JP2011241170A - ビタミンd誘導体およびその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】下記式(1)で表されるビタミンD3誘導体、その製造方法、この製造に用いられる光学活性な4位にアミノ置換基を持つ1-オクテン-7-イン誘導体。前記化合物を有効成分として含有する乾癬治療薬。
【選択図】なし
Description
本発明は、以下の[1]〜[63]で示される。
下記式(1)で表されるビタミンD3誘導体、またはその医薬上許容される塩若しくは水和物である化合物。
[2]
式(1)において、R1が水素であり、R2がt-ブトキシカルボニル基、アセチル基、ピバロイル基、ベンゾイル基、メタンスルホニル基、ベンゼンスルホニル基、p-(t-ブチル)-ベンゼンスルホニル基、若しくはp-メトキシベンゼンスルホニル基であり、または、R1およびR2が共にベンジル基、エチル基若しくはn-ブチル基であり、R3、R4、およびR5が、独立に水素またはシリル基である[1]記載の化合物。
[3]
式(1)において、R3、R4、およびR5が水素である[2]記載の化合物。
[4]
式(1)において、1位、2位および3位の立体配置が、(1R、2S、3R)、(1R、2R、3R)または(1S、2R、3R)である[1]〜[3]のいずれかに記載の化合物。
[5]
下記式(2)で表される化合物。
[6]
式(2)において、R1、R2は共に水素であるか、R1が水素であり、R2がt-ブトキシカルボニル基、アセチル基、ピバロイル基、ベンゾイル基、メタンスルホニル基、ベンゼンスルホニル基、p-(t-ブチル)-ベンゼンスルホニル基またはp-メトキシベンゼンスルホニル基であるか、R1とR2が独立にベンジル基、エチル基またはn-ブチル基であり、R6とR7は独立に水素、アセチル基またはt-ブチルジメチルシリル基であり、ただし、R2がt-ブトキシカルボニル基の場合は、R6、R7の一方が水素で、もう一方がt-ブチルジメチルシリル基またはt-ブチルジフェニルシリル基でもよい、R8は水素またはシリル基である[5]記載の化合物。
[7]
式(2)において、R6とR7が共にt-ブチルジメチルシリル基である[6]記載の化合物。
[8]
式(2)において、3位、4位、5位の立体配置が、(3R、4S、5R)、(3R、4R、5R)または(3S、4R、5R)である[5]〜[7]のいずれかに記載の化合物。
[9]
下記式(3)で表される化合物。
[10]
式(3)において、R9がt-ブトキシカルボニル基であり、R10はt-ブチルジメチルシリル基である、[9]記載の化合物。
[11]
下記式(4)で表される化合物。
[12]
式(4)において、R11がt-ブトキシカルボニル基であり、R12は水素またはt-ブチルジフェニルシリル基であり、R13がトリメチルシリル基である[11]記載の化合物。
[13]
下記式(5)で表される化合物。
[14]
式(5)において、R11がt-ブトキシカルボニル基であり、R12はt-ブチルジフェニルシリル基であり、R13がトリメチルシリル基である[13]記載の化合物。
[15]
下記式(6)で表される化合物。
[16]
式(6)において、R11がt-ブトキシカルボニル基であり、R12はt-ブチルジフェニルシリル基であり、R13がトリメチルシリル基である[15]記載の化合物。
[17]
下記式(14)で表される化合物
と、下記式(15)で表される化合物
を、パラジウム触媒存在下でカップリングさせて、下記式(16)で表される化合物
を製造する工程を含む、式(16)で表される化合物の製造方法。
[18]
式(14)で表される化合物が、下記の工程で製造される[17]に記載の製造方法。
下記式(7)で表される化合物
の水酸基を保護して、式(8)で表される化合物
を製造する工程、
次に式(8)で表される化合物の一級水酸基の保護基を脱保護して下記式(9)で表される化合物
を製造する工程、
次に式(9)で表される化合物を酸化して下記式(10)で表される化合物
を製造する工程、
次に式(10)で表される化合物に増炭反応行い下記式(11)で表される化合物
を製造する工程、
次に式(11)で表される化合物のすべての保護を脱保護して下記式(12)で表される化合物
次に式(12)で表される化合物の水酸基を保護して、下記式(13)で表される化合物
を製造する工程、
次に式(13)で表される化合物のアミノ基を修飾して、式(14)で表される化合物を製造する工程。
[19]
[17]または[18]に記載の方法で、式(16)で表される化合物を製造し、式(16)で表される化合物の水酸基の保護基R16、R17およびR20を脱保護して、下記式(17)で表される化合物
を製造する工程を含む、式(17)で表される化合物の製造方法。
[20]
下記式(11)で表される化合物
を製造する工程、
次に式(18)で表される化合物と下記式(15)で表される化合物
を、パラジウム触媒存在下でカップリングさせて下記式(16)で表される化合物
を製造する工程を含む、式(16)で表される化合物の製造方法。
[21]
[20]に記載の方法で、式(16)で表される化合物を製造し、式(16)で表される化合物を脱保護して下記式(17)で表される化合物
を製造する工程を含む、式(17)で表される化合物の製造方法。
[22]
式中のR1が水素であり、R2がt-ブトキシカルボニル基であり、R14、R15、R16、R17、R21およびR22が、いずれもt-ブチルジメチルシリル基であり、R18が水素であり、R19がt-ブトキシカルボニル基、アセチル基、ピバロイル基、ベンゾイル基、メタンスルホニル基、ベンゼンスルホニル基、p-(t-ブチル)-ベンゼンスルホニル基、またはp-メトキシベンゼンスルホニル基であり、R18とR19が独立にベンジル基、エチル基またはn-ブチル基のいずれかであり、R20がトリメチルシリル基である[17]〜[21]のいずれかに記載の製造方法。
[23]
下記式(27)で表される化合物
と下記式(15)で表される化合物
を、パラジウム触媒存在下でカップリングさせて下記式(28)で表される化合物
を製造する工程、を含む式(28)で表される化合物の製造方法。
[24]
式(27)で表される化合物が下記の工程で製造される[23]に記載の製造方法。
下記式(19)で表される化合物
を増炭して、下記式(20)で表される化合物
を製造する工程、
次に式(20)で表される化合物の水酸基を保護して下記式(21)で表される化合物
を製造する工程、
次に式(21)で表される化合物のヘミアセタールを脱保護して下記式(22)で表される化合物
を製造する工程、
次に式(22)で表される化合物を酸化して下記式(23)で表される化合物
を製造する工程、
次に式(23)で表される化合物に増炭反応を行い次いで分離して、下記式(24)で表される化合物
を製造する工程、
次に式(24)で表される化合物を脱保護して下記式(25)で表される化合物
を製造する工程、
次に式(25)で表される化合物の水酸基を保護して下記式(26)で表される化合物
を製造する工程、
次に式(26)で表される化合物のアミノ基を修飾して下記式(27)で表される化合物を製造する工程。
[25]
[23]または[24]に記載の方法で式(28)で表される化合物を製造し、式(28)で表される化合物を脱保護して下記式(29)で表される化合物
を製造する工程を含む、式(29)で表される化合物の製造方法。
[26]
下記式(32)で表される化合物
と下記式(15)で表される化合物
を、パラジウム触媒存在下でカップリングさせて下記式(28)で表される化合物
を製造する工程を含む、式(28)で表される化合物の製造方法。
[27]
式(32)で表される化合物は以下の工程で製造される[26]に記載の製造方法。
下記式(25)で表される化合物
のアミノ基をアセチル化して下記式(30)で表される化合物
を製造する工程、
次に式(30)で表される化合物を加水分解して下記式(31)で表される化合物
を製造する工程、
次に式(31)で表される化合物の水酸基を保護して式(32)で表される化合物を製造する工程。
[28]
[26]または[27]に記載の方法で式(28)で表される化合物を製造し、式(28)で表される化合物を脱保護して下記式(29)で表される化合物
を製造する工程を含む、式(29)で表される化合物を製造する方法。
[29]
式中のR20とR24がトリメチルシリル基であり、R23がt-ブトキシカルボニル基であり、R25がt-ブチルジフェニルシリル基であり、R26とR29がt-ブチルジメチルシリル基であり、R27が水素であり、R28がt-ブトキシカルボニル基、アセチル基、ピバロイル基、ベンゾイル基、メタンスルホニル基、ベンゼンスルホニル基、p-(t-ブチル)-ベンゼンスルホニル基、p-メトキシベンゼンスルホニル基のいずれかであり、R27とR28が共にベンジル基、エチル基またはn-ブチル基のいずれかである[23]〜[28]のいずれに記載の製造方法。
[30]
下記式(7)で表される化合物
の水酸基をt-ブチルジメチルシリル化して、下記式(8)で表される化合物を製造する方法。
[31]
下記式(8)で表される化合物
を酸で脱保護して、下記式(9)で表される化合物を製造する方法。
[32]
脱保護に使用する酸が塩酸である[31]記載の製造方法。
[33]
下記式(9)で表される化合物
を酸化して、下記式(10)で表される化合物を製造する方法。
[34]
酸化にジメチルスルホキシドを用いる[33]記載の方法。
[35]
下記式(10)で表される化合物
にプロパルギルマグネシウムブロミドを反応させて、下記式(11)で表される化合物を製造する方法。
[36]
下記式(11)で表される化合物
を酸で処理して、下記式(12)で表される化合物を製造する方法。
酸がトリフルオロメタンスルホン酸である[36]記載の方法。
[38]
下記式(12)で表される化合物
[39]
下記式(13)で表される化合物
のアミノ基を保護して、下記式(14)で表される化合物を製造する方法。
[40]
下記式(11)で表される化合物
をシリル化して、下記式(14)で表される化合物を製造する方法。
[41]
下記式(19)で表される化合物
にトリメチルシリルアセチレンとn-ブチルリチウムを反応させて、下記式(20)で表される化合物を製造する方法。
[42]
下記式(20)で表される化合物
をシリル化して、下記式(21)で表される化合物を製造する方法。
[43]
下記式(21)で表される化合物
をトリブロモビスマスで処理して、下記式(22)で表される化合物を製造する方法。
[44]
下記式(22)で表される化合物
を酸化して、下記式(23)で表される化合物を製造する方法。
[45]
過ルテニウム酸テトラプロピルアンモニウムを用いる[44]記載の方法。
[46]
下記式(23)で表される化合物
にビニルマグネシウムブロミドを反応させ、下記式(24)で表される化合物を製造する方法。
[47]
下記式(24)で表される化合物
を脱保護して、下記式(25)で表される化合物を製造する方法。
[48]
脱保護にテトラブチルアンモニウムフルオリドとトリフルオロ酢酸を用いる[47]記載の方法。
[49]
下記式(25)で表される化合物
をt-ブチルジメチルシリル化して、下記式(26)で表される化合物を製造する方法。
[50]
下記式(26)で表される化合物
を保護して、下記式(27)で表される化合物を製造する方法。
[51]
下記式(25)で表される化合物
下記式(30)で表される化合物
加水分解に炭酸カリウムとメタノールを用いる[52]記載の方法。
[54]
下記式(31)で表される化合物
[55]
下記式(2)で表される化合物
と、下記式(15)で表される化合物
を、パラジウム触媒存在下でカップリングさせて、下記式(1)で表される化合物を製造する方法。
[56]
下記式(2)で表される化合物
と、下記式(15)で表される化合物
を、パラジウム触媒存在下でカップリングさせて、下記式(1)
で表される化合物を製造する方法。
[57]
パラジウム触媒が、テトラキストリフェニルフォスフィンパラジウムである[56]記載の方法。
[58]
式(2)の立体配置が、(3R,4S,5R)、(3R,4R,5R)、(3S,4R,5R)のいずれかである[57]記載の方法。
[59]
下記式(1)で表される化合物
を脱保護して、下記式(33)で表される化合物を製造する方法。
[60]
下記式(1)で表される化合物
を脱保護して、下記式(33)で表される化合物を製造する方法。
[61]
脱保護にテトラブチルアンモニウムフルオリドを使用する[60]記載の方法。
[62]
式(1)の立体配置が、(1R,2S,3R)、(1R,2R,3R)、(1S,2R,3R)のいずれかである[61]記載の方法。
[63]
[1]〜[4]のいずれかに記載のビタミンD3誘導体またはその医薬上許容される塩若しくは水和物を有効成分として含有する乾癬治療薬。
本発明において、
C1〜C7のアシル基とは、総炭素数が1〜7の全ての異性体を含む、アルカノイル基、アロイル基を意味する。具体的には、ホルミル基、アセチル基、プロピオニル基、ブチリル基、イソブチリル基、ピバロイル基、バレリル基、イソバレリル基、ベンゾイル基等を意味する。
C1〜C10の置換基を有しているスルホニル基とは、総炭素数が1〜10の全ての異性体を含む、置換基をもつスルホニル基を意味する。具体的には、メタンスルホニル基、エタンスルホニル基、フェニルスルホニル基、パラトルエンスルホニル基、4-tBu-フェニルスルホニル基、4-メトキシフェニルスルホニル基等を意味する。
C2〜C4のアルキル基とは、総炭素数が2〜4の全ての異性体を含むアルキル基を意味する。具体的には、エチル基、n-ブチル基、i-ブチル基、t-ブチル基、2-メチルプロピル基等を意味する。
水酸基の保護基とは、水酸基の保護に通常用いられる保護基を意味する。具体的には、トリメチルシリル基、トリエチルシリル基、t-ブチル-ジメチルシリル基、t-ブチル-ジフェニルシリル基のようなシリル基、または、アセチル基、プロピオニル基、ブチリル基、イソブチリル基、ピバロイル基、バレリル基、イソバレリル基、ベンゾイル基のようなアシル基、または、アセトキシメチル基、ピバロイルオキシメチル基のようなアルキルオキシメチル基、または、ベンジルオキシメチル基のような、アロイルオキシメチル基、または、メトキシメチル基、エトキシメチル基、テトラヒドロピラニル基、テトラヒドロフラニル基のようなアルコキシアルキル基等を意味する。
アミノ基の保護基とは、アミノ基の保護に通常用いられる保護基を意味する。具体的には、t-ブトキシカルボニル基の様なアルキルオキシカルボニル基やベンジルオキシカルボニル基の様なアラルキルオキシカルボニル基等を意味する。
(式中、Y5はアミノ基の保護基、Y6、Y7はシリル基を表す)で表される化合物を得る。アルコールの保護はシリル基であれば限定されない。具体的には、t-ブチルジメチルシリル基、t-ブチルジフェニルシリル基等が使用できる。シリル化の方法は通常用いられる方法で行えばよい。例えば塩基存在下に、ハロゲン化アルキルシランやアルキルシラントリフラートを反応させれば良い。最も望ましくは、塩基としてイミダゾールを、シリル化剤としてt-ブチルジフェニルクロロシランを使用してシリル化することである。イソプロピリデンの脱保護は、分子内の他の保護基に影響を与えない方法であれば良い。具体的には、三フッ化ホウ素エーテル錯体、四塩化チタン、チタンイソプロポキシド、塩化アルミニウム、三臭化ビスマス等のルイス酸を用いる方法や、酢酸、塩酸、p-トルエンスルホン酸、イオン交換樹脂等の酸性条件を用いて行えばよい。望ましくは三臭化ビスマスを用いることである。
VI-aおよびXIII-aは、式(14)および(27)で示される化合物の一例であり、
VI-bおよびXIII-bは、式(14)および(27)で示される化合物の一例であり、
VI-cおよびXIII-cは、式(14)および(27)で示される化合物の一例であり、
VI-dおよびXIII-dは、式(14)および(27)で示される化合物の一例であり、
XII-aは式(32)で示される化合物の例である。
式(2)で表される化合物
と、式(15)で表されるエキソメチレン
を、パラジウム触媒存在下で縮合させ、必要に応じて保護基を脱保護し、縮合体を合成することに成功した。
1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ7.72-7,66 (m, 4H), 7.48-7.36 (m, 6H), 5.78 (ddd, J = 16.7, 10.9, 5.4 Hz, 1H), 5.34 (m, 2H), 5.16 (d, J = 10.3 Hz, 1H), 4.80 (m, 1H), 4.11 (m, 1H), 3.75 (m, 1H), 3.22 (s, 1H), 2.41 (dd, J = 17.7, 6.3 Hz, 1H), 2.34 (dd, J = 17.7, 4.6 Hz, 1H), 1.40 (s, 9H), 1.10 (s, 9H), 0.13 (s, 9H)
分離条件 シリカゲルカラムクロマトグラフィー (Hexane : EtOAc = 40 : 1)
収率35%
(3S, 4R, 5R)-11
1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ7.72-7.64 (m, 4H), 7.46-7.34 (m, 6H), 5.83 (ddd, J = 16.5, 11.0, 5.5 Hz, 1H), 5.62-5.54 (m, 1H), 5.27 (d, J = 16.9 Hz, 1H), 5.13 (d, J = 10.5 Hz, 1H), 4.31 (s, 1H), 3.97 (m, 2H), 2.57 (s, 1H), 2.51-2.34 (m, 2H), 1.42 (s, 9H), 1.08 (s, 9H), 0.17 (s, 9H)
分離条件 シリカゲルカラムクロマトグラフィー (Hexane : EtOAc = 20 : 1)
収率 35%
N-アセチル体の合成
実験方法
1. 上皮細胞の増殖抑制効果は、24well plateに、マウスケラチノサイト(MPEK)細胞を5% C02気相下にて、対照(Cont.)、1α、25(OH)2−VD3、N-Boc(化合物A), N-Ac(化合物C), N-Piv(化合物G) , N-Ms(化合物H)をそれぞれ添加して3日間の培養後、細胞増殖へ与える影響を細胞数計測により求めた。
1. 活性型ビタミンD3誘導体の上皮細胞増殖への影響を検討したところ、N-Boc(化合物A)と N-Piv(化合物G)は活性型ビタミンD3とほぼ同等の増殖抑制効果を示し、N-Ac(化合物C)と N-Ms(化合物H)は活性型ビタミンD3より強い効果が認められた(図1)。
Claims (63)
- 下記式(1)で表されるビタミンD3誘導体、またはその医薬上許容される塩若しくは水和物である化合物。
(式中、R1は、水素、C2〜C4のアルキル基またはベンジル基であり、R1が水素である場合は、R2はC1〜C7アシル基、C1〜C10の置換基を有しているスルホニル基、またはアミノ基の保護基であり、R1がC2〜C4のアルキル基またはベンジル基である場合は、R2はC2〜C4のアルキル基またはベンジル基であり、R3、R4、およびR5は、独立に水素、または水酸基の保護基であり、1位、2位および3位の立体配置はそれぞれ任意である。) - 式(1)において、R1が水素であり、R2がt-ブトキシカルボニル基、アセチル基、ピバロイル基、ベンゾイル基、メタンスルホニル基、ベンゼンスルホニル基、p-(t-ブチル)-ベンゼンスルホニル基、若しくはp-メトキシベンゼンスルホニル基であり、または、R1およびR2が共にベンジル基、エチル基若しくはn-ブチル基であり、R3、R4、およびR5が、独立に水素またはシリル基である請求項1記載の化合物。
- 式(1)において、R3、R4およびR5が水素である請求項2記載の化合物。
- 式(1)において、1位、2位および3位の立体配置が、(1R、2S、3R)、(1R、4R、3R)または(1S、3R、3R)である請求項1〜3のいずれかに記載の化合物。
- 下記式(2)で表される化合物。
(式中、R1は、水素、C2〜C4のアルキル基またはベンジル基であり、R1が水素である場合は、R2が水素、C1〜C7アシル基、C1〜C10の置換基を有しているスルホニル基、またはアミノ基の保護基であり、R1がC2〜C4のアルキル基またはベンジル基である場合は、R2は、C2〜C4のアルキル基またはベンジル基であり、R6およびR7は、独立に水素、または水酸基の保護基であり、R8は水素またはシリル基であり、3位、4位、および5位の立体配置は、それぞれ任意である。) - 式(2)において、R1、R2が共に水素であるか、R1が水素であり、R2がt-ブトキシカルボニル基、アセチル基、ピバロイル基、ベンゾイル基、メタンスルホニル基、ベンゼンスルホニル基、p-(t-ブチル)-ベンゼンスルホニル基またはp-メトキシベンゼンスルホニル基であるか、R1とR2が独立にベンジル基、エチル基またはn-ブチル基であり、R6とR7は独立に水素、アセチル基またはt-ブチルジメチルシリル基であり、ただし、R2がt-ブトキシカルボニル基の場合は、R6、R7の一方が水素で、もう一方がt-ブチルジメチルシリル基またはt-ブチルジフェニルシリル基でもよい、R8は水素またはシリル基である請求項5記載の化合物。
- 式(2)において、R6とR7が共にt−ブチルジメチルシリル基である請求項6記載の化合物。
- 式(2)において、3位、4位、5位の立体配置が、(3R、4S、5R)、(3R、4R、5R)または(3S 4R、5R)である請求項5〜7のいずれかに記載の化合物。
- 下記式(3)で表される化合物。
(式中、R9はアミノ基の保護基であり、R10は水酸基の保護基である。) - 式(3)において、R9がt-ブトキシカルボニル基であり、R10はt-ブチルジメチルシリル基である、請求項9記載の化合物。
- 下記式(4)で表される化合物。
(式中、R11はアミノ基の保護基であり、R12は水素または水酸基の保護基であり、R13はシリル基である。) - 式(4)において、R11がt-ブトキシカルボニル基であり、R12が水素またはt−ブチルジフェニルシリル基であり、R13がトリメチルシリル基である請求項11記載の化合物。
- 下記式(5)で表される化合物。
(式中、R11はアミノ基の保護基であり、R12は水酸基の保護基であり、R13はシリル基である。) - 式(5)において、R11がt-ブトキシカルボニル基であり、R12がt-ブチルジフェニルシリル基であり、R13がトリメチルシリル基である請求項13記載の化合物。
- 下記式(6)で表される化合物。
(式中、R11はアミノ基の保護基であり、R12は水酸基の保護基であり、R13はシリル基である。) - 式(6)において、R11がt-ブトキシカルボニル基であり、R12がt-ブチルジフェニルシリル基であり、R13がトリメチルシリル基である請求項15記載の化合物。
- 下記式(14)で表される化合物
(式中、R16、R17は水酸基の保護基であり、R18は、水素、C2〜C4のアルキル基またはベンジル基であり、R18が水素である場合は、R19はC1〜C7アシル基、C1〜C10の置換基を有しているスルホニル基、またはアミノ基の保護基であり、R18がC2〜C4のアルキル基またはベンジル基である場合は、R19はC2〜C4のアルキル基またはベンジル基である。)
と、下記式(15)で表される化合物
(式中、R20は水酸基の保護基であり、Xはハロゲンである。)
を、パラジウム触媒存在下でカップリングさせて、下記式(16)で表される化合物
(式中、R16、R17、R18およびR19は式(14)と同義であり、R20は式(15)と同義である。)
を製造する工程を含む、式(16)で表される化合物の製造方法。 - 式(14)で表される化合物が、下記の工程で製造される請求項17に記載の製造方法。
下記式(7)で表される化合物
(式中、R1は水素であり、R2はアミノ基の保護基であり、R14は水酸基の保護基である。)
の水酸基を保護して、式(8)で表される化合物
(式中、R1、R2およびR14は式(7)と同義であり、R15は水酸基の保護基である。)
を製造する工程、
次に式(8)で表される化合物の一級水酸基の保護基を脱保護して下記式(9)で表される化合物
(式中、R1、R2およびR15は式(8)と同義である。)
を製造する工程、
次に式(9)で表される化合物を酸化して下記式(10)で表される化合物
(式中、R1、R2およびR15は式(8)と同義である。)
を製造する工程、
次に式(10)で表される化合物に増炭反応行い下記式(11)で表される化合物
(式中、R1、R2およびR15は式(8)と同義である。)
を製造する工程、
次に式(11)で表される化合物のすべての保護を脱保護して下記式(12)で表される化合物
を製造する工程、
次に式(12)で表される化合物の水酸基を保護して、下記式(13)で表される化合物
(式中、R16、R17は水酸基の保護基である)
を製造する工程、
次に式(13)で表される化合物のアミノ基を修飾して、式(14)で表される化合物を製造する工程。 - 請求項17または18に記載の方法で、式(16)で表される化合物を製造し、式(16)で表される化合物の水酸基の保護基R16、R17およびR20を脱保護して、下記式(17)で表される化合物
(式中、R18およびR19は式(14)と同義である。)
を製造する工程を含む、式(17)で表される化合物の製造方法。 - 下記式(11)で表される化合物
(式中、R1は水素であり、R2はアミノ基の保護基であるt-ブトキシカルボニル基である。R15は水酸基の保護基である。)の水酸基を保護して下記式(18)で表される化合物
(式中、R16、R17は水酸基の保護基である)
を製造する工程、
次に式(18)で表される化合物と下記式(15)で表される化合物
(式中、R20は水酸基の保護基であり、Xはハロゲンである。)
を、パラジウム触媒存在下でカップリングさせて下記式(16)で表される化合物
(式中、R16、R17は水酸基の保護基であり、R18は水素であり、R19はt-ブトキシカルボニル基であり、R20は水酸基の保護基である)
を製造する工程を含む、式(16)で表される化合物の製造方法。 - 請求項20に記載の方法で、式(16)で表される化合物を製造し、式(16)で表される化合物を脱保護して下記式(17)で表される化合物
(式中、R18およびR19は式(16)と同義である)
を製造する工程を含む、式(17)で表される化合物の製造方法。 - 式中のR1が水素であり、R2がt-ブトキシカルボニル基であり、R14、R15、R16、R17、R21およびR22が、いずれもt−ブチルジメチルシリル基であり、R18が水素であり、R19がt-ブトキシカルボニル基、アセチル基、ピバロイル基、ベンゾイル基、メタンスルホニル基、ベンゼンスルホニル基、p-(t-ブチル)-ベンゼンスルホニル基、またはp-メトキシベンゼンスルホニル基であり、R18とR19が独立にベンジル基、エチル基またはn-ブチル基のいずれかであり、R20がトリメチルシリル基である請求項17〜21のいずれかに記載の製造方法。
- 下記式(27)で表される化合物
(式中、R26は水酸基の保護基であり、R18は、水素、C2〜C4のアルキル基またはベンジル基であり、R18が水素である場合は、R19はC1〜C7アシル基、C1〜C10の置換基を有しているスルホニル基、またはアミノ基の保護基であり、R18がC2〜C4のアルキル基またはベンジル基である場合は、R19はC2〜C4のアルキル基またはベンジル基であり、3位の立体はRまたはSである。)
と下記式(15)で表される化合物
(式中、R20は水酸基の保護基であり、Xはハロゲンである。)
を、パラジウム触媒存在下でカップリングさせて下記式(28)で表される化合物
(式中、R18、R19およびR26は式(27)と同義であり、R20は式(27)と同義であり、1位の立体はRまたはSである)
を製造する工程、を含む式(28)で表される化合物の製造方法。 - 式(27)で表される化合物が下記の工程で製造される請求項23に記載の製造方法。
下記式(19)で表される化合物
(式中、R23はアミノ基の保護基である。)
を増炭して、下記式(20)で表される化合物
(式中、R23はアミノ基の保護基であり、R24はシリル基である。)
を製造する工程、
次に式(20)で表される化合物の水酸基を保護して下記式(21)で表される化合物
(式中、R23およびR24は式(20)と同義であり、R25は水酸基の保護基である)
を製造する工程、
次に式(21)で表される化合物のヘミアセタールを脱保護して下記式(22)で表される化合物
(式中、R23、R24およびR25は式(21)と同義である。)
を製造する工程、
次に式(22)で表される化合物を酸化して下記式(23)で表される化合物
(式中、R23、R24およびR25は式(21)と同義である。)
を製造する工程、
次に式(23)で表される化合物に増炭反応を行い次いで分離して、下記式(24)で表される化合物
(式中、R23、R24およびR25は式(21)と同義であり、3位の立体はRまたはSである。)
を製造する工程、
次に式(24)で表される化合物を脱保護して下記式(25)で表される化合物
(3位の立体はRまたはSである。)
を製造する工程、
次に式(25)で表される化合物の水酸基を保護して下記式(26)で表される化合物
(式中、R26は水酸基の保護基であり、3位の立体はRまたはSである。)
を製造する工程、
次に式(26)で表される化合物のアミノ基を修飾して下記式(27)で表される化合物を製造する工程。 - 請求項23または24に記載の方法で、式(28)で表される化合物を製造し、式(28)で表される化合物を脱保護して下記式(29)で表される化合物
(式中、R18およびR19は式(28)と同義であり、1位の立体はRまたはSである)
を製造する工程を含む、式(29)で表される化合物の製造方法。 - 下記式(32)で表される化合物
(式中、R29は水酸基の保護基であり、3位の立体はRまたはSである。)
と下記式(15)で表される化合物
(式中、R20は水酸基の保護基であり、Xはハロゲンである。)
を、パラジウム触媒存在下でカップリングさせて下記式(28)で表される化合物
(式中、R18は水素であり、R19はアセチル基であり、R20は水酸基の保護基であり、R26は水酸基の保護基であり、1位の立体はRまたはSである)
を製造する工程を含む、式(28)で表される化合物の製造方法。 - 式(32)で表される化合物が以下の工程で製造される請求項26に記載の製造方法。
下記式(25)で表される化合物
(式中、3位の立体はRまたはSである。)
のアミノ基をアセチル化して下記式(30)で表される化合物
(式中、3位の立体はRまたはSである。)
を製造する工程、
次に式(30)で表される化合物を加水分解して下記式(31)で表される化合物
(式中、3位の立体はRまたはSである。)
を製造する工程、
次に式(31)で表される化合物の水酸基を保護して式(32)で表される化合物を製造する工程。 - 請求項26または27に記載の方法で、式(28)で表される化合物を製造し、式(28)で表される化合物を脱保護して下記式(29)で表される化合物
(式中、R18は水素であり、R19はアセチル基であり、1位の立体はRまたはSである。)
を製造する工程を含む、式(29)で表される化合物を製造する方法。 - 式中のR20とR24がトリメチルシリル基であり、R23がt-ブトキシカルボニル基であり、R25がt-ブチルジフェニルシリル基であり、R26とR29がt-ブチルジメチルシリル基であり、R27が水素であり、R28がt-ブトキシカルボニル基、アセチル基、ピバロイル基、ベンゾイル基、メタンスルホニル基、ベンゼンスルホニル基、p-(t-ブチル)-ベンゼンスルホニル基、p-メトキシベンゼンスルホニル基のいずれかであり、R27とR28が共にベンジル基、エチル基またはn-ブチル基のいずれかである請求項23〜28のいずれに記載の製造方法。
- 下記式(7)で表される化合物
(式中、R1が水素でであり、R2はt-ブトキシカルボニル基であり、R14はt-ブチルジメチルシリル基である。)
の水酸基をt-ブチルジメチルシリル化して、下記式(8)で表される化合物を製造する方法。
(式中、R1、R2およびR14は式(7)と同義であり、R15はt-ブチルジメチルシリル基である。) - 下記式(8)で表される化合物
(式中、R1が水素であり、R2はt-ブトキシカルボニル基であり、R14はt-ブチルジメチルシリル基であり、R15はt-ブチルジメチルシリル基である。)
を酸で脱保護して、下記式(9)で表される化合物を製造する方法。
(式中、R1、R2、R15は式(8)と同義である) - 脱保護に使用する酸が塩酸である請求項31記載の製造方法。
- 下記式(9)で表される化合物
(式中、R1が水素であり、R2はt-ブトキシカルボニル基であり、R15はt-ブチルジメチルシリル基である。)
を酸化して、下記式(10)で表される化合物を製造する方法。
(式中、R1、R2およびR15は式(9)と同義である。) - 酸化にジメチルスルホキシドを用いる請求項33記載の方法。
- 下記式(10)で表される化合物
(式中、R1が水素であり、R2はt-ブトキシカルボニル基であり、R15はt-ブチルジメチルシリル基である)
にプロパルギルマグネシウムブロミドを反応させて、下記式(11)で表される化合物を製造する方法。
(式中、R1、R2およびR15は式(10)と同義である) - 下記式(11)で表される化合物
(式中、R1が水素であり、R2はt-ブトキシカルボニル基であり、R15はt-ブチルジメチルシリル基である。)
を酸で処理して、下記式(12)で表される化合物を製造する方法。
(12) - 酸がトリフルオロメタンスルホン酸である請求項36記載の方法。
- 下記式(12)で表される化合物
をシリル化して、下記式(13)で表される化合物を製造する方法。
(式中、R16、R17はt-ブチルジメチルシリル基である。) - 下記式(13)で表される化合物
(式中、R16、R17はt-ブチルジメチルシリル基である)
のアミノ基を保護して、下記式(14)で表される化合物を製造する方法。
(式中、R16、R17は式(13)と同義であり、R18が水素であり、R19がt-ブトキシカルボニル基、アセチル基、ピバロイル基、ベンゾイル基、メタンスルホニル基、ベンゼンスルホニル基、p-(t-ブチル)-ベンゼンスルホニル基、若しくはp-メトキシベンゼンスルホニル基であるか、または、R18とR19が共にベンジル基、エチル基若しくはn-ブチル基である) - 下記式(11)で表される化合物
(式中、R1が水素であり、R2はt-ブトキシカルボニル基であり、R15はt-ブチルジメチルシリル基である。)
をシリル化して、下記式(14)で表される化合物を製造する方法。
(式中、R18が水素であり、R19はt-ブトキシカルボニル基であり、R15、R16はt-ブチルジメチルシリル基である) - 下記式(19)で表される化合物
(式中、R23はt-ブトキシカルボニル基である。)
にトリメチルシリルアセチレンとn-ブチルリチウムを反応させて、下記式(20)で表される化合物を製造する方法。
(式中、R23はt-ブトキシカルボニル基であり、R24はトリメチルシリル基である。) - 下記式(20)で表される化合物
(式中、R23はt-ブトキシカルボニル基であり、R24はトリメチルシリル基である。)
をシリル化して、下記式(21)で表される化合物を製造する方法。
(式中、R23およびR24は式(20)と同義であり、R25はt-ブチルジフェニルシリル基である。) - 下記式(21)で表される化合物
(式中、R23はt-ブトキシカルボニル基であり、R24はトリメチルシリル基であり、R25はt-ブチルジフェニルシリル基である。)
をトリブロモビスマスで処理して、下記式(22)で表される化合物を製造する方法。
(式中、R23、R24およびR25は式(21)と同義である) - 下記式(22)で表される化合物
(式中、R23はt-ブトキシカルボニル基であり、R24はトリメチルシリル基であり、R25はt-ブチルジフェニルシリル基である。)
を酸化して、下記式(23)で表される化合物を製造する方法。
(式中、R23、R24およびR25は式(22)と同義である) - 過ルテニウム酸テトラプロピルアンモニウムを用いる請求項44記載の方法。
- 下記式(23)で表される化合物
(式中、R23はt-ブトキシカルボニル基であり、R24はトリメチルシリル基であり、R25はt-ブチルジフェニルシリル基である。)
にビニルマグネシウムブロミドを反応させ、下記式(24)で表される化合物を製造する方法。
(式中、R23、R24およびR25は式(23)と同義である) - 下記式(24)で表される化合物
(式中、R23はt-ブトキシカルボニル基であり、R24はトリメチルシリル基であり、R25はt-ブチルジフェニルシリル基であり、3位の立体はRまたはSである。)
を脱保護して、下記式(25)で表される化合物を製造する方法。
(式中、3位の立体はRまたはSである) - 脱保護にテトラブチルアンモニウムフルオリドとトリフルオロ酢酸を用いる請求項47記載の方法。
- 下記式(25)で表される化合物
(式中、3位の立体はRまたはSである)
をt-ブチルジメチルシリル化して、下記式(26)で表される化合物を製造する方法。
(式中、R26はt-ブチルジメチルシリル基であり、3位の立体はRまたはSである) - 下記式(26)で表される化合物
(式中、R26はt-ブチルジメチルシリル基であり、3位の立体はRまたはSである)
を保護して、下記式(27)で表される化合物を製造する方法。
(式中、R26はt-ブチルジメチルシリル基であり、R27が水素でありR28がt-ブトキシカルボニル基、ピバロイル基、ベンゾイル基、メタンスルホニル基、ベンゼンスルホニル基、p-(t-ブチル)-ベンゼンスルホニル基、若しくはp-メトキシベンゼンスルホニル基であるか、または、R27とR28が共にベンジル基、エチル基若しくはn-ブチル基であり、3位の立体はRまたはSである。) - 下記式(25)で表される化合物
をアセチル化して、下記式(30)で表される化合物を製造する方法。
- 下記式(30)で表される化合物
を加水分解して、下記式(31)で表される化合物を製造する方法。
- 加水分解に炭酸カリウムとメタノールを用いる請求項52記載の方法。
- 下記式(31)で表される化合物
をt-ブチルジメチルシリル化して、下記式(32)で表される化合物を製造する方法。
(式中、R29はt-ブチルジメチルシリル基である。) - 下記式(2)で表される化合物
(式中、R1は、水素、C2〜C4のアルキル基またはベンジル基であり、R1が水素である場合は、R2はC1〜C7アシル基、C1〜C10の置換基を有しているスルホニル基、またはアミノ基の保護基であり、R1がC2〜C4のアルキル基またはベンジル基である場合は、R2はC2〜C4のアルキル基またはベンジル基であり、R6、R7は共に水酸基の保護基であり、R8は水素であり、1位、2位および3位の立体配置はそれぞれ任意である。)
と、下記式(15)で表される化合物
(式中、R20はシリル基であり、Xはハロゲンである)
を、パラジウム触媒存在下でカップリングさせて、下記式(1)で表される化合物を製造する方法。
(式中、R1、R2は、式(2)と同義であり、R3、R4はそれぞれ式(2)のR6、R7と同義であり、R5はシリル基であり、1位、2位および3位の立体配置はそれぞれ任意である。) - 下記式(2)で表される化合物
(式中、R1は水素であり、R2はt-ブトキシカルボニル基、アセチル基、ピバロイル基、ベンゾイル基、メタンスルホニル基、ベンゼンスルホニル基、p-(t-ブチル)-ベンゼンスルホニル基、若しくはp-メトキシベンゼンスルホニル基であるか、または、R1とR2が共にベンジル基、エチル基若しくはn-ブチル基であり、R6およびR7がそれぞれt-ブチルジメチルシリル基で、R8が水素であり、3位、4位および5位の立体配置はそれぞれ任意である。)
と、下記式(15)で表される化合物
(式中、R20はトリメチルシリル基であり、Xは臭素である)
を、パラジウム触媒存在下でカップリングさせて、下記式(1)
(式中、R1、R2は、式(2)と同義であり、R3、R4はそれぞれ式(2)のR6、R7と同義であり、R5はトリメチルシリル基であり、1位、2位、3位の立体配置の組み合わせは式(2)に由来する)
で表される化合物を製造する方法。 - パラジウム触媒が、テトラキストリフェニルフォスフィンパラジウムである請求項56記載の方法。
- 式(2)の立体配置が、(3R,4S,5R)、(3R,4R,5R)、(3S,4R,5R)のいずれかである請求項57記載の方法。
- 下記式(1)で表される化合物
(式中、R1は、水素、C2〜C4のアルキル基またはベンジル基であり、R1が水素である場合は、R2はC1〜C7アシル基、C1〜C10の置換基を有しているスルホニル基、またはアミノ基の保護基であり、R1がC2〜C4のアルキル基またはベンジル基である場合は、R2はC2〜C4のアルキル基またはベンジル基であり、R3およびR4、R5は、独立に水素、または水酸基の保護基であり、R5はシリル基であり、1位、2位および3位の立体配置はそれぞれ任意である。)
を脱保護して、下記式(33)で表される化合物を製造する方法。
(式中、R1およびR2は式(1)と同義であり、1位、2位、3位の立体配置の組み合わせは式(1)と同義である) - 下記式(1)で表される化合物
(式中、R1は水素であり、R2はt-ブトキシカルボニル基、アセチル基、ピバロイル基、ベンゾイル基、メタンスルホニル基、ベンゼンスルホニル基、p-(t-ブチル)-ベンゼンスルホニル基、若しくはp-メトキシベンゼンスルホニル基であるか、または、R1とR2が共にベンジル基、エチル基またはn-ブチル基であり、R3、R4はt-ブチルジメチルシリル基であり、R5はトリメチルシリル基であり、1位、2位および3位の立体配置はそれぞれ任意である。)
を脱保護して、下記式(33)で表される化合物を製造する方法。
(式中、R1およびR2は式(1)と同義であり、1位、2位、3位の立体配置の組み合わせは式(1)と同義である) - 脱保護にテトラブチルアンモニウムフルオリドを使用する請求項60記載の方法。
- 式(1)の立体配置が、(1R,2S,3R)、(1R,2R,3R)、(1S,2R,3R)のいずれかである請求項61記載の方法。
- 請求項1〜4のいずれかに記載のビタミンD3誘導体またはその医薬上許容される塩若しくは水和物を有効成分として含有する乾癬治療薬。
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