JP2011183484A - シート状ワークの位置決め装置及びその位置決め方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】位置決めマークの位置がワークの種類毎に異なる場合でも位置決めマークを検出することができると共に、シート状のワークを金型の加工位置へ送ることのできるシート状ワークの位置決め装置を提供する。
【解決手段】ワーク2を一対の位置決め送りローラ7でその板厚方向から挟み込んでクランプして該ローラを回転させて該ワーク2を送る位置決め送りローラ7を、位置決め用XYθ軸自動ステージ8でX方向、Y方向及びθ方向に移動させて、前記ワーク2を下金型3の加工位置へ移動させる。ワーク2を移動させるに際しては、下金型3に設けた2つの基準マーク9にワーク2に設けた位置決めマーク10を一致させるが、X方向及びY方向に移動自在としたカメラ11で基準マーク9に対する位置決めマーク10の位置ずれ方向及び位置ずれ量を求め、それらのずれ量を補正量として位置決め用XYθ軸自動ステージ8でワーク2を移動させる。
【選択図】図3
【解決手段】ワーク2を一対の位置決め送りローラ7でその板厚方向から挟み込んでクランプして該ローラを回転させて該ワーク2を送る位置決め送りローラ7を、位置決め用XYθ軸自動ステージ8でX方向、Y方向及びθ方向に移動させて、前記ワーク2を下金型3の加工位置へ移動させる。ワーク2を移動させるに際しては、下金型3に設けた2つの基準マーク9にワーク2に設けた位置決めマーク10を一致させるが、X方向及びY方向に移動自在としたカメラ11で基準マーク9に対する位置決めマーク10の位置ずれ方向及び位置ずれ量を求め、それらのずれ量を補正量として位置決め用XYθ軸自動ステージ8でワーク2を移動させる。
【選択図】図3
Description
本発明は、シート状のワークを金型の加工位置に位置決め配置させるシート状ワークの位置決め装置及びその位置決め方法に関する。
例えば、特許文献1には、帯状に連続するフレキシブルプリント配線板を自動金型打ち抜き機の金型が配置された加工位置へフィーダにより加工ブロック単位で送り、配線板に設けた2つの位置決めマークをプレス機に固定したカメラで撮像してそのマーク位置の座標を求め、予め読み取った金型のガイド穴の座標とのずれ量を演算し、そのずれ量に応じて位置決めハンドで前記配線板をX方向、Y方向及びθ方向に動かして位置合わせをする技術が開示されている。
また、特許文献2には、プレス機内に設けたカメラで連続した帯状をなすシートに形成したアライメントマークの位置を読み取り、アライメント基準位置と比較してずれ量を求め、そのずれ量に応じてグリッパでクランプしたシートをX方向、Y方向及びθ方向に移動自在なアライメントステージで動かすことにより位置合わせをする技術が開示されている。
しかしながら、特許文献1及び2に記載の技術では、何れもカメラが固定されているため、ワーク上の位置決めマークの位置がワークの種類毎に異なる場合は、位置決めマークをカメラで読み取ることができない。また、これらの技術は、何れも帯状の連続したワークをフィーダによって送るか或いはグリッパにて送るようにしているため、ロール状や帯状等のような連続したワークでない所定長さとしたシート状のワークを送り位置決めすることはできない。
そこで、本発明は、位置決めマークの位置がワークの種類毎に異なる場合でも位置決めマークを検出することができると共に、シート状のワークを金型の加工位置へ送ることのできるシート状ワークの位置決め装置及びその位置決め方法を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、金型に設けられた2つの基準マークに、シート状のワークに設けた2つの位置決めマークを一致させて、該ワークを該金型上に位置決め配置させるシート状ワークの位置決め装置であって、前記ワークを一対のローラでその板厚方向から挟み込んでクランプして該ローラを回転させることにより、該ワークを前記金型の加工位置へと送る位置決め送りローラと、前記位置決め送りローラでクランプした前記ワークを、前記金型が設けられた前方位置へ送る送り方向であるX方向、該送り方向と直交する方向であるY方向及び該ワークを任意の点を中心として回転させるθ方向のそれぞれに移動可能とするワーク移動機構部と、前記基準マーク及び前記位置決めマークを撮像する撮像手段と、前記撮像手段をX方向及びY方向へ移動可能とする撮像手段移動機構部と、前記撮像手段で予め読み取った前記金型上の前記基準マークに対する前記ワーク上の前記位置決めマークの位置ずれ方向及び位置ずれ量を求め、その位置ずれ方向及び位置ずれ量に応じて前記ワーク移動機構部で前記ワークを移動させて、前記基準マークに前記位置決めマークを一致させる制御部と、を備えたことを特徴としている。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のシート状ワークの位置決め装置であって、前記ワーク移動機構部は、前記位置決め送りローラ自体をX方向、Y方向及びθ方向に移動させて前記ワークを移動可能とすることを特徴としている。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載のシート状ワークの位置決め装置であって、前記基準マーク及び前記位置決めマークは、X方向及びY方向で互いのマーク位置がどの方向にどれだけずれているかを判定できる方向属性を持つ印とし、前記制御部は、前記金型の加工位置に送られた前記ワークの一方の位置決めマークが設けられる位置に前記撮像手段を移動させて、この一方の前記基準マークと、該基準マークに一致させる一方の前記位置決めマークの位置ずれ方向及び位置ずれ量を求め、それらの位置ずれ方向及び位置ずれ量に応じて他方の位置決めマークが設けられる位置へと前記撮像手段を移動させることを特徴としている。
請求項4に記載の発明は、金型に設けられた2つの基準マークに、シート状のワークに設けた2つの位置決めマークを一致させて、該ワークを該金型上に位置決め配置させるシート状ワークの位置決め方法であって、2つの前記基準マークの位置を撮像手段で撮像して求めておき、前記金型の加工位置に送られた前記ワークの2つの位置決めマークを、該撮像手段をそれぞれの位置へ移動させて撮像し、その撮像した画像から基準マークに対する位置決めマークの位置ずれ方向及び位置ずれ量を求め、それら位置ずれ方向及び位置ずれ量に応じて前記ワークを移動させて該基準マークに該位置決めマークを一致させるに際して、一方の前記基準マークとこれに一致させる一方の前記位置決めマークとの位置ずれ方向及び位置ずれ量を補正量として、一方の前記位置決めマークを撮像した後の前記撮像手段を、他方の前記位置決めマークが設けられた位置へと動かすことを特徴としている。
本発明によれば、金型に設けた基準マークとワークに設けた位置決めマークを撮像する撮像手段をX方向及びY方向へ移動可能としたので、位置決めマークの位置がワークの種類毎に異なっていても、撮像手段を動かして位置決めマークを撮像することができる。
また、本発明によれば、ワークを一対のローラでその板厚方向から挟み込んでクランプし該ローラを回転させて該ワークを金型の加工位置へと送る位置決め送りローラを用い、その位置決め送りローラ自体をワーク移動機構部によってX方向、Y方向及びθ方向に移動させるので、連続したロール状や帯状でない所定長さとしたシート状のワークを金型の加工位置へと送ることができる。
以下、本発明を適用した具体的な実施形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
[装置構成の説明]
本実施形態のシート状ワークの位置決め装置は、金型に設けられた2つの基準マークに、シート状のワークに設けた2つの位置決めマークを一致させて、該ワークを該金型上に位置決め配置させる装置であり、例えばワークを所定形状に打ち抜く自動プレス機に適用される。
本実施形態のシート状ワークの位置決め装置は、金型に設けられた2つの基準マークに、シート状のワークに設けた2つの位置決めマークを一致させて、該ワークを該金型上に位置決め配置させる装置であり、例えばワークを所定形状に打ち抜く自動プレス機に適用される。
自動プレス機1には、図1に示すように、ワーク2を所定形状に打ち抜く打ち抜き金型である下金型3と上金型4が取り付けられている。上金型4は、下金型3に対して接近離反する方向に上下動自在とされ、該上金型4に設けた打ち抜きパンチでワーク2を打ち抜くようになっている。
ワーク2としては、例えばロール状や帯状等のような連続したワークでない所定長さにカットされたシート状のフレキシブルプリント配線板(FPC基板)が用いられる。本実施形態では、同一配線パターンが3個あるフレキシブルプリント配線板をワーク2に用いた。ここでは、1枚のワーク2において3回の打ち抜き加工を行う。
本実施形態の位置決め装置は、図1ないし図4に示すように、ワーク2を載置しておく供給トレイ5と、供給トレイ5からワーク2を取り出す供給ローラ6と、供給ローラ6から供給されたワーク2をクランプして金型(下金型3)の加工位置へと送る位置決め送りローラ7と、位置決め送りローラ7でクランプしたワーク2をX方向、Y方向及びθ方向のそれぞれに移動可能とするワーク移動機構部である位置決め用XYθ軸自動ステージ8と、金型(下金型3)に設けられた2つの基準マーク9及びワーク2に設けた2つの位置決めマーク10を撮像する撮像手段であるカメラ11と、カメラ11をX方向及びY方向へ移動可能とする撮像手段移動機構部であるカメラ駆動用XY軸自動ステージ12と、各機構部を駆動制御する制御部13と、打ち抜き加工後のワーク2を加工位置から排出する排出ローラ14と、排出されたワーク2を受け取る排出トレイ15とを有している。
供給トレイ5は、図1においてワーク2を左から右へと移動させるワーク送り方向Hの最も左側に設けられている。供給ローラ6は、供給トレイ5と位置決め送りローラ7との間に設けられている。かかる供給ローラ6は、供給トレイ5からワーク2を取り出して位置決め送りローラ7へ受け渡す機能をする。この供給ローラ6は、第1ローラ駆動用モータ16によって直接回転駆動される駆動ローラ6Bと、この駆動ローラ6Bとにより前記ワーク2を挟んで回転する受動ローラ6Aとからなる。
位置決め送りローラ7は、下金型3を挟んでその両側にそれぞれ設けられている。別の見方をすると、位置決め送りローラ7は、供給ローラ6と下金型3との間及び排出ローラ14と下金型3との間に設けられている。かかる位置決め送りローラ7は、第2ローラ駆動用モータ17によって直接回転駆動される駆動ローラ7Bと、この駆動ローラ7Bとにより前記ワーク2を挟んで回転する受動ローラ7Aとからなる。これら2つの位置決め送りローラ7は、下金型3を取り囲むようにして形成された平面視矩形状の枠体18に取り付けられている。
位置決め用XYθ軸自動ステージ8は、前記位置決め送りローラ7を枠体18ごとXYθ方向のそれぞれに動かすX軸ステージ8X、Y軸ステージ8Y及びθ軸ステージ8θからなる。X軸ステージ8Xは、ワーク2を供給トレイ5から下金型3が設けられた前方へ送るワーク送り方向であるX方向(これと逆方向も含む)に前記枠体18を動かす移動機構部である。Y軸ステージ8Yは、ワーク送り方向と直交する方向であるY方向に前記枠体18を動かす移動機構部である。θ軸ステージ8θは、ワーク2を任意の点を中心として回転させるθ方向に前記枠体18を動かす移動機構部である。なお、X軸ステージ8XとY軸ステージ8Yとθ軸ステージ8θは、それぞれに設けられたサーボモータ(図示は省略する)によって動くようになっている。
カメラ11は、例えばCCDカメラからなり、下金型3と上金型4の間に設けられている。かかるカメラ11は、カメラ駆動用XY軸自動ステージ12によってX方向及びY方向へ移動可能とされている。カメラ駆動用XY軸自動ステージ12は、前記位置決め用XYθ軸自動ステージ8を載せたベース19に取り付けられた支柱20に支えられた台座21の上に設けられている。このカメラ駆動用XY軸自動ステージ12は、カメラ11をX方向に移動させるX軸ステージ12Xと、カメラ11をY方向に移動させるY軸ステージ12Yとからなる。カメラ11は、X軸ステージ12Xに基端部を固定したカメラ支持アーム22の先端部に取り付けられている。なお、X軸ステージ12XとY軸ステージ12Yは、それぞれに設けられたサーボモータ(図示は省略する)によって動くようになっている。
前記カメラ11は、下金型3と上金型4の間でX方向及びY方向のぞれぞれに移動自在とされ、下金型3に設けられた基準マーク9とワーク2に設けられた位置決めマーク10を撮像する。このカメラ11は、ワーク2を自動プレス機1で打ち抜き加工する時には、下金型3及び上金型4と接触しない位置に待避移動される。
排出ローラ14は、ワーク送り方向Hにおける排出トレイ15の手前に設けられている。この排出ローラ14は、自動プレス機1で打ち抜き加工後のワーク2を加工位置から排出する。かかる排出ローラ14は、第3ローラ駆動用モータ23によって直接回転駆動される駆動ローラ14Bと、この駆動ローラ14Bとにより前記ワーク2を挟んで回転する受動ローラ14Aとからなる。
排出トレイ15は、ワーク送り方向Hの最も右側に配置されている。この排出トレイ15は、前記排出ローラ14から送られて来た打ち抜き加工後のワーク2を載せるようになっている。
制御部13は、供給ローラ6、位置決め送りローラ7、位置決め用XYθ軸自動ステージ8、カメラ駆動用XY軸自動ステージ12及び排出ローラ14の各機構部を駆動制御する。特に、本実施形態では、カメラ11で予め読み取った下金型3に設けられた基準マーク9に対して、下金型3の加工位置へと送られて来たワーク2に設けられた位置決めマーク10の位置ずれ方向及び位置ずれ量を求め、その位置ずれ方向及び位置ずれ量に応じて前記位置決め用XYθ軸自動ステージ8を駆動制御し、前記基準マーク9に前記位置決めマーク10を一致させるように前記ワーク2を移動させる。具体的な動作については後述する。
[位置決め方法の説明]
次に、本実施形態の位置決め装置を使用してワークを金型の加工位置へ位置決めさせる方法について説明する。
次に、本実施形態の位置決め装置を使用してワークを金型の加工位置へ位置決めさせる方法について説明する。
下金型3には、図5に示すように、2つの基準マーク9が設けられている。一方、ワーク2には、下金型3と同じく2つの位置決めマーク10が設けられている。ワーク2に設けられる位置決めマーク10は、1枚のワーク2を3回打ち抜き加工するため、1加工ブロックK1、K2、K3(二点鎖線で示す)にそれぞれ2つづつ設けられている。前記基準マーク9と前記位置決めマーク10は、同一形状且つ同一ピッチで設けられている。図5では、基準マーク9及び位置決めマーク10は、X方向及びY方向で互いのマーク位置がどの方向にどれだけずれているかを判定できる方向属性を持つ印、例えば矩形状(四角形状)をなす印とされている。
先ず、供給トレイ5の上に置かれたシート状のワーク2は、供給ローラ6によって位置決め送りローラ7に受け渡される。供給ローラ6は、制御部13からの指令を受けた第1ローラ駆動用モータ16が前記駆動ローラ6Bを回転させることにより、これと対向する受動ローラ6Aが前記ワーク2を挟んで回転することで、該ワーク2を前記位置決め送りローラ7へ受け渡す。
前記ワーク2を受け取った位置決め送りローラ7は、制御部13からの指令を受けた第2ローラ駆動用モータ17が前記駆動ローラ7Bを回転させることにより、これと対向する受動ローラ7Aが前記ワーク2を挟んで回転することで、該ワーク2を下金型3の加工位置へ送る。この時、位置決め送りローラ7は、ワーク2を1加工ブロックK単位で送る。図4では、下金型3の加工位置に第1番目の加工ブロックK1が来るようにワーク2が送られた状態を示している。
次に、制御部13から指令を受けたカメラ駆動用XY軸自動ステージ12は、各サーボモータを駆動してX軸ステージ12X及びY軸ステージ12Yを動かし、下金型3の加工位置に移動されたワーク2上にカメラ11を移動させる。先ず、カメラ11を一方の基準マーク9(以下、第1番目の基準マーク9という)と対向する上方位置へ移動させる。そして、この基準マーク9の上に置かれた一方の位置決めマーク10(以下、第1番目の位置決めマーク10という)をカメラ11で撮像し、その第1番目の位置決めマーク10の位置(座標値)を制御部13で演算して求める。なお、2つの基準マーク9の位置は、予めXY座標値として求めておく。そして、制御部13は、求めた第1番目の位置決めマーク10の座標値と第1番目の基準マーク9の座標値を比較して、第1番目の基準マーク9に対する第1番目の位置決めマーク10の位置ずれ方向及び位置ずれ量(補正量)を求める。
次に、カメラ駆動用XY軸自動ステージ12を駆動して前記カメラ11を他方の基準マーク9(以下、第2番目の基準マーク9という)と対応する他方の位置決めマーク10(以下、第2番目の位置決めマーク10という)が設けられる位置へ移動させる。そして、第2番目の基準マーク9の上に置かれた第2番目の位置決めマーク10をカメラ11で撮像し、その第2番目の位置決めマーク10の位置(座標値)を制御部13で演算して求める。そして、制御部13は、求めた第2番目の位置決めマーク10の座標値と第2番目の基準マーク9の座標値を比較して、第2番目の基準マーク9に対する第2番目の位置決めマーク10の位置ずれ方向及び位置ずれ量(補正量)を求める。
例えば、図6に示すように、基準マーク9及び位置決めマーク10を円形状とした場合において、下金型3に対してワーク2が曲がって(傾いて)送られて来たとすると、第2番目の位置決めマーク10へカメラ11を移動させた時に、カメラ11の視野範囲S(図中四角の破線で示す)に位置決めマーク10が無いことが生じる。その結果、第2番目の位置決めマーク10がカメラ11で撮像できないとして検出エラーになるか、或いは、カメラ駆動用XY軸自動ステージ12を動かして位置決めマーク10を探すことになる。
そこで、本実施形態では、ワーク2が下金型3に対して曲がって送られて来た場合でも第2番目の位置決めマーク10をカメラ11で探す必要が無いようにして無駄な時間のロス及び検出エラーを無くす。具体的には、基準マーク9及び位置決めマーク10のマーク自体を円形状とするのではなく、X方向及びY方向で互いのマーク位置がどの方向にどれだけずれているかを判定できる方向属性を持つ印、例えば矩形状のマークを用いる。
例えば、ワーク2を図5(A)に示す状態から下金型3の加工位置へと移動させた時に、図5(B)に示すようにワーク2が下金型3の加工位置に対して曲がって送られたとする。図5(B)では、2番目の加工ブロックK2が加工位置に送られた状態を示している。この時、基準マーク9及び位置決めマーク10は、何れも矩形状であるため、基準マーク9に対する位置決めマーク10のX方向及びY方向の位置ずれ方向及び位置ずれ量だけでなく、ワーク2を任意の点を中心として回転させるθ方向のずれ量も検出することができる。例えば、矩形状をなす基準マーク9の交差する2辺9a、9bと、これと対応する位置決めマーク10の2辺10a、10bからワーク2が下金型3の加工位置に対してどちらの方向にどの程度傾いているか(つまり、ワーク2の傾き(補正量))を知ることができる。
このため、制御部13は、ワーク2のθ方向へのずれ量も考慮してカメラ11を第1番目の位置決めマーク10の位置から第2番目の位置決めマーク10の位置へと移動させれば、その位置決めマーク10を探す必要が無くなる。このように、方向属性を持った基準マーク9及び位置決めマーク10を採用することで、位置決めマーク10を探す必要が無くなり、検出エラーも無くせる。方向属性を持つマークとしては、前記した矩形状の他、十文字形状、一文字形状、平行した2本線形状などが挙げられる。
そして、制御部13は、前記2つの基準マーク9に対するそれぞれの位置決めマーク10の位置ずれ方向及び位置ずれ量(補正量)を考慮して位置決め用XYθ軸自動ステージ8を駆動してワーク2をX方向、Y方向、θ方向に動かし、前記2つの基準マーク9にそれぞれの位置決めマーク10を一致させる。前記ワーク2が下金型3の加工位置に位置決めされたらカメラ駆動用XY軸自動ステージ12を駆動させて、前記カメラ11を加工位置から待避させる。
次に、ワーク2をプレス加工して打ち抜く。プレス加工が終了すると、制御部13は、位置決め用XYθ軸自動ステージ8を駆動して位置決め送りローラ7を原点復帰させる。これで、ワーク2の1加工ブロックK1に対して打ち抜き加工が終了する。以上の工程を順次繰り返すことで、ワーク2の残り2つの加工ブロックK2、K3を打ち抜く。ワーク2の全ての加工ブロックK1、K2、K3を打ち抜き終えたら、制御部13は、排出ローラ14を駆動させて打ち抜き加工後のワーク2を加工位置から排出トレイ15へ送る。
[実施形態の効果]
本実施形態によれば、下金型3に設けた基準マーク9とワーク2に設けた位置決めマーク10の位置を撮像する撮像手段であるカメラ11をX方向及びY方向へ移動可能としたので、位置決めマーク10の位置がワーク2の種類毎に異なっていても、カメラ11を動かして位置決めマーク10を撮像することができる。また、本実施形態によれば、カメラ11を動かすようにしたので、固定したカメラ11を2台用意する必要が無く1台のカメラで済む。
本実施形態によれば、下金型3に設けた基準マーク9とワーク2に設けた位置決めマーク10の位置を撮像する撮像手段であるカメラ11をX方向及びY方向へ移動可能としたので、位置決めマーク10の位置がワーク2の種類毎に異なっていても、カメラ11を動かして位置決めマーク10を撮像することができる。また、本実施形態によれば、カメラ11を動かすようにしたので、固定したカメラ11を2台用意する必要が無く1台のカメラで済む。
また、本実施形態によれば、カメラ11を自動プレス機1に内蔵する必要が無くなるため、既存のプレス機にカメラ駆動用XY軸自動ステージ12で移動自在なカメラ11を搭載することが可能となる。
また、本実施形態によれば、ワーク2を一対のローラである位置決め送りローラ7でその板厚方向から挟み込んでクランプして該ローラを回転させると共に、該位置決め送りローラ7自体を位置決め用XYθ軸自動ステージ8によってX方向、Y方向及びθ方向に移動させるため、連続したロール状や帯状でない所定長さとしたシート状のワーク2を下金型3の加工位置へと送ることができる。
また、本実施形態によれば、基準マーク9及び位置決めマーク10を、X方向及びY方向で互いのマーク位置がどの方向にどれだけずれているかを判定できる方向属性を持つ印とし、カメラ11で1つ目の位置決めマーク10を撮像した際に、X方向及びY方向の位置ずれ方向及び位置ずれ量に加えてワーク2のθ方向のずれ量(傾き)を求めることで、そのθ方向のずれを考慮して2つ目の位置決めマーク10へカメラ11を移動させることにより、検出エラーを無くすことができ、また位置決めマーク10をカメラ11で探す必要が無くなる。したがって、ワーク2を下金型3の加工位置に素早く位置決めすることができ、加工効率を向上させることが可能となる。
本発明は、シート状のワークを金型の加工位置に位置決め配置させるシート状ワークの位置決め装置に利用することができる。
1…自動プレス機
2…ワーク
3…下金型(金型)
4…上金型(金型)
5…供給トレイ
6…供給ローラ
7…位置決め送りローラ
8…位置決め用XYθ軸自動ステージ(ワーク移動機構部)
9…基準マーク
10…位置決めマーク
11…カメラ(撮像手段)
12…カメラ駆動用XY軸自動ステージ(撮像手段移動機構部)
13…制御部
14…排出ローラ
15…排出トレイ
2…ワーク
3…下金型(金型)
4…上金型(金型)
5…供給トレイ
6…供給ローラ
7…位置決め送りローラ
8…位置決め用XYθ軸自動ステージ(ワーク移動機構部)
9…基準マーク
10…位置決めマーク
11…カメラ(撮像手段)
12…カメラ駆動用XY軸自動ステージ(撮像手段移動機構部)
13…制御部
14…排出ローラ
15…排出トレイ
Claims (4)
- 金型に設けられた2つの基準マークに、シート状のワークに設けた2つの位置決めマークを一致させて、該ワークを該金型上に位置決め配置させるシート状ワークの位置決め装置であって、
前記ワークを一対のローラでその板厚方向から挟み込んでクランプして該ローラを回転させることにより、該ワークを前記金型の加工位置へと送る位置決め送りローラと、
前記位置決め送りローラでクランプした前記ワークを、前記金型が設けられた前方位置へ送る送り方向であるX方向、該送り方向と直交する方向であるY方向及び該ワークを任意の点を中心として回転させるθ方向のそれぞれに移動可能とするワーク移動機構部と、
前記基準マーク及び前記位置決めマークを撮像する撮像手段と、
前記撮像手段をX方向及びY方向へ移動可能とする撮像手段移動機構部と、
前記撮像手段で予め読み取った前記金型上の前記基準マークに対する前記ワーク上の前記位置決めマークの位置ずれ方向及び位置ずれ量を求め、その位置ずれ方向及び位置ずれ量に応じて前記ワーク移動機構部で前記ワークを移動させて、前記基準マークに前記位置決めマークを一致させる制御部と、を備えた
ことを特徴とするシート状ワークの位置決め装置。 - 請求項1に記載のシート状ワークの位置決め装置であって、
前記ワーク移動機構部は、前記位置決め送りローラ自体をX方向、Y方向及びθ方向に移動させて前記ワークを移動可能とする
ことを特徴とするシート状ワークの位置決め装置。 - 請求項1又は請求項2に記載のシート状ワークの位置決め装置であって、
前記基準マーク及び前記位置決めマークは、X方向及びY方向で互いのマーク位置がどの方向にどれだけずれているかを判定できる方向属性を持つ印とし、
前記制御部は、前記金型の加工位置に送られた前記ワークの一方の位置決めマークが設けられる位置に前記撮像手段を移動させて、この一方の前記基準マークと、該基準マークに一致させる一方の前記位置決めマークの位置ずれ方向及び位置ずれ量を求め、それらの位置ずれ方向及び位置ずれ量に応じて他方の位置決めマークが設けられる位置へと前記撮像手段を移動させる
ことを特徴とするシート状ワークの位置決め装置。 - 金型に設けられた2つの基準マークに、シート状のワークに設けた2つの位置決めマークを一致させて、該ワークを該金型上に位置決め配置させるシート状ワークの位置決め方法であって、
2つの前記基準マークの位置を撮像手段で撮像して求めておき、前記金型の加工位置に送られた前記ワークの2つの位置決めマークを、該撮像手段をそれぞれの位置へ移動させて撮像し、その撮像した画像から基準マークに対する位置決めマークの位置ずれ方向及び位置ずれ量を求め、それら位置ずれ方向及び位置ずれ量に応じて前記ワークを移動させて該基準マークに該位置決めマークを一致させるに際して、
一方の前記基準マークとこれに一致させる一方の前記位置決めマークとの位置ずれ方向及び位置ずれ量を補正量として、一方の前記位置決めマークを撮像した後の前記撮像手段を、他方の前記位置決めマークが設けられた位置へと動かす
ことを特徴とするシート状ワークの位置決め方法。
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| CN117102368A (zh) * | 2023-08-22 | 2023-11-24 | 深圳市可比自动化设备有限公司 | 一种用于片材冲压机的取料对位机构 |
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2010
- 2010-03-05 JP JP2010049481A patent/JP2011183484A/ja active Pending
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016033019A (ja) * | 2014-07-31 | 2016-03-10 | 三菱重工食品包装機械株式会社 | 処理システム |
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