JP2011185111A - 燃料供給ポンプ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】軸受22の外周面23を外周側に膨出する楕円面状にすることにより、軸受22は、楕円面状の外周面23が支持孔形成面24に対して滑ることで傾斜することができる。このため、カム軸5が傾斜しても、カム軸5と軸受22との間には局所的に面圧が高い部位が発生しなくなるので、カム軸5の傾斜は、カム軸5と軸受22との間の耐焼付性に影響しなくなる。この結果、燃料供給ポンプにおいて、カム軸5の傾斜が耐焼付性に影響しない構造を提供することができる。
【選択図】図2
Description
この結果、カム軸104と軸受107との間の耐焼付性はカム軸104の傾斜に応じて定まってしまうので、カム軸104の傾斜が耐焼付性に影響しない構造が求められている。
請求項1に記載の燃料供給ポンプは、燃料の加圧室を形成するプランジャと、プランジャを直線的に往復動させるカムと、エンジンにより回転駆動されてカムを公転させるカム軸とを備え、プランジャの往復動により加圧室を拡大または縮小させることで、加圧室に燃料を吸引するとともに加圧室から燃料を加圧して吐出するものである。
そして、軸受は、自身の外周面が外周側に曲面状に膨出しており、支持孔の軸心に対し傾斜するように、支持孔を形成する内周面(以下、支持孔形成面と呼ぶ。)に対して滑ることができる。
以上により、燃料供給ポンプにおいて、カム軸の傾斜が耐焼付性に影響しない構造を提供することができる。
請求項2に記載の燃料供給ポンプによれば、支持孔形成面には、外周側に向かって窪む溝が軸方向と略平行に設けられるとともに、軸受の外周面には、溝に嵌る隆起が軸方向と略平行に設けられ、溝の底および隆起の頂は、軸方向と略平行に伸びている。そして、溝の底と隆起の頂とは、隆起が溝に嵌った状態で、軸受が支持孔の軸心に対し傾斜することができるように径方向に隙間を形成している。
これにより、軸受が自身の軸心を中心として回転することを阻止することができる。このため、カム軸の傾斜が耐焼付性に影響しない構造において、軸受がカム軸に供回りすることを防止できる。
請求項3に記載の燃料供給ポンプによれば、隆起の頂は、外周側に曲線状に膨出しており、軸受が支持孔の軸心に対し傾斜するように、溝の底に対して滑ることができる。
これにより、軸受は、隆起の頂が溝の底に対して滑ることで傾斜することができる。
以上により、燃料供給ポンプにおいて、カム軸の傾斜が耐焼付性に影響しない構造を提供することができるとともに、軸受がカム軸に供回りすることを防止できる。
そして、軸受は、自身の外周面が外周側に曲面状に膨出しており、支持孔の軸心に対し傾斜するように、支持孔を形成する内周面(以下、支持孔形成面と呼ぶ。)に対して滑ることができる。
実施例1の燃料供給ポンプ1の構成を、図面に基づいて説明する。
燃料供給ポンプ1は、例えば、100MPaを超える高圧で燃料を噴射供給する蓄圧式の燃料噴射装置を構成するものであり、燃料供給ポンプ1により高圧化された燃料は、蓄圧容器としてのコモンレールに送り込まれ、コモンレールからエンジン(図示せず)の気筒ごとに備わる燃料噴射弁(図示せず)に分配されて噴射される。
実施例1の燃料供給ポンプ1によれば、軸受22は、図2に示すように、自身の外周面23が外周側に楕円面状に膨出しており、支持孔21の軸心に対し傾斜するように、支持孔21を形成する内周面(以下、支持孔形成面24と呼ぶ。)に対して滑ることができる。
以上により、燃料供給ポンプ1において、カム軸5の傾斜が耐焼付性に影響しない構造を提供することができる。
実施例2の燃料供給ポンプ1によれば、図3に示すように、支持孔形成面24には、外周側に向かって窪む2つの溝26が第1軸方向と略平行に、かつ支持孔21の軸心を中心軸として線対称となるように設けられている。また、軸受22の外周面23には、それぞれの溝26に嵌る隆起27が第1軸方向と略平行に、かつ軸受22の軸心を中心軸として線対称となるように設けられている。
これにより、軸受22が自身の軸心を中心として回転することを阻止することができるので、軸受22がカム軸5に供回りすることを防止できる。なお、軸受22は、実施例1と同様に、外周面23が支持孔形成面24に対して滑ることで傾斜することができる。
実施例3の燃料供給ポンプ1によれば、図4に示すように、隆起27の頂29は、外周側に楕円弧状に膨出しており、軸受22が支持孔21の軸心に対し傾斜するように、溝26の底28に対して滑ることができる。なお、軸受22において隆起27以外の部分は、円筒状に設けられている。
以上により、燃料供給ポンプ1において、カム軸5の傾斜が耐焼付性に影響しない構造を提供することができるとともに、軸受22がカム軸5に供回りすることを防止できる。
燃料供給ポンプ1の態様は、実施例1〜3に限定されず種々の変形例を考えることができる。例えば、実施例1、2の燃料供給ポンプ1によれば、軸受22の外周面23は楕円面状に膨出していたが、軸受22の外周面23の形状は楕円面状に限定されず、外周側に膨出する形状であればいかなる曲面状であってもよい。
また、実施例2、3では、溝26および隆起27は、それぞれ2箇所に設けられていたが、溝26および隆起27をそれぞれ1箇所にのみ設けるようにしてもよい。
2 加圧室
3 プランジャ
4 カム
5 カム軸
19 回転体
21 支持孔
22 軸受
23 外周面
24 支持孔形成面(支持孔を形成する内周面)
26 溝
27 隆起
28 底(溝の底)
29 頂(隆起の頂)
30 隙間
Claims (3)
- 燃料の加圧室を形成するプランジャと、このプランジャを直線的に往復動させるカムと、エンジンにより回転駆動されて前記カムを公転させるカム軸とを備え、
前記プランジャの往復動により前記加圧室を拡大または縮小させることで、前記加圧室に燃料を吸引するとともに前記加圧室から燃料を加圧して吐出する燃料供給ポンプにおいて、
前記カムは、前記カム軸の軸方向一端と他端との間で前記カム軸に一体化され、
前記カム軸は、軸方向一端に略円板状の回転体が装着され、この回転体を介して前記エンジンから駆動力が伝達されるとともに、軸方向一端と前記カムとの間の部分が所定の支持孔に軸受を介して収容され、
前記軸受は、自身の外周面が外周側に曲面状に膨出しており、前記支持孔の軸心に対し傾斜するように、前記支持孔を形成する内周面に対して滑ることができることを特徴とする燃料供給ポンプ。 - 請求項1に記載の燃料供給ポンプにおいて、
前記支持孔を形成する内周面には、外周側に向かって窪む溝が軸方向と略平行に設けられるとともに、前記軸受の外周面には、前記溝に嵌る隆起が軸方向と略平行に設けられ、前記溝の底および前記隆起の頂は、軸方向と略平行に伸び、
前記溝の底と前記隆起の頂とは、前記隆起が前記溝に嵌った状態で、前記軸受が前記支持孔の軸心に対し傾斜することができるように径方向に隙間を形成していることを特徴とする燃料供給ポンプ。 - 燃料の加圧室を形成するプランジャと、このプランジャを直線的に往復動させるカムと、エンジンにより回転駆動されて前記カムを公転させるカム軸とを備え、
前記プランジャの往復動により前記加圧室を拡大または縮小させることで、前記加圧室に燃料を吸引するとともに前記加圧室から燃料を加圧して吐出する燃料供給ポンプにおいて、
前記カムは、前記カム軸の軸方向一端と他端との間で前記カム軸に一体化され、
前記カム軸は、軸方向一端に略円板状の回転体が装着され、この回転体を介して前記エンジンから駆動力が伝達されるとともに、軸方向一端と前記カムとの間の部分が所定の支持孔に軸受を介して収容され、
前記支持孔を形成する内周面には、外周側に向かって窪む溝が軸方向と略平行に設けられるとともに、前記軸受の外周面には、前記溝に嵌る隆起が軸方向と略平行に設けられ、前記溝の底および前記隆起の頂は、軸方向と略平行に伸び、
前記隆起の頂は、外周側に曲線状に膨出しており、前記軸受が前記支持孔の軸心に対し傾斜するように、前記溝の底に対して滑ることができることを特徴とする燃料供給ポンプ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2010048913A JP2011185111A (ja) | 2010-03-05 | 2010-03-05 | 燃料供給ポンプ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2010048913A JP2011185111A (ja) | 2010-03-05 | 2010-03-05 | 燃料供給ポンプ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2011185111A true JP2011185111A (ja) | 2011-09-22 |
Family
ID=44791703
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2010048913A Pending JP2011185111A (ja) | 2010-03-05 | 2010-03-05 | 燃料供給ポンプ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2011185111A (ja) |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH10292817A (ja) * | 1997-04-17 | 1998-11-04 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 調芯機構を有するジャーナル軸受 |
| JP2001032835A (ja) * | 1999-07-16 | 2001-02-06 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 座付き軸受 |
| JP2003003927A (ja) * | 2001-06-26 | 2003-01-08 | Denso Corp | 燃料噴射ポンプ |
-
2010
- 2010-03-05 JP JP2010048913A patent/JP2011185111A/ja active Pending
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH10292817A (ja) * | 1997-04-17 | 1998-11-04 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 調芯機構を有するジャーナル軸受 |
| JP2001032835A (ja) * | 1999-07-16 | 2001-02-06 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 座付き軸受 |
| JP2003003927A (ja) * | 2001-06-26 | 2003-01-08 | Denso Corp | 燃料噴射ポンプ |
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