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JP2011150749A - 不揮発性半導体記憶装置 - Google Patents

不揮発性半導体記憶装置 Download PDF

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Abstract

【課題】書き込み動作時の消費電力を低減することのできる不揮発性半導体記憶装置を提供する。
【解決手段】不揮発性半導体記憶装置は、メモリセルMCを配列してなるメモリセルアレイMAと、ワード線WLと、ビット線BLと、制御回路3とを備える。制御回路3は、偶数番目のビット線BL又は奇数番目のビット線BLのいずれかを選択ビット線BLとする一方、他方を非選択ビット線BLとし、非選択ビット線BLには、書き込み禁止電圧VDDを印加し、選択ビット線BLには、複数の閾値電圧分布のいずれか1つを与えるメモリセルMCに対応するビット線BLに、書き込み電圧VSSを印加する一方、他の閾値電圧分布を与えるメモリセルMC、書き込み済みのメモリセルMC、及び消去状態を維持すべきメモリセルMCに対応するビット線BLに、書き込み禁止電圧VDDを印加する書き込み動作を実行する。
【選択図】図7A

Description

本発明は、不揮発性半導体記憶装置に関し、特に電気的書き換え可能な不揮発性メモリセルを用いて構成される不揮発性半導体記憶装置に関する。
電気的書き換えが可能でかつ、高集積化が可能な不揮発性半導体記憶装置として、NAND型フラッシュメモリが知られている。NAND型フラッシュメモリでは、複数のメモリセルを隣接するもの同士でソース/ドレイン拡散層を共有する形で直列接続して、NANDセルユニットを構成する。NANDセルユニットの両端はそれぞれ、選択ゲートトランジスタを介してビット線及びソース線に接続される。この様なNANDセルユニット構成により、NOR型と比べて単位セル面積が小さくかつ大容量記憶が可能となる。
NAND型フラッシュメモリのメモリセルは、半導体基板にトンネル絶縁膜を介して形成された電荷蓄積層(浮遊ゲート電極)とその上にゲート間絶縁膜を介して積層された制御ゲート電極とを有し、浮遊ゲート電極の電荷蓄積状態によりデータを不揮発に記憶する。例えば、浮遊ゲート電極に電子を注入した閾値電圧の高い状態をデータ“0”、浮遊ゲート電極の電子を放出させた閾値電圧の低い状態をデータ“1”として、2値データ記憶を行う。書き込まれる閾値電圧分布をさらに細分化して、4値、8値等の多値記憶を行うこともできる。
NAND型フラッシュメモリのデータ書き込み動作は、選択ワード線にプログラム電圧VPGMを与え、FNトンネリングによりセルチャネルから浮遊ゲート電極に電子を注入するという動作として行われる。2値データ記憶の場合、書き込みデータ“0”、“1”に応じて、セルチャネルの電位が制御される。“0”データ書き込みの場合は、ビット線に電圧VSSを与えて、これを導通させた選択ゲートトランジスタを介して選択メモリセルのチャネルまで転送する。このとき、選択メモリセルでは浮遊ゲート電極とチャネルとの間に大きな電界がかかって、浮遊ゲート電極に電子が注入される。一方、“1”データ書き込み(非書き込み)の場合は、ビット線に電圧VDDを与えて、選択メモリセルのチャネルを電圧VDDまで充電した後、選択ゲートトランジスタが非導通状態になりチャネルをフローティング状態にする。このとき、選択メモリセルのチャネルはワード線との容量結合により電位上昇して、浮遊ゲート電極への電子注入が禁止される。
多値データ記憶の場合は、書き込みデータ(例えば4値データ記憶なら“11”、“01”、“00”、“10”)に応じて、選択ワード線に印加するプログラム電圧パルスの印加回数及びプログラム電圧VPGMの電圧値が制御される。これにより、浮遊ゲート電極に注入される電子の量が制御され、書き込みデータに応じた閾値電圧分布をメモリセルに設定することができる(特許文献1参照)。
上述のようにNAND型フラッシュメモリの書き込み動作時には、データ非書き込みのビット線に電圧VDDを与えて、選択メモリセルのチャネルを充電する必要がある。NAND型フラッシュメモリにおいては、1本のワード線に接続された多数(例えば8kバイト個)のメモリセルに同時に書き込み動作が実行される。そのため、データ非書き込みのビット線も非常に多くなり、ビット線充電に要する消費電力が増大している。近年、メモリチップの大容量化に伴いビット線長は伸びる傾向にあり、1本のビット線容量自体も大きくなる傾向にある。書き込み動作時のビット線充電はピーク電流がもっとも大きくなる動作であり、大きなピーク電流はノイズの原因となるため、電源電圧ドロップによる誤動作や、信頼性低下の要因となってしまう。NAND型フラッシュメモリの書き込み動作時においては、低消費電力でビット線を充電させることが課題となっている。
特開2008−257781号公報
本発明は、書き込み動作時の消費電力を低減することのできる不揮発性半導体記憶装置を提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る不揮発性半導体記憶装置は、複数のメモリセルを直列接続してなるメモリストリング、及び前記メモリストリングの両端にそれぞれ接続される選択トランジスタを含むNANDセルユニットを配列してなるメモリセルアレイと、複数の前記NANDセルユニットに含まれる複数の前記メモリセルの制御ゲート電極に共通に接続されたワード線と、前記NANDセルユニットの第1の端部に接続されるビット線と、前記NANDセルユニットの第2の端部に接続されるソース線と、前記メモリセルの閾値電圧が、消去状態を示す閾値電圧分布、又は複数通りの書き込み状態の閾値電圧分布のいずれかに含まれるよう、前記ワード線及び前記ビット線に電圧を印加して前記メモリセルに対する書き込み動作を行って前記メモリセルに多値データを書き込む制御回路とを備え、前記制御回路は、偶数番目の前記ビット線又は奇数番目の前記ビット線のいずれかを選択ビット線とする一方、他方を非選択ビット線とし、前記非選択ビット線においては、前記メモリセルへの書き込みが禁止される書き込み禁止電圧を印加し、前記選択ビット線においては、前記複数通りの書き込み状態の閾値電圧分布のいずれか1つを与えるべき未書き込みの前記メモリセルに対応する前記ビット線に、閾値電圧を変化させ得る書き込み電圧を印加する一方、その他の前記複数通りの書き込み状態の閾値電圧分布を与えるべき未書き込みの前記メモリセル、所望のデータを書き込み済みの前記メモリセル、及び前記消去状態を示す閾値電圧分布を維持すべき前記メモリセルに対応する前記ビット線に、前記書き込み禁止電圧を印加する書き込み動作を実行することを特徴とする。
本発明の別態様に係る不揮発性半導体記憶装置は、複数のメモリセルを直列接続してなるメモリストリング、及び前記メモリストリングの両端にそれぞれ接続される選択トランジスタを含むNANDセルユニットを配列してなるメモリセルアレイと、複数の前記NANDセルユニットに含まれる複数の前記メモリセルの制御ゲート電極に共通に接続されたワード線と、前記NANDセルユニットの第1の端部に接続されるビット線と、前記NANDセルユニットの第2の端部に接続されるソース線と、前記メモリセルの閾値電圧が、消去状態を示す閾値電圧分布、又は複数通りの書き込み状態の閾値電圧分布のいずれかに含まれるよう、前記ワード線及び前記ビット線に電圧を印加して前記メモリセルに対する書き込み動作を行って前記メモリセルに多値データを書き込む制御回路とを備え、前記制御回路は、偶数番目の前記ビット線又は奇数番目の前記ビット線のいずれかを選択ビット線とする一方、他方を非選択ビット線とし、前記非選択ビット線においては、前記メモリセルへの書き込みが禁止される書き込み禁止電圧を印加し、前記選択ビット線においては、前記複数通りの書き込み状態の閾値電圧分布のいずれか1つを与えるべき未書き込みの前記メモリセルに対応する前記ビット線に、閾値電圧を変化させ得る書き込み電圧を印加し、その他の前記複数通りの書き込み状態の閾値電圧分布を与えるべき未書き込みの前記メモリセルに対応する前記ビット線に、フローティング状態を与え、所望のデータを書き込み済みの前記メモリセル、及び前記消去状態を示す閾値電圧分布を維持すべき前記メモリセルに対応する前記ビット線に、前記書き込み禁止電圧を印加する書き込み動作を実行することを特徴とする。
本発明によれば、書き込み動作時の消費電力を低減することのできる不揮発性半導体記憶装置を提供することができる。
第1の実施の形態に係る不揮発性半導体記憶装置のメモリセルアレイ及び制御回路を示す図である。 第1の実施の形態に係る不揮発性半導体記憶装置の閾値電圧分布を示す図である。 第1の実施の形態に係る不揮発性半導体記憶装置の書き込み動作を説明する図である。 第1の実施の形態に係る不揮発性半導体記憶装置の書き込み動作を説明する図である。 不揮発性半導体記憶装置の書き込み動作を説明する図である。 不揮発性半導体記憶装置の書き込み動作を説明する図である。 第1の実施の形態に係る不揮発性半導体記憶装置の制御回路を示す図である。 第1の実施の形態に係る不揮発性半導体記憶装置の書き込み動作を説明する図である。 第1の実施の形態に係る不揮発性半導体記憶装置の書き込み動作を説明する図である。 比較例の不揮発性半導体記憶装置の書き込み動作を説明する図である。 第1の実施の形態に係る不揮発性半導体記憶装置の書き込み動作を説明する図である。 第2の実施の形態に係る不揮発性半導体記憶装置の書き込み動作を説明する図である。 他の例に係る不揮発性半導体記憶装置の書き込み動作を説明する図である。
次に、本発明の実施の形態に係る不揮発性半導体記憶装置を、図面を参照して詳細に説明する。なお、以下の実施の形態における図面の記載では、同一の構成を有する箇所には同一の符号を付して重複する説明を省略する。
(第1の実施の形態)
[第1の実施の形態に係る不揮発性半導体記憶装置の構成]
図1は、本実施の形態のNAND型フラッシュメモリのメモリセルアレイ及び制御回路を示す図である。NAND型フラッシュメモリのNANDセルユニット1は、ソース側選択ゲートトランジスタST1、及びドレイン側選択ゲートトランジスタST0と、選択ゲートトランジスタST1、ST0の間に直列接続された複数個のメモリセルMC0〜MC31とを有する。NANDセルユニット1内において、複数個のメモリセルMCは隣接するもの同士でソース/ドレイン領域を共有し、メモリストリングを形成している。
メモリセルMCは、シリコン基板のP型ウェルに形成されたN型ソース/ドレイン領域を有し、制御ゲート電極と電荷蓄積層としての浮遊ゲート電極とを有する積層ゲート構造であるものとする。NAND型フラッシュメモリは、この浮遊ゲート電極に保持する電荷量を書き込み動作、消去動作で変化させる。これにより、メモリセルMCの閾値電圧を変化させて、1ビット或いは多ビットのデータを1つのメモリセルMCに記憶する。
図1中X方向に配列された複数のメモリセルMCの制御ゲート電極は、ワード線WL0〜WL31により共通接続されている。また、複数のソース側選択ゲートトランジスタST1のゲート電極は、ソース側選択ゲート線SGSにより共通接続されている。そして、複数のドレイン側選択ゲートトランジスタST0のゲート電極は、ドレイン側選択ゲート線SGDにより共通接続されている。NAND型フラッシュメモリにおいては、ワード線WLを共有する複数のNANDセルユニット1の集合がブロックBLKを構成する。メモリセルアレイMAは、複数(例えばm個)のブロックBLK0、BLK1、・・・BLKm−1により構成されている。
ドレイン側選択ゲートトランジスタST0はビット線BLに接続されている。また、ソース側選択ゲートトランジスタST1は、ソース線SLに接続されている。ビット線BLの一端側に、セルデータの読み出し、書き込み、及び消去の各動作に供されるセンスアンプ回路S/A及びデータラッチ回路DLを有する制御回路3が配置される。そして、ワード線WLの一端側に、ワード線WL、及び選択ゲート線SGS、SGDの選択駆動を行うロウデコーダ2が配置される。
ここで、ビット線BLは1つのブロックBLK内にn本配置されている。ビット線BLと制御回路3とはビット線選択トランジスタBLTe、BLToを介して接続される。ビット線選択トランジスタBLTe、BLToは、それぞれビット線選択線BLSe、BLSoにより導通状態が制御される。ここで、X方向に並ぶビット線BLは、ビット線選択トランジスタBLTeと、ビット線選択トランジスタBLToとに交互に接続される。ビット線選択線BLSeによりビット線選択トランジスタBLTeが導通した場合、ビット線BL0〜BLn−1のうち偶数番目のビット線BL0、BL2、・・・、BLn−2が制御回路3により選択駆動される。また、ビット線選択線BLSoによりビット線選択トランジスタBLToが導通した場合、ビット線BL0〜BLn−1のうち奇数番目のビット線BL1、BL3、・・・、BLn−1が制御回路3により選択駆動される。
次に、本実施の形態のNAND型フラッシュメモリのデータ記憶状態について、図2を参照して説明する。図2は、本実施の形態のNAND型フラッシュメモリのメモリセルMCの閾値電圧分布を示す図である。
本実施の形態において、NAND型フラッシュメモリのメモリセルMCは多値データ、例えば4値データ(2ビット/セル)を記憶するものとする。この場合、データの閾値電圧分布は図2に示すようになる。データの閾値電圧分布は、閾値電圧の低い方から、4種類の閾値電圧分布(Er、A、B、C)が設けられる。これらの閾値電圧分布に対して、4通りのデータ“11”、“01”、“00”、“10”が割り付けられる。ここで、データは、上位ページデータと下位ページデータとにより表現される。なお、閾値電圧分布Erは、一括ブロック消去により得られる負の閾値電圧状態である。
NAND型フラッシュメモリのデータ読み出し動作では、メモリセルアレイMA内の非選択ワード線WLには、データによらず非選択メモリセルMCが導通する読み出しパス電圧Vreadが印加される。なお、それぞれの非選択メモリセルMCに加えられるパス電圧Vreadは異なっていても良い。
4値データの読み出し動作時には、選択ワード線WLに印加される電圧の電圧値は、選択メモリセルMCの4通りの閾値電圧分布に対応して、各閾値電圧分布の間の電圧AR、BR、又はCRに設定される。電圧ARは最も低い電圧で、BR、CRの順に電圧値が大きくなる。4値データの読み出し動作時では、電圧AR、BR、CRのいずれのときにNANDセルユニット1に電流が流れるか否かを検出することによりデータ読み出しが実行される。
NAND型フラッシュメモリにおけるデータ消去動作は、ブロックBLK単位で実行される。データ消去動作は、選択ブロックBLKの全ワード線WLを0Vとし、メモリセルアレイMAが形成されたP型ウェルに正の昇圧された消去電圧(例えば、18V〜20V)を印加して行われる。これにより、選択ブロックBLKの全メモリセルMCで浮遊ゲート電極の電子が放出された負の閾値電圧状態(消去状態)が得られる。
次に、本実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置のデータ書き込み動作について説明する。図3及び図4は、本実施の形態に係るNAND型フラッシュメモリの4値データ記憶方式の場合のデータ書き込み動作を示す図である。
4値データを書き込むために、まず選択ブロックBLKの全メモリセルMCは、上述の消去動作により負の閾値電圧分布Erに設定される。次に、図3に示すように、閾値電圧分布ErのメモリセルMCの一部を閾値電圧分布A、Bの中間レベルLMまで書き込む、下位ページ書き込みを行う。下位ページ書き込みを行うメモリセルMCは、下位ページデータが“0”のメモリセルMCである。
その後、図4に示すように、データ“01”が書き込まれるメモリセルMCの閾値電圧を、閾値電圧分布ErからAへと上昇させる。また、データ“00”、“10”が書き込まれるメモリセルMCの閾値電圧を、中間レベルLMからそれぞれ閾値電圧分布B、Cへと上昇させる。これにより、上位ページ書き込みが行われる。
以上のデータ書き込み動作時において、閾値電圧分布を上昇させる選択メモリセルMCに対応するビット線BLに電圧VSSを与えて、これを導通させたドレイン側選択ゲートトランジスタST0を介して選択メモリセルMCのチャネルまで転送する。また、選択メモリセルMCに接続された選択ワード線WLには、プログラム電圧VPGM(例えば、15V〜20V)が印加される。このとき、選択メモリセルMCでは浮遊ゲート電極とチャネルとの間に大きな電界がかかり、FNトンネリングによりチャネルから浮遊ゲート電極に電子が注入される。これにより、選択メモリセルMCの閾値電圧分布が上昇する。
閾値電圧分布を上昇させない非選択のメモリセルMCに対しては、ビット線BLに電圧VDDを与えて、これを導通させたドレイン側選択ゲートトランジスタST0を介して選択メモリセルMCのチャネルまで転送する。チャネルを電圧VDDまで充電した後、ドレイン側選択ゲートトランジスタST0を非導通状態にする。選択メモリセルMCのチャネルをフローティング状態にした場合、選択ワード線WLにプログラム電圧VPGMが印加されたとしても、チャネルが選択ワード線WLとの容量結合により電位上昇して、浮遊ゲート電極へは電子が注入されない。
図3に示すように、下位ページ書き込み(中間レベルLMの書き込み)時は、その書き込み閾値電圧の下限値に相当するベリファイ電圧VLMにより、書き込み状態の確認を行う。即ち、選択ワード線WLにベリファイ電圧VLMを与えたベリファイ読み出し動作で、選択メモリセルMCが導通すればフェイル、非導通の場合パスという判定を行う。同様に、上位ページ書き込み時は、図4に示すベリファイ電圧VA、VB、VCによりそれぞれ閾値電圧分布A、B、Cの書き込み確認を行うことになる。
上位ページ書き込みでは、一般に閾値電圧分布の低い順に、即ち閾値電圧分布A、B、Cの順に書き込みが終了するため、書き込みサイクルの最初期には、閾値電圧分布Aの書き込みベリファイのみを行うこともできる。そして、所定のタイミングから閾値電圧分布Bの書き込みベリファイを追加し、更に遅れて、閾値電圧分布Cの書き込みベリファイを追加する、という動作とすることも可能である。
このような不揮発性半導体記憶装置の書き込み動作には、大きく分けて2つの方式がある。1つは、1本の選択ワード線WLに沿った全てのメモリセルに対し同時に書き込み動作を実行する方式(オールビットライン方式(ABL方式))である。
もう1つの方式は、図5Aに示すように、1本の選択ワード線WLに沿ったメモリセルMCのうち、奇数番目のメモリセルMC、又は偶数番目のメモリセルMCのいずれか一方のみを書き込み対象として同時に書き込み動作を実行し、その間、他方は書き込み禁止状態とする方式(イーブン/オッド方式(E/O方式))である。例えば、奇数番目のメモリセルMCを書き込み対象とする場合には、奇数番目のビット線BLoには、書き込みデータに応じた電圧(電圧VSS又はVDD)を印加する一方、偶数番目のビット線BLeには、全て電源電圧VDDを印加し、書き込み禁止状態とする。逆に、偶数番目のメモリセルMCを書き込み対象とする場合には、偶数番目のビット線BLeには、書き込みデータに応じた電圧(電圧VSS又はVDD)を印加する一方、奇数番目のビット線BLoは、全て電源電圧VDDを印加し、書き込み禁止状態とする。
このE/O方式の場合、選択メモリセルMCが位置するチャネルに隣接するチャネルには、常に電圧VDD程度の電圧が与えられる。従って、隣接チャネルとの容量結合の影響により、選択メモリセルMCの浮遊ゲート電極へのデータ書き込み条件がばらつくことを抑制することができる。
これに対し、ABL方式の場合には、選択メモリセルMCが位置するチャネルに隣接するチャネルの電圧は、その隣接するチャネルに位置する選択メモリセルMCに書き込むべきデータによって異なる。このため、選択メモリセルMCに対する書き込み動作が、隣接するメモリセルMCへの書き込みデータによって影響され易い。具体的には、隣接する選択メモリセルMCへの書き込みデータによって、選択メモリセルMCに対する1回のプログラム電圧VPGMの印加による閾値変動量が異なり、プログラム完了後の閾値電圧分布の幅が広がってしまうなどの問題が生じる。
そこで、本実施の形態では、E/O方式を採用している。E/O方式の場合、隣接メモリセルMCの影響が少なくなり、プログラム完了後の閾値電圧分布の幅を狭くすることができる。
しかし、E/O方式においても、書き込み対象とされるビット線BL(例えば、奇数番目のビット線BLo)において書き込みのための電圧VSSを与えられるビット線BLの数が多いと、その分非選択のビット線BL(例えば、偶数番目のビット線BLe)において、ビット線間の容量結合の影響により、電圧VDDへの充電を行うために大きな消費電流を必要とし、消費電力が増大するという問題が生じる(図5B参照)。消費電力の抑制のためには、書き込み対象とされるビット線BLoにおいても、できるだけ非選択のビット線BLeと同様に、電圧VDDが与えられている時間が長いのが望ましい。換言すれば、書き込み対象とされるビット線BLと、これに隣接する非選択のビット線BLとが、いずれも電圧VDDを与えられている時間を長くする(確率を高くする)のが、消費電力の抑制の観点からは望ましい。本実施の形態においては、そのような観点から、書き込み対象とされるビット線BLにおいても、電圧VDDを与える時間を長くするような制御を行っている。
以下、書き込み対象とされるビット線BLにおいて、電圧VDDに駆動する時間を増やして書き込み動作を行うことのできる不揮発性半導体記憶装置の構成及び動作について説明する。まず、メモリセルMCへのデータ書き込み動作に用いる制御回路3の構成について説明する。図6は、制御回路3の構成を示している。
制御回路3は、ビット線BLを介してメモリセルMCのデータを読み出すセンスアンプ回路S/A、センスアンプ回路S/Aにより読み出されたデータについての論理演算を実行する演算制御回路31、及び演算制御回路31から出力されたデータを一時的に保持するデータラッチ回路DLを備える。データラッチ回路DLは、例えば2つのデータラッチDLA、DLBにより構成される。データラッチDLA、DLBはそれぞれ内部バスに接続されている。制御回路3には外部の論理回路32から制御信号CSが入力され、動作が制御される。
また、演算制御回路31は複数のデータラッチDLA、DLBが保持するデータの論理演算を行い、その演算結果に基づいて書き込み動作を制御する機能を有する。演算制御回路31は、データラッチDLA、DLBが保持するデータ及び制御信号CSに基づいて、ビット線BLを電圧VDD又は電圧VSSに駆動する。
この制御回路3はメモリセルアレイMA内のn本のビット線BLにそれぞれ設けられる。本実施の形態において1つのワード線WLに接続されるメモリセルMCの数は8kバイト個であるものとし、制御回路3もメモリセルMCの数に対応して8kバイト個設けられるものとする。
[第1の実施の形態に係る不揮発性半導体記憶装置の動作]
次に、図7A及び図7Bを参照してNAND型フラッシュメモリの書き込み動作について説明する。上述のように、4値データの書き込み動作では、下位ページ書き込みと上位ページ書き込みの2つの段階に分けて書き込み動作を実行する。下位ページ書き込み(中間レベルLMの書き込み)は、従来方式と同様にして実行する。下位ページ書き込みの終了後、閾値電圧分布A、B、Cへの書き込み動作、すなわち上位ページ書き込みの動作について図7A及び図7Bを参照して説明する。上位ページ書き込み動作は、閾値電圧分布ErのメモリセルMCの閾値電圧を変動させて閾値電圧分布Aのデータを書き込むとともに、中間レベルLMのメモリセルMCの閾値電圧を変動させて閾値電圧分布B又はCのデータを書き込む動作である(図4参照)。
図7Aは、選択ワード線WLに印加されるプログラム電圧VPGMの波形を示している。また、図7AのBLe(Er)、BLe(A)、BLe(B)、及びBL(C)は、それぞれ閾値電圧分布Er、A、B、Cに書き込まれるべきメモリセルMCに対応するビット線BLeに印加される電圧の波形を示している。図7Aは、偶数番目のビット線BLeに対する書き込み動作を実行し、奇数番目のビット線BLoは書き込み禁止状態とする場合を示している。奇数番目のビット線BLoに対し書き込み動作を実行する場合にも、基本的な動作は同様であるので、説明は省略する。
プログラム電圧VPGMの印加動作は、選択ワード線WLに沿った全ての偶数番目又は奇数番目のメモリセルMCに対する書き込み動作が完了するまで、複数のサイクルに亘って繰り返し実行される。各サイクルの間では、図示は省略するが、書き込みが完了したか否かを判定するためのベリファイ読み出し動作が実行される。ベリファイ読み出し動作の結果、書き込みが完了していないメモリセルMCの存在が検出された場合には、次の書き込みサイクルにおいて、プログラム電圧VPGMの電圧レベルを所定のステップアップ値ΔVだけ上昇させ、再びプログラム電圧VPGMの印加動作を実行する。なお、図7Aに示す例では、ベリファイ読み出し動作において、選択ワード線WLにベリファイ読み出し電圧VA、VB、又はVCを印加し、非選択ワード線WLには読み出しパス電圧Vreadを印加し、ビット線BLには1V程度の電圧をプリチャージする。
時刻t1から、書き込み動作が開始される。時刻t2において閾値電圧分布Aに書き込まれるべきビット線BLe(A)に接続されたメモリセルMCの書き込み動作が完了する。本実施の形態では、この時刻t1〜t2において、閾値電圧分布Aが書き込まれるべきメモリセルMCに対応するビット線BLe(A)には、電圧VSSを印加する。一方、他の閾値電圧分布B、Cが書き込まれるべきメモリセルMCに対応するビット線BLe(B)、BLe(C)の電圧は、電源電圧VDDにし、書き込み禁止状態を維持する。消去状態(閾値電圧分布Er)が維持されるべきメモリセルMCに対応するビット線BLe(Er)も、電源電圧VDDが印加され、書き込み禁止状態とされる。
これにより、時刻t1〜t2の間では、閾値電圧分布Aが書き込まれるべきメモリセルMCに対する書き込み動作のみが実行され、その他の閾値電圧分布B、Cが書き込まれるべきメモリセルMCに対する書き込み動作は行われない。ビット線BLe(B)、BLe(C)が電源電圧VDDに維持される結果、接地電圧VSSが与えられるビット線BLeの数が少なくなり、逆に電源電圧VDDが与えられるビット線BLeの数が多くなる。従って、非選択の奇数番目のビット線BLoを電源電圧VDDへ充電する場合において、消費電流の増加を抑えることができる。
続いて、時刻t2において、ベリファイ読み出し動作の結果、閾値電圧分布Aに書き込まれるべきメモリセルMCに対する書き込み動作が完了したことが確認された場合には、ビット線BLe(A)は電圧VSSから電圧VDDに切り換え、これによりビット線BLe(A)に対応するメモリセルMCを書き込み禁止状態にする。
続く時刻t3では、ビット線BLe(B)を電圧VDDから電圧VSSに切り換える。ビット線BLe(C)、ビット線BLe(Er)は電圧VDDのまま維持する。これにより、時刻t3以降は、プログラム電圧VPGMにより、閾値電圧分布Bが書き込まれるべきメモリセルMCに対する書き込み動作のみが実行され、閾値電圧分布Cが書き込まれるべきメモリセルMC、及び閾値電圧分布Er、閾値電圧分布A(書き込み済み)のメモリセルMCは、書き込み禁止状態に維持される。この時刻t3〜t4でも、接地電圧VSSが与えられるビット線BLeの数が少なくなり、非選択のビット線BLoの充電動作における消費電流の増加を抑制することができる。
続く時刻t4で、閾値電圧分布Bが書き込まれるべきメモリセルMCに対する書き込み動作が全て完了したことが確認されたとする。この場合、ビット線BLe(B)の電圧を、電圧VSSから電圧VDDに切り換える。その後、時刻t5では、ビット線BLe(C)を電圧VDDから電圧VSSに切り換える。ビット線BLe(A)、ビット線BLe(Er)は電圧VDDのまま維持する。これにより、時刻t5以降は、プログラム電圧VPGMにより、閾値電圧分布Cが書き込まれるべきメモリセルMCに対する書き込み動作のみが実行され、閾値電圧分布Er、閾値電圧分布A、B(書き込み済み)のメモリセルMCは、書き込み禁止状態に維持される。
続く時刻t6で、閾値電圧分布Cが書き込まれるべきメモリセルMCに対する書き込み動作が全て完了したことが確認されたとする。この場合、ビット線BLe(C)の電圧を、電圧VSSから電圧VDDに切り換える。その後、時刻t7で、全てのビット線BLeを電圧VDDから電圧VSSに切り換え、書き込み動作を完了する。
図7Bは、選択ワード線WLに印加されるプログラム電圧VPGMの波形の他の例を示している。図7Bに示す例において、時刻t1〜t2に至るまでの動作は先の図7Aに示す例と同様である。図7Aに示す例においては、時刻t2で閾値電圧分布Aが書き込まれるべきメモリセルMCに対する書き込み動作がすべて完了したのを確認した後に、閾値電圧分布Bが書き込まれるべきメモリセルMCに対する書き込み動作が実行されるようにしていた。しかし、図7Bに示すように、全てのメモリセルMCに対する書き込み動作が完了したのを確認せずに、ある決まった回数のプログラム電圧VPGM印加後に、閾値電圧分布Bが書き込まれるべきメモリセルMCに対する書き込み動作を開始しても良い。この場合、確率によって閾値電圧分布Aの書き込み動作が終了していないメモリセルMCが存在する。時刻t3以降の動作では、閾値電圧分布Aが書き込まれていないメモリセルMCに対する書き込み動作も同時に行われる。そして、書き込み動作が終了したメモリセルMCは順次書き込み禁止状態にされる。
同様に、時刻t4以降の動作でも、ある決まった回数のプログラム電圧VPGM印加後に、閾値電圧分布Cが書き込まれるべきメモリセルMCに対する書き込み動作を開始することができる。この場合、確率によって閾値電圧分布A又はBの書き込み動作が終了していないメモリセルMCが存在する。時刻t4以降の動作では、閾値電圧分布A又はBが書き込まれていないメモリセルMCに対する書き込み動作も同時に行われる。そして、書き込み動作が終了したメモリセルMCは順次書き込み禁止状態にされる。
このようにして、全てのメモリセルMCに対する書き込み動作が完了したことが確認された後、全てのビット線BLeを電圧VDDから電圧VSSに切り換え、書き込み動作を完了する。
次に、このようなビット線充電制御を可能にするデータ制御手法を以下に示す。ここで、メモリセルMCに書き込まれるデータは図6に示すデータラッチDLA、及びDLBに保持される。メモリセルMCに閾値電圧分布Erのデータが書き込まれる場合は、そのメモリセルMCのチャネルに電圧を与えるための制御回路3内のデータラッチ回路DLのデータを(DLA、DLB)=(1、1)とする。また、閾値電圧分布Aのデータが書き込まれる場合は、制御回路3内のデータラッチ回路DLのデータを(DLA、DLB)=(0、1)とする。同様に、閾値電圧分布Bのデータが書き込まれる場合は、データラッチ回路DLのデータを(DLA、DLB)=(0、0)、閾値電圧分布Cのデータが書き込まれる場合は、データラッチ回路DLのデータを(DLA、DLB)=(1、0)とする。そして、ベリファイ動作によりベリファイパスした場合は、データラッチ回路DLのデータを(DLA、DLB)=(1、1)と変化させる。
まず、図7Aに示す書き込み動作の例におけるデータ制御手法について説明する。図7Aの時刻t1からの書き込み動作では、ビット線BLe(A)のみを電圧VSSにするため、データラッチ回路DLが(DLA、DLB)=(0、1)の場合のみにビット線BLに電圧VSSを印加するよう、演算制御回路31で演算が実行される。それ以外はビット線BLに電圧VDDを印加するように演算制御回路31でデータの演算を行い、書き込み動作を実行する。
時刻t2において、ベリファイ動作によりベリファイパスした場合、ビット線BLe(A)に接続されているデータラッチ回路DLが(DLA、DLB)=(1、1)となり、ビット線BLには電圧VDDが印加される。これにより、閾値電圧分布Aのデータを書き込むメモリセルMC(書き込み済み)は書き込み禁止状態となる。ベリファイフェイルしたメモリセルMCは、データラッチ回路DLを(DLA、DLB)=(0、1)のままとして、書き込み動作が継続される動作とすることもできる。
次に、時刻t3からの書き込み動作では、ビット線BLe(B)のみを電圧VSSにするため、データラッチ回路DLが(DLA、DLB)=(0、0)の場合のみにビット線BLに電圧VSSを印加するよう、演算制御回路31で演算が実行される。それ以外はビット線BLに電圧VDDを印加するように演算制御回路31でデータの演算を行い、書き込み動作を実行する。
時刻t4において、ベリファイ動作によりベリファイパスした場合、ビット線BLe(B)に接続されているデータラッチ回路DLが(DLA、DLB)=(1、1)となり、ビット線BLには電圧VDDが印加される。これにより、閾値電圧分布Bのデータを書き込むメモリセルMC(書き込み済み)は書き込み禁止状態となる。ベリファイフェイルしたメモリセルMCは、データラッチ回路DLを(DLA、DLB)=(0、0)のままとして、書き込み動作が継続される動作とすることもできる。
同様に、時刻t5からの書き込み動作では、ビット線BLe(C)のみを電圧VSSにするため、データラッチ回路DLが(DLA、DLB)=(1、0)の場合のみにビット線BLに電圧VSSを印加するよう、演算制御回路31で演算が実行される。それ以外はビット線BLに電圧VDDを印加するように演算制御回路31でデータの演算を行い、書き込み動作を実行する。
次に、図7Bに示す書き込み動作の例におけるデータ制御手法について説明する。図7Aに示す例では時刻t3において、閾値電圧分布Aが書き込まれるべきメモリセルMCに対する書き込み動作がすべて完了した場合を想定していた。しかし、図7Bに示す例のように、時刻t3以降も閾値電圧分布Aが書き込まれるべきメモリセルMCがまだ残っている場合、閾値電圧分布A又はBに書き込まれるメモリセルMCのビット線BLe(A)、BLe(B)に電圧VSSを印加する必要がある。そのため、データラッチ回路DLが(DLA)=(0)の場合にビット線BLに電圧VSSを印加するよう、演算制御回路31で演算が実行される。データラッチ回路DLがそれ以外のデータを保持している場合は、ビット線BLに電圧VDDを印加するように演算制御回路31でデータの演算を行い、書き込み動作を実行する。
また同様に、時刻t5からの書き込み動作では、閾値電圧分布A、B又はCに書き込まれるビット線BLe(A)、BLe(B)、BLe(C)に電圧VSSを印加する必要がある。そのため、データラッチ回路DLが(DLA、DLB)=(1、1)以外の場合にビット線BLに電圧VSSを印加するよう、演算制御回路31で演算が実行される。データラッチ回路DLがそれ以外のデータを保持している場合は、ビット線BLに電圧VDDを印加するように演算制御回路31でデータの演算を行い、書き込み動作を実行する。
[第1の実施の形態に係る不揮発性半導体記憶装置の効果]
本実施の形態に係るNAND型フラッシュメモリの書き込み動作の効果を、図7C及び図8を参照して説明する。
図7Cは、比較例のNAND型フラッシュメモリの書き込み動作を、本実施の形態のNAND型フラッシュメモリの書き込み動作と対応させて示している。ここで、図7Cも上位ページ書き込みの動作についての説明である。図7Cは、選択ワード線WLに印加されるプログラム電圧VPGMの波形を示している。また、図7CのBLe(Er)、BLe(A)、BLe(B)、及びBL(C)は、それぞれ閾値電圧分布Er、A、B、Cに書き込まれるべきメモリセルMCに対応するビット線BLeに印加される電圧の波形を示している。図7Cは、偶数番目のビット線BLeに対する書き込み動作を実行し、奇数番目のビット線BLoは書き込み禁止状態とする場合を示している。比較例の書き込み動作は、書き込み動作が終了したメモリセルMCに対応するビット線BLにのみ電圧VDDを印加して、書き込み禁止状態にする点において本実施の形態の書き込み動作と異なる。
時刻t1から、書き込み動作が開始される。時刻t2において全ての閾値電圧分布Aに書き込まれるべきメモリセルMCの書き込み動作が完了する。比較例では、この時刻t1〜t2において、閾値電圧分布A、B、Cが書き込まれるべきメモリセルMCに対応するビット線BLe(A)、BLe(B)、BLe(C)には、電圧VSSを印加する。このため、閾値電圧分布B、Cが書き込まれるメモリセルMCも、書き込み状態となる。一方、消去状態(閾値電圧分布Er)が維持されるべきメモリセルMCに対応するビット線BLe(Er)には、電源電圧VDDが印加され、書き込み禁止状態とされる。
これにより、時刻t1〜t2の間では、閾値電圧分布A、B、Cが書き込まれるべきメモリセルMCに対する書き込み動作が実行される。ビット線BLe(B)、BLe(C)に電圧VSSが印加される結果、接地電圧VSSが与えられるビット線BLeの数が図7Aに示す第1の実施の形態の場合よりも多くなる。従って、図7Cに示す比較例の書き込み動作では、非選択の奇数番目のビット線BLoを電源電圧VDDへ充電する場合において、消費電流の増加を抑えることができない。
続いて、時刻t2において、ベリファイ読み出し動作の結果、閾値電圧分布Aに書き込まれるべきメモリセルMCに対する書き込み動作が全て完了したことが確認された場合には、ビット線BLe(A)は電圧VSSから電圧VDDに切り換え、これによりビット線BLe(A)に対応するメモリセルMCのみを書き込み禁止状態にする。
続く時刻t3では、ビット線BLe(A)、ビット線BLe(Er)は電圧VDDのまま維持する。これにより、時刻t3以降は、プログラム電圧VPGMにより、閾値電圧分布B、Cが書き込まれるべきメモリセルMCに対する書き込み動作が実行され、閾値電圧分布Er、閾値電圧分布A(書き込み済み)のメモリセルMCは、書き込み禁止状態に維持される。この時刻t3〜t4でも、接地電圧VSSが与えられるビット線BLeの数は第1の実施の形態よりも多くなり、非選択のビット線BLoの充電動作における消費電流が増加する。
続く時刻t4で、閾値電圧分布Bが書き込まれるべきメモリセルMCに対する書き込み動作が全て完了したことが確認されたとする。この場合、ビット線BLe(B)の電圧を、電圧VSSから電圧VDDに切り換える。その後、時刻t5では、ビット線BLe(A)、ビット線BLe(B)、ビット線BLe(Er)は電圧VDDのまま維持する。これにより、時刻t5以降は、プログラム電圧VPGMにより、閾値電圧分布Cが書き込まれるべきメモリセルMCに対する書き込み動作のみが実行され、閾値電圧分布Er、閾値電圧分布A、B(書き込み済み)のメモリセルMCは、書き込み禁止状態に維持される。
続く時刻t6で、閾値電圧分布Cが書き込まれるべきメモリセルMCに対する書き込み動作が全て完了したことが確認されたとする。この場合、ビット線BLe(C)の電圧を、電圧VSSから電圧VDDに切り換える。その後、時刻t7で、全てのビット線BLeを電圧VDDから電圧VSSに切り換え、書き込み動作を完了する。
図7Cに示す比較例の書き込み動作の場合、時刻t1からの書き込み電圧パルス印加では、閾値電圧分布ErのメモリセルMCのみが書き込み禁止状態になる。書き込みデータがランダムであると仮定すると、例えば奇数番ビット線BLoと、偶数番ビット線BLeのうち4分の1(BLe(Er))とに電圧VDDが印加されることとなる。また、偶数番ビット線BLeのうち、4分の3(BLe(A)、BLe(B)、BLe(C))に電圧VSSが印加される。
すなわち、メモリセルアレイMA全体では、8分の5のビット線BLに電圧VDDが印加され、8分の3のビット線BLに電圧VSSが印加される。このとき、電圧VDDを印加するビット線BLに隣接するビット線BLが電圧VSSとなる確率が最も高くなり、ビット線充電時の消費電流も大きくなる。
これに対し、図7Aに示す本実施の形態の書き込み動作の場合、時刻t1からの書き込み電圧パルス印加動作では、閾値電圧分布AのメモリセルMCのみが書き込み状態になる。書き込みデータがランダムであると仮定すると、例えば奇数番ビット線BLoの全てと、偶数番ビット線BLeのうち4分の3(BLe(Er)、BLe(B)、BLe(C))とに電圧VDDが印加されることとなる。また、偶数番ビット線BLeのうち、4分の1(BLe(A))に電圧VSSが印加される。
すなわち、メモリセルアレイMA全体では、8分の7のビット線BLに電圧VDDが印加され、8分の1のビット線BLに電圧VSSが印加される。そのため、比較例の書き込み動作に比べて、電圧VDDを印加するビット線BLと、電圧VSSを印加するビット線BLとが隣接する確率が低くなり、ビット線充電に必要な電流を抑制することが可能となる。
図8は、本実施の形態と比較例とのビット線充電に必要な電流を示すグラフである。図8の横軸は、ワード線に印加する書き込み電圧パルスとベリファイ動作とからなる書き込みサイクルが繰り返される回数である。図8のグラフでは、5回目の書き込みサイクルからメモリセルMCへ閾値電圧分布Bのデータ書き込みを開始し、10回目の書き込みサイクルからメモリセルMCへ閾値電圧分布Cのデータ書き込みを開始する例を示している。
上述のように、本実施の形態の書き込み動作において、閾値電圧分布Aのデータ書き込み動作では、ビット線充電に必要な電流が抑えられる。そのため、書き込みサイクルの初期では比較例よりもビット線充電に必要な電流が低くなり、動作に必要なピーク電流が抑制されていることがわかる。
また、図7Aに示す本実施の形態の書き込み動作において、時刻t3から閾値電圧分布Bの書き込みを開始する際は、閾値電圧分布Aに書き込まれるメモリセルMCが閾値電圧分布Aのベリファイ電圧レベルをパスしているものと仮定している。この場合、閾値電圧分布Aに書き込まれるメモリセルMCは、書き込み禁止状態になっており、時刻t3からの書き込み動作において、1/8のビット線BLに電圧VSS、7/8のビット線BLに電圧VDDが印加される。図7Cに示す比較例の書き込み動作では、電圧VSSを印加するビット線BLは1/4であり、ビット線充電に必要な電流を抑制することが可能となる(図8のグラフ参照)。
そして、図7Aに示す本実施の形態の書き込み動作において、時刻t5から閾値電圧分布Cの書き込みを開始する際は、閾値電圧分布A、Bに書き込まれるメモリセルMCがそれぞれのベリファイ電圧レベルをパスしているものと仮定している。この場合、閾値電圧分布A、Bに書き込まれるメモリセルMCは、書き込み禁止状態になっており、時刻t5からの書き込み動作において、1/8のビット線BLに電圧VSS、7/8のビット線BLに電圧VDDが印加される。この場合は、図7Cに示す比較例の書き込み動作と電圧VSSを印加するビット線BLの数が等しくなり、ビット線充電に必要な電流も等しくなる(図8のグラフ参照)。
本実施の形態のデータ書き込み動作によれば、電圧VDDを印加するビット線BLと、電圧VSSを印加するビット線BLとが隣接する確率を低減し、書き込み時のビット線充電にかかる消費電流を削減することが可能となる。
図7Bに示す本実施の形態の書き込み動作においては、時刻t3以降に閾値電圧分布Aに書き込まれるメモリセルMCが書き込み未完了のまま残っている場合、または時刻t5以降に閾値電圧分布A、Bに書き込まれるメモリセルMCが書き込み未完了のまま残っている場合がある。しかし、この場合でもプログラム電圧印加動作が繰り返されるに従い閾値電圧分布A、Bに書き込まれるメモリセルMCが書き込み完了していく。そのため、結果として電圧VDDを印加するビット線BLと、電圧VSSを印加するビット線BLとが隣接する確率を低減し、書き込み時のビット線充電にかかる消費電流を削減することが可能となる。
ここで、図7Aに示すように、電圧ΔVずつプログラム電圧VPGMをステップアップさせることにより、閾値電圧が低いものから順番にメモリセルMCに書き込む方式の場合、1回目の書き込み電圧パルスは閾値電圧分布Aが書き込まれるメモリセルMCに適した電圧に設定することができる。この電圧は、閾値電圧分布B又はCが書き込まれるメモリセルMCに対しては十分に低いプログラム電圧VPGMであり、閾値電圧変動は起きない。そのため、本実施の形態の書き込み動作のように、必要な期間以外はメモリセルMCを書き込み禁止状態としていても、書き込み動作に不具合が生じるおそれはない。
(第2の実施の形態)
[第2の実施の形態に係る不揮発性半導体記憶装置の構成]
次に、本発明の第2の実施の形態の半導体記憶装置について説明する。本実施の形態の半導体記憶装置において、メモリセルアレイMA、制御回路3等の構成は、上述の第1の実施の形態の半導体記憶装置と同様である。
[第2の実施の形態に係る不揮発性半導体記憶装置の動作]
図9は、本実施の形態に係るNAND型フラッシュメモリの動作を説明する図である。第1の実施の形態の書き込み動作においては、所望の閾値電圧分布が書き込まれるメモリセルMC以外のメモリセルMCのチャネルに電圧を与えるビット線BLには、電圧VDDが印加されていた。そして、ビット線BLの電圧VDDがメモリセルMCのチャネルに転送された後、選択ゲートトランジスタST0が非導通状態となり、メモリセルMCのチャネルがフローティング状態とされていた。これに対し、本実施の形態の書き込み動作においては、所望の閾値電圧分布が書き込まれるメモリセルMC以外のメモリセルMCのチャネルに電圧を与えるビット線BLに、電圧VDDを印加することなくフローティング状態とする。この点において、本実施の形態の書き込み動作は第1の実施の形態と異なる。
時刻t1から、書き込み動作が開始される。時刻t2において全ての閾値電圧分布Aに書き込まれるべきメモリセルMCの書き込み動作が完了する。本実施の形態では、この時刻t1〜t2において、閾値電圧分布Aが書き込まれるべきメモリセルMCに対応するビット線BLe(A)には、電圧VSSを印加する。一方、他の閾値電圧分布B、Cが書き込まれるべきメモリセルMCに対応するビット線BLe(B)、BLe(C)は、フローティング状態とする。消去状態(閾値電圧分布Er)が維持されるべきメモリセルMCに対応するビット線BLe(Er)のみに、電源電圧VDDが印加され、書き込み禁止状態とされる。
この場合、フローティング状態のビット線BLe(B)、BLe(C)は、隣接する電圧VDDが印加されているビット線BLoとのカップリングにより電圧が上昇する。時刻t1〜t2の間では、閾値電圧分布Aが書き込まれるべきメモリセルMCに対する書き込み動作のみが実行され、その他の閾値電圧分布B、Cが書き込まれるべきメモリセルMCに対する書き込み動作は行われない。フローティング状態のビット線BLe(B)、BLe(C)がカップリングにより電圧が上昇する結果、接地電圧VSSが与えられるビット線BLeの数が少なくなる。従って、非選択の奇数番目のビット線BLoを電源電圧VDDへ充電する場合において、消費電流の増加を抑えることができる。
続いて、時刻t2において、ベリファイ読み出し動作の結果、閾値電圧分布Aに書き込まれるべきメモリセルMCに対する書き込み動作が全て完了したことが確認された場合には、ビット線BLe(A)は電圧VSSから電圧VDDに切り換え、これによりビット線BLe(A)に対応するメモリセルMCを書き込み禁止状態にする。
続く時刻t3では、ビット線BLe(B)をフローティング状態から電圧VSSに切り換える。ビット線BLe(Er)は電圧VDDのまま維持し、ビット線BLe(C)はフローティング状態のまま維持する。これにより、時刻t3以降は、プログラム電圧VPGMにより、閾値電圧分布Bが書き込まれるべきメモリセルMCに対する書き込み動作のみが実行され、閾値電圧分布Cが書き込まれるべきメモリセルMC、及び閾値電圧分布Er、閾値電圧分布A(書き込み済み)のメモリセルMCは、書き込み禁止状態に維持される。この時刻t3〜t4でも、接地電圧VSSが与えられるビット線BLeの数が少なくなり、非選択のビット線BLoの充電動作における消費電流の増加を抑制することができる。
続く時刻t4で、閾値電圧分布Bが書き込まれるべきメモリセルMCに対する書き込み動作が全て完了したことが確認されたとする。この場合、ビット線BLe(B)の電圧を、電圧VSSから電圧VDDに切り換える。その後、時刻t5では、ビット線BLe(C)をフローティング状態から電圧VSSに切り換える。ビット線BLe(A)、ビット線BLe(Er)は電圧VDDのまま維持する。これにより、時刻t5以降は、プログラム電圧VPGMにより、閾値電圧分布Cが書き込まれるべきメモリセルMCに対する書き込み動作のみが実行され、閾値電圧分布Er、閾値電圧分布A、B(書き込み済み)のメモリセルMCは、書き込み禁止状態に維持される。
続く時刻t6で、閾値電圧分布Cが書き込まれるべきメモリセルMCに対する書き込み動作が全て完了したことが確認されたとする。この場合、ビット線BLe(C)の電圧を、電圧VSSから電圧VDDに切り換える。その後、時刻t7で、全てのビット線BLeを電圧VDDから電圧VSSに切り換え、書き込み動作を完了する。
[第2の実施の形態に係る不揮発性半導体記憶装置の効果]
本実施の形態の書き込み動作の場合、時刻t1からの書き込み電圧パルス印加では、閾値電圧分布AのメモリセルMCのみが書き込み状態になる。書き込みデータがランダムであると仮定すると、例えば奇数番ビット線BLoの全てと、偶数番ビット線BLeのうち4分の1(BLe(Er))とに電圧VDDが印加されることとなる。また、偶数番ビット線BLeのうち、半分(BLe(B)、BLe(C))がフローティング状態にされる。
フローティング状態のビット線BLは、電圧VDDが印加されているビット線BLoと隣接しているため、カップリングにより電圧VDD近傍まで上昇する。そのため、第1の実施の形態と同様に電圧VDDを印加するビット線BLoが、電圧VSSを印加するビット線BLeと隣接する確率が低くなる。従って、ビット線充電に必要な電流を抑制することが可能となる。
[その他]
以上、本発明の実施の形態を説明したが、本発明はこれらに限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲内において、種々の変更、追加、組み合わせ等が可能である。例えば、選択トランジスタST0、ST1の間に直列接続されるメモリセルMCの数は複数(2のべき乗)であればよく、その数は32個に限定されるものではない。そして、メモリセルMCに記憶されるデータは4値データであるものとして説明したが、これはその他の値のデータ(例えば8値データ)であってもよい。
なお、E/O方式で書き込み動作を実行する場合には、例えば図10に示すように、偶数番目のビット線BLeを書き込み対象とする一方、奇数番目のビット線BLoは書き込み禁止状態とするステップ(VPGM for even BL)と、逆に奇数番目のビット線BLoを書き込み対象とする一方、偶数番目のビット線BLeは書き込み禁止状態とするステップ(VPGM for odd BL)とを順次実行することができる。その後、全てのビット線BLにおいて同時に読み出し動作が実行される(ABL(All Bit Line) Verify)。また、この書き込み・ベリファイ読み出し動作を1サイクルとして、ワード線WLに印加するプログラム電圧VPGMをΔVずつ増加させて書き込み動作を行うことも可能である。そして、奇数番目のメモリセルMCに対するベリファイ動作と偶数番目のメモリセルMCに対するベリファイ動作とを別ステップで実行することも可能である。
また、第2の実施の形態のように非書き込みのビット線BLをフローティング状態にすることはできないが、第1の実施の形態のように非書き込みのビット線BLに電圧VDDを印加することによって、E/O方式での書き込み動作のみでなく、ABL(All Bit Line)方式での動作にも本実施の形態は適用可能である。
1・・・NANDセルユニット、 2・・・ロウデコーダ、 3・・・制御回路、 31・・・演算制御回路、 32・・・論理回路、 MA・・・メモリセルアレイ、 MC・・・メモリセル、 WL・・・ワード線、 BL・・・ビット線、 SL・・・ソース線、 ST0、ST1・・・選択ゲートトランジスタ、 SGD、SGS・・・選択ゲート線、 S/A・・・センスアンプ回路、 DL・・・データラッチ回路。

Claims (5)

  1. 複数のメモリセルを直列接続してなるメモリストリング、及び前記メモリストリングの両端にそれぞれ接続される選択トランジスタを含むNANDセルユニットを配列してなるメモリセルアレイと、
    複数の前記NANDセルユニットに含まれる複数の前記メモリセルの制御ゲート電極に共通に接続されたワード線と、
    前記NANDセルユニットの第1の端部に接続されるビット線と、
    前記NANDセルユニットの第2の端部に接続されるソース線と、
    前記メモリセルの閾値電圧が、消去状態を示す閾値電圧分布、又は複数通りの書き込み状態の閾値電圧分布のいずれかに含まれるよう、前記ワード線及び前記ビット線に電圧を印加して前記メモリセルに対する書き込み動作を行って前記メモリセルに多値データを書き込む制御回路と
    を備え、
    前記制御回路は、偶数番目の前記ビット線又は奇数番目の前記ビット線のいずれかを選択ビット線とする一方、他方を非選択ビット線とし、
    前記非選択ビット線においては、前記メモリセルへの書き込みが禁止される書き込み禁止電圧を印加し、
    前記選択ビット線においては、
    前記複数通りの書き込み状態の閾値電圧分布のいずれか1つを与えるべき未書き込みの前記メモリセルに対応する前記ビット線に、閾値電圧を変化させ得る書き込み電圧を印加する一方、
    その他の前記複数通りの書き込み状態の閾値電圧分布を与えるべき未書き込みの前記メモリセル、所望のデータを書き込み済みの前記メモリセル、及び前記消去状態を示す閾値電圧分布を維持すべき前記メモリセルに対応する前記ビット線に、前記書き込み禁止電圧を印加する書き込み動作を実行する
    ことを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。
  2. 前記制御回路は、
    選択ワード線にプログラム電圧を印加した後、前記メモリセルの書き込み状態を確認する書き込みベリファイ動作を実行し、
    前記プログラム電圧の印加と前記書き込みベリファイ動作とからなる書き込みサイクル毎に前記プログラム電圧の電圧値をステップアップして、前記書き込みサイクルを繰り返す
    ことを特徴とする請求項1に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  3. 前記制御回路は、
    与えられるべき閾値電圧分布の電圧が低い前記メモリセルから順に書き込み動作を行う
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  4. 前記制御回路は、
    前記メモリセルに書き込まれるデータを保持するラッチ回路と、
    前記ラッチ回路が保持するデータを演算して、前記ビット線に対する電圧印加を制御する演算制御回路とを備える
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか記載の不揮発性半導体記憶装置。
  5. 複数のメモリセルを直列接続してなるメモリストリング、及び前記メモリストリングの両端にそれぞれ接続される選択トランジスタを含むNANDセルユニットを配列してなるメモリセルアレイと、
    複数の前記NANDセルユニットに含まれる複数の前記メモリセルの制御ゲート電極に共通に接続されたワード線と、
    前記NANDセルユニットの第1の端部に接続されるビット線と、
    前記NANDセルユニットの第2の端部に接続されるソース線と、
    前記メモリセルの閾値電圧が、消去状態を示す閾値電圧分布、又は複数通りの書き込み状態の閾値電圧分布のいずれかに含まれるよう、前記ワード線及び前記ビット線に電圧を印加して前記メモリセルに対する書き込み動作を行って前記メモリセルに多値データを書き込む制御回路と
    を備え、
    前記制御回路は、偶数番目の前記ビット線又は奇数番目の前記ビット線のいずれかを選択ビット線とする一方、他方を非選択ビット線とし、
    前記非選択ビット線においては、前記メモリセルへの書き込みが禁止される書き込み禁止電圧を印加し、
    前記選択ビット線においては、
    前記複数通りの書き込み状態の閾値電圧分布のいずれか1つを与えるべき未書き込みの前記メモリセルに対応する前記ビット線に、閾値電圧を変化させ得る書き込み電圧を印加し、
    その他の前記複数通りの書き込み状態の閾値電圧分布を与えるべき未書き込みの前記メモリセルに対応する前記ビット線に、フローティング状態を与え、
    所望のデータを書き込み済みの前記メモリセル、及び前記消去状態を示す閾値電圧分布を維持すべき前記メモリセルに対応する前記ビット線に、前記書き込み禁止電圧を印加する書き込み動作を実行する
    ことを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。
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