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JP2011210767A - 基板処理装置および移載方法 - Google Patents

基板処理装置および移載方法 Download PDF

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JP2011210767A JP2010074370A JP2010074370A JP2011210767A JP 2011210767 A JP2011210767 A JP 2011210767A JP 2010074370 A JP2010074370 A JP 2010074370A JP 2010074370 A JP2010074370 A JP 2010074370A JP 2011210767 A JP2011210767 A JP 2011210767A
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Abstract

【課題】保持部を昇降移動させることなく、かつ、基板の位置ずれを抑制しつつ、基板を下面側から保持できる技術を提供する。
【解決手段】複数のリフトピン28aで、基板9の幅方向の両端部付近を一旦突き上げ、当該リフトピン28aを下降させることにより、基板9の下面をチャック機構32の吸着保持部32aに接近させる。これにより、吸着保持部32aの高さ位置を固定しつつ、基板9の下面を吸着保持部32aに保持させる。基板9を突き上げたときに、基板9の幅方向の中央部分は、昇降ローラ24またフリーローラ21に接触支持されている。このため、基板9と昇降ローラ24またはフリーローラ24との静止摩擦により、基板9の幅方向の位置ずれが、抑制される。
【選択図】図15

Description

本発明は、基板を搬送する機構を備えた基板処理装置および基板を移載する移載方法に関する。
液晶表示装置用ガラス基板、半導体ウエハ、フィルム液晶用フレキシブル基板、フォトマスク用基板、カラーフィルタ用基板、太陽電池用基板、電子ペーパー用基板などの精密電子装置用基板の製造工程では、基板を搬送する機構を備えた種々の基板処理装置が、使用されている。このような基板処理装置において処理対象となる基板のサイズは、時代とともに大型化する傾向がある。近年では、大型の基板を水平に安定して搬送するため、ステージ上に基板を浮上させつつ、基板の端縁部を保持して搬送する搬送機構が、提案されている。
このような搬送機構を有する基板処理装置では、他の搬送機構により搬送されてきた基板の端縁部を、所定の保持部に保持せる機構が、必要となる。基板の端縁部を保持する機構として、特許文献1には、基板の下面に真空吸着力で吸着する吸着パッドを、パッドアクチュエータにより上昇させて、基板に接近させる機構が、記載されている。
特開2009−117571号公報
しかしながら、特許文献1の基板処理装置では、静止した基板の下面に対して、吸着パッドを接近させている。このため、吸着パッドを昇降移動させるためのパッドアクチュエータが必要となっている。その結果、パッドアクチュエータを含む搬送部の構造が、複雑となっている。
また、特許文献1の基板処理装置では、搬送時の基板の高さを精密に規定するために、パッドアクチュエータに高い位置決め精度が要求される。また、長期の使用により、パッドアクチュエータの位置決めの再現性が低下することも予想される。長期に亘ってパッドアクチュエータの位置決めの再現性を維持しようとすると、パッドアクチュエータとは別に、吸着パッドの高さ位置を監視する機構も必要となる。
本発明は、このような事情に鑑みなされたものであり、保持部を昇降移動させることなく、かつ、基板の位置ずれを抑制しつつ、基板を下面側から保持できる技術を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本願の第1発明は、基板を搬送する機構を備えた基板処理装置であって、搬送方向上流側から所定の位置まで、基板を搬送する第1搬送部と、前記所定の位置から搬送方向下流側へ、基板を搬送する第2搬送部と、前記所定の位置において、前記第1搬送部から前記第2搬送部へ基板を移載する移載部と、を備え、前記移載部は、基板の一部分が水平姿勢で接触支持された状態を維持しつつ、基板の他の部分を突き上げる突き上げ機構を有し、前記第2搬送部は、基板を下面側から保持しつつ搬送方向に移動する保持部を有し、前記突き上げ機構により基板を部分的に突き上げ、基板の突き上げられた部分の下方へ前記保持部を進入させた後、前記突き上げ機構による突き上げを解除することにより、前記保持部に基板を保持させるように、前記突き上げ機構および前記保持部を制御する制御部を、さらに備える。
本願の第2発明は、第1発明の基板処理装置であって、前記移載部は、基板の水平方向の位置決めを行う位置決め機構をさらに有し、前記制御部は、前記位置決め機構による基板の位置決めの後に、前記突き上げ機構による基板の突き上げを行うように、前記位置決め機構および前記突き上げ機構を制御する。
本願の第3発明は、第2発明の基板処理装置であって、前記位置決め機構は、基板の端縁部に当接する位置決め部材を有し、前記制御部は、前記位置決め機構による位置決めの後、基板の前記他の部分に当接している前記位置決め部材を基板から退避させ、その後に、前記突き上げ機構による基板の突き上げを行うように、前記突き上げ機構および前記位置決め機構を制御する。
本願の第4発明は、第1発明から第3発明までのいずれかの基板処理装置であって、前記保持部は、保持時に基板の下面の高さ位置を規定する保持面と、上下方向に伸縮可能であるとともに基板の下面に吸着する弾性吸着体と、を有し、基板への吸着前には、前記弾性吸着体の上端部が、前記保持面より上方に位置し、基板への吸着時には、前記弾性吸着体の上端部が、前記保持面と同等の高さに位置する。
本願の第5発明は、第1発明から第4発明までのいずれかの基板処理装置であって、前記突き上げ機構は、基板の搬送方向に直交する方向の両端部付近を突き上げる。
本願の第6発明は、第1搬送部から第2搬送部へ基板を移載する移載方法であって、a)基板の一部分が水平姿勢で接触支持された状態を維持しつつ、基板の他の部分を突き上げる工程と、b)前記工程a)の後、基板の突き上げられた部分の下方へ保持部を進入させる工程と、c)前記工程b)の後、基板の突き上げを解除することにより、前記保持部に基板を保持させる工程と、を備える。
本願の第7発明は、第6発明の移載方法であって、d)前記工程a)の前に、基板の水平方向の位置決めを行う工程をさらに備える。
本願の第8発明は、第7発明の移載方法であって、前記工程d)では、基板の端縁部に位置決め部材を当接させ、e)前記工程d)と前記工程a)との間に、基板の前記他の部分に当接している前記位置決め部材を基板から退避させる工程をさらに備える。
本願の第1発明〜第8発明によれば、基板を部分的に突き上げることにより、保持部を昇降移動させることなく、基板の下方へ進入させることができる。したがって、保持部の高さ位置を固定しつつ、基板を下面側から保持できる。また、基板を突き上げたときに、基板の一部分は、水平姿勢で接触支持されている。このため、突き上げ時における基板の位置ずれが、抑制される。
特に、本願の第2発明または第7発明によれば、保持部は、基板の下面のより正確な位置を保持できる。
特に、本願の第3発明または第8発明によれば、基板の突き上げ時に、位置決め部材と基板とが摺接することを、防止できる。
特に、本願の第4発明によれば、弾性吸着体が、基板の下面に吸着するとともに収縮することにより、基板の下面を、保持面に引き寄せることができる。
特に、本願の第5発明によれば、基板を突き上げるときに、基板に搬送方向の力が作用しにくい。このため、基板を突き上げるときに、基板の搬送方向の位置がずれることを、抑制できる。
基板処理装置の上面図である。 第1搬送部および移載部付近の上面図である。 第1搬送部および移載部付近の側面図である。 吸着保持部の上面付近の、部分拡大縦断面図である。 吸着保持部の上面付近の、部分拡大縦断面図である。 制御部と基板処理装置の各部との電気的接続構成を示したブロック図である。 基板処理装置の動作の流れを示したフローチャートである。 移載部付近の側面図である。 移載部付近の構造を、図1中のA−A位置から見た図である。 移載部付近の側面図である。 移載部付近の構造を、図1中のA−A位置から見た図である。 移載部付近の側面図である。 移載部付近の構造を、図1中のA−A位置から見た図である。 移載部付近の側面図である。 移載部付近の構造を、図1中のA−A位置から見た図である。 移載部付近の側面図である。 移載部付近の構造を、図1中のA−A位置から見た図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
<1.基板処理装置の構成>
図1は、本発明の一実施形態に係る基板処理装置1の上面図である。この基板処理装置1は、液晶表示装置用の矩形のガラス基板9(以下、単に「基板9」という)をエッチングするフォトリソグラフィ工程において、基板9の上面にレジスト液(フォトレジスト)を塗布するための装置である。基板処理装置1は、基板9を水平姿勢に支持しつつ搬送する機構を有する。以下では、基板9が搬送される方向を「搬送方向」と称し、搬送方向に直交する水平方向を「幅方向」と称する。本願の各図には、搬送方向および幅方向が、矢印で示されている。
図1に示すように、基板処理装置1は、第1搬送部10、移載部20、第2搬送部30、レジスト塗布機構40、搬出部50、および制御部60を備えている。図2は、第1搬送部10および移載部20付近の上面図である。図3は、第1搬送部10および移載部20付近の側面図である。以下では、図1とともに、図2および図3も参照する。
第1搬送部10は、搬送方向上流側の装置2から搬出された基板9を、搬送経路に沿って、移載部20まで搬送する部位である。第1搬送部10は、幅方向に延びる回転軸11aを中心として回転する複数のコンベアローラ11を、有している。本実施形態では、長手方向に等間隔に配列された複数本の回転軸11aに、それぞれ、4つのコンベアローラ11が、幅方向に等間隔に取り付けられている。複数のコンベアローラ11は、単一の固定された高さ位置に、配置されている。
コンベアローラ11の回転軸11aには、図2において概念的に示した回転駆動機構12が、接続されている。回転駆動機構12は、例えば、駆動源となるモータと、駆動力を伝達するタイミングベルトとを組み合わせた機構として、実現される。回転駆動機構12を動作させると、複数のコンベアローラ11は、同じ方向に能動的に回転する。これにより、コンベアローラ11上に接触支持された基板9は、搬送方向下流側へ搬送される。
移載部20は、第1搬送部10から第2搬送部30へ、基板9を移載するための部位である。図1〜図3に示すように、移載部20は、複数の昇降ローラ21、複数のフリーローラ24、入口浮上ステージ25、4本のガイドローラ26、位置決め機構27、および突き上げ機構28を有している。
複数の昇降ローラ21は、幅方向に延びる回転軸21aを中心として回転し、かつ、上下に昇降移動可能に設けられたローラである。本実施形態では、長手方向に配列された2本の回転軸21aに、それぞれ、4つの昇降ローラ21が、幅方向に等間隔に取り付けられている。
回転軸21aには、図2において概念的に示した回転駆動機構22が、接続されている。回転駆動機構22は、例えば、駆動源となるモータと、駆動力を伝達するタイミングベルトとを組み合わせた機構として、実現される。回転駆動機構22を動作させると、複数の昇降ローラ21は、同じ方向に能動的に回転する。これにより、昇降ローラ21上に接触支持された基板9は、搬送方向下流側へ搬送される。
図9、図11、図13、図15、および図17は、移載部20付近の構造を、図1中のA−A位置から見た図である。これらの図に示すように、昇降ローラ21の回転軸21aには、昇降駆動機構23が、接続されている。昇降駆動機構23は、ベアリングを介して回転軸21aを支持するアーム23aと、アーム23aを昇降移動させるエアシリンダ23bとを有している。エアシリンダ23bを動作させると、複数の昇降ローラ21は、図9および図11に示す標準位置と、図13、図15、および図17に示す下降位置との間で、昇降移動する。なお、昇降駆動機構23は、エアシリンダ以外の駆動機構(例えば、モータ)を利用したものであってもよい。
標準位置に配置された昇降ローラ21の上端部(基板9の下面と接触する部位)の高さ位置は、コンベアローラ11の上端部の高さ位置と、ほぼ一致する。また、下降位置に配置された昇降ローラ21の上端部の高さ位置は、フリーローラ24の上端部の高さ位置より、下方となる。
複数のフリーローラ24は、昇降ローラ21が下降したときに、昇降ローラ21に代わって、基板9の搬送方向上流側の一部分を支持するためのローラである。複数のフリーローラ24は、ローラごとに設けられた固有の回転軸に対して、回転自在となっている。フリーローラ24上に基板9の一部が支持された状態で、基板9が下流側へ移動すると、複数のフリーローラ24は、基板9の移動に応じて従動的に回転する。
複数のフリーローラ24は、単一の固定された高さ位置に、配置されている。フリーローラ24の上端部の高さ位置は、標準位置に配置された昇降ローラ21の上端部の高さ位置より下方であり、かつ、下降位置に配置された昇降ローラ21の上端部の高さ位置より、上方となっている。また、フリーローラ24の上端部の高さ位置は、入口浮上ステージ25上に支持される基板9の下面や、後述するチャック機構32の上端部と、ほぼ同等の高さ位置となっている。
また、図1および図2に示すように、各フリーローラ24は、平面視において、複数の昇降ローラ21および昇降ローラ21の回転軸21aと、重ならない位置に配置されている。このため、複数の昇降ローラ21および昇降ローラ21の回転軸21aは、複数のフリーローラ24と接触することなく、昇降移動できる。
図2に示すように、複数のフリーローラ24は、複数の下流側フリーローラ24aと、複数の上流側フリーローラ24bと、を含んでいる。複数の下流側フリーローラ24aは、最も搬送方向下流側に配置された昇降ローラ21と入口浮上ステージ25との間に、幅方向に配列されている。すなわち、複数の下流側フリーローラ24aは、入口浮上ステージ25の搬送方向上流側の端縁部に沿って、配列されている。一方、複数の上流側フリーローラ24bは、下流側フリーローラ24aより搬送方向上流側の位置に、配列されている。
隣り合う下流側フリーローラ24a同士の幅方向の間隔は、隣り合う上流側フリーローラ24b同士の幅方向の間隔より、狭い。このため、下流側フリーローラ24aの間における基板9の下方への撓みは、上流側フリーローラ24bの間における基板9の下方への撓みより、小さくなる。これにより、入口浮上ステージ25の搬送方向上流側の端縁部と基板9との接触が、抑制される。また、上流側フリーローラ24bを下流側フリーローラ24aより低い密度で配置したことにより、全体としてのフリーローラ24の数が、低減されている。
また、本実施形態では、昇降ローラ21より小径のフリーローラ24が、使用されている。このため、昇降ローラ21が昇降移動する空間を確保しつつ、複数のフリーローラ24を、昇降ローラ21と接触しない位置に、容易に配置できる。フリーローラ24は、駆動機構から完全に切り離されたものでもよいが、駆動機構からの動力伝達を解除できるものであれば、何らかの駆動機構に接続されていてもよい。ただし、フリーローラ24に駆動機構が接続されていない方が、昇降ローラ21が昇降する空間をより容易に確保できる点で、好ましい。
図3に示すように、複数のコンベアローラ11、複数の昇降ローラ21、および複数のフリーローラ24は、共通のローラ支持台71に、支持されている。一方、入口浮上ステージ25、後述する塗布ステージ31、および後述する出口浮上ステージ51は、ローラ支持台71とは別個に設けられたステージ支持台72に、支持されている。
つまり、本実施形態では、基板9をローラにより接触支持する部位と、基板9をステージ上に浮上支持する部位とが、異なる支持台に支持され、互いに非連結となっている。これにより、コンベアローラ11、昇降ローラ21、およびフリーローラ24からの機械的振動が、入口浮上ステージ25、塗布ステージ31、および出口浮上ステージ51へ伝播することが、抑制されている。
入口浮上ステージ25は、複数のフリーローラ24の搬送方向下流側に、配置されている。入口浮上ステージ25は、昇降ローラ21、フリーローラ24、または後述する塗布ステージ31とともに、基板9を支持する。入口浮上ステージ25の上面には、圧縮空気を吐出するための複数の吐出孔25aが、設けられている。
基板9の搬送時には、図示しない供給源から供給される圧縮空気が、複数の吐出孔25aから上方へ向けて、吐出される。基板9は、複数の吐出孔25aから吐出される圧縮空気により、入口浮上ステージ25の上面から浮上した状態で、支持される。すなわち、入口浮上ステージ25は、基板9の下面に対して非接触で、基板9を支持する。
4本のガイドローラ26は、移載部20において、基板9を搬送方向に案内するための機構である。4本のガイドローラ26は、基板9の搬送経路の両側部に、配置されている。各ガイドローラ26は、上下に延びる回転軸を中心として、回転可能となっている。基板9が搬送経路から外れかけると、ガイドローラ26は、基板9の端縁部に接触しつつ回転する。これにより、基板9の向きが補正され、基板9は、正しく搬送方向に搬送される。
4本のガイドローラ26は、図示しない駆動機構により、昇降移動可能となっている。移載部20において基板9が搬送されるときには、4本のガイドローラ26は、基板9の搬送経路の両側部へ上昇した状態となっている。一方、後述するチャック機構32が、基板9の下方へ進入するときには、4本のガイドローラ26は、チャック機構32と接触しない高さ位置へ下降した状態となっている。
位置決め機構27は、移載部20において、基板9を位置決めするための機構である。位置決め機構27は、上下に延びる複数の位置決めピン27aを有する。位置決めピン27aは、本発明における「位置決め部材」の一例である。複数の位置決めピン27aは、移載部20に配置された基板9を取り囲む位置に、配置されている。各位置決めピン27aは、図示しない駆動機構により、基板9の端縁部に当接する位置と、基板9の端縁部から離間した位置との間で、移動可能となっている。
標準位置の昇降ローラ21と入口浮上ステージ25とにまたがって基板9が配置されると、複数の位置決めピン27aは、基板9の端縁部に当接する。これにより、基板9の水平方向の位置および姿勢が、定められる。一方、基板9が搬送されるときや、チャック機構32が基板9の下方へ進入するときには、複数の位置決めピン27aは、基板9やチャック機構32と接触しない位置に、退避する。
突き上げ機構28は、移載部20において基板9を移載するときに、基板9の幅方向の両端部を、一時的に突き上げるための機構である。突き上げ機構28は、上下に延びる複数のリフトピン28aを有する。複数のリフトピン28aは、基板9が位置決め機構27により位置決めされた状態において、基板9の幅方向の両端部から幾分幅方向内側へ寄った位置に、長手方向に配列されている。また、複数のリフトピン28aは、図示しない駆動機構により、一体的に昇降移動可能となっている。複数のリフトピン28aを上昇させると、基板9の下面にリフトピン28aが当接し、基板9の幅方向の両端部付近が、リフトピン28aにより突き上げられる。
図11、図13、および図15は、突き上げ機構28により、基板9の両端部付近が突き上げられた状態を示している。これらの図に示すように、複数のリフトピン28aを上昇させたときには、基板9が撓むことにより、基板9の幅方向の両端部付近のみが、突き上げられる。基板9の幅方向の中央部分は、昇降ローラ21またはフリーローラ24に、水平姿勢で接触支持された状態に、維持されている。
また、図1および図2に示すように、複数のリフトピン28aは、入口浮上ステージ25の幅方向の両端部より、幅方向内側に配置されている。このため、複数のリフトピン28aを上昇させたときには、後述するチャック機構32が、複数のリフトピン28aと接触することなく、入口浮上ステージ25の幅方向外側の位置へ、進入できる。また、基板9のうち、少なくともチャック機構32に吸着される部分が、入口浮上ステージ25の幅方向外側に、はみ出していればよい。このため、入口浮上ステージ25からの基板9のはみ出し量を、抑制できる。
図2に示すように、移載部20の搬送方向の長さL1は、1枚の基板9を配置することができる程度の長さ(すなわち、基板9の搬送方向の長さより若干長い程度)に、設定されている。移載部20のうち、昇降ローラ21およびフリーローラ24が配置された領域の搬送方向の長さL2と、入口浮上ステージ25の搬送方向の長さL3とは、いずれも、基板9の搬送方向の長さより、短く設定されている。これにより、移載部20の搬送方向の長さが、抑制されている。
入口浮上ステージ25のように基板9を浮上支持するステージは、吐出孔25aの形成等に高度の加工技術を必要とし、製造コストも高い。本実施形態では、そのような入口浮上ステージ25の搬送方向の長さが、抑制されている。これにより、基板処理装置1の製造が容易となり、製造コストも抑制される。また、入口浮上ステージ25へ供給する圧縮空気の量も、抑制される。
第2搬送部30は、基板9の上面にレジスト液を塗布するときに、基板9を搬送方向下流側へ搬送する部位である。図1に示すように、第2搬送部30は、塗布ステージ31と、一対のチャック機構32と、を有している。
塗布ステージ31は、入口浮上ステージ25の搬送方向下流側に、配置されている。塗布ステージ31の上面には、圧縮空気を吐出するための複数の吐出孔と、塗布ステージ31上の空気を吸引するための複数の吸引孔とが、設けられている。塗布ステージ31上にて基板9を搬送するときには、複数の吐出孔からの圧縮空気の吐出による上方への圧力と、複数の吸引孔への吸気による下方への圧力とが、基板9に作用する。これにより、基板9は、塗布ステージ31の上面からわずかに浮上した状態で、安定的に支持される。
チャック機構32は、塗布ステージ31の幅方向外側に、左右一対に配置されている。各チャック機構32には、基板9の幅方向の端部を下面側から吸着保持する吸着保持部32aが、搬送方向に一対に設けられている。また、各チャック機構32は、ステージ支持台72の上面に形成されたガイドレール32bに沿って、リニアモータ等の駆動機構により、搬送方向に移動可能となっている。図1に示すように、ガイドレール32bは、フリーローラ24の幅方向外側の位置から、後述する出口浮上ステージ51の幅方向外側の位置まで、搬送方向に延びている。一対のチャック機構32は、基板9を吸着保持しつつ、移載部20から搬出部50まで、基板9を搬送できる。
図4および図5は、吸着保持部32aの上面付近の、部分拡大縦断面図である。図4および図5に示すように、吸着保持部32aは、基板9の下面に接触する保持面321を、有している。基板9のうち、吸着保持部32aに保持される部分の下面の高さ位置は、保持面321により規定される。また、吸着保持部32aには、保持面321から下方へ凹んだ溝322と、溝322の底部に開口する吸引孔323とが、形成されている。
溝322の内部には、上下方向に伸縮可能であるとともに基板9の下面に吸着する弾性吸着体324が、配置されている。弾性吸着体324は、蛇腹状の側面を有する略円筒形に、形成されている。弾性吸着体324の下側の開口部は、吸引孔323に連通されている。また、弾性吸着体324の上側の開口部は、上方へ向けて開放されている。
吸引孔323は、図示しない吸気ポンプに接続されている。吸気ポンプを動作させると、吸引孔323および弾性吸着体324の内部に負圧が発生する。これにより、吸着保持部32aの上方の空気が、図4中の矢印のように、弾性吸着体324を介して吸引孔323へ、吸引される。
図4に示すように、基板9への吸着前には、弾性吸着体324の上端部は、保持面321より上方へ突出している。上述の吸引を行いつつ、吸着保持部32aの上面に基板9を接近させると、弾性吸着体324は、基板9の下面に吸着するとともに、収縮する。そして、吸着時には、図5に示すように、弾性吸着体324の上端部は、保持面321と同等の高さに位置する。これにより、基板9の下面が、保持面321に接触保持される。
このように、本実施形態では、弾性吸着体324が、基板9の下面に吸着するとともに、収縮することにより、基板9の下面を保持面321に引き寄せる。このため、例えば、リフトピン28aの突き上げにより基板9の端縁部付近が多少傾斜していても、基板9の下面を、高い確実性をもって、吸着保持部32aに保持させることができる。
チャック機構32は、1つ吸着保持部32aに、複数の弾性吸着体324を有していることが、望ましい。そのようにすれば、弾性吸着体324の吸着自体により発生する基板9の反りを、抑制できる。このため、基板9を、さらに高い確実性をもって、吸着保持部32aに保持させることができる。
また、図1に示すように、吸着保持部32aには、基板9の位置ずれを検知する位置ずれセンサ325が、設けられている。位置ずれセンサ325は、基板9が、所望の位置からずれて吸着保持部32aに保持されたときに、保持面321からはみ出した基板9を検知する。制御部60は、位置ずれセンサ325から検出信号を受信すると、チャック機構32の移動を停止させるなどして、基板9への塗布不良を防止する。
レジスト塗布機構40は、塗布ステージ31に支持されつつ搬送される基板9の上面に、レジスト液を塗布するための機構である。図1では、塗布ステージ31やチャック機構32を明示するため、レジスト塗布機構40が、破線で示されている。レジスト塗布機構40は、塗布ステージ31の上方に幅方向に架け渡された架橋部41と、架橋部41に取り付けられたスリットノズル42と、を有している。スリットノズル42は、図示しないレジスト液供給源から供給されるレジスト液を、幅方向に延びるスリット状の吐出口を介して、基板9の上面に吐出する。
搬出部50は、レジスト液が塗布された基板9を、基板処理装置1から搬出するための部位である。図1に示すように、搬出部50は、出口浮上ステージ51と、複数の搬出用ピン52と、を有している。
出口浮上ステージ51は、塗布ステージ31の搬送方向下流側に、配置されている。出口浮上ステージ51の上面には、圧縮空気を吐出するための複数の吐出孔が、設けられている。出口浮上ステージ51上で基板9を支持するときには、図示しない供給源から供給される圧縮空気が、複数の吐出孔から上方へ向けて、吐出される。基板9は、複数の吐出孔から吐出される圧縮空気により、出口浮上ステージ51の上面から浮上した状態で、支持される。すなわち、出口浮上ステージ51は、基板9の下面に対して非接触で、基板9を支持する。
複数の搬出用ピン52は、出口浮上ステージ51の面内において、搬送方向および幅方向に、等間隔に配列されている。複数の搬出用ピン52は、それらの上端部で基板9を接触支持する。また、複数の搬出用ピン52は、図示しない駆動機構により、一体的に昇降移動可能となっている。このため、複数の搬出用ピン52は、基板9を水平姿勢に支持しつつ、出口浮上ステージ51の上方へ、基板9を持ち上げることができる。
塗布ステージ31から出口浮上ステージ51へ基板9が搬送されるときには、複数の搬出用ピン52は、基板9との接触を避けるため、出口浮上ステージ51の上面より下方へ、退避した状態となっている。また、出口浮上ステージ51から基板9を搬出するときには、複数の搬出用ピン52が、出口浮上ステージ51の上面より上方へ、突出する。これにより、出口浮上ステージ51の上方へ、基板9が持ち上げられる。複数の搬出用ピン52上に支持された基板9は、出口浮上ステージ51の搬送方向下流側に配置された移載ロボット3により、後工程の装置4へ、搬送される。
制御部60は、CPUやメモリを有するコンピュータにより、構成されている。図6は、制御部60と、基板処理装置1の各部との、電気的接続構成を示したブロック図である。図6に示すように、制御部60は、第1搬送部10、移載部20、第2搬送部30、レジスト塗布機構40、および搬出部50と、接続されている。より具体的には、制御部60は、これらの各部に設けられた種々の駆動機構、センサ、圧縮空気の供給機構、排気機構等と、接続されている。例えば、制御部60は、位置決め機構27の複数の位置決めピン27aを移動させるための駆動機構や、突き上げ機構28の複数のリフトピン28aを昇降移動させるための駆動機構や、チャック機構32を移動させるためのリニアモータ等と、接続されている。制御部60は、あらかじめ設定されたプログラムやデータに従って、これらの各部の動作を電気的に制御する。これにより、基板処理装置1における基板9の処理が進行する。
<2.基板処理装置の動作>
続いて、基板処理装置1の動作について、説明する。図7は、基板処理装置1の動作の流れを示したフローチャートである。図8、図10、図12、図14、および図16は、ステップS2〜S8における移載部20付近の側面図である。また、既述の通り、図9、図11、図13、図15、および図17は、移載部20付近の構造を、図1中のA−A位置から見た図である。図9、図11、図13、図15、および図17は、それぞれ、図8、図10、図12、図14、および図16と同時点の状態を、示している。
基板処理装置1において基板9を処理するときには、まず、前工程の装置2から搬出された基板9を、第1搬送部10により搬送する(ステップS1)。基板9は、コンベアローラ11上に接触支持され、コンベアローラ11の回転により、搬送方向下流側へ搬送される。このとき、昇降ローラ21は、標準位置に配置され、コンベアローラ11と同方向に回転している。このため、基板9は、コンベアローラ11と昇降ローラ21とで、連続的に移載部20まで搬送される。
また、このとき、4本のガイドローラ26は、基板9の搬送経路の両側部へ上昇した状態となっている。これらのガイドローラ26に案内され、基板9は、正しく搬送方向下流側へ搬送される。
基板9が移載部20に到達すると、昇降ローラ21は、回転を停止する。これにより、基板9は、昇降ローラ21と入口浮上ステージ25とにまたがった状態で、停止する(ステップS2,図8および図9の状態)。図8に示すように、基板9の搬送方向上流側の一部分は、標準位置の昇降ローラ21上に、接触支持されている。一方、基板9の搬送方向下流側の一部分は、入口浮上ステージ25上に、浮上支持されている。基板9のうち、入口浮上ステージ25上に支持された部分の高さ位置は、昇降ローラ21上に支持された部分の高さ位置より、低くなっている。
次に、複数の位置決めピン27aが、基板9の搬送方向上流側、搬送方向下流側、および幅方向両側の、各端縁部に当接する。これにより、基板9の水平方向の位置および姿勢が、定められる(ステップS3)。このように、基板9の位置決めを行うことにより、後述するステップS8において、吸着保持部32aに、基板9の下面のより正確な位置を、保持させることができる。
基板9の位置決めが完了すると、4本のガイドローラ26は、下降して、所定の退避位置へ退避する。また、複数の位置決めピン27aのうち、基板9の幅方向の両端縁部に当接していた位置決めピン27aも、基板9から離間して、所定の退避位置へ退避する(ステップS4)。位置決めピン27aの退避後も、基板9の搬送方向上流側の一部分は、昇降ローラ21に接触支持されている。このため、基板9と昇降ローラ21との静止摩擦により、基板9の幅方向の位置ずれは、防止される。
続いて、複数のリフトピン28aを上昇させる(ステップS5,図10および図11の状態)。リフトピン28aは、基板9の下面に当接し、基板9の幅方向の両端部付近を、突き上げる。図10および図11に示すように、複数のリフトピン28aの上端部は、標準位置の昇降ローラ21の上端部より上方の位置まで、上昇する。
本実施形態の基板9は、大型で可撓性を有する。このため、ステップS5では、基板9のうち、幅方向の両端部付近のみが、部分的に突き上げられる。基板9の幅方向の中央部分は、昇降ローラ21および入口浮上ステージ25に支持された状態を、維持している。特に、基板9の幅方向の中央部分のうち、搬送方向上流側の一部分は、依然として、昇降ローラ21に接触支持されている。したがって、基板9と昇降ローラ21との静止摩擦により、基板9の幅方向の位置ずれは、防止されている。
また、本実施形態では、基板9の幅方向の両端縁部に当接していた位置決めピン27aを退避させた後に、複数のリフトピン28aを上昇させている。このため、リフトピン28aを上昇させるときに、基板9の幅方向の端縁部と位置決めピン27aとが、摺接することはない。これにより、基板9と位置決めピン27aとの摺接によるパーティクルの発生が、防止されている。
その後、昇降ローラ21を、標準位置から下降位置へ、下降させる(ステップS6,図12および図13の状態)。昇降ローラ21を下降させると、昇降ローラ21の上端部の高さ位置は、フリーローラ24の上端部の高さ位置より、下方となる。このため、基板9の幅方向の中央部分のうち、搬送方向上流側の一部分は、複数の昇降ローラ21に代わって、複数のフリーローラ24に、支持される。基板9の幅方向の両端部付近は、複数のリフトピン28aに支持された状態を、維持している。
続いて、一対のチャック機構32を、搬送方向上流側へ、移動させる。これにより、基板9の突き上げられた部分の下方へ、吸着保持部32aを進入させる(ステップS7,図14および図15の状態)。そして、吸着保持部32aの吸引動作を開始した後、複数のリフトピン28aを下降させる。すなわち、突き上げ機構28による基板9の突き上げを、解除する。これにより、基板9の幅方向の両端部を、チャック機構32の吸着保持部32aに、接近させる。
吸着保持部32aの弾性吸着体324は、基板9の下面に吸着し、その後、負圧により収縮する。これにより、基板9の下面が吸着保持部32aの保持面321に、引き寄せられる。その結果、基板9の幅方向の端部が、吸着保持部32aに吸着保持される(ステップS8,図16および図17の状態)。基板9は、搬送方向上流側の一部分がフリーローラ24上に接触支持されるとともに、搬送方向下流側の一部分が入口浮上ステージ25上に浮上支持され、さらに、幅方向の両端部がチャック機構32に吸着保持された状態となる。
本実施形態では、移載部20におけるステップS3〜S8の動作の間、基板9の搬送方向上流側および搬送方向下流側の端縁部には、位置決めピン27aが当接している。これにより、基板9の搬送方向の位置ずれが、防止されている。なお、本実施形態のように、基板9の幅方向の両端部付近を突き上げる場合には、そもそも、基板9に搬送方向の力が作用しにくい。したがって、仮に、突き上げ時に位置決めピン27aが当接していないとしても、基板9の搬送方向の位置ずれは、発生しにくい。
また、ステップS3〜S8の間、基板9は、昇降ローラ21またはフリーローラ24により、継続的に接触支持されている。このため、昇降ローラ21またはフリーローラ24と基板9との静止摩擦により、基板9の幅方向への位置ずれが、防止されている。
また、本実施形態では、複数のリフトピン28aで、基板9の幅方向の両端部付近を一旦突き上げ、当該リフトピン28aを下降させることにより、基板9の下面をチャック機構32の吸着保持部32aに接近させている。これにより、吸着保持部32aの高さ位置を固定しつつ、基板9の下面を吸着保持部32aに保持させている。このため、吸着保持部32aを昇降移動させるための機構を排除して、チャック機構32を簡易な構造とすることができる。
基板9が一対のチャック機構32に保持されると、基板9の搬送方向上流側および搬送方向下流側の端縁部に当接していた位置決めピン27aは、所定の退避位置へ退避する。そして、チャック機構32がガイドレール32bに沿って搬送方向下流側へ移動することにより、基板9は、搬送方向下流側へ搬送される。
基板9は、入口浮上ステージ25から、塗布ステージ31を経て、出口浮上ステージ51まで、各ステージ上に浮上支持されつつ、搬送される。スリットノズル42は、塗布ステージ31上で搬送される基板9の上面に向けて、レジスト液を吐出する。これにより、基板9の上面に、レジスト液が塗布される(ステップS9)。
なお、本実施形態では、基板9の搬送方向下流側の端部がスリットノズル42の下方位置へ差し掛かる前に、基板9の搬送方向上流側の端部が、入口浮上ステージ25上に支持される。すなわち、基板9の上面にレジスト液を塗布する時点では、基板9の全体が、入口浮上ステージ25および塗布ステージ31上に、浮上支持されている。このため、フリーローラ24の機械的振動が、レジスト液の塗布中の基板9に伝播することが、抑制される。これにより、基板9の上面におけるレジスト液の塗布不良が、抑制される。
レジスト液が塗布された基板9は、出口浮上ステージ51上まで搬送されて、停止する。そして、チャック機構32の吸着保持部32aは、吸引動作を停止させることにより、基板9の吸着を解除する。吸着が解除された後も、基板9と弾性吸着体324との間に静止摩擦が作用するため、基板9のずれは抑制される。
チャック機構32による基板9の吸着が解除されると、出口浮上ステージ51の上面から複数の搬出用ピン52が突出する。これにより、出口浮上ステージ51の上方へ、基板9が持ち上げられる。その後、複数の搬出用ピン52に支持された基板9を、移載ロボット3が受け取り、移載ロボット3から後工程の装置4へ、基板9が移載される。
<3.変形例>
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上記の実施形態に限定されるものではない。
上記の実施形態の第1搬送部10は、複数のコンベアローラ11で基板9を搬送するものであったが、本発明の「第1搬送部」は、他の機構で基板9を搬送するものであってもよい。例えば、複数のフリーローラ上に基板9を支持しつつ、他の手段により基板9に搬送方向下流側への推進力を与えて、搬送方向下流側へ搬送するものであってもよい。また、何らかの移動部材上に基板9を保持しつつ、当該移動部材とともに、基板9を下流側へ搬送するものであってもよい。
また、上記の実施形態では、移載部20において、基板9の幅方向の中央部分を、昇降ローラ21またはフリーローラ24と、入口浮上ステージ25とで支持していたが、基板9の幅方向の中央部分は、他の支持形態で支持されていてもよい。例えば、基板9の幅方向の中央部分が、ローラのみに支持されていてもよい。
また、上記の実施形態の突き上げ機構28は、基板9の幅方向の両端部付近を突き上げていたが、本発明の「突き上げ機構」は、基板9の他の部位を、突き上げるものであってもよい。例えば、基板9の搬送方向の両端部付近が突き上げられ、当該両端部付近の下方に、チャック機構32が進入するようになっていてもよい。
また、上記の実施形態では、本発明における「位置決め部材」の一例として、位置決めピン27aを挙げた。しかしながら、本発明の「位置決め部材」は、基板9に当接して位置決めを行うものであれば、板状等の他の形状を有するものであってもよい。
また、上記の基板処理装置1は、基板9の上面にレジスト液を塗布する装置であったが、本発明の基板処理装置は、レジスト液以外の処理液を基板に塗布する装置であってもよい。また、本発明の基板処理装置は、塗布処理以外の処理(洗浄処理、乾燥処理、熱処理、露光処理、現像処理など)を行う装置であってもよい。
また、上記の基板処理装置1は、液晶表示装置用のガラス基板9を処理対象としていたが、本発明の基板処理装置は、半導体ウエハ、フィルム液晶用フレキシブル基板、フォトマスク用基板、カラーフィルタ用基板、太陽電池用基板、電子ペーパー用基板などの他の基板を処理対象とするものであってもよい。
1 基板処理装置
9 基板
10 第1搬送部
11 コンベアローラ
12 回転駆動機構
20 移載部
21 昇降ローラ
22 回転駆動機構
23 昇降駆動機構
24 フリーローラ
24a 下流側フリーローラ
24b 上流側フリーローラ
25 入口浮上ステージ
26 ガイドローラ
27 位置決め機構
27a 位置決めピン
28 突き上げ機構
28a リフトピン
30 第2搬送部
31 塗布ステージ
32 チャック機構
32a 吸着保持部
32b ガイドレール
40 レジスト塗布機構
41 架橋部
42 スリットノズル
50 搬出部
51 出口浮上ステージ
52 搬出用ピン
60 制御部
71 ローラ支持台
72 ステージ支持台
321 保持面
324 弾性吸着体

Claims (8)

  1. 基板を搬送する機構を備えた基板処理装置であって、
    搬送方向上流側から所定の位置まで、基板を搬送する第1搬送部と、
    前記所定の位置から搬送方向下流側へ、基板を搬送する第2搬送部と、
    前記所定の位置において、前記第1搬送部から前記第2搬送部へ基板を移載する移載部と、
    を備え、
    前記移載部は、基板の一部分が水平姿勢で接触支持された状態を維持しつつ、基板の他の部分を突き上げる突き上げ機構を有し、
    前記第2搬送部は、基板を下面側から保持しつつ搬送方向に移動する保持部を有し、
    前記突き上げ機構により基板を部分的に突き上げ、基板の突き上げられた部分の下方へ前記保持部を進入させた後、前記突き上げ機構による突き上げを解除することにより、前記保持部に基板を保持させるように、前記突き上げ機構および前記保持部を制御する制御部を、さらに備える基板処理装置。
  2. 請求項1に記載の基板処理装置であって、
    前記移載部は、基板の水平方向の位置決めを行う位置決め機構をさらに有し、
    前記制御部は、前記位置決め機構による基板の位置決めの後に、前記突き上げ機構による基板の突き上げを行うように、前記位置決め機構および前記突き上げ機構を制御する基板処理装置。
  3. 請求項2に記載の基板処理装置であって、
    前記位置決め機構は、基板の端縁部に当接する位置決め部材を有し、
    前記制御部は、前記位置決め機構による位置決めの後、基板の前記他の部分に当接している前記位置決め部材を基板から退避させ、その後に、前記突き上げ機構による基板の突き上げを行うように、前記突き上げ機構および前記位置決め機構を制御する基板処理装置。
  4. 請求項1から請求項3までのいずれかに記載の基板処理装置であって、
    前記保持部は、
    保持時に基板の下面の高さ位置を規定する保持面と、
    上下方向に伸縮可能であるとともに基板の下面に吸着する弾性吸着体と、
    を有し、
    基板への吸着前には、前記弾性吸着体の上端部が、前記保持面より上方に位置し、
    基板への吸着時には、前記弾性吸着体の上端部が、前記保持面と同等の高さに位置する基板処理装置。
  5. 請求項1から請求項4までのいずれかに記載の基板処理装置であって、
    前記突き上げ機構は、基板の搬送方向に直交する方向の両端部付近を突き上げる基板処理装置。
  6. 第1搬送部から第2搬送部へ基板を移載する移載方法であって、
    a)基板の一部分が水平姿勢で接触支持された状態を維持しつつ、基板の他の部分を突き上げる工程と、
    b)前記工程a)の後、基板の突き上げられた部分の下方へ保持部を進入させる工程と、
    c)前記工程b)の後、基板の突き上げを解除することにより、前記保持部に基板を保持させる工程と、
    を備える移載方法。
  7. 請求項6に記載の移載方法であって、
    d)前記工程a)の前に、基板の水平方向の位置決めを行う工程
    をさらに備える移載方法。
  8. 請求項7に記載の移載方法であって、
    前記工程d)では、基板の端縁部に位置決め部材を当接させ、
    e)前記工程d)と前記工程a)との間に、基板の前記他の部分に当接している前記位置決め部材を基板から退避させる工程
    をさらに備える移載方法。
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