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JP2011183884A - 空気入りタイヤ - Google Patents

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JP2011183884A
JP2011183884A JP2010049501A JP2010049501A JP2011183884A JP 2011183884 A JP2011183884 A JP 2011183884A JP 2010049501 A JP2010049501 A JP 2010049501A JP 2010049501 A JP2010049501 A JP 2010049501A JP 2011183884 A JP2011183884 A JP 2011183884A
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JP2010049501A
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Kotaro Matsushita
幸太郎 松下
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Yokohama Rubber Co Ltd
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Yokohama Rubber Co Ltd
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Abstract

【課題】耐摩耗性と雪上制動性とを両立すること。
【解決手段】トレッド部2に、タイヤ周方向に沿う3本の主溝3で形成された4本の陸部4に、タイヤ周方向にエッジ成分を有する副溝5が設けられ、タイヤ幅方向最外側の主溝3を境にしてタイヤ幅方向内側の陸部4をセンターセグメントCeとして、当該センターセグメントCeのうち、タイヤ赤道を中心としたタイヤ幅方向の50[%]を中央域CeAとし、その他を中央側部域CeBとし、かつタイヤ幅方向最外側の主溝3を境にしてタイヤ幅方向外側の陸部4をショルダーセグメントShとして、当該ショルダーセグメントShの接地領域をショルダー接地域ShCとした場合、エッジ成分の総和が、CeA<CeB、CeA<ShC、2.50≦CeB/CeA≦3.50、および2.50≦ShC/CeA≦3.50とし、さらに主溝3を除く溝面積比が、ShC<CeB<CeAとする。
【選択図】図1

Description

本発明は、耐摩耗性と雪上制動性とを両立する空気入りタイヤに関するものである。
オールシーズン用や雪上用の空気入りタイヤでは、雪上での走行性能である雪上制動性能を有する必要がある。このため、トレッド部に、タイヤ周方向に延在する主溝と、主溝に交差するラグ溝とでブロック状の陸部を形成すると共に、陸部の表面にサイプを設けることが知られている。
従来、特許文献1には、雪上での走行性能レベルを示す尺度である、スノートラクションインデックスを規定した空気入りタイヤが開示されている。
特許第4147284号公報
しかし、雪上での走行性能を向上するには、主溝やラグ溝やサイプなどの溝を多く設けてエッジ成分を増すと共に排雪効率を良くすることが好ましいが、その反面、溝を多くすると、陸部の剛性が低下してしまい耐摩耗性が確保し難くなる。したがって、特に、オールシーズン用や雪上用の空気入りタイヤにあっては、耐摩耗性と雪上制動性とを両立することが望まれている。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、耐摩耗性と雪上制動性とを両立することのできる空気入りタイヤを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の空気入りタイヤは、トレッド部に、タイヤ周方向に沿って設けられた少なくとも3本の主溝によってタイヤ周方向に延在する少なくとも4本の陸部が形成され、当該陸部に、タイヤ周方向にエッジ成分を有する副溝が設けられた空気入りタイヤにおいて、タイヤ幅方向最外側の前記主溝を境にしてタイヤ幅方向内側の前記陸部をセンターセグメントとして、当該センターセグメントのうちのタイヤ赤道線を中心としたタイヤ幅方向の50[%]を中央域CeAとすると共に、前記センターセグメントのうちのその他を中央側部域CeBとし、かつタイヤ幅方向最外側の前記主溝を境にしてタイヤ幅方向外側の前記陸部をショルダーセグメントとして、当該ショルダーセグメントの接地領域をショルダー接地域ShCとした場合、前記エッジ成分の総和が、CeA<CeB、CeA<ShC、2.50≦CeB/CeA≦3.50、および2.50≦ShC/CeA≦3.50とされ、さらに主溝を除く溝面積比が、ShC<CeB<CeAとされていることを特徴とする。
この空気入りタイヤによれば、副溝によるエッジ成分の総和について、タイヤ赤道線からタイヤ幅方向外側に向けて多くなる。つまり、タイヤ赤道線からタイヤ幅方向外側に向けて副溝が多く設けられている。このため、制動時やコーナリング時に比較的負荷が大きくなるショルダーセグメントのショルダー接地域ShCにおいてエッジ成分が確保されるので、雪上における制動性および操縦安定性を向上することができる。一方、副溝によるエッジ成分の総和について、タイヤ赤道線の近くが少なくなっている。つまり、タイヤ赤道線に近づくに連れて副溝が少なく設けられている。このため、定常に接地するセンターセグメントの中央域CeAにおける陸部の剛性が確保されるので、耐摩耗性を確保することができる。
しかも、主溝を除く副溝の溝面積比について、タイヤ赤道線の近くが多くなっている。つまり、タイヤ赤道線に近づくに連れて副溝の溝面積が大きく設けられている。このため、センターセグメントにおける排雪効率が高く、副溝への雪詰まりを抑えるので、エッジ成分が少ないことによる雪上制動性の低下を抑制することができる。一方、主溝を除く副溝の溝面積比について、タイヤ赤道線からタイヤ幅方向外側に向けて少なくなっている。つまり、タイヤ赤道線からタイヤ幅方向外側に向けて副溝の溝面積が小さく設けられている。このため、制動時やコーナリング時に比較的負荷が大きくなるショルダーセグメントのショルダー接地域ShCにおいて接地面積を大きくして接地面圧を低下させるので、偏摩耗を抑制することができる。
この結果、本発明の空気入りタイヤによれば、耐摩耗性と雪上制動性とを両立することができる。
また、本発明の空気入りタイヤでは、総接地領域に対する主溝を除く溝面積比が、CeA=30[%]±5[%]、CeB=20[%]±5[%]、ShC=15[%]±5[%]の範囲に設定されていることを特徴とする。
この空気入りタイヤによれば、主溝を除く副溝の溝面積比による、雪上制動性の低下の抑制効果、および偏摩耗の抑制効果を顕著に得ることができる。
また、本発明の空気入りタイヤでは、前記主溝が3本設けられ、前記センターセグメントにおいて、前記副溝は、前記主溝に両端が開口しつつタイヤ周方向に並設された複数の主ラグ溝を含み、当該主ラグ溝は、前記主溝に開口するタイヤ周方向長さが、タイヤ幅方向内側端Rinとタイヤ幅方向外側端Routとで、Rout<Rinとされていることを特徴とする。
この空気入りタイヤによれば、センターセグメントにおいて、中央域CeAでのエッジ成分を少なくして陸部の剛性を確保することで耐摩耗性を確保すると共に、タイヤ赤道線の近くで溝面積比を多くして排雪効率を高くすることでエッジ成分が少ないことによる雪上制動性の低下を抑制することができる。
また、本発明の空気入りタイヤでは、前記タイヤ幅方向内側端Rinと前記タイヤ幅方向外側端Routとが、2.50≦Rin/Rout≦5.00の範囲に設定されていることを特徴とする。
この空気入りタイヤによれば、主溝を除く副溝の溝面積比を、上述のCeB<CeAに規定でき、センターセグメントにおいて、中央域CeAでの耐摩耗性の確保、および雪上制動性の低下を抑制する効果を顕著に得ることができる。
また、本発明の空気入りタイヤでは、前記副溝は、タイヤ幅方向外側の前記主溝に対し、前記主ラグ溝の間をタイヤ周方向に4:6〜6:4で二分する位置に一端が開口し、他端がタイヤ幅方向内側の前記主溝には開口しない副ラグ溝または細溝を含むことを特徴とする。
この空気入りタイヤによれば、副溝によるエッジ成分の総和を、上述のCeA<CeBおよび2.50≦CeB/CeA≦3.50に規定でき、雪上における制動性および操縦安定性を向上することができる。
また、本発明の空気入りタイヤでは、前記主ラグ溝および前記副ラグ溝は、タイヤ幅方向外側の前記主溝に交差して前記ショルダーセグメントに至り、少なくとも接地端まで延伸して設けられていることを特徴とする。
この空気入りタイヤによれば、副溝によるエッジ成分の総和を、上述のCeA<ShCおよび2.50≦ShC/CeA≦3.50に規定でき、雪上における制動性および操縦安定性を向上することができる。
また、本発明の空気入りタイヤでは、前記副溝は、前記ショルダーセグメントにおいて、タイヤ幅方向最外側の前記主溝に対し、前記主ラグ溝および前記副ラグ溝の間をタイヤ周方向に4:6〜6:4で二分する位置に一端が開口し、他端が少なくとも接地端まで延伸した細溝を含むことを特徴とする。
この空気入りタイヤによれば、副溝によるエッジ成分の総和を、上述のCeA<ShCおよび2.50≦ShC/CeA≦3.50に規定でき、雪上における制動性および操縦安定性を向上することができる。
本発明に係る空気入りタイヤは、耐摩耗性と雪上制動性とを両立できる。
図1は、本発明の実施の形態に係る空気入りタイヤの平面図である。 図2は、図1に示す空気入りタイヤの拡大平面図である。 図3は、本発明の実施例に係る空気入りタイヤの性能試験の結果を示す図表である。
以下に、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。また、この実施の形態の構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。また、この実施の形態に記載された複数の変形例は、当業者自明の範囲内にて任意に組み合わせが可能である。
以下の説明において、タイヤ径方向とは、空気入りタイヤ1の回転軸(図示せず)と直交する方向をいい、タイヤ径方向内側とはタイヤ径方向において回転軸に向かう側、タイヤ径方向外側とは、タイヤ径方向において回転軸から離れる側をいう。また、タイヤ幅方向とは、前記回転軸と平行な方向をいい、タイヤ幅方向内側とはタイヤ幅方向においてタイヤ赤道面(タイヤ赤道線)Cに向かう側、タイヤ幅方向外側とは、タイヤ幅方向においてタイヤ赤道面Cから離れる側をいう。また、タイヤ周方向とは、前記回転軸を中心軸とする周方向である。また、タイヤ赤道面Cとは、空気入りタイヤ1の回転軸に直交すると共に、空気入りタイヤ1のタイヤ幅の中心を通る平面である。タイヤ赤道線とは、タイヤ赤道面C上にあって空気入りタイヤ1の周方向に沿う線をいう。本実施の形態では、タイヤ赤道線にタイヤ赤道面と同じ符号「C」を付す。
本実施の形態の空気入りタイヤ1は、オールシーズン用や雪上用のタイヤとして好適である。この空気入りタイヤ1は、図1に示すように、トレッド部2を有している。トレッド部2は、ゴム材からなり、空気入りタイヤ1のタイヤ径方向の最も外側で露出し、その表面21が空気入りタイヤ1の輪郭となる。そして、このトレッド部2の表面21には、タイヤ幅方向両外側の所定位置に、それぞれ接地端Tが設定され、この接地端Tのタイヤ幅方向の間隔が接地幅TWとして設定されている。
ここで、接地幅TWとは、空気入りタイヤ1を正規リムにリム組みし、かつ正規内圧を充填するとともに正規荷重の70%をかけたとき、この空気入りタイヤ1のトレッド部2の表面21が路面と接地する領域(以下、接地領域という)のタイヤ幅方向の最大幅である。また、接地端Tは、接地領域のタイヤ幅方向の両最外端をいい、図1では、接地端Tをタイヤ周方向に連続して示している。
なお、正規リムとは、JATMAで規定する「標準リム」、TRAで規定する「Design Rim」、あるいは、ETRTOで規定する「Measuring Rim」である。また、正規内圧とは、JATMAで規定する「最高空気圧」、TRAで規定する「TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES」に記載の最大値、あるいはETRTOで規定する「INFLATION PRESSURES」である。また、正規荷重とは、JATMAで規定する「最大負荷能力」、TRAで規定する「TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES」に記載の最大値、あるいはETRTOで規定する「LOAD CAPACITY」である。
トレッド部2の表面21には、タイヤ周方向に沿って延在する複数の主溝3が、タイヤ幅方向に少なくとも3本並設されている。本実施の形態における主溝3は、トレッド部2の表面21に3本設けられている。そして、トレッド部2の表面21には、少なくとも3本の主溝3により、タイヤ周方向に沿って延び、タイヤ赤道線Cと平行なリブ状の陸部4が少なくとも4本形成されている。また、陸部4には、タイヤ周方向にエッジ成分を有する副溝5が設けられている。副溝5には、ラグ溝51および細溝(サイプともいう)52が含まれている。
なお、主溝3は、トレッド部2の表面21に開口する溝幅が3[mm]以上で、かつ溝深さが4[mm]以上に規定されたものをいう。細溝52は、トレッド部2の表面21に開口する溝幅が1.2[mm]以下に規定されたものをいう。そして、ラグ溝51は、主溝3および細溝52の規定に属さない全てのものをいう。この溝の規定は、タイヤ新品時を基準としている。
このトレッド部2において、本実施の形態では、タイヤ新品時に、タイヤ幅方向最外側の主溝3を境にしてタイヤ幅方向内側の陸部4をセンターセグメントCeとし、タイヤ幅方向最外側の主溝3を境にしてタイヤ幅方向外側の陸部4をショルダーセグメントShとしている。また、センターセグメントCeのうちのタイヤ赤道線Cを中心としたタイヤ幅方向の50[%]を中央域CeAとし、センターセグメントCeのうちのその他を中央側部域CeBとしている。さらに、ショルダーセグメントShの接地領域をショルダー接地域ShCとしている。
そして、本実施の形態の空気入りタイヤ1は、センターセグメントCeの中央域CeA、中央側部域CeB、およびショルダーセグメントShのショルダー接地域ShCにおいて、副溝5(ラグ溝51および細溝52)によるエッジ成分の総和が以下のように規定されている。
CeA<CeB
CeA<ShC
2.50≦CeB/CeA≦3.50
2.50≦ShC/CeA≦3.50
また、主溝3を除く副溝5(ラグ溝51および細溝52)の溝面積比が以下のように規定されている。
ShC<CeB<CeA
なお、溝面積比とは、トレッド部2の表面21に開口する副溝5の総溝面積Yと、接地領域の面積(接地面積)Xとの比G(G=Y/X×100[%])である。
すなわち、本実施の形態の空気入りタイヤ1は、副溝5(ラグ溝51および細溝52)によるエッジ成分の総和について、タイヤ赤道線Cからタイヤ幅方向外側に向けて多くなっている。つまり、タイヤ赤道線Cからタイヤ幅方向外側に向けて副溝5が多く設けられている。このため、制動時やコーナリング時に比較的負荷が大きくなるショルダーセグメントShのショルダー接地域ShCにおいてエッジ成分が確保されるので、雪上における制動性および操縦安定性を向上することが可能になる。
一方、本実施の形態の空気入りタイヤ1は、副溝5(ラグ溝51および細溝52)によるエッジ成分の総和について、タイヤ赤道線Cの近くが少なくなっている。つまり、タイヤ赤道線Cに近づくに連れて副溝5が少なく設けられている。このため、定常に接地するセンターセグメントCeの中央域CeAにおける陸部4の剛性が確保されるので、耐摩耗性を確保することが可能になる。
しかも、本実施の形態の空気入りタイヤ1は、主溝3を除く副溝5(ラグ溝51および細溝52)の溝面積比について、タイヤ赤道線Cの近くが多くなっている。つまり、タイヤ赤道線Cに近づくに連れて副溝5の溝面積(トレッド部2の表面21での開口)が大きく設けられている。このため、センターセグメントCeにおける排雪効率が高く、副溝5への雪詰まりを抑えるので、エッジ成分が少ないことによる雪上制動性の低下を抑制することが可能になる。
一方、本実施の形態の空気入りタイヤ1は、主溝3を除く副溝5(ラグ溝51および細溝52)の溝面積比について、タイヤ赤道線Cからタイヤ幅方向外側に向けて少なくなっている。つまり、タイヤ赤道線Cからタイヤ幅方向外側に向けて副溝5の溝面積(トレッド部2の表面21での開口)が小さく設けられている。このため、制動時やコーナリング時に比較的負荷が大きくなるショルダーセグメントShのショルダー接地域ShCにおいて接地面積を大きくして接地面圧を低下させるので、偏摩耗を抑制することが可能になる。
この結果、本実施の形態の空気入りタイヤ1によれば、耐摩耗性と雪上制動性とを両立することが可能になる。
また、本実施の形態の空気入りタイヤ1では、総接地領域に対する主溝3を除く副溝5(ラグ溝51および細溝52)の溝面積比が、CeA=30[%]±5[%]、CeB=20[%]±5[%]、ShC=15[%]±5[%]の範囲に設定されている。
この空気入りタイヤ1によれば、主溝3を除く副溝5(ラグ溝51および細溝52)の溝面積比による、雪上制動性の低下の抑制効果、および偏摩耗の抑制効果を顕著に得ることが可能になる。
以下、上記効果を得るための副溝5の具体的な構成を、図2を参照して説明する。
図2に示すように、本実施の形態の空気入りタイヤ1では、副溝5は、センターセグメントCeにおいて、中央域CeAに細溝52を有さず、かつ、主溝3に両端が開口しつつタイヤ周方向に並設された複数の主ラグ溝51a(ラグ溝51)を含む。主ラグ溝51aは、主溝3の間をタイヤ幅方向およびタイヤ周方向に対して斜めに延在しつつやや湾曲して設けられている。そして、主ラグ溝51aは、主溝3に開口するタイヤ周方向長さが、タイヤ幅方向内側端Rinとタイヤ幅方向外側端Routとで、Rout<Rinとされており、このタイヤ周方向長さに応じて溝幅が漸次変化している。
この空気入りタイヤ1によれば、センターセグメントCeにおいて、中央域CeAでのエッジ成分を少なくして陸部4の剛性を確保することで耐摩耗性を確保すると共に、タイヤ赤道線Cの近くで溝面積比を多くして排雪効率を高くすることでエッジ成分が少ないことによる雪上制動性の低下を抑制することが可能になる。
また、本実施の形態の空気入りタイヤ1では、主溝3に両端が開口しつつタイヤ周方向に並設された複数の主ラグ溝51a(ラグ溝51)において、タイヤ幅方向内側端Rinとタイヤ幅方向外側端Routとが、2.50≦Rin/Rout≦5.00の範囲に設定されている。
この空気入りタイヤ1によれば、主溝3を除く副溝5の溝面積比を、上述のCeB<CeAに規定でき、センターセグメントCeにおいて、中央域CeAでの耐摩耗性の確保、および雪上制動性の低下を抑制する効果を顕著に得ることが可能になる。
また、本実施の形態の空気入りタイヤ1では、副溝5は、センターセグメントCeにおいて、タイヤ幅方向外側の主溝3に対し、主ラグ溝51aの間をタイヤ周方向にa:b=4:6〜6:4で二分する位置に一端が開口し、他端がタイヤ幅方向内側の主溝3には開口しない副ラグ溝51b(51)または細溝52を含む。この場合、副ラグ溝51bは、主溝3に開口するタイヤ周方向長さが、上述した主ラグ溝51aのタイヤ幅方向内側端Rinよりも小さく、上述した主ラグ溝51aのタイヤ幅方向外側端Routと同等であることが、溝面積比を上述のCeB<CeAに規定し、かつエッジ成分の総和を上述のCeA<CeBおよび2.50≦CeB/CeA≦3.50に規定する上で好ましい。また、図2では、タイヤ幅方向外側の主溝3に一端が開口する副溝5は、副ラグ溝51bとして示されており、中央側部域CeBの範囲内に設けられ、他端が主ラグ溝51aの途中に開口して設けられている。その他、図には明示しないが、タイヤ幅方向外側の主溝3に一端が開口する副溝5は、中央域CeAに至り、他端が主ラグ溝51aの途中に開口して設けられていてもよい。また、副ラグ溝51bは、他端が閉塞して設けられていてもよい。また、図には明示しないが、副ラグ溝51bに代えて細溝52を設けてもよい。なお、図2に示すように、本実施の形態では、副溝5は、中央側部域CeBの範囲内において、主ラグ溝51aと副ラグ溝51bとの間を繋ぐ細溝52を含む。
この空気入りタイヤ1によれば、副溝5によるエッジ成分の総和を、上述のCeA<CeBおよび2.50≦CeB/CeA≦3.50に規定でき、雪上における制動性および操縦安定性を向上することが可能になる。
また、本実施の形態の空気入りタイヤ1では、センターセグメントCeに設けられた主ラグ溝51aおよび副ラグ溝51bは、タイヤ幅方向外側の主溝3に交差してショルダーセグメントShに至り、少なくとも接地端Tまで延伸して設けられている。この場合、主ラグ溝51aおよび副ラグ溝51bは、センターセグメントCeに設けられた曲率や角度であって、かつ双方がほぼ平行して延長されている。さらに、主ラグ溝51aおよび副ラグ溝51bは、主溝3に開口するタイヤ周方向長さが、上述した主ラグ溝51aのタイヤ幅方向外側端Routと同等であることが、溝面積比を上述のShC<CeAに規定し、かつエッジ成分の総和を上述のCeA<ShCおよび2.50≦ShC/CeA≦3.50に規定する上で好ましい。
この空気入りタイヤ1によれば、副溝5によるエッジ成分の総和を、上述のCeA<ShCおよび2.50≦ShC/CeA≦3.50に規定でき、雪上における制動性および操縦安定性を向上することが可能になる。
また、本実施の形態の空気入りタイヤ1では、副溝5は、ショルダーセグメントShにおいて、タイヤ幅方向最外側の主溝3に対し、主ラグ溝51aおよび副ラグ溝51bの間をタイヤ周方向にc:d=4:6〜6:4で二分する位置に一端が開口し、他端が少なくとも接地端Tまで延伸した細溝52を含む。この場合、細溝52は、主ラグ溝51aおよび副ラグ溝51bとほぼ平行して延伸されている。
この空気入りタイヤ1によれば、副溝5によるエッジ成分の総和を、上述のCeA<ShCおよび2.50≦ShC/CeA≦3.50に規定でき、雪上における制動性および操縦安定性を向上することが可能になる。
本実施例では、条件が異なる複数種類の空気入りタイヤについて、雪上制動性および耐摩耗性に関する性能試験が行われた(図3参照)。
この性能試験では、タイヤサイズ205/60R16の空気入りタイヤを、正規リム(JATMAで規定する「標準リム」、TRAで規定する「Design Rim」、あるいは、ETRTOで規定する「Measuring Rim」)に組み付け、空気圧(230[kPa])を充填し、試験車両(国産2.0リットルクラスの4ドアセダン型乗用車)に装着した。
雪上制動性の評価方法では、上記試験車両にて、雪上路面での走行速度40[km/h]からの制動距離が評価される。この評価は、従来例の空気入りタイヤを基準(100)とした指数値により示され、その指数値が大きいほど好ましい。
操縦安定性の評価方法では、上記試験車両にて直線のテストコースを100[km/h]で走行しつつ走行レーンを変更した際の初期応答性を、ドライバーが官能評価により操縦安定性について従来例を基準として評価する。この場合、5人のドライバーによる評価を平均したものを評価点として基準を100とした指数で示し、指数が高いほど操縦安定性が高く好ましい。
従来例の空気入りタイヤは、センターセグメントCeの中央域CeA、中央側部域CeB、およびショルダーセグメントShのショルダー接地域ShCにおいて、主溝3を除く副溝5(ラグ溝51および細溝52)の溝面積比が、CeA=CeB=ShC=30[%]に規定され、副溝5(ラグ溝51および細溝52)によるエッジ成分総和が、CeA=CeB=ShCに規定されている。
比較例1および比較例2の空気入りタイヤは、溝面積比がShC<CeB<CeAに規定され、エッジ成分総和がCeA<CeB、CeA<ShCに規定されているが、比較例1は、エッジ成分総和が2.50≦CeB/CeA≦3.50の範囲から外れ、比較例2は、エッジ成分総和が2.50≦ShC/CeA≦3.50の範囲から外れている。
これに対し、実施例1〜実施例11の空気入りタイヤは、溝面積比がShC<CeB<CeAに規定され、エッジ成分総和がCeA<CeB、CeA<ShC、2.50≦CeB/CeA≦3.50、および2.50≦ShC/CeA≦3.50に規定されている。
図3の試験結果に示すように、実施例1〜実施例11の空気入りタイヤでは、それぞれ耐摩耗性と雪上制動性とが両立されていることが分かる。
以上のように、本発明に係る空気入りタイヤは、耐摩耗性と雪上制動性とを両立することに適している。
1 空気入りタイヤ
2 トレッド部
21 表面
3 主溝
4 陸部
5 副溝
51 ラグ溝
51a 主ラグ溝
51b 副ラグ溝
52 細溝
C タイヤ赤道線(タイヤ赤道面)
T 接地端
TW 接地幅
Ce センターセグメント
CeA 中央域
CeB 中央側部域
Sh ショルダーセグメント
ShC ショルダー接地域
Rin 主ラグ溝のタイヤ幅方向内側端
Rout 主ラグ溝のタイヤ幅方向外側端

Claims (7)

  1. トレッド部に、タイヤ周方向に沿って設けられた少なくとも3本の主溝によってタイヤ周方向に延在する少なくとも4本の陸部が形成され、当該陸部に、タイヤ周方向にエッジ成分を有する副溝が設けられた空気入りタイヤにおいて、
    タイヤ幅方向最外側の前記主溝を境にしてタイヤ幅方向内側の前記陸部をセンターセグメントとして、当該センターセグメントのうちのタイヤ赤道線を中心としたタイヤ幅方向の50[%]を中央域CeAとすると共に、前記センターセグメントのうちのその他を中央側部域CeBとし、かつタイヤ幅方向最外側の前記主溝を境にしてタイヤ幅方向外側の前記陸部をショルダーセグメントとして、当該ショルダーセグメントの接地領域をショルダー接地域ShCとした場合、
    前記エッジ成分の総和が、CeA<CeB、CeA<ShC、2.50≦CeB/CeA≦3.50、および2.50≦ShC/CeA≦3.50とされ、さらに主溝を除く溝面積比が、ShC<CeB<CeAとされていることを特徴とする空気入りタイヤ。
  2. 総接地領域に対する主溝を除く溝面積比が、CeA=30[%]±5[%]、CeB=20[%]±5[%]、ShC=15[%]±5[%]の範囲に設定されていることを特徴とする請求項1に記載の空気入りタイヤ。
  3. 前記主溝が3本設けられ、前記センターセグメントにおいて、前記副溝は、前記主溝に両端が開口しつつタイヤ周方向に並設された複数の主ラグ溝を含み、当該主ラグ溝は、前記主溝に開口するタイヤ周方向長さが、タイヤ幅方向内側端Rinとタイヤ幅方向外側端Routとで、Rout<Rinとされていることを特徴とする請求項1または2に記載の空気入りタイヤ。
  4. 前記タイヤ幅方向内側端Rinと前記タイヤ幅方向外側端Routとが、2.50≦Rin/Rout≦5.00の範囲に設定されていることを特徴とする請求項3に記載の空気入りタイヤ。
  5. 前記副溝は、タイヤ幅方向外側の前記主溝に対し、前記主ラグ溝の間をタイヤ周方向に4:6〜6:4で二分する位置に一端が開口し、他端がタイヤ幅方向内側の前記主溝には開口しない副ラグ溝または細溝を含むことを特徴とする請求項3または4に記載の空気入りタイヤ。
  6. 前記主ラグ溝および前記副ラグ溝は、タイヤ幅方向外側の前記主溝に交差して前記ショルダーセグメントに至り、少なくとも接地端まで延伸して設けられていることを特徴とする請求項5に記載の空気入りタイヤ。
  7. 前記副溝は、前記ショルダーセグメントにおいて、タイヤ幅方向最外側の前記主溝に対し、前記主ラグ溝および前記副ラグ溝の間をタイヤ周方向に4:6〜6:4で二分する位置に一端が開口し、他端が少なくとも接地端まで延伸した細溝を含むことを特徴とする請求項6に記載の空気入りタイヤ。
JP2010049501A 2010-03-05 2010-03-05 空気入りタイヤ Pending JP2011183884A (ja)

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