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JP2011190781A - 内燃機関の気筒吸入空気量算出装置 - Google Patents

内燃機関の気筒吸入空気量算出装置 Download PDF

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JP2011190781A JP2010060074A JP2010060074A JP2011190781A JP 2011190781 A JP2011190781 A JP 2011190781A JP 2010060074 A JP2010060074 A JP 2010060074A JP 2010060074 A JP2010060074 A JP 2010060074A JP 2011190781 A JP2011190781 A JP 2011190781A
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Masayoshi Nishino
正嘉 西野
Futoshi Nishioka
太 西岡
Hideji Takamiya
秀治 高宮
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Abstract

【課題】気筒吸入空気量の予測値(予測気筒吸入空気量)の算出に使用するマップやテーブルの数を低減し、機関特性の経時変化の影響を受けることなく常に正確な予測気筒吸入空気量を算出可能な気筒吸入空気量算出装置を提供する。
【解決手段】吸気圧PBA及び吸気温TAに基づいて理論気筒吸入空気量GAIRSTDが算出され、理論気筒吸入空気量GAIRSTDを用いて体積効率ηv’(=GAIRCYLP(k)/GAIRSTD(k))が算出され、吸気弁リフト量LIFTに応じて設定されるリフト量補正係数KLIFTを用いて体積効率ηv’を補正することにより予測体積効率ηvaが算出される。検出リフト量LIFTを用いて再計算された前回気筒吸入空気量GAIRCYLP、推定スロットル弁通過空気量HGAIRTH及び予測体積効率ηvaを用いて予測気筒吸入空気量GAIRCYLが算出される。
【選択図】図5

Description

本発明は、内燃機関の気筒内に吸入される新気量である気筒吸入空気量を算出する気筒吸入空気量算出装置に関し、特に吸気弁のリフト量を変更可能な動弁機構を備える内燃機関の気筒吸入空気量を算出するものに関する。
特許文献1には、機関回転数、吸気圧、及び充填効率(体積効率)を用いて気筒吸入空気量を算出する装置が示されている。この装置によれば、充填効率の変動を補正する空燃比学習値が、検出空燃比に応じて算出され、空燃比学習値で補正した充填効率を用いて気筒吸入空気量が算出される。
また特許文献2には、内燃機関の気筒吸入空気量の予測値を算出し、算出した予測値に基づいて燃料噴射量を算出する燃料噴射量制御装置が示されている。この装置によれば、吸気の質量保存則に基づいて設定された物理モデル式に、気筒吸入空気量の前回予測値及び検出される吸入空気流量を適用して気筒吸入空気量の今回予測値が算出され、算出された今回予測値に基づいて燃料噴射量が算出される。予測値を用いることにより、機関の過渡運転状態における空燃比制御精度の向上が図られている。
特開平7−259630号公報 特開平2−157452号公報
特許文献1に示された装置では、機関回転数及び吸気圧に応じて設定されたマップを検索することにより、充填効率が算出されるため、予めマップを設定するために工数を必要とする。また、吸気弁(及び排気弁)の作動特性(リフト量、開閉弁時期)を変更する動弁機構を備えた機関では、吸気弁(及び排気弁)の作動特性に応じて複数のマップを設ける必要があり、マップ設定工数が膨大なものとなる。またマップ設定時の機関運転状態と異なる運転状態に対応するために、マップ検索値の補正(例えば上述した空燃比学習値による補正)が必要となる。
機関の過渡運転状態における空燃比制御精度を向上させるためには、特許文献2に示されるように気筒吸入空気量の予測値を用いることが有効である。しかしながら、予測値は予測誤差を当然に含むため、気筒吸入空気量の予測値を、前回予測値を用いて算出する特許文献2の手法では、予測値の算出精度の点で改善の余地があった。
本発明は、気筒吸入空気量の予測値(予測気筒吸入空気量)の算出に使用するマップやテーブルの数を低減し、しかも機関特性の経時変化の影響を受けることなく常に正確な予測気筒吸入空気量を得ることできる気筒吸入空気量算出装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため請求項1に記載の発明は、吸気弁のリフト量を変更可能な動弁機構(40)を備える内燃機関の気筒に吸入される新気量である気筒吸入空気量を算出する、内燃機関の気筒吸入空気量算出装置において、前記機関の吸気管(2)を通過する新気の流量である吸入空気流量(HGAIR)を取得する吸入空気流量取得手段と、前記機関の吸気圧(PBA)を検出する吸気圧検出手段と、前記機関に吸入される空気の温度である吸気温(TA)を検出する吸気温検出手段と、前記吸気圧(PBA)及び吸気温(TA)に基づいて理論気筒吸入空気量(GAIRSTD)を算出する理論気筒吸入空気量算出手段と、前記理論気筒吸入空気量(GAIRSTD)を用いて前記機関の体積効率(ηv’)を算出する体積効率算出手段と、前記体積効率(ηv’)を前記吸気弁のリフト量(LIFT)に応じて補正し、補正体積効率(ηva)を算出する体積効率補正手段と、前記吸入空気流量(HGAIR)及び補正体積効率(ηva)を用いて前記気筒吸入空気量の予測値である予測気筒吸入空気量(GAIRCYL)を算出する予測気筒吸入空気量算出手段とを備え、前記予測気筒吸入空気量算出手段は、前記予測気筒吸入空気量の過去相当値(GAIRCYLP)を用いて前記予測気筒吸入空気量(GAIRCYL)を算出し、前記体積効率算出手段は、前記予測気筒吸入空気量の過去相当値(GAIRCYLP)を前記理論気筒吸入空気量(GAIRSTD)で除算することにより前記体積効率(ηv’)を算出することを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の内燃機関の気筒吸入空気量算出装置において、前記体積効率補正手段は、前記リフト量の予測値(HLIFT)を用いて前記補正体積効率(ηva)を算出することを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の内燃機関の気筒吸入空気量算出装置において、前記吸気弁のリフト量(LIFT)を検出するリフト量検出手段を備え、前記予測気筒吸入空気量算出手段は、検出されるリフト量(LIFT)を用いて前記過去相当値(GAIRCYLP)を算出することを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、吸気圧及び吸気温に基づいて理論気筒吸入空気量が算出され、理論気筒吸入空気量を用いて機関の体積効率が算出され、この体積効率を吸気弁リフト量に応じて補正することにより補正体積効率が算出され、吸入空気流量及び補正体積効率を用いて予測気筒吸入空気量が算出される。予測気筒吸入空気量の算出には、予測気筒吸入空気量の過去相当値が適用されるとともに、その過去相当値を理論気筒吸入空気量で除算することにより体積効率が算出される。これにより、予測気筒吸入空気量の算出に使用するマップやテーブルの数を低減することができる。また体積効率が検出パラメータを用いて更新されるので、機関特性の経時変化の影響を受けることなく常に正確な予測気筒吸入空気量を得ることできる。さらに吸気弁のリフト量が変更されると体積効率が変化するため、リフト量に応じて補正された補正体積効率を用いることにより、リフト量の変化にともなう体積効率の変化が反映され、過渡運転状態においても正確な予測気筒吸入空気量を算出することができる。
請求項2に記載の発明によれば、吸気弁リフト量の予測値を用いて補正体積効率が算出されるので、過渡運転状態における体積効率の算出精度を高めることができる。
請求項3に記載の発明によれば、検出されるリフト量を用いて予測気筒吸入空気量の過去相当値が算出されるので、過去相当値として予測気筒吸入空気量の前回値を使用する場合に比べて、リフト量の予測値を用いることに起因する誤差を低減することができる。
本発明の一実施形態にかかる内燃機関及びその制御装置の構成を示す図である。 弁作動特性可変装置の動作を説明するための図である。 内燃機関の吸気系を模式的に示す図である。 過渡状態における気筒吸入空気量の算出手法を説明するためのタイムチャートである。 予測気筒吸入空気量を算出する処理のフローチャートである。 図5の処理で参照されるテーブルを示す図である。 図5の処理で実行されるHGAIRTHP算出処理のフローチャートである。 図7の処理で参照されるマップ及びテーブルを示す図である。 図5の処理で実行されるHLIFTP算出処理のフローチャートである。 図9の処理を説明するための図である。 図9の処理で参照されるテーブルを示す図である。 図5の処理で実行されるHLIFT算出処理のフローチャートである。 図5の処理で実行されるHGAIRTH算出処理のフローチャートである。
以下本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施形態にかかる内燃機関とその制御装置の構成を示す図であり、例えば4気筒を有する内燃機関(以下単に「エンジン」という)1は、吸気弁及び排気弁と、これらを駆動するカムを備えるとともに、吸気弁のリフト量及び開角(開弁期間)を連続的に変更する第1弁作動特性可変機構と、吸気弁を駆動するカムの、クランク軸回転角度を基準とした作動位相を連続的に変更するカム位相可変機構としての第2弁作動特性可変機構とを有する弁作動特性可変装置40を備えている。
エンジン1の吸気管2の途中にはスロットル弁3が配されている。また、スロットル弁3にはスロットル弁開度(TH)センサ4が連結されており、当該スロットル弁3の開度に応じた電気信号を出力して電子コントロールユニット(以下(ECU)という)5に供給する。スロットル弁3には、スロットル弁3を駆動するアクチュエータ7が接続されており、アクチュエータ7は、ECU5によりその作動が制御される。
燃料噴射弁6はエンジン1とスロットル弁3との間かつ吸気管2の図示しない吸気弁の少し上流側に各気筒毎に設けられており、各噴射弁は図示しない燃料ポンプに接続されていると共にECU5に電気的に接続されて当該ECU5からの信号により燃料噴射弁6の開弁時間及び開弁時期が制御される。
エンジン1の各気筒の点火プラグ13は、ECU5に接続されており、ECU5は点火プラグ13に点火信号を供給し、点火時期制御を行う。
スロットル弁の上流側には吸入空気流量GAIRを検出する吸入空気流量センサ14、及び吸気温TAを検出する吸気温センサ9が設けられている。スロットル弁3の下流には吸気圧PBAを検出する吸気圧センサ8が取付けられており、またエンジン1の本体には、エンジン冷却水温TWを検出するエンジン冷却水温センサ10が取り付けられている。これらのセンサ8〜10及び14の検出信号は、ECU5に供給される。
ECU5には、エンジン1のクランク軸(図示せず)の回転角度を検出するクランク角度位置センサ11及び、エンジン1の吸気弁を駆動するカムが固定されたカム軸の回転角度を検出するカム角度位置センサ12が接続されており、クランク軸の回転角度及びカム軸の回転角度に応じた信号がECU5に供給される。クランク角度位置センサ11は、一定クランク角周期毎(例えば6度周期)に1パルス(以下「CRKパルス」という)と、クランク軸の所定角度位置を特定するパルスを発生する。また、カム角度位置センサ12は、エンジン1の特定の気筒の所定クランク角度位置でパルス(以下「CYLパルス」という)と、各気筒の吸入行程開始時の上死点(TDC)でパルス(以下「TDCパルス」という)を発生する。これらのパルスは、燃料噴射時期、点火時期等の各種タイミング制御及びエンジン回転数(エンジン回転速度)NEの検出に使用される。なお、カム角度位置センサ12より出力されるTDCパルスと、クランク角度位置センサ11より出力されるCRKパルスとの相対関係からカム軸の実際の作動位相CAINが検出される。
ECU5には、エンジン1によって駆動される車両のアクセルペダルの踏み込み量(以下「アクセルペダル操作量」という)APを検出するアクセルセンサ31、当該車両の走行速度(車速)VPを検出する車速センサ32、及び大気圧PAを検出する大気圧センサ33が接続されている。これらのセンサの検出信号は、ECU5に供給される。
弁作動特性可変装置40は、吸気弁の最大リフト量及び開角(以下単に「リフト量」という)を連続的に変更する第1弁作動特性可変機構と、吸気弁の作動位相を連続的に変更する第2弁作動特性可変機構と、これらの機構を駆動するためのアクチュエータとを備えている。第1弁作動特性可変機構の構成は、例えば特開2008−25418号公報に示されており、第2弁作動特性可変機構の具体的な構成は、例えば特開2000−227013号公報に示されている。
第1弁作動特性可変機構によるリフト量の変更は、同機構に含まれる制御軸をアクチュエータにより回動させることにより行われ、制御軸の回転角度(以下「CS角度」という)CSAを検出するCS角度センサ15が設けられており、その検出信号はECU5に供給される。CS角度CSAによってリフト量LIFTが検出される。また吸気弁の作動位相を示すパラメータとして、上記カム軸の作動位相CAINから算出される弁作動位相VTCが用いられる。
第1弁作動特性可変機構により、図2(a)に示すように吸気弁のリフト量LIFTが変更される。また第2弁作動特性可変機構により、吸気弁は、同図(b)に実線L3及びL4で示す特性を中心として、カムの作動位相CAINの変化に伴って破線L1,L2で示す最進角位相から、一点鎖線L5,L6で示す最遅角位相までの間の位相で駆動される。本実施形態では、弁作動位相VTCは、最遅角位相を基準(0度)とした進角量として定義される。
またエンジン1は排気還流機構(図示せず)を備えており、エンジン1の排気が吸気管2のスロットル弁3の下流側に還流される。
ECU5は各種センサからの入力信号波形を整形し、電圧レベルを所定レベルに修正し、アナログ信号値をデジタル信号値に変換する等の機能を有する入力回路、中央演算処理ユニット(以下「CPU」という)、CPUで実行される演算プログラム及び演算結果等を記憶する記憶回路のほか、アクチュエータ7、燃料噴射弁6、弁作動特性可変装置40に駆動信号を供給する出力回路を備えている。
ECU5のCPUは、上記センサの検出信号に応じて、点火時期制御、スロットル弁3の開度制御、エンジン1に供給する燃料量(燃料噴射弁6の開弁時間)の制御、並びに吸気弁の作動制御を行う。
さらにECU5のCPUは、検出される吸気圧PBA及び吸気温TAに基づいてエンジン1の気筒に吸入される新気量の予測値である予測気筒吸入空気量GAIRCYL[g/TDC](1TDC期間、すなわちエンジン1のクランク軸が180度回転するのに要する時間当たりの空気量)を算出する。算出した気筒吸入空気量GAIRCYLNは、燃料供給量や点火時期の制御に適用される。
吸気弁リフト量LIFTがほぼ一定である定常的な運転状態における気筒吸入空気量GAIRCYLNの算出手法を、図3を参照して説明する。
図3はエンジン1を模式的に示す図であり、吸気弁21、排気弁22、気筒1aが示されている。吸気管2のスロットル弁下流側部分2a内の空気量の変化量DGAIRINは、下記式(1)で与えられる。式(1)のVinはスロットル弁下流側部分2aの容積、TAKは絶対温度に変換した吸気温TA、Rは気体定数、DPBAは吸気圧PBAの変化量(PBA(k)−PBA(k-1))である。また「k」はTDC期間で離散化した離散化時刻である。今回値を示す(k)は、通常は省略されている。
DGAIRIN=Vin×DPBA/(R×TAK) (1)
したがって、スロットル弁3を通過する新気の流量(吸入空気流量)であるスロットル弁通過空気流量GAIRTH[g/TDC]と、気筒吸入空気量GAIRCYLN[g/TDC]の差は、下記式(2)で示されるように上記変化量DGAIRINと等しくなる。
DGAIRIN=GAIRTH(k)−GAIRCYLN(k-1) (2)
一方、気筒吸入空気量GAIRCYLNは、下記式(3)で与えられる。式(3)のVcylは気筒容積であり、ηvは体積効率である。
GAIRCYLN=Vcyl×ηv×PBA/(R×TAK) (3)
式(3)を用いると、吸気圧変化量DPBAは、下記式(4)で与えられる。式(4)で与えられるDPBA及び式(2)の関係を式(1)に適用することにより、下記式(5)が得られる。
Figure 2011190781
したがって、遅れ係数CDLYを下記式(6)で定義すると、式(5)は下記式(5a)で示され、気筒吸入空気量GAIRCYLNは、スロットル弁通過空気流量GARITHを入力とする一次遅れモデルの式を用いて算出することができる。
CDLY=Vcyl×ηv/Vin (6)
GAIRCYLN(k)=(1−CDLY)×GAIRCYLN(k-1)
+CDLY×GAIRTH(k) (5a)
式(6)により遅れ係数CDLYを算出するためには、体積効率ηvを算出することが必要である。体積効率ηvは、エンジン運転状態(エンジン回転数NE,吸気圧PBA)、吸気弁の作動状態(リフト量LIFT、弁作動位相VTC)、排気還流率などに依存して変化するものであり、上記特許文献1に示される手法で算出すると、エンジン特性の経時変化に対応できない、あるいは演算処理が複雑化するという問題がある。
そこで、下記式(7)を用いて気筒吸入空気量GAIRCYLN(k)の算出に用いる体積効率ηvを算出することにより、演算処理を簡略化する。
ηv=GAIRCYLN(k-1)/GAIRSTD(k) (7)
式(7)のGAIRSTD(k)は下記式(8)により算出される理論気筒吸入空気量である。
GAIRSTD(k)=PBA(k)×Vcyl/(R×TAK) (8)
式(7)を用いることにより、マップやテーブルを用いることなく体積効率ηvを算出することが可能となり、常に更新されるのでエンジン特性の経時変化の影響を受けることなく最適な値を得ることできる。
上述した算出手法は、吸気弁リフト量LIFTがほぼ一定である場合には、気筒吸入空気量を精度良く算出することができるが、体積効率ηvはリフト量LIFTに依存して変化するため、リフト量LIFTが変化する過渡運転状態では、式(5a)では正確な気筒吸入空気量を算出することができない。すなわち、体積効率ηvが変化し、遅れ係数CDLYaが変化することから、下記式(9)を用いる必要がある。
GAIRCYL(k)=
(RCDLY−CDLYa(k))×GAIRCYLP(k)
+CDLYa(k)×HGAIRTH(k) (9)
式(9)によれば、後述する理由により予測気筒吸入空気量GAIRCYL(k)が算出される。式(9)のGAIRCYLP(k)は、予測気筒吸入空気量GAIRCYLの前回値に相当するものであるが、後述するように今回のリフト量LIFT(k)を用いて再計算されるものであり、以下「再計算前回気筒吸入空気量」という。HGAIRTH(k)は、推定スロットル弁通過空気量であり、後述する図13の処理により、吸気圧PBA,吸気温TAなどに応じて算出される。
また、式(9)の遅れ係数CDLYaは下記式(10)で与えられ、式(10)のηva(k)は、下記式(11)で与えられる予測体積効率である。また式(9)のRCDLYは、下記式(12)で与えられる遅れ係数比である。式(11)のKLIFT(k)は、リフト量LIFTに応じて算出されるリフト量補正係数であり、算出手法は後述する。式(12)のCDLYaP(k)は、遅れ係数CDLYa(k)の前回値に相当するものであるが、後述するように今回のリフト量LIFT(k)を用いて再計算されるものであり、以下「再計算前回遅れ係数」という。
CDLYa(k)=Vcyl×ηva(k)/Vin (10)
ηva(k)=KLIFT(k)×GAIRCYLP(k)/GAIRSTD(k) (11)
RCDLY=CDLYa(k)/CDLYaP(k) (12)
図4(a)〜図4(d)は、それぞれリフト量LIFTが増加する過渡運転状態におけるリフト量LIFTの推移、リフトカーブ(#1〜#4は気筒番号)、気筒吸入空気量の算出時期(以下単に「演算時期」という)、及び#1気筒の行程を示すタイムチャートである。この図に示すように、空気が実際に気筒内に吸入される時期(以下「吸入時期」という)tINACTは、演算時期tFICALより後であり、リフト量LIFTが変化している過渡運転状態では、このタイミングの差を考慮して演算時期tFICALにおいて、吸入時期tINACTにおける気筒吸入空気量の予測値を算出することが望ましい。そこで本実施形態では、この予測値を予測気筒吸入空気量GAIRCYL(k)で示し、以下この予測気筒吸入空気量GAIRCYL(k)の算出手法を詳細に説明する。
リフト量補正係数KLIFT(k)は、下記式(13)により算出される。
KLIFT(k)=ηvaT(k)/ηvaTP(k) (13)
式(13)のηvaT(k)は、図6に示すηvテーブルを検索することにより算出される、吸入時期tINACTにおける体積効率(以下「検索体積効率」という)である。検索体積効率ηvaT(k)は、吸入時期tINACTにおけるリフト量である予測リフト量HLIFT(k)に応じてηvテーブルを検索することにより算出される。
予測リフト量HLIFT(k)の算出は、以下のようにして行われる。先ず演算時期tFICALから1行程期間後の時点におけるリフト量(以下「次回リフト量」という)LIFTN(k)が、検出リフト量の前回値LIFT(k-1)及び今回値LIFT(k)に応じて算出され、次いでリフト量LIFT(k)及び次回リフト量LIFTN(k)に応じて予測リフト量HLIFT(k)が算出される。
式(13)のηvaTP(k)は、検索体積効率ηvaT(k)の前回値に相当するものであるが、今回のリフト量LIFT(k)を用いて再計算されるものであり、吸入時期tINACTより1行程期間前の時点(以下「前回吸入時期」という)tINACTPにおける検索体積効率(以下「前回検索体積効率」という)である。前回検索体積効率ηvaTP(k)は、検出されるリフト量の前回値LIFT(k-1)及び今回値LIFT(k)に基づいて、前回吸入時期tINACTPにおけるリフト量(以下「再計算前回リフト量」という)HLIFTP(k)を算出し、再計算前回リフト量HLIFTP(k)に応じてηvテーブル(図6)を検索することにより算出される。
図5は、予測気筒吸入空気量GAIRCYLを算出する処理のフローチャートであり、この処理はTDCパルスの発生に同期して実行される。
ステップS11では、図7に示すHLIFTP算出処理を実行し、再計算前回リフト量HLIFTP(k)を算出する。
ステップS12では、再計算前回リフト量HLIFTP(k)に応じて図6に示すηvテーブルを検索し、再計算前回検索体積効率ηvaTP(k)を算出する。
ステップS13では、下記式(22)により再計算前回リフト量補正係数KLIFTP(k)を算出する。式(22)のηvaTP(k-1)は、再計算前回検索体積効率の前回値である。
KLIFTP(k)=ηvaTP(k)/ηvaTP(k-1) (22)
ステップS14では、下記式(23)に再計算前回リフト量補正係数KLIFTP(k)を適用し、再計算前回体積効率ηvaP(k)を算出する。
ηvaP(k)=KLIFTP(k)×GAIRCYLP(k-1)/GAIRSTD(k-1)
(23)
ステップS15では、下記式(24)により再計算前回遅れ係数CDLYaP(k)を算出する。
CDLYaP(k)=Vcyl×ηvaP(k)/Vin (24)
ステップS16では、下記式(25)により、再計算前回遅れ係数比RCDLYP(k)を算出する。
RCDLYP(k)=CDLYaP(k)/CDLYaP(k-1) (25)
ステップS17では、図7に示すHGAIRTHP算出処理を実行し、推定スロットル弁通過空気量の前回値に相当する再計算推定スロットル弁通過空気量HGAIRTHP(k)を算出する。
図7のステップS41では、再計算前回リフト量HLIFTP(k)及び大気圧PAに応じて、図8(a)に示すKPAマップを検索し、大気圧補正係数KPA(HLIFTP)を算出する。大気圧補正係数KPAは、大気圧PAが比較的低くかつリフト量LIFTが最小リフト量LFTMINに近い領域では、スロットル弁通過空気量に対するリフト量LIFT及び大気圧PAの寄与度が増加することを考慮して算出される補正係数であり、下記のステップS42における演算に適用される。図8(a)において、PA1〜PA3は、所定大気圧であり、PA1<PA2<PA3なる関係を満たす。またLIFT1は、最小リフト量LFTMINより若干大きい所定リフト量である。
ステップS42では、吸気温TA(k-1),吸気圧PBA(k-1),スロットル弁開度TH(k-1),大気圧PA(k-1),及び大気圧補正係数KPA(HLIFTP)を、下記式(26)に適用し、再計算推定吸入空気流量HGAIRP(k)を算出する。式(26)のKCは流量の単位を[g/sec]とするための変換定数であり、KTH(TH)はスロットル弁開度THに応じて算出される開口面積流量関数であり、Ψ(RP)は、スロットル弁3の上流側圧力である大気圧PAと、下流側圧力である吸気圧PBAとの比率RP(=PBA/PA)に応じて算出される圧力比流量関数であり、Rは気体定数である。開口面積流量関数KTH(TH)の値は、予め実験的に求められた図11(b)に示すKTHテーブルを用いて算出される。なお、式(26)のRP(k-1)は、PBA(k-1)/PA(k-1)である。
Figure 2011190781
また圧力比流量関数Ψは、下記式(27)で与えられる。式(27)の「κ」は空気の比熱比である。ただし、空気流速が音速を超えると、圧力比流量関数Ψは圧力比に拘わらず極大値をとるので、実際の演算処理では、圧力比流量関数Ψ(RP)の値も予め設定されたΨ(RP)テーブル(図8(c))を用いて算出される。
Figure 2011190781
ステップS43では、再計算推定吸入空気流量HGAIRP(k)[g/sec]及びエンジン回転数NE(k-1)を下記式(28)に適用し、TDCパルスの発生周期に対応する再計算推定スロットル弁通過空気量HGAIRTHP(k)[g/TDC]を算出する。式(28)のKCVは、所定の変換係数である。
HGAIRTHP(k)=HGAIRP(k)×KCV/NE(k-1) (28)
図5に戻り、ステップS18では、下記式(29)により再計算前回気筒吸入空気量GAIRCYLP(k)を算出する。
GAIRCYLP(k)=
(RCDLYP(k)−CDLYaP(k))×GAIRCYLP(k-1)
+CDLYaP(k)×HGAIRTHP(k) (29)
ステップS19では、下記式(31)により次回リフト量LIFTN(k)を算出する。
LIFTN(k)=LIFT(k)+(LIFT(k)−LIFT(k-1)) (31)
なお、式(31)は最も簡単な手法で次回リフト量LIFTNを算出する数式であり、より複雑な手法、例えば自己回帰(Auto Regression)モデル、あるいはニューラルネットワークモデルを用いて次回リフト量LIFTNを算出するようにしてもよい。
ステップS20では、図12に示すHLIFT算出処理を実行し、予測リフト量HLIFT(k)を算出する。ステップS21では、予測リフト量HLIFT(k)に応じて図6に示すηvテーブルを検索し、検索体積効率ηvaT(k)を算出する。ステップS22では、前記式(13)により、リフト量補正係数KLIFT(k)を算出する。
ステップS23では、前記式(11)により予測体積効率ηva(k)を算出し、ステップS24では、前記式(10)により遅れ係数CDLYa(k)を算出する。ステップS25では、前記式(12)により遅れ係数比RCDLY(k)を算出する。
ステップS26では、図14に示すHGAIRTH算出処理を実行し、推定スロットル弁通過空気量HGAIRTH(k)を算出し、ステップS27では、前記式(9)により予測気筒吸入空気量GAIRCYL(k)を算出する。
図9は、図5のステップS11で実行されるHLIFTP算出処理のフローチャートであり、図10は図9の処理を説明するための図である。先ず図9に示す処理の概要を説明する。
1)リフト量の前回値LIFT(k-1)及び今回値LIFTN(k)に基づいて、図10(a)に示すように、リフト量LIFTの経時変化を示す直線L11を決定し、直線L11上の動作点におけるリフト量を示す演算パラメータCLIFT(i)(i=0〜IMAX)を算出する。本実施形態では、クランク角度10度毎に演算パラメータCLIFT(i)を算出するので、i=0,1,2,3,...は、クランク角度0度,10度,20度,30度,...に対応する。
2)インデクスパラメータiに応じて図11(a)に示すINLFTテーブルの1つを選択し、演算パラメータCLIFT(i)に応じて選択したINLFTテーブルを検索して、瞬時リフトカーブ値INLFT(i)を算出する。図11(a)には、代表的なINLFTテーブル(i=0,4,9に対応するもの)のみ示す。図10(b)は、このようにして算出された瞬時リフトカーブ値INLFTの推移を示す。リフト量LIFTが増加している過渡状態では、リフトカーブは図2に示す形とはならず、図10(b)に示されるように変形した形となる。
3)図10(b)に示すリフトカーブとクランク角度軸で囲まれる領域(ハッチングを付して示す)の面積を示すタイムエリアパラメータTALFTを算出する。タイムエリアパラメータTALFTは、本実施形態ではクランク角角度幅DCA(=10deg)の矩形の面積の和として算出される。
4)タイムエリアパラメータTALFTに応じて図11(b)に示すHLIFTテーブルを検索することにより、再計算前回リフト量HLIFTP(k)を算出する。
この演算によりリフト量が変化する過渡状態における平均リフト量を示すパラメータとして再計算前回リフト量HLIFTP(k)を算出することができる。
以下図9の処理をステップ毎に説明する。
ステップS31では、リフト量の前回値LIFT(k-1)及び今回値LIFT(k)を、それぞれ演算パラメータCLIFT(0)及びCLIFT(I180)に設定する。I180はクランク角度180度に対応するインデクスパラメータiの値であり、本実施形態では、「18」である。
ステップS32では、下記式(41)により、演算パラメータCLIFT(i)を算出する(i=0〜IMAX)。IMAXは、インデクスパラメータiの最大値であり、本実施形態では「27」に設定される。これは、リフト量LIFTが最大値LIFTMAXであるときの吸気弁の開弁時期IVO及び閉弁時期IVCがそれぞれクランク角「0度」及び「270度」である点(ただし、弁作動位相VTCが0度(最遅角位相)の場合)を考慮して設定されたものである。
CLIFT(i)=(CLIFT(I180)−CLIFT(0))×i/I180
+CLIFT(0) (41)
ステップS33では、インデクスパラメータiに応じてINLFTテーブルを選択し、演算パラメータCLIFT(i)に応じてINLFTテーブルを検索することにより、瞬時リフトカーブ値INLFT(i)を算出する(i=0〜IMAX)。
ステップS34では、下記式(42)によりタイムエリアパラメータTALFTを算出する。式(42)のDCAは、180[deg]/I180であり、本実施形態では10[deg]である(図10(b)参照)。
Figure 2011190781
ステップS35では、タイムエリアパラメータTALFTに応じて図11(b)に示すHLIFTテーブルを検索し、再計算前回リフト量HLIFTP(k)を算出する。
図12は、図5のステップS20で実行されるHLIFT算出処理のフローチャートである。この処理は、図9に示すHLIFTP算出処理のステップS31及びS35をそれぞれステップS31a及びS35aに変更したものである。
ステップS31aでは、演算パラメータCLIFT(0)及びCLIFT(I180)を、それぞれリフト量LIFT(k)及び次回リフト量LIFTN(k)に設定する。これにより、検出されるリフト量LIFT(k)と、次回リフト量LIFTN(k)と通る直線上のリフト量として、演算パラメータCLIFT(i)が算出される。
ステップS35aでは、ステップS34で算出されるタイムエリアパラメータTALFTに応じて図11(b)のHLIFTテーブルを検索し、予測リフト量HLIFT(k)を算出する。
図13は、図5のステップS26で実行されるHGAIRTH算出処理のフローチャートである。この処理における演算手法は、図7のHGAIRTHP算出処理と同一である。
ステップS51では、予測リフト量HLIFT(k)及び大気圧PAに応じて、図8(a)に示すKPAマップを検索し、大気圧補正係数KPA(HLIFT)を算出する。
ステップS52では、吸気温TA,吸気圧PBA,スロットル弁開度TH,大気圧PA,及び大気圧補正係数KPA(HLIFT)を、下記式(43)に適用し、推定吸入空気流量HGAIRを算出する。
Figure 2011190781
ステップS53では、推定吸入空気流量HGAIRP[g/sec]及びエンジン回転数NEを下記式(44)に適用し、推定スロットル弁通過空気量HGAIRTH[g/TDC]を算出する。
HGAIRTH=HGAIR×KCV/NE (44)
以上のように本実施形態では、吸気圧PBA及び吸気温TAに基づいて理論気筒吸入空気量GAIRSTDが算出され、理論気筒吸入空気量GAIRSTDを用いて体積効率ηv’(=GAIRCYLP(k)/GAIRSTD(k))が算出され、吸気弁リフト量LIFTに応じて設定されるリフト量補正係数KLIFTを用いて体積効率ηv’を補正することにより予測体積効率ηvaが算出される。さらに推定スロットル弁通過空気量HGAIRTH及び予測体積効率ηvaを用いて予測気筒吸入空気量GAIRCYLが算出される。予測気筒吸入空気量GAIRCYLの算出には、予測気筒吸入空気量の過去相当値である再計算前回気筒吸入空気量GAIRCYLPが適用されるとともに、再計算前回気筒吸入空気量GAIRCYLPを理論気筒吸入空気量GAIRSTDで除算することにより体積効率ηv’が算出される。これにより、予測気筒吸入空気量GAIRCYLの算出に使用するマップやテーブルの数を低減することができる。また予測体積効率ηvaが検出パラメータを用いて更新されるので、エンジン特性の経時変化の影響を受けることなく常に正確な予測気筒吸入空気量GAIRCYLを得ることできる。また吸気弁リフト量LIFTが変更されると体積効率が変化するため、リフト量補正係数KLIFTを用いて補正された予測体積効率ηvaを用いることにより、リフト量LIFTの変化にともなう体積効率の変化が反映され、過渡運転状態においても正確な予測気筒吸入空気量GAIRCYLを算出することができる。
また、吸気弁リフト量の予測値である予測リフト量HLIFTを用いてリフト量補正係数KLIFTが算出され、リフト量補正係数KLIFTを用いて予測体積効率ηvaが算出されるので、過渡運転状態における体積効率の算出精度を高めることができる。
また検出されるリフト量LIFTに応じて予測気筒吸入空気量の過去相当値である再計算前回気筒吸入空気量GAIRCYLPが算出され、再計算前回気筒吸入空気量GAIRCYLPを用いて予測気筒吸入空気量GAIRCYLが算出されるので、予測気筒吸入空気量の前回値GAIRCYL(k-1)を用いる場合に比べて、予測リフト量HLIFTを用いることに起因する誤差を低減することができる。
本実施形態では、吸気圧センサ8及び吸気温センサ9がそれぞれ吸気圧検出手段及び吸気温検出手段に相当し、CS角度センサ15がリフト量検出手段に相当する。またECU5が吸入空気流量取得手段、理論気筒吸入空気量算出手段、体積効率算出手段、体積効率補正手段、及び予測気筒吸入空気量算出手段を構成する。具体的には、図5のステップS26が吸入空気流量取得手段に相当し、ステップS11〜S23が、理論気筒吸入空気量算出手段、体積効率算出手段、及び体積効率補正手段に相当し、ステップS24,S25,S27が予測気筒吸入空気量算出手段に相当する。
なお本発明は上述した実施形態に限るものではなく、種々の変形が可能である。例えば、上述した実施形態では、予測気筒吸入空気量の過去相当値として、再計算前回気筒吸入空気量GAIRCYLPを用いているが、予測気筒吸入空気量の前回値GAIRCYL(k-1)を用いてもよい。
また上述した実施形態では、検索体積効率ηvaT(ηvaTP)の算出には、図6に示すηvテーブルを使用しているが、リフト量LIFT及びエンジン回転数NEと、体積効率ηvとの関係が設定されたηvマップを使用して、予測リフト量HLIFT(HLIFTP)及びエンジン回転数NEに応じて検索体積効率ηvaT(ηvaTP)を算出するようにしてもよい。
また予測リフト量HLIFT(k)は、検出リフト量LIFT(k)と次回リフト量LIFTN(k)の平均値((LIFT(k)+LIFTN(k))/2)として算出するようにしてよく、再計算前回リフト量HLIFTP(k)も同様に、検出リフト量の前回値LIFT(k-1)と今回値LIFT(k)の平均値として算出するようにしてもよい。
また上述した実施形態では、エンジン運転パラメータに応じて推定される推定吸入空気量流量HGAIRを用いて、予測気筒吸入空気量GAIRCYLを算出しているが、吸入空気流量センサ14により検出される吸入空気流量GAIRを用いてもよい。
また上述した実施形態では、吸気弁のリフト量(リフトカーブのピーク値)を連続的に変更可能な動弁機構を備えるエンジンに本発明を適用したが、本発明は、リフト量を段階的に(例えば2段階)に変更可能な動弁機構を備えるエンジンにも適用可能である。
また本発明は、クランク軸を鉛直方向とした船外機などのような船舶推進機用エンジンなどの気筒吸入空気量の算出にも適用が可能である。
1 内燃機関
1a 気筒
2 吸気管
3 スロットル弁
5 電子制御ユニット(吸入空気流量取得手段、理論気筒吸入空気量算出手段、体積効率算出手段、体積効率補正手段、予測気筒吸入空気量算出手段)
8 吸気圧センサ(吸気圧検出手段)
9 吸気温センサ(吸気温検出手段)
41 第1弁作動特性可変機構(動弁機構)

Claims (3)

  1. 吸気弁のリフト量を変更可能な動弁機構を備える内燃機関の気筒に吸入される新気量である気筒吸入空気量を算出する、内燃機関の気筒吸入空気量算出装置において、
    前記機関の吸気管を通過する新気の流量である吸入空気流量を取得する吸入空気流量取得手段と、
    前記機関の吸気圧を検出する吸気圧検出手段と、
    前記機関に吸入される空気の温度である吸気温を検出する吸気温検出手段と、
    前記吸気圧及び吸気温に基づいて理論気筒吸入空気量を算出する理論気筒吸入空気量算出手段と、
    前記理論気筒吸入空気量を用いて前記機関の体積効率を算出する体積効率算出手段と、
    前記体積効率を前記吸気弁のリフト量に応じて補正し、補正体積効率を算出する体積効率補正手段と、
    前記吸入空気流量及び補正体積効率を用いて前記気筒吸入空気量の予測値である予測気筒吸入空気量を算出する予測気筒吸入空気量算出手段とを備え、
    前記予測気筒吸入空気量算出手段は、前記予測気筒吸入空気量の過去相当値を用いて前記予測気筒吸入空気量を算出し、
    前記体積効率算出手段は、前記予測気筒吸入空気量の過去相当値を前記理論気筒吸入空気量で除算することにより前記体積効率を算出することを特徴とする内燃機関の気筒吸入空気量算出装置。
  2. 前記体積効率補正手段は、前記リフト量の予測値を用いて前記補正体積効率を算出することを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の気筒吸入空気量算出装置。
  3. 前記吸気弁のリフト量を検出するリフト量検出手段を備え、
    前記予測気筒吸入空気量算出手段は、検出されるリフト量を用いて前記過去相当値を算出することを特徴とする請求項1または2に記載の内燃機関の気筒吸入空気量算出装置。
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WO2014002567A1 (ja) * 2012-06-27 2014-01-03 日産自動車株式会社 内燃機関の制御装置及び制御方法
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CN116783382A (zh) * 2021-02-05 2023-09-19 五十铃自动车株式会社 内燃机的控制装置及内燃机

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