JP2011240289A - 汚染成分拡散防止構造および汚染土壌の浄化方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】汚染土壌Sの上層に配設される難透水材7により、難透水材7を通過して汚染土壌Sに浸透する浸透量が制限される。難透水材7を通過できない浸透水は汚染土壌Sと接触することなく水平方向に排水される。汚染土壌Sを透過する浸透水の浸透速度は難透水材7によって規制されるので、汚染土壌S内の浸透水は鉛直方向に移動する。その結果、第1吸着層5を構成する吸着剤の量を増やさなくても、浸透水に含まれる汚染成分が第1吸着層5で確実に捕捉される。
【選択図】図1
Description
以下、図面を参照して、特許文献1に開示される技術を説明する。図12は特許文献1に開示される従来の汚染成分拡散防止構造を模式的に示す模式図である。
図12において、100は従来の汚染成分拡散防止構造、G1は地表、G2は地表G1の下方に位置する自由地下水面、101は汚染成分を捕捉する吸着剤を含み地表G1に敷設された吸着層、Sは吸着層101の上層に積層された汚染土壌、102は吸着層101及び汚染土壌Sを覆う盛土、103は盛土102の表層に形成されたアスファルト製やコンクリート製の覆土層である。
(1)土壌に水が浸透する速度(浸透速度)は降雨量や降雪量(以下「降雨量等」と称す)によって変化するにも関わらず、特許文献1及び2に開示される技術は、浸透速度を制御することができなかった。そのため、降雨量等が少なく浸透速度が遅い場合は、浸透水に含まれる汚染成分を吸着剤で捕捉できるが、豪雨などのように降雨量等が多く浸透速度が速い場合は、浸透水に含まれる汚染成分を吸着剤で捕捉できなくなるという課題を有していた。
(2)豪雨などのように降雨量等が多い場合、汚染土壌を通過した浸透水は鉛直方向のみならず水平方向にも排出される可能性が高い。浸透水が水平方向に排出される場合には、汚染土壌の鉛直方向に形成された吸着層では汚染成分を捕捉することはできない。浸透水が水平方向に排出される場合には、特許文献2に開示されるように、汚染土壌を包囲するように吸着層を設ける必要があった。この場合には、吸着層の体積が増えるため大量の吸着剤が必要になるという課題を有していた。
また、本発明は、降雨量等に左右されることなく、汚染土壌に浸透水を通過させて汚染成分を溶出させ、溶出した汚染成分を吸着剤で捕捉することにより汚染土壌を浄化できる汚染土壌浄化方法を提供することを目的とする。
請求項1記載の汚染成分拡散防止構造は、透湿性を有しつつ水の透過は妨げるものとして汚染土壌の上層に配設される難透水材と、前記汚染土壌の下層に埋設される止水材と、前記汚染土壌を透過した浸透水に含まれる汚染成分が吸着される前記止水材の上部に形設された第1吸着層と、を備えた構成を有している。
この構成により以下のような作用が得られる。
(1)汚染土壌の上層に配設される難透水材により、難透水材を通過して汚染土壌に浸透する浸透水の量(浸透量)が制限される。難透水材および汚染土壌を透過した浸透水は第1吸着層に浸透するが、その浸透水の量が制限されるので、浸透水に含まれる汚染成分は第1吸着層で捕捉される。
(2)難透水材を通過できない浸透水は、難透水材の下層に位置する汚染土壌とは接触しないため汚染されない。一方、降雨量等が多い場合でも、難透水材を通過する浸透水の量は制限されるので、浸透速度が規制される。その結果、汚染土壌を通過する浸透水は水平方向に排出される可能性が低く、ほとんどが鉛直方向に浸透する。鉛直方向に浸透する浸透水は、汚染土壌の下層に埋設される第1吸着層に浸透し、汚染成分は第1吸着層で捕捉される。
(3)以上のことから、汚染土壌を通過した浸透水が水平方向に排水されることを抑制できると共に、降雨量等に左右されることなく、汚染成分を第1吸着層で確実に捕捉することができる。また、難透水材により第1吸着層の浸透量は制限されるので、第1吸着層を構成する吸着剤の量を増やすことなく汚染成分を捕捉できる。これにより、汚染成分の拡散を防止できる。さらに、完全遮水構造とするのではなく難透水材を設けることで、汚染土壌に浸透水を通過させて汚染土壌を浄化することができる。
(4)第1吸着層の下層に止水材を有するので、盛土底部以下の土壌を汚染成分で汚染されるのを防止できる。
この構成により、請求項1で得られる作用に加え、以下のような作用が得られる。
(1)汚染土壌に含まれる汚染成分は、降雨時には浸透水の移動に伴って鉛直方向下向きに移動するが、晴天時には浸透水の蒸発に伴って鉛直方向上向きに移動し濃縮される可能性がある。汚染成分が鉛直方向上向きに移動されるとしても、難透水材の上層に形成される粗粒層により毛管現象が遮断されるので、汚染成分の地表への毛管上昇を抑制することができ、汚染成分の拡散を防止できる。
この構成により、請求項1又は2で得られる作用に加え、以下のような作用が得られる。
(1)第1吸着層は、比較的高濃度の汚染成分が含まれる初期の浸透水の汚染成分を捕捉した後、汚染成分の捕捉能が経時劣化する可能性がある。第1吸着層は汚染土壌の下層に埋め殺しにされているので、捕捉能が劣化した第1吸着層の吸着剤を交換することは不可能である。第1吸着層の捕捉能が劣化すると、汚染成分を含んだままの浸透水が流出し汚染成分が拡散してしまうところ、第1吸着層の下層に止水材が埋設されているので、止水材より下層に浸透水が流出することが防止される。
(2)止水材へ到達した浸透水は、水平ドレーンにより止水材に沿って水平方向へ導かれる。浸透水に含まれる汚染成分は吸着装置を通過することにより吸着され、流出が防止される。これにより、汚染成分の拡散を防止できると共に、長期に亘って汚染土壌を浄化できる。
水平ドレーンとしては、サンドマットの他、天然繊維を絡み合わせたマット状やロープ状等の吸水性を有するもの(例えば特開平11−172666号公報や特開2001−3342号公報等に開示)を用いることができる。
吸着装置としては、前述の吸着剤が充填されたものを用いることができる。吸着装置は吸着剤を交換可能に構成することが好ましい。吸着剤の捕捉能が低下する度に交換することで、汚染土壌を長期に亘って浄化できるからである。
この構成により、請求項1乃至3の内いずれか1で得られる作用に加え、以下のような作用が得られる。
(1)汚染土壌に含まれる汚染成分は、降雨時には浸透水の移動に伴って鉛直方向下向きに移動するが、晴天時にはヒ素のように浸透水の蒸発に伴って鉛直方向上向きに移動し濃縮される可能性がある。汚染土壌から鉛直方向上向きに移動される汚染成分は第2吸着層に吸着されるので、浸透水の蒸発に伴う汚染成分の拡散を防止できる。
なお、第2吸着層を構成する吸着剤は、前述の第1吸着層と同様であるので説明を省略する。
この構成により、以下のような作用が得られる。
(1)難透水材を通過した浸透水を汚染土壌に透過させる土壌透過工程により、汚染土壌を透過する浸透水の量(浸透量)が制限される。その結果、吸着層の吸着剤と接触する浸透水の浸透速度を制限できるので、汚染成分捕捉工程により浸透水に含まれる汚染成分を吸着剤に負担をかけずに捕捉させることができる。これにより、汚染土壌を浄化することができる。
(1)汚染土壌を通過した浸透水が水平方向に排水されることを抑制できると共に、降雨量に左右されることなく、汚染成分を第1吸着層で確実に捕捉することができ、汚染成分の拡散を防止できる汚染成分拡散防止構造を提供できる。
(2)難透水材により第1吸着層の浸透量は制限されるので、第1吸着層を構成する吸着剤の量を増やすことなく汚染成分を捕捉できる汚染成分拡散防止構造を提供できる。
(1)晴天時に浸透水の蒸発に伴って汚染成分が鉛直方向上向きに移動しても、難透水材の上層に形成される粗粒層により毛管現象が遮断されるので、汚染成分の地表への毛管上昇を抑制することができ、汚染成分の拡散を防止できる汚染成分拡散防止構造を提供できる。
(1)止水材へ浸透できない浸透水は水平ドレーンにより止水材に沿って水平方向へ導かれ、浸透水に含まれる汚染成分は吸着装置を通過することにより吸着されるので、汚染成分の拡散を防止できると共に、長期に亘って汚染土壌を浄化できる汚染成分拡散防止構造を提供できる。
(1)晴天時に浸透水の蒸発に伴って鉛直方向上向きに移動する汚染成分は第2吸着層に吸着されるので、浸透水の蒸発に伴う汚染成分の拡散を防止できる汚染成分拡散防止構造を提供できる。
(1)難透水材を通過した浸透水を汚染土壌に透過させる土壌透過工程により、汚染土壌を透過する浸透水の量(浸透量)が制限される。その結果、吸着剤と接触する浸透水の浸透速度を制限できるので、汚染成分捕捉工程により浸透水に含まれる汚染成分を吸着剤に負担をかけずに捕捉させることができ、汚染成分の拡散を防止しつつ汚染土壌を浄化できる汚染土壌の浄化方法を提供できる。
以下、本発明の一実施の形態における汚染成分拡散防止構造について、図面を参照しながら説明する。
図1は本発明の一実施の形態における汚染成分拡散防止構造を模式的に示す模式図であり、図2は図1のIIで示す部分を拡大して示す拡大図であり、図3は図1のIIIで示す部分を拡大して示す拡大図である。
図1において、1は盛土構造として地表G1に構成された本発明の汚染成分拡散防止構造、2は土砂が盛り上げられた盛土、2aは地表G1に面した盛土底部、2bは盛土2の上層付近の盛土上部である。
図1及び図3において、6は汚染土壌Sの上面に堆積された盛土上部2bの上層に積層され人工ゼオライト、ロックウール等と混合され土壌中の汚染成分を吸着固定する吸着剤を含んで構成された第2吸着層、7は盛土2及び第2吸着層6の上面に敷設され、透水係数が1×10−3〜1×10−8m/sの合成樹脂製のシートや不織布等で形成され透湿性を有すると共に浸透水の通過を完全に遮断することなく透過を妨げる難透水材であり、本実施の形態では旭化成ジオテック社製の商品名「AKアペックシート(登録商標)」(10−5m/s相当の透水性があり、ガスは通過する)を用いた。8は砕石、砂利、煉瓦屑、ガラス屑等で形成され難透水材7の上面に積層された粗粒層、9は盛土、10は盛土9の上面に形成されたアスファルト製やコンクリート製等の覆土層である。
図1において、11は水平ドレーン4に連設されて盛土2の外部に配設された吸着装置、11aは吸着装置11に収容され水平ドレーン4に導かれて排水された浸透水に含まれる汚染成分を吸着する吸着剤である。
汚染成分拡散防止構造1に降った雨水は、覆土層10及び盛土9の表面から浸透水として粗粒層8に浸透し、難透水材7に導かれる。難透水材7は透水係数が1×10−3〜1×10−8m/sであるので、浸透水の一部は難透水材7を通過して汚染土壌Sを透過する(以上、土壌透過工程)。
一方、難透水材7を通過できない浸透水の残部は難透水材7の上部に滞留する。難透水材7の上面に粗粒層8が設けられているので、難透水材7の上部に滞留した浸透水は、水平方向に移動され次第に盛土2の外部に排水される。この浸透水は汚染土壌Sと接触していないので、浸透水を盛土2の外部に排水しても汚染成分が拡散されることはない。
なお、難透水材7の透水係数を1×10−5m/s程度とすることにより、通常の降雨の場合は、降雨量にもよるが、降雨量の20〜50%程度を難透水材7に沿って水平移動(排水)させることができ、豪雨の場合は、90%以上を難透水材7に沿って水平移動(排水)させることができる。このように難透水材7の透水係数を設定することにより浸透量を規制する。
なお、汚染土壌Sを浸透する浸透水は、難透水材7により浸透速度が所定速度以下に規制されるので、水平方向の移動が抑制される。その結果、浸透水が第1吸着層5を通過せずに盛土2の外部に排出されることを防止できる。また、第1吸着層5を透過する浸透水の浸透速度も規制されるので、第1吸着層5の吸着剤に過度な負担をかけることなく汚染成分が確実に捕捉される。
(1)汚染土壌Sの上層に配設される難透水材7により、難透水材7を通過して汚染土壌Sに浸透する浸透量が制限される。難透水材7及び汚染土壌Sを透過した浸透水は第1吸着層5に浸透するが、その浸透水の量が制限されるので、浸透水に含まれる汚染成分は第1吸着層5で捕捉される。
(2)難透水材7により浸透量が制限されるので、第1吸着層5を構成する吸着剤の量を増やすことなく(第1吸着層5の厚さを増やすことなく)汚染成分を捕捉できる。また、汚染成分拡散防止構造1を完全遮水構造とするのではなく、汚染土壌Sの上層に難透水材7を設けることで、汚染土壌Sに浸透水を通過させて汚染土壌Sを浄化することができる。
(3)降雨量等が多い場合でも、難透水材7を通過する浸透水の量は制限されるので、浸透速度が規制される。その結果、汚染土壌Sを通過する浸透水は水平方向に排出される可能性が低く、ほとんどが鉛直方向に浸透する。鉛直方向に浸透する浸透水は、汚染土壌Sの下層に埋設される第1吸着層5に浸透する。これにより降雨量等に左右されることなく、汚染成分を第1吸着層5で確実に捕捉することができる。
(4)汚染土壌Sに含まれる汚染成分が、晴天時に浸透水の蒸発に伴って鉛直方向上向きに移動されるとしても、難透水材7の上層に形成される粗粒層8により毛管現象が遮断されるので、汚染成分の毛管上昇を抑制することができ、汚染成分の拡散を防止できる。
(6)止水材3へ浸透できない浸透水は、水平ドレーン4により止水材3に沿って水平方向へ導かれる。これにより、汚染成分拡散防止構造1の盛土構造の含水率が高くなって崩壊することが防止される。また、浸透水に含まれる汚染成分は吸着装置11を通過することにより吸着され、流出が防止される。これにより、汚染成分の拡散を防止できると共に、吸着剤11aを必要に応じて交換することで、長期に亘って汚染土壌Sを浄化できる。
(7)難透水材7を通過できない浸透水は、粗粒層8により難透水材7に沿って水平方向に排水される。これにより、難透水材7より上層の排水性を向上でき、汚染成分拡散防止構造1の盛土構造の含水率が高くなって崩壊することが防止される。
(8)汚染土壌Sに含まれる汚染成分が、晴天時に浸透水の蒸発に伴って鉛直方向上向きに移動されるとしても、汚染土壌Sの上層に形成された第2吸着層6に吸着されるので、浸透水の蒸発に伴う汚染成分の拡散を防止できる。
(9)降雨量の変化による浸透水の増加や晴天による浸透水の蒸発等の気象条件の変化の影響を受けても、盛土2内の汚染土壌Sから浸透水に移行した汚染成分が拡散することを確実に防止することができると共に、汚染土壌Sを長期間に亘って浄化することができ、汚染成分の盛土2の外部への拡散リスクを長期的に低減することができる。
(1)難透水材7を通過した浸透水を汚染土壌Sに透過させる土壌透過工程により、汚染土壌Sを透過する浸透水の量(浸透量)が制限される。その結果、吸着剤11a(又は第1吸着層5)と接触する浸透水の浸透速度を制限できるので、汚染成分捕捉工程により浸透水に含まれる汚染成分を吸着剤11a(又は第1吸着層5)に負担をかけずに捕捉させることができる。これにより汚染成分の拡散を防止しつつ汚染土壌Sを浄化できる。
次に、図面を参照しながら、本発明の効果を確認する実験例として降雨浸透実験について説明する。図4は降雨実験装置を模式的に示す模式図である。
図4において、20は降雨実験に用いる実験槽、21は長さ(図4左右方向)約60cmの直方体の土槽、21a,21bは所定の間隔をあけて土槽21内に立設され土槽21内を3区(実験例1、実験例2及び実験例3)に分割する分割板、22aは実施例1における土壌層が形成される土槽21の底部に形成された排水管、22bは実験例2における土壌層が形成される土槽21の底部に形成された排水管、22cは実験例3における土壌層が形成される土槽21の底部に形成された排水管、23は標準砂(山口県下関産のまさ土)が5cmの厚さで土槽21の底部に充填された標準砂層、24はヒ素を含有する硫化鉄鉱残さが標準砂に1wt%混合されて調製された汚染土壌が5cmの厚さで標準砂層23の上に充填された汚染土壌層、25は標準砂が10cmの厚さで汚染土壌層24の上に充填された標準砂層、26は豆砂利(粒径5〜10mm程度)が3cmの厚さで標準砂層25の上に充填された豆砂利層である。なお、標準砂層23、汚染土壌層24、標準砂層25、豆砂利層26は3区(実験例1、実験例2及び実験例3)とも同様に積層されている。
透水係数は、汚染土壌が6.4×10−6m/s、吸着層が3.6×10−5m/s、標準砂が3.2×10−5m/sであった。汚染土壌の透水係数は、粒径の小さいシルト状の残渣を混合したため小さくなっている。
実験は、降雨装置を用いて実験槽20(豆砂利層26の上面)に降雨を与えることにより行った。降雨の発生方法は、従来方法(細管落下、噴霧など)とは異なり、加湿器32による水蒸気をメッシュ33及び縦状突起33に結露させ、雨滴を発生させるものである。実際の降雨量を実験室規模で再現する場合、たとえば1m2の5mm/d降雨は3.5mL/minという非常に小さい量となる。そのため、連続降雨として与えることが困難となり、通常はたとえば1日の降水量を短時間に集中して与え、それを繰り返す間欠式になる。新しく考案したこの方法は、少量の降雨を連続的に与えることができ、かつ均一性が高いといったメリットがある。本実験では、500mL/5〜6h能力の加湿器2台を用いて、1日約14時間連続して作動させ、5.8〜7.4mm/d相当の降雨を与えることができた。
実験期間中、降雨は、1週間の内、5日間連続して与え2日間休止するパターンで2週間継続的に与えた。実験期間中は1日1回各実験槽の22a,22b,22c,29からの浸出流量を測定し、併せて重金属分析を実施した。分析方法は、公定法により得られた検液30mlに対して5mlの硝酸を加え、マイクロウェーブで分解したのち、ICP−MSで測定した。また、実験中には、土槽内部の温度・湿度の計測を超小型温度・湿度計を用いて計測した。実験槽20に与えた雨量は5.8〜7.4mm/日であった。実験期間中の土槽21内の温度は21.5〜26.0℃であり、湿度は96.6〜100%RHであった。
さらに、排水管22b,22cからの浸出水のAs分析を行った。浸出水の分析は、公定法により得られた検液30mLに対して5mLの硝酸を加えマイクロウェーブで分解した後、ICP−MSで測定することにより行った。
浸出流量の測定の結果、排水管22a(実験例1)からは0mL/日、排水管22b(実験例2)からは210〜566mL/日、排水管22c(実験例3)からは225〜466mL、排水管29(実験例1の難透水材28)からは600〜972mL/日であった。実験例1においては難透水材28により浸透量が規制された結果、排水管22aからの浸出がなくなったと考えられる。
図6は、対策の排水管22bおよび無対策の排水管22cにおける浸出水のAs,Pb濃度の経時変化を示したものである。まず、Pbに着目すると、濃度はAsに比較すると小さいが、対策(排水管22b(実験例2))の方が無対策(排水管22c(実験例3))より小さくなっている。3日後に無対策(排水管22c)のPb濃度が大きくなっているが、局所的に高濃度の間隙水が浸出したものと思われる。つぎに、Asの濃度に着目すると、明確に対策(排水管22b)の濃度の方が無対策(排水管22c)のそれより小さくなっていることがわかる。本実験では、吸着層の厚さを3cmとしているが、吸着性能は浸透速度にも大きく依存することから、浸透流量が変動する過程の中でやや上昇する傾向も認められる。
上述の結果から、基本的にMRW剤を使用した吸着層により、汚染土壌を通過した浸出水からのAsおよびPbの除去・低減が可能であり、浄化効果が期待できることがわかった。
次に、As濃度は、対策(排水管22b(実験例2))の浸出水は0.003〜0.040mg/Lであり、無対策(排水管22c(実験例3))の浸出水は0.042〜0.064mg/Lであった。実験例2の土壌層は吸着層27を備えているのに対し、実験例3の土壌層は吸着層を備えていない。この差が浸出水のAs分析の結果に表れている。しかし、実験例2の土壌層は吸着層27を備えているにも関わらず、As濃度が0.003〜0.040mg/Lと変動している。このAs濃度が変動する原因の一つに浸透量の変動がある。実験例1のように難透水材28を配設することにより、浸透量を規制し汚染成分の拡散を防止しつつ汚染土壌を長期的に浄化できることが確認された。
蒸発実験は、蒸発過程において浸透水は毛管上昇して表面に濃縮する可能性があることを確認し、併せてその対策工法として吸着剤を使用し、その効果を確認することを目的として実施した。
2.1 実験方法
図7は、蒸発実験の実験装置の模式図である。
40は蒸発実験装置、41は実験槽、41aは実験槽41を分割する分割壁、42は合成樹脂シートで作成した排水ドレーン、43は排水ドレーン42のコック43a付き排水管、44は層厚5cmで充填された下関産のまさ土からなる標準砂層、45は標準砂にヒ素を含有する硫化鉄鉱残渣を1wt%混合して作成した層厚10cmの汚染土壌である。その溶出値はAsが0.099mg/L、Pbが0.011mg/Lで溶出液のpHは5.7であった。46が標準砂にマグネシウム珪酸カルシウム添加ロックウール系吸着剤(MRW剤と称する)を10wt%混合して作成した吸着層、47は出力800Wのハロゲンヒーター、48はアルミ板で作成した反射板、49は排水ドレーンと給水管49aで連結された給水タンク、49bは給水タンク49の溢水管、50は外部給水槽である。
実験槽41内は、対策(吸着層あり,E1槽,実験例4)、無対策(吸着層なし,E2槽,実験例5)の2つに分割している。
蒸発の条件は、外部給水管50の水位と連動させて水位を地表面より8cmの位置に設定し、室内の温度を20±1℃に設定した。また、太陽輻射による蒸発促進を想定し、ハロゲンヒータを用いて9時から15時の6時間照射した。このときの土壌層表面付近の最高温度は、27±2℃程度となった。蒸発量は、外部給水槽50の減少量を1日1回測定した。その結果、ほぼ安定した蒸発量が得られ、平均2.2mm/dとなった。一般的に降雨量の1/3程度が蒸発散量になるとされていることから、降水量を1800mm/yとすると1.64mm/dとなる。実験中には、表土を分割して、実験開始後21日後から土壌採取を開始し、数日間隔で85日後までのデータを取得した。また、50日後および81日後の表面土壌を用いて、蛍光X線分析装置による土壌成分分析を行った。
2.2 実験結果
実験状況の観察結果から、無対策(E2槽)の表面が時間を経るごとに茶褐色に変色してきた。このため、その原因を調べるため、表層土壌の蛍光X線分析を実施した。図8は、汚染土壌、標準砂および実験表層土壌の含有量分析結果である。これをみると、Ca,K,Feが高いことがわかる、Kは、それぞれの土壌であまり変化はないが、Caは対策(E1槽)で、Feは無対策(E2槽)で高くなっている。対策(E1槽)でCaが高くなっているのは、酸性の汚染土壌通過水と吸着層で使用したMRW剤が反応し、中和生成物の硫酸カルシウムが表層土壌中に移動、析出したためであると考えられる。Feが無対策(E2槽)で大きくなっているのは、汚染土壌中に含まれる硫化鉄鉱粉が酸化して生じた硫酸鉄が表層土壌に移動、析出したためと推察される。また、無対策(E2槽)の表面の色が、茶褐色に変色したのは、表層土壌に移動した硫酸鉄の一部が更に酸化して茶褐色の水酸化鉄が生成した結果と考えられる。図9は、AsとPbのみの含有量を示したものである。これをみるとPbはあまり変化はないが、Asは無対策で大きくなっていることがわかる。これは、PbよりAsの方の移動性が大きく、水分の蒸発に伴って汚染土壌から表層に向かって移動し、濃縮されつつあることを示していると考えられる。
図10は、表層土壌の溶出試験におけるpHを示したものである。同図をみると対策(E1槽)で変動はあるが、pHは6〜11と高くなっている。無対策(E2槽)ではpHは4以下となっている。これは、対策(E1槽)では吸着層の高pH(11.2)の影響が表れ、無対策(E2槽)では汚染土壌の低pH(5.7)の影響が表れていると考えられる。図11は、表層土壌のAsとPbの経時変化を示したものである。Asに着目すると無対策(E2槽)では大きく変動しているものの対策(E1槽)に比較して大きくなっていることが確認できる。変動の原因としては、標準砂密度の微妙な変化によって毛管上昇・濃縮は、面的に不均一となる可能性があるものと推察される。つぎに、Pbをみると、いずれも低濃度であり明確な差は認められない。
以上のことから、表面の蒸発によって土壌内水分は表面に向かって移動し、移動性の大きいAsなどは上方移動・濃縮される可能性があることが確認できた。また、MRW剤を用いた吸着層を汚染土壌の上部に設置することにより、Asの上方移動・拡散を抑止できる可能性があることがわかった。
上記実施の形態では、汚染成分拡散防止構造1が地表G1に盛土を行い構成される場合について説明したが、必ずしもこれに限られるものではなく、地表G1を掘削しその掘削した部分に構成することも可能である。この場合も、汚染土壌Sの上層に難透水材7を配設することで同様の作用が得られる。
上記実施の形態では、難透水材7の上面に粗粒層8を配設した場合について説明したが、必ずしもこれに限られるものではなく、粗粒層8の排水性に応じて部分的に設けることや、配設しないことも可能である。
2 盛土
2a 盛土底部
2b 盛土上部
3 止水材
4 水平ドレーン
5 第1吸着層
6 第2吸着層
7 難透水材
8 粗粒層
9 盛土
10 覆土層
11 吸着装置
11a 吸着剤
20 降雨実験装置
21 実験槽
21a,21b 分割板
22a,22b,22c,29 排水管
23,25 標準砂層
24 汚染土壌層
26 豆砂利層
27 吸着層
28 難透水材
40 蒸発実験装置
41 実験槽
41a 分割壁
42 排水ドレーン
43 排水管
44 標準砂層
45 汚染土壌
46 吸着層
47 ハロゲンヒーター
48 反射板
49 給水タンク
49a 給水管
49b 溢水管
50 外部給水槽
Claims (5)
- 透湿性を有しつつ水の透過は妨げるものとして汚染土壌の上層に配設される難透水材と、
前記汚染土壌の下層に埋設されて前記難透水材および前記汚染土壌を透過した浸透水に含まれる汚染成分が吸着される第1吸着層と、を備えていることを特徴とする汚染成分拡散防止構造。 - 前記難透水材の上層に形成される粗粒層を備えていることを特徴とする請求項1記載の汚染成分拡散防止構造。
- 前記第1吸着層の下層に埋設される止水材と、
前記止水材と前記第1吸着層との間に埋設される水平ドレーンと、
前記水平ドレーンに導かれて排水される浸透水が通過し前記汚染土壌に含まれる汚染成分が吸着される吸着装置と、を備えていることを特徴とする請求項1又は2に記載の汚染成分拡散防止構造。 - 前記難透水材と前記汚染土壌との間に埋設され前記汚染土壌に含まれる汚染成分が吸着される第2吸着層を備えていることを特徴とする請求項1乃至3の内いずれか1に記載の汚染成分拡散防止構造。
- 透湿性を有しつつ水の透過を妨げる難透水材を通過した浸透水を汚染土壌に透過させる土壌透過工程と、
前記土壌透過工程により前記汚染土壌を透過した浸透水を前記汚染土壌に含まれる汚染成分が吸着される吸着剤と接触させ前記汚染成分を前記吸着剤に捕捉させる汚染成分捕捉工程と、を備えていることを特徴とする汚染土壌の浄化方法。
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