JP2011142158A - 電子部品装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 簡易な構成で半田付け時の熱拡散を防止すると共に高周波デバイスの高周波特性を改善することが可能な電子部品装置を提供する。
【解決手段】 グランド端子4aを有する高周波電子部品4と、裏面に接地パターン5を有し、表面に高周波電子部品4を所定の位置に載置する誘電体基板1と、誘電体基板1に設置されたストリップ線路2と、ストリップ線路2に沿って設置した表面接地導体3と、所定の位置から表面接地導体3の方向に設けられ、グランド端子4aを囲むように表面接地導体3の一部を除去して形成したスリット部と、スリット部で囲まれた領域に設置され、表面接地導体3と接地パターン5とを電気接続するスルーホール部6と、グランド端子4aをスリット部で囲まれた領域で電気接続する電気接続手段7とを備えるようにした。
【選択図】 図1
【解決手段】 グランド端子4aを有する高周波電子部品4と、裏面に接地パターン5を有し、表面に高周波電子部品4を所定の位置に載置する誘電体基板1と、誘電体基板1に設置されたストリップ線路2と、ストリップ線路2に沿って設置した表面接地導体3と、所定の位置から表面接地導体3の方向に設けられ、グランド端子4aを囲むように表面接地導体3の一部を除去して形成したスリット部と、スリット部で囲まれた領域に設置され、表面接地導体3と接地パターン5とを電気接続するスルーホール部6と、グランド端子4aをスリット部で囲まれた領域で電気接続する電気接続手段7とを備えるようにした。
【選択図】 図1
Description
この発明は基板に電子部品を搭載して高周波回路を形成する電子部品装置に関するものである。
小さなスペースで高周波パッケージなどを搭載する高周波プリント配線板では、表面に実装する電子部品のグランド(GND)端子と幅広のグランドパターンとをスルーホール部などを介して裏面又は内層に設けた接地導体と短距離で接続する必要がある。また、表面側に実装する部品のグランド(GND)端子と幅広のグランドパターンとは熱溶融半田などで電気接続されるが、パッケージ部品のグランド端子やプリント配線板の部品面(C面)に設けた幅広パターンの熱容量は大きいため、はんだ付け時の熱拡散による影響で熱溶融温度の上昇不足による温度低下が発生する場合がある。このようなことから熱抵抗などを高めるために様々な工夫がなされている。
例えば、特開平5−327225号公報図1(特許文献1参照)には、部品実装時にパッド2表面の熱が非貫通スルーホール3を介して内層側に逃げることを抑制するために、パッド2内の非貫通スルーホール3とパッド2の接続をサーマルランドパターン6で接続した多層印刷配線板が開示されている。
特開2008−131014号公報図1(特許文献2参照)には、ベタパターン1への放熱を抑制してはんだ上がり性を向上させるために、ベタパターン1上にスルーホール2を形成し、このスルーホール2周縁にランド3を設け、ランド3の外周の一部にサーマルランド4を設け、サーマルランド4とベタパターン1との継ぎ目に貫通孔5を形成したプリント基板が開示されている。
しかしながら、特許文献1及び特許文献2に記載のものは、サーマルランドパターンを設け、熱放散を防止しているものの高周波接地回路の位置などについての詳細な記載が無いので高周波に対する機能を必要とする高周波プリント配線板を用いた電子部品装置には適用が困難であるという課題がある。
この発明は上記のような課題を解消するためになされたものであり、簡易な構成で半田付け時の熱拡散を防止すると共に高周波デバイスの高周波特性を改善することが可能な電子部品装置を提供することを目的とする。
請求項1に係る発明の電子部品装置は、パッケージの外部に延在する入力端子と出力端子、及び前記入力端子と前記出力端子とは異なる方向に延在するグランド端子を有する高周波電子部品と、裏面又は内部に接地パターンを有し、表面に前記高周波電子部品を所定の位置に載置する誘電体基板と、この誘電体基板の前記所定の位置に接近して前記誘電体基板の表面に設置された一方及び他方の線路を有するストリップ線路と、このストリップ線路と離間して前記ストリップ線路に沿って連続的に設置した幅広の表面接地導体と、前記所定の位置から前記表面接地導体の方向に設けられ、前記高周波電子部品のグランド端子を囲むように前記表面接地導体の一部を除去して形成したスリット部と、このスリット部で囲まれた領域に設置され、前記表面接地導体と前記接地パターンとを電気接続するスルーホール部と、前記高周波電子部品の入力端子及び出力端子を一方及び他方の前記ストリップ線路とそれぞれ電気接続すると共に前記高周波電子部品のグランド端子を前記スリット部で囲まれた領域で電気接続する熱による電気接続手段とを備えたものである。
請求項2に係る発明の電子部品装置は、前記スリット部は、直線状のスリットとL字状のスリットとを組み合わせて構成される請求項1に記載のものである。
請求項3に係る発明の電子部品装置は、パッケージの外部に延在する入力端子、出力端子、及び前記入力端子と前記出力端子とは異なる方向に延在するグランド端子を有する高周波電子部品と、裏面又は内部に接地パターンを有し、表面に前記高周波電子部品を所定の位置に載置する誘電体基板と、この誘電体基板の前記所定の位置に接近して前記誘電体基板の表面に設置された一方及び他方の線路を有するストリップ線路と、このストリップ線路と離間して前記ストリップ線路に沿って連続的に設置した幅広の表面接地導体と、前記所定の位置から前記表面接地導体の方向に設けられ、前記ストリップ線路側の端部を除き、前記高周波電子部品のグランド端子を囲むように前記表面接地導体の一部を除去して形成したスリット部と、このスリット部で囲まれた領域の前記ストリップ線路側の端部外側に設置され、前記表面接地導体と前記接地パターンとを電気接続するスルーホール部と、前記高周波電子部品の入力端子及び出力端子を一方及び他方の前記ストリップ線路とそれぞれ電気接続すると共に前記高周波電子部品のグランド端子を前記スリット部で囲まれた領域で電気接続する熱による電気接続手段とを備えたものである。
請求項4に係る発明の電子部品装置は、前記スリット部は、L字状のスリットを組み合わせて構成される請求項3に記載のものである。
請求項1〜2に係る発明によれば、高周波電子部品のグランド端子をスリット部で囲まれた領域で電気接続することにより、スリット部で熱遮断が行われ、熱溶融温度の放散が軽減されるので半田付け時の熱拡散を防止すると共に、スリット部で囲まれた領域に表面接地導体と接地パターンとを電気接続するスルーホール部を設けたので、高周波電子部品の高周波接地(RFショート)が確実なものとなり、高周波特性を改善する効果がある。
請求項3〜4に係る発明によれば、高周波電子部品のグランド端子をスリット部で囲まれた領域で電気接続することにより、スリット部で熱遮断が行われ、熱溶融温度の放散が軽減されるので半田付け時の熱拡散を防止すると共に、スリット部で囲まれた領域のストリップ線路側の端部外側に設置されたスルーホール部で表面接地導体と接地パターンとを電気接続するので、高周波電子部品の高周波接地(RFショート)が確実なものとなり、高周波特性を改善する効果がある。
実施の形態1.
この発明の実施の形態1について図1を用いて説明する。図1は、この発明の実施の形態1による電子部品装置の斜視図である。図1において、1はBTレジン材料などを用いた誘電体基板、2は誘電体基板1の表面に金属導体で構成されたストリップラインで構成したストリップ線路(高周波伝送線路)であり、2aは入力線路、2bは出力線路を示す。
この発明の実施の形態1について図1を用いて説明する。図1は、この発明の実施の形態1による電子部品装置の斜視図である。図1において、1はBTレジン材料などを用いた誘電体基板、2は誘電体基板1の表面に金属導体で構成されたストリップラインで構成したストリップ線路(高周波伝送線路)であり、2aは入力線路、2bは出力線路を示す。
3は誘電体基板1の表面にストリップ線路2に沿って設けた金属導体で構成された幅広の表面接地導体、3aは表面接地導体3に設けられたL字状のスリット部、3bは表面接地導体3に設けられた直線状のスリット部、4はストリップ線路2に接続されたパッケージに収納された半導体素子(能動素子)などの高周波電子部品であり、高周波入力端子や高周波出力端子を有する。4aは高周波電子部品4のグランド(GND)端子(リード)、5は誘電体基板1の裏面に設けた接地パターン(裏面接地導体)、6は表面接地導体3と接地パターン5とを電気接続するスルーホール部(貫通スルーホール部)である。7は熱溶融半田材などで構成され、高周波電子部品4のGND端子4aや入出力端子をストリップ線路2や表面接地導体3と電気接続する電気接続手段である。図中、同一符号は、同一又は相当部分とする。
図2は、この発明の実施の形態1による電子部品装置の平面図である。図中、図1と同一符号は、同一又は相当部分を示す。なお、図2において、破線部分は電気接続手段7の接続領域を示す。
次に動作について図1及び図2を用いて説明する。誘電体基板1の表面には、銅張板で構成したストリップ線路2と表面接地導体3がエッチングパターンとして設けられ、ストリップ線路2の入力線路2aには、能動素子4のゲート電極が接続され、出力線路2bには能動素子4のドレイン電極が接続される。ストリップ線路2に沿って隙間をあけて幅広の表面接地導体3が配置され、コプレナ線路を形成する。
入力線路2aにはバイアス電圧に重畳して高周波信号が伝送されてくる。高周波信号は能動素子4で増幅され、出力線路2bを経由して外部に伝送される。能動素子4はパッケージ内部に収納され、接続端子としてパッケージの外部に延在(突出)する入力端子、出力端子、グランド(GND)端子4aを有する。GND端子4aは入力端子と出力端子とは異なる方向に延在する。なお、能動素子4を載置する誘電体基板1の位置を所定の位置と呼ぶ。
実施の形態1では、ストリップ線路2と直交する方向にグランド端子4aを表面接地導体3側に延在させている。能動素子4は、分離された入力線路2aと出力線路2bとの間の所定の位置に設けられる。表面接地導体3はストリップ線路2に沿って連続的に配置される。所定の位置から表面接地導体3の方向に突出したGND端子4aは表面接地導体3に半田材7で電気接続される。GND端子4aが接続される表面接地導体3の周囲には、直線状のスリットとL字状のスリットとを組み合わせてGND端子4aを囲むようにするため表面接地導体3の一部をエッチングやレーザなどによるパターン除去を行って形成した直線状のスリット部3bとL字状のスリット部3aが設けられる。
実施の形態1では、ストリップ線路2側の表面接地導体3端部に切り欠きを設けてスリット部3bとし、GND端子4aの先端部側にL字状のスリット部3aを設けて、突出するGND端子4aに対して線対称でGND端子4aを不連続的に包囲しているが、スリット部3aはスリット部3a同士を当接させてコの字状のスリット部3aとしても良い。
なお、スルーホール部6は、スリット部3a、3bで囲まれた領域に設置され、表面接地導体3と接地パターン5とが電気接続される。
また、実施の形態1では、ストリップ線路2と離間してストリップ線路2に沿って連続的に設置した幅広の表面接地導体3とするコプレナ線路を用いて説明したが、連続的に設置する幅広の表面接地導体3は、能動素子4周辺であれば良く、ストリップ線路2に回路変換器を設けて、例えばマイクロストリップ線路の伝送線路やトリプレート型の伝送線路としても良い。
以上から実施の形態1による電子部品装置によれば、能動素子4などの高周波電子部品のグランド端子4aをスリット部3a、3bで囲まれた領域で半田材7などの電気接続手段で電気接続することにより、スリット部3a、3bで熱遮断が行われ、熱溶融温度の放散が軽減され、スリット部3a、3bで囲まれた領域内で表面接地導体3と接地パターン5とを電気接続するスルーホール部6を設けたので、高周波電子部品4の高周波接地が確実なものとなり、高周波の位相ずれや反射損失などの高周波特性を広帯域に亘って改善できる効果がある。
図3は、実施の形態1による電子部品装置の図2に示すA−A断面図である。図中、図2と同一符号は、同一又は相当部分を示す。図3では、スリット部3bは、誘電体基板1の内部に切り込みを入れスリット部3a、3bを深くすることにより、熱拡散をさらに軽減させる効果を有する。また、有効照射スポット径が30μm程度の炭酸ガスレーザなどの連続照射による溝を形成することで、フッ酸などを用いた化学処理法によるスリット形成と比較して細幅のスリット3a、3bが形成でき、その場合には超小型のGND端子4aに対する適用が可能である。
実施の形態2.
この発明の実施の形態2について図4を用いて説明する。図4は、この発明の実施の形態2による電子部品装置の斜視図である。図4において、30は誘電体基板1の表面にストリップ線路2に沿って設けた金属導体で構成された幅広の表面接地導体、30aは表面接地導体30に設けられたL字状のスリット部、30bは表面接地導体30のストリップ線路2側端部に設けられ、スリット部30aの端部延長線上に設けられた表面接地導体30のジョイント部(連結部)、60は表面接地導体30のストリップ線路2側端部のスリット部30a外側に設けられ、ジョイント部30bの終端部に位置し、表面接地導体30と接地パターン5とを電気接続するスルーホール部である。図中、図1と同一符号は、同一又は相当部分を示す。なお、ジョイント部30bはGND端子4aとスルーホール部60との間の長さであり、使用周波数波長(λg)の1/4波長以下である。
この発明の実施の形態2について図4を用いて説明する。図4は、この発明の実施の形態2による電子部品装置の斜視図である。図4において、30は誘電体基板1の表面にストリップ線路2に沿って設けた金属導体で構成された幅広の表面接地導体、30aは表面接地導体30に設けられたL字状のスリット部、30bは表面接地導体30のストリップ線路2側端部に設けられ、スリット部30aの端部延長線上に設けられた表面接地導体30のジョイント部(連結部)、60は表面接地導体30のストリップ線路2側端部のスリット部30a外側に設けられ、ジョイント部30bの終端部に位置し、表面接地導体30と接地パターン5とを電気接続するスルーホール部である。図中、図1と同一符号は、同一又は相当部分を示す。なお、ジョイント部30bはGND端子4aとスルーホール部60との間の長さであり、使用周波数波長(λg)の1/4波長以下である。
図5は、この発明の実施の形態2による電子部品装置の平面図である。図中、図4と同一符号は、同一又は相当部分を示す。なお、図5において、波線部分は電気接続手段7の接続領域を示す。
次に動作について図4及び図5を用いて説明する。誘電体基板1の表面には、銅張板で構成したストリップ線路2と表面接地導体3がエッチングパターンとして設けられ、ストリップ線路2の入力線路2aには、能動素子4のゲート電極が接続され、出力線路2bには能動素子4のドレイン電極が接続される。ストリップ線路2に沿って隙間をあけて幅広の表面接地導体30が配置され、コプレナ線路を形成する。
入力線路2aにはバイアス電圧に重畳して高周波信号が伝送されてくる。高周波信号は能動素子4で増幅され、出力線路2bを経由して外部に伝送される。能動素子4はパッケージ内部に収納され、接続端子としてパッケージの外部に延在(突出)する入力端子、出力端子、グランド(GND)端子4aを有する。GND端子4aは入力端子と出力端子とは異なる方向に延在する。
実施の形態2では、ストリップ線路2と直交する方向にグランド端子4aを表面接地導体30側に延在させている。能動素子4は、入力線路2aと出力線路2bとの間の所定の位置に設けられる。表面接地導体30はストリップ線路2に沿って連続的に配置されている。所定の位置から表面接地導体30の方向に突出したGND端子4aは表面接地導体30に半田材7で電気接続される。GND端子4aが接続される表面接地導体の周囲には、ストリップ線路2側の端部を除き、L字状のスリットを組み合わせてGND端子4aを囲むようにするため表面接地導体30の一部をエッチングやレーザなどによるパターン除去を行って形成したL字状のスリット部30aが設けられている。
実施の形態2では、ストリップ線路2側の端部に表面接地導体30のパターンを残したジョイント領域を設けてジョイント部30bとし、GND端子4aの先端部側はL字状のスリット部30aを設けて、突出するGND端子4aに対して線対称でGND端子4aを不連続的に包囲しているが、スリット部30aはスリット部30a同士を当接させてコの字状のスリット部30aとしても良い。
なお、スルーホール部60は、スリット部30aで囲まれた表面接地導体30領域のストリップ線路2側の端部外側に設置され、表面接地導体30と接地パターン5とが電気接続され、能動素子4がソース接地される場合にはソース(グランド)電流が流れる。
以上から実施の形態2による電子部品装置によれば、能動素子4などの高周波電子部品4のグランド端子4aをスリット部30aで囲まれた領域で半田材7などの電気接続手段で電気接続することにより、スリット部30aで熱遮断が行われ、熱溶融温度の放散が軽減され、スリット部30aで囲まれた領域のストリップ線路2側の端部外側に設置されたスルーホール部60で表面接地導体30と接地パターン5とを電気接続するので高周波電子部品の高周波接地が確実なものとなり、高周波の位相ずれや反射損失などの高周波特性を広帯域に亘って改善できる効果がある。
図6は、実施の形態2による電子部品装置のスルーホール部を追加した場合の平面図である。図中、図5と同一符号は、同一又は相当部分を示す。図5では、ストリップ線路2側の端部を除き、L字状のスリット部30aでグランド端子4aを囲み、囲まれた領域のストリップ線路2側の端部外側にスルーホール部60を設けたが、図6では、グランド端子4aの先端部にジョイント部30bを介してスルーホール部60を追加し、矩形状のスリットを組み合わせてL字状としたスリット部30a1、30a2で熱遮断を行い、L字状のスリット部30aと同等の熱溶融温度の放散を軽減したものについて説明する。
以上のような構成では、スリット部30a1、30a2で囲まれた領域のストリップ線路2側の端部外側に設置されたスルーホール部60で表面接地導体30と接地パターン5とを電気接続することに加えて、グランド端子4aの先端部からジョイント部30bを介してスルーホール部60を追加することでジョイント部30bが幅細であっても大電力のグランド電流を処理することが可能となる。
次に高周波特性について説明する。図7はスリット部を設けないでグランド端子4aに近接させて、表面接地導体3からスルーホールを裏面接地パターンなどにスルーホール部60を介して電気接続した電子部品装置(試供品1と呼ぶ)の一例である。
図8は、スリット部3a、3bで囲まれた領域の表面接地導体3の外側に設置されたスルーホール部60で表面接地導体3と接地パターンとを電気接続した電子部品装置(試供品2と呼ぶ)の一例である。供試品2では、スリット部3aで囲まれた領域のストリップ線路2側の表面接地導体3端部には、スルーホール部60が設けられていない。
図9は、試供品1、試供品2、及び最も比較しやすい実施の形態2の図6で説明した電子部品装置(試供品3と呼ぶ)における高周波特性の差異を説明する図である。試供品1では、スリット部がないので良好な位相特性を示すものの、はんだ付け時の熱放散を軽減できないのでこの発明の主旨と異なる。試供品2は、スリット部を設けるもののスルーホール部の位置がストリップ線路側のグランド端子から離れ、高周波接地が不十分になり、特にマイクロ波周波数領域における位相特性で大きなずれを生じる。
対して試供品3では、スリット部より外側にスルーホール部60があるものの、ストリップ線路2側の表面接地導体3端部にスルーホール部60を設けてグランド端子4aに接近させているので試供品2と比べて良好な位相特性を示す。また、実施の形態1で示す電子部品装置は、グランド端子4aの直下のスリット部3a、3bに囲まれた領域にスルーホール部6があるので試供品1又は3と同等の位相特性を得る。
実施の形態3.
実施の形態1〜2では、ストリップ線路2は、一方から他方に向かって直線状に設置したが、実施の形態3ではストリップ線路2が曲がった場合について説明する。図10は、この発明の実施の形態3による電子部品装置の平面図である。図10において、能動素子40は、一方の入力線路20aに対して他方の出力線路20bは能動素子40の端子構成により異なる方向に曲がっている。表面接地導体30は出力線路20bと離間して出力線路20bに沿って連続的に設置するので本実施の形態3では、一部のスルーホール部61が他のスルホール部60よりグランド端子40aの先端側にシフトするため、一部のスリット部30cを他のスリット部30aよりも短くなるので、対向するスリット部30aとスリット部30cとは突出するGND端子40aに対して線対称でなくなる。
実施の形態1〜2では、ストリップ線路2は、一方から他方に向かって直線状に設置したが、実施の形態3ではストリップ線路2が曲がった場合について説明する。図10は、この発明の実施の形態3による電子部品装置の平面図である。図10において、能動素子40は、一方の入力線路20aに対して他方の出力線路20bは能動素子40の端子構成により異なる方向に曲がっている。表面接地導体30は出力線路20bと離間して出力線路20bに沿って連続的に設置するので本実施の形態3では、一部のスルーホール部61が他のスルホール部60よりグランド端子40aの先端側にシフトするため、一部のスリット部30cを他のスリット部30aよりも短くなるので、対向するスリット部30aとスリット部30cとは突出するGND端子40aに対して線対称でなくなる。
実施の形態3では、スリット部30cを対向するスリット部30aよりも幅広もしくはGND端子40aに接近させて配置することにより、半田付け時の溶融温度の低下を軽減する。
以上からストリップ線路が直線状でなくてもそれぞれの曲がりにより、スリット部の位置や幅を変更することにより、スルーホール部を形成することで溶融温度の低下を軽減することができる。なお、その他の機能については、実施の形態1〜2と同一であるので説明を省略する。
実施の形態1〜3では、誘電体基板1の裏面に接地パターン5を設けたが、図11に示すように、誘電体基板1の内層に接地パターン50を設け、表面接地導体と接地パターン50とをスルーホール部62で電気接続しても良い。また、スルーホール部は表面接地導体と接地パターンとを接続することが目的であるので適宜BVHを用いても良い。
また、誘電体基板1は銅張積層板を用いたが、上部にめっき材などが積層されても良く、基板材料としてセラミックなどの無機誘電体材料を用いても同様な効果がある。
1・・誘電体基板 2・・ストリップ線路 2a・・入力線路 2b・・出力線路
3・・表面接地導体 3a・・スリット部(コの字状のスリット)
3b・・スリット部(直線状のスリット)
4・・電子部品(高周波電子部品) 4a・・グランド端子(リード)
5・・裏面接地導体(接地パターン)
6・・スルーホール部
7・・電気接続手段(熱溶融半田材)
20・・ストリップ線路 20a・・入力線路 20b・・出力線路
30・・表面接地導体 30a・・スリット部(コの字状のスリット)
30a1・・スリット部 30a2・・スリット部
30b・・ジョイント部(連結部) 30c・・スリット部(コの字状のスリット)
50・・内層接地導体(接地パターン)
60・・スルーホール部 61・・スルーホール部 62・・スルーホール部
3・・表面接地導体 3a・・スリット部(コの字状のスリット)
3b・・スリット部(直線状のスリット)
4・・電子部品(高周波電子部品) 4a・・グランド端子(リード)
5・・裏面接地導体(接地パターン)
6・・スルーホール部
7・・電気接続手段(熱溶融半田材)
20・・ストリップ線路 20a・・入力線路 20b・・出力線路
30・・表面接地導体 30a・・スリット部(コの字状のスリット)
30a1・・スリット部 30a2・・スリット部
30b・・ジョイント部(連結部) 30c・・スリット部(コの字状のスリット)
50・・内層接地導体(接地パターン)
60・・スルーホール部 61・・スルーホール部 62・・スルーホール部
Claims (4)
- パッケージの外部に延在する入力端子と出力端子、及び前記入力端子と前記出力端子とは異なる方向に延在するグランド端子を有する高周波電子部品と、裏面又は内部に接地パターンを有し、表面に前記高周波電子部品を所定の位置に載置する誘電体基板と、この誘電体基板の前記所定の位置に接近して前記誘電体基板の表面に設置された一方及び他方の線路を有するストリップ線路と、このストリップ線路と離間して前記ストリップ線路に沿って連続的に設置した幅広の表面接地導体と、前記所定の位置から前記表面接地導体の方向に設けられ、前記高周波電子部品のグランド端子を囲むように前記表面接地導体の一部を除去して形成したスリット部と、このスリット部で囲まれた領域に設置され、前記表面接地導体と前記接地パターンとを電気接続するスルーホール部と、前記高周波電子部品の入力端子及び出力端子を一方及び他方の前記ストリップ線路とそれぞれ電気接続すると共に前記高周波電子部品のグランド端子を前記スリット部で囲まれた領域で電気接続する熱による電気接続手段とを備えた電子部品装置。
- 前記スリット部は、直線状のスリットとL字状のスリットとを組み合わせて構成される請求項1に記載の電子部品装置。
- パッケージの外部に延在する入力端子、出力端子、及び前記入力端子と前記出力端子とは異なる方向に延在するグランド端子を有する高周波電子部品と、裏面又は内部に接地パターンを有し、表面に前記高周波電子部品を所定の位置に載置する誘電体基板と、この誘電体基板の前記所定の位置に接近して前記誘電体基板の表面に設置された一方及び他方の線路を有するストリップ線路と、このストリップ線路と離間して前記ストリップ線路に沿って連続的に設置した幅広の表面接地導体と、前記所定の位置から前記表面接地導体の方向に設けられ、前記ストリップ線路側の端部を除き、前記高周波電子部品のグランド端子を囲むように前記表面接地導体の一部を除去して形成したスリット部と、このスリット部で囲まれた領域の前記ストリップ線路側の端部外側に設置され、前記表面接地導体と前記接地パターンとを電気接続するスルーホール部と、前記高周波電子部品の入力端子及び出力端子を一方及び他方の前記ストリップ線路とそれぞれ電気接続すると共に前記高周波電子部品のグランド端子を前記スリット部で囲まれた領域で電気接続する熱による電気接続手段とを備えた電子部品装置。
- 前記スリット部は、L字状のスリットを組み合わせて構成される請求項3に記載の電子部品装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2010001122A JP2011142158A (ja) | 2010-01-06 | 2010-01-06 | 電子部品装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2010001122A JP2011142158A (ja) | 2010-01-06 | 2010-01-06 | 電子部品装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2011142158A true JP2011142158A (ja) | 2011-07-21 |
Family
ID=44457819
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2010001122A Pending JP2011142158A (ja) | 2010-01-06 | 2010-01-06 | 電子部品装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2011142158A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016046539A (ja) * | 2014-08-19 | 2016-04-04 | 富士通株式会社 | 増幅器 |
-
2010
- 2010-01-06 JP JP2010001122A patent/JP2011142158A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016046539A (ja) * | 2014-08-19 | 2016-04-04 | 富士通株式会社 | 増幅器 |
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