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JP2011219231A - 後処理装置及び画像形成システム - Google Patents

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JP2011219231A
JP2011219231A JP2010091166A JP2010091166A JP2011219231A JP 2011219231 A JP2011219231 A JP 2011219231A JP 2010091166 A JP2010091166 A JP 2010091166A JP 2010091166 A JP2010091166 A JP 2010091166A JP 2011219231 A JP2011219231 A JP 2011219231A
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JP2010091166A
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Hitoshi Tamura
均 田村
Kisen Shin
輝鮮 秦
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Konica Minolta Business Technologies Inc
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Abstract

【課題】機械構成を複雑化することなく、用紙束の背部とともに用紙束の側面部分にも糊を付与して表紙の破れやはがれを防止すること。
【解決手段】塗布ローラ61が塗布開始位置から切替位置に移動する際に、切替位置において塗布ローラ61を下降後、塗布ローラ61の回転方向を変更し、上昇させる。これにより、発生させた糊Pの溜まりが塗布ローラ61により押しつぶされ、塗布開始位置へ戻りの糊塗布時に、用紙束Saの背部Sbとともに側部Xにも糊Pを均一にはみ出させ、表紙貼り付け時に用紙束Saの側部X糊を回りこませ、表紙の破れやはがれを防止することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、後処理装置及び画像形成システムに関する。
画像が形成された用紙を複数枚束ねて用紙束とし、その用紙束と表紙を糊により接着させて冊子を作製(製本)する後処理装置が各種提案されている。例えば、複写機やプリンタ等の画像形成装置に後処理装置を接続し、画像形成装置により画像が形成された用紙を後処理装置において自動的に複数枚束ねて用紙束とし、その用紙束と表紙を糊により接着して冊子を作製するもの等である。
後処理装置において冊子を作製する一般的な手順を説明すると、まず画像が形成された複数枚の用紙を集積・整合して用紙束とする。次に集積・整合した用紙束の背部に糊を塗布する。そして表紙を搬送させて所定位置に停止させ、表紙を用紙束の背部に接着する。このような手順で複数枚の用紙と表紙が一体となり冊子が作製される。
図12に用紙束と表紙により構成される冊子の一例を示す。
図12(a)は表紙Kが折られていない状態を示し、図12(b)は表紙Kが折られた状態を示す。図12(a)に示すように、背部Sbに糊を塗布した用紙束Saに対して表紙Kを矢印方向に移動させて接着し、用紙束Saを表紙Kでコの字状に覆う。冊子の最終形態では、図12(b)に示すように用紙束Saの側端部Seと表紙Kの側端部Keが揃っている。
図12(b)に示す冊子の最終形態において、折られた表紙Kの表表紙K1と裏表紙K2は用紙束Saと接着されていないため、表表紙K1等をユーザーがめくった際や冊子に何らかの外力が加わった際に、表表紙K1等が破れやすく、また表紙Kが用紙束Saの背部Sbからはがれやすい。そこで、図12(b)における用紙束Saの側面部分Xにも糊を付与して、表表紙K1や裏表紙K2と用紙束Saを接着することが好ましい。
この点を考慮し、用紙束Saの背部Sbとともに側面部分Xに糊を付与して製本する技術が提案されている。例えば特許文献1に記載の技術であり、特許文献1に記載された技術では、用紙束の背部に対しては塗工ローラにより糊を塗布し、用紙束の側面部分に対しては塗工アームにより糊を塗布している。
特開2004−188863号公報
しかし、特許文献1では用紙束の側面部分に対して糊を塗布するために、塗工ローラとは別個の塗工アームを使用しているため、機械構成が複雑となり、また場合によっては糊を塗布するための装置全体が大型化する可能性もある。
そこで、本発明の目的は、機械構成を複雑化することなく、用紙束の背部とともに用紙束の側面部分にも糊を付与して表紙の破れやはがれを防止する後処理装置及び画像形成システムを提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明に係る後処理装置は、
1.複数の用紙から構成される用紙束の背部に表紙を接着させて冊子を作製する後処理装置であって、
用紙束の背部に糊を塗布する塗布ローラと、
前記塗布ローラを上下に昇降可能とする昇降機構と、
用紙束の背部に沿って塗布開始位置と背部の端縁手前に位置する切替位置との間で、前記塗布ローラを往復動作させる移動部と、
前記塗布ローラとともに移動し、用紙束の背部に塗布された糊の一部を掻き取って糊の塗布量を調整する調整部と、
前記移動部により前記塗布ローラが往復動作する際に前記塗布ローラを回転させる駆動部と、
少なくとも前記昇降機構、前記移動部、前記駆動部を制御する制御部と、を有し、
前記制御部は、前記塗布ローラを前記塗布開始位置から前記切替位置に移動させながら糊を塗布した後、前記切替位置において前記塗布ローラを下降させ、下降させた状態で前記塗布ローラの回転方向を変更した後、前記塗布ローラを上昇させて前記塗布開始位置に移動させながら糊を塗布すべく、前記昇降機構、前記移動部、前記駆動部を制御することを特徴とする後処理装置。
2.前記調整部は、
前記塗布ローラが前記塗布開始位置から前記切替位置に移動する際に、移動方向に対して前記塗布ローラの後方に位置する第1の調整部を、有することを特徴とする後処理装置。
3.前記調整部は、
前記塗布ローラが前記切替位置から前記塗布開始位置に移動する際に、移動方向に対して前記塗布ローラの後方に位置する第2の調整部を、有することを特徴とする前記2に記載の後処理装置。
4.用紙の画像を形成する画像形成装置と、
当該画像形成装置によって画像が形成された用紙を受け取り、当該用紙を利用して冊子を形成する前記1から3のいずれか1項に記載の後処理装置と、を有することを特徴とする画像形成システム。
本発明に係る後処理装置及び画像形成システムによれば、機械構成を複雑化することなく、用紙束の背部とともに用紙束の側面部分にも糊を付与して表紙の破れやはがれを防止することが出来る。
画像形成システムの全体構成図である。 用紙束挟持部を示す説明図である。 糊塗布部を示す説明図である。 昇降機構を示す図である。 表紙貼付部の概略斜視図である。 製本処理の工程を説明するための概略工程図である。 塗布ローラを回転させながら用紙束の背部に沿って移動させて糊を塗布する動作を示す説明図である。 塗布ローラを回転させながら用紙束の背部に沿って移動させて糊を塗布する動作を示す説明図である。 塗布ローラを回転させながら用紙束の背部に沿って移動させて糊を塗布する動作を示す説明図である。 塗布ローラを回転させながら用紙束の背部に沿って移動させて糊を塗布する動作を示す説明図である。 用紙束と表紙との接着状態を示す断面図である。 用紙束と表紙により構成される冊子の一例を示す説明図である。
図1は、本発明に係る画像形成システムの全体構成図である。
図1に示すように、画像形成システムAは、画像形成装置Bと後処理装置Cから構成されている。画像形成装置Bにより画像が形成された用紙Sは、画像形成装置Bから後処理装置Cへ搬送され、後処理装置Cにおいて製本処理がなされる。以下、画像形成装置Bと後処理装置Cの構造を個々に説明する。
<画像形成装置B>
画像形成装置Bは、回転する像担持体1の周囲に、帯電部2、像露光部3、現像部4、転写部5A、除電部5B、及びクリーニング部6を配置した画像形成部を有する。画像形成部は、帯電部2によって像担持体1の表面に一様帯電を行った後に、像露光部3のレーザビームによって原稿から読み取られた画像データ、又はコンピュータからの印字データに基づく露光走査を行って潜像を形成し、潜像を現像部4により反転現像して像担持体1の表面にトナー像を形成する。
用紙収納部7Aから給紙された用紙Sは転写位置へ搬送され、転写位置において転写部5Aによりトナー像が用紙S上に転写される。その後、用紙Sは除電部5Bにより裏面の電荷が消去されて像担持体1から分離され、搬送部7Bにより搬送される。そして、定着部8によりトナー像は用紙S上に加熱定着され、トナー像が加熱定着された用紙Sは、排紙ローラ7Cにより画像形成装置Bの外へ排出される。
用紙Sの両面に画像形成を行う場合には、定着部8により加熱定着された用紙Sを搬送路切り替え板7Dにより通常の排紙通路から分岐する。反転搬送部7Eにおいてスイッチバックして表裏反転した用紙Sは、再び画像形成部を通過して裏面に画像が形成され、定着部8を経た後、排紙ローラ7Cにより画像形成装置Bの外へ排出される。排紙ローラ7Cから排出された用紙Sは後処理装置Cに送り込まれる。
<後処理装置C>
後処理装置Cは、用紙搬送部10、排紙部20、表紙供給部30、用紙束収容部40、用紙束搬送部50、糊塗布部60、表紙貼付部70、表紙折り曲げ部80、冊子搬送部90、用紙束挟持部100、冊子排出ガイド部110から構成されている。
〈用紙搬送部10〉
用紙搬送部10に導入された用紙Sは、入口ローラ11、12に挟持されて搬送され、搬送路切換部G1によって排紙部20と用紙束収容部40の何れかに分岐される。
〈排紙部20〉
用紙搬送部10が糊付け製本不要の一般排紙に設定されると、搬送路切換部G1は用紙束収容部40への搬送路を遮断し、排紙部20への搬送路を開放する。
排紙部20の搬送路を通過する用紙Sは、搬送ローラ21、22に挟持されて上方に搬送され、排紙ローラ23によって装置最上部の固定排紙台24上に排出、収容される。固定排紙台24上には、画像形成装置Bから排出された用紙Sを直接受容して、最大約200枚を積載することが出来る。
〈表紙供給部30〉
表紙供給部30の給紙皿31内に収容された表紙Kは、給紙部32により分離、給送され、搬送ローラ33、34、35、36に挟持されて、表紙貼付位置301に搬送される。表紙Kのサイズは用紙幅寸法、表表紙寸法、及び裏表紙寸法を加算した寸法であり、表紙Kの寸法を算出後、表紙Kは表紙カット部HDにて所定の寸法に裁断される。
〈用紙束収容部40〉
搬送路切換部G1によって分岐された用紙Sは、搬送ローラ37、38、39、41に挟持されて用紙束収容部40の所定位置に順次整合されながら積載され、所定枚数の用紙Sから成る用紙束Saが形成される。用紙束収容部40は、一枚ずつ搬送される用紙Sを用紙束Saとして整合するために、傾斜配置された用紙載置台42、揺動可能な用紙後端位置決め部材43、用紙幅方向を位置決めする用紙幅整合部材44等から構成されている。
〈用紙束搬送部50〉
用紙束収容部40の用紙載置台42上に整合されながら積載された用紙束Saは、用紙束搬送部50により用紙載置台42と共に、斜め下方に搬送される。用紙束Saが所定位置で停止した後旋回し、第1の基準面BPに対して垂直に位置決めされる。その後、用紙束Saは用紙束挟持部100によって挟持され、用紙後端位置決め部材43が退避できる位置まで上昇して停止する。その後、用紙載置台42は用紙束搬送部50に収納され、用紙束収容部40上を用紙束搬送部50により上昇して、画像形成装置Bからプリントされた用紙Sを積載する位置に戻る。
〈用紙束挟持部100〉
用紙束挟持部100について図2を用いて説明する。図2は、用紙束挟持部100を示す説明図である。図2(a)は用紙束挟持部100を正面から見た概略図であり、図2(b)は用紙束挟持部100の概略斜視図である。
用紙束挟持部100は、用紙Sを挟持する挟持板101a、101bを有する。挟持板101aは、ねじ102とナット103からなる移動部材にアームを介して取り付けられ、挟持板101bは挟持板101aに対向した位置に固定されている。ねじ102はトルクリミッタ104を組み込んだモータM2によって回転するようになっている。ここでモータM2はサーボモータ、又はパルスモータ等の回転数を検知する機能を有したモータである。
挟持板101bは基準位置で待機しており、用紙束Saを挟持する際はモータM2を回転させ、挟持板101aを用紙束Saに接触させ、用紙束Saを挟持板101b方向に移動させて挟持する。用紙束Saが挟持され、トルクリミッタ104が設定トルクに達したときは、モータM2が回転しても、その回転がねじ102に伝達されないようになっている。
用紙束Saの厚み寸法は、用紙束Saの挟持動作時の、挟持板101aの初期位置からの移動量から算出でき、サーボモータ又はパルスモータのエンコーダパルス数から算出できる。また、挟持板101aの移動量を光学センサーで読み取り算出してもよい。さらに用紙束Saの厚み寸法は用紙枚数と用紙1枚当たりの厚さから算出することも可能である。これら用紙束Saの厚み寸法は、制御部C1(図1参照)内の記憶部に記憶され、厚さ情報Iとして表紙カット部HDでの表紙寸法カット時や、後述する糊塗布時や糊冷却時に用いられる。
〈糊塗布部60〉
糊塗布部60について図3を用いて説明する。図3は、糊塗布部60を示す説明図である。図3(a)は糊塗布部60の斜視図であり、図3(b)は糊塗布部60による糊塗布の概念図である。
糊塗布部60は、図2で示した用紙束挟持部100の下方に設置されており、用紙束挟持部100により挟持された用紙束Saの背部Sbに糊Pを塗布する。糊塗布部60は、用紙束Saの背部Sbに糊Pを塗布する塗布ローラ61と、用紙束Saの背部Sbに塗布された糊Pの一部を掻き取る第1糊成型板(第1の調整部)62A、第2糊成型板(第2の調整部)62Bと、糊Pを収容する糊容器63を有する。
塗布ローラ61、第1糊成型板62A、第2糊成型板62B、糊容器63は移動台64の上に設置されており、塗布ローラ61等は移動台64とモータM4(移動部)により後処理装置Cの背面側である塗布開始位置HPと後処理装置Cの前面側である切替位置KIとの間において往復して、用紙束Saの背部Sbに糊Pを塗布するように動作可能となっている(塗布開始位置HPから切替位置KIまでの移動方向をFで示し、切替位置KIから塗布開始位置HPまでの移動方向をGで示す)。塗布ローラ60による糊塗布動作は、塗布開始位置HPから切替位置KIまで移動する間と、切替位置KIから塗布開始位置HPまで移動する間に実施される。
塗布ローラ61、第1糊成型板62A、第2糊成型板62B、糊容器63は昇降機構65により上下に昇降可能となっている。図4は、昇降機構65を簡単に示した図である。
図4は昇降機構65が、糊容器63内に組み込まれている構成を示している。塗布ローラ61は糊容器63内の移動糊容器63A内に、第1糊成型板62A、第2糊成型板62Bとともに組み込まれている。昇降機構65は、支点Fu1を片側支点として、移動可能であり、移動糊容器63Aはその昇降機構65の移動可能な端部に、支点Fu2を片側支点として構成されている。
図4で(a)は、糊P塗布前の静止位置で、塗布ローラ61の高さHG1は、糊塗布ができない位置にある。各支点Fu1、Fu2を片側支点とした昇降機構は全て、下がっている。
図4(b)は、移動糊容器63Aが、支点Fu2を片側支点として持ち上がった状態を示している。この時の塗布ローラ61の高さHG2は、HG1よりは高くなっている。この位置は、後述する糊P塗布時の移動台64の切替位置KIでのG方向糊P塗布に向けた、糊だまり作成のための位置として利用される。
図4(c)は、塗布ローラ61の糊P塗布位置である。塗布ローラ61は、図4(b)の移動糊容器63Aの持ち上げ状態に加え、昇降機構65が支点Fu1を片側支点として持ち上がった状態を示している。この時の塗布ローラ61に位置HG3はもっとも高い位置にあり、この状態が冊子束Saの背部Sbへの糊塗布位置となる。
塗布ローラ61により糊Pを塗布する場合、塗布開始位置HPにおいて塗布ローラ61等が、後述する第1糊成型板62Aと第2糊成型板62Bと背部Sbとの間隔がそれぞれt1と、t2となる位置まで昇降機構65により上昇し、F方向に移動する。切替位置KIで移動台64は停止し、一時塗布ローラ61等は昇降機構65により下がり塗布ローラ61の回転方向を変えたあと、塗布ローラ61等を再び糊塗布位置へ昇降機構65により上昇させ、塗布開始位置HPまでG方向に移動する。これらのF方向への移動時とG方向への移動時に、塗布ローラ61により糊Pを用紙束Saの背部Sbに塗布する。G方向に移動して塗布開始位置HPに達すると、塗布ローラ61等が下降する。
塗布ローラ61はモータM3(駆動部)により回転し、糊容器63内の熱溶融した糊Pを用紙束Saの背部Sbに塗布する。また、塗布ローラ61はモータM3により正転・逆転可能であり、モータM3が制御部C1(図1参照)により制御されて所定のタイミングで回転方向が切り替わる。
第1糊成型板62A、第2糊成型板62Bは塗布ローラ61に追従して用紙束Saの背部Sbに沿って移動し、用紙束Saの背部Sbに塗布された糊Pの一部を掻き取って糊Pの塗布量を調整する(第1糊成型板62Aと第2糊成型板62Bにより本発明における調整部が構成される)。
図3(b)で示すように、第1糊成型板62Aと背部Sbとの間隔t1と、第2糊成型板62Bと背部Sbとの間隔t2とは異なっており、間隔t1より間隔t2の方が広くなっている。詳しくは後述するが、塗布ローラ61等がF方向に移動する際に用紙束Saの背部Sbに塗布される糊Pの量と、塗布ローラ61等がG方向に移動する際に用紙束Saの背部Sbに塗布される糊Pの量は、異なるようになっている。
糊容器63内に収納されている糊Pは、熱溶融させるための熱源(不図示)により糊塗布に最適な状態で液化されて蓄えられている。一例として、熱溶融させるための熱源の設定温度は180℃であり、糊容器63内の糊Pの温度は約170℃である。熱溶融性の糊Pは常温で固化し所定の高温で液化する性状を有するため、流通保管が容易であり、用紙束Saに塗布する際に液化させることで、用紙束Saに均等に塗布可能である。
〈表紙貼付部70〉
表紙貼付部70について図5を用いて説明する。図5は表紙貼付部70の概略斜視図である。
表紙貼付部70は、表紙供給部30から供給された表紙Kを、用紙束Saの厚さ情報Iにもとづき表紙カット部HD(図1参照)で所定寸法に裁断する。裁断された表紙Kは、搬送ベルト71、72により用紙束Saと糊付け製本するための所定位置に搬送される。
表紙貼付部70は、表紙Kを用紙束Saの糊塗布面に圧接させる加圧部材73と、表紙折り曲げ部80と、加圧部材73と表紙折り曲げ部80とを支持する移動筐体74と、移動筐体74を垂直上下方向に移動可能にする駆動部(不図示)から構成されている。
表紙Kが搬送ベルト71、72により搬送され所定位置に停止すると、移動筐体74は第1の基準面BP(図2参照)に移動する。第1の基準面BPにおいて、搬送された表紙Kの中央部と、表紙貼り付けに最適に冷却された用紙束Saの糊塗布面とが、加圧部材73により圧接されて、確実に接着される。
〈表紙折り曲げ部80〉
表紙折り曲げ部80について図6を用いて説明する。図6は製本処理の工程を説明するための概略工程図である。
図6(a)、(b)、(c)に示すように、表紙折り曲げ部80が上昇し、表紙Kが用紙束Saの糊塗布面に接着される。さらに表紙折り曲げ部80の左右対称な一対の折り曲げ部材81が用紙束Saの厚さ方向にモータM1の回転により移動し、用紙束Saの糊塗布面の側縁に沿って表紙Kを折り曲げる。図6(d)は製本完成図である。
〈冊子搬送部90〉
冊子搬送部90について図1を用いて説明する。糊塗布された用紙束Saの背部Sbに表紙Kが貼付されて、表表紙と、裏表紙とを形成した冊子BKは、第1の基準面BPから移動筐体74(図5参照)とともに垂直下方向に移動して第2の基準面BP2に移動した後、冊子BKは図1において反時計方向に倒される。
冊子BKは冊子搬送部90により搬送されて冊子排出ガイド部110から装置外に排出され、冊子収納部120の昇降排紙台121上に載置され、順次積載される。昇降排紙台121上に冊子BKが排出、積載されると、昇降排紙台121は順次下降する。
以上、図1〜図6を用いて説明したように、後処理装置Cの各部の動作により、画像形成装置Aから搬送された用紙Sを用いて自動的に冊子BKが作製される。
<塗布ローラによる糊塗布動作>
次に、塗布ローラ61により用紙束Saの背部Sbに糊Pを塗布し、用紙束Saと表紙Kを接着する点について説明する。
前述したように、本実施形態に係る後処理装置Cでは、糊塗布部60における塗布ローラ61等が用紙束Saの背部Sbに沿って移動し糊を塗布するわけであるが、糊を塗布する際に塗布ローラ61の回転方向と、塗布ローラ61と用紙束Saの背部Sbとの距離を適切に制御して糊Pの溜まりを発生させることにより、用紙束Saの背部Sbに糊Pを塗布する。この点について図7〜図10を用いて詳しく説明する。
図7〜図10は、塗布ローラ61を回転させながら用紙束Saの背部Sbに沿って移動させて糊Pを背部Sbに塗布する動作を示す説明図である。
用紙束Saの背部Sbに糊を塗布する場合、まず、移動台64は用紙束Saの背部Sbの端縁を過ぎた位置の塗布開始位置HP(図3参照)まで移動すると、昇降機構65により塗布ローラ61等を糊P塗布位置まで上昇後、切替位置KIに向けて図7に示すF方向に移動する。F方向への移動の際に塗布ローラ61はモータM3(図3参照)により図7に示す矢印方向に回転し(移動方向に対して順転)、糊容器63内の糊Pを用紙束Saの背部Sbに塗布する。移動台64のF方向への移動速度は200mm/secであり、塗布ローラ61の周速は200mm/secである。
塗布ローラ61により塗布された糊Pの一部は、移動方向(F方向)に対して塗布ローラ61の後方に位置する第1糊成型板62Aにより掻き取られ、背部Sbへの糊Pの塗布量は調整される。第1糊成型板62Aと背部Sbとの間隔は狭く設定されているため、塗布ローラ61等が塗布開始位置HPから切替位置KIまでF方向に移動する際は、用紙束Saの背部Sbに糊Pが薄く塗布される。
塗布ローラ61が図7に示す矢印方向に回転しつつ移動台64がF方向に移動し、移動台64が用紙束Saの背部Sbにおける他端縁手前の切替位置KIに到達すると、図8に示すように、移動台64は一時的に停止し昇降機構65により塗布ローラ61等を規定量下降させる。このとき制御部C1(図1参照)によりモータM3は塗布ローラ61を図7の矢印方向の回転を短時間続けた後に、逆転させ塗布ローラ61の回転方向が変更される。
この移動台64の切替位置KIでの動作により、糊Pは塗布ローラ61と背部Sbとの間で、背部Sbから離間することなく、図8に示すように第1糊成型板62Aと背部Sb及び塗布ローラ61間の領域であるY領域(移動台64が切替位置KIまで塗布開始位置HPからの糊塗布動作において糊Pを規制した領域)で、大きな糊溜まりを形成する。
移動台64が切替位置KIで一時的に停止した際も塗布ローラ61は図8の矢印方向に回転し続け、Y領域に作成した大きな糊溜まりを形成し続けY領域に糊Pが十分溜まった状態となる。
このY領域の大きな糊溜まりは、F方向に移動しながら背部Sbに糊Pを塗布終了し、多少不足した糊Pを、G方向の背部Sbへの糊P塗布開始にそなえて補充し、切替位置KIから背部Sbへの十分な糊Pの塗布を可能としている。
移動台64が切替位置KIに一時的に停止した後、移動台64は昇降機構65により規定量だけ上昇し、塗布開始位置HPまでのG方向の糊塗布動作にそなえる。この移動台64の上昇にともない、図9(a)に示すように、Y領域に十分溜まった糊Pは塗布ローラ61により押しつぶされ、背部Sbの横の両方の側面部分X(以後、側部Xと称す)に回りこむ。この様子を図9(b)に示す。
移動台64は切替位置KIから塗布開始位置HPに戻るために、図10(a)に示すG方向に移動する。移動台64がG方向に移動する際に塗布ローラ61は図10(a)に示す矢印方向に回転し(移動方向に対して順転)、Y領域に十分溜まった糊Pは、背部Sbと塗布ローラ61、第1糊成型版62Aを利用して用紙束Saの背部Sbに塗布され、第2糊成型版62Bで最適に規制される。
G方向への糊Pの塗布は、多量の糊Pが側部Xに回りこみながら移動していく。この側部Xに回りこんだ糊Pは、塗布ローラ61と第2糊成型版62Bが移動した後には、背部Sbに均一に図10(b)のように形成される。
移動台64のG方向への移動速度は250mm/secであり、塗布ローラ61の周速は250mm/secである。
移動台64が、G方向に移動し用紙束Saの背部Sbに、糊Pを塗布して塗布開始位置HPに戻ると、塗布ローラ61等は昇降機構65により下降し、塗布ローラ61も回転を停止し、糊Pの塗布が完了する。
図11は用紙束と表紙との接着状態を示す断面図である。
図7〜10で説明した手順により用紙束Saの背部Sbに均一に、図10(b)のように糊Pが塗布され、糊塗布後に表紙貼付部70により用紙束Saと表紙Kが圧接・接着されて表紙折り曲げ部80により用紙束Saの糊塗布面の側縁に沿って表紙Kを折り曲げられる。
用紙束Saの背部Sbに糊Pが均一に、図10(b)のように塗布されているため、背部Sbの糊Pは、表紙Kに押され、背部Sbの両側部Xに均一に回り込み、図11で示すように、表表紙K1や裏表紙K2と用紙束Saが接着されることになる。その結果、表表紙K1等をユーザーがめくった際や冊子BKに何らかの外力が加わった際に、側部Xが接着されているため表表紙K1等が破れにくく、また表紙Kが用紙束Saの背部Sbからはがれにくい。
以上、図7〜図11で説明したように、塗布ローラ61が塗布開始位置HPから切替位置KIに移動後、切替位置KIにおいて塗布ローラ61等を昇降機構65で下降させると共に、塗布ローラの回転方向を変更することにより、糊Pの十分な溜まりを発生させることが出来る。その状態で塗布ローラを塗布位置まで昇降機構65で上昇させ、G方向糊塗布全域で、作成した糊Pの十分な糊溜まりを塗布ローラ61と用紙束Saの背部Sbで押しつぶし、用紙束Saの側部Xに糊Pを均一にはみ出させるように背部Sbへ糊Pを塗布することが出来る。
その結果、用紙束Saの側部Xに糊Pを塗布するための別個の部材を設けることはなく、用紙束Saの背部Sbと側部Xに均一に糊Pを介在させて、用紙束Saと表紙Kを接着出来る。つまり、機械構成を複雑化することなく、用紙束の背部Sbとともに用紙束の側部Xにも糊Pを付与して表紙の破れやはがれを防止することが出来る。
特に用紙束Saが厚い場合に、切替位置KIでの塗布ローラ61等を昇降機構65で下降させると共に、塗布ローラの回転方向を変更することにより、糊Pの十分な溜まりを発生させることは、糊Pの切替位置KIも含めた背部Sbへの均一な塗布と、表紙K貼り付け時の両側部Xでの均一なサイドグルー形成に効果がある。
図1〜図12に示す実施形態により本発明を説明したが、本発明は当該実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
本実施形態において移動台64の往復動作の切替位置KIは、用紙束Saの端近傍であったが、往復動作の切替位置KIを用紙束Saの背部Sbの途中に設けて、用紙束Saの背部Sb及び側部Xの一部分にのみ糊Pを塗布する形態であってもよい。
昇降機構65の駆動部分は、モータ又はソレノイドとカム機構で構成するなど様々な形態で対応が可能であり、特に限定はしない。
また、本実施形態においてモータM3、M4の動作を制御する制御部C1は後処理装置Bに設けているが、画像形成装置Bに設けた制御部によりモータM3、M4の動作を制御してもよい。
更に、後処理装置Cを画像形成装置Bとのシステムとすることで、たとえば用紙束収容部40が用紙束を糊塗布部60へ移動させた後、次の用紙束を受け入れることにより、糊付け製本システムの生産性を著しく向上させる事ができる。
A 画像形成システム
B 画像形成装置
BK 冊子
C 後処理装置
C1 制御部
HP 塗布開始位置
K 表紙
K1 表表紙
K2 裏表紙
KI 切替位置
M1、M2、M3、M4 モータ
P 糊
Sa 用紙束
Sb 背部
X 側部
10 用紙搬送部
20 排紙部
30 表紙供給部
40 用紙束収容部
50 用紙束搬送部
60 糊塗布部
61 塗布ローラ
62A 第1糊成型板
62A 第2糊成型板
63 糊容器
64 移動台
65 昇降機構
70 表紙貼付部
80 表紙折り曲げ部
90 冊子搬送部
100 用紙束挟持部
110 冊子排出ガイド部
120 冊子収納部

Claims (4)

  1. 複数の用紙から構成される用紙束の背部に表紙を接着させて冊子を作製する後処理装置であって、
    用紙束の背部に糊を塗布する塗布ローラと、
    前記塗布ローラを上下に昇降可能とする昇降機構と、
    用紙束の背部に沿って塗布開始位置と背部の端縁手前に位置する切替位置との間で、前記塗布ローラを往復動作させる移動部と、
    前記塗布ローラとともに移動し、用紙束の背部に塗布された糊の一部を掻き取って糊の塗布量を調整する調整部と、
    前記移動部により前記塗布ローラが往復動作する際に前記塗布ローラを回転させる駆動部と、
    少なくとも前記昇降機構、前記移動部、前記駆動部を制御する制御部と、を有し、
    前記制御部は、前記塗布ローラを前記塗布開始位置から前記切替位置に移動させながら糊を塗布した後、前記切替位置において前記塗布ローラを下降させ、下降させた状態で前記塗布ローラの回転方向を変更した後、前記塗布ローラを上昇させて前記塗布開始位置に移動させながら糊を塗布すべく、前記昇降機構、前記移動部、前記駆動部を制御することを特徴とする後処理装置。
  2. 前記調整部は、
    前記塗布ローラが前記塗布開始位置から前記切替位置に移動する際に、移動方向に対して前記塗布ローラの後方に位置する第1の調整部を、有することを特徴とする後処理装置。
  3. 前記調整部は、
    前記塗布ローラが前記切替位置から前記塗布開始位置に移動する際に、移動方向に対して前記塗布ローラの後方に位置する第2の調整部を、有することを特徴とする請求項2に記載の後処理装置。
  4. 用紙の画像を形成する画像形成装置と、
    当該画像形成装置によって画像が形成された用紙を受け取り、当該用紙を利用して冊子を形成する請求項1から3のいずれか1項に記載の後処理装置と、を有することを特徴とする画像形成システム。
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