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JP2011183478A - 吸着装置 - Google Patents

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JP2011183478A
JP2011183478A JP2010048641A JP2010048641A JP2011183478A JP 2011183478 A JP2011183478 A JP 2011183478A JP 2010048641 A JP2010048641 A JP 2010048641A JP 2010048641 A JP2010048641 A JP 2010048641A JP 2011183478 A JP2011183478 A JP 2011183478A
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JP
Japan
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porous body
adsorption
suction
stopper
thickness
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Pending
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JP2010048641A
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English (en)
Inventor
Toshimitsu Tachibana
俊光 橘
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nitto Denko Corp
Original Assignee
Nitto Denko Corp
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Publication date
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Abstract

【課題】多孔質体の塑性変形を抑制することのできる吸着装置を提供する。
【解決手段】吸着装置1は、吸着面2aに接着層を介して貼着された、樹脂からなる多孔質体3と、吸着面2aよりも当該吸着面2aが面する方向に突出するストッパー4と、を備えている。ストッパー4の吸着面2aからの高さは、接着層および多孔質体3で規定される厚さと対象物5の厚さの合計以下、接着層および多孔質体3で規定される厚さの70%以上である。この構成によれば、多孔質体3の変形がストッパー4によって規制されるため、多孔質体3にかかる圧力を小さくすることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、対象物を吸着面に真空吸着する吸着装置に関する。
従来から、金属箔、プラスチックフィルム、グリーンシート等の薄く軽量なシートやフィルムを加工する工程等では、対象物を吸着面に真空吸着する吸着装置が用いられ、この吸着装置によってシートやフィルムが固定されたり搬送されたりしている。このような吸着装置では、対象物の保護等のために、吸着面に通気性を有するシート状の多孔質体が貼着されることが広く行われている(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−353788号公報
ところで、吸着面に多孔質体が貼着された吸着装置で対象物を搬送する場合には、搬送元で対象物を吸着する際および搬送先で対象物を開放する際に、多孔質体が対象物を挟んで対象物支持材等に押し付けられて、多孔質体に大きな圧力がかかることがある。そして、多孔質体として樹脂からなるものを用いた場合には、前記の圧力が繰り返しかかることにより、多孔質体が塑性変形することがある。このような多孔質体の組成変形が起きると、多孔質体の構造自体が変化してしまうため、多孔質体の通気度が悪化して対象物の吸着および開放操作が不安定になったり、多孔質体にシワが形成されて吸着が実行できなくなったりする。
本発明は、このような事情に鑑み、多孔質体の塑性変形を抑制することのできる吸着装置を提供することを目的とする。
すなわち、本発明は、対象物を吸着面に真空吸着する吸着装置であって、前記吸着面に接着層を介して貼着された、樹脂からなる多孔質体と、前記吸着面よりも当該吸着面が面する方向に突出するストッパーと、を備え、前記ストッパーの前記吸着面からの高さは、前記接着層および前記多孔質体で規定される厚さと前記対象物の厚さの合計以下、前記接着層および前記多孔質体で規定される厚さの70%以上である、吸着装置を提供する。
上記の構成によれば、多孔質体の変形がストッパーによって規制されるため、多孔質体にかかる圧力を小さくすることができる。従って、本発明によれば、多孔質体の塑性変形を抑制することができる。
本発明の一実施形態に係る吸着装置の吸着ヘッドを示す側面図である。 図1の吸着ヘッドの下面図である。
図1および図2に、本発明の一実施形態に係る吸着装置1の吸着ヘッド2を示す。吸着装置1は、対象物5を真空吸着して搬送するものであり、吸着ヘッド2と、吸着ヘッド2を昇降させる昇降機構(図示せず)と、吸着ヘッド2を水平方向に移動させる移動機構(図示せず)と、吸着ヘッド2と吸引路6で接続された真空ポンプ(図示せず)とを備えている。そして、吸着ヘッド2における水平面に平行な下面が、対象物5を吸着させる吸着面2aとなっている。
本実施形態では、対象物5が矩形シート状であり、この対象物5の形状に合わせて吸着面2aが矩形状をなしている。ただし、吸着面2aの形状はこれに限らず、例えば、八角形等の多角形状であってもよいし、円形状であってもよい。
吸着面2aには、対象物5が吸着されるべき吸着領域20内に複数の吸引孔21が設けられている。本実施形態では、吸引孔21が、吸着領域20の輪郭に沿って等間隔で配置されている。吸着ヘッド2内には、吸引孔21と吸引路6とを連通する連通路22が形成されている。なお、吸引孔21の位置および数量は、対象物5の種類や大きさに合わせて適宜選定可能である。
また、吸着面2aには、シート状の多孔質体3が接着層(図示せず)を介して貼着されている。本実施形態の多孔質体3は、下面視で矩形状の四隅が切り欠かれた十字状をなしており、吸着面2aにおける吸着領域20を完全に覆っている。この多孔質体3は、樹脂で構成されている。
多孔質体3は、樹脂からなる多孔性のものであればよく、その例としては、織布、不織布、穿孔加工を施したフィルム、プラスチック粉体が焼結させられることにより多孔質化された焼結シート体等が挙げられる。ただし、本発明は、気孔率の大きい材料、圧縮弾性率が小さな材料、または塑性変形を起こしやすい材料を使用した場合に特に効果的である。
多孔質体3としては、全面に均一に孔が存在し、面全体で均一な吸着力が得られやすいという観点から、プラスチック粉体の焼結シート体を使用することが好ましい。中でも、用途上、対象物との間に摩擦が生じるために、耐摩耗性および耐衝撃性に優れるという観点から、平均分子量が50万以上の超高分子量ポリエチレン粉体を用いて作製された焼結シート体が好ましい。
超高分子量ポリエチレン粉体を用いて焼結シート体を作製するには、次のような方法等を使用可能である。1つ目は、該粉体を金型に入れた状態で焼結させて焼結ブロックを作製し、この焼結ブロックを旋盤加工によりシート状に加工する方法である。2つ目は、該粉体を所定厚さに並べた状態で焼結する方法である。3つ目は、該粉体を流動パラフィン等の超高分子量ポリエチレンの融点よりも高い沸点の溶媒に分散させたいわゆるスラリーを、表面を離型処理している金属板上に所定厚さに塗布し、さらにその上にシートを被せた状態で超高分子量ポリエチレンの融点以上に加熱して焼結させる方法である。
多孔質体3の厚さは、0.05mm以上3.0mm以下であることが好ましい。製法等により多孔質体3の圧縮されたときの性質が異なるが、厚さが0.05mm未満であれば、厚さ方向に変形したときの対象物3との密着性が得難くなり、厚さが3.0mmを超えれば、多孔質体3の変形量が大きくなり過ぎるからである。より好ましい多孔質体3の厚さは、0.1mm以上1.5mm以下である。
多孔質体3を接着層により吸着面2aに貼着する方法は、全ての吸引孔21が完全に塞がれず、それらを通じた通気が確保されるような方法であれば特に制限されない。例えば、熱によって融着させる方法、多孔質体3における粘着面2aの吸引孔21に対応する部分を除いた部分にホットメルトシートを配して熱溶着させる方法、多孔質体3における吸着面2aの吸引孔21に対応する部分を除いた部分に両面テープを配して貼り合わせる方法、粘着剤を多孔質体3の全面に亘って斑点状に塗布して通気性を確保しながら貼り合わせる方法などを利用することができる。このように、多孔質体3と吸着面2aとを接着する接着層としては、種々の構成のものを採用することができる。
さらに、本実施形態では、吸着面2aの四隅の多孔質体3で覆われていない部分に、矩形板状のストッパー4が設けられており、これらのストッパー4が吸着面2aから下方に突出している。
ストッパー4の吸着面2aからの高さは、接着層および多孔質体3で規定される厚さと対象物5の厚さの合計(以下単に「合計厚さ」という。)以下であることが好ましく、合計厚さ未満であることがより好ましい。多孔質体3は厚さが不均一になっていることも想定されるので、多孔質体3を対象物5に全面に亘って確実に接触させるためには、吸着時に多孔質体3をある程度厚さ方向に変形させることが好ましいからである。例えば、ストッパー4の高さは、本実施形態のようにストッパー4が吸着領域20の外側に配置されていてストッパー4と対象物5が接触しないように設計されている場合、あるいは対象物5の厚さが厚い場合には、多孔質体3の厚さよりも大きくてもよい。
また、ストッパー4の吸着面2aからの高さは、接着層および多孔質体3で規定される厚さの70%以上であることが好ましい。ストッパー4の高さが接着層および多孔質体3で規定される厚さの70%未満であると、ストッパーによって規制しようとしている多孔質体3の変形量が大きくなりすぎてしまい、多孔質体3の塑性変形が起きやすくなる。
特に好ましいストッパー4の高さは、接着層および多孔質体3で規定される厚さの80%以上である。
ストッパー4は、吸着ヘッド4の下降時に当該ストッパー4が他の部材に接触した場合でも、その他の部材と吸着面2aとの間の隙間を確保するために、ヤング率が10GPa以上のものが好ましく、50GPaのものがより好ましい。このような観点から、ストッパー4は、例えば、ステンレス、鉄、銅、アルミニウム等の金属やセラミックス材で構成されていることが好ましい。
以上説明した本実施形態の吸着装置1では、多孔質体3の厚み方向の変形をストッパー4で規制することができる。これにより、多孔質体3にかかる圧力を小さくすることができ、多孔質体3の塑性変形を抑制することができる。
ここで、ストッパー4の高さが接着層および多孔質体3で規定される厚さよりも小さい場合は、例えば、多孔質体3の中央に貫通孔を設け、この貫通孔内にストッパー4を配置してもよい。ただし、この場合は、多孔質体3がストッパー4とのレベル差以上に変形すると、ストッパー4が対象物5に当たってしまう。そこで、ストッパー4は、対象物5に当たらないように、本実施形態のように吸着領域20の外側に配置されていていることが好ましい。
<変形例>
なお、前記実施形態では、矩形板状のストッパー4が吸着面2aの四隅に配置されていたが、ストッパー4の数量および位置ならびに形状は、適宜選定可能である。例えば、吸着面2aの周縁部に枠状のストッパーを設けてもよい。
また、ストッパー4は、吸着面2aよりも当該吸着面2aが面する方向に突出していればよく、必ずしも吸着面2aに設けられている必要はない。例えば、ストッパー4を吸着ヘッド2の側面に、吸着面2aよりも下方に張り出すように設けることも可能である。
以下、実施例を挙げて本発明を詳細に説明するが、本発明は、これら実施例に何ら制限されるものではない。
(実施例1)
超高分子量ポリエチレン粉末(分子量500万、嵩密度0.47g/cm3、平均粒子径120μm)を内径500mm、高さ500mmの金型に充填し、これを金属製耐圧容器に入れ、容器内を1000Paまで減圧した。その後、容器内に加熱された水蒸気を導入することにより、容器内を160℃、600kPaとして5時間の加熱を行い、ついで徐冷を行って、円筒状の焼結ブロックを得た。この焼結ブロックを旋盤により200μmの厚さとなるようにカットして焼結シート体を切り出し、これをプレス機により130℃、300kPaで1時間プレスした。その後、焼結シート体を100mm角にカットして多孔質体を作製した。ついで、この多孔質体の片面に、190℃に加熱したホットメルト接着剤(ヤスハラケミカル社製ヒロダイン)を490kPaの圧力で均一に分散させながら吹き付け、斑点状の接着層を形成した。接着剤の塗布量を7g/m2とした結果、接着層の厚さは5μmとなった。
厚さ200μmのSUS304板(ヤング率:190GPa)を10mm角にカットし、4つのストッパーを作製した。
100mm角の吸着面を有する吸着装置を用意し、その吸着装置の吸着面の4角に作製した4つのストッパーをエポキシ系接着剤で固定した。さらに、多孔質体がストッパーと干渉しないように、作製した多孔質体の4角を10mm角で切り欠いた後に多孔質体を接着層により吸着装置の吸着面に貼り付け、多孔質体およびストッパーが吸着面に設けられた吸着装置を得た。
(実施例2)
厚さ150μmのSUS304板を用いた以外は実施例1と同様にして、吸着装置を得た。
(実施例3)
厚さ210μmのSUS304板を用いた以外は実施例1と同様にして、吸着装置を得た。
(実施例4)
多孔質体を作製する際に焼結ブロックを500μmの厚さとなるようにカットするとともに、厚さ500μmのSUS304板を用いた以外は実施例1と同様にして、吸着装置を得た。
(比較例1)
厚さ120μmのSUS304板を用いた以外は実施例1と同様にして、吸着装置を得た。
(比較例2)
厚さ240μmのSUS304板を用いた以外は実施例1と同様にして、吸着装置を得た。
(試験)
<気孔率>
実施例および比較例の吸着装置における多孔質体について、体積と重量から嵩密度を求め、超高分子量ポリエチレンの真密度を0.935g/cm3として、{1−(嵩密度/真密度)}×100の式から気孔率を算出した。その結果、いずれの多孔質体も気孔率は35%であった。
<接着層および多孔質体で規定される厚さ>
実施例および比較例において、多孔質体を吸着装置に貼り付ける前に、いったん離型紙に貼り合わせ、その全体厚さを4角近傍部分でマイクロメータ(最小目盛0.001mm)を用いて測定し、その4つの測定値の平均値を算出した。この測定値から離型紙の厚さを差し引いて、接着層および多孔質体で規定される厚さを求めた。
<吸着試験>
まず、何も作業していない初期状態で、実施例および比較例の吸着装置の吸着試験を行った。吸着試験では、10L/minの吸引量で、厚さ10μmのアルミニウム箔をシワなく吸着できるかを確認した。
次に、耐久試験を行い、その後に上記と同じ吸着試験を行った。耐久試験は、多孔質体およびストッパーが設けられた吸着面に対して、面圧を5MPaまで上昇させるプレスを1000回行った。
実施例および比較例の吸着装置における接着層および多孔質体で規定される厚さ、ストッパーの高さ、ならびに吸着試験の結果を表1に示す。
Figure 2011183478
表1から、実施例についてはいずれも問題なく吸着作業が可能であることが分かる。これに対し、比較例2では、ストッパーの高さが大きすぎるために吸着ができないことが確認された。また、比較例1では、初期は吸着作業が可能であるが、連続運転を想定した耐久試験後には多孔質体が塑性変形してしまった。これにより、通気性が大幅に低下して吸着ができなくなり、ストッパーを用いることによる効果が得られないことが確認された。
1 吸着装置
2 吸着ヘッド
2a 吸着面
20 吸着領域
3 多孔質体
4 ストッパー
5 対象物

Claims (5)

  1. 対象物を吸着面に真空吸着する吸着装置であって、
    前記吸着面に接着層を介して貼着された、樹脂からなる多孔質体と、
    前記吸着面よりも当該吸着面が面する方向に突出するストッパーと、を備え、
    前記ストッパーの前記吸着面からの高さは、前記接着層および前記多孔質体で規定される厚さと前記対象物の厚さの合計以下、前記接着層および前記多孔質体で規定される厚さの70%以上である、吸着装置。
  2. 前記ストッパーは、前記吸着面における前記対象物が吸着されるべき吸着領域の外側に配置されている、請求項1に記載の吸着装置。
  3. 前記ストッパーは、ヤング率が10GPa以上のものである、請求項1または2に記載の吸着装置。
  4. 前記樹脂は、超高分子量ポリエチレンである、請求項1〜3のいずれか一項に記載の吸着装置。
  5. 前記多孔質体は、超高分子量ポリエチレン粉体が焼結させられることにより多孔質化されたものである、請求項4に記載の吸着装置。
JP2010048641A 2010-03-05 2010-03-05 吸着装置 Pending JP2011183478A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014167840A1 (ja) * 2013-04-12 2014-10-16 東レエンジニアリング株式会社 Led製造装置およびled製造方法

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