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JP2011021989A - アンカーボルト引抜き耐力測定装置 - Google Patents

アンカーボルト引抜き耐力測定装置 Download PDF

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JP2011021989A JP2009166946A JP2009166946A JP2011021989A JP 2011021989 A JP2011021989 A JP 2011021989A JP 2009166946 A JP2009166946 A JP 2009166946A JP 2009166946 A JP2009166946 A JP 2009166946A JP 2011021989 A JP2011021989 A JP 2011021989A
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Joji Kajiwara
譲治 梶原
Gen Yokoyama
巖 横山
Teruo Kiriiwa
輝男 切岩
Ken Masutani
健 益谷
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Abstract

【課題】 アンカーボルトがベースに対して傾斜した状態で埋設されているような場合にも、正確な荷重測定を行うことができるアンカーボルト引抜き耐力測定装置を提供すること。
【解決手段】 ベース上であって上記アンカーボルトの外周側に設置されたロードセルと、上記ロードセルの反ベース側であって上記アンカーボルトの外周側に設置された塑性変形性能を備えた荷重調和材と、上記荷重調和材の反ロードセル側であって上記アンカーボルトの外周側に設置されたワッシャと、上記ワッシャの反荷重調和材側にあって上記アンカーボルトに螺合されるナットと、上記ロードセル及び上記荷重調和材の反ベース側であり上記アンカーボルトの外周に螺合されたナットと、を具備し、上記ナットをアンカーボルトに螺合させていくことにより上記ワッシャ、荷重調和材を介して上記ロードセルに圧縮荷重を作用させ、それによって、アンカーボルトの引抜き耐力を測定するもの
【選択図】 図2

Description

本発明は、アンカーボルト引抜き耐力測定装置に係り、例えば、アンカーボルトが傾いていても正確に荷重測定ができるように工夫したものに関する。
従来のアンカーボルト引抜き耐力測定装置としては、例えば、図6及び図7に示すようなものが知られている。以下、この構成について説明する。
まず、ベース101があり、該ベース101にはアンカーボルト103が埋設されている。上記アンカーボルト103には雄螺子部105が設けられている。
上記ベース101上には、ロードセル107が設置されている。上記ロードセル107はセンターホール型であり、長さ方向に貫通孔109が設けられている。上記ロードセル107は、上記アンカーボルト103が上記貫通孔109を貫通するようにして設置されている。
上記ロードセル107の上端にはワッシャ111が設置されている。上記ロードセル107の貫通孔109内には、スペーサ113が設けられている。上記スペーサ113は、上記ワッシャ111と当接するように設置されている。
上記アンカーボルト103の雄螺子部105にはナット115が螺合されている。上記ナット115は、上記ワッシャ111の上部に当接している。従って、上記ナット115を回転させ、上記アンカーボルト103上を上記ロードセル側に向かって前進させると、上記ワッシャ111が付勢され、上記ロードセル107に荷重が加わることになる。上記ロードセル107に加わった荷重を測定することで、上記アンカーボルト103の引抜き耐力を測定するものである。
この種のアンカーボルト引抜き耐力測定装置の構成を開示するものとして、例えば、特許文献1等がある。
特開2001−133392号公報
上記従来の構成によると次のような問題があった。
まず、上記アンカーボルト103が上記ベース101に対して垂直に埋設されている場合には、図8に示すように、上記ナット115を締めて上記ロードセル107に負荷を掛けていくと、上記ナット115の下面117と上記ワッシャ111の上面がその全面において接触する。
これに対して、アンカーボルト103がベース101に傾斜して埋設されている場合には、図9に示すように、ナット115を締めてロードセル107に負荷を掛けていくと、上記ナット115とワッシャ111が上記ナット115の下面117の外周部の一点で接触してしまう。
このような状態になると、上記ロードセル107に偏った荷重が掛かってしまい、正確な荷重測定ができないという問題があった。又、偏荷重のため、上記ロードセル107が塑性変形を起こし、破損してしまうおそれもあった。
本発明はこのような点に基づいてなされたものでその目的とするところは、アンカーボルトがベースに対して傾斜した状態で埋設されているような場合にも、正確な荷重測定を行うことができるアンカーボルト引抜き耐力測定装置を提供することにある。
上記課題を解決するべく本願発明の請求項1によるアンカーボルト引抜き耐力測定装置は、ベースにその一端を埋設され他端を上記ベースの外側に露出・配置させた状態で設置されたアンカーボルトの耐力を測定するアンカーボルト引抜き耐力測定装置において、上記ベース上であって上記アンカーボルトの外周側に設置されたロードセルと、上記ロードセルの上記ベース側又は反ベース側であって上記アンカーボルトの外周側に設置された塑性変形性能を備えた荷重調和材と、上記ロードセル及び上記荷重調和材の反ベース側であり上記アンカーボルトの外周に螺合されたナットと、を具備し、上記ナットをアンカーボルトに螺合させていくことにより上記ロードセルに圧縮荷重を作用させ、それによって、アンカーボルトの引抜き耐力を測定するようにし、その際上記荷重調和材が塑性変形することにより上記ロードセルに作用する荷重を均等化するようにしたことを特徴とするものである。
又、請求項2によるアンカーボルト引抜き耐力測定装置は、請求項1記載のアンカーボルト引抜き耐力測定装置において、上記荷重調和材はアルミニウム製であることを特徴とするものである。
以上述べたように、本願発明の請求項1によるアンカーボルト引抜き耐力測定装置は、ベースにその一端を埋設され他端を上記ベースの外側に露出・配置させた状態で設置されたアンカーボルトの耐力を測定するアンカーボルト引抜き耐力測定装置において、上記ベース上であって上記アンカーボルトの外周側に設置されたロードセルと、上記ロードセルの上記ベース側又は反ベース側であって上記アンカーボルトの外周側に設置された塑性変形性能を備えた荷重調和材と、上記ロードセル及び上記荷重調和材の反ベース側であり上記アンカーボルトの外周に螺合されたナットと、を具備し、上記ナットをアンカーボルトに螺合させていくことにより上記ロードセルに圧縮荷重を作用させ、それによって、アンカーボルトの引抜き耐力を測定するようにし、その際上記荷重調和材が塑性変形することにより上記ロードセルに作用する荷重を均等化するようにしたものであり、それによって、仮に、アンカーボルトがベースに対して傾斜した状態で設置されていても、荷重作用時に荷重調和材が塑性変形することにより、ロードセルに対して均等化した荷重が作用することになり、精度の高い耐力測定を行うことができるものである。
又、請求項2によるアンカーボルト引抜き耐力測定装置は、請求項1記載のアンカーボルト引抜き耐力測定装置において、上記荷重調和材はアルミニウム製としたものであり、それによって、上記効果をより確実なものとすることができる。なお、上記荷重調和材を柔軟な完全弾性体にした場合は、圧縮力に対し図3の破線が示すような力学特性を持つため、ロードセルに伝達する偏心力はなお偏ることになり、逆効果になる。
本願発明の第1の実施の形態によるアンカーボルト引抜き耐力測定装置の構成を示す図で、アンカーボルトがベースに傾斜して埋設された状態を示す断面図である。 本願発明の第1の実施の形態によるアンカーボルト引抜き耐力測定装置の構成を示す図で、アンカーボルトがベースに傾斜して埋設された状態でボルトを締めた状態を示す断面図である。 本願発明の第1の実施の形態による効果を示すための図で、圧縮力に対するアルミニウム製リング(荷重調和材)の縮み量を示した特性図である。 本願発明の第2の実施の形態によるアンカーボルト引抜き耐力測定装置の構成を示す図で、アンカーボルトがベースに傾斜して埋設された状態を示す断面図である。 本願発明の第2の実施の形態によるアンカーボルト引抜き耐力測定装置の構成を示す図で、アンカーボルトがベースに傾斜して埋設された状態でボルトを締めた状態を示す断面図である。 従来例を示す図で、アンカーボルト引抜き耐力測定装置の構成を示した断面図である。 従来例を示す図で、アンカーボルト引抜き耐力測定装置の構成を示した上面図である。 従来例を示す図で、アンカーボルト引抜き耐力測定装置の構成を示した断面図であって、アンカーボルトが傾斜していないときの状態を示した断面図である。 従来例を示す図で、アンカーボルト引抜き耐力測定装置の構成を示した断面図であって、アンカーボルトが傾斜しているときの状態を示した断面図である。
以下、図1〜図3を参照して本発明の第1の実施の形態を説明する。
まず、ベース1があり、該ベース1にはアンカーボルト3が埋設されている。
上記ベース1上には、ロードセル7が設置されている。上記ロードセル7はセンターホール型であり、長さ方向に貫通孔9が設けられている。上記ロードセル7は、上記アンカーボルト3が上記貫通孔9を貫通するようにして設置されている。
上記ロードセル7の上端には、適度な硬さと適度な塑性変形性能を備えた材料から構成されたリング状の荷重調和材11が設置されている。この実施の形態においては、上記荷重調和材11としてアルミニウム材料のものを使用している。
上記荷重調和材11のリングの内側には、スペーサ13が設置されている。上記荷重調和材11の上部にはワッシャ15が設置されている。上記ロードセル7の貫通孔9内には、スペーサ17が設けられている。上記スペーサ17は、上記ワッシャ15と当接するように設置されている。
上記アンカーボルト3の雄螺子部5にはナット19が螺合されている。上記ナット19は、上記ワッシャ15の上部に当接している。従って、上記ナット19を回転させて上記アンカーボルト3上を上記ロードセル7側に向かって前進させると、上記ワッシャ15が付勢され、上記ロードセル7に荷重が加わることになる。上記ロードセル7に加わった荷重を測定することで、上記アンカーボルト3の引抜き耐力を測定するものである。
上記アンカーボルト3が上記ベース1に傾斜して埋設されていた場合、図1に示すように、上記ナット19は上記ワッシャ15とある一点において接触することになるが、ナットに19を螺合させていくこにとより、上記ワッシャ15を介して上記荷重調和材11に荷重が作用する。上記荷重調和材11はアルミニウム製であるので、図2に示すように、塑性変形することになる。そのため、最終的に上記ロードセル7に加わる荷重は均等化したものとなる。
上記荷重の均等化について説明を補充する。図3は本実施の形態のアルミニウム製の荷重調和材11(初期寸法は、外径が34.5mm、長さが10mm)と同じ初期寸法の完全弾性体からなる部材に関する圧縮試験の結果を示す図である。図中実線は本実施の形態によるアルミニウム製の荷重調和材11の場合であり、図中破線は完全弾性体からなる部材の場合を夫々示している。
まず、アルミニウム製の荷重調和材11の場合についてみてみると、当初は弾性域にあるので、縮み量と圧縮力との間には線形の関係にある。例えば、アンカーボルト3が傾斜していて、ナット19が一点でワッシャ15に接触していて反対側には0.2mmの隙間が発生していたとする。その状態で、ナット19を螺合させていくと、その0.2mmの隙間がやがて解消され、ナット19全体でワッシャ15に接触することになる。その際、図3に示すように、圧縮力で15.0kNの差が発生している。つまり、当初から接触していた個所には15.0kNの圧縮力が作用しているのに対して、0.2mmの隙間が解消されて初めて接触した部位には未だ圧縮力は作用していないものである。
そして、ナット19をさらに螺合させていくと、やがて塑性域に入っていき、アルミニウム製の荷重調和材11は塑性変形していく。例えば、最初から圧縮荷重が作用していた部位の縮み量が3.50mmになった地点をみてみると、64.3kNの圧縮荷重が作用している。その際、縮み量が3.30mmの地点(0.20mm差の位置)をみてみると、61.6kNの圧縮力になっている。それらの圧縮力の差は次の式(I)に示すようなものとなっている。
64.3−61.6=2.7kN−−−(I)
つまり、当初発生していた15.0kNの圧縮力の差が2.7kNまで小さくなっているものである。これが本実施の形態における均等化である。
因みに、破線で示す完全弾性体の場合には、圧縮荷重が増大していくと、所期の偏荷重はますます大きくなっていき、結局、測定誤差も大きくなってしまうものである。
以上本実施の形態によると、次のような効果を奏することができる。
アンカーボルト3がベース1に垂直に埋設されていない場合でも、荷重調和材11が塑性変形することによって、ナット19がロードセル7を付勢する力がロードセル7に均等化されて作用することになる。そのため、正確な荷重測定を行うことができる。
又、上記ロードセル7が偏荷重のために塑性変形を起こすことを防ぐことができる。
次に、図4及び図5を参照して本発明の第2の実施の形態を説明する。前記第1の実施の形態の場合には、ロードセル7の上側に荷重調和材11を設置した例を説明したが、この第2の実施の形態の場合には、ロードセル7の下側に荷重調和材11を設置しているものである。その際、荷重調和材11とベース1との間にはワッシャ15を設置しているものである。
尚、その他の構成は前記第1の実施の形態の場合と同様であり、図中同一部分には同一符号を付して示しその説明は省略する。
そして、荷重を作用させる前は図4に示すような状態にあっても、荷重を作用させた場合には、図5に示すように、荷重調和材11が塑性変形することにより、ロードセル7に対して均一に圧力が作用することになる。よって、正確な荷重測定を行うことができる等前記第1の実施の形態の場合と同様の効果を奏することができる。
尚、本願発明は前記第1、第2の実施の形態に限定されるものではない。
例えば、荷重調和材はアルミニウムに限られず、降伏点や引張強さの条件が合えば、適度な硬さと適度な塑性変形性能を備えた他の材料を使用することができる。
又、荷重調和材の位置についてはこれを特に限定するものではない。
その他、図示した各部の構成はあくまで一例である。
本発明は、例えば、荷重測定装置に係り、特に、ロードセルへの偏荷重を防止し正確な荷重測定ができるように工夫したものに係り、例えば、アンカーボルトの引抜き耐力測定装置に好適である。
1 ベース
3 アンカーボルト
5 雄螺子部
7 ロードセル
9 貫通孔
11 荷重調和材
13 スペーサ
15 ワッシャ
17 スペーサ
19 ナット
上記課題を解決するべく本願発明の請求項1によるアンカーボルト引抜き耐力測定装置は、ベースにその一端を埋設され他端を上記ベースの外側に露出・配置させた状態で設置されたアンカーボルトの耐力を測定するアンカーボルト引抜き耐力測定装置において、上記ベース上であって上記アンカーボルトの外周側に設置されたロードセルと、上記ロードセルの上記ベース側又は反ベース側であって上記アンカーボルトの外周側に設置された塑性変形性能を備え弾性域における縮み量の増大に対する圧縮力の増加割合に対して塑性域における縮み量の増大に対する圧縮力の増加割合が小さくなる特性を備えた材料からなる荷重調和材と、上記荷重調和材の内側に内装されたスペーサと、上記ロードセル及び上記荷重調和材の反ベース側であり上記アンカーボルトの外周に螺合されたナットと、を具備し、上記ナットをアンカーボルトに螺合させていくことにより上記ロードセルに圧縮荷重を作用させ、それによって、アンカーボルトの引抜き耐力を測定するようにし、その際上記荷重調和材が塑性変形することにより上記ロードセルに作用する荷重を均等化するようにしたことを特徴とするものである。
又、請求項2によるアンカーボルト引抜き耐力測定装置は、請求項1記載のアンカーボルト引抜き耐力測定装置において、上記荷重調和材はアルミニウム製であることを特徴とするものである。
上記課題を解決するべく本願発明の請求項1によるアンカーボルト引抜き耐力測定装置は、ベースにその一端を埋設され他端を上記ベースの外側に露出・配置させた状態で設置されたアンカーボルトの耐力を測定するアンカーボルト引抜き耐力測定装置において、上記ベース上であって上記アンカーボルトの外周側に設置されたロードセルと、上記ロードセルの上記ベース側又は反ベース側であって上記アンカーボルトの外周側に設置された塑性変形性能を備え弾性域における縮み量の増大に対する圧縮力の増加割合に対して塑性域における縮み量の増大に対する圧縮力の増加割合が小さくなる特性を備えた材料からなるアルミニウム製の荷重調和材と、上記荷重調和材の内側に内装されたスペーサと、上記ロードセル又は上記荷重調和材の反ベース側であり上記アンカーボルトの外周にワッシャを介して螺合されたナットと、を具備し、上記荷重調和材の軸方向厚みは上記ワッシャの軸方向厚みより大きく設定されていて、上記ナットをアンカーボルトに螺合させていくことにより上記ロードセルに圧縮荷重を作用させ、それによって、アンカーボルトの引抜き耐力を測定するようにし、その際上記荷重調和材が塑性変形することにより上記ロードセルに作用する荷重を均等化するようにしたことを特徴とするものである。

Claims (2)

  1. ベースにその一端を埋設され他端を上記ベースの外側に露出・配置させた状態で設置されたアンカーボルトの耐力を測定するアンカーボルト引抜き耐力測定装置において、
    上記ベース上であって上記アンカーボルトの外周側に設置されたロードセルと、
    上記ロードセルの上記ベース側又は反ベース側であって上記アンカーボルトの外周側に設置された塑性変形性能を備えた荷重調和材と、
    上記ロードセル及び上記荷重調和材の反ベース側であり上記アンカーボルトの外周に螺合されたナットと、
    を具備し、
    上記ナットをアンカーボルトに螺合させていくことにより上記ロードセルに圧縮荷重を作用させ、それによって、アンカーボルトの引抜き耐力を測定するようにし、その際上記荷重調和材が塑性変形することにより上記ロードセルに作用する荷重を均等化するようにしたことを特徴とするアンカーボルト引抜き耐力測定装置。
  2. 請求項1記載のアンカーボルト引抜き耐力測定装置において、
    上記荷重調和材はアルミニウム製であることを特徴とするアンカーボルト引抜き耐力測定装置。
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