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JP2011208385A - 防水下地シート及びそれを用いた防水構造と防水工法 - Google Patents

防水下地シート及びそれを用いた防水構造と防水工法 Download PDF

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Tsuyoshi Yamashita
剛志 山下
Makoto Machida
誠 町田
Kenji Yoshino
兼司 吉野
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Abstract

【課題】断熱材表面の段差や凹凸を緩和して平坦な面上に防水層を設けることができる防水下地シート、及びこれを用いた防水構造と防水工法の提供。
【解決手段】蓄熱槽内面に被覆された断熱材の表面に接合される防水下地シートであって、金属層と、該金属層の一方の面側に積層されたウレタンコート層と、前記金属層の他方の面側に積層された可撓性を有する合成樹脂発泡シート層とを有することを特徴とする防水下地シート。
【選択図】図1

Description

本発明は、蓄熱槽の防水構造等に使用される防水下地シート及びそれを用いた防水構造と防水工法に関する。
従来より、省エネルギー対策の一つとして、太陽熱により暖められた温水、あるいは夜間の割安な電力で加熱された冷水又は温水を蓄熱槽に蓄え、冷暖房が必要な時間帯に空調機やファンコイルユニットで熱交換して冷暖房を行う蓄熱利用システムを備えたビル、マンション等が建設されている。
従来、前記システムに用いる蓄熱槽としては、熱損失を防ぎ蓄熱槽の効率を高めるために、コンクリート躯体の内面に発泡ポリスチレン等の合成樹脂発泡体からなる断熱材が被覆され、この断熱材の表面をポリウレタン樹脂などの防水層で被覆した断熱防水蓄熱槽が知られている。
建築物の躯体は、型枠を組み合わせ、コンクリートが流し込まれて作られる。型枠は一般的に縦1.8m、横0.9mのパネルが用いられるため、このパネルが継ぎ目無く、平坦に組まれなければ硬化したコンクリート面は平坦にならない。日本建築学会・建築工事標準仕様書では、壁コンクリート面の平坦さ(凹凸の差)を3mにつき7mm以下と規定しており、平坦で無い事が許容されている。
平滑ではないコンクリート面に工場生産品である合成樹脂発泡体などの断熱材を貼り付けると、断熱材継ぎ目間に段差が発生する。段差のほか、施工中に合成樹脂発泡体表面にキズ、窪みが発生する場合がある。
蓄熱槽の防水は、防水厚み管理のため、躯体面、またはこの上に設置された断熱材面に金属箔を取り付ける方法がある。蓄熱槽は温冷水で満たされており、防水層には常時水圧がかかる。下地に段差があると金属箔には引張力がかかり破損を招くため、両工法共に下地を平坦に補修してから防水を施す必要があった。
これを解消するため、金属箔に不織布または合成樹脂シートを貼り、補強する方法が提案されている(例えば、特許文献1,2参照)。
特許文献1には、上面側から順に、上フィルム状接着剤層、繊維層、下フィルム状接着剤層が積層一体化されてなることを特徴とする防水施工用絶縁シートが開示されている。また、前記繊維層としては、ガラス繊維不織布が例示されている。
特許文献2には、下地面上に、塗料、コーティング材、塗膜防水材等からなる塗膜を形成するに際して、前記下地面上に、非磁性金属フィルムに紙、合成繊維又はガラス繊維等からなる織布あるいは不織布、もしくは合成樹脂又は合成ゴムからなるフィルムあるいはシートを張り合わした複合材からなる下地材を貼着し、その後、該下地材上に前記塗膜を形成することを特徴とする塗膜の形成方法が開示されている。また下地面上に形成する、塗料、コーティング材、塗膜防水材等からなる塗膜の膜厚を測定するに際して、前記下地面上に、非磁性金属フィルムに紙、合成繊維又はガラス繊維等からなる織布あるいは不織布、もしくは合成樹脂又は合成ゴムからなるフィルムあるいはシートを張り合わした複合材からなる下地材を貼着し、次いで、該下地材上に前記塗膜を形成し、その後、渦電流式膜厚計によって前記塗膜表面から前記非磁性金属フィルムまでの距離を測定することを特徴とする塗膜の膜厚測定方法が開示されている。
特開2005−139821号公報 特開2001−288871号公報
しかしながら、前記特許文献1,2に記載の従来技術には、次のような問題があった。
特許文献1の防水施工用絶縁シートは、その段落番号0014に記載の通り、ポリエチレンフィルム、ポリエステルシートを不織布に貼り合せているが、これは段落0017、0019及び0020に記載の通り、施工作業性を向上させるための補強材であり、このような繊維層では断熱材表面に生じた段差や凹凸等に対する追従性は乏しく、絶縁シート上に段差や凹凸がそのまま転写され平滑にならないおそれがある。そのため該絶縁シート上に設けられる防水シートに前記段差や凹凸等が直接作用して、該防水シートに局部的な引張力等が生じて防水シートの連続性が損なわれ、不良箇所から漏水が生じるおそれがある。
また、特許文献1のシートは、ガラス繊維不織布などの繊維層を設けているが、防水シートに連続性が失われ、漏水が発生した場合には、その水が繊維層を伝って広範囲に拡大してしまう問題がある。
特許文献2は、その段落番号0019に記載の通り、ポリエチレン等の合成樹脂、合成ゴム、ゴム変性アスファルト等からなるフィルム・シートを金属箔に貼り合せているが、このような材料の組み合わせでは、断熱材表面に生じた段差や凹凸等に対する追従性は乏しく、下地面上に段差や凹凸がそのまま転写され平滑にならないおそれがある。そのため下地面上に設けられる塗膜に前記段差や凹凸等が直接作用して、該塗膜に局部的な引張力等が生じて塗膜の連続性が損なわれ、不良箇所から漏水が生じるおそれがある。
また、特許文献2の段落番号0010では、下地材の下地面への貼着については、全面に貼着することなく、その一部にのみ貼着してよい旨が記載されているが、全面接着しない場合、防水が劣化した際に、非貼着部位に沿って漏水が広範囲に広がってしまう問題がある。
本発明は、前記事情に鑑みてなされ、断熱材表面の段差や凹凸を緩和して平坦な面上に防水層を設けることができる防水下地シート、及びこれを用いた防水構造と防水工法の提供を目的とする。
前記目的を達成するため、本発明は、蓄熱槽内面に被覆された断熱材の表面に接合される防水下地シートであって、金属層と、該金属層の一方の面側に積層されたウレタンコート層と、前記金属層の他方の面側に積層された可撓性を有する合成樹脂発泡シート層とを有することを特徴とする防水下地シートを提供する。
本発明の防水下地シートにおいて、前記ウレタンコート層は、JIS Z0238に規定するピール強度が30〜500g/15mm幅、シール強度が1.0〜5.5kg/15mm幅の性能を満たすものであることが好ましい。
本発明の防水下地シートにおいて、前記合成樹脂発泡シートが、厚み0.5〜5mmの熱可塑性樹脂発泡シートであることが好ましい。
本発明の防水下地シートにおいて、前記金属層が厚み4〜30μmのアルミ箔からなることが好ましい。
本発明の防水下地シートにおいて、前記金属層と前記ウレタンコート層との間に樹脂フィルム層が設けられたことが好ましい。
前記合成樹脂発泡シート層の前記金属層と反対の面側に、接着剤層が積層されたことが好ましい。
さらに、前記接着剤層の前記合成樹脂発泡シート層と反対の面には、離型紙が貼着されたことが好ましい。
また本発明は、蓄熱槽内面に被覆された断熱材の表面に施される防水構造であって、前記断熱材の表面に、前記防水下地シートの前記ウレタンコート層の反対面を接合した防水下地が設けられ、該防水下地の前記ウレタンコート層上に防水層が設けられた構造を有することを特徴とする防水構造を提供する。
また本発明は、蓄熱槽内面に被覆された断熱材の表面に防水処理を施す防水工法であって、前記断熱材の表面に、前記防水下地シートの前記ウレタンコート層の反対面を接合して防水下地を設け、次いで該防水下地の前記ウレタンコート層上に防水層を設けることを特徴とする防水工法を提供する。
本発明の防水下地シートは、金属層と、該金属層の一方の面側に積層されたウレタンコート層と、前記金属層の他方の面側に積層された可撓性を有する合成樹脂発泡シート層とを有する構成としたことによって、この合成樹脂発泡シート層を蓄熱槽の内面に被覆された断熱材表面に接合して防水下地とした時に、下地面である断熱材表面の段差や凹凸に合成樹脂発泡シートが追従して変形することで、ウレタンコート層側に転写される段差や凹凸が小さくなって緩和され、防水層が設けられるウレタンコート層側の平坦性を確保することができ、断熱材表面の段差や凹凸によって防水層に局部的な引張力が作用してその連続性が損なわれ、漏水が生じることを防止することができる。
また本発明の防水下地シートは、合成樹脂発泡シート層上に金属層を有するものなので、防水層を形成後に該金属層を検出対象として高電圧式の探傷器(ピンホールテスター)によるピンホール検査や渦電流式膜厚計による防水層の膜厚測定を行うことができる。
本発明の防水下地シートの一例を示す斜視図である。 段差を有する断熱材上に本発明の防水下地シートを接着した場合の段差緩和効果を説明するための斜視図である。 実施例で製造した防水下地シートの斜視図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
図1は、本発明の防水下地シートの実施形態を示す斜視図である。本実施形態の防水下地シート1は、蓄熱槽内面に被覆された断熱材5の表面に接合される防水下地シートであり、金属層3と、該金属層3の一方の面側に積層されたウレタンコート層4と、前記金属層3の他方の面側に積層された可撓性を有する合成樹脂発泡シート層2とを有する構成になっている。
この防水下地シート1において、ウレタンコート層4は、この上に形成される防水層と、防水下地シート1を介して断熱材5とを強固に接合させるためのプライマーとして機能する樹脂材料が好ましい。このウレタンコート層4は、JIS Z0238に規定するピール強度が30〜500g/15mm幅、好ましくは150〜350g/15mm幅、シール強度が1.0〜5.5kg/15mm幅、好ましくは2.0〜5.5kg/15mm幅の性能を満たすものであることが好ましい。ウレタンコート層4の材料として好ましい市販品を例示すれば、例えば、大日精化工業社製の商品名「ハイラミック」、サカタインクス社製の商品名「ラミオール」などが挙げられる。
このウレタンコート層4は、金属層3の一方の面側に直接、或いは金属層3上に積層した樹脂フィルム層の表面に対し、ウエットラミネートでも、ドライラミネートでもよく、塗布量は、0.03〜5.0g/mの範囲とすることが好ましい。
この防水下地シート1において、金属層3は、金属箔、金属蒸着膜を設けた合成樹脂フィルム、金属箔をラミネートした合成樹脂フィルムなどが使用でき、金属としては、アルミニウム、アルミニウム合金、銅、銅合金、チタン合金などが挙げられる。これらの中でも、厚み4〜30μmのアルミ箔を金属層3に用いることが好ましい。
金属層3は、この防水下地シート1自体の防水性を向上させ、さらに防水下地シート1上に防水層を設けた後、この金属層3を検出対象として高電圧式の探傷器(ピンホールテスター)によるピンホール検査や渦電流式膜厚計による防水層の膜厚測定を行うことができ、防水構造の施工後の検査や防水層の劣化度合の測定などを容易に且つ確実に行うことができる。
この防水下地シート1において、合成樹脂発泡シート層2は、断熱材5表面の段差や凹凸に追従して変形し、ウレタンコート層2側に転写される段差や凹凸が小さくなって緩和され、防水下地シート1のウレタンコート層4側に十分な平坦性を付与し得る可撓性と柔軟性を有するものであればよく、ポリエチレンなどのポリオレフィン系樹脂発泡シート、ポリエステル系樹脂発泡シート、ポリスチレン系樹脂発泡シート、ポリウレタン系樹脂発泡シートなどを用いることができる。これらの発泡シートは、無架橋のものが好ましいが、化学架橋したもの、電子架橋したものでもよい。これらの中でも、柔軟性とクッション性に優れ、防水性にも優れていることから、無架橋のポリエチレン発泡シートが好ましい。
この合成樹脂発泡シート層2の厚みは、0.5〜5mmの範囲が好ましく、0.8〜2.0mmの範囲がより好ましい。合成樹脂発泡シート層2の厚みが0.5mm未満であると、合成樹脂発泡シートによる段差や凹凸の緩和作用が十分に得られなくなるおそれがある。
前記金属層3と合成樹脂発泡シート層2とは、接着剤によって全面接着されていることが望ましい。この接着剤としては、金属層3と合成樹脂発泡シート層2とを強固に接着できればよく、特に限定されないが、金属層3としてアルミ箔を用い、また合成樹脂発泡シート層2としてポリエチレン発泡シートを用いる場合には、ポリエチレン成分(LDPE)を含む接着剤が好ましい。この接着剤の塗布厚みは5〜70μmの範囲が好ましく、10〜30μmの範囲がより好ましい。
この防水下地シート1は、蓄熱槽内面に被覆された断熱材5の表面に接合した場合に、断熱材5表面に段差や凹凸があっても、ウレタンコート層4側に十分な平坦性を確保し、その上に設けられる防水層に前記段差や凹凸に起因する引張力が低減できる。この防水下地シート1の作用効果について、図2を参照して説明する。
図2は、段差6を有する断熱材5表面に前記防水下地シート1を接合した場合を示す斜視図である。図2に示すように、段差6を有する断熱材5表面に前記防水下地シート1の合成樹脂発泡シート層2側を接合すると、合成樹脂発泡シート層2が断熱材5表面の段差に追従して変形し、ウレタンコート層4側に転写される段差が小さくなって緩和され、その結果、防水下地シート1のウレタンコート層4側には十分な平坦性が付与される。特に、断熱材5表面の段差が角張っていても、その角部に合成樹脂発泡シート層2が入り込んで埋めることで、ウレタンコート層4側に段差が転写された場合でもその段差は角が丸められ、滑らかで小さな段差となる。従って、この防水下地シート1を断熱材5表面に接合した状態では、ウレタンコート層4側が平坦となり、該ウレタンコート層4上に防水層を設けた際に、転写された段差や凹凸に起因した局部的な引張力等が防水層に加わることが少なくなり、防水層の劣化を防ぐことができる。
この防水下地シート1において、金属層3とウレタンコート層4との間には、樹脂フィルム層を設けることが望ましい。この樹脂フィルム層としては、ポリエチレンテレフタレート(PET)などのポリエステルフィルム、ポリエチレンやポリプロピレンなどのポリオレフィンフィルム、ポリアミドフィルム、ポリスチレンフィルムなど各種の樹脂フィルムが挙げられ、その中でもPETなどのポリエステルフィルムが好ましい。この樹脂フィルムの厚みは、5〜25μmの範囲が好ましく、10〜15μmの範囲がより好ましい。
前記樹脂フィルム層を金属層3とウレタンコート層4との間に設ける場合、樹脂フィルム層と金属層3との層間は、接着剤で全面接着することが望ましい。この接着剤としては、金属層3と樹脂フィルム層とを強固に接着できればよく、特に限定されないが、金属層3としてアルミ箔を用い、また合成樹脂発泡シート層2としてPETフィルムを用いる場合には、ポリエチレン成分(LDPE)を含む接着剤が好ましい。この接着剤の塗布厚みは5〜70μmの範囲が好ましく、10〜30μmの範囲がより好ましい。
また、ウレタンコート層4は、その樹脂フィルム層上に直接塗布して設けることが望ましい。
この防水下地シート1において、合成樹脂発泡シート層2の下面側(ウレタンコート層4の反対側の面)に、断熱材5表面にこの防水下地シート1を接合するための接着剤層を積層してもよく、さらに該接着剤層には離型紙を貼着することが好ましい。この接着剤層は、合成樹脂発泡シート層2と断熱材5表面とを強固に且つ少なくとも60℃でも接着性能が低下しない耐熱性能を有する接着剤や粘着剤を用いることが望ましい。さらに、蓄熱槽は、60℃程度の温水蓄熱時と、0℃程度の冷水蓄熱時との両方の使用が考えられるため、前記接着剤層に用いる接着剤・粘着剤としては、常温での接着・粘着性能と比較して、60℃及び0℃での接着・粘着性能の低下が見られない材料を用いることが望ましい。そのような接着・粘着剤としては、例えば、アクリル樹脂系粘着剤が挙げられる。
本発明に係る防水下地シート1は、蓄熱槽内面に被覆された断熱材5の表面に、防水下地シート1のウレタンコート層4の反対面を接合して防水下地を設け、次いで該防水下地のウレタンコート層4上に防水層を設け、断熱材5の表面に防水処理を施す防水工法、及びそれによって得られた防水構造に好適に用いられる。ウレタンコート層4上に設けられる防水層としては、ユープレックス社製の商品名「コスミックRIM S−100」、「コスミックRIM S−200」、「コスミックRIM 1000GS」、「コスミックRIM A−50R」などの超速硬化ポリウレタン防水材およびポリウレア防水材が天井・壁面・床面へのスプレー施工性や硬化性で好ましい。
また、断熱材5としては、発泡倍数5倍〜80倍のポリスチレン系樹脂発泡成形体が好ましい。
[実施例1]
図3に示す防水下地シート10の最上層から最下層に向けて、ウレタンコート11(ウレタンコート層)、PETフィルム12(樹脂フィルム層)、LDPE13(接着剤)、アルミ箔14(金属層3)、LDPE15(接着剤)、EPEシート16(合成樹脂発泡シート2)、アクリル樹脂系接着剤17(接着剤層)、及び離型紙18を順に積層して、本発明に係る実施例の防水下地シート10を作製した。各層の詳細は次の通り。
・ウレタンコート11(ウレタンコート層):大日精化工業社製の商品名「ハイラミック」をPETフィルム12の表面にウエットラミネートによって塗布量0.2g/mで塗布、硬化させた。
・PETフィルム12(樹脂フィルム層):フタムラ化学社製の商品名「ポリエステルフィルムFE2002A」、厚み11μm。
・LDPE13(接着剤):日本ポリエチレン社製、商品名「LC600A」、厚み15μm。
・アルミ箔14(金属層3):東洋アルミニウム社製の商品名「アルミ箔IN30」、厚み7μm。
・LDPE15(接着剤):東ソー社製、商品名「テトロセン#212」、厚み15μm。
・EPEシート16(合成樹脂発泡シート2):積水化成品工業社製の無架橋ポリエチレン発泡シート、商品名「ライトロンS」、厚み1mm。
・アクリル樹脂系接着剤17(接着剤層):昭和高分子社製の2液架橋型アクリル型粘着剤、商品名「ビニロール PSA SV-6460」、塗布厚み20μm。
・離型紙18:クラフト紙(厚み80μm)にポリエチレン(厚み15μm)を積層したもの。
[比較例1]
EPEシート16を省いたこと以外は、実施例1と同様にして防水下地シートを作製した。
<比較試験>
断熱材として、積水化成品工業社製の地下蓄熱槽用型枠兼用断熱材、商品名「カタえもん」を用い、その所定の面に、幅100mm、深さ5mmの角溝を形成し、これを段差とした。
前記実施例1の防水下地シートの離型紙を取り除き、表出したアクリル樹脂系接着剤17を断熱材の表面に、前記段差を覆うようにして重ね合わせ、シート防水工事のシート転圧に用いられるゴムローラーで接合一体化した。その後、防水下地シートのウレタンコート層側に転写された段差の寸法を測定し、断熱材に形成した溝の寸法と比較した。
比較例1の防水下地シートについても、実施例1のシートと同様に、断熱材に設けた段差を覆うようにして重ね合わせ、接合一体化した。
(結果)
実施例1の防水下地シートでは、ウレタンコート層側に転写された段差が小さくなり、特に角部が丸まり、防水層を問題なく設けることができる程度の平坦性を確保できた。
一方、比較例1の防水下地シートでは、ウレタンコート層側に転写された段差が、元の角溝の大きさと大差なく、ウレタンコート層側は平坦ではなかった。
本発明は、蓄熱槽の防水構造等に使用される防水下地シート及びそれを用いた防水構造と防水工法に関する。
本発明の防水下地シートは、断熱材表面の段差や凹凸を緩和して平坦な面上に防水層を設けることができる。
1…防水下地シート、2…合成樹脂発泡シート層、3…金属層、4…ウレタンコート層、5…断熱材、6…段差、10…防水下地シート、11…ウレタンコート(ウレタンコート層)、12…PETフィルム(樹脂フィルム層)、13…LDPE(接着剤)、14…アルミ箔(金属層)、15…LDPE(接着剤)、16…EPEシート(合成樹脂発泡シート)、17…アクリル樹脂系接着剤(接着剤層)、18…離型紙。

Claims (9)

  1. 蓄熱槽内面に被覆された断熱材の表面に接合される防水下地シートであって、
    金属層と、該金属層の一方の面側に積層されたウレタンコート層と、前記金属層の他方の面側に積層された可撓性を有する合成樹脂発泡シート層とを有することを特徴とする防水下地シート。
  2. 前記ウレタンコート層は、JIS Z0238に規定するピール強度が30〜500g/15mm幅、シール強度が1.0〜5.5kg/15mm幅の性能を満たすものである請求項1に記載の防水下地シート。
  3. 前記合成樹脂発泡シートが、厚み0.5〜5mmの熱可塑性樹脂発泡シートである請求項1または2に記載の防水下地シート。
  4. 前記金属層が厚み4〜30μmのアルミ箔からなる請求項1〜3のいずれか1項に記載の防水下地シート。
  5. 前記金属層と前記ウレタンコート層との間に樹脂フィルム層が設けられた請求項1〜4のいずれか1項に記載の防水下地シート。
  6. 前記合成樹脂発泡シート層の前記金属層と反対の面側に、接着剤層が積層された請求項1〜5のいずれか1項に記載の防水下地シート。
  7. 前記接着剤層の前記合成樹脂発泡シート層と反対の面に離型紙が貼着された請求項6に記載の防水下地シート。
  8. 蓄熱槽内面に被覆された断熱材の表面に施される防水構造であって、
    前記断熱材の表面に、請求項1〜7のいずれか1項に記載の防水下地シートの前記ウレタンコート層の反対面を接合した防水下地が設けられ、該防水下地の前記ウレタンコート層上に防水層が設けられた構造を有することを特徴とする防水構造。
  9. 蓄熱槽内面に被覆された断熱材の表面に防水処理を施す防水工法であって、
    前記断熱材の表面に、請求項1〜7のいずれか1項に記載の防水下地シートの前記ウレタンコート層の反対面を接合して防水下地を設け、次いで該防水下地の前記ウレタンコート層上に防水層を設けることを特徴とする防水工法。
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