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JP2011188391A - 画像処理装置および方法、並びにプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】より少ないメモリ量および演算量で階調補正処理を行う。
【解決手段】ブロックヒストグラム算出部201は、輝度値L(nl)(p)からなる輝度画像を空間方向に分割して得られる空間ブロック毎の輝度値のヒストグラムであるブロックヒストグラムを算出する。階調補正係数算出部203は、輝度値の階調の補正に用いる階調補正係数を各ブロックヒストグラムのビン毎に算出する。階調補正適用部205は、輝度画像の注目画素が属するビンの階調補正係数、および、空間方向および輝度方向において注目画素が属するビンの近傍のビンの階調補正係数に基づいて、注目画素の輝度値の階調補正を行う。本発明は、例えば、デジタルビデオカメラに適用することができる。
【選択図】図6

Description

本発明は、画像処理装置および方法、並びにプログラムに関し、特に、画像の階調補正を行う場合に用いて好適な画像処理装置および方法、並びにプログラムに関する。
従来、画像処理技術の1つとして、テクスチャに代表されるディテール成分を変化させることなく、それ以外の成分の輝度差を圧縮する階調補正処理が知られている(例えば、特許文献1参照)。
ここで、図1を参照して、特許文献1の階調補正処理の概要について説明する。
輝度域情報算出部11は、入力画像の輝度値L(nl)(p)のヒストグラムにおける暗輝度側および明輝度側の裾野の輝度値である裾野値を求め、それらの裾野値を輝度域情報として輝度域情報メモリ112に格納する。ブロックヒストグラム算出部13は、入力画像を空間方向および輝度方向に複数のブロックに分割し、各ブロックに属する画素の数(頻度値)を示すブロックヒストグラムをフレーム毎に算出し、ブロックヒストグラムメモリ14に格納する。ブロック積分値算出部15は、上述した入力画像の各ブロックに属する画素の輝度値の積分値(総和)をフレーム毎に算出し、ブロック積分値メモリ16に格納する。
加重積和部17は、入力画像の輝度値L(nl)(p)、ブロックヒストグラム、およびブロック積分値に基づいて、入力画像の各画素が属する被写体のおおよその明るさを示す大局輝度値Ll(nl)(p)を算出する。トーンカーブ算出部18は、輝度域情報および大局輝度値Ll(nl)(p)に基づいて、トーンカーブを画素ごとに算出し、トーンカーブメモリ19に格納する。マッピング部20は、トーンカーブに基づいて大局輝度値Ll(nl)(p)の階調を圧縮(補正)し、得られた大局輝度値Lcl(nl)(p)をコントラスト補正部22に供給する。マッピング部21は、トーンカーブに基づいて、入力画像の輝度値L(nl)(p)の階調を圧縮(補正)し、得られた輝度値Lc(nl)(p)をコントラスト補正部22に供給する。コントラスト補正部22は、大局輝度値Lcl(nl)(p)、輝度値Lc(nl)(p)、およびトーンカーブに基づいて、輝度値Lc(nl)(p)からなる輝度画像のコントラストを補正し、その結果得られた輝度値Lu(nl)(p)を出力する。
特開2009−177558号公報
しかしながら、特許文献1の階調補正処理では、大局輝度値Ll(nl)(p)を算出するために、1フレーム分のブロックヒストグラムおよびブロック積分値を保持する必要があり、必要なメモリ量が大きくなっていた。
また、特許文献1の階調補正処理では、各画素の大局輝度値Ll(nl)(p)を算出するために、ブロックヒストグラムの加重積和演算、ブロック積分値の加重積和演算、および、それらの結果の除算を行う必要がある。さらに、画素毎に大局輝度値Ll(nl)(p)に基づいてトーンカーブを算出する必要がある。その結果、演算量が大きくなっていた。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、より少ないメモリ量および演算量で階調補正処理を行うことができるようにするものである。
本発明の一側面の画像処理装置は、入力画像を空間方向に分割して得られる空間ブロック毎の輝度値のヒストグラムを算出するヒストグラム算出手段と、輝度値の階調の補正に用いる階調補正係数を前記ヒストグラムのビン毎に算出する階調補正係数算出手段と、前記入力画像の注目画素が属する前記ビンの前記階調補正係数、および、空間方向および輝度方向において前記注目画素が属する前記ビンの近傍の前記ビンの前記階調補正係数に基づいて、前記注目画素の輝度値の階調補正を行う階調補正手段とを含む。
前記階調補正係数算出手段には、前記ビンの輝度値の代表値を当該ビンから見て前記ヒストグラムの頻度数が増える方向に補正した輝度値を参照輝度値として前記ビン毎に算出する参照輝度値算出手段と、入力輝度値に対して階調補正された出力輝度値を出力する所定の階調補正特性関数における前記参照輝度値に対する前記出力輝度値、および、前記参照輝度値に基づいて、前記階調補正係数を前記ビン毎に算出する係数算出手段とを設けることができる。
前記参照輝度値算出手段には、当該ビンの頻度値、並びに、空間方向および輝度方向において当該ビンの近傍の前記ビンの頻度値に基づいて、当該ビンにおける輝度値の重心を前記参照輝度値として算出させることができる。
前記参照輝度値算出手段には、前記ヒストグラムの輝度方向の1次微係数を算出させ、前記1次微係数に基づいて、当該ビンの輝度値の代表値を当該ビンから見て前記ヒストグラムの頻度数が増える方向に補正した輝度値を前記参照輝度値として算出させることができる。
前記参照輝度値算出手段には、前記ヒストグラムに対する累積ヒストグラム関数および前記累積ヒストグラム関数の逆関数を前記空間ブロック毎に算出させ、輝度値の最小値および最大値、並びに、前記ヒストグラムが極大となる輝度値に対する前記累積ヒストグラム関数上の座標の近傍を通過する単調増加関数を輝度変調関数として前記空間ブロック毎に算出させ、前記輝度変調関数および前記累積ヒストグラム関数の逆関数に基づいて、当該ビンの輝度値の代表値を補正することにより前記参照輝度値を算出させることができる。
前記係数算出手段には、輝度値の最小値および最大値、並びに、前記ヒストグラムの累積度数が所定の値になる輝度値に対して、それぞれ所定の出力輝度値を割り当てた座標を通過する前記階調補正特性関数を前記空間ブロック毎に算出させることができる。
前記階調補正手段には、前記注目画素が属する前記ビン、および、空間方向および輝度方向において前記注目画素が属する前記ビンの近傍の前記ビンの前記階調補正係数に基づいて、前記注目画素の輝度値および位置における前記階調補正係数を補間し、補間した前記階調補正係数に基づいて前記注目画素の輝度値の階調補正を行わせることができる。
本発明の一側面の画像処理方法は、入力画像の輝度値の階調補正を行う画像処理装置が、前記入力画像を空間方向に分割して得られる空間ブロック毎の輝度値のヒストグラムを算出し、輝度値の階調の補正に用いる階調補正係数を前記ヒストグラムのビン毎に算出し、前記入力画像の注目画素が属する前記ビンの前記階調補正係数、および、空間方向および輝度方向において前記注目画素が属する前記ビンの近傍の前記ビンの前記階調補正係数に基づいて、前記注目画素の輝度値の階調補正を行うステップを含む。
本発明の一側面のプログラムは、入力画像を空間方向に分割して得られる空間ブロック毎の輝度値のヒストグラムを算出し、輝度値の階調の補正に用いる階調補正係数を前記ヒストグラムのビン毎に算出し、前記入力画像の注目画素が属する前記ビンの前記階調補正係数、および、空間方向および輝度方向において前記注目画素が属する前記ビンの近傍の前記ビンの前記階調補正係数に基づいて、前記注目画素の輝度値の階調補正を行うステップを含む処理をコンピュータに実行させる。
本発明の一側面においては、入力画像を空間方向に分割して得られる空間ブロック毎の輝度値のヒストグラムが算出され、輝度値の階調の補正に用いる階調補正係数が前記ヒストグラムのビン毎に算出され、前記入力画像の注目画素が属する前記ビンの前記階調補正係数、および、空間方向および輝度方向において前記注目画素が属する前記ビンの近傍の前記ビンの前記階調補正係数に基づいて、前記注目画素の輝度値の階調補正が行われる。
本発明の一側面によれば、より少ないメモリ量および演算量で階調補正処理を行うことができる。
従来の階調補正処理の概要を説明するための図である。 本発明を適用したデジタルビデオカメラの第1の実施の形態を示すブロック図である。 DSPブロックの構成例を示すブロック図である。 モザイク画像の画素の配列例を示す図である。 階調補正処理部の構成例を示すブロック図である。 輝度階調補正部の構成例を示すブロック図である。 ブロックヒストグラム算出部の構成例を示すブロック図である。 階調補正係数算出部の構成例を示すブロック図である。 階調補正特性決定部の構成例を示すブロック図である。 参照輝度値算出部の構成例を示すブロック図である。 階調補正適用部の構成例を示すブロック図である。 画像処理を説明するフローチャートである。 階調補正処理を説明するフローチャートである。 ブロックヒストグラム算出のための画素処理を説明するフローチャートである。 輝度階調補正処理を説明するフローチャートである。 階調補正係数テーブル作成処理を説明するフローチャートである。 階調補正特性関数の例を示すグラフである。 階調補正特性決定処理を説明するフローチャートである。 ブロックヒストグラムおよび累積ヒストグラム関数の例を示すグラフである。 参照輝度値算出処理を説明するフローチャートである。 参照輝度値算出部の第2の構成例を示すブロック図である。 参照輝度値算出処理を説明するフローチャートである。 1次微係数関数の例を示すグラフである。 輝度補正量関数の例を示すグラフである。 参照輝度値算出部の第3の構成例を示すブロック図である。 参照輝度値算出処理を説明するフローチャートである。 累積ヒストグラム関数のピーク位置の検出方法を説明するための図である。 輝度変調関数の例を示すグラフである。 参照輝度値の算出方法について説明するための図である。 DSPブロックの第2の構成例を示す図である。 階調補正処理部の第2の構成例を示す図である。 DSPブロックの第3の構成例を示す図である。 階調補正処理部の第3の構成例を示す図である。 求められる輝度値の位置について説明する図である。 コンピュータの構成例を示すブロック図である。
以下、本発明を実施するための形態(以下、実施の形態という)について説明する。なお、説明は以下の順序で行う。
1.第1の実施の形態(各空間ブロックのブロックヒストグラムの各ビンの輝度値の重心により階調補正係数を算出する例)
2.第2の実施の形態(各空間ブロックのブロックヒストグラムの1次微係数関数を用いて階調補正係数を算出する例)
3.第3の実施の形態(各空間ブロックの輝度変調関数および累積ヒストグラム関数の逆関数を用いて階調補正係数を算出する例)
4.変形例
<1.第1の実施の形態>
[デジタルビデオカメラの構成例]
図2は、本発明を適用したデジタルビデオカメラの第1の実施の形態を示すブロック図である。デジタルビデオカメラは、レンズ111、絞り112、画像センサ113、相関2重サンプリング回路(CDS)114、A/D(Analog/Digital)コンバータ115、DSP(Digital Signal Processor)ブロック116、タイミングジェネレータ(TG)117、LCD(Liquid Crystal Display)ドライバ118、LCD119、CODEC(Compression/Decompression)120、メモリ121、CPU(Central Processing Unit)122、入力デバイス123、およびバス124から構成される。なお、DSPブロック116は、信号処理用のプロセッサ(例えば、DSP)と画像データを保持するRAM(Random Access Memory)などのメモリなどにより構成されるブロックであり、プロセッサが所定のプログラムを実行することにより、後述する画像処理を行う。また、以下、DSPブロック116を、単にDSP116と呼ぶ。
レンズ111および絞り112などからなる光学系を通過した被写体からの入射光は、まず画像センサ113の撮像面上の各受光素子に到達し、受光素子による光電変換により電気信号に変換される。画像センサ113から出力された電気信号は、相関2重サンプリング回路114によってノイズが除去され、A/Dコンバータ115によってデジタル化された後、デジタル化された画像データがDSP116内のメモリに一時的に格納される。タイミングジェネレータ117は、一定のフレームレートにより画像データが取り込まれるように、相関2重サンプリング回路114、A/Dコンバータ115、および、DSP116により構成される信号処理系を制御する。すなわち、DSP116には、一定のフレームレートで画像データのストリームが供給される。
なお、画像センサ113は、一般的なCCD(Charge Coupled Device)などの画像センサよりダイナミックレンジが広く、飽和したり、ノイズを発生させたりすることなく、被写体の暗い部分から明るい部分までを撮像することができる。従って、A/Dコンバータ115は、入力される電気信号を、通常のデジタルビデオカメラの階調数(例えば、10乃至12ビット程度のデータにより表現できる階調数)よりも多い階調数(例えば、14乃至16ビット程度のデータにより表現できる階調数)の画像データに変換する。
DSP116は、画像データのダイナミックレンジが、例えばLCD119が表示可能なダイナミックレンジになるように、後述する画像処理を画像データに施した後、画像処理を施した画像データを、必要に応じて、LCDドライバ118またはCODEC120に供給する。
LCDドライバ118は、DSP116から供給される画像データをアナログの画像信号に変換する。LCDドライバ118は、デジタルビデオカメラのファインダであるLCD119にアナログの画像信号を供給し、画像信号に基づく画像を表示させる。
CODEC120は、DSP116から供給される画像データを所定の方式により符号化し、符号化した画像データを、半導体、磁気記録媒体、光磁気記録媒体、光記録媒体などよりなるメモリ121に記録させる。
CPU122は、例えば、ユーザがシャッタボタン等の操作ボタンなどにより構成される入力デバイス123を操作することにより入力された指令などに基づいて、デジタルビデオカメラの全体の処理を制御する。また、DSP116、タイミングジェネレータ117、CODEC120、メモリ121、LCD119、CPU122、および入力デバイス123は、バス124を介して相互に接続されている。
[デジタルカメラのDSPブロックにより実現される機能の構成例]
図3は、DSP116の内部のプロセッサ(演算ユニット)が、所定のプログラムを実行することにより実現される機能の構成の例を示すブロック図である。DSP116の内部のプロセッサが所定のプログラムを実行することにより、ホワイトバランス処理部151、デモザイク処理部152、階調補正処理部153、ガンマ補正処理部154、およびYC変換処理部155を含む機能が実現される。
ホワイトバランス処理部151は、A/Dコンバータ115によりA/D変換された、動画像などの画像データであるモザイク画像を取得する。モザイク画像は、R,G,Bのうちのいずれかの色成分に対応するデータが1つの画素に格納され、例えば図4に示す、ベイヤー配列と呼ばれる色配列に従って各画素が配置されている画像であり、RAWデータとも呼ばれている。
図4では、1つの正方形が1つの画素を表しており、正方形内の文字R,G,Bは、それぞれRの画素,Gの画素,およびBの画素を示している。そして、Gの画素が市松状に配置され、残りの部分にRの画素およびBの画素が一行ごとに交互に配置されている。
図3の説明に戻り、ホワイトバランス処理部151は、取得したモザイク画像の各画素の画素値に適切な係数をかけることにより、被写体の無彩色の部分の色バランスが実際に無彩色となるように、モザイク画像のホワイトバランスを調整する。ホワイトバランス処理部151は、ホワイトバランスを調整したモザイク画像をデモザイク処理部152に供給する。なお、以下、ホワイトバランスが調整されたモザイク画像をMwとする。
デモザイク処理部152は、ホワイトバランス処理部151から供給されたモザイク画像Mwに対して、1つの画素がR,G,B成分を全て有するようにするデモザイク処理を施す。これにより、R,G,Bの3つの色成分にそれぞれ対応するR画像、G画像、B画像の3つの画像データが生成される。デモザイク処理部152は、生成したR画像、G画像、B画像の3つの画像データを階調補正処理部153に供給する。
なお、以下、R画像、G画像、B画像の3つの画像データをまとめてRGB画像とも称する。また、以下、モザイク画像の画素位置pにおける画素値をM(p)とする。さらに、以下、デモザイク処理が施された画像データの画素位置pにおける画素値を[Rw(p), Gw(p), Bw(p)]とする。ここで、Rw(p)はR成分の画素値であり、Gw(p)はG成分の画素値であり、Bw(p)はB成分の画素値である。
階調補正処理部153は、RGB画像に階調補正処理を施し、階調補正処理を施したRGB画像をガンマ補正処理部154に供給する。なお、以下、階調補正処理が施された画像データの画素位置pにおける画素値を[Ru(p), Gu(p), Bu(p)]とする。ここで、Ru(p)はR成分の画素値であり、Gu(p)はG成分の画素値であり、Bu(p)はB成分の画素値である。
ガンマ補正処理部154は、階調変換されたRGB画像にガンマ補正を施す。ガンマ補正処理部154は、ガンマ補正を施したRGB画像をYC変換処理部155に供給する。なお、以下、ガンマ補正が施された画像データの画素位置pにおける画素値を[Ruγ(p), Guγ(p), Buγ(p)]とする。ここで、Ruγ(p)はR成分の画素値であり、Guγ(p)はG成分の画素値であり、Buγ(p)はB成分の画素値である。
YC変換処理部155は、ガンマ補正が施されたRGB画像に対して、YCマトリックス処理およびクロマ成分に対する帯域制限を行うことにより、輝度成分(Y成分)により構成されるY画像、および、色差成分(CbまたはCr成分)により構成されるC画像を生成する。YC変換処理部155は、生成したY画像およびC画像を、必要に応じて、LCDドライバ118またはCODEC120に供給する。なお、以下、YC変換処理部155から出力される画像データの画素位置pにおける画素値を[Y(p), C(p)]とする。ここで、Y(p)はY画像における輝度成分の値であり、C(p)はC画像における色差成分の値である。また、以下、C画像のCb成分をCb(p)と称し、C画像のCr成分をCr(p)と称する。
[階調補正処理部の機能の構成例]
図5は、階調補正処理部153の機能の構成例を示すブロック図である。階調補正処理部153は、輝度算出部181、非線形変換部182、輝度階調補正部183、非線形変換部184−1乃至非線形変換部184−3、階調補正部185−1乃至階調補正部185−3、および非線形逆変換部186−1乃至非線形逆変換部186−3から構成される。
輝度算出部181は、デモザイク処理部152から供給されたRGB画像の画素値Rw(p),Gw(p),Bw(p)から、その画素位置に対応する輝度成分の値(輝度値L(p))を算出し、非線形変換部182に供給する。非線形変換部182は、輝度算出部181からの輝度値L(p)を非線形変換し、その結果として得られた輝度値L(nl)(p)およびその画素位置pを、輝度階調補正部183および階調補正部185−1乃至階調補正部185−3に供給する。
輝度階調補正部183は、非線形変換部182からの輝度値L(nl)(p)の階調を圧縮することで、輝度値L(nl)(p)の階調補正を行い、階調補正により得られた輝度値Lu(nl)(p)を階調補正部185−1乃至階調補正部185−3に供給する。
非線形変換部184−1乃至非線形変換部184−3のそれぞれは、デモザイク処理部152から供給されたRGB画像の画素値Rw(p)、Gw(p)、およびBw(p)のそれぞれを非線形変換する。また、非線形変換部184−1乃至非線形変換部184−3のそれぞれは、非線形変換により得られた画素値R(nl)(p)、G(nl)(p)、およびB(nl)(p)のそれぞれを、階調補正部185−1乃至階調補正部185−3に供給する。なお、以下、非線形変換部184−1乃至非線形変換部184−3のそれぞれを個々に区別する必要のない場合、単に非線形変換部184と称する。
階調補正部185−1乃至階調補正部185−3のそれぞれは、非線形変換部182からの輝度値L(nl)(p)と、輝度階調補正部183からの輝度値Lu(nl)(p)とを用いて、非線形変換部184−1乃至非線形変換部184−3からの画素値R(nl)(p)、G(nl)(p)、およびB(nl)(p)のそれぞれを階調補正する。階調補正部185−1乃至階調補正部185−3のそれぞれは、階調補正により得られた画素値Ru(nl)(p)、Gu(nl)(p)、およびBu(nl) (p)のそれぞれを、非線形逆変換部186−1乃至非線形逆変換部186−3のそれぞれに供給する。
非線形逆変換部186−1乃至非線形逆変換部186−3のそれぞれは、階調補正部185−1乃至階調補正部185−3からの画素値Ru(nl)(p)、Gu(nl)(p)、およびBu(nl) (p)のそれぞれに、非線形変換部184による非線形変換の逆変換となる非線形逆変換を施す。非線形逆変換部186−1乃至非線形逆変換部186−3のそれぞれは、非線形逆変換により得られた画素値Ru(p)、Gu(p)、およびBu(p)のそれぞれを、ガンマ補正処理部154に供給する。
なお、以下、階調補正部185−1乃至階調補正部185−3のそれぞれを個々に区別する必要のない場合、単に階調補正部185と称する。また、以下、非線形逆変換部186−1乃至非線形逆変換部186−3のそれぞれを個々に区別する必要のない場合、単に非線形逆変換部186と称する。
[輝度階調補正部の機能の構成例]
図6は、図5の輝度階調補正部183の機能の構成の例を示すブロック図である。輝度階調補正部183は、ブロックヒストグラム算出部201、ブロックヒストグラムメモリ202、階調補正係数算出部203、階調補正係数テーブルメモリ204、および、階調補正適用部205から構成される。
ブロックヒストグラム算出部201は、非線形変換部182から供給された輝度値L(nl)(p)からなる1フレーム分の輝度画像を縦H個×横W個の空間ブロックに分割する。そして、ブロックヒストグラム算出部201は、輝度画像が取り得る輝度値の最小値から最大値までの輝度範囲をD個のビン(輝度範囲)に分割し、各ビンに属する画素の数(頻度値)を空間ブロック毎にカウントする。これにより、D個のビンを有する輝度値のヒストグラムであるブロックヒストグラムが、空間ブロックごとに算出される。ブロックヒストグラム算出部201は、算出したブロックヒストグラムをブロックヒストグラムメモリ202に格納する。
階調補正係数算出部203は、各空間ブロックのブロックヒストグラムをブロックヒストグラムメモリ202から読み込み、ブロックヒストグラムに基づいて、輝度値L(nl)(p)の階調補正に用いる階調補正係数を、各ブロックヒストグラムのビン毎に算出する。階調補正係数算出部203は、各ブロックヒストグラムの各ビンに対する階調補正係数の一覧である階調補正係数テーブルを階調補正係数テーブルメモリ204に格納する。
階調補正適用部205は、階調補正係数テーブルを階調補正係数テーブルメモリ204から読み込み、階調補正係数テーブルに示される階調補正係数に基づいて、非線形変換部182から供給された輝度値L(nl)(p)の階調を補正する。階調補正適用部205は、階調補正により得られた輝度値Lu(nl)(p)を階調補正部185に供給する。
なお、以下、処理の対象となっている画素、例えば、輝度階調補正部183に供給された輝度値L(nl)(p)の画素を、注目画素とも称する。
[ブロックヒストグラム算出部の機能の構成例]
図7は、図6のブロックヒストグラム算出部201の機能の構成例を示すブロック図である。ブロックヒストグラム算出部201は、ビン選択部221、および、カウンタ222−1乃至カウンタ222−Nから構成される。
ビン選択部221は、非線形変換部182から供給された注目画素の位置pから、注目画素が属する空間ブロックを特定する。また、ビン選択部221は、注目画素の輝度値L(nl)(p)から、特定した空間ブロックのブロックヒストグラムにおいて注目画素が属するビンを特定する。カウンタ222−1乃至カウンタ222−N(N=H×W×D)は、各ブロックヒストグラムの各ビンに対して1つずつ設けられている。そして、ビン選択部221は、各ビンに対応するカウンタ222−1乃至カウンタ222−Nのうち、特定したビンに対応するカウンタの値を1だけ増加させる。
カウンタ222−1乃至カウンタ222−Nのそれぞれは、対応するブロックヒストグラムのビンに属する画素の頻度値を保持する。すなわち、カウンタ222−1乃至カウンタ222−Nのそれぞれは、対応する空間ブロック内の画素のうち、輝度が対応する輝度範囲内である画素の数を保持する。そして、カウンタ222−1乃至カウンタ222−Nのそれぞれは、ビン選択部221の指示に応じて保持している値をインクリメントする。また、カウンタ222−1乃至カウンタ222−Nのそれぞれは、1フレーム分の輝度画像の画素のカウントが終了すると、保持している値を、各ブロックヒストグラムの各ビンの頻度値としてブロックヒストグラムメモリ202に格納する。なお、以下、カウンタ222−1乃至カウンタ222−Nのそれぞれを個々に区別する必要のない場合、単にカウンタ222と称する。
[階調補正係数算出部の機能の構成例]
図8は、図6の階調補正係数算出部203の機能の構成例を示すブロック図である。階調補正係数算出部203は、階調補正特性決定部241、階調補正特性メモリ242、参照輝度値算出部243、および係数算出部244から構成される。
階調補正特性決定部241は、各空間ブロックのブロックヒストグラムをブロックヒストグラムメモリ202から読み込む。そして、階調補正特性決定部241は、輝度値の階調補正に用いる階調補正特性関数を算出するためのスプライン制御点を、ブロックヒストグラムに基づいて空間ブロック毎に設定する。なお、階調補正特性関数は、図17を参照して後述するように、階調補正の特性を規定する関数であり、入力輝度値に対して階調補正された出力輝度値を出力する。階調補正特性決定部241は、設定した空間ブロック毎のスプライン制御点を階調補正特性メモリ242に格納する。
参照輝度値算出部243は、各空間ブロックのブロックヒストグラムをブロックヒストグラムメモリ202から読み込む。そして、参照輝度値算出部243は、階調補正特性関数を参照するための参照輝度値を、各空間ブロックのブロックヒストグラムのビン毎に算出し、係数算出部244に供給する。
係数算出部244は、各空間ブロックのスプライン制御点を階調補正特性メモリ242から読み込み、読み込んだスプライン制御点に基づいて、各空間ブロックの階調補正特性関数を算出する。そして、係数算出部244は、各空間ブロックの階調補正特性関数および参照輝度値に基づいて、各空間ブロックのブロックヒストグラムのビン毎に階調補正係数を算出する。係数算出部244は、算出した階調補正係数の一覧である階調補正係数テーブルを階調補正係数テーブルメモリ204に格納する。
[階調補正特性決定部の機能の構成例]
図9は、図8の階調補正特性決定部241の機能の構成例を示すブロック図である。階調補正特性決定部241は、累積ヒストグラム算出部261、明部裾野レベル算出部262、中間レベル算出部263、暗部裾野レベル算出部264、およびスプライン制御点設定部265から構成される。
累積ヒストグラム算出部261は、各空間ブロックのブロックヒストグラムをブロックヒストグラムメモリ202から読み込み、各空間ブロックの累積ヒストグラム関数を算出する。累積ヒストグラム算出部261は、算出した累積ヒストグラム関数を明部裾野レベル算出部262、中間レベル算出部263、および、暗部裾野レベル算出部264に供給する。
明部裾野レベル算出部262は、累積ヒストグラム関数に基づいて、各空間ブロックのブロックヒストグラムの明輝度側の裾野の輝度値である明部裾野レベルを算出する。明部裾野レベル算出部262は、算出した明部裾野レベルをスプライン制御点設定部265に供給する。
中間レベル算出部263は、累積ヒストグラム関数に基づいて、各空間ブロックのブロックヒストグラムの中央値に対する輝度値である中間レベルを算出する。中間レベル算出部263は、算出した中間レベルをスプライン制御点設定部265に供給する。
暗部裾野レベル算出部264は、累積ヒストグラム関数に基づいて、各空間ブロックのブロックヒストグラムの暗輝度側の裾野の輝度値である暗部裾野レベルを算出する。暗部裾野レベル算出部264は、算出した暗部裾野レベルをスプライン制御点設定部265に供給する。
スプライン制御点設定部265は、明部裾野レベル、中間レベル、および暗部裾野レベルに基づいて、各空間ブロックの階調補正特性関数の算出に用いるスプライン制御点を設定し、階調補正特性メモリ242に格納する。
[参照輝度値算出部の機能の構成例]
図10は、図8の参照輝度値算出部243の機能の構成例を示すブロック図である。参照輝度値算出部243は、重心算出部281から構成される。
重心算出部281は、各空間ブロックのブロックヒストグラムをブロックヒストグラムメモリ202から読み込む。重心算出部281は、各空間ブロックのブロックヒストグラムの各ビンにおける輝度値の重心を、各ビンに対する参照輝度値Lg(nl)(p)として算出し、係数算出部244に供給する。
[階調補正適用部の機能の構成例]
図11は、図6の階調補正適用部205の機能の構成例を示すブロック図である。階調補正適用部205は、係数補間部301、および係数適用部302から構成される。
係数補間部301は、階調補正係数テーブルを階調補正係数テーブルメモリ204から読み込む。係数補間部301は、非線形変換部182から供給された注目画素の輝度値L(nl)(p)および位置pにおける階調補正係数を補間処理により算出し、係数適用部302に供給する。
係数適用部302は、非線形変換部182から供給された輝度値L(nl)(p)に対して、係数補間部301により算出された階調補正係数を適用し、階調補正された輝度値Lu(nl)(p)を算出する。係数適用部302は、算出した輝度値Lu(nl)(p)を階調補正部185に供給する。
[デジタルカメラのDSPブロックの画像処理の説明]
次に、図12のフローチャートを参照して、DSP116により実行される画像処理について説明する。なお、この処理は、例えば、図2のデジタルビデオカメラによる撮影が開始され、A/Dコンバータ115からDSP116への画像データ(モザイク画像)のストリームの供給が開始されたときに開始される。また、DSP116に供給された画像データは、逐次DSP116の図示せぬ内部のメモリに格納される。
ステップS11において、ホワイトバランス処理部151は、モザイク画像を読み込む。具体的には、ホワイトバランス処理部151は、DSP116の図示せぬ内部のメモリに格納されている先頭のフレームのモザイク画像を読み込む。
ステップS12において、ホワイトバランス処理部151は、取得したモザイク画像のホワイトバランスを調整し、デモザイク処理部152に供給する。
ステップS13において、デモザイク処理部152は、デモザイク処理を行う。すなわち、デモザイク処理部152は、ホワイトバランス処理部151からのモザイク画像にデモザイク処理を施してRGB画像を生成する。
ステップS14において、階調補正処理部153は、階調補正処理を行い、デモザイク処理部152からのRGB画像の階調を補正する。そして、階調補正処理部153は、階調の補正されたRGB画像をガンマ補正処理部154に供給する。なお、階調補正処理の詳細は後述する。
ステップS15において、ガンマ補正処理部154は、階調補正処理部153からのRGB画像にガンマ補正を施してYC変換処理部155に供給する。
ステップS16において、YC変換処理部155は、YC変換処理を行う。例えば、YC変換処理部155は、ガンマ補正処理部154からのRGB画像に対してYCマトリックス処理およびクロマ成分に対する帯域制限を行うことにより、RGB画像からY画像およびC画像を生成する。そして、ステップS17において、YC変換処理部155は、Y画像およびC画像を出力する。例えば、YC変換処理部155は、必要に応じてY画像およびC画像をLCDドライバ118またはCODEC120に出力する。
ステップS18において、ホワイトバランス処理部151は、後続するフレームが存在するか否かを判定する。例えば、DSP116の図示せぬ内部のメモリに後続するフレームのモザイク画像が蓄積されている場合、後続フレームが存在すると判定される。
ステップS18において、後続するフレームが存在すると判定された場合、処理はステップS11に戻り、処理対象となる次のフレームのモザイク画像が読み込まれる。これに対して、ステップS18において、後続するフレームが存在しないと判定された場合、画像処理は終了する。
[階調補正処理の説明]
次に、図13のフローチャートを参照して、図12のステップS14の処理に対応する階調補正処理について説明する。
ステップS41において、階調補正適用部205の係数補間部301(図11)は、階調補正係数テーブルメモリ204から階調補正係数テーブルを読み込む。なお、階調補正係数テーブルの詳細については後述する。
ステップS42において、階調補正処理部153は、デモザイク処理部152から、RGB画像の注目画素の画素値および画素位置を読み込む。すなわち、階調補正処理部153は、RGB画像のまだ処理していない画素の中から1つを注目画素に選択する。そして、階調補正処理部153の輝度算出部181、および非線形変換部184−1乃至非線形変換部184−3は、選択した注目画素のR成分の画素値Rw(p)、G成分の画素値Gw(p)、およびB成分の画素値Bw(p)、およびその画素位置pを、デモザイク処理部152から読み込む。
ステップS43において、輝度算出部181は、読み込んだ画素値に基づいて、注目画素の輝度値L(p)を算出し、非線形変換部182に供給する。例えば、輝度算出部181は、読み込んだ画素値Rw(p)乃至画素値Bw(p)に所定の係数を乗算して線形和を求めて輝度値としたり、画素値Rw(p)乃至画素値Bw(p)のうちの最大値を輝度値としたりする。
ステップS44において、非線形変換部182は、輝度算出部181からの輝度値L(p)を非線形変換する。例えば、非線形変換部182は、1より小さい指数によるべき乗特性や対数特性など、上に凸の単調増加特性を有する関数を用いて輝度値L(p)を非線形変換する。非線形変換部182は、変換により得られた輝度値L(nl)(p)および画素位置pを、ブロックヒストグラム算出部201のビン選択部221(図7)、並びに、階調補正適用部205の係数補間部301および係数適用部302(図11)に供給する。
ステップS45において、ブロックヒストグラム算出部201は、ブロックヒストグラム算出のための画素処理を行う。なお、ブロックヒストグラム算出のための画素処理については後述するが、この処理により、各空間ブロックのブロックヒストグラムの各ビンに属する画素の数がカウントされる。
ステップS46において、輝度階調補正部183は、輝度階調補正処理を行う。なお、輝度階調補正処理の詳細は後述するが、この処理により、注目画素の輝度値L(nl)(p)の階調が補正された輝度値Lu(nl)(p)が算出され、階調補正部85に供給される。
ステップS47において、非線形変換部184は、注目画素の画素値を非線形変換し、階調補正部185に供給する。すなわち、非線形変換部184−1乃至非線形変換部184−3は、RGB画像の画素値Rw(p)、Gw(p)、およびBw(p)のそれぞれに対して、ステップS44の処理においてなされる非線形変換と同じ非線形変換を行う。
ステップS48において、階調補正部185−1乃至階調補正部185−3は、非線形変換部182からの輝度値L(nl)(p)と、輝度階調補正部183からの輝度値Lu(nl)(p)とを用いて、非線形変換部184からの画素値を階調補正する。そして、階調補正部185は、階調補正された画素値を、非線形逆変換部186に供給する。
例えば、階調補正部185は、輝度値L(nl)(p)と、階調補正された輝度値Lu(nl)(p)との比を各色の成分の画素値に乗算する。より具体的には、例えば、階調補正部185−1は、次式(1)を計算することにより、階調補正された画素値Ru(nl)(p)を求める。
Figure 2011188391
式(1)では、階調補正前後の輝度値の比率、つまり階調補正された輝度値Lu(nl)(p)を階調補正前の輝度値L(nl)(p)で除算した値が、非線形変換された画素値R(nl)(p)に対して乗算されている。階調補正部185−2および階調補正部185−3においても、上述した式(1)と同様の計算が行われ、画素値が階調補正される。
なお、非線形変換部182および非線形変換部184において行われる非線形変換が対数特性である場合には、式(2)に示す計算を行うことにより、画素値が階調補正されてもよい。
Figure 2011188391
式(2)では、階調補正された輝度値Lu(nl)(p)と、階調補正前の輝度値L(nl)(p)との差分値が、画素値R(nl)(p)に加算されて、階調補正された画素値Ru(nl)(p)とされている。
ステップS49において、非線形逆変換部186−1乃至非線形逆変換部186−3は、階調補正部185からの画素値に、非線形変換部184による非線形変換の逆変換となる非線形逆変換を施す。
ステップS50において、非線形逆変換部186−1乃至非線形逆変換部186−3は、非線形逆変換により得られた画素値Ru(p)、Gu(p)、およびBu(p)を、ガンマ補正処理部154に出力する。
ステップS51において、階調補正処理部153は、処理対象となっているフレームのRGB画像上の全ての画素を処理したか否かを判定する。ステップS51において、まだ全ての画素を処理していないと判定された場合、処理はステップS42に戻り、上述した処理が繰り返される。
一方、ステップS51において、全ての画素が処理されたと判定された場合、処理はステップS52に進む。
ステップS52において、階調補正係数算出部203(図6)は、階調補正係数テーブル作成処理を実行する。なお、階調補正係数テーブル作成処理の詳細については後述するが、この処理により、階調補正係数テーブルが作成され、階調補正係数テーブルメモリ204に格納される。
その後、階調補正処理は終了し、処理は図12のステップS15に進む。
このように、階調補正処理においては、1フレーム分の輝度画像に基づいて、階調補正係数テーブルが作成され、階調補正係数テーブルメモリ204に格納される。そして、輝度階調補正部183では、現在処理しているフレームよりも時間的に1つ前のフレームから作成された階調補正係数テーブルを用いて階調補正処理が行われる。従って、処理対象の画像が動画像であっても、画像の全画素を2回スキャンすることなく、少ない演算量および少ないワーキングメモリで、大きいオペレータサイズの階調補正処理を行うことができる。
[ブロックヒストグラム算出のための画素処理の説明]
次に、図14のフローチャートを参照して、図13のステップS45の処理に対応するブロックヒストグラム算出のための画素処理について説明する。
ステップS101において、ビン選択部221(図7)は、注目画素が属するビンを特定する。具体的には、ビン選択部221は、注目画素の位置pから、注目画素が属する空間ブロックを特定する。さらに、ビン選択部221は、注目画素の輝度値L(nl)(p)から、注目画素が属する空間ブロックのブロックヒストグラムにおいて、注目画素が属するビンを特定する。
ステップS102において、ビン選択部221は、特定したビンに対応するカウンタ222の値を1つインクリメントする。
その後、ブロックヒストグラム算出のための画素処理は終了し、処理は図13のステップS46に進む。
このように、輝度値L(nl)(p)からなる輝度画像の各画素を空間方向および輝度方向に分類して、その数をカウントすることにより、空間ブロック毎のブロックヒストグラムが生成される。
[輝度階調補正処理の説明]
次に、図15のフローチャートを参照して、図13のステップS46の輝度階調補正処理について説明する。
ステップS121において、係数補間部301(図11)は、注目画素が属するビンおよび近傍のビンに対する階調補正係数を読み込む。例えば、係数補間部301は、注目画素が属する空間ブロックのブロックヒストグラムのビン、および、注目画素が属する空間ブロックから所定の範囲内の空間ブロックのブロックヒストグラムのビンのうち、注目画素が属するビンから所定の輝度の範囲内のビンを近傍ビンとして選択する。すなわち、係数補間部301は、空間方向および輝度方向の両方において注目画素が属するビンからの距離が所定の範囲内のビンを近傍ビンに選択する。そして、係数補間部301は、階調補正係数テーブルの中から、注目画素が属するビンおよび近傍ビンに対する階調補正係数を読み込む。
ステップS122において、係数補間部301は、補間処理により注目画素に対する階調補正係数を算出する。すなわち、係数補間部301は、注目画素が属するビンと近傍ビンに対する階調補正係数に基づいて、適切な補間処理により空間方向および輝度方向の階調補正係数の補間を行い、注目画素の輝度値L(nl)(p)および位置pにおける階調補正係数を補間する。このとき、例えば、線形補間や3次スプライン補間など、等間隔データの補間に用いられる補間処理が行われる。係数補間部301は、算出した階調補正係数を係数適用部302に供給する。
ステップS123において、係数適用部302は、注目画素の輝度値L(nl)(p)に、係数補間部301により算出された階調補正係数を適用する。例えば、係数適用部302は、注目画素の輝度値L(nl)(p)に、係数補間部301により算出された階調補正係数を乗じることにより、階調補正された輝度値Lu(nl)(p)を算出する。あるいは、非線形変換部182において行われる非線形変換が対数特性である場合、係数適用部302は、注目画素の輝度値L(nl)(p)に、係数補間部301により算出された階調補正係数を加算することにより、階調補正された輝度値Lu(nl)(p)を算出する。
ステップS124において、係数適用部302は、階調補正後の輝度値Lu(nl)(p)を図5の階調補正部185に出力する。
その後、輝度階調補正処理は終了し、処理は図13のステップS47に進む。
[階調補正係数テーブル作成処理の説明]
次に、図16のフローチャートを参照して、図13のステップS52の階調補正係数テーブル作成処理について説明する。
ステップS141において、階調補正係数算出部203(図8)は、注目空間ブロックを選択する。すなわち、階調補正係数算出部203は、まだ階調補正係数の算出を行っていない空間ブロックのうちの1つを注目空間ブロックに選択する。
ステップS142において、階調補正特性決定部241は、階調補正特性決定処理を行う。なお、階調補正特性決定処理の詳細は後述するが、この処理により、例えば、図17に示される階調補正特性関数351のスプライン制御点P1乃至P5が設定される。なお、図17の横軸は入力輝度を示し、縦軸は出力輝度を示している。
ステップS143において、参照輝度値算出部243は、注目ビンを選択する。すなわち、参照輝度値算出部243は、注目空間ブロックのブロックヒストグラムのビンのうち、まだ階調補正係数を算出していないビンの1つを注目ビンに選択する。
ステップS144において、参照輝度値算出部243は、参照輝度値算出処理を行う。なお、参照輝度値算出処理の詳細は後述するが、この処理により、注目ビンに対する階調補正係数を算出するために、階調補正特性関数を参照するときに用いられる参照輝度値Lg(nl)(p)が算出され、係数算出部244に供給される。
ステップS145において、係数算出部244は、階調補正特性関数の参照結果を算出する。具体的には、係数算出部244は、注目ビンに対する階調補正特性関数のスプライン制御点P1乃至P5(図17)を、階調補正特性メモリ242から読み込む。係数算出部244は、例えば、3次スプライン補間などの所定の補間処理により、スプライン制御点P1乃至P5を通る階調補正特性関数を算出する。そして、係数算出部244は、参照輝度値算出部243により算出された参照輝度値Lg(nl)(p)を入力輝度値として階調補正特性関数に与えたときの出力輝度値を、階調補正特性関数の参照結果として算出する。
ステップS146において、係数算出部244は、階調補正係数を算出する。例えば、係数算出部244は、階調補正特性関数の参照結果と参照輝度値Lg(nl)(p)の比率(参照結果÷参照輝度値Lg(nl)(p))を、注目ビンに対する階調補正係数として算出する。あるいは、非線形変換部182において行われる非線形変換が対数特性である場合、係数算出部244は、階調補正特性関数の参照結果と参照輝度値Lg(nl)(p)の差分を、注目ビンに対する階調補正係数として算出する。
ステップS147において、係数算出部244は、階調補正係数をメモリに格納する。すなわち、係数算出部244は、算出した階調補正係数を、注目ビンの空間方向および輝度方向の位置と対応付けて階調補正係数テーブルメモリ204に格納する。
ステップS148において、参照輝度値算出部243は、注目空間ブロックのブロックヒストグラムの全てのビンについて処理したか否かを判定する。参照輝度値算出部243は、まだ階調補正係数を算出していないビンが残っている場合、まだ注目空間ブロックのブロックヒストグラムの全てのビンについて処理していないと判定し、処理はステップS143に戻る。
その後、ステップS148において、注目空間ブロックのブロックヒストグラムの全てのビンについて処理したと判定されるまで、ステップS143乃至S148の処理が繰返し実行される。これにより、注目空間ブロックのブロックヒストグラムの各ビンに対する階調補正係数が算出され、階調補正係数テーブルメモリ204に格納される。
一方、ステップS148において、注目空間ブロックのブロックヒストグラムの全てのビンについて処理したと判定された場合、処理はステップS149に進む。
ステップS149において、階調補正係数算出部203は、全ての空間ブロックについて処理したか否かを判定する。階調補正係数算出部203は、まだ階調補正係数を算出していない空間ブロックが残っている場合、まだ全ての空間ブロックについて処理していないと判定し、処理はステップS141に戻る。
その後、ステップS149において、全ての空間ブロックについて処理したと判定されるまで、ステップS141乃至S149の処理が繰返し実行される。これにより、各空間ブロックのブロックヒストグラムの各ビンに対する階調補正係数が算出され、各ブロックヒストグラムの各ビンと階調補正係数を対応づけた階調補正係数テーブルが、階調補正係数テーブルメモリ204に格納される。
一方、ステップS149において、全ての空間ブロックについて処理したと判定された場合、階調補正係数テーブル作成処理は終了し、処理は図12のステップS15に進む。
[階調補正特性決定処理の説明]
次に、図18のフローチャートを参照して、図16のステップS142の階調補正特性決定処理について説明する。
ステップS161において、累積ヒストグラム算出部261(図9)は、注目空間ブロックの累積ヒストグラム関数を算出する。具体的には、累積ヒストグラム算出部261は、注目空間ブロックのブロックヒストグラムをブロックヒストグラムメモリ202から読み込む。そして、累積ヒストグラム算出部261は、読み込んだブロックヒストグラムの各ビンの頻度数を、輝度の小さい方から順に加算していくことにより、累積ヒストグラム関数を算出する。累積ヒストグラム算出部261は、算出した累積ヒストグラム関数を明部裾野レベル算出部262、中間レベル算出部263、および暗部裾野レベル算出部264に供給する。
図19は、累積ヒストグラム関数の具体例を示している。図19の横軸は輝度を示し、縦軸は頻度数または累積度数を示している。そして、複数の棒グラフにより示されるブロックヒストグラム361に対する累積ヒストグラム関数362が示されている。
まず、輝度方向の値が輝度画像の輝度値の最小値(以下、最小レベルとも称する)と等しく、累積度数方向の値が0となる点が、累積ヒストグラム関数362の始点となる。そして、ビン毎に、輝度方向の値が各ビンの輝度範囲の最大値となり、累積度数方向の値が、輝度範囲が最小のビンから当該ビンまでの頻度数の累積値(累積度数)となる点が設定される。従って、輝度方向の値が輝度画像の輝度値の最大値(以下、最大レベルとも称する)と等しく、累積度数方向の値が空間ブロック内の画素数と等しくなる(100%レベルとなる)点が、累積ヒストグラム関数362の終点となる。そして、始点とビン毎に設定された点を順に結ぶことにより、累積ヒストグラム関数362が生成される。
ステップS162において、明部裾野レベル算出部262、中間レベル算出部263、および暗部裾野レベル算出部264は、それぞれ明部裾野レベル、中間レベル、および暗部裾野レベルを算出する。具体的には、明部裾野レベル算出部262は、例えば、累積ヒストグラム関数の累積度数が空間ブロック内の画素数の95%となる輝度値を算出し、算出した輝度値を明部裾野レベルとしてスプライン制御点設定部265に供給する。また、中間レベル算出部263は、例えば、累積ヒストグラム関数の累積度数が空間ブロック内の画素数の50%となる輝度値を算出し、算出した輝度値を中間レベルとしてスプライン制御点設定部265に供給する。さらに、暗部裾野レベル算出部264は、例えば、累積ヒストグラム関数の累積度数が空間ブロック内の画素数の5%となる輝度値を算出し、算出した輝度値を暗部裾野レベルとしてスプライン制御点設定部265に供給する。
ステップS163において、スプライン制御点設定部265は、階調補正特性関数のスプライン制御点を設定する。ここで、図17を参照して、スプライン制御点の設定方法の例について説明する。
上述したように、図17では、スプライン制御点P1乃至P5の5つのスプライン制御点が設定されている。スプライン制御点P1は、入力輝度方向の値が輝度画像の輝度値の最小値(最小レベル)となり、出力輝度方向の値が階調変換後の輝度画像の輝度値の最小値(以下、既定最小レベルとも称する)となる点である。スプライン制御点P2は、入力輝度方向の値が、暗部裾野レベル算出部264により算出される暗部裾野レベルとなり、出力輝度方向の値が予め設定されている既定暗部裾野レベルとなる点である。スプライン制御点P3は、入力輝度方向の値が、中間レベル算出部263により算出される中間レベルとなり、出力輝度方向の値が予め設定されている既定中間レベルとなる点である。スプライン制御点P4は、入力輝度方向の値が、明部裾野レベル算出部262により算出される明部裾野レベルとなり、出力輝度方向の値が予め設定されている既定明部裾野レベルとなる点である。スプライン制御点P5は、入力輝度方向の値が輝度画像の輝度値の最大値(最大レベル)となり、出力輝度方向の値が階調変換後の輝度画像の輝度値の最大値(以下、既定最大レベルとも称する)となる点である。
なお、既定最小レベル、既定暗部裾野レベル、既定中間レベル、既定明部裾野レベル、および既定最大レベルは、最小レベル、暗部裾野レベル、中間レベル、明部裾野レベル、および、最大レベルの5つの輝度レベルを、階調補正後にどの輝度レベルに割り当てるかという観点で予め設定されている値である。
ステップS164において、スプライン制御点設定部265は、スプライン制御点をメモリに格納する。すなわち、スプライン制御点設定部265は、設定した注目空間ブロックのスプライン制御点P1乃至P5の座標を階調補正特性メモリ242に格納する。
その後、階調補正特性決定処理は終了し、処理は図16のステップS143に進む。
[参照輝度値算出処理の説明]
次に、図20のフローチャートを参照して、図16のステップS144の参照輝度値算出処理の詳細について説明する。
ステップS181において、重心算出部281(図10)は、注目ビンおよび近傍のビンの頻度値を読み込む。具体的には、重心算出部281は、例えば、注目空間ブロックのブロックヒストグラムのビンのうち注目ビン以外のビン、および、注目空間ブロックから所定の範囲内の空間ブロックのブロックヒストグラムの各ビンを、注目ビンの近傍のビン(以下、近傍ビンと称する)として選択する。すなわち、係数補間部301は、注目空間ブロックおよびその近傍の空間ブロックのブロックヒストグラムの各ビン(ただし、注目ビンを除く)を近傍ビンとして選択する。そして、係数補間部301は、注目ビンおよび近傍ビンの頻度値をブロックヒストグラムメモリ102から読み込む。
ステップS182において、重心算出部281は、注目ビンにおける輝度値の重心を算出する。具体的には、重心算出部281は、注目ビンにおける輝度値の重心として、注目ビンおよび近傍ビンの輝度値の代表値、並びに、注目ビンおよび近傍ビンの頻度値に基づいて、注目ビンおよび近傍ビンに属する画素の輝度値の加重平均を算出する。
なお、注目ビンおよび近傍ビンの輝度値の代表値として、例えば、各ビンの輝度範囲の中央値が用いられる。また、加重平均の算出に用いる重みは、注目ビンからの空間方向の距離が近いビン、および、注目ビンからの輝度方向の距離が近いビンに対してより大きくなるように設定することが望ましい。
ステップS183において、重心算出部281は、算出した重心を注目ビンの参照輝度値Lg(nl)(p)として係数算出部244に出力する。
その後、参照輝度値算出処理は終了し、処理は図16のステップS145に進む。
[第1の実施の形態の効果など]
注目ビンの参照輝度値Lg(nl)(p)を注目ビンにおける輝度値の重心とすることで、参照輝度値Lg(nl)(p)は、注目ビンの輝度値の代表値を、注目ビンから見て注目空間ブロックのブロックヒストグラムの頻度値が増える方向に補正した値となる。従って、ブロックヒストグラムの各ビンの参照輝度値Lg(nl)(p)は、各ビンの輝度値の代表値と比較して、ブロックヒストグラムの山に対応する輝度レベルに近づく。その結果、参照輝度値Lg(nl)(p)は、上述した特許文献1の大局輝度値Ll(nl)(p)と同様の特性を持つようになる。従って、参照輝度値Lg(nl)(p)と階調補正特性関数に基づいて階調補正係数を決定する演算は、特許文献1の大局輝度値にトーンカーブを適用する演算に相当し、特許文献1と同等の階調圧縮効果を奏することができる。すなわち、テクスチャに代表されるディテール成分を変化させることなく、それ以外の成分の輝度差を圧縮することができる。
また、本発明の第1の実施の形態では、各ブロックヒストグラムのビン毎に階調補正係数を算出し、ビン毎の階調補正係数から各画素の階調補正係数を補間演算により求め、各画素に適用するだけで各画素の輝度値の階調補正を行うことができる。従って、特許文献1の階調補正処理で必要とされる画素毎の大局輝度値およびトーンカーブの算出処理が不要となる。また、特許文献1の階調補正処理では、大局輝度値を算出するために2回の補間演算と1回の除算が必要であるのに対し、本発明の第1の実施の形態では、各画素の階調補正係数を求める際に補間演算が1回必要となるだけである。従って、本発明の第1の実施の形態によれば、特許文献1の階調補正処理と比較して、演算量を小さくすることができ、その結果、階調補正処理を行う回路やソフトウエアの規模を縮小することができる。
さらに、本発明の第1の実施の形態では、各画素の輝度値Lu(nl)(p)を算出するために、ブロックヒストグラムおよびスプライン制御点を空間ブロック毎に保持し、参照輝度値Lg(nl)(p)および階調補正係数を各ブロックヒストグラムのビン毎に保持しておけばよい。これに対して、特許文献1の階調補正処理では、各画素の輝度値Lu(nl)(p)を算出するために、ブロックヒストグラムおよびブロック積分値を空間ブロック毎に保持し、トーンカーブを画素毎に保持する必要がある。従って、本発明の第1の実施の形態によれば、特許文献1の階調補正処理と比較して、必要なメモリ量を小さくすることができる。
また、本発明の第1の実施の形態では、各画素の輝度値Lu(nl)(p)を算出するために、ステップS41において階調補正係数テーブルを読み込むだけでよい。これに対して、特許文献1の階調補正処理では、各画素の大局輝度値Ll(nl)(p)を算出するために、当該画素に対応するブロックおよびその近傍のブロックのブロックヒストグラムとブロック積分値を同時に読み込む必要がある。従って、本発明の第1の実施の形態によれば、特許文献1の階調補正処理と比較し、メモリにアクセスする回数を減らすことができ、処理時間を短縮することができる。
<2.第2の実施の形態>
[第2の実施の形態の概要]
次に、図21乃至図24を参照して、本発明の第2の実施の形態について説明する。
本発明の第2の実施の形態は、参照輝度値Lg(nl)(p)の算出方法を変えることにより、演算量の削減を可能にするものである。
[参照輝度値算出部の構成例]
本発明を適用したデジタルビデオカメラの第2の実施の形態では、図10の参照輝度値算出部243の代わりに、図21の参照輝度値算出部243が設けられる。なお、図21において、図10と対応する部分には、同一の符号を付してあり、その説明は適宜省略する。
図21の参照輝度値算出部243は、1次微係数算出部401、輝度補正量算出部402、および輝度補正部403から構成される。
1次微係数算出部401は、各空間ブロックのブロックヒストグラムをブロックヒストグラムメモリ202から読み込み、各ブロックヒストグラムの1次微係数関数を算出し、輝度補正量算出部402に供給する。
輝度補正量算出部402は、各ブロックヒストグラムの1次微係数関数に基づいて、輝度補正量関数を空間ブロック毎に算出し、輝度補正部403に供給する。
輝度補正部403は、各空間ブロックのブロックヒストグラムをブロックヒストグラムメモリ202から読み込む。そして、輝度補正部403は、輝度補正量関数に基づいて、各ブロックヒストグラムの各ビンの輝度値の代表値を補正することにより、各ビンに対する参照輝度値Lg(nl)(p)を算出し、係数算出部244に供給する。
[参照輝度値算出処理の説明]
次に、図22のフローチャートを参照して、参照輝度値算出部243が図21に示す構成とされる場合における参照輝度値算出処理について説明する。なお、この参照輝度値算出処理は、図16のステップS144の処理に対応する。
ステップS201において、1次微係数算出部401は、注目空間ブロックの輝度補正量関数が未算出であるか否かを判定する。注目空間ブロックの輝度補正量関数が未算出であると判定された場合、処理はステップS202に進む。
ステップS202において、1次微係数算出部401は、注目空間ブロックのブロックヒストグラムをブロックヒストグラムメモリ202から読み込む。
ステップS203において、1次微係数算出部401は、注目空間ブロックのブロックヒストグラムの1次微係数関数を算出する。例えば、1次微係数算出部401は、Sobelオペレータ([-1 0 1])などの離散的な微分オペレータを用いて、離散データである注目空間ブロックのブロックヒストグラムに対して1次微分演算を行うことにより、1次微係数関数を算出する。1次微係数算出部401は、算出した1次微係数関数を輝度補正量算出部402に供給する。
図23は、図19に示したブロックヒストグラム361に対して1次部微分演算を行うことにより算出される1次微係数関数451の例を示している。なお、図23の横軸は輝度を示し、縦軸は頻度数を示している。
ステップS204において、輝度補正量算出部402は、1次微係数関数の頻度数方向の振幅を適切な大きさにスケーリングして、輝度補正量関数を算出する。例えば、輝度補正量算出部402は、1次微係数関数451の傾きが最小(右下がりの勾配が最大)となる位置を検出する。そして、輝度補正量算出部402は、検出した位置における傾きが−1となるように1次微係数関数の振幅をスケーリング(正規化)することにより、輝度補正量関数を算出する。例えば、図24に示されるように、1次微係数関数451の傾きが最小となる位置Aの傾きが−1となるように1次微係数関数451の振幅がスケーリングされ、輝度補正量関数461が算出される。輝度補正量算出部402は、算出した輝度補正量関数を輝度補正部403に供給する。その後、処理はステップS205に進む。
一方、ステップS201において、注目空間ブロックの輝度補正量関数が算出済みであると判定された場合、ステップS202乃至S204の処理はスキップされ、処理はステップS205に進む。
ステップS205において、輝度補正部403は、注目ビンの輝度値の代表値を輝度補正量によって補正する。例えば、輝度補正部403は、注目ビンの輝度範囲の中央値を注目ビンの輝度値の代表値とし、その代表値に対する輝度補正量関数の値を輝度補正量として求める。そして、輝度補正部403は、注目ビンの輝度値の代表値に輝度補正量を加算することにより、注目ビンの輝度値の代表値を補正する。
ステップS206において、輝度補正部403は、補正した輝度値を注目ビンの参照輝度値Lg(nl)(p)として係数算出部244に出力する。
その後、参照輝度値算出処理は終了し、処理は図16のステップS145に進む。
なお、本発明の第2の実施の形態において、上述した参照輝度値算出処理以外の処理は、第1の実施の形態の処理と同様であり、その説明は繰返しになるので省略する。
[第2の実施の形態の効果など]
本発明の第2の実施の形態では、第1の実施の形態と同様に、注目ビンの参照輝度値Lg(nl)(p)は、注目ビンの輝度値の代表値を、注目ビンから見て注目空間ブロックのブロックヒストグラムの頻度値が増える方向に補正した値となる。また、ステップS204の処理により輝度補正量の大きさを適正化することにより、ブロックヒストグラムの山に対応する輝度レベルを越えるような過度な補正が行われることが防止される。
さらに、本発明の第1の実施の形態では、参照輝度値Lg(nl)(p)の算出に際し、輝度値の加重平均を算出するために、各ブロックヒストグラムのビン毎に1回除算を行う必要がある。一方、本発明の第2の実施の形態では、参照輝度値Lg(nl)(p)の算出に際し、1次微係数関数のスケーリングを行うために、空間ブロック毎に除算を1回行うだけでよい。従って、本発明の第2の実施の形態によれば、第1の実施の形態と比較して、演算量を削減することができる。
<3.第3の実施の形態>
[第3の実施の形態の概要]
次に、図25乃至図29を参照して、本発明の第3の実施の形態について説明する。
本発明の第3の実施の形態は、参照輝度値Lg(nl)(p)の算出方法を変えることにより、演算量の削減を可能にするものである。
[参照輝度値算出部の構成例]
本発明を適用したデジタルビデオカメラの第3の実施の形態では、図10の参照輝度値算出部243の代わりに、図25の参照輝度値算出部243が設けられる。なお、図25において、図10と対応する部分には、同一の符号を付してあり、その説明は適宜省略する。
図25の参照輝度値算出部243は、累積ヒストグラム算出部501、累積ヒストグラムメモリ502、逆関数算出部503、累積ヒストグラム逆関数メモリ504、ピーク検出部505、ピーク位置リストメモリ506、輝度変調関数算出部507、輝度変調関数メモリ508、マッピング部509、および、マッピング部510から構成される。
累積ヒストグラム算出部501は、各空間ブロックのブロックヒストグラムをブロックヒストグラムメモリ202から読み込み、各空間ブロックの累積ヒストグラム関数を算出する。累積ヒストグラム算出部261は、算出した各空間ブロックの累積ヒストグラム関数を累積ヒストグラムメモリ502に格納する。
逆関数算出部503は、各空間ブロックの累積ヒストグラム関数を累積ヒストグラムメモリ502から読み込み、各累積ヒストグラム関数の逆関数(以下、累積ヒストグラム逆関数と称する)を算出し、累積ヒストグラム逆関数メモリ504に格納する。
ピーク検出部505は、各空間ブロックの累積ヒストグラム関数を累積ヒストグラムメモリ502から読み込む。そして、ピーク検出部505は、各空間ブロックの累積ヒストグラム関数において、対応するブロックヒストグラムが極大となる輝度値に対応する位置(以下、ピーク位置と称する)を検出する。ピーク検出部505は、検出した各累積ヒストグラム関数のピーク位置の座標を示すピーク位置リストをピーク位置リストメモリ506に格納する。
輝度変調関数算出部507は、各空間ブロックの累積ヒストグラム関数のピーク位置リストをピーク位置リストメモリ506から読み込む。そして、輝度変調関数算出部507は、ピーク位置リストに基づいて、各空間ブロックに対する輝度変調関数を算出し、輝度変調関数メモリ508に格納する。
マッピング部509は、各空間ブロックのブロックヒストグラムをブロックヒストグラムメモリ202から読み込み、各空間ブロックの輝度変調関数を輝度変調関数メモリ508から読み込む。そして、マッピング部509は、輝度変調関数に基づいて、各ブロックヒストグラムの各ビンの輝度値の代表値に対応する頻度値を算出し、マッピング部510に供給する。
マッピング部510は、各空間ブロックの累積ヒストグラム逆関数を累積ヒストグラム逆関数メモリ504から読み込む。マッピング部510は、各累積ヒストグラム逆関数、および、各ブロックヒストグラムの各ビンの輝度値の代表値に対応する頻度値に基づいて、各ブロックヒストグラムの各ビンに対する参照輝度値Lg(nl)(p)を算出する。マッピング部510は、算出した各ブロックヒストグラムの各ビンに対する参照輝度値Lg(nl)(p)を係数算出部244に供給する。
[参照輝度値算出処理の説明]
次に、図26のフローチャートを参照して、参照輝度値算出部243が図25に示す構成とされる場合における参照輝度値算出処理について説明する。なお、この参照輝度値算出処理は、図16のステップS144の処理に対応する。
ステップS301において、累積ヒストグラム算出部501は、注目空間ブロックの輝度変調関数および累積ヒストグラム逆関数が未算出であるか否かを判定する。注目空間ブロックの輝度変調関数および累積ヒストグラム逆関数が未算出であると判定された場合、処理はステップS302に進む。
ステップS302において、累積ヒストグラム算出部501は、注目空間ブロックのブロックヒストグラムをブロックヒストグラムメモリ202から読み込む。
ステップS303において、累積ヒストグラム算出部501は、図18のステップS161の処理と同様に、注目空間ブロックの累積ヒストグラム関数を算出する。累積ヒストグラム算出部501は、算出した累積ヒストグラム関数を累積ヒストグラムメモリ502に格納する。
なお、以下、累積ヒストグラム関数をy=f(x)と表す。xは輝度を表し、yは累積度数を表す。
ステップS304において、ピーク検出部505は、累積ヒストグラム関数のピーク位置を検出する。具体的には、ピーク検出部505は、注目空間ブロックの累積ヒストグラム関数を累積ヒストグラムメモリ502から読み込む。ピーク検出部505は、累積ヒストグラム関数の勾配が極大となり、かつ、その勾配が予め定められた閾値よりも大きくなる位置をピーク位置として検出する。
例えば、図27は、図19と同じブロックヒストグラム361および累積ヒストグラム関数362を示している。この場合、例えば、累積ヒストグラム関数362の勾配が極大となり、かつ、その勾配が所定の閾値よりも大きくなるピーク位置P11およびピーク位置P12が検出される。ピーク位置P11およびピーク位置P12に対応するビンは、ブロックヒストグラム361において頻度数が極大となり、かつ、その頻度数が所定の閾値より大きくなるビンである。従って、ピーク位置P11およびピーク位置P12は、ブロックヒストグラム361が極大となる輝度値に対応する累積ヒストグラム関数362上の座標となる
なお、以下、図27に示されるように、ピーク位置P11の輝度値および累積度数を、それぞれピークレベル1および出力ピークレベル1と称し、ピーク位置P12の輝度値および累積度数を、それぞれピークレベル2および出力ピークレベル2と称する。
ピーク検出部505は、検出したピーク位置の座標を示すピーク位置リストをピーク位置リストメモリ506に格納する。
ステップS305において、輝度変調関数算出部507は、検出されたピーク位置に基づいて、輝度変調関数を算出する。具体的には、輝度変調関数算出部507は、ピーク位置リストをピーク位置リストメモリ506から読み込む。輝度変調関数算出部507は、累積ヒストグラム関数の始点、ピーク検出部505により検出されたピーク位置、および、累積ヒストグラム関数の終点を通り、単調増加する関数を輝度変調関数として算出する。例えば、累積ヒストグラム関数の始点、ピーク位置、および、累積ヒストグラム関数の終点を通り、かつ、単調増加するスプライン関数が、輝度変調関数として算出される。輝度変調関数算出部507は、算出した輝度変調関数を輝度変調関数メモリ508に格納する。
図28は、図27の累積ヒストグラム関数362に対する輝度変調関数551の例を示している。なお、図28の横軸は輝度を示し、縦軸は累積度数を示している。輝度変調関数551は、累積ヒストグラム関数の始点および終点、ピーク位置P11およびピーク位置P12を通り、滑らかに単調増加する関数である。
なお、輝度変調関数は、ピーク位置の近傍を通過すればよく、必ずしもピーク位置の座標上を通過する必要はない。また、輝度変調関数は、単調増加する連続関数であれば、微分が連続するという意味において必ずしも滑らかな曲線である必要はない。ただし、ピーク位置の近傍を通過するため以外に必要以上に蛇行をしないような滑らかな曲線である方が、より望ましい。なお、スプライン関数を用いれば、そのような性質の曲線を簡単に得ることが可能である。
ステップS306において、逆関数算出部503は、累積ヒストグラム逆関数を算出する。具体的には、逆関数算出部503は、注目空間ブロックの累積ヒストグラム関数を累積ヒストグラムメモリ502から読み込む。そして、逆関数算出部503は、累積ヒストグラム関数y=f(x)の逆関数x=f−1(y)を算出する。逆関数算出部503は、算出した累積ヒストグラム逆関数を累積ヒストグラム逆関数メモリ504に格納する。その後、処理はステップS307に進む。
一方、ステップS301において、注目空間ブロックの輝度変調関数および累積ヒストグラム逆関数を算出済みであると判定された場合、ステップS302乃至S306の処理はスキップされ、処理はステップS307に進む。
ステップS307において、マッピング部509は、輝度変調関数を用いて、注目ビンの輝度値の代表値に対する累積度数を求める。具体的には、マッピング部509は、注目空間ブロックの輝度変調関数を輝度変調関数メモリ508から読み込む。そして、マッピング部509は、例えば、注目ビンの輝度範囲の中央値を注目ビンの輝度値の代表値とし、その代表値を輝度変調関数に代入し、当該代表値に対する累積度数を求める。マッピング部509は、求めた累積度数をマッピング部510に供給する。
ステップS308において、マッピング部510は、累積ヒストグラム逆関数を用いて、輝度変調関数から求められた累積度数に対する輝度値を求める。具体的には、マッピング部510は、注目空間ブロックの累積ヒストグラム逆関数を累積ヒストグラム逆関数メモリ504から読み込む。そして、マッピング部510は、マッピング部509により求められた累積度数を累積ヒストグラム逆関数に代入し、当該累積度数に対する輝度値を求める。
ここで、図29を参照して、ステップS307およびS308の処理の具体例を説明する。
図29は、2つのグラフを連結した図であり、横軸は輝度を示し、縦軸は累積度数を示している。左側は、図28と同じ輝度変調関数551のグラフであり、右側は、図27の累積ヒストグラム関数362を左右反転したグラフである。従って、左側のグラフの横軸と右側のグラフの横軸の向きが逆になっている。
上述したように、ステップS307において、輝度変調関数551に基づいて、注目空間ブロックの各ビンの輝度値の代表値に対して累積度数が割り当てられる。例えば、図29の右側のグラフにおいて、輝度方向に等間隔に配置されている上向きの矢印の始点が注目空間ブロックの各ビンの輝度値の代表値を示している。また、上向きの矢印が輝度変調関数551とぶつかる点を始点とする左向きの矢印と累積度数方向の軸との交点が、各ビンの輝度値の代表値に対して割り当てられる累積度数を示している。
さらに、上述したように、ステップS308において、累積ヒストグラム逆関数に基づいて、輝度階調関数551により割り当てられた累積度数に対して参照輝度値Lg(nl)(p)が割り当てられる。例えば、図29の左側のグラフにおいて、左向きの矢印が累積ヒストグラム関数362とぶつかる点を始点とする下向きの矢印と輝度方向の軸との交点が、各累積度数に対して割り当てられる参照輝度値Lg(nl)(p)を示している。
そして、図29に示されるように、右側のグラフでは、上向きの矢印が等間隔であるのに対し、左側のグラフでは、下向きの矢印がピークレベル1およびピークレベル2付近で密になる。すなわち、補正前の輝度値(各ビンの輝度値の代表値)がピークレベル1またはピークレベル2に近い場合、ほぼ同じ値の参照輝度値Lg(nl)(p)が割り当てられる。一方、補正前の輝度値がピークレベル1およびピークレベル2から遠い場合、ピークレベル1またはピークレベル2に近づくように参照輝度値Lg(nl)(p)が割り当てられる。そして、参照輝度値Lg(nl)(p)は、ピークレベル1およびピークレベル2付近に集中するようになる。
ステップS309において、マッピング部510は、求めた輝度値を注目ビンの参照輝度値Lg(nl)(p)として係数算出部244に出力する。
その後、参照輝度値算出処理は終了し、処理は図16のステップS145に進む。
なお、本発明の第3の実施の形態において、上述した参照輝度値算出処理以外の処理は、第1の実施の形態の処理と同様であり、その説明は繰返しになるので省略する。
[第3の実施の形態の効果など]
本発明の第3の実施の形態では、本発明の第1の実施の形態および第2の実施の形態と同様に、注目ビンの参照輝度値Lg(nl)(p)は、注目ビンの輝度値の代表値を、注目ビンから見て注目空間ブロックのブロックヒストグラムの頻度値が増える方向に補正した値となる。
また、本発明の第1の実施の形態では、参照輝度値Lg(nl)(p)の算出に際し、輝度値の加重平均を算出するために、各ブロックヒストグラムのビン毎に1回除算を行う必要がある。一方、本発明の第3の実施の形態では、参照輝度値Lg(nl)(p)の算出に際し、除算を行う必要がない。従って、本発明の第3の実施の形態によれば、第1の実施の形態と比較して、演算量を削減することができる。
<4.変形例>
[階調補正特性関数の変形例]
以上の説明では、空間ブロック毎に、当該空間ブロックのブロックヒストグラムのみを用いて、階調補正特性関数を算出する例を示したが、さらに近傍の空間ブロックのブロックヒストグラムも用いるようにしてもよい。例えば、当該空間ブロックのブロックヒストグラムと、近傍の空間ブロックのブロックヒストグラムを合成したブロックヒストグラムを用いて、当該空間ブロックの階調補正特性関数を算出するようにしてもよい。これにより、当該空間ブロックと近傍の空間ブロックとの間における階調補正特性の連続性を高めることができる。
あるいは、全てまたは一部の空間ブロックで同じ階調補正特性関数を用いるようにしてもよい。例えば、全ての空間ブロックのブロックヒストグラムを合成したブロックヒストグラムを用いて、全ての空間ブロックに共通な階調補正特性関数を算出するようにしてもよい。あるいは、ブロックヒストグラムを参照せずに、予め用意されている固定の階調補正特性関数を用いるようにしてもよい。
[1次微係数関数の算出方法の変形例]
また、本発明の第2の実施の形態において、空間ブロック毎に、当該空間ブロックのブロックヒストグラムのみを用いて、輝度方向の1次微係数関数を算出する例を示したが、1次微係数関数の演算は輝度方向に限定するものではない。例えば、当該空間ブロックと近傍の空間ブロックとの参照輝度値の連続性を高めるために、空間方向にも1次微係数関数を算出するようにしてもよい。この場合、例えば、1次微係数算出部401が、輝度方向と空間方向を合わせた3次元の1次微係数ベクトルを算出した後、そのベクトルを輝度方向に射影したものを輝度補正量算出部402に供給するようにすればよい。
また、3次元の1次微係数を用いる方法は、当該空間ブロックと近傍の空間ブロックのブロックヒストグラムを空間方向の平滑化フィルタを用いて合成した後に、輝度方向の1次微係数を算出するのと等価である。従って、先に空間方向にブロックヒストグラムの平滑化を行った後、図22を参照して上述した参照輝度値算出処理を行うようにしてもよい。
さらに、以上の説明では、1次微係数関数の算出に用いるオペレータの具体例としてSobelオペレータを示したが、他の微分オペレータを採用することも可能である。例えば、Sobelオペレータに平滑化フィルタをコンボリューションしたフィルタを用いるようにして、ブロックヒストグラムを輝度方向に平滑化しながら、1次微係数関数を算出するようにしてもよい。
[YC変換処理後の画像信号に対して階調補正処理を行う場合]
さらに、以上においては、RGB画像に対して階調補正処理が行われると説明したが、YC変換処理後の画像信号に対して階調補正処理が行われるようにしてもよい。そのような場合、DSP116は、例えば図30に示すように構成される。なお、図30において、図3における場合と対応する部分には、同一の符号を付してあり、その説明は適宜省略する。
図30に示すDSP116は、図3のDSP116に対して、デモザイク処理部152とガンマ補正処理部154との間に階調補正処理部153が設けられておらず、YC変換処理部155に階調補正処理部601が接続されている点で異なる。階調補正処理部601は、YC変換処理部155から供給されたY画像およびC画像(Cb成分およびCr成分)に階調補正処理を施し、階調補正処理を施したY画像およびC画像を、必要に応じてLCDドライバ118またはCODEC120に供給する。
なお、以下、階調補正処理が施された画像データの画素位置pにおける画素値を[Yu(p), Cu(p)]とする。ここで、Yu(p)は、Y画像における輝度成分の値であり、Cu(p)はC画像における色差成分の値である。また、以下、特にC画像の画素値Cu(p)のCb成分をCbu(p)と称し、Cr成分をCru(p)と称する。
図30の階調補正処理部601は、例えば図31に示すように構成される。すなわち、階調補正処理部601は、輝度階調補正部631、Cb階調補正部632、およびCr階調補正部633から構成される。
輝度階調補正部631は、図5の輝度階調補正部183と同様の処理を行って、YC変換処理部155からのY画像の画素値Y(p)の階調を補正(圧縮)する。そして、輝度階調補正部631は、階調補正により得られた画素値Yu(p)を、必要に応じてLCDドライバ118またはCODEC120に供給するとともに、画素値Yu(p)をCb階調補正部632およびCr階調補正部633に供給する。
Cb階調補正部632は、YC変換処理部155からのY画像の画素値Y(p)と、輝度階調補正部631からのY画像の画素値Yu(p)とを用いて、図5の階調補正部185と同様の処理を行い、YC変換処理部155からのC画像の画素値Cb(p)を階調補正して、階調補正された画素値Cbu(p)を、必要に応じてLCDドライバ118またはCODEC120に供給する。
また、Cr階調補正部633は、YC変換処理部155からのY画像の画素値Y(p)と、輝度階調補正部631からのY画像の画素値Yu(p)とを用いて、図5の階調補正部185と同様の処理を行い、YC変換処理部155からのC画像の画素値Cr(p)を階調補正して、階調補正された画素値Cru(p)を、必要に応じてLCDドライバ118またはCODEC120に供給する。
例えば、Cb階調補正部632およびCr階調補正部633が行う階調補正は、上述した式(1)に示される演算と同様に、階調補正されたY画像の画素値Yu(p)と、Y画像の画素値Y(p)との比を、C画像の画素値(画素値Cr(p)または画素値Cb(p))に乗算することにより行われる。つまり、画素値Yu(p)を画素値Y(p)で除算して得られる値が、C画像の画素値に乗算される。
階調補正処理部601には、Y画像およびC画像、つまり輝度信号と色差信号とが入力されるため、階調補正処理部601において輝度画像を生成する必要はない。また、階調補正処理部601に供給されるY画像およびC画像は、既にガンマ補正されているので、Y画像およびC画像を非線形変換する必要もない。したがって、階調補正処理部601には、図5の階調補正処理部153における輝度算出部181、非線形変換部182、非線形変換部184、および非線形逆変換部186に対応するブロックは設けられていない。
このように、Y画像およびC画像に対して階調補正処理を行うことで、より簡単に階調の補正を行うことができる。
[RAWデータに対して階調補正処理を行う場合]
さらに、RAWデータ、つまりモザイク画像に対して階調補正処理が行われるようにしてもよい。そのような場合、DSP116は、例えば図32に示すように構成される。なお、図32において、図3における場合と対応する部分には同一の符号を付してあり、その説明は適宜、省略する。
図32のDSP116と、図3のDSP116とは、図32のDSP116において階調補正処理部681が、ホワイトバランス処理部151とデモザイク処理部152との間に設けられている点で異なる。すなわち、図3のDSP116では、階調補正処理部153が、ホワイトバランス処理部151とガンマ補正処理部154との間に設けられているのに対して、図32のDSP116では、図3の階調補正処理部153に対応する階調補正処理部681が、ホワイトバランス処理部151とデモザイク処理部152との間に設けられている。
階調補正処理部681は、ホワイトバランス処理部151からのモザイク画像Mwに階調補正処理を施し、階調補正処理が施されたモザイク画像Muをデモザイク処理部152に供給する。この階調補正処理部681は、例えば図33に示すように構成される。
具体的には、階調補正処理部681は、輝度算出部711、非線形変換部712、輝度階調補正部713、位相合わせ部714、位相合わせ部715、非線形変換部716、モザイク階調補正部717、および非線形逆変換部718から構成される。
輝度算出部711は、図5の輝度算出部181と同様の処理を行い、モザイク画像Mwから輝度画像を生成する。すなわち、輝度算出部711は、ホワイトバランス処理部151からのモザイク画像Mwの画素位置pの画素値を、注目画素の画素値Mw(p)として、モザイク画像Mwのいくつかの画素値から輝度値L(p)を算出し、非線形変換部712に供給する。
モザイク画像Mwは、例えば図34に示すように、各画素がR、G(GrまたはGb)、Bの何れかの成分の画素値しか有していないため、輝度算出部711は、供給された1つの画素の画素値Mw(p)だけでなく、その画素の周囲の画素の画素値も参照して、輝度値を算出する。
図34では、R成分、G成分、またはB成分を有する画素が、ベイヤー配列で並んでおり、1つの四角形はモザイク画像の1つの画素を示している。また、図中、四角形内の文字「R」、「G」、および「B」は、その四角形がR成分、G成分、およびB成分の画素値を有する画素であることを示している。
輝度算出部711は、互いに隣接する縦2画素×横2画素の合計4画素を処理の単位とすると、R成分、G成分(Gr成分およびGb成分)、およびB成分の各成分の画素値が得られることを利用して、それらの4つの画素の画素値に基づいて、図中、円により示される位置の輝度値を求める。つまり、図中、円の位置近傍の4つの画素のRGB信号の和として輝度信号が生成される。
図34の例では、図中の円は、Rの画素、Bの画素、および2つのGの画素からなる領域の中心に位置している。なお、輝度値が求められる位置は、モザイク画像の画素の位置から半画素分だけずれた位置となっており、また、輝度値が求められる位置の間隔も1画素単位ではないが、これらの位置(位相)のずれは、輝度値の階調を補正するうえでは問題とはならない。
図33の説明に戻り、非線形変換部712は、図5の非線形変換部182と同様の処理を行って、輝度算出部711からの輝度値L(p)を非線形変換し、非線形変換により得られた輝度値L(nl)(p)を輝度階調補正部713および位相合わせ部714に供給する。
輝度階調補正部713は、図5の輝度階調補正部183と同様の処理を行い、非線形変換部712からの輝度値L(nl)(p)の階調を圧縮することで、輝度値L(nl)(p)の階調補正を行い、階調補正により得られた輝度値Lu(nl)(p)を位相合わせ部715に供給する。
位相合わせ部714は、非線形変換部712からの輝度値のうち、注目画素近傍の位置の輝度値のいくつかを用いて補間処理を行い、注目画素の位置の輝度値を算出する。ここで、位相合わせ部714により行われる補間処理は、例えば注目画素近傍の2×2の位置の合計4箇所の輝度値を用いたバイリニア補間処理などとされる。
位相合わせ部714は、注目画素の輝度値を求めると、求めた輝度値をモザイク階調補正部717に供給する。
位相合わせ部715は、輝度階調補正部713からの輝度値のうち、注目画素近傍の位置の輝度値のいくつかを用いて補間処理を行い、注目画素の位置の階調補正された輝度値を算出する。ここで、位相合わせ部715により行われる補間処理は、位相合わせ部714により行われる補間処理と同じ処理とされ、例えばバイリニア補間処理などとされる。
非線形変換部716は、図5の非線形変換部184と同様の処理を行って、ホワイトバランス処理部151からの注目画素の画素値Mw(p)を非線形変換し、非線形変換された画素値をモザイク階調補正部717に供給する。
モザイク階調補正部717は、位相合わせ部714からの輝度値と、位相合わせ部715からの階調補正された輝度値とを用いて、図5の階調補正部185と同様の処理を行い、非線形変換部716からの画素値を階調補正して、階調補正された画素値を非線形逆変換部718に供給する。例えば、モザイク階調補正部717は、上述した式(1)に示される演算と同様に、位相合わせ部714からの輝度値で、位相合わせ部715からの階調補正された輝度値を除算して得られる値を、非線形変換部716からの画素値に乗算することで、画素値を階調補正する。これにより、注目画素の画素値、つまりR、G、またはBの成分の画素値が階調補正されることになる。
非線形逆変換部718は、モザイク階調補正部717からの画素値に、非線形変換部716による非線形変換の逆変換となる非線形逆変換を施す。非線形逆変換部718は、非線形逆変換により得られた画素値Mu(p)を、デモザイク処理部152に供給する。
このように、モザイク画像を対象として階調補正処理を行う場合には、輝度算出部711により算出される輝度値の位置は、モザイク画像上の注目画素の位置とは異なるが、位相合わせ部714および位相合わせ部715により位相合わせを行うことで、注目画素の位置の輝度値を求めることができる。
[本発明の適用範囲の例]
なお、以上において説明したように、図2のデジタルビデオカメラは、画像の大局的な構造を抽出する画像処理を行う。このような画像処理により抽出された情報は、画質を向上させる処理などに利用することが可能であるため、画像の大局的な構造を抽出するブロックを実装する装置として、デジタルビデオカメラだけでなく他の装置にも適用することが可能である。例えば、そのような装置として、デジタルスチルカメラなどの撮像装置や、プリンタ、ディスプレイなどの表示装置等が考えられる。さらに、画像を加工したり、編集したりする装置やコンピュータプログラムにも応用することができる。
[コンピュータのハードウェアの構成例]
上述した一連の処理は、ハードウェアにより実行することもできるし、ソフトウェアにより実行することもできる。一連の処理をソフトウェアにより実行する場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータ、または、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能な、例えば汎用のパーソナルコンピュータなどに、プログラム記録媒体からインストールされる。
図35は、上述した一連の処理をプログラムにより実行するコンピュータのハードウェアの構成例を示すブロック図である。
コンピュータにおいて、CPU901,ROM(Read Only Memory)902,RAM903は、バス904により相互に接続されている。
バス904には、さらに、入出力インターフェース905が接続されている。入出力インターフェース905には、キーボード、マウス、マイクロホンなどよりなる入力部906、ディスプレイ、スピーカなどよりなる出力部907、ハードディスクや不揮発性のメモリなどよりなる記録部908、ネットワークインターフェースなどよりなる通信部909、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、或いは半導体メモリなどのリムーバブルメディア911を駆動するドライブ910が接続されている。
以上のように構成されるコンピュータでは、CPU901が、例えば、記録部908に記録されているプログラムを、入出力インターフェース905及びバス904を介して、RAM903にロードして実行することにより、上述した一連の処理が行われる。
コンピュータ(CPU901)が実行するプログラムは、例えば、磁気ディスク(フレキシブルディスクを含む)、光ディスク(CD-ROM(Compact Disc-Read Only Memory),DVD(Digital Versatile Disc)等)、光磁気ディスク、もしくは半導体メモリなどよりなるパッケージメディアであるリムーバブルメディア911に記録して、あるいは、ローカルエリアネットワーク、インターネット、デジタル衛星放送といった、有線または無線の伝送媒体を介して提供される。
そして、プログラムは、リムーバブルメディア911をドライブ910に装着することにより、入出力インターフェース905を介して、記録部908にインストールすることができる。また、プログラムは、有線または無線の伝送媒体を介して、通信部909で受信し、記録部908にインストールすることができる。その他、プログラムは、ROM902や記録部908に、あらかじめインストールしておくことができる。
なお、コンピュータが実行するプログラムは、本明細書で説明する順序に沿って時系列に処理が行われるプログラムであっても良いし、並列に、あるいは呼び出しが行われたとき等の必要なタイミングで処理が行われるプログラムであっても良い。
なお、本発明の実施の形態は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
116 DSP, 153 階調補正処理部, 181 輝度算出部, 183 輝度階調補正部, 185−1乃至185−3 階調補正部, 201 ブロックヒストグラム算出部, 203 階調補正係数算出部, 205 階調補正適用部, 241 階調補正特性決定部, 243 参照輝度値算出部, 244 係数算出部, 261 累積ヒストグラム算出部, 262 明部裾野レベル算出部, 263 中間レベル算出部, 264 暗部裾野レベル算出部, 265 スプライン制御点設定部, 281 重心算出部, 301 係数補間部, 302 係数適用部, 401 1次微係数算出部, 402 輝度補正量算出部, 403 輝度補正部, 501 累積ヒストグラム算出部, 503 逆関数算出部, 505 ピーク検出部, 507 輝度変調関数算出部, 509,510 マッピング部, 601 階調補正処理部, 681 階調補正処理部

Claims (9)

  1. 入力画像を空間方向に分割して得られる空間ブロック毎の輝度値のヒストグラムを算出するヒストグラム算出手段と、
    輝度値の階調の補正に用いる階調補正係数を前記ヒストグラムのビン毎に算出する階調補正係数算出手段と、
    前記入力画像の注目画素が属する前記ビンの前記階調補正係数、および、空間方向および輝度方向において前記注目画素が属する前記ビンの近傍の前記ビンの前記階調補正係数に基づいて、前記注目画素の輝度値の階調補正を行う階調補正手段と
    を含む画像処理装置。
  2. 前記階調補正係数算出手段は、
    前記ビンの輝度値の代表値を当該ビンから見て前記ヒストグラムの頻度数が増える方向に補正した輝度値を参照輝度値として前記ビン毎に算出する参照輝度値算出手段と、
    入力輝度値に対して階調補正された出力輝度値を出力する所定の階調補正特性関数における前記参照輝度値に対する前記出力輝度値、および、前記参照輝度値に基づいて、前記階調補正係数を前記ビン毎に算出する係数算出手段と
    を含む請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記参照輝度値算出手段は、当該ビンの頻度値、並びに、空間方向および輝度方向において当該ビンの近傍の前記ビンの頻度値に基づいて、当該ビンにおける輝度値の重心を前記参照輝度値として算出する
    請求項2に記載の画像処理装置。
  4. 前記参照輝度値算出手段は、前記ヒストグラムの輝度方向の1次微係数を算出し、前記1次微係数に基づいて、当該ビンの輝度値の代表値を当該ビンから見て前記ヒストグラムの頻度数が増える方向に補正した輝度値を前記参照輝度値として算出する
    請求項2に記載の画像処理装置。
  5. 前記参照輝度値算出手段は、
    前記ヒストグラムに対する累積ヒストグラム関数および前記累積ヒストグラム関数の逆関数を前記空間ブロック毎に算出し、
    輝度値の最小値および最大値、並びに、前記ヒストグラムが極大となる輝度値に対する前記累積ヒストグラム関数上の座標の近傍を通過する単調増加関数を輝度変調関数として前記空間ブロック毎に算出し、
    前記輝度変調関数および前記累積ヒストグラム関数の逆関数に基づいて、当該ビンの輝度値の代表値を補正することにより前記参照輝度値を算出する
    請求項2に記載の画像処理装置。
  6. 前記係数算出手段は、輝度値の最小値および最大値、並びに、前記ヒストグラムの累積度数が所定の値になる輝度値に対して、それぞれ所定の出力輝度値を割り当てた座標を通過する前記階調補正特性関数を前記空間ブロック毎に算出する
    請求項2に記載の画像処理装置。
  7. 前記階調補正手段は、前記注目画素が属する前記ビン、および、空間方向および輝度方向において前記注目画素が属する前記ビンの近傍の前記ビンの前記階調補正係数に基づいて、前記注目画素の輝度値および位置における前記階調補正係数を補間し、補間した前記階調補正係数に基づいて前記注目画素の輝度値の階調補正を行う
    請求項1に記載の画像処理装置。
  8. 入力画像の輝度値の階調補正を行う画像処理装置が、
    前記入力画像を空間方向に分割して得られる空間ブロック毎の輝度値のヒストグラムを算出し、
    輝度値の階調の補正に用いる階調補正係数を前記ヒストグラムのビン毎に算出し、
    前記入力画像の注目画素が属する前記ビンの前記階調補正係数、および、空間方向および輝度方向において前記注目画素が属する前記ビンの近傍の前記ビンの前記階調補正係数に基づいて、前記注目画素の輝度値の階調補正を行う
    ステップを含む画像処理方法。
  9. 入力画像を空間方向に分割して得られる空間ブロック毎の輝度値のヒストグラムを算出し、
    輝度値の階調の補正に用いる階調補正係数を前記ヒストグラムのビン毎に算出し、
    前記入力画像の注目画素が属する前記ビンの前記階調補正係数、および、空間方向および輝度方向において前記注目画素が属する前記ビンの近傍の前記ビンの前記階調補正係数に基づいて、前記注目画素の輝度値の階調補正を行う
    ステップを含む処理をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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