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JP2011013540A - シャッター装置及びカメラ本体 - Google Patents

シャッター装置及びカメラ本体 Download PDF

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JP2011013540A
JP2011013540A JP2009158722A JP2009158722A JP2011013540A JP 2011013540 A JP2011013540 A JP 2011013540A JP 2009158722 A JP2009158722 A JP 2009158722A JP 2009158722 A JP2009158722 A JP 2009158722A JP 2011013540 A JP2011013540 A JP 2011013540A
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Haruo Isaka
治夫 井阪
Mikio Sakurai
幹夫 櫻井
Kunihiko Hara
邦彦 原
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Abstract

【課題】ノーマリークローズでもノーマリーオープンでもLVの消費電力を削減し、電子先幕の高速性を犠牲にしないシャッター装置とこれを用いたカメラ本体を提供する。
【解決手段】前記課題を解決するために、本発明のシャッター装置は、先幕と後幕を備えたシャッター装置であって、前記先幕と後幕の両方がチャージされて係止された両係止状態と、前記先幕と後幕の両方の係止が解除された両解除状態と、前記後幕はチャージされて係止されているが前記先幕の係止は解除されている先幕解除後幕係止状態と、を有することを特徴とする。
【選択図】図10

Description

本発明は、カメラ本体に用いられるシャッター装置及びこれを用いたカメラ本体に関するものである。
カメラ本体に用いられるシャッター装置として、外部から作用を加えない状態で開口部が閉じられたノーマリークローズシャッターと外部から作用を加えない状態で開口部が開いたノーマリーオープンシャッターが知られている。
一眼レフ方式のデジタルカメラの場合、被写体を光学式ファインダーで視認するので、撮影時以外はシャッターが閉じている。したがって、一眼レフ方式のデジタルカメラにあっては、ノーマリークローズシャッターを用いることが適している。ノーマリークローズシャッターは、閉じた状態において電力を消費しないからである。
一方、近時において、一眼方式のデジタルカメラが商品化されている。一眼方式のデジタルカメラは、光学式ファインダーを備えない。撮像素子から出力された画像を液晶ディスプレイ等に表示することで被写体を視認する。したがって、一眼方式のデジタルカメラにあっては、ノーマリーオープンシャッターを用いることが適している。ノーマリーオープンシャッターは、開いた状態において電力を消費しないからである。
ノーマリーオープンシャッターに関する特許文献として特許文献1がある。特許文献1に記載のデジタルカメラ用フォーカルプレーンシャッターは、電子ファインダー機能を備えながらもシャッタータイムラグを短くしたものである。ここで、電子ファインダー機能とは、液晶ディスプレイ等の表示素子によって電子的に被写体を視認する機能をいう。
特開2003−222928号公報
一眼レフ方式のデジタルカメラにおいても、液晶ディスプレイ等の表示素子によって電子的に被写体を視認したいという要望がある。このような機能を本明細書ではライブビュー(以下、LV)と呼ぶ。LVを備えた一眼レフ方式のデジタルカメラが商品化されている。しかし、ノーマリークローズシャッターを用いた一眼レフ方式のデジタルカメラにおいて、LVを行なうと電力の消費が大きい。ノーマリークローズシャッターを開いた状態に保持するためには通電を継続しなければならないからである。
一方で電子先幕という機能がある。一般には、シャッター装置の先幕が走ってから後幕が走るまでの期間が撮像素子の露光期間となる。先幕が走ることによって開口部が開き始め、後幕が走ることによって開口部が閉じられていく。これに対して、電子先幕では、先幕が走ったが後幕は走っていない状態、すなわちシャッター装置の開口部が開いた状態で撮像素子のラインごとに電荷を排出して露光を開始する。その後、後幕を走らせることで撮像素子の露光期間を終了させる。一般的な撮影における先幕の役割を電子的に行なうと言い換えることができる。
電子先幕を採用すると、LVを備えた一眼レフ方式のデジタルカメラや一眼方式のデジタルカメラにおいて、被写体を撮影の直前まで視認できるという利点がある。また、レリーズボタンを操作してから実際に撮影が開始されるまでのレリーズタイムラグが少なく、高速な連写も可能になる。さらに、撮影時に後幕しか走らないので、振動が小さく手振れをしにくい。撮影時の音も静かになる。
しかし、ノーマリークローズシャッターを用いた一眼レフ方式のデジタルカメラで電子先幕を採用すると、撮影前にLVを行なわなければならないので消費電力が大きくなる。すなわち、レリーズボタンが押下されてからノーマリークローズシャッターの開口部を開くとシャッタータイムラグが大きくなるので、撮影の準備状態からLVを行っておくことが望ましいのである。
一方で、ノーマリーオープンシャッターを用いた一眼方式のデジタルカメラで電子先幕を採用すると、従来のノーマリーオープンシャッターは撮影前に必ず開口部を閉じる構成となっているので、電子先幕の高速性が減殺される。
本発明は、ノーマリークローズでもノーマリーオープンでもLVの消費電力を削減し、電子先幕の高速性を犠牲にしないシャッター装置とこれを用いたカメラ本体を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明のシャッター装置は、先幕と後幕を備えたシャッター装置であって、前記先幕と後幕の両方がチャージされて係止された両係止状態と、前記先幕と後幕の両方の係止が解除された両解除状態と、前記後幕はチャージされて係止されているが前記先幕の係止は解除されている先幕解除後幕係止状態と、を有することを特徴とする。
以上のように、本発明によれば、後幕は係止されているが先幕の係止が解除されている先幕解除後幕係止状態が存在するので、ノーマリークローズシャッターのLVにおいても電力を消費しない。また、従来のノーマリーオープンシャッターのように撮影前に必ず開口部を閉じることがないので、電子先幕の高速性が減殺されることがない。本発明によれば、ノーマリークローズシャッターとしてもノーマリーオープンシャッターとしても使用できるとともに、それぞれの課題を解決したシャッター装置とこれを用いたカメラ本体を提供することができる。
ノーマリークローズシャッターを用いた一眼レフ方式のデジタルカメラの光学ファインダーによる被写体視認時の構成図 ノーマリークローズシャッターを用いた一眼レフ方式のデジタルカメラのLV時の構成図 ノーマリーオープンシャッターを用いた一眼方式のデジタルカメラの構成図 従来のノーマリーオープンシャッターの駆動部の構成図 本実施の形態のシャッター装置の駆動部の構成図 従来のノーマリークローズシャッターの動作を示すシーケンス図 光学ファインダーを使用して通常撮影を行う場合のノーマリークローズシャッターの状態を説明する図 LVにおいて電子先幕撮影を行う場合のノーマリークローズシャッターの状態を説明する図 本実施の形態のシャッター装置の動作を示すシーケンス図 本実施の形態のシャッター装置の状態を説明する図 従来のノーマリーオープンシャッターの動作を示すシーケンス図 ノーマリーオープンシャッターの状態を説明する図 本実施の形態のシャッター装置の動作を示すシーケンス図 本実施の形態のシャッター装置の状態を説明する図
(1.デジタルカメラ)
最初に、ノーマリークローズシャッターを用いた一眼レフ方式のデジタルカメラとノーマリーオープンシャッターを用いた一眼方式のデジタルカメラについて説明する。
(1−1.構成)
図1はノーマリークローズシャッターを用いた一眼レフ方式のデジタルカメラの光学ファインダーによる被写体視認時の構成図である。図2はノーマリークローズシャッターを用いた一眼レフ方式のデジタルカメラのLV時の構成図である。図3はノーマリーオープンシャッターを用いた一眼方式のデジタルカメラの構成図である。いずれの方式のデジタルカメラも交換レンズ100とカメラ本体200または250とから構成され、交換レンズ100はカメラ本体200または250における所定の位置に着脱可能である。
(1−2.カメラ本体)
(1−2−1.ノーマリークローズシャッターを用いた一眼レフ方式のデジタルカメラ)
ノーマリークローズシャッターを用いた一眼レフ方式のデジタルカメラの構成について、図1、図2を参照しながら説明する。
カメラ本体200は、通信手段(2)201、撮像素子202、本体制御手段203、ペンタプリズム204、接眼レンズ205、焦点板206、メインミラー207、サブミラー208、ノーマリークローズシャッター209、液晶ディスプレイ(以下、LCD)210、焦点検出ユニット211を有する。カメラ本体200は、使用者が撮影動作を指示するためのレリーズボタンや撮影動作によって得られた画像データを記憶する記憶手段等を有するが、図1、図2では省略している。
本体制御手段203は、マイコンとカメラ本体200内の各部を制御する制御回路と各種信号処理を行う信号処理回路とを一体化したLSIである。本体制御手段203は、カメラ本体200における各種シーケンスを制御する。本体制御手段203は、カメラ本体200内の各部を動作制御するとともに、通信手段(2)201、通信手段(1)106を介して、レンズ制御手段105に対して制御信号を出力する。本体制御手段203は、撮像素子202に垂直同期信号を出力するとともに、撮像素子202の動作を制御することができる。本体制御手段203は、撮像素子202から出力される画像信号をデジタル信号である画像データに変換するとともに、ホワイトバランス制御等の各種信号処理を行うことができる。本体制御手段203は、各種信号処理により得られた画像データをLCD210に出力することができる。本体制御手段203は、ノーマリークローズシャッター209、メインミラー207、サブミラー208等のメカニズムを駆動制御することができる。なお、本体制御手段203は、マイコンとカメラ本体200内の各部を制御する制御回路と各種信号処理を行う信号処理回路とを一体化したLSIであるとしたが、複数のLSIで構成されていてもよい。
撮像素子202は、交換レンズ100を介して入射する光学的画像を、電気的画像である画像信号に変換して出力することができる。撮像素子202は、CMOSイメージセンサー等で構成することができる。
LCD210は、本体制御手段203で生成された表示用の画像データに基づく画像を表示することができる。なお、本実施の形態では液晶ディスプレイで構成したが、有機ELディスプレイ等その他の表示素子で構成してもよい。
ノーマリークローズシャッター209は、撮像素子202の撮像面に対向する位置に配され、交換レンズ100側から撮像素子202に入射する光学的画像を透過または遮断することができる。ノーマリークローズシャッター209は、図1に示す光学ファインダーによる被写体視認時は閉じている。一方、図2に示すLV時は開いている。
サブミラー208は、交換レンズ100側から入射する光学的画像を焦点検出ユニット211側へ反射する。サブミラー208は、図1に示すように光軸L上に位置する状態と、図2に示すように光軸L上から退避した状態とをとることができる。
メインミラー207は、ハーフミラーで構成され、交換レンズ100側から入射する光学的画像を焦点板206側へ反射することができるとともに、サブミラー208側へ透過することができる。メインミラー207は、図1に示すように光軸L上に位置する状態と、図2に示すように光軸L上から退避した状態とをとることができる。
焦点板206は、メインミラー207を反射した光学的画像を結像する。ペンタプリズム204は、焦点板206で結像した光学的画像を内部で反射し、接眼レンズ205側へ導く。光学ファインダーは、本実施の形態では焦点板206、ペンタプリズム204、及び接眼レンズ205によって構成され、使用者は接眼レンズ205の外側から光学的画像を視認することができる。
図1に示す光学ファインダーによる被写体視認時において、焦点検出ユニット211は、サブミラー208で反射した光学的画像を撮像し、光学的画像の合焦状態を検出することができる。焦点検出ユニット211は、CCDイメージセンサー等の撮像素子で構成され、本実施の形態ではラインセンサーで構成されている。焦点検出ユニット211による焦点検出は、位相差方式による焦点検出と呼ばれる。
図2に示すLV時において、撮像素子202の出力する画像信号のコントラストから、光学的画像の合焦状態を検出することができる。撮像素子202の出力する画像信号のコントラストによる焦点検出は、山登り方式による焦点検出と呼ばれる。
(1−2−2.ノーマリーオープンシャッターを用いた一眼方式のデジタルカメラ)
ノーマリーオープンシャッターを用いた一眼方式のデジタルカメラの構成について、図3を参照しながら説明する。
カメラ本体250は、図1、図2に示すノーマリークローズシャッターを用いた一眼レフ方式のデジタルカメラから、ペンタプリズム204、接眼レンズ205、焦点板206で構成される光学ファインダーとメインミラー207、サブミラー208、焦点検出ユニット211を省いた構成となっている。また、ノーマリークローズシャッター209に換えてノーマリーオープンシャッター251が用いられている。その他の構成は図1、図2に示すノーマリークローズシャッターを用いた一眼レフ方式のデジタルカメラと同じであるので説明を省略する。ノーマリーオープンシャッターを用いた一眼方式のデジタルカメラでは、山登り方式の焦点検出を行なうことになる。
(1−3.交換レンズ)
交換レンズ100は、ノーマリークローズシャッターを用いた一眼レフ方式のデジタルカメラであってもノーマリーオープンシャッターを用いた一眼方式のデジタルカメラであっても基本構成は変わらない。
交換レンズ100は、対物レンズ101、ズームレンズ102、絞りユニット103、フォーカスレンズ104、レンズ制御手段105、通信手段(1)106を有する。
レンズ制御手段105は、マイコンと交換レンズ100内の各部を制御する制御回路とを一体化したLSIである。レンズ制御手段105は、本体制御手段203から出力された基準信号に同期し、通信手段(2)201、通信手段(1)106を介して、本体制御手段203から出力された動作要求に基づいて、ズームレンズ102、絞りユニット103、フォーカスレンズ104を制御することができる。レンズ制御手段105は、本体制御手段203から出力された動作要求に基づき、フォーカスレンズ104を光軸L方向へ移動させる。また、レンズ制御手段105は、本体制御手段203から出力された基準信号に同期し、フォーカスレンズ104のウォブリング動作を制御する。また、レンズ制御手段105は、フォーカスレンズ104の駆動のみならず、絞りユニット103、ズームレンズ102の駆動制御等も行っているが、詳細は省略する。
なお、レンズ制御手段105は、マイコンと交換レンズ100内の各部を制御する制御回路とを一体化したLSIであるとしたが、複数のLSIで構成されていてもよい。交換レンズ100は、ぶれを検出する機構や交換レンズ100に固有の情報を記憶した記憶手段等を有するが、図1、図2、図3では省略している。
(2.シャッター装置の駆動部)
シャッター装置の駆動部の構成について、図4、図5を参照しながら説明する。図4は従来のノーマリーオープンシャッターの駆動部の構成図であり、図5は本実施の形態のシャッター装置の駆動部の構成図である。
(2−1.従来のノーマリーオープンシャッター)
図4は、従来のノーマリーオープンシャッターの駆動部の構成図である。従来のノーマリーオープンシャッターは、レバー300、後幕駆動ピン310、先幕駆動ピン320、第1カム330、第2カム340を有する。
レバー300は、第1アーム301と第2アーム302を接続ピン305によって回動自在に接続して構成されている。第1アーム301は、固定ピン304によって回動自在に固定されている。第2アーム302は、接続ピン306によって第1カム330に回動自在に接続されている。押圧部303を図中左向きに押圧移動させることで、固定ピン331を中心に第1カム330を時計回りに回転させることができる。押圧部303の図中左方向の押圧移動は、図示しないモーターと同じく図示しないカム機構によって行なわれる。押圧部303の図中右方向の移動は、図示しない付勢バネによって行なわれる。
後幕駆動ピン310は、カム部311とピン部312が一体に構成されている。ピン部312は接続ピン314によって図示しない後幕に回動自在に接続されている。第1カム330が固定ピン331を中心に回転すると、後幕駆動ピン310は固定ピン313を中心に回転する。そうすると、接続ピン314が案内溝350に沿って移動する。このようにして後幕が上下移動する。
先幕駆動ピン320は、カム部321とピン部322が一体に構成されている。ピン部322は接続ピン324によって図示しない先幕に回動自在に接続されている。第1カム330が固定ピン331を中心に回転するか第2カム340が固定ピン341を中心に回転すると、先幕駆動ピン320は固定ピン323を中心に回転する。そうすると、接続ピン324が案内溝360に沿って移動する。このようにして先幕が上下移動する。
なお、先幕駆動ピン320の下部に図示しない補助ピンが存在するが、公知の構成であるので説明を省略する。
(2−2.本実施の形態のシャッター装置)
図5(a)は、本実施の形態のシャッター装置の駆動部の構成図である。本実施の形態のシャッター装置の駆動部は、以下の点で従来のノーマリーオープンシャッターの駆動部と相違する。これらの相違点を新たに設けたことによって得られる作用効果については、後述する。
第1に、第1カム330が押圧ピン332と規制ピン333を備え、第2アーム302aはその先端に設けられた突起部307によって押圧ピン332を押圧する点が相違する。このように構成することで、押圧部303が図中左向きに押圧移動されて第2アーム302が図中右上向きに移動すると、第2アーム302が規制ピン333によって図中右向きの移動が規制されているために、いずれは突起部307と押圧ピン332の係止が外れて第2アーム302は第1カム330を回転させることができなくなる。
第2に、第1カム330の下部に第1カム330と固定ピン331を共有する補助カム330aを設け、第2アーム302の下部に第2アーム302と接続ピン305を共有し補助カム330aと接続ピン308によって回動自在に接続された補助アーム302aを設けた点が相違する。接続ピン308は上部からは視認できないので点線で示している。
図5(b)は、第1カム330、補助カム330a、第2アーム302、補助アーム302aの位置関係を示す図である。第一カム330と補助カム330aは固定ピン331を共有する一方、それぞれ固定ピン331を中心に独立に回転することができる。
なお、従来のノーマリーオープンシャッターと同様に先幕駆動ピン320の下部に図示しない補助ピンが存在するが、公知の構成であるので説明を省略する。
(3.シャッター装置の動作)
シャッター装置の動作について、図面を参照しながら説明する。最初にノーマリークローズシャッターへの適用について、従来のノーマリークローズシャッターの動作と本実施の形態のシャッター装置の動作を説明する。続いてノーマリーオープンシャッターへの適用について、従来のノーマリーオープンシャッターの動作と本実施の形態のシャッター装置の動作を説明する。
(3−1.ノーマリークローズシャッターへの適用)
(3−1−1.従来のノーマリークローズシャッターの動作)
従来のノーマリークローズシャッターの動作について、図6、図7、図8を参照しながら説明する。図6は、従来のノーマリークローズシャッターの動作を示すシーケンス図である。図6(a)は光学ファインダーを使用して通常撮影を行う場合のシーケンス図であり、図6(b)はLVにおいて電子先幕撮影を行う場合のシーケンス図である。図7は光学ファインダーを使用して通常撮影を行う場合のノーマリークローズシャッターの状態を説明する図であり、図8はLVにおいて電子先幕撮影を行う場合のノーマリークローズシャッターの状態を説明する図である。図6のA、B、C、Dのタイミングにおけるノーマリークローズシャッターの状態は、図7または図8に記載のa、b、c、dの状態となる。
(3−1−1−1.光学ファインダーを使用して通常撮影を行う場合)
図6(a)は、光学ファインダーを使用して通常撮影を行う場合のシーケンス図である。「モーター」は、レバー300を押圧駆動するモーターの動作を示している。「レバー」は、レバー300の位置を示している。レバー300の位置を示す実線が上にある場合はレバー300が押圧されていない状態であり、下にある場合はレバー300が押圧されている状態である。「先幕」、「後幕」は、それぞれ先幕と後幕の位置を示している。実線は先幕の位置を示し、破線は後幕の位置を示す。先幕の位置を示す実線が上にある場合は先幕によってノーマリークローズシャッターの開口部が閉じられており、下にある場合は先幕によってはノーマリークローズシャッターの開口部が閉じられていない。後幕の位置を示す破線が下にある場合は後幕によってノーマリークローズシャッターの開口部が閉じられており、上にある場合は後幕によってはノーマリークローズシャッターの開口部が閉じられていない。「データ転送」は撮影動作によって撮像素子202から出力されたデータが本体制御手段203に転送されている期間を示している。「LCD」はLCD210に被写体のLV時の画像が表示されているか否かを撮像素子202の露光期間とともに示している。「BO」はブラックアウト、すなわちLCD210に被写体のLV時の画像が表示されていない期間を示し、「露光」は撮像素子202の露光期間を示す。
タイミングAにおいて、ノーマリークローズシャッターの状態は図7に記載のaの状態である。レバー300は押圧されておらず、先幕、後幕ともに降りた状態であって後幕によってノーマリークローズシャッターの開口部は閉じられている。このとき、直前の撮影動作によって撮像素子202から出力されたデータが本体制御手段203に転送されている。また、LCD210に被写体のLV時の画像は表示されていない。
この状態からモーターを駆動してレバー300を図7中左向きに押圧移動させるとタイミングBにいたる。タイミングBにおいて、ノーマリークローズシャッターの状態は図7に記載のbの状態である。レバー300はバネの引張力に抗して図7中左向きに押圧移動されており、先幕、後幕ともにバネの引張力に抗して上がった状態であって先幕によってノーマリークローズシャッターの開口部は閉じられている。このとき、直前の撮影動作によって撮像素子202から出力されたデータの本体制御手段203への転送は既に完了している。また、LCD210に被写体のLV時の画像は表示されていない。
なお、バネの引張力に抗して先幕、後幕を下から上に移動させることを「先幕、後幕をチャージする」と一般的に表現される。図6の他、後述する図9、図11、図13においても図中では「チャージ」という表現を用いている。
図6(a)中矢印で示すタイミングでレリーズボタンが押下されたので、先幕用ソレノイドと後幕用ソレノイドに通電して先幕、後幕を電磁的に固定する。図7に記載のdの状態においてソレノイドを「SOL」として示した。図7に記載のaの状態においてもbの状態においてもソレノイド自体は存在するが、図が煩雑になるのを避けるためソレノイドに通電されている状態のみソレノイドを記載している。この状態からさらにモーターを駆動すると、カム機構によってレバー300の押圧が解除されて、レバー300はバネの引張力によって図7に記載のaの状態と同じ位置に戻る。しかしながら、先幕、後幕ともにソレノイドによって電磁的に固定されているので、先幕、後幕の状態に変化はない。ここで、先幕用ソレノイドの通電を解除し、露光期間に相当する時間だけ待ってから後幕用ソレノイドの通電も解除する。そうすると、まず先幕が上から下に移動してノーマリークローズシャッターの開口部を開けていき、続いて露光期間に相当する時間が経過してから後幕が上から下に移動してノーマリークローズシャッターの開口部を閉じていく。このようにして撮影動作が完了する。レリーズボタンが押下されてから撮像素子202の露光が開始されるまでのレリーズタイムラグは比較的大きい。また、LCD210に被写体のLV時の画像は表示されていない。この後、ノーマリークローズシャッターの状態は、図7のaに示す状態に戻る。
(3−1−1−2.LVにおいて電子先幕撮影を行う場合)
図6(b)は、LVにおいて電子先幕撮影を行う場合のシーケンス図である。「LCD」はLCD210に被写体のLV時の画像が表示されているか否かを撮像素子202の露光期間とともに示している。「LV」はライブビュー、すなわちLCD210に被写体のLV時の画像が表示されている期間を示す。その他の項目は図6(a)と同じであるので、説明を省略する。
タイミングAにおいて、ノーマリークローズシャッターの状態は図6(a)のタイミングAのノーマリークローズシャッターの状態と同じである。ノーマリークローズシャッターの状態は図8に記載のaに示す状態であるが、図8に記載のaに示す状態は図7に記載のaに示す状態と同じであるから説明を省略する。
タイミングBにおいて、ノーマリークローズシャッターの状態は図6(a)のタイミングBのノーマリークローズシャッターの状態と同じである。ノーマリークローズシャッターの状態は図8に記載のbに示す状態であるが、図8に記載のbに示す状態は図7に記載のbに示す状態と同じであるから説明を省略する。
後幕用ソレノイドのみに通電して後幕を電磁的に固定する。図8に記載のcの状態においてソレノイドを「SOL」として示した。図8に記載のaの状態においてもbの状態においてもソレノイド自体は存在するが、図が煩雑になるのを避けるためソレノイドに通電されている状態のみソレノイドを記載しているのは図7と同じである。この状態からさらにモーターを駆動すると、カム機構によってレバー300の押圧が解除されて、レバー300はバネの引張力によって図8に記載のaの状態と同じ位置に戻る。後幕はソレノイドによって電磁的に固定されているので後幕の状態に変化はないが、先幕はソレノイドによって電磁的に固定されていないので上から下に移動する。このようにしてノーマリークローズシャッターの開口部が開かれた状態になりLVを実現することができる。しかし、図8に記載のcの状態を維持するためには後幕用ソレノイドに通電し続けなければならないから消費電力が大きくなる。図6(b)中矢印で示すタイミングでレリーズボタンが押下されたので、電子先幕動作を行った後に露光期間に相当する時間だけ待ってから後幕用ソレノイドの通電も解除する。そうすると、まず電子先幕動作が行なわれ、続いて露光期間に相当する時間が経過してから後幕が上から下に移動してノーマリークローズシャッターの開口部を閉じていく。このようにして撮影動作が完了する。レリーズボタンが押下されてから撮像素子202の露光が開始されるまでのレリーズタイムラグは比較的小さい。また、LVの期間においてLCD210に被写体のLV時の画像が表示されている。この後、ノーマリークローズシャッターの状態は、図8のaに示す状態に戻る。
(3−1−2.本実施の形態のシャッター装置の動作)
本実施の形態のシャッター装置の動作について、図9、図10を参照しながら説明する。図9は、本実施の形態のシャッター装置の動作を示すシーケンス図である。図9(a)は光学ファインダーを使用して通常撮影を行う場合のシーケンス図であり、図9(b)はLVにおいて電子先幕撮影を行う場合のシーケンス図である。図10は、本実施の形態のシャッター装置の状態を説明する図である。図9のE、F、G、Hのタイミングにおける本実施の形態のシャッター装置の状態は、図10に記載のe、f、g、hの状態となる。
本実施の形態のシャッター装置は、レバー300が三つの状態をとりうる点で従来のノーマリークローズシャッターと相違する。第1の状態は、図10に記載のeの状態である。
レバー300が押圧されておらず、先幕、後幕ともに降りた状態である。図10に記載のeの状態は、図7または図8に記載のaの状態と同じである。第2の状態は、図10に記載のfの状態である。レバー300を図10中左向きに押圧移動した状態であって、先幕、後幕ともにバネの引張力に抗して上がった状態である。図10に記載のfの状態は、図7または図8に記載のbの状態と同じである。
第3の状態は、図10に記載のgの状態である。レバー300を図10中左向きにさらに押圧移動した状態であって、後幕はバネの引張力に抗して上がった状態であるが、先幕はバネの引張力によって上から下に移動した状態である。従来のノーマリークローズシャッターは、本実施の形態のシャッター装置の図10に記載のgの状態に相当する状態を備えない。図10に記載のgの状態について、再度、図5を参照しながら説明する。前記した図5の説明は図4に記載の従来のノーマリーオープンシャッターとの対比で行なったが、本実施の形態のシャッター装置はノーマリークローズシャッターとしても使用することができる。ここでは、本実施の形態のシャッター装置について、ノーマリークローズシャッターとの対比で説明する。図10に記載のgの状態では、第2アーム302の突起部307による第1カム330の押圧ピン332の係止が外れている。したがって、図5では図示しないバネの引張力によって先幕駆動ピン320が図中時計回りに回転して先幕が下に移動する。一方、補助アーム302aは、補助カム330aと接続ピン308によって回動自在に接続されているので、補助カム330aは回転しない。これによって、後幕はバネの引張力に抗して上がった状態であるが、先幕はバネの引張力によって上から下に移動した状態が新たに形成される。なお、図5では、第1カム330に備えられた規制ピン333によって第2アーム302の図5中右向きの移動が規制されていたが、図10では、本実施の形態のシャッター装置の図示しない基体に固定して備えられた規制ボスによって図5と同様の効果をえている。但し、規制ピン333や規制ボスは必須の構成ではない。第2アーム302の突起部307の形状を最適化することで、規制ピン333や規制ボスを備えなくても同様の効果をえることができる。
(3−1−2−1.光学ファインダーを使用して通常撮影を行う場合)
図9(a)は、光学ファインダーを使用して通常撮影を行う場合のシーケンス図である。「レバー」は、レバー300の位置を示している。レバー300の位置を示す実線が上にある場合はレバー300が押圧されていない状態であり、中間にある場合はレバー300が途中まで押圧されている状態であり、下にある場合はレバー300が最後まで押圧されている状態である。その他の項目は図6と同じであるので、説明を省略する。
タイミングEにおいて、本実施の形態のシャッター装置の状態は図10に記載のeの状態である。レバー300は押圧されておらず、先幕、後幕ともに降りた状態であって後幕によって本実施の形態のシャッター装置の開口部は閉じられている。このとき、直前の撮影動作によって撮像素子202から出力されたデータが本体制御手段203に転送されている。また、LCD210に被写体のLV時の画像は表示されていない。
この状態からモーターを駆動してレバー300を図10中左向きに途中まで押圧移動させるとタイミングFにいたる。タイミングFにおいて、本実施の形態のシャッター装置の状態は図10に記載のfの状態である。レバー300はバネの引張力に抗して図10中左向きに途中まで押圧移動されており、先幕、後幕ともにバネの引張力に抗して上がった状態であって先幕によって本実施の形態のシャッター装置の開口部は閉じられている。このとき、直前の撮影動作によって撮像素子202から出力されたデータの本体制御手段203への転送は既に完了している。また、LCD210に被写体のLV時の画像は表示されていない。
図9(a)中矢印で示すタイミングでレリーズボタンが押下されたので、先幕用ソレノイドに通電して先幕を電磁的に固定する。この状態からさらにモーターを駆動してレバー300を図10中左向きに最後まで押圧移動させると先幕の係止が解除される。しかしながら、先幕はソレノイドによって電磁的に固定されているので、先幕の状態に変化はない。次に、後幕用ソレノイドに通電して後幕も電磁的に固定する。この状態からさらにモーターを駆動すると、カム機構によってレバー300の押圧が解除されて、レバー300はバネの引張力によって図10に記載のeの状態と同じ位置に戻る。しかしながら、先幕、後幕ともにソレノイドによって電磁的に固定されているので、先幕、後幕の状態に変化はない。ここで、先幕用ソレノイドの通電を解除し、露光期間に相当する時間だけ待ってから後幕用ソレノイドの通電も解除する。そうすると、まず先幕が上から下に移動して本実施の形態のシャッター装置の開口部を開けていき、続いて露光期間に相当する時間が経過してから後幕が上から下に移動して本実施の形態のシャッター装置の開口部を閉じていく。このようにして撮影動作が完了する。LCD210に被写体のLV時の画像は表示されていない。この後、本実施の形態のシャッター装置の状態は、図10のeに示す状態に戻る。
(3−1−2−2.LVにおいて電子先幕撮影を行う場合)
図9(b)は、LVにおいて電子先幕撮影を行う場合のシーケンス図である。タイミングEにおいて、本実施の形態のシャッター装置の状態は図9(a)のタイミングEの本実施の形態のシャッター装置の状態と同じである。本実施の形態のシャッター装置の状態は図10に記載のeに示す状態であるが、図10に記載のeに示す状態については既に説明したのでここでは説明を省略する。
タイミングFにおいて、本実施の形態のシャッター装置の状態は図9(a)のタイミングFの本実施の形態のシャッター装置の状態と同じである。本実施の形態のシャッター装置の状態は図10に記載のfに示す状態であるが、図10に記載のfに示す状態については既に説明したのでここでは説明を省略する。
この状態からさらにモーターを駆動してレバー300を図10中左向きに最後まで押圧移動させるとタイミングGにいたる。タイミングGにおいて、本実施の形態のシャッター装置の状態は図10に記載のgの状態である。レバー300はバネの引張力に抗して図10中左向きに最後まで押圧移動されており、先幕の係止が解除されて、先幕は上から下に移動している。本実施の形態のシャッター装置の開口部は開かれ、LCD210に被写体のLV時の画像が表示されている。
図9(b)中矢印で示すタイミングでレリーズボタンが押下されたので、後幕用ソレノイドに通電して後幕を電磁的に固定する。この状態からさらにモーターを駆動するとタイミングHにいたる。タイミングHにおいて、本実施の形態のシャッター装置の状態は図10に記載のhの状態である。カム機構によってレバー300の押圧が解除されて、レバー300はバネの引張力によって図10に記載のeの状態と同じ位置に戻る。後幕はソレノイドによって電磁的に固定されているので後幕の状態に変化はない。先幕は既に上から下に移動しているので先幕の状態にも変化はない。そこで、電子先幕動作を行った後に露光期間に相当する時間だけ待ってから後幕用ソレノイドの通電を解除する。そうすると、まず電子先幕動作が行なわれ、続いて露光期間に相当する時間が経過してから後幕が上から下に移動して本実施の形態のシャッター装置の開口部を閉じていく。このようにして撮影動作が完了する。LVの期間においてLCD210に被写体のLV時の画像が表示されている。この後、本実施の形態のシャッター装置の状態は、図10のeに示す状態に戻る。
本実施の形態のシャッター装置は、従来のノーマリークローズシャッターのようにLVにおいて後幕用ソレノイドに通電し続ける必要がないので消費電力を小さくすることができる。
なお、カメラ本体が一眼レフ方式のデジタルカメラであっても一眼方式のデジタルカメラであっても本実施の形態のシャッター装置を適用することができる。
(3−2.ノーマリーオープンシャッターへの適用)
(3−2−1.従来のノーマリーオープンシャッターの動作)
従来のノーマリーオープンシャッターの動作について、図11、図12を参照しながら説明する。図11は、従来のノーマリーオープンシャッターの動作を示すシーケンス図である。図12ノーマリーオープンシャッターの状態を説明する図である。図11のI、J、Kのタイミングにおけるノーマリーオープンシャッターの状態は、図12に記載のi、j、kの状態となる。
(3−2−1−1.LVにおいて通常撮影を行う場合)
図11は、LVにおいて通常撮影を行う場合のシーケンス図である。「モーター」は、レバー300を押圧駆動するモーターの動作を示している。「レバー」は、レバー300の位置を示している。レバー300の位置を示す実線が上にある場合はレバー300が押圧されていない状態であり、下にある場合はレバー300が押圧されている状態である。「先幕」、「後幕」は、それぞれ先幕と後幕の位置を示している。実線は先幕の位置を示し、破線は後幕の位置を示す。先幕の位置を示す実線が上にある場合は先幕によってノーマリーオープンシャッターの開口部が閉じられており、下にある場合は先幕によってはノーマリーオープンシャッターの開口部が閉じられていない。後幕の位置を示す破線が下にある場合は後幕によってノーマリーオープンシャッターの開口部が閉じられており、上にある場合は後幕によってはノーマリーオープンシャッターの開口部が閉じられていない。「データ転送」は撮影動作によって撮像素子202から出力されたデータが本体制御手段203に転送されている期間を示している。「LCD」はLCD210に被写体のLV時の画像が表示されているか否かを撮像素子202の露光期間とともに示している。「BO」はブラックアウト、すなわちLCD210に被写体のLV時の画像が表示されていない期間を示し、「LV」はライブビュー、すなわちLCD210に被写体のLV時の画像が表示されている期間を示す。また、「露光」は撮像素子202の露光期間を示す。
タイミングIにおいて、ノーマリーオープンシャッターの状態は図12に記載のiの状態である。レバー300は押圧されておらず、先幕、後幕ともに降りた状態であって後幕によってノーマリーオープンシャッターの開口部は閉じられている。このとき、直前の撮影動作によって撮像素子202から出力されたデータが本体制御手段203に転送されている。また、LCD210に被写体のLV時の画像は表示されていない。
この状態からモーターを駆動してレバー300を図12中左向きに押圧移動させるとタイミングJにいたる。タイミングJにおいて、ノーマリーオープンシャッターの状態は図12に記載のjの状態である。レバー300はバネの引張力に抗して図12中左向きに押圧移動されており、後幕はバネの引張力に抗して上がった状態であるが、先幕は第2カム340の作用によって途中まで下から上に移動するが再び降りた状態に戻る。この作用は、第2カム340に加えて先幕駆動ピン320の下部に設けられた補助ピン及び補助ピンに接続され先幕駆動ピン320に接続されたバネよりも引張力の弱いバネで実現されているが、公知の構成であるので説明を省略する。以上より図12に記載のjの状態では、ノーマリーオープンシャッターの開口部は開かれている。このとき、直前の撮影動作によって撮像素子202から出力されたデータの本体制御手段203への転送は既に完了している。また、LCD210に被写体のLV時の画像が表示されている。
図11中矢印で示すタイミングでレリーズボタンが押下されたので、先幕用ソレノイドと後幕用ソレノイドに通電して先幕、後幕を電磁的に固定する。図12に記載のkの状態においてソレノイドを「SOL」として示した。図12に記載のiの状態においてもjの状態においてもソレノイド自体は存在するが、図が煩雑になるのを避けるためソレノイドに通電されている状態のみソレノイドを記載している。この状態からさらにモーターを駆動すると、カム機構によってレバー300の押圧が解除されて、レバー300はバネの引張力によって図12に記載のiの状態と同じ位置に戻る。しかしながら、先幕、後幕ともにソレノイドによって電磁的に固定されているので、先幕、後幕の状態に変化はない。ここで、先幕用ソレノイドの通電を解除し、露光期間に相当する時間だけ待ってから後幕用ソレノイドの通電も解除する。そうすると、まず先幕が上から下に移動してノーマリーオープンシャッターの開口部を開けていき、続いて露光期間に相当する時間が経過してから後幕が上から下に移動してノーマリーオープンシャッターの開口部を閉じていく。このようにして撮影動作が完了する。LVの期間においてLCD210に被写体のLV時の画像が表示されている。この後、ノーマリーオープンシャッターの状態は、図12のiに示す状態に戻る。
(3−2−2.本実施の形態のシャッター装置の動作)
本実施の形態のシャッター装置の動作について、図13、図14を参照しながら説明する。図13は、本実施の形態のシャッター装置の動作を示すシーケンス図である。図13(a)はLVにおいて通常撮影を行う場合のシーケンス図であり、図13(b)はLVにおいて電子先幕撮影を行う場合のシーケンス図である。図14は、本実施の形態のシャッター装置の状態を説明する図である。図13のL、M、N、Oのタイミングにおける本実施の形態のシャッター装置の状態は、図14に記載のl、m、n、oの状態となる。
本実施の形態のシャッター装置は、レバー300が三つの状態をとりうる点で従来のノーマリーオープンシャッターと相違する。この点については、従来のノーマリークローズシャッターとの比較において既に説明した。
(3−2−2−1.LVにおいて通常撮影を行う場合)
図13(a)は、LVにおいて通常撮影を行う場合のシーケンス図である。「レバー」は、レバー300の位置を示している。レバー300の位置を示す実線が上にある場合はレバー300が押圧されていない状態であり、中間にある場合はレバー300が途中まで押圧されている状態であり、下にある場合はレバー300が最後まで押圧されている状態である。その他の項目は図11と同じであるので、説明を省略する。
タイミングLにおいて、本実施の形態のシャッター装置の状態は図14に記載のlの状態である。レバー300は押圧されておらず、先幕、後幕ともに降りた状態であって後幕によって本実施の形態のシャッター装置の開口部は閉じられている。このとき、直前の撮影動作によって撮像素子202から出力されたデータが本体制御手段203に転送されている。また、LCD210に被写体のLV時の画像は表示されていない。
この状態からモーターを駆動してレバー300を図14中左向きに押圧移動させるとタイミングMにいたる。タイミングMにおいて、本実施の形態のシャッター装置の状態は図14に記載のmの状態である。レバー300はバネの引張力に抗して図14中左向きに押圧移動されており、後幕はバネの引張力に抗して上がった状態であるが、先幕は第2カム340の作用によって途中まで下から上に移動するが再び降りた状態に戻る。以上より図14に記載のmの状態では、本実施の形態のシャッター装置の開口部は開かれている。このとき、直前の撮影動作によって撮像素子202から出力されたデータの本体制御手段203への転送は既に完了している。また、LCD210に被写体のLV時の画像が表示されている。
図13(a)中矢印で示すタイミングでレリーズボタンが押下されたので、先幕用ソレノイドに通電して先幕を電磁的に固定する。この状態からさらにモーターを駆動してレバー300を図14中左向きに最後まで押圧移動させると先幕の係止が解除される。しかしながら、先幕はソレノイドによって電磁的に固定されているので、先幕の状態に変化はない。次に、後幕用ソレノイドに通電して後幕も電磁的に固定する。この状態からさらにモーターを駆動すると、カム機構によってレバー300の押圧が解除されて、レバー300はバネの引張力によって図14に記載のlの状態と同じ位置に戻る。しかしながら、先幕、後幕ともにソレノイドによって電磁的に固定されているので、先幕、後幕の状態に変化はない。ここで、先幕用ソレノイドの通電を解除し、露光期間に相当する時間だけ待ってから後幕用ソレノイドの通電も解除する。そうすると、まず先幕が上から下に移動して本実施の形態のシャッター装置の開口部を開けていき、続いて露光期間に相当する時間が経過してから後幕が上から下に移動して本実施の形態のシャッター装置の開口部を閉じていく。このようにして撮影動作が完了する。LCD210に被写体のLV時の画像は表示されていない。この後、本実施の形態のシャッター装置の状態は、図14のlに示す状態に戻る。
(3−2−2−2.LVにおいて電子先幕撮影を行う場合)
図13(b)は、LVにおいて電子先幕撮影を行う場合のシーケンス図である。タイミングLにおいて、本実施の形態のシャッター装置の状態は図13(a)のタイミングLの本実施の形態のシャッター装置の状態と同じである。本実施の形態のシャッター装置の状態は図14に記載のlに示す状態であるが、図14に記載のlに示す状態については既に説明したのでここでは説明を省略する。
タイミングMにおいて、本実施の形態のシャッター装置の状態は図13(a)のタイミングMの本実施の形態のシャッター装置の状態と同じである。本実施の形態のシャッター装置の状態は図14に記載のmに示す状態であるが、図14に記載のmに示す状態については既に説明したのでここでは説明を省略する。
この状態からさらにモーターを駆動してレバー300を図14中左向きに最後まで押圧移動させるとタイミングNにいたる。タイミングNにおいて、本実施の形態のシャッター装置の状態は図14に記載のnの状態である。レバー300はバネの引張力に抗して図14中左向きに最後まで押圧移動されており、先幕の係止が解除されている。本実施の形態のシャッター装置の開口部は開かれ、LCD210に被写体のLV時の画像が表示されている。
図13(b)中矢印で示すタイミングでレリーズボタンが押下されたので、後幕用ソレノイドに通電して後幕を電磁的に固定する。この状態からさらにモーターを駆動するとタイミングOにいたる。タイミングOにおいて、本実施の形態のシャッター装置の状態は図14に記載のoの状態である。カム機構によってレバー300の押圧が解除されて、レバー300はバネの引張力によって図14に記載のlの状態と同じ位置に戻る。後幕はソレノイドによって電磁的に固定されているので後幕の状態に変化はない。先幕は既に上から下に移動しているので先幕の状態にも変化はない。そこで、電子先幕動作を行った後に露光期間に相当する時間だけ待ってから後幕用ソレノイドの通電を解除する。そうすると、まず電子先幕動作が行なわれ、続いて露光期間に相当する時間が経過してから後幕が上から下に移動して本実施の形態のシャッター装置の開口部を閉じていく。このようにして撮影動作が完了する。LVの期間においてLCD210に被写体のLV時の画像が表示されている。この後、本実施の形態のシャッター装置の状態は、図14のlに示す状態に戻る。
本発明によれば、ノーマリークローズでもノーマリーオープンでもLVの消費電力を削減し、電子先幕の高速性を犠牲にすることがないので、一眼レフ方式のデジタルカメラや一眼方式のデジタルカメラのシャッター装置として有用である。
300 レバー
301 第1アーム
302 第2アーム
303 押圧部
304 固定ピン
305 接続ピン
306 接続ピン
307 突起部
302a 補助アーム
308 接続ピン
310 後幕駆動ピン
311 カム部
312 ピン部
313 固定ピン
314 接続ピン
320 先幕駆動ピン
321 カム部
322 ピン部
323 固定ピン
324 接続ピン
330 第1カム
331 固定ピン
332 押圧ピン
333 規制ピン
330a 補助カム
340 第2カム
350 案内溝
360 案内溝

Claims (2)

  1. 先幕と後幕を備えたシャッター装置であって、
    前記先幕と後幕の両方がチャージされて係止された両係止状態と、
    前記先幕と後幕の両方の係止が解除された両解除状態と、
    前記後幕はチャージされて係止されているが前記先幕の係止は解除されている先幕解除後幕係止状態と、
    を有することを特徴とするシャッター装置。
  2. 請求項1に記載のシャッター装置を用いたカメラ本体。
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