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JP2011170214A - レンズ駆動装置 - Google Patents

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JP2011170214A
JP2011170214A JP2010035537A JP2010035537A JP2011170214A JP 2011170214 A JP2011170214 A JP 2011170214A JP 2010035537 A JP2010035537 A JP 2010035537A JP 2010035537 A JP2010035537 A JP 2010035537A JP 2011170214 A JP2011170214 A JP 2011170214A
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driving
magnet
lens
drive
corners
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JP2010035537A
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Hiromitsu Takei
宏光 武井
Takeshi Sue
猛 須江
Yukio Furuya
幸男 古谷
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Nidec Instruments Corp
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Nidec Sankyo Corp
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Abstract

【課題】レンズの光軸の傾きの変動量を抑制することが可能なレンズ駆動装置を提供する。
【解決手段】レンズ駆動装置1は、光軸方向へ移動可能な可動体と、可動体を光軸方向へ駆動するための駆動機構とを備えている。駆動機構は、レンズ駆動装置1の4つの側面のそれぞれに沿って配置される駆動用磁石17と、レンズ駆動装置1の四隅のうちの少なくとも1箇所に配置される駆動用磁石18と、駆動用磁石17、18に対向配置される駆動用コイル14、15とを備えている。レンズ駆動装置1では、レンズ駆動装置1の四隅のうちの1箇所で駆動用コイル14、15を通過する磁束が、残りの3箇所で駆動用コイル14、15を通過する磁束と異なっているか、または、レンズ駆動装置1の四隅のうちの隣り合う2箇所で駆動用コイル14、15を通過する磁束が、残りの2箇所で駆動用コイル14、15を通過する磁束と異なっている。
【選択図】図3

Description

本発明は、携帯電話等で使用される比較的小型のカメラに搭載されるレンズ駆動装置に関する。
従来、携帯電話等に搭載されるカメラの撮影用レンズを駆動するレンズ駆動装置として、レンズを保持して光軸方向に移動するホルダと、ホルダを光軸方向へ駆動する駆動用コイルおよび駆動用磁石とを備えるレンズ駆動装置が知られている(たとえば、特許文献1参照)。特許文献1に記載のレンズ駆動装置では、駆動用コイルは、光軸方向から見たときの形状が八角形状となるように巻回されている。また、このレンズ駆動装置は、板状に形成された8個の駆動用磁石を備えており、8個の駆動用磁石のそれぞれは、光軸方向から見たときに、八角形状に巻回される駆動用コイルの各辺のそれぞれの外側に対向するように配置されている。
特開2008−191332号公報
近年、携帯電話等に使用されるカメラの市場では、高画素化の要求が一段と高まっており、かかる高画素化の要求に応えるため、カメラに搭載されるレンズの光軸の傾きの変動量(チルト変動量)の許容範囲がしだいに狭くなっている。
そこで、本発明の課題は、レンズの光軸の傾きの変動量を抑制することが可能なレンズ駆動装置を提供することにある。
上記の課題を解決するため、本発明のレンズ駆動装置は、レンズの光軸方向から見たときの形状が略四角形状となるレンズ駆動装置であって、レンズを保持し光軸方向へ移動可能な可動体と、可動体を光軸方向へ移動可能に保持する固定体と、可動体を光軸方向へ駆動するための駆動機構とを備え、駆動機構は、レンズ駆動装置の4つの側面のそれぞれに沿って配置される第1駆動用磁石と、レンズ駆動装置の四隅のうちの少なくとも1箇所に配置される第2駆動用磁石と、光軸方向から見たときの形状が略八角形状となるように巻回され第1駆動用磁石および第2駆動用磁石に対向配置される駆動用コイルとを備え、レンズ駆動装置の四隅のうちの1箇所で駆動用コイルを通過する磁束が、レンズ駆動装置の四隅のうちの残りの3箇所で駆動用コイルを通過する磁束と異なっていること、または、レンズ駆動装置の四隅のうちの隣り合う2箇所で駆動用コイルを通過する磁束が、レンズ駆動装置の四隅のうちの残りの2箇所で駆動用コイルを通過する磁束と異なっていることを特徴とする。
本発明のレンズ駆動装置では、可動体を光軸方向へ駆動するための駆動機構は、レンズ駆動装置の4つの側面のそれぞれに沿って配置される第1駆動用磁石に加え、レンズ駆動装置の四隅のうちの少なくとも1箇所に配置される第2駆動用磁石を備えている。また、本発明では、レンズ駆動装置の四隅のうちの1箇所で駆動用コイルを通過する磁束が、レンズ駆動装置の四隅のうちの残りの3箇所で駆動用コイルを通過する磁束と異なっている、または、レンズ駆動装置の四隅のうちの隣り合う2箇所で駆動用コイルを通過する磁束が、レンズ駆動装置の四隅のうちの残りの2箇所で駆動用コイルを通過する磁束と異なっている。そのため、第2駆動用磁石が発生させる磁界の作用で、レンズを保持する可動体が固定体に対して傾く方向へ、可動体の駆動力を発生させることが可能になる。したがって、本発明では、レンズ駆動装置を構成する各部品の精度やレンズ駆動装置の組立精度に起因して、駆動用コイルに電流が供給されたときに、レンズの光軸の傾きに変動が生じる場合であっても、第2駆動用磁石を適切な位置に配置すること等によって、レンズの光軸の傾きの変動量を抑制することが可能になる。
本発明において、第2駆動用磁石は、レンズ駆動装置の四隅のうちの1箇所または3箇所あるいは隣り合う2箇所に配置されていることが好ましい。このように構成すると、レンズ駆動装置の四隅のそれぞれに第2駆動用磁石が配置される場合と比較して、レンズ駆動装置の構成を簡素化することができる。
本発明において、第2駆動用磁石は、レンズ駆動装置の四隅のそれぞれに配置され、レンズ駆動装置の四隅のうちの1箇所に配置される第2駆動用磁石が発生させる磁束の密度が、レンズ駆動装置の四隅のうちの残りの3箇所に配置される第2駆動用磁石が発生させる磁束の密度と異なっていても良いし、または、レンズ駆動装置の四隅のうちの隣り合う2箇所に配置される第2駆動用磁石が発生させる磁束の密度が、レンズ駆動装置の四隅のうちの残りの2箇所に配置される第2駆動用磁石が発生させる磁束の密度と異なっていても良い。
あるいは、本発明において、第2駆動用磁石は、レンズ駆動装置の四隅のそれぞれに配置され、レンズ駆動装置の四隅のうちの1箇所に配置される第2駆動用磁石と駆動用コイルとの距離が、レンズ駆動装置の四隅のうちの残りの3箇所に配置される第2駆動用磁石と駆動用コイルとの距離と異なっていても良いし、または、レンズ駆動装置の四隅のうちの隣り合う2箇所に配置される第2駆動用磁石と駆動用コイルとの距離が、レンズ駆動装置の四隅のうちの残りの2箇所に配置される第2駆動用磁石と駆動用コイルとの距離と異なっていても良い。
これらの場合には、レンズ駆動装置の四隅のそれぞれに配置される第2駆動用磁石が発生させる磁界を利用して、可動体の光軸方向への駆動力を高めつつ、レンズの光軸の傾きの変動量を抑制することが可能になる。
本発明において、レンズ駆動装置は、たとえば、駆動用コイルとして、光軸方向に所定の間隔をあけた状態で重なるように可動体に取り付けられる第1駆動用コイルと第2駆動用コイルとを備え、第1駆動用磁石は、光軸方向で重なるように配置され駆動用コイルとの対向面が互いに異なる磁極となるように着磁される第1磁石部と第2磁石部とを備え、第2駆動用磁石は、光軸方向で重なるように配置され駆動用コイルとの対向面が互いに異なる磁極となるように着磁される第3磁石部と第4磁石部とを備え、光軸方向において、第1磁石部と第3磁石部とは略同じ長さであり、かつ、第1磁石部と第3磁石部とは略同じ位置に配置され、光軸方向において、第2磁石部と第4磁石部とは略同じ長さであり、かつ、第2磁石部と第4磁石部とは略同じ位置に配置され、第1磁石部の駆動用コイルとの対向面と第3磁石部の駆動用コイルとの対向面とは同じ磁極に着磁され、第2磁石部の駆動用コイルとの対向面と第4磁石部の駆動用コイルとの対向面とは同じ磁極に着磁されている。この場合には、可動体の光軸方向への駆動力を高めつつ、第3磁石部と第4磁石部とが発生させる磁界を利用して、レンズの光軸の傾きの変動量を抑制するための駆動力を高めることが可能になる。
本発明において、レンズ駆動装置は、たとえば、駆動用コイルとして、光軸方向に所定の間隔をあけた状態で重なるように可動体に取り付けられる第1駆動用コイルと第2駆動用コイルとを備え、第1駆動用磁石は、光軸方向で重なるように配置され駆動用コイルとの対向面が互いに異なる磁極となるように着磁される第1磁石部と第2磁石部とを備え、第2駆動用磁石は、光軸方向において第1磁石部と略同じ長さに形成されるとともに第1磁石部と略同じ位置に配置され、かつ、第2駆動用磁石の駆動用コイルとの対向面は、第1磁石部の駆動用コイルとの対向面と同じ磁極に着磁されていること、または、第2駆動用磁石は、光軸方向において第2磁石部と略同じ長さに形成されるとともに第2磁石部と略同じ位置に配置され、かつ、第2駆動用磁石の駆動用コイルとの対向面は、第2磁石部との駆動用コイルとの対向面と同じ磁極に着磁されている。この場合には、可動体の光軸方向への駆動力を高めるとともに、第2駆動用磁石を小型化しつつ、レンズの光軸の傾きの変動量を抑制することが可能になる。
以上のように、本発明のレンズ駆動装置では、レンズの光軸の傾きの変動量を抑制することが可能になる。
本発明の実施の形態にかかるレンズ駆動装置の斜視図である。 図1のE−E断面の断面図である。 図1に示すレンズ駆動装置の分解斜視図である。 図3に示す駆動用コイルと駆動用磁石との配置関係を説明するための平面図である。 図3に示す第2駆動用磁石の取付位置の決定方法を説明するための概念図である。 本発明の他の実施の形態にかかる駆動用コイルと駆動用磁石との配置関係を説明するための平面図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施の形態を説明する。
(レンズ駆動装置の概略構成)
図1は、本発明の実施の形態にかかるレンズ駆動装置1の斜視図である。図2は、図1のE−E断面の断面図である。図3は、図1に示すレンズ駆動装置1の分解斜視図である。なお、以下の説明では、図1等に示すように、互いに直交する3方向のそれぞれをX方向、Y方向およびZ方向とする。また、図1等のX1方向側を「右」側、X2方向側を「左」側、Y1方向側を「前」側、Y2方向側を「後(後ろ)」側、Z1方向側を「上」側、Z2方向側を「下」側とする。
本形態のレンズ駆動装置1は、携帯電話、ドライブレコーダあるいは監視カメラシステム等で使用される比較的小型のカメラに搭載されるものであり、図1に示すように、全体として略四角柱状に形成されている。具体的には、レンズ駆動装置1は、撮影用のレンズの光軸Lの方向(光軸方向)から見たときの形状が略正方形状となるように形成されている。また、レンズ駆動装置1の4つの側面は、左右方向または前後方向と略平行になっている。
本形態では、Z方向(上下方向)が光軸方向とほぼ一致している。また、本形態のレンズ駆動装置1が搭載されるカメラでは、下側に図示を省略する撮像素子が配置されており、上側に配置される被写体が撮影される。すなわち、本形態では、上側(Z1方向側)は被写体側(物体側)であり、下側(Z2方向側)は反被写体側(撮像素子側、像側)である。
レンズ駆動装置1は、図1〜図3に示すように、撮影用のレンズを保持し光軸方向へ移動可能な可動体2と、可動体2を光軸方向へ移動可能に保持する固定体3と、可動体2を光軸方向へ駆動するための駆動機構4とを備えている。また、レンズ駆動装置1は、可動体2と固定体3とを繋ぐ板バネ5、6を備えている。すなわち、可動体2は、板バネ5、6を介して固定体3に移動可能に保持されている。本形態では、1個の板バネ5が可動体2の上端側に配置され、2個の板バネ6が可動体2の下端側に配置されている。
可動体2は、複数のレンズが固定されたレンズホルダ7を保持するスリーブ8と、駆動機構4を構成する後述の駆動用コイル14、15の端部を絡げるための2本の絡げピン9とを備えている。固定体3は、レンズ駆動装置1の側面を構成するカバー部材10と、レンズ駆動装置1の反被写体側の端面を構成するベース部材11と、板バネ5の一部が固定されるスペーサ12と、後述の駆動用コイル14、15に電流を供給するための2個の給電用端子13とを備えている。なお、図2、図3では、レンズホルダ7の図示を省略している。
レンズホルダ7は、略円筒状に形成されている。このレンズホルダ7の内周側には、複数のレンズが固定されている。
スリーブ8は、たとえば、樹脂材料で形成されるとともに、略筒状に形成されている。具体的には、スリーブ8は、上下方向から見たときの内周面の形状が略円形状となり、上下方向から見たときの外周面の形状が略八角形状となる略筒状に形成されている。このスリーブ8は、その内周側でレンズホルダ7を保持している。すなわち、スリーブ8の内周面にレンズホルダ7の外周面が固定されている。また、スリーブ8の上端側には、円環状に形成された磁性部材が固定されている。
スリーブ8の下端には、ベース部材11に形成される後述の基準面11bに当接する当接する当接面8a(図2参照)が光軸方向と略直交するように形成されている。具体的には、前後方向および左右方向におけるスリーブ8の下端の略中心位置に、かつ、略90°ピッチで、4個の当接面8aが形成されている。
また、スリーブ8の外周側には、後述の駆動用コイル14、15が巻回される巻回凹部8bが形成されている(図2参照)。巻回凹部8bは、スリーブ8の外周面から窪むように形成されている。また、巻回凹部8bは、上下方向に所定の間隔をあけた状態で2箇所に形成されており、2箇所に形成される巻回凹部8bの間には、巻回凹部8bの底面からスリーブ8の径方向外側に向かって広がる鍔部8cが形成されている。すなわち、スリーブ8には、後述の駆動用コイル14、15の間に配置される鍔部8cが形成されている。
絡げピン9は、導電性を有する金属材料で形成されている。この絡げピン9は、スリーブ8に形成された固定孔に固定されている。また、絡げピン9の下端側がスリーブ8の下端よりも下側に突出するように、絡げピン9はスリーブ8に固定されている。スリーブ8の下端から突出した絡げピン9の下端側には、後述の駆動用コイル14、15の端部が巻回されている。
カバー部材10は、磁性材料で形成されている。また、カバー部材10は、底部10aと筒部10bとを有する底付きの略四角筒状に形成されている。上側に配置される底部10aの中心には、貫通孔10cが形成されている。
ベース部材11は、絶縁性を有する樹脂材料で形成されている。また、ベース部材11は、光軸方向から見たときの形状が略正方形となるブロック状に形成されている。このベース部材11は、カバー部材10の下端側に取り付けられている。ベース部材11の中心には、貫通孔11aが形成されている。また、ベース部材11の上面には、光軸方向における可動体2の基準位置を決めるための基準面11bが光軸方向と略直交するように形成されている(図2参照)。具体的には、前後方向および左右方向におけるベース部材11の上面の略中心位置に、かつ、略90°ピッチで、4個の基準面11bが形成されている。
スペーサ12は、たとえば、樹脂材料で形成されるとともに、略正方形の扁平なブロック状に形成されている。このスペーサ12は、カバー部材10の底部10aの下面に固定されている。
板バネ5は、スリーブ8の上端側に固定される円環状の可動体固定部と、スペーサ12に固定される4個の固定体固定部と、可動体固定部と固定体固定部とを繋ぐ4本の腕部とを備えている。この板バネ5は、その厚さ方向と上下方向とが略一致するように、スリーブ8およびスペーサ12に固定されている。また、板バネ5は、後述の駆動用コイル14、15に電流が供給されていないときに、スリーブ8の当接面8aとベース部材11の基準面11bとが当接して可動体2が所定の基準位置に配置されるように、撓んだ状態で、スリーブ8およびスペーサ12に固定されている。
板バネ6は、スリーブ8の下端側に固定される可動体固定部と、ベース部材11に固定される2個の固定体固定部と、可動体固定部と固定体固定部とを繋ぐ2本の腕部とを備えている。板バネ6は、その厚さ方向と上下方向とが略一致するように、スリーブ8およびベース部材11に固定されている。また、板バネ6は、スリーブ8の当接面8aとベース部材11の基準面11bとが当接しているときに板バネ6による付勢力が可動体2に生じないように、スリーブ8およびベース部材11に固定されている。2個の板バネ6のそれぞれには、2本の絡げピン9のそれぞれが半田付け等されて固定されている。
給電用端子13は、平板状の金属材料が折り曲げられて形成されている。この給電用端子13は、ベース部材11に固定されている。また、給電用端子13には、板バネ6の一部が半田付け等されて固定されている。
駆動機構4は、スリーブ8の外周側に巻回される2個の駆動用コイル14、15と、レンズ駆動装置1の4つの側面のそれぞれに沿って配置される第1駆動用磁石としての駆動用磁石17と、レンズ駆動装置1の四隅のうちの1箇所、または、レンズ駆動装置1の四隅のうちの、レンズ駆動装置1の周方向で隣り合う2箇所に配置される第2駆動用磁石としての駆動用磁石18とを備えている。以下、駆動機構4の詳細な構成について説明する。
(駆動機構の構成)
図4は、図3に示す駆動用コイル14、15と駆動用磁石17、18との配置関係を説明するための平面図である。
2個の駆動用コイル14、15は、上下方向に所定の間隔をあけた状態で、スリーブ8の巻回凹部8bに巻回されている。すなわち、駆動用コイル14、15は、上下方向に所定の間隔をあけた状態で重なるように、スリーブ8に巻回されている。本形態では、駆動用コイル14が上側に配置され、駆動用コイル15が下側に配置されている。本形態の駆動用コイル14は、第1駆動用コイルであり、駆動用コイル15は、第2駆動用コイルである。
駆動用コイル14、15は、上下方向から見たときの形状が略八角形状となるように巻回されている。具体的には、前後方向または左右方向と略平行に配置される4個の長辺部14a、15aと、長辺部14a、15aよりも短く形成され、前後方向および左右方向に対して略45°傾いた状態で配置される4個の短辺部14b、15bとによって駆動用コイル14、15が構成されている。また、駆動用コイル14、15は、たとえば、1本の導線が順次、巻回されることで形成されており、駆動用コイル14、15の巻き始め側の端部は、2本の絡げピン9の一方に巻回され、駆動用コイル14、15の巻き終わり側の端部は、2本の絡げピン9の他方に巻回されている。
また、駆動用コイル14、15は、駆動用コイル14に供給される電流の方向と駆動用コイル15に供給される電流の方向とが異なる方向となるように巻回されている。すなわち、たとえば、上側から見たときの駆動用コイル14に流れる電流の方向が時計回りの方向であれば、上側から見たときの駆動用コイル15に流れる電流の方向が反時計回りの方向となるように、駆動用コイル14、15が巻回されている。
駆動用磁石17は、略矩形の板状に形成されている。具体的には、駆動用磁石17は、光軸方向から見たときの形状が扁平な長方形状となる略矩形の板状に形成されている。この駆動用磁石17は、駆動用コイル14、15の長辺部14a、15aの外側面に対向するようにカバー部材10の筒部10bの内側面に固定されている。なお、図4に示すように、左右方向と略平行に配置される駆動用磁石17の左右方向の幅は、前後方向と略平行に配置される駆動用磁石17の前後方向の幅よりも広くなっている。
駆動用磁石18は、略矩形の板状に形成されている。具体的には、駆動用磁石18は、光軸方向から見たときの形状が扁平な直角台形状となる略矩形の板状に形成されている。この駆動用磁石18は、駆動用コイル14、15の短辺部14b、15bの外側面に対向するように、カバー部材10の筒部10bの内側面等に固定されている。
本形態では、上下方向における駆動用磁石17の長さと駆動用磁石18の長さとが略等しくなっており、駆動用磁石17の下端と駆動用磁石18の下端とが略一致するように、駆動用磁石17、18が筒部10bの内側面等に固定されている。なお、本形態のカバー部材10は、磁気回路を形成するためのヨークの機能を果たしている。
駆動用磁石17は、上下方向で重なるように配置される略矩形の板状の2個の駆動用磁石片17a、17bによって構成されている。本形態では、駆動用磁石片17aが上側に配置され、駆動用磁石片17bが下側に配置されている。駆動用磁石片17a、17bは、駆動用磁石片17aの下端面と駆動用磁石片17bの上端面とが当接した状態で互いに固定されている。本形態の駆動用磁石片17aは、第1磁石部であり、駆動用磁石片17bは、第2磁石部である。
駆動用磁石片17a、17bは、駆動用コイル14、15との対向面が互いに異なる磁極となるように着磁されている。すなわち、駆動用磁石17の駆動用コイル14、15との対向面は、2極に着磁されている。たとえば、駆動用磁石片17aの駆動用コイル14、15との対向面がN極に着磁され、駆動用磁石片17bの駆動用コイル14、15との対向面がS極に着磁されている。
駆動用磁石18は、上下方向で重なるように配置される略矩形の板状の2個の駆動用磁石片18a、18bによって構成されている。本形態では、駆動用磁石片18aが上側に配置され、駆動用磁石片18bが下側に配置されている。駆動用磁石片18a、18bは、駆動用磁石片18aの下端面と駆動用磁石片18bの上端面とが当接した状態で互いに固定されている。本形態の駆動用磁石片18aは、第3磁石部であり、駆動用磁石片18bは、第4磁石部である。
上下方向における駆動用磁石片18aの長さは、上下方向における駆動用磁石片17aの長さと略等しくなっており、上下方向における駆動用磁石片18bの長さは、上下方向における駆動用磁石片17bの長さと略等しくなっている。また、駆動用磁石片18a、18bは、駆動用コイル14、15との対向面が互いに異なる磁極となるように着磁されている。すなわち、駆動用磁石18の駆動用コイル14、15との対向面は、2極に着磁されている。また、駆動用磁石片18aの駆動用コイル14、15との対向面は、駆動用磁石片17aの駆動用コイル14、15との対向面の磁極と同じ磁極になるように着磁され、駆動用磁石片18bの駆動用コイル14、15との対向面は、駆動用磁石片17bの駆動用コイル14、15との対向面の磁極と同じ磁極になるように着磁されている。
本形態では、上述のように、駆動用磁石18は、レンズ駆動装置1の四隅のうちの1箇所、または、レンズ駆動装置1の四隅のうちの隣り合う2箇所に配置されている。すなわち、本形態では、レンズ駆動装置1の四隅のうちの1箇所で駆動用コイル14、15を通過する磁束(具体的には、短辺部14b、15bを通過する磁束)が、レンズ駆動装置1の四隅のうちの残りの3箇所で駆動用コイル14、15を通過する磁束と異なっているか、または、レンズ駆動装置1の四隅のうちの隣り合う2箇所で駆動用コイル14、15を通過する磁束が、レンズ駆動装置1の四隅のうちの残りの2箇所で駆動用コイル14、15を通過する磁束と異なっている。具体的には、レンズ駆動装置1の四隅のうちの1箇所であって、駆動用磁石18が配置される箇所で駆動用コイル14、15を通過する磁束が、レンズ駆動装置1の四隅のうちの残りの3箇所で駆動用コイル14、15を通過する磁束よりも大きくなっているか、または、レンズ駆動装置1の四隅のうちの隣り合う2箇所であって、駆動用磁石18が配置される箇所で駆動用コイル14、15を通過する磁束が、レンズ駆動装置1の四隅のうちの残りの2箇所で駆動用コイル14、15を通過する磁束よりも大きく異なっている。
(第2駆動用磁石の取付位置の決定方法)
図5は、図3に示す駆動用磁石18の取付位置の決定方法を説明するための概念図である。なお、以下の説明では、図4に示すように、X方向およびY方向に対して45°傾くとともに左前方および右後方へ向かう方向をV方向とし、X方向およびY方向に対して45°傾くとともに右前方および左後方へ向かう方向をW方向とする。
以上のように構成されたレンズ駆動装置1では、レンズ駆動装置1を構成する各部品の精度やレンズ駆動装置1の組立精度に起因して、駆動用コイル14、15に電流が供給されたときに、固定体3に対する光軸Lの傾きが数分程度、変動することがある。また、上述のように、駆動用磁石18は、レンズ駆動装置1の四隅のうちの1箇所または隣り合う2箇所に配置されている。本形態では、駆動用コイル14、15に電流が供給されたときに、固定体3に対する光軸Lの傾きの変動量を抑制することが可能となる位置に駆動用磁石18が取り付けられている。たとえば、以下のように、駆動用磁石18の取付位置を決定する。
すなわち、駆動用磁石18を取り付けていないレンズ駆動装置1において、駆動用コイル14、15に電流を供給して、固定体3に対する光軸Lの傾きの変動特性を検査し、この光軸Lの傾きの変動特性(傾き変動特性)の検査結果に基づいて、光軸Lの傾きの変動量を抑制することが可能となる位置を駆動用磁石18の取付位置として決定する。
たとえば、光軸Lの傾き変動特性を検査した結果、Y方向を軸方向として光軸Lの傾きの変動が発生する場合には、レンズ駆動装置1の四隅のうちの右側の2箇所(図4参照)、または、レンズ駆動装置1の四隅のうちの左側の2箇所を駆動用磁石18の取付位置として決定する。また、光軸Lの傾き変動特性を検査した結果、X方向を軸方向として光軸Lの傾きの変動が発生する場合には、レンズ駆動装置1の四隅のうちの前側の2箇所、または、レンズ駆動装置1の四隅のうちの後ろ側の2箇所を駆動用磁石18の取付位置として決定する。
また、光軸Lの傾き変動特性を検査した結果、V方向を軸方向として光軸Lの傾きの変動が発生する場合には、レンズ駆動装置1の四隅のうちの右前側の1箇所、または、レンズ駆動装置1の四隅のうちの左後ろ側の1箇所を駆動用磁石18の取付位置として決定し、光軸Lの傾き変動特性を検査した結果、W方向を軸方向として光軸Lの傾きの変動が発生する場合には、レンズ駆動装置1の四隅のうちの左前側の1箇所、または、レンズ駆動装置1の四隅のうちの右後ろ側の1箇所を駆動用磁石18の取付位置として決定する。
ここで、光軸Lの傾きの変動には、駆動用コイル14、15への電流の供給が開始されてから可動体2が動き出すまでの間に生じる光軸Lの傾きの変動(以下、この光軸Lの傾きの変動を「初期チルト変動」とする。)と、可動体2が動き出した後に生じる光軸Lの傾きの変動(以下、この光軸Lの傾きの変動を「移動チルト変動」とする。)とがある。すなわち、初期チルト変動は、スリーブ8の上端側に固定された磁性部材と駆動用磁石17、18との間に生じる磁気的な吸引力および板バネ5の付勢力によって、スリーブ8の当接面8aとベース部材11の基準面11bとが当接している状態から、これらの吸引力および付勢力に抗して、可動体2が動き出すまでに生じる光軸Lの傾きの変動である。また、移動チルト変動は、動き出した可動体2が被写体側に形成されるストッパに当接するまでの間(すなわち、動き出した可動体2が被写体側の移動限界へ移動するまでの間)に生じる光軸Lの傾きの変動である。
初期チルト変動量を重点的に抑制する場合には、図5(A)に示すように、駆動用コイル14、15への電流の供給が開始されてから可動体2が動き出すまでの間に光軸Lが傾いていく方向へ駆動用磁石18を配置する。また、移動チルト変動量を重点的に抑制する場合であって、かつ、可動体2が移動を開始した後に光軸Lの傾いていく方向が、可動体2が動き出したときの光軸Lの傾きの方向と同じ場合には(図5(B)のR1方向である場合には)、図5(B)に示すように、可動体2が動き出したときに光軸Lが傾いている側に駆動用磁石18を配置する。また、移動チルト変動量を重点的に抑制する場合であって、かつ、可動体2が移動を開始した後に光軸Lの傾いていく方向が、可動体2が動き出したときの光軸Lの傾きの方向と逆の場合には(図5(C)のR2方向である場合には)、図5(C)に示すように、可動体2が動き出したときに光軸Lが傾いていない側に駆動用磁石18を配置する。
(本形態の主な効果)
以上説明したように、本形態では、駆動機構4は、レンズ駆動装置1の4つの側面のそれぞれに沿って配置される駆動用磁石17に加え、レンズ駆動装置1の四隅のうちの1箇所または隣り合う2箇所に配置される駆動用磁石18を備えている。そのため、本形態では、光軸Lの傾き変動特性の検査結果に基づいて、駆動用磁石18を適切な位置に配置することで、光軸Lの傾きの変動量を抑制することが可能になる。
本形態では、レンズ駆動装置1の四隅のうちの1箇所または隣り合う2箇所に駆動用磁石18が配置されている。したがって、光軸Lの傾きの変動量を抑制することを可能にするために、レンズ駆動装置1の四隅のうち3箇所に駆動用磁石18が配置される場合やレンズ駆動装置1の四隅のそれぞれに駆動用磁石18が配置される場合と比較して、レンズ駆動装置1の構成を簡素化することができる。
本形態では、上下方向における駆動用磁石片18aの長さは、上下方向における駆動用磁石片17aの長さと略等しくなっており、上下方向における駆動用磁石片18bの長さは、上下方向における駆動用磁石片17bの長さと略等しくなっている。また、駆動用磁石17の下端と駆動用磁石18の下端とが略一致するように、駆動用磁石17、18が配置されている。さらに、駆動用磁石片18aの駆動用コイル14、15との対向面は、駆動用磁石片17aの駆動用コイル14、15との対向面の磁極と同じ磁極になるように着磁され、駆動用磁石片18bの駆動用コイル14、15との対向面は、駆動用磁石片17bの駆動用コイル14、15との対向面の磁極と同じ磁極になるように着磁されている。そのため、本形態では、可動体2の光軸方向への駆動力を高めつつ、駆動用磁石片18aと駆動用磁石片18bとが発生させる磁界を利用して、光軸Lの傾きの変動量を抑制するための駆動力を高めることが可能になる。
(第2駆動用磁石の配置の変形例1)
上述した形態では、駆動用磁石18は、レンズ駆動装置1の四隅のうちの1箇所または隣り合う2箇所に配置されている。この他にもたとえば、駆動用磁石18は、レンズ駆動装置1の四隅のうちの3箇所に配置されても良い。
(第2駆動用磁石の配置の変形例2)
上述した形態では、駆動用磁石18は、レンズ駆動装置1の四隅のうちの1箇所または隣り合う2箇所に配置されている。この他にもたとえば、駆動用磁石18は、図6に示すように、レンズ駆動装置1の四隅のそれぞれに配置されて良い。この場合であっても、レンズ駆動装置1の四隅のうちの1箇所で駆動用コイル14、15を通過する磁束が、レンズ駆動装置1の四隅のうちの残りの3箇所で駆動用コイル14、15を通過する磁束と異なっているか、または、レンズ駆動装置1の四隅のうちの隣り合う2箇所で駆動用コイル14、15を通過する磁束が、レンズ駆動装置1の四隅のうちの残りの2箇所で駆動用コイル14、15を通過する磁束と異なっている。
たとえば、4個の駆動用磁石18のそれぞれと駆動用コイル14、15との距離が略等しい場合には、レンズ駆動装置1の四隅のうちの1箇所に配置される駆動用磁石18が発生させる磁束の密度が、レンズ駆動装置1の四隅のうちの残りの3箇所に配置される駆動用磁石18が発生させる磁束の密度と異なっているか、または、レンズ駆動装置1の四隅のうちの隣り合う2箇所に配置される駆動用磁石18が発生させる磁束の密度が、レンズ駆動装置1の四隅のうちの残りの2箇所に配置される駆動用磁石18が発生させる磁束の密度と異なっている。
すなわち、レンズ駆動装置1の四隅のうちの1箇所に配置される駆動用磁石18が発生させる磁束の密度が、レンズ駆動装置1の四隅のうちの残りの3箇所に配置される駆動用磁石18が発生させる磁束の密度よりも大きくなっているか、あるいは、小さくなっている。または、レンズ駆動装置1の四隅のうちの隣り合う2箇所に配置される駆動用磁石18が発生させる磁束の密度が、レンズ駆動装置1の四隅のうちの残りの2箇所に配置される駆動用磁石18が発生させる磁束の密度よりも大きくなっている。すなわち、4個の駆動用磁石18のうちの1個の駆動用磁石18は、他の3個の駆動用磁石18に比べ、強く着磁されるか、あるいは、弱く着磁されている。または、4個の駆動用磁石18のうちの隣り合う2個の駆動用磁石18は、他の2個の駆動用磁石18に比べ、強く着磁されるか、あるいは、弱く着磁されている。なお、この場合には、光軸Lの傾き変動特性の検査結果に基づいて、レンズ駆動装置1の四隅のうちのどこに磁束密度の大きな駆動用磁石18が配置されるかが決定される。
また、たとえば、4個の駆動用磁石18のそれぞれが発生させる磁束の密度が略等しい場合には、レンズ駆動装置1の四隅のうちの1箇所に配置される駆動用磁石18と駆動用コイル14、15(具体的には、短辺部14b、15b)との距離が、レンズ駆動装置1の四隅のうちの残りの3箇所に配置される駆動用磁石18と駆動用コイル14、15との距離と異なっている、または、レンズ駆動装置1の四隅のうちの隣り合う2箇所に配置される駆動用磁石18と駆動用コイル14、15との距離が、レンズ駆動装置1の四隅のうちの残りの2箇所に配置される駆動用磁石18と駆動用コイル14、15との距離と異なっている。
すなわち、レンズ駆動装置1の四隅のうちの1箇所に配置される駆動用磁石18と駆動用コイル14、15との距離が、レンズ駆動装置1の四隅のうちの残りの3箇所に配置される駆動用磁石18と駆動用コイル14、15との距離よりも遠くなっているか、あるいは、近くなっている。または、レンズ駆動装置1の四隅のうちの隣り合う2箇所に配置される駆動用磁石18と駆動用コイル14、15との距離が、レンズ駆動装置1の四隅のうちの残りの2箇所に配置される駆動用磁石18と駆動用コイル14、15との距離よりも遠くなっているか、あるいは、近くなっている。なお、この場合には、光軸Lの傾き変動特性の検査結果に基づいて、レンズ駆動装置1の四隅のうちのどこで、駆動用磁石18と駆動用コイル14、15との距離を遠くするのか(あるいは、近くするのか)が決定される。
このように、レンズ駆動装置1の四隅のそれぞれに駆動用磁石18が配置されている場合であっても、駆動用磁石18が発生させる磁束の密度を変えたり、駆動用磁石18と駆動用コイル14、15との距離を変えることで、固定体3に対する光軸Lの傾きの変動量を抑制することが可能となる。また、この場合には、レンズ駆動装置1の四隅のそれぞれに配置される駆動用磁石18が発生させる磁界を利用して、可動体2の光軸方向への駆動力を高めることが可能になる。
(他の実施の形態)
上述した形態は、本発明の好適な形態の一例ではあるが、これに限定されるものではなく本発明の要旨を変更しない範囲において種々変形実施が可能である。
上述した形態では、駆動用磁石18は、2個の駆動用磁石片18a、18bによって構成されている。この他にもたとえば、駆動用磁石18は、駆動用磁石片18aのみ、または、駆動用磁石片18bのみによって構成されても良い。この場合には、可動体2の光軸方向への駆動力を高めるとともに、駆動用磁石18を小型化しつつ、光軸Lの傾きの変動量を抑制することが可能になる。
上述した形態では、上下方向における駆動用磁石片18aの長さは、上下方向における駆動用磁石片17aの長さと略等しくなっており、上下方向における駆動用磁石片18bの長さは、上下方向における駆動用磁石片17bの長さと略等しくなっている。この他にもたとえば、上下方向における駆動用磁石片17aの長さと駆動用磁石片18aの長さとが異なっていても良いし、上下方向における駆動用磁石片17bの長さと駆動用磁石片18bの長さとが異なっていても良い。
上述した形態では、駆動用磁石片18aの駆動用コイル14、15との対向面は、駆動用磁石片17aの駆動用コイル14、15との対向面の磁極と同じ磁極になるように着磁され、駆動用磁石片18bの駆動用コイル14、15との対向面は、駆動用磁石片17bの駆動用コイル14、15との対向面の磁極と同じ磁極になるように着磁されている。この他にもたとえば、駆動用磁石片18aの駆動用コイル14、15との対向面は、駆動用磁石片17bの駆動用コイル14、15との対向面の磁極と同じ磁極になるように着磁され、駆動用磁石片18bの駆動用コイル14、15との対向面は、駆動用磁石片17aの駆動用コイル14、15との対向面の磁極と同じ磁極になるように着磁されても良い。
上述した形態では、駆動用磁石18は、光軸方向から見たときの形状が扁平な直角台形状となる略矩形の板状に形成されている。この他にもたとえば、駆動用磁石18は、光軸方向から見たときの形状が扁平な長方形状となる略矩形の板状に形成されても良い。また、駆動用磁石18は、光軸方向から見たときの形状が略三角形状となる三角柱状に形成されても良い。また、駆動用磁石18は、光軸方向から見たときの形状が三角形状以外の多角形状となる多角柱状に形成されても良い。
上述した形態では、駆動用磁石17、18は、駆動用磁石片17a、18aの下端面と駆動用磁石片17b、18bの上端面とが当接した状態で互いに固定されることで形成されている。この他にもたとえば、駆動用磁石17、18は、光軸方向に所定の間隔をあけた状態で配置される駆動用磁石片17a、18aと駆動用磁石片17b、18bとによって構成されても良い。また、上述した形態では、駆動用磁石17、18は、駆動用磁石片17a、18aと駆動用磁石片17b、18bとの2個の駆動用磁石片によって形成されているが、駆動用磁石17、18は、1個の駆動用磁石片によって形成されても良い。この場合には、この1個の駆動用磁石片は、駆動用コイル14、15との対向面のそれぞれが異なる2つの磁極となるように着磁される。
上述した形態では、駆動機構4は、2個の駆動用コイル14、15を備えている。この他にもたとえば、駆動機構4は、1個のみの駆動用コイルを備えていても良い。この場合には、駆動用磁石17の駆動用コイルとの対向面、および、駆動用磁石18の駆動用コイルとの対向面は、1極に着磁される。
上述した形態では、可動体2側に駆動用コイル14、15が取り付けられ、固定体3側に駆動用磁石17、18が取り付けられているが、固定体3側に駆動用コイル14、15が取り付けられ、可動体2側に駆動用磁石17、18が取り付けられても良い。また、上述した形態では、レンズ駆動装置1は、光軸方向から見たときの形状が略正方形状となるように形成されているが、レンズ駆動装置1は、光軸方向から見たときの形状が略長方形状となるように形成されても良い。
1 レンズ駆動装置
2 可動体
3 固定体
4 駆動機構
14 駆動用コイル(第1駆動用コイル)
15 駆動用コイル(第2駆動用コイル)
17 駆動用磁石(第1駆動用磁石)
17a 駆動用磁石片(第1磁石部)
17b 駆動用磁石片(第2磁石部)
18 駆動用磁石(第2駆動用磁石)
18a 駆動用磁石片(第3磁石部)
18b 駆動用磁石片(第4磁石部)
L 光軸
Z 光軸方向

Claims (6)

  1. レンズの光軸方向から見たときの形状が略四角形状となるレンズ駆動装置であって、
    前記レンズを保持し前記光軸方向へ移動可能な可動体と、前記可動体を前記光軸方向へ移動可能に保持する固定体と、前記可動体を前記光軸方向へ駆動するための駆動機構とを備え、
    前記駆動機構は、前記レンズ駆動装置の4つの側面のそれぞれに沿って配置される第1駆動用磁石と、前記レンズ駆動装置の四隅のうちの少なくとも1箇所に配置される第2駆動用磁石と、前記光軸方向から見たときの形状が略八角形状となるように巻回され前記第1駆動用磁石および前記第2駆動用磁石に対向配置される駆動用コイルとを備え、
    前記レンズ駆動装置の四隅のうちの1箇所で前記駆動用コイルを通過する磁束が、前記レンズ駆動装置の四隅のうちの残りの3箇所で前記駆動用コイルを通過する磁束と異なっていること、または、前記レンズ駆動装置の四隅のうちの隣り合う2箇所で前記駆動用コイルを通過する磁束が、前記レンズ駆動装置の四隅のうちの残りの2箇所で前記駆動用コイルを通過する磁束と異なっていることを特徴とするレンズ駆動装置。
  2. 前記第2駆動用磁石は、前記レンズ駆動装置の四隅のうちの1箇所または3箇所あるいは隣り合う2箇所に配置されていることを特徴とする請求項1記載のレンズ駆動装置。
  3. 前記第2駆動用磁石は、前記レンズ駆動装置の四隅のそれぞれに配置され、
    前記レンズ駆動装置の四隅のうちの1箇所に配置される前記第2駆動用磁石が発生させる磁束の密度が、前記レンズ駆動装置の四隅のうちの残りの3箇所に配置される前記第2駆動用磁石が発生させる磁束の密度と異なっていること、または、前記レンズ駆動装置の四隅のうちの隣り合う2箇所に配置される前記第2駆動用磁石が発生させる磁束の密度が、前記レンズ駆動装置の四隅のうちの残りの2箇所に配置される前記第2駆動用磁石が発生させる磁束の密度と異なっていることを特徴とする請求項1記載のレンズ駆動装置。
  4. 前記第2駆動用磁石は、前記レンズ駆動装置の四隅のそれぞれに配置され、
    前記レンズ駆動装置の四隅のうちの1箇所に配置される前記第2駆動用磁石と前記駆動用コイルとの距離が、前記レンズ駆動装置の四隅のうちの残りの3箇所に配置される前記第2駆動用磁石と前記駆動用コイルとの距離と異なっていること、または、前記レンズ駆動装置の四隅のうちの隣り合う2箇所に配置される前記第2駆動用磁石と前記駆動用コイルとの距離が、前記レンズ駆動装置の四隅のうちの残りの2箇所に配置される前記第2駆動用磁石と前記駆動用コイルとの距離と異なっていることを特徴とする請求項1記載のレンズ駆動装置。
  5. 前記駆動用コイルとして、前記光軸方向に所定の間隔をあけた状態で重なるように前記可動体に取り付けられる第1駆動用コイルと第2駆動用コイルとを備え、
    前記第1駆動用磁石は、前記光軸方向で重なるように配置され前記駆動用コイルとの対向面が互いに異なる磁極となるように着磁される第1磁石部と第2磁石部とを備え、
    前記第2駆動用磁石は、前記光軸方向で重なるように配置され前記駆動用コイルとの対向面が互いに異なる磁極となるように着磁される第3磁石部と第4磁石部とを備え、
    前記光軸方向において、前記第1磁石部と前記第3磁石部とは略同じ長さであり、かつ、前記第1磁石部と前記第3磁石部とは略同じ位置に配置され、
    前記光軸方向において、前記第2磁石部と前記第4磁石部とは略同じ長さであり、かつ、前記第2磁石部と前記第4磁石部とは略同じ位置に配置され、
    前記第1磁石部の前記駆動用コイルとの対向面と前記第3磁石部の前記駆動用コイルとの対向面とは同じ磁極に着磁され、前記第2磁石部の前記駆動用コイルとの対向面と前記第4磁石部の前記駆動用コイルとの対向面とは同じ磁極に着磁されていることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載のレンズ駆動装置。
  6. 前記駆動用コイルとして、前記光軸方向に所定の間隔をあけた状態で重なるように前記可動体に取り付けられる第1駆動用コイルと第2駆動用コイルとを備え、
    前記第1駆動用磁石は、前記光軸方向で重なるように配置され前記駆動用コイルとの対向面が互いに異なる磁極となるように着磁される第1磁石部と第2磁石部とを備え、
    前記第2駆動用磁石は、前記光軸方向において前記第1磁石部と略同じ長さに形成されるとともに前記第1磁石部と略同じ位置に配置され、かつ、前記第2駆動用磁石の前記駆動用コイルとの対向面は、前記第1磁石部の前記駆動用コイルとの対向面と同じ磁極に着磁されていること、または、
    前記第2駆動用磁石は、前記光軸方向において前記第2磁石部と略同じ長さに形成されるとともに前記第2磁石部と略同じ位置に配置され、かつ、前記第2駆動用磁石の前記駆動用コイルとの対向面は、前記第2磁石部との前記駆動用コイルとの対向面と同じ磁極に着磁されていることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載のレンズ駆動装置。
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