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JP2011023201A - コネクタ - Google Patents

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JP2011023201A
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JP2009167027A
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Tomoki Okano
智樹 岡野
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Abstract

【課題】両ハウジング間のがたつきを防止する信頼性の高いコネクタを提供する。
【解決手段】コネクタは、互いに嵌合・離脱可能な樹脂製の第1、第2ハウジング10、60と、第1ハウジング10の嵌合面34に露出して配置される金属製のバネ部55とを備える。バネ部55は、第1、第2ハウジング10、60の嵌合状態では、第2ハウジング60の嵌合面62に当接し、その弾性復元力によって第1、第2ハウジング10、60に対して互いに離間する方向への付勢力を付与することで、第1、第2ハウジング10、60の嵌合・離脱方向への相対変位を規制する構成とされている。
【選択図】図1

Description

本発明は、コネクタに関する。
特許文献1には従来のコネクタが開示されている。これは、互いに嵌合可能な第1、第2ハウジングを備えている。第1ハウジングは端子金具を収容可能な合成樹脂製のハウジング本体とハウジング本体の前面を覆う合成樹脂製のフロントマスクとを有している。ハウジング本体の外周面にはゴム製のシールリングが嵌着され、シールリングの前方にはフロントマスクが位置している。第1、第2ハウジングが嵌合されると、シールリングが両ハウジング間に弾縮されるとともに、シールリングと第2ハウジングとの間にフロントマスクが弾性的に介在するようになっている。
特開平8−106952号公報
上記従来のコネクタでは、フロントマスク及びシールリングによって両ハウジング間のがたつきを防止しようとするものであるが、シールリングはゴム製であるため、激しい振動下ではその振動に伴ってシールリングも弾性変形し、両ハウジング間のがたつきを十分に防止できないという問題がある。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、両ハウジング間のがたつきを防止する信頼性の高いコネクタを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、互いに嵌合・離脱可能な樹脂製の第1、第2ハウジングと、前記第1ハウジングの嵌合面に露出して配置される金属製のバネ部とを備え、前記バネ部は、前記第1、第2ハウジングの嵌合状態では、前記第2ハウジングの嵌合面に当接し、その弾性復元力によって前記第1、第2ハウジングに対して互いに離間する方向への付勢力を付与することで、前記第1、第2ハウジングの嵌合・離脱方向への相対変位を規制する構成とされているところに特徴を有する。
請求項2の発明は、請求項1に記載のものにおいて、前記第1ハウジングには端子金具を収容可能なキャビティが嵌合面に開口して形成され、前記バネ部は、少なくとも、前記第1ハウジングの嵌合面における前記キャビティを挟んだ両側に配置されているところに特徴を有する。
請求項3の発明は、請求項1又は2に記載のものにおいて、前記バネ部は、複数設けられ、それぞれが連結部によって一体に連結されているところに特徴を有する。
請求項4の発明は、請求項3記載のものにおいて、前記第1ハウジングには端子金具を収容可能なキャビティが嵌合面に開口して形成され、前記第1ハウジングの嵌合面には、前記キャビティの開口周りを取り囲む樹脂包囲部が形成され、前記連結部は、前記樹脂包囲部の外側で、かつ前記嵌合・離脱方向に関して前記樹脂包囲部の突出端よりも引っ込む位置に配置されているところに特徴を有する。
請求項5の発明は、請求項1ないし4のいずれか1項に記載のものにおいて、前記バネ部は、板バネからなるところに特徴を有する。
<請求項1の発明>
第1ハウジングの嵌合面に金属製のバネ部が露出して配置され、バネ部が第2ハウジングの嵌合面に当接され、バネ部によって第1、第2ハウジングの嵌合・離脱方向への相対変位が規制されるため、両ハウジング間のがたつきを防止する信頼性の高いコネクタが得られる。
<請求項2の発明>
バネ部が少なくとも第1ハウジングの嵌合面におけるキャビティを挟んだ両側に配置され、つまり端子金具同士の接続がとられる領域を挟んだ両側で両ハウジング間のがたつきがバランスよく防止されるから、がたつき防止の信頼性がより高められる。
<請求項3の発明>
バネ部が複数設けられているから、がたつき防止の信頼性がより高められる。また、複数のバネ部が連結部によって一体に連結されているから、部品点数を削減できて管理が容易になる。
<請求項4の発明>
連結部が樹脂包囲部の外側で、かつ嵌合・離脱方向に関して樹脂包囲部の突出端よりも引っ込む位置に配置されているから、連結部が嵌合面に突出して配置されることはない。このため、万一、第1、第2ハウジング間に水が浸入しても、隣接するキャビティ内に挿入された端子金具同士が連結部を介して短絡状態になるのを防止できる。
<請求項5の発明>
バネ部が板バネからなるため、振動によって変形しないような所定の剛性を確保できるとともに、省スペース性に優れる。
本発明の実施形態1のコネクタにおいて、正規嵌合された第1、第2ハウジングと両ハウジングの嵌合面間に介在するバネ部とを示す断面図である。 正規嵌合された第1、第2ハウジングと正規接続された第1、第2端子金具とを示す断面図である。 正規嵌合された第1、第2ハウジングと両ハウジングの嵌合面間に介在するバネ部と正規接続された第1、第2端子金具とを示す断面図である。 ハウジング本体の断面図である。 フロントマスクとフロントマスクに装着されたバネ部材との正面図である。 フロントマスクの正面図である。 フロントマスクの断面図である。 バネ部材の正面図である。 図8のA−A断面図である。
<実施形態1>
本発明の実施形態1を図1ないし図9によって説明する。実施形態1のコネクタは、互いに嵌合可能な第1、第2ハウジング10、60と、両ハウジング10、60に装着される第1、第2端子金具80、90とを備えている。なお、以下の説明において前後方向については、両ハウジング10、60の相互の嵌合面34、62側を前方とする。
第2ハウジング60は合成樹脂製であって、図1及び図2に示すように、全体として横長の扁平筒状をなすフード部61を有している。フード部61内には第2端子金具90のタブ91が突出して配置されている。フード部61の奥面は嵌合面62とされ、両ハウジング10、60の嵌合時には、後述する第1ハウジング10の嵌合面34に対面して配置される。この第2ハウジング60の嵌合面62には、タブ91の根元周りを取り囲むように凹所63が形成されている。また、フード部61の上面には、ロック突部64が突出して形成されている。
第1ハウジング10は合成樹脂製であって、ハウジング本体11、リテーナ12、及びフロントマスク13を有している。
ハウジング本体11は、図2ないし図4に示すように、第1端子金具80を収容可能なハウジング収容部14と、ハウジング収容部14の周りを取り囲む嵌合筒部15と、ハウジング収容部14の外周面と嵌合筒部15の内周面の後端との間をつなぐ連繋部16とを有している。連繋部16の前方で、かつ嵌合筒部15の内周面とハウジング収容部14の外周面との間には、前方から第2ハウジング60のフード部61が進入可能な嵌合空間17が形成されている。
ハウジング収容部14の内部には、複数のキャビティ18が横一列で形成されている。各キャビティ18の内面には、第1端子金具80を係止可能な上下一対の係止受け部19が突出して形成されている。
第1端子金具80は一枚の金属板を曲げ加工等して成形され、筒状の接続部81と、接続部81の後方に位置するオープンバレル状のバレル部82とを有している。接続部81の内部には、両ハウジング10、60の嵌合に伴って前方からタブ91が挿入されて弾性的に接続される。また、接続部81には、上下一対のランス83が切り起こして形成されている。第1端子金具80がキャビティ18内に正規挿入されると、ランス83が係止受け部19を弾性的に係止して、第1端子金具80のキャビティ18からの一次的な抜け止めがなされる。
バレル部82は、電線89の端末に露出する導体に接続されるとともに、電線89の端末に嵌着されたゴム栓88にかしめ接続される。ゴム栓88は、第1端子金具80ともどもキャビティ18内に挿入され、キャビティ18の内周面に密着されることで、第1ハウジング10内を液密にシールする役割をはたす。
ハウジング本体11には側方から合成樹脂製のリテーナ12が装着され、ハウジング収容部14及び嵌合筒部15の両側面には、それぞれリテーナ12が挿通可能な挿通溝21が開口して形成されている。ハウジング収容部14の挿通溝21は全キャビティ18に通じる深さで形成され、ここにリテーナ12が挿入される。リテーナ12は、仮係止位置と本係止位置とに移動可能とされ、仮係止位置では、第1端子金具80のキャビティ18への挿抜を許容する一方、本係止位置では第1端子金具80の接続部81の後端を係止して、第1端子金具80のキャビティ18からの二次的な抜け止めをなす。
ハウジング収容部14の上面でかつ嵌合筒部15の内側には、ロックアーム22が撓み可能に形成されている。ロックアーム22は、連繋部16と同位置に存する支点部23から前方へ真直ぐ突出する形態とされ、その先端寄りの位置にロック孔24を有している。両ハウジング10、60が正規嵌合されると、ロック孔24にロック突部64が弾性的に嵌り、これにより両ハウジング10、60が嵌合状態に保持されるようになっている。なお、嵌合筒部15には、ロック孔24の投影範囲で透孔25が開口して形成されており、透孔25を通してロックアーム22とロック突部64とのロック状態を視認可能とされている。
ハウジング収容部14の外周面には、シールリング26が嵌着されている。シールリング26は、両ハウジング10、60の嵌合時に、フード部61とハウジング収容部14とに密着され、両ハウジング10、60間を液密にシールする役割をはたす。
ハウジング収容部14の外周面には段差27が周方向に形成され、段差27を境とした前方の部分が後方の部分よりも一段落ちた、フロントマスク13の装着面28とされている。装着面28には、フロントマスク13が係止可能な上下一対のマスク係止受け部29が外側に突出して形成されている。
フロントマスク13は合成樹脂製であって、図6及び図7に示すように、ハウジング収容部14の前面を覆う前壁31と、前壁31の外周縁から後方へ突出する周壁32とを有し、全体としてキャップ状をなしている。周壁32の外周面には、両ハウジング10、60の嵌合時に、フード部61との間のがたを詰める複数のリブ44が周方向に間隔をあけて形成されている。周壁32の後端部には上下一対のマスク係止部33が内側に突出して形成され、マスク係止部33がマスク係止受け部29を弾性的に係止することで、フロントマスク13がハウジング収容部14に抜け止め保持されるようになっている。
前壁31には、ハウジング収容部14のキャビティ18と連続するキャビティ18の前端部が区画して形成され、前壁31の前面にはタブ91が挿通可能なタブ挿通孔19が開口して形成されている。前壁31のキャビティ18内には第1端子金具80の接続部81の前端側が嵌合状態で挿入可能とされている。なお、前壁31の前面は、第1ハウジング10の嵌合面34を構成している。
前壁31におけるタブ挿通孔19の開口縁部には、前面に向けてラッパ状に拡開する誘い込み面35が形成され、誘い込み面35によってタブ91のキャビティ18への誘い込みがなされる。また、前壁31の前面におけるタブ挿通孔19の開口周りには樹脂包囲部36が形成されている。樹脂包囲部36は、タブ挿通孔19及び誘い込み面35を内側に保有しつつ前方へ突出する形態とされている。前壁31の前面における樹脂包囲部36の周囲面は後述するバネ部材50の連結板51が装着される連結板装着面37とされ、この連結板装着面37が樹脂包囲部36の前面(嵌合面34)よりも後方へ控えて配置されている。
前壁31における各樹脂包囲部36の外周縁でかつ連結板装着面37側の部分には、上下一対ずつの治具挿通孔38が貫通して形成されている。治具挿通孔38は、フロントマスク13の装着時に、ランス83と対向して配置され、ここに挿入される治具(図示せず)によってランス83の係止状態が解除されて、第1端子金具80のキャビティ18からの取り出しが可能とされている。両治具挿通孔38は、それぞれ上下方向の軸線に対し幅方向に位置ずれして配置されている。また、前壁31の周壁32寄りの位置には、後述するバネ部材50の係止片53が挿通される上下一対の係止片挿通孔39が貫通して形成されている。両係止片挿通孔39の内面には、図2に示すように、それぞれ段付き状の係止片受け部41が形成され、係止片受け部41を境とした後方の部分が前方の部分よりも一段落ちて配置されている。また、両係止片受け部41は、図6に示すように、それぞれ上下方向の軸線に対し幅方向に位置ずれして配置され、両係止片受け部41のそれぞれと幅方向に並ぶように、マスク係止部33の成形に伴う金型の抜き孔42が配置されている。
さて、フロントマスク13には、図5に示すように、金属製のバネ部材50が装着される。バネ部材50は一枚の金属板を曲げ加工等して成形され、前壁31の前面、詳細には連結板装着面37を覆うように配置される連結板51を有している。連結板51は、図8に示すように、幅方向に細長い長円形の板状をなし、樹脂包囲部36及び治具挿通孔38と対応する位置に、複数の窓孔52が横一列で形成されている。各窓孔52には、バネ部材50のフロントマスク13への装着によって、樹脂包囲部36が嵌合して挿入されるとともに、治具挿通孔38が整合して連通される。連結板51に連結板装着面37が正規装着された状態では、樹脂包囲部36の前面(嵌合面34)が窓孔52の開口よりも前方に配置され、言い換えれば、前後方向(両ハウジング10、60の嵌合・離脱方向であって連結板51の板厚方向)に関して、連結板51が樹脂包囲部36の突出端よりも引っ込む位置に後退して配置される。
連結板51の上下両縁には、一対の係止片53が後方へ突出して形成されている。両係止片53の先端部には掛止部54が後端から折り返して形成されている。バネ部材50がフロントマスク13に正規装着されると、係止片53が係止片挿通孔39内に挿入され、掛止部54が係止片受け部41を引掛け状態で弾性的に係止することで、バネ部材50のフロントマスク13からの抜け出しが規制される。なお、両係止片53は、マスク係止部33及び抜き孔42と対応するよう、上下方向の軸線に対して幅方向に位置ずれして配置されている。
また、連結板51には、各窓孔52を挟んだ両側(組付け状態では各キャビティ18を挟んだ両側)に、左右一対のバネ部55が形成されている。連結板51は、両バネ部55を一体に連結するためのものである。バネ部55は、板バネであって、連結板51に門型の切り込みを入れ、その切り込みの内側の片を前方へ山型に曲げ起こして形成されている。詳細には両バネ部55は、その基端から先端にかけて片持ち状に延びる形状なし、図示向かって右側のバネ部55は上方へ延び、図示向かって左側のバネ部55は下方へ延び、左右で互いに逆向きの形態とされている。
両バネ部55の山の頂点は当接部56とされ、両ハウジング10、60が嵌合される前の状態であってバネ部55が自然状態にあるときには、当接部56が樹脂包囲部36の前面よりも前方へ突出して配置される一方、両ハウジング10、60が正規嵌合状態にある場合には、バネ部55が前後方向に弾性的に変形されて、当接部56が第2ハウジング60の嵌合面62に当接して、両ハウジング10、60間の隙間がバネ部55で詰められるようになっている。
次に、実施形態1のコネクタの作用を説明する。
ハウジング収容部14に前方からフロントマスク13を被せ付け、マスク係止部33とマスク係止受け部29との係止作用によってフロントマスク13をハウジング収容部14に抜け止め保持させる。続いて、第1ハウジング10(ハウジング収容部14及びフロントマスク13)のキャビティ18内にゴム栓88及び電線89付きの第1端子金具80を後方から挿入し、正規挿入された第1端子金具80をランス83及びリテーナ12によって抜け止め係止させる。また、フロントマスク13をハウジング収容部14に保持させる前に、又は保持させた後に、図5に示すように、フロントマスク13に前方からバネ部材50を被せ付け、係止片53と係止片受け部41との係止作用によってバネ部材50をフロントマスク13に抜け止め保持させる。このとき、連結板51が前壁31の連結板装着面37に密着されるとともに、各窓孔52に樹脂包囲部36が貫通され、かつ両バネ部55の当接部56が嵌合面34よりも前方に突出して配置される。
次いで、第1ハウジング10を第2ハウジング60に正対させ、その状態で両ハウジング10、60を互いに嵌合させる。両ハウジング10、60の嵌合の過程では、第2ハウジング60のフード部61内にフロントマスク13及びハウジング収容部14が挿入されるとともに、フード部61が嵌合空間17に進入して、ロックアーム22がロック突部64に弾性的に乗り上げられる。両ハウジング10、60が正規嵌合されると、図1ないし図3に示すように、フード部61の奥面(嵌合面62)に両バネ部55の当接部56が弾性的に当接して、両バネ部55が撓み変形されるとともに、フード部61の奥面にフロントマスク13の前面(嵌合面34)が対面して近接配置され、両嵌合面34、62を介して第1、第2端子金具80、90の相互の接続がとられる。また、ロックアーム22が弾性復帰してロック突部64を係止し、これによって両ハウジング10、60が嵌合状態に保持される。
上記の場合、バネ部55が両ハウジング10、60の嵌合面34、62間にその隙間を埋めるように弾性的に介在することにより、両ハウジング10、60に対し互いに離間する向きへの付勢力が付与されて、ロックアーム22及びロック突部64の係止力が高められ、両ハウジング10、60の前後方向(嵌合・離脱方向)への相対変位が規制される。このため、コネクタが振動の激しい環境下に置かれた場合でも、その振動をバネ部55が吸収して両ハウジング10、60の嵌合面34、62間にがたつきが生じるのが回避される。
このように実施形態1によれば、第1ハウジング10の嵌合面34に金属製のバネ部55が露出して配置され、バネ部55が第2ハウジング60の嵌合面62に当接され、バネ部55によって第1、第2ハウジング10、60の嵌合・離脱方向への相対変位が規制されるため、両ハウジング10、60間のがたつきを防止する信頼性の高いコネクタが得られる。
また、バネ部55が第1ハウジング10の嵌合面34におけるキャビティ18の開口を挟んだ両側に配置され、つまり第1、第2端子金具80、90同士の接続がとられる領域を挟んだ両側で両ハウジング10、60間のがたつきがバランスよく防止されるから、がたつき防止の信頼性がより高められる。また、両バネ部55が連結板51によって一体に連結されているから、部品点数を削減できて管理が容易になる。
さらに、連結板51が樹脂包囲部36の外側で、かつ前後方向に関して樹脂包囲部36の突出端よりも引っ込む位置に配置されているから、連結板51が嵌合面34に突出して配置されることがない。このため、万一、第1、第2ハウジング10、60間に水が浸入しても、隣接するキャビティ18内に挿入された端子金具同士が連結板51を介して短絡状態になるのを防止できる。
さらに、バネ部55が板バネからなるため、振動によって変形しないような所定の剛性を確保できるとともに、両ハウジング10、60の嵌合面34、62間のような狭いスペースにも効率よく収容できる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)バネ部は、第1ハウジングのキャビティを挟んだ両側に加え、例えば、隣接するキャビティ間に配置されるものであってもよい。
(2)連結板が省略され、一対のバネ部が第1ハウジングの嵌合面に分離して装着されるものであってもよい。
(3)連結板が省略され、単一のバネ部が第1ハウジングの嵌合面に装着されるものであってもよい。
(4)バネ部は第1ハウジングの嵌合面にインサート成形によって装着されるものであってもよい。
(5)バネ部材が梁状の連結部と脚状の一対のバネ部とで、全体として門型針状をなすものであってもよい。
(6)フロントマスクが省略され、ハウジング収容部の前面が第1ハウジングの嵌合面を構成するものであってもよい。
10…第1ハウジング
18…キャビティ
34…嵌合面
36…樹脂包囲部
50…バネ部材
51…連結板(連結部)
55…バネ部
60…第2ハウジング
62…嵌合面

Claims (5)

  1. 互いに嵌合・離脱可能な樹脂製の第1、第2ハウジングと、
    前記第1ハウジングの嵌合面に露出して配置される金属製のバネ部とを備え、
    前記バネ部は、前記第1、第2ハウジングの嵌合状態では、前記第2ハウジングの嵌合面に当接し、その弾性復元力によって前記第1、第2ハウジングに対して互いに離間する方向への付勢力を付与することで、前記第1、第2ハウジングの嵌合・離脱方向への相対変位を規制する構成とされていることを特徴とするコネクタ。
  2. 前記第1ハウジングには端子金具を収容可能なキャビティが嵌合面に開口して形成され、前記バネ部は、少なくとも、前記第1ハウジングの嵌合面における前記キャビティを挟んだ両側に配置されていることを特徴とする請求項1記載のコネクタ。
  3. 前記バネ部は、複数設けられ、それぞれが連結部によって一体に連結されていることを特徴とする請求項1又は2記載のコネクタ。
  4. 前記第1ハウジングには端子金具を収容可能なキャビティが嵌合面に開口して形成され、前記第1ハウジングの嵌合面には、前記キャビティの開口周りを取り囲む樹脂包囲部が形成され、前記連結部は、前記樹脂包囲部の外側で、かつ前記嵌合・離脱方向に関して前記樹脂包囲部の突出端よりも引っ込む位置に配置されていることを特徴とする請求項3記載のコネクタ。
  5. 前記バネ部は、板バネからなることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項記載のコネクタ。
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