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JP2011191444A - 液晶表示モジュール - Google Patents

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JP2011191444A
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Mamoru Yabe
衛 矢部
Tomokazu Shimoda
知数 下田
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Omron Corp
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Abstract

【課題】ガラス基板の破損を防止する。
【解決手段】
面光源装置31は、端部表面が厚み方向へ突出していて当該突出部の厚みが非突出部の厚みよりも大きくなった導光板34と点光源35を有する。液晶パネル61は、液晶を封止した一対のガラス基板62、63のうち下面側に位置するガラス基板63の端から引っ込めるようにしてガラス基板63の下面に下偏光板66が取り付けられている。遮光両面テープ39を、点光源35及び導光板34の突出部に対向する領域と非突出部と対向する領域で段差が生じるようにして、面光源装置31の上面に貼り付ける。下偏光板66は非突出部に対応する領域で遮光両面テープ39に接着される。下偏光板66の端から突出したガラス基板63を点光源35及び突出部に対応する領域で遮光両面テープ39に対向させてあって、遮光両面テープ39は、ガラス基板63と対向する領域で粘着強度が弱くなっている。
【選択図】図2

Description

本発明は液晶表示モジュールに関し、液晶パネルとバックライト型の面光源装置からなる液晶表示モジュールに関する。
両面テープを用いて面光源装置と液晶パネルを一体化した液晶表示モジュールとしては、特許文献1に開示されたものがある。
図1は特許文献1に開示された液晶表示モジュールを示す断面図である。この液晶表示モジュールは、面光源装置11の上に液晶パネル21を重ねたものである。面光源装置11では、導光板12がケース13に納められており、導光板12の端面と対向する位置に点光源14が設けられている。導光板12の一方端部は光出射側の面が突出することによって板厚が大きくなっている。導光板12の非突出面には拡散板15と集光板16が重ねられている。また、導光板12の突出面には、両面テープ17の端部が貼り付けられている。両面テープ17は、光を通過させるための窓18を開口されており、窓18の縁の部分が集光板16の外周部に貼り付けられて集光板16を保持している。
液晶パネル21は、液晶22を封止した一対のガラス基板23、24の上面に偏光板25を貼着し、下面にも偏光板26を貼着したものである。
液晶パネル21は、図1のようにして面光源装置11の上に重ねて組み立てられる。導光板12の表面では、突出面と非突出面との間に段差が設けられているが、集光板16の厚さは当該段差とほぼ等しくなっている。また、ガラス基板23、ガラス基板24の端部は偏光板25、26の端から突出している。よって、下面側の偏光板26を導光板12の非突出面で集光板16の上に重ね、偏光板26から突出したガラス基板24の端部を突出面に貼られた両面テープ17の上面に接着させると、ガラス基板24はほぼ水平な面で保持されることになる。したがって、特許文献1のような構造であると、導光板12の表面の段差を利用して偏光板26が非突出面の上に納められるので、液晶表示モジュールの薄型化が図られる。
特開2002−98959号公報
しかしながら、特許文献1の液晶表示モジュールでは、液晶パネル21はガラス基板24の突出部分下面が両面テープ17を介して導光板12の突出面に接着されているだけであり、他の部分は面光源装置11の上に乗っているに過ぎない(非突出面では偏光板26は両面テープ17の開口18内に納まっていて接着されておらず、集光板16の上に乗っているだけである。)。そのため、液晶パネル21のガラス基板24、23が割れやすいという問題があった。
しかも、最近では、ガラス基板23の端を短くして下面側のガラス基板24だけを偏光板25、26間から突出させ、ガラス基板24の上面にドライバICをCOG(chip on glass)実装することもあり、その場合には、液晶パネル21の接着部分がガラス基板一枚となる。さらに、液晶表示モジュールの薄型化に伴ってガラス基板23、24自体の厚みも薄くなる傾向にある。
特許文献1の液晶表示モジュールでは、このように液晶パネル21にとって一番強度の弱い部分を面光源装置11に接着しているので、以下のような種々の点が問題となっている。
(1) 組立時のハンドリングやフレキシブル・プリント基板の引き回しなどによる応力が、強度の弱いガラス基板端部に集中する。
(2) 偏光板26の厚みを面光源装置11の段差(両面テープ17の上面と集光板16との高さの差)と合わせているが、製品には必ず厚みばらつきがあり、両面テープ17の上面とガラス基板24の下面との間に隙間があいた場合でも、ガラス基板24の下面が強制的に両面テープ17に接着されるので、ガラス板に応力が発生する。
(3) 接着面積が比較的広く、一点接着すると剥がしにくいため、修理をする時に応力が集中する。
(4) これらの問題を解消するためには、両面テープ17とガラス基板24との間に、もともと空間を空ける方法もあるが、空間を空けると今度は面光源装置11と液晶パネル21の固定ができなくなる。また、なんらかの方法で液晶パネル21を固定したとしても、ガラス基板24の端がどこにも接しないため、振動・衝撃に弱くなる。
このように、特許文献1のような構造では、強度の問題を避けることができず、薄型化を図るうえで避けることのできない問題となっている。
本発明は上記のような解決課題に基づいてなされたものであって、その目的とするところは、液晶パネルの一部を面光源装置の非突出面に納めることで薄型化を図った液晶表示モジュールにおいて、液晶パネルが破損しにくい構造の液晶表示モジュールを提供することにある。
本発明に係る液晶表示モジュールは、面光源装置の上に液晶表示パネルを重ねた液晶表示モジュールであって、前記面光源装置は、端部表面が厚み方向へ突出していて当該突出部の厚みが非突出部の厚みよりも大きくなった導光板と、前記導光板の突出部端面に対向させるように配置された光源とを有し、 前記液晶パネルは、液晶を封止した一対のガラス基板のうち下面側に位置するガラス基板の端から引っ込めるようにして下面側のガラス基板の下面に光学シートが取り付けられており、前記面光源装置の発光領域で窓を開口された遮光両面テープを、前記光源及び前記導光板の突出部に対向する領域と前記非突出部と対向する領域で段差が生じるようにして、前記面光源装置の上面に貼り付け、前記光学シートが前記非突出部に対応する領域で前記遮光両面テープに接着され、前記光学シートの端から突出した下面側のガラス基板を前記光源及び前記突出部に対応する領域で前記遮光両面テープに対向させ、前記遮光両面テープは、前記下面側のガラス基板と対向する領域で接着強度が弱くなっていることを特徴としている。
本発明の液晶表示モジュールでは、遮光両面テープの一部の接着強度を弱めてあり、液晶表示パネルの光学シート(偏光板など)よりも長く延出している部分を遮光両面テープの接着強度の低い部分に対向させているので、下面側のガラス基板の強度が弱くなりやすい部分が面光源装置に接着されておらず、あるいは容易に剥がれるように接着されている。このため、液晶表示モジュールに衝撃や外力が加わっても下面側のガラス基板が破損しにくくなる。
また、本発明にかかる液晶表示モジュールのある実施態様にあっては、前記遮光両面テープが、前記ガラス基板と対向する領域に印刷を施すことによって接着強度を弱められていることを特徴としている。かかる実施態様によれば、簡単に遮光両面テープの接着強度を部分的に弱めることができる。また、樹脂シートなどを粘着面に貼り付ける場合のように、液晶表示モジュールの厚みを厚くすることがない。
本発明のさらに別な実施形態にあっては、前記遮光両面テープの、前記非突出部に対応する領域と前記光源及び前記突出部に対応する領域との間に位置する斜面部分で、前記斜面部分の接着強度が変化していることを特徴としている。かかる実施態様によれば、遮光両面テープの面光源装置への貼り付け位置が多少ばらついたり、遮光両面テープの接着強度を弱める領域に多少のばらつきが生じても、下面側のガラス基板が遮光両面テープに接着されるのを防ぐことができる。
なお、本発明における前記課題を解決するための手段は、以上説明した構成要素を適宜組み合せた特徴を有するものであり、本発明はかかる構成要素の組合せによる多くのバリエーションを可能とするものである。
図1は、特許文献1に開示された液晶表示モジュールの一部破断した断面図である。 図2は、本発明の一実施形態に係る液晶表示モジュールの一部破断した断面図である。 図3は、同上の実施形態の液晶表示モジュールに用いられている面光源装置の分解斜視図である。 図4は、同上の面光源装置の平面図である。
以下、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態を説明する。但し、本発明は以下の実施形態に限定されるものでなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々設計変更することができる。
図2は、本発明の一実施形態による液晶表示モジュールの一部破断した断面図である。図3は、液晶表示モジュールに用いられている面光源装置31の分解斜視図である。
液晶表示モジュールは、面光源装置31と液晶パネル61とからなる。
図3に示すように、面光源装置31は、反射板32、フレーム33、導光板34、複数個の点光源35、フレキシブルプリント基板36、拡散板37、2枚のプリズムシート38a及び38b、遮光両面テープ39などからなる。
図2に示すように、点光源35(発光素子)は、蛍光体を含んだ樹脂34の前面を除く面は白色樹脂35によって覆われている。従って、青色発光LEDチップ33が発光すると、LEDチップ33から出射された光により擬似的な白色光に変換されながら、樹脂34の前面(発光窓)から外部へ出射する。また、LEDチップ43から出射された光の一部は、透明樹脂44と白色樹脂45の界面で反射された後、透明樹脂44の前面から外部へ出射する。なお、点光源35としては、例えば日亜化学工業製NSSW204(厚さ0.4mm)を用いることができる。
これらの点光源35は、フレキシブルプリント基板36(例えば、厚さ0.1mm)の下面に実装されており、一定のピッチで一列に並んでいる。
導光板34は、ポリカーボネイト樹脂やポリメチルメタクリレート(PMMA)樹脂などの屈折率の高い透光性樹脂によって板状に成形されている。導光板34の端面には、導光板34の内部に光を導入するための光入射面41が形成されている。導光板34の上面においては光入射面41側の端縁が上方へ突出しており、導光板34の光入射側端縁は厚みの大きな光導入部51となっている。光導入部51よりも光入射面41から遠い側に位置する導光板本体52は光導入部51よりも薄くなっており、光導入部51の端と導光板本体52の端との間は傾斜面53によって結ばれている。例えば、光導入部51の厚さは0.43mmで、導光板本体52の厚さは0.20mmとなっている。よって、光導入部51は点光源35の厚さとほぼ等しい厚さを有しており、点光源35から出射した光を効率よく導光板34内へ取り込むことができる。また、導光板34の大部分を占める導光板本体52は点光源35の厚さに比べて薄くなっており、面光源装置31の薄型化に寄与している。導光板本体52の上面は光出射面42となっており、導光板34の下面には、その内部を導光する光を全反射させて光出射面42から上方へ出射させるための微細な偏向パターン40(拡散手段)が多数形成されている。
しかして、点光源35から出射された光は、光導入部51の光入射面41から導光板34内に導入される。光導入部51内の光は、傾斜面53又はその下面で反射して、あるいは直接に導光板本体52へ送られる。導光板本体52内の光は、導光板34の上面(光出射面42)と下面の間で全反射を繰り返しながら導光板34内を導光する。そして、導光途中において偏向パターン40で全反射または拡散された光は、光出射面42から外部へ出射される。
フレーム33は、導光板34の光導入部51と同程度の厚みを有する樹脂シート(ポリカーボネイト樹脂のシート)をカッティングしたものであって、導光板34を納めて位置決めするための開口46を有している。また、開口46の端には、フレキシブルプリント基板36の下面に実装された点光源35を位置決めするための凹部47が点光源35と同じピッチで設けられている。
反射板32は、白色シートや金属箔などの反射率の高い材料で形成されており、反射板テープ49aによってフレーム33の下面に貼り付けられている。反射板32は、導光板34の下面から漏れた光を反射させて導光板34に再入射させ、光の利用効率を向上させるものである。反射板32としては、例えば3M製ESR(厚さ0.065mm)を用いることができる。反射板テープ49aとしては、寺岡製作所製#707(厚さ0.03mm)を用いることができる。
遮光両面テープ39は、黒色基材の表裏両面に粘着剤を塗布したものであって、遮光両面テープ39にはプリズムシート38b等を露出させるために窓48を開口されている。ただし、この窓48は、プリズムシート38bよりも若干小さなサイズとなっている。また、遮光両面テープ39の下面全体では粘着剤がそのまま付着しているが、上面では、後述のように液晶パネル61のガラス基板63と接触する領域には糊殺し処理を施して粘着剤の粘着性を低減又は完全に無くしている。糊殺しの処理が行われる前の遮光両面テープ39としては、例えば寺岡製作所製7045(0.05)黒HF(厚さ0.05mm)を用いることができる。
糊殺し処理とは、粘着テープ(遮光両面テープ)の粘着面にインクをスクリーン印刷などで塗布することにより、粘着剤を中和して粘着力を消去する方法であり、印刷なのでインク層の厚さは無視できるほど薄い。遮光両面テープ39が、液晶パネル61のガラス基板63にくっつかないようにする方法としては、その領域にもともと粘着剤をぬらないといことも可能であるが、所定領域にだけ粘着剤を塗布しないよりも、粘着剤で塗布した後に所定領域にだけ印刷して糊殺しを行う方が簡単に行える。また、粘着剤は30μmくらいの厚みがあるのに対し、糊殺しの印刷層は1μm程度であるので、遮光両面テープ39の表面に段差が生じにくい。なお、このような糊殺しの方法については、例えば特開2006−69045公報に開示されている。
図2に示すように、反射板32の外周部上面は、反射板テープ49aによってフレーム33の下面に貼り付けられる。そして、フレーム33の開口46内に導光板34を納め、各点光源35の前面を導光板34の光入射面41に対向させるようにして各凹部47に点光源35を納めて位置決めし、両面粘着テープ49b(例えば、日東電工製No.5603、厚さ0.03mm)によってフレキシブルプリント基板36の下面をフレーム33の上面と光導入部51の上面に接着している。従って、導光板34の端部は、反射板32とフレキシブルプリント基板36に挟まれて保持される。
さらに、導光板34の光出射面42の上には拡散板37と2枚のプリズムシート38a、38bが重ねて載置され、遮光両面テープ39で縁を押さえられる。プリズムシート38a、38bは表面に断面三角形状をした直線状のプリズムパターンを一定ピッチで平行に配列したものであるが、プリズムシート38aと38bはパターンの配列方向が直交するようにして重ねられている。遮光両面テープ39はフレキシブルプリント基板36の上面とプリズムシート38bの縁とフレーム33の上面に貼り付けられており、拡散板37、プリズムシート38a、38bは遮光両面テープ39によって保持される。例えば、拡散板37としてはツジデン製D120S(0.095mm)を用いることができ、プリズムシート38a、38bとしては3M製TBEF(厚さ0.065mm)を用いることができる。
液晶パネル61は、内面にカラーフィルタを形成されたガラス基板62(カラーフィルタガラス)と、内面にTFTを形成されたガラス基板63(TFTガラス)との間に液晶64を封止し、上のガラス基板62の上面に上偏光板65を貼付け、ガラス基板63の下面にも下偏光板66を貼付けたものである。下のガラス基板63は上偏光板65及びガラス基板62の端から飛び出して長く伸びており、反対に下偏光板66は上偏光板65及びガラス基板62の端よりも引っ込んでいて短くなっている。また、ガラス基板63のガラス基板62よりも長く延びた部分には、液晶パネル用のドライバチップ67がCOG実装されている。
遮光両面テープ39の下面には全面に粘着剤が塗布されており、遮光両面テープ39はフレキシブルプリント基板36の上面とフレーム33の上面に貼り付けられる。フレーム33からフレキシブルプリント基板36の上面にかけて貼られた遮光両面テープ39は、導光板34の上面形状に沿うように屈曲又は湾曲しており、段差が生じている。すなわち、導光板本体52の上方では、遮光両面テープ39の上面は低くなっており、窓48の縁の下面がプリズムシート38bの縁に接着され、拡散板37及びプリズムシート38a、38bは39によって保持されている。
液晶パネル61は、図2に示すように、上偏光板65を導光板本体52の上方の一段低くなったところに納め、ガラス基板63の水平に延びた部分をフレキシブルプリント基板36の上方に重ねるようにして面光源装置31の上面(遮光両面テープ39の上面)に重ねられる。なお、ガラス基板63の水平に延びた部分の下面と、この面に対向する遮光両面テープ39の上面との間の(厚み方向の)隙間は、各部材の寸法公差に基因する遮光両面テープ39の上面の厚み方向における誤差(高さの誤差)以上となるように設計することが量産性を考慮した場合には望ましい。前記隙間が各部材の寸法公差に基因する遮光両面テープ39の上面の厚み方向における誤差よりも小さくなっていると、遮光両面テープ39の上面の高さの誤差が最大になったとき(つまり、ガラス基板63の下面が、遮光両面テープ39の上面よりも低くなった場合)には、遮光両面テープ39の上面によってガラス基板63の下面が跳ね上げられるようにして外力を受け続けガラス基板63に応力が加わったままになるため、ガラス基板63が破損しやすくなる。これに対し、各部材の寸法公差に基因する遮光両面テープ39の上面の厚み方向における誤差以上の隙間を空けていれば、ガラス基板63が遮光両面テープ39の上面に押し上げられて破損するおそれが少なくなる。ただし、各部材がすべて設計通りの寸法であれば、上記隙間が0となるように設計しても問題ない。
図4は面光源装置31の上面を表している。図4に示す区分線Aは、図2に示すように遮光両面テープ39の、フレキシブルプリント基板36と平行な面から下方へ斜めに折れ曲がる箇所を示し、区分線Bはその斜面部分から導光板本体52と平行な面に変わる箇所を示しており、以下のような理由により、糊殺し処理の領域69と粘着剤68を塗布された領域の境界Cは、区分線Aと区分線Bの間の斜面部分に定めている。ガラス基板63の下面と対向する領域は糊殺し処理の領域69となっていてくっつかないが、梨地のハッチングで示す領域は粘着剤68が塗布されていて粘着性を有している。糊殺し処理の領域69は、ガラス基板63の下面が触れるところだけでもよいが、遮光両面テープ39を貼り付けるときのばらつきによって粘着剤68がガラス基板63にくっつくおそれがある。また、糊殺し処理の領域69が、バラツキにより下偏光板66の接着領域まで届いた場合、下偏光板66の一部が接着されなくなり、液晶パネル61と面光源装置31との接着強度が低下しすぎるおそれがある。そのため、この実施形態では、図4に示すように、糊殺し処理の領域69と粘着剤68を塗布された領域の境界Cを、ガラス基板63にも下偏光板66にも触れない遮光両面テープ39の斜面部分に定めている。
また、下偏光板66は、図4に示すように、遮光両面テープ39の開口内に入らない大きさとなっており、下偏光板66の下面は粘着剤68で窓48の周囲に接着される。よって、液晶パネル61は下偏光板66の下面で面光源装置31に固定され、強度の弱いガラス基板63の水平に延びた部分はまったく固定されていない。
本発明の液晶表示モジュールにあっては、上記の構造となっているために、ガラス基板63(TFTガラス)が割れにくくなる。すなわち、ガラス基板63の強度の弱い部分が面光源装置31の遮光両面テープ39に接着されていないので、液晶表示モジュールを組立てる時や液晶表示モジュールを携帯電話などに組み込む時に、面光源装置31などに応力が加わっても、ガラス基板63の延出している部分は固定されていないために割れることがない。また、遮光両面テープ39は糊殺しされた面がガラス基板63に接しているだけであるので、例えば組み立てられた状態で液晶表示モジュールに衝撃が加わった場合でも、ガラス基板63の振動は遮光両面テープ39により抑制されるので、やはりガラス基板63は割れにくくなる。
また、液晶パネル61は、遮光両面テープ39の窓48の周囲に沿った領域で面光源装置31に接合されている。この接着領域は、非常に細く面積が小さいので、液晶表示モジュールを修理する際には、面光源装置31から液晶パネル61を剥がしやすく、剥離させる際に液晶パネル61が破損するおそれが低減する。
さらに、本発明の液晶表示モジュールのような構造によれば、液晶パネル61の厚みを大きくすることなく液晶表示モジュールの強度を向上させることができる。すなわち、遮光両面テープ39の一部の粘着性を消去するのには、粘着面の一部にPETなどのシートを貼っても実現できる。しかし、PETを遮光両面テープ39に貼れば、その厚さは少なくとも数十μm厚くなってしまい、液晶表示モジュールの薄型化が阻害される。これに対し、本発明では、粘着性の消去を印刷(糊殺し処理)で行っているため、厚さの増大は殆ど問題にならない。

Claims (3)

  1. 面光源装置の上に液晶表示パネルを重ねた液晶表示モジュールであって、
    前記面光源装置は、端部表面が厚み方向へ突出していて当該突出部の厚みが非突出部の厚みよりも大きくなった導光板と、前記導光板の突出部端面に対向させるように配置された光源とを有し、
    前記液晶パネルは、液晶を封止した一対のガラス基板のうち下面側に位置するガラス基板の端から引っ込めるようにして下面側のガラス基板の下面に光学シートが取り付けられており、
    前記面光源装置の発光領域で窓を開口された遮光両面テープを、前記光源及び前記導光板の突出部に対向する領域と前記非突出部と対向する領域で段差が生じるようにして、前記面光源装置の上面に貼り付け、
    前記光学シートが前記非突出部に対応する領域で前記遮光両面テープに接着され、前記光学シートの端から突出した下面側のガラス基板を前記光源及び前記突出部に対応する領域で前記遮光両面テープに対向させ、
    前記遮光両面テープは、前記下面側のガラス基板と対向する領域で接着強度が弱くなっていることを特徴とする液晶表示モジュール。
  2. 前記遮光両面テープは、前記ガラス基板と対向する領域に印刷を施すことによって接着強度を弱められていることを特徴とする、請求項1に記載の液晶表示モジュール。
  3. 前記遮光両面テープの、前記非突出部に対応する領域と前記光源及び前記突出部に対応する領域との間に位置する斜面部分で、前記斜面部分の接着強度が変化していることを特徴とする、請求項1に記載の液晶表示モジュール。
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