JP2011112079A - 配管用カバーの抜け止めクリップ - Google Patents
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Abstract
【課題】複雑な形状の配管用の筒状カバーを必要とせず、その筒状カバーの端部に配管用の接続カバーを確実に外嵌接続でき、たとえ抜け側への強い外力が作用しても、筒状カバーと接続カバーが容易に外れることのない配管用カバーの抜け止めクリップ。
【解決手段】 配管用の筒状カバー1と接続カバー2との相対的な抜けを防止する抜け止めクリップ7が、筒状カバー1の端部を挟持する外側舌片8と内側舌片9、および、両舌片を連結する連結部10を備え、外側舌片8が、接続カバー2の内周面に突設のストッパ14に当接して、筒状カバー1と接続カバー2の相対的な抜けを防止するべく外側へ突出された抜け止め部8bを備え、外側舌片8と内側舌片9の少なくとも一方が、筒状カバー1と接続カバー2の相対的な抜け側への移動に伴ってストッパ14から抜け止め部8bに加わる押圧力で筒状カバー1に食い込み可能な爪部8a,9aを備えている。
【選択図】図5
【解決手段】 配管用の筒状カバー1と接続カバー2との相対的な抜けを防止する抜け止めクリップ7が、筒状カバー1の端部を挟持する外側舌片8と内側舌片9、および、両舌片を連結する連結部10を備え、外側舌片8が、接続カバー2の内周面に突設のストッパ14に当接して、筒状カバー1と接続カバー2の相対的な抜けを防止するべく外側へ突出された抜け止め部8bを備え、外側舌片8と内側舌片9の少なくとも一方が、筒状カバー1と接続カバー2の相対的な抜け側への移動に伴ってストッパ14から抜け止め部8bに加わる押圧力で筒状カバー1に食い込み可能な爪部8a,9aを備えている。
【選択図】図5
Description
本発明は、配管用の筒状カバーとその筒状カバーの端部に外嵌接続される配管用の接続カバーとの相対的な抜けを防止するために使用される配管用カバーの抜け止めクリップに関する。
このような筒状カバーと接続カバーとの相対的な抜けを防止するものとして、従来、筒状カバーの外周にその筒状カバーの長手方向に沿う複数の溝を形成して、その複数の溝内に軟質樹脂製の抜け止め用の嵌入部材を嵌入保持させ、他方、接続カバーの内周面に複数の突起を突設して、筒状カバー側の嵌入部材と接続カバー側の突起が当接することで、筒状カバーと接続カバーの相対的な抜けを防止するように構成したものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
しかし、上記公報に記載の従来技術では、抜け止め用の嵌入部材を必要とするのに加え、筒状カバーの外周に嵌入部材を嵌めるための複数の溝が必要となり、筒状カバーの形状が複雑になって、筒状カバーが高価なものになるという欠点があった。
さらに、抜け止め用の嵌入部材は、筒状カバーの溝内に弾性的に嵌めこまれて摩擦力により保持されているため、筒状カバーと接続カバーとの間で抜け側への強い外力が作用すると、嵌入部材が溝から外れて、筒状カバーと接続カバーの接続が外れる可能性もあり、この点にも改良の余地があった。
さらに、抜け止め用の嵌入部材は、筒状カバーの溝内に弾性的に嵌めこまれて摩擦力により保持されているため、筒状カバーと接続カバーとの間で抜け側への強い外力が作用すると、嵌入部材が溝から外れて、筒状カバーと接続カバーの接続が外れる可能性もあり、この点にも改良の余地があった。
本発明は、このような従来の問題点に着目したもので、その目的は、複雑な形状の配管用の筒状カバーを必要とすることなく、その筒状カバーの端部に配管用の接続カバーを確実に外嵌接続させることができ、たとえ抜け側への強い外力が作用しても、筒状カバーと接続カバーが容易に外れることのない配管用カバーの抜け止めクリップを提供することにある。
本発明の第1の特徴構成は、配管用の筒状カバーとその筒状カバーの端部に外嵌接続される配管用の接続カバーとの相対的な抜けを防止するために使用される配管用カバーの抜け止めクリップであって、前記クリップが、前記筒状カバーの端部を外側と内側から挟持する外側舌片と内側舌片、および、両舌片の基端部を互いに連結する連結部を備えて側面視でほぼコの字状に形成され、前記外側舌片が、前記接続カバーの内周面に突設のストッパに当接して、前記筒状カバーと接続カバーの相対的な抜けを防止するべく外側へ突出された抜け止め部を備え、前記外側舌片と内側舌片の少なくとも一方が、前記筒状カバーと接続カバーの相対的な抜け側への移動に伴って前記ストッパから抜け止め部に加わる押圧力で前記筒状カバーに食い込み可能な爪部を備えているところにある。
本発明の第1の特徴構成によれば、配管用の筒状カバーとその筒状カバーの端部に外嵌接続される配管用の接続カバーとの相対的な抜けを防止するために使用される配管用カバーの抜け止めクリップが、筒状カバーの端部を外側と内側から挟持する外側舌片と内側舌片、および、両舌片の基端部を互いに連結する連結部を備えて側面視でほぼコの字状に形成され、外側舌片が、接続カバーの内周面に突設のストッパに当接して、筒状カバーと接続カバーの相対的な抜けを防止するべく外側へ突出された抜け止め部を備えているので、抜け止めクリップをその外側舌片と内側舌片を利用して筒状カバーの端部に挟持させるだけで、筒状カバーと接続カバーの抜けが防止される。
したがって、筒状カバーの外周に抜け防止に寄与する溝などを設ける必要がなく、筒状カバーの形状を単純化して、筒状カバーの低廉化を図ることができる。
そして、外側舌片と内側舌片の少なくとも一方が、筒状カバーと接続カバーの相対的な抜け側への移動に伴ってストッパから抜け止め部に加わる押圧力で筒状カバーに食い込み可能な爪部を備えているので、たとえ抜け側への強い外力が作用しても、筒状カバーへの爪部の食い込みによって、筒状カバーと接続カバーが容易に外れることもない。
したがって、筒状カバーの外周に抜け防止に寄与する溝などを設ける必要がなく、筒状カバーの形状を単純化して、筒状カバーの低廉化を図ることができる。
そして、外側舌片と内側舌片の少なくとも一方が、筒状カバーと接続カバーの相対的な抜け側への移動に伴ってストッパから抜け止め部に加わる押圧力で筒状カバーに食い込み可能な爪部を備えているので、たとえ抜け側への強い外力が作用しても、筒状カバーへの爪部の食い込みによって、筒状カバーと接続カバーが容易に外れることもない。
本発明の第2の特徴構成は、前記外側舌片が、前記筒状カバーの外周面に食い込むべく前記連結部側に向けて内側へ斜めに突出する外側爪部を備え、前記内側舌片が、前記筒状カバーの内周面に食い込むべく前記連結部側に向けて外側へ斜めに突出する内側爪部を備えているところにある。
本発明の第2の特徴構成によれば、外側舌片が、筒状カバーの外周面に食い込むべく連結部側に向けて内側へ斜めに突出する外側爪部を備え、内側舌片が、筒状カバーの内周面に食い込むべく連結部側に向けて外側へ斜めに突出する内側爪部を備えているので、ストッパから抜け止め部に加わる押圧力の如何にかかわらず、筒状カバーと接続カバーの接続を強固に保持することができる。
すなわち、筒状カバーと接続カバーの相対的な抜け側への移動に伴ってストッパから抜け止め部に加わる押圧力は、その強さのみならず、作用する方向も一定せず、種々の方向に作用する可能性があるが、外側舌片が外側爪部を備え、内側舌片が内側爪部を備えているので、押圧力の作用方向の如何にかかわらず、外側爪部と内側爪部の少なくとも一方が筒状カバーに食い込む可能性が高くなり、筒状カバーと接続カバーの接続を強固に保持することができる。
すなわち、筒状カバーと接続カバーの相対的な抜け側への移動に伴ってストッパから抜け止め部に加わる押圧力は、その強さのみならず、作用する方向も一定せず、種々の方向に作用する可能性があるが、外側舌片が外側爪部を備え、内側舌片が内側爪部を備えているので、押圧力の作用方向の如何にかかわらず、外側爪部と内側爪部の少なくとも一方が筒状カバーに食い込む可能性が高くなり、筒状カバーと接続カバーの接続を強固に保持することができる。
本発明の第3の特徴構成は、前記外側舌片が、その横幅方向に沿って前記外側爪部を複数本備え、前記内側舌片が、その横幅方向に沿って前記内側爪部を複数本備えているところにある。
本発明の第3の特徴構成によれば、外側舌片が、その横幅方向に沿って外側爪部を複数本備え、内側舌片が、その横幅方向に沿って内側爪部を複数本備えているので、それら複数本の爪部により筒状カバーへの強力な食い込みが可能となるばかりか、ストッパから抜け止め部に加わる押圧力の作用方向の変化に対しても、より一層確実に対応することができる。
本発明の第4の特徴構成は、前記複数本の外側爪部と複数本の内側爪部が、前記横幅方向に沿って位相をずらせて互い違いに、かつ、側面視で互いに交差するように配設されているところにある。
本発明の第4の特徴構成によれば、複数本の外側爪部と複数本の内側爪部が、横幅方向に沿って位相をずらせて互い違いに、かつ、側面視で互いに交差するように配設されているので、つまり、上述したように、連結部側に向けて内側へ斜めに突出する複数本の外側爪部と連結部側に向けて外側へ斜めに突出する複数本の内側爪部が、側面視で互いに交差するように配設されているので、抜け止めクリップを筒状カバーの端部に挟持させた状態で、すでに外側爪部と内側爪部が筒状カバーへ食い込み勝ちとなって、抜け止めクリップの筒状カバー端部への挟持が確実となり、また、筒状カバーと接続カバーの抜け側への移動によりストッパから抜け止め部に押圧力が加わった場合には、より一層強固に接続カバーに食い込んで、筒状カバーと接続カバーの抜けを確実に防止することになる。
本発明による配管用カバーの抜け止めクリップにつき、その実施の形態を図面に基づいて説明する。
本発明が対象とする配管用カバーは、例えば、図1に示すように、空調装置の室内機Aと室外機Bを接続する各種の空調用の管や電線などの配管類Cをカバーするのに使用されるもので、その配管類Cは、室内機Aから延出して建物の天井に沿って配設され、建物の壁Wを貫通した後、壁Wの外面に沿って上下方向に配設されて室外機Bに接続される。
配管類Cをカバーする配管用のカバーとしては、通常、合成樹脂製の直線状の筒状カバー1が使用され、その筒状カバー1が、合成樹脂製の配管用の接続カバー2としてのエルボカバー2aや連結カバー2bを介して互いに接続され、筒状カバー1の端部には、同じく合成樹脂製の配管用の接続カバー2の一例である縮径用の端末カバー2cが接続され、その端末カバー2cから配管類Cが延出されている。
本発明が対象とする配管用カバーは、例えば、図1に示すように、空調装置の室内機Aと室外機Bを接続する各種の空調用の管や電線などの配管類Cをカバーするのに使用されるもので、その配管類Cは、室内機Aから延出して建物の天井に沿って配設され、建物の壁Wを貫通した後、壁Wの外面に沿って上下方向に配設されて室外機Bに接続される。
配管類Cをカバーする配管用のカバーとしては、通常、合成樹脂製の直線状の筒状カバー1が使用され、その筒状カバー1が、合成樹脂製の配管用の接続カバー2としてのエルボカバー2aや連結カバー2bを介して互いに接続され、筒状カバー1の端部には、同じく合成樹脂製の配管用の接続カバー2の一例である縮径用の端末カバー2cが接続され、その端末カバー2cから配管類Cが延出されている。
筒状カバー1は、図2および図4に示すように、互いに嵌合接続可能な一対の半割りカバー体3,4により構成され、室内に配設の筒状カバー1は、吊り金具5を介して天井に吊下げ保持され、室外に配設の筒状カバー1については、一方の半割りカバー体3が固定金具6を介して壁Wに固定保持され、その一方の半割りカバー体3に対して他方の半割りカバー体4が嵌合接続されるとともに、必要に応じて、両半割りカバー3,4どうしが図外の適宜手段により互いに強固に接続される。
配管用の接続カバー2としてのエルボカバー2a、連結カバー2b、および、端末カバー2cは、その筒状カバー1の端部に相対的な抜けを防止した状態で外嵌接続され、その際に使用されるのが、本発明による抜け止めクリップ7である。
配管用の接続カバー2としてのエルボカバー2a、連結カバー2b、および、端末カバー2cは、その筒状カバー1の端部に相対的な抜けを防止した状態で外嵌接続され、その際に使用されるのが、本発明による抜け止めクリップ7である。
以下、その抜け止めクリップ7について説明し、筒状カバー1と接続カバー2の接続構造について言及するが、接続カバー2はその形状が異なるだけで、接続のための構成は全て同じであるため、エルボカバー2aを例にして説明する。
抜け止めクリップ7は、例えば、ばね鋼の打ち抜きにより形成されていて、図3に示すように、筒状カバー1の端部を外側と内側から弾性的に挟持する外側舌片8と内側舌片9、および、両舌片8,9の基端部を互いに連結する連結部10を備え、側面視においてほぼコの字状に形成されている。
両舌片8,9は、その差し込み方向(縦方向)のほぼ中央部が互いに近接するように、連結部10から遊端部側に向けて斜めに折曲され、両遊端部8b,9bが互いに離間するように、ハの字状に開口されていて、外側舌片8の遊端部8aが、後に詳しく説明する抜け止め部として機能するように構成されている。
抜け止めクリップ7は、例えば、ばね鋼の打ち抜きにより形成されていて、図3に示すように、筒状カバー1の端部を外側と内側から弾性的に挟持する外側舌片8と内側舌片9、および、両舌片8,9の基端部を互いに連結する連結部10を備え、側面視においてほぼコの字状に形成されている。
両舌片8,9は、その差し込み方向(縦方向)のほぼ中央部が互いに近接するように、連結部10から遊端部側に向けて斜めに折曲され、両遊端部8b,9bが互いに離間するように、ハの字状に開口されていて、外側舌片8の遊端部8aが、後に詳しく説明する抜け止め部として機能するように構成されている。
抜け止めクリップ7の外側舌片8は、その横幅方向に沿って複数本(図3の実施形態では2本)の外側爪部8aを一体的に備え、その外側爪部8aが、筒状カバー1の外周面に食い込むべく連結部10に向けて内側へ斜めに突出するように設けられている。
内側舌片9も、その横幅方向に沿って複数本(図3の実施形態では3本)の内側爪部9aを一体的に備え、その内側爪部9aが、筒状カバー1の内周面に食い込むべく連結部10に向けて外側へ斜めに突出するように設けられている。
2本の外側爪部8aと3本の内側爪部9aは、その横幅方向に沿って互いに位相をずらせて、より具体的には、横幅方向に沿って互い違いになるように配設され、かつ、図3の(d)から明らかなように、側面視において、外側爪部8aと内側爪部9aが互いに交差するように配設されている。
内側舌片9も、その横幅方向に沿って複数本(図3の実施形態では3本)の内側爪部9aを一体的に備え、その内側爪部9aが、筒状カバー1の内周面に食い込むべく連結部10に向けて外側へ斜めに突出するように設けられている。
2本の外側爪部8aと3本の内側爪部9aは、その横幅方向に沿って互いに位相をずらせて、より具体的には、横幅方向に沿って互い違いになるように配設され、かつ、図3の(d)から明らかなように、側面視において、外側爪部8aと内側爪部9aが互いに交差するように配設されている。
配管用の接続カバー2の一例であるエルボカバー2aは、図2および図4に示すように、互いに嵌合接続可能な左右一対の半割りカバー体11,12により構成され、両半割りカバー体11,12が、ボルトなどの連結金具13により互いに固定可能に構成されるとともに、筒状カバー1を接続する開口端部の内周面には、その全長にわたってストッパとして機能するフランジ14が一体的に突設されている。
各半割りカバー体11,12の内周面には、筒状カバー1と接続カバー2の接続方向に沿って長い条状のガタツキ防止部15が、周方向に沿って複数個(図2および図4の実施形態では2個ずつ)一体的に突設され、そのガタツキ防止部15の奥側端部近くには、筒状カバー1の挿入長さを規制するストッパ部16が、ガタツキ防止部15とほぼ直交する状態で周方向に沿って一体的に突設されている。
各半割りカバー体11,12の内周面には、筒状カバー1と接続カバー2の接続方向に沿って長い条状のガタツキ防止部15が、周方向に沿って複数個(図2および図4の実施形態では2個ずつ)一体的に突設され、そのガタツキ防止部15の奥側端部近くには、筒状カバー1の挿入長さを規制するストッパ部16が、ガタツキ防止部15とほぼ直交する状態で周方向に沿って一体的に突設されている。
つぎに、抜け止めクリップ7を使用して、筒状カバー1と接続カバー2を接続する施工手順およびその接続構造について、筒状カバー1とエルボカバー2aの接続を例にして説明する。
まず、配管類Cを挿入した状態で室内に配設の筒状カバー1を吊り金具5により天井に吊下げ保持させ、室外に配設の筒状カバー1については、一方の半割りカバー体3を固定金具6により壁Wに固定保持させ、配管類Cを挿入した状態で他方の半割りカバー体4を一方の半割りカバー体3に嵌合接続し、必要に応じて、両半割りカバー体3,4どうしを適宜手段により強固に接続する。
この他方の半割りカバー体4の嵌合接続の前または後に、一方の半割りカバー体3の上端部にクリップ7をひとつ取り付ける。すなわち、図4および図5に示すように、外側舌片8が半割りカバー体3の外側に位置し、内側舌片9が半割りカバー体3の内側に位置するようにクリップ7を取り付けるのであり、このクリップ7の取り付けは、ハの字状に開口している両舌片8,9の遊端部8b,9bによる案内作用で容易に行うことができる。
まず、配管類Cを挿入した状態で室内に配設の筒状カバー1を吊り金具5により天井に吊下げ保持させ、室外に配設の筒状カバー1については、一方の半割りカバー体3を固定金具6により壁Wに固定保持させ、配管類Cを挿入した状態で他方の半割りカバー体4を一方の半割りカバー体3に嵌合接続し、必要に応じて、両半割りカバー体3,4どうしを適宜手段により強固に接続する。
この他方の半割りカバー体4の嵌合接続の前または後に、一方の半割りカバー体3の上端部にクリップ7をひとつ取り付ける。すなわち、図4および図5に示すように、外側舌片8が半割りカバー体3の外側に位置し、内側舌片9が半割りカバー体3の内側に位置するようにクリップ7を取り付けるのであり、このクリップ7の取り付けは、ハの字状に開口している両舌片8,9の遊端部8b,9bによる案内作用で容易に行うことができる。
その後、図2および図4に示すように、エルボカバー2aを構成する左右一対の半割りカバー体11,12を室内に配設の筒状カバー1と室外に配設の筒状カバー1とにわたって、それぞれの端部に外嵌接続して、両半割りカバー体11,12を連結金具13により連結固定する。
この連結固定状態では、施工精度上の困難性から、通常、図5の(a)に示すように、室外の筒状カバー1の上端部はストッパ部16にまで至っておらず、また、抜け止め部として機能する外側舌片8の遊端部8bとストッパとして機能するエルボカバー2aのフランジ14とは当接せず、遊端部8bとフランジ14との間には隙間がある。
ただし、エルボカバー2aの内周面に突設された複数個のガタツキ防止部15が、筒状カバー1の外周面とエルボカバー2aの内周面との間において周方向に介在するため、筒状カバー1とエルボカバー2aとの間でのガタツキは確実に防止され、また、クリップ7が抜け落ちようとしても、外側爪部8aと内側爪部9aが半割りカバー体3の外周面と内周面に食い込み勝手となるため、クリップ7の抜け落ちは確実に防止される。
この連結固定状態では、施工精度上の困難性から、通常、図5の(a)に示すように、室外の筒状カバー1の上端部はストッパ部16にまで至っておらず、また、抜け止め部として機能する外側舌片8の遊端部8bとストッパとして機能するエルボカバー2aのフランジ14とは当接せず、遊端部8bとフランジ14との間には隙間がある。
ただし、エルボカバー2aの内周面に突設された複数個のガタツキ防止部15が、筒状カバー1の外周面とエルボカバー2aの内周面との間において周方向に介在するため、筒状カバー1とエルボカバー2aとの間でのガタツキは確実に防止され、また、クリップ7が抜け落ちようとしても、外側爪部8aと内側爪部9aが半割りカバー体3の外周面と内周面に食い込み勝手となるため、クリップ7の抜け落ちは確実に防止される。
この連結固定状態において、例えば、地震や強風などによる何らかの外力に起因して筒状カバー1とエルボカバー2aが相対的に移動し、筒状カバー1がエルボカバー2a内に必要以上に入り込もうとすると、筒状カバー1の上端部がストッパ部16に当接して、それ以上の入り込みが防止される。
逆に、筒状カバー1とエルボカバー2aが抜け側へ相対移動すると、図5の(b)に示すように、外側舌片8の遊端部8bとエルボカバー2aのフランジ14が当接して、筒状カバー1とエルボカバー2aとの相対的な抜けが防止される。
しかも、その際、筒状カバー1とエルボカバー2aの相対的な抜け側への移動に伴って、図5の(b)に矢印で示すように、フランジ14から外側舌片8の遊端部8bに押圧力が加わり、その押圧力によって外側舌片8の外側爪部8aと内側舌片9の内側爪部9aのいずれか一方または両方が筒状カバー1の外周面と内周面のいずれか一方または両方に食い込むため、筒状カバー1とエルボカバー2aとの相対的な抜けは、より一層確実に防止されるのである。
逆に、筒状カバー1とエルボカバー2aが抜け側へ相対移動すると、図5の(b)に示すように、外側舌片8の遊端部8bとエルボカバー2aのフランジ14が当接して、筒状カバー1とエルボカバー2aとの相対的な抜けが防止される。
しかも、その際、筒状カバー1とエルボカバー2aの相対的な抜け側への移動に伴って、図5の(b)に矢印で示すように、フランジ14から外側舌片8の遊端部8bに押圧力が加わり、その押圧力によって外側舌片8の外側爪部8aと内側舌片9の内側爪部9aのいずれか一方または両方が筒状カバー1の外周面と内周面のいずれか一方または両方に食い込むため、筒状カバー1とエルボカバー2aとの相対的な抜けは、より一層確実に防止されるのである。
〔別実施形態〕
つぎに、本発明による抜け止めクリップの別実施形態について説明するが、重複説明を避けるため、先の実施形態で説明した構成や同じ作用を有する構成については、同じ符号を記すことにより説明を省略し、主として先の実施形態と異なる構成について説明する。
つぎに、本発明による抜け止めクリップの別実施形態について説明するが、重複説明を避けるため、先の実施形態で説明した構成や同じ作用を有する構成については、同じ符号を記すことにより説明を省略し、主として先の実施形態と異なる構成について説明する。
(1)先の実施形態では、抜け止めクリップ7の外側舌片8と内側舌片9の遊端部8b,9bが、互いに離間してハの字状に開口した構成を示したが、図6に示すように、外側舌片8の遊端部8bのみが外側を向くように構成することもでき、さらに、この図6に示すように、外側爪部8aと内側爪部9aを横幅方向に位相をずらせることなく、差し込み方向(縦方向)に若干位相をずらせてひとつずつ設け、内側爪部9aを短くして、両爪部8a,9aが、側面視で互いに交差しないように配設することもできる。
また、図7に示すように、外側爪部8aと内側爪部9aをひとつずつ設け、各爪部8a,9aの先端部に複数の尖鋭部を設けて実施することもでき、さらに、この図7に示すように、外側爪部8aと内側爪部9aを舌片の差し込み方向(縦方向)に大きく位相をずらせて配設することもできる。
また、図7に示すように、外側爪部8aと内側爪部9aをひとつずつ設け、各爪部8a,9aの先端部に複数の尖鋭部を設けて実施することもでき、さらに、この図7に示すように、外側爪部8aと内側爪部9aを舌片の差し込み方向(縦方向)に大きく位相をずらせて配設することもできる。
(2)以上の説明より明らかなように、外側舌片8と内側舌片9に設ける爪部8a,9aの本数や形状は任意であり、さらに、外側舌片8と内側舌片9のいずれか一方に爪部を設けて実施することもできる。
また、抜け止めクリップ7は、必ずしもばね鋼の打ち抜きにより形成する必要はなく、ばね鋼以外の各種の金属や合成樹脂などで形成することも可能であり、さらに、実際の施工に際しては、筒状カバー1の端部に抜け止めクリップ7を2つ以上取り付けて実施することもできる。
さらに、配管用の接続カバー2の具体例として、エルボカバー2a、連結カバー2b、および、縮径用の端末カバー2cを示したが、それ以外にも、例えば、異径用の連結カバーやT型の連結カバーなど、各種の接続カバーに適用可能である。
また、抜け止めクリップ7は、必ずしもばね鋼の打ち抜きにより形成する必要はなく、ばね鋼以外の各種の金属や合成樹脂などで形成することも可能であり、さらに、実際の施工に際しては、筒状カバー1の端部に抜け止めクリップ7を2つ以上取り付けて実施することもできる。
さらに、配管用の接続カバー2の具体例として、エルボカバー2a、連結カバー2b、および、縮径用の端末カバー2cを示したが、それ以外にも、例えば、異径用の連結カバーやT型の連結カバーなど、各種の接続カバーに適用可能である。
1 配管用の筒状カバー
2 配管用の接続カバー
7 抜け止めクリップ
8 外側舌片
8a 外側爪部
8b 抜け止め部
9 内側舌片
9a 内側爪部
10 連結部
14 ストッパ
2 配管用の接続カバー
7 抜け止めクリップ
8 外側舌片
8a 外側爪部
8b 抜け止め部
9 内側舌片
9a 内側爪部
10 連結部
14 ストッパ
Claims (4)
- 配管用の筒状カバーとその筒状カバーの端部に外嵌接続される配管用の接続カバーとの相対的な抜けを防止するために使用される配管用カバーの抜け止めクリップであって、
前記クリップが、前記筒状カバーの端部を外側と内側から挟持する外側舌片と内側舌片、および、両舌片の基端部を互いに連結する連結部を備えて側面視でほぼコの字状に形成され、
前記外側舌片が、前記接続カバーの内周面に突設のストッパに当接して、前記筒状カバーと接続カバーの相対的な抜けを防止するべく外側へ突出された抜け止め部を備え、
前記外側舌片と内側舌片の少なくとも一方が、前記筒状カバーと接続カバーの相対的な抜け側への移動に伴って前記ストッパから抜け止め部に加わる押圧力で前記筒状カバーに食い込み可能な爪部を備えている配管用カバーの抜け止めクリップ。 - 前記外側舌片が、前記筒状カバーの外周面に食い込むべく前記連結部側に向けて内側へ斜めに突出する外側爪部を備え、前記内側舌片が、前記筒状カバーの内周面に食い込むべく前記連結部側に向けて外側へ斜めに突出する内側爪部を備えている請求項1に記載の配管用カバーの抜け止めクリップ。
- 前記外側舌片が、その横幅方向に沿って前記外側爪部を複数本備え、前記内側舌片が、その横幅方向に沿って前記内側爪部を複数本備えている請求項2に記載の配管用カバーの抜け止めクリップ。
- 前記複数本の外側爪部と複数本の内側爪部が、前記横幅方向に沿って位相をずらせて互い違いに、かつ、側面視で互いに交差するように配設されている請求項3に記載の配管用カバーの抜け止めクリップ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2009266554A JP2011112079A (ja) | 2009-11-24 | 2009-11-24 | 配管用カバーの抜け止めクリップ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2009266554A JP2011112079A (ja) | 2009-11-24 | 2009-11-24 | 配管用カバーの抜け止めクリップ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2011112079A true JP2011112079A (ja) | 2011-06-09 |
Family
ID=44234578
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2009266554A Withdrawn JP2011112079A (ja) | 2009-11-24 | 2009-11-24 | 配管用カバーの抜け止めクリップ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2011112079A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2022033070A (ja) * | 2020-08-15 | 2022-02-28 | 未来工業株式会社 | 台座装置、設置体の設置構造及びブロック体の連結構造 |
| JP2022066426A (ja) * | 2019-04-11 | 2022-04-28 | 因幡電機産業株式会社 | 長尺体カバー固定具 |
| JP2024099200A (ja) * | 2023-01-12 | 2024-07-25 | 因幡電機産業株式会社 | 抜け止め構造、及び、その抜け止め構造に用いる抜け止め具 |
-
2009
- 2009-11-24 JP JP2009266554A patent/JP2011112079A/ja not_active Withdrawn
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2022066426A (ja) * | 2019-04-11 | 2022-04-28 | 因幡電機産業株式会社 | 長尺体カバー固定具 |
| JP7382435B2 (ja) | 2019-04-11 | 2023-11-16 | 因幡電機産業株式会社 | 長尺体カバー固定具、長尺体カバーの固定構造 |
| JP2022033070A (ja) * | 2020-08-15 | 2022-02-28 | 未来工業株式会社 | 台座装置、設置体の設置構造及びブロック体の連結構造 |
| JP7513459B2 (ja) | 2020-08-15 | 2024-07-09 | 未来工業株式会社 | 台座装置及び設置体の設置構造 |
| JP2024099200A (ja) * | 2023-01-12 | 2024-07-25 | 因幡電機産業株式会社 | 抜け止め構造、及び、その抜け止め構造に用いる抜け止め具 |
| JP7653459B2 (ja) | 2023-01-12 | 2025-03-28 | 因幡電機産業株式会社 | 抜け止め構造、及び、その抜け止め構造に用いる抜け止め具 |
| JP2025089329A (ja) * | 2023-01-12 | 2025-06-12 | 因幡電機産業株式会社 | 抜け止め構造、及び、その抜け止め構造に用いる抜け止め具 |
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