の形態の半導体レーザ1は、例えば次のようにして製造することができる。
図3〜図6は、半導体レーザ1の製造方法を工程順に表したものである。なお、図3〜図6は、製造過程の素子を図1のB−B矢視線に対応する箇所で切断した断面の構成の一例をそれぞれ表したものである。
ここでは、GaAsからなる基板10上の化合物半導体層を、例えば、MOCVD(Metal Organic Chemical Vapor Deposition ;有機金属化学気相成長)法により形成する。この際、III−V族化合物半導体の原料としては、例えば、トリメチルアルミニウム(TMA)、トリメチルガリウム(TMG)、トリメチルインジウム(TMIn)、アルシン (AsH3)を用い、ドナー不純物の原料としては、例えば、H2Seを用い、アクセプタ不純物の原料としては、例えば、ジメチルジンク(DMZ)を用いる。
具体的には、まず、基板10上に、下部DBR層11、下部スペーサ層12、活性層13、上部スペーサ層14、上部DBR層15およびコンタクト層16をこの順に積層する(図3)。このとき、上部DBR層15内の一部に、被酸化層18Dを形成しておく。なお、被酸化層18Dは、後述の酸化工程で酸化されることにより、電流狭窄層18になる層であり、例えば、AlAsを含んで構成されている。
次に、コンタクト層16を所定の形状にエッチングしたのち、コンタクト層16の表面に円形状のレジスト層(図示せず)を形成する。続いて、例えば反応性イオンエッチング(Reactive Ion Etching;RIE)法により、レジスト層をマスクとして、コンタクト層16から下部DBR層11の上部まで選択的にエッチングする。これにより、円形状のレジスト層(図示せず)の直下にメサ部17が形成される(図4)。このとき、メサ部17の側面に被酸化層18Dが露出している。その後、レジスト層を除去する。
次に、水蒸気雰囲気中において、高温で酸化処理を行い、メサ部17の側面から被酸化層18Dに含まれるAlを選択的に酸化する。これにより、メサ部17内において、被酸化層18Dの外縁領域が絶縁層(酸化アルミニウム)となり、電流狭窄層18が形成される(図5)。
次に、メサ部17の周囲に、例えばポリイミドなどの絶縁性樹脂からなる台座部33を形成したのち、表面全体に、例えばシリコン酸化物(SiO2)などの絶縁性無機材料からなる絶縁層34を形成する(図6)。続いて、メサ部17の上面のうち後の工程で複数の上部電極31を形成することとなる領域に開口を有するレジスト層(図示せず)を形成したのち、例えばRIE法により、レジスト層をマスクとして、絶縁層34を選択的に除去する。これにより、上部電極31の形成される部分に開口(図示せず)が形成される。
次に、例えば真空蒸着法により、表面全体に前述の金属材料を積層させる。その後、例えばリフトオフにより、レジスト層と共に、不要な金属材料を除去する。これにより、メサ部17の上面のうち、電流注入領域18Aと非対向な領域に複数の上部電極31が形成される。同様にして、絶縁層34のうち台座部33の直上に、電極パッド35および配線層36を形成する。さらに、基板10の裏面を適宜研磨してその厚さを調整した後、この基板10の裏面に下部電極32を形成する(図1参照)。このようにして、本実施の形態の半導体レーザ1が製造される。
次に、本実施の形態の半導体レーザ1の作用および効果について説明する。
[作用・効果]
本実施の形態の半導体レーザ1では、下部電極32と上部電極31との間に所定の電圧が印加されると、電流狭窄層18における電流注入領域18Aを通して活性層13に電流が注入され、これにより電子と正孔の再結合による発光が生じる。この光は、一対の下部DBR層11および上部DBR層15により反射され、所定の波長でレーザ発振を生じる。その結果、例えば真円状のビームがメサ部17の上面から外部に射出される。
本実施の形態の半導体レーザ1では、下部電極32と上部電極31との間に所定の電圧が印加されると、電流狭窄層18における電流注入領域18Aを通して活性層13に電流が注入され、これにより電子と正孔の再結合による発光が生じる。この光は、一対の下部DBR層11および上部DBR層15により反射され、所定の波長でレーザ発振を生じる。その結果、例えば真円状のビームがメサ部17の上面から外部に射出される。
ところで、一般に、半導体レーザを高速変調するためには、半導体レーザの寄生容量を小さくすることが必要である。面発光型の半導体レーザでは、例えば、メサ径を小さくすることにより、電流狭窄層やPN接合の容量を低く抑えることが可能である。しかし、メサ径は、メサ部の上面に形成した電極のサイズ(幅)と、位置精度に制限される。
位置精度による制限に対する1つの解は、例えば特許文献1に記載されているように、電流狭窄層の厚膜化や多層膜化である。電流狭窄層の厚膜化や多層膜化により、メサ部の側面側を絶縁することができ、その結果、実質的にメサ部を小径化することができる。しかし、電流狭窄層を厚膜化すると、大きな歪応力がメサ部の内部に生じ、素子の信頼性を損なう虞がある。また、電流狭窄層を多層化した場合には、各々の層の酸化速度を制御することが容易ではなく、意図した構造を作製するのが容易ではない。
一方、本実施の形態では、メサ部17の上面であって、かつ電流注入領域18Aと非対向な領域に、複数の上部電極31が設けられている。これにより、電流注入領域18Aの断面形状とは異なる断面形状を有するメサ部17の径を小さくした結果、メサ部17の上面において、電流注入領域18Aと非対向な領域が複数領域に概ね分かれた場合(図1(B)参照)に、上部電極31の位置精度が従来と同様であっても、その領域(空きスペース)に各上部電極31を配置することができる。その結果、単一の電極をメサ部17の上面に設けた場合と比べて、メサ部17の径R2を小さくすることができる。また、メサ部17の上面に複数の上部電極31を設けたことにより、素子の信頼性が損なわれることもない。従って、本実施の形態では、素子の信頼性を損ねたり制御の容易ではない製法を用いたりすることなく、メサ部17の径R2をより小さくすることができる。
例えば、現状の最小スケールが20μmであった場合に、本実施の形態において、メサ部17の径R2を18μmにしたときには、メサ部17の面内方向の断面積が、径が20μmのメサ部の面内方向の断面積の約80%となり、メサ部17の寄生容量も、径が20μmのメサ部の寄生容量の約80%となる。従って、本実施の形態の半導体レーザ1では、従来よりも更なる高速動作が可能である。
<変形例>
上記実施の形態では、メサ部17の面内方向の断面形状が円形状となっており、電流注入領域18Aの面内方向の断面形状が方形状となっている場合が例示されていたが、その逆に、例えば、図7(A),(B)に示したように、メサ部17の面内方向の断面形状が方形状となっており、電流注入領域18Aの面内方向の断面形状が円形状となっていてもよい。このとき、メサ部17の一辺の長さをLとし、電流注入領域18Aの径をR3とすると、L、R3はR3/L>0.5を満たしている。さらに、メサ部17の一辺の長さLは、現状の最小スケール(例えば20μm)よりも更に小さなスケールとなっており、例えば、18μmとなっている。例えば、メサ部17の一辺の長さLが18μmとなっているときに、電流注入領域18Aの径をR3が10μmとなっており、R1、R2はR3/L=0.56>0.5という関係になっている。
上記実施の形態では、メサ部17の面内方向の断面形状が円形状となっており、電流注入領域18Aの面内方向の断面形状が方形状となっている場合が例示されていたが、その逆に、例えば、図7(A),(B)に示したように、メサ部17の面内方向の断面形状が方形状となっており、電流注入領域18Aの面内方向の断面形状が円形状となっていてもよい。このとき、メサ部17の一辺の長さをLとし、電流注入領域18Aの径をR3とすると、L、R3はR3/L>0.5を満たしている。さらに、メサ部17の一辺の長さLは、現状の最小スケール(例えば20μm)よりも更に小さなスケールとなっており、例えば、18μmとなっている。例えば、メサ部17の一辺の長さLが18μmとなっているときに、電流注入領域18Aの径をR3が10μmとなっており、R1、R2はR3/L=0.56>0.5という関係になっている。
なお、上で例示した現状の最小スケールは、上記実施の形態のときと同様、本出願人が過去に試作などにより作成したメサ部の最小スケールを指しており、上市されている面発光型の半導体レーザのメサ部の最小スケールのことを指している訳ではない。このように、本変形例では、メサ部17の一辺の長さLが小さくなっているので、メサ部17の上面の半分近くの領域が電流注入領域18Aと対向する領域となっており、メサ部17の上面のうち電流注入領域18Aと非対向な領域が複数領域に概ね分かれている。
本変形例では、メサ部17の一辺の長さLが上述したような小さな値となっている場合であっても、メサ部17の上面に形成する電極の位置精度の改善に頼らずに、メサ部17の上面に電極を設けることが可能となっている。具体的には、上述したように、メサ部17の上面のうち電流注入領域18Aと非対向な領域(空きスペース)に、複数の上部電極31が形成されている。
各上部電極31は、メサ部17の上面のうち電流注入領域18Aと非対向な領域の形状に対応した形状となっている。本変形例において、各上部電極31は、例えば、図7(B)に示したように、直角2等辺と弦とで囲まれた形状となっている。
また、本変形例においても、複数の上部電極31の、面内における重心点(図示せず)と、電流注入領域18Aの、面内における重心点(図示せず)とを一の面内において互いに重ね合わせたときに、各上部電極31のエッジ(内側のエッジ)と、電流注入領域18Aのエッジとの間の間隙D1が一定となっている。さらに、メサ部17の上面の、面内における中心点(図示せず)と、複数の上部電極31の、面内における重心点とを一の面内において互いに重ね合わせたときに、メサ部17の上面のエッジと、各上部電極31のエッジ(外側のエッジ)との間の間隙D2が一定となっている。つまり、各上部電極31は、当該複数の上部電極31の、面内における重心点を中心として点対称となっている。
なお、図7(B)は、複数の上部電極31の、面内における重心点と、電流注入領域18Aの、面内における重心点と、メサ部17の上面の、面内における中心点とが、一の面内において互いに一致している場合のレイアウトを例示したものである。従って、実際には、複数の上部電極31の、面内における重心点が、当該複数の上部電極31をメサ部17の上面に形成する際の位置ずれによって、電流注入領域18Aの、面内における重心点や、メサ部17の上面の、面内における中心点からわずかにずれている場合もある。また、電流注入領域18Aの、面内における重心点が、電流注入領域18Aを形成する際の製造誤差によって、メサ部17の上面の、面内における中心点からわずかにずれている場合もある。
本変形例においても、メサ部17の上面であって、かつ電流注入領域18Aと非対向な領域に、複数の上部電極31が設けられている。これにより、電流注入領域18Aの断面形状とは異なる断面形状を有するメサ部17の一辺の長さLを小さくした結果、メサ部17の上面において、電流注入領域18Aと非対向な領域が複数領域に概ね分かれた場合(図7(B)参照)に、上部電極31の位置精度が従来と同様であっても、その領域(空きスペース)に各上部電極31を配置することができる。その結果、単一の電極をメサ部17の上面に設けた場合と比べて、メサ部17の一辺の長さLを小さくすることができる。また、メサ部17の上面に複数の上部電極31を設けたことにより、素子の信頼性が損なわれることもない。従って、本実施の形態では、素子の信頼性を損ねたり制御の容易ではない製法を用いたりすることなく、メサ部17の一辺の長さLをより小さくすることができる。
以上、実施の形態およびその変形例を挙げて本発明を説明したが、本発明は上記実施の形態等に限定されるものではなく、種々変形可能である。
例えば、上記実施の形態等において、各上部電極31を互いに連結して1つの電極としてもよい。例えば、図8、図9に示したように、メサ部17の上面のうち電流注入領域18Aと非対向な領域(空きスペース)全体に渡って、単一の上部電極31が形成されていてもよい。このようにした場合であっても、単一の上部電極31の、面内における重心点(図示せず)と、電流注入領域18Aの、面内における重心点(図示せず)とを一の面内において互いに重ね合わせたときに、単一の上部電極31のエッジ(内側のエッジ)と、電流注入領域18Aのエッジとの間の間隙D1が一定となっている。さらに、メサ部17の上面の、面内における中心点(図示せず)と、単一の上部電極31の、面内における重心点とを一の面内において互いに重ね合わせたときに、メサ部17の上面のエッジと、単一の上部電極31のエッジ(外側のエッジ)との間の間隙D2が一定となっている。つまり、単一の上部電極31は、当該単一の上部電極31の、面内における重心点を中心として点対称となっている。
なお、単一の上部電極31が図8に示したような形状となっている場合には、単一の上部電極31のうち、電流注入領域18Aの角の部分bに近接する個所が、切り欠かれているようにもみえる。また、図示しないが、単一の上部電極31のうち、電流注入領域18Aの角の部分bに近接する個所に、切り欠きが設けられていてもよい。このようにした場合には、単一の上部電極31が、位置ずれなどにより、電流注入領域18Aの角の部分bを覆う虞を低減することができる。
このときでも、R1、R2はR1/R2>0.5を満たしている。さらに、メサ部17の径R2は、現状の最小スケール(例えば20μm)よりも更に小さなスケールとなっており、例えば、18μmとなっている。例えば、メサ部17の径R2が18μmとなっているときに、電流注入領域18Aの最大径R1が10μmとなっており、R1、R2はR1/R2=0.56>0.5という関係になっている。
1…半導体レーザ、10…基板、11…下部DBR層、12…下部スペーサ層、13…活性層、13A…発光領域、14…上部スペーサ層、15…上部DBR層、16…コンタクト層、17,100,200…メサ部、18…電流狭窄層、18A,110,210…電流注入領域、18B…電流狭窄領域、18D…被酸化層、20…半導体層、31…上部電極、32…下部電極、33…台座部、34…絶縁層、35…電極パッド、36…配線層、120,220…電極。
Claims (12)
- 第1多層膜反射鏡、活性層、第2多層膜反射鏡をこの順に含むと共に、面内の中央に未酸化領域を有する酸化狭窄層を含み、かつ面内方向の断面形状が前記未酸化領域の面内方向の断面形状と異なる柱状のメサ部と、
前記メサ部の上面のうち前記未酸化領域と非対向な領域に形成された複数の金属電極と
を備えた半導体レーザ。 - 前記複数の金属電極の、面内における重心点と、前記未酸化領域の、面内における重心点とを一の面内において互いに重ね合わせたときに、各金属電極のエッジと、前記未酸化領域のエッジとの間の間隙が一定となっている
請求項1に記載の半導体レーザ。 - 各金属電極は、前記メサ部の上面のうち前記未酸化領域と非対向な領域の形状に対応した形状となっている
請求項1または請求項2に記載の半導体レーザ。 - 各金属電極は、前記複数の金属電極の、面内における重心点を中心として点対称となっている
請求項3に記載の半導体レーザ。 - 前記メサ部の面内方向の断面形状が円形状となっており、前記未酸化領域の面内方向の断面形状が方形状となっている
請求項1ないし請求項4のいずれか一項に記載の半導体レーザ。 - 前記未酸化領域の最大径をR1とし、前記メサ部の径をR2とすると、R1、R2はR1/R2>0.5を満たす
請求項5に記載の半導体レーザ。 - 前記メサ部の面内方向の断面形状が方形状となっており、前記未酸化領域の面内方向の断面形状が円形状となっている
請求項1ないし請求項4のいずれか一項に記載の半導体レーザ。 - 前記メサ部の一辺の長さをLとし、前記未酸化領域の径をR3とすると、L、R3はR3/L>0.5を満たす
請求項7に記載の半導体レーザ。 - 前記メサ部の側面に接して形成された台座部と、
前記台座部上に形成されるとともに、各金属電極と電気的に接続された配線層と、
前記配線層と電気的に接続されたパッド電極と
をさらに備えた
請求項1ないし請求項8のいずれか一項に記載の半導体レーザ。 - 第1多層膜反射鏡、活性層、第2多層膜反射鏡をこの順に含むと共に、面内の中央に未酸化領域を有する酸化狭窄層を含み、かつ面内方向の断面形状が前記未酸化領域の面内方向の断面形状と異なる柱状のメサ部と、
前記メサ部の上面のうち前記未酸化領域と非対向な領域に形成された環状の金属電極と
を備え、
前記金属電極の、面内における重心点と、前記未酸化領域の、面内における重心点とを一の面内において互いに重ね合わせたときに、前記金属電極のエッジと、前記未酸化領域のエッジとの間の間隙が一定となっている
半導体レーザ。 - 前記メサ部の面内方向の断面形状が円形状となっており、前記未酸化領域の面内方向の断面形状が方形状となっており、
前記金属電極は、前記未酸化領域の角に対応する部分に切り欠きを有する
請求項10に記載の半導体レーザ。 - 前記メサ部の径をR1、前記未酸化領域の最大径をR2とすると、R1、R2はR2/R1>0.5を満たす
請求項11に記載の半導体レーザ。
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