JP2011139071A - 光電変換素子及びその製造方法並びに撮像素子 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】導電性膜と、光電変換膜と、透明導電性膜とを含む光電変換素子であって、光電変換膜が、フラーレン又はフラーレン誘導体と、吸収スペクトルが下記(A)及び(B)の少なくともいずれかの条件を満たす光電変換材料とを含む。(A):λM1<λL1、かつλM2<λL2(B):λM1<λL1、かつΔ|λM1−λL1|>Δ|λM2−λL2|(A)及び(B)において、λL1、λL2、λM1、及びλM2は、波長400〜800nmの範囲における最大吸収強度の1/2の吸収強度を示す波長であって、λL1及びλL2は、前記光電変換材料をクロロホルムに溶解させたときのクロロホルム溶液スペクトルにおける波長を表し、λM1及びλM2は、前記光電変換材料単独の薄膜吸収スペクトルにおける波長を表す。ただし、λL1<λL2、λM1<λM2。
【選択図】図1
Description
近年、多画素化が進む中で画素サイズが小さくなっており、フォトダイオード部の面積が小さくなり、開口率の低下、集光効率の低下が問題になっている。開口率等を向上させる手法として、有機材料を用いた光電変換層(光電変換膜)を有する固体撮像素子が検討されている。
例えば特許文献1において、フラーレン又はフラーレン誘導体を含有する光電変換層が開示されている。しかしながら、光電変換効率や応答速度の向上及び暗電流の低減においてさらなる改良が求められている。
更に、非特許文献1において、高効率化に関して光電変換層の膜構造の重要性が示唆されている。しかしながら、非特許文献1における光電変換素子も太陽電池を意図したものであり、かかる文献に記載の技術をそのまま撮像センサに適用すると、使用材料、膜構造に起因する暗電流が大きく、撮像素子として使用することはできない。
すなわち、上記課題は以下の手段により解決することができる。
(1)導電性膜と、光電変換層と、透明導電性膜とを含む光電変換素子であって、
前記光電変換層が、フラーレン又はフラーレン誘導体と、吸収スペクトルが下記(A)及び(B)の少なくともいずれかの条件を満たす光電変換材料とを含む、光電変換素子。
(A):λM1<λL1、かつλM2<λL2
(B):λM1<λL1、かつΔ|λM1−λL1|>Δ|λM2−λL2|
(A)及び(B)において、λL1、λL2、λM1、及びλM2は、波長400〜8
00nmの範囲における最大吸収強度の1/2の吸収強度を示す波長であって、λL1及びλL2は、前記光電変換材料をクロロホルムに溶解させたときのクロロホルム溶液スペクトルにおける波長を表し、λM1及びλM2は、前記光電変換材料単独の薄膜吸収スペクトルにおける波長を表す。ただし、λL1<λL2、λM1<λM2である。
(2)前記光電変換材料が下記一般式(I)で表される化合物である、上記(1)に記載の光電変換素子。
一般式(I)
(3)
前記一般式(I)のD1が下記一般式(III)で表される基である、上記(2)に記載の光電変換素子。
一般式(III)
(4)前記一般式(III)中、R11〜R14、R20〜R24、R30〜R34が、それぞれ独立に、水素原子、アルキル基、又はアリール基である[ただし、R11とR12、R13とR14、R24とR23、R23とR20、R20とR21、R21とR22、R34とR33、R33とR30、R30とR31、R31とR32は、互いに結合してベンゼン環を形成してもよく、R22とR34は結合してN原子と共に5員環を形成してもよい]、上記(3)に記載の光電変換素子。
(5)前記一般式(I)のD1が下記一般式(VII)で表される基である、上記(2)に記載の光電変換素子。
一般式(VII)
(6)前記一般式(VII)中、R91〜R96、Rx及びRyが水素原子であり、R97及びR98がフェニル基である、上記(5)に記載の光電変換素子。
(7)前記一般式(VII)中、mが0又は1である、上記(5)又(6)に記載の光電変換素子。
(8)前記一般式(I)のZ1が下記一般式(IV)で表される基である、上記(2)〜(7)のいずれか1項に記載の光電変換素子。
一般式(IV)
(9)前記一般式(IV)中、R41及びR44が水素原子であり、R42とR43が結合してベンゼン環、ピリジン環又はピラジン環形成している、上記(8)に記載の光電変換素子。
(10)前記一般式(IV)中、R41〜R44が水素原子である、上記(8)に記載の光電変換素子。
(11)前記条件(B)が下記条件(B’)である、上記(1)〜(10)のいずれか1項に記載の光電変換素子。
(B’):λM1<λL1、かつΔ|λM1―λL1|>2×Δ|λM2―λL2|
(12)前記条件(B)が下記条件(B”)である、上記(1)〜(10)のいずれか1項に記載の光電変換素子。
(B”):λM1<λL1、かつΔ|λM1―λL1|>3×Δ|λM2―λL2|
(13)前記フラーレン又はフラーレン誘導体の少なくとも一部が結晶化した状態を含む、上記(1)〜(12)のいずれか1項に記載の光電変換素子。
(14)前記フラーレン又はフラーレン誘導体が、基板に対して(111)方向に配向している、上記(13)に記載の光電変換素子。
(15)前記導電性膜と、前記光電変換層と、前記透明導電性膜とがこの順に積層された、上記(1)〜(14)のいずれか1項に記載の光電変換素子。
(16)上記(1)〜(15)のいずれか1項に記載の光電変換素子を備えた撮像素子であって、
前記光電変換層が上方に積層された半導体基板と、
前記半導体基板内に形成され、前記光電変換層で発生した電荷を蓄積するための電荷蓄積部と、
前記光電変換層の電荷を前記電荷蓄積部へ伝達するための接続部とを備えた撮像素子。
(17)上記(1)〜(15)のいずれか1項に記載の光電変換素子の製造方法であって、
基板上に、前記導電性膜、前記光電変換層、及び前記透明導電性膜を形成する工程を含み、
前記光電変換層の形成において、フラーレン又はフラーレン誘導体と、吸収スペクトルが前記(A)及び(B)の少なくともいずれかの条件を満たす光電変換材料とを、基板を加熱した状態で共蒸着する工程を含む、光電変換素子の製造方法。
(18)
前記共蒸着における蒸着速度が0.5〜3Å/sである、上記(17)に記載の製造方法。
(19)
前記共蒸着時の前記基板温度が100℃以下である、上記(17)又は(18)に記載の製造方法。
本発明の光電変換素子は、導電性膜(導電性層とも言う)と、光電変換層(光電変換膜とも言う)と、透明導電性膜(透明導電性層とも言う)を含む光電変換素子であり、好ましくは上記それぞれの膜がこの順に積層されている。
以下、本発明の光電変換素子の好適な実施形態について説明する。
図1に、本実施形態に係る光電変換素子の構成例を示す。図1に示す光電変換素子10は、基板Sと、基板S上に形成された下部電極として機能する導電性膜(以下、下部電極とする)11と、下部電極11上に形成された光電変換層12と、上部電極として機能する透明導電性膜(以下、上部電極とする)15とがこの順に積層された構成である。
図2に示すように、電子ブロッキング層16A、正孔ブロッキング層16Bを設けることにより、電圧が印加されたときに電極から光電変換層12に電子又は正孔の注入を抑制することができ、より確実に暗電流の低減を図ることができる。
なお、図2に示す構成は、電子を上部電極15に移動させ、正孔を下部電極11に移動させるように電圧を印加させる(すなわち、上部電極15を電子取り出し用電極とする)構成であるが、電子を下部電極11に移動させ、正孔を上部電極15に移動させるように電圧を印加させる(すなわち、下部電極11を電子取り出し用電極とする)場合は、下部電極11と光電変換層12との間に正孔ブロッキング層、上部電極15と光電変換層12との間に電子ブロッキング層を形成する。
また、電荷ブロッキング層を複数形成する構成とすることもできる。
(電極)
電極(上部電極(透明導電性膜)15と下部電極(導電性膜)11)は、導電性材料から構成される。導電性材料としては、金属、合金、金属酸化物、電気伝導性化合物、又はこれらの混合物などを用いることができる。
上部電極15から光が入射されるため、上部電極15は検知したい光に対し十分透明である事が必要である。具体的には、アンチモンやフッ素等をドープした酸化錫(ATO、FTO)、酸化錫、酸化亜鉛、酸化インジウム、酸化インジウム錫(ITO)、酸化亜鉛インジウム(IZO)等の導電性金属酸化物、金、銀、クロム、ニッケル等の金属薄膜、更にこれらの金属と導電性金属酸化物との混合物又は積層物、ヨウ化銅、硫化銅などの無機導電性物質、ポリアニリン、ポリチオフェン、ポリピロールなどの有機導電性材料、及びこれらとITOとの積層物などが挙げられる。この中で好ましいのは、高導電性、透明性等の点から、導電性金属酸化物である。上部電極15は光電変換層12上に成膜するため、該光電変換層12の特性を劣化させることのない方法で成膜される事が好ましい。
電極の材料がITOの場合、電子ビーム法、スパッタリング法、抵抗加熱蒸着法、化学反応法(ゾルーゲル法など)、酸化インジウムスズの分散物の塗布などの方法で形成することができる。更に、ITOを用いて作製された膜に、UV−オゾン処理、プラズマ処理などを施すことができる。
光電変換層は、フラーレン又はフラーレン誘導体と、吸収スペクトルが下記(A)及び(B)の少なくともいずれかの条件を満たす光電変換材料とから形成される。
(A):λM1<λL1、かつλM2<λL2
(B):λM1<λL1、かつΔ|λM1−λL1|>Δ|λM2−λL2|
(A)及び(B)において、λL1、λL2、λM1、及びλM2は、波長400〜800nmの範囲における最大吸収強度の1/2の吸収強度を示す波長であって、λL1及びλL2は、前記光電変換材料をクロロホルムに溶解させたときのクロロホルム溶液スペクトルにおける波長を表し、λM1及びλM2は、前記光電変換材料単独の薄膜吸収スペクトルにおける波長を表す。ただし、λL1<λL2、λM1<λM2である。すなわち、λL1、λM1は短波側、λL2、λM2は長波側の波長を示す。
H会合性比率が高くなっている状態では、正孔、電子輸送部分(ドナー部、アクセプター部)が、一方向に重なった構造になる。正孔、電子輸送部分が電荷輸送方向に対しランダムに存在したり、互い違いに存在すると、各電荷が輸送される際、輸送に関与しない構造を挟んで電荷を輸送しなければならないため、輸送阻害が生じると考えられるが、上記H会合性比率が高い状態では、そのような輸送に関与しない構造を挟んで輸送されないため、拘束応答が得られやすいと考えられる。また、J会合性のモーメント方向の輸送は、まさに、各電荷輸送部が互い違いに存在する方向になるため、J会合性方向の相互作用の種類が少ない、あるいは弱い方がより各電荷輸送部位の重なりが大きくなるため、高速応答が可能になると考えられる。
(B’):λM1<λL1、かつΔ|λM1―λL1|>2×Δ|λM2―λL2|
(B”):λM1<λL1、かつΔ|λM1―λL1|>3×Δ|λM2―λL2|
(b)ピラゾリノン核:例えば1−フェニル−2−ピラゾリン−5−オン、3−メチル−1−フェニル−2−ピラゾリン−5−オン、1−(2−ベンゾチアゾイル)−3−メチル−2−ピラゾリン−5−オン等。
(c)イソオキサゾリノン核:例えば3−フェニル−2−イソオキサゾリン−5−オン、3−メチル−2−イソオキサゾリン−5−オン等。
(d)オキシインドール核:例えば1−アルキル−2,3−ジヒドロ−2−オキシインドール等。
(e)2,4,6−トリケトヘキサヒドロピリミジン核:例えばバルビツル酸又は2−チオバルビツル酸及びその誘導体等。誘導体としては例えば1−メチル、1−エチル等の1−アルキル体、1,3−ジメチル、1,3−ジエチル、1,3−ジブチル等の1,3−ジアルキル体、1,3−ジフェニル、1,3−ジ(p−クロロフェニル)、1,3−ジ(p−エトキシカルボニルフェニル)等の1,3−ジアリール体、1−エチル−3−フェニル等の1−アルキル−1−アリール体、1,3−ジ(2―ピリジル)等の1,3位ジヘテロ環置換体等が挙げられる。
(f)2−チオ−2,4−チアゾリジンジオン核:例えばローダニン及びその誘導体等。誘導体としては例えば3−メチルローダニン、3−エチルローダニン、3−アリルローダニン等の3−アルキルローダニン、3−フェニルローダニン等の3−アリールローダニン、3−(2−ピリジル)ローダニン等の3位ヘテロ環置換ローダニン等が挙げられる。
(h)チアナフテノン核:例えば3(2H)−チアナフテノン−1,1−ジオキサイド等。
(i)2−チオ−2,5−チアゾリジンジオン核:例えば3−エチル−2−チオ−2,5−チアゾリジンジオン等。
(j)2,4−チアゾリジンジオン核:例えば2,4−チアゾリジンジオン、3−エチル−2,4−チアゾリジンジオン、3−フェニル−2,4−チアゾリジンジオン等。
(k)チアゾリン−4−オン核:例えば4−チアゾリノン、2−エチル−4−チアゾリノン等。
(l)2,4−イミダゾリジンジオン(ヒダントイン)核:例えば2,4−イミダゾリジンジオン、3−エチル−2,4−イミダゾリジンジオン等。
(m)2−チオ−2,4−イミダゾリジンジオン(2−チオヒダントイン)核:例えば2−チオ−2,4−イミダゾリジンジオン、3−エチル−2−チオ−2,4−イミダゾリジンジオン等。
(n)2−イミダゾリン−5−オン核:例えば2−プロピルメルカプト−2−イミダゾリン−5−オン等。
(o)3,5−ピラゾリジンジオン核:例えば1,2−ジフェニル−3,5−ピラゾリジンジオン、1,2−ジメチル−3,5−ピラゾリジンジオン等。
(p)ベンゾチオフェンー3−オン核:例えばベンゾチオフェンー3−オン、オキソベンゾチオフェンー3−オン、ジオキソベンゾチオフェンー3−オン等。
(q)インダノン核:例えば1−インダノン、3−フェニルー1−インダノン、3−メチルー1−インダノン、3,3−ジフェニルー1−インダノン、3,3−ジメチルー1−インダノン等。
Z1により形成される環が1,3−インダンジオン核の場合、下記一般式(IV)で示される基又は下記一般式(V)で示される基である場合が好ましい。一般式(IV)
一般式(V)
前記一般式(IV)で示される基の場合、R41〜R44はそれぞれ独立に、水素原子又は置換基を表す。置換基としては例えば後述の置換基Wとして挙げたものが適用できる。また、R41〜R44はそれぞれ隣接するものが、結合して環を形成することができ、R42とR43が結合して環(例えば、ベンゼン環、ピリジン環、ピラジン環)を形成する場合が好ましい。R41〜R44としては全てが水素原子である場合が好ましい。
前記一般式(IV)で示される基が前記一般式(V)で示される基である場合が好ましい。
前記一般式(V)で示される基の場合、R41、R44、R45〜R48はそれぞれ独立に、水素原子又は置換基を表す。置換基としては例えば後述の置換基Wとして挙げたものが適用できる。R41、R44、R45〜R48としては全てが水素原子である場合が好ましい。
前記一般式(VI)で示される基の場合、R81、R82はそれぞれ独立に、水素原子又は置換基を表す。置換基としては例えば後述の置換基Wとして挙げたものが適用できる。R81、R82としてはそれぞれ独立に、アルキル基、アリール基又はヘテロ環基(2−ピリジル等)が好ましく、炭素数1〜6のアルキル基(例えばメチル、エチル、n−プロピル、t−ブチル)を表す場合がより好ましい。
R83は、酸素原子、硫黄原子又は置換基を表すが、R83としては酸素原子、又は硫黄原子を表す場合が好ましい。前記置換基としては結合部が窒素原子であるものと炭素原子であるものが好ましく、窒素原子の場合はアルキル基(炭素数1〜12)若しくはアリール基(炭素数6〜12)が好ましく、具体的にはメチルアミノ基、エチルアミノ基、ブチルアミノ基、ヘキシルアミノ基、フェニルアミノ基、又はナフチルアミノ基が挙げられる。炭素原子の場合は更に少なくとも一つの電子吸引性基が置換していれば良く、電子吸引性基としてはカルボニル基、シアノ基、スルホキシド基、スルホニル基、又はホスホリル基が挙げられ、更に置換基を有している場合が良い。この置換基としては後述の置換基Wが挙げられる。R83としては、該炭素原子を含む5員環又は6員環を形成するものが好ましく、具体的には下記構造のものが挙げられる。
式(I)において、L1、L2、L3はそれぞれ独立に、無置換メチン基、又は置換メチン基を表す。置換メチン基同士が結合して環(例、6員環例えばベンゼン環)を形成してもよい。置換メチン基の置換基は後述の置換基Wが挙げられるが、L1、L2、L3は全てが無置換メチン基である場合が好ましい。
前記ヘテロ環としては、フラン、チオフェン、ピロール、オキサジアゾール等の5員環が好ましい。
Ra、Rbが置換基(好ましくはアルキル基、アルケニル基)である場合、それらの置換基は、−NRa(Rb)が置換したアリール基の芳香環(好ましくはベンゼン環)骨格の水素原子、又は置換基と結合して環(好ましくは6員環)を形成してもよい。この場合、D1は後記の一般式(VIII)、(IX)又は(X)で表される場合が好ましい。
Ra、Rbは互いに置換基同士が結合して環(好ましくは5員又は6員環、より好ましくは6員環)を形成してもよく、また、Ra、RbはそれぞれがL(L1、L2、L3のいずれかを表す)中の置換基と結合して環(好ましくは5員又は6員環、より好ましくは6員環)を形成してもよい。
D1はパラ位にアミノ基が置換したアリール基(好ましくはフェニル基)である場合が好ましい。この場合、D1は下記一般式(II)で示されることが好ましい。
前記アミノ基は置換されていてもよい。該アミノ基の置換基としては、後述の置換基Wが挙げられるが、脂肪族炭化水素基(好ましくは置換されてよいアルキル基)、アリール基(好ましくは置換されてよいフェニル基)、又はヘテロ環基が好ましい。
前記アミノ基はアリール基が2つ置換した、いわゆるジアリール基置換のアミノ基が好ましく、この場合、D1は下記一般式(III)で示されることが好ましい。
更に、前記アミノ基の置換基(好ましくは置換されてよいアルキル基、アルケニル基)は、該アミノ基がパラ位に置換したアリール基の芳香環(好ましくはベンゼン環)骨格の水素原子、又は置換基と結合して環(好ましくは6員環)を形成してもよい。
一般式(II)
一般式(III)
一般式(VII)
上記の環はベンゼン環である場合が好ましい。
R91〜R98、Rx、Ryの置換基は置換基Wが挙げられる。
R91〜R96はいずれも水素原子である場合が好ましく、Rx、Ryはいずれも水素原子である場合が好ましい。R91〜R96は水素原子であり、かつRx、Ryも水素原子である場合が好ましい。
前記R97及びR98は、それぞれ独立に、置換基されてよいフェニル基を表す場合が好ましく、該置換基としては置換基Wが挙げられるが、好ましくは無置換フェニル基である。
mは0以上の整数を表すが、0又は1が好ましい。
一般式(VIII)
一般式(IX)
一般式(X)
一般式(II)中、R1〜R6はそれぞれ独立に、水素原子又は置換基を表す。またR1とR2、R3とR4、R5とR6、R2とR5、R4とR6がそれぞれ互いに結合して環を形成してもよい。
R1〜R4における置換基は置換基Wが挙げられるが、好ましくはR1〜R4が水素原子、又はR2とR5若しくはR4とR6が5員環を形成する場合であり、より好ましくはR1〜R4のいずれもが水素原子である場合である。
R5、R6における置換基は置換基Wが挙げられるが、置換基の中でも、置換若しくは無置換のアリール基が好ましく、置換アリール基の置換基としては、アルキル基(例えば、メチル基、エチル基)、アリール基(例えば、フェニル基、ナフチレン基、フェナントリル基、アントリル基)が好ましい。R5、R6は好ましくはフェニル基、アルキル置換フェニル基、フェニル置換フェニル基、ナフチル基、フェナントリル基、アントリル基又はフルオレニル基(好ましくは9,9’−ジメチル−2−フルオレニル基)である。
一般式(III)中、R11〜R14、R20〜R24、R30〜R34はそれぞれ独立に、水素原子又は置換基を表す。またR11〜R14、R20〜R24、R30〜R34がそれぞれ互いに結合して環を形成してもよい。その環形成の例としては、R11とR12、R13とR14が結合してベンゼン環を、R20〜R24の隣接する2つ(R24とR23、R23とR20、R20とR21、R21とR22)が結合してベンゼン環を、R30〜R34の隣接する2つ(R34とR33、R33とR30、R30とR31、R31とR32)が結合してベンゼン環を、R22とR34が結合してN原子と共に5員環を形成する場合が挙げられる。
R11〜R14、R20〜R24、R30〜R34で表される置換基は置換基Wが挙げられるが、好ましくはアルキル基(例えば、メチル基、エチル基)、アリール基(例えば、フェニル基、ナフチル基)であり、これらの基は更に置換基W(好ましくはアリール基)が置換していてもよい。中でも、R20、R30が前記置換基である場合が好ましく、かつ、その他のR11〜R14、R21〜R24、R31〜R34は水素原子である場合がより好ましい。
以下に、一般式(I)で示される化合物の具体例を示すが、本発明はこれらに限定されるものではない。
前記一般式(I)で表される化合物は、特開2000−297068号公報に従って、合成することができる。
ここで、「H会合性がより高められた(よりJ会合性分比率の少ない)状態」(「光電変換層のH会合性強化度」)とは、基板上に成膜した混合層(フラーレン又はフラーレン誘導体と光電変換材料との混合層)が、400〜800nmの範囲において、最大吸収波長λmaxでの吸光度の半分の強度を示す波長を示す波長λn1(λmax<λn1)とした場合、成膜条件を変更する事によってλn1をより小さくした状態を指す。
前記光電変換材料のH会合性がより高められた状態とするには、適当な光電変換材料を選択するとともに、光電変換層中における前記光電変換材料の含有量、成膜速度、及び蒸着時の基板温度を適切に制御することで実現することができる。
前記光電変換材料が電子輸送性が低い化合物であっても、前記光電変換材料とフラーラン又はフラーレン誘導体との混合層とすることにより、正孔を前記光電変換材料中で移動させ、電子をフラーレン又はフラーレン誘導体中で移動させることで、光電変換材料の低い電子輸送性を補完し、高い応答速度が得られる。
フラーレンとは、フラーレンC60、フラーレンC70、フラーレンC76、フラーレンC78、フラーレンC80、フラーレンC82、フラーレンC84、フラーレンC90、フラーレンC96、フラーレンC240、フラーレンC540、ミックスドフラーレン、フラーレンナノチューブを表す。
フラーレン誘導体とは、フラーレンに置換基が付加された化合物である。置換基としては、アルキル基、アリール基、又は複素環基が好ましい。アルキル基としては、炭素数1〜12が好ましく、炭素数1〜5がより好ましい。アリール基としては、例えば、フェニル基、ナフチル基、アントリル基等が挙げられる。複素環基としては、例えば、フリル基、チエニル基、ピロリル基、オキサゾリル基、ピリジル基、キノリニル基、カルバゾリル基等が挙げられる。
フラーレン誘導体としては、特に以下の化合物が好ましい。
光電変換層中において、フラーレン又はフラーレン誘導体の少なくとも一部が結晶化した状態とは、光電変換層の少なくとも一部分においてフラーレン又はフラーレン誘導体が結晶化していることを意味する。例えば、光電変換層が、結晶化したフラーレン又はフラーレン誘導体からなる層部分と、結晶化せず無配向(例えばアモルファス)なフラーレン又はフラーレン誘導体からなる層部分との積層構造からなる場合などがあり得る。結晶化した層部分の検出は、断面TEM像での電子線回折が存在する部位を計測することで求めることができる。
フラーレン又はフラーレン誘導体が結晶化した状態であるか否かは、フラーレン又はフラーレン誘導体と前記光電変換材料とを基板上に共蒸着した膜のX線回折像や断面の電子線回折像に、フラーレン又はフラーレン誘導体の結晶構造に由来する結晶ピークあるいは回折点が認められるかどうかで判断できる。
フラーレン又はフラーレン誘導体の少なくとも一部が結晶化した状態であることにより、更に高い光電変換効率が得られるとともに、フラーレン又はフラーレン誘導体のキャリアパスが有効に形成された状態となるので、素子の高速応答性に更に寄与することができる。
フラーレン又はフラーレン誘導体の少なくとも一部を結晶化させる手段としては、適当な光電変換材料を選択した上で、フラーレン類の比率を上げること、成膜中に基板を加熱すること等が挙げられる。
フラーレン又はフラーレン誘導体が前記方向に配向した状態であることは、基板上に成膜した光電変換層をX線回折法で測定することにより、フラーレン又はフラーレン誘導体の結晶のピークが観察され、かつ該ピークが基板に垂直な方向に(111)方向の指数のみ複数((111)、(222)、(333)など)観測されることから確認できる。
光電変換層中において、フラーレン又はフラーレン誘導体が結晶化した層部分においては、一様に(配向方向が同じに)結晶化していることが好ましく、該層部分において50〜100%のフラーレン又はフラーレン誘導体が結晶化していることが好ましく、80〜100%のフラーレン又はフラーレン誘導体が結晶化していることが好ましい。結晶化している割合、及び一様に結晶化している割合は、X線回折によるピークの比率や断面TEM像での電子線回折により求めることができる。
具体的には、フラーレン及びフラーレン誘導体の含有量は、光電変換層中50モル%以上が好ましく、65モル%以上がより好ましく、75モル%以上が更に好ましい。また、含有量の上限は、90モル%が好ましい。
なお、混合層の膜面凹凸は、算術平均粗さRaが3.0nm以下であることが好ましく、2.0nm以下であることがより好ましい。
また、光電変換層を形成する際、フラーレン又はフラーレン誘導体と、吸収スペクトルが前記(A)及び(B)の少なくともいずれかの条件を満たす光電変換材料とを、基板を加熱した状態で共蒸着することが好ましい。
また、蒸着速度は、光電変換膜中に存在するフラーレン又はフラーレン誘導体以外の材料の種類、フラーレン又はフラーレン誘導体の含有比率等によって異なるが、0.1〜15Å/sとすることが好ましく、電変換材料のH会合性をより高める観点から0.5〜3.0Å/sとすることがより好ましい。
本発明に係る光電変換素子は、前述のように電荷ブロッキング層を有することが好ましい。電荷ブロッキング層を有することにより、より確実に暗電流を抑制することができる。
電荷ブロッキング層(16A,16B)は、蒸着により形成することができる。蒸着は、物理蒸着(PVD)、化学蒸着(CVD)のいずれでもよいが、真空蒸着等の物理蒸着が好ましい。真空蒸着により成膜する場合、真空度、蒸着温度等の製造条件は常法に従って設定することができる。
電荷ブロッキング層の厚みは、10nm以上300nm以下が好ましく、更に好ましくは30nm以上150nm以下、特に好ましくは50nm以上100nm以下である。10nm以上とすることにより、好適な暗電流抑制効果が得られ、300nm以下とすることにより、好適な光電変換効率が得られる。
電荷ブロッキング層(正孔ブロッキング層、電子ブロッキング層)を形成するための材料としては、以下のものが挙げられる。正孔ブロッキング層は、電子受容性有機材料を用いることができる。
電子受容性材料としては、1,3−ビス(4−tert−ブチルフェニル−1,3,4−オキサジアゾリル)フェニレン(OXD−7)等のオキサジアゾール誘導体、アントラキノジメタン誘導体、ジフェニルキノン誘導体、バソクプロイン、バソフェナントロリン、及びこれらの誘導体、トリアゾール化合物、トリス(8−ヒドロキシキノリナート)アルミニウム錯体、ビス(4−メチル−8−キノリナート)アルミニウム錯体、ジスチリルアリーレン誘導体、シロール化合物などを用いることができる。また、電子受容性有機材料でなくとも、十分な電子輸送性を有する材料ならば使用することは可能である。ポルフィリン系化合物や、DCM(4−ジシアノメチレン−2−メチル−6−(4−(ジメチルアミノスチリル))−4Hピラン)等のスチリル系化合物、4Hピラン系化合物を用いることができる。
具体的には、以下の化合物が好ましい。なお、以下の具体例において、Eaはその材料の電子親和力(eV)を示し、Ipはその材料のイオン化ポテンシャル(eV)を示す。
具体的には、低分子材料では、N,N’−ビス(3−メチルフェニル)−(1,1’−ビフェニル)−4,4’−ジアミン(TPD)や4,4’−ビス[N−(ナフチル)−N−フェニル−アミノ]ビフェニル(α−NPD)等の芳香族ジアミン化合物、オキサゾール、オキサジアゾール、トリアゾール、イミダゾール、イミダゾロン、スチルベン誘導体、ピラゾリン誘導体、テトラヒドロイミダゾール、ポリアリールアルカン、ブタジエン、4,4’,4”−トリス(N−(3−メチルフェニル)N−フェニルアミノ)トリフェニルアミン(m−MTDATA)、ポルフィン、テトラフェニルポルフィン銅、フタロシアニン、銅フタロシアニン、チタニウムフタロシアニンオキサイド等のポリフィリン化合物、トリアゾール誘導体、オキサジザゾール誘導体、イミダゾール誘導体、ポリアリールアルカン誘導体、ピラゾリン誘導体、ピラゾロン誘導体、フェニレンジアミン誘導体、アニールアミン誘導体、アミノ置換カルコン誘導体、オキサゾール誘導体、スチリルアントラセン誘導体、フルオレノン誘導体、ヒドラゾン誘導体、シラザン誘導体などを用いることができ、高分子材料では、フェニレンビニレン、フルオレン、カルバゾール、インドール、ピレン、ピロール、ピコリン、チオフェン、アセチレン、ジアセチレン等の重合体や、その誘導体を用いることができる。電子供与性化合物でなくとも、十分なホール輸送性を有する化合物であれば用いることは可能である。
具体的には、以下の化合物が好ましい。
次に、光電変換素子を備えた撮像素子の構成例を説明する。なお、以下に説明する構成例において、すでに説明した部材などと同等な構成・作用を有する部材等については、図中に同一符号又は相当符号を付すことにより、説明を簡略化或いは省略する。
図3は、撮像素子の1画素分の断面模式図である。
撮像素子100は、1画素が同一平面上でアレイ状に多数配置されたものであり、この1画素から得られる信号によって画像データの1つの画素データを生成することができる。
なお、上記基板1、各領域2〜6について、それぞれ、p型とn型を逆にすることにより下部電極101で電子を捕集する形式にすることも可能である。また、領域2、3を省略し、絶縁膜105上、若しくはその下にカラーフィルターを形成することで、該カラーフィルターでBGRの色分離を行い、各画素それぞれに該当する光に対し光電変換層102で光電変換して各画素でBGRそれぞれの光を検出する形式も可能である。その場合、下部電極101はBGR各光を透過しない事が望ましく、例えば、Al、Mo、TiNなどが好ましく用いられる。
本実施形態では、図3の撮像素子のようにシリコン基板1内に2つのフォトダイオードを積層する構成ではなく、入射光の入射方向に対して垂直な方向に2つのフォトダイオードを配列して、p型シリコン基板内で2色の光を検出するようにしたものである。
なお、図3の撮像素子例の場合と同様に、図4中の各領域についてp型とn型を逆転させることにより、下部電極101で電子を捕集する形式にすることも可能である。
図4に示す撮像素子200の1画素は、n型シリコン基板17と、n型シリコン基板17上方に形成された下部電極101、下部電極101上に形成された光電変換層102と、該光電変換層102上に形成された上部電極104とを有する光電変換素子を備えている。光電変換素子上には開口の設けられた遮光膜34が形成されている。また、上部電極104上には透明な絶縁膜33が形成されている。なお、遮光部34は絶縁膜24中に形成されている形式も好ましい。
なお、信号読出し部は、MOS回路ではなくCCDとアンプによって構成してもよい。つまり、p領域18、p領域20、及びp領域23に蓄積された電子をn型シリコン基板17内に形成したCCDに読み出し、これをCCDでアンプまで転送して、アンプからその電子に応じた信号を出力させるような信号読出し部であってもよい。
なお、図4の撮像素子では、カラーフィルタ28,29によってR光とB光の色分離を行っているが、カラーフィルタ28,29を設けず、p領域20とn領域21のpn接合面の深さと、p領域18とn領域19のpn接合面の深さを各々調整して、それぞれのフォトダイオードでR光とB光を吸収するようにしてもよい。
また、n型シリコン基板17内に設けるフォトダイオードを1つとし、n型シリコン基板17上方に光電変換部を複数積層した構成としてもよい。更に、n型シリコン基板17内に設けるフォトダイオードを複数とし、n型シリコン基板17上方に光電変換部を複数積層した構成としてもよい。また、カラー画像を作る必要がないのであれば、n型シリコン基板17内に設けるフォトダイオードを1つとし、光電変換部を1つだけ積層した構成としてもよい。
本実施形態の撮像素子は、シリコン基板内にフォトダイオードを設けず、シリコン基板上方に複数(ここでは3つ)の光電変換素子を積層した構成である。
図5に示す撮像素子300は、R光電変換素子と、B光電変換素子と、G光電変換素子とをシリコン基板41の上方に順に積層した構成である。
置換基Wについて記載する。
置換基Wとしてはハロゲン原子、アルキル基(シクロアルキル基、ビシクロアルキル基、トリシクロアルキル基を含む)、アルケニル基(シクロアルケニル基、ビシクロアルケニル基を含む)、アルキニル基、アリール基、複素環基(ヘテロ環基といっても良い)、シアノ基、ヒドロキシ基、ニトロ基、カルボキシ基、アルコキシ基、アリールオキシ基、シリルオキシ基、ヘテロ環オキシ基、アシルオキシ基、カルバモイルオキシ基、アルコキシカルボニルオキシ基、アリールオキシカルボニルオキシ基、アミノ基(アニリノ基を含む)、アンモニオ基、アシルアミノ基、アミノカルボニルアミノ基、アルコキシカルボニルアミノ基、アリールオキシカルボニルアミノ基、スルファモイルアミノ基、アルキル及びアリールスルホニルアミノ基、メルカプト基、アルキルチオ基、アリールチオ基、ヘテロ環チオ基、スルファモイル基、スルホ基、アルキル及びアリールスルフィニル基、アルキル及びアリールスルホニル基、アシル基、アリールオキシカルボニル基、アルコキシカルボニル基、カルバモイル基、アリール及びヘテロ環アゾ基、イミド基、ホスフィノ基、ホスフィニル基、ホスフィニルオキシ基、ホスフィニルアミノ基、ホスホノ基、シリル基、ヒドラジノ基、ウレイド基、ボロン酸基(−B(OH)2)、ホスファト基(−OPO(OH)2)、スルファト基(−OSO3H)、その他の公知の置換基が挙げられる。
(1)ハロゲン原子
例えば、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子
(2)アルキル基
直鎖、分岐、環状の置換若しくは無置換のアルキル基を表す。それらは、(2−a)〜(2−e)なども包含するものである。(2−a)アルキル基
好ましくは炭素数1から30のアルキル基(例えばメチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、t−ブチル、n−オクチル、エイコシル、2−クロロエチル、2−シアノエチル、2−エチルヘキシル)
好ましくは、炭素数3から30の置換又は無置換のシクロアルキル基(例えば、シクロヘキシル、シクロペンチル、4−n−ドデシルシクロヘキシル)(2−c)ビシクロアルキル基
好ましくは、炭素数5から30の置換若しくは無置換のビシクロアルキル基(例えば、ビシクロ[1,2,2]ヘプタン−2−イル、ビシクロ[2,2,2]オクタン−3−イル)
好ましくは、炭素数7から30の置換若しくは無置換のトリシクロアルキル基(例えば、1−アダマンチル)
なお、以下に説明する置換基の中のアルキル基(例えばアルキルチオ基のアルキル基)はこのような概念のアルキル基を表すが、更にアルケニル基、アルキニル基も含むこととする。
直鎖、分岐、環状の置換若しくは無置換のアルケニル基を表す。それらは、(3−a)〜(3−c)を包含するものである。
好ましくは炭素数2から30の置換又は無置換のアルケニル基(例えば、ビニル、アリル、プレニル、ゲラニル、オレイル)
好ましくは、炭素数3から30の置換若しくは無置換のシクロアルケニル基(例えば、2−シクロペンテン−1−イル、2−シクロヘキセン−1−イル)
置換又は無置換のビシクロアルケニル基、好ましくは、炭素数5から30の置換若しくは無置換のビシクロアルケニル基(例えば、ビシクロ[2,2,1]ヘプト−2−エン−1−イル、ビシクロ[2,2,2]オクト−2−エン−4−イル)
好ましくは、炭素数2から30の置換若しくは無置換のアルキニル基(例えば、エチニル、プロパルギル、トリメチルシリルエチニル基)
好ましくは、炭素数6から30の置換若しくは無置換のアリール基(例えばフェニル、p−トリル、ナフチル、m−クロロフェニル、o−ヘキサデカノイルアミノフェニル、フェロセニル)
好ましくは、5又は6員の置換若しくは無置換の、芳香族若しくは非芳香族の複素環化合物から一個の水素原子を取り除いた一価の基であり、更に好ましくは、炭素数2から50の5若しくは6員の芳香族の複素環基である。(例えば、2−フリル、2−チエニル、2−ピリミジニル、2−ベンゾチアゾリル。なお、1−メチル−2−ピリジニオ、1−メチル−2−キノリニオのようなカチオン性の複素環基でも良い)
好ましくは、炭素数1から30の置換若しくは無置換のアルコキシ基(例えば、メトキシ、エトキシ、イソプロポキシ、t−ブトキシ、n−オクチルオキシ、2−メトキシエトキシ)
好ましくは、炭素数6から30の置換若しくは無置換のアリールオキシ基(例えば、フェノキシ、2−メチルフェノキシ、4−t−ブチルフェノキシ、3−ニトロフェノキシ、2−テトラデカノイルアミノフェノキシ)
好ましくは、炭素数3から20のシリルオキシ基(例えば、トリメチルシリルオキシ、t−ブチルジメチルシリルオキシ)
好ましくは、炭素数2から30の置換若しくは無置換のヘテロ環オキシ基(例えば、1−フェニルテトラゾールー5−オキシ、2−テトラヒドロピラニルオキシ)
好ましくはホルミルオキシ基、炭素数2から30の置換若しくは無置換のアルキルカルボニルオキシ基、炭素数6から30の置換若しくは無置換のアリールカルボニルオキシ基(例えば、ホルミルオキシ、アセチルオキシ、ピバロイルオキシ、ステアロイルオキシ、ベンゾイルオキシ、p−メトキシフェニルカルボニルオキシ)
好ましくは、炭素数1から30の置換若しくは無置換のカルバモイルオキシ基(例えば、N,N−ジメチルカルバモイルオキシ、N,N−ジエチルカルバモイルオキシ、モルホリノカルボニルオキシ、N,N−ジ−n−オクチルアミノカルボニルオキシ、N−n−オクチルカルバモイルオキシ)
好ましくは、炭素数2から30の置換若しくは無置換アルコキシカルボニルオキシ基(例えばメトキシカルボニルオキシ、エトキシカルボニルオキシ、t−ブトキシカルボニルオキシ、n−オクチルカルボニルオキシ)
好ましくは、炭素数7から30の置換若しくは無置換のアリールオキシカルボニルオキシ基(例えば、フェノキシカルボニルオキシ、p−メトキシフェノキシカルボニルオキシ、p−n−ヘキサデシルオキシフェノキシカルボニルオキシ)
好ましくは、アミノ基、炭素数1から30の置換若しくは無置換のアルキルアミノ基、炭素数6から30の置換若しくは無置換のアニリノ基(例えば、アミノ、メチルアミノ、ジメチルアミノ、アニリノ、N-メチル−アニリノ、ジフェニルアミノ)
好ましくは、アンモニオ基、炭素数1から30の置換若しくは無置換のアルキル、アリール、複素環が置換したアンモニオ基(例えば、トリメチルアンモニオ、トリエチルアンモニオ、ジフェニルメチルアンモニオ)
好ましくは、ホルミルアミノ基、炭素数1から30の置換若しくは無置換のアルキルカルボニルアミノ基、炭素数6から30の置換若しくは無置換のアリールカルボニルアミノ基(例えば、ホルミルアミノ、アセチルアミノ、ピバロイルアミノ、ラウロイルアミノ、ベンゾイルアミノ、3,4,5−トリ−n−オクチルオキシフェニルカルボニルアミノ)
好ましくは、炭素数1から30の置換若しくは無置換のアミノカルボニルアミノ(例えば、カルバモイルアミノ、N,N−ジメチルアミノカルボニルアミノ、N,N−ジエチルアミノカルボニルアミノ、モルホリノカルボニルアミノ)
好ましくは、炭素数2から30の置換若しくは無置換アルコキシカルボニルアミノ基(例えば、メトキシカルボニルアミノ、エトキシカルボニルアミノ、t−ブトキシカルボニルアミノ、n−オクタデシルオキシカルボニルアミノ、N−メチルーメトキシカルボニルアミノ)
好ましくは、炭素数7から30の置換若しくは無置換のアリールオキシカルボニルアミノ基(例えば、フェノキシカルボニルアミノ、p-クロロフェノキシカルボニルアミノ、m-n−オクチルオキシフェノキシカルボニルアミノ)
好ましくは、炭素数0から30の置換若しくは無置換のスルファモイルアミノ基(例えば、スルファモイルアミノ、N,N−ジメチルアミノスルホニルアミノ、N−n−オクチルアミノスルホニルアミノ)
好ましくは、炭素数1から30の置換若しくは無置換のアルキルスルホニルアミノ、炭素数6から30の置換若しくは無置換のアリールスルホニルアミノ(例えば、メチルスルホニルアミノ、ブチルスルホニルアミノ、フェニルスルホニルアミノ、2,3,5−トリクロロフェニルスルホニルアミノ、p−メチルフェニルスルホニルアミノ)
好ましくは、炭素数1から30の置換若しくは無置換のアルキルチオ基(例えばメチルチオ、エチルチオ、n−ヘキサデシルチオ)
好ましくは、炭素数6から30の置換若しくは無置換のアリールチオ(例えば、フェニルチオ、p−クロロフェニルチオ、m−メトキシフェニルチオ)
好ましくは、炭素数2から30の置換又は無置換のヘテロ環チオ基(例えば、2−ベンゾチアゾリルチオ、1−フェニルテトラゾール−5−イルチオ)
好ましくは、炭素数0から30の置換若しくは無置換のスルファモイル基(例えば、N−エチルスルファモイル、N−(3−ドデシルオキシプロピル)スルファモイル、N,N−ジメチルスルファモイル、N−アセチルスルファモイル、N−ベンゾイルスルファモイル、N−(N’−フェニルカルバモイル)スルファモイル)
好ましくは、炭素数1から30の置換又は無置換のアルキルスルフィニル基、6から30の置換又は無置換のアリールスルフィニル基(例えば、メチルスルフィニル、エチルスルフィニル、フェニルスルフィニル、p−メチルフェニルスルフィニル)
好ましくは、炭素数1から30の置換若しくは無置換のアルキルスルホニル基、6から30の置換若しくは無置換のアリールスルホニル基、例えば、メチルスルホニル、エチルスルホニル、フェニルスルホニル、p−メチルフェニルスルホニル)
好ましくは、ホルミル基、炭素数2から30の置換若しくは無置換のアルキルカルボニル基、炭素数7から30の置換若しくは無置換のアリールカルボニル基、炭素数4から30の置換若しくは無置換の炭素原子でカルボニル基と結合しているヘテロ環カルボニル基(例えば、アセチル、ピバロイル、2−クロロアセチル、ステアロイル、ベンゾイル、p−n−オクチルオキシフェニルカルボニル、2―ピリジルカルボニル、2―フリルカルボニル)
好ましくは、炭素数7から30の置換若しくは無置換のアリールオキシカルボニル基(例えば、フェノキシカルボニル、o−クロロフェノキシカルボニル、m−ニトロフェノキシカルボニル、p−t−ブチルフェノキシカルボニル)
好ましくは、炭素数2から30の置換若しくは無置換アルコキシカルボニル基(例えば、メトキシカルボニル、エトキシカルボニル、t−ブトキシカルボニル、n−オクタデシルオキシカルボニル)
好ましくは、炭素数1から30の置換若しくは無置換のカルバモイル(例えば、カルバモイル、N−メチルカルバモイル、N,N−ジメチルカルバモイル、N,N−ジ−n−オクチルカルバモイル、N−(メチルスルホニル)カルバモイル)
好ましくは、炭素数6から30の置換若しくは無置換のアリールアゾ基、炭素数3から30の置換若しくは無置換のヘテロ環アゾ基(例えば、フェニルアゾ、p−クロロフェニルアゾ、5−エチルチオ−1,3,4−チアジアゾール−2−イルアゾ)
好ましくは、N−スクシンイミド、N−フタルイミド
好ましくは、炭素数2から30の置換若しくは無置換のホスフィノ基(例えば、ジメチルホスフィノ、ジフェニルホスフィノ、メチルフェノキシホスフィノ)
好ましくは、炭素数2から30の置換若しくは無置換のホスフィニル基(例えば、ホスフィニル、ジオクチルオキシホスフィニル、ジエトキシホスフィニル)
好ましくは、炭素数2から30の置換若しくは無置換のホスフィニルオキシ基(例えば、ジフェノキシホスフィニルオキシ、ジオクチルオキシホスフィニルオキシ)
好ましくは、炭素数2から30の置換若しくは無置換のホスフィニルアミノ基(例えば、ジメトキシホスフィニルアミノ、ジメチルアミノホスフィニルアミノ)
好ましくは、炭素数3から30の置換若しくは無置換のシリル基(例えば、トリメチルシリル、トリエチルシリル、トリイソプロピルシリル、t−ブチルジメチルシリル、フェニルジメチルシリル)(47)ヒドラジノ基
好ましくは炭素数0から30の置換若しくは無置換のヒドラジノ基(例えば、トリメチルヒドラジノ)(48)ウレイド基
好ましくは炭素数0から30の置換若しくは無置換のウレイド基(例えばN,N−ジメチルウレイド)
以下のようにして、光電変換素子を作製した。
まず、基板上に、アモルファス性ITO30nmをスパッタ法により成膜し下部電極を形成した。この下部電極上に、下記化合物(1)とフラーレン(C60)をそれぞれ単層換算で100nm、300nmとなるように、蒸着速度は1.7Å/sで共蒸着した層をそれぞれ真空加熱蒸着により、25℃に基板の温度を制御した状態で成膜し、光電変換層を形成した。更に、その上に、TPDを20nm、mMTDATAを300nm成膜して電子ブロッキング層を形成した。光電変換層及び電子ブロッキング層の真空蒸着は全て4×10−4Pa以下の真空度で行った。
更にその上に、上部電極としてスパッタ法によりアモルファス性ITOを10nm成膜して、透明の上部電極を形成し、光電変換素子を作製した。
実施例1の光電変換層の成膜において、化合物(1)とフラーレン(C60)の共蒸着層を基板温度80℃にて成膜すること以外は同様にして光電変換素子を作製した。
実施例1の光電変換層の成膜において、化合物(1)とフラーレン(C60)の共蒸着層を基板温度105℃にて成膜すること以外は同様にして光電変換素子を作製した。
実施例1の光電変換層の成膜において、化合物(1)とフラーレン(C60)の共蒸着層を蒸着速度13.6Å/sで成膜すること以外は同様にして光電変換素子を作製した。
実施例1の光電変換層の成膜において、化合物(1)とフラーレン(C60)の共蒸着層を基板温度−35℃にて成膜すること以外は同様にして光電変換素子を作製した。
実施例1の光電変換層の成膜において、化合物(1)とフラーレン(C60)の共蒸着層を比較化合物とフラーレン(C60)の共蒸着層に変更すること以外は同様にして光電変換素子を作製した。
化合物(1)と比較化合物について、下記方法に従い、それぞれクロロホルム溶液吸収スペクトルと単材料膜の薄膜吸収スペクトルを測定した。この吸収スペクトルを図6に示す。図6(a)が化合物(1)、図6(b)が比較化合物の吸収スペクトルを示している。また、実施例1〜5における化合物(1)とフラーレンC60の共蒸着層の薄膜吸収スペクトルを、図7に示す。なお、図6及び図7に示す吸収スペクトルは、400〜800nm領域での最大吸光度を1として規格化したものを示している。更に、λL1、λL2、λM1、及びλM2を下記表に示す。
図6、図7及び下記表からわかるように、化合物(1)は、薄膜吸収スペクトルがクロロホルム溶液吸収スペクトルに対して短波側にシフトしており、薄膜状態で本発明が規定するところの、H会合性を示す化合物であることがわかる。一方、比較化合物は、薄膜吸収スペクトルがクロロホルム溶液吸収スペクトルに対して短波側にも長波側にもほぼ均等に広がっており、薄膜状態で本発明が規定するところの、H会合性及びJ会合性が同程度に混在していることが分かる。(クロロホルム溶液吸収スペクトル)
クロロホルムに0.005mMの濃度で溶解させ、クロロホルムのみの場合をリファレンスとして各波長の垂直透過光成分を検出し、吸収スペクトルを測定した。(薄膜吸収スペクトル)
ITOを100nm成膜したガラス基板上に、各化合物を100nm成膜し、ITO100nm成膜したガラス基板をリファレンスとして各波長の垂直透過光成分を検出し、吸収スペクトルを測定した。
X線回折装置(2θ―θ法)を用い、実施例1〜5における化合物(1)とフラーレンC60の共蒸着層をITO電極基板上に成膜した場合のX線回折の解析を行った(θ=0°が基板の水平方向に、すなわち、θ=90°が基板に対して垂直方向に一致するように試料をセットした)。その結果を図8〜12に示す。
実施例1〜5及び比較例1の素子について、光電変換効率及び0〜98%信号強度への立ち上がり時間を測定し、評価した。ここで、光電変換効率は、400〜800nmの範囲で最も光電変換効率が高い波長(最大感度波長)での光電変換効率である。また、0〜98%信号強度への立ち上がり時間は、平衡状態の信号量を100%とした場合、光を入射してから、98%の信号量に到達するまでの時間である。更に、印加電圧は、各例で項目ごとに適当な同じ電界強度を印加した。ただし、画素電極側に正の電圧を印加し、画素電極側で電子を捕集した。この結果を下記表に示す。また、下記表中の「光電変換材料のH会合性」「光電変換層のH会合性強化度」とは、本明細書本文中で記載した吸収スペクトル挙動を表している。
12 光電変換層(光電変換膜)
15 上部電極(透明導電性膜)
16A 電子ブロッキング層
16B 正孔ブロッキング層
100,200,300 撮像素子
Claims (19)
- 導電性膜と、光電変換層と、透明導電性膜とを含む光電変換素子であって、
前記光電変換層が、フラーレン又はフラーレン誘導体と、吸収スペクトルが下記(A)及び(B)の少なくともいずれかの条件を満たす光電変換材料とを含む、光電変換素子。
(A):λM1<λL1、かつλM2<λL2
(B):λM1<λL1、かつΔ|λM1−λL1|>Δ|λM2−λL2|
(A)及び(B)において、λL1、λL2、λM1、及びλM2は、波長400〜8
00nmの範囲における最大吸収強度の1/2の吸収強度を示す波長であって、λL1及
びλL2は、前記光電変換材料をクロロホルムに溶解させたときのクロロホルム溶液スペ
クトルにおける波長を表し、λM1及びλM2は、前記光電変換材料単独の薄膜吸収スペ
クトルにおける波長を表す。ただし、λL1<λL2、λM1<λM2である。 - 前記一般式(III)中、R11〜R14、R20〜R24、R30〜R34が、それぞれ独立に、水素原子、アルキル基、又はアリール基である[ただし、R11とR12、R13とR14、R24とR23、R23とR20、R20とR21、R21とR22、R34とR33、R33とR30、R30とR31、R31とR32は、互いに結合してベンゼン環を形成してもよく、R22とR34は結合してN原子と共に5員環を形成してもよい]、請求項3に記載の光電変換素子。
- 前記一般式(VII)中、R91〜R96、Rx及びRyが水素原子であり、R97及びR98がフェニル基である、請求項5に記載の光電変換素子。
- 前記一般式(VII)中、mが0又は1である、請求項5又6に記載の光電変換素子。
- 前記一般式(IV)中、R41及びR44が水素原子であり、R42とR43が結合してベンゼン環、ピリジン環又はピラジン環形成している、請求項8に記載の光電変換素子。
- 前記一般式(IV)中、R41〜R44が水素原子である、請求項8に記載の光電変換素子。
- 前記条件(B)が下記条件(B’)である、請求項1〜10のいずれか1項に記載の光電変換素子。
(B’):λM1<λL1、かつΔ|λM1―λL1|>2×Δ|λM2―λL2| - 前記条件(B)が下記条件(B”)である、請求項1〜10のいずれか1項に記載の光電変換素子。
(B”):λM1<λL1、かつΔ|λM1―λL1|>3×Δ|λM2―λL2| - 前記フラーレン又はフラーレン誘導体の少なくとも一部が結晶化した状態を含む、請求項1〜12のいずれか1項に記載の光電変換素子。
- 前記フラーレン又はフラーレン誘導体が、基板に対して(111)方向に配向している、請求項13に記載の光電変換素子。
- 前記導電性膜と、前記光電変換層と、前記透明導電性膜とがこの順に積層された、請求項1〜14のいずれか1項に記載の光電変換素子。
- 請求項1〜15のいずれか1項に記載の光電変換素子を備えた撮像素子であって、
前記光電変換層が上方に積層された半導体基板と、
前記半導体基板内に形成され、前記光電変換層で発生した電荷を蓄積するための電荷蓄積部と、
前記光電変換層の電荷を前記電荷蓄積部へ伝達するための接続部とを備えた撮像素子。 - 請求項1〜15のいずれか1項に記載の光電変換素子の製造方法であって、
基板上に、前記導電性膜、前記光電変換層、及び前記透明導電性膜を形成する工程を含み、
前記光電変換層の形成において、フラーレン又はフラーレン誘導体と、吸収スペクトル
が前記(A)及び(B)の少なくともいずれかの条件を満たす光電変換材料とを、基板を
加熱した状態で共蒸着する工程を含む、光電変換素子の製造方法。 - 前記共蒸着における蒸着速度が0.5〜3Å/sである、請求項17に記載の製造方法。
- 前記共蒸着時の前記基板温度が100℃以下である、請求項17又は18に記載の製造方法。
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| JPN7011002106; I.Kaulach et al.: '"Magnetic field influence on photovoltaic effect of PMMA doped with dimethylaminobenzylidene 1,3-ind' Latvian Journal of Physics and Technical Science 2005年、No.5, pp.3-11 * |
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