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JP2011014440A - 非水電解質電池の製造方法、および非水電解質電池 - Google Patents

非水電解質電池の製造方法、および非水電解質電池 Download PDF

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Mitsuho Ueda
光保 上田
Hideaki Awata
英章 粟田
Takeshi Kanno
毅 寒野
Kotaro Kimura
弘太郎 木村
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Abstract

【課題】負極活物質層と負極集電体とが強固に接合している非水電解質電池を製造する方法、およびこの製造方法により得られた非水電解質電池を提供する。
【解決手段】正極層10の一面側(正極活物質層12側)に固体電解質層30と負極活物質層22を形成した第一積層体1を作製する。一方、第一積層体1とは別個に、負極集電体21となる金属箔を用意し、その金属箔の一面側に、Si,Al,Ga,Ge,In,Sn,TlおよびPbから選択される元素からなる接着層40を気相法により形成して第二積層体2を作製する。そして、負極活物質層22と接着層40とが互いに対向するように、第一積層体1と第二積層体2とを重ね合わせて、0.1MPa以上の圧力をかけて両積層体1,2同士を圧接する。
【選択図】図2

Description

本発明は、負極集電体と負極活物質層とが均一に接合された構成を備える非水電解質電池の製造方法と、その製造方法により得られた非水電解質電池に関する。
携帯機器の電源として、正極活物質を含有する正極活物質層と正極集電体とを備える正極層、負極活物質を含有する負極活物質層と負極集電体とを備える負極層、およびこれら電極層の間に配される固体電解質層とを備える非水電解質電池が知られている。中でも、正・負極層間のリチウムイオンの移動により充放電を行なう非水電解質電池が注目されている(例えば、特許文献1を参照)。
このような電池を作製する場合、箔状の正極集電体を基材として、その上に順次、正極活物質層、固体電解質層、負極活物質層を積層する。そして、積層体とは別個に、負極集電体となる金属箔(特に、導電性の点からCu箔が利用されている)を用意し、その金属箔を積層体の負極活物質層の側に載せて、金属箔と積層体とを圧接する。
一方、上記のような構成を備える電池を単位セルとし、この単位セルを複数積層したセルスタック型電池を作製することが検討されている。セルスタック型電池では、各単位セルの電極層に備わる集電体から端子を引き出して、これら端子を集合する構成とする。単位体積あたりの容量を大きくするために、セルスタック型とすると共に、負極活物質としてLiを使用することも検討されている。
特開2004−335455号公報
しかし、上記のような製造方法により製造された非水電解質電池では、以下に示すような問題がある。
第一に、Cu箔からなる負極集電体と、Li膜からなる負極活物質層とが接合し難いため、電池の平面方向にCu箔とLi膜との接合度合いにムラが生じ易い。その結果、負極活物質層と負極集電体との間の電流密度が、電池の面内でばらついてしまい、電池全体の容量を低下させる虞がある。加えて、電流密度が局所的に高い箇所では、Liの針状結晶であるデンドライトが発生し易く、このデンドライトに起因する正・負極層間の短絡を生じる虞もある。
第二に、Liからなる負極活物質層とCuからなる負極集電体との接合度合いが悪いことから、上述の製造方法により製造した非水電解質電池を単位セルとしてセルスタック型電池を作製する場合、単位セルを扱うときに負極活物質層に対する負極集電体の位置ズレが生じることがある。その結果、負極活物質層の面内から食み出した負極集電体が、正極活物質層や正極集電体に接触して、正・負極層間が短絡する虞がある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的の一つは、負極活物質層と負極集電体とが強固に接合している非水電解質電池を製造する方法、およびこの製造方法により得られた非水電解質電池を提供することにある。
(1)本発明非水電解質電池の製造方法は、正極層、負極層、およびこれら電極層の間に配される固体電解質層を備え、前記負極層が、Liを活物質として含有する負極活物質層と、金属からなる負極集電体とを有する非水電解質電池を製造する方法であって、以下の工程を備えることを特徴とする。
正極層の一面側に固体電解質層と負極活物質層を形成した第一積層体を作製する工程。
前記第一積層体とは別個に、負極集電体となる金属箔を用意し、その金属箔の一面側に、Si,Al,Ga,Ge,In,Sn,TlおよびPbから選択される元素からなる接着層を気相法により形成して第二積層体を作製する工程。
前記負極活物質層と前記接着層とが互いに対向するように、第一積層体と第二積層体とを重ね合わせて、0.1MPa以上の圧力をかけて両積層体同士を圧接する工程。
本発明非水電解質電池の製造方法によれば、接着層と、この接着層の両面に隣接する負極集電体および負極活物質層との間で元素の相互拡散が生じ、その相互拡散の結果、接着層の構成元素を主として含むと共に、負極集電体の構成元素と負極活物質層の構成元素を含む拡散接合層が形成される。この拡散接合層により、電池の平面方向に負極集電体と負極活物質層との接合度合いにムラを生じることなく、両者を強固に接合した非水電解質電池を作製することができる。
(2)本発明非水電解質電池の製造方法において、接着層の厚さは、20nm〜3μmとすることが好ましい。
第二積層体に設けられる接着層は、あくまで負極集電体と負極活物質層とを接合するために使用されるものであり、上記範囲の厚さがあれば、負極集電体と負極活物質層を十分に接合することができる。
(3)本発明非水電解質電池の製造方法において、第一積層体と第二積層体とを圧接する工程の圧力は0.1〜10MPaであることが好ましい。
この範囲の圧力であれば、第一積層体のLiからなる負極活物質層と、第二積層体の接着層との間で元素の相互拡散を促進することができ、かつ、圧接の際に両積層体に損傷も生じ難い。
(4)本発明非水電解質電池の製造方法において、金属箔はCuを含み、接着層はSiであることが好ましい。
Cuは導電性が高く、しかも展性に富むので所望の厚さとすることが容易であるため、負極集電体となる金属箔として好適である。また、Siは負極活物質として利用されることもある元素であり、しかも負極活物質としたときに優れた特性を発揮する元素であるので、電池において負極集電体と負極活物質層との境界部近傍に存在していても電池特性を低下させることがない。
(5)本発明非水電解質電池の製造方法において、接着層をSiで構成する場合、接着層の厚さは、Liからなる負極活物質層の厚さの1/4未満とすることが好ましい。
接着層を構成するSiと負極活物質層を構成するLiとは、原子比でSiが1に対してLiが4の割合で反応してLiSiを形成する。つまり、Liの量が、Siの量の1/4以下になると、負極活物質層を構成するLiの殆どがLiSiの生成に用いられ、純粋にLiを主体とする負極活物質層が消失する虞がある。そこで、Siからなる接着層の厚みを、Liからなる負極活物質層の厚みの1/4未満とすると、Liを主体とする負極活物質層を維持することができる。
(6)本発明非水電解質電池は、正極層、負極層、およびこれら電極層の間に配される固体電解質層を備え、前記負極層が、Liを活物質として含有する負極活物質層と、金属からなる負極集電体とを有する非水電解質電池に係る。そして、本発明非水電解質電池は、前記負極活物質層と負極集電体との間に、元素Xを原子%で5%以上含む厚さ10nm〜2μmの拡散接合層を備えることを特徴とする。
但し、元素Xは、Si,Al,Ga,Ge,In,Sn,TlおよびPbから選択される一種である。
上記非水電解質電池によれば、電池に備わる負極集電体と負極活物質層とが拡散接合層を介して電池の平面方向にムラなく強固に接合しているため、電池の面内における電流密度にばらつきが殆どない。そのため、本発明の電池は、負極活物質層の上に単に金属箔を圧着した構成を備える従来の電池に比べて、容量が高い。しかも、電池の面内における電流密度が均一であるため、電池の充放電に伴って、正・負極層間の短絡の原因となるデンドライトが生成し難い。
また、本発明非水電解質電池を単位セルとしてセルスタック型の電池を作製する際、負極集電体と負極活物質層とが位置ずれを起こすことがない。これは、負極集電体と負極活物質層とが強固に接合しているからである。
本発明非水電解質電池の製造方法によれば、電池の平面方向に負極集電体と負極活物質層との接合度合いにムラを生じることなく、両者を強固に接合した非水電解質電池を作製することができる。
実施形態に記載の本発明非水電解質電池の概略縦断面図である。 実施形態に記載の本発明非水電解質電池の製造方法を模式的に示す説明図である。 試験例の結果を示すグラフである。
以下、本発明非水電解質電池の製造方法を、図1および図2を参照しつつ説明する。
図1に示すように、本実施形態の非水電解質電池100は、正極層10、固体電解質層30、および負極層20を備える。正極層10は、正極集電体11と正極活物質層12を備え、負極層20は、負極集電体21と負極活物質層22を備える。
上記非水電解質電池100は、以下の工程に従って作製することができる(電池100の製造方法を模式的に示す図2を参照)。
[1] 正極層10の一面側(正極活物質層12側)に固体電解質層30と負極活物質層22を形成した第一積層体1を作製する工程。
[2] 第一積層体1とは別個に、負極集電体21となる金属箔を用意し、その金属箔の一面側に、Si,Al,Ga,Ge,In,Sn,TlおよびPbから選択される元素からなる接着層40を気相法により形成した第二積層体2を作製する工程。
[3] 負極活物質層22と接着層40とが互いに対向するように、第一積層体1と第二積層体2とを重ね合わせて、0.1MPa以上の圧力をかけて両積層体1,2同士を圧接する工程。
上記各工程について以下に詳細に説明する。
<工程1>
まず、正極集電体11となる金属箔を用意する。金属箔としては、例えば、AlやNi、これらの合金、ステンレスから選択される1種が好適に利用できる。
次に、正極集電体11を基板として、その一面側に正極活物質層12を形成する。正極活物質層12は、リチウムイオンの吸蔵・放出を行うことができる正極活物質を含む層であり、気相法あるいは固相法のいずれによっても形成することができる。上記正極活物質としては、化学式でLiαOやLiβで表すことができる物質が好適である(但し、αおよびβは、Co,Mn,Niの少なくとも1種を含む)。具体的には、LiCoOやLiNiO、LiMnO、LiMnなどを挙げることができる。その他、Co,Mn,Ni以外の元素を含むものとして、LiCo0.5Fe0.5などを利用できる。
次いで、正極活物質層の12上に固体電解質層30を形成する。固体電解質層30も、正極活物質層12と同様に、気相法あるいは固相法により形成することができる。このような固体電解質層30は、例えば、LiS−Pや、L−P−O−Nなどを利用することができる。
そして、固体電解質層30の上に、負極活物質であるLiからなる負極活物質層22を形成し、正極集電体11―正極活物質層12―固体電解質層30―負極活物質層22からなる第一積層体1を完成させる。ここで、負極活物質層22は、固体電解質層30との密着性を高めるために、気相法により形成することが好ましい。
<工程2>
まず、負極集電体21となる金属箔を用意した。金属箔には、例えば、Cu、Ni、Fe、Cr、及びこれらの合金を使用することができる。
次いで、気相法により、用意した金属箔(負極集電体21)の一面側に接着層40を形成し、負極集電体21―接着層40からなる第二積層体2を作製した。接着層40は、後述する工程3において、負極集電体21と負極活物質層22とを接合するための層であり、Liと相互拡散を起こし易い元素Xでできている。そのような元素Xとしては、負極活物質としても利用できる元素であるSi,Al,Ga,Ge,In,Sn,TlおよびPbを挙げることができる。
上記接着層40の厚さは、20nm〜3μmとすることが好ましい。この接着層40は、あくまで負極集電体21と負極活物質層22とを接着するために設けられるものであり、上記範囲の厚さを有していれば両者21,22を強固に接合することができる。接着層40が厚すぎると、電池100の充放電に伴って負極集電体21と負極活物質層22との間に亀裂を生じる虞がある。これは、接着層40を構成する元素Xが、負極活物質としても使用できるものであるため、電池100の充放電に伴って元素XがLiと化合物を形成したり、化合物から元素XとLiとに分解したりを繰り返すからである。接着層のより好ましい厚さは、20〜300nm、さらに好ましい厚さは、20〜50nmである。
ここで、接着層40をSiとする場合、特に、接着層40の厚さは、Liからある負極活物質層22の厚さの1/4未満とすることが好ましい。このような厚さの比率とする利点は、後述する試験例で明らかとする。
<工程3>
最後に、負極活物質層22を上にして第1積層体1を載置し、負極活物質層22の上に、接着層40が下を向くようにして第二積層体2を載せる。そして、0.1MPa以上の圧力をかけて両積層体1,2同士を圧接する。
圧接の圧力を0.1MPa以上とすると、第一積層体1の負極活物質層22と、第二積層体2の接着層40との間で元素の相互拡散が生じ易く、両積層体1,2が強固に接合された状態になる。この圧力は、0.1〜10MPaの範囲とすることが好ましい。この範囲の圧力であれば、両積層体1,2の接合を確実に行うことができるし、両積層体1,2を構成する各層に損傷が生じることも殆どない。
また、両積層体1,2同士の圧接は、常温で行なっても良いし、加熱雰囲気下で行なっても良い。圧接の際に加熱を行なうと、負極活物質層22と接着層40との間の元素の相互拡散を促進することができる。そのため、加熱を行ないながら圧接をするのであれば、圧接の際の圧力を低く設定することができ、圧接の際に積層体1,2が損傷する可能性を著しく減少させることができる。好適な加熱温度は、40〜80℃である。
<非水電解質電池の詳細>
以上のようにして作製した非水電解質電池100をより詳しく調べると、負極集電体21と負極活物質層22との間に、第二積層体2に備わる接着層を構成する元素が拡散した領域が存在し、この領域を介して負極集電体21と負極活物質層22とが強固に接合している。この領域は、以下に示すように、本発明の製造方法の各工程において生成される。
まず、第二積層体2を作製する際、負極集電体21となる金属箔と、その一面側に形成された接着層40との間で元素の相互拡散が生じる。次いで、作製した第二積層体2を第一積層体1に圧着した際、接着層40と、第一積層体1の負極活物質層22との間で元素の相互拡散が生じる。元素の拡散が生じている領域を拡散接合層と規定すると、この拡散接合層は、接着層40の構成元素Xの含有量(原子%)で特定することができる。例えば、元素Xの含有量が5原子%以上の領域を拡散接合層として規定すると良い。この拡散接合層の厚さは、第二積層体2を作製する際の接着層40の厚さに依存して、作製した電池100に形成される。具体的には、接着層40の厚さの約1/2〜2/3の厚さを有する拡散接合層が、作製した電池に形成される。なお、元素Xの含有量を特定するには、XPS(X−ray Photo−electronic Spectroscopy)分析を利用することができる。
作製した非水電解質電池100では、拡散接合層を介して負極活物質層22と負極集電体21とが、電池100の平面方向に均質に接合しているので、電池100の平面方向における電流密度がほぼ均一になる。その結果、単に、負極集電体となる金属箔を負極活物質層の上に圧接した従来の電池に比べて、本発明非水電解質電池100は、容量の大きな電池となる。また、本発明非水電解質電池100では、負極集電体21と負極活物質層22との間に局所的な電流密度の濃淡が殆どないため、負極活物質層22の固体電解質層30側において正極層10と負極層20との間の短絡の原因となるデンドライトが生成し難いし、仮に生成しても、生成したデンドライトが成長し難い。
上述のようにして作製した図1に示す非水電解質電池100を単位セルとして、この単位セルを複数積層したセルスタック型の非水電解質電池を作製することもできる。その際、負極集電体21と負極活物質層22とが強固に接合しているため、負極活物質層22の面内から負極集電体21が食み出すように、両者21,22が位置ずれを起こすことはない。
<試験例>
次に、模擬的な第一積層体と第二積層体を作製し、本発明非水電解質電池の製造方法により、両積層体が接合されるか否かを調べた。
まず、厚さ100μmのCu箔上に気相法によりLi膜を形成することで、模擬的な第一積層体(以下、単に第一積層体とする)を作製した。Li膜は、負極活物質層に相当する。このような第一積層体は、そのLi膜の膜厚が、0.7μm、7μm、および12μmとなる3種類を用意した。
一方、厚さ100μmのCu箔上に気相法によりSi膜を形成することで、模擬的な第二積層体(以下、単に第二積層体とする)を作製した。Si膜は、接着層に相当する。このような第二積層体は、そのSi膜の膜厚が、50nm、300nm、および1.3μmとなる3種類を用意した。
次に、各3種類ある上記第一積層体と第二積層体からそれぞれ選択する積層体の組み合わせを変えて、第一積層体と第二積層体とを常温で圧接し、両積層体の接合状態を確認した。両積層体の圧接の際は、もちろん第一積層体のLi膜と第二積層体のSi膜とが互いに対向するように配置した。また、圧接の際の圧力は、0.06MPaと0.3MPaの2系統とした。第一積層体と第二積層体との接合状態を図3に示す。
図3は、圧接の圧力が0.3MPaのときの第一積層体と第二積層体との接合状態をプロットしたグラフであって横軸は第二積層体のSi膜の膜厚(μm)を、縦軸は第一積層体のLi膜の膜厚(μm)を示す。図中、○は、電池の平面方向に第一積層体と第二積層体とをズラすように力をかけたときに、負極集電体と負極活物質層との間に剥離が生じなかった組み合わせ、×は負極集電体と負極活物質層との間に剥離が生じた組み合わせを示す。また、図中の直線は、Li膜とSi膜の膜厚比(即ち、原子比)が4:1となるラインである。
図3に示すように、図中の直線よりも上となる第一積層体と第二積層体の組み合わせ、即ち、Li膜がSi膜の4倍以上の厚さとなる組み合わせでは、両積層体が問題なく接合されていた。一方、図中の直線よりも下となる組み合わせ、即ち、Li膜がSi膜の4倍未満となる組み合わせでは、両積層体の接合が十分ではなかった。これは、原子比でSiが1に対してLiが4の割合で化合物が形成されるため、Liからなる負極活物質層が消失してしまうからであると推察される。
また、図には示していないが、圧接の圧力が0.06MPaの場合、全ての組み合わせにおいて、接合がうまくいかなかった(上記定義の×の状態)。これは、圧接の圧力が小さいため、Li膜とSi膜との間で元素の相互拡散が十分に起こらなかったからではないかと推察される。ここで、Li膜とSi膜の膜厚を厚くすれば両積層体が接合しやすくなる傾向にあるが、Li膜の膜厚を30μm、Si膜を1.3μmとしても、圧接の圧力0.06MPaであれば、両積層体の接合はうまくいかなかった。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるわけではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜変更して実施可能である。
本発明非水電解質電池の製造方法は、高い容量密度を備える非水電解質電池の作製に好適に利用可能である。
100 非水電解質電池
10 正極層 11 正極集電体 12 正極活物質層
20 負極層 21 負極集電体 22 負極活物質層
30 固体電解質層
40 接着層
1 第一積層体 2 第二積層体

Claims (6)

  1. 正極層、負極層、およびこれら電極層の間に配される固体電解質層を備え、
    前記負極層が、Liを活物質として含有する負極活物質層と、金属からなる負極集電体とを有する非水電解質電池を製造する方法であって、
    正極層の一面側に固体電解質層と負極活物質層を形成した第一積層体を作製する工程と、
    前記第一積層体とは別個に、負極集電体となる金属箔を用意し、その金属箔の一面側に、Si,Al,Ga,Ge,In,Sn,TlおよびPbから選択される元素からなる接着層を気相法により形成して第二積層体を作製する工程と、
    前記負極活物質層と前記接着層とが互いに対向するように、第一積層体と第二積層体とを重ね合わせて、0.1MPa以上の圧力をかけて両積層体同士を圧接する工程と、
    を備えることを特徴とする非水電解質電池の製造方法。
  2. 前記接着層の厚さは、20nm〜3μmであることを特徴とする請求項1に記載の非水電解質電池の製造方法。
  3. 前記圧接する工程における圧力は、0.1〜10MPaであることを特徴とする請求項1または2に記載の非水電解質電池の製造方法。
  4. 前記金属箔は、Cuを含み、
    前記接着層は、Siであることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の非水電解質電池の製造方法。
  5. 前記接着層は、Siであり、
    その接着層の厚さは、Liからなる負極活物質層の厚さの1/4未満であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の非水電解質電池の製造方法。
  6. 正極層、負極層、およびこれら電極層の間に配される固体電解質層を備え、
    前記負極層が、Liを活物質として含有する負極活物質層と、金属からなる負極集電体とを有する非水電解質電池であって、
    前記負極活物質層と負極集電体との間に、元素Xを原子%で5%以上含む厚さ10nm〜2μmの拡散接合層を備えることを特徴とする非水電解質電池。
    但し、元素Xは、Si,Al,Ga,Ge,In,Sn,TlおよびPbから選択される一種である。
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