JP2011023145A - ショートアーク型放電ランプ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】陽極先端の先端中央部と周辺環状部の間に、電極材料よりも降伏応力の小さな材料からなる緩衝材を介在させて、先端中央部の熱応力を該緩衝材により緩和させたことを特徴とするものである。
【選択図】 図1
Description
図7に該従来のショートアーク型放電ランプが示されており、ショートアーク型放電ランプ1の発光管10は、中央に位置する略球状に形成された発光部11と、その両端の封止部12を備える。発光管10の内には、タングステン等からなる陰極21と陽極31とが互いに向き合うように対向配置されるとともに、内部の発光空間Sには水銀、キセノン等の発光物質が封入されている。
上記陰極21及び陽極31に連設された電極軸22、32が図示しない金属箔を介して封止部12で封止されている。
例えば、露光時は定格電力で0.1〜10秒点灯させ、待機時は定格電力よりも小さい待機電力で0.1〜100秒点灯させるということが繰り返される。
このとき、図8(A)、(B)に示すように、アークに対面する陽極先端面の中央部50は、最も温度変化の大きい部分であり、従って熱膨張も大きくなる。これに対して、該中央部50の周辺にある環状部51は、前記中央部50よりも温度変化が少なく、その熱膨張も小さい。
そのため、中央部50はかかる熱膨張により、その周辺環状部51から圧縮応力を受けることになり、その結果、先端面から突出するように変形する。
すると、肥大化した突出部に放電が集中することとなって、該突出部が異常過熱され、電極物質が蒸発し発光管内壁に付着して、該発光管内壁が黒化してしまい、急速な照度低下を引き起こすという問題があった。
図において、陽極31の先端面33の中央部分には、該先端面に開口する開口34が形成されている。そして、該陽極31とは別体で、陽極と同一素材からなる挿入体35が前記開口34と整合した形状に成形されていて、この挿入体35が、緩衝材36を間に挟むようにして、前記開口34内に打ち込み等の手段によって圧入・嵌挿されている。
緩衝材36は、該陽極31および挿入体35よりも、同じ温度における降伏応力が小さな金属材料からなり、具体的には、タンタル、モリブデン、ニオブ、またはレニウムなどからなり、この実施例では金属箔であって、前記挿入体35の外周に巻きつけられて、挿入体35と共に開口34内に嵌挿される。
その結果、先端中央部を構成する挿入体35が変形することもなく、局所的な突出部が形成されることもない。
したがって、ランプの点灯・消灯や、長時間のフル・スタンバイ点灯を行っても、陽極先端中央部の局所的な突出を防ぎ、陽極材料の蒸発と、それによって生じる照度低下を抑制することができる。
この実施例では、挿入体35は、第1挿入体37と第2挿入体38とからなる。第1挿入体37は中央に貫通口40が形成されていて全体としてリング状をなし、該貫通口40には第2挿入体38が、緩衝材41を介して圧入・嵌挿されている。
こうして組み上がった挿入体35が、外周に緩衝材42が設けられた状態で、陽極31の先端面33に形成された開口34に圧入されている。
この第2実施例における陽極31の開口34および第1挿入体37の貫通口40も、上記第1実施例と同様に、若干のテーパ状とされている。またこの実施例では、緩衝材41、42は金属箔からなり、それぞれ第2挿入体38、第1挿入体37に巻きつけられている。
図において、挿入体35を構成する第1挿入体37の中央貫通口側には、陽極31先端面に露出して半径方向に放射状に走る複数の亀裂43が形成されている。
このような亀裂43は、模擬灯具を使って、上記陽極31に対して陰極を対向配置し、両電極間で所定の条件で放電させることによって形成する。その放電条件は例えば、以下の通りである。
アルゴン雰囲気中(1atm)において、放電電流20Aで1秒間、200Aで1秒間(0.5Hz)を、10秒間放電することによって陽極に熱衝撃を与えて、亀裂(クラック)を生じさせた。
上記の放電により、内側の第2挿入体38はより高温となるため外側に膨張する。このとき、外側の第1挿入体37は第2挿入体38より温度上昇が大きくないので、その熱膨張量も大きくない。そのため、外側部材である第1挿入体37は周方向の引張応力を受けることになり、その応力が所定の大きさになると該応力に耐え切れなくなって、内周から外周に向って亀裂が発生するものである。
こうして形成された亀裂43は例えば、その間隙は70μm程度である。
また、亀裂43は半径方向に向って延びるように形成されるので、陽極31先端での半径方向への熱伝達には支障をきたすことがない。
この実施例では、第1挿入体37を半径方向に複数個(図の例では4個)のブロック37Aに分割し、これらを組み合わせて第1挿入体37としている。ここで、各分割ブロック37Aの相互の隣接部分に若干の間隙44が形成され、該間隙44が上記第3実施例での亀裂43に相当する。
この実施例では、陽極32の先端面33に環状の開口46が形成されていて、該陽極先端面に先端中央部と周辺環状部とを形成している。そして、この環状開口46内には、粉末の緩衝材料が充填され、これを真空中で焼結することにより前記先端中央部と周辺環状部との間に緩衝材47が形成される。
実験に用いたランプは、封入水銀量30mg/cc、陽極の寸法が、外径:25mm、全長:40mm、先端面:φ10mmのものである。
このランプに形成した開口34の直径(D)を各種変化させて実験した。
・点灯条件と評価
入力電力5kWで5sec、3kWで50secの点灯サイクルを繰り返し、500時間点灯後の陽極先端面における、突出部の高さ:先端突出量(mm)を評価した。
また、照度維持率は、同様の点灯条件での点灯開始時の波長365nm(i線)の紫外線照度を基準として、500時間点灯後の照度維持率を算出した。
31 陽極
32 電極軸
33 陽極先端面
34 開口
35 挿入体
36 緩衝材
37 第1挿入体
38 第2挿入体
41、42 緩衝材
43 亀裂
44 間隙
45 貫通孔
46 環状開口
47 緩衝材
Claims (8)
- 発光管内に一対の陽極と陰極が対向配置されてなるショートアーク型放電ランプにおいて、
前記陽極の先端中央部とその周辺環状部の間に、該陽極材料よりも降伏応力の小さな金属よりなる緩衝材を介在させたことを特徴とするショートアーク型放電ランプ。 - 前記先端中央部が陽極とは別体の挿入体からなり、該挿入体が陽極先端面に形成された開口内に前記緩衝材を介在させて挿入されていることを特徴とする請求項1に記載のショートアーク型放電ランプ。
- 前記緩衝材が金属箔からなり、前記挿入体に巻き付けられていることを特徴とする請求項2に記載のショートアーク型放電ランプ。
- 前記挿入体が、リング状の第1挿入体と、該第1挿入体に緩衝材を介在させて挿入された第2挿入体とからなることを特徴とする請求項2に記載のショートアーク型放電ランプ。
- 前記リング状の第1挿入体の内周面に、陽極先端面に半径方向に延びる亀裂があることを特徴とする請求項4に記載のショートアーク型放電ランプ。
- 前記リング状の第1挿入体が複数個に分割されていることを特徴とする請求項4に記載のショートアーク型放電ランプ。
- 前記開口が陽極の後端まで貫通する貫通孔であり、前記挿入体が電極軸からなり、該電極軸が前記貫通孔に挿入されてその先端が電極本体の先端面に臨んでいることを特徴とする請求項2に記載のショートアーク型放電ランプ。
- 前記陽極の先端面に環状の開口を設けて前記先端中央部と周辺環状部を形成し、前記環状開口内に焼結金属からなる緩衝材が介在することを特徴とする請求項1に記載のショートアーク型放電ランプ。
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2009
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