JP2011149715A - エンコーダ装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】エンコーダ装置は、符号板と、符号板の相対位置を検出する相対位置検出部と、第1絶対位置符号を生成するパターン生成部と、符号板の絶対位置を示す第2絶対位置符号を検出する絶対位置検出部と、第1絶対位置符号から同一の論理状態を示す符号の位置から少なくとも2箇所の同一符号位置を選択する同一符号選択部と、第2絶対位置符号から同一符号位置に対応する位置の符号を判定する符号判定部と、同一符号位置によって示される第1絶対位置符号と、符号判定部が判定した符号とが同じ論理状態であるか否かを判定する判定部と、相対位置検出部又は絶対位置検出部において発生した検出異常の有無を判定する異常判定部とを備える。
【選択図】図3
Description
図1は、第一の実施形態における符号板の一例を示す図である。図1のように、符号板1は、例えば、外周側から順番にインクリメンタルパターン11を有するインクリメンタルトラック51と、アブソリュートパターン12を有するアブソリュートトラック52とを備えている。各トラックのパターンについて、図2を用いて説明する。図2は、インクリメンタルパターン11とアブソリュートパターン12の一例を示す図である。図2(a)のように、インクリメンタルパターン11は、例えば、論理状態を示す最小識別幅p1のスリットが形成されている。また、アブソリュートパターン12は、インクリメンタルパターン11の最小識別幅p1より広い最小識別幅p2で、例えば、6ビットのM系列パターンのスリット(図2(a)において透明部の白部分と、透過部の黒部分)が等間隔で形成されている。なお、各パターンはスリットではなく、符号板1上に反射パターンで形成しても良い。なお、本実施形態では、符号板1が回転するロータリータイプのエンコーダ装置について説明する。
一例として、電源投入時、パターン発生部35は、符号判定部34から順次、検出素子111〜116に対応した論理信号(6個)が入力され、入力された論理信号をシフトレジスタに順次セットする。全ての論理信号を受け取った後、パターン発生部35は、入力された論理信号に基づくパターン符号を生成し、生成したパターン信号を絶対位置デコード部36に出力する。例えば、パターン発生部35は、符号判定部34から検出素子111の出力=1、検出素子112の出力=1、検出素子113の出力=0、検出素子114の出力=1、検出素子115の出力=0、検出素子116の出力=0が順次入力され、入力された順にシフトレジスタにセットしてパターン信号「110100」を生成する。
エンコード動作時、パターン発生部35は、回転方向判定部23から回転方向情報とカウント値とが入力される。入力された後、パターン発生部35は、回転方向が正方向であればカウント値をシフトレジスタにセットしたパターンに対して左へシフトする処理(又は加算する処理)を行い、回転方向が逆方向であればカウント値をシフトレジスタにセットしたパターンに対して右へシフトする処理(又は減算する処理)を行うことでレジスタにセットされているパターンを更新する。
一例として、図6のように、入力されたパターン信号が「110100」の場合、論理状態は真と偽とが同数のため、例えば真を選択し、真の符号を有する2箇所、例えばb4とb2を選択する。また、2箇所の選択において、精度の高い誤動作検出を行うため、連続した2箇所を選択しないことが望ましい。
例えば、パターン信号「110100」において、同一符号選択部37が論理状態として真を選択し位置としてb4とb2とを選択し且つ誤動作していない場合、検出素子112と検出素子114とがそれぞれ1を検出するために、合計電流値は20[μA]が得られる。この場合、符号判定部34は、検出信号(この場合、電流値は20[μA]である)をしきい値12[μA]と比較して、1(真)と判定し、論理信号として真(5[V])を判定部38に出力する。判定部38は、入力された論理状態情報(真)と論理信号(真)とが一致していると判定し、判定結果を異常判定部39に出力する。
一方、誤動作した場合、例えば、アブソリュートパターン12に対してアブソリュート検出素子群22が1符号分ずれて「111010」を検出するため、位置b4の値=1、位置b2の値=0が検出される。この結果、検出素子112と検出素子114との合計電流値は10[μA]が得られる。この場合、符号判定部34は、しきい値8[μA]と12[μA]と比較して論理状態を不定と判定し、論理信号は不定(3.3[V])を判定部38に出力する。判定部38は、入力された論理状態情報(真)と論理信号(不定)とが一致していないと判定し、判定結果を異常判定部39に出力する。あるいは、検出信号が0と0の場合、検出素子112と検出素子114との合計電流値は0[μA]であり、符号判定部34は、しきい値8[μA]と比較して偽(0)と判定し、論理信号は偽(0[V])を判定部38に出力する。この場合、判定部38は、入力された論理状態情報(真)と論理信号(偽)とを比較し一致していないと判定し、判定結果を異常判定部39に出力する。
以上で、初期設定手順を終了する。
次に、回転方向判定部23は、インクリメンタル検出素子群21からA相信号とB相信号とが入力される。次に、回転方向判定部23は、入力されたA相信号とB相信号とを用いて、インクリメンタル検出素子群21に対する回転方向とカウント値とを検出し(ステップS102)、検出した回転方向情報とカウント値とをカウンター部24とパターン発生部35に出力する。
次に、A/D変換部25は、インクリメンタル検出素子群21からA相信号とB相信号とが入力され、入力されたA相信号とB相信号とをデジタル信号に変換し、デジタル信号に変換したA相信号とB相信号とを内挿部26に出力する。次に、内挿部26は、A/D変換部25からデジタル信号に変換されたA相信号とB相信号とが入力され、入力されたデジタル信号に変換されたA相信号とB相信号とを用いて高分解能の相対位置情報を生成し(ステップS104)、生成した高分解能の相対位置情報を位置検出部27に出力する。
次に、位置情報出力部28は、位置検出部27から位置情報が入力され、入力された位置情報に基づいた位置情報を、エンコーダ装置20に接続されている装置、例えばロボット制御装置に出力する。
次に、同一符号選択部37は、パターン発生部35からパターン情報が入力され、入力されたパターン情報から論理状態(真か偽)の多い方を選択し(ステップS107)、選択した論理状態情報(例えば、符号=1(真))を異常判定部39に出力する。論理状態の多い方の選択後、同一符号選択部37は、論理状態の符号が同一の箇所を2箇所選択し(ステップS108)、選択した2箇所に対応するスイッチ121〜126のオンを指示する第2スイッチ信号をスイッチ制御部33に出力する。スイッチ制御部33に第2スイッチ信号を出力後、同一符号選択部37は、しきい値切り替え信号を符号判定部34に出力する。
次に、アブソリュート検出素子群22はアブソリュートパターン12を検出し、検出したアブソリュートパターン12の中から入力された第2スイッチ信号に対応する2箇所の検出素子出力の合計電流値をスイッチ部31に出力する。そして、スイッチ部31は、スイッチ制御部33がスイッチをオンに制御した2箇所の検出素子出力を信号読み取り部32に出力する(ステップS110)。
次に、符号判定部34は、信号読み取り部32から2箇所の検出素子出力が入力され、入力された2箇所の検出素子出力の論理状態が真か不定か偽かを、所定のしきい値と比較して判定し(ステップS112)、判定結果に基づき論理信号を生成し、生成した論理信号を判定部38に出力する。
次に、エラー出力部40は、異常判定部39から異常検出信号が入力され、入力された異常検出信号に基づきエラー出力をエンコーダ装置20に接続されている装置、例えばロボット制御装置に出力する。
以上で、検出手続きを終了する。
次に、第二の実施形態について、図3、図9、及び図10を用いて説明する。第一の実施形態では、同一符号選択部37が同一の論理状態の中から連続しない2箇所を選択する例を説明したが、第二の実施形態では、パターン発生部35が出力するパターン信号から誤動作検出に適した2箇所を、回路を用いて選択する。
真偽判定・同値判定回路211は、NOT回路212とXOR(排他的論理和)回路213とを備えている。NOT回路212は、偽の値(0)を抽出し、抽出した偽の値を判定回路221に出力し、XOR回路213は、隣接するパターン信号の論理状態が同じであるか否かと真偽のどちらの論理状態が多いかを判定する。隣接する左右の値同士を比較するため、パターン発生部35が、実際に使用するb5〜b0の左右に1ビットずつ追加し6+2=8個の符号b5’、b5〜b0、b0’をパターンとして生成している。パターン信号の中から、隣接しないb5とb2とb0を抜き出し、判定回路221はb4とb2とb0の中に同じ論理状態が2箇所以上あるか否かを検出する。また、左右に1ビットずつ追加して比較することで、空走距離(符号板1がずれてしまった場合、アブソリュート検出素子群22をアブソリュートトラック12に対して何符号分ずらせば誤動作したと検出できるまでの最大移動数)を従来の手法の誤動作検出と同等にできる。
選択回路231は、パターンb5〜b0が「0」であり且つ隣接値と異なっているか否かを判定する回路であり、パターンb5〜b0の中から2箇所の同じ論理状態を選択する場合の優先順位を生成している。また、選択回路231は、パターンb5〜b0の中から隣接する左右の符号のどちらかが変化しているかを検出し、隣接する左右の符号のどちらかが変化している場合、判定回路241に出力可(例えば「1」)を出力する。さらに、選択回路231は、隣接する左右の符号のどちらかが変化していない場合、判定回路241に出力不可(例えば「0」)を出力する。なお、上記出力可は、出力に適していることを含む。また、上記出力不可は、出力に適していないことを含む。
出力部251〜256は、選択回路231が出力する選択結果を受け取り、受け取った選択結果に応じたパターン信号の位置を出力する。また、出力部222は、判定回路221が出力する出力可または出力不可信号を受け取り、受け取った出力可または出力不可信号を同一符号選択部c401に出力する。また、出力部242は、判定回路231が出力する検出力信号を受け取り、受け取った検出力信号を同一符号選択部c401に出力する。
同様に、同一符号選択部b301は、パターン信号の1について判定し、隣接値が異なる箇所としてb5とb3、出力可/不可判定として「可」、検出力として「H」を符号選択部c401に出力する。符号選択部c401は、検出力Hと出力可である符号「1」を選択しスイッチ411〜413を切り替え、さらに出力部451に選択した符号「1」を出力部451に出力する。この結果、同一符号選択部37は、選択した2箇所の同じ論理状態の位置(b5とb3)をスイッチ制御部33に出力し、選択した符号「1」を判定部38に出力する。以下、第一の実施形態と同様に、判定部38が一致するか否かを判定する。
なお、本実施形態では、パターン信号の内、パターンb5、b2、b0を判定対象にした回路の例を説明したが、判定対象は他の組み合わせ(例えば、パターンb5、b3、b1)でも良く、判定対象の組み合わせに合わせた判定回路を構成しても同様の効果が得られる。
また、「コンピュータシステム」は、WWWシステムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM(Read Only Memory)、CD−ROM等の可搬媒体、USB(Universal Serial Bus) I/F(インタフェース)を介して接続されるUSBメモリー、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリーのように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであっても良い。
11・・・インクリメンタルパターン
12・・・アブソリュートパターン
20・・・エンコーダ装置
21・・・インクリメンタル検出素子群
22・・・アブソリュート検出素子群
23・・・回転方向判定部
24・・・カウンター部
25・・・A/D変換部
26・・・内挿部
27・・・位置検出部
28・・・位置情報出力部
31・・・スイッチ部
32・・・信号読み込み部
33・・・スイッチ制御部
34・・・符号判定部
35・・・パターン発生部
36・・・絶対位置デコード部
37・・・同一符号選択部
38・・・判定部
39・・・異常判定部
40・・・エラー出力部
51・・・インクリメンタルトラック
52・・・アブソリュートトラック
Claims (5)
- インクリメンタルパターンとアブソリュートパターンが並べて配置された符号板と、
前記インクリメンタルパターンに基づいて前記符号板の相対位置を検出する相対位置検出部と、
前記相対位置検出部が検出した相対位置情報に基づき第1絶対位置符号を生成するパターン生成部と、
前記アブソリュートパターンに基づいて前記符号板の絶対位置を示す第2絶対位置符号を検出する複数の検出素子を有する絶対位置検出部と、
前記第1絶対位置符号から同一の論理状態を示す符号の位置から、少なくとも2箇所の同一符号位置を選択する同一符号選択部と、
前記第2絶対位置符号から前記同一符号位置に対応する位置の符号を判定する符号判定部と、
前記同一符号位置によって示される前記第1絶対位置符号と、前記符号判定部が判定した符号とが同じ論理状態であるか否かを判定する判定部と、
前記判定部の判定結果に基づき、前記相対位置検出部又は前記絶対位置検出部において発生した検出異常の有無を判定する異常判定部と、
を備えることを特徴とするエンコーダ装置。 - 前記符号判定部は、前記同一符号位置によって示される2箇所の前記同一符号位置に対応する前記検出素子からの検出信号の合計電流値を所定のしきい値に基づき二値化を行うことにより、前記同一符号位置に対応する位置の符号を判定する
ことを特徴とする請求項1に記載のエンコーダ装置。 - 前記同一符号選択部は、前記第1絶対位置符号の中から多い方の論理状態情報を有する符号位置を選択する
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のエンコーダ装置。 - 前記同一符号選択部は、前記第1絶対位置符号の隣接ビットの論理状態が異なる符号位置を選択する
ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のエンコーダ装置。 - 前記同一符号選択部は、前記第1絶対位置符号の隣接ビットの論理状態が異なり且つ前記第1絶対位置符号の隣接しない2箇所の符号位置を選択する
ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のエンコーダ装置。
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