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JP2011141145A - 測定装置 - Google Patents

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JP2011141145A
JP2011141145A JP2010000901A JP2010000901A JP2011141145A JP 2011141145 A JP2011141145 A JP 2011141145A JP 2010000901 A JP2010000901 A JP 2010000901A JP 2010000901 A JP2010000901 A JP 2010000901A JP 2011141145 A JP2011141145 A JP 2011141145A
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optical system
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light
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JP2010000901A
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English (en)
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Hironobu Sakuta
博伸 作田
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Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
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Abstract

【課題】本発明は、射出瞳位置が有限な光学系の透過波面を高精度で測定する測定装置を提供する。
【解決手段】 射出瞳位置が有限な光学系の透過波面を測定する測定装置(100)は、被検光学系に向けられた被検光を被検光学系(40)を介して検出する波面センサ(10)で被検光学系の特性を測定する測定装置であって、被検光を被検光学系像点に集光させる集光光学系(30)と、集光光学系の光軸と交差する方向に集光光学系に対して波面センサ(10)を移動させるXY軸移動装置(16A)と、を備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、光学系の透過波面を高精度に測定する測定装置に関する。特に本発明は、射出瞳位置が有限な光学系の透過波面を測定する測定装置に関する。
望遠レンズなどの被検レンズの透過波面を測定するために、一般に干渉計が用いられる。特許文献1に開示される干渉計は、レーザ光源から出射された光がビームスプリッターで参照光と被検光とに分割される。この参照光は参照面で反射され再びビームビームスプリッタに戻る。被検光は、被検レンズの光軸と一致する方向から入射し、被検レンズを透過する。そして被検光は反射面で反射され、再び被検レンズを透過して上記ビームスプリッターに戻る。そして参照光と被検光とが合成された後、結像レンズで集光されて観察面上に干渉縞を形成する。このような干渉計では、高い可干渉性を有するレーザ光を用いるので、明暗差のはっきりした干渉縞を観察することができ、高精度で被検レンズの凹凸形状等の評価を行うことができる。すなわち、特許文献1に開示される干渉計は、被検レンズの光軸と一致する被検レンズの透過波面を観察することができる。
特開平10−160582号公報
しかし、一般の光学系では射出瞳が像面から有限の位置にあって、画角をもつ光、すなわち像点に向けた収束光束の主光線が光軸に対して傾いているケースが多い。このような光学系である被検レンズには、干渉計側から被検レンズの光軸に対して主光線を傾けてビームを入射させ軸外の透過波面を観察したい要望がある。上記干渉計を傾けて配置することも考えられるが、鉛直軸を含む面内で干渉計を傾けると、重力の影響で干渉計内部の光学系が歪むこともあり測定上好ましくはない。
そこで本発明は、射出瞳位置が有限な光学系の透過波面を高精度で測定する測定装置を提供する。
第1態様に係る測定装置は、被検光学系を介して被検光学系に向けられた被検光を検出する波面センサで、被検光学系の特性を測定する測定装置である。測定装置は、被検光を被検光学系像点に集光させる集光光学系と、集光光学系の光軸と交差する方向に、集光光学系に対して波面センサを移動させる第1移動部とを備えている。
本発明の測定装置は、収束光束の主光線が傾いた光を被検光学系に入射させ、透過波面を観察することができる、また、測定装置は、透過波面を細かくサンプリングすることができ波面として高周波成分まで評価することが可能となる。
第1測定装置100の構成の概略を示した図である。 (a)は、集光レンズ31と被検光の光束L31Aとの関係を示した概略平面図である。 (b)は、被検光の光束L31Aが被検レンズ41に入射する概略側面図である (c)は、集光レンズ31と被検光の光束L31Bとの関係を示した概略平面図である。 (d)は、被検光の光束L31Bが被検レンズ41に入射する概略側面図である。 集光レンズ31の条件を説明するための図である。 第2測定装置200の構成の概略を示した図である。 図5(a)は、焦点基準板32の平面図である。 図5(b)は、焦点基準板32の側面の断面図である。 第2測定装置200において基準焦点板32の焦点位置の測定を行っている図である。 第3測定装置300の構成の概略を示した図である。 第4測定装置400の構成の概略を示した図である。 第5測定装置500の構成の概略を示した図である。
(第1実施形態)
<第1測定装置100の構成>
第1実施形態として測定装置がトワイマン・グリーン干渉計の場合について説明する。
図1は、第1測定装置100の構成の概略を示した図である。第1測定装置100は、波面センサ10と、電子計算機21と、被検光学系40と、集光レンズ31とにより構成されている。
波面センサ10は、光源11と、ビームスプリッター12と、参照鏡13と、結像レンズ14と、撮像素子15と、XY軸移動装置16Aとを有している。干渉計では干渉性の良い光を使用する必要があるため、光源11にはレーザ光が用いられる。ビームスプリッター12は、たとえばハーフミラーであり、光源11から照射された1本の光束を参照光と被検光の2本の光束に分岐させる。参照鏡13は平面鏡であり、ビームスプリッター12より導かれた参照光を反射してビームスプリッター12に戻す。結像レンズ14は2枚の凸レンズにより構成されており、ビームスプリッター12より導かれた光を撮像素子15上に結像させる。
撮像素子15は、撮像素子15上にできる干渉縞を電気信号に変換する。具体的には撮像素子15は、CCD(Charge Coupled Device)またはCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)等が用いられる。XY軸移動装置16Aは、波面センサ10をX軸とY軸方向とに移動させる。ここで、光源11よりレーザ光が照射される方向を−X軸方向、波面センサ10より集光レンズ31に照射される光の方向を−Z軸方向、X軸とZ軸とに垂直な軸をY軸とする。
集光レンズ31は、波面センサ10から照射される平面波を球面波に変換して被検光学系40に導く集光光学系のユニットである。第1測定装置100では集光レンズ31に凸レンズを用い、波面センサ10より照射される平面波を球面波に変換をしている。
電子計算機21は、撮像素子15より送られてくる干渉縞に関する電気信号を受信し、被検レンズ41の透過波面の解析を行う。
被検光学系40は、検査をされる光学部品を含んだ光学系であり、検査をされる光学部品である被検レンズ41と被検レンズ41を透過した被検光を反射する反射鏡42とにより構成されている。反射鏡42は平面鏡が用いられる。
<第1測定装置100の動作>
次に第1測定装置100によって被検レンズ41を測定する際の動作について説明する。
光源11から−X軸方向へ照射した光束は、ビームスプリッター12に入射する(矢印L1)。ビームスプリッター12はハーフミラーを有しており、光を参照光と被検光とに分ける。ビームスプリッター12から−Z軸方向の被検光学系40に向かう被検光(矢印LY1)は、集光レンズ31で平面波から球面波に変換される。球面波に変換された被検光(矢印LY2)は、被検レンズ41に、被検レンズ41の光軸AX41に対し傾いて入射する。被検レンズ41を透過した被検光は反射鏡42で反射され、再び被検レンズ41を通って集光レンズ31に向かう(矢印LY3)。そして、被検光は集光レンズ31を透過してビームスプリッター12に戻る。
他方、ビームスプリッター12から−X軸方向に向かう光である参照光は参照面13に向かう(矢印LX1)。参照光は参照面13で反射され、ビームスプリッター12に戻る(矢印LX2)。ビームスプリッター12では、被検光学系40から戻った被検光と、参照面13で反射されて戻った参照光とが重ね合わされ、合成光となって+Z軸方向に向かう(矢印LC1)。合成光は干渉縞となり、結像レンズ14を介して撮像素子15に結像される。この干渉縞が電子計算機21によって解析されることによって、被検レンズ41の透過波面などを測定することができる。
波面センサ10はXY軸移動装置16Aを有している。XY軸移動装置16Aは波面センサ10をXY平面内で自由に移動させることができる。また、集光レンズ31は、波面センサ10のビーム径よりも口径が大きい。このため波面センサ10は集光レンズ31上の全ての位置にレーザ光を入射させることができる。そのため、主光線が被検レンズ41の光軸に対して傾いている状態でその被検レンズ41の透過波面の測定を行いたい場合、被検光の主光線を任意の傾きで被検レンズ41へ入射させることができる。また、被検レンズ41の径の大きさ等によって焦点レンズ31への被検光の入射位置を変えることもできる。
また被検レンズ41は不図示のステージなどで支えられる。本実施形態で検査される被検レンズ41は所定の焦点距離や像面から有限の射出瞳位置を有しており、その焦点距離や画角に応じて被検レンズ41は適切な位置に配置される。
<集光レンズ31と被検レンズ41とに照射される被検光の関係>
図2(a)は、集光レンズ31と被検光の光束L31Aとの関係を示した概略平面図である。波面センサ10から集光レンズ31への被検光の光束L31Aの入射位置を示している。被検光の光束L31Aは集光レンズ31の光軸AX31から遠く離れた位置に入射している。図2(b)は、被検光の光束L31Aが被検レンズ41に入射する概略側面図である。
図2(c)は、集光レンズ31と被検光の光束L31Bとの関係を示した概略平面図である。波面センサ10から集光レンズ31への被検光の光束L31Bの入射位置を示している。被検光の光束L31Bは集光レンズ31の光軸AX31から近い位置に入射している。図2(d)は、被検光の光束L31Bが被検レンズ41に入射する概略側面図である。図2(b)または(d)に示されるように、集光レンズ31の光軸AX31と被検レンズ41の光軸AX41とはXY平面で同軸上に配置されていない。
XY軸駆動装置16A(図1)は、被検レンズ41の透過波面の測定を行う場合に、波面センサ10の位置を移動させることにより、集光レンズ31上に照射される被検光の位置を調整することができる。図2(a)〜(d)は、波面センサ10が集光レンズ31に対して−X軸方向に移動した際の例が示されている。図示されていないが、XY軸駆動装置16AはY軸方向にも波面センサ10の位置を移動させることもできる。
第1測定装置100では、波面センサ10の位置をXY軸移動装置16Aによって調節することにより、波面センサ10が照射した被検光を被検レンズ41に入射させることができる。また、その被検光は集光レンズ31を経由して波面センサ10内に戻すことが可能である。このとき、集光レンズ31のNAが被検レンズ41のNAより僅かに大きいかもしくは一致していると、第1測定装置100では使用する光を効率的に使用することができ、波面を細かく測定することができて、波面として高周波成分まで評価を行うことが可能になる。
図2(a)に示されるように、被検光の光束L31Aが集光レンズ31の光軸AX31から遠く離れた位置に入射すると、図2(b)に示されるように、被検光の光束L31Aの主光線AXLは被検レンズ41の光軸AX41に対して角度θAで被検レンズ41に入射する。一方、図2(c)に示されるように、被検光の光束L31Bが集光レンズ31の光軸AX31から近い位置に入射すると、図2(d)に示されるように、被検光の光束L31Bの主光線AXLは被検レンズ41の光軸AX41に対して角度θBで被検レンズ41に入射する。図2(b)に示されるように、光軸AX41に対する主光線AXLの傾きθAは、傾きθBに比べて角度が大きい。
図2(a)及び(c)に示したように、集光レンズ31上への被検光の入射位置によって被検レンズ41への被検光の主光線の角度を調整することができる。透過波面の測定において、波面センサ10と集光レンズ31とを傾けると被検レンズ41への被検光の主光線の角度を調整することができるが波面センサ10内部の光学系の歪みに起因する光の歪みが生じる。
本実施形態の透過波面の測定では、波面センサ10は被検レンズ41の光軸AX41から離れたどの像点を測定する場合でも干渉計ビームが−Z軸方向を向くように配置される。波面センサ10を傾けないため、波面センサ10内部の光学系の歪みに起因する光の歪みを抑えることができる。
また、第1実施形態では、波面センサ10の位置を移動させて被検レンズ41上の透過波面を測定していたが、波面センサ10の位置を固定し、被検レンズ41と集光レンズ31との位置を調整して透過波面測定を行う構成にすることも可能である。
<集光レンズ31の条件>
第1測定装置100が被検レンズ41の軸外性能を測定するためには、集光レンズ31を透過した光を被検レンズ41に導き、被検レンズ41からの被検光を再び波面センサ10内に戻さなくてはならない。被検レンズ41の主光線は傾いているので、集光レンズ31は被検レンズ41よりも開口数NAが大きくなければならない。そうでなければ、一部の被検光しか波面センサ10内に戻らず、被検レンズ41の波面をケラレなく測定することができないからである。したがって、集光レンズ31は開口数NAが大きい(F値の小さい)レンズが必要である。
図3は、集光レンズ31の開口数NAの条件を説明するための図である。
図3において、波面センサ10から出た平面波(被検光)は集光レンズ31で球面波(被検光)に変換される。この球面波は、集光レンズ31の像面33で焦点を結ぶ。その後、球面波(被検光)は広がって被検レンズ41の射出瞳45に入射する。
集光レンズ31の開口数NAは空気中では以下の式で表わされる。
NA=sinθ・・・・・・・・・・(1)
ここで、光軸上の物体から出た光が集光レンズ31の射出瞳を見込む角度であり開口角は2θである。
また、被検光学系40(図1参照)への被検光の入射角θは下記の式で表わされる。
θ=tan−1(Yu/Lu)・・・・・・(2)
ここで、Yuを被検光学系の最大像高、Luを被検光学系射出瞳45から像面33までの距離としている。
さらに、被検光学系40の開口数NAは以下のように表わされる。
NA=1/(2Fu)・・・・・・・・・(3)
ここで、Fuを被検光学系40のF値としている。
また、NAは以下の式を満たす。
NA=sinα・・・・・ ・・・(4)
ここで、被検光学系41の射出瞳45の開口角を2αとしている。
数式3と数式4とより以下の式が導かれる。
α=sin−1(NA)=sin−1(1/2Fu)・・(5)
θはθとαとの合計であるため、θは以下の式で表わされる。
θ=θ+α・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(6)
射出瞳位置が有限な被検レンズ41では、集光レンズ31のNAを被検レンズ41のNAと一致させた場合に軸外光束がケラレてしまう。そのため、集光光学系のレンズにF値が小さく明るい集光レンズ31を使用し、波面センサ10内へ確実に被検光が戻るようにしなければならない。そのためには、実際に使用する集光光学系のNAを入射光から計算されるNAよりも大きくしなければならない。よって下記の不等式が成り立たなければならない。
NA>sinθ・・・・・・・・・・(7)
数式2,数式5,数式6,数式7より、下記の不等式8が導かれる。
・・・(8)
また、波面センサ10内へ戻り光を確実に戻るようにするためには、集光光学系のレンズにF値の小さい明るいレンズを選ぶ必要がある。そのため、集光光学系のF値をF1とすると、少なくともF1はFuよりも小さくなければならない。そのためF1とFuの関係は下記の式を満たさなければならない。
F1<Fu・・・・・・・・・・・・(9)
さらに、集光光学系の焦点距離をfd、波面センサ10からの被検光の光束の径をφiとするとF1=fd/φiなので数式9は以下のように変換できる。
fd<Fuφi・・・・・・・・・(10)
第1測定装置100の光学系は数式8および数式10を満たすことにより、被検レンズ41の視野全体を細かく測定することができる。
(第2実施形態)
<第2測定装置200の構成>
図4は、第2測定装置200の構成の概略を示した図である。第2測定装置200は、波面計測装置20と、基準焦点板32と、被検光学系40と、電子計算機21とを有している。波面計測装置20は、波面センサ10と集光レンズ31と反射部材18とを有している。波面センサ10は第1実施形態で説明した構成である。
波面計測装置20は、X軸及びY軸方向に波面計測装置20を移動させることができるXY軸移動装置16Bと,Z軸方向に波面計測装置20を移動させることができるZ軸移動装置17とを備えている。波面計測装置20に取り付けられているXY軸移動装置16BまたはZ軸移動装置17は、波面センサ10と集光レンズ31との相対位置を変化させずに、波面計測装置20を同時に移動させることができる。基準焦点板32は、集光光学系側の面に反射率が高く平面度が高い反射面321と、光束が通るための穴である小開口322とを有している。また、基準焦点板32は、波面計測装置20と被検光学系40との間であり、被検光学系41のほぼ像面33上に配置されている。
図5(a)は、焦点基準板32の平面図である。焦点基準板32は、少なくとも一方のZ軸側の面が反射面321となっており、ほぼ正方形の平面を有している。また、X軸とY軸方向に5行5列の計25個の丸い小開口322が形成されている。X軸方向とY軸方向の隣り合う小開口323同士は等間隔に配置されており、各小開口323の位置は被検レンズ41上の透過波面を測定したい位置に対応している。図5(a)では、焦点基準板32は正方形であるが長方形であってもよく、焦点基準板32が長方形の場合にはたとえばX軸とY軸方向に5行5列の計25個の丸い小開口322が形成されている。
図5(b)は、焦点基準板32の図5(a)の点線A−Aにおける断面図である。被検レンズ41(図4参照)の透過波面の測定を行いたい場合は、被検光の光軸AXL(E1で示されている。)が小開口322に入るようにXY軸移動装置16Bが波面計測装置20を移動させる。つまり、XY軸移動装置16Bは焦点レンズ31の焦点を小開口322に合わせる。
焦点レンズ31の焦点位置の調整を行いたい場合は、被検光の光軸AXL(E1で示されている。)が反射面321で反射されるようにXY軸移動装置16Bが波面計測装置20を移動させる。つまり、XY軸移動装置16Bは、焦点レンズ31の焦点位置を反射板321上に移動させる。
<被検レンズ41の焦点位置の測定>
被検レンズ41は、波面計測装置200を用いて透過波面の測定を行った後に、カメラなどの製品に組み込まれる。例えば、被検レンズ41は交換レンズであり、被検レンズ41の焦点面にカメラのCCDが配置される。被検レンズ41の焦点面は、図4における像面33の位置になる。しかし実際は、被検レンズ41の焦点面は設計値の像面33の位置より僅かにずれることがある。被検レンズ41の焦点面のずれに起因して像質劣化が発生する。そのため、被検レンズ41の焦点位置を正確に測っておくことが重要になる。
図6は、第2測定装置200において基準焦点板32の位置の測定を行っている状態を示した図である。図6を使って被検レンズ41の焦点位置の測定方法を説明する。
基準焦点板32が像面33の近傍に配置される。被検光が基準焦点板32の反射面321に照射されるように、波面計測装置20が基準焦点板32に対して相対移動する。波面センサ10から照射される被検光は、矢印LA1で示されるように集光レンズ31に−Z軸方向に入射する。この被検光は、矢印LA2で示されるように集光レンズ31を透過し、基準焦点板32の反射面321で反射して矢印LA3で示されるように再び集光レンズ31に入射する。矢印LA3の被検光が集光レンズ31に入射する位置は、光軸AX31を中心として矢印LA2の被検光が集光レンズ31から照射した位置に対称な位置である。その後、光は集光レンズ31を透過して反射部材18で反射する。反射部材18で反射された被検光は、矢印LA4に示されるように進み、基準焦点板32の反射面321で反射して矢印LA5で示されるように再び集光レンズ31に入射する。集光レンズ31を通過した被検光は矢印LA6に示されるように波面センサ10に戻る。
電子計算機21は、波面センサ10に戻った被検光と参照光との合成光を解析することによって、基準焦点板32の位置を測定することができる。
ここで、反射部材18は矢印LA1の被検光を遮らないようにするため、集光レンズ31の光軸を遮らない配置されている。また、反射部材18の大きさは、反射面321で反射した被検光(矢印LA3)が集光レンズ31のどの位置に入射しても対応できるように、集光レンズ31の半径に近い大きさか、それ以上の大きさであることが望ましい。
電子計算機21が基準焦点板32の位置を測定した結果、集光レンズ31の焦点位置が基準焦点板32の反射面321の位置(Z軸方向)と一致していない場合には、Z軸移動装置17は波面計測装置20をZ軸方向に移動させる。そして、集光レンズ31の焦点位置と基準焦点板32の反射面321とが一致するようにする。これで、集光レンズ31の焦点位置は校正されたことになる。再確認が必要であれば、再び、波面センサ10からLA1に示される被検光を照射する。そして矢印LA6に示される被検光が電子計算機21によって解析される。
その後、波面測定装置20は、被検光を基準焦点板32の小開口323を通過できるように僅かにX方向またはY方向に動かされ、被検レンズ41の焦点位置を測定する。被検レンズ41の焦点位置の測定は、Z軸移動装置17によって波面計測装置20をZ軸方向に移動させ、撮像素子15においてフォーカスを合わせることにより行う。そして、電子計算機21は、被検レンズ41の像面33からのずれを計算する。順次、各小開口322における焦点位置を測定すると、電子計算機21は、被検レンズ41の像面の湾曲状態や傾き状態を解析することも可能である。以上のような方法により、被検レンズ41の正確な焦点位置を測定することができる。
また、図6における被検光(矢印LA1から矢印LA6)は、集光レンズ31と基準焦点板32との間を2往復することになる。このため、焦点位置の測定感度が2倍に高くなる。また、基準焦点板32に斜めに入射するときの光の入射角をθとすると、光路の長さは傾いていない場合の光路の長さに比べて集光レンズ31と基準焦点板32の間の光路長は1/cosθ倍になる。そのため、測定精度を1/cosθ倍向上させることができる。
第2実施形態では、小開口322が開いていない焦点基準板32B(図示せず)を用いることも可能である。集光レンズ31の焦点を求める場合は像面33に焦点基準板32Bを挿入する。被検光学系40の透過波面を測定する場合には、焦点基準板32Bを被検光を遮らない位置まで焦点基準板32Bを移動させる。この場合には、必ずしも波面計測装置20にXY軸移動装置を取り付ける必要はないが、焦点基準板32BにXY軸移動装置を取り付ける必要がある。
(第3実施形態)
<第3測定装置300の構成>
図7は、第3測定装置300の構成の概略を示した図である。第3測定装置300は、被検光学系40に被検凹面鏡43と反射凹面鏡44とを有し、被検凹面鏡43の反射波面の測定を行うことができる。
波面センサ10の構成は第2測定装置200と等しい。波面センサ10をXY軸移動装置16Aによって移動させることにより集光レンズ31上の光束の入射位置を調整することができるため、被検凹面鏡43への被検光の入射位置は波面センサ10のXY軸移動装置16Aによって調整される。また、波面計測装置20及び基準焦点板32の構成も第2測定装置200と等しい。基準焦点板32は被検凹面鏡43の像面34に配置される。集光レンズ31の焦点距離は波面計測装置20のZ軸移動装置17によって像面34に合わせられる。被検凹面鏡43の反射波面を測定するときは、波面計測装置20のXY軸移動装置16Bによって波面計測装置20を移動させ、基準焦点板32の小開口321(図6(a)参照)の位置に集光レンズ31の焦点位置を合わせる。
波面センサ10より照射された平面波は集光レンズ31で球面波に変換されて被検凹面鏡43に入射する。その後、被検凹面鏡43で反射した光は反射凹面鏡44で反射され、戻り光となって被検凹面鏡43、集光レンズ31を通り、波面計測装置20へ戻る。ビームスプリッター12で参照鏡13において反射した光と重なり合って合成光を作り、結像レンズ14を通って撮像素子15に結像する。撮像素子15に達した光は干渉縞を作り、その干渉縞は電子計算機21で解析される。
(第4実施形態)
<第4測定装置400の構成>
図8は、第4測定装置400の構成の概略を示した図である。図4測定装置400は、第4波面センサ30において光束を2つに分けるためのユニットとして、ハーフミラーなどのビームスプリッター12に代えて偏光ビームスプリッター121を使用した測定装置である。また光源11BはP偏光とS偏光とを含む光束を照射できるユニットが配置される。
偏光ビームスプリッター121を使用するために、偏光ビームスプリッター121と集光レンズ31との間に1/4波長板WP1が配置されている。偏光ビームスプリッター121と参照鏡13との間に1/4波長板WP1を配置されている。また、偏光ビームスプリッター121と結像レンズ14との間に偏光板WP2が配置されている。その他の装置の構成は、第1測定装置100と同じである。
<第4測定装置400の動作>
次に第4測定装置400によって被検レンズ41を測定する際の動作について説明する。
光源11Bから、矢印L11に示されるようにP偏光とS偏光とを含む光束が照射される。その光束速は偏光ビームスプリッター121においてS偏光とP偏光に分かれる。
矢印LY11に示されるように−Z軸方向に反射されたP偏光(またはS偏光)の被検光は、1/4波長板WP1を通り円偏光となって集光レンズ31に向かう。矢印LY12に示されるように被検光は集光レンズ31を透過して被検レンズ41に向かい、被検レンズ41を透過して反射鏡42で反射される。反射鏡42で反射された光は、矢印LY13に示されるように反射鏡42までの光路を逆に戻る。戻った円偏光の被検光は矢印LY14に示されるように1/4波長板WP1においてS偏光(P偏光)になって偏光ビームスプリッター121に戻り、偏光ビームスプリッター121を通過する。
他方、偏光ビームスプリッター121を透過し−X軸方向に向かうS偏光(またはP偏光)は、矢印LX11に示されるように1/4波長板WP1によって円偏光となり参照鏡13に向かう。矢印LX12に示されるように参照鏡13で反射された光は1/4波長板WP1でP偏光(S偏光)となり偏光ビームスプリッター121に戻り、偏光ビームスプリッター121で反射される。
被検光学系40と参照鏡13とから戻った光は偏光ビームスプリッター121において重なり合い、矢印LC11に示されるように偏光板WP2で同一方向の偏光に整えられて干渉縞となる。干渉縞の光束は結像レンズ14を通り、撮像素子15に結像された光は電子計算機21によって解析される。このようにして第4測定装置400は、被検レンズ41被検レンズ41の透過波面を測定する。
(第5実施形態)
図9は、第5測定装置500の構成の概略を示した図である。第5測定装置500は、第1実施形態の第1測定装置100の結像レンズ14および撮像素子15に代えて、第5波面センサ35の干渉縞検出部にシャック・ハルトマンセンサ51を用いている。シャック・ハルトマンセンサ51は複数のレンズアレイ52と撮像素子15により構成される。
シャック・ハルトマンセンサ51を通過する光束は、レンズアレイ52ごとの小光束に変換され、撮像素子15上に集光する。レンズアレイ52が集光手段としての役割を持つため、結像レンズは必要としない。また、シャック・ハルトマンセンサ51は、干渉計と異なり、光源に可干渉性の良くない光を用いることができる。そのため、図5測定装置500の光源11Aには白色光源等の光源を用いてもよい。その他の構成は、第1測定装置100と同じである。
第5測定装置500を用いて被検レンズ41の透過波面を測定するときは、XY軸移動装置16Aにより波面センサ50を移動させて集光レンズ31に入射する光束の位置を調整し、被検レンズ41上の透過波面測定位置を決める。光束が通過する光路は第1測定装置100と同じである。被検光学系41から戻った被検光と、参照鏡13で反射された参照光とはビームスプリッター12を通り、シャック・ハルトマンセンサ51に向かう。複数のレンズアレイ52はビームスプリッター12から導かれた光束を小光束に変換し、撮像素子15上に集光する。参照光は理想波面を形成する参照鏡13によって反射されたものであるので、各マイクロレンズアレイ52の光軸上に集光する。しかし、被検光は被検レンズ41の収差を含んでいるため、必ずしもレンズアレイ52の光軸上に集光しない。この参照光と被検光の集光点の位置ずれ量より被検レンズ41の波面収差を求めることができる。なお、参照光と被検光での測定は独立に行うため、ビームスプリッター12と参照鏡13の間とビームスプリッター12と集光レンズ31との間には各々シャッター(不図示)が配置される。
以上実施形態に沿って本発明を説明したが、本発明はこれらに限定されるものではない。例えば、種々の変更、置換、改良、組み合わせ等が可能なことは当業者に自明であろう。
10、30、35、37 波面センサ
11、11A、11B 光源
12 ビームスプリッター
13 参照鏡
14 結像レンズ
15 撮像素子
16A、16B XY軸移動装置
17 Z軸移動装置
18 反射部材
20 波面計測装置
21 電子計算機
31 集光レンズ
32、32B 基準焦点板
40 被検光学系
41 被検レンズ
42 反射鏡
43 被検凹面鏡
44 反射凹面鏡
45 射出瞳
51 シャック・ハルトマンセンサ
52 レンズアレイ
100、200、300、400、500 測定装置
121 偏光ビームスプリッター
321 反射面
322 小開口
AXL 被検光の主光線
AX31 集光レンズ31の光軸
AX41 被検レンズ41の光軸
WP1 1/4波長板
WP2 偏光板

Claims (9)

  1. 被検光学系に向けられた被検光を被検光学系を介して検出する波面センサで、前記被検光学系の特性を測定する測定装置であって、
    前記被検光を前記被検光学系像点に集光させる集光光学系と、
    前記集光光学系の光軸と交差する方向に、前記集光光学系に対して前記波面センサを移動させる第1移動部と、
    を備える測定装置。
  2. 前記集光光学系の開口数(NA)は前記被検光学系の開口数よりも大きい請求項1に記載の測定装置。
  3. 前記被検光学系の最大像高をYu、前記被検光学系の射出瞳から像面までの距離をLu、前記被検光学系のF値をFuとするとき、前記集光光学系の開口数(NA)は以下の式が成立する請求項2に記載の測定装置。
  4. 前記集光光学系の直径は前記被検光の直径よりも大きく、前記集光光学系の焦点距離fd、前記被検光のビーム径φiとするとき、
    fd<Fu×φi
    を満たす請求項3に記載の測定装置。
  5. 前記集光光学系と前記被検光学系との間に配置され、前記集光光学系側の面は高い反射率の反射面を有している焦点基準板と、
    前記集光光学系よりも前記波面センサ側で且つ前記被検光の光軸を含まずさらに前記被検光を遮らないように配置され、前記集光光学系側に反射面を有する反射部材と、
    前記集光光学系の光軸方向と前記光軸と交差する方向とに、前記焦点基準板に対して前記波面センサおよび前記集光光学系を移動させる第2移動部と、
    を備える請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の測定装置。
  6. 前記焦点基準板が、前記被検光が通過可能な小開口を有している請求項5に記載の測定装置。
  7. 前記被検光学系は透過レンズおよび反射鏡を含み、前記特性は波面収差を含む請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の測定装置。
  8. 前記被検光学系は凹面鏡および反射鏡を含み、前記特性は波面収差を含む請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の測定装置。
  9. 前記波面センサはトワイマン・グリーン干渉計またはシャック・ハルトマンセンサを含む請求項1から請求項8のいずれか一項に記載の測定装置。
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