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JP2011182563A - 車両用充電状態表示装置 - Google Patents

車両用充電状態表示装置 Download PDF

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JP2011182563A
JP2011182563A JP2010044881A JP2010044881A JP2011182563A JP 2011182563 A JP2011182563 A JP 2011182563A JP 2010044881 A JP2010044881 A JP 2010044881A JP 2010044881 A JP2010044881 A JP 2010044881A JP 2011182563 A JP2011182563 A JP 2011182563A
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Abstract

【課題】走行中でもバッテリの充電量を外部に知らせることができる車両用充電状態表示装置を提供する。
【解決手段】車両Vに搭載されたバッテリ4の容量(SOC)が予め設定された残容量値まで低下したとき、車両Vの走行性能を制限するECU7を備えた車両用充電状態表示装置であって、車外から視認可能なルーフパネルRPの後端部に搭載されたSOCインジケータ2と、SOCインジケータ2の表示状態を変更するECU7と、を備え、ECU7により車両Vの走行性能の制限が行われているとき、ECU7によりSOCインジケータ2の表示状態を変更する。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両に搭載されたバッテリの充電量を外部から確認することができる車両用充電状態表示装置に関する。
電気自動車やハイブリッド車の外部(車外)から、バッテリの充電状態(残容量)を確認できる技術として、特許文献1および特許文献2に記載のものが提案されている。特許文献1では、車両のドアミラーの角度によって充電状態を確認する技術が提案され、特許文献2では、ワイパーの角度によって充電状態を確認する技術が提案されている。
特開2009−240008号公報(図4) 特開2009−132357号公報(図1)
しかしながら、特許文献1および特許文献2に記載の従来の技術は、ドアミラーやワイパーは、走行中に共用できないという問題がある。
本発明は、前記従来の問題を解決するものであり、走行中でもバッテリの充電量を外部に知らせることができる車両用充電状態表示装置を提供することを課題とする。
本発明は、車両に搭載されたバッテリの容量が予め設定された残容量値まで低下したとき、前記車両の走行性能を制限する走行制限装置を備えた車両用充電状態表示装置であって、車外から視認可能な部位に搭載された表示手段と、前記表示手段の表示状態を変更する表示制御手段と、を備え、前記走行制御装置により前記車両の走行性能の制限が行われているとき、前記表示制御手段により前記表示手段の表示状態を変更することを特徴とする。
これによれば、電気自動車などの走行中に、車外、特に後続車両から、自車両の走行性能が制限されていることを視認できるので、速度低下による渋滞防止効果を有する。
また、前記バッテリの温度を検出する温度検出手段を備え、前記走行制御装置は、前記温度検出手段により検出された温度に基づいて前記車両の走行性能の制限度合いを変更し、前記表示制御手段は、前記走行制御装置の制限度合いに基づいて前記表示手段の表示状態を変更することを特徴とする。
これによれば、バッテリの温度に基づいた車両の走行性能の制限が行われることにより、バッテリの劣化を抑制できるとともに、温度に基づいた走行性能の制限の場合でも、車外から視認することができ、速度低下による渋滞防止効果を有する。
また、前記表示制御手段に対して外部から通信可能な通信手段を備え、前記通信手段からの信号により、前記表示制御手段は、前記表示手段の表示状態を前記バッテリの容量に基づく表示状態に切換可能にしたことを特徴とする。
これによれば、車両の走行中における走行性能の制限に対する表示状態と、バッテリ充電中の容量状態に対する表示状態とを同じ表示手段を用いて表示することが可能になる。
本発明によれば、走行中でもバッテリの充電量を外部に知らせることができる車両用充電状態表示装置を提供できる。
本実施形態に係る車両用充電状態表示装置を搭載した車両を示し、(a)は車両の全体概略図、(b)はSOCインジケータの拡大図、(c)はメータ内インジケータの概略図である。 リモコンキーの構成を示す概略図である。 充電時のSOCインジケータの表示制御を示すフローチャートである。 走行時のSOCインジケータの表示制御を示すフローチャートである。 バッテリの出力制限方法の変形例を示すマップである。 バッテリ出力制限時のモータの回転速度と軸トルクとの関係を示すマップであり、(a)はバッテリ出力を定格100%から75%に制限したとき、(b)はバッテリ出力を定格75%から25%に制限したとき、(c)はバッテリ出力を定格25%から10%に制限したときである。 走行時のSOCインジケータの表示制御の変形例を示すフローチャートである。 バッテリ出力制限とバッテリ温度とのヒステリシス関係を示すマップである。 SOCインジケータの変形例を示す概略図である。
以下、本発明に係る実施形態について図面を参照して説明する。なお、本実施形態の車両用充電状態表示装置1は、電気自動車(electric vehicle:EV)、プラグインハイブリッド車(Plug-in Hybrid Vehicle:PHV)などの車両Vに適用することができる。なお、以下では、車両用充電状態表示装置1を電気自動車に適用した場合を例に挙げて説明する。
図1(a)に示すように、本実施形態の車両用充電状態表示装置1を搭載した車両Vは、車外から視認可能なSOCインジケータ(表示手段)2、車室内のインストルメントパネルIP(図1(c)参照)に設けられるメータ内インジケータ3、充放電可能なバッテリ4、PDU5、走行用モータ6、ECU7(走行制御装置、表示制御装置)などで構成されている。
SOCインジケータ2は、3色表示を行う1個のインジケータからなり、バッテリ4の充電量(SOC:バッテリ4の電気容量に対する充電量割合)を、車両VのルーフパネルRPの後端部、かつ、車幅方向(左右方向)の中央部に配置して構成されている。このSOCインジケータ2は、図1(b)に示すように、3色の光源2a,2b,2cをベースB上に備えるとともに、光源2a〜2cを覆う光透過性のカバーCを備えている。このようにSOCインジケータ2を車両VのルーフパネルRPの後端部に配置することで、他車両(特に、後続車両)からの視認が容易になる。
なお、3色の光源2a〜2cは、例えば、緑、橙、赤であるが、これらの色に限定されるものではなく、適宜変更することができる。光源2a〜2cは、電球、発光ダイオードなど各種の光源を用いて構成することができる。
メータ内インジケータ3は、図1(c)に示すように、車室内のインストルメントパネルIPに設けられ、3色の光源からなるインジケータ3a,3b,3cが設けられている。インジケータ3aは、緑色に発光し、インジケータ3bは、橙色に発光し、インジケータ3cは、赤色に発光する。また、インストルメントパネルIPのメータ内インジケータ3の近傍には、バッテリ4のSOCの割合(%)をアナログ表示するメータ3dが速度計の近傍に設けられている。なお、本実施形態では、メータ内インジケータ3が3つのインジケータ3a〜3cで構成されているが、単一のインジケータで構成されていてもよい。
バッテリ4は、主に走行用モータ6を駆動させる電力を蓄積するものであり、ニッケル水素、リチウムイオンなどの二次電池で構成されている。このバッテリ4は、筒型の単電池やラミネート型の単電池が複数直列に接続されたものが、図示しないバッテリケース内に収められた状態で、車室内の床下や後部荷室の床下などに配置されている。
なお、バッテリ4のSOCは、例えば、バッテリ4の電流、電圧および温度に基づいて検出することができる。また、バッテリ4のSOCは、電圧のみで判断するようにしてもよい。電流は、バッテリ4に接続された電流センサにより、電圧は、バッテリ4に接続された電圧センサにより、温度は、バッテリ4に設けられた温度センサ8によりそれぞれ検出することができる。
PDU(Power Drive Unit)5は、バッテリ4から供給される直流電力を交流電力に変換し、この交流電力を走行用モータ6に供給する。また、車両Vが降坂中などにおいては前輪FW,FWからの逆駆動力によりトランスミッションを介して走行用モータ6が回転させられることで、走行用モータ6に回生電力が発生する。この回生電力はPDU5によって直流電圧に変換されバッテリ4に充電される。
走行用モータ6は、車両Vの前輪FW,FWに連結され、バッテリ4に蓄積された電力がPDU5を介して供給されるようになっている。なお、本実施形態では、前輪FW,FWを駆動する場合を例に挙げて説明しているが、後輪RW,RWを駆動させる後輪駆動タイプであってもよく、前輪FW,FWと後輪RW,RWとを駆動させる四輪駆動タイプであってもよい。
ECU7は、SOCインジケータ2の表示状態を変更する表示制御手段と、バッテリ4のSOC(電池容量、充電量)が予め設定された残容量値まで低下したときに車両Vの走行性能を制限する走行制御装置とを備えている。また、表示制御手段は、走行制御装置により車両Vの走行性能の制限が行われているとき、SOCインジケータ2の表示状態を変更するように制御する。
また、ECU7は、バッテリ4の温度を検出する温度センサ8と電気的に接続され、検出したバッテリ4の温度に基づいて、車両Vの走行性能の制限度合いを変更する。また、表示制御手段は、走行制御装置の走行性能の制限度合いに基づいてSOCインジケータ2の表示状態を変更する。
また、ECU7は、バッテリ4に接続された電流センサ、電圧センサと電気的に接続され、バッテリ4の電流、電圧および温度に基づいて、バッテリ4のSOCを算出する。
図2に示すように、車両Vは、リモコンキー(いわゆるキーレスエントリー機能)9によって、車両Vの外部(車外)と無線(赤外線、電波など)により通信可能となっている。このリモコンキー9は、運転席周りのリモコンキー挿入部に挿入して、車両Vの始動(IGON)および停止(IGOFF)を行うものである。また、リモコンキー9は、車両Vのドアをロックする押し釦式のロック釦9a、ドアのロック状態を解除する押し釦式のロック解除釦9b、およびバッテリ4の現在のSOCをSOCインジケータ2に表示させる押し釦式のSOC確認釦9cを備えている。
運転者がSOC確認釦9cを押すことにより、SOC確認釦9cが押されたことを示す信号が、車両Vに設けられたアンテナを介して、ECU7に送られる。ECU7は、信号によって、バッテリ4の現在のSOCを検出して、検出したSOCの状態に応じた色でSOCインジケータ2を発光させる。これにより、常に現在の充電状態を確認できるように保持しておく必要がなく、SOC確認釦9cを押したときだけ作動するので、無駄に電力を消費することもなく、しかも盗難防止効果も発揮できる。
次に、本実施形態の車両用充電状態表示装置1の動作について説明する。まず、車両Vが停止(IGOFF)してバッテリ4が充電中の場合における制御について図3を参照して説明する。
ECU7は、リモコンキー9のSOC確認釦9cのオン信号を検知すると、ステップS100において、車両エラー信号の検出の有無について判断する。車両エラー信号とは、充電において充電を続行することができない不具合であり、車両エラー信号の種類(重要度)に応じて、「故障1」信号、「故障2」信号、「故障3」信号に設定される。例えば、「故障1」信号に比べて、「故障3」信号の方が、重要度が高くなる。このような車両エラー信号をECU7が検知しなかった場合(無しの場合)には(S100,No)、ステップS110に進む。
ECU7は、ステップS110において、バッテリ4のSOCが第1閾値以上であるか否かを判断する。なお、第1閾値は、例えば60%に設定される。ECU7は、ステップS110において、SOC(バッテリ4の容量)が第1閾値以上であると判断した場合には(Yes)、ステップS120に進み、SOCインジケータ2を緑色に点灯させる。SOCインジケータ2を点灯させる時間は、例えば1秒間に設定されるが、運転者等がSOCを確認できる時間であれば、1秒よりも短くても、長くてもよい。後記するステップS140,S160についても同様である。
ECU7は、ステップS110において、SOCが第1閾値未満であると判断した場合には(No)、ステップS130に進み、SOCが第2閾値以上であるか否かを判断する。なお、第2閾値は、第1閾値よりも低い値、例えば30%に設定される。
ECU7は、ステップS130において、SOCが第2閾値以上であると判断した場合には(Yes)、ステップS140に進み、SOCインジケータ2を1秒間、橙色に点灯させる。
ECU7は、ステップS130において、SOCが第2閾値未満であると判断した場合には(No)、ステップS150に進み、SOCが第3閾値以上であるか否かを判断する。なお、第3閾値は、第2閾値よりも低い値、例えば15%に設定される。
ECU7は、ステップS150において、SOCが第3閾値以上であると判断した場合には(Yes)、ステップS160に進み、SOCインジケータ2を1秒間、赤色に点灯させる。
ECU7は、ステップS150において、SOCが第3閾値未満であると判断した場合には(No)、ステップS170に進み、SOCインジケータ2を赤色で点滅させる。SOCインジケータ2を点滅させる時間は、例えば3秒間に設定される。
一方、ECU7は、ステップS100において、車両エラー信号が検知されたと判断した場合(有りの場合)には(Yes)、ステップS210に進む。なお、SOC確認釦9cが操作されたか否かに拘らず、ECU7が車両エラー信号を検出した場合には、バッテリ4を充填中であれば、バッテリ4の充電を停止する(充電停止中)。
そして、ECU7は、ステップS210において、ステップS100で得られた車両エラー信号が故障1を示す信号であるか否かを判断する。ECU7は、ステップS210において、車両エラー信号が「故障1」信号であると判断した場合には(Yes)、ステップS220に進み、SOCインジケータ2を赤色で2回点滅させ、「故障1」信号を、車両情報として送信する。車両情報として、「故障1」信号を、現在位置、SOCなどとともに、電話回線等を用いて、JAF(社団法人日本自動車連盟)、ロードサービス、ディーラサービスなどに送信する。
また、ECU7は、ステップS210において、車両エラー信号が「故障1」信号ではないと判断した場合には(No)、ステップS230に進み、車両エラー信号が「故障2」信号であるか否かを判断する。ECU7は、ステップS230において、車両エラー信号が「故障2」信号であると判断した場合には(Yes)、ステップS240に進み、SOCインジケータ2を赤色で3回点滅させ、「故障2」信号を、車両情報として、前記と同様にして送信する。
また、ECU7は、ステップS230において、車両エラー信号が「故障2」信号ではないと判断した場合には(No)、ステップS250に進み、車両エラー信号が「故障3」信号であるか否かを判断する。ECU7は、ステップS250において、車両エラー信号が「故障3」信号であると判断した場合には(Yes)、ステップS260に進み、SOCインジケータ2を赤色で4回点滅させ、「故障3」信号を、車両情報として、前記と同様にして送信する。
また、ECU7は、ステップS250において、車両エラー信号が「故障3」信号ではないと判断した場合には(No)、ステップS270に進み、SOCインジケータ2を赤色で5回点滅させる。
このように、車両エラー信号が発せられた場合には、SOCインジケータ2の点滅回数を変化させることで、故障状態を外部に報知することが容易になる。なお、点灯時間、点滅のリズムなどを変化させて故障状態を報知するようにしてもよい。
次に、車両Vが走行中の場合の車両用充電状態表示装置の表示制御について図4を参照して説明する。
図4に示すように、ECU7は、ステップS300において、車両Vのイグニッションスイッチがオン(IGON)になっているか否かを判断する。つまり、IGONになっているとは、車両Vが走行状態または走行可能な状態にあることを意味している。ECU7は、ステップS300において、IGONされていないと判断した場合には(No)、ステップS300を繰り返し、IGONされていると判断した場合には(Yes)、ステップS310に進む。
ECU7は、ステップS310において、車両エラー信号の有無を判断する。なお、車両エラー信号は、図3のステップS100と同様に、「故障1」信号、「故障2」信号、「故障3」信号などが含まれている。ECU7は、ステップS310において、車両エラー信号が検出された場合には(Yes)、ステップS440に進み、バッテリ4の出力を定格の10%に制限する。そして、ECU7は、ステップS450に進み、SOCインジケータ2およびメータ内インジケータ3をそれぞれ連動させて赤色で点滅させる。
そして、ECU7は、ステップS460に進み、車両Vの現在地、SOC、エラー情報(車両エラー信号の種類)を車両情報として、JAF、ロードサービス、ディーラサービスなどに電話回線等で発信する。
一方、ECU7は、車両エラー信号を検出していない場合には(No)、ステップS320に進み、温度センサ8により検出されたバッテリ4の温度が第1所定温度以上であるか否かを判断する。なお、第1所定温度は、例えば24℃に設定される。
ECU7は、ステップS320において、バッテリ4の温度が第1所定温度以上であると判断した場合には(Yes)、ステップS330に進み、SOCが第1閾値以上であるか否かを判断する。なお、第1閾値は、図3のステップS110と同様に、例えば60%に設定される。
ECU7は、ステップS330において、SOCが第1閾値以上である場合(Yes)、つまりSOCが十分であると判断した場合には、ステップS340に進み、バッテリ4の出力を定格の100%に設定する。
そして、ECU7は、ステップS350に進み、SOCインジケータ2とメータ内インジケータ3とを連動させてそれぞれ緑色に点灯させ、ステップS310に戻る。
一方、ECU7は、ステップS320において、バッテリ4の温度が第1所定温度未満であると判断した場合には(No)、ステップS360に進み、バッテリ4の温度が第2所定温度以上であるか否かを判断する。なお、第2所定温度は、第1所定温度よりも低い温度に設定され、例えば0℃に設定される。
ECU7は、ステップS360において、バッテリ4の温度が第2所定温度以上であると判断した場合(Yes)、あるいは、ステップS330において、SOCが第1閾値未満であると判断した場合には(No)、ステップS370に進み、SOCが第2閾値以上であるか否かを判断する。なお、第2閾値(残容量値)は、図3のステップS130と同様に、第1閾値よりも低い値に設定され、例えば30%に設定される。
ECU7は、ステップS370において、SOCが第2閾値以上であると判断した場合には(Yes)、ステップS380に進み、バッテリ4の出力を定格の75%に制限する(車両Vの走行性能の制限度合いを変更する)。
そして、ECU7は、ステップS390に進み、SOCインジケータ2とメータ内インジケータ3を橙色に点灯させ、ステップS310に戻る。
一方、ECU7は、ステップS360において、バッテリ4の温度が第2所定温度未満であると判断した場合には(No)、ステップS400に進み、バッテリ4の温度が第3所定温度以上であるか否かを判断する。なお、第3所定温度は、第2所定温度よりも低い温度に設定され、例えばマイナス30℃に設定される。
ECU7はステップS400において、バッテリ4の温度が第3所定温度以上であると判断した場合には(Yes)、あるいは、ステップS370において、SOCが第2閾値未満であると判断した場合には(No)、ステップS410に進み、SOCが第3閾値以上であるか否かを判断する。なお、第3閾値(残容量値)は、図3のステップS150と同様に、第2閾値よりも低い値に設定され、例えば15%に設定される。
ECU7は、ステップS410において、SOCが第3閾値以上であると判断した場合には(Yes)、ステップS420に進み、バッテリ4の出力を定格の25%に制限する(車両Vの走行性能の制限度合いを変更する)。
そして、ECU7は、ステップS430に進み、SOCインジケータ2とメータ内インジケータ3を赤色に点灯させ、ステップS310に戻る。
また、ECU7は、ステップS400において、バッテリ4の温度が第3所定温度未満であると判断した場合(No)、あるいは、ステップS410において、SOCが第3閾値未満であると判断した場合には(No)、ステップS440に進み、バッテリ4の出力を定格の10%に制限する(車両Vの走行性能の制限度合いを変更する)。
そして、ECU7は、ステップS450に進み、SOCインジケータ2およびメータ内インジケータ3を赤色で点滅させ、ステップS460に進み、車両Vの現在地、SOC、エラー情報(車両エラー信号の種類)を車両情報として、JAF、ロードサービス、ディーラサービスなどに電話回線等で発信する。
なお、走行時にバッテリ4の温度が低く、出力制限が実行されていても、走行を継続してバッテリ4の温度が上昇することで、出力制限から抜け出すことができる。
このように、SOCインジケータ2に連動させて、運転席に設けられたメータ内インジケータ3を表示することにより、運転者にもバッテリ4のSOCおよび出力制限を知らせることができ、注意を喚起することができる。
また、車両Vが高速道路を走行している場合、バッテリ4の出力制限が行われているときには、高速道路上に設けられた電光掲示板、ナビゲーションシステムの画面に、低速走行が存在している車両情報を表示することで、渋滞回避を行うことが可能になる。また、車両Vが一般道路を走行している場合には、他車両にはナビゲーションシステムの画面に低速走行の車両の情報を表示させ、本車両には、充電スタンドの位置情報を表示させて、渋滞回避することが可能になる。
図5はバッテリの出力制限方法の変形例を示すマップである。すなわち、第1所定温度、第2所定温度、第3所定温度のいずれの場合であっても、SOCが第2閾値(例えば、30%)を下回ったら、バッテリ4の出力制限を開始する。なお、例えば、第1閾値は60%、第2閾値は30%、第3閾値は15%、第4閾値は10%に設定される。
図6は、バッテリ出力制限時のモータの回転速度と軸トルクとの関係を示すマップであり、(a)は出力を定格100%から75%に制限したとき、(b)は出力を定格75%から25%に制限したとき、(c)は出力を定格25%から10%に制限したときである。
なお、図6(a)〜(c)において、細い実線は、出力制限前の走行用モータ6の回転速度と走行用モータ6の軸トルクとの関係であり、太い実線は、出力制限後の走行用モータ6の回転速度と走行用モータ6の軸トルクとの関係であり、破線は、車両Vが平地で走行する場合に必要なトルクを示している。また、図6(a)〜(c)において、ドットで示す領域は、走行用モータ6を連続運転させることが可能な領域(連続定格領域)を示している。
図6(a)に示すように、出力(軸トルク)を定格の75%に制限した場合には、太い実線を上限値としてドットで示す領域が、連続定格領域となっている。図6(b)に示すように、出力(軸トルク)を定格の25%に制限した場合には、太い実線を上限値としてドットで示す領域が連続定格領域となっている。図6(c)に示すように、出力(軸トルク)を定格の10%に制限した場合には、太い実線を上限値としてドットで示す領域が連続定格領域となっている。
また、図6(b)に示すように、走行用モータ6の出力を定格の75%から25%に制限した場合には、ドットで示す連続定格領域の境界線と、平地走行に必要なトルクを示す破線との交点P1において、速度V1(例えば、90km/h)で巡航可能となっている。また、図6(c)に示すように、走行用モータ6の出力を定格の25%から10%に制限した場合には、軸トルクの上限の境界を示す太実線と平地走行に必要なトルクを示す破線との交点P2において、速度V2(例えば、83km/h)で巡航可能となっている。
このように、バッテリ4の出力が75%から25%に制限された場合であっても、25%から10%に制限された場合であっても、車両Vを所定の巡航速度V1,V2で走行させることができる。
図7は走行時のSOCインジケータの表示制御の変形例を示すフローチャートであり、図8はバッテリ出力制限とバッテリ温度とのヒステリシス関係を示すマップである。なお、図7に示す表示制御は、図4に示す表示制御の変形例であり、図4と同じ制御については、同一のステップ符号を付して重複した説明を省略する。
すなわち、図7に示すように、ECU7は、バッテリ4の出力を定格の10%に制限した場合において(ステップS440)、SOCインジケータ2およびメータ内インジケータ3を赤色で点滅させた後(ステップS450)、ステップS455に進み、バッテリ4の温度が第4所定温度以上であるか否かを判断する。なお、第4所定温度は、第3所定温度よりも若干高く、第2所定温度よりも低い温度であり、例えばマイナス28℃に設定される。
ECU7は、ステップS455において、バッテリ4の温度が第4所定温度未満であると判断した場合には(No)、ステップS440に戻り、バッテリ4の温度が第4所定温度以上であると判断した場合には(Yes)、ステップS410に戻る。そして、ECU7は、SOCが第3閾値以上であると判断した場合には(Yes)、バッテリ4の出力を定格の10%から25%に上昇させる。
また、ECU7は、バッテリ4の出力を定格の25%に制限している場合において(ステップS420)、SOCインジケータ2およびメータ内インジケータ3を赤色に点灯させた後(ステップS430)、ステップS435に進み、バッテリ4の温度が第5所定温度以上であるか否かを判断する。なお、第5所定温度は、第2所定温度よりも若干高く、第1所定温度よりも低い温度であり、例えば2℃に設定される。
ECU7は、ステップS435において、バッテリ4の温度が第5所定温度未満であると判断した場合には(No)、ステップS400に戻り、バッテリ4の温度が第5所定温度以上であると判断した場合には(Yes)、ステップS370に戻る。そして、ECU7は、SOCが第2閾値以上であると判断した場合には(Yes)、バッテリ4の出力を定格の25%から75%に上昇させる。
また、ECU7は、バッテリ4の出力を定格の75%に制限している場合において(ステップS380)、SOCインジケータ2およびメータ内インジケータ3を橙色に点灯させた後(ステップS390)、ステップS395に進み、バッテリ4の温度が第6所定温度以上であるか否かを判断する。なお、第6所定温度は、第1所定温度よりも若干高い温度であり、例えば26℃に設定される。
ECU7は、ステップS395において、バッテリ4の温度が第6所定温度未満であると判断した場合には(No)、ステップS360に戻り、バッテリ4の温度が第6所定温度以上であると判断した場合には(Yes)、ステップS330に戻る。そして、ECU7は、SOCが第1閾値以上であると判断した場合には(Yes)、バッテリ4の出力を定格の75%から100%に上昇させる。
なお、図示していないが、図7に示す制御において、ECU7は、IGOFFの信号を検知した場合には、一連の処理を終了する。
図8に示すように、バッテリ4の温度が低下する方向に変動する場合には、第1所定温度、第2所定温度、第3所定温度に基づいて、出力制限を実行し、逆に、バッテリ4の温度が上昇する方向に変動する場合には、第3所定温度よりも若干高い第4所定温度、第2所定温度よりも若干高い第5所定温度、第1所定温度よりも若干高い第6所定温度に基づいて、出力制限を緩和していく。このように、出力制限を実行する場合と、出力制限の緩和を実行する場合とで、ヒステリシスの関係を持たせることにより、出力制限が頻繁に変動するといったハンチングを防止することができる。
以上説明したように、本実施形態の車両用充電状態表示装置1によれば、車外から視認可能な部位であるルーフパネルRPの後端部にSOCインジケータ2(表示手段)を配置し、SOCの状態(残充電量)を色分け等して表示することで、出力制限されて車両Vが低速走行になっていることを他の車両(特に、後続車両)に知らせることができ、渋滞防止を図ることが可能になる。
また、本実施形態の車両用充電状態表示装置1によれば、バッテリ4の温度に基づいて車両Vの走行性能の制限が行われることにより、バッテリ4の劣化を防止できるとともに、バッテリ4の温度に基づいて走行性能の制限を行った場合でも、車外から視認することができ、登坂時などの速度低下による渋滞防止効果を発揮することが可能になる。
また、本実施形態に車両用充電状態表示装置1によれば、車両Vが走行中の走行性能の制限に対する表示状態と、車両Vの充電中のバッテリ4のSOC(充電状態)に対する表示状態を同じSOCインジケータ2を用いて(兼用して)表示することが可能となる。
図9は、SOCインジケータの変形例を示す概略図である。図9(a)に示すSOCインジケータ2Aは、3個の緑色に発光するインジケータ2e,2f,2gが車両VのルーフパネルRPの後端部、かつ、車幅方向に間隔を開けて配置されている。また、中央部に位置するインジケータ2fは、両側のインジケータ2e,2gよりも後方に位置している。これにより、中央部のインジケータ2fが後方からだけではなく、車両Vの側方からでも視認することができるようになっている。また、車室内のインストルメントパネルIPには、緑色に点灯または点滅する1個のメータ内インジケータ3Aが設けられている。
このようなSOCインジケータ2Aでは、SOCが第1閾値(例えば、60%)以上の場合には、インジケータ2e,2f,2gの3個が緑色に点灯する。また、SOCが第2閾値以上、かつ、第1閾値未満の場合には、両端のインジケータ2e,2gの2個が緑色に点灯する。また、SOCが第2閾値未満の場合には、中央のインジケータ2fの1個が緑色に点灯するとともに、メータ内インジケータ3Aが緑色で点灯する。また、SOCが第3閾値未満の場合には、中央のインジケータ2fの1個が緑色で点滅するとともに、メータ内インジケータ3Aが連動して緑色で点滅する。
また、図9(b)に示すSOCインジケータ2Bは、2個の緑色に発光するインジケータ2h,2iが車両VのルーフパネルRPの後端部、かつ、車幅方向の両端に位置している。なお、メータ内インジケータ3Bは、メータ内インジケータ3Aと同様に、緑色に点灯または点滅する。
このようなSOCインジケータ2Bでは、SOCが第2閾値以上の場合には、インジケータ2h,2iの2個が緑色に点灯する。また、SOCが第2閾値未満の場合には、インジケータ2hの1個が緑色に点灯するとともに、メータ内インジケータ3Bが緑色に点灯する。また、SOCが第3閾値未満の場合には、インジケータ2hの1個が緑色に点滅するとともに、メータ内インジケータ3Bが緑色で点滅する。
また、図9(c)に示すSOCインジケータ2Cは、インジケータ2jが車両VのルーフパネルRPの後端部、かつ、車幅方向の中央部に位置している。なお、メータ内インジケータ3Cは、メータ内インジケータ3A,3Bと同様に、緑色に点灯または点滅する。
このようなSOCインジケータ2Cでは、SOCが第2閾値以上の場合には、インジケータ2jが緑色に点灯するとともに、これに連動してメータ内インジケータ3Cが緑色に点灯する。また、SOCが第2閾値未満の場合には、インジケータ2jが緑色に点滅するとともに、これに連動してメータ内インジケータ3Cが緑色で点滅する。
また、図9(d)に示すSOCインジケータ2Dは、インジケータ2kが車両VのルーフパネルRPの後端部、かつ、車幅方向の中央部に位置している。このインジケータ2kは、緑色と赤色の光源を有し、緑色に点灯、赤色に点灯、点滅するようになっている。なお、メータ内インジケータ3Dは、赤色に点灯または点滅する。
このようなSOCインジケータ2Dでは、SOCが第2閾値以上の場合には、インジケータ2kが緑色に点灯する。また、SOCが第3閾値以上の場合には、インジケータ2kが赤色に点灯するとともに、これに連動してメータ内インジケータ3Dが赤色に点灯する。また、SOCが第3閾値未満の場合には、インジケータ2kが赤色に点滅するとともに、これに連動してメータ内インジケータ3Dが赤色に点滅する。
また、SOCインジケータ2のさらに他の変形例として、SOCが第3閾値(例えば、15%)以下のときだけ、車両に搭載されるハザードランプ、ブレーキランプなどの既存の表示手段を利用して、点滅させることで、走行性能の制限状態を表示することが可能になる。つまり、車両Vの運転者にとって認知度の高い表示手段を利用することにより、自車両の充電状態を表示することが可能になる。なお、ハザードランプ、ブレーキランプは、SOCインジケータ2のインジケータが2個で1色表示のものに相当する。
1 車両用充電状態表示装置
2,2A,2B,2C SOCインジケータ(表示手段)
3,3A,3B,3D メータ内インジケータ
4 バッテリ
5 PDU
6 走行用モータ
7 ECU(走行制御装置、表示制御手段)
8 温度センサ(温度検出手段)
9 リモコンキー(通信手段)
V 車両

Claims (3)

  1. 車両に搭載されたバッテリの容量が予め設定された残容量値まで低下したとき、前記車両の走行性能を制限する走行制限装置を備えた車両用充電状態表示装置であって、
    車外から視認可能な部位に搭載された表示手段と、
    前記表示手段の表示状態を変更する表示制御手段と、を備え、
    前記走行制御装置により前記車両の走行性能の制限が行われているとき、前記表示制御手段により前記表示手段の表示状態を変更することを特徴とする車両用充電状態表示装置。
  2. 前記バッテリの温度を検出する温度検出手段を備え、
    前記走行制御装置は、前記温度検出手段により検出された温度に基づいて前記車両の走行性能の制限度合いを変更し、
    前記表示制御手段は、前記走行制御装置の制限度合いに基づいて前記表示手段の表示状態を変更することを特徴とする請求項1に記載の車両用充電状態表示装置。
  3. 前記表示制御手段に外部から通信可能な通信手段を備え、
    前記通信手段からの信号により、前記表示制御手段は、前記表示手段の表示状態を前記バッテリの容量に基づく表示状態に切換可能にしたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の車両用充電状態表示装置。
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