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JP2011175518A - タッチパネル装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】タッチパネルの操作領域全面にわたって、操作者に十分なクリック感を与えることができる防塵構造のタッチパネル装置を提供する。
【解決手段】タッチパネル2と、該タッチパネル2が内部に保持固定されタッチパネル2にタッチするための操作窓を有するケースと、タッチパネル2に接着された帯状の圧電素子1とを具備し、ケースの操作窓にはタッチパネル2の長方形状の操作領域2aが露出しており、圧電素子1が、操作領域2aの一対の長辺2a1に沿ってそれぞれ接着され、タッチパネル2の操作窓の周囲に位置する部分がケースに固定されているとともに、圧電素子1が、操作領域2aの一対の長辺2a1に沿ってそれぞれ2個以下接着され、かつ圧電素子1が、操作領域2aの長辺2a1よりも外側に突出して接着されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、タッチパネルの操作面をタッチすることで入力信号が得られた際、タッチパネルに取り付けられた圧電素子に電圧を印加して圧電素子を駆動させ、タッチパネルを振動させ、タッチパネルの操作者に触感をフィードバックする機能を有するタッチパネル装置に関する。
近年、駅の券売機やカーナビゲーションシステム、さらには携帯電話の入力デバイスとして、タッチパネル装置が普及しつつある。タッチパネルの代表的な方式として、抵抗膜式、静電容量式、光センサー式などがあるが、いずれの方式においても、タッチパネルは、画像表示装置の上方に配置されており、透明なタッチパネルを介して画像表示装置の情報を操作者に視覚的に供給する。操作者は、画像表示装置の上方に配置されたタッチパネルの面をタッチすることで、あたかも実際のボタンを押して情報をコンピュータに入力したのと同様の効果を得ることができる。
しかしながら、このようなタッチパネル装置では、操作者にてタッチパネルをタッチした際に、ボタンを押すような強い反発感(クリック感)はフィードバックされないため、ボタンを押したことを触覚にて認識できないという問題があった。
この問題に対して、近年、ボタンを押した感覚を操作者へ触覚でフィードバックするフォースフィードバックと呼ばれる技術を搭載したタッチパネル装置の検討が進んでいる。フォースフィードバック技術の一例として、タッチパネル表面に圧電素子を貼り付け、操作者がタッチパネルの操作面をタッチした際に、圧電素子に電圧印加することで圧電素子を伸縮変形させて、その変形よりタッチパネルを振動させる方式が提案されている。
例えば、このようなタッチパネル装置として、特許文献1に示されるように、タッチパネルと、このタッチパネルに貼り付けられた圧電素子とを備え、タッチパネルの入力操作を検出した際に、圧電素子に駆動電圧を加えて圧電素子を伸縮させることでタッチパネルを振動させて、入力操作感を与える構造において、長方形状のタッチパネルの長さ方向の一辺の長さより短い細長帯状の圧電素子を一対固着し、一対の圧電素子は、それぞれ長方形状のタッチパネルの対角位置近傍から長さ方向の一辺に沿って固着させたものが知られている。
特開2005−222326号公報
このようなタッチパネル装置では、操作者がタッチパネルの操作面をタッチした際に、タッチパネル全領域において押した感覚(クリック感)を得るため、タッチパネルをほぼ全面で大きく振動させる必要がある。そのためには、タッチパネルに接着される圧電素子の配置位置や、圧電素子の駆動電圧が重要となる。
上記特許文献1では、タッチパネルの4隅のみが画像表示装置に固定され、振動し易いタッチパネルの支持構造とした上で、タッチパネルの長さ方向の一辺の長さより短い長さの一対の圧電素子をタッチパネルの長さ方向にそれぞれ対角となるように配置している。
このようなタッチパネル装置では、タッチパネルの固有振動数近傍の信号を印加すると、タッチパネルが共振振動することから容易に大きな振動を得ることができ、操作者に十分なクリック感を与えることができる。
しかしながら、上記特許文献1のタッチパネル装置では、タッチパネルの4隅のみを画像表示装置に固定していたため、タッチパネルと画面表示装置との間の固定されていない部分から埃が入ってしまうという問題があった。これに対して、タッチパネルの全周囲を固定すれば防塵構造となるが、これでは、圧電素子による振動が妨げられ、操作者に十分なクリック感を与えることができないという問題があった。特に、タッチパネルの操作領域の4隅では固定が強固であり、圧電素子による振動が妨げられ易く、操作者に十分なクリック感を与えられないという問題があった。
本発明は、タッチパネルの操作領域全面にわたって、操作者に十分なクリック感を与えることができる防塵構造のタッチパネル装置を提供することを目的とする。
本発明のタッチパネル装置は、画像表示装置と所定間隔をおいて配置されたタッチパネルと、該タッチパネルが内部に収容され保持固定されるとともに前記タッチパネルにタッチするための操作窓を有するケースと、前記タッチパネルの前記画像表示装置側の面に接着された帯状の圧電素子とを具備し、前記ケースの前記操作窓には前記タッチパネルの長方形状の操作領域が露出しており、前記圧電素子が、前記タッチパネルの操作領域の外側であって該操作領域の一対の長辺に沿ってそれぞれ接着されているタッチパネル装置であって、前記タッチパネルの前記操作窓の周囲に位置する部分が前記ケースに固定されているとともに、前記圧電素子が、前記操作領域の一対の長辺に沿ってそれぞれ2個以下接着され、かつ前記圧電素子が、前記操作領域の長辺よりも外側に突出して接着されていることを特徴とする。
圧電素子をタッチパネルに接着すると、電圧印加により伸縮振動する圧電素子と、それ自体では変形しないタッチパネルとが接着された構造となることで、圧電素子の伸縮振動がタッチパネルの屈曲振動へと変換される。この屈曲振動は、圧電素子が接着されたタッチパネルの操作領域の長さ方向に対して発生するものである。操作領域の長さ方向に圧電素子が存在しない部分がある場合、例えば、操作領域の4隅に圧電素子が存在していない場合には、操作領域の4隅ではタッチパネルの変形量が小さくなってしまい、操作者が十分なクリック感を得られにくくなってしまう。特に、タッチパネルの操作窓の周囲に位置する部分がケースに固定されている場合には、操作領域の4隅における振動が小さくなる傾向にあり、この部分におけるクリック感が不十分となる。
本発明のタッチパネル装置では、タッチパネルの操作窓の周囲に位置する部分がケースに固定されている防塵構造において、圧電素子が、操作領域の長辺よりも外側に突出して構成されているため、タッチパネルの中央部だけでなく、操作領域の4隅でも十分なクリック感を操作者に与えることができる。
また、本発明のタッチパネル装置は、前記圧電素子は、前記タッチパネルの操作領域の一対の長辺に沿ってそれぞれ2個ずつ近接して直線状に接着されていることを特徴とする。このような構造をとることで、タッチパネルの操作領域の長辺が長い場合であっても、最も変位が小さくなる操作領域の4隅の部分に圧電素子を確実に配置することができ、操作者に操作領域全面で十分なクリック感を与えることができる。
本発明のタッチパネル装置によると、タッチパネルの操作窓の周囲に位置する部分がケ
ースに固定されている防塵構造において、圧電素子が、操作領域の長辺よりも外側に突出して構成されているため、タッチパネルの中央部だけでなく、操作領域の4隅でも十分なクリック感を操作者に与えることができる。
本形態のタッチパネル装置の分解斜視図である。 タッチパネルにおける圧電素子、操作領域およびガスケット材の位置関係を説明するための説明図である。 本形態のタッチパネル装置の断面図であり、(a)はタッチパネル装置の長さ方向における断面図、(b)はタッチパネル装置の幅方向における断面図である。 圧電素子の長さ方向における断面図であり、(a)は電圧印加前、(b)は電圧印加後である。 (a)〜(i)はタッチパネル装置の第1の駆動方法を説明するための説明図である。 (a)〜(g)はタッチパネル装置の第2の駆動方法を説明するための説明図である。 (a)は第1の駆動方法における変位の時間応答を示す図であり、(a)は第2の駆動方法における変位の時間応答を示す図である。 圧電素子への駆動電圧波形を示すもので、(a)は第1の駆動電圧波形、(b)(c)は第2の駆動電圧波形である。 ユニモルフ型の圧電素子の長さ方向における断面図であり、(a)は電圧印加前、(b)は電圧印加後である。 (a)〜(e)は圧電素子の接着位置と変位量との関係を示す図である。
図1〜図3は、タッチパネル装置の構成を示す分解斜視図である。タッチパネル装置は、帯状の圧電素子1と、圧電素子1が裏面に取り付けられたタッチパネル2と、タッチパネル2が収容されるケース3と、タッチパネル2の外周上面とケース3の上蓋3aの内面との間に配置される矩形環状のガスケット材4とで構成されている。ケース3内には、タッチパネル2の裏面側に、タッチパネル2と所定間隔をおいて配置された画像表示装置5と、タッチパネル2、画像表示装置5と接続される、図示しないコンピュータ等の処理装置とが収容され、例えば、携帯電話、カーナビゲーションシステムが構成される。
圧電素子1はタッチパネル2の画像表示装置5側の面に、接着層7を介して接着されている。接着層7は、接着剤、両面テープにより形成されている。接着剤としては、エポキシ系接着剤や、シアノ系接着剤など、硬化後の硬度が十分に高いものが用いられる。
すなわち、上蓋3aと容器3bとから構成されるケース3内には、タッチパネル2と画像表示装置5と図示しない処理装置とが収容され、タッチパネル2は環状のガスケット材4を介して上蓋3aの内面に接着され、画像表示装置5は、容器3b内壁面に形成された段部に支持固定され、これにより、タッチパネル2と画像表示装置5とは所定間隔をおいて、ケース3内に収容されている。
タッチパネル2は、外部から画像表示装置5を目視可能とするため、透明な材料を用いる形成されている。そのため、タッチパネル2の材質はアクリルやポリカーボネートなどのプラスチック基板や、ガラス基板が使用されている。また、タッチパネル2は、外部からの埃が内部に入らない防塵性を確保するため、環状のガスケット材4により全周囲が固定されている。そのため、ガスケット材4は、タッチパネル2が変形し易い低反発性の材料で形成されていることが望ましく、例えばウレタンフォームなどが用いられている。
また、タッチパネル2とケース3の上蓋3aとの間に環状のガスケット材4が配置されており、ガスケット材4にてタッチパネル装置が密閉され、タッチパネル2と画像表示装置5の間、さらに他の機器も含めて収納されたケース3が、埃の入らない防塵構造となっている。ガスケット材4は、タッチパネル2の上面外周とケース3の上蓋3aの内面との間に、接着剤、両面テープ等で接着されている。
また、上蓋3aには、タッチパネル2を指でタッチするための長方形状の操作窓3a1が形成されており、タッチパネル2はその外周部を除いて操作窓3a1を介して外部に露出しており、この操作窓3a1から外部に露出したタッチパネル2の長方形状の中央部表面が操作領域2aとされている。操作領域2aは、環状のガスケット材4の内側に形成されている。操作者は、操作領域2aに映った画像表示装置5のボタン等に対応した位置のタッチパネル2を指で押す(タッチする)ことで、必要とする機能を実現できる。
すなわち、タッチパネル装置は、タッチパネル2を指で押すことにより、抵抗膜式、静電容量式、光センサー式などで得られた位置情報がコンピュータ等の処理装置に入力されるように構成されている。そして、透明なタッチパネル2を介して画像表示装置5の情報が操作者に視覚的にフィードバックされる。操作者は、画像表示装置5の上方に配置されたタッチパネル2の操作領域2aの所定位置をタッチすることで、あたかも実際のボタンを押して情報をコンピュータに入力したのと同様の効果を得ることができる。
そして、圧電素子1は、図2に示すように、タッチパネル2の操作領域2aの外側であって操作領域2aの2つの長辺2a1に沿ってそれぞれ2個ずつ形成されている。なお、符号2a2は、操作領域2aの2つの短辺を示している。また、圧電素子1は、操作領域2aの長辺2a1の両側よりもLだけ外側に突出して形成されている。
言い換えれば、下側の長辺2a1に沿って2個の圧電素子1が近接して直線状に設けられ、左側の圧電素子1の左側端が下側の長辺2a1よりも左側にLだけ突出しており、右側の圧電素子1の右側端が下側の長辺2a1よりも右側にLだけ突出している。また、同様に、上側の長辺2a1に沿って2個の圧電素子1が近接して設けられ、左側の圧電素子1の左側端が上側の長辺2a1よりも左側に突出しており、右側の圧電素子1の右側端が上側の長辺2a1よりも右側に突出している。圧電素子1は、タッチパネル2の操作領域2aの外側に接着されており、上蓋3aにより外部から見えないように構成されている。
言い換えれば、2個の圧電素子1は、操作領域2aの長辺2a1に沿って、圧電素子1の長さ方向に所定間隔mをおいて一列になるように、タッチパネル2に接着されている。
本形態では、圧電素子1が、操作領域2aの長辺2a1よりも外側にLだけ突出して構成されているため、タッチパネル2の中央部だけでなく、操作領域2aの4隅でも十分なクリック感を操作者に与えることができる。
なお、本形態では、圧電素子1を、操作領域2aの2つの長辺2a1に沿ってそれぞれ2個ずつ形成した場合について説明したが、操作領域2aの長辺2a1が短い場合には、圧電素子は1個でとし、その両端を操作領域2aの長辺2a1よりも外側に突出させることが望ましい。この場合には変形量を大きくでき、操作者に対してクリック感を強く感じさせることができる。
また、図1では、操作窓3a1内に露出した部分のタッチパネル2全体を操作領域2aとしたが、操作窓3a1内に露出したタッチパネル2の一部を不透明、例えば、操作窓3a1内に露出したタッチパネル2の外周部を不透明とし、中央部を透明として操作領域2aとし、この透明な中央部の操作領域から画像表示装置5の情報を確認できるようにし、
タッチは中央部の操作領域のみ行うようにしても良いことは勿論である。
図4に帯状の圧電素子1の長さ方向における断面図を示す。図4において、帯状の圧電素子1は積層構造となっている。積層構造とすることで、圧電素子1に印加する駆動電圧を低下できるため、機器の低電圧化が実現される。また、図4において、符号10aは圧電体層1であり、符号11、12は外部電極、符号13a、13bは内部電極、符号14a、14bは端面電極である。
圧電体層1は、例えばチタン酸ジルコン酸鉛(PZT)などの圧電セラミックスから形成され、外部電極11、12、端面電極14a、14bは厚膜印刷や蒸着などで形成されている。
外部電極11と内部電極13aとは、端面電極14aを介して接続されている。一方、外部電極12と内部電極13bとは、端面電極14bを介して接続されている。また、圧電素子1の圧電体層10aは、全て分極がされ収縮する活性層とされている。そして、図4(a)に示す電圧未印加の状態から、圧電体層10aに分極方向と同じ方向に電場を印加することで、帯状の圧電素子1は、図4(b)に示すように長さ方向に収縮する。
本形態のタッチパネル装置の第1、第2の2通りの駆動方法を、図5〜図8を用いて説明する。図5は、タッチパネルの第1の駆動方法を説明したものである。この図5、6では、理解を容易にするために、一つの帯状の圧電素子1を、タッチパネル2の操作領域2aの長さ方向に接着した場合について説明する。また図5、6において、黒矢印は圧電素子の変形方向を、白矢印はタッチパネルの変形方向を示したものである。矢印の長さによって、圧電素子1およびタッチパネル2の変形量を示している。
この第1の駆動方法では、圧電素子1に、図8(a)に示すような電圧を印加して駆動する。これにより図5(a)の通常状態から、図5(b)、図5(c)へと帯状の圧電素子1を長さ方向に収縮させる。タッチパネル2が圧電素子1を拘束することから、タッチパネル2が上側(操作者側)に凸となるように変形する。図5(c)にてタッチパネルが上面側に最も凸となるように変形した後、図5(d)の状態を経て図5(e)の元の状態に戻る。
つぎに圧電素子1に図5(b)、図5(c)とは逆位相の電圧が印加され、圧電素子1を長さ方向に伸長させることで、タッチパネル2が圧電素子1を拘束することから、図5(f)、図5(g)に示すように、タッチパネル2が下側(画像表示装置5側)に凸となるように変形する。図5(g)でタッチパネルが下面側に最も凸となるように変形した後で、図5(h)の状態を経て図5(i)の元の状態となる。
タッチパネル装置の第2の駆動方法を、図6を用いて説明する。この第2の駆動方法では、通常状態である図6(a)から、例えば図8(b)に示すような電圧が印加され、図6(b)、図6(c)、図6(d)に示すように帯状の圧電素子1を長さ方向に収縮させることで、タッチパネル2は操作者側に凸となるように大きく変形する。その後、図6(e)、図6(f)の状態となり、電圧印加が停止されて、図6(g)の元の状態となる。この場合、タッチパネル2は操作者側に大きく凸となるように変形することから、図5の第1の駆動方法よりも操作者はクリック感を感じやすくなる。
図7にタッチパネル2の中心部A点の変形を時間応答で示す。図7(a)が第1の駆動方法による変形であり、図7(b)は第2の駆動方法による変形を示している。振幅(変位量X)と変形している時間tは同じである。一方、操作者側からみた変位量は、第1の駆動方法ではX/2であるのに対して、第2の駆動方法ではXであり、第1の駆動方法と
比較して2倍の変位量が得られることになり、操作者に十分なクリック感を与えることができる。
第1、第2の駆動方法における圧電素子への駆動電圧波形の一例を、図8に示す。図8(a)は第1の駆動方法の駆動電圧波形であり、図8(b)は第2の駆動方法の駆動電圧波形であり、正弦波の位相を90度遅らせたものにオフセット電圧を加えたものである。基本波の信号のみであり、操作者はスムーズなタッチ感を得ることができる。図8(c)は第2の駆動方法の駆動電圧波形であり、三角波形状であり、信号が瞬間的に切り替わることから、操作者は鋭いタッチ感を得ることができる。
図9は、ユニモルフ型の圧電素子20を示すもので、図9に示す圧電素子20では、内部電極13cは端面電極14a、14bおよび外部電極11、12とは接続されていない。圧電素子20の最外側に形成された圧電体層10bは、分極工程時に外部電極11、12に電圧を印加しても電場が印加されないため、分極されておらず、収縮しない不活性層とされている。ここで図9(a)に示す電圧未印加の状態から、圧電体層10aに分極方向と同じ方向に電場を印加することで、圧電体層10aは長手方向に収縮する。一方、不圧電体層10bは収縮しないことから圧電体層10aを拘束する。この結果、図9(b)に示すように、圧電素子20は圧電体層10b側が凸となるようにたわむ。図9において、圧電体層10bに形成された外部電極12が、図1〜図3において、接着層7を介して、タッチパネル2に接着される。ここで、圧電素子20内に圧電体層10bが存在するため、圧電素子20の収縮振動が上方向のたわみ振動に変換されて、圧電素子20が接合されたタッチパネル2が上方向に凸となるようにたわみ易くなる。
なお、図1〜3において図4の圧電素子1および図9の圧電素子20を接着する場合、タッチパネルの変位を大きくするためには、接着層7として接着剤が望ましい。圧電素子とタッチパネル間を粘着性の強い両面テープなどで接続した場合、両面テープにて伸縮運動が吸収される虞があり、タッチパネルの屈曲振動が弱まる傾向にある。圧電素子とタッチパネルを接着剤で強く固定することで、タッチパネルの屈曲振動による変位を大きくして、操作者へクリック感を与えることができる。
タッチパネル装置の駆動方法について、効果を確認した。図2に示すように、基材が厚み1.5mm、長さ105mm、幅46mmの透明フィルムからなるタッチパネル2の長さ方向に、図9(a)に示すような帯状の圧電素子20をそれぞれ2個ずつ接着剤で接着した。圧電素子20の活性層は13層、不活性層は2層であり、1個あたりの圧電素子20の静電容量は1.2μFとなるように作製した。圧電素子20の寸法は、幅2.6mm、長さ40mmであった。
圧電素子20は、図2に示すように、71mmの長辺2a1と35mmの短辺2a2で形成される操作領域2aの長辺2a1に沿って、長辺2a1よりも外側にL=6mm突出するように接着したタッチパネル装置を作製した(図10(a))。また、比較例として、圧電素子20を、図10(b)に示すように、操作領域2aの長辺2a1に沿って、長辺2a1端と合わせて接着したタッチパネル装置を作製した。さらに、比較例として、圧電素子20を、図10(c)に示すように、操作領域2aの長辺2a1に沿って、長辺2a1端よりも内側になるように接着したタッチパネル装置を作製した。この場合には、一対の短辺2a2に沿っても圧電素子20を接着した。さらに、比較例として、圧電素子20を、図10(d)に示すように、操作領域2aの長辺2a1に沿って、それぞれ3個ずつ接着し、外側の2個が、長辺2a1端よりも外側にL=6mm突出するように接着したタッチパネル装置を作製した。
タッチパネル2の全外周に、ガスケット材4として多孔質弾性体((株)イノアックコーポレーションのPORON)を両面テープ(G9000)で接着し、ガスケット材4をケース3に両面テープ(G9000)で接着した。圧電素子20への印加電圧は、図8(b)に示すような45V0P(zero to peak)とした。信号印加時間は、5m秒とした。なお、図10(a)に示すようなタッチパネル装置を作製し、圧電素子20への印加電圧を、図8(a)に示すような45Vpp(peak to peak)とした場合について、図10(e)として記載した。
波形は(株)NF回路設計ブロックの関数発生器WF1943により生成して、(株)メステックのピエゾドライバM−2131にて増幅して、圧電素子20に印加した。一方、タッチパネル2の操作領域2aの変位は、ドップラ振動計LV−1710の速度信号を、テクトロニクス(株)のオシロスコープTDS3014でデジタルデータに変換して、コンピュータ上で台形近似積分することで求め、それぞれ図10(a)〜(e)に記載した。
図10(a)〜(e)は、タッチパネル装置の圧電素子20に駆動電圧を印加した際のタッチパネル20の操作領域2aの各位置での変位量を示したもので、操作領域2aの長さ方向に均等な5箇所と幅方向に均等な3箇所の合計15箇所を測定し、操作領域2a全体の変位の大きさを分布表示したもので、変位の大きさは、レベル1:0〜20μm、レ
ベル2:20.1〜40μm、レベル3:40.1〜60μm、レベル4:60.1〜80μm、レベル5:80.1〜100μm、レベル6:100.1〜120μmの順に大きく
なっている。
図10(a)から、操作領域2aの長辺2a1よりも外側に突出した本形態では、圧電素子20を2組(4枚)配置した時のタッチパネル3の操作領域2aにおける各位置の変位量は、レベル3〜6の大きな変位が得られていることがわかる。
一方、図10(b)から、圧電素子20を操作領域2aの長辺2a1よりも突出させずに長辺2a1端と同じ位置とした場合、タッチパネル3の操作領域2aにおける各位置の変位量はレベル2〜6であり、本形態である図10(a)に対して、タッチパネル3の操作領域2aの4隅付近で変位量が小さいことがわかる。
図10(c)から、長さ方向に圧電素子20を1組(2枚)と、幅方向に1組(2枚)を配置した時には、タッチパネル3の操作領域2aにおける各位置の変位量はレベル2〜4であり、本形態である図10(a)に対して変位量が小さいことがわかる。
さらに、図10(d)から、圧電素子20の長さ寸法を短くして、接着する圧電素子の数を多くした場合には、タッチパネル3の操作領域2aにおける各位置の変位はレベル1〜2であり、タッチパネル3の変位が低下していることがわかる。これは、圧電素子の各々1個の変位発生力が低下しており、そのためにタッチパネル全体の変位が低下したためである。
また、図10(e)から、図10(a)に示すようなタッチパネル装置に、図8(a)に示すような45Vpp(peak to peak)の電圧を印加した場合には、図10(a)よりも全体として変位量はレベル2〜5と小さくなるものの、操作領域2aの4隅の変位量は、中央部よりも僅かに低下しただけであった。
1、20:圧電素子
2:タッチパネル
2a:操作領域
2a1:長辺
2a2:短辺
3:ケース
3a:上蓋
3a1:操作窓
3b:容器
4:ガスケット材
5:画像表示装置
7:接着層
10a:活性層となる圧電体層
10b:不活性層となる圧電体層
11、12:外部電極
13a、13b、13c:内部電極
14a、14b:端面電極

Claims (2)

  1. 画像表示装置に対して所定間隔をおいて配置されたタッチパネルと、該タッチパネルが内部に収容され保持固定されるとともに前記タッチパネルにタッチするための操作窓を有するケースと、前記タッチパネルの前記画像表示装置側の面に接着された帯状の圧電素子とを具備し、前記ケースの前記操作窓には前記タッチパネルの長方形状の操作領域が露出しており、前記圧電素子が、前記タッチパネルの前記操作領域の外側であって該操作領域の一対の長辺に沿ってそれぞれ接着されているタッチパネル装置であって、前記タッチパネルの前記操作窓の周囲に位置する部分が前記ケースに固定されているとともに、前記圧電素子が、前記操作領域の一対の長辺に沿ってそれぞれ2個以下接着され、かつ前記操作領域の長辺よりも外側に突出して接着されていることを特徴とするタッチパネル装置。
  2. 前記圧電素子は、前記タッチパネルの前記操作領域の一対の長辺に沿ってそれぞれ2個ずつ近接して接着されていることを特徴とする請求項1に記載のタッチパネル装置。
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