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JP2011020010A - 生成水製造装置 - Google Patents

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JP2011020010A JP2009164870A JP2009164870A JP2011020010A JP 2011020010 A JP2011020010 A JP 2011020010A JP 2009164870 A JP2009164870 A JP 2009164870A JP 2009164870 A JP2009164870 A JP 2009164870A JP 2011020010 A JP2011020010 A JP 2011020010A
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Abstract

【課題】RO法による造水を行う生成水製造装置において、供給される電力量に変動がある場合であっても、蓄電池の容量増加を抑制することができる生成水製造装置を提供する。
【解決手段】原水を昇圧する第1加圧部2Aと、昇圧された原水をろ過して中間水とする第1逆浸透膜部3Aと、中間水を昇圧する第2加圧部2Bと、昇圧された中間水をろ過して生成水とする第2逆浸透膜部3Bと、第1逆浸透膜部3Aと第2加圧部2Bとの間に配置され、ろ過された中間水を蓄える中間水タンク部4と、電力を発電する太陽電池パネル5と、発電された電力を蓄える蓄電池7と、発電された電力の少なくとも一部を蓄電池7に供給し、日射量が所定値より減少した場合には、第1加圧部2Aおよび第2加圧部2Bのいずれか一方への電力の供給量を減らすとともに、他方への電力の供給量を一定に保つ制御部9と、が設けられていることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、逆浸透法を利用した生成水製造装置であって、特に、太陽電池モジュールにより発電された電力を用いて淡水を製造する生成水製造装置に関する。
逆浸透(RO:Reverse Osmosis)法を用いた生成水製造装置は、逆浸透膜を耐圧容器に収納して、海水やかん水などを浸透圧以上の圧力を加えて脱塩して淡水を得る方法であり、従来より利用されている。また、浸透圧以上の圧力を加える動力源として、再生可能エネルギを用いて運転する種々の方法が提案されている(例えば、特許文献1から3参照。)。
特に、人口が少なく送電設備等のインフラが整っていない過疎地域や乾燥地域等において、外部電力に頼らず、再生可能エネルギ源により逆浸透膜装置の運転ができれば、離島などの様々な地域に逆浸透膜装置を容易に普及させることができる。
特許文献1には、太陽電池モジュールにより発電された電力を用いて生成水製造装置を稼動させるとともに、太陽電池モジュールで受けた雨水を原水タンクに集め、淡水化に用いる技術が記載されている。
特許文献2には、風力発電機により発電された電力を用いて海水淡水化装置を稼動させるとともに、風力発電機の発電量に対して予め定めた海水淡水化装置の運転台数を変更する技術や、余剰となった電力を用いて海水を加熱して海水淡水化装置における淡水化効率の向上を図る技術が記載されている。
特許文献3には、太陽電池モジュールや風力発電機により発電された電力を用いて逆浸透膜装置を稼動させるとともに、蓄電池に蓄えられた電力で逆浸透膜装置の駆動に用いられる電力を補うとともに、太陽電池モジュールを逆浸透膜装置の日除けとして用いる技術が記載されている。
特開平7−68257号公報 特開2000−202441号公報 特開2004−41887号公報
一般に、RO法は、逆浸透膜を備えた耐圧容器に収納し、浸透圧(海水の場合には約2.5MPa)以上の圧力を加えることにより、海水等を脱塩して淡水を得る方法であって、上水道や中水道の水質改善にも利用されている。
この、RO法を用いた生成水製造装置に対して、太陽電池発電により得られた電力を利用して海水等を淡水化する装置を、海岸付近などの日照条件が良い場所に建設する案が提案されている。
しかしながら、RO法を用いた淡水化の場合には、海水等から淡水を造水する際に要する時間が長く、この間、海水等に加える逆浸透圧力(5MPaから8MPa程度)における急激な変化を避けることが望ましい。
太陽電池モジュールを用いた発電は、日照変動の影響を受けて発電量が変化する。そのため、変化を伴う当該電力によりそのままポンプを駆動して逆浸透圧力を発生させると、日照変動により逆浸透圧力も変化するために、逆浸透膜の性能を低下させるという問題があった。
この問題を解決するために、太陽電池モジュールにより発電された電力を、一度、蓄電池に蓄えることにより日照変動による影響を緩和し、安定した逆浸透圧力を維持する技術が提案されている。
しかしながら、この方法では大容量の蓄電池を必要とするため、蓄電池のコストが嵩むことから実用化に支障を生じるという問題があった。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであって、RO法による造水を行う生成水製造装置において、供給される電力量に変動がある場合であっても、蓄電池の容量増加を抑制することができる生成水製造装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、以下の手段を提供する。
本発明の生成水製造装置は、供給された原水を昇圧する第1加圧部と、昇圧された前記原水をろ過して中間水とする第1逆浸透膜部と、前記中間水を昇圧する第2加圧部と、昇圧された前記中間水をろ過して生成水とする第2逆浸透膜部と、前記第1逆浸透膜部と前記第2加圧部との間に配置され、ろ過された前記中間水を一時的に蓄える中間水タンク部と、太陽光に基づいて電力を発電する太陽電池パネルと、発電された電力を一時的に蓄える蓄電池と、前記太陽電池パネルより発電された電力の少なくとも一部を前記蓄電池に供給し、日射量が所定値より減少した場合には、前記第1加圧部および前記第2加圧部のいずれか一方への前記電力の供給量を減らすとともに、他方への前記電力の供給量を一定に保つ制御部と、が設けられていることを特徴とする。
本発明によれば、第1加圧部により昇圧された海水やかん水などの原水は第1逆浸透膜部においてろ過されて中間水となる。中間水は第2加圧部により昇圧されて第2逆浸透膜部においてろ過されて淡水などの生成水となる。
所定値の日射量が確保されている場合には、少なくとも太陽電池パネルにより発電された電力で第1加圧部および第2加圧部を駆動させることができる。
その一方で、日射量が所定値よりも減少した場合には、第1加圧部および第2加圧部のいずれか一方へ供給される電力が減らされ、他方へ供給される電力が所定の一定値に保たれる。これにより、原水または中間水についてのろ過処理量は一定量に保たれる。
第1加圧部および第2加圧部の一方の運転継続が困難な場合には、蓄電池に蓄えられた電力も第1加圧部および第2加圧部の一方に供給され、運転の継続が図られる。
例えば、原水のろ過が継続される場合には、第1逆浸透膜部により生成された中間水は中間水タンク部に蓄えられる。中間水のろ過が継続される場合には、中間水タンク部に蓄えられた中間水が第2加圧部により昇圧されて第2逆浸透膜部においてろ過される。
上記発明においては、前記制御部は、前記第1加圧部への電力の供給量を一定に制御するとともに、日射量の増減に基づいて前記第2加圧部への電力の供給量、および、前記蓄電池への電力の供給量を制御することが望ましい。
本発明によれば、第1加圧部は第2加圧部より大きな電力を必要としているため、第1加圧部への電力の供給量を優先して一定に制御することで、原水は第1加圧部により安定した昇圧力のもとで第1逆浸透膜部へ供給される。そのため、第1逆浸透膜部における原水のろ過処理は安定して行われ、中間水が安定して生成される。
また、日射量の増減に基づいて第2加圧部への電力の供給量、および、蓄電池への電力の供給量を制御するので、ろ過された中間水を一時的に蓄える中間水タンク部が、日射量の増減を吸収するバッファーとして働くので、全体システムを簡素化できる。
上記発明においては、前記中間水タンク部の上に、前記太陽電池パネルが設けられていることが望ましい。
本発明によれば、中間水タンク部の上に太陽電池パネルを設けるため、太陽電池パネルを支持する架台を設ける必要がなく、設置スペースも効率化できる。
さらに、太陽光により昇温した太陽電池パネルの熱を、中間水タンク部に蓄えられた中間水に吸収させることができる。例えば、太陽電池パネルが結晶シリコン系太陽電池モジュールを備えたものである場合には、日照時の太陽電池パネルの昇温を抑制して発電性能の低下を抑制できる。
その一方で、中間水タンク部に蓄えられた中間水の熱量により、夜間における太陽電池パネルの温度低下が抑制される。例えば、太陽電池パネルが非晶質シリコン系および結晶質シリコン系からなる薄膜系太陽電池モジュールを備えたものである場合には、夜間においても中間水タンク部に蓄熱された熱により太陽電池パネルの温度低下が抑制される。その結果、朝方など太陽電池パネルが冷えている場合に発生しやすい光劣化の助長作用を抑制することができる。従い、結晶シリコン系と薄膜シリコン系のいずれの太陽電池モジュールにも好適である。
上記発明においては、前記第2加圧部と前記第2逆浸透膜部との間に配置され、昇圧された前記中間水を一時的に蓄える加圧タンク部と、該加圧タンク部内の前記中間水の圧力を一定に保つ圧力調整部と、が設けられていることが望ましい。
本発明によれば、第2加圧部に供給される電力が減少しても、加圧タンク部の内部には所定の圧力に昇圧された中間水が蓄えられ、この中間水が第2逆浸透膜部に供給される。そのため、日射量が所定値より減少しても、所定の圧力に昇圧された中間水を日射量の増減を吸収するバッファーとして働いて、第2逆浸透膜部において中間水のろ過を継続できる。
上記発明においては、前記加圧タンク部の上に、前記太陽電池パネルが配置されていることが望ましい。
本発明によれば、加圧タンク部の上に太陽電池パネルを設けるため、太陽電池パネルを支持する架台を設ける必要がなく、設置スペースも効率化できる。
さらに、太陽光により昇温した太陽電池パネルの熱を、加圧タンク部に蓄えられた中間水に吸収させることができる。例えば、太陽電池パネルが結晶シリコン系太陽電池モジュールを備えたものである場合には、日照時の太陽電池パネルの昇温を抑制して発電性能の低下を抑制できる。
その一方で、加圧タンク部に蓄えられた中間水の熱量により、夜間における太陽電池パネルの温度低下が抑制される。例えば、太陽電池パネルが非晶質シリコン系および結晶質シリコン系からなる薄膜系太陽電池モジュールを備えたものである場合には、夜間においても中間水タンク部に蓄熱された熱により太陽電池パネルの温度低下が抑制される。その結果、朝方など太陽電池パネルが冷えている場合に発生しやすい光劣化の助長作用を抑制することができる。従い、結晶シリコン系と薄膜シリコン系のいずれの太陽電池モジュールにも好適である。
本発明の生成水製造装置は、供給された原水を昇圧する第1加圧部と、昇圧された前記原水をろ過して中間水とする第1逆浸透膜部と、前記中間水を昇圧する第2加圧部と、昇圧された前記中間水をろ過して生成水とする第2逆浸透膜部と、前記第1逆浸透膜部と前記第2加圧部との間に配置され、ろ過された前記中間水を一時的に蓄える中間水タンク部と、太陽光に基づいて電力を発電する太陽電池パネルと、発電された電力を一時的に蓄える蓄電池と、昼間は、前記太陽電池パネルにより発電された電力を前記第1加圧部および前記蓄電池へ供給するとともに前記第2加圧部への前記電力の供給を停止し、夜間は、前記第1加圧部への前記電力の供給を停止するとともに、前記蓄電池から前記第2加圧部へ前記電力を供給する制御部と、が設けられていることを特徴とする。
本発明によれば、第1加圧部は第2加圧部より大きな電力を必要としているため、昼間の日射量が確保される時間帯では、太陽電池パネルにより発電された電力を用いて第1加圧部が運転されるとともに、蓄電池に充電が行われる。第1逆浸透膜部では昇圧された原水のろ過が行われ、得られた中間水は中間水タンク部に蓄えられる。このとき、第1加圧部への電力の供給量を優先するために、第2加圧部は停止されている。
夜間の日射が得られない時間帯では、蓄電池から電力が供給されて第2加圧部が運転される。第2逆浸透膜部では昇圧された中間水のろ過が行われる。このとき、第1加圧部は停止されている。第2加圧部は第1加圧部より大きな電力を必要としないため、昼間に充電された蓄電池から電力を効率よく利用できる。
そのため、第1加圧部および第2加圧部は、約12時間連続して運転されることとなり、第1逆浸透膜部および第2逆浸透膜部において安定したろ過を行うことができる。
さらに、第2逆浸透膜部においてろ過される中間水の量を確保しつつ、蓄電池に求められる容量を抑制することができる。
本発明の生成水製造装置によれば、変動を避けられない日射量が所定値よりも減少した場合には、第1加圧部および第2加圧部の一方へ供給される電力を減し、他方へ供給される電力を一定に保つことにより、原水または中間水についてのろ過処理を一定に保ちつつ、蓄電池の容量増加を抑制することができるという効果を奏する。
本発明の第1の実施形態に係る生成水製造装置の構成を説明する概略図である。 図1の生成水製造装置における太陽電池パネルにより発電された電力の割り振りを説明するグラフである。 日射量の変動と、従来の蓄電池における蓄電容量の変化を説明するグラフである。 従来の高圧ポンプおよび中圧ポンプの消費電力の変化と、淡水の造水量の変化を説明するグラフである。 日射量の変動と、図1の蓄電池における蓄電容量の変化を説明するグラフである。 図1の高圧ポンプおよび中圧ポンプの消費電力の変化と、淡水の造水量の変化を説明するグラフである。 本発明の第2の実施形態に係る生成水製造装置の構成を説明する概略図である。 日射量の変動と、図7の蓄電池における蓄電容量の変化を説明するグラフである。 図7の高圧ポンプおよび中圧ポンプの消費電力の変化と、生成水の造水量の変化を説明するグラフである。 本発明の第3の実施形態に係る生成水製造装置の構成を説明する概略図である。 図10のタンクの構成を説明する模式図である。 本発明の第4の実施形態に係る生成水製造装置の構成を説明する概略図である。 図12のタンクの構成を説明する模式図である。 本発明の第5の実施形態に係る生成水製造装置の構成を説明する概略図である。 日射量の変動と、図14の蓄電池における蓄電容量の変化を説明するグラフである。 図14の高圧ポンプおよび中圧ポンプの消費電力の変化と、生成水の造水量の変化を説明するグラフである。 本発明の第6の実施形態に係る生成水製造装置の構成を説明する概略図である。 日射量の変動と、図17の蓄電池における蓄電容量の変化を説明するグラフである。 図17の高圧ポンプおよび中圧ポンプの消費電力の変化と、生成水の造水量の変化を説明するグラフである。
〔第1の実施形態〕
以下、本発明の第1の実施形態に係る生成水製造装置ついて図1から図6を参照して説明する。
図1は、本実施形態に係る生成水製造装置の構成を説明する概略図である。
本実施形態の生成水製造装置1は、RO法(逆浸透法)を用いて原水である海水から淡水である生成水を造水するものであって、太陽電池パネルにより発電された電力を駆動用電力として用いたものである。
生成水製造装置1には、図1に示すように、高圧ポンプ(第1加圧部)2Aと、第1ROモジュール(第1逆浸透膜部)3Aと、中圧ポンプ(第2加圧部)2Bと、第2ROモジュール(第2逆浸透膜部)3Bと、タンク(中間水タンク部)4と、太陽電池パネル5と、パワーコントローラ6と、蓄電池7と、電力供給セレクタ8と、制御部9と、が設けられている。
高圧ポンプ2Aは、海水を高圧(例えば、5MPaから8MPa程度)に昇圧するポンプであって、第1ROモジュール3Aに昇圧した海水を供給するものである。
高圧ポンプ2Aには、海水が供給されているとともに、第2ROモジュール3Bから排出された濃縮された中間水も供給されている。その一方で、高圧ポンプ2Aには、パワーコントローラ6から電力が供給されている。
高圧ポンプ2Aは、中圧ポンプ2Bと比較して大流量の海水を、高圧に昇圧して圧送するものである。そのため、高圧ポンプ2Aにおけるポンプ動力は、中圧ポンプ2Bと比較して大きい。本実施形態では、高圧ポンプ2Aの昇圧は5MPaから8MPa程度であり、中圧ポンプ2Bの昇圧は1MPaから3MPa程度である。また、処理する海水の流量を考慮して、高圧ポンプ2Aと中圧ポンプ2Bとのポンプ動力の比は、生成水製造装置1の処理容量、原水である海水の状態や浸透膜部の性能に左右されるが、約10:1から約5:1程度の範囲内の場合に適用して説明する。
なお、高圧ポンプ2Aとしては、公知のポンプを用いることができ、特に限定するものではない。
第1ROモジュール3Aは、海水をろ過処理して中間水を生成するものである。ここで、中間水とは、塩分をはじめ海水に含まれる不純物の量が、低品質な水である海水と比較すると少なく、高品質な生成水である生成水と比較すると多い水のことである。言い換えると中間水は、塩分の多くが除去されるも残留分のある中品質な生成水のことである。
第1ROモジュール3Aには、高圧ポンプ2Aにより5MPaから8MPa程度に昇圧された海水が供給されている。昇圧された海水には、第2ROモジュール3Bから排出された塩分や不純物濃度が濃縮された中間水も含まれ、リサイクルすることで原水(海水)の利用率を向上している。
第1ROモジュール3Aにより生成された中間水はタンク4に供給されている。その一方で、第1ROモジュール3Aから濃縮された海水が排出されている。濃縮された海水とは、ろ過により中間水が生成された後の海水であって、元の海水と比較して、塩分などの不純物の濃度が高められた海水である。例えば、濃縮された海水は、再び海に戻される。
本実施形態では、第2ROモジュール3Bにおいて、第2ROモジュール3Bに供給された中間水を基準として、体積流量で約10%塩分や不純物濃度が濃縮された中間水が第1ROモジュール3Aの高圧ポンプ2A入口にリサイクルされ、かつ、第1ROモジュール3Aにおいて、第1ROモジュール3Aに供給された海水を基準として、体積流量で約40%から約60%の塩分や不純物濃度が濃縮された海水が排出される例に適用して説明する。
そのため、第2ROモジュール3Bと比較して、第1ROモジュール3Aにおける水の処理量は非常に多くなっている。
なお、第1ROモジュール3Aとしては、公知のRO法を用いたものを用いることができ、特に限定するものではない。
中圧ポンプ2Bは、中間水を中圧(例えば、1MPaから3MPa程度)に昇圧するポンプであって、第2ROモジュール3Bに昇圧した中間水を供給するものである。
中圧ポンプ2Bには、タンク4から中間水が供給されているとともに、中圧ポンプ2Bは、第2ROモジュール3Bに1MPaから3MPa程度に昇圧された中間水を供給している。その一方で、中圧ポンプ2Bには、電力供給セレクタ8から電力が供給されている。
なお、中圧ポンプ2Bとしては、公知のポンプを用いることができ、特に限定するものではない。
第2ROモジュール3Bは、中間水をろ過処理して生成水を生成するものである。
第2ROモジュール3Bには、中圧ポンプ2Bにより1MPaから3MPa程度に昇圧された中間水が供給され、第2ROモジュール3Bにより生成された生成水は外部に供給されている。その一方で、第2ROモジュール3Bにおいて塩分や不純物濃度が濃縮された中間水が、高圧ポンプ2Aの上流側に排出されている。
なお、第2ROモジュール3Bとしては、公知のRO法を用いたものを用いることができ、特に限定するものではない。
タンク4は、第1ROモジュール3Aにより生成された中間水を一時的に蓄えるものである。
タンク4には、第1ROモジュール3Aから中間水が供給されるとともに、タンク4から中圧ポンプ2Bに中間水が供給されている。
なお、タンク4としては、公知の容器を用いることができ、特に限定するものではない。
太陽電池パネル5は、太陽光を電気エネルギに変換するものであって、発電を行うものである。
太陽電池パネル5はパワーコントローラ6と電気的に接続されている。
なお、太陽電池パネル5としては、単層アモルファスシリコン薄膜太陽電池や、微結晶シリコンをはじめとする結晶質シリコン太陽電池や、シリコンゲルマニウム太陽電池や、アモルファスシリコン太陽電池と結晶質シリコン太陽電池やシリコンゲルマニウム太陽電池とを各1から複数層に積層させた多接合型(タンデム型)太陽電池、単結晶シリコン太陽電池、多結晶シリコン太陽電池、化合物系(CIGSやCdTeなど)太陽電池など、種々の形式の公知のものを用いることができ、特に限定するものではない。
パワーコントローラ6は、制御部9の制御信号に基づいて、電力の割り振りを行うものである。パワーコントローラ6による具体的な電力の割り振りについては後述する。
パワーコントローラ6は、太陽電池パネル5、蓄電池7、電力供給セレクタ8、高圧ポンプ2Aと電気的に接続されている。その一方で、パワーコントローラ6には、制御部9から電力の割り振りを制御する制御信号が入力されている。
蓄電池7は、太陽電池パネル5により発電された電力を一時的に蓄え、蓄えた電力を第1ROモジュール3Aなどに供給するものである。蓄電池7はパワーコントローラ6と電気的に接続されている。
なお、蓄電池7としては、リチウム電池や、鉛蓄電池などの公知の蓄電池を用いることができ、特に限定するものではない。
電力供給セレクタ8は、制御装置の制御信号に基づいて、パワーコントローラ6から供給された電力を、高圧ポンプ2Aおよび中圧ポンプ2Bのいずれか一方に供給するものである。
電力供給セレクタ8は、パワーコントローラ6から電力の供給が可能に接続されているとともに、高圧ポンプ2Aおよび中圧ポンプ2Bへ電力の供給が可能に接続されている。
その一方で、制御部9と電力の割り振りを制御する制御信号が入力可能に接続されている。
なお、電力供給セレクタ8としては、公知のものを用いることができ、特に限定するものではない。
制御部9は、パワーコントローラ6および電力供給セレクタ8を制御することにより、電力の割り振りを制御するものである。
制御部9は、パワーコントローラ6および電力供給セレクタ8に対して制御信号を出力可能に接続されている。
さらに、制御部9には、日照変動の観測値、言い換えると日射量変動の観測値、および気象情報の少なくとも一方が入力され、パワーコントローラ6および電力供給セレクタ8の制御に用いられている。
なお、制御部9による具体的な制御については後述する。
次に、上記の構成からなる生成水製造装置1における生成水の造水方法について説明する。
本実施形態の生成水製造装置1では、高圧ポンプ2Aおよび第1ROモジュール3Aを24時間連続して稼動させる一方で、中圧ポンプ2Bおよび第2ROモジュール3Bの稼動が制御されている。
ここで、海水から生成水が生成される場合の一連の流れについて説明する。
最初に、制御部9、パワーコントローラ6および電力供給セレクタ8により、高圧ポンプ2Aに電力が供給され、高圧ポンプ2Aが駆動される。すると、高圧ポンプ2Aにより昇圧された海水は第1ROモジュール3Aに供給されて、ろ過処理されることにより中間水が生成される。生成された中間水はタンク4に蓄えられる。その一方で、塩分や不純物濃度などが濃縮された海水は第1ROモジュール3Aから排出される。
ここまでの過程は、24時間連続して行われる。
その後、日照条件が良好であって(日射量が多く)、太陽電池パネル5による発電量が高圧ポンプ2Aおよび中圧ポンプ2Bを駆動させるのに十分な場合には、次の制御が制御部9によって行われる。
つまり、制御部9、パワーコントローラ6および電力供給セレクタ8により、中圧ポンプ2Bには、太陽電池パネル5から電力が供給され、中圧ポンプ2Bの駆動が開始される。すると、中間水はタンク4に一時的に蓄えられた後、中圧ポンプ2Bにより1MPaから3MPa程度に昇圧されて第2ROモジュール3Bに供給される。第2ROモジュール3Bにおいて中間水はろ過処理されて生成水となる。その一方で、塩分や不純物濃度などが濃縮された中間水は、第2ROモジュール3Bから排出されて高圧ポンプ2Aの上流側に戻され、リサイクルすることで、総合回収率(原水の利用率)を高めることができる。
日照条件がさらに良好な場合には、太陽電池パネル5による発電量が増加するため、増加した発電量を用いて、以下の制御が行われる。
つまり、制御部9、パワーコントローラ6および電力供給セレクタ8により、太陽電池パネル5から中圧ポンプ2Bに供給される電力がさらに増やされる。すると、中圧ポンプ2Bは、第1ROモジュール3Aにより生成された中間水に加えて、タンク4に蓄えられていた中間水を昇圧して第2ROモジュール3Bに供給する。これにより、第2ROモジュール3Bにより生成される生成水の量が増加する。
逆に、日照条件が悪化して日射量が減少すると、太陽電池パネル5による発電量が減少するため、以下の制御が行われる。
つまり、制御部9および電力供給セレクタ8により中圧ポンプ2Bに供給されていた電力が高圧ポンプ2Aを優先に供給され、高圧ポンプ2Aの運転状態が維持される。中圧ポンプ2Bに供給できる余剰電力がある場合には、余剰電力に応じて中圧ポンプ2Bの運転が継続される。その一方で、余剰電力がない場合には、中圧ポンプ2Bの運転は停止される。
あるいは、制御部9およびパワーコントローラ6により余剰電力を蓄電池7に供給してもよい。
さらに日照条件が悪化して日射量が減少すると、太陽電池パネル5による発電量がさらに減少するため、以下の制御が行われる。
つまり、制御部9およびパワーコントローラ6により中圧ポンプ2Bに供給される電力は、蓄電池7に供給される。さらに、高圧ポンプ2Aには、蓄電池7から電力が供給される。これにより、高圧ポンプ2Aの運転状態が維持される。
夜間になると、以下の制御が行われる。
つまり、制御部9およびパワーコントローラ6により、高圧ポンプ2Aには、蓄電池7から電力が供給される。これにより、高圧ポンプ2Aの運転状態が維持される。
ここで、上述の構成からなる生成水製造装置1における電力の割り振り、言い換えると電力の分配について説明する。
図2は、図1の生成水製造装置における太陽電池パネルにより発電された電力の割り振りを説明するグラフである。
ここでは、100kWの太陽電池パネル5を供えた生成水製造装置1であって、高圧ポンプ2Aと中圧ポンプ2Bのポンプ動力の比は85:15である。さらに、高圧ポンプを24時間連続して駆動し、中圧ポンプ2Bを12時間連続して駆動する場合について説明する。
晴天時における太陽電池パネル5による発電量は、図2に示すように、日の出(6時ごろ)から増加し始め、正午(12時ごろ)で最大となる。その後、発電量が減少し始め、日の入り(18時ごろ)には零となる。
この太陽電池パネル5により発電された電力量のうち、約50%が蓄電池7に充電され(A)、約7.5%が中圧ポンプ2Bの駆動に用いられ(B)、約42.5%が高圧ポンプ2Aの駆動に用いられる(C)。
蓄電池7に充電された電力は、日射量が変動した場合と、夜間やおける高圧ポンプ2Aの駆動と中圧ポンプ2Bの駆動に用いられるものである。
さらに、生成水製造装置1における日射量の変動と、高圧ポンプ2Aの消費電力、中圧ポンプ2Bの消費電力、および、蓄電池7における蓄電容量の変動について説明する。
図3は、日射量の変動と、従来の蓄電池における蓄電容量の変化を説明するグラフである。図4は、計画日射量をもとに制御を行なう場合の従来のシステムにおける高圧ポンプおよび中圧ポンプの消費電力の変化と、生成水の造水量の変化を説明するグラフである。
図3におけるL1は日射量の時間変動を示すグラフであり、L2は蓄電池の蓄電容量の時間変動を示すグラフである。図4におけるL3は高圧ポンプの消費電力の時間変動を示すグラフであり、L4は中圧ポンプの消費電力の時間変動を示すグラフであり、L5は生成水の造水量の時間変動を示すグラフである。
従来システムの制御を行う生成水製造装置の場合には、図3および図4に示すように、日射量が変動しても、高圧ポンプおよび中圧ポンプを継続して、かつ、一定に運転する制御が行われている(L3,L4)。そのため、生成水の造水量も一定となっている(L5)。
その一方で、蓄電池の蓄電容量(L2)は、日射量(L1)の変動に遅れて追従する変化を示している。さらに、13時から16時にわたる日射量の一時的な低下に対して、蓄電池の蓄電容量には、日射量の一時的な低下がなかった場合(点線)と比較して、約13%低下する変動が現れている。
図4の従来のシステムのように、計画日射量をもとに日射量が変動しても、高圧ポンプおよび中圧ポンプを一定に継続運転する制御が行うためには、日射量変動を吸収できるよう十分な容量の蓄電池が必要な状況にある。
図5は、日射量の変動と、図1の蓄電池における蓄電容量の変化を説明するグラフである。図6は、図1の高圧ポンプおよび中圧ポンプの消費電力の変化と、生成水の造水量の変化を説明するグラフである。
本実施形態の生成水製造装置1の場合には、図5および図6に示すように、日射量(L1)の変動に応じて中圧ポンプ2Bの消費電力(L4)も変動している。具体的には、13時から15時までの間で中圧ポンプ2Bの消費電力(L4)が減少している。そのため、生成水の造水量(L5)も減少している。
さらに、16時から19時までは、日射量(L1)が通常の変化に戻っているため、生成水の一日の総造水量を確保することを目的として、中圧ポンプ2Bの消費電力(L4)が、従来の制御の場合(定常運転の場合)と比較して、約150%にまで増やされている。そのため、生成水の時間当たりの造水量(L5)も約150%にまで増やされている。
日の入りである19時以降は、再び中圧ポンプ2Bの消費電力(L4)は、定常運転時の消費電力まで減少され、生成水の時間当たりの造水量も定常運転時の造水量へ減らされている。
その一方で、高圧ポンプ2Aにおける消費電力(L3)は、一日を通じて一定に保たれている。
蓄電池の蓄電容量(L2)は、日射量(L1)の変動に遅れて追従する変化を示している。さらに、13時から16時にわたる日射量の一時的な低下に対して、蓄電池の蓄電容量には、日射量の一時的な低下がなかった場合(点線)と比較して、約12%低下する変動が現れている。
上記の構成によれば、大きなポンプ動力を必要とする高圧ポンプ2Aの稼動状態を変動することなく一定に維持することができるため、第1ROモジュール3Aを高い運転効率のままで処理能力を高い状態に保つことができる。このため、本実施形態の生成水製造装置1は、必要電力の多くを占める高圧ポンプ2Aの稼動を安定な状態に維持することで、生成水製造装置1の運転効率を維持して、造水コストの増加を抑制できる。
具体的には、海水は高圧ポンプ2Aにより安定して昇圧されて第1ROモジュール3Aへ供給される。そのため、第1ROモジュール3Aにおける海水のろ過処理が安定して行われ、中間水が安定して生成される。
日照変動(日射量の変動)による太陽電池パネル5の発電量変動を、中圧ポンプ2Bの稼動状態を制御することにより吸収することができる。つまり、中圧ポンプ2Bは高圧ポンプ2Aより大きな電力を必要としないため、中圧ポンプ2Bの運転状態をこまめに制御するとともに、昼間に充電された蓄電池から電力を効率よく利用できる。そのため、本実施形態の生成水製造装置1を、自然エネルギ利用に適したシステムとすることができる。
すなわち、日射量の増減変動に基づいて、中圧ポンプ2Bへの電力の供給量、および、蓄電池への電力の供給量を制御するとともに、ろ過された中間水を一時的に蓄える中間水のタンク4が、日射量の増減を吸収するバッファーとして働くので、蓄電池容量を抑制できるとともに、全体システムを簡素化できる。
蓄電池7に蓄えられた電力の利用は、制御部9により日照条件に基づいて制御される。具体的には、第1ROモジュール3Aの不足電力を補うために優先して利用される。そのため、生成水製造装置1の運転効率を維持するとともに、蓄電池7における蓄電容量の増加が抑制され、生成水製造装置1のコスト低減に貢献できる。
なお、上述の実施形態のように、高圧ポンプ2Aおよび第1ROモジュール3Aと、中圧ポンプ2Bおよび第2ROモジュール3Bとを用いて2段階のろ過処理を経て生成水を造水してもよいし、中圧ポンプ2Bおよび第2ROモジュール3Bをさらに2段階のろ過処理を行なう3段階のろ過処理を経て生成水を造成してもよく、特に限定するものではない。
3段階のろ過処理を行う場合には、中圧ポンプ2Bおよび第2ROモジュール3Bのろ過処理の後(下流側)に、低圧ポンプ2Cおよび第3ROモジュール3Cを設けることで、全体として3段階のろ過処理を行なう。ここで、2段階目のろ過処理に用いられる中圧ポンプ2Bおよび3段階目のろ過処理に用いられる低圧ポンプ2Cの電力と制御、およびこれらに関するROモジュールに対して、上述の中圧ポンプ2Bおよび第2ROモジュール3Bと同様の制御を行うことができる。
すなわち、3段階目のろ過の低圧ポンプ2Cの電力と制御、および第3ROモジュール3Cに対しては、2段階目のろ過の中圧ポンプ2Bおよび第2ROモジュール3Bに含まれる一部の構成として扱い、上述の中圧ポンプ2Bおよび第2ROモジュール3Bで代表して取り扱うことが出来る。
〔第2の実施形態〕
次に、本発明の第2の実施形態について図7から図9を参照して説明する。
本実施形態の生成水製造装置の基本構成は、第1の実施形態と同様であるが、第1の実施形態とは、中圧ポンプの制御方法が異なっている。よって、本実施形態においては、図7から図9を用いて中圧ポンプの制御に関する構成のみを説明し、その他の構成要素等の説明を省略する。
図7は、本実施形態に係る生成水製造装置の構成を説明する概略図である。
なお、第1の実施形態と同一の構成要素には同一の符号を付して、その説明を省略する。
生成水製造装置101には、図7に示すように、高圧ポンプ2Aと、第1ROモジュール3Aと、中圧ポンプ2Bと、第2ROモジュール3Bと、タンク4と、太陽電池パネル5と、パワーコントローラ106と、蓄電池7と、電力供給セレクタ8と、制御部109と、が設けられている。
パワーコントローラ106は、制御部109の制御信号に基づいて、電力の割り振りを行うものである。パワーコントローラ106による具体的な電力の割り振りについては後述する。パワーコントローラ106は、太陽電池パネル5、蓄電池7、電力供給セレクタ8、高圧ポンプ2Aと電気的に接続されている。その一方で、パワーコントローラ106には、制御部109から電力の割り振りを制御する制御信号が入力されている。
ここで、パワーコントローラ106は、中圧ポンプ2Bに対して蓄電池7から電力を供給する点において、第1の実施形態におけるパワーコントローラ6と異なっている。
制御部109は、パワーコントローラ106および電力供給セレクタ8を制御することにより、電力の割り振りを制御するものである。制御部109は、パワーコントローラ106および電力供給セレクタ8に対して制御信号を出力可能に接続されている。
さらに、制御部109には、日照変動の観測値、言い換えると日射量変動の観測値、および気象情報の少なくとも一方が入力され、パワーコントローラ106および電力供給セレクタ8の制御に用いられている。
ここで、制御部109は、中圧ポンプ2Bに対して供給する電力の制御が、第1の実施形態における制御と比較して緩やかな点が異なっている。
なお、制御部109による具体的な制御については後述する。
次に、上述の構成からなる生成水製造装置101における電力の分配について説明する。
なお、海水から生成水が生成される場合の一連の流れについては、第1の実施形態と同様であるため、その説明を省略する。
図8は、日射量の変動と、図7の蓄電池における蓄電容量の変化を説明するグラフである。図9は、図7の高圧ポンプおよび中圧ポンプの消費電力の変化と、生成水の造水量の変化を説明するグラフである。
本実施形態の生成水製造装置101の場合には、図8および図9に示すように、日射量(L1)の変動に応じて中圧ポンプ2Bの消費電力(L4)の基準の消費電力量に対する減少量・増加量が緩やかに変動している。
具体的には、11時前後、および、14時から15時前後に示すように、日射量(L1)が減少すると、制御部109は、パワーコントローラ106に制御信号を出力して、中圧ポンプ2Bに供給される電力を約50%に制御する。すると、中圧ポンプ2Bの消費電力(L4)が定常運転の場合と比較して約50%に減少し、これに応じて、生成水の時間当たりの造水量(L5)も約50%に減少する。
その後、12時前後、および、16時から17時前後に示すように、日射量(L1)が減少した後に回復すると、制御部109は、生成水の一日の総造水量を確保することを目的として、中圧ポンプ2Bに供給される電力を約150%に制御する。すると、中圧ポンプ2Bの消費電力(L4)が定常運転の場合と比較して約150%に増加し、これに応じて、生成水の時間当たりの造水量(L5)も約150%に増加する。
上記の構成によれば、制御部109は、中圧ポンプ2Bに供給する電力を、定常運転時における消費電力を100%とした場合に、約50%から約150%までの範囲内で、変動制御することにより、蓄電池7における蓄電容量は、第1の実施形態の場合と比較してより平準化される。そのため、蓄電池7における蓄電容量の増加が抑制され、生成水製造装置101のコスト低減に貢献できる。
また、中圧ポンプ2Bの運転変動量が少なくなるので、中圧ポンプ2Bの運転効率を大きく低下させることがなく、生成水製造装置1の運転効率を高い状態で維持することができる。
その一方で、同一の蓄電池7を用いた場合には、生成水製造装置101における造水能力の向上を図ることができる。
〔第3の実施形態〕
次に、本発明の第3の実施形態について図10および図11を参照して説明する。
本実施形態の生成水製造装置の基本構成は、第1の実施形態と同様であるが、第1の実施形態とは、タンクの構成が異なっている。よって、本実施形態においては、図10および図11を用いてタンクの構成のみを説明し、その他の構成要素等の説明を省略する。
図10は、本実施形態に係る生成水製造装置の構成を説明する概略図である。図11は、図10のタンクの構成を説明する模式図である。
なお、第1の実施形態と同一の構成要素には同一の符号を付して、その説明を省略する。
生成水製造装置201には、図10および図11に示すように、高圧ポンプ2Aと、第1ROモジュール3Aと、中圧ポンプ2Bと、第2ROモジュール3Bと、タンク(中間水タンク部)204と、太陽電池パネル5と、パワーコントローラ6と、蓄電池7と、電力供給セレクタ8と、制御部9と、が設けられている。
タンク204は、第1ROモジュール3Aにより生成された中間水を一時的に蓄えるものである。タンク204には、第1ROモジュール3Aから中間水が供給されるとともに、タンク4から中圧ポンプ2Bに中間水が供給されている。
さらに、タンク204は太陽電池パネル5の下方に配置され、太陽電池パネル5の架台を兼ねるものである。
なお、上述の構成からなる生成水製造装置201における海水から生成水が生成される場合の一連の流れや、電力の分配等については、第1の実施形態と同様であるため、その説明を省略する。
上記の構成によれば、タンク204の上に太陽電池パネル5を設けるため、太陽電池パネル5を支持する架台を設ける必要がない。さらに、タンク204の重量により、太陽電池パネル5に働く正面風圧や背面風圧に対する十分な剛性を持たせることが容易となる。
そのため、架台を設置するコストの低減、および、生成水製造装置201を設置する敷地面積の削減を図ることができる。
さらに、日照時に太陽光により昇温した太陽電池パネル5の熱を、タンク204に蓄えられた中間水に吸収させることができる。例えば、太陽電池パネル5が結晶シリコン系太陽電池モジュールを備えたものである場合には、日照時の太陽電池パネル5の昇温を抑制して発電性能の低下を抑制できる。
その一方で、タンク204に蓄えられた中間水の熱量により、夜間における太陽電池パネル5の温度低下が抑制される。例えば、太陽電池パネル5が非晶質シリコン系および結晶質シリコン系からなる薄膜系太陽電池モジュールを備えたものである場合には、夜間においても中間水タンク部に蓄熱された熱により太陽電池パネル5の温度低下が抑制される。その結果、朝方など太陽電池パネルが冷えている場合に発生しやすい光劣化の助長作用を抑制することができる。
従い、日照時に太陽光により昇温した太陽電池パネル5の熱を、タンク204に蓄えられた中間水に吸収させることは、結晶シリコン系と薄膜シリコン系のいずれの太陽電池モジュールにも好適である。
〔第4の実施形態〕
次に、本発明の第4の実施形態について図12および図13を参照して説明する。
本実施形態の生成水製造装置の基本構成は、第3の実施形態と同様であるが、第3の実施形態とは、中圧ポンプと第2ROモジュールとの間に加圧タンクが配置されている点が異なっている。よって、本実施形態においては、図12および図13を用いて圧力タンク周辺の構成のみを説明し、その他の実施形態等の説明を省略する。
図12は、本実施形態に係る生成水製造装置の構成を説明する概略図である。図13は、図12のタンクの構成を説明する模式図である。
なお、第3の実施形態と同一の構成要素には同一の符号を付して、その説明を省略する。
生成水製造装置301には、図12および図13に示すように、高圧ポンプ2Aと、第1ROモジュール3Aと、中圧ポンプ2Bと、第2ROモジュール3Bと、タンク204と、加圧タンク(加圧タンク部)304と、太陽電池パネル5と、パワーコントローラ6と、蓄電池7と、電力供給セレクタ8と、制御部9と、が設けられている。
加圧タンク304は、中圧ポンプ2Bにより昇圧された中間水を一時的に蓄えるものである。加圧タンク304には、中圧ポンプ2Bから昇圧された中間水が供給されるとともに、加圧タンク304から第2ROモジュール3Bに中間水が供給されている。
加圧タンク304は、タンク204と比較して容積が約10%から約50%程度の容器であり、加圧タンク304内部の中間水の圧力を調節するとともに維持する圧力調節弁(図示せず)が設けられている。
さらに、加圧タンク304は、タンク204とともに太陽電池パネル5の下方に配置され、太陽電池パネル5の架台を兼ねるものである。具体的には、加圧タンク304はタンク204のさらに下方であって、太陽電池パネル5から隔離された位置に配置されている。
その一方で本実施形態では、図13に示すように、第1ROモジュール3Aおよび第2ROモジュール3Bは、加圧タンク304とタンク204によって支持されていない太陽電池パネル5の下方に配置されている。
なお、上述の構成からなる生成水製造装置301における海水から生成水が生成される場合の一連の流れや、電力の分配等については、第1の実施形態と同様であるため、その説明を省略する。
上記の構成によれば、日照条件の急速な変動で中圧ポンプ2Bの稼動状態に変動があった場合においても、第2ROモジュール3Bに供給される中間水の圧力変動が抑制され、第2ROモジュール3Bにおける中間水のろ過状態の変動が少なくなるので好ましい。すなわち、所定の圧力に昇圧された中間水を加圧タンク304に蓄積することで、日射量の増減を吸収するバッファーとして働くことができ、蓄電池容量を抑制できる。
具体的には、中圧ポンプ2Bに供給される電力が減少しても、加圧タンク304の内部には所定の圧力に昇圧された中間水が蓄えられ、この中間水が第2ROモジュール3Bに供給される。そのため、日照条件が急速に変動しても、第2ROモジュール3Bにおける中間水のろ過処理を継続することができる。
タンク204の下側に配置された加圧タンク304には、昇圧されることにより昇温した中間水が蓄えられる。そのため、タンク204は第3の実施形態と同様に機能しながら、タンク204からの散熱を加圧タンク304により抑制するので、タンク204による蓄熱効果をより高めることができ、第3の実施形態と同様に、太陽電池パネル5の性能変化を抑制することができる。
さらに、太陽電池パネル5の背面に、タンク204、加圧タンク304、第1ROモジュール3Aおよび第2ROモジュール3Bを配置するため、太陽電池パネル5を屋根として利用することができる。さらに、太陽電池パネル5の設置面積を有効に利用で、生成水製造装置201を設置する敷地面積の削減を図ることができる。
〔第5の実施形態〕
次に、本発明の第5の実施形態について図14から図16を参照して説明する。
本実施形態の生成水製造装置の基本構成は、第1の実施形態と同様であるが、第1の実施形態とは、高圧ポンプおよび中圧ポンプへの電力の配分方法が異なっている。よって、本実施形態においては、図14から図16を用いて高圧ポンプおよび中圧ポンプへの電力の配分方法のみを説明し、その他の構成要素等の説明を省略する。
図14は、本実施形態に係る生成水製造装置の構成を説明する概略図である。
なお、第1の実施形態と同一の構成要素には同一の符号を付して、その説明を省略する。
生成水製造装置401には、図14に示すように、高圧ポンプ2Aと、第1ROモジュール3Aと、中圧ポンプ2Bと、第2ROモジュール3Bと、タンク4と、太陽電池パネル5と、パワーコントローラ6と、蓄電池7と、電力供給セレクタ8と、制御部409と、が設けられている。
制御部409は、パワーコントローラ6および電力供給セレクタ8を制御することにより、電力の割り振りを制御するものである。制御部409は、パワーコントローラ6および電力供給セレクタ8に対して制御信号を出力可能に接続されている。
さらに、制御部409には、日照変動の観測値、言い換えると日射量変動の観測値、および気象情報の少なくとも一方が入力され、パワーコントローラ6および電力供給セレクタ8の制御に用いられている。
なお、制御部409による具体的な制御については後述する。
次に、上述の構成からなる生成水製造装置401における電力の分配について説明する。
なお、海水から生成水が生成される場合の一連の流れについては、第1の実施形態と同様であるため、その説明を省略する。
図15は、日射量の変動と、図14の蓄電池における蓄電容量の変化を説明するグラフである。図16は、図14の高圧ポンプおよび中圧ポンプの消費電力の変化と、生成水の造水量の変化を説明するグラフである。
図15および図16では、高圧ポンプ2Aおよび中圧ポンプ2Bのポンプ動力の比が85:15であって、高圧ポンプ2Aが昼間の12時間連続して運転され、中圧ポンプ2Bが夜間の12時間連続して運転される場合について示している。
さらに、太陽の日射量の配分、つまり、太陽電池パネル5により発電された電力の配分は、昼間の高圧ポンプ2Aの運転用に80%から85%が配分され、夜間の中圧ポンプ2Bの運転用および変動用に15%から20%が配分されている場合について示している。
本実施形態の生成水製造装置401の場合には、図15および図16に示すように、日射量(L1)の変動に応じて高圧ポンプ2Aの消費電力(L3)および中圧ポンプ2Bの消費電力(L4)が変動している。
具体的には、日射量(L1)がある昼間(7時から19時まで)は、制御部409は、パワーコントローラ6に制御信号を出力して、高圧ポンプ2Aに供給される電力を、定常運転の場合と比較して約200%に制御するとともに、中圧ポンプ2Bに供給される電力を約0%に制御する。
すると、高圧ポンプ2Aにおける消費電力(L3)が約200%に増加し、これに応じて第1ROモジュール3Aにおける中間水の時間当たりの造水量も約200%に増加する。その一方で、中圧ポンプ2Bにおける消費電力(L4)は約0%となり、第2ROモジュール3Bにおける生成水の造水量(L5)も約0%となる。
そのため、生成された中間水は大型のタンク4に蓄えられる。
日射量(L1)がなくなる夜間(19時から翌日の7時まで)になると、制御部409は、パワーコントローラ6に制御信号を出力して、中圧ポンプ2Bに供給される電力を、定常運転の場合と比較して約200%に制御するとともに、高圧ポンプ2Aに供給される電力を約0%に制御する。
すると、中圧ポンプ2Bにおける消費電力(L4)が約200%に増加し、これに応じて第2ROモジュール3Bにおける生成水の時間当たりの造水量も約200%に増加する。その一方で、高圧ポンプ2Aにおける消費電力(L3)は約0%となり、第1ROモジュール3Aにおける中間水の時間当たりの造水量も約0%となる。
なお、第2ROモジュール3Bには、タンク4に蓄えられた中間水が供給されている。
上記の構成によれば、生成水が得られるのは夜間に限定されるが、生成水の造水量を維持しながら蓄電池7における蓄電池容量を35%程度に低減することができる。
さらに、高圧ポンプ2Aも中圧ポンプ2Bも各12時間安定に連続運転できることから、生成水製造装置401を高い運転効率を維持しながら安定して運転することができる。
具体的には、昼間の日射量が確保される時間帯では、太陽電池パネル5により発電された電力を用いて高圧ポンプ2Aが運転されるとともに、蓄電池7に充電が行われる。第1ROモジュール3Aでは昇圧された海水のろ過処理が行われ、得られた中間水は大型のタンク4に蓄えられる。このとき中圧ポンプ2Bは停止されている。
夜間の日射が得られない時間帯では、蓄電池7から電力が供給されて中圧ポンプ2Bが運転される。第2ROモジュール3Bでは中圧ポンプ2Bで昇圧された中間水のろ過処理が行われる。このとき、高圧ポンプ2Aは停止されている。
中圧ポンプ2Bの電力量は、高圧ポンプ2Aより小さいので、夜間に運転される中圧ポンプ2Bに供給するための蓄電池容量が少なくてよくなり、蓄電池におけるコストダウンになる。
〔第6の実施形態〕
次に、本発明の第6の実施形態について図17から図19を参照して説明する。
本実施形態の生成水製造装置の基本構成は、第1の実施形態と同様であるが、第1の実施形態とは、高圧ポンプおよび中圧ポンプへの電力の配分方法が異なっている。よって、本実施形態においては、図17から図19を用いて高圧ポンプおよび中圧ポンプへの電力の配分方法のみを説明し、その他の構成要素等の説明を省略する。
図17は、本実施形態に係る生成水製造装置の構成を説明する概略図である。
なお、第1の実施形態と同一の構成要素には同一の符号を付して、その説明を省略する。
生成水製造装置501には、図17に示すように、高圧ポンプ2Aと、第1ROモジュール3Aと、中圧ポンプ2Bと、第2ROモジュール3Bと、タンク4と、太陽電池パネル5と、パワーコントローラ6と、蓄電池7と、電力供給セレクタ8と、制御部509と、が設けられている。
制御部509は、パワーコントローラ6および電力供給セレクタ8を制御することにより、電力の割り振りを制御するものである。制御部509は、パワーコントローラ6および電力供給セレクタ8に対して制御信号を出力可能に接続されている。
さらに、制御部509には、日照変動の観測値、言い換えると日射量変動の観測値、および気象情報の少なくとも一方が入力され、パワーコントローラ6および電力供給セレクタ8の制御に用いられている。
なお、制御部509による具体的な制御については後述する。
次に、上述の構成からなる生成水製造装置501における電力の分配について説明する。
なお、海水から生成水が生成される場合の一連の流れについては、第1の実施形態と同様であるため、その説明を省略する。
図18は、日射量の変動と、図17の蓄電池における蓄電容量の変化を説明するグラフである。図19は、図17の高圧ポンプおよび中圧ポンプの消費電力の変化と、生成水の造水量の変化を説明するグラフである。
本実施形態の生成水製造装置501の場合には、図18および図19に示すように、日射量(L1)の変動に応じて高圧ポンプ2Aの消費電力(L3)が変動し、中圧ポンプ2Bの消費電力(L4)は一定に保たれている。
具体的には、14時から15時前後に示すように、日射量(L1)が減少すると、制御部509は、パワーコントローラ6に制御信号を出力して高圧ポンプ2Aに供給される電力を、定常運転の場合と比較して約50%に制御する。その一方で、中圧ポンプ2Bに供給される電力は一定に保たれている。
すると、高圧ポンプ2Aの消費電力(L3)は、定常運転の場合と比較して約50%に減少し、これに応じて中間水の時間当たりの造水量も約50%に減少する。その一方で、中圧ポンプ2Bの消費電力(L4)は一定に保たれ、これに応じて生成水の時間当たりの造水量も一定に保たれる。
このときタンク4に蓄えられた中間水も中圧ポンプ2Bにより第2ROモジュール3Bに供給されている。
その後、16時から18時前後に示すように、日射量(L1)が減少した後に回復すると、制御部509は、タンク4に蓄えられた中間水の量が減量したことの回復を目的として、高圧ポンプ2Aに供給される電力を約150%に制御する。すると、高圧ポンプ2Aの消費電力(L3)が定常運転の場合と比較して約150%に増加し、これに応じて、中間水の時間当たりの造水量も約200%に増加する。
さらに、日射量(L1)の変化が急速で、高圧ポンプ2Aへ供給する電力の制御のみで、太陽電池パネル5における発電量の変化を吸収できない場合には、制御部509は、中圧ポンプ2Bへ供給する電力を、定常運転の場合と比較して約50%から約150%の範囲で制御する。
上記の構成によれば、日照変動の大きさに合せて、高圧ポンプ2Aの運転状態を制御することにより、中圧ポンプ2Bを24時間連続して安定して運転することができるため、生成水製造装置401を安定して運転することができる。
すなわち、高圧ポンプ2Aの電力は大きいため、日射量の大きな増減変動に基づいて、生成水製造装置401を安定に運転することが出来る。
また、高圧ポンプ2Aへの電力の供給量を制御して、ろ過された中間水を一時的に蓄える中間水のタンク4が、日射量の増減を吸収するバッファーとして働くので、蓄電池容量を抑制して、全体システムを簡素化できる。
1,101,201,301,401,501 生成水製造装置
2A 高圧ポンプ(第1加圧部)
2B 中圧ポンプ(第2加圧部)
3A 第1ROモジュール(第1逆浸透膜部)
3B 第2ROモジュール(第2逆浸透膜部)
4,204 タンク(中間水タンク部)
5 太陽電池パネル
7 蓄電池
9,109,409,509 制御部
304 加圧タンク(加圧タンク部)

Claims (6)

  1. 供給された原水を昇圧する第1加圧部と、
    昇圧された前記原水をろ過して中間水とする第1逆浸透膜部と、
    前記中間水を昇圧する第2加圧部と、
    昇圧された前記中間水をろ過して生成水とする第2逆浸透膜部と、
    前記第1逆浸透膜部と前記第2加圧部との間に配置され、ろ過された前記中間水を一時的に蓄える中間水タンク部と、
    太陽光に基づいて電力を発電する太陽電池パネルと、
    発電された電力を一時的に蓄える蓄電池と、
    前記太陽電池パネルより発電された電力の少なくとも一部を前記蓄電池に供給し、
    日射量が所定値より減少した場合には、前記第1加圧部および前記第2加圧部のいずれか一方への前記電力の供給量を減らすとともに、他方への前記電力の供給量を一定に保つ制御部と、
    が設けられていることを特徴とする生成水製造装置。
  2. 前記制御部は、前記第1加圧部への電力の供給量を一定に制御するとともに、
    日射量の増減に基づいて前記第2加圧部への電力の供給量、および、前記蓄電池への電力の供給量を制御することを特徴とする請求項1記載の生成水製造装置。
  3. 前記中間水タンク部の上に、前記太陽電池パネルが設けられていることを特徴とする請求項2記載の生成水製造装置。
  4. 前記第2加圧部と前記第2逆浸透膜部との間に配置され、昇圧された前記中間水を一時的に蓄える加圧タンク部と、
    該加圧タンク部内の前記中間水の圧力を一定に保つ圧力調整部と、
    が設けられていることを特徴とする請求項2または3に記載の生成水製造装置。
  5. 前記加圧タンク部の上に、前記太陽電池パネルが配置されていることを特徴とする請求項4記載の生成水製造装置。
  6. 供給された原水を昇圧する第1加圧部と、
    昇圧された前記原水をろ過して中間水とする第1逆浸透膜部と、
    前記中間水を昇圧する第2加圧部と、
    昇圧された前記中間水をろ過して生成水とする第2逆浸透膜部と、
    前記第1逆浸透膜部と前記第2加圧部との間に配置され、ろ過された前記中間水を一時的に蓄える中間水タンク部と、
    太陽光に基づいて電力を発電する太陽電池パネルと、
    発電された電力を一時的に蓄える蓄電池と、
    昼間は、前記太陽電池パネルにより発電された電力を前記第1加圧部および前記蓄電池へ供給するとともに前記第2加圧部への前記電力の供給を停止し、
    夜間は、前記第1加圧部への前記電力の供給を停止するとともに、前記蓄電池から前記第2加圧部へ前記電力を供給する制御部と、
    が設けられていることを特徴とする生成水製造装置。
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