JP2011246970A - 道路用標示体 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】車両の接触によって弾性的に曲がる可撓性を有する柱状の標識部を間隔をあけて立設させ、この柱状の標識部間に伸縮自在な弾性材料からなる紐体を架け渡して設ける。
架設させた紐体により、柱状の標識部間を歩行者などの人や車両などが横切ることを防止でき、高い交通規制効果を得ることができる。
また、車両が接触する等して外力を受けたときには、前記各柱状の標識部が全体的に撓むとともに、前記紐体が全体的に伸縮や弛みなどをおこして、車両の損傷を抑制すると共に、道路用標示体の破損を抑制する。
【選択図】 図1
Description
すなわち本発明に係る道路用標示体は、車両の接触によって弾性的に曲がる可撓性を有する柱状の標識部を備えた道路用標示体であって、
前記柱状の標識部が間隔をあけて立設され、
該柱状の標識部間に伸縮自在な弾性材料からなる紐体が架け渡されていることを特徴としている。
また、車両の接触によって弾性的に曲がる可撓性を前記各柱状の標識部に備えさせ、前記紐体を伸縮自在な弾性材料で形成させるので、車両が接触する等して外力を受けたときには、前記各柱状の標識部が全体的に撓むとともに、前記紐体が全体的に伸縮や弛みなどをおこして、車両の損傷を抑制すると共に、道路用標示体の破損を抑制する。
前記固定具を前記柱状の標識部に固定させる外体と、前記紐体に固定させる内体とを備えさせ、前記内体を前記紐体の長手方向を軸方向として回転自在に前記外体に取り付ければ、
紐体が捻れるような力がかかったときに、前記内体が回転して、紐体5へかかる負荷を低減させるので、紐体への損傷が抑制されるので好ましい。
本実施形態の道路用標示体は、一直線に並ぶように立設された3本の柱状の標識部1a、1b、1cの間に、上下方向に並ぶ4本の紐体5a〜5dがそれぞれ架設されて、柵体に形成されている。
尚、各紐体5a〜5dは、それぞれ一方の端部を柱状の標識部1aに固定され、柱状の標識部1bの側面を貫通する貫通穴に挿通されて、他方の端部を柱状の標識部1cに固定されている。
図2は道路用標示体を構成する柱状の標識部1cの断面を示す図1のA−A断面図である。
柱状の標識部1cは、扁平な円錐台形状に形成されたベース部12の上面に、円筒形状に形成されたポール部11を上方に突設させて構成されている。
前記ポール部11はベース部12の上面に融着されて固定されている。また、ポール部11の上部には、その上端を塞ぐようにキャップ13が融着されて固定されている。
本実施形態のポール部11は、車両などに踏み倒された後に元の状態に復元する可撓性を有するように、熱可塑性ポリウレタン樹脂で形成させているが、これに限らず、軟質ポリオレフィン、エラストマー、などを好適に用いることができる。また、ベース部12とキャップ13も、これらの材料を用いて好適に形成させることができる。
本実施形態の固定具4は、両端が開口した中空部分を有する円筒形状に形成された筒部41と、この筒部41の一方の端から径方向外側へ延設されるフランジ形状の鍔部42とを備えるように形成されている。
前記固定具4は、柱状の標識部1cのポール部11の筒壁に設けられた貫通穴15に前記筒部41を挿入させ、前記鍔部42をポール部11の外側面に当接させて、ポール部11に固定されている。
また前記貫通穴15は2個1組で形成されており、円筒形のポール部11の中心を挟むようにその筒壁にそれぞれ1個づつ形成されている。そして2個1組の貫通穴15の一方に前記筒部41を挿入させて固定具4を固定させている。
紐体5aは、前記2個1組の貫通穴15の内、固定具4が固定されていない方の貫通穴15からポール部11に挿入され、ポール部11の内部を通って、他方の貫通穴15に固定された固定具4の筒部41の中空部分に挿通されて固定されている。
また、各紐体5a〜5dは、柱状の標識部1cと同じ構造で、他方の端を各柱状の標識部1aに固定されている。
また、柱状の標識部1bには、各柱状の標識部1a、1cと同様に4組8個の貫通穴15が形成されているが、固定具4は固定されておらず、各紐体5a〜5dは各貫通穴15を通じて柱状の標識部1bの中に挿通されているが、固定はなされていない。
図3は図2の固定具4付近の拡大図であり、図4は図3の固定具4を外体4Aと内体4Bとに分解した状況を示す断面図であり、図5は図3の固定具の外体を示す(イ)は側面図であり、(ロ)は正面図であり、図6は図3の固定具の内体を示す(イ)は側面図であり、(ロ)は正面図である。
図3に示すように、外体4Aは、外体筒部41Aをポール11の貫通穴15に挿入させ、外体鍔部42Aをポール11の外周側面に当接させて、ポール11に固定される。
外体筒部41Aの外周側面には、径の外側方向へ突出する突条46が2カ所形成されている。
突条46は、前記外体筒部41Aの外周側面の周方向に沿い全周に亘って形成されており、外体筒部41A側から外体鍔部42Aへ至る程徐々に拡径して、前記外体鍔部42A側の端で垂直に縮径するように形成されている。突条46をこのような形状に形成することで、ポール11の貫通穴15を前記外体筒部41Aの外径に対応した大きさに形成させれば、前記外体筒部41Aを挿入させたときに、前記突条46がポール11の内周側面に当接して、外体4Aの抜けが抑制される。
そして前記の中空部分は、その中央付近より前記鍔部42A側が、前記挿通部43より拡径されて形成され、内体筒収納部44となされている。
更に前記中空部分は、前記鍔部42A側の縁付近において、前記内体筒収納部44より拡径されて形成され、内体鍔収納部45となされている。
内体筒部41B及び内体鍔部42Bの外側形状は、それぞれ前記外体4Aに形成された内体筒収納部44及び内体鍔収納部45の内側形状に対応した形状に形成されており、前記外体4Aの外体鍔部42A側から前記内体4Bを挿入させて、前記外体4Aの中空部分の内部へ前記内体4Bを収納可能に形成させている。
前記固定具4は、前記外体4Aに内体4Bを収納して構成されている。
このとき、紐体5aは、固定具4の内体4Bの中空部分内周側面に、接着剤を用いて接着固定されている。
また、固定具4の外体4Aは、ポール11に接着剤を用いて接着固定されている。
紐体5aに接着固定された内体4Bは、その内体鍔部42Bが外体Aに当接されて、ポール11から外れることなく取り付けられる。
また、固定具4の内体4Bは、外体4Aの内部において周方向へ回転可能に収納されており、道路用標示体の施工時や使用時に紐体5aに捻れるような力がかかったときに、前記外体4Aの内部で内体4Bが回転して、紐体5aへの負荷を低減させる。
前記突条48は、中空部分の内周側面の周方向に沿い全周に亘って形成されており、中空部分の全体に亘って多数形成されている。突条48を形成させることで、図3に示すように、外体4Aと内体4Bとを組み合わせた固定具4に紐体5aを挿通させて接着固定させるときに、紐体5aの外側に各突条48が食い込むようになされて、紐体5aが固定具4に引っ掛かり、紐体5aの接着作業を効率よく実施できるようになされている。
また、各柱状の標識部1a〜1c間に紐体5a〜5dを架設させると共に、更に架設させた紐体5a〜5d間に縦糸となる紐体を上下方向に架設させ、各柱状の標識部1a〜1c間に網体を架設させるように構成させてもよい。
11 ポール部
12 ベース部
13 キャップ
14 反射部
15 貫通穴
4 固定具
4A 外体
4B 内体
41 筒部
41A 外体筒部
41B 内体筒部
42 鍔部
42A 外体鍔部
42B 内体鍔部
43 挿通部
44 内体筒収納部
45 内体鍔収納部
46 突条
48 突条
5a、5b、5c、5d 紐体
9a アンカーボルト
9b アンカーナット
Claims (3)
- 車両の接触によって弾性的に曲がる可撓性を有する柱状の標識部を備えた道路用標示体であって、
前記柱状の標識部が間隔をあけて立設され、
該柱状の標識部間に伸縮自在な弾性材料からなる紐体が架け渡されていることを特徴とする道路用標示体。 - 前記柱状の標識部間には前記紐体が複数本架け渡されていると共に、該各紐体が前記各柱状の標識部の側面に上下方向へ並設されて固定されていることを特徴とする請求項1に記載の道路用標示体。
- 前記柱状の標識部の側面には前記紐体を固定する固定具が取り付けられており、
前記固定具は前記柱状の標識部に固定される外体と、前記紐体に固定される内体とを備え、前記内体は前記紐体の長手方向を軸方向として回転自在に前記外体に取り付けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の道路用標示体。
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