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JP2011029809A - 画像処理装置、画像処理方法および撮像装置 - Google Patents

画像処理装置、画像処理方法および撮像装置 Download PDF

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JP2011029809A JP2009171953A JP2009171953A JP2011029809A JP 2011029809 A JP2011029809 A JP 2011029809A JP 2009171953 A JP2009171953 A JP 2009171953A JP 2009171953 A JP2009171953 A JP 2009171953A JP 2011029809 A JP2011029809 A JP 2011029809A
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敏信 秦野
Kazuyuki Hisakata
和之 久方
Toshihiko Hashinaga
寿彦 橋永
Hideaki Yoshihiro
秀章 吉廣
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Abstract

【課題】カラー画像を構成する複数種類の色成分が一定の規則に従って画素配列上に繰り返し配列されるデータ形式のRAWデータを圧縮処理する画像処理装置において、回路規模の増大やCPUの処理能力の増強を招くことなく、複数の色別プレーンデータの圧縮効率をさらに高いものにする。
【解決手段】RAWデータ再構成手段3は、A/D変換された後に信号処理が加えられていないRAWデータ2を入力し、色成分毎に分解し、再集合して複数の色別プレーンデータ41〜44を生成し、さらに配置して圧縮処理単位である1つのファイルとしてまとめる。圧縮処理単位である1つのファイルは、色成分毎に区画された複数の配置領域をもつ。RAWデータ再構成手段3は、複数の配置領域に、複数の色別プレーンデータを振り分けて再配置して、再構成RAWデータ4を生成し、圧縮処理手段5に渡す。圧縮処理手段5は、再構成RAWデータ4を圧縮処理する。
【選択図】図1

Description

本発明は、カラー画像を構成する複数種類の色成分が一定の規則に従って画素配列上に繰り返し配列されるデータ形式のRAWデータを圧縮処理する画像処理装置、画像処理方法にかかわり、特には、複数の色別プレーンデータの圧縮効率を向上させるための技術に関する。また、本発明は、上記のような画像処理装置を実装し、色分解して撮像するタイプのイメージセンサを搭載した撮像装置に関する。対象とする画像処理装置、撮像装置としては、デジタルスチルカメラ、デジタルビデオカメラ、独立したイメージスキャナ、複写機などに組み込まれたイメージスキャナなどが含まれる。「プレーンデータ」というのは、データを画像メモリ上で展開する場合に、2次元的に展開される配列形態をもつデータのことである。
カラー画像を取得するためのCCD型またはMOS型のイメージセンサは、撮像素子における2次元配列の画素に対応して複数種類の色成分の色フィルタが一定の規則に従って繰り返し配列された色フィルタアレイ(色分解フィルタ)を有している。例えば、撮像素子の画素に対応してRGBの原色フィルタが市松模様状に配置されているベイヤー(Bayer)配列の色分解フィルタでは、水平方向および垂直方向の両方向に沿ってRGBの各色成分のフィルタがそれぞれ1画素おきに並んでいる(BGgR)。各画素で得られる情報は1つの色成分の情報のみである。そこで表現力を高めるために、各画素それぞれにおいて周辺画素の色情報を用いて補間し、各画素でそれぞれ複数の色成分の情報を得る。つまり、すべての画素それぞれにおいて、すべての色成分の情報を得る。これを同時化色補間処理という。これで、イメージセンサの画素数と同じ画素数をもつ各色成分のカラー画像データが得られる。
さらに、ホワイトバランス(WB)調整、ガンマ補正処理、エッジ強調などのためのエンハンス処理などの信号処理が行われ、輝度信号(Y)と2種類の色差信号(Cr、Cb)のコンポーネント信号に変換し、JPEG(Joint Photographic Experts Group)などの圧縮符号化アルゴリズムで圧縮し小さいファイルサイズの状態とし、記録媒体に記録する。
近年では一眼デジタルカメラの機能として、撮影後に行う高画質な現像処理やレタッチ処理のために、撮像アナログ信号をA/D変換した直後の、画像処理は加えていない生(RAW)のデジタルデータ(RAWデータ)を可逆圧縮して記録媒体に記録するモードが普及してきている。パソコン等の外部装置によって画像の再現(現像)処理を行うことにより、高品質のプリントやユーザの目的に合致した画像編集を実現する。画像処理を加えないRAWデータを用いるのは、もし、画像処理を加えた画像データを記録した場合に、現像処理やレタッチ処理のために復号化してさらなる画像処理を施すと、画質が劣化するからである。
特許文献1には、同時化色補間処理を行ってから記録するモードと、同時化色補間処理を行わずにRAWデータの状態で記録するモードとの2モードについて、共通の圧縮処理工程でそれぞれ独立に圧縮する方法が記載されている(図13(a),(b)参照)。
また特許文献2には、RAWデータから色成分毎に分離されたコンポーネントデータについて、同時化色補間処理を経ることなく、コンポーネントデータ毎に圧縮する方法が記載されている(図14、図15参照)。
これらの従来技術ではいずれも、RAWデータを隣接画素間の相関性の高い色別のプレーンデータに分割し、そのプレーンデータを圧縮するので、色別に分離しないRAWデータをそのまま圧縮する場合に比べ高い圧縮効率が得られるとしている。
特許第3864748号公報 特許第3956360号公報
従来の技術においては、RAWデータを分割した複数の色別のプレーンデータを個別に圧縮処理している。つまり、同じような圧縮処理を4回に分けて繰り返し実行している。この繰り返しの際のプレーンデータ切り換えに時間がかかる。具体的には、第1のプレーンデータの圧縮処理から第2のプレーンデータの圧縮処理への切り替わり、第2のプレーンデータの圧縮処理から第3のプレーンデータの圧縮処理への切り替わり、第3のプレーンデータの圧縮処理から第4のプレーンデータの圧縮処理への切り替わりというように、切り替わりが3回もある。このように、複数の色別のプレーンデータを個別に時間的に相前後して順次に圧縮処理すると、トータルで多大な時間がかかる。それで、圧縮効率が低いものとなっている。
特許文献2においては並列動作可能な圧縮処理工程を複数用いるという記載もある(段落[0032]参照)。しかし、その場合は、CPU(Central Processing Unit)としてきわめて高い処理能力のものが必要となる。また、ハードウェア構成とする場合には、回路規模の著しい増大を招く。圧縮効率が低いと、近年のイメージセンサの高画素化に対しての圧縮RAWデータ記録モードでの高速処理に不利となる。
なお、連写撮影機能をもつ撮像装置では、圧縮RAWデータ記録モードでの高速連写に支障をきたす可能性もでてくる。また、ブロックノイズ発生の可能性も高くなる。
本発明は、このような事情に鑑みて創作したものであり、複数の色別プレーンデータの圧縮効率を高いものにするとともに、回路規模の増大やCPUの処理能力の増強を招かないですむようにすることを目的としている。より望ましくは、ブロックノイズの発生を抑制したい。
本発明は、次のような手段を講じることにより上記の課題を解決する。
本発明による画像処理装置は、カラー画像を構成する複数種類の色成分が一定の規則に従って画素配列上に繰り返し配列されるデータ形式のRAWデータ(A/D変換直後の画像データであって信号処理が加えられていないもの)を圧縮処理する装置であって、次のように構成されたRAWデータ再構成手段と圧縮処理手段とを備える。
RAWデータ再構成手段は、画像のアナログ信号がA/D変換された後の、信号処理が加えられていないRAWデータを入力し、次のように処理する。入力したRAWデータを前記の色成分毎に分解し、再集合して複数の色別プレーンデータを生成する。例えば、RAWデータが第1ないし第4の色成分を一定の規則に従って画素配列上に繰り返し配列したものであるとする。このRAWデータを第1色成分、第2色成分、第3色成分、第4の色成分に分解し、第1色成分だけを集めた第1の色別プレーンデータと、第2色成分だけを集めた第2の色別プレーンデータと、第3色成分だけを集めた第3の色別プレーンデータと、第4色成分だけを集めた第4の色別プレーンデータとを生成する。プレーンデータは、画像メモリ上で展開する場合に、2次元的に展開される配列形態をもつデータである。なお、例えばベイヤー配列(BGgR)のように、2つの色別プレーンデータが同一色である場合も含むものとする。
RAWデータ再構成手段は、前記の複数の色別プレーンデータを配置して圧縮処理単位である1つのファイルとしてまとめる。ここで、圧縮処理単位である1つのファイルは、色成分毎に区画された複数の配置領域をもっているものとする。RAWデータ再構成手段は、色成分毎に区画された複数の配置領域に、前記複数の色別プレーンデータを振り分けて配置し、再構成RAWデータを生成する。例えば、上記の例を引くと、第1の配置領域に第1の色別プレーンデータを配置し、第2の配置領域に第2の色別プレーンデータを配置し、第3の配置領域に第3の色別プレーンデータを配置し、第4の配置領域に第4の色別プレーンデータを配置して、圧縮処理単位である1つのファイルとしてまとめた再構成RAWデータを生成する。そして、生成した再構成RAWデータを圧縮処理手段に渡す。
圧縮処理手段は、RAWデータ再構成手段によって生成された圧縮処理単位の再構成RAWデータを入力し、圧縮処理を行う。なお、第1ないし第4の配置領域の相対的位置関係は任意である。
(1)以上を要するに、本発明の画像処理装置は、カラー画像を構成する複数種類の色成分が一定の規則に従って画素配列上に繰り返し配列されるデータ形式のRAWデータを圧縮処理する装置であって、
前記RAWデータを入力し、前記RAWデータを前記色成分毎に分解し再集合して複数の色別プレーンデータを生成し、さらに色成分毎に区画された複数の配置領域に前記複数の色別プレーンデータを配置して圧縮処理単位である1つのファイルとしてまとめた再構成RAWデータを生成するRAWデータ再構成手段と、
前記RAWデータ再構成手段によって生成された前記圧縮処理単位の再構成RAWデータを入力し圧縮処理する圧縮処理手段とを備えたものとして構成されている。
また、本発明の画像処理方法は、カラー画像を構成する複数種類の色成分が一定の規則に従って画素配列上に繰り返し配列されるデータ形式のRAWデータを圧縮処理する方法であって、
前記RAWデータを入力し、前記RAWデータを前記色成分毎に分解し再集合して複数の色別プレーンデータを生成し、さらに色成分毎に区画された複数の配置領域に前記複数の色別プレーンデータを配置して圧縮処理単位である1つのファイルとしてまとめた再構成RAWデータを生成する工程と、
前記再構成RAWデータを生成する工程によって生成された前記圧縮処理単位の再構成RAWデータを入力し圧縮処理する工程とを備えたものとして構成されている。
上記のように構成された本発明の画像処理装置・画像処理方法によれば、次のような作用効果が発揮される。
RAWデータ再構成手段を備えることにより、圧縮処理手段の圧縮処理の対象を、「複数の色別プレーンデータを配置して圧縮処理単位である1つのファイルとしてまとめた再構成RAWデータ」としている。色別プレーンデータは隣接画素間の相関性が高く、その圧縮処理では、異なる色成分が隣接しているRAWデータをそのまま圧縮する場合に比べ高い圧縮効率が得られる。これは前述したとおり従来技術でも認められる。本発明では、単にそれだけでなく、複数種類の色別プレーンデータを圧縮処理単位である1つのファイル上に配置して構成した再構成RAWデータを圧縮処理の対象としている。したがって、再構成RAWデータ上の複数の色別プレーンデータを一括して一度に圧縮処理することが可能となり、さらに高い圧縮効率が得られることになる。詳しくは、すべての色成分の色別プレーンデータの圧縮処理を、圧縮処理単位である1つのファイル(再構成RAWデータ)における1回の圧縮処理で実現するので、従来技術の場合のように複数の色別プレーンデータを個別に順次切り替えながら繰り返して圧縮処理する場合に比べて、圧縮効率が大幅に向上する。
また、圧縮効率を高める上で、圧縮処理手段としては並列動作する複数の圧縮処理手段を用いる必要がなく、単一の圧縮処理手段ですむため、回路規模の増大を招かないですむ。あるいは、CPUの処理能力を特別に増強する必要もない。
また、本発明による撮像装置は、色分解して撮像するタイプのイメージセンサで入力した光学像をアナログの電気信号に変換しさらにデジタルのRAWデータに変換する撮像部と、前記の画像処理装置とを備えたものである。
本発明によれば、RAWデータ再構成手段を備え、色成分を異にする複数種類の色別プレーンデータを圧縮処理単位である1つのファイル上に配置して構成した再構成RAWデータを圧縮処理の対象とし、すべての色成分の色別プレーンデータの圧縮処理を、圧縮処理単位である1つのファイルに対する1回の圧縮処理で実現することにより、複数の色別プレーンデータを個別に順次切り替えながら繰り返して圧縮処理する場合に比べて、圧縮効率を大幅に向上することができる。
加えて、圧縮効率を高める上で、並列動作する複数の圧縮処理手段を用いる必要がなく、単一の圧縮処理手段ですむため、回路規模の増大を招かないですみ、CPUの処理能力を特別に増強する必要もない。
本発明の実施の形態にかかわり、RAWデータから生成した再構成RAWデータを圧縮処理する画像処理装置の概略構成を示すブロック図 本発明の実施の形態にかかわり、圧縮対象であるRAWデータの例示図(a)、4つの色別プレーンデータを隣接させて2次元方向に配置した例示図(b)および4つの色別プレーンデータを互いに適当間隔あけて配置した例示図 本発明の実施の形態にかかわり、ベイヤー配列の4つの色別プレーンデータを2次元的に配置して1フレーム分の画像データとして再構成した再構成RAWデータを示す説明図(その1) 本発明の実施の形態にかかわり、図3の圧縮RAWデータを伸張処理した場合の画像データにおけるブロックノイズ発生位置の説明図 本発明の実施の形態にかかわり、ベイヤー配列の4つの色別プレーンデータを2次元的に配置して1フレーム分の画像データとして再構成した再構成RAWデータを示す説明図(その2) 本発明の実施の形態にかかわり、図5の圧縮RAWデータを伸張処理した場合の画像データにおけるブロックノイズ発生位置の説明図 本発明の実施の形態にかかわり、図5、図6に対応したブロックノイズの様子を示す図(a)と図3、図4に対応したブロックノイズの様子を示す図(b) 本発明の実施の形態にかかわり、図7(a)に対応する図6のブロックノイズ発生位置を表す説明図(a)と、図7(b)に対応する図4のブロックノイズ発生位置を表す説明図(b) 本発明の実施の形態にかかわり、4つの色別プレーンデータに対応した4つの独立の配置領域の他の形態を示す説明図 本発明の実施例にかかわり、RAWデータから生成した再構成RAWデータを圧縮処理する画像処理装置を搭載した撮像装置の概略構成を示すブロック図 本発明の実施例にかかわり、原色タイプのカラーフィルタ配列の例を示す説明図 本発明の実施例にかかわり、コンポーネントデータの入力端子として輝度信号(Y)と色差信号(Cr/Cb)の入力端子を備えた一般的な圧縮処理手段を用いて資源を有効活用することの説明図 従来技術の特許文献1に示す画像処理装置の特徴を示す説明図 従来技術の特許文献2に示す画像処理方法の特徴を示す説明図 従来技術の特許文献2に示す画像処理工程の特徴を示す説明図
上記した(1)の構成の本発明の画像処理装置ならびに画像処理方法は、次のような実施の形態においてさらに有利に展開することが可能である。
(2)上記(1)の構成の画像処理装置において、前記RAWデータ再構成手段は、前記複数の色別プレーンデータを前記1つのファイルに配置するに際して、前記圧縮処理手段における圧縮処理単位ブロックの周期的な境界位置に対して、各色別プレーンデータの基準位置を縦方向と横方向の両方向に所定画素分ずらして配置するように構成されているという態様がある。この画像処理装置に対応する画像処理方法としては、上記(1)の構成の画像処理方法において、前記再構成RAWデータを生成する工程は、前記複数の色別プレーンデータを前記1つのファイルに配置するに際して、前記圧縮処理手段における圧縮処理単位ブロックの周期的な境界位置に対して、各色別プレーンデータの基準位置を縦方向と横方向の両方向に所定画素分ずらして配置するという態様がある。
(3)また上記(1)の構成の画像処理装置において、前記RAWデータ再構成手段は、前記複数の色別プレーンデータを前記1つのファイルに配置するに際して、前記圧縮処理手段における圧縮処理単位ブロックの周期的な境界位置に対して、各色別プレーンデータの基準位置を縦方向または横方向のいずれか1方向に所定画素分ずらして配置するように構成されているという態様がある。この画像処理装置に対応する画像処理方法としては、上記(1)の構成の画像処理方法において、前記再構成RAWデータを生成する工程は、前記複数の色別プレーンデータを前記1つのファイルに配置するに際して、前記圧縮処理手段における圧縮処理単位ブロックの周期的な境界位置に対して、各色別プレーンデータの基準位置を縦方向または横方向のいずれか1方向に所定画素分ずらして配置するという態様がある。
複数の色別プレーンデータを配置するに際して、圧縮処理手段における圧縮処理単位ブロックの周期的な境界位置に対して、もし各色別プレーンデータの基準位置を相対的に同一位置とすると、圧縮処理が圧縮率の高い非可逆圧縮である場合に、再生のために伸張処理を施すと、得られる1フレーム分の再構成RAWデータにおいて圧縮処理単位ブロックの境界位置に対応する各色のブロックノイズの発生位置が重なり合う特有の画質劣化が生じ、ブロックノイズが亢進する可能性がある。
これに対して、上記の(2),(3)のように構成し、圧縮処理単位ブロックの周期的な境界位置に対して各色別プレーンデータを相対的にずらすようにすれば、各色のブロックノイズの発生位置が重なり合う特有の画質劣化が抑制され、画像品質を向上することが可能となる。
(4)上記(1)の構成の画像処理装置において、前記RAWデータ再構成手段は、前記複数の色別プレーンデータの配置領域どうし間の無画部領域に対して固定データを配置して前記再構成RAWデータを生成するように構成されているという態様がある。この画像処理装置に対応する画像処理方法としては、上記(1)の構成の画像処理方法において、前記再構成RAWデータを生成する工程は、前記複数の色別プレーンデータの配置領域どうし間の無画部領域に対して固定データを配置して前記再構成RAWデータを生成するという態様がある。固定データは、輝度変化のない画素データである。
このように構成すれば、複数の色別プレーンデータを配置する際に、色別プレーンデータの配置領域どうし間に固定データからなる無画部領域を形成することが可能となる。もしこの無画部領域の存在がなく色別プレーンデータどうしが互いに接した状態で配置されているとすると、圧縮処理単位ブロックごとに圧縮処理が繰り返される場合に、同じ1つの圧縮処理単位ブロックに、色別プレーンデータの水平方向または垂直方向でのある色別プレーンデータの終端部分の色成分と隣接する色別プレーンデータの先頭部分の色成分が混入する場合が生じる。無画部領域の存在により、圧縮処理単位ブロックごとに圧縮処理が繰り返される場合に、ある色別プレーンデータの終端部分の色成分と隣接する色別プレーンデータの先頭部分の色成分が混入することを免れる。その結果、再構成RAWデータに対する圧縮処理において、複数の色別プレーンデータを互いに混同しない状態で圧縮処理することが可能となる。介在させるデータは、輝度変化のない固定データゆえに隣接の差分がゼロであり、これによって圧縮効率が高くなることも有利に作用する。
(5)上記(1)の構成の画像処理装置において、前記圧縮処理手段は、複数のコンポーネント入力端子を有し、1つの前記コンポーネント入力端子から入力した前記再構成RAWデータと、他の前記コンポーネント入力端子から入力した固定データとを同時的に圧縮処理するように構成されているという態様がある。この画像処理装置に対応する画像処理方法としては、上記(1)の構成の画像処理方法において、前記圧縮処理する工程は、前記再構成RAWデータと固定データとを互いに別系統で入力し、前記再構成RAWデータと前記固定データとを同時的に圧縮処理するという態様がある。
このように構成すれば、再構成RAWデータと固定データとを同時的に圧縮処理することで、圧縮効率をさらに高めることが可能となる。JPEGなどではコンポーネント入力端子として輝度信号(Y)と色差信号(Cr/Cb)の入力端子を備えた圧縮処理手段が用いられるが、その一般的な形態の圧縮処理手段の資源が有効活用できる。
(6)上記(1)の構成の画像処理装置において、前記圧縮処理手段は、複数のコンポーネント入力端子を有し、1つの前記コンポーネント入力端子から入力した前記再構成RAWデータと、他の前記コンポーネント入力端子から入力した別の画像データとを同時的に圧縮処理するように構成されているという態様がある。この画像処理装置に対応する画像処理方法としては、上記(1)の構成の画像処理方法において、前記圧縮処理する工程は、前記再構成RAWデータと別の画像データとを互いに別系統で入力し、前記再構成RAWデータと前記別の画像データとを同時的に圧縮処理するという態様がある。
このように構成すれば、再構成RAWデータと別の画像データ(例えば表示用に縮小リサイズされたスモールYCrCbデータやスモールRGBデータなど)とを同時的に圧縮処理することで、表示用の縮小リサイズ画像など別の画像を含めて圧縮効率をさらに高めることが可能となる。この場合も、JPEGなどの輝度信号(Y)と色差信号(Cr/Cb)のコンポーネント入力端子を備えた一般的な形態の圧縮処理手段の資源が有効活用できる。
(7)上記(1)の構成の画像処理装置において、前記圧縮処理手段は、前記再構成RAWデータを非可逆圧縮するものとして構成されているという態様がある。この画像処理装置に対応する画像処理方法としては、上記(1)の構成の画像処理方法において、前記圧縮処理する工程は、前記再構成RAWデータを非可逆圧縮するという態様がある。JPEG、MPEG(Moving Picture Experts Group)、H.264などの非可逆圧縮は、可逆圧縮に比べて圧縮率の高い圧縮処理である。したがって、よりファイルサイズの小さい圧縮RAWデータを得ることが可能となる。
なお、上記の(1)の構成の画像処理装置または画像処理方法に対して、上記(2)〜(7)のうちの任意複数個の事項を矛盾しない条件のもとで任意に組み合わせてもよい。
また、本発明の画像処理方法は、単独のアプリケーションソフトウエアとして構成されてもよいし、画像加工ソフトやファイル管理用ソフトウエアなどのアプリケーションの一部として組み込まれてもよい。
また、本発明の画像処理方法に準じた画像処理プログラムは、パソコンなどのコンピュータシステムに適用する場合に限定されず、デジタルカメラや携帯電話機などの情報機器に組み込まれる中央処理装置(CPU)の動作プログラムとしても適用することが可能である。
以上で、本発明の概要を説明した。
次に、ベイヤー配列の場合を例に挙げて、より分かりやすく説明する。
図1はベイヤー配列のカラーフィルタをもつ撮像部で取得されたRAWデータから再構成RAWデータを生成し、再構成RAWデータを圧縮処理する画像処理装置の概略構成を示すブロック図である。
図1において、1はカラー画像を構成する複数種類の色成分が一定の規則に従って画素配列上に繰り返し配列されるカラーフィルタをもつ撮像部(イメージセンサ)である。ここでは、カラーフィルタは、4種類の色成分であるB(青成分),G(第1の緑成分),g(第2の緑成分),R(赤成分)がベイヤー配列をもつものであるとする。2は撮像部1で取得された4つの色成分B,G,g,Rをもつベイヤー配列によるデータ形式のRAWデータである。3はRAWデータ2を入力し、RAWデータ2を色成分B,G,g,R毎に分解し2次元的に再集合して4つの色別プレーンデータ41,42,43,44を生成し、さらに色成分毎に区画された4つの独立の配置領域a1,a2,a3,a4に前記4つの色別プレーンデータ41,42,43,44を配置して圧縮処理単位である1つのファイルとしてまとめた再構成RAWデータ4を生成するRAWデータ再構成手段でる。5はRAWデータ再構成手段3によって生成された圧縮処理単位の再構成RAWデータ4を輝度データとして入力し非可逆圧縮処理する圧縮処理手段である。
撮像部1から出力されRAWデータ再構成手段3に入力されるRAWデータ2は、撮像部1における撮像アナログ信号のA/D変換直後の画像データであって、同時化色補間処理、ガンマ補正処理、ホワイトバランス調整などの信号処理が行われていない画像データである。RAWデータ2は、カラーフィルタの配列パターンに対応して画素毎に異なる色情報を1つだけ保持しているモザイク状の画像データである。
RAWデータ再構成手段3は、信号処理が加えられていないRAWデータ2を入力し、入力したRAWデータ2を前記の色成分毎に分解し、再集合して4つの色別プレーンデータ41,42,43,44を生成する。すなわち、RAWデータ2は第1ないし第4の色成分を一定の規則に従って画素配列上に繰り返し配列したものであるが、このRAWデータ2を第1色成分(B)、第2色成分(G)、第3色成分(g)、第4の色成分(R)に分解し、第1色成分(B)だけを集めた第1の色別プレーンデータ41と、第2色成分(G)だけを集めた第2の色別プレーンデータ42と、第3色成分(g)だけを集めた第3の色別プレーンデータ43と、第4色成分(R)だけを集めた第4の色別プレーンデータ44とを生成する。なお、ベイヤー配列における4つの色成分は、第1色成分(B)、第2色成分(G)、第3色成分(g)、第4の色成分(R)であり、第2色成分(G)と第3色成分(g)とはともに緑であるが、これら2つは互いに独立した色別プレーンデータとして扱うものとする。
RAWデータ再構成手段3は、さらに、前記の4つの色別プレーンデータ41,42,43,44を2次元的に配置して圧縮処理単位である1つのファイルとしてまとめる。ここで、圧縮処理単位である1つのファイルは、色成分毎に区画された4つの配置領域a1,a2,a3,a4をもっている。RAWデータ再構成手段3は、色成分毎に区画された4つの配置領域a1,a2,a3,a4に、前記4つの色別プレーンデータ41,42,43,44を振り分けて配置し、再構成RAWデータ4を生成する。すなわち、色成分B(青)に対応する第1の配置領域a1に第1の色別プレーンデータ41を配置し、色成分G(第1の緑)に対応する第2の配置領域a2に第2の色別プレーンデータ42を配置し、色成分g(第2の緑)に対応する第3の配置領域a3に第3の色別プレーンデータ43を配置し、色成分R(赤)に対応する第4の配置領域a4に第4の色別プレーンデータ44を配置して、圧縮処理単位である1つのファイルとしてまとめた再構成RAWデータ4を生成する。そして、生成した再構成RAWデータ4を圧縮処理手段5に渡す。
圧縮処理手段5は、RAWデータ再構成手段3によって生成された圧縮処理単位の再構成RAWデータ4を入力し、圧縮処理を行う。圧縮処理については、非可逆圧縮(非可逆符号化)、可逆圧縮(可逆符号化)のいずれでもよい。
なお、第1ないし第4の配置領域a1〜a4の相対的位置関係は任意である。ここでは水平垂直2方向の2次元的に配置しているが、後述するように、水平方向に沿って1次元的に配置してもよいし、垂直方向に沿って1次元的に配置してもよい(図9参照)。
上記のように構成された本実施の形態の画像処理装置によれば、次のような作用効果が発揮される。
RAWデータ2では、第1色成分(B)の右横に隣接して第2色成分(G)があり、第2色成分(G)の右横に隣接して第1色成分(B)があり、第3色成分(g)の右横に隣接して第4の色成分(R)があり、第4の色成分(R)の右横に隣接して第3色成分(g)があり、また、第1色成分(B)の下方に隣接して第3色成分(g)があり、第3色成分(g)の下方に隣接して第1色成分(B)があり、第2色成分(G)の下方に隣接して第4の色成分(R)があり、第4の色成分(R)の下方に隣接して第2色成分(G)がある。しかし、これら互いに隣接する画素の画素値は、相関性があまり高いものではない。したがって、RAWデータ2をそのまま圧縮する場合は、圧縮効率が低いものとなる(従来技術相当)。
本発明の実施の形態では、RAWデータ再構成手段3を備えることにより、圧縮処理手段5の圧縮処理の対象を、「4つの色別プレーンデータ41,42,43,44を配置して圧縮処理単位である1つのファイルとしてまとめた再構成RAWデータ4」としている。前述したとおり、色別プレーンデータは隣接画素間の相関性が高く、その圧縮処理では、RAWデータ2をそのまま圧縮する場合に比べ高い圧縮効率を得られる。
さらに、本実施の形態では、色成分を異にする4つの色別プレーンデータ41,42,43,44を圧縮処理単位である1つのファイル上に配置して構成した再構成RAWデータ4を圧縮処理の対象としているので、一層高い圧縮効率が得られる。詳しくは、すべての色成分の色別プレーンデータ41,42,43,44の圧縮処理を、圧縮処理単位である1つのファイル(再構成RAWデータ4)における1回の圧縮処理で実現するので、従来技術の場合のように4つの色別プレーンデータ41,42,43,44を個別に順次切り替えながら繰り返して圧縮処理する場合に比べて、圧縮効率が大幅に向上する。
また、圧縮処理手段5としては、デジタルカメラに標準的に実装されている、1フレーム分の画像データに対する圧縮処理を1回の処理で完了するように作成された従来方式の圧縮制御ソフト資産を有効活用することも可能である。あるいは、既存のJPEGハード処理でも対応することが可能である。すなわち、4つの色別プレーンデータ41,42,43,44を含む1フレーム分の画像データの圧縮処理を1回の処理で完了させるに当たり、並列動作する圧縮処理手段を4つ用いる必要がなく、圧縮処理手段5は単一ですむため、回路規模の増大を招かないですむ。あるいは、CPUの処理能力を特別に増強する必要もない。
次に、ブロックノイズの発生について説明する。
図2(a)は圧縮対象であるRAWデータ2を例示する。図2(b)は4つの色別プレーンデータ41,42,43,44を隣接させて2次元方向に配置したものである。図2(c)は4つの色別プレーンデータ41,42,43,44を互いに適当間隔あけて配置したものである。本発明の実施の形態の場合は、図2(b)ではなく、図2(c)が該当する。図2(c)の場合、間の部分と周辺部分には輝度レベル不変の固定データ(灰色で示す)が配置され、無画部領域を形成している。
m、n、x、yを任意の(2以上の)自然数とする。圧縮対象のRAWデータ2のサイズを、水平方向で2m画素、垂直方向で2n画素とする。
1つの被圧縮ファイルである再構成RAWデータ4のサイズはRAWデータ2よりも大きい。それは、水平方向で2(m+x)画素であり、垂直方向で2(n+y)画素である。色成分毎に区画された4つの配置領域a1,a2,a3,a4は互いに同じサイズであり、それぞれ水平方向で(m+x)画素であり、垂直方向で(n+y)画素である。4つの色別プレーンデータ41,42,43,44のサイズは共通で、水平方向でm画素、垂直方向n画素である。
図3は図1のRAWデータ再構成手段3によってベイヤー配列の4つの色別プレーンデータ41,42,43,44を2次元的に配置して1フレーム分の画像データとして再構成した再構成RAWデータ4を示す。
図3において、41は画像の左上部に配置された第1色成分(B)だけを集めた第1の色別プレーンデータ、42は画像の右上部に配置された第2色成分(G)だけを集めた第2の色別プレーンデータ、43は画像の左下部に配置された第3色成分(g)だけを集めた第3の色別プレーンデータ、44は画像の右下部に配置された第4色成分(R)だけを集めた第4の色別プレーンデータである。
45は圧縮処理手段5で処理を実施する際の圧縮処理単位ブロックの水平方向での周期的な境界位置(垂直方向に延びる)、46は圧縮処理手段5で処理を実施する際の圧縮処理単位ブロックの垂直方向での周期的な境界位置(水平方向に延びる)を示す。図面上、灰色で示す47は4つの色別プレーンデータ41,42,43,44の隣接境界部分の間を埋める固定データである。固定データ47は、色信号成分はもたず、輝度信号成分のみをもち、しかも輝度信号成分が一定不変となっている画素データである。圧縮処理単位ブロックの大きさは、ここでは簡略化のため4画素×4画素(H.264相当)としているが、JPEGの場合は8画素×8画素である。
1つの被圧縮ファイルである再構成RAWデータ4上において4つの色別プレーンデータ41,42,43,44が互いに一定間隔をおいて2次元的に配置されている。色別プレーンデータどうしを互いに間隔をあけて配置するのは次の理由による。圧縮処理は、4画素×4画素や8画素×8画素のブロック単位に対して繰り返し行われる。もし、4つの色別プレーンデータが隣接状態で配置されていると、色別プレーンデータのデータサイズによっては、あるブロック行において第1の色別プレーンデータ41の最終のブロックのいくつかの画素データと第2の色別プレーンデータ42の先頭のブロックのいくつかの画素データとが1つの圧縮処理単位ブロックに共通に入ることがあり、また、第3の色別プレーンデータ43と第4の色別プレーンデータ44との間でも同様で、そのような状態で圧縮処理を行うと、同じ圧縮処理単位ブロックに色成分が相違する画素データが混在することから、圧縮後のデータが劣化してしまう。さらに、垂直方向でも、あるブロック列において第1の色別プレーンデータ41の最終のブロックのいくつかの画素データと第3の色別プレーンデータ43の先頭のブロックのいくつかの画素データとが1つの圧縮処理単位ブロックに共通に入ることがあり、また、第2の色別プレーンデータ42と第4の色別プレーンデータ44との間でも同様で、その状態で圧縮処理を行うと、同じ圧縮処理単位ブロックに色成分が相違する画素データが混在することから、圧縮後のデータが劣化してしまう。
この不都合を回避するために、1つの圧縮処理単位ブロックに入るのは必ず同じ色成分の画素データだけであるようにするために、色別プレーンデータどうしを互いに間隔をあけて配置し、隣り合う色別プレーンデータどうし間に輝度信号成分一定不変の固定データ47を適当個数配置するようにしている。こうすることにより、圧縮後のデータの劣化を防止することができる。
圧縮処理単位ブロックの圧縮処理においては、フォトレタッチ処理等のために圧縮RAWデータを伸張処理したときに、境界位置45,46にブロックノイズが発生しやすい。ブロックノイズは、JPEGでのDCTにおいて発生しやすい。圧縮率を上げるほど発生しやすい。比較的濃度値の変化が少ない部分で目立つ。これを図4に示す。図4は図3の圧縮RAWデータを伸張処理した場合の画像データにおけるブロックノイズ発生位置の説明図である。
図3の場合、第1の色別プレーンデータ41が第1の配置領域a1において配置されている相対的位置関係と、第2の色別プレーンデータ42が第2の配置領域a2において配置されている相対的位置関係と、第3の色別プレーンデータ43が第3の配置領域a3において配置されている相対的位置関係と、第4の色別プレーンデータ44が第4の配置領域a4において配置されている相対的位置関係とは、互いに等価となっている。各配置領域の基準位置を各配置領域の左上隅とし、各色別プレーンデータの基準位置を各色別プレーンデータの左上隅とする。第1の色別プレーンデータ41の基準位置の第1の配置領域a1の基準位置に対する変位ベクトルV1と、第2の色別プレーンデータ42の基準位置の第2の配置領域a2の基準位置に対する変位ベクトルV2と、第3の色別プレーンデータ43の基準位置の第3の配置領域a3の基準位置に対する変位ベクトルV3と、第4の色別プレーンデータ44の基準位置の第4の配置領域a4の基準位置に対する変位ベクトルV4とは、互いに等価であり、水平方向または垂直方向に沿った平行移動により互いにぴったりと重なり合うようになっている。
しかし、このような等価的な配置形態がブロックノイズ発生の原因となりやすいことが分かってきた。次にその理由を説明する。簡単に概念説明するために、基本処理ブロックの大きさを4画素×4画素とする。
4つの色別プレーンデータ41,42,43,44のそれぞれは、その内部に、圧縮処理単位ブロックの垂直方向に延びる水平方向周期の境界位置45と水平方向に延びる垂直方向周期の境界位置46とが繰り返し現れてくる。
図3において、第1の色別プレーンデータ41で左側から境界位置45に臨むB(青)の画素データは2列目、6列目、10列目などであり、右側から境界位置45に臨むB(青)の画素データは3列目、7列目、11列目などであり、これらの画素データは伸張処理されると、図4に示すように、元の2m×2nの大きなサイズの画像データにおいて展開され、3列目、11列目、19列目などと、5列目、13列目、21列目などとなっている。
図3において、第1の色別プレーンデータ41で上側から境界位置46に臨むB(青)の画素データは2行目、6行目、10行目目などであり、下側から境界位置46に臨むB(青)の画素データは3行目、7行目、11行目などであり、これらが図4において展開され、3行目、11行目、19行目などと、5行目、13行目、21行目などとなっている。
図3において、第2の色別プレーンデータ42で左側から境界位置45に臨むG(第1の緑)の画素データも上記同様に2列目、6列目、10列目などであり、右側から境界位置45に臨むG(第1の緑)の画素データも上記同様に3列目、7列目、11列目などであり、これらが図4において展開され、4列目、12列目、20列目などと、6列目、14列目、22列目などとなっている。
図3において、第1の色別プレーンデータ41で上側から境界位置46に臨むG(第1の緑)の画素データも上記同様に2行目、6行目、10行目目などであり、下側から境界位置46に臨むG(第1の緑)の画素データも上記同様に3行目、7行目、11行目などであり、これらが図4において展開され、上記同様に、3行目、11行目、19行目などと、5行目、13行目、21行目などとなっている。
さらに、図3において、第3の色別プレーンデータ43でのg(第2の緑)の画素データの境界位置45,46に対する関係も同様であり、図4において上記同様に、3列目、11列目、19列目などと、5列目、13列目、21列目などとなっており、また、4行目、12行目、20行目などと、6行目、14行目、22行目などとなっている。
さらに、図3において、第4の色別プレーンデータ44でのR(赤)の画素データの境界位置45,46に対する関係も同様であり、図4において上記同様に、4行目、12行目、20行目などと、6行目、14行目、22行目などとなっており、また、4行目、12行目、20行目などと、6行目、14行目、22行目などとなっている。
以上のように、ブロックノイズが発生しやすい境界位置が4つの色別プレーンデータ41,42,43,44で等価的であり、伸張処理後の画像データにおいて垂直方向および水平方向に連続することになる。すなわち、伸張処理後の元の大きなサイズの画像データにおいて、4列目毎と4行目毎に規則的に境界位置に対応する画素が現れることになる。その結果として、ブロックノイズが顕著に現れやすく、画像品質の劣化を招く可能性が残る(図7(b)参照)。
以上で説明したブロックノイズ発生の問題は、圧縮効率を高めるために、色成分を異にする複数種類の色別プレーンデータを圧縮処理単位である1つのファイル上に整然と(それぞれの基準位置に対する変位ベクトルV1〜V4を互いに等価的に)配置して構成した再構成RAWデータを圧縮処理の対象とし、1フレーム分の画像データに対する圧縮処理を1回の処理で完了するようにしたことに由来する。
そこで、本実施の形態では、より好ましい態様として次のような対策を講じる。ここでのデータ圧縮は、圧縮率の高い非可逆圧縮とする。
図5に示すように、第1の色別プレーンデータ41が第1の配置領域a1において配置されている相対的位置関係と、第2の色別プレーンデータ42が第2の配置領域a2において配置されている相対的位置関係と、第3の色別プレーンデータ43が第3の配置領域a3において配置されている相対的位置関係と、第4の色別プレーンデータ44が第4の配置領域a4において配置されている相対的位置関係とは、互いに非等価となっている。つまり、これら4つの相対的位置関係において、相互にずれを生じさせている。そのずれは、右方向1画素分かつ下方向1画素分である(圧縮処理単位ブロックが4画素×4画素の場合)。
第1の色別プレーンデータ41の基準位置の第1の配置領域a1の基準位置に対する変位ベクトルV1と、第2の色別プレーンデータ42の基準位置の第2の配置領域a2の基準位置に対する変位ベクトルV2と、第3の色別プレーンデータ43の基準位置の第3の配置領域a3の基準位置に対する変位ベクトルV3と、第4の色別プレーンデータ44の基準位置の第4の配置領域a4の基準位置に対する変位ベクトルV4とは、互いに非等価である。V2=V1×2、V3=V1×3、V4=V1×4となっている。
第2の色別プレーンデータ42は第1の色別プレーンデータ41に対して右下方向に1画素分ずらしてあり、第3の色別プレーンデータ43は第2の色別プレーンデータ42に対して右下方向に1画素分ずらしてあり、第4の色別プレーンデータ44は第3の色別プレーンデータ43に対して右下方向に1画素分ずらしてある。
図6は図5に対応して伸張処理後の元の大きなサイズの画像データを示したものである。図4の図3に対する関係と図6の図5に対する関係とは同じ次元の対応関係となっている。
図5において、第1の色別プレーンデータ41で左側から境界位置45に臨むB(青)の画素データは3列目、7列目、11列目などであり、右側から境界位置45に臨むB(青)の画素データは4列目、8列目、12列目などであり、これらが図6において展開され、5列目、13列目、21列目などと、7列目、15列目、23列目などとなっている。
図5において、第1の色別プレーンデータ41で上側から境界位置46に臨むB(青)の画素データは3行目、7行目、11行目目などであり、下側から境界位置46に臨むB(青)の画素データは4行目、8行目、12行目などであり、これらが図6において展開され、5行目、13行目、21行目などと、7行目、15行目、23行目などとなっている。
図5において、第2の色別プレーンデータ42で左側から境界位置45に臨むG(第1の緑)の画素データは2列目、6列目、10列目などであり、右側から境界位置45に臨むG(第1の緑)の画素データは3列目、7列目、11列目などであり、これらが図6において展開され、4列目、12列目、20列目などと、6列目、14列目、22列目などとなっている。
図5において、第2の色別プレーンデータ42で上側から境界位置46に臨むG(第1の緑)の画素データは2行目、6行目、10行目目などであり、下側から境界位置46に臨むG(第1の緑)の画素データは3行目、7行目、11行目などであり、これらが図6において展開され、3行目、12行目、20行目などと、5行目、13行目、21行目などとなっている。
図5において、第3の色別プレーンデータ43で左側から境界位置45に臨むg(第2の緑)の画素データは1列目、5列目、9列目などであり、右側から境界位置45に臨むg(第2の緑)の画素データは2列目、6列目、10列目などであり、これらが図6において展開され、1列目、9列目、17列目などと、3列目、11列目、19列目などとなっている。
図5において、第3の色別プレーンデータ43で上側から境界位置46に臨むg(第2の緑)の画素データは1行目、5行目、9行目目などであり、下側から境界位置46に臨むg(第2の緑)の画素データは2行目、6行目、10行目などであり、これらが図6において展開され、2行目、10行目、18行目などと、4行目、12行目、20行目などとなっている。
図5において、第4の色別プレーンデータ44で左側から境界位置45に臨むR(赤)の画素データは4列目、8列目、12列目などであり、右側から境界位置45に臨むR(赤)の画素データは1列目、5列目、9列目などであり、これらが図6において展開され、8列目、16列目、24列目などと、2列目、10列目、18列目などとなっている。
図5において、第4の色別プレーンデータ44で上側から境界位置46に臨むR(赤)の画素データは4行目、8行目、12行目目などであり、下側から境界位置46に臨むR(赤)の画素データは1行目、5行目、9行目などであり、これらが図6において展開され、8行目、16行目、24行目などと、2行目、10行目、18行目などとなっている。
圧縮処理単位ブロックの周期的な境界位置において画像が不連続となる画質劣化により、伸張処理を施したデコード後の1フレーム分の再構成RAWデータにブロックノイズが発生する場合がある。
図6において以上のような8画素×8画素のパターンが2次元方向に沿って繰り返し現れる。図4と図6とを比較すると、図4では境界位置に臨む画素群が水平方向と垂直方向とのいずれにおいても1直線状に整列しているのに対して、図6では境界位置に臨む画素群が水平方向と垂直方向とのいずれにおいても分散配置の状態となっている。すなわち、図4の展開ではブロックノイズが発生しやすい位置が集中配置の状態になっているのに対して、図6の展開ではブロックノイズが発生しやすい位置が分散配置の状態になっている。
ブロックノイズの発生位置が水平方向および垂直方向に連続する図3、図4の方式の場合、その圧縮RAWデータを伸張処理すると、図7(b)のようにブロックノイズが目立つ。これに対して、ブロックノイズの発生位置が水平方向および垂直方向で分散された図5、図6の方式の場合、その圧縮RAWデータを伸張処理すると、図7(a)のようにブロックノイズはあまり目立たない。
図7(b)に対応する図4のブロックノイズ発生位置を図7(b)に適用したのが図8(b)であり、図7(a)に対応する図6のブロックノイズ発生位置を図7(a)に適用したのが図8(a)である。図7(a)と図7(b)の違いを鮮明にするため、参考として図8(a),(b)を示す。図8(a),(b)では、ブロックノイズ発生位置(白い部分)を鮮明にするため、背景を黒くしてある。図8(b)の場合、ブロックノイズ発生位置が1直線状に集中し、その集中度がきわめて高いものとなっている。その結果として、図7(b)に示すように、圧縮処理単位ブロックの周期的な境界位置において画像が不連続となる画質劣化が生じ、目立った画質劣化が生じている。これに対して、図8(a)の場合、ブロックノイズ発生位置が2次元的に大きく分散し、その集中度がきわめて低いものとなっている。その結果として、図7(a)に示すように、画質劣化は生じているもののあまり目立たないものとなっている。
圧縮処理単位ブロックの大きさが4画素×4画素の上記の場合、4つの色別プレーンデータ41,42,43,44を順次に水平方向1画素かつ垂直方向1画素のずらしを行ったが、圧縮処理単位ブロックの大きさが8画素×8画素のJPEGの場合、4つの色別プレーンデータ41,42,43,44を順次に水平方向2画素かつ垂直方向2画素のずらしを行えばよい。
図5を見ると、これは圧縮処理単位ブロックの大きさが4画素×4画素で、4つの色別プレーンデータ41,42,43,44を順次に水平方向1画素かつ垂直方向1画素ずらしている。圧縮処理単位ブロックの大きさが8画素×8画素のJPEGであれば、垂直方向に延びる水平方向周期の境界位置45が8列置きに現れ、水平方向に延びる垂直方向周期の境界位置46が8行置きに現れることになる。ブロックノイズが発生しやすい位置をうまくずらすには、4つの色別プレーンデータ41,42,43,44を順次に水平方向2画素かつ垂直方向2画素ずつずらせばよい。こうすることにより、伸張処理後の元の大きなサイズの画像データ(ベイヤー配列)において、各色のブロックノイズの発生位置が重なり合いを防ぎ、ブロックノイズを発生しやすい位置を大きく分散配置できるので、視覚的な画像品質の劣化を抑えることができる。
一般的に、圧縮処理単位ブロックの大きさがa画素×a画素の場合、4つの色別プレーンデータを順次に水平方向a/4画素かつ垂直方向a/4画素ずらせばよい。ここで、aは4の倍数であり、a=4,8,12,16…である。
RAWデータ再構成手段3について、1フレーム分の画像データにおける4つの色別プレーンデータ41,42,43,44の配置関係は、上記のように、水平方向と垂直方向の両方向に並べる2次元配列のほか、図9に示すように、垂直方向に1列に並べる垂直1次元配列や水平方向に1列に並べる水平1次元配列でもよい。
4つの色別プレーンデータ41,42,43,44を並べる順番は特に規定する必要はなく、配置情報の履歴をデータの圧縮後のデータ付加情報とすることにより、任意の場所に配置することができる。[左上、右上、左下、右下]の配列で、図1のように[B,G,g,R]とするほか、[G,B,R,g]としてもよいし、[R,G,g,B]としてもよい。
垂直方向に1列に並べる垂直1次元配列の場合に、ブロックノイズ発生位置の重なりを軽減するには、4つの色別プレーンデータ41,42,43,44の上下の隣接間に固定データ47を挿入し、かつ、圧縮処理単位ブロックの周期的な境界位置に対して各色別プレーンデータを垂直方向で相対的にずらせばよい。なお、2次元的な展開になるが、水平方向にも画素ずらしを行うとなおよい。2次元的展開とはいっても、配置領域a1,a2,a3,a4の並びとしてはあくまで垂直方向に沿って1次元的である。
また、水平方向に1列に並べる水平1次元配列の場合に、ブロックノイズ発生位置の重なりを軽減するには、4つの色別プレーンデータ41,42,43,44の左右の隣接間に固定データ47を挿入し、かつ、圧縮処理単位ブロックの周期的な境界位置に対して各色別プレーンデータを水平方向で相対的にずらせばよい。なお、2次元的な展開になるが、垂直方向にも画素ずらしを行うとなおよい。2次元的展開とはいっても、配置領域a1,a2,a3,a4の並びとしてはあくまで水平方向に沿って1次元的である。
[実施例]
以下、本発明における画像処理装置および画像処理方法の好ましい実施例について詳説する。
図10は本発明の実施例にかかわるRAWデータから生成した再構成RAWデータを圧縮処理する画像処理装置を搭載した撮像装置の概略構成を示すブロック図である。この撮像装置50は、色分解して撮像するタイプのイメージセンサを用いた撮像装置であって、JPEG形式による画像記録が可能であるとともに、A/D変換した直後のRAWデータの記録が可能であるように構成されている。
図10において、50は撮像装置、60は単板式の撮像部、70は画像処理装置である。撮像装置50は、撮像部60と画像処理装置70を備えている。撮像部60は、光学レンズ61、光学ローパスフィルタ62、カラーフィルタ63、撮像素子64およびアナログフロントエンド部65を含んで構成されている。画像処理装置70は、CPU(Central Processing Unit)71、ROM(Read Only Memory)72、RAM(Random Access Memory)73、前処理部74、メモリ制御部75、画像メモリ76、画像信号処理部77、圧縮伸張処理部(エンコーダ/デコーダ)78、記録メディアインターフェース部79、表示処理部80およびモニタインターフェース部81を含んで構成されている。91は操作パネル、92は記録メディアである。以下、各部の構成を説明する。
撮像素子64は、CCD型、CMOS型などのイメージセンサであり、その受光面に多数のフォトダイオード(感光画素)が2次元的に配列されている。フォトダイオードは、光学レンズ61および光学ローパスフィルタ62を通過した被写体情報を光電変換する。光学ローパスフィルタ62は、撮像素子64の画素ピッチなどに依存するサンプリング周波数以上の高周波成分を除去する作用を有し、画像再現(信号処理)後の最終画像におけるエリアシング(aliasing)の発生を防止するようになっている。エリアシングとは、標本化周波数の1/2を超える周波数成分をもつ波形を無理に標本化しようとすると、本来存在しないはずの周波数成分が現れ、白地に黒い文字や線で描かれたようなコントラストのはっきりした画像では、文字や線がつぶれて本来の画像とは異なった模様が現れる現象である。カラーフィルタ63は、撮像素子64の1画素に対応する位置にR,G,Bの何れかの色が存在するような所定の色配列を有し、受光素子であるフォトダイオードに入射する光の色選択を行うものである。
図11に原色タイプのカラーフィルタ配列の例を示す。図11(a)に示したベイヤー配列は、受光素子が行方向および列方向にそれぞれ一定ピッチで正方行列的に配列されている。図11(b)に示したハニカム配列は、受光素子(フォトダイオード)の幾何学的な形状の中心が行方向および列方向に1/2ピッチずつずらして配置されている。実際の撮像素子64の結像面では、画素配列の構造が水平方向および垂直方向に周期的に繰り返される。図11(c)はベイヤー配列の場合の周波数特性である。
光学レンズ61、光学ローパスフィルタ62、カラーフィルタ63を通過して撮像素子64の受光面に結像された被写体像は、各フォトダイオードによって入射光量に応じた量の信号電荷に変換され、図示しないドライバ回路から与えられるパルスに基づいて信号電荷に応じた電圧信号(画像信号)として順次読み出されるようになっている。撮像素子64は、シャッタゲートパルス(図示せず)のタイミングによって各フォトダイオードの電荷蓄積時間(シャッタスピード)を制御する電子シャッタ機能を有している。撮像素子64の動作(露光、読み出し等)はCPU71により制御される。
アナログフロントエンド部65は、撮像素子64から出力された画像信号に対して、アナログゲイン調整、CDS(相関二重サンプリング)などの処理を行った後、内蔵するA/D変換部によりデジタル信号に変換する機能を有している。アナログフロントエンド部65は、A/D変換直後のRAWデータを画像処理装置70の前処理部74に出力するようになっている。
画像処理装置70における前処理部74は、AFおよびAE制御に必要な演算を行うオート演算部を含んでいる。前処理部74は、アナログフロントエンド部65からRAWデータを受け取り、オート演算部において、焦点評価値演算やAE演算などを行い、その演算結果をCPU71に伝える。前処理部74は、圧縮RAWデータを記録するモードの場合、アナログフロントエンド部65のA/D変換によってデジタル化された4つの色成分B,G,g,Rをもつベイヤー配列のRAWデータにつき、データの基準となる黒のDCレベルを調整する。
画像処理装置70におけるメモリ制御部75は、画像メモリ76と、前処理部74、画像信号処理部77、圧縮伸張処理部78、記録メディアインターフェース部79および表示処理部80との間でデータ、信号のやりとりを中継制御するものとして構成されている。メモリ制御部75にはRAWデータ再構成手段が組み込まれている。そのRAWデータ再構成手段は、4つの色別プレーンデータ41,42,43,44を生成した上で、1フレーム分の画像データとなるよう並びかえて画像メモリ76のメモリ空間上に書き込むように構成されている。メモリ制御部75におけるRAWデータ再構成手段は、再構成RAWデータを生成するに当たり、圧縮伸張処理部78における圧縮処理単位ブロックの周期的な境界位置に対して、4つの色別プレーンデータ41,42,43,44の基準位置を相対的にずらすように構成されている。
画像処理装置70におけるCPU71は、所定のプログラムに従って撮像装置50を統括制御する制御部であり、ROM72とRAM73との協働のもと、前処理部74、画像信号処理部77、記録メディアインターフェース部79および操作パネル91を制御するように構成されている。ROM72にはCPU71が実行するプログラムおよび制御に必要な各種データ等が格納され、RAM73はCPU71の作業用領域として利用される。CPU71は、操作パネル91からの指示信号に基づいて撮像装置50内の各回路の動作を制御するようになっている。CPU71は、操作パネル91から入力される指示信号に応じて種々の撮影条件(露出条件、ストロボ発光有無、撮影モードなど)に従い、撮像素子64などの撮像部60を制御するとともに、自動露出(AE)制御、自動焦点調節(AF)制御、オートホワイトバランス(AWB)制御、レンズ駆動制御、画像処理制御、記録メディア92の読み書き制御などを行う。
CPU71は、操作パネル91にあるレリーズスイッチの半押しを検知すると自動焦点調節(AF)制御を行い、レリーズスイッチの全押しを検知すると記録用の画像を取り込むための露光および読み出し制御を開始する。また、CPU71は、取り込まれた画像データを記録モードに従って記録メディア92に記録するように記録メディアインターフェース部79を制御する。また、CPU71は、必要に応じてストロボ制御回路(図示せず)にコマンドを送り、キセノン管などの閃光発光管(発光部)の発光を制御する。
画像信号処理部77は、メモリ制御部75を介して画像メモリ76をワークメモリとして利用しつつ、同時化色補間処理、ホワイトバランス調整、ガンマ補正、輝度・色差信号生成、輪郭強調、電子ズーム機能による変倍(拡大/縮小)処理、画素数の変換(リサイズ)処理などの各種処理を実施する手段として構成され、CPU71からのコマンドに従って画像信号を処理するように構成されている。
圧縮伸張処理部78は、メモリ制御部75を介して画像メモリ76から画像データを読み出し、指定された圧縮形式に対応した圧縮符号化アルゴリズムに従って圧縮処理を行い、圧縮RAWデータをメモリ制御部75を介して画像メモリ73に格納するようになっている。また、圧縮伸張処理部78は、記録メディア92から読み出された圧縮RAWデータに対して伸張処理を行い、伸張によって元に戻されたRAWデータをメモリ制御部75を介して画像メモリ73に格納するようになっている。圧縮伸張処理に用いるアルゴリズムとしては、JPEG以外に、MPEGその他がある。
記録メディアインターフェース部79は、メモリ制御部75を介して画像メモリ76から画像データを読み出し、記録のために記録メディア92へ転送するものとして構成されている。また、記録メディア92から画像データを読み出し、復号のためにメモリ制御部75へ転送するように構成されている。
操作パネル91は、撮像装置50に対してユーザが各種の指示を入力するための手段であり、例えば、撮像装置50の動作モードを選択するためモード選択スイッチ、メニュー項目の選択操作(カーソル移動操作)や再生画像のコマ送り/コマ戻し等の指示を入力する十字キー、選択項目の確定(登録)や動作の実行を指示する実行キー、選択項目など所望の対象の消去や指示のキャンセルを行うためのキャンセルキー、電源スイッチ、ズームスイッチ、レリーズスイッチなど各種の操作手段を含む。
画像データを保存する記録メディア92は、メモリカードで代表される半導体メモリのほか、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスクなど種々の記録媒体を用いることができる。また、リムーバブルメディアに限らず、撮像装置50に内蔵された記録媒体(内部メモリ)であってもよい。
次に、上記構成の本実施例の撮像装置50の動作を説明する。
撮像部60における光学レンズ61、光学ローパスフィルタ62、カラーフィルタ63を通過して撮像素子64の受光面に結像された被写体像は、各フォトダイオードによって入射光量に応じた量の信号電荷に変換され、図示しないドライバ回路から与えられるパルスに基づいて信号電荷に応じた電圧信号(画像信号)として順次読み出され、4つの色成分B,G,g,Rのベイヤー配列の画像アナログ信号がアナログフロントエンド部65に送られる。アナログフロントエンド部65におけるA/D変換部によって、撮像素子64からの画像アナログ信号がデジタル化され、ベイヤー配列の画像データが前処理部74に送られる。
圧縮RAWデータを記録するモードの場合、前処理部74に入力されたベイヤー配列の画像データはデータ基準となる黒のDCレベルが調整された後、RAWデータとしてメモリ制御部75に送られる。メモリ制御部75では、組み込まれているRAWデータ再構成手段のデータ並び替え書き込み制御により4つの色別プレーンデータ41,42,43,44を生成し、さらに、1フレーム分の画像データとなるよう配置して画像メモリ76のメモリ空間上に書き込む。これが圧縮処理単位の再構成RAWデータである。この再構成RAWデータを生成するに当たり、圧縮伸張処理部78における圧縮処理単位ブロックの周期的な境界位置に対して、4つの色別プレーンデータ41,42,43,44の基準位置を相対的にずらすようにしている。それは、以降において、記録メディア92から圧縮RAWデータを読み出し、伸張処理した上でモニタに表示したときに、各色のブロックノイズの発生位置が重なり合うのを未然に回避するためである。
次に、画像メモリ76に書き込まれた再構成RAWデータは、メモリ制御部75を介して圧縮伸張処理部78に1つのコンポーネントデータとして入力される。並行して、圧縮伸張処理部78の他のコンポーネントデータの入力端子に輝度成分不変の固定データが入力され、圧縮処理が行われる。処理後の圧縮RAWデータは再度メモリ制御部75を介して画像メモリ76に書き込まれる。圧縮処理単位である1つのファイルには4つの色別プレーンデータ41,42,43,44が存在しており、それらを一括して一度に圧縮処理する。
次に、画像メモリ76内に1つの圧縮RAWデータとして書き込まれたデータに対して、CPU71は、JPEGのファイル形式の画像ファイルとしてヘッダファイルを付加した後、圧縮RAWデータのフォーマット情報、撮影時の状況など画像の検索、認識などに役立つ情報を取得して画像ファイルヘッダに付加し、メモリ制御部75と記録メディアインターフェース部79を介して記録メディア92に記録する。
撮影し記録メディア92に記録した画像を撮像装置50で再生確認する際、圧縮された上記ファイルを記録メディア92から読み出す。すなわち、伸張操作パネル91において再生の指示を与えると、CPU71は圧縮伸張処理部78と記録メディアインターフェース部79を制御する。記録メディア92から読み出された圧縮RAWデータは記録メディアインターフェース部79およびメモリ制御部75を介して画像メモリ73に書き込まれる。画像メモリ73に書き込まれた圧縮RAWデータはメモリ制御部75を介して圧縮伸張処理部78に転送される。圧縮伸張処理部78における伸張処理部は、圧縮RAWデータを伸張処理する。
本実施例によれば、4つの色別プレーンデータ41,42,43,44を圧縮処理単位である1つのファイル上に配置して構成した再構成RAWデータを圧縮処理の対象としているので、4つの色別プレーンデータ41,42,43,44を一括して一度に圧縮処理することができ、従来技術の場合のように4つの色別プレーンデータ41,42,43,44を個別に順次切り替えながら繰り返して圧縮処理する場合に比べて、圧縮効率が大幅に向上する。
この圧縮効率の大幅な向上は、撮像装置50が連写撮影機能を有している場合に有利に作用し、近年のイメージセンサの高画素化に対しての圧縮RAWデータ記録モードでの高速連写に支障をきたす(連写記録の動作中に一旦停止)という従来技術での問題をクリアすることができる。
また、圧縮処理手段5(圧縮伸張処理部78)としては並列動作する複数の圧縮処理手段を用いる必要がなく、単一の圧縮処理手段ですむため、回路規模の増大を招かないですみ、あるいは、CPUの処理能力を特別に増強する必要もない。図12(a)に示すように、コンポーネントデータの入力端子として輝度信号(Y)と色差信号(Cr/Cb)の入力端子を備えた一般的な圧縮処理手段を用いることが可能であるので、資源の有効活用ができる。
資源の有効利用について補足する。一般的なJPEG方式の圧縮処理手段5(圧縮処理プロセッサ、圧縮伸張処理プロセッサ)は、図12(a)に示すように、コンポーネントデータの入力端子として輝度信号(Y)の入力端子と色差信号(Cr、Cb)の入力端子をもっている。このうち輝度信号(Y)の入力端子にRAWデータ再構成手段4(メモリ制御部75)で生成された再構成RAWデータを入力し、輝度変化のない固定データを色差信号(Cr、Cb)の入力端子から入力するように構成すれば、一般的なJPEG方式の圧縮処理手段(プロセッサ)を援用することが可能となる。
本実施例によれば、記録メディア92に記録するのは圧縮RAWデータの形態であるので、前処理部74や画像信号処理部77の信号処理の影響がなく、画像品質を高く保つことができる。また、JPEGによる効率的な非可逆圧縮であるので、生成される圧縮RAWデータはファイルサイズが小さく、記録メディア92の利用効率が改善される。この記録メディア92の利用効率が高いことと、前述の色別プレーンデータを圧縮処理単位である1つのファイル上に配置した再構成RAWデータを圧縮処理対象とするがゆえに圧縮効率が大幅に向上していることとが相乗すると、高速連写がさらに有利になる。
メモリ制御部75におけるRAWデータ再構成手段は、4つの色別プレーンデータ41,42,43,44を配置して圧縮処理単位の再構成RAWデータを生成するに際して、圧縮伸張処理部78における圧縮処理単位ブロックの周期的な境界位置に対し色別プレーンデータの基準位置を相対的にずらすようにしている。したがって、記録メディア92から圧縮RAWデータを読み出し、圧縮伸張処理部78で伸張処理した上で表示処理部80およびモニタインターフェース部81を介してモニタに表示したときに、各色のブロックノイズの発生位置の重なり合いを大幅に緩和することができる。したがって、ブロックノイズの発生を抑制でき、圧縮処理単位ブロックの境界位置で各色のブロックノイズの発生位置が重なり合う特有の画質劣化を低減することができる。
上記説明では、画像メモリ76内に1フレーム分の画像データとして再配置して書き込まれたRAWデータはメモリ制御部75を介して圧縮伸張処理部78に1つのコンポーネントデータとして入力し、他のコンポーネント入力データは輝度変化のない固定データとして圧縮処理を行うとしている。しかし、これに代えて、1回の圧縮処理を有効活用して新規な画像圧縮ファイルを生成する目的で、他のコンポーネント入力には別の画像データを入力して処理を実施することも可能である。別の画像データとしては、例えば表示用に縮小リサイズされたスモールYCrCbデータやスモールRGBデータなどがある。
例えば図12(b)に示すように、圧縮処理手段5における輝度信号(Y)の入力端子に1フレーム分の再構成RAWデータ4を入力するとともに、色差信号(Cr/Cb)の入力端子に表示用に縮小リサイズされたY,Cr,Cbで構成される画像のスモールYCrCbデータ6やR,G,Bで構成される画像のスモールRGBデータ7などを入力する。そして、圧縮処理手段5によって、これら再構成RAWデータ4やスモールYCrCbデータ6やスモールRGBデータ7などを同時的に圧縮処理する。
撮影した画像を撮像装置50で再生確認する際、圧縮された上記ファイルを記録メディア92から読み出すが、このとき、圧縮伸張処理部75では画像信号処理は行わすに、スモールYCrCb6またはスモールRGB7を表示処理部80に直接転送して、再生プレビューすることも可能である。
なお、上記の実施の形態においては、静止画像の圧縮符号化アルゴリズムとしてJPEGを例に説明したが、入力データのビット数を8ビット超の12ビットまで対応できるJPEG2000やJPEG XRを用いてもよい。これらの圧縮符号化アルゴリズムでは、JPEGなどに比べ圧縮に伴う画質劣化が少なく、特に高圧縮率での画質劣化が少ない。また、同じアルゴリズムで可逆圧縮と非可逆圧縮が可能である。符号化データの符号列削除処理(ポスト量子化)により、JPEGなどと違い再圧縮を行うことなく、圧縮率を調整できる等々の長所を有する。
なお、4つの色別プレーンデータで再構成された1フレーム分の再構成RAWデータが作成されてあらかじめ画像メモリ76に蓄積されている場合には、再構成RAWデータを画像メモリ76より読み出して圧縮伸張処理部78に入力するが、再構成RAWデータがあらかじめ作成されていない場合には、メモリ制御の読み出し工程で1フレーム分の再構成RAWデータの作成処理を行うことになる。いずれの態様も本発明に包含される。詳細には、1フレーム分の再構成RAWデータの作成処理は、RAWデータを画像メモリ76に書き込むときの並び替え処理として説明したが、画像メモリ73への書き込み処理については、オリジナルのベイヤー配列のまま画像メモリ73に取り込み、圧縮処理の際にメモリ制御部75を介して読み出すときに同時に行うようにしてもよく、そのいずれの態様も本発明に包含される。
以上に述べたように、RAWデータを4つの色別プレーンデータに分割して1フレーム分の再構成RAWデータに再配置して圧縮するため、可逆圧縮であっても非可逆圧縮であっても、撮像装置内部の信号処理の影響のないRAWデータを1回の処理で効率良く圧縮して記録することができる。可逆圧縮の場合は、記録された符号化データを圧縮伸張処理部78または外部のデコーダで復号伸長することにより、元のRAWデータを完全に再生することができる。
なお、上記の実施の形態では、色分解フィルタを持つイメージセンサを例に説明したが、同様の色分解をカラーフィルタ以外の手段によって行うタイプのイメージセンサを用いる場合にも、本発明を適用できることは当然である。
なお、撮像装置50によって記録された圧縮RAWデータは、撮像装置本体以外に、専用の画像処理装置あるいはパソコンなどによって再現(現像)処理され得る。具体的には、圧縮RAWデータに付加された各色テンプレートの配置情報も用いて、伸張後の複数の色領域に再配置されたRAWデータからオリジナルのRAWデータ配列に再度並び替えてもよいし、再現(現像)処理の際にメモリ制御部75を介して読み出すときにオリジナル配列となるように読み出すことも可能である。
また本発明を実施する際の処理の手順、それにかかわる手段の機能をパソコンやマイクロコンピュータなどのコンピュータ上でプログラムにより実現することも可能である。また、画像処理はその処理の一部または全部を専用のハードウェア(信号処理回路)態様に限らず、一部分をプログラムで実現してもよい。そのためのプログラムと、それが記録された各種の記録(記憶)媒体も本発明に包含される。また、そのような手順による処理の方法も本発明に包含されることは当然である。
なお、カラーフィルタ63の配列構造は、図11に示した例に限定されず、RGBストライプなど様々な配列構造が可能である。また、本例では、原色フィルタを用いているが、本発明の実施に際しては原色フィルタに限定されず、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、グリーン(G)からなる補色フィルタを用いたり、原色と補色の任意の組み合わせやホワイト(W)を用いることも可能である。
また、CMOS型に代表される撮像素子64においては、高速読み出しを実現する手段として、撮像素子64内にノイズ処理部とA/D変換部を実装し、撮像素子から直接デジタル信号として出力する形態もある。
本発明は、デジタルスチルカメラ、デジタルビデオカメラ、独立したイメージスキャナ、複写機などに組み込まれたイメージスキャナなど、色分解して撮像するタイプのイメージセンサを搭載した撮像装置において、レタッチ処理などユーザによるデータ加工性の高いRAWデータを圧縮状態で取得するに際し、複数種類の色別プレーンデータを圧縮処理単位である1つのファイル上に配置して構成した再構成RAWデータを圧縮処理の対象とし、1回の圧縮処理で再構成RAWデータを取得するので、回路規模の増大やCPU処理能力の増強を招くことなく圧縮効率を大幅に向上するための技術として有用である。
1:ベイヤー配列のカラーフィルタをもつ撮像部(イメージセンサ)
2:ベイヤー配列のRAWデータ
3:RAWデータ再構成手段
4:4つの色別プレーンデータで構成される1フレーム分の再構成RAWデータ
5:圧縮処理手段
6:スモールYCrCbデータ
7:スモールRGBデータ
a1:色成分B(青)に対応する第1の配置領域
a2:色成分G(第1の緑)に対応する第2の配置領域
a3:色成分g(第2の緑)に対応する第3の配置領域
a4:色成分R(赤)に対応する第4の配置領域
41:色成分B(青)に対応する第1の配置領域に第1の色別プレーンデータ
42:色成分G(第1の緑)に対応する第2の配置領域に第2の色別プレーンデータ
43:色成分g(第2の緑)に対応する第3の配置領域に第3の色別プレーンデータ
44:色成分R(赤)に対応する第4の配置領域に第4の色別プレーンデータ
45:圧縮処理単位ブロックの水平方向での周期的な境界位置
46:圧縮処理単位ブロックの垂直方向での周期的な境界位置
47:輝度変化のない固定データ
50:撮像装置
61:光学レンズ
62:光学ローパスフィルタ
63:カラーフィルタ
64:撮像素子
65:アナログフロントエンド部
70:画像処理装置
71:CPU
72:ROM
73:RAM
74:前処理部
75:メモリ制御部(RAWデータ再構成手段)
76:画像メモリ
77:画像信号処理部
78:圧縮伸張処理部(圧縮処理手段)
79:記録メディアインターフェース部
80:表示処理部
81:モニタインターフェース部
91:操作パネル
92:記録メディア

Claims (15)

  1. カラー画像を構成する複数種類の色成分が一定の規則に従って画素配列上に繰り返し配列されるデータ形式のRAWデータを圧縮処理する画像処理装置であって、
    前記RAWデータを入力し、前記RAWデータを前記色成分毎に分解し再集合して複数の色別プレーンデータを生成し、さらに色成分毎に区画された複数の配置領域に前記複数の色別プレーンデータを配置して圧縮処理単位である1つのファイルとしてまとめた再構成RAWデータを生成するRAWデータ再構成手段と、
    前記RAWデータ再構成手段によって生成された前記圧縮処理単位の再構成RAWデータを入力し圧縮処理する圧縮処理手段とを備えた画像処理装置。
  2. 前記RAWデータ再構成手段は、前記複数の色別プレーンデータを前記1つのファイルに配置するに際して、前記圧縮処理手段における圧縮処理単位ブロックの周期的な境界位置に対して、各色別プレーンデータの基準位置を縦方向と横方向の両方向に所定画素分ずらして配置するように構成されている請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記RAWデータ再構成手段は、前記複数の色別プレーンデータを前記1つのファイルに配置するに際して、前記圧縮処理手段における圧縮処理単位ブロックの周期的な境界位置に対して、各色別プレーンデータの基準位置を縦方向または横方向のいずれか1方向に所定画素分ずらして配置するように構成されている請求項1に記載の画像処理装置。
  4. 前記RAWデータ再構成手段は、前記複数の色別プレーンデータの配置領域どうし間の無画部領域に対して固定データを配置して前記再構成RAWデータを生成するように構成されている請求項1に記載の画像処理装置。
  5. 前記圧縮処理手段は、複数のコンポーネント入力端子を有し、1つの前記コンポーネント入力端子から入力した前記再構成RAWデータと、他の前記コンポーネント入力端子から入力した固定データとを同時的に圧縮処理するように構成されている請求項1に記載の画像処理装置。
  6. 前記圧縮処理手段は、複数のコンポーネント入力端子を有し、1つの前記コンポーネント入力端子から入力した前記再構成RAWデータと、他の前記コンポーネント入力端子から入力した別の画像データとを同時的に圧縮処理するように構成されている請求項1に記載の画像処理装置。
  7. 前記圧縮処理手段は、前記再構成RAWデータを非可逆圧縮するものとして構成されている請求項1に記載の画像処理装置。
  8. カラー画像を構成する複数種類の色成分が一定の規則に従って画素配列上に繰り返し配列されるデータ形式のRAWデータを圧縮処理する画像処理方法であって、
    前記RAWデータを入力し、前記RAWデータを前記色成分毎に分解し再集合して複数の色別プレーンデータを生成し、さらに色成分毎に区画された複数の配置領域に前記複数の色別プレーンデータを配置して圧縮処理単位である1つのファイルとしてまとめた再構成RAWデータを生成する工程と、
    前記再構成RAWデータを生成する工程によって生成された前記圧縮処理単位の再構成RAWデータを入力し圧縮処理する工程とを備えた画像処理方法。
  9. 前記再構成RAWデータを生成する工程は、前記複数の色別プレーンデータを前記1つのファイルに配置するに際して、前記圧縮処理手段における圧縮処理単位ブロックの周期的な境界位置に対して、各色別プレーンデータの基準位置を縦方向と横方向の両方向に所定画素分ずらして配置する請求項8に記載の画像処理方法。
  10. 前記再構成RAWデータを生成する工程は、前記複数の色別プレーンデータを前記1つのファイルに配置するに際して、前記圧縮処理手段における圧縮処理単位ブロックの周期的な境界位置に対して、各色別プレーンデータの基準位置を縦方向または横方向のいずれか1方向に所定画素分ずらして配置する請求項8に記載の画像処理方法。
  11. 前記再構成RAWデータを生成する工程は、前記複数の色別プレーンデータの配置領域どうし間の無画部領域に対して固定データを配置して前記再構成RAWデータを生成する請求項8に記載の画像処理方法。
  12. 前記圧縮処理する工程は、前記再構成RAWデータと固定データとを互いに別系統で入力し、前記再構成RAWデータと前記固定データとを同時的に圧縮処理する請求項8に記載の画像処理方法。
  13. 前記圧縮処理する工程は、前記再構成RAWデータと別の画像データとを互いに別系統で入力し、前記再構成RAWデータと前記別の画像データとを同時的に圧縮処理する請求項8に記載の画像処理方法。
  14. 前記圧縮処理する工程は、前記再構成RAWデータを非可逆圧縮する請求項8に記載の画像処理方法。
  15. 色分解して撮像するタイプのイメージセンサで入力した光学像をアナログの電気信号に変換しさらにデジタルのRAWデータに変換する撮像部と、請求項1から請求項7までのいずれかに記載の画像処理装置とを備えた撮像装置。
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