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JP2011169245A - バイオ燃料を用いたエンジンの燃料制御装置 - Google Patents

バイオ燃料を用いたエンジンの燃料制御装置 Download PDF

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JP2011169245A JP2010034181A JP2010034181A JP2011169245A JP 2011169245 A JP2011169245 A JP 2011169245A JP 2010034181 A JP2010034181 A JP 2010034181A JP 2010034181 A JP2010034181 A JP 2010034181A JP 2011169245 A JP2011169245 A JP 2011169245A
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Takayuki Yamamoto
高之 山本
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Abstract

【課題】バイオ燃料の使用時と石油系燃料の使用時との間の運転条件の補正量を算出して、バイオ燃料使用時の運転条件の適正値を求めるようにして、バイオ燃料を用いた場合におけるエンジン性能の低下や排気状態の悪化等の発生を解消すること。
【解決手段】バイオ燃料と石油系燃料との双方を燃焼可能としたエンジンの燃料制御装置において、バイオ燃料の種類および混合割合を設定するバイオ燃料種類設定装置3と、バイオ燃料の全燃料に対する混合割合に対応したエンジンの運転条件が設定された補正マップ62Mと、石油系燃料使用時の運転条件が設定された基準マップ61Mと、補正マップ62Mと基準マップ61Mとからバイオ燃料の種類と混合割合における運転条件の補正量を算出する指令マップ63Mを作成し、該指令マップ63Mによって、バイオ燃料の種類と混合割合における指令値を算出して、エンジンに指令するエンジン制御装置1と、を備えたこと。
【選択図】図4

Description

本発明は、バイオ燃料と石油系燃料との双方を燃焼可能とした、バイオ燃料を用いたエンジンの燃料制御装置に関する。
バイオ燃料と石油系燃料との双方を燃焼可能としたバイオディーゼル機関が、近年多く採用されている。
このバイオディーゼル機関用燃料としては、バイオ燃料濃度が100%のものから、軽油にバイオ燃料を一定濃度混合したものが用いられる。かかるバイオディーゼル燃料は、蒸発特性や燃焼特性が通常の軽油(石油系燃料)と異なるため、排ガス性状や信頼性の面で通常の軽油(石油系燃料)と同等の性能を得るためには、燃料噴射条件をバイオディーゼル燃料の性質に合わせて調整する必要がある。
例えば、バイオディーゼル燃料の場合、通常の軽油(石油系燃料)よりも、NOx排出量が増大するということが報告されている。また、バイオディーゼル燃料は、蒸発特性が悪い性質がある。
尚、特許文献1(特開2008−51112号公報)には、バイオ燃料(バイオディーゼル燃料)と通常の石油系燃料(軽油)との使用を燃料切換手段にて切り換え、該燃料切換手段からの燃料切換信号に基づきエンジンの燃料噴射弁に出力信号を行い、該燃料噴射弁にてバイオ燃料と石油系燃料との双方を燃焼可能としたバイオディーゼル機関において、燃料噴射装置に供給される石油系燃料にバイオ燃料を混入せしめるバイオ燃料供給手段と、エンジン回転数またはエンジン負荷の上昇に伴いバイオ燃料の供給量を減少するバイオ燃料供給手段が設けられている。
また、特許文献2(特開2009−24533号公報)には、バイオ燃料(バイオディーゼル燃料)と通常の石油系燃料(軽油)との使用を可能とするバイオディーゼル機関において、バイオ燃料濃度が判定濃度を上回る燃料が用いられた場合であっても、すす等の粒子状物質の発生を抑制し、還元剤としての燃料を十分に気化させて、排気浄化触媒において、所望の還元雰囲気を形成することが示されている。
特開2008−51112号公報 特開2009−24533号公報
前記のように、バイオ燃料使用のバイオディーゼル機関においては、バイオ燃料による前記のような燃焼特性の違いを考慮して燃料噴射条件を変更することで、エンジン性能の低下を防止するのが可能であるが、バイオ燃料に合わせた燃料噴射条件に設定すると、その反面で、通常の石油系燃料を用いた場合に、燃料消費率の上昇や排気状態の悪化という問題が発生する。
従って、バイオディーゼル機関においては、バイオ燃料に合わせた燃料噴射条件に設定すると、その反面で、通常の石油系燃料を用いた場合に、燃料消費率の上昇や排気状態の悪化という、問題点を解消する必要がある。
本発明はかかる従来技術の課題に鑑み、バイオ燃料の使用時と石油系燃料の使用時との間の運転条件の補正量を算出して、バイオ燃料使用時の運転条件の適正値を求めるようにして、バイオ燃料を用いた場合におけるエンジン性能の低下や排気状態の悪化等の発生を解消したバイオ燃料を用いたエンジンの燃料制御装置を提供することを目的とする。
本発明はかかる目的を達成するもので、バイオ燃料と石油系燃料との双方を燃焼可能としたエンジンの燃料制御装置において、バイオ燃料の種類および混合割合を設定するバイオ燃料設定装置と、バイオ燃料の種類毎にバイオ燃料の全燃料に対する混合割合に対応したエンジンの運転条件の補正値が設定された補正マップと、石油系燃料使用時の運転条件が設定された基準マップと、前記補正マップと基準マップとから前記バイオ燃料の種類毎に前記混合割合における運転条件を算出する指令マップを作成する指令マップ作成装置と、バイオ燃料種類設定装置からのバイオ燃料の種類を抽出し、前記指令マップ作成装置によって指令マップを作成して、前記バイオ燃料の種類に対応した前記混合割合における運転条件を算出してエンジンに指令するエンジン制御装置と、を備えたことを特徴とする。
かかる発明によれば、基準マップには石油系燃料使用時の基準の運転条件が設定され、補正マップにはバイオ燃料の種類毎に前記バイオ燃料の全燃料に対する混合割合に対応したエンジンの運転条件の補正値が設定されており、バイオ燃料種類設定装置からバイオ燃料の種類が入力されると、エンジン制御装置においては、前記補正マップと前記基準マップとから指令マップを作成して、該指令マップによって、バイオ燃料使用時のエンジンの運転条件を算出してエンジンに指令する。
従って、かかる発明によれば、バイオ燃料の種類および混合割合を入力すれば、該バイオ燃料の種類からバイオ燃料の全燃料に対する混合割合に対応したエンジンの運転条件の補正値の補正マップと、石油系燃料使用時の基準性能の基準マップとから指令マップを作成して、該指令マップによって、バイオ燃料使用時のエンジンの運転条件を算出してエンジンに指令するので、バイオ燃料使用時には、前記補正値に基づいたエンジンの運転条件を保持して運転することにより、燃料消費率の上昇等の燃焼の不具合や排気状態の悪化やエンジンオイルの劣化という問題の発生を回避できて、安定的にバイオ燃料使用の運転を行うことができる。
また、かかる発明において、前記補正マップは、前記バイオ燃料の全燃料に対する混合割合に対応したエンジンの運転条件において、かかる混合割合が大きくなるに従いバイオ燃料の噴射タイミングを遅角するように設定されるので、バイオ燃料の全燃料に対する混合割合に対応したエンジンの噴射タイミングの遅角補正値が設定された補正マップと、石油系燃料使用時の基準噴射タイミングの基準マップとから指令マップを作成して、該指令マップによって、バイオ燃料使用時の噴射タイミングとして通常の軽油(石油系燃料)使用時より遅角するようにエンジンに指令することにより、バイオ燃料使用時のNOx排出量を通常の軽油使用時と同等に保持でき、これにより常時NOx排出量の増加を抑制できる。
また、かかる発明において、前記補正マップは、前記バイオ燃料の全燃料に対する混合割合に対応したエンジンの運転条件において、かかる混合割合が大きくなるに従い燃料噴射圧力を低減するように設定されるので、バイオ燃料の使用時にバイオ燃料の全燃料に対する混合割合に対応した燃料噴射圧力の低減補正値が設定された補正マップと、石油系燃料使用時の基準燃料噴射圧力の基準マップとから指令マップを作成して、該指令マップによって、バイオ燃料使用時の燃料噴射圧力、例えば、コモンレール圧力として通常の軽油(石油系燃料)使用時より低減するようにエンジンに指令することにより、バイオ燃料使用時のNOx排出量を通常の軽油使用時と同等に保持でき、これにより常時NOx排出量の増加を抑制できる。
また、かかる発明において、前記補正マップは、前記バイオ燃料の全燃料に対する混合割合に対応したエンジンの運転条件において、かかる混合割合が大きくなるに従い前記バイオ燃料の主噴射後のポスト噴射量を低減するように設定されるので、バイオ燃料の全燃料に対する混合割合に対応したポスト噴射量の低減補正量が設定された補正マップと、石油系燃料使用時の基準ポスト噴射量の基準マップとから指令マップを作成し、該指令マップによって、バイオ燃料使用時のポスト噴射量として通常の軽油(石油系燃料)使用時より低減するようにエンジンに指令する。
バイオ燃料使用時のポスト噴射量の低減補正により、シリンダライナの内面への燃料付着量が低減され、燃料がエンジンオイルに混ざってエンジンオイルが劣化することが防止される。
すなわち、バイオ燃料は、通常の軽油よりも蒸発特性が悪い性質があるため、ポスト噴射量を通常の軽油並みに噴射すると、着火する前の燃料がシリンダライナの内面に付着する量が増えて、燃料がエンジンオイルに混ざってオイル性能が劣化するいわゆるオイルダイリューションを生じやすいが、バイオ燃料使用時のポスト噴射量の低減補正によりこのような問題を解消できる。
また、かかる発明において、前記補正マップは、前記バイオ燃料の全燃料に対する混合割合に対応したエンジンの運転条件において、かかる混合割合が大きくなるに従い前記バイオ燃料の主噴射後のポスト噴射タイミングを進角するように設定されるので、バイオ燃料の全燃料に対する混合割合に対応したエンジンのポスト噴射タイミングの進角補正量が設定された補正マップと、石油系燃料使用時の基準ポスト噴射タイミングの基準マップとから指令マップを作成し、該指令マップによって、バイオ燃料使用時のポスト噴射タイミングとして通常の軽油(石油系燃料)使用時より進角するようにエンジンに指令する。
バイオ燃料使用時のポスト噴射タイミングの進角補正により、前記ポスト噴射量の低減補正と同様に、バイオ燃料の蒸発特性の悪化によるシリンダライナの内面への燃料付着量が低減され、燃料がエンジンオイルに混ざってエンジンオイルが劣化することが防止される。
すなわち、バイオ燃料使用時のポスト噴射タイミングの進角補正することによって、ポスト噴射の噴射終りが早まるように調整され、バイオ燃料の蒸発特性の悪化が回避されて、シリンダライナの内面への燃料付着量が低減される。またエンジンオイルの劣化も防止できる。
本発明によれば、エンジン制御装置に入力されたバイオ燃料の全燃料に対する混合割合に対応したエンジンの運転条件の補正値が設定された補正マップと、石油系燃料使用時の基準性能の基準マップとから指令マップを作成して、該指令マップによって、バイオ燃料使用時のエンジンの運転条件を算出してエンジンに指令するので、バイオ燃料使用時には、前記補正値に基づいたエンジンの運転条件を保持することにより、燃料消費率の上昇等の燃焼の不具合や排気状態の悪化やエンジンオイルの劣化という問題の発生を回避できて、安定的にバイオ燃料使用の運転を行うことができる。
本発明の第1実施形態に係るバイオディーゼルエンジンの制御フロー図及び作用説明図である。 本発明の参考とする噴射線図である。 第1実施形態における全体作用説明用ブロック図である。 第1実施形態における指令マップの作成を説明する説明用ブロック図である。 (A)は第1実施形態の燃料噴射タイミング補正マップ、(B)は第2実施形態のコモンレール圧力補正マップである。 (A)は第3実施形態のポスト噴射タイミング補正マップ、(B)は第4実施形態のポスト噴射量補正マップである。
以下、本発明を図に示した実施例を用いて詳細に説明する。但し、この実施例に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは特に特定的な記載がない限り、この発明の範囲をそれのみに限定する趣旨ではなく、単なる説明例にすぎない。
(第1実施形態)
図1は本発明の第1実施形態に係るバイオディーゼルエンジンの系統図及び作用説明図である。
図1において、符号100で示されるエンジン(ディーゼルエンジン)は4サイクルディーゼルエンジンであり、多気筒のディーゼルエンジンである。以下の説明は1シリンダ(1気筒)として行う。
多気筒のディーゼルエンジン100は、各シリンダ102a内に往復摺動自在に嵌合されたピストン103、該ピストン103の往復動を回転に変換するクランク軸に連結される連接棒104、前記ピストン103の上面に面して区画形成される燃焼室105、該燃焼室105に接続される吸気ポート105a、該吸気ポート105aを開閉する吸気弁101、該燃焼室105に接続される排気ポート129a、該排気ポート129aを開閉する排気弁102等によって構成される。
前記排気ポート129aに連結された排気管129には、過給機111の排気タービン109のガス導入口が接続され、該排気タービン109は排気ポート129a及び排気管129からの排気ガスによって駆動される。そして、該過給機111のコンプレッサ110は、前記排気タービン109に同軸駆動されている。
前記コンプレッサ110を出た高温の空気111aは、給気管115を通ってインタークーラ112にて冷却されて、スロットル弁114に入る。該空気111aは、スロットル弁114の開度制御によって流量を調整されて、空間部115aを経て、前記吸気ポート105aに送られる。
前記吸気ポート105a内で流量調整された空気111aは、吸気弁101の開放とともに燃焼室105内に供給される。
また、かかるエンジン100は、EGR制御装置を備えており、排気ポート129aからの排気ガスの一部をEGRガスとして空間部115aに還流するEGR管130と、EGRガスを冷却するEGRクーラ116と、該EGR管130の通路面積を制御するEGR弁113とを備え、EGR弁113の開度制御により吸気ポート105a側へのEGRガス量を制御している。
前記燃焼室105においては、シリンダの頭部にインジェクタ106が取付けられており、該インジェクタ106は、通常の石油系燃料の噴射弁と同様な構造であるので、詳細な構造説明は省略するが、かかるインジェクタ106はバイオ燃料と石油系燃料(例えば軽油)の双方を噴射可能に構成されている。
前記インジェクタ106は、エンジン100の各シリンダ102aの上部に設置されている。各インジェクタ106には、高圧の燃料供給ポンプ108から各シリンダ102aに共通のコモンレール107を通して、バイオ燃料及び石油系燃料(例えば軽油)が送られ噴射するようになっている。
前記エンジン100は、エンジン制御装置1からのエンジン制御信号により制御される。
即ち、前記スロットル弁114は前記エンジン制御装置1からの回線24により開度制御される。また、インジェクタ106はエンジン制御装置1からの回線21によりバイオ燃料の噴射モードが制御され、エンジン制御装置1からの回線22により軽油(石油系燃料)の噴射モードが制御される。また、エンジン制御装置1からの回線23により共通の高圧の燃料供給ポンプ108及び共通のコモンレール107のコモンレール圧力が制御される。また、EGR弁113は、エンジン制御装置1からの回線125により開度が制御される。
一方、エンジン制御装置1には、バイオ燃料設定装置50が連結され、該バイオ燃料設定装置50においては、バイオ燃料使用スイッチ2が設けられ、バイオ燃料が使用されるときにはONとされ、石油系燃料が用いられるときにはOFFとされる。例えば、燃料タンクにバイオ燃料を給油したときにはONの信号25が入力され、軽油を給油したときにはOFFの信号25が入力される。
また、バイオ燃料種類設定装置(バイオ燃料種類選択スイッチ)3が設けられ、使用バイオ燃料の種類の設定信号26が入力され、バイオ燃料混合割合指令装置(バイオ燃料割合選択スイッチ)4からは前記バイオ燃料の種類に対応した混合割合のエンジンの運転条件を算出し、該エンジンの運転条件をエンジンに指令する指令信号27が入力される。
次に、かかる第1実施形態の作用、効果について説明する。
先ず、図1および図3において、バイオ燃料設定装置50では、前記のように、バイオ燃料の使用時に、バイオ燃料使用スイッチ2をONにし、使用するバイオ燃料の種類の設定をバイオ燃料種類設定装置(バイオ燃料種類選択スイッチ)3で設定し、使用するバイオ燃料の全燃料に対する混合割合をバイオ燃料混合割合指令装置(バイオ燃料割合選択スイッチ)4で選定する。
図5(A)に示すインジェクタ106のバイオ燃料の噴射タイミングの制御について、図3、図4、図5(A)を用いて説明する。
図3及び図4において、前記バイオ燃料設定装置50からの信号を受けて、使用するバイオ燃料の種類から補正マップを選定して、バイオ燃料の全燃料に対する混合割合から補正値線を選定する。例えば、燃料種Aで補正マップ62Mを選定して、混合割合S=30%から補正値線62を選定する(図3のステップ52)。なお、図4及び図5(A)の噴射タイミング補正マップ62Mは同一のものを示す。
そして、噴射タイミング補正マップ62Mのバイオ燃料の混合割合S=30%のバイオ燃料噴射タイミングの補正値線62と、基準となる例えば軽油(石油系燃料)の、エンジン回転数に対する噴射タイミングを設定した、噴射タイミング基準マップ61Mの燃料噴射タイミングの基準値線61(図4)とを用いて、図4の指令マップ作成装置63によって、指令値線63aを作成する(図3のステップ53)。
すなわち、指令マップ作成装置63においては、図4に示すように、軽油(石油系燃料)の燃料噴射タイミングの基準値線61に対して、補正値(遅角量)δを補正して遅角側に指令値線63aを算出して噴射タイミング指令マップ63Mを作成する。
この指令値線63aを用いて、例えば、エンジン回転数N0の時点における補正値δ1だけ遅角したバイオ燃料の噴射タイミングS0(図4参照)を、エンジン制御装置1は、バイオ燃料使用時のバイオ燃料の噴射タイミングとして出力する(図3のステップ54)。
そして、エンジン100は、バイオ燃料の遅角した噴射タイミングS0になるように、エンジン制御装置1により、インジェクタ106の噴射タイミングS0が制御される(図3のステップ55)。
従って、インジェクタ106は、バイオ燃料の噴射タイミングS0に、遅角して運転される(図3のステップ56)。
このように、指令マップ作成装置63において、使用する燃料種と混合割合から、予め指令値線63aを算出して噴射タイミング指令マップ63Mを作成しておくので、その噴射タイミング指令マップ63Mを用いることで、簡単且つ確実にバイオ燃料の噴射タイミングを算出できるようになる。
以上の第1実施形態によれば、バイオ燃料種類設定装置3にてバイオ燃料の種類を入力すれば、該バイオ燃料の種類から、指令マップ作成装置63にて、バイオ燃料の全燃料に対する混合割合に対応したエンジン100の噴射タイミング補正マップ62Mと、石油系燃料使用時の基準性能の噴射タイミング基準マップ61Mとから噴射タイミング指令マップ63Mを作成して、該指令マップ63Mによって、例えばエンジン回転数N0における噴射タイミングS0(図4参照)を、バイオ燃料使用時のバイオ燃料の噴射タイミングとして通常の軽油(石油系燃料)使用時の噴射タイミングより遅角するように出力する。
従って、バイオ燃料使用時には、前記補正値に基づいた噴射タイミングS0を保持することにより、燃料消費率の上昇等の燃焼の不具合や排気状態の悪化やエンジンオイルの劣化という問題の発生を回避できて、安定的にバイオ燃料使用の運転を行うことができる。
(第2実施形態)
第2実施形態は、図5の(B)のように、燃料噴射圧力としてコモンレール圧力を調整するものである。
即ち、図5の(B)において、コモンレール圧補正マップ64Mは、バイオ燃料の全燃料に対する混合割合に対応したエンジン100の運転条件(つまりエンジン回転数N)において、かかる混合割合が大きくなるに従い、燃料供給ポンプ108及びコモンレール107の燃料噴射圧力を低減するように設定する。その他の構成は、前記第1実施形態と同一である。
このように、構成すれば、バイオ燃料の使用時にバイオ燃料の全燃料に対する混合割合に対応したエンジン100のコモンレール圧補正マップ64M(図5の(B))と、石油系燃料使用時の基準噴射圧力の噴射圧力基準マップとから噴射圧力指令マップを作成して、該指令マップによって、バイオ燃料使用時の燃料噴射圧力であるコモンレール107の圧力を通常の軽油(石油系燃料)使用時より低減するように、エンジン100に指令することにより、バイオ燃料使用時のNOx排出量を通常の軽油使用時と同等に保持でき、これにより常時NOx排出量の増加を抑制できる。
(第3実施形態)
第3実施形態は、ポスト噴射タイミングを調整するものである。図6(A)はこの第3実施形態に係るポスト噴射タイミング補正マップ65Mを示す。図2は、主噴射及びポスト噴射を示す噴射線図である。
図2において、主噴射の後にアーリーポスト噴射およびレイトポスト噴射を行う場合、この内、特にアーリーポスト噴射を行う場合には(以下、アーリーポスト噴射をポスト噴射という)、ピストン103の膨張行程で燃料を噴射することになるため、蒸発特性の悪化によるシリンダ102aのライナ内面への燃料付着量が増加するという、リスクが高まる。これを回避するためには、バイオ燃料を用いる場合には、前記のように、ポスト噴射の噴射終りが早まるように噴射条件を調整する必要がある。
そこで、本発明の第3実施形態においては、図6(A)のポスト噴射タイミング補正マップ65Mに示すようにポスト噴射の噴射終りが早まるように噴射条件を調整する。
即ち、ポスト噴射タイミング補正マップ65Mは、図6(A)に示すように、前記バイオ燃料の全燃料に対する混合割合に対応したエンジン100の運転条件(つまりエンジン回転数N)において、かかる混合割合が大きくなるに従い、前記バイオ燃料の主噴射後のポスト噴射タイミングを進角するように設定する。その他の構成は、前記第1実施形態と同一である。
このように、構成すれば、バイオ燃料の全燃料に対する混合割合に対応したエンジン100のポスト噴射タイミング補正マップ65M(図6の(A))と、石油系燃料使用時の基準ポスト噴射タイミングのポスト噴射タイミング基準マップとからポスト噴射タイミング指令マップを作成して、該指令マップによって、バイオ燃料使用時のポスト噴射タイミングとして通常の軽油(石油系燃料)使用時より進角するようにエンジンに指令する。
これにより、ポスト噴射の噴射終りが早まるように調整され、バイオ燃料の蒸発特性の悪化が回避されて、シリンダライナの内面への燃料付着量が低減される。またエンジンオイルの劣化も防止できる。
(第4実施形態)
第4実施形態は、ポスト噴射量を調整するものである。図6(B)はこの第4実施形態に係るポスト噴射量補正マップ66Mを示す。 即ち、ポスト噴射量補正マップ66Mは、図6(B)に示すように、前記バイオ燃料の全燃料に対する混合割合に対応したエンジン100の運転条件(つまりエンジン回転数N)において、かかる混合割合が大きくなるに従い前記バイオ燃料の主噴射後のポスト噴射量を低減するように設定する。その他の構成は、前記第1実施形態と同一である。
このように、構成すれば、バイオ燃料の全燃料に対する混合割合に対応したポスト噴射量補正マップ66M(図6の(B))と、石油系燃料使用時の基準ポスト噴射量のポスト噴射量基準マップとからポスト噴射量指令マップを作成して、該指令マップによって、バイオ燃料使用時のポスト噴射量として通常の軽油(石油系燃料)使用時より低減するようにエンジンに指令する。
これにより、バイオ燃料使用時のポスト噴射量の低減補正により、シリンダライナの内面への燃料付着量が低減され、燃料がエンジンオイルに混ざってエンジンオイルが劣化することが防止される。
すなわち、バイオ燃料は、通常の軽油よりも蒸発特性が悪い性質があるため、ポスト噴射量を通常の軽油並みに噴射すると、着火する前の燃料がシリンダライナの内面に付着する量が増えて、燃料がエンジンオイルに混ざってオイル性能が劣化するいわゆるオイルダイリューションを生じやすいが、バイオ燃料使用時のポスト噴射量の低減補正により解消される。
なお、第1実施形態乃至第4実施形態を適宜組み合わせ実施してもよいことは勿論である。例えば、NOx低減のために、第1実施形態と第2実施形態とを組み合わせてもよく、ポスト噴射を行う燃料制御装置では、第3実施形態と第4実施形態とを組み合わせてもよい。
本発明によれば、バイオ燃料の使用時と石油系燃料の使用時との間の運転条件の補正量を算出して、バイオ燃料使用時の運転条件の適正値を求めるようにして、バイオ燃料を用いた場合におけるエンジン性能の低下や排気状態の悪化等の発生を解消したバイオ燃料を用いたエンジンの燃料制御装置を提供できる。
1 エンジン制御装置
2 バイオ燃料使用スイッチ
3 バイオ燃料種類設定装置(バイオ燃料種類選択スイッチ)
4 バイオ燃料混合割合指令装置(バイオ燃料割合選択スイッチ)
50 バイオ燃料設定装置
61 燃料噴射タイミングの基準値線
61M 基準噴射タイミングマップ
62 バイオ燃料噴射タイミングの補正値線
62M 噴射タイミング補正マップ
63 指令マップ作成装置
63a 指令値線
63M 噴射タイミング指令マップ
64M コモンレール圧補正マップ
65M ポスト噴射タイミング補正マップ
66M ポスト噴射量補正マップ
100 エンジン(ディーゼルエンジン)
101 吸気弁
102 排気弁
102a シリンダ
103 ピストン
105 燃焼室
105a 吸気ポート
106 インジェクタ
107 コモンレール
108 高圧の燃料供給ポンプ
109 排気タービン
110 コンプレッサ
111 過給機
111a 空気
113 EGR弁
114 スロットル弁
129 排気管
129a 排気ポート
130 EGR管
δ、δ1 補正値
S0 噴射タイミング

Claims (5)

  1. バイオ燃料と石油系燃料との双方を燃焼可能としたエンジンの燃料制御装置において、
    バイオ燃料の種類および混合割合を設定するバイオ燃料設定装置と、バイオ燃料の種類毎にバイオ燃料の全燃料に対する混合割合に対応したエンジンの運転条件の補正値が設定された補正マップと、石油系燃料使用時の運転条件が設定された基準マップと、前記補正マップと基準マップとから前記バイオ燃料の種類毎に前記混合割合における運転条件を算出する指令マップを作成する指令マップ作成装置と、バイオ燃料種類設定装置からのバイオ燃料の種類を抽出し、前記指令マップ作成装置によって指令マップを作成して、前記バイオ燃料の種類に対応した前記混合割合における運転条件を算出してエンジンに指令するエンジン制御装置と、を備えたことを特徴とするバイオ燃料を用いたエンジンの燃料制御装置。
  2. 前記補正マップは、前記バイオ燃料の全燃料に対する混合割合に対応したエンジンの運転条件において、かかる混合割合が大きくなるに従いバイオ燃料の噴射タイミングを遅角するように設定されたことを特徴とする請求項1記載のバイオ燃料を用いたエンジンの燃料制御装置。
  3. 前記補正マップは、前記バイオ燃料の全燃料に対する混合割合に対応したエンジンの運転条件において、かかる混合割合が大きくなるに従い燃料噴射圧力を低減するように設定されたことを特徴とする請求項1記載のバイオ燃料を用いたエンジンの燃料制御装置。
  4. 前記補正マップは、前記バイオ燃料の全燃料に対する混合割合に対応したエンジンの運転条件において、かかる混合割合が大きくなるに従い前記バイオ燃料の主噴射後のポスト噴射量を低減するように設定されたことを特徴とする請求項1記載のバイオ燃料を用いたエンジンの燃料制御装置。
  5. 前記補正マップは、前記バイオ燃料の全燃料に対する混合割合に対応したエンジンの運転条件において、かかる混合割合が大きくなるに従い前記バイオ燃料の主噴射後のポスト噴射タイミングを進角するように設定されたことを特徴とする請求項1記載のバイオ燃料を用いたエンジンの燃料制御装置。
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