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JP2011245603A - ロケート装置 - Google Patents

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JP2011245603A
JP2011245603A JP2010123507A JP2010123507A JP2011245603A JP 2011245603 A JP2011245603 A JP 2011245603A JP 2010123507 A JP2010123507 A JP 2010123507A JP 2010123507 A JP2010123507 A JP 2010123507A JP 2011245603 A JP2011245603 A JP 2011245603A
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workpiece
clamp
pin
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clamp arm
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JP2010123507A
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Masayuki Fujiwara
正幸 藤原
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Toyota Motor Corp
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Toyota Motor Corp
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Publication date
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Abstract

【課題】ワークの脱荷を確実に行いつつ、構造を簡素化できるとともにコストを削減できるロケート装置を提供する。
【解決手段】ワークWを所定の姿勢でクランプするときに、ワークWに形成されるクランプ孔W1に挿通するロケートピン30と、上端部がロケートピン30に収容され、ロケートピン30に対して相対的に移動することで、ワークWをクランプする、あるいはワークWをアンクランプするクランプアーム40と、を具備し、クランプアーム40には、上端部に配置され、ワークWをクランプするときに、ロケートピン30より外部に移動してワークWの上端面と当接するクランプ爪41と、クランプ爪41に対して、下方向に所定の間隔を空けて配置され、ワークWをアンクランプするときには、ロケートピン30におけるフランジ部31の上端面よりも、上方向に突出してワークWの下端面と当接し、ワークWを上方向に押し上げる脱荷爪42と、が形成される。
【選択図】図6

Description

本発明は、ワークを所定の姿勢でクランプするロケート装置に関する。
従来から、ワークを所定の姿勢でクランプするロケート装置は、例えば、自動車等の車体を成形する際に、所定の搬送元に位置決めされているワーク(パネル材)を搬送する場合等に用いられる。
このようなロケート装置110は、図7に示すように、その上端部にワークWのクランプ孔W1に挿通可能なロケートピン130が取り付けられる。ロケート装置110は、その下端部が図示せぬロボットアームに取り付けられて、所定の位置に移動可能に構成される。ロケート装置110は、クランプ機構140および脱荷機構170を具備する。
クランプ機構140は、本体120およびロケートピン130の内側に配置され、クランプアーム150と図示せぬピストンに連結されるピストンロッド160とを備える。クランプアーム150は、その上端部にクランプ爪151が形成される。ピストンロッド160は、クランプアーム150とピストンとを連結し、ピストンの往復移動によりクランプアーム150を往復移動可能に構成される。
脱荷機構170は、エジェクトピン171とストッパ173とスプリング174とを備える。エジェクトピン171は、ブッシュ172を介して上下方向に摺動可能となるように本体120に支持される。ストッパ173は、エジェクトピン171が本体120より抜けないように、エジェクトピン171の下端部に取り付けられる。スプリング174は、エジェクトピン171に取り付けられ、エジェクトピン171を上方向に付勢する。
図8に示すように、ロケート装置110は、搬送元にてワークWのクランプ孔W1にロケートピン130を挿通し、クランプアーム150を下方向に移動させることで、ワークWをクランプする。このとき、エジェクトピン171は、ワークWによって下方向に押し込まれる。そして、ワークWを搬送先まで移動させた後で、図9に示すように、クランプアーム150を上方向に移動させる。このとき、スプリング174の付勢力によりエジェクトピン171が上方向に移動してワークWを上方向に押し上げる。これにより、ロケート装置110はワークWを脱荷する。
このようなロケート装置110では、脱荷機構170がクランプ孔W1より離間した位置に配置されているため、ワークWを脱荷する際に、クランプ孔W1近傍が変形する可能性がある。
また、異なる種類のワークWを搬送する場合(例えば、異なる車種のパネル材を搬送する場合等)、設計の都合等の影響で、ワークWにおけるエジェクトピン171によって押し上げられる部分の形状(例えば、厚みおよび凹凸の有無等)が異なっている場合がある。
この場合、脱荷機構170によりワークWを押し上げる力(以下、「脱荷力」と表記する)が一定であるにも関わらず、ワークW毎に脱荷するために要する力が異なる可能性がある。つまり、脱荷力がワークWを脱荷するために要する力と比較して大きすぎる場合にはワークWのクランプ孔W1近傍の形状が変形し、脱荷力がワークWを脱荷するために要する力と比較して小さすぎる場合にはワークWを脱荷できない可能性があった。
このため、異なる車種に対応するワークWにおいても、その形状が略同一であるクランプ孔W1近傍でワークWを押し上げて、ワークWを確実に脱荷できるロケート装置110が求められている。
このようなロケート装置としては、例えば、特許文献1、および特許文献2のようなロケート装置が開示されている。
特許文献1および特許文献2に開示されたロケート装置は、クランプアームを往復移動させるピストンとは異なるピストンにより上下方向に往復移動可能な押出部材(押出具)を、クランプアームに隣接して配置する。ワークを脱荷するとき、前記押出部材(押出具)を上方向に移動させてワークを押し上げる。
しかし、特許文献1および特許文献2に開示されたロケート装置では、ワークをクランプするためのピストンと、ワークを脱荷するためのピストンとが異なっている。このため、各ピストンを駆動させるために複数の駆動源等が必要となる。また、各ピストンを連動させるために複数のセンサ等を設ける必要がある。つまり、ロケート装置の構造が複雑になるとともにロケート装置のコストが高くなってしまう。
特開2009−90436号公報 特開2008−229778号公報
本発明は、以上の如き状況を鑑みてなされたものであり、ワークの脱荷を確実に行いつつ、構造を簡素化できるとともにコストを削減できるロケート装置を提供するものである。
請求項1においては、ワークを所定の姿勢でクランプするときに、前記ワークに形成されるクランプ孔に挿通するロケートピンと、一端部が前記ロケートピンに収容され、前記ロケートピンに対して相対的に移動することで、前記ワークをクランプする、あるいは前記ワークをアンクランプするクランプアームと、を具備し、前記クランプアームには、前記一端部に配置され、前記ワークをクランプするときに、前記ロケートピンより外部に移動して前記ワークの一端面と当接するクランプ部と、該クランプ部に対して、前記ロケートピンのクランプ孔への挿通方向とは反対の方向に所定の間隔を空けて配置され、前記ワークをアンクランプするときには、前記ロケートピンにおけるワークのクランプ時にワークと当接する部分よりも、前記ロケートピンのクランプ孔への挿通方向に突出して、前記ワークの他端面と当接し、前記ワークを前記ロケートピンのクランプ孔への挿通方向に押し上げる脱荷部と、が形成されるものである。
請求項2においては、前記クランプアームの移動を検出する検出手段をさらに具備するものである。
本発明は、クランプアームを往復移動させるだけでワークのアンクランプおよび脱荷を行うことができるため、ワークの脱荷を確実に行いつつ、構造を簡素化できるとともにコストを削減できる、という効果を奏する。
本実施形態のロケート装置の全体的な構成を示す正面断面図。 ワークにロケートピンを挿通する状態を示す正面断面図。 ワークにフランジ部が当接している状態を示す正面断面図。 ワークをクランプしている状態を示す正面断面図。 ワークを脱荷爪で押し上げる前の状態を示す正面断面図。 ワークをアンクランプおよび脱荷する状態を示す正面断面図。 従来のロケート装置の全体的な構成を示す正面断面図。 同じくロケート装置がワークをクランプする状態を示す正面断面図。 同じくロケート装置がワークを脱荷する状態を示す正面断面図。
以下に、本発明に係るロケート装置の実施の一形態であるロケート装置10について、図面を参照して説明する。
なお、以下では、説明の便宜上図1における紙面の上下方向を基準として「ロケート装置10の上下方向」を規定する。また、図1における紙面の左右方向を基準として「ロケート装置10の左右方向」を規定する。
本実施形態のロケート装置10は、ワークWを所定の搬送先まで搬送するときに、ワークWを所定の姿勢でクランプするものである(図4参照)。
図1に示すように、本実施形態のワークWは、自動車等の車体を成形する際に加工されるパネル材であり、所定の搬送元に位置決めされている。ワークWは、所定の搬送先に搬送された後で加工される。ワークWには、略円状のクランプ孔W1が形成される。
車種が異なる場合、ワークWは、設計の都合等の影響で、クランプ孔W1より離間する部分の形状(例えば、厚みおよび凹凸の有無等)が異なる場合がある。一方、クランプ孔W1近傍の形状は略同一である。
ロケート装置10は、搬送元でワークWをクランプして搬送先まで搬送した後で、ワークWを脱荷する。ロケート装置10は、本体20、ロケートピン30、クランプアーム40、ピストンロッド50、および図示せぬ検出機構等を具備する。
なお、ロケート装置10の用途は、本実施形態に限定されるものでなく、ワークWをクランプする必要がある種々の設備等に広く適用可能である。また、ワークWは、本実施形態では車体を形成する際に加工されるパネル材とするが、これに限定されるものでない。
本体20は、中空状に形成され、その上端部が外部に開口する。本体20には、クランプアーム40およびピストンロッド50等が収容される。本体20は、その下端部が図示せぬロボットアームに取り付けられており、当該ロボットアームの移動に伴って一体的に移動する。
ロケートピン30は、その下端部でボルト等を介して本体20に取り付けられる。ロケートピン30には、フランジ部31、突起部32、第一開口部33、および第二開口部34が形成される。
フランジ部31は、ワークWのクランプ孔W1に挿通不能となるように、クランプ孔W1の内径よりも大きな外径を有する略円状に形成される。フランジ部31は、中空状に形成され、上下両端部にて開口する。ロケートピン30が本体20に取り付けられたとき、フランジ部31の開口する下端部は、本体20の開口する部分と連通する。また、フランジ部31は、その内周面の左右両端部が上下方向に沿って切り欠かれ、当該切り欠かれた右端部が切欠部31aとして形成される。
突起部32は、フランジ部31の略中央部より上方向に突出し、その下端部における外径がクランプ孔W1の内径よりもやや小さく形成され、上方向に向かって徐々に縮径する。突起部32は、中空状に形成され、下端部にて開口する。突起部32の開口する下端部は、フランジ部31の開口する上端部と連通する。
第一開口部33は、突起部32の左側に形成され、突起部32の下端部から上部までの間で外部に開口する。
第二開口部34は、突起部32の右側に形成され、突起部32の下端部から上部までの間で外部に開口する。
クランプアーム40は、上下方向に伸びた形状を有し、その下端部が連結ピン51等を介してピストンロッド50に回動可能に取り付けられる。クランプアーム40の上端部は、後述するクランプ爪41あるいは脱荷爪42を除いてロケートピン30に収容される。クランプアーム40には、クランプ部としてのクランプ爪41、脱荷部としての脱荷爪42、および誘導孔43が形成される。
クランプ爪41は、クランプアーム40の上端部より左方向に延出する。クランプ爪41は、図1において突起部32の内側に収容される。
脱荷爪42は、クランプアーム40の右端部において、クランプ爪41よりも下方向に所定の間隔を空けて配置され、右方向に延出する。脱荷爪42は、正面視において略逆三角形状に形成されるとともに、第二開口部34の下部より右方向に突出する。
なお、脱荷爪42の形状は、本実施形態に限定されるものでない。すなわち、脱荷爪42は、正面視において略長方形状であっても構わない。
誘導孔43は、クランプアーム40の下部に形成され、図1において紙面の手前側から奥側に向かって貫通する孔部である。
誘導孔43の下端部から中途部までは、図1において下端部から上方へ向かうにつれて、上下方向に対して右方向へ傾斜する。誘導孔43の中途部から上端部までは、図1において途中部から上方へ向かうにつれて、上下方向に対して前記下端部から中途部までの傾斜度合いよりも緩やかに右方向へ傾斜する。誘導孔43には、本体20に移動不能に支持される係合ピン21が摺動可能に挿通される。図1においては、誘導孔43の下端部に係合ピン21が配置される。
ピストンロッド50は、その上端部が連結ピン51等を介してクランプアーム40の下端部に取り付けられるとともに、その下端部がピン等を介してピストンに取り付けられる。ピストンは、本体20に形成される圧力室にエア等の流体が供給されることで、上下方向に往復移動する。
ピストンロッド50は、ピストンの往復移動に伴って一体的に移動する。このとき、クランプアーム40も一体的に往復移動するが、ロケートピン30は移動しない。つまり、クランプアーム40は、本体20およびロケートピン30に対して相対的に移動する。
クランプアーム40は、上下方向に移動するとき、係合ピン21に対して相対的に上下方向に移動することとなる。誘導孔43が上下方向に対して傾斜している場合、クランプアーム40が上下移動するとクランプアーム40に対してトルクがかかる。これにより、クランプアーム40は、連結ピン51を中心に回動する。
例えば、図1に示すクランプアーム40が下方向に移動して、係合ピン21の位置が誘導孔43の下端部から中途部に移動する場合、クランプアーム40は、連結ピン51の軸心を中心に図1における反時計回り方向に回動しながら下方向に移動する。
この場合、図3に示すように、クランプ爪41は、突起部32より左方向に徐々に突出しながら下方向に移動する。これにより、クランプ爪41は、ロケートピン30より左方向(外部)に突出する。
脱荷爪42は、突起部32に徐々に収容されながら下方向に移動する。そして、脱荷爪42は、その右端部が第二開口部34より右方向に突出した状態のまま、フランジ部31の内側に収容される。これにより、脱荷爪42の右端部は、切欠部31aに収容される。
前記クランプアーム40の回動により、図3に示す誘導孔43の中途部から上端部までは、上下方向に対して平行となる。このため、図3に示すクランプアーム40が下方向にさらに移動して、係合ピン21の位置が誘導孔43の中途部から上端部に移動する場合、クランプアーム40は回動することなく下方向に移動する(図4参照)。
一方、図3に示すクランプアーム40が上方向に移動して、係合ピン21の位置が誘導孔43の中途部から下端部に移動する場合、クランプアーム40は、連結ピン51の軸心を中心に図3における時計回り方向に回動しながら上方向に移動する。
この場合、図1に示すように、クランプ爪41は、突起部32に徐々に収容されながら上方向に移動する。これにより、クランプ爪41は、突起部32の内側に収容される。
脱荷爪42は、まず右端部が切欠部31aより上方向に突出する。そして、脱荷爪42は、突起部32より右方向に徐々に突出しながら上方向に移動する。これにより、ロケートピン30より右方向に突出する。
検出機構は、図示せぬマグネットおよび磁気センサを備える。マグネットは、ピストンに取り付けられ、ピストンの往復移動に伴って一体的に移動する。磁気センサは、本体20に取り付けられ、マグネットの位置を検出する。つまり、磁気センサは、クランプアーム40の移動を検出する。
このように、磁気センサおよびマグネットは、クランプアーム40の移動を検出する検出手段として機能する。
なお、検出手段は、クランプアーム40の移動を検出できればよく、本実施形態に限定されるものでない。
次に、ロケート装置10の動作について説明する。
まず、図1に示すように、ロケート装置10は、係合ピン21が誘導孔43の下端部に配置されるように、クランプアーム40を上方向に移動させる。従って、クランプ爪41が突起部32の内側に徐々に収容されるとともに、脱荷爪42が第二開口部34の下部より右方向に徐々に突出する。
ロケート装置10は、ロボットアームの移動に伴ってワークWの搬送元まで、より詳細には、クランプ孔W1の下方に突起部32が配置されるように移動する。そして、図1および図2に示すように、ロケート装置10は、上方向に移動して、ワークWのクランプ孔W1にロケートピン30の突起部32を挿通する(図1および図2に示す矢印A1参照)。
このように、本実施形態におけるロケートピン30のクランプ孔W1への挿通方向は、上方向となる。また、ロケートピン30のクランプ孔W1への挿通方向とは反対の方向は、下方向となる。
ワークWのクランプ孔W1に突起部32の下部まで挿通したとき、ワークWの下端面に脱荷爪42が当接する。
図2および図3に示すように、ワークWのクランプ孔W1に、突起部32の下部から下端部までロケートピン30を挿通するとき、ワークWにて脱荷爪42が下方向に押し込まれる。このため、クランプアーム40は下方向に移動する(図3に示す二点鎖線で示すワークWおよびクランプアーム40参照)。
このとき、係合ピン21の位置が誘導孔43の下端部から中途部に移動するため、クランプアーム40が連結ピン51の軸心を中心に図2における反時計回り方向に回動する。脱荷爪42は、突起部32に徐々に収容され、その右端部が第二開口部34の下部より右方向に突出した状態のまま、フランジ部31の内側に収容される。一方、クランプ爪41は、第一開口部33よりの中途部より左方向に突出する。
突起部32は、ワークWの下端面がフランジ部31の上端面に当接するまでクランプ孔W1に挿通される。
このように、ロケートピン30は、ワークWを所定の姿勢でクランプするときに、ワークWに形成されるクランプ孔W1に挿通される。
ロケート装置10は、突起部32が、ワークWの下端面とフランジ部31の上端面とが当接するまでクランプ孔W1に挿通されると、ピストンに取り付けられるマグネットの位置を検出する磁気センサにより、ワークWのクランプ孔W1に突起部32を挿通したことを検出する。
そして、クランプ孔W1に突起部32が挿通されたことを磁気センサが検出すると、図3および図4に示すように、ロケート装置10は、ピストンロッド50をさらに下方向に移動させる(図3に示す矢印A2参照)。このとき、係合ピン21の位置が誘導孔43の中途部から上部に移動する。従って、クランプ爪41は、左右方向に移動することなく、単に下方向に移動する。
これにより、図4に示すように、クランプ爪41の下端面とワークWの上端面とが当接し、クランプ爪41の下端面とフランジ部31の上端面とでワークWを挟持することとなって、ロケート装置10はワークWを所定の姿勢でクランプする。
このように、クランプアーム40に形成されるクランプ部としてのクランプ爪41は、クランプアーム40の上端部に配置され、ワークWをクランプするときに、ロケートピン30より左方向(外部)に突出してワークWの上端面(一端面)と当接する。
ワークWをクランプした後で、ロケート装置10は、クランプした状態を保持した状態で、搬送先まで移動する。
搬送先まで移動した後で、ロケート装置10は、ワークWを脱荷する。
図4および図5に示すように、ワークWを脱荷するとき、まずクランプアーム40を上方向に移動させる。つまり、クランプ爪41はワークWより徐々に離間する。
このとき、脱荷爪42はワークWに対して徐々に接近する。そして、脱荷爪42の右端部の上端面とワークWの下端面とが当接する(図5に示す符号P参照)。
当該当接した状態で、クランプアーム40が上方向に移動する場合(図5に示す矢印B1参照)、図5および図6に示すように、クランプアーム40は、脱荷爪42でワークWを上方向に押し上げながら上方向に移動する(図6に二点鎖線で示すワークWおよびクランプアーム40参照)。一方、クランプ爪41は、ロケートピン30の内側に収容される。これにより、ロケート装置10はワークWをアンクランプするとともにワークWを脱荷する。
つまり、脱荷爪42のクランプ爪41よりも下方向に空けられる所定の間隔は、ワークWをアンクランプするときに、ワークWを押し上げることができる程度の長さであればよい。
このように、クランプアーム40に形成される脱荷部としての脱荷爪42は、クランプ爪41に対して、下方向(ロケートピン30のクランプ孔W1への挿通方向とは反対の方向)に所定の間隔を空けて配置され、ワークWをアンクランプするときには、ロケートピン30におけるフランジ部31の上端面(ワークWのクランプ時にワークWと当接する部分)よりも、上方向(ロケートピン30のクランプ孔W1への挿通方向)に突出してワークWの下端面(他端面)と当接し、ワークWを上方向に押し上げる。
また、クランプアーム40は、上端部(一端部)がロケートピン30に収容され、ロケートピン30に対して相対的に移動することで、ワークWをクランプする、あるいはワークWをアンクランプする。
このようにロケート装置10では、クランプアーム40を上下方向に往復移動させるだけで、ワークWのアンクランプおよび脱荷を行うことができる。言い換えれば、アンクランプ動作の一部で脱荷動作を行うことができ、一連の流れ動作でアンクランプ動作および脱荷動作を行うことができる。
本実施形態のロケート装置10は、従来技術にあるような、クランプアームおよびピストンロッド等を備えるクランプ機構に脱荷機能(より詳細には脱荷機構として機能する脱荷爪42)を追加したような構成である。
つまり、ロケート装置10は、従来技術にあるようなロケート装置の脱荷機構に代えて、クランプアームに脱荷爪を設けるとともに、当該脱荷爪が往復移動するときにロケートピンに干渉しないようにロケートピンおよび脱荷爪を形成するだけで構成可能である。
従って、従来技術にあるようなクランプ機構および脱荷機構を具備するロケート装置と比較して、脱荷に要する部品点数を大きく削減できるため、構造を簡素化できるとともにロケート装置のコストを削減できる。
さらに、脱荷爪42は、クランプアーム40に形成されているため、クランプ孔W1近傍でワークWの脱荷を行うことができる。従って、ワークWの変形を防止できる。また、異なる種類のワークWであっても、形状が略同一であるクランプ孔W1近傍でワークWの脱荷を行うことができるため、ワークWの変形を防止できる。つまり、ワークWを確実に脱荷できる。
また、ロケート装置10は、クランプアーム40の移動を検出する検出手段である磁気センサおよびマグネットを具備し、当該検出結果により、ワークWのアンクランプ動作および脱荷動作が完了したことを確認できる。
具体的には、ロケート装置10は、係合ピン21に誘導孔43の下端部が当接するまでクランプアーム40が上方向に移動したことを検出することにより、アンクランプ動作完了および脱荷動作完了を確認する(図2参照)。
なお、アンクランプ動作完了および脱荷動作完了を別々に確認しても構わない。この場合、例えば、突起部32にクランプ爪41が収容される位置までクランプアーム40が上方向に移動したことを検出することにより、アンクランプ動作完了を確認する。また、係合ピン21に誘導孔43の下端部が当接するまでクランプアーム40が上方向に移動したことを検出することにより、脱荷動作完了を確認する(図2参照)。
そして、ワークWをクランプする際には、脱荷爪42がワークWに押し込まれ、クランプアーム40が下方向に移動するため、当該クランプアーム40の移動を磁気センサおよびマグネットで検出することで、ワークWを自動的にクランプできる。
つまり、一つの検出機構(一つの磁気センサおよび一つのマグネット)でワークWのクランプ動作を自動的に行うことができるとともに、ワークWのアンクランプ動作および脱荷動作の完了確認を行うことができる。このため、ロケート装置10の部品点数を大きく削減できるため、構造を簡素化できるとともにロケート装置のコストを削減できる。
本実施形態のロケート装置10は、一つのピストンを駆動させるだけで、ワークWのクランプ動作および脱荷動作を行うことができるため、ワークWをクランプする力およびワークWを脱荷する力を、レギュレータを用いて容易に制御可能できる。これにより、クランプ孔W1近傍の厚み(上下方向の長さ)が薄い場合であっても、容易にワークWをクランプおよび脱荷できる。
なお、本実施形態では、ロケートピン30のクランプ孔W1への挿通方向は、上方向としたが、これに限定されるものでなく、ロケートピン30をクランプ孔W1に挿通可能な方向を広く含むものである。
仮に、上下方向に対して左右方向へやや傾斜する方向であってもロケートピン30をクランプ孔W1に挿通できる場合には、上下方向および前記上下方向に対して左右方向へやや傾斜する方向が、ロケートピン30のクランプ孔W1への挿通方向となる。
また、脱荷爪42は、誘導孔43の形状を適宜変更することで、ロケートピン30より前記上下方向に対して左右方向にやや傾斜する方向へ突出する構成であっても構わない。この場合、脱荷爪42は、前記上下方向に対して左右方向へやや傾斜する方向にワークWを押し上げる。
本実施形態では、クランプアーム40が上方向に移動するときに、脱荷爪42の右端部がフランジ部31より上方向に突出するように、切欠部31aを形成したが、これに限定されるものでない。すなわち、切欠部31aに代えて切欠部31aを含む部分を左右方向に貫通する孔部を形成しても構わない。
クランプ爪41は、クランプ孔W1にロケートピン30を挿通するときに、ワークWのクランプ孔W1と接触しなければ、第一開口部33より所定の間隔だけ左方向に突出していても構わない。
ロケートピン30は、第一開口部33と第二開口部34とを別々に形成したが、クランプ爪41および脱荷爪42を外部に突出可能であればよく、本実施形態に限定されるものでない。すなわち、第一開口部33および第二開口部34に代えて、ロケートピン30の第一開口部33および第二開口部34に対応する部分を含むような形状を有する一つの開口部を形成しても構わない。
ワークWは、本実施形態では所定の位置に位置決めされる構成としたが、これに限定されるものでない。例えば、所定の装置により移動可能に構成され、ロケート装置10にてクランプされるときに、ワークWのクランプ孔W1をロケートピン30の突起部32に挿通する構成であっても構わない。
10 ロケート装置
30 ロケートピン
31 フランジ部
40 クランプアーム
41 クランプ爪(クランプ部)
42 脱荷爪(脱荷部)
W ワーク
W1 クランプ孔

Claims (2)

  1. ワークを所定の姿勢でクランプするときに、前記ワークに形成されるクランプ孔に挿通するロケートピンと、
    一端部が前記ロケートピンに収容され、前記ロケートピンに対して相対的に移動することで、前記ワークをクランプする、あるいは前記ワークをアンクランプするクランプアームと、
    を具備し、
    前記クランプアームには、
    前記一端部に配置され、前記ワークをクランプするときに、前記ロケートピンより外部に移動して前記ワークの一端面と当接するクランプ部と、
    該クランプ部に対して、前記ロケートピンのクランプ孔への挿通方向とは反対の方向に所定の間隔を空けて配置され、前記ワークをアンクランプするときには、前記ロケートピンにおけるワークのクランプ時にワークと当接する部分よりも、前記ロケートピンのクランプ孔への挿通方向に突出して、前記ワークの他端面と当接し、前記ワークを前記ロケートピンのクランプ孔への挿通方向に押し上げる脱荷部と、
    が形成される、
    ロケート装置。
  2. 前記クランプアームの移動を検出する検出手段をさらに具備する、
    請求項1に記載のロケート装置。
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