JP2011188254A - 撮像素子のアオリ調整機構 - Google Patents
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Abstract
【課題】3本の固定ねじに対応させて必須とされていた3個のコイルばねの数を減らす(なくす)と同時に好適なアオリ調整を行うことができる撮像素子のアオリ調整機構を得ること。
【解決手段】本発明の撮像素子のアオリ調整機構は、撮像開口を有する撮像素子ホルダ;前記撮像開口を通過した撮影光束を受光する撮像素子を支持した撮像素子支持基板;前記撮像素子ホルダと撮像素子の間に挟着され両者を離間方向に付勢する弾性部材;及び前記弾性部材の付勢力に抗して前記撮像素子支持基板を撮像素子ホルダに固定する、前記撮像素子とは非接触で該撮像素子の周囲に位置する3箇所の固定ねじ;を有し、前記弾性部材は、前記3箇所の固定ねじを平面的に結ぶ三角形の内側において前記撮像素子の表面周囲に弾接する押圧リブを有することを特徴としている。
【選択図】図5
【解決手段】本発明の撮像素子のアオリ調整機構は、撮像開口を有する撮像素子ホルダ;前記撮像開口を通過した撮影光束を受光する撮像素子を支持した撮像素子支持基板;前記撮像素子ホルダと撮像素子の間に挟着され両者を離間方向に付勢する弾性部材;及び前記弾性部材の付勢力に抗して前記撮像素子支持基板を撮像素子ホルダに固定する、前記撮像素子とは非接触で該撮像素子の周囲に位置する3箇所の固定ねじ;を有し、前記弾性部材は、前記3箇所の固定ねじを平面的に結ぶ三角形の内側において前記撮像素子の表面周囲に弾接する押圧リブを有することを特徴としている。
【選択図】図5
Description
本発明は、撮像素子を支持した撮像素子支持基板の撮像素子ホルダに対する取付角度を調整するアオリ調整機構に関する。
デジタルカメラ等の撮像装置では、撮像開口を有する撮像素子ホルダに、該撮像開口を通過した撮影光束を受光する撮像素子を固定している。この固定に際しては、撮像素子を支持した撮像素子支持基板と撮像素子ホルダとの間に、撮像素子の周囲に位置させて、両者を離間方向に付勢するコイルばねと、このコイルばねの付勢力に抗して撮像素子支持基板を撮像素子ホルダに固定する固定ねじとを3つずつ配設し、各固定ねじのねじ込み量を調整することで、撮像素子表面が光軸と正しく直交するように傾き(チルト)を調整している(特許文献1)。
また、撮像素子のアオリ調整機構として、レンズを保持する筐体に撮像素子を取り付けるにあたり、筐体の内部に、前方から順に、矩形の開口部を有する弾性部材、この弾性部材に接触させた撮像素子、平板状の固定部材を配置し、この固定部材に螺合され先端が撮像素子の背面に当接する3本の調整ねじをねじ込んで弾性部材を圧縮変形させ、撮像素子の取付角度を調整するものも知られている(特許文献2)。
しかしながら、特許文献1の撮像素子のアオリ調整機構にあっては、3本の固定ねじに対応させて3個のコイルばねを必須とするため、部品点数、組立性、コストのいずれの点でも改良の余地がある。
また、特許文献2の撮像素子のアオリ調整機構にあっては、弾性部材が3本の調整ねじを平面的に結ぶ三角形の内側ではなく外側だけに位置している、特にこの三角形の任意の一辺の延長線によって2つの領域を規定したとき、いずれの一辺を基準としても三角形が位置しない側の領域に必ず弾性部材が位置しているため、この弾性部材の圧縮に追従するために別部材としてのアオリ調整コイルばねを設ける必要があり、これを設けないと好適なアオリ調整を行うことが難しい。
本発明は、以上の問題意識に基づき、3本の固定ねじに対応させて必須とされていた3個のコイルばねの数を減らす(なくす)と同時に好適なアオリ調整を行うことができる撮像素子のアオリ調整機構を得ることを目的とする。
本発明は、撮像素子ホルダと撮像素子の間に一般的に挟着配置される弾性部材(ゴムパッキン)に、3本の固定ねじを平面的に結ぶ三角形の内側において撮像素子の周囲内面に弾接する押圧リブを設ければ、この押圧リブが従来のコイルばねの機能を代替してコイルばねの数を減らす(なくす)ことができ、同時に好適なアオリ調整を行うことができるとの着眼に基づいてなされたものである。
すなわち、本発明の撮像素子のアオリ調整機構は、撮像開口を有する撮像素子ホルダ;前記撮像開口を通過した撮影光束を受光する撮像素子を支持した撮像素子支持基板;前記撮像素子ホルダと撮像素子の間に挟着され両者を離間方向に付勢する弾性部材;及び前記弾性部材の付勢力に抗して前記撮像素子支持基板を撮像素子ホルダに固定する、前記撮像素子とは非接触で該撮像素子の周囲に位置する3箇所の固定ねじ;を有し、前記弾性部材は、前記3箇所の固定ねじを平面的に結ぶ三角形の内側において前記撮像素子の表面周囲に弾接する押圧リブを有することを特徴としている。
本明細書で「撮像素子」とは、撮像素子単体及び撮像素子を固定した基板の双方を意味するものとする。
また本明細書で「3箇所の固定ねじを平面的に結ぶ三角形」とは、光軸方向から見たときに3箇所の固定ねじの中心軸を結んでできる三角形を意味するものとする。
本明細書で「撮像素子」とは、撮像素子単体及び撮像素子を固定した基板の双方を意味するものとする。
また本明細書で「3箇所の固定ねじを平面的に結ぶ三角形」とは、光軸方向から見たときに3箇所の固定ねじの中心軸を結んでできる三角形を意味するものとする。
前記押圧リブは、不連続に設けることが好ましい。
本発明の撮像素子のアオリ調整機構は、その一態様では、前記三角形の外側に前記押圧リブの一部が存在し、前記三角形の内側に前記押圧リブとは別の付勢手段が位置している。この別の付勢手段は、具体的には、コイルばねとするのが実際的である。
本発明の撮像素子のアオリ調整機構は、別の態様では、前記三角形の内側に前記押圧リブの全てが存在する。
前記弾性部材には、前記押圧リブより外側に位置させて、前記撮像素子の表面周囲に当接して該撮像素子への有害光線の入射を防ぐ、前記押圧リブより柔軟で閉じられた形状の遮光リブを備えることが好ましい。
前記押圧リブは、平面矩形の撮像素子の各辺部に対応させて設けた4個とすることができる。例えば押圧リブが4個の態様において、3カ所の固定ねじを平面的に結ぶ三角形の外側に、その一部の押圧リブを配置するときは、その2個を三角形の内側に位置させ、その2個を三角形の外側に位置させることができる。このとき、三角形の内側に1個または2個の別の付勢手段(コイルばね)を配置する。
前記弾性部材はゴムパッキンとするのが実際的である。
本発明の撮像素子のアオリ調整機構は、別の態様では、撮像開口を有する撮像素子ホルダ;前記撮像開口を通過した撮影光束を受光する撮像素子を支持した撮像素子支持基板;前記撮像素子ホルダと撮像素子の間に挟着され両者を離間方向に付勢する弾性部材;及び前記弾性部材の付勢力に抗して前記撮像素子支持基板を撮像素子ホルダに固定する3箇所の固定ねじ;を有する撮像素子のアオリ調整機構において、前記弾性部材は、前記撮像素子の表面周囲に弾接する押圧リブを有し、前記押圧リブは、前記3箇所の固定ねじを平面的に結ぶ三角形の内側に位置し、かつ前記三角形の少なくとも一辺の延長線によって分けられた領域のうち、三角形が位置する側の領域に全ての押圧リブが位置することを特徴としている。
この態様においても、前記押圧リブは、不連続に設けることが好ましい。
本発明による撮像素子のアオリ調整機構によれば、3本の固定ねじに対応させて必須とされていた3個のコイルばねの数を減らす(なくす)と同時に好適なアオリ調整を行うことができる。
図1ないし図3は、本発明の撮像素子のアオリ調整機構を備えた撮像素子ユニット100を示している。撮像素子ユニット100は、例えばデジタルカメラの撮像光学系の撮像位置に配置される。本実施形態では、説明を簡略化するため撮像素子ユニット100以外の構成要素の図示及び説明は省略している。
撮像素子ユニット100は、撮像素子ホルダ10に、ゴムパッキン(弾性部材)30を介して撮像素子アッシ40を保持してなっている。撮像素子ホルダ10とゴムパッキン30の間にはローパスフィルタ(光学素子)20が挟着されている。撮像素子ホルダ10は矩形の撮像開口11を有しており、この撮像開口11の後方周囲内面には、矩形のローパスフィルタ支持段部12と、矩形のゴムパッキン支持段部13が径方向外方に向かって順に形成されている。ローパスフィルタ支持段部12にはローパスフィルタ20が設置(当接)され、ゴムパッキン支持段部13にはゴムパッキン30が設置(当接)される。撮像素子ホルダ10の後端部には径方向外方に延びる後壁部14が設けられ、この後壁部14には、3つのねじ穴15A,15B,15Cと、2つのボス16が設けられている。ねじ穴15A,15Bは、矩形の撮像開口11の一方の短辺に沿って離隔して設けられ、ねじ穴15Cは、他方の短辺側に設けられている。符号Oは、撮像素子ユニット100の撮像光軸(撮像開口11の中心)を示している。
撮像素子アッシ40は、撮像開口11を通過した撮影光束を受光する矩形の撮像素子41と、この撮像素子41を固定した基板42と、この基板42を接着剤Sで固定した撮像素子支持基板(金属板)43からなる。基板42は、接着剤Sの厚みの分だけ撮像素子支持基板43から若干浮いた状態になっている。
撮像素子支持基板43には、撮像素子ホルダ10のねじ穴15A,15B,15Cに対応する3つの貫通穴44A,44B,44Cと、撮像素子ホルダ10のボス16に対応する2つのボス穴45が設けられている。46は、撮像素子41のアオリ調整用コイルばね(付勢手段)であり、撮像素子ホルダ10と撮像素子支持基板43(撮像素子アッシ40)とを離間方向に付勢している。50A,50B,50Cは、アオリ調整用コイルばね46の付勢力に抗して撮像素子支持基板43(撮像素子アッシ40)を撮像素子ホルダ10に固定する3つ(3箇所)の固定ねじ(調整ねじ)であり、撮像素子41の周囲に位置している。
ゴムパッキン30は、図4にその自由状態における単体形状を示すように、中央に開口を有し四隅が丸みを帯びたフレーム部31を有している。このフレーム部31の光軸O方向の後方には、フレーム部31の全周に亘って閉じられた形状で設けられた遮光リブ32と、この遮光リブ32の内周側に不連続(間欠的、離散的)に設けられた押圧リブ33U,33D,33L、33Rとが延出形成されている(遮光リブ32と押圧リブ33U,33D,33L、33Rがフレーム部31で繋がっている)。本実施形態の押圧リブ33U,33D,33L、33Rは、フレーム部31の各辺(平面矩形の撮像素子41の各辺)に対応する上下左右に4つ設けられている。遮光リブ32は、自由状態においてフレーム部31の外側に向かって延びており、押圧リブ33U,33D,33L、33Rは、自由状態においてフレーム部31の後方に向かって延びている。遮光リブ32の自由状態における光軸O方向の後方の先端は、押圧リブ33U,33D,33L、33Rの自由状態における光軸O方向の先端よりも光軸O方向の後方に位置しており、遮光リブ32は、薄く形成されていることにより押圧リブ33U,33D,33L、33Rよりも変形しやすい柔軟な形状となっている(単位変形量当たりの弾性反力が小さくなっている)。
ゴムパッキン30を撮像素子ユニット10に組付けた状態では、遮光リブ32は、弾性変形した状態で撮像素子41の表面周囲に当接して撮像素子41への有害光線の入射を防ぎ、押圧リブ33U,33D,33L、33Rは、撮像素子41によって光軸O方向の前方に押圧されることによりローパスフィルタ20を撮像素子ホルダ10に対して押圧する。
また、押圧リブ33U,33D,33L、33Rは、ローパスフィルタ20の背面周囲に当接し、ローパスフィルタ20をフラットに押圧するフィルタ支持面34を有している。
ゴムパッキン30を撮像素子ユニット10に組付けた状態では、遮光リブ32は、弾性変形した状態で撮像素子41の表面周囲に当接して撮像素子41への有害光線の入射を防ぎ、押圧リブ33U,33D,33L、33Rは、撮像素子41によって光軸O方向の前方に押圧されることによりローパスフィルタ20を撮像素子ホルダ10に対して押圧する。
また、押圧リブ33U,33D,33L、33Rは、ローパスフィルタ20の背面周囲に当接し、ローパスフィルタ20をフラットに押圧するフィルタ支持面34を有している。
以上の構成の撮像素子ユニット100は、次のように組み立てる。まず撮像素子ホルダ10のローパスフィルタ支持段部12にローパスフィルタ20を位置させ、次いでゴムパッキン支持段部13にゴムパッキン30を位置させ、次いで撮像素子支持基板43のボス穴45に撮像素子ホルダ10のボス16を挿通して貫通穴44A−44Cとねじ穴15A−15Cの位置を対応させ、ねじ穴15A−15Cに3つの固定ねじ50A−50Cを螺合させる。これにより、アオリ調整用コイルばね46の付勢力に抗して撮像素子アッシ40(撮像素子支持基板43)が光軸O方向の後方から撮像素子ホルダ10に固定され、撮像素子アッシ40(撮像素子41)が撮像開口11の光軸O方向の後方に位置して撮像素子ホルダ10に支持されるとともに、撮像開口11の周囲内面と撮像素子アッシ40(撮像素子41)の間にローパスフィルタ20及びゴムパッキン30が挟着される。図3は、この撮像素子ユニット10の組立状態(ゴムパッキン30については組立状態でなく自由状態)を示している。
ゴムパッキン30と撮像素子アッシ40(撮像素子41)が接近すると、まず遮光リブ32の先端が撮像素子41に当接し、その後遮光リブ32はフレーム部31の外側(図3中のA方向)に向かって弾性変形する。このとき遮光リブ32は、撮像素子41に有害な押圧力を及ぼすことなく大きく弾性変形するので、撮像素子41への有害光線の入射経路を遮断して高い遮光機能が得られるとともに、撮像素子41への埃や粉塵の侵入を遮断して高い防塵機能が得られる。また、遮光リブ32の先端が押圧リブ33U,33D,33L、33Rの先端より光軸O方向の後方に位置しているので、アオリ調整などで撮像素子アッシ40(撮像素子41)の位置が後方に下がった場合でも十分な遮光機能が得られる。また、押圧リブ33が撮像素子41と当接する前に十分な遮光状態が得られる。
ゴムパッキン30と撮像素子アッシ40(撮像素子41)がさらに接近していくと、やがて押圧リブ33U,33D,33L、33Rの先端が撮像素子41に当接し、その後押圧リブ33U,33D,33L、33Rは、フレーム部31の中心側(図3中のB方向)に向かって弾性変形する。このとき押圧リブ33U,33D,33L、33Rは、先端が弾性変形しやすいように尖っている先端部を撓ませることによって、撮像素子41にかかる力を適度に逃がす。押圧リブ33U,33D,33L、33Rは、4つが不連続(間欠的、離散的)に設けられていて、独立して弾性変形するので、押圧リブ33U,33D,33L、33Rが撮像素子41を押圧し過ぎることがなく、撮像素子41から出力される画像データに悪影響が生じることがない(画像データに悪影響が生じるような押圧力を与えるおそれがない)。すなわち、撮像素子自体が撓んで撮像素子41が光軸O方向の後方(図3中のC方向)にずれることはなく、撮像素子41から良好な画像データを出力することができる。
撮像素子41が押圧リブ33U,33D,33L、33Rを押圧すると、フィルタ支持面34がローパスフィルタ20の側(図3中のD方向)に弾性変形するので、ローパスフィルタ支持段部12とフィルタ支持面34の間にローパスフィルタ20を確実に保持することができる。このとき、フィルタ支持面34がローパスフィルタ20をフラットに押圧するので、ローパスフィルタ20の光軸方向位置を確実に規定することができる。
そして本実施形態では、図5に示すように、3つの固定ねじ50A−50Cのねじ込み量を調整することにより、3つの固定ねじ50A−50Cを平面的に結ぶ三角形T1の内側に位置するアオリ調整用コイルばね46の弾性力と、三角形T1の内外に位置する4つの押圧リブ33U,33D,33L、33Rの弾性力とを利用して、撮像素子41の表面が光軸と正しく直交するように傾き(チルト)を調整(アオリ調整)することができる。
より具体的には、本実施の形態では、三角形T1の固定ねじ50Aと50Cを結ぶ辺の延長線によって2つの領域を規定したときは、三角形T1が位置する側の領域に押圧リブ33U,33Lが位置し、三角形T1が位置しない側の領域に押圧リブ33D,33Rが位置している。一方、三角形T1の固定ねじ50Aと50Bを結ぶ辺の延長線によって2つの領域を規定したとき及び三角形T1の固定ねじ50Bと50Cを結ぶ辺の延長線によって2つの領域を規定したときは、三角形T1が位置する側の領域に全ての押圧リブ33U,33D,33L、33Rが位置している。
したがって、固定ねじ50A又は50Cを緩めたときは、全ての押圧リブ33U,33D,33L、33Rの弾性力によって、撮像素子支持基板43のうち緩めた固定ねじの側の部位が浮き上がる。一方、固定ねじ50Bを緩めたときは、三角形T1の内側に位置する押圧リブ33U,33Lの弾性力と同三角形T1の外側に位置する押圧リブ33D,33Rの弾性力がつりあってしまうため、撮像素子支持基板43のうち固定ねじ50Bの側の部位が浮き上がれない。そのため、三角形T1の内側にアオリ調整用コイルばね46を設けて、このアオリ調整用コイルばね46の反発力により三角形T1の外側に位置する押圧リブ33D,33Rが圧縮され、撮像素子支持基板43のうち固定ねじ50Bの側の部位を浮き上がらせることができる。これにより、固定ねじ50A−50Cのいずれを緩めたりねじ込んだりした場合であっても、撮像素子支持基板43のうち調整した固定ねじの側の部位が固定ねじに追従して上がったり下がったりする。
以上のように、三角形T1の内側に位置するアオリ調整用コイルばね46と、同三角形T1の内外に位置する全ての押圧リブ33U,33D,33L、33Rが撮像素子ホルダ10と撮像素子支持基板43とを離間させる方向に付勢する付勢手段としての作用を負担する。3つの固定ねじ50A−50Cは、この付勢力に抗して撮像素子支持基板43を撮像素子ホルダ10に固定するものであるから、この3つの固定ねじ50A−50Cの螺合量を調整することにより、撮像素子41の傾き(チルト量)を調整することができる。図示実施形態では、4個の押圧リブ33U,33D,33L、33Rの他に必要な付勢手段は、1つのアオリ調整用コイルばね46だけであり、別部材としての付勢手段の数を減らすことができる。
上述した従来の撮像素子のアオリ調整機構では、3つの固定ねじ50A−50Cに対応させて3個のアオリ調整用コイルばねを設けることが必須であった。これに対し本実施の形態では、2個のアオリ調整用コイルばね(の弾性力)に代えてゴムパッキン30の4つの押圧リブ33U,33D,33L、33R(の弾性力)を用いることで、3つの固定ねじ50A−50Cと1個のアオリ調整用コイルばね46だけでアオリ調整を行うことができる。その結果、2個のアオリ調整用コイルばねを削減し、組立性を向上させ、コストを低減することができる。
図6は、本発明の撮像素子のアオリ調整機構の別の実施形態を示している。図6では、図5において三角形T1の外側に位置する2つの押圧リブ33D,33Rを省略して、三角形T1の内側に全ての押圧リブ33U,33Lが存在している。これにより、固定ねじ50A−50Cのいずれを緩めたりねじ込んだりした場合であっても、三角形T1の内側に位置する全ての押圧リブ33U,33Lの弾性力だけを利用して、撮像素子支持基板43のうち調整した固定ねじの側の部位が固定ねじに追従して上がったり下がったりして好適なアオリ調整を行うことができる。また、三角形T1の内側に位置する押圧リブの圧縮に追従するために別部材としてのアオリ調整用コイルばねを設ける必要がなく、組立性を向上させ、コストを低減することができる。
図7は、本発明の撮像素子のアオリ調整機構のさらに別の実施形態を示している。図7では、図5において3つの固定ねじ50A,50B,50Cに代えて、配置位置を変えた3つの固定ねじ50D,50E,50Fを設け、これら3つの固定ねじ50D−50Fを平面的に結ぶ三角形T2の内側に全ての押圧リブ33U,33D,33L、33Rが存在している。この実施形態でも図6の実施形態と同じように、固定ねじ50D−50Fのいずれを緩めたりねじ込んだりした場合であっても、三角形T2の内側に位置する全ての押圧リブ33U,33D,33L、33Rの弾性力だけを利用して、撮像素子支持基板43のうち調整した固定ねじの側の部位が固定ねじに追従して上がったり下がったりして好適なアオリ調整を行うことができる。また、三角形T2の内側に位置する押圧リブの圧縮に追従するために別部材としてのアオリ調整用コイルばねを設ける必要がなく、組立性を向上させ、コストを低減することができる。さらに図7の実施形態によれば、押圧リブ33U,33D,33L、33Rが上下左右に均等に位置しているので、図6の実施形態とは異なり、撮像素子41を均一に押圧することが可能である。
図8は本発明の撮像素子のアオリ調整機構の変形例を示しており、図6の押圧リブ33U,33Lに代えて三角フレーム形状の押圧リブ35を設けている。また、図9は本発明の撮像素子のアオリ調整機構の変形例を示しており、図7の押圧リブ33U,33D,33L、33Rに代えて四角フレーム形状の押圧リブ36を設けている。本変形例に示すように、押圧リブは必ずしも不連続に設ける必要はなく連続的に設けてもよいし、その形状も問わない。
以上のように、本実施の形態の撮像素子のアオリ調整機構によれば、撮像開口を有する撮像素子ホルダ;前記撮像開口を通過した撮影光束を受光する撮像素子を支持した撮像素子支持基板;前記撮像素子ホルダと撮像素子の間に挟着され両者を離間方向に付勢する弾性部材;及び前記弾性部材の付勢力に抗して前記撮像素子支持基板を撮像素子ホルダに固定する、前記撮像素子とは非接触で該撮像素子の周囲に位置する3箇所の固定ねじ;を有し、前記弾性部材は、前記3箇所の固定ねじを平面的に結ぶ三角形の内側において前記撮像素子の表面周囲に弾接する押圧リブを有するので、撮像素子と撮像素子支持基板とを離間方向に付勢するアオリ調整用コイルばねの一部又は全部を、弾性部材によって置換することができる。従って、部品点数を削減し、組立性を向上させ、コストを低減するとともに、好適なアオリ調整を行うことができる。
以上の実施形態では、フレーム部31の各辺に対応して4つの押圧リブ33U,33D,33L、33Rを設けているが、本発明はこれに限定されない。押圧リブの数及び設ける位置は適宜変更可能である。
100 撮像素子ユニット
10 撮像素子ホルダ
11 撮像開口
12 ローパスフィルタ支持段部
13 ゴムパッキン支持段部
14 後壁部
15A 15B 15C ねじ穴
16 ボス
20 ローパスフィルタ(光学素子)
30 ゴムパッキン(弾性部材)
31 フレーム部
32 遮光リブ
33U 33D 33L 33R 押圧リブ
34 フィルタ支持面(支持面)
35 三角フレーム形状の押圧リブ
36 四角フレーム形状の押圧リブ
40 撮像素子アッシ
41 撮像素子
42 基板
43 撮像素子支持基板(金属板)
44A 44B 44C ねじ穴
45 ボス穴
46 アオリ調整用コイルばね(付勢手段)
50A 50B 50C 固定ねじ(調整ねじ)
10 撮像素子ホルダ
11 撮像開口
12 ローパスフィルタ支持段部
13 ゴムパッキン支持段部
14 後壁部
15A 15B 15C ねじ穴
16 ボス
20 ローパスフィルタ(光学素子)
30 ゴムパッキン(弾性部材)
31 フレーム部
32 遮光リブ
33U 33D 33L 33R 押圧リブ
34 フィルタ支持面(支持面)
35 三角フレーム形状の押圧リブ
36 四角フレーム形状の押圧リブ
40 撮像素子アッシ
41 撮像素子
42 基板
43 撮像素子支持基板(金属板)
44A 44B 44C ねじ穴
45 ボス穴
46 アオリ調整用コイルばね(付勢手段)
50A 50B 50C 固定ねじ(調整ねじ)
Claims (10)
- 撮像開口を有する撮像素子ホルダ;
前記撮像開口を通過した撮影光束を受光する撮像素子を支持した撮像素子支持基板;
前記撮像素子ホルダと撮像素子の間に挟着され両者を離間方向に付勢する弾性部材;及び
前記弾性部材の付勢力に抗して前記撮像素子支持基板を撮像素子ホルダに固定する、前記撮像素子とは非接触で該撮像素子の周囲に位置する3箇所の固定ねじ;を有し、
前記弾性部材は、前記3箇所の固定ねじを平面的に結ぶ三角形の内側において前記撮像素子の表面周囲に弾接する押圧リブを有することを特徴とする撮像素子のアオリ調整機構。 - 請求項1記載の撮像素子のアオリ調整機構において、
前記押圧リブは不連続に設けられている撮像素子のアオリ調整機構。 - 請求項1または2記載の撮像素子のアオリ調整機構において、
前記三角形の外側に前記押圧リブの一部が存在し、前記三角形の内側に前記押圧リブとは別の付勢手段が位置している撮像素子のアオリ調整機構。 - 請求項3記載の撮像素子のアオリ調整機構において、
前記押圧リブとは別の付勢手段はコイルばねである撮像素子のアオリ調整機構。 - 請求項1または2記載の撮像素子のアオリ調整機構において、
前記三角形の内側に前記押圧リブの全てが存在する撮像素子のアオリ調整機構。 - 請求項1ないし5のいずれか1項記載の撮像素子のアオリ調整機構において、
前記弾性部材は、前記押圧リブより外側に位置させて、前記撮像素子の表面周囲に当接して該撮像素子への有害光線の入射を防ぐ、前記押圧リブより柔軟で閉じられた形状の遮光リブを備えている撮像素子のアオリ調整機構。 - 請求項2ないし6のいずれか1項記載の撮像素子のアオリ調整機構において、
前記押圧リブは、平面矩形の撮像素子の各辺部に対応させて4つが設けられている撮像素子のアオリ調整機構。 - 請求項1ないし7のいずれか1項記載の撮像素子のアオリ調整機構において、
前記弾性部材はゴムパッキンである撮像素子のアオリ調整機構。 - 撮像開口を有する撮像素子ホルダ;
前記撮像開口を通過した撮影光束を受光する撮像素子を支持した撮像素子支持基板;
前記撮像素子ホルダと撮像素子の間に挟着され両者を離間方向に付勢する弾性部材;及び
前記弾性部材の付勢力に抗して前記撮像素子支持基板を撮像素子ホルダに固定する3箇所の固定ねじ;を有する撮像素子のアオリ調整機構において、
前記弾性部材は、前記撮像素子の表面周囲に弾接する押圧リブを有し、
前記押圧リブは、前記3箇所の固定ねじを平面的に結ぶ三角形の内側に位置し、かつ前記三角形の少なくとも一辺の延長線によって分けられた領域のうち、三角形が位置する側の領域に全ての押圧リブが位置することを特徴とする撮像素子のアオリ調整機構。 - 請求項9記載の撮像素子のアオリ調整機構において、
前記押圧リブは不連続に設けられている撮像素子のアオリ調整機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2010051652A JP2011188254A (ja) | 2010-03-09 | 2010-03-09 | 撮像素子のアオリ調整機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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| JP2010051652A JP2011188254A (ja) | 2010-03-09 | 2010-03-09 | 撮像素子のアオリ調整機構 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2011188254A true JP2011188254A (ja) | 2011-09-22 |
Family
ID=44793997
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2010051652A Withdrawn JP2011188254A (ja) | 2010-03-09 | 2010-03-09 | 撮像素子のアオリ調整機構 |
Country Status (1)
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|---|---|
| JP (1) | JP2011188254A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013143768A (ja) * | 2012-01-12 | 2013-07-22 | Samsung Electro-Mechanics Co Ltd | チルト補正装置及びこれを用いた接合方法 |
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