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JP2011020353A - 液体供給装置 - Google Patents

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JP2011020353A JP2009167363A JP2009167363A JP2011020353A JP 2011020353 A JP2011020353 A JP 2011020353A JP 2009167363 A JP2009167363 A JP 2009167363A JP 2009167363 A JP2009167363 A JP 2009167363A JP 2011020353 A JP2011020353 A JP 2011020353A
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liquid level
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Hirotake Nakamura
宙健 中村
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Brother Industries Ltd
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Abstract

【課題】装置の異常の誤判定を低減し、装置の異常を確実に判定する。
【解決手段】プリンタ1は、カートリッジ装着部7にインクカートリッジ5が装着されると、液量レベル検出部51によりインクカートリッジ5内の3段階に区別された液量レベルを検出する。そして、判定部54により、液量レベル検出部51によって検出された液量レベルが、2段階増加、または、間の液量レベルを飛び越して2段階減少したときにはプリンタ1が異常であると判定し、1段階増加または減少したときにはプリンタ1が異常と判定しない。
【選択図】 図9

Description

本発明は、液体を供給する液体供給装置に関する。
従来から、様々な技術分野において、液体が貯留された液体カートリッジが着脱自在にカートリッジ装着部に装着され、このカートリッジ装着部に装着された液体カートリッジから種々の対象に対して液体を供給する液体供給装置が広く知られている。一般的に、このような液体供給装置には、カートリッジ装着部に装着された液体カートリッジの交換タイミングや液体残量の目安をユーザに知らせることなどを目的として、液体カートリッジ内の液量を検出する検出部が設けられている。
例えば、特許文献1には、液体カートリッジ内の液量を多段階に検出可能なインクジェット記録装置について記載されている。このインクジェット記録装置は、液体カートリッジ内に、一端にフロート部材が接続され、他端に被検出部が接続され、回転移動可能に支持された被検出部材を有している。そして、液体カートリッジ内の液量変化にともない移動するフロート部材に連結された被検出部の動きを光センサによって検出することで、液体カートリッジ内の液量を多段階で検出している。
特開2008−87311号公報(図17)
ところで、このように液体供給装置が液体カートリッジ内の液量を検出可能であると、検出された液量の増減に基づいて、液体供給装置が異常であると、液体供給装置に判定させることが可能である。例えば、液体カートリッジ内の液量は、液体が供給されるにつれて次第に減少していくのが通常である。そのため、検出された液量が増加したと判定した場合や、推定される供給量よりも液量の減少量が多いと判定した場合には、液体カートリッジを含めた液体供給装置に何らかの異常が生じたと、液体供給装置に判定させることが可能である。
例えば、液体供給装置が正規の姿勢から何らかの原因により傾けられた場合、液体カートリッジ内の液面変動が起こる。この液面変動により、液量が増加したと判定され、液体供給装置が異常であると判定される。したがって、液体供給装置が傾いた状態で使用され続けることを防止できる。また、別の例としては、装置の電源がオフされる前に検出されていた液量に対して、装置の電源がオフされ再びオンされた後に検出された液量が増加していた場合も、液体供給装置が異常であると判定される。この液面の増加は、液体カートリッジが交換されたことによる可能性が高い。したがって、液体カートリッジが交換されたことが認識されずに、液体供給装置がそのまま使用され続けることを防止できる。さらに、別の例としては、液体カートリッジから液体が漏れた場合、液体カートリッジ内の液面が急激に低下する。この液面の低下により、推定される供給量よりも液量の減少量が多いと判定され、液体供給装置が異常であると判定される。したがって、液体カートリッジから液体が漏れたまま液体供給装置が使用され続けることを防止できる。
しかしながら、何かしらの原因で液体カートリッジ内の液量が誤って検出されることがある。例えば、液体カートリッジ内に発生した泡や、液体供給装置に加わる振動によって、被検出部材の動きが影響を受けて、液体カートリッジ内の液量が増加したと誤って判定されるおそれがある。このような場合、泡や振動の影響は一時的なものであるので、液体供給装置がそのまま使用されても問題ない状態であるのにもかかわらず、液体供給装置は、装置に何らかの異常が生じたと誤判定してしまう。
そこで、本発明の目的は、液量検出に基づく装置の異常の誤判定を低減し、装置の異常を確実に判定する液体供給装置を提供することである。
本発明の液体供給装置は、内部に液体を貯留する液体貯留室を有する液体カートリッジと、前記液体カートリッジが装着されるカートリッジ装着部と、前記液体貯留室内の液量レベルを液量に応じた3段階以上に区別して検出する液量レベル検出手段と、前記液量レベル検出手段によって検出された液量レベルが、2段階以上増加したときには装置が異常であると判定し、1段階増加したときには装置が異常と判定しない判定手段と、を備えている。
液体カートリッジがカートリッジ装着部に装着されたままで液体貯留室内の液量レベルが増加することはまずないが、何かしらの原因で液量レベル検出手段によって検出される液量レベルが誤って1段階増加することがある。例えば、液体カートリッジの液量が、液量レベルが変化するような境界近傍である場合、液体カートリッジの温度が上昇すると、液体内に発生した泡が膨張して、この膨張した泡により、液面が変動し、液量レベル検出手段によって検出された液量レベルがあたかも1段階増加したように判定されることがある。また、液体供給装置に振動が加わった場合または液体供給装置自身が振動を発生した場合にも、液面が変動し、液量レベル検出手段によって検出された液量レベルがあたかも1段階増加したように判定されることがある。しかしながら、このような理由による液量レベルの変動量は非常に小さい。そこで、本発明の液体供給装置によると、液量レベル検出手段によって検出された液量レベルが2段階以上増加したときには、装置が異常とし、1段階増加したときには異常としない。これにより、液量レベル検出に基づく装置の異常を誤判定することが低減され、装置の異常を確実に判定することができる。なお、装置が異常であるとは、装置の使用をそのまま継続してしまうと、不具合が生じる状態のことである。
また、前記液量レベル検出手段によって検出された液量レベルを更新しながら記憶する、不揮発性の記憶手段をさらに備えており、前記判定手段は、装置の電源がオフされ再度オンされた後に、前記液量レベル検出手段によって検出された前記液体貯留室内の液量レベルと前記記憶手段に記憶されている液量レベルとを比較して、電源が再度オンされた後に検出された液量レベルが、前記記憶手段に記憶されている液量レベルよりも2段階以上増加したときには装置が異常であると判定し、1段階増加したときには装置が異常と判定しないことが好ましい。電源がオフされ再度オンされた後に、電源がオフされる前の記憶手段に記憶された液量レベルに比べて、電源オン後の液量レベル検出手段によって検出された液体貯留室内の液量レベルが2段階以上増加していると、液体カートリッジが交換された可能性も含め、装置が異常である可能性が高い。一方、1段階増加したとしても、上述したように装置が異常ではない場合がある。そのため、このような状況においては、液量レベルが2段階以上増加したときには装置の異常とし、1段階増加したときには異常としないのがよい。
また、前記判定手段は、前記液量レベル検出手段によって検出された液量レベルが1段階増加した後に、さらに1段階増加したときに、装置が異常であると判定してもよい。これによると、液量レベル検出手段によって検出される液量レベルの段階が一度に2段階以上増加する場合だけでなく、1段階ずつ増加して最終的に2段階増加した場合においても、装置の異常を確実に検出することができる。
また、前記カートリッジ装着部に装着された前記液体カートリッジから供給された液体を吐出する液体吐出ヘッドと、前記液体吐出ヘッドにより消費された消費量を推定する消費量推定手段と、前記液量レベル検出手段によって前記液体貯留室内の液量レベルが最も少ない液量レベルであることが検出されると、この最も少ない液量レベルと次に多い液量レベルとの境界の液量から前記消費量推定手段によって推定された消費量を引いた量を前記液体貯留室内の液量として算出する算出手段と、をさらに備えていることが好ましい。
さらに、前記液体カートリッジは、前記液体貯留室内に配置され、前記液体貯留室内の液量に応じて移動する移動部材を有しており、前記カートリッジ装着部または前記移動部材に配置された発信部と、前記カートリッジ装着部に配置され、前記移動部材の位置に応じて変化する前記発信部からの発信信号を受信する受信部と、をさらに備えており、前記液量レベル検出手段は、前記受信部の受信信号に基づいて、前記液体貯留室内の液量レベルを液量に応じた3段階以上に区別して検出することが好ましい。
加えて、前記判定手段は、前記液量レベル検出手段によって検出された液量レベルが、間のレベルを飛び越して2段階以上減少したときには装置が異常であると判定し、1段階減少したときには装置が異常と判定しないことが好ましい。
一方、別の観点では、本発明の液体供給装置は、内部に液体を貯留する液体貯留室を有する液体カートリッジと、前記液体カートリッジが装着されるカートリッジ装着部と、前記液体貯留室内の液量レベルを液量に応じた3段階以上に区別して検出する液量レベル検出手段と、前記液量レベル検出手段によって検出された液量レベルが、間のレベルを飛び越して2段階以上減少したときには装置が異常であると判定し、1段階減少したときには装置が異常と判定しない判定手段と、を備えている。
液体カートリッジの液体貯留室内の液量は使用状況に応じて適宜減少していくため、液量レベル検出手段によって検出される液量レベルが1段階ずつ減少するのが通常である。本発明の液体供給装置によると、液量レベル検出手段によって検出された液体貯留室内の液量レベルが間のレベルを飛び越して2段階以上減少したときには、液体の減少が速く、液体カートリッジまたは液体カートリッジとカートリッジ装着部の連通部分で液体漏れなどが生じているおそれがあるため、装置は異常とする。これにより、液量レベル検出に基づく装置の異常を誤判定することが低減され、装置の異常を確実に判定することができる。なお、装置が異常であるとは、装置の使用をそのまま継続してしまうと、不具合が生じる状態のことである。
また、前記液量レベル検出手段によって検出された液量レベルを更新しながら記憶する、不揮発性の記憶手段をさらに備えており、前記判定手段は、装置の電源がオフされ再度オンされた後に、前記液量レベル検出手段によって検出された前記液体貯留室内の液量レベルと前記記憶手段に記憶されている液量レベルとを比較し、電源が再度オンされた後に検出された液量レベルが、前記記憶手段に記憶されている液量レベルよりも2段階以上減少したときには装置が異常であると判定し、1段階減少したときには装置が異常と判定しないことが好ましい。電源がオフされ再度オンされた後に、電源がオフされる前の記憶手段に記憶された液量レベルに比べて、電源オン後の液量レベル検出手段によって検出された液体貯留室内の液量レベルが2段階以上減少していると、液体カートリッジが交換された可能性も含め、装置が異常である可能性が高い。一方、電源がオフされ再度オンされる間には、装置は駆動しておらず液体の供給がないため、液量レベルが変化することはまずないが、装置が異常でない場合でも1段階減少することがある。例えば、液体カートリッジの温度が上昇すると、液体内の泡が膨張して、この膨張した泡により、液量レベル検出手段によって検出された液量レベルがあたかも1段階減少したように判定されることがある。そのため、このような状況においては、液量レベルが2段階以上減少したときには装置は異常とし、1段階減少したときには異常としないのがよい。
液量レベル検出手段によって検出された液体貯留室内の液量レベルが2段階以上増加、または、間のレベルを飛び越して2段階以上減少したときには、装置が異常とし、1段階増加または減少したときには異常としない。これにより、液量レベル検出に基づく装置の異常を誤判定することが低減され、装置の異常を確実に判定することができる。
本実施形態に係るプリンタの概略構成を示す平面図である。 インク供給装置の断面図である。 インクカートリッジの断面図であり、(a)は第1カートリッジの断面図であり、(b)は第2カートリッジの断面図である。 図3(a)の一点鎖線に囲まれた部分の拡大図であり、(a)には液面がフロートに差し掛かるまでの状態が示されており、(b)には液面がフロートに差し掛かり遮光板が少し移動した後の状態が示されており、(c)には(b)よりも遮光板がさらに移動した後の状態が示されている。 発光部の光の出射口に対して図4(a)〜図4(c)のように遮光板が移動する際の受光部が受光する光の強度変化を示す図である。 ホルダのカートリッジ装着部の断面図である。 インクカートリッジのカートリッジ装着部への装着動作を示す図であり、(a)はインクカートリッジがカートリッジ装着部へ装着される途中のインク供給装置の断面図であり、(b)はカートリッジ装着部へのインクカートリッジの装着が完了した状態のインク供給装置の断面図である。 インクカートリッジがカートリッジ装着部に装着される過程における受光部が受光する光の強度変化を示す図であり、(a)には第1カートリッジが装着される過程の光の強度変化であり、(b)には第2カートリッジが装着される過程の光の強度変化である。 プリンタの制御系のブロック図である。 液量レベル検出に基づくプリンタの異常判定についてのフローチャートである。 変形例における遮光板近傍の拡大図である。(a)には液面がフロートに差し掛かるまでの状態が示されており、(b)には液面がフロートに差し掛かり遮光板が少し移動した後の状態が示されており、(c)には(b)よりも遮光板がさらに移動した後の状態が示されている。(d)には(c)よりも遮光板がさらに移動した後の状態が示されている。 発光部の光の出射口に対して図11(a)〜図11(d)のように遮光板が移動する際の受光部が受光する光の強度変化を示す図である。 変形例におけるプリンタの異常判定についてのフローチャートである。
次に、本発明の実施形態について説明する。本実施形態は、カートリッジ装着部に装着されたインクカートリッジから供給されたインクをインクジェットヘッドから記録用紙に対して吐出し、記録用紙に所望の文字や画像などを記録(印刷)するプリンタに、本発明を適用したものである。
まず、プリンタの概略構成について説明する。図1に示すように、プリンタ1(液体供給装置)は、走査方向(図1の左右方向)に沿って往復移動可能に構成されたキャリッジ2と、キャリッジ2に搭載されたインクジェットヘッド3(液体吐出ヘッド)及びサブタンク4a〜4dと、インクを貯留するインクカートリッジ5(液体カートリッジ)が着脱自在に装着されるカートリッジ装着部7を有するインク供給部21と、記録用紙Pを走査方向に直交する紙送り方向に搬送する搬送機構6と、プリンタ1の各部をそれぞれ制御する制御部8(図9参照)などを備えている。
キャリッジ2は、走査方向に平行に延びる2本のガイド軸17に沿って往復移動可能に構成されている。また、キャリッジ2には、無端ベルト18が連結されており、キャリッジ駆動モータ19によって無端ベルト18が走行駆動されたときに、キャリッジ2は無端ベルト18の走行に伴って走査方向に移動する。
このキャリッジ2には、インクジェットヘッド3と4つのサブタンク4a〜4dが搭載されている。インクジェットヘッド3は、その下面(図1の紙面向こう側の面)に多数の液体吐出用ノズルを備えている。4つのサブタンク4a〜4dは、走査方向に沿って並べて配置され、4つのサブタンク4a〜4dにはチューブジョイント20が一体的に設けられている。そして、チューブジョイント20に連結された可撓性のチューブ11によって、4つのサブタンク4a〜4dと4つのインクカートリッジ5とはそれぞれ接続されている。
4つのインクカートリッジ5には、例えば、ブラック、イエロー、シアン、マゼンタの4色のインクがそれぞれ貯留されており、これらのインクカートリッジ5は、インク供給部21のホルダ10に設けられた4つのカートリッジ装着部7に挿入されることにより、ホルダ10に着脱自在に装着される。
4つのインクカートリッジ5にそれぞれ貯留された4色のインクは、4本のチューブ11を介して4つのサブタンク4a〜4dに供給され、サブタンク4a〜4dにおいて一時的に貯留された後、インクジェットヘッド3に供給される。インクジェットヘッド3は、キャリッジ2とともに走査方向に往復移動しつつ、その下面に設けられた多数のノズルから、搬送機構6により紙送り方向に搬送される記録用紙Pにインクを吐出する。
搬送機構6は、インクジェットヘッド3よりも紙送り方向上流側に配置された給紙ローラ25と、紙送り方向下流側に配置された排紙ローラ26とを有する。給紙ローラ25と排紙ローラ26は、それぞれ、給紙モータ27と排紙モータ28により回転駆動される。搬送機構6は、給紙ローラ25により、記録用紙Pを図1の上方からインクジェットヘッド3に供給するとともに、排紙ローラ26により、インクジェットヘッド3によって画像や文字などが記録された記録用紙Pを図1の下方へ排出する。
次に、インクカートリッジ5及びこれが装着されるホルダ10を有するインク供給部21について詳細に説明する。まず、インクカートリッジ5について説明する。インクカートリッジ5は、ホルダ10のカートリッジ装着部7へ装着向きに沿って装着されるが、装着向きと反対の向きを脱着向きとする。以下の説明において、「前方」および「後方」は、装着向きにおける「前方」および「後方」を意味する。また、本実施形態においては、装着向き及び脱着向きに平行な方向を水平方向とする。本実施形態においては、ホルダ10の1つのカートリッジ装着部7には、同じ色のインクを貯留するものであるが、図3に示すように、インク貯留室31a,31bの水平方向に関する長さが異なることでインク貯留量の異なる2種類のインクカートリッジ5a,5bを装着可能となっている。そして、第2カートリッジ5bは、第1カートリッジ5aよりインク貯留量が少なくなっている。
なお、第1カートリッジ5aと第2カートリッジ5bの構成は、一部を除いて同じであるため、2種類のインクカートリッジ5の共通構成についてはカートリッジの種類(第1カートリッジ5aか第2カートリッジ5bか)を特定せずに説明し、異なる構成についてのみカートリッジの種類を特定して説明する。
図2及び図3に示すように、インクカートリッジ5は、インクを貯留するカートリッジ本体30と、カートリッジ本体30内の液量レベルを液量に応じた3段階に区別して検出するためのセンサアーム40などを有している。
カートリッジ本体30は、合成樹脂材料などの光透過性材料により、中空の略直方体状に形成されている。また、カートリッジ本体30は、内部にインクを貯留するインク貯留室31と、インク貯留室31の前方端部の下部に設けられたインク導出孔32及び上部に設けられた大気導入孔33と、インク貯留室31の前方端部におけるインク導出孔32と大気導入孔33との間に設けられ、前方に突出した被検知部34と、を有している。インクカートリッジ5がホルダ10のカートリッジ装着部7に装着された状態では、被検知部34の下端は、後述する光センサ66の発光部66aと受光部66bとの間に位置する。
センサアーム40は、インク貯留室31内においてカートリッジ本体30に回動自在に支持されたアーム部40aと、アーム部40aの一端に設けられ、液面変動に応じて上下に移動するフロート40bと、アーム部40aの他端に設けられた遮光板40c(移動部材)とを有する。
遮光板40cは、被検知部34内に収容され、インク貯留室31内の液面変動に応じてフロート40bが上下に移動したときに、被検知部34内においてカートリッジ本体30に対して上下に移動(揺動)する。また、遮光板40cは、ホルダ10のカートリッジ装着部7にインクカートリッジ5が装着された状態で、後述する光センサ66の発光部66aから受光部66bに発する光を遮光可能である。
インク貯留室31内に十分なインクがある場合には、フロート40bに大きな浮力が作用し、アーム部40aに図3の反時計回り方向のモーメントが作用し、遮光板40cが被検知部34の底面に当接する。一方、インク貯留室31内のインク残量が少なくなってフロート40bが液面から一部露出すると、フロート40bに作用する浮力が小さくなる。その後、インク貯留室31内のインク残量がさらに少なくなって液面が低下すると、その液面の低下に追従してアーム部40aは図3の時計回り方向に回動し、フロート40bがインク貯留室31の底面に当接する。
より具体的に図4を参照して説明する。なお、図4に示す黒点は、インクカートリッジ5がカートリッジ装着部7に装着された状態における、発光部66aの光の出射口41の位置および大きさを概念的に示している。発光部66aの出射口41から発せられた光は拡散しつつ受光部66bに向かって進む。
図3(a)に示すように、遮光板40cは、複数の細かいスリット40eが形成されたスリット形成部40dを有している。スリット40eは、遮光板40cの図3の紙面に垂直な方向(すなわち、発光部66aから発せられた光の光軸方向と略平行な方向)に遮光板40cを貫通しており、この方向に垂直な断面について円形の断面形状している。スリット40eは、遮光板40cの左半分の上端から下端までの領域に格子状に均等に分布して配列されている。スリット形成部40dに照射された光は、スリット40eを通じて遮光板40cを透過する。スリット40eの断面の径は発光部66aの出射口41の径よりも小さく、スリット40e同士の間隔も平均的に発光部66aの出射口41の径より小さくなっている。
図5の横軸はインク消費量(すなわち、インク貯留室31内から消費されたインクの量)を、縦軸は光の強度を表している。消費量I0〜I2は、遮光板40cが図4(a)〜図4(c)のそれぞれの状態にあるときの消費量に相当する。
図5(a)に示すように、消費量I0のとき、すなわち、インク貯留室31内からインクが消費されていないときにおいて、出射口41が遮光板40cのスリット形成部40d以外の領域に光軸方向に重なっているときには(図4(a)参照)、遮光板40cにより光が遮光され、受光部66bは光を受光せず光の強度はA0である。消費量I2のときは、遮光板40cにより光が遮光されず(図4(c)参照)、受光部66bが受光する光の強度は、A1である。消費量I1のときは、遮光板40cのスリット形成部40dに出射口41が光軸方向に重なり(図4(b)参照)、スリット40eを通じて遮光板40cを光が透過する。このとき、スリット40eの径は出射口41の径よりも小さいので、光の一部は、遮光板40cのスリット40eが開口していない領域に遮光される。このため、消費量I1において受光部66bが受光する光の強度は、A0よりも大きくA1よりも小さいA2である。なお、受光部66bが受光する光の強度がA1となったとき、インクカートリッジ5内のインクは低残量状態(ニアエンプティ)であるとする。
このようなセンサアーム40の構成により、インク貯留室31内の液量に応じて受光部66bが受光する光の強度が2回変化することになり、インク貯留室31内の液量を3段階の液量レベルに区別して把握することができる。
また、図3に示すように、2種類のインクカートリッジ5a,5bの、カートリッジ本体30の被検知部34には、形状の異なる遮光部材44a,44bがそれぞれ設けられている。図3(a)に示すように、第1カートリッジ5aにおいては、被検知部34の前方に、所定厚みT1の遮光板45aを有する遮光部材44aが設けられており、遮光板45aと被検知部34の前面との間には隙間46aが形成されている。また、図3(b)に示すように、第2カートリッジ5bにおいても、被検知部34の前方に、所定厚みT2の遮光板45bを有する遮光部材44bが設けられており、遮光板45bと被検知部34の前面との間には隙間46bが形成されている。なお、第1カートリッジ5aの遮光板45aの厚みT1は、第2カートリッジ5bの遮光板45bの厚みT2よりも大きくなっている。
2種類の遮光板45a,45bは、後述するカートリッジ装着部7へのインクカートリッジ5の装着途中においてに、カートリッジ装着部7に設けられた光センサ66(図2参照)の光を一時的に遮光する。このとき、2種類の遮光板45a,45bは厚みが異なることから、遮光時間に差が生じ、この差によって、制御部8は、カートリッジ装着部7に装着されたインクカートリッジ5が、第1カートリッジ5aか第2カートリッジ5bかその種類を判別することができる。
次に、インクカートリッジ5が装着されるホルダ10について説明する。図1に示すように、ホルダ10は、走査方向に配列されて、4つのインクカートリッジ5が装着される4つのカートリッジ装着部7を有している。なお、4つのカートリッジ装着部7は同じ構成であるため、以下ではそれらのうちの1つについて説明する。
図2及び図6に示すように、ホルダ10のカートリッジ装着部7は、後方に開口したカートリッジ収容室80と、カートリッジ収容室80を形成するホルダ10の前壁81に形成されたインク導出路82及び光センサ66と、を有している。
カートリッジ収容室80には、開口した後方からインクカートリッジ5が挿入される。前壁81の下部はそれよりも上の部分と比べて後方へ張り出しており、この張出部分81aに、インク導出路82が設けられている。張り出し部分81aからはインク導出路82と連通する不図示のニードルが後方へ突出している。このインク導出路82は、図1に示すチューブ11を介してインクジェットヘッド3と接続されている。光センサ66は、前壁81の鉛直方向中央部に設けられており、図6の紙面垂直方向に関して所定間隔を空けて対向配置された発光部66aと受光部66bとを有する透過型光学式センサである。この光センサ66は、被検出体の位置に応じて受光部66bで受光される光の強度が変化し、この強度に応じた信号を制御部8に対して出力する。
受光部66b(光センサ66)の出力信号は、カートリッジ装着部7へのインクカートリッジ5の装着動作の検出と、装着されたインクカートリッジ5の種類の判別と、装着されているインクカートリッジ5の液量レベルの検出という、3つの検出動作にそれぞれ用いられる。これらについて詳しくは後述する。
次に、インクカートリッジ5のカートリッジ装着部7への装着動作について図7を参照して説明する。なお、図7(a),(b)は、ともに第1カートリッジ5aがカートリッジ装着部7へ装着されるときの状態を示している。
インクカートリッジ5が、カートリッジ装着部7のカートリッジ収容室80に挿入されると、図7(b)に示すように、カートリッジ本体30が前壁81の張出部分81aと当接し、不図示のニードルがインク導出孔32に挿入される。ニードルがインク導出孔32に挿入されることにより、張出部分81aに形成されたインク導出路82とインク貯留室31とがニードルを介して連通する。これにより、カートリッジ装着部7へのインクカートリッジ5の装着が完了する。このとき、カートリッジ本体30に形成された大気導入孔33は開放された状態となっており、その結果、大気導入孔33からインク貯留室31内にエアが導入されて、インク貯留室31内のインクがインク導出孔32から、ホルダ10側のインク導出路82へ導出されることになる。
また、カートリッジ装着部7へのインクカートリッジ5の装着が完了した状態では、カートリッジ本体30に設けられた被検知部34と、被検知部34に設けられた遮光板45(遮光部材44)とが、光センサ66の発光部66aと受光部66bの間に挿入される。
インクカートリッジ5がカートリッジ装着部7へ装着される過程における、受光部66bにより受光する光の強度変化について図8を参照して説明する。まず、図7(a)のように、遮光部材44の遮光板45が発光部66aからの光を一時的に遮光することにより、図8に示すように、受光部66bの受光する光の強度は、A1→A0(時刻t1)→A1(時刻t2)のように変化する。この強度変化により、カートリッジ装着部7にインクカートリッジ5が装着されたことが制御部8で認識される。また、遮光板45が光を遮光する時間は、遮光板45の厚みにほぼ比例する。そのため、図8(a),(b)に示すように、2種類のインクカートリッジ5a,5bで遮光状態(強度がA0)となる時間(t1−t2間とt1−t2´間)が異なることになり、装着されているインクカートリッジ5の種類が制御部8によって判別される。
さらに、図7(b)に示すように、1度も使用されていないインクカートリッジ5が装着される場合には、遮光板40cが被検知部34の底面に当接した位置にあり、発光部66aから照射された光を完全に遮光するので、受光部66bで受光する光の強度はA0となる。つまり、図8に示すように、受光部66bにより受光された光の強度は、A1→A0(時刻t3)のように変化し、これにより、インクカートリッジ5に十分な量のインク、より具体的には、フロート40bが一部露出するインク量以上のインク、があることが認識される。
次に、プリンタ1の制御系について、図9のブロック図を参照して説明する。図9に示
すプリンタ1の制御部8は、例えば、中央処理装置であるCPU(Central Processing Unit)と、プリンタ1の全体動作を制御するための各種プログラムやデータなどが格納されたROM(Read Only Memory)と、CPUで処理されるデータなどを一時的に記憶するRAM(Random Access Memory)と、プリンタ1の電源がオフされている間もデータを保持する不揮発性のメモリ、例えばEEPROM(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory)などにより構成されており、ROMに格納されたプログラムがCPUで実行されることにより、以下に説明するような種々の制御を行う。あるいは、制御部8は、演算回路を含む各種回路が組み合わされたハードウェア的なものであってもよい。
制御部8は、記録制御部50、液量レベル検出部51、カートリッジ検出部52、記憶部53、判定部54、消費量推定部55、及び、残量算出部56を備えている。
記録制御部50は、PC70から入力された記録画像などに関するデータに基づいて、インクジェットヘッド3、キャリッジ2を駆動するキャリッジ駆動モータ19、搬送機構6の給紙モータ27及び排紙モータ28などを制御して、記録用紙Pへの所望の画像などの記録を行わせる。
液量レベル検出部51は、受光部66bが受光した光の強度に対応して出力された出力信号に基づいて、装着されているインクカートリッジ5の液量を3段階の液量レベルに区別して検出する。ここで検出された液量レベルは、主に、インクがどの程度残っているかを、表示部72または制御部8に接続されている外付けPC70のディスプレイにメッセージまたはグラフィックを表示して、ユーザにインク残量の目安を知らせるために使用される。カートリッジ検出部52は、受光部66bの出力信号に基づいて、カートリッジ装着部7へのインクカートリッジ5の装着、及び、装着されたインクカートリッジ5の種類判別を行う。記憶部53は、不揮発性のメモリによって実現されており、液量レベル検出部51によって検出された液量レベルを更新しながら記憶している。つまり、この記憶部53に記憶された液量レベルは、プリンタ1の電源をオフして再度オンしても消去されることなく記憶保持されている。なお、プリンタ1の電源をオフするとは、プリンタ1の電源スイッチをオフすることであってもよいし、プリンタ1の電源プラグを電力源(コンセント)から外すことであってもよい。記憶部53に記憶された液量レベルは、電源がオンの状態でインクカートリッジ5が交換されるとリセットされる。
判定部54は、電源がオンの状態では、液量レベル検出部51によって検出されて記憶部53に記憶される液量レベルの増減に基づいてプリンタ1が異常か否かを判定する。また、判定部54は、電源がオフされ再度オンされたときは、電源が再度オンされた後に液量レベル検出部51によって検出された液量レベルと記憶部53に記憶されている液量レベルとを比較して、液量レベルの増減に基づいてプリンタ1が異常か否かを判定する。この異常判定について詳しくは後述する。さらに、判定部54は、残量算出部56によって算出された推定残量がインクカートリッジ5内のインクが完全に空になる前の非常に少ない所定の残量よりも少ないか否かを判定する。
消費量推定部55は、PC70から入力された記録画像などに関するデータなどに基づいて、インクジェットヘッド3で吐出(消費)されるインク量を推定する。インクジェットヘッド3のインク消費量とは、印刷動作中の記録用紙Pへのインク吐出によるインク消費量はもちろんのこと、印刷動作以外でのインク消費量、例えば、図示しないメンテナンス機構によるインクジェットヘッド3からの吸引パージにて消費されるインクの量や、印刷動作中、または、印刷動作前後に行うインクジェットヘッド3からのフラッシングにて消費されるインクの量を含む。
残量算出部56は、液量レベル検出部51により検出されたインクカートリッジ5の液量レベルが最も少ない液量レベルとなったと判定されると、ROMに予め記憶された最も少ない液量レベルと次に多い液量レベルとの境界の液量(後述する第2液量)から、消費量推定部55によって推定されたインクジェットヘッド3におけるインク消費量を引いた量を、インクカートリッジ5内の推定残量として算出する。ここで算出された推定残量は、主に、インクがどの程度残っているかを、表示部72またはPC70のディスプレイに概略表示して、ユーザにインク残量の目安を知らせるために使用される。なお、このような残量算出部56による推定残量の算出方法を以下、ソフトカウントと称する。
次に、プリンタ1の異常判定について図10を参照して説明する。本フロー制御においては、液量レベル検出部51で検出された液量レベルが2段階増加したとき、または、間の液量レベルを飛び越して2段階減少したときにプリンタ1が異常であるとし、1段階変化したときには異常としない。ここで、プリンタ1が異常であるとは、プリンタ1の使用をそのまま継続してしまうと、不具合が生じる状態であり、例えば、点検、インクカートリッジ5の再装着または交換が必要な状態のことである。
なお、液量レベル検出部51は、受光部66bで受光した光の強度がA0の場合(図4(a)参照)において、液量レベルを(1)として検出し、A2の場合(図4(b)参照)において、液量レベルを(2)として検出し、A1の場合(図4(c)参照)において、液量レベルを(3)として検出する。つまり、(1)→(2)→(3)の順に、インクカートリッジ5内の液量は少なくなっている。より詳細には、受光部66bで受光した光の強度が、A0より大きくA2より小さい場合や、A2より大きくA1より小さい場合もあり得るので、液量レベル検出部51は、受光部66bで受光した光の強度がA0以上(A0+A2)/2未満の範囲にある場合、液量レベルを(1)として検出し、受光部66bで受光した光の強度が(A0+A2)/2以上(A2+A1)/2未満の範囲にある場合、液量レベルを(2)として検出し、受光部66bで受光した光の強度が(A2+A1)/2以上の場合、液量レベルを(3)として検出してもよい。インク貯留室31に貯留されているインクの液量は、液量レベルが(1)として検出された場合、所定の第1液量より多い液量であり、液量レベルが(2)として検出された場合は、第1液量から第1液量より少ない第2液量までの間の液量であり、液量レベルが(3)として検出された場合、第2液量より少ない液量である。また、印刷時、パージ時及びフラッシング時を含みインクジェットヘッド3で1回の消費動作に消費される消費量は、液量レベルが(2)として検出される最大液量(第1液量)と最小液量(第2液量)との差よりも小さい量とする。さらに、インクジェットヘッド3による1回の消費動作ごとに液量レベル検出部51によって液量レベルが検出され、記憶部53に記憶されるものとする。例えば、1回の消費動作とは、1枚の記録用紙Pに記録を行う動作、1回のパージを行う動作、1回のフラッシングを行う動作である。
まず、カートリッジ装着部7にインクカートリッジ5が装着されると、図10に示すように、制御部8のRAMにトリガTの値が0として記憶される(S1)。次に、液量レベル検出部51によって検出され、記憶部53に記憶されている液量レベルに基づいて、判定部54が、液量レベルが(3)か否か判定する(S2)。なお、図10のフローチャートにおいて、液量レベルが(1)か否か、(2)か否か、(3)か否かの判定は、液量レベル検出部51によって検出され、記憶部53に記憶されている液量レベルに基づいて行われる。判定部54が、液量レベルが(3)であると判定すると(S2:YES)、インクカートリッジ5内の液量はニアエンプティ以下の液量であることは認識できるが、そのうちどのくらいの液量であるか認識不可能であるため、表示部72にインクカートリッジ5を交換する旨のメッセージが表示される(S17)。
また、判定部54は、液量レベルが(3)ではないと判定すると(S2:NO)、続けて、液量レベルが(1)か否か判定する(S3)。そして、液量レベルが(1)であると判定されると(S3:YES)、RAMにトリガTの値が1として記憶され(S4)、表示部72にインクカートリッジ5内には十分インクが残っている旨のメッセージまたはグラフィックが表示され(S5)、判定部54は、液量レベルが(1)か否かの判定を繰り返し行う(S6)。
そして、判定部54は、液量レベルが(1)ではないと判定すると(S3:NOまたはS6:NO)、続けて、液量レベルが(2)か否か判定する(S7)。そして、判定部54が、液量レベルが(2)であると判定すると(S7:YES)、RAMにトリガTの値が0として記憶され(S8)、表示部72にインクカートリッジ5内には中程度のインクが残っている旨のメッセージまたはグラフィックが表示され(S9)、判定部54は、液量レベルが(2)か否かの判定を繰り返し行う(S10)。
そして、判定部54は、液量レベルが(2)ではないと判定すると(S7:NOまたはS10:NO)、続けて、液量レベルが(3)か否か判定する(S11)。判定部54が、液量レベルが(3)ではないと判定すると(S11:NO)、再度S3に戻る。また、判定部54は、液量レベルが(3)であると判定すると(S11:YES)、トリガTの値が1であるか判定する(S12)。ここで、判定部54は、トリガTの値が1であると判定すると(S12:YES)、この結果から液量レベルは(1)から(2)を飛び越して(3)に2段階減少(すなわち、液量レベルが間の液量レベルを飛び越して2段階減少)したと判定する。
このとき、液量レベルが(2)を飛び越して2段階減少した原因としては、例えば、インクカートリッジ5またはインクカートリッジ5のインク導出孔32とカートリッジ装着部7のインク導出路82の連結部分においてインク漏れなどが生じており、想定されるインクジェットヘッド3によるインクの消費量よりもインクの減少が早かったことが考えられる。インク漏れが発生した状態でプリンタ1が使用されると、漏れたインクによってプリンタ1内が汚れたり、プリンタ1の周囲が汚れたりする。また、別の原因としては、プリンタ1が傾けられて、遮光板40cが発光部66aおよび受光部66bに対して移動したことが考えられる。プリンタ1が傾けられたまま使用されると、インクカートリッジ5内の液量は実際には多いのに少ないと誤検出され、インクカートリッジ5内が実際には空ではないのに、空になったと判定されて、インクカートリッジ5の交換が促されてしまうおそれがある。
そこで、判定部54は、プリンタ1が異常であると判定し(S19)、例えば、表示部72にインクカートリッジ5などからインク漏れが生じていないか、または、プリンタ1が傾いて設置されていないかの点検を行う旨のエラーメッセージを表示させる。したがって、プリンタ1が異常な状態で使用され続けることが防止できる。
また、判定部54が、トリガTの値が1ではないと判定すると(S12:NO)、表示部72にインクカートリッジ5内の液量がニアエンプティの状態である旨のメッセージもしくはグラフィックが表示される(S13)。そして、残量算出部56によるソフトカウントが開始される(S14)。そして、判定部54は、液量レベルが(3)であるか否かの判定を行い(S15)、(3)の位置であると判定すると(S15:YES)、判定部54は、残量算出部56によって算出された推定残量が、インクカートリッジ5内のインクが完全に空になる前の非常に少ない所定の残量よりも少ないか判定する(S16)。判定部54が、推定残量が所定の消費量よりも多いと判定すると(S16:NO)、S15を繰り返し、その間にインクジェットヘッド3によるインク消費が進む。そして、判定部54が、推定残量が所定の残量よりも少ないと判定すると(S16:YES)、インクカートリッジ5内の液量が非常に少ないため、表示部72にインクカートリッジ5の交換を促す旨のメッセージが表示される(S17)。
判定部54は、S11において液量レベルが(3)あるか否かの判定を行った後、S12、S13、S14を介してS15において再度液量レベルが(3)であるか否かの判定を行い、(3)ではないと判定すると(S15:NO)、次に、(1)であるか否かを判定する(S18)。そして、判定部54が、液量レベルが(1)ではないと判定すると(S18:NO)、S16に進む。また、判定部54は、液量レベルが(1)であると判定すると(S18:YES)、液量レベルが(3)から(1)に2段階増加したと判定する。このとき、液量レベルが2段階増加した原因としては、例えば、プリンタ1が傾けられて、遮光板40cが発光部66aおよび受光部66bに対して移動したことが考えられる。プリンタ1が傾けられたまま使用されると、インクカートリッジ5内の液量は実際には少ないのに多いと誤検出し、下流側のインクが供給される装置に対してインクカートリッジ5内は空になっているのに、まだインクが貯留しているとして、インクを供給しようとして、エアを供給してしまうおそれがある。
そこで、判定部54は、プリンタ1が異常であると判定し(S19)、例えば、表示部72にプリンタ1が傾いて設置されていないかの点検を行う旨のエラーメッセージが表示させる。したがって、プリンタ1が異常な状態で使用され続けることが防止できる。
S7でYESと判定され、その後、S10でNOと判定され、その後、S11でNOと判定された場合は、液量レベルが(2)から(1)に1段階増加したことになるが、このような場合、判定部54はプリンタ1が異常とは判定せずに、S3を行う。また、S11でYESと判定され、S15でNOと判定され、その後、S18でNOと判定された場合は、液量レベルが(3)から(2)に1段階増加したことになるが、このような場合、判定部54はプリンタ1が異常とは判定せずに、S16を行う。同様に、液量レベルが(1)から(2)に1段階減少(S3でYES判定、その後、S6でNO判定、その後、S7でYES判定)しても、判定部54はプリンタ1が異常とは判定せずに、次のステップ(S8)を行う。また、液量レベルが(2)から(3)に1段階減少(S7でYES判定、その後、S10でNO判定、その後、S11でYES判定)しても、判定部54はプリンタ1が異常とは判定せずに、次のステップ(S12)を行う。
次に、インクカートリッジ5の再装着を行うことによる作用について説明する。本実施形態においては、1つのカートリッジ装着部7にインク貯留量の異なる2種類のインクカートリッジ5a,5bを装着可能となっている。このとき、2種類のインクカートリッジ5a,5bは、インク貯留室31a,31bの水平方向に関する長さが異なることで、インク貯留量が異なっている。したがって、液面に応じた遮光板40cの位置が同じであっても、インク貯留室31a,31b内の液量は異なっている。
このような場合には以下のような問題が生じる。例えば、第1カートリッジ5aをカートリッジ装着部7に装着していたとする。そして、プリンタ1の電源をオフしている間に、第1カートリッジ5aよりもインク貯留量の少ない第2カートリッジ5bをカートリッジ装着部7に装着する。カートリッジの種類は電源オンのときのカートリッジ装着部7へのインクカートリッジ5の装着途中において判定されるため、その後、再度プリンタ1の電源をオンすると、プリンタ1は第1カートリッジ5aが装着されたままだと認識している。すなわち、電源がオフされている間にカートリッジ装着部7に装着されているインクカートリッジ5が異なる種類のインクカートリッジ5に入れ替えられてしまっても、プリンタ1はその事実を認識できない。すると、カートリッジの種類のよって最も少ない液量レベルと次に多い液量レベルとの境界の液量(第2液量)は異なることから、残量算出部56によって算出される推定残量が異なってしまい、インクカートリッジ5内は空になっているのに、まだインクが貯留していると判定して、エアを供給してしまうおそれがある。そこで、電源がオンされている間においてインクカートリッジ5の再装着を行うことで、装着された正しいインクカートリッジ5の種類を把握することができる。
しかしながら、電源がオフされている間にカートリッジ装着部7に装着されているインクカートリッジ5が交換されてしまう場合がある。その場合に備えて、本実施形態においては、プリンタ1の電源がオフされ再度オンされた後にも、プリンタ1の異常判定を行う。判定部54は、プリンタ1の電源がオフされ再度オンされた後に液量レベル検出部51によって検出されたインクカートリッジ5内の液量レベルと記憶部53に記憶されている液量レベルとを比較して、電源がオンされた後に検出された液量レベルが、記憶部53に記憶されている液量レベルよりも2段階増加または減少したときにはプリンタ1が異常であると判定し、1段階増加または減少したときにはプリンタ1が異常と判定しない。このとき、記憶部53は不揮発性のROMにより実現されているため、電源がオフされたとしても、液量レベルは初期化されず電源オフ前の値を記憶保持している。
これによると、電源がオフされている間にインクカートリッジ5が交換された可能性も含め、液量レベルが2段階増加または減少したときには、プリンタ1が異常である可能性が高い。一方、電源がオフされ再度オンされる間には、インクカートリッジ5からインクが供給されることはないため、液量レベルが変化することはまずない。しかしながら、例えば、インクカートリッジ5の液量が、液量レベルが変化するような境界近傍である場合、インクカートリッジ5の温度が上昇すると、インク内に発生した泡が膨張して、この膨張した泡により、液面が変動し、あたかも液量レベルが増加または減少しているように判定されることがある。また、プリンタ1に振動が加わった場合またはキャリッジ2の移動時に振動が発生した場合にも、液面が変動し、あたかも液量レベルが増加または減少しているように判定されることがある。このように、何かしらの原因で液量レベル検出部51によって検出される液量レベルが1段階変化することはありえる。したがって、1段階増加または減少したとしても、プリンタ1が異常ではない場合がある。そのため、このようなプリンタ1の電源がオフされ再度オンされた後の異常判定においては、液量レベルが2段階増加または減少したときにはプリンタ1の異常と判定し、1段階増加または減少したときには異常と判定しないのがよい。なお、プリンタ1が異常と判定した場合は、判定部54は、例えば、表示部72にインクカートリッジ5などからインク漏れが生じていないか、プリンタ1が傾いて設置されていないか、または、インクカートリッジ5が交換されていないかの点検を行う旨のエラーメッセージを表示させる。したがって、プリンタ1が異常な状態で使用され続けることを防止できる。
本実施形態におけるプリンタ1によると、液量レベル検出部51によって検出されたインクカートリッジ5内の液量レベルが2段階増加、または、間の液量レベルを飛び越して2段階減少したときには、プリンタ1が異常であるとし、1段階増加または減少したときには異常としない。また、プリンタ1の電源がオフされ再度オンされた後の異常判定においては、液量レベル検出部51によって検出されたインクカートリッジ5内の液量レベルが2段階増加または2段階減少したときには、プリンタ1が異常であるとし、1段階増加または減少したときには異常としない。1段階増加または減少したときには異常としないのは、上述したようなカートリッジの温度上昇による泡の影響や振動などの影響により、1段階誤って増加または減少することはありえるからである。これにより、液量レベル検出に基づくプリンタ1の異常を誤判定することが低減され、プリンタ1の異常を確実に判定することができる。
さらに、仮に、インクカートリッジ5内にインクが十分あるときに、このときの液量から消費量推定部55によって推定された消費量を引いた量を現在のインクカートリッジ5内の液量として算出すると、消費量推定部55によって推定された消費量と実際の消費量に誤差があった場合に、液量が減少するにつれて、残量算出部56によって算出されたインクカートリッジ5内の液量と実際のインクカートリッジ5内の液量とのずれが大きくなってしまう。そこで、液量レベル検出部51によって検出可能な液量であり、最も液量が少ない液量レベルになってから、残量算出部56によるインクカートリッジ5内の液量の算出を開始することで、残量算出部56によって算出されたインクカートリッジ5内の液量と実際のインクカートリッジ5内の液量とのずれを小さくすることができる。
次に、本実施の形態に種々の変更を加えた変形例について説明する。但し、本実施形態と同様の構成を有するものについては、同じ符号を付して適宜その説明を省略する。
本実施形態においては、液量レベル検出部51によって検出されたインクカートリッジ5内の液量レベルが2段階増加、または、間の液量レベルを飛び越して2段階減少したときには、プリンタ1が異常であると判定される。しかしながら、液量レベル検出部51によって検出されたインクカートリッジ5内の液量レベルが、2段階増加したときにプリンタ1が異常であると判定され、間の液量レベルを飛び越して2段階減少したときには異常と判定されなくてもよい。より具体的には、図10においてS12を削除してもよい。逆に、液量レベル検出部51によって検出されたインクカートリッジ5内の液量レベルが、2段階増加したときにはプリンタ1が異常であると判定せず、間の液量レベルを飛び越して2段階減少したときに異常と判定されてもよい。より具体的には、S18を削除してもよい。
また、本実施形態においては、印刷時、パージ時及びフラッシング時を含みインクジェットヘッド3で1回の消費動作に消費される消費量は、液量レベルが(2)として検出される最大液量(第1液量)と最小液量(第2液量)との差よりも小さい量であった。よって、消費動作に起因して液量レベルが(1)から(2)を飛び越えて(3)になることはない。しかしながら、プリンタ1の仕様によっては、1回の消費動作における消費量が、液量レベルが(2)として検出される最大液量(第1液量)と最小液量(第2液量)との差よりも大きくなってしまう場合がある。この場合、消費動作に起因して液量レベルが(1)から(2)を飛び越えて(3)になることがあり得えるので、プリンタ1が異常であるのか、単にインクが消費されたのかの区別がつかない。したがって、1回の消費動作における消費量が、液量レベルが(2)として検出される最大液量(第1液量)と最小液量(第2液量)との差よりも大きくなる可能性がある場合には、図10のフローチャートのS12において、判定部54は、トリガTの値が1であるか判定するのみでなく、消費量推定部55によって推定された前回の消費動作で消費されたインクの量が、液量レベルが(2)として検出される最大液量(第1液量)と最小液量(第2液量)との差よりも大きいか否かを判定してもよい。そして、S12において、トリガTの値が1でなければ、S13に進み、また、トリガTの値が1であって、消費量推定部55によって推定された前回の消費動作で消費されたインクの量が、液量レベルが(2)として検出される最大液量(第1液量)と最小液量(第2液量)との差以上であれば、S13に進むが、トリガTの値が1であって、消費量推定部55によって推定された前回の消費動作で消費されたインクの量が、液量レベルが(2)として検出される最大液量(第1液量)と最小液量(第2液量)との差よりも小さければ、S19に進むようにしてもよい。
図10のフローチャートにおいては、液量レベルが(2)を飛び越して(3)→(1)と変化した場合と、(3)→(2)→(1)と変化した場合を区別せずに、判定部54によりプリンタ1が異常と判定されている。一度(3)となった液量レベルが(1)に戻った場合、(2)を飛び越そうが、(2)を経ようが異常であるからである。ちなみに、S14でソフトカウントが開始された後に、液量レベルが(2)である間は、S15、S18、S16の順でステップが繰り返される。しかしながら、液量レベルが(2)を飛び越して(3)→(1)と変化した場合と、(3)→(2)→(1)と変化した場合を区別して、異常判定するフローであってもよい。
加えて、本実施形態においては、液量レベル検出部51によりインクジェットヘッド3による1回の消費動作ごとに液量レベルを検出していたが、液量レベルの検出タイミングは任意のタイミングでよい。しかしながら、検出の周期が長いと、液量レベルが2段階減少したときに、インクジェットヘッド3により消費されて減少したのか、プリンタ1の異常により減少したのか判定が困難となるおそれがある。そこで、検出の周期は、1周期の間においてインクジェットヘッド3により消費される液量が、液量レベルが(2)となる最大液量(第1液量)と最小液量(第2液量)との差の液量よりも小さい量となるような周期に決定されるのがよい。
また、本実施形態においては、インクカートリッジ5内の液量を3段階の液量レベルに区別して検出していたが、3段階に限らず、それ以上の多段階で検出してもよい。このとき、液量レベル検出部51によって検出されたインクカートリッジ5内の液量レベルが2段階以上増加、または、間の液量レベルを飛び越して2段階以上減少したときには、判定部54によりプリンタ1が異常であると判定し、1段階増加または減少したときには異常と判定しないとすることで、本発明の効果を奏する。なお、本変形例において、他の変形例を適用することも可能である。
例えば、4段階の液量レベルを検出可能な構成について図11及び図12を参照して説明する。図11に示すように、本実施形態におけるセンサアーム40の遮光板40cのスリット形成部40dが形成されていない遮光板140cによりインクカートリッジ5内の液量を検出する。すると、図11に示す(a)から(d)の順に、インクカートリッジ5内の液量の減少にともない、遮光板140cの位置は変化する。このとき、図12に示すように、光センサ66の受光部66bによって受光される光の強度は、連続的に変化している。そこで、光の強度をA0以上A10未満、A10以上A11未満、A11以上A12未満、A12以上の4つの強度レベルに区別し、インクカートリッジ5の液量をこの強度レベルに対応した4段階の液量レベルに区別して検出可能である。なお、液量レベル検出部51は、受光部66bで受光した光の強度がA0以上A10未満の場合において、液量レベルを(1)として検出し、A10以上A11未満の場合において、液量レベルを(2)として検出し、A11以上A12未満の場合において、液量レベルを(3)として検出し、A12以上の場合において、液量レベルを(4)として検出する。そして、検出された液量レベルは記憶部53に記憶される。
このときのプリンタ1の異常判定について図13を参照して、上述した実施形態と異なる点に主眼をおきながら説明する。したがって、ステップの内容が明らかである場合、そのステップの説明を省略する。図13に示すように、まず、RAMにトリガT及びトリガUの値が0として記憶される(S1′)。そして、図10のフローチャートと同様に、S2′〜S7、S8′〜S10のステップを行い、判定部54は、液量レベルが(2)ではないと判定すると(S7:NOまたはS10:NO)、続いて、液量レベルが(3)か否か判定する(S20)。なお、S2′では、S2とは異なり、液量レベルが(4)否かが判定される。またS8′では、S8とは異なり、RAMにトリガTの値が0として、トリガUの値が1として記憶される。
判定部54は、液量レベルが(3)であると判定すると(S20:YES)、トリガTの値が1であるか判定する(S21)。ここで、判定部54は、トリガTの値が1であると判定すると(S21:YES)、液量レベルが(1)から(2)を飛び越して(3)に2段階減少(すなわち、液量レベルが間の液量レベルを飛び越して2段階減少)したと判定し、プリンタ1が異常であると判定する(S19)。
また、判定部54が、トリガTの値が1ではないと判定すると(S21:NO)、S22〜S24のステップが行われる。そして、判定部54は、液量レベルが(3)ではないと判定すると(S24:NO)、続いて、液量レベルが(1)であるか否か判定する(S25)。そして、判定部54は、液量レベルが(1)であると判定すると(S25:YES)、液量レベルが、(3)から(1)に2段階増加(すなわち、液量レベルが2段階増加)したと判定し、プリンタ1が異常であると判定する(S19)。
また、判定部54は、液量レベルが(1)ではないと判定する(S25:NO)、または、S20において液量レベルが(3)ではないと判定する(S20:NO)と、液量レベルが(4)か否か判定する(S41)。判定部54は、液量レベルが(4)ではないと判定すると(S41:NO)、S3に戻る。判定部54は、液量レベルが(4)であると判定すると(S41:YES)、トリガTまたはトリガUの値が1であるか判定する(S42)。ここで、判定部54は、トリガTまたはトリガUの値が1であると判定すると(S12:YES)、液量レベルが(1)から(2)及び(3)を飛び越して(4)に3段階減少(すなわち、液量レベルが間の液量レベルを飛び超して2段階以上減少)した、または、(2)から(3)を飛び越して(4)に2段階減少(すなわち、液量レベルが間の液量レベルを飛び超して2段階減少)したと判定し、プリンタ1が異常であると判定する(S19)。
また、判定部54は、トリガTまたはトリガUの値が1ではないと判定すると(S42:NO)、S43及びS44を行う。そして、判定部54が、液量レベルが(4)であるか否かの判定を行い(S45)、(4)であると判定すると(S45:YES)、S46を行う。判定部54は、液量レベルが(4)ではないと判定すると(S45:NO)、次に、液量レベルが(1)または(2)であるか否か判定する(S48)。そして、判定部54が、液量レベルが(1)または(2)のではないと判定すると(S48:NO)、S46に進む。また、判定部54は、液量レベルが(1)または(2)であると判定すると(S48:YES)、液量レベルが(4)から(1)または(2)に2段階以上増加(すなわち、液量レベルが2段階以上増加)したと判定し、プリンタ1が異常であると判定する(S19)。
これにより、液量レベル検出部51によって検出されたインクカートリッジ5内の液量レベルが2段階以上増加、または、間の液量レベルを飛び越して2段階以上減少したときには、プリンタ1が異常であると判定し、1段階増加または減少したときには異常と判定しないことで、プリンタ1の異常を誤検出することが低減され、プリンタ1の異常を確実に検出することができる。
プリンタ1が異常と判定される原因は、上記の原因に限られない。例えば、光センサ66の故障も異常と判定される原因と考えられる。いずれの原因にしろ、プリンタ1が異常と判定された場合は、プリンタ1をそのまま使用し続けると、不具合が生じる。
また、光センサ66でインクの残量を検出するためにインクカートリッジ5に設けられる構成は、上述したようなセンサアーム40には限られない。例えば、遮光材料で形成されたフロートのみの構成であってもよい。あるいは、インクが遮光性を有する場合には、光センサ66から照射された光がインクそのもので遮光されるか否かによって残量の検出ができるため、インクカートリッジ6側に特別な構成を設ける必要はない。
さらに、インクの残量を検出する手段は光センサ66には限られない。例えば、インクカートリッジ5側にインク残量に応じて移動するフロートに接続された移動部材が、インクカートリッジ5から突出するように設けられ、この突出した移動部材を、カートリッジ装着部7側に設けられた、近接センサや接触センサで検出するように構成されてもよい。あるいは、カートリッジ装着部7側にホール素子が設けられ、インクカートリッジ5側に磁石が設けられ、インクカートリッジ5とカートリッジ装着部7との位置関係に応じてホール素子のホール効果により検出される磁束密度によりインクの残量を検出するように構成されてもよい。また、カートリッジ装着部7側とインクカートリッジ5側にそれぞれ電気接点が設けられ、インクカートリッジ5がカートリッジ装着部7に装着されたときに両者の接点が導通した状態で、電気抵抗を測定することにより、インクの残量を検出するように構成されてもよい。
また、光の強度までは測定できずに、受光しているか(オンか)、受光していないか(オフか)の2通りだけを検出可能な光センサを複数設ける、あるいは、センシング位置を変えることができるように構成するなどして、インクカートリッジ5の液量レベルを多段階で検出してもよい。
また、本実施形態では、光センサ66の出力は、インクカートリッジ5の残量検出だけでなく、インクカートリッジ5の装着検出や種別検出にも用いられているが、インクカートリッジ5の装着や種別は、残量検出用のセンサとは別のセンサで検出されるように構成されてもよい。
さらに、本実施形態においては、プリンタ1を記録用紙Pに液体を供給する本発明における液体供給装置とみなしていたが、インク供給部21をインクジェットヘッド3に液体を供給する本発明における液体供給装置とみなしてもよい。
なお、本発明は次のように定義することもできる。
内部に液体を貯留する液体貯留室を有する液体カートリッジと、
前記液体カートリッジが装着されるカートリッジ装着部と、
前記液体貯留室内の液量レベルを液量に応じた3段階以上に区別して検出する液量レベル検出手段と、
前記液量レベル検出手段によって検出された液量レベルが、2段階以上増加したときと、1段階増加したときとで異なる処理を実行する制御手段と、を備えていることを特徴とする液体供給装置。
この構成によると、制御手段に、液量レベルが2段階以上増加したときは装置が異常であると判定させ、液量レベルが1段階増加したときには異常と判定させないようにすることができる。
以上説明した実施形態は、記録用紙Pにインクを供給するプリンタに本発明を適用した一例であるが、本発明の適用対象はこのようなプリンタには限られず、様々な技術分野で用いられる下流側の装置に対して液体を供給する液体供給装置に適用することが可能である。
1 プリンタ
3 インクジェットヘッド
5 インクカートリッジ
7 カートリッジ装着部
8 制御部
51 液量レベル検出部
53 記憶部
54 判定部

Claims (8)

  1. 内部に液体を貯留する液体貯留室を有する液体カートリッジと、
    前記液体カートリッジが装着されるカートリッジ装着部と、
    前記液体貯留室内の液量レベルを液量に応じた3段階以上に区別して検出する液量レベル検出手段と、
    前記液量レベル検出手段によって検出された液量レベルが、2段階以上増加したときには装置が異常であると判定し、1段階増加したときには装置が異常と判定しない判定手段と、を備えていることを特徴とする液体供給装置。
  2. 前記液量レベル検出手段によって検出された液量レベルを更新しながら記憶する、不揮発性の記憶手段をさらに備えており、
    前記判定手段は、装置の電源がオフされ再度オンされた後に、前記液量レベル検出手段によって検出された前記液体貯留室内の液量レベルと前記記憶手段に記憶されている液量レベルとを比較して、電源が再度オンされた後に検出された液量レベルが、前記記憶手段に記憶されている液量レベルよりも2段階以上増加したときには装置が異常であると判定し、1段階増加したときには装置が異常と判定しないことを特徴とする請求項1に記載の液体供給装置。
  3. 前記判定手段は、前記液量レベル検出手段によって検出された液量レベルが1段階増加した後に、さらに1段階増加したときに、装置が異常であると判定することを特徴とする請求項1に記載の液体供給装置。
  4. 前記カートリッジ装着部に装着された前記液体カートリッジから供給された液体を吐出する液体吐出ヘッドと、
    前記液体吐出ヘッドにより消費された消費量を推定する消費量推定手段と、
    前記液量レベル検出手段によって前記液体貯留室内の液量レベルが最も少ない液量レベルであることが検出されると、この最も少ない液量レベルと次に多い液量レベルとの境界の液量から前記消費量推定手段によって推定された消費量を引いた量を前記液体貯留室内の液量として算出する算出手段と、をさらに備えていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の液体供給装置。
  5. 前記液体カートリッジは、前記液体貯留室内に配置され、前記液体貯留室内の液量に応じて移動する移動部材を有しており、
    前記カートリッジ装着部または前記移動部材に配置された発信部と、前記カートリッジ装着部に配置され、前記移動部材の位置に応じて変化する前記発信部からの発信信号を受信する受信部と、をさらに備えており、
    前記液量レベル検出手段は、前記受信部の受信信号に基づいて、前記液体貯留室内の液量レベルを液量に応じた3段階以上に区別して検出することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の液体供給装置。
  6. 前記判定手段は、前記液量レベル検出手段によって検出された液量レベルが、間のレベルを飛び越して2段階以上減少したときには装置が異常であると判定し、1段階減少したときには装置が異常と判定しないことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の液体供給装置。
  7. 内部に液体を貯留する液体貯留室を有する液体カートリッジと、
    前記液体カートリッジが装着されるカートリッジ装着部と、
    前記液体貯留室内の液量レベルを液量に応じた3段階以上に区別して検出する液量レベル検出手段と、
    前記液量レベル検出手段によって検出された液量レベルが、間のレベルを飛び越して2段階以上減少したときには装置が異常であると判定し、1段階減少したときには装置が異常と判定しない判定手段と、を備えていることを特徴とする液体供給装置。
  8. 前記液量レベル検出手段によって検出された液量レベルを更新しながら記憶する、不揮発性の記憶手段をさらに備えており、
    前記判定手段は、装置の電源がオフされ再度オンされた後に、前記液量レベル検出手段によって検出された前記液体貯留室内の液量レベルと前記記憶手段に記憶されている液量レベルとを比較し、電源が再度オンされた後に検出された液量レベルが、前記記憶手段に記憶されている液量レベルよりも2段階以上減少したときには装置が異常であると判定し、1段階減少したときには装置が異常と判定しないことを特徴とする請求項7に記載の液体供給装置。
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