JP2011110788A - 液体噴射装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】インクジェット記録ヘッドへの紙粉・塵埃等の異物の付着を確実に防止する。
【解決手段】インクジェット記録ヘッド16の上流側には、導電性ブラシ22が、先端が記録用紙Pに接するように設けられている。導電性ブラシ22とノズルプレート16aは同電位形成手段20に接続されており、これにより記録用紙Pと、ノズルプレート16aとがアース(0)電位となって、これらの間に電界が形成されない状態(無電界状態)が形成されている。これにより記録領域においては紙粉等にクーロン力を及ぼすということがなく、ノズルプレート16a側への紙粉等の飛翔・付着が防止される。
【選択図】図2
【解決手段】インクジェット記録ヘッド16の上流側には、導電性ブラシ22が、先端が記録用紙Pに接するように設けられている。導電性ブラシ22とノズルプレート16aは同電位形成手段20に接続されており、これにより記録用紙Pと、ノズルプレート16aとがアース(0)電位となって、これらの間に電界が形成されない状態(無電界状態)が形成されている。これにより記録領域においては紙粉等にクーロン力を及ぼすということがなく、ノズルプレート16a側への紙粉等の飛翔・付着が防止される。
【選択図】図2
Description
本発明は、ファクシミリやプリンターに代表される液体噴射装置に関する。
以下、液体噴射装置の一例としてのインクジェットプリンターを例に説明する。インクジェットプリンターは、インクジェット記録ヘッドと対向する位置に支持部材(プラテンとも呼ばれる)を有し、支持部材により記録用紙を支持することによりインクジェット記録ヘッドと記録用紙との間の距離を規定するよう構成されている。
ここで、近年のインクジェットプリンターにおいては、記録品質のより一層の向上を目指してインク滴の微細化が進み、例えば数pl程度までインク滴が微細化されている。この為インク滴の質量が極めて小さく、インクジェット記録ヘッドから記録用紙にインク滴が吐出されても、一部が記録用紙に着弾せず、ミストとなって浮遊し、種々の問題を発生させていた。加えて、記録用紙の四辺に余白なく記録を行う、いわゆる縁無し記録においては、記録用紙の端部から外れた領域にもインク滴を吐出する為、上記のミスト浮遊現象がより一層顕著になる。
そこで従来から、特許文献1、2に示すようにインクジェット記録ヘッド、記録用紙、支持部材のこれらの間に電位差を設け、電界を発生させることでインク滴にクーロン力を作用させ、インク滴を記録用紙に引きつける技術が提案されている。
<<1.記録用紙の高速搬送化に伴って生じた課題>>
ところで近年のインクジェットプリンターにおいては、特にビジネス用途などにおいて高速化が進み、これに伴い用紙の搬送速度が従来に比べて大幅に増加している。さらにインクジェット記録ヘッドが用紙搬送方向と直交する方向に移動しながら記録を行う所謂シリアルタイプのインクジェットプリンターにおいては、用紙が停止している間にヘッド走査(記録)が実施されるため、スループットの低下を防止するため、更に用紙搬送速度を高める必要がある。
ところで近年のインクジェットプリンターにおいては、特にビジネス用途などにおいて高速化が進み、これに伴い用紙の搬送速度が従来に比べて大幅に増加している。さらにインクジェット記録ヘッドが用紙搬送方向と直交する方向に移動しながら記録を行う所謂シリアルタイプのインクジェットプリンターにおいては、用紙が停止している間にヘッド走査(記録)が実施されるため、スループットの低下を防止するため、更に用紙搬送速度を高める必要がある。
また、近年のインクジェットプリンターにおいては、走査(移動)を行わない固定式のインクジェット記録ヘッド、いわゆるラインヘッドを用い、極めて高いスループットにより記録を実行可能なものが提案されている。このようなインクジェットプリンターでは、記録用紙は装置内部の用紙搬送経路を極めて高速に搬送される。
しかしながらこの様な記録用紙の高速搬送化に伴って、以下のような問題が生じることが判明した。即ち、記録用紙の端部(エッジ)には、切断時に生じた紙粉が付着しているが、記録用紙・支持部材(プラテン)・インクジェット記録ヘッド、のこれら3つの要素(以下「記録部構成要素」と総称する)の間の電位を制御しない場合、記録部構成要素間に生じた電界により、記録用紙に付着していた紙粉がインクジェット記録ヘッドに向かって飛翔し、付着してしまう。特に、高速で記録用紙を搬送する場合には、用紙搬送の際の振動や衝撃が大きくなり、そのため紙粉の飛翔がより一層顕著に生じてしまう。
また、用紙カセットに収容された記録用紙間の摩擦や、用紙搬送経路の構成要素(例えば、エッジガイドや、搬送ローラーなど)と記録用紙との間の摺接・接触に伴い、摩擦帯電や剥離帯電が顕著となり、即ち記録部構成要素がより顕著に帯電する。その結果、記録部構成要素間に形成される電界が強くなり、また紙粉自体の帯電も強くなる為、紙粉に加わるクーロン力が大きくなって、インクジェット記録ヘッドへの紙粉の付着がより顕著になってしまう。
また、紙粉自体が帯電していない場合であっても、飛翔した紙粉が電界中に置かれた場合には、誘電分極或いは静電誘導によって紙粉に電荷の偏りが生じ、これによりインクジェット記録ヘッドの側に引きつけられてしまう。
図7はこの問題点を示す為の説明図であり、符号160はインクジェット記録ヘッド、符号160aはノズルプレート、符号170は支持部材(プラテン)、符号170aは支持部材170に形成されるリブを示している。また符号Pは記録用紙を、符号Peは用紙端部を、符号dは紙粉を示している。更に丸囲いされた「+」、「−」は、帯電極性を示している。
記録用紙Pは除電ブラシなどにより除電されており、従ってこの記録用紙Pに付着している紙粉dは帯電はしていない。しかしながら、紙粉dの拡大図に示すように、ノズルプレート160aがプラス帯電し、また支持部材170がマイナス帯電している場合(一例)には、誘電分極(紙粉dが誘電体の性質を有している場合)或いは静電誘導(紙粉dが導体の性質を有している場合)によって、紙粉dのノズルプレート側にはマイナス電荷が表れ、支持部材側にはプラス電荷が表れる。そしてこれにより、紙粉dはノズルプレート160a及び支持部材170のいずれの側にも引き寄せられてしまうことになる。
そして紙粉がインクジェット記録ヘッドに付着すると、紙粉がノズル開口を直接閉塞することにより、或いはノズル面の清掃(ワイピング)時に紙粉がノズル開口に移動することによって、ドット抜けを招くことになる。
また、このように紙粉がノズル開口を物理的に閉塞するほか、紙粉を構成する炭酸カルシウムなどの填料がインクの水分と反応して増粘し、ノズル開口のメニスカスの振動を阻害して、インク滴吐出の妨げになる場合もある。従って、インクジェット記録ヘッドへの紙粉の付着を防止することは、インクジェットプリンターにおいて適切な記録品質を得るために極めて重要となる。
<<2.従来技術の問題点>>
上記特許文献1、2には、上述のようにインクジェット記録ヘッド・記録用紙・支持部材(記録部構成要素)のこれらの間に電位差を設け、電界を発生させることでインク滴にクーロン力を作用させ、インク滴を記録用紙に引きつける技術が提案されている。従って紙粉をインク滴と同列にみなせば、電界を制御することで紙粉を記録用紙側に引きつけることにより、インクジェット記録ヘッドへの紙粉の付着を防止できるようにも思われる。
上記特許文献1、2には、上述のようにインクジェット記録ヘッド・記録用紙・支持部材(記録部構成要素)のこれらの間に電位差を設け、電界を発生させることでインク滴にクーロン力を作用させ、インク滴を記録用紙に引きつける技術が提案されている。従って紙粉をインク滴と同列にみなせば、電界を制御することで紙粉を記録用紙側に引きつけることにより、インクジェット記録ヘッドへの紙粉の付着を防止できるようにも思われる。
しかしながら、紙粉を構成するセルロース繊維と填料は、帯電列的にプラス、マイナスいずれの極性にも帯電し易く、従って記録部構成要素間に特定方向の電界を形成することでインクジェット記録ヘッド側への紙粉の飛翔を防止しようとしても、反対極性に帯電した紙粉の、インクジェット記録ヘッド側への飛翔を防止することはできない。
尚、特開2003−165230号公報には、インクジェット記録ヘッドのノズル部周辺への紙粉や塵埃等の付着防止を目的の一つとして、ノズルプレート周囲にエアーダクトを設け、記録時および記録待機時にはエアーダクトから加湿エアーを噴射するように構成された記録装置が記載されている。しかしながらこのような構成にあっては、構成の複雑化により装置の大型化及びコストアップを招くことになるし、気流により却って紙粉を記録ヘッドに付着させてしまう虞がある。
<<3.本願発明が解決を図る課題>>
本発明は上述した種々の問題に鑑み成されたものであり、その目的は、インクジェット記録ヘッドへの紙粉・塵埃等の異物(以下「紙粉等」と言う)の付着を確実に防止することにある。
本発明は上述した種々の問題に鑑み成されたものであり、その目的は、インクジェット記録ヘッドへの紙粉・塵埃等の異物(以下「紙粉等」と言う)の付着を確実に防止することにある。
上記課題を解決する為の本発明の第1の態様は、被噴射媒体に液体を噴射する液体噴射手段と、前記液体噴射手段に隣接して設けられた、先端が被噴射媒体と対向する導電性ブラシと、前記導電性ブラシと、前記液体噴射手段側の所定部位と、を同電位とする同電位形成手段とを備えていることを特徴とする。
本態様によれば、液体噴射手段に隣接する位置には先端が被噴射媒体と対向する導電性ブラシが設けられており、同電位形成手段によって液体噴射手段の所定部位と同電位に設定されるので、被噴射媒体及びこれに付着した紙粉等の電位が液体噴射手段の所定部位と同電位に近づき、或いは同電位になり、これにより被噴射媒体及びこれに付着した紙粉等と、液体噴射手段と、の間の電界が極めて弱いか、或いは電界が殆ど形成されない状態となる(以下では便宜上この様な状態を無電界状態と言う)。
その結果、被噴射媒体と液体噴射手段との間に電界が形成されるとともにこれが紙粉等にクーロン力を及ぼすということがなく、これにより液体噴射手段側への紙粉等の飛翔・付着を防止することができる。また、導電性ブラシにより液体噴射手段が遮蔽される効果が得られ、液体噴射手段に向けて飛翔する紙粉等を物理的にブロックすることができる。
本発明の第2の態様は、第1の態様において、前記導電性ブラシの先端が、被噴射媒体に接触する様設けられていることを特徴とする。
本態様によれば、前記導電性ブラシの先端が、被噴射媒体に接触する様設けられているので、被噴射媒体の電位を確実に液体噴射手段側と同電位に誘導することができる。
本態様によれば、前記導電性ブラシの先端が、被噴射媒体に接触する様設けられているので、被噴射媒体の電位を確実に液体噴射手段側と同電位に誘導することができる。
そしてまた、ブラシ先端が被噴射媒体と接することで、被噴射媒体上に存在する紙粉等を除去することもできる。更に、ブラシ先端により被噴射媒体の浮き上がりを防止でき、被噴射媒体と液体噴射手段との間のギャップを安定化することで液体噴射品質の低下防止に貢献できる。
本発明の第3の態様は、第1の態様において、前記導電性ブラシの先端が、被噴射媒体に接触しない様設けられていることを特徴とする。
本態様によれば、前記導電性ブラシの先端が、被噴射媒体に接触しない様設けられているので、ブラシ先端が被噴射媒体の表面にダメージを与えることを防止できる。特に、既に液体噴射が行われた被噴射媒体にブラシ先端が接すると、液体がブラシ先端に付着し、これが被噴射媒体を汚損するおそれがあるが、その様な不具合も防止できる。
本態様によれば、前記導電性ブラシの先端が、被噴射媒体に接触しない様設けられているので、ブラシ先端が被噴射媒体の表面にダメージを与えることを防止できる。特に、既に液体噴射が行われた被噴射媒体にブラシ先端が接すると、液体がブラシ先端に付着し、これが被噴射媒体を汚損するおそれがあるが、その様な不具合も防止できる。
これは特に、液体噴射手段が被噴射媒体の搬送方向と直交する方向に移動しながら液体噴射を行う所謂シリアル型の場合に有効である。また、被噴射媒体の両面に液体噴射をおこなう場合、おもて面に液体噴射を行った後に被噴射媒体をバックフィードする場合などにも有効である。
本発明の第4の態様は、第2のまたは第3の態様において、前記導電性ブラシが、前記液体噴射手段に対し被噴射媒体の搬送方向上流側に設けられていることを特徴とする。
本態様によれば、前記導電性ブラシが、前記液体噴射手段に対し被噴射媒体の搬送方向上流側に設けられているので、液体噴射の実行前に被噴射媒体の電位が液体噴射手段の所定部位と同電位に近づき、或いは同電位となる。従って液体噴射領域において確実に無電界状態が形成され、液体噴射手段への紙粉等の飛翔・付着をより確実に防止することができる。
本発明の第5の態様は、第3の態様において、前記導電性ブラシが、前記液体噴射手段に対し被噴射媒体の搬送方向と直交する方向の両側に設けられていることを特徴とする。
本態様によれば、前記導電性ブラシが、前記液体噴射手段に対し被噴射媒体の搬送方向と直交する方向の両側に設けられているので、紙粉等の付着が著しい被噴射媒体の端部から液体噴射手段に向かって飛翔する紙粉等をブロックすることができる。
本態様によれば、前記導電性ブラシが、前記液体噴射手段に対し被噴射媒体の搬送方向と直交する方向の両側に設けられているので、紙粉等の付着が著しい被噴射媒体の端部から液体噴射手段に向かって飛翔する紙粉等をブロックすることができる。
本発明の第6の態様は、第1の態様において、前記導電性ブラシが、少なくとも前記液体噴射手段に対し被噴射媒体の搬送方向上流側と、前記搬送方向と直交する方向の両側と、に設けられ、前記搬送方向上流側に設けられた導電性ブラシの先端が、被噴射媒体に接触する様設けられ、前記搬送方向と直交する方向の両側に設けられた導電性ブラシの先端が、被噴射媒体に接触しない様設けられていることを特徴とする。
本態様によれば、被噴射媒体搬送方向上流側に設けられた導電性ブラシの先端が被噴射媒体に接触する様設けられているので、液体噴射領域において被噴射媒体の電位を確実に液体噴射手段側と同電位に誘導することができる。そしてまた、ブラシ先端が被噴射媒体と接することで、被噴射媒体上に存在する紙粉等を除去することもできる。更に、ブラシ先端により被噴射媒体の浮き上がりを防止でき、被噴射媒体と液体噴射手段との間のギャップを安定化することで液体噴射品質の低下防止に貢献できる。
そして、被噴射媒体搬送方向と直交する方向の両側に設けられた導電性ブラシが、被噴射媒体に接触しないので、被噴射媒体の表面にダメージを与えることを防止できる。特に、既に液体噴射が行われた被噴射媒体にブラシ先端が接すると、液体がブラシ先端に付着し、これが被噴射媒体を汚損するおそれがあるが、その様な不具合も防止できる。
本発明の第7の態様は、第1から第6の態様のいずれかにおいて、前記液体噴射手段と対向配置される、被噴射媒体を支持する被噴射媒体支持手段を備え、前記同電位形成手段が、前記導電性ブラシ及び前記液体噴射手段側の所定部位に加え、前記被噴射媒体支持手段の所定部位を同電位とすることを特徴とする。
本態様によれば、前記同電位形成手段が、前記導電性ブラシ及び前記液体噴射手段側の所定部位に加え、前記被噴射媒体支持手段の所定部位を同電位とするので、被噴射媒体に対し液体噴射を行う液体噴射領域においては、液体噴射手段、被噴射媒体、被噴射媒体支持手段、のこれらの間に殆ど電界が形成されない状態となり、液体噴射手段への紙粉等の飛翔・付着をより確実に防止することができる。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。ここで、図1は本発明に係るインクジェットプリンター1の用紙搬送経路を示す側断面概略図、図2はインクジェットプリンター1の記録実行領域の側面図、図3は同正面図である。また図4及び図5は本発明の他の実施形態に係るインクジェットプリンターの記録実行領域の側面図、図6は同正面図である。尚、図1〜図6ではx−y−z座標系を示しており、y方向は用紙搬送方向、x方向は用紙搬送方向と直交する方向(用紙幅方向)、z方向は装置高さ方向を表している。
以下、図1を参照しながらインクジェットプリンター1の全体的な構成について概説する。インクジェットプリンター1は、装置底部に用紙給送装置2を備えており、この用紙給送装置2から被噴射媒体の一例としての記録用紙Pを送り出し、中間ローラー10にて湾曲反転させて、液体噴射手段としてのインクジェット記録ヘッド16の側へと給送し、記録を行う構成を備えている。
より詳しくは、用紙給送装置2は用紙カセット3と、ピックアップローラー7と、中間ローラー10と、リタードローラー11と、ガイドローラー12、13と、を備えている。用紙給送装置2に対して着脱可能な用紙カセット3に収容された記録用紙Pの先端と対向する位置には分離斜面5が設けられており、ピックアップローラー7により送り出される記録用紙Pの先端が分離斜面5に摺接しつつ下流側へ給送されることで、給送されるべき最上位の記録用紙Pと、これに連れられて重送されようとする次位以降の記録用紙Pとの予備的な分離が行われる。
用紙給送手段を構成するピックアップローラー7は、揺動軸6aを中心にして図1の時計回り方向及び反時計回り方向に揺動可能な揺動部材6に軸支されており、且つ、図示しない駆動モーターの動力によって回転駆動されるように設けられている。ピックアップローラー7は、用紙給送時には用紙カセット3に収容された記録用紙Pの最上位のものに接して回転することにより、最上位の記録用紙Pを用紙カセット3から送り出す。
次に、用紙カセット3から送り出された記録用紙Pは、湾曲反転区間に入る。この湾曲反転区間には、中間ローラー10と、リタードローラー11と、ガイドローラー12、13、のこれらローラーが設けられている。
中間ローラー10は、記録用紙Pを湾曲反転させる湾曲反転経路の内側を形成する大径ローラーであり、図示を省略する駆動モーターによって回転駆動される。そして図1の反時計回り方向に回転することにより、記録用紙Pを巻回しながら下流側へと搬送する。
リタードローラー11は所定の回転摩擦抵抗が付与された状態で中間ローラー10に対して圧接及び離間可能に設けられており、中間ローラー10との間で記録用紙Pをニップすることにより、給送されるべき最上位の記録用紙Pと、これに連れられて重送されようとする次位以降の記録用紙Pとを分離する。
尚、この付近の用紙給送経路には図示を省略する用紙戻しレバーが設けられており、リタードローラー11によって進行が止められた次位以降の記録用紙Pは、この用紙戻しレバーによって用紙カセット3へと戻されるように構成されている。
ガイドローラー12、13は自由回転可能なローラーであり、そのうちガイドローラー13は中間ローラー10との間で用紙Pをニップすることにより、中間ローラー10による用紙送りを補助する。
以上が用紙給送装置2の構成であり、当該用紙給送装置2を備えたインクジェットプリンターは、更に中間ローラー10の下流側に、搬送駆動ローラー14と搬送従動ローラー15とを備えた用紙搬送手段が設けられている。搬送駆動ローラー14は、図示を省略する駆動モーターにより回転駆動され、搬送従動ローラー15は、搬送駆動ローラー14との間で記録用紙Pをニップし、記録用紙Pの搬送に伴って従動回転する。尚、符号18は搬送従動ローラー15を自由回転可能に支持する上部案内部材を示している。
搬送駆動ローラー14の下流側領域は、記録用紙Pへ記録を実行する記録領域であり、液体噴射手段としてのインクジェット記録ヘッド16と、記録用紙Pを支持することにより記録用紙Pとインクジェット記録ヘッド16との間の距離を規定する支持部材17とが対向配置されている。
符号16aはインクジェット記録ヘッド16において支持部材17と対向する第1の側を形成する、複数のインク吐出ノズル(図示省略)が形成された金属製のノズルプレートを示している。また符号17aは支持部材17に形成された、用紙搬送方向(y方向:図1の左右方向)に延びるリブであり、当該リブ17aは用紙幅方向(x方向:図1の紙面表裏方向)に適宜の間隔を空けて複数形成され(図3等も参照)、当該リブ17aによって記録用紙Pが支持される。
インクジェット記録ヘッド16はキャリッジ9の底部に搭載され、このキャリッジ9は用紙幅方向(x方向:図1の紙面表裏方向)に延びるキャリッジガイド軸8によってガイドされながら、図示を省略するモーターにより用紙幅方向(y方向)に往復動するように構成されている。そしてインクジェット記録ヘッド16の走査(キャリッジ9が移動しながらの、インクジェット記録ヘッド16からのインク吐出)と、搬送駆動ローラー14及び搬送従動ローラー15による用紙搬送動作と、が交互に繰り返し実行されることで、記録用紙Pへの記録が完了する。
尚、本実施形態においては、この様にインクジェットプリンター1はインクジェット記録ヘッド16が用紙幅方向に移動しながらインクを吐出する所謂シリアル型であるが、これに限定されるものではなく、インクジェット記録ヘッド16が用紙幅をカバーする長さに形成された所謂ラインヘッドであり、記録ヘッドを用紙幅方向に往復動させることなく、記録用紙Pを搬送方向(y方向)に移動させるのみで記録が実行可能なインクジェットプリンターにも本発明は適用可能である。
そして記録用紙Pはインクジェット記録ヘッド16と支持部材17との間(記録領域)において記録が行われ、そして図1において図示を省略する排出手段により、装置外部へと排出される。
以上がインクジェットプリンター1の全体構成であり、以下記録領域の特徴的構成について図2〜図6を参照しながら説明する。
図2及び図3は、本発明の第1実施形態を示している。符号22はインクジェット記録ヘッド16に隣接するように取り付けられた導電性ブラシを示しており、図示するように導電性ブラシ22はインクジェット記録ヘッド16において用紙搬送方向の上流側に設けられている。また、用紙搬送方向と直交する方向(用紙幅方向)においては、インクジェット記録ヘッド16のほぼ全体をカバーできる幅に形成されている。
図2及び図3は、本発明の第1実施形態を示している。符号22はインクジェット記録ヘッド16に隣接するように取り付けられた導電性ブラシを示しており、図示するように導電性ブラシ22はインクジェット記録ヘッド16において用紙搬送方向の上流側に設けられている。また、用紙搬送方向と直交する方向(用紙幅方向)においては、インクジェット記録ヘッド16のほぼ全体をカバーできる幅に形成されている。
導電性ブラシ22は、その先端が記録用紙Pと対向するように設けられており、本実施形態ではブラシ先端が記録用紙Pに接するように、その突出量が設定されている。尚、ブラシ先端が記録用紙Pの記録面に対しダメージを与えないよう接触することが好ましく、ブラシ先端が記録用紙Pを過剰に押圧しないよう、その突出量を調整するのが好ましい。
次いで、符号20Aは同電位形成手段を示している。同電位形成手段20Aは、本実施形態では導電性ブラシ22、ノズルプレート16a、のこれらを同電位とする手段である。より詳しくは、導電性ブラシ22はブラシが例えば表面抵抗率が102〜108Ω/□程度の導電性を有する材料により形成されており、またノズルプレート16aが金属プレートであって、そしてこれらがアース接続されている。
従ってこれにより導電性ブラシ22のブラシ先端が接する記録用紙Pと、ノズルプレート16aとがアース(0)電位となる。即ち、記録用紙P(およびこれに付着した紙粉等)と、ノズルプレート16aとが同電位となり、これらの間に電界が形成されない状態(無電界状態)が形成されている。
以上の様に構成されたことにより、インクジェットプリンター1の記録領域においては、記録用紙Pに付着した紙粉等にクーロン力を及ぼすということがなく、これによりノズルプレート16a側への紙粉等の飛翔・付着をより確実に防止することが可能となっている。
加えて、導電性ブラシ22により、ノズルプレート16aが遮蔽される効果が得られ、ノズルプレート16aに向けて飛翔する紙粉等を物理的にブロックすることができる。また、ブラシ先端が記録用紙Pと接することで、記録用紙Pの電位を確実に0電位に誘導することができる。
更に加えてブラシ先端が記録用紙Pと接することで、用紙上にある紙粉等を除去することもでき、更にブラシ先端により用紙の浮き上がりを防止でき、記録用紙Pとインクジェット記録ヘッド16との間のギャップを安定化することで記録品質の低下を防止できる。
次に、図4は本発明の第2実施形態を示している。本実施形態において上記第1実施形態と異なるのは、符号20Bで示す同電位形成手段であり、この同電位形成手段20Bは導電性ブラシ22及びノズルプレート16aに加えて、支持部材17も同電位に設定している。尚、支持部材17は、樹脂材料に金属、炭素等の導電性材料を混入したことにより、例えば表面抵抗率が102〜108Ω/□程度の導電性を有するように形成されている。
以上のように構成されたことにより、当該第2実施形態では、ノズルプレート16a、記録用紙P、支持部材17、のこれらの間に電界が形成されない状態となり、ノズルプレート16aへの紙粉等の飛翔・付着をより確実に防止できる。
次に図5及び図6は本発明の第3実施形態を示している。本実施形態において上記第1実施形態と異なるのは、導電性ブラシ23、23を更に備える点、および符号20Cで示す同電位形成手段である。より詳しくは、インクジェット記録ヘッド16には用紙搬送方向上流側の導電性ブラシ22に加えて、用紙幅方向両側に導電性ブラシ23が設けられている(ブラシ本体の構成は導電性ブラシ22と同じである)。
そしてこれら導電性ブラシ22、23が、ノズルプレート16aとともにアース接続されている。尚、導電性ブラシ23は、ブラシ先端が記録用紙Pに接しないように、その突出量が設定されている。
以上のように構成されたことにより、インクジェット記録ヘッド16の上流側に設けられた導電性ブラシ22により既に説明した作用効果に加え、インクジェット記録ヘッド16の両側に設けられた導電性ブラシ23によって、紙粉等の付着が著しい用紙端部からノズルプレート16aに向かって飛翔する紙粉等を効率的にブロックすることができる。
また、導電性ブラシ23はその先端が記録用紙Pに接しないので、記録用紙Pの表面にダメージを与えることを防止できる。特に、既にインクの吐出が行われた用紙表面にブラシ先端が接すると、インクがブラシ先端に付着し、これが記録面を汚損するおそれがあるが、その様な不具合の発生が防止できる。尚、この様にブラシ先端が記録用紙Pに接していない場合であっても、ブラシ先端が記録面に近接していることで用紙電位を所望する電位に誘導することができる。
<<上記実施形態の変形例>>
(1)同電位形成手段
上記実施形態においては、同電位形成手段20A〜20Cによって導電性ブラシ(22、23)、ノズルプレート16a、のこれら、或いはこれらに加えて更に支持部材17が同電位に設定さているが、この様に各構成要素間を同電位に設定する場合には、必ずしもアース接続に限られず、任意極性の任意の電位を与えることができる。即ち、或る2つの構成要素が同電位に設定されていれば、これらの間に電界が形成されないので、紙粉の飛散に対しては有効となる。
(1)同電位形成手段
上記実施形態においては、同電位形成手段20A〜20Cによって導電性ブラシ(22、23)、ノズルプレート16a、のこれら、或いはこれらに加えて更に支持部材17が同電位に設定さているが、この様に各構成要素間を同電位に設定する場合には、必ずしもアース接続に限られず、任意極性の任意の電位を与えることができる。即ち、或る2つの構成要素が同電位に設定されていれば、これらの間に電界が形成されないので、紙粉の飛散に対しては有効となる。
(2)導電性ブラシ
上記実施形態、特に図5及び図6に示した第3実施形態では、導電性ブラシを少なくともインクジェット記録ヘッド16に対し用紙搬送方向上流側と、用紙幅方向両側に設けたが、更に用紙搬送方向下流側に設けることで、導電性ブラシによりインクジェット記録ヘッド16を囲うこともできる。この場合、ブラシ先端が記録の行われた記録面を汚損しないよう、用紙搬送方向下流側に設ける導電性ブラシはその先端が記録面に接触しないよう設けることが好ましい。また、用紙搬送方向上流側に設ける導電性ブラシ(22)につき、その先端が記録面に接触しないように設けることもできる。
上記実施形態、特に図5及び図6に示した第3実施形態では、導電性ブラシを少なくともインクジェット記録ヘッド16に対し用紙搬送方向上流側と、用紙幅方向両側に設けたが、更に用紙搬送方向下流側に設けることで、導電性ブラシによりインクジェット記録ヘッド16を囲うこともできる。この場合、ブラシ先端が記録の行われた記録面を汚損しないよう、用紙搬送方向下流側に設ける導電性ブラシはその先端が記録面に接触しないよう設けることが好ましい。また、用紙搬送方向上流側に設ける導電性ブラシ(22)につき、その先端が記録面に接触しないように設けることもできる。
また、記録用紙Pの厚みによって記録面の位置と導電性ブラシ先端位置とに変化が生じるので、特にブラシ先端を記録面に接触させる場合には、使用が想定される複数種類の記録用紙Pのうち最も紙厚の薄いものを考慮してブラシ先端の突出量を設定することが好ましい。また、ブラシ先端を記録面に接触させないようにする場合には、使用が想定される複数種類の記録用紙Pのうち最も紙厚の厚いものを考慮してブラシ先端の突出量を設定することが好ましい。
更に、上記各実施形態では用紙幅方向に移動するインクジェット記録ヘッド16に対し導電性ブラシを設けているが、用紙幅方向に移動しない所謂ラインヘッドに設けることも可能であることは言うまでもない。
(3)ノズルプレート
上記実施形態において、ノズルプレート16aの表面に撥水膜を設けることもできる。ここで、導電性の撥水膜を用いれば、撥水膜の帯電を抑制でき、ノズルプレート16aに紙粉等が付着することを抑制することができるとともに、ノズルプレート側の電位を確実に制御できる。
上記実施形態において、ノズルプレート16aの表面に撥水膜を設けることもできる。ここで、導電性の撥水膜を用いれば、撥水膜の帯電を抑制でき、ノズルプレート16aに紙粉等が付着することを抑制することができるとともに、ノズルプレート側の電位を確実に制御できる。
また、絶縁性の撥水膜を用いれば、SUS等の金属で形成されたノズルプレート16aの鏡像力(ノズルプレートに電荷を持った紙粉等が近づくと、ノズルプレート側にそれと反対の電荷が表れ、互いに引きつけあう現象)を軽減でき、ノズルプレート近傍に舞い上がった紙粉等がノズルプレート16aに引き寄せられることを防止できる。
尚、インクジェット記録ヘッド16において所定電位を与える或いは除電する(電位コントロールする)所定部位は、インクジェット記録ヘッド16において最も支持部材17側、即ちノズルプレート16aが好ましく、より具体的には支持部材17と対向する面であるノズル面であることが好ましい。これにより、記録用紙Pに最も近接しているノズル面の電位が制御されるので、周囲からの回り込み電界を抑制することができるとともに、ノズル面への紙粉等の付着を効果的に防止できる。尚これは支持部材17側でも同様であり、支持部材17側の所定部位を電位コントロールする場合には、ノズルプレート16aと対向する面であることが好ましい。
(4)インク滴への電荷付与
ノズルプレート16aに所定電位を与えた場合、インク滴は、ノズルプレート16aを介した誘導電荷によって帯電する。しかしインクを収容するインク収容室(例えば、インクカートリッジなど)からノズルプレート16aに至るインク流路における任意の場所でインク滴に電荷を付与するようにしても良い。例えば、インク収容室の内壁の一部、或いは全部を導電性部材で構成し、当該内壁を介してインクに電荷を付与するようにしても良い。
ノズルプレート16aに所定電位を与えた場合、インク滴は、ノズルプレート16aを介した誘導電荷によって帯電する。しかしインクを収容するインク収容室(例えば、インクカートリッジなど)からノズルプレート16aに至るインク流路における任意の場所でインク滴に電荷を付与するようにしても良い。例えば、インク収容室の内壁の一部、或いは全部を導電性部材で構成し、当該内壁を介してインクに電荷を付与するようにしても良い。
尚、液体としてのインクに導電性ブラシと同じ電位を与えることで、インクジェット記録ヘッド16と記録用紙Pとの間の電界を極めて弱くすることができ、ノズルプレート16aへの紙粉付着防止対策を構成することができる。即ち、例えばノズルプレート16aは金属などの導体に限らず、シリコン、アクリル、ポリイミドなどの誘電体で形成することもできる。この場合、ヘッド内部のインクの電位をコントロールしないと、ヘッド内部のインクと記録用紙Pとの間の電位差による電界が紙粉に強い影響を与え、紙粉がノズルプレート16a側に飛翔する場合がある。しかしながらヘッド内部のインクに導電性ブラシと同じ電位を与えることで、この様な問題を解消することができる。
また、ノズルプレート16aを誘電体で形成する場合、ヘッド内部のインクに電位を与える構成として、ノズルプレートにおけるインク流路部分(インクと接する部位)のみを導電性部材で構成し、この導電性部材を介してインクに電位を与えることも可能である。例えば、ノズルプレートが積層構造をとる場合、その全ての層においてインク流路部分を導電性部材で構成しても良いし、その内の少なくとも一層についてインク流路部分を導電性部材で構成しても良い。
1 インクジェットプリンター、2 給送装置、3 用紙カセット、5 分離斜面、6 揺動部材、7 ピックアップローラー、10 中間ローラー、11 リタードローラー、12、13 ガイドローラー、14 搬送駆動ローラー、15 搬送従動ローラー、16 インクジェット記録ヘッド、16a ノズルプレート、17 支持部材、17a リブ、18 上部案内部材、20A、20B、20C 同電位形成手段、22、23 導電性ブラシ、P 記録用紙
Claims (7)
- 被噴射媒体に液体を噴射する液体噴射手段と、
前記液体噴射手段に隣接して設けられた、先端が被噴射媒体と対向する導電性ブラシと、
前記導電性ブラシと、前記液体噴射手段側の所定部位と、を同電位とする同電位形成手段と、
を備えていることを特徴とする液体噴射装置。 - 請求項1に記載の液体噴射装置において、前記導電性ブラシの先端が、被噴射媒体に接触する様設けられていることを特徴とする液体噴射装置。
- 請求項1に記載の液体噴射装置において、前記導電性ブラシの先端が、被噴射媒体に接触しない様設けられていることを特徴とする液体噴射装置。
- 請求項2または3に記載の液体噴射装置において、前記導電性ブラシが、前記液体噴射手段に対し被噴射媒体の搬送方向上流側に設けられている、
ことを特徴とする液体噴射装置。 - 請求項3に記載の液体噴射装置において、前記導電性ブラシが、前記液体噴射手段に対し被噴射媒体の搬送方向と直交する方向の両側に設けられている、
ことを特徴とする液体噴射装置。 - 請求項1に記載の液体噴射装置において、前記導電性ブラシが、少なくとも前記液体噴射手段に対し被噴射媒体の搬送方向上流側と、前記搬送方向と直交する方向の両側と、に設けられ、
前記搬送方向上流側に設けられた導電性ブラシの先端が、被噴射媒体に接触する様設けられ、
前記搬送方向と直交する方向の両側に設けられた導電性ブラシの先端が、被噴射媒体に接触しない様設けられている、
ことを特徴とする液体噴射装置。 - 請求項1から6のいずれか1項に記載の液体噴射装置において、前記液体噴射手段と対向配置される、被噴射媒体を支持する被噴射媒体支持手段を備え、
前記同電位形成手段が、前記導電性ブラシ及び前記液体噴射手段側の所定部位に加え、前記被噴射媒体支持手段の所定部位を同電位とする、
ことを特徴とする液体噴射装置。
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