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JP2011140980A - 搬送ローラ駆動機構、両面ユニット及び画像形成装置 - Google Patents

搬送ローラ駆動機構、両面ユニット及び画像形成装置 Download PDF

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JP2011140980A JP2010001858A JP2010001858A JP2011140980A JP 2011140980 A JP2011140980 A JP 2011140980A JP 2010001858 A JP2010001858 A JP 2010001858A JP 2010001858 A JP2010001858 A JP 2010001858A JP 2011140980 A JP2011140980 A JP 2011140980A
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Abstract

【課題】 一部のギヤの回転中心軸と直交する方向では機構の小型化を実現することができる搬送ローラ駆動機構を提供する。
【解決手段】 シートを搬送する排出用ローラ9aを駆動する複数のギヤを有するギヤユニット32と、ギヤユニット32が有する第1駆動ギヤユニット22及び第2駆動ギヤユニット24の回転及び停止を切替え可能であるストッパ19と、第1駆動ギヤユニット22及び第2駆動ギヤユニット24の回転中心軸方向で第1駆動ギヤユニット22及び第2駆動ギヤユニット24とオーバーラップする位置に配置され、ストッパ19を駆動するソレノイド18と、を備え、第1駆動ギヤユニット22及び第2駆動ギヤユニット24の回転及び停止を切替えて排出用ローラ9aの正方向回転及び逆方向回転を切替えることを特徴とする搬送ローラ駆動機構61を構成した。
【選択図】 図3

Description

本発明は、搬送ローラ駆動機構、この搬送ローラ駆動機構を備える両面ユニット、及び、その搬送ローラ駆動機構を備える画像形成装置に関する。
従来、画像形成装置の内部には、用紙等のシートを搬送する搬送ローラを駆動する搬送ローラ駆動機構が設けられる。この搬送ローラ駆動機構により、シートは、シート収納庫又はシート積載トレイ、画像を形成する画像形成部、シート排出トレイへの順に搬送される。また、シートの第1面及び第2面を反転させる両面印刷のために、画像形成装置には、両面ユニットが組み込まれる場合がある。両面ユニットの内部にも、シートを搬送する搬送ローラを駆動する搬送ローラ駆動機構が設けられる。この両面ユニットの内部に搬送ローラ駆動機構を備える画像形成装置に関する発明として、特許文献1及び2に記載の発明が開示される。
特許文献1には、画像形成装置に両面ユニットが取り付けられる画像形成装置の発明が記載される。特許文献1に記載の画像形成装置は、排出用ローラの駆動力を利用してシートの表裏を反転させる反転用ローラを駆動する動力伝達機構を備える。この動力伝達機構は、反転用ローラが表面印刷後の反転動作駆動開始以後に駆動されるように動力を伝達する。こうした構成によれば、反転用ローラの空回転が抑制され、動力効率が向上する。
また、特許文献2には、画像形成装置本体の背面に両面ユニットが取り付けられる画像形成装置の発明が記載される。特許文献2に記載の画像形成装置は、低位置に配置される第1排出用ローラ、及び、高位置に配置される第2排出用ローラを備える。この画像形成装置は、シート排出トレイに大量のシートが積載された状態になっている場合に、低位置の第1排出用ローラからシートを排出できないことから、高位置の第2排出用ローラからシートを排出するようになっている。シートの排出にあたって第1排出用ローラを活用するか第2排出用ローラを活用するかは、搬送路切換装置及びこれの姿勢を切り換えるソレノイドによる。こうした構成によれば、大量枚数の両面印刷を省スペースで実現できる。
特開2002−127541号公報 特開2007−106544号公報
しかしながら、特許文献1に記載の画像形成装置に用いられる駆動ローラを駆動する搬送ローラ駆動機構では、複数のギヤ及びギヤの駆動手段が回転中心軸と直交する方向に広がる。特に、特許文献1の搬送ローラ駆動機構では、ギヤは密集していても、可動ジョイント、反転用フラップ等のギヤの駆動手段は広がっており、装置の小型化に関しては考慮されていない。したがって、例えば、このような搬送ローラ駆動機構が特許文献2に記載の画像形成装置に適用された場合には、両面ユニットの厚みが厚く形成されることになる。そうなると、画像形成装置の大型化及び複雑化が招来される。
本発明は、上記実情に鑑みてなされ、ギヤの回転中心軸と直交する方向で機構の小型化を実現することができる搬送ローラ駆動機構を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、本発明の搬送ローラ駆動機構は、シートを搬送する搬送ローラを駆動する複数のギヤを有するギヤユニットと、前記ギヤユニットが有する一対の遊星ギヤ機構の一部のギヤの回転及び停止を切替え可能である回転停止切替手段と、前記一対の遊星ギヤ機構の回転中心軸方向で前記一対の遊星ギヤ機構とオーバーラップする位置に配置され、前記回転停止切替手段を駆動する駆動手段と、を備え、前記一部のギヤの回転及び停止を切替えて前記搬送ローラの正方向回転及び逆方向回転を切替えることを特徴とする。
以上のように、本発明によれば、駆動手段が一対の遊星ギヤ機構の回転中心軸方向で一対の遊星ギヤ機構とオーバーラップする位置に配置されることから、一対の遊星ギヤ機構の回転中心軸と直交する方向では搬送ローラの駆動機構の小型化が実現される。
本発明の実施例1に係る搬送ローラ駆動機構を備える画像形成装置の構成を示す断面図である。 (a)は両面ユニットの内部構成を示す斜視図であり、(b)は(a)の一部拡大図である。 図2の矢印A方向からみた側面図である。 図3の矢印Bの方向から見た側面図である。 一対の駆動ギヤユニットを主とする分解斜視図である。 一対の駆動ギヤユニットを主とする分解斜視図である。 ストッパの切替え動作に基づく出力ギヤの回転方向を示す拡大側面図である。 ストッパの切替え動作に基づく出力ギヤの回転方向を示す拡大側面図である。 実施例2に係る搬送ローラ駆動機構の構成を示す断面図である。 図9のC−C線に沿う断面図である。 実施例3に係る搬送ローラ駆動機構の構成を示す斜視図等である。 ソレノイドが通電されて、シートを反転するときの状態を示す斜視図である。 ソレノイドが通電されず、シートを排出するときの状態を示す斜視図である。
以下、本発明の好適な実施例を例示的に詳しく説明する。ただし、この実施例に記載される構成部品の寸法、材質、形状、それらの相対位置等は、本発明が適用される機構の構成や各種条件により適宜変更されるから、特に特定的な記載が無い限りは、本発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
図1は、本発明の実施例1に係る搬送ローラ駆動機構61を備える画像形成装置1の構成を示す断面図である。画像形成装置1は、電子写真画像形成プロセスを利用した両面印刷機能を有する画像形成装置である。図1に示されるように、画像形成装置1は画像形成装置本体(以下、単に『装置本体』という)1Aを有し、この装置本体1Aの内部には、シートに画像を形成する画像形成部51が設けられる。画像形成部51は、『像担持体』である感光体ドラム5、『転写装置』である転写ローラ7等を含む。少なくとも感光体ドラム5については、プロセスカートリッジ6に含まれ、プロセスカートリッジ6として装置本体1Aに組み込まれる構成となっている。なお、このプロセスカートリッジ6には、その他、図示しない一次帯電装置、クリーニング装置等を含む場合がある。
装置本体1Aの内部には、画像を形成するシート束Sが積載されたトレイ33が配置される。そして、装置本体1Aの内部には、トレイ33から先には、シート搬送方向に、給送ローラ2、搬送ローラ対3、感光体ドラム5及び転写ローラ7が順に配置される。さらに、装置本体1Aの内部には、シート搬送方向に、定着装置8、排出用ローラ対9が順に配置される。また、装置本体1Aには両面ユニット11が取り付けられ、排出用ローラ対9から搬送ローラ対3の手前までの間で別ルートとして『両面印刷搬送手段』である両面搬送パス12が設けられる。この両面搬送パス12をシートが搬送されることにより、シートの第1面及び第2面は反転可能となっている。
次に、シートの搬送動作を説明する。トレイ33に積載されるシートは、図示しない駆動モータが作動し、不図示の駆動機構装置の内部の給紙ローラ用ソレノイドが引かれると、給送される。シートは、給送ローラ2の回転により分離パットで分離給送され、搬送ローラ対3を経て、『画像形成部』である感光体ドラム5及び転写ローラ7の間のニップへと搬送されていく。
画像書き込み用のレーザスキャナ4は、感光体ドラム5の表面に静電像を描き、図示しない現像装置によって感光体ドラム5に現像され、トナー像は、感光体ドラム5及び転写ローラ7の間でシートの第1面に転写される。シートは定着装置8へと搬送され、トナー像はシートに加熱及び定着される。シートは、排出用ローラ対9へと誘導され、排出用ローラ対9はニップを形成し、シートはトレイ133に排出される。
両面印刷の場合には、シートが定着装置8を通過した後に、図示しないセンサがシートの後端を検知する。コントローラ52は、そのセンサの検知信号を受けると、不図示の電気基板から排出用ローラ対9へとローラ反転信号を送信する。そして、排出用ローラ対9が反転し、シートが両面搬送パス12へと搬送され、搬送ローラ対3へと搬送される。この時点で、シートの第1面及び第2面は逆転し、その後に前述の片面印刷の場合と同様な過程を経てシートの第2面が印刷されていく。
図2(a)は、両面ユニット11の内部構成を示す斜視図であり、図2(b)は、図2(a)の一部拡大図である。図2(a)に示されるように、『搬送ローラ』である排出用ローラ9aの端部側には、『支持部材』である両面駆動内側板15が位置付けられる。この両面駆動内側板15及びこれに対向する両面駆動外側板16は、第1駆動ギヤユニット22及び第2駆動ギヤユニット24を含めたギヤユニット32を駆動自在に支持する。ギヤユニット32は、入力ギヤ21、第1駆動ギヤユニット22、回転切替伝達ギヤ23、第2駆動ギヤユニット24、出力ギヤ25、減速アイドラギヤ26、アイドラギヤ27、アイドラギヤ28、ローラギヤ29といった『複数のギヤ』を備える。このギヤユニット32は、ギヤの回転中心軸方向で外側が両面駆動外側板16で支持され、ギヤの中心軸方向で内側が両面駆動内側板15で支持される。また、両面駆動外側板16及び両面駆動内側板15はL字状に形成されており、入力ギヤ21からローラギヤ29までの複数のギヤは両面駆動外側板16及び両面駆動内側板15の形状に沿って線状に配置される。なお、このように入力ギヤ21からローラギヤ29までの複数のギヤが線状に配列されると、ギヤが並列される場合に比較して、両面ユニット11の外形(フォルム)が薄型に形成できるという利点がある。
入力ギヤ21の下方には、アイドラギヤ20及び駆動ギヤ17が順に噛み合わされて配列される。駆動ギヤ17は、図示しない『駆動源』であるモータの回転に伴って一方向にのみ回転し、正方向回転及び逆方向回転の両方向の回転機能は付与されていない。また、入力ギヤ21には反転用ローラ12aが取り付けられる。さらに、ローラギヤ29には排出用ローラ9aが取り付けられる。
両面駆動内側板15の表面には、『駆動手段』であるソレノイド18が取り付けられる。つまり、ソレノイド18は、両面駆動内側板15に対してギヤユニット32とは反対側であって、反転用ローラ12aによって搬送されるシートが搬送される領域の側に取り付けられている。ソレノイド18は、排出用ローラ9aの回転を正方向や逆方向に切り換える機能を有する。このソレノイド18はフラップ18aを備える。図2(b)に示されるように、フラップ18aには、所定の遊びを持ってフラッパ結合部19aを介してストッパ19が結合される。ストッパ19の動作は後に詳細に記載する。ストッパ19の側から説明すると、ストッパ19には、ストッパ19の駆動を操作する『操作部材』であるフラッパ結合部19aが取り付けられる。フラッパ結合部19aは、両面駆動内側板15に設けられた穴15Hに通されて揺動可能になっている。
図3は、図2(a)の矢印A方向からみた側面図である。ただし、両面駆動内側板15が外された状態が図示されている。図3に示されるように、搬送ローラ駆動機構61は、ギヤユニット32、『回転停止切替手段』であるストッパ19、『駆動手段』であるソレノイド18を備える。
ギヤユニット32は、シートを搬送する『搬送ローラ』である排出用ローラ9a、及び、反転用ローラ12aを駆動するためのユニットであり、入力ギヤ21からローラギヤ29までの複数のギヤを備える。このギヤユニット32は、軸の外側が『外側支持部材』である両面駆動外側板16によって支持され、軸の内側が『内側支持部材』である両面駆動内側板15(図2(a)参照)によって支持される。ギヤユニット32は、『一対の遊星ギヤ機構』である第1駆動ギヤユニット22及び第2駆動ギヤユニット24を備える。また、第1駆動ギヤユニット22の一部には、後述する『一部のギヤ』である第1内周太陽ギヤ22c(図5参照)が含まれる。第2駆動ギヤユニット24の一部には、後述する『一部のギヤ』である第2内周太陽ギヤ24c(図5参照)が含まれる。
駆動ギヤ17にはアイドラギヤ20が噛み合わせられる。アイドラギヤ20には入力ギヤ21が噛み合わせられる。この入力ギヤ21は反転用ローラ12aに取り付けられる。このために、駆動ギヤ17の駆動力は反転用ローラ12aへと間接的に伝達され、また、反転用ローラ12aは駆動ギヤ17と同一方向に回転する。
入力ギヤ21には第1駆動ギヤユニット22の一部のギヤ(図5参照で後述する第1リンクギヤ22a)が噛み合わせられる。第1駆動ギヤユニット22の一部のギヤ(図5参照で後述する第1リンクギヤ22a)には第2駆動ギヤユニット24の一部のギヤ(図5参照で後述する第2リンクギヤ24a)が噛み合わせられる。第1駆動ギヤユニット22の一部のギヤ(図5参照で後述する第1外周太陽ギヤ22b)及び第2駆動ギヤユニット24の一部のギヤ(図5を参照して後述する第2外周太陽ギヤ24b)には、回転切替伝達ギヤ23が噛み合わせられる。このために、第1駆動ギヤユニット22の駆動力は回転切替伝達ギヤ23を介して第2駆動ギヤユニット24に伝達される。第1駆動ギヤユニット22及び第2駆動ギヤユニット24は、図1に示した両面搬送パス12と略平行な方向に配置されている。
第1駆動ギヤユニット22は第1内周太陽ギヤ22cを有する。第1内周太陽ギヤ22cは、ソレノイド18によって駆動されるストッパ19の制動爪19bと噛み合う多数のラッチ形状を保持する。同様に、第2駆動ギヤユニット24は第2内周太陽ギヤ24cを有する。第2内周太陽ギヤ24cは、ソレノイド18によって駆動されるストッパ19の制動爪19cと噛み合う多数のラッチ形状を保持する。
第2駆動ギヤユニット24の一部のギヤ(図5を参照して後述する第2外周太陽ギヤ24b)には出力ギヤ25が噛み合わせられる。出力ギヤ25からローラギヤ29までの間では、出力ギヤ25、減速アイドラギヤ26、アイドラギヤ27、アイドラギヤ28、ローラギヤ29の順に各ギヤが噛み合わせられる。ローラギヤ29は排出用ローラ9aに取り付けられる。
前述のソレノイド18は、図3中の上下方向に揺動するフラップ18aを備える。フラップ18aにはフラッパ結合部19aを介してストッパ19が固定される。このために、ソレノイド18はストッパ19を駆動することができる。ストッパ19は、第1内周太陽ギヤ22c及び第2内周太陽ギヤ24cの回転及び停止を切替え可能に構成される。
すなわち、フラップ18aが支点を中心に図3中の下方に揺動するとストッパ19が支点を中心に図3中の下方に揺動する。そうすると、ストッパ19の制動爪19bが第1内周太陽ギヤ22cに噛み合わせられ、第1内周太陽ギヤ22cの回転が停止され、第2内周太陽ギヤ24cの回転は続行される。反対に、フラップ18aが支点を中心に図3中の上方に揺動するとストッパ19が支点を中心に図3中の上方に揺動する。そうすると、ストッパ19の制動爪19cが第2内周太陽ギヤ24cに噛み合わせられ、第2内周太陽ギヤ24cの回転が停止され、第1内周太陽ギヤ22cの回転は続行される。このような第1内周太陽ギヤ22c及び第2内周太陽ギヤ24cの回転及び停止の切替え動作に基づいて、排出用ローラ9aの正方向回転及び逆方向回転が切替えられて、排出用ローラ9aの正方向回転及び逆方向回転は切替えられる。
ソレノイド18は、第1駆動ギヤユニット22及び第2駆動ギヤユニット24の回転中心軸方向で第1駆動ギヤユニット22及び第2駆動ギヤユニット24とオーバーラップする位置に配置される。図3にも示されるように、側面視で、ソレノイド18の投影面積の半分位が第2駆動ギヤユニット24の範囲に配置される。
図4は、図3の矢印Bの方向から見た側面図である。図4に示されるように、両面駆動内側板15を境として、図4中の右側に第1駆動ギヤユニット22及び第2駆動ギヤユニット24が配置され、図4中の左側にソレノイド18が配置される。また、第1駆動ギヤユニット22及び第2駆動ギヤユニット24の手前側にはストッパ19が配置される。従来であれば、このストッパ19の手前側にソレノイド18が配置されるのが通常であった。ところが、実施例1では、ソレノイド18の配置が第1駆動ギヤユニット22及び第2駆動ギヤユニット24の配置とギヤの回転中心軸方向でオーバーラップすることから、ギヤの回転中心軸方向と直交する方向では機構の小型化が実現される。特に、両面ユニット11の内部で排出用ローラ9a及び反転用ローラ12aの端部側の空間は、従来では空洞となって遊んだ空間となる場合もあるから、この空間は有効に活用されることとなる。
フラップ18aの先端がフラッパ結合部19aの先端の係合穴19dに係合される。ストッパ19のフラッパ結合部19aは、両面駆動内側板15の図示しない貫通穴に挿通される。ストッパ19は、両面駆動内側板15の第1駆動ギヤユニット22及び第2駆動ギヤユニット24の方へと延びた爪保持部材となっている(後述)。
図5は、一対の駆動ギヤユニットを主とする分解斜視図である。図6は、一対の駆動ギヤユニットを主とする分解斜視図であり、図5とは別方向から見た図である。図5及び図6に示されるように、『一対の駆動ギヤユニット』は、第1駆動ギヤユニット22及び第2駆動ギヤユニット24を備える。
第1駆動ギヤユニット22は、2つの第1遊星ギヤ22d、第1遊星ギヤ22dの各々と噛み合う『第1太陽ギヤ』である第1内周太陽ギヤ22cを備える。この第1遊星ギヤ22dの数は、ここでは2つであるが2つよりも多くても構わない。また、第1駆動ギヤユニット22は、『第1公転ギヤ』である第1リンクギヤ22aを備える。第1リンクギヤ22aは、軸の一方向側に、第1内周太陽ギヤ22cを回転可能に軸支する第1太陽回転中心軸22fを有する。また、第1リンクギヤ22aは、軸の他方向側に、第1遊星ギヤ22dの各々を回転可能に軸支する第1遊星回転中心軸22e(図6参照)を有する。
さらに、第1駆動ギヤユニット22は、第1内周太陽ギヤ22cの第1太陽回転中心軸22fを中心として回転可能な第1外周太陽ギヤ22bを備える。第1外周太陽ギヤ22bでは、内側に第1遊星ギヤ22dと噛み合わせられる内周ギヤ22b1が形成され、外側に回転切替伝達ギヤ23と噛み合わせられる外周ギヤ22b2が形成される。また、第1内周太陽ギヤ22cの軸の一方向側には、第1回転方向に対して傾斜する爪を有して第1内周太陽ギヤ22cを固定可能な『第1制動手段』であるギヤ22c1が形成される。第1内周太陽ギヤ22cの軸の他方向側には、第1遊星ギヤ22dと噛み合わせられるギヤ22c2が形成される。
第2駆動ギヤユニット24は、2つの第2遊星ギヤ24d、第2遊星ギヤ24dの各々と噛み合う『第2太陽ギヤ』である第2内周太陽ギヤ24cを備える。この第2遊星ギヤ24dの数は、ここでは2つであるが2つよりも多くても構わない。また、第2駆動ギヤユニット24は、『第2公転ギヤ』である第2リンクギヤ24aを備える。第2リンクギヤ24aは、軸の一方向側に、第2内周太陽ギヤ24cを回転可能に軸支する第2太陽回転中心軸24fを有する。また、第2リンクギヤ24aは、軸の他方向側に、第2遊星ギヤ24dの各々を回転可能に軸支する第2遊星回転中心軸24e(図6参照)を有する。この第2リンクギヤ24aは第1リンクギヤ22aと噛み合う。
さらに、第2駆動ギヤユニット24は、第2内周太陽ギヤ24cの第2太陽回転中心軸24fを中心として回転可能な第2外周太陽ギヤ24bを備える。第2外周太陽ギヤ24bでは、内側に第2遊星ギヤ24dと噛み合わせられる内周ギヤ24b1が形成され、外側に回転切替伝達ギヤ23と噛み合わせられる外周ギヤ24b2が形成される。また、第2内周太陽ギヤ24cの軸の一方側には、第1回転方向とは反対方向の第2回転方向に対して傾斜する爪を有して第2内周太陽ギヤ24cを固定可能な『第2制動手段』であるギヤ24c1が形成される。第2内周太陽ギヤ24cの軸の他方側には、第2遊星ギヤ24dと噛み合わせられるギヤ24c2が形成される。
第1駆動ギヤユニット22及び第2駆動ギヤユニット24の間では、第1リンクギヤ22a及び第2リンクギヤ24aが噛み合わされて駆動力が伝達されるようになっている。前述の入力ギヤ21は、第1リンクギヤ22aに噛み合い、伝達される駆動力を第1リンクギヤ22aに伝達する。回転切替伝達ギヤ23は、第1外周太陽ギヤ22bの外周ギヤ22b2及び第2外周太陽ギヤ24bの外周ギヤ24b2の双方に噛み合い、駆動力が伝達されるようになっている。出力ギヤ25は、第2外周太陽ギヤ24bの外周ギヤ24b2と噛み合い、第2外周太陽ギヤ24bの駆動力が伝達される。
図7は、ストッパ19の切替え動作に基づく出力ギヤ25の回転方向を示す一部拡大側面図である。図7に示されるように、入力ギヤ21が矢印Jの方向に回転しているときに、ソレノイド18(図3参照)の駆動によってストッパ19が第1内周太陽ギヤ22cを停止させる。そうすると、第1リンクギヤ22aが受ける駆動力は、第1遊星ギヤ22dから第1外周太陽ギヤ22bへと伝達される。そして、第1外周太陽ギヤ22b、回転切替伝達ギヤ23、第2外周太陽ギヤ24b、出力ギヤ25が矢印K1の方向に回転する。出力ギヤ25が矢印K1の方向に回転すると、図3中の排出用ローラ9aは反時計回りに回転することになる。その結果、図7の状態は、排出用ローラ9aがシートを画像形成装置1の外へと排出する状態に相当する。
図8は、ストッパ19の切り替え動作に基づく出力ギヤ25の回転方向を示す一部拡大側面図である。図8に示されるように、入力ギヤ21、第1リンクギヤ22a及び第2リンクギヤ24aが矢印Jの方向に回転しているときに、ソレノイド18の駆動によってストッパ19が第2内周太陽ギヤ24cを停止させる。そうすると、第2リンクギヤ24aが受ける駆動力は、第2遊星ギヤ24dから第2外周太陽ギヤ24bへと伝達される。そして、第2外周太陽ギヤ24b、出力ギヤ25が矢印K2の方向に回転する。出力ギヤ25が矢印K2の方向に回転すると、図3中の排出用ローラ9aは時計回りに回転することになる。その結果、図8の状態は、排出用ローラ9aがシートを両面搬送パス12へと搬送する状態に相当する。なお、第2外周太陽ギヤ24bの駆動力によって、回転切替伝達ギヤ23、第1外周太陽ギヤ22bが矢印K2の方向に無駄に回転するが、この回転力は第1遊星ギヤ22d及び第1内周太陽ギヤ22cの自由な回転に使用される。
以上の構成に基づいて、実施例1の画像形成装置1の両面印字動作を説明する。『給送部』であるトレイ33に積載されたシート束Sから、最上面の1枚のシートのみが、給送ローラ2により給送され、搬送ローラ対3により安定した搬送力を受けて感光体ドラム5と転写ローラ7に搬送されていく。レーザスキャナ4によって潜像として書き込まれた画像はプロセスカートリッジ6の内部で現像され、転写ローラ7により搬送されるシートの上に転写される。転写された画像は定着装置8の内部でシート上に固定される。
コントローラ52により、両面動作が行なわれる場合は、片面印字を終えたシートは所定のタイミングで反対方向に回転を始める『排出手段』である排出用ローラ対9の搬送力を受ける。そして、シートは、反転経路10の内部を通過して『両面部』である両面ユニット11の内部に搬送される。『両面搬送手段』である両面搬送パス12による搬送力を受けて再び画像形成装置1の搬送路に再給送される。再給送されたシートは、搬送ローラ対3の搬送力を受けて搬送され、感光体ドラム5と転写ローラ7に搬送されていく。シートの第2面の画像も、シートの第1面と同様のステップで画像転写及び定着が行なわれ、その後に、排出用ローラ対9によって画像形成装置1の外に排出される。
排出用ローラ対9の正方向の回転及び逆方向の回転の切替は以下のようにして行なわれる。排出用ローラ対9の一部である排出用ローラ9aは、ローラギヤ29を保持しており、ローラギヤ29に伝わる駆動方向の通りに回転する。ローラギヤ29aへの駆動伝達経路は、図3に示した通りである。その駆動経路には、第1駆動ギヤユニット22と第2駆動ギヤユニット24が組み込まれている。ローラギヤ29への駆動力は、第1駆動ギヤユニット22の第1外周太陽ギヤ22bと、第2駆動ギヤユニット24の第2外周太陽ギヤ24bの回転又は停止で決定される。
図2以降で示した『駆動手段』であるソレノイド18と『回転停止切替手段』であるストッパ19は、1面印字を途中のシートを搬送する際には図7の状態となる。この際、第1駆動ギヤユニット22の第1内周太陽ギヤ22cの一部に設けられた爪(図5のギヤ22c1参照)に当接されて第1内周太陽ギヤ22cの回転は停止する。第1内周太陽ギヤ22cの停止に伴い、第1リンクギヤ22aの受ける駆動力は第1遊星ギヤ22dの回転を介して第1外周太陽ギヤ22bに伝達される。これに対し、第2駆動ギヤユニット24側の第2内周太陽ギヤ24cは自由回転が可能であるため、第2リンクギヤ24aの回転方向に関わらず、第2外周太陽ギヤ24bは左右両方向に回転可能となる。その結果、第1外周太陽ギヤ22bと噛み合う回転切替伝達ギヤ23の駆動を受けて、第2外周太陽ギヤ24bは従動回転することとなる。したがって、その下流にあたる出力ギヤ25、減速アイドラギヤ26、アイドラギヤ27、アイドラギヤ28が回転し、ローラギヤ29を図3中の反時計回りに回転するように駆動が伝達され、シートは画像形成装置1から排出される方向に搬送される。
1面印字を終えたシートを反転して反転経路10の方向に搬送する際には、ソレノイド18とストッパ19は、図8の状態となるよう、コントローラ52により動作させられる。この際、第2駆動ギヤユニット24の第2内周太陽ギヤ24cの一部に設けられた爪(図5のギヤ24c1参照)に当接されて第2内周太陽ギヤ24cの回転は停止する。第2内周太陽ギヤ24cの停止に伴い、第2リンクギヤ24aの受ける駆動力は第2遊星ギヤ24dの回転を介して第2外周太陽ギヤ24bに伝達される。これに対し、第1駆動ギヤユニット22側の第1内周太陽ギヤ22cは自由回転が可能であるため、第1リンクギヤ(排紙)22aの回転方向に関わらず、第1外周太陽ギヤ22bは左右両方向に回転可能となる。その結果、第2外周太陽ギヤ24bと噛み合う回転切替伝達ギヤ23の駆動を受けて、第1外周太陽ギヤ22bは従動回転することが可能となる。また第2外周太陽ギヤ24bの下流にある出力ギヤ25、減速アイドラギヤ26、アイドラギヤ27、アイドラギヤ28が回転し、ローラギヤ29を図3中時計回りに回転するように駆動が伝達され、シートは反転経路10の方向に搬送される。
図3で示した両面搬送パス12の搬送方向と略平行な位置関係に第1駆動ギヤユニット22と第2駆動ギヤユニット24を配置していることにより、通常空き空間となる両面搬送パス12の両端側の領域を有効に利用することが可能となる。ここでいう『両端側の領域』とは、搬送されるシートのシート幅方向の端部領域をいう。また、回転切替伝達ギヤ23を第1外周太陽ギヤ22b、第2外周太陽ギヤ24bとの間に配置することで、搬送方向に平行な反転駆動専用のギヤ列のレイアウトが実現でき、その全てを両面ユニット11の内部に収められる。
画像形成装置1の背面側に両面部を設けた例について説明してきたが、この実施例1の形態に限定されない。すなわち、横方向に搬送手段、ドラム、転写手段、定着手段を並べた画像形成装置において、その配置方向に略平行する形で両面搬送路を設けた場合も、実施例1の構成を用いることで同等の効果が得られることは自明である。
以上のように、実施例1によれば、ソレノイド18が第1駆動ギヤユニット22及び第2駆動ギヤユニット24の回転中心軸方向で第1駆動ギヤユニット22及び第2駆動ギヤユニット24とオーバーラップする位置に配置される。このことから、第1駆動ギヤユニット22及び第2駆動ギヤユニット24の回転中心軸と直交する方向では搬送ローラ駆動機構61の小型化が実現される。
また、両面搬送パス12に平行に形成される装置の前後方向(正面−背面方向)に狭い両面ユニット11の領域内で、ギヤ列での正逆転搬送機能が実現される。さらに、ギヤ列のシンプル化、ユニット化が実現され、組立作業の簡素化及びサービス作業時の負荷の軽減が実現される。
図9は、実施例2に係る搬送ローラ駆動機構62の構成を示す断面図である。実施例2の搬送ローラ駆動機構62の構成のうち実施例1の搬送ローラ駆動機構61と同一の構成及び効果に関しては、同一の符号を用いて説明を適宜省略する。実施例2においても、実施例1と同様の画像形成装置に適用することができるため、画像形成装置の説明は省略する。実施例2の搬送ローラ駆動機構62が実施例1の搬送ローラ駆動機構61と異なる点は、搬送ローラ駆動機構62では、ストッパ30が回転切替伝達ギヤ31に取り付けられている点である。すなわち、『回転停止切替手段』であるストッパ30の軸は、ギヤユニット34が有する『一対の遊星ギヤ機構』である第1駆動ギヤユニット22及び第2駆動ギヤユニット24といった『ギヤ以外』の『他のギヤ』である回転切替伝達ギヤ31の軸と兼用される。図9に示されるように、ストッパ19は、第1外周太陽ギヤ22b及び第2外周太陽ギヤ24bに噛み合う回転切替伝達ギヤ31の軸に回転自在に取り付けられている。
図10は、図9のC−C線に沿う断面図である。図10に示されるように、ストッパ30にはフラッパ結合部19aが取り付けられると共に、ストッパ30は回動軸部30b及び回動軸部30cを有する。回転切替伝達ギヤ31には挿通口31aが形成される。挿通口31aには回動軸部30cが挿入される。また、回動軸部30bは両面駆動内側板15の位置決め穴15aに回動自在に支持され、回動軸部30cは両面駆動外側板16に設けられた位置決め穴16aに回動自在に支持される。
また、回転切替伝達ギヤ31は、回動軸部30cの外周で回動自在に支持される。実施例2においては、回転切替伝達ギヤ31がストッパ30の一部である回動軸部30cに支持されることから、単一組の位置決め穴15a、16aが兼用され、ストッパ30及び回転切替伝達ギヤ31の位置精度が保証される。
以上のことから、実施例2の搬送ローラ駆動機構62によれば、ストッパ30の回動軸部30b、30c及び回転切替伝達ギヤ31の軸が兼用される。したがって、例えば、ストッパ30の回動軸部30b、30c及び回転切替伝達ギヤ31の軸を支持する両面駆動内側板15及び両面駆動外側板16に形成すべき高精度穴の数が低減される。その結果、板金部品の加工上の制約や不良発生のリスクが低減される。
また、ストッパ30及び回転切替伝達ギヤ31が組み込まれた上で両面駆動内側板15及び両面駆動外側板16に組み込まれれば良くなるため、組立作業の効率が向上する。
図11は、実施例3に係る搬送ローラ駆動機構63の構成を示す斜視図である。図11(a)は、第1駆動ギヤユニット122及び第2駆動ギヤユニット124を主とする斜視図であり、図11(b)は、斜歯回転切替伝達ギヤ43及びストッパ44の拡大斜視図である。実施例3の搬送ローラ駆動機構63の構成のうち実施例1の搬送ローラ駆動機構61と同一の構成及び効果に関しては、同一の符号を用いて説明を適宜省略する。実施例3においても、実施例1と同様の画像形成装置に適用することができるため、画像形成装置の説明は省略する。実施例3の搬送ローラ駆動機構63が実施例1の搬送ローラ駆動機構61と異なる点は、以下の点である。すなわち、主に、斜歯回転切替伝達ギヤ43及びストッパ44が用いられる点である。
図11(b)に示されるように、斜歯回転切替伝達ギヤ43は『斜歯部』である斜歯ギヤ部43a及び『第1軸部』である軸部43bを備える。斜歯ギヤ部43aには斜歯43cが形成される。ストッパ44は、『第1軸部』である軸部43bと同一軸線上に『第2軸部』である軸部44a、及び、軸部44aに連続して形成される軸部44bを備える。ここで、軸部43b及び軸部44aが互いに対向するように配置される。そして、軸部43bの対向面を第1対向面53と定める。また、軸部44aの対向面を第2対向面54と定める。この場合に、斜歯ギヤ部43aの働きで『他のギヤ』である斜歯回転切替伝達ギヤ43を回転させつつ軸部43b及び軸部44aを接近させた後に、第1対向面53及び第2対向面54の間が接触して生じた摩擦力によってストッパ44を『移動』すなわち回動する。
また、第1駆動ギヤユニット22のうち、第1外周太陽ギヤ22bに代えて、第1外周太陽斜歯ギヤ41が用いられる。さらに、第2駆動ギヤユニット24のうち、第2外周太陽ギヤ24bに代えて、第2外周太陽斜歯ギヤ42が用いられる。これらの第1外周太陽斜歯ギヤ41及び第2外周太陽斜歯ギヤ42は、共に外周のギヤ形状は斜歯形状となっている。
図11(a)に示されるように、両面駆動内側板15には位置決め穴15aが形成される。この位置決め穴15aには、斜歯回転切替伝達ギヤ43及びストッパ44を回転可能に支持する軸部材45が挿入される。軸部材45はストッパ44から延びる。第2外周太陽斜歯ギヤ42と噛み合う図示しない斜歯出力ギヤには、減速アイドラギヤ46が噛み合わせられる。その下流のアイドラギヤ27と噛み合うアイドラギヤ28は、直歯ギヤで形成される。
図12は、ソレノイド18が通電されて、シートを反転するときの状態を示す斜視図である。図12に示されるように、斜歯回転切替伝達ギヤ43は、斜歯43c(図11(b)参照)のスラスト分力を受けて、ストッパ44の端部に押圧されながら回転している。この状態で接触している斜歯回転切替伝達ギヤ43の第1対向面53及びストッパ44の第2対向面54に所定の摩擦力が働くようにする。このことにより、斜歯回転切替伝達ギヤ43の回転によって、摩擦力がストッパ44に作用する。この作用によって、例えば、排出用ローラ9aが逆方向に回転すると、シートは両面搬送パス12へと搬送されるというようにする。
図13は、ソレノイド18が通電されていなくて、シートを排出するときの状態を示す斜視図である。図13に示されるように、斜歯回転切替伝達ギヤ43は、斜歯43c(図11(b)参照)のスラスト分力を受けて、ストッパ44の端部から離れながら回転している。この状態では、斜歯回転切替伝達ギヤ43の第1対向面53及びストッパ44の第2対向面54に所定の摩擦力が働かない。したがって、斜歯回転切替伝達ギヤ43の回転によって、摩擦力がストッパ44に作用することはない。このことから、例えば、排出用ローラ9aは正方向に回転し、シートはトレイ133へと排出されるというようにする。
以上の構成の下で、ソレノイド18が通電されて両面駆動系が反転方向に動作している際には、斜歯43cのスラスト力で斜歯回転切替伝達ギヤ43がストッパ44の回動方向に摩擦力をストッパ44の側端に加える。通常、ストッパ44の姿勢を維持するために、ソレノイド18には反転動作を維持するために、必要時間で通電が続けられる。実施例3においては、斜歯回転切替伝達ギヤ43からの摩擦力が加わるため、実施例1及び2に比べて、弱い電圧での通電で反転動作が維持可能となる。ソレノイド18が解除された状況では、斜歯回転切替伝達ギヤ43はストッパ44から離れた位置で回転するため、斜歯回転切替伝達ギヤ43の斜歯スラスト分力は、フラップ18a及びフラップ結合部44dに対して、作用しなくなる。
実施例3の構成によれば、以下の効果が得られる。従来では、両面反転動作時には、『駆動手段』である例えばソレノイド18を一定電力で通電して作動力を発生させている必要があった。ところが、実施例3のように第1対向面53及び第2対向面54の間の摩擦力が活用されると、ソレノイド18における作動当初の吸引動作時以外の電力が低減される。
従来、長時間通電が間欠的に実施されると昇温やDuty値の上昇が生じていたから、必要な吸引力に比べ出力の大きい大型のソレノイドが採用される必要があった。ところが、実施例3の構成によれば、反転動作中の投入電力が低減可能となり、昇温が抑制され、Duty値が低下し、より小型で小消費電力仕様のソレノイドが搬送ローラ駆動機構に適用可能となる。
9a 排出用ローラ(搬送ローラ)
12a 反転用ローラ
18 ソレノイド(駆動手段)
19 ストッパ(回転停止切替手段)
22 第1駆動ギヤユニット
24 第2駆動ギヤユニット
61、62、63・・搬送ローラ駆動機構

Claims (8)

  1. シートを搬送する搬送ローラを駆動する複数のギヤを有するギヤユニットと、
    前記ギヤユニットが有する一対の遊星ギヤ機構の一部のギヤの回転及び停止を切替え可能である回転停止切替手段と、
    前記一対の遊星ギヤ機構の回転中心軸方向で前記一対の遊星ギヤ機構とオーバーラップする位置に配置され、前記回転停止切替手段を駆動する駆動手段と、を備え、
    前記一部のギヤの回転及び停止を切替えて前記搬送ローラの正方向回転及び逆方向回転を切替えることを特徴とする搬送ローラ駆動機構。
  2. 前記回転停止切替手段の軸は、前記ギヤユニットが有する前記一対の遊星ギヤ機構のギヤ以外の他のギヤの軸と兼用されることを特徴とする請求項1に記載の搬送ローラ駆動機構。
  3. 前記他のギヤは、斜歯が形成される斜歯部と、第1軸部と、を備え、
    前記回転停止切替手段は、前記第1軸部と同一軸線上に第2軸部を備え、
    前記第1軸部及び前記第2軸部が互いに対向する位置を前記第1軸部の第1対向面及び前記第2軸部の第2対向面と定めた場合に、前記斜歯部の働きで前記他のギヤを回転させつつ前記第1軸部及び前記第2軸部を接近させた後に、前記第1対向面及び前記第2対向面の間が接触して生じた摩擦力によって前記回転停止切替手段を移動させることを特徴とする請求項2に記載の搬送ローラ駆動機構。
  4. 前記ギヤユニットは、
    少なくとも2つの第1遊星ギヤ、前記第1遊星ギヤの各々と噛み合う第1太陽ギヤ、前記第1遊星ギヤの各々を回転可能に軸支する第1遊星回転中心軸を有すると共に前記第1太陽ギヤを回転可能に軸支する第1太陽回転中心軸を有する第1公転ギヤ、第1回転方向に対して傾斜する爪を有して前記第1太陽ギヤを固定可能な第1制動手段、及び、前記第1太陽ギヤの前記第1太陽回転中心軸を中心として回転可能な第1外周太陽ギヤ、を有する第1駆動ギヤユニットと、
    少なくとも2つの第2遊星ギヤ、前記第2遊星ギヤの各々と噛み合う第2太陽ギヤ、前記第2遊星ギヤの各々を回転可能に軸支する第2遊星回転中心軸を有すると共に前記第2太陽ギヤを回転可能に軸支する第2太陽回転中心軸を有して前記第1公転ギヤと噛み合う第2公転ギヤ、第1回転方向とは反対方向の第2回転方向に対して傾斜する爪を有して前記第2太陽ギヤを固定可能な第2制動手段、及び、前記第2太陽ギヤの前記第2太陽回転中心軸を中心として回転可能な第2外周太陽ギヤ、を有する第2駆動ギヤユニットと、
    前記第1公転ギヤに噛み合い、伝達される駆動力を前記第1公転ギヤに伝達する入力ギヤと、
    前記第1外周太陽ギヤの外周ギヤ及び前記第2外周太陽ギヤの外周ギヤの双方に噛み合うアイドラギヤと、
    前記第2外周太陽ギヤの外周ギヤと噛み合い、前記第2外周太陽ギヤの駆動力が伝達される出力ギヤと、
    を備えることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の搬送ローラ駆動機構。
  5. 前記搬送ローラの端部側に位置付けられて前記第1駆動ギヤユニット及び前記第2駆動ギヤユニットを駆動自在に支持する支持部材と、
    前記駆動手段によって移動され、前記回転停止切替手段の駆動を操作する操作部材と、
    前記支持部材に形成され、前記操作部材が挿入されて揺動する穴と、を備え、
    前記駆動手段及び前記回転停止切替手段は前記支持部材を介して対向する位置に配置され、前記駆動手段は、前記支持部材を跨いで、前記操作部材を介して前記回転停止切替手段を駆動させることを特徴とする請求項4に記載の搬送ローラ駆動機構。
  6. 前記駆動手段は、前記支持部材に対して前記回転停止切替手段や前記ギヤユニットとは反対側であって前記支持部材における前記搬送ローラがシートを搬送する領域の側に配置されていることを特徴とする請求項5に記載の搬送ローラ駆動機構。
  7. シートの第1面及び第2面を反転可能な両面ユニットにおいて、
    請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の搬送ローラ駆動機構を備えることを特徴とする両面ユニット。
  8. シートに画像を形成する画像形成部を備える画像形成装置において、
    請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の搬送ローラ駆動機構を備えることを特徴とする画像形成装置。
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