JP2011150961A - 電池 - Google Patents
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Abstract
【課題】長寿命の電池を提供する。
【解決手段】負極シート11と、正極シート12と、セパレータ21、22と、を備え、負極シート11と正極シート12とが面方向にずれた状態で、負極シート11が正極シート12よりも外側になるように巻回されことで構成されると共に、輪切り断面視において扁平であり、軸方向に延出する負極シート11の部分を厚さ方向で密着させてなる負極タブ14と、軸方向に延出する正極シート12の部分を厚さ方向で密着させてなる正極タブ15と、を有する巻回体10と、巻回体10を収容するケース40と、を備える二次電池1であって、外側の負極シート11を巻回体10の厚さ方向の内向きに押し、外側の負極シート11とその内側の正極シート12との距離を短くする押片51を備え、押片は、扁平である巻回体10の平面視において、少なくとも正極タブ15の近傍に配置されている。
【選択図】図3
【解決手段】負極シート11と、正極シート12と、セパレータ21、22と、を備え、負極シート11と正極シート12とが面方向にずれた状態で、負極シート11が正極シート12よりも外側になるように巻回されことで構成されると共に、輪切り断面視において扁平であり、軸方向に延出する負極シート11の部分を厚さ方向で密着させてなる負極タブ14と、軸方向に延出する正極シート12の部分を厚さ方向で密着させてなる正極タブ15と、を有する巻回体10と、巻回体10を収容するケース40と、を備える二次電池1であって、外側の負極シート11を巻回体10の厚さ方向の内向きに押し、外側の負極シート11とその内側の正極シート12との距離を短くする押片51を備え、押片は、扁平である巻回体10の平面視において、少なくとも正極タブ15の近傍に配置されている。
【選択図】図3
Description
本発明は、二次電池、一次電池等を含む電池に関する。
例えば、電気自動車やハイブリッド車の蓄電池として使用される角型の二次電池101は、リチウムイオン型等で構成され、図7に示すように、その内部に巻回体10(蓄電素子、電極体とも称される)を備えている(特許文献1参照)。巻回体10は、負極シート11(第1電極シート)と、正極シート12(第2電極シート)と、負極シート11と正極シート12とを電気的に絶縁する2枚のセパレータ21、22とが交互に積層されたものを、一般には、負極シート11が正極シート12よりも外側になるように巻回し、扁平にされることで構成される。
詳細には、負極シート11と正極シート12とは面方向にずれた状態で積層された後、巻回される。そして、巻回後、巻回体10の軸方向において延出(突出)する負極シート11の部分を、扁平である巻回体10の厚さ方向(図7の左右方向)において、溶接等によって密着させ、負極タブ14(第1集電タブ)が形成される。一方、軸方向において、前記負極シート11の部分と反対側に延出する正極シート12の部分を厚さ方向において密着させ、正極タブ15(第2集電タブ)が形成される。
しかしながら、前記したように、正極シート12の部分を密着させて正極タブ15を形成すると、その正極タブ15側で、最外の負極シート11と最外の正極シート12との間の極間距離が大きくなってしまう。すなわち、正極タブ15を形成するために延出する部分を密着させる際、最外の正極シート12は、最外の負極シート11よりも内側から、厚さ方向の内向きに引っ張られるので、(1)最外の負極シート11とセパレータ22との間や、(2)セパレータ22と最外の正極シート12との間に、隙間Gが形成されてしまい、正極タブ15側において負極シート11と正極シート12との極間距離が大きくなってしまう(図7参照)。
ここで、巻回体10は、巻回体10とこれを収容するケース本体41とを電気的に絶縁するための絶縁フィルム31で覆われることが一般的であるが、この絶縁フィルム31はPP、PPS等の比較的に硬質の材料から形成されるので、絶縁フィルム31自体は殆ど収縮性を有さない。よって、絶縁フィルム31は、正極タブ15の形成に伴う巻回体10の外形の変化に、追従することはできず、負極シート11を厚さ方向の内向きに押すことはできない。
そして、このように極間距離が大きくなると、その部分における抵抗値(内部抵抗値)が高くなってしまう、つまり、巻回体の軸方向において、正極タブ15側における抵抗値が大きくなってしまう。そうすると、正極タブ15側は電流が流れにくくなり、軸方向において、電流密度がばらついてしまい、電流密度が大きくなる負極タブ14側で、デンドライト状(樹枝状晶)のリチウムが析出しやすくなり、二次電池101の寿命が短くなる虞がある。
そこで、本発明は、長寿命の電池を提供することを課題とする。
前記課題を解決するための手段として、本発明は、第1電極シートと、第2電極シートと、前記第1電極シートと前記第2電極シートとを電気的に絶縁する2枚のセパレータと、を備え、前記第1電極シートと前記第2電極シートとが面方向にずれた状態で、前記第1電極シートが前記第2電極シートよりも外側になるように巻回されることで構成されると共に、輪切り断面視において扁平であり、軸方向に延出する前記第1電極シートの部分を厚さ方向で密着させてなる第1集電タブと、軸方向に延出する前記第2電極シートの部分を厚さ方向で密着させてなる第2集電タブと、を有する巻回体と、前記巻回体を収容するケースと、を備える電池であって、外側の前記第1電極シートを前記巻回体の厚さ方向の内向きに押し、外側の前記第1電極シートとその内側の前記第2電極シートとの距離を短くする押部を備え、前記押部は、扁平である前記巻回体の平面視において、少なくとも前記第2集電タブの近傍に配置されていることを特徴とする電池である。
このような電池によれば、扁平である巻回体の平面視(後記する実施形態では側面視に相当)において、少なくとも第2集電タブ(後記する実施形態では正極タブ)の近傍に配置されている押部が、外側の第1電極シート(後記する実施形態では負極シート)を巻回体の厚さ方向の内向きに押すので、外側の第1電極シートとその内側の第2電極シート(後記する実施形態では正極シート)との距離(極間距離)を短くすることができる。
これにより、巻回体の軸方向において、巻回体の内部抵抗値はバラツキにくく、略均一となり、通電した場合における電流密度も略均一となる。よって、デンドライト状(樹枝状晶)リチウムも析出しにくくなり、電池の寿命は長くなる。
また、前記電池において、前記押部は、扁平である前記巻回体の平面視において、前記第2集電タブの近傍のみに配置されていることを特徴とする。
このような二次電池によれば、押部が、扁平である巻回体の平面視において、第2集電タブの近傍のみに配置されているので、押部で、極間距離の大きくなりやすい第1電極シートの第2集電タブ側を集中的に押すことができる。
また、押部が第2集電タブの近傍のみに配置されるので、軸方向における押部の長さは、軸方向において全体を押す押部の長さよりも短くなる。よって、押部及び電池は軽量化される。
また、押部が第2集電タブの近傍のみに配置されるので、軸方向における押部の長さは、軸方向において全体を押す押部の長さよりも短くなる。よって、押部及び電池は軽量化される。
また、前記電池において、前記押部は、前記第2集電タブに近くなるにつれて厚いことを特徴とする。
このような電池によれば、押部が第2集電タブに近くなるにつれて厚いので、第1電極シートを適切に押し、第1電極シートと第2電極シートとの距離をさらに適切にできる。
なお、延出する第2電極シートの部分を厚さ方向で密着させて第2集電タブを構成するので、第2集電タブに近くなるにつれて、外側の第1電極シートと内側の第2電極シートとの極間距離は大きくなりやすい。
なお、延出する第2電極シートの部分を厚さ方向で密着させて第2集電タブを構成するので、第2集電タブに近くなるにつれて、外側の第1電極シートと内側の第2電極シートとの極間距離は大きくなりやすい。
また、前記電池において、前記押部は、前記第1電極シート側に膨らむ膨出機構を備えることを特徴とする。
このような電池によれば、膨出機構を備える押部が第1電極シート側に膨み、この膨らんだ押部によって、第1電極シートを好適に押すことができる。なお、膨出機構により押部が膨らむ程度は、第1電極シートを押し、第2電極シートに近づけるべき量、つまり、第1電極シートと第2電極シートとの離れている程度に基づいて設定される。
また、前記電池において、前記膨出機構は、内部に注入される流体(気体、液体の他、ゲルを含む)の量に基づいて、膨らむ量が調整される機構であることを特徴とする。
このような電池によれば、膨出機構は、内部に注入される流体の量に基づいて、膨らむ量が調整される機構であるから、押部による第1電極シートの押し量を容易に調整できる。
また、前記電池において、前記膨出機構に流体を注入するための注入管を備え、前記注入管は、前記押部から前記巻回体の軸方向側に延出していることを特徴とする。
このような電池によれば、注入管を介して、押部の膨出機構に流体を注入できる。
また、注入管は押部から巻回体の軸方向側に延出しているので、注入管が、輪切り断面視で扁平である巻回体の両端部に形成され第1電極シート及び第2電極シートが半円弧状(R状)に積層してなる折り返し部(コーナー部)を、圧迫することはない。これにより、折り返し部における第1電極シート及び第2電極シートが、完全に折れ曲がることはない。
また、注入管は押部から巻回体の軸方向側に延出しているので、注入管が、輪切り断面視で扁平である巻回体の両端部に形成され第1電極シート及び第2電極シートが半円弧状(R状)に積層してなる折り返し部(コーナー部)を、圧迫することはない。これにより、折り返し部における第1電極シート及び第2電極シートが、完全に折れ曲がることはない。
なお、第1電極シート及び第2電極シートの表面には、電池反応を生じさせるための活物質を主成分とする活物質層が形成されている。そして、前記したように折れ曲がってしまうと、前記活物質層にひび割れ(クラック)が形成されたり、活物質層が剥がれ、電池の出力が低下する虞があるが、本発明の電池ではこのような虞はない。
本発明によれば、長寿命の電池を提供することができる。
≪第1実施形態≫
以下、本発明の第1実施形態について、図1〜図6を参照して説明する。
以下、本発明の第1実施形態について、図1〜図6を参照して説明する。
≪二次電池の構成≫
図1に示すように、第1実施形態に係る二次電池1は、リチウムイオン型の二次電池であり、その外形は角型、つまり、薄板状を呈している。このような二次電池1は、例えば、その厚さ方向(左右方向)において配列され、例えば、300〜500V程度の高圧バッテリを構成し、この高圧バッテリは、例えば、電気自動車やハイブリッド車の蓄電池として使用される。
図1に示すように、第1実施形態に係る二次電池1は、リチウムイオン型の二次電池であり、その外形は角型、つまり、薄板状を呈している。このような二次電池1は、例えば、その厚さ方向(左右方向)において配列され、例えば、300〜500V程度の高圧バッテリを構成し、この高圧バッテリは、例えば、電気自動車やハイブリッド車の蓄電池として使用される。
図1〜図3に示すように、二次電池1は、巻回体10と、巻回体10を覆う絶縁フィルム31と、巻回体10を収容するケース40と、ケース40内に注入された電解液と、2つの押片51、51(押部)と、を備えている。なお、各図において電解液は省略している。
<巻回体>
巻回体10は、負極シート11(第1電極シート)と、正極シート12(第2電極シート)と、負極シート11と正極シート12とを電気的に絶縁する2枚のセパレータ21、22と、を備えている。詳細には、後記する二次電池1の製造方法で説明するように、巻回体10は、セパレータ21、負極シート11、セパレータ22、正極シート12の順で積層され、負極シート11と正極シート12とが前後方向(面方向)でずれたものを(図4参照)、負極シート11が正極シート12よりも外側になるように巻回した後、若干にて押し潰して変形させ、輪切り断面視において扁平としたものである(図4〜図6参照)。このような巻回体10の左右方向における厚さは、例えば19mm程度である。
巻回体10は、負極シート11(第1電極シート)と、正極シート12(第2電極シート)と、負極シート11と正極シート12とを電気的に絶縁する2枚のセパレータ21、22と、を備えている。詳細には、後記する二次電池1の製造方法で説明するように、巻回体10は、セパレータ21、負極シート11、セパレータ22、正極シート12の順で積層され、負極シート11と正極シート12とが前後方向(面方向)でずれたものを(図4参照)、負極シート11が正極シート12よりも外側になるように巻回した後、若干にて押し潰して変形させ、輪切り断面視において扁平としたものである(図4〜図6参照)。このような巻回体10の左右方向における厚さは、例えば19mm程度である。
よって、巻回体10は、軸方向(前後方向)の中央に、巻回体10の輪切り断面方向において、外側から中心に向かって、セパレータ21、負極シート11、セパレータ22、正極シート12、セパレータ21、負極シート11、…の順で積層した本体13を有している(図3参照)。
そして、巻回体10は、軸方向において、本体13の前側に負極タブ14(第1集電タブ)を有しており、本体13の後側に正極タブ15(第2集電タブ)を有している。
そして、巻回体10は、軸方向において、本体13の前側に負極タブ14(第1集電タブ)を有しており、本体13の後側に正極タブ15(第2集電タブ)を有している。
<巻回体−負極シート>
負極シート11は、導電性を有する負極集電箔11aと、負極集電箔11aの両面にぞれぞれ形成された負極活物質層11b、11bと、を備えている(図4(a)参照)。
負極集電箔11aは、矩形を呈し、例えば銅箔(例えば厚さ10μm)から構成される。
負極シート11は、導電性を有する負極集電箔11aと、負極集電箔11aの両面にぞれぞれ形成された負極活物質層11b、11bと、を備えている(図4(a)参照)。
負極集電箔11aは、矩形を呈し、例えば銅箔(例えば厚さ10μm)から構成される。
負極活物質層11bは、負極における電池反応を生じさせるための負極活物質を主成分とする層であり、負極活性物質とバインダ(接着剤)との混合物を、負極集電箔11aに塗布し、塗布後にプレス加工することで形成される。例えば、塗工幅は120mm、プレス後の負極シート11の厚さは100μm、負極シート11の電極密度は1.5g/cm3とされる。
なお、負極シート11は、その前辺側(一辺側)に負極活物質層11bが形成されてなく、負極集電箔11aが帯状で露出した未塗工部11c(未塗布部)を有している(例えば未塗工幅10mm)。そして、巻回された後、軸方向(前後方向)において前方に延出する渦巻状の未塗工部11cを、厚さ方向(左右方向)において溶接等よって密着させることで、前記した負極タブ14が形成されている。
負極活物質としては、例えば、リチウムイオン(LI+)を吸蔵/放出する炭素材料や、リチウム(Li)と金属化合物を形成する合金を使用できる。
炭素材料としては、例えば、天然黒鉛、人口黒鉛(例えば粒径22μm)、活性炭、低温炭素体(有機前駆体)を、不活性ガス雰囲気中で熱処理した炭素等を使用できる。低温炭素体(有機前駆体)としては、例えば、ピッチ、メソフェーズピッチ等の易黒鉛性炭素前駆体や、フェノール樹脂、キシレン樹脂、PPS(PolyPhenylene Sulfide)、セルロース等の難黒鉛化性炭素前駆体を使用できる。
バインダとしては、例えば、PVDF(PolyVinylidene DiFluoride)を使用できる。
炭素材料としては、例えば、天然黒鉛、人口黒鉛(例えば粒径22μm)、活性炭、低温炭素体(有機前駆体)を、不活性ガス雰囲気中で熱処理した炭素等を使用できる。低温炭素体(有機前駆体)としては、例えば、ピッチ、メソフェーズピッチ等の易黒鉛性炭素前駆体や、フェノール樹脂、キシレン樹脂、PPS(PolyPhenylene Sulfide)、セルロース等の難黒鉛化性炭素前駆体を使用できる。
バインダとしては、例えば、PVDF(PolyVinylidene DiFluoride)を使用できる。
<巻回体−正極シート>
正極シート12は、導電性を有する正極集電箔12aと、正極集電箔12aの両面にそれぞれ形成された正極活物質層12b、12bと、を備えている(図4(a)参照)。
正極集電箔12aは、矩形を呈し、例えばアルミニウム箔(例えば厚さ12μm)から構成される。
正極シート12は、導電性を有する正極集電箔12aと、正極集電箔12aの両面にそれぞれ形成された正極活物質層12b、12bと、を備えている(図4(a)参照)。
正極集電箔12aは、矩形を呈し、例えばアルミニウム箔(例えば厚さ12μm)から構成される。
正極活物質層12bは、正極における電池反応を生じさせるための正極活性物質を主成分とする層であり、正極活物質と導電性フィラーとバインダ(接着剤)との混合物を、正極集電箔12aに塗布しプレス加工することで形成される。例えば、塗工幅は120mm、プレス後の正極シート12の厚さは100μm、正極シート12の電極密度は3.85g/cm3とされる。
なお、正極シート12は、その後辺側(一辺側)に正極活物質層12bが形成されてなく、正極集電箔12aが帯状で露出した未塗工部12c(未塗布部)を有している(例えば未塗工幅10mm)。そして、巻回された後、軸方向(前後方向)において後方に延出する渦巻状の未塗工部12cを、厚さ方向(左右方向)において溶接等よって密着させることで、前記した正極タブ15が形成されている。
正極活物質としては、例えば、平均粒径d50=12μmである粉末状のリチウム酸化物(LiNi0.33Mn0.33Co0.33O2)を使用できる。
導電性フィラーとしては、例えば、アセチレンブラック、ケッチェンブラック、VGCF(Vapor Grown Carbon Fiber:気相成長炭素繊維)を使用できる。
バインダとしては、例えば、PVDF(PolyVinylidene DiFluoride)を使用できる。
導電性フィラーとしては、例えば、アセチレンブラック、ケッチェンブラック、VGCF(Vapor Grown Carbon Fiber:気相成長炭素繊維)を使用できる。
バインダとしては、例えば、PVDF(PolyVinylidene DiFluoride)を使用できる。
<巻回体−セパレータ>
セパレータ21、22は、負極シート11と正極シート12とを電気的に絶縁するためのシート(例えば厚さ25μm)であると共に、ケース40内に注入される電解液が含浸されるように多孔質である。
このようなセパレータ21、22としては、例えば、ポリオレフィン系(ポリエチレン、ポリプロピレン等)の繊維で構成された不織布を使用できる。
セパレータ21、22は、負極シート11と正極シート12とを電気的に絶縁するためのシート(例えば厚さ25μm)であると共に、ケース40内に注入される電解液が含浸されるように多孔質である。
このようなセパレータ21、22としては、例えば、ポリオレフィン系(ポリエチレン、ポリプロピレン等)の繊維で構成された不織布を使用できる。
<絶縁フィルム>
絶縁フィルム31は、巻回体10とケース40とを電気的に絶縁するためのフィルムであり、巻回体10の外表面を覆っている。このような絶縁フィルム31は、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレンから形成される。
絶縁フィルム31は、巻回体10とケース40とを電気的に絶縁するためのフィルムであり、巻回体10の外表面を覆っている。このような絶縁フィルム31は、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレンから形成される。
<ケース>
ケース40は、絶縁フィルム31で覆われた巻回体10を収容する容器であり、ケース本体41と、蓋42とを備えている。
ケース40は、絶縁フィルム31で覆われた巻回体10を収容する容器であり、ケース本体41と、蓋42とを備えている。
ケース本体41は、上方が開口し、左右方向に薄い箱体であって、アルミニウム合金、SUS(ステンレス)、樹脂等から形成される。特に、アルミニウム合金製であって、インパクト成型や、トランスファープレス加工によって、作製されたものであることが好ましい。このようなケース本体41は、例えば、肉厚0.8mm、左右方向の厚さ40mm、上下方向の高さ120mm、前後方向の幅160mm、で形成される。
蓋42は、所定厚さ(例えば2mm)を有し、ケース本体41の開口を塞ぐものである。なお、蓋42とケース本体41とは、例えば、レーザー溶接によって接合される。
また、蓋42には、マイナス端子43と、プラス端子44とが取り付けられている。マイナス端子43及びプラス端子44は、銅、ニッケル、アルミニウム、SUS(ステンレス)の等の金属や、これらの合金から形成される。
そして、マイナス端子43は、リード43aを介して、巻回体10の前記した負極タブ14と電気的に接続されている。リード43aは、例えば、幅45mm厚さ0.3mmの銅合金板で形成される。なお、リード43aと負極タブ14又はマイナス端子43とは、例えば超音波溶接によって接続される。
一方、プラス端子44は、リード44aを介して、巻回体10の正極タブ15と電気的に接続されている。リード44aは、例えば、幅40mm厚さ0.5mmのアルミニウム合金板で形成される。なお、リード44aと正極タブ15又はプラス端子44とは、例えば超音波溶接によって接続される。
リード43a、リード44aは、輪切り断面視において、略L字形で導電性を有する板状片である。なお、リード43aと負極タブ14との接触面積、リード44aと正極タブ15との接触面積は、なるべく大きくし、リード43a、リード44aにおける抵抗値を小さくすることが好ましい。
さらに、蓋42の適所には、電解液を注入するための注入孔45が形成されている。注入孔45には、着脱自在に栓(図示しない)が設けられている。
<電解液>
電解液は、電池反応により負極シート11、正極シート12で生成したイオン(リチウムイオン等)を輸送するための液体であり、溶媒に電解質を溶解させることで調製される。
電解液は、電池反応により負極シート11、正極シート12で生成したイオン(リチウムイオン等)を輸送するための液体であり、溶媒に電解質を溶解させることで調製される。
溶媒のうちの非水溶媒としては、例えば、エチレンカーボネート(EC)、プロピレンカーボネート(PC)、ブチレンカーボネート(BC)、ジメチルカーボネート(DMC)、ジエチルカーボネート(DEC)、エチルメチルカーボネート(EMC)、γ−ブチロラクトン(γ−BL)、スルホラン、アセトニトリル、1,2−ジメトキシエタン、1,3−ジメトキシプロパン、ジメチルエーテル、テトラヒドロフラン(THF)、2−メチルテトラヒドロフラン等を使用できる。
なお、このような非水溶媒は、単独で使用しても、2種以上混合して使用してもよい。
なお、このような非水溶媒は、単独で使用しても、2種以上混合して使用してもよい。
電解質としては、例えば、過塩素酸リチウム(LiClO4)、六フッ化リン酸リチウム(LiPF6)、四フッ化ホウ素リチウム(LiBF4)、六フッ化砒素リチウム(LiAsF6)、トリフルオロメタンスルホン酸リチウム(LiCF3SO3)、ビストリフルオロメチルスルホニルイミドリチウム[LiN(CF3SO3)2]等のリチウム塩を使用できる。
なお、電解質の非水溶媒に対する溶解量は、通常は0.2mol/L〜2mol/L程度であることが好ましい。
なお、電解質の非水溶媒に対する溶解量は、通常は0.2mol/L〜2mol/L程度であることが好ましい。
また、LiTFSI(リチウム塩)など種々のイオン性液体を混合してもよい。
さらに、電解液がゲル状で保持されるように、電解質としてゲル電解質を使用してもよい。ゲル電解質としては、例えば、ポリエチレンオキサイド、ポリプロピレンオキサイド、ビニリデンフロライド、ヘキサフルオロプロピレンの誘導体や共重合体を使用できる。
さらに、電解液がゲル状で保持されるように、電解質としてゲル電解質を使用してもよい。ゲル電解質としては、例えば、ポリエチレンオキサイド、ポリプロピレンオキサイド、ビニリデンフロライド、ヘキサフルオロプロピレンの誘導体や共重合体を使用できる。
<押片>
押片51、51は、図3に示すように、巻回体10の幅方向(左右方向)において巻回体10の両外側かつ絶縁フィルム31よりも内側であって、軸方向(前後方向)において後側の正極タブ15の近傍のみに配置され、セパレータ21の上から、外側の負極シート11を、巻回体10の厚さ方向(左右方向)の内向きに押し(矢印A1参照)、負極シート11とその正極シート12との極間距離を短くする板状の部材である。
押片51、51は、図3に示すように、巻回体10の幅方向(左右方向)において巻回体10の両外側かつ絶縁フィルム31よりも内側であって、軸方向(前後方向)において後側の正極タブ15の近傍のみに配置され、セパレータ21の上から、外側の負極シート11を、巻回体10の厚さ方向(左右方向)の内向きに押し(矢印A1参照)、負極シート11とその正極シート12との極間距離を短くする板状の部材である。
ただし、押片51は板状に限定されず、その他に例えば、軽量化や電解液の含浸を高めるため、パンチング加工して多数のパンチング孔を形成してもよい。また、押片51を中空構造にして、押片51に厚さ方向において厚さが可変するばね構造を備えさせ、隙間G(図7参照)の大きさに対応して、押片51の厚さが可変する構成でもよい。
すなわち、巻回体10の正極タブ15の近傍部分において、負極シート11と正極シート12との間に、図7に示す比較例のように、隙間Gは形成されず、内部抵抗が部分的に大きくなることはない。つまり、負極シート11と正極シート12との極間距離は好適に保持されるので、軸方向における内部抵抗は略等しくなる。よって、軸方向における電流密度も略等しくなり、デンドライト状のリチウムも析出しにくくなる。ゆえに、二次電池1の寿命は長くなる。
このように、押片51は、巻回体10の正極タブ15の近傍部分のみに配置されているので、押片51が極間距離が大きくなりやすい(隙間Gが形成されやすい)本体13の正極タブ15側を集中的に押すことができる。すなわち、軸方向における押片51の長さL1は、本体13全体を押す押片よりも短いので、本体13全体を押す押片とした場合に比べて、押片51及び二次電池1は軽量化される。
また、押片51は、巻回体10と絶縁フィルム31との間に配置され、絶縁フィルム31によって前後方向、上下方向及び左右方向において拘束されている。すなわち、押片51は、接着剤等を使用せずに位置決めされている。よって、二次電池1は軽量化されると共に、その製造工程は簡単になる。
さらに、後記する巻芯61が厚くなると、巻芯61を抜いた後、左右方向において押し潰した場合、巻回体10の表面はその中央に近づくにつれて大きく凹んだ凹曲面となるから(図6参照)、押片51の巻回体10側の面は、これに対応した凸曲面、つまり、円弧状(扇形)であってもよい。
さらにまた、押片51で負極シート11を押したとしても、負極シート11の負極活物質層11bが損傷しないように、押片51の上下両端は、面取りされた角R形状であることが好ましい。
さらにまた、押片51で負極シート11を押したとしても、負極シート11の負極活物質層11bが損傷しないように、押片51の上下両端は、面取りされた角R形状であることが好ましい。
<押片−長さL1>
押片51の軸方向における長さL1は、本体13の長さL11以下とすることにより(L1≦L11)、極間距離を短くでき、特に、長さL1は長さL11の1/2以下であることが好ましい(L1≦L11×1/2)。ここで、本体13の長さL11は、負極活物質層11bの長さ(塗工幅)、正極活物質層12bの長さ(塗工幅)に等しい(図4、図5参照)。
押片51の軸方向における長さL1は、本体13の長さL11以下とすることにより(L1≦L11)、極間距離を短くでき、特に、長さL1は長さL11の1/2以下であることが好ましい(L1≦L11×1/2)。ここで、本体13の長さL11は、負極活物質層11bの長さ(塗工幅)、正極活物質層12bの長さ(塗工幅)に等しい(図4、図5参照)。
<押片−長さL2>
押片51の高さ方向における長さL2は、高さ方向における巻回体10の長さL12から、巻回体10の上下両端部にそれぞれ形成される折り返し部16(コーナー部)の半径L13を2倍したものを差し引いた長さ以下であることが好ましい(L2≦L12−L13×2)。つまり、押片の長さL2は、巻回体10の幅方向(高さ方向)において、折り返し部16、16の間に形成される中央部17の長さ以下であることが好ましい。
なお、各折り返し部16において、負極シート11及び正極シート12は、半円弧状(R状)で積層している(図5(c)参照)。
押片51の高さ方向における長さL2は、高さ方向における巻回体10の長さL12から、巻回体10の上下両端部にそれぞれ形成される折り返し部16(コーナー部)の半径L13を2倍したものを差し引いた長さ以下であることが好ましい(L2≦L12−L13×2)。つまり、押片の長さL2は、巻回体10の幅方向(高さ方向)において、折り返し部16、16の間に形成される中央部17の長さ以下であることが好ましい。
なお、各折り返し部16において、負極シート11及び正極シート12は、半円弧状(R状)で積層している(図5(c)参照)。
押片51の長さL2がこのような長さであって、高さ方向(上下方向)において、押片51が巻回体10に対して中央に配置されているので、巻回体10の厚さ方向(左右方向)において、押片51が折り返し部16を圧迫することはない。つまり、半円弧状で積層する負極シート11及び正極シート12が、押片51で圧迫されず、完全に折れ曲がることはない。よって、負極シート11の負極活物質層11bや、正極シート12の正極活物質層12bにひび割れ等は形成されず、また、負極活物質層11b等が剥がれることもない。ゆえに、二次電池1の出力が低下することもない。
<押片−厚さL3>
押片51の厚さL3は、後記するように、セパレータ21、負極シート11、セパレータ22、正極シート12が積層されたものを巻回する際に使用する扁平形状の巻芯61(図5(b)参照)の厚さL31の1/2以上であることが好ましい(L3≧L31×1/2)。
押片51の厚さL3は、後記するように、セパレータ21、負極シート11、セパレータ22、正極シート12が積層されたものを巻回する際に使用する扁平形状の巻芯61(図5(b)参照)の厚さL31の1/2以上であることが好ましい(L3≧L31×1/2)。
これにより、巻芯61を巻回体10から抜いた後、その軸線上に、厚さL31である扁平の空洞62が形成されるが、巻回体10を両側から押す押片51の厚さL3が厚さL31の1/2以上であるので、負極シート11を適切に押し、負極シート11と正極シート12との極間距離を適切にできる。
なお、第1実施形態では、後記するように、押片51は正極タブ15に近づくにつれて厚くなっているが、この場合における押片51の厚さL3は、例えば、前後方向の中間位置で設計される。
なお、第1実施形態では、後記するように、押片51は正極タブ15に近づくにつれて厚くなっているが、この場合における押片51の厚さL3は、例えば、前後方向の中間位置で設計される。
また、押片51は、巻回体10の軸方向において、正極タブ15に近づくにつれて、徐々に厚くなっている。なぜなら、正極タブ15に近づくにつれて、隙間Gが大きくなりやすいからである。このように、正極タブ15に近づくにつれて、押片51が徐々に厚いので、負極シート11を適切に押し、負極シート11と正極シート12との極間距離を適切にできる。
この他、二次電池1の容量を大きくするため巻回体10の巻き回数が多くなると、また、負極活物質層11b及び/又は正極活物質層12bが厚くなると、隙間G(図7参照)が大きくなりやすいので、これに対応して、押片51の厚さL3を設計してもよい。
この他、二次電池1の容量を大きくするため巻回体10の巻き回数が多くなると、また、負極活物質層11b及び/又は正極活物質層12bが厚くなると、隙間G(図7参照)が大きくなりやすいので、これに対応して、押片51の厚さL3を設計してもよい。
<押片−材質>
このような押片51は、ケース40内に封入される電解液に対して耐液性を有する剛体又は弾性体であることが好ましい。具体的には、押片51は、例えば、PP、PPS等の樹脂や、アルミニウム合金、銅合金、SUS(ステンレス)等の金属から形成される。
このような押片51は、ケース40内に封入される電解液に対して耐液性を有する剛体又は弾性体であることが好ましい。具体的には、押片51は、例えば、PP、PPS等の樹脂や、アルミニウム合金、銅合金、SUS(ステンレス)等の金属から形成される。
≪二次電池の作用効果≫
このような二次電池1によれば、次の作用効果を得る。
正極タブ15に近づくにつれて徐々に厚い押片51、51が、隙間Gの形成されやすい正極タブ15の近傍で負極シート11を内向きに押し、負極シート11と正極シート12との極間距離を短くし、適切にするので、巻回体10の内部抵抗が部分的に大きくなることはない。これにより、軸方向において、電流密度は略均一になり、そして、デンドライト状(樹枝状晶)リチウムも析出しにくくなるので、二次電池1の寿命を長くできる。
このような二次電池1によれば、次の作用効果を得る。
正極タブ15に近づくにつれて徐々に厚い押片51、51が、隙間Gの形成されやすい正極タブ15の近傍で負極シート11を内向きに押し、負極シート11と正極シート12との極間距離を短くし、適切にするので、巻回体10の内部抵抗が部分的に大きくなることはない。これにより、軸方向において、電流密度は略均一になり、そして、デンドライト状(樹枝状晶)リチウムも析出しにくくなるので、二次電池1の寿命を長くできる。
≪二次電池の製造方法≫
次に、二次電池1の製造方法について、図4〜図6を参照して説明する。
図4(a)、図4(b)に示すように、上から下に向かって、セパレータ21、負極シート11、セパレータ22、正極シート12の順で積層する。
次に、二次電池1の製造方法について、図4〜図6を参照して説明する。
図4(a)、図4(b)に示すように、上から下に向かって、セパレータ21、負極シート11、セパレータ22、正極シート12の順で積層する。
ここで、負極シート11の表面には、未塗工部11cを除いて、負極活物質層11b、11bが形成されている。一方、正極シート12の表面には、未塗工部12cを除き、正極活物質層12b、12bが形成されている。
そして、負極シート11と正極シート12とは面方向においてずれた状態で配置、つまり、負極シート11の未塗工部11cと正極シート12の未塗工部12cとが逆向きで延出するように配置される。
また、セパレータ21及びセパレータ22は、負極活物質層11bと正極活物質層12bとが接触しないように配置される。
そして、負極シート11と正極シート12とは面方向においてずれた状態で配置、つまり、負極シート11の未塗工部11cと正極シート12の未塗工部12cとが逆向きで延出するように配置される。
また、セパレータ21及びセパレータ22は、負極活物質層11bと正極活物質層12bとが接触しないように配置される。
次いで、図4(b)に示すように、負極シート11等が積層されたものを、断面が扁平の巻芯61を利用して、所定回数にて巻芯61に巻回し、巻回体10を得る(図5(a)、図5(b)参照)。なお、このように巻芯61を使用することで、容易に巻回できる。
その後、巻回体10から巻芯61を抜くと、その部分に空洞62が形成される(図5(c)参照)。
その後、巻回体10から巻芯61を抜くと、その部分に空洞62が形成される(図5(c)参照)。
次いで、空洞62が小さくなるように、巻回体10を厚さ方向において押し潰す(図6(a)参照)。
そして、前方に延出する負極シート11の未塗工部11cを、溶接等によって厚さ方向において密着させ、負極タブ14を形成する。一方、後方に延出する正極シート12の未塗工部12cを、同様に密着させ、正極タブ15を形成する。その後、負極タブ14にリード43aを溶接し、正極タブ15にリード44aを溶接する(図6(b)参照)。
そして、前方に延出する負極シート11の未塗工部11cを、溶接等によって厚さ方向において密着させ、負極タブ14を形成する。一方、後方に延出する正極シート12の未塗工部12cを、同様に密着させ、正極タブ15を形成する。その後、負極タブ14にリード43aを溶接し、正極タブ15にリード44aを溶接する(図6(b)参照)。
次いで、押片51、51を巻回体10の両外側であって、正極タブ15の近傍に配置した後、本体13及び押片51、51を絶縁フィルム31で覆う(図6(c)参照)。これにより、押片51、51が位置決めされる。
次いで、絶縁フィルム31で覆われた巻回体10をケース本体41内に収容する(図6(d)参照)。
その後、蓋を42をケース本体41に取り付けると共に、リード43aとマイナス端子43とを、リード44aとプラス端子44とを、それぞれ接続する。
その後、蓋を42をケース本体41に取り付けると共に、リード43aとマイナス端子43とを、リード44aとプラス端子44とを、それぞれ接続する。
次いで、グローブボックス内でケース40内を減圧した後、蓋42の注入孔45から電解液(例えば、LiPF6/(EC+DMC+EMC))をケース40内に注入し、セパレータ21、22に電解液を含浸させる。その後、脱泡し、注入孔45に栓をする。
そうすると、二次電池1を得ることができる。
そうすると、二次電池1を得ることができる。
≪変形例≫
以上、本発明の第1実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されず、後記する実施形態と適宜に組み合わせたり、例えば、次のように変更できる。
以上、本発明の第1実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されず、後記する実施形態と適宜に組み合わせたり、例えば、次のように変更できる。
前記した第1実施形態では、電池が二次電池1である構成を例示したが、その他に例えば、一次電池でもよい。また、リチウムイオン型にも限定されず、その他種類の電池でもよい。
前記した第1実施形態では、負極シート11が正極シート12よりも外側となるように巻回された構成を例示したが、逆の構成、つまり、正極シート12が負極シート11よりも外側となるように巻回された構成でもよい。この構成の場合、負極タブ14側に隙間Gが形成されるので、押片51、51は、負極タブ14側に配置される。
前記した第1実施形態では、1つのケース40内に1つの巻回体10が収容される構成を例示したが、その他に例えば、1つのケース40内に2つ以上の巻回体10が収容される構成でもよい。この構成の場合、絶縁フィルム31は、一の巻回体10と、ケース40及び/又は他の巻回体10とを絶縁することになる。
前記した第1実施形態では、押片51が独立した部品である構成を例示したが、その他に例えば、絶縁フィルム31の内周面に、押片51に相当する押部が一体成形された構成でもよい。
≪第2実施形態≫
次に、本発明の第2実施形態について、図8〜図9を参照して説明する。
次に、本発明の第2実施形態について、図8〜図9を参照して説明する。
≪二次電池の構成≫
図8、図9(d)に示すように、第2実施形態に係る二次電池2は、押片51、51に代えて、押バック52、52(押部)を備えており、巻回体10と絶縁フィルム31との間に配置されている(図9(a)〜図9(d)参照)。このような押バック52は、その内部に気体、液体、ゲル等の流体が注入されると、その体積が大きくなる袋体であり、例えば、ゴム製で構成される。つまり、押バック52は、負極シート11(第1電極シート)側に膨らみ、負極シート11を正極シート12(第2電極シート)側に押す膨出機構として機能している。
なお、側面視における押バック52の大きさは、押片51と同程度であることが好ましい(図8、図2参照)。
図8、図9(d)に示すように、第2実施形態に係る二次電池2は、押片51、51に代えて、押バック52、52(押部)を備えており、巻回体10と絶縁フィルム31との間に配置されている(図9(a)〜図9(d)参照)。このような押バック52は、その内部に気体、液体、ゲル等の流体が注入されると、その体積が大きくなる袋体であり、例えば、ゴム製で構成される。つまり、押バック52は、負極シート11(第1電極シート)側に膨らみ、負極シート11を正極シート12(第2電極シート)側に押す膨出機構として機能している。
なお、側面視における押バック52の大きさは、押片51と同程度であることが好ましい(図8、図2参照)。
また、二次電池2は、押バック52に流体を注入するための略L字形の注入管53を備えている。注入管53は、押バック52の後端から軸方向の後向きで延出した後、上方に折れ曲がり、二次電池2の外部に開口している。
このように、注入管53は、ケース40内でスペースのある正極タブ15側に延出しているので、流体の注入時に注入管53が仮に膨張したとしても、巻回体10の上下に形成される折り返し部16(図2(b)参照)を圧迫することはない。よって、折り返し部16を構成する負極シート11や正極シート12が折れ曲がることはない。
このように、注入管53は、ケース40内でスペースのある正極タブ15側に延出しているので、流体の注入時に注入管53が仮に膨張したとしても、巻回体10の上下に形成される折り返し部16(図2(b)参照)を圧迫することはない。よって、折り返し部16を構成する負極シート11や正極シート12が折れ曲がることはない。
さらに、押バック52と注入管53との接続部には、流体の注入のみを許容する逆止弁54(1ウェイ弁)が設けられている。これにより、流体が外部に流出することはなく、押バック52が開いた状態で、つまり、巻回体10を押した状態で保持されるようになっている。
ここで、注入される流体について、気体としては、例えば、空気や、アルゴン、窒素等の希ガスを使用できる。特に、空気を注入した場合、二次電池2の充放電に伴う負極シート11及び正極シート12に対応して、押バック52が膨張/収縮しやすくなる。
液体としては、ケース40内に注入されるEC、DMC、DEC等の電解液を使用できる。
ゲルとしては、例えば、PMMA等の固体電解質を使用できる。
液体としては、ケース40内に注入されるEC、DMC、DEC等の電解液を使用できる。
ゲルとしては、例えば、PMMA等の固体電解質を使用できる。
≪二次電池の作用効果≫
このような二次電池2によれば、次の作用効果を得る。
隙間G(図7参照)の大きさに対応して、押バック52に注入する流体の量を調整することにより、押バック52の押し力を容易に調整し、巻回体10を適切に押すことができる。
また、隙間Gの形状に対応して、押バック52を膨らますこともできる。
さらに、ケース40に収容するまでは、押バック52に流体を注入せず、押バック52を収縮させることにより、二次電池2の組み立てが容易となる(図9(a)〜図9(d)参照)。
このような二次電池2によれば、次の作用効果を得る。
隙間G(図7参照)の大きさに対応して、押バック52に注入する流体の量を調整することにより、押バック52の押し力を容易に調整し、巻回体10を適切に押すことができる。
また、隙間Gの形状に対応して、押バック52を膨らますこともできる。
さらに、ケース40に収容するまでは、押バック52に流体を注入せず、押バック52を収縮させることにより、二次電池2の組み立てが容易となる(図9(a)〜図9(d)参照)。
≪変形例≫
以上、本発明の第2実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されず、例えば、次のように変更できる。
以上、本発明の第2実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されず、例えば、次のように変更できる。
前記した第2実施形態では、押バック52が、巻回体10と絶縁フィルム31との間に配置された構成を例示したが、その他に例えば、図10(a)〜図10(d)に示すように、押バック52が、ケース本体41の内側面に接着剤等で固定された構成でもよい。
1、2 二次電池
10 巻回体
11 負極シート(第1電極シート)
12 正極シート(第2電極シート)
14 負極タブ(第1集電タブ)
15 正極タブ(第2集電タブ)
21、22 セパレータ
31 絶縁フィルム
40 ケース
51 押片(押部)
52 押バック(押部、膨出機構)
53 注入管
54 逆止弁
10 巻回体
11 負極シート(第1電極シート)
12 正極シート(第2電極シート)
14 負極タブ(第1集電タブ)
15 正極タブ(第2集電タブ)
21、22 セパレータ
31 絶縁フィルム
40 ケース
51 押片(押部)
52 押バック(押部、膨出機構)
53 注入管
54 逆止弁
Claims (6)
- 第1電極シートと、第2電極シートと、前記第1電極シートと前記第2電極シートとを電気的に絶縁する2枚のセパレータと、を備え、前記第1電極シートと前記第2電極シートとが面方向にずれた状態で、前記第1電極シートが前記第2電極シートよりも外側になるように巻回されることで構成されると共に、輪切り断面視において扁平であり、軸方向に延出する前記第1電極シートの部分を厚さ方向で密着させてなる第1集電タブと、軸方向に延出する前記第2電極シートの部分を厚さ方向で密着させてなる第2集電タブと、を有する巻回体と、
前記巻回体を収容するケースと、
を備える電池であって、
外側の前記第1電極シートを前記巻回体の厚さ方向の内向きに押し、外側の前記第1電極シートとその内側の前記第2電極シートとの距離を短くする押部を備え、
前記押部は、扁平である前記巻回体の平面視において、少なくとも前記第2集電タブの近傍に配置されている
ことを特徴とする電池。 - 前記押部は、扁平である前記巻回体の平面視において、前記第2集電タブの近傍のみに配置されている
ことを特徴とする請求項1に記載の電池。 - 前記押部は、前記第2集電タブに近くなるにつれて厚い
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の電池。 - 前記押部は、前記第1電極シート側に膨らむ膨出機構を備える
ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の電池。 - 前記膨出機構は、内部に注入される流体の量に基づいて、膨らむ量が調整される機構である
ことを特徴とする請求項4に記載の電池。 - 前記膨出機構に流体を注入するための注入管を備え、
前記注入管は、前記押部から前記巻回体の軸方向側に延出している
ことを特徴とする請求項5に記載の電池。
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