[go: up one dir, main page]

JP2011008174A - 光書き込み型表示装置とその駆動方法、及び電子機器 - Google Patents

光書き込み型表示装置とその駆動方法、及び電子機器 Download PDF

Info

Publication number
JP2011008174A
JP2011008174A JP2009153819A JP2009153819A JP2011008174A JP 2011008174 A JP2011008174 A JP 2011008174A JP 2009153819 A JP2009153819 A JP 2009153819A JP 2009153819 A JP2009153819 A JP 2009153819A JP 2011008174 A JP2011008174 A JP 2011008174A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
potential
display unit
pixel
common electrode
display device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2009153819A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsunori Yamazaki
克則 山崎
Yukimasa Ishida
幸政 石田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP2009153819A priority Critical patent/JP2011008174A/ja
Publication of JP2011008174A publication Critical patent/JP2011008174A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Electrochromic Elements, Electrophoresis, Or Variable Reflection Or Absorption Elements (AREA)

Abstract

【課題】比較的簡素な構造でリセット動作を容易に行うことができる光書き込み型表示装置を提供する。
【解決手段】本発明の光書き込み型表示装置は、複数の画素が配列された表示部を備えており、前記表示部に、前記画素ごとに形成された画素電極、及び前記画素電極に第1の端子を介して接続されたダイオードと、複数の前記画素電極と対向する共通電極と、複数の前記画素電極と前記共通電極との間に配置された記憶性を有する電気光学物質層と、前記ダイオードの第2の端子と接続されるとともに相互に直接又は電気回路を介して接続された信号線と、が形成されていることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、光書き込み型表示装置とその駆動方法、及び電子機器に関するものである。
従来から、メモリー性を有する変調媒体(コレステリック液晶や電気泳動分散液)を用いた光書き込み型表示装置が知られている。例えば下記特許文献1には、光書き込み型表示装置として、光照射により抵抗値が変化する可変抵抗層と、画像表示を行う表示媒体層との間に、分圧制御層を介して接続電極と駆動電極と解除電極とが積層された多層電極構造を形成することが開示されている。
特開2007−171260号公報
特許文献1記載の光書き込み型表示装置によれば、光を照射することなく表示領域に表示された画像の全面消去(リセット)が可能であった。しかしその一方で、多層構造の電極を画素ごとに形成するために構造が複雑になっていた。
本発明は、上記従来技術の問題点に鑑み成されたものであって、比較的簡素な構造でリセット動作を容易に行うことができる光書き込み型表示装置とその駆動方法を提供することを目的の一つとする。
本発明の光書き込み型表示装置は、複数の画素が配列された表示部を備えており、前記表示部に、前記画素ごとに形成された画素電極、及び前記画素電極に第1の端子を介して接続されたダイオードと、複数の前記画素電極と対向する共通電極と、複数の前記画素電極と前記共通電極との間に配置された記憶性を有する電気光学物質層と、前記ダイオードの第2の端子と接続されるとともに相互に直接又は電気回路を介して接続された信号線と、が形成されていることを特徴とする。
この構成によれば、画素スイッチング素子としてダイオードを用いているため簡素な構造とすることができる。そして、相互に接続された信号線に電気光学物質層を所定の表示状態とする画像信号を入力することで、容易かつ迅速に表示部の全体を同一の表示状態に移行させることができる。したがって、本発明によれば、比較的簡素な構造でリセット動作を容易に行うことができる光書き込み型表示装置を提供することができる。
複数の前記表示部を有することも好ましい。
このような構成とすれば、種々の形態で画像を表示させることができる。例えば、少なくとも1つの表示部を用いて所望の画像の表示させ、かつ、少なくとも1つの表示部を用いた手書き入力等を行うことができる光書き込み型表示装置を実現できる。
平面的に区画された第1領域と第2領域とを備え、前記第1領域に第1の前記表示部に属する複数の前記画素が配列される一方、前記第2領域には、前記第1の表示部とは異なる第2の前記表示部に属する複数の前記画素が配列されていることも好ましい。
このような構成とすれば、表示部の一部(第1の表示部)を画像表示領域として使用しつつ、他の一部(第2の表示部)に手書き入力等が可能な領域を形成することができる。
第1の前記表示部と第2の前記表示部とを有し、前記第1の表示部に属する前記画素と、前記第2の表示部に属する前記画素とが、前記信号線の延在方向に沿って交互に配置されていることも好ましい。
このような構成とすれば、第1の表示部に属する画素と、第2の表示部に属する画素とを混在させた表示部となるので、例えば第1の表示部に属する画素によって所望の画像を表示させ、第2の表示部に属する画素によって手書き入力等による上書き機能を実現することができる。
前記表示部を制御する制御部を備え、前記制御部は、前記信号線に第1の電位を入力する第1の動作と、前記信号線に第2の電位を入力する第2の動作と、を実行し、前記第2の電位は、前記第1の電位が前記共通電極の電位より高い場合には前記共通電極の電位より低い電位であり、前記第1の電位が前記共通電極の電位より低い場合には前記共通電極の電位より高い電位であることも好ましい。
具体的には、前記第1の動作により前記表示部の表示画像を消去させ、前記第2の動作により前記表示部を書き込み可能な状態に保持させる。
この構成によれば、第1の動作によって表示部のリセット動作を容易に実行することができ、第2の動作では、第1の動作時と異なる極性の(共通電極に対する電位差の正負が逆である)第2の電位を入力するのみで表示部を書き込み可能な状態とすることができる。
前記制御部は、前記第1又は第2の動作の後に、前記信号線に前記共通電極と略同電位である第3の電位を入力する第3の動作を実行することも好ましい。具体的には、前記第3の動作により前記表示部を書き換え禁止状態に保持させる。
この構成によれば、第2の動作において表示部に画像を表示させた後に、外光の入射などによって意図しない書き込みがなされるのを防止でき、画像の表示状態を安定に保持することができる。
前記ダイオードが双方向ダイオードであり、前記第1の電位が前記ダイオードのしきい値電圧以上の電位である一方、前記第2の電位が前記ダイオードのしきい値電圧未満の電位であることも好ましい。
この構成によれば、正負の両方にしきい値電圧を有する双方向ダイオードを用いて、リセットの容易な光書き込み型表示装置を構成できる。
本発明の光書き込み型表示装置の駆動方法は、複数の画素が配列された表示部を備えており、前記表示部に、前記画素ごとに形成された画素電極、及び前記画素電極に第1の端子を介して接続されたダイオードと、複数の前記画素電極と対向する共通電極と、複数の前記画素電極と前記共通電極との間に配置された記憶性を有する電気光学物質層と、前記ダイオードの第2の端子と接続されるとともに相互に直接又は電気回路を介して接続された信号線と、が形成された光書き込み型表示装置の駆動方法であって、前記信号線に第1の電位を入力する画像消去ステップと、前記信号線に、前記第1の電位が前記共通電極の電位より高い場合には前記共通電極の電位より低い電位であり、前記第1の電位が前記共通電極の電位より低い場合には前記共通電極の電位より高い電位である第2の電位を入力する画像書込ステップと、を有することを特徴とする。
この駆動方法によれば、画像消去ステップにおいて表示部のリセット動作を容易に実行することができる。また、画像書込ステップでは、第1の電位に対して共通電極電位との電位差の正負が逆である第2の電位を信号線に入力するという簡便な動作で表示部を画像書き込み可能な状態とすることができる。
前記信号線に前記共通電極と略同電位である第3の電位を入力する画像保持ステップを有することが好ましい。
この駆動方法によれば、表示部に画像を表示させた後に、外光の入射などによって意図しない書き込みがなされるのを防止でき、画像の表示状態を安定に保持することができる。
第1の前記表示部と第2の前記表示部とを有しており、前記画像書込ステップにおいて、前記第2の表示部に属する前記信号線に前記第2の電位を入力する一方、前記第1の表示部に属する前記信号線には、前記共通電極と略同電位である第3の電位を入力することも好ましい。
この駆動方法によれば、第1及び第2の表示部を備えている場合に、第2の表示部を書き込み可能な状態とする一方、第1の表示部を書き込み禁止状態とすることができる。これにより、表示させた画像を保持する領域と、手書き入力等を可能とする領域とを形成することができる。
本発明の電子機器は、先に記載の光書き込み型表示装置を備えたことを特徴とする。
この構成によれば、機能性及び製造性に優れた光書き込み型表示装置からなる表示手段を備えた電子機器を提供することができる。
第1実施形態に係る電気泳動表示装置の回路構成図。 同、電気泳動表示装置の平面図、断面図、マイクロカプセルの断面図。 画素回路の具体例及び1画素における素子基板の平面図及び断面図。 電気泳動素子の動作説明図。 第1実施形態に係る駆動方法を示すフローチャート。 第1実施形態に係る駆動方法を示すタイミングチャート。 第1実施形態に係る駆動方法の説明対象とした2画素を示す図。 第1実施形態に係る駆動方法に説明対象とした2画素を示す図。 第1実施形態に係る駆動方法における画像書込装置の説明図。 第1変形例に係る電気泳動表示装置の平面図及び操作説明図。 第3変形例に係る電気泳動表示装置の画素構成を示す図。 第2実施形態に係る電気泳動表示装置の回路構成図。 第2実施形態の電気泳動表示装置の平面図及び動作説明図。 第2実施形態に係る駆動方法を示すフローチャート。 第3実施形態に係る電気泳動表示装置の回路構成図。 第3実施形態の電気泳動表示装置の平面図及び動作説明図。 電子機器の一例を示す図。 電子機器の一例を示す図。
以下、図面を用いて本発明の光書き込み型表示装置について説明する。
なお、本発明の範囲は、以下の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想の範囲内で任意に変更可能である。また、以下の図面においては、各構成をわかりやすくするために、実際の構造と各構造における縮尺や数等を異ならせる場合がある。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の光書き込み型表示装置の第1の実施形態である電気泳動表示装置の回路構成図である。
電気泳動表示装置100は、複数の画素40をマトリクス状に配列してなる表示部5を備えている。表示部5には、m本の信号線66(Y1、Y2、…、Yi、…、Ym)が形成されており、各々の信号線66には、n個の画素40が接続されている。したがって、画素40は、m行×n列のマトリクス状に配列されている。
表示部5の周辺には、表示部5から延出された複数の信号線66の端部同士を接続する接続配線66aと、接続端子6、7とが形成されている。接続端子6は接続配線66aを介して表示部5の全ての信号線66と接続されている。接続端子7は、複数の画素40に共通の電極として形成された共通電極37と接続されている。
表示部5の各々の画素40には、ダイオード41と、画素電極35と、電気泳動素子32(電気光学物質層)と、共通電極37とが設けられている。ダイオード41のアノード端子は信号線66に接続され、カソード端子は画素電極35に接続されている。
次に、図2(a)は、電気泳動表示装置100の平面図であり、図2(b)は、表示部5における電気泳動表示装置100の部分断面図である。
図2(a)に示すように、素子基板30と対向基板31とが平面視で重なる領域に表示部5が形成されており、対向基板31の外側に張り出した素子基板30上の領域に、表示部5から延出された信号線66に接続された接続配線66aが形成されている。接続配線66aは、素子基板30の一角部に形成された接続端子6と接続されている。接続端子6と隣り合う位置に形成された接続端子7は、素子基板30上に形成された接続配線67、及び素子基板30と対向基板31とを電気的に接続する基板間接続部9を介して、共通電極37と接続されている。
図2(b)に示すように、電気泳動表示装置100は、素子基板(第1基板)30と対向基板(第2基板)31との間に、複数のマイクロカプセル20を配列してなる電気泳動素子32を挟持した構成を備えている。
表示部5において、素子基板30の電気泳動素子32側には、信号線66、ダイオード41などが形成された回路層34が設けられており、回路層34上に複数の画素電極35が配列形成されている。
素子基板30は、ガラスやプラスチック等からなる基板であり、画像表示面とは反対側に配置されるため透明なものでなくてもよい。画素電極35は、Cu(銅)箔上にニッケルメッキと金メッキとをこの順番で積層したものや、Al(アルミニウム)、ITO(インジウム・スズ酸化物)などにより形成された電気泳動素子32に電圧を印加する電極である。
ここで、図3を参照しつつ画素40の詳細な構造について説明する。
図3(a)は、画素回路の具体例を示す図である。図3(b)は、1つの画素40における素子基板30の平面図であり、図3(c)は、図3(b)のA−A’線に沿う位置における断面図である。
図3(a)に示すように、ダイオード41としては、トランジスタをダイオード接続した構成(ソース端子とゲート端子とを短絡した構成)を採用する。図示の構成の場合、信号線66と交差する方向に延びる複数の信号線68を形成し、これらの信号線68にダイオード41を構成するトランジスタのソース端子を接続している。また、信号線66と信号線68とが交差する位置で、これらの信号線66、68を接続している。
図3(b)に示すように、ダイオード41は、平面視略矩形状の半導体層41aと、信号線68から延出されたソース電極41cと、半導体層41aと画素電極35とを接続するドレイン電極41dと、信号線66から延出されたゲート電極41eと、を有する。本実施形態の場合、ソース電極41cとゲート電極41eとがダイオード41のアノード端子を構成し、ドレイン電極41dがダイオード41のカソード端子を構成している。
図3(c)に示す断面構造を見ると、素子基板30上に、AlやAl合金からなるゲート電極41e(信号線66)が形成されており、ゲート電極41eを覆ってシリコン酸化物やシリコン窒化物からなるゲート絶縁膜41bが形成されている。ゲート絶縁膜41bを介してゲート電極41eと対向する領域にアモルファスシリコンやポリシリコンからなる半導体層41aが形成されている。半導体層41aに一部乗り上げるようにして、AlやAl合金からなるソース電極41cとドレイン電極41dとが形成されている。ソース電極41c(信号線68)、ドレイン電極41d、半導体層41a、ゲート絶縁膜41bを覆ってシリコン酸化物やシリコン窒化物からなる層間絶縁膜34aが形成されている。層間絶縁膜34a上に画素電極35が形成されている。層間絶縁膜34aを貫通しドレイン電極41dに達するコンタクトホール34bを介して画素電極35とドレイン電極41dとが接続されている。
なお、図3(b)に示すように、信号線66と信号線68とは、これらが交差する位置に形成されたコンタクトホール34eを介して接続されている。また、これによりソース電極41cとゲート電極41eとが電気的に接続される。
本実施形態では、信号線66と信号線68とが交差するように配置され、かつ各画素40を囲うように格子状に配線されているが、必ずしもこのような構成である必要は無く、例えば信号線66を省略して信号線68にソース電極41cとゲート電極41eとを接続してもよく、信号線68を省略して信号線66にゲート電極41eとソース電極41cとを接続してもよい。
また本実施形態では信号線66と信号線68とをコンタクトホール34eを介して接続した構成としたが、コンタクトホール34eを省略し、ゲート電極41eと信号線68とを接続する配線を形成してもよい。
なお、図3(b)に示すように、画素電極35と平面視で重なる領域に容量線36を形成することで、画素40に保持容量を付加してもよい。容量線36は、例えば、信号線66に沿って延びる配線として、信号線66と同層に形成することができる。容量線36のうち画素電極35と平面視で重なる領域の面積を変更することで、保持容量の大きさを調整することができる。
図2(b)に戻り、対向基板31の電気泳動素子32側には、複数の画素電極35と対向する平面形状の共通電極37が形成されており、共通電極37上に電気泳動素子32が設けられている。
対向基板31はガラスやプラスチック等からなる基板であり、画像表示側に配置されるため透明基板とされる。共通電極37は、画素電極35とともに電気泳動素子32に電圧を印加する電極であり、MgAg(マグネシウム銀)、ITO(インジウム・スズ酸化物)、IZO(インジウム・亜鉛酸化物)などから形成された透明電極である。
そして、電気泳動素子32と画素電極35とが、接着剤層33を介して接着されることで、素子基板30と対向基板31とが接合されている。
なお、電気泳動素子32は、あらかじめ対向基板31側に形成され、接着剤層33までを含めた電気泳動シートとして取り扱われるのが一般的である。製造工程において、電気泳動シートは接着剤層33の表面に保護用の離型シートが貼り付けられた状態で取り扱われる。そして、別途製造された素子基板30(画素電極35や各種回路などが形成されている)に対して、離型シートを剥がした当該電気泳動シートを貼り付けることによって、表示部5を形成する。このため、接着剤層33は画素電極35側のみに存在することになる。
図2(c)は、マイクロカプセル20の模式断面図である。マイクロカプセル20は、例えば50μm程度の粒径を有しており、内部に分散媒21と、複数の白色粒子(電気泳動粒子)27と、複数の黒色粒子(電気泳動粒子)26とを封入した球状体である。マイクロカプセル20は、図2(b)に示すように共通電極37と画素電極35とに挟持され、1つの画素40内に1つ又は複数のマイクロカプセル20が配置される。1つのマイクロカプセル20が複数の画素40にわたって配置される構成としてもよい。
マイクロカプセル20の外殻部(壁膜)は、ポリメタクリル酸メチル、ポリメタクリル酸エチルなどのアクリル樹脂、ユリア樹脂、アラビアガムなどの透光性を持つ高分子樹脂などを用いて形成される。
分散媒21は、白色粒子27と黒色粒子26とをマイクロカプセル20内に分散させる液体である。分散媒21としては、水、アルコール系溶媒(メタノール、エタノール、イソプロパノール、ブタノール、オクタノール、メチルセルソルブなど)、エステル類(酢酸エチル、酢酸ブチルなど)、ケトン類(アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトンなど)、脂肪族炭化水素(ぺンタン、ヘキサン、オクタンなど)、脂環式炭化水素(シクロへキサン、メチルシクロへキサンなど)、芳香族炭化水素(ベンゼン、トルエン、長鎖アルキル基を有するベンゼン類(キシレン、ヘキシルベンゼン、ヘブチルベンゼン、オクチルベンゼン、ノニルベンゼン、デシルベンゼン、ウンデシルベンゼン、ドデシルベンゼン、トリデシルベンゼン、テトラデシルベンゼンなど))、ハロゲン化炭化水素(塩化メチレン、クロロホルム、四塩化炭素、1、2−ジクロロエタンなど)、カルボン酸塩などを例示することができ、その他の油類であってもよい。これらの物質は単独又は混合物として用いることができ、さらに界面活性剤などを配合してもよい。
白色粒子27は、例えば、二酸化チタン、亜鉛華、三酸化アンチモン等の白色顔料からなる粒子(高分子あるいはコロイド)であり、例えば正に帯電されて用いられる。黒色粒子26は、例えば、アニリンブラック、カーボンブラック等の黒色顔料からなる粒子(高分子あるいはコロイド)であり、例えば負に帯電されて用いられる。
これらの顔料には、必要に応じ、電解質、界面活性剤、金属石鹸、樹脂、ゴム、油、ワニス、コンパウンドなどの粒子からなる荷電制御剤、チタン系カップリング剤、アルミニウム系カップリング剤、シラン系カップリング剤等の分散剤、潤滑剤、安定化剤などを添加することができる。
また、黒色粒子26及び白色粒子27に代えて、例えば赤色、緑色、青色などの顔料を用いてもよい。かかる構成によれば、表示部5に赤色、緑色、青色などを表示することができる。
図4は、電気泳動素子の動作説明図である。図4(a)は、画素40を白表示する場合、図4(b)は、画素40を黒表示する場合をそれぞれ示している。
図4(a)に示す白表示の場合には、共通電極37が相対的に低電位、画素電極35が相対的に高電位に保持される。これにより、正に帯電した白色粒子27が共通電極37に引き寄せられる一方、負に帯電した黒色粒子26が画素電極35に引き寄せられる。その結果、表示面側となる共通電極37側からこの画素を見ると、白色(W)が認識される。
図4(b)に示す黒表示の場合、共通電極37が相対的に高電位、画素電極35が相対的に低電位に保持される。これにより、負に帯電した黒色粒子26が共通電極37に引き寄せられる一方、正に帯電した白色粒子27が画素電極35に引き寄せられる。その結果、共通電極37側からこの画素を見ると黒色(B)が認識される。
なお、図4は、黒粒子が負に、白粒子が正に帯電している場合の動作説明図であるが、必要に応じて、黒粒子を正に、白粒子を負に帯電させてもよい。この場合、上記と同様に電位を供給すると、白表示と黒表示とを反転した表示が得られる。
[駆動方法]
次に、本実施形態の電気泳動表示装置の駆動方法について、図5から図7を参照して説明する。
図5は、電気泳動表示装置100に画像を表示させる際の一連の動作を示すフローチャートである。図6は、図5に対応するタイミングチャートである。図7及び図8は、本実施形態の駆動方法の各ステップにおける2つの画素の電位状態を示す説明図である。図9は、本実施形態の駆動方法を実施するために用いられる画像書込装置を示す図である。
図5には、図7及び図8に示す画素40Aを黒表示させ、40Bを白表示させる場合のフローが示されている。図6には、接続端子6を介して入力される信号線66(信号線68)の電位Vsと、接続端子7を介して入力される共通電極37の電位Vcomと、画素40Aに属する画素電極35Aの電位Vaと、画素40Bに属する画素電極35Bの電位Vbと、が示されている。
なお、図7及び図8において、各符号の「A」「B」の添字は、説明の対象とした2つの画素40(40A、40B)と、それらに属する構成要素を明確に区別するために付したものであって他意はない。
図9に示す画像書込装置200は、光源装置210と、コントローラー220(制御部)と、画像マスク230とを備えている。コントローラー220には、電気泳動表示装置100に設けられた接続端子6、7とそれぞれ接続される複数の接続端子221が設けられており、接続端子6、7に所定の電位を供給可能に構成されている。また、コントローラー220は、光源装置210を駆動制御し、光源装置210から射出された光LTを画像マスク230に照射し、画像マスク230の開口部230aを通過した光LTを電気泳動表示装置100の表示部5に照射する。
画像マスク230は、遮光性の基材に画像に対応する開口部230aが形成されたものであってもよく、液晶装置のように光の透過/遮断を電気的に制御可能な装置であってもよい。さらに、画像マスク230によって形成された光LTのパターンを縮小又は拡大して電気泳動表示装置100に照射可能な構成とされていてもよい。
図5に示すように、本実施形態の駆動方法は、画像消去ステップS101(第1の動作)と、画像書込ステップS102(第2の動作)と、画像保持ステップS103と、を含む。
まず、画像消去ステップS101以前の表示部5では、図7(a)に示すように、画素40Aが黒表示され、画素40Bが白表示された状態である。また、接続端子6〜8には外部機器の接続端子が接続されていないため、画素電極35A、35B及び共通電極37はいずれも電気的に切断されたハイインピーダンス状態(Hi−Z)である。
次に、画像消去ステップS101及び画像書込ステップS102を実行するに際して、電気泳動表示装置100は、図9に示すように画像書込装置200にセットされる。具体的には、電気泳動表示装置100の表示部5と画像マスク230とが対向するように配置されるとともに、素子基板30の接続端子6、7に画像書込装置200の対応する接続端子221がそれぞれ接続される。
そして、画像消去ステップS101に移行すると、画像書込装置200のコントローラー220から接続端子6、7を介して、信号線66(電位Vs)にハイレベル電位VH(例えば10V:第1の電位)が入力される。また、共通電極37(電位Vcom)にグランド電位GND(0V)が入力される。
なお、画像消去ステップS101では、光源装置210はオフ状態であり、光LTは電気泳動表示装置100に照射されない。
そうすると、図7(b)に示すように、ダイオード41A、41Bを介して信号線66のハイレベル電位VHが画素電極35A、35Bに入力される。そして、ハイレベル電位VHである画素電極35A、35Bと、グランド電位GNDである共通電極37との電位差により電気泳動素子32が駆動され、画素40A、40Bはいずれも白表示される(図4(a)参照)。本実施形態の電気泳動表示装置100では、表示部5の全ての信号線66は接続配線66aを介して相互に接続されるとともに、信号線68とも接続されているから、上記動作により、表示部5の全ての画素40が白表示され、表示部5の全面が消去されることになる。
なお、画像消去ステップS101では、表示部5の全ての画素40を単一の階調に移行させることができればよく、かかる目的を達成できる範囲で具体的な駆動方法を変更することができる。例えば、上記では共通電極37の電位Vcomをグランド電位GND(0V)としたが、ローレベル電位VL(例えば−10V)としてもよい。
次に、画像書込ステップS102に移行すると、コントローラー220から接続端子6、7を介して、信号線66(電位Vs)にローレベル電位VL(例えば−10V:第2の電位)が入力され、共通電極37(電位Vcom)にグランド電位GND(0V)が入力される。
図7(c)に示す状態では、信号線66はローレベル電位VLであり、画像消去ステップS101でハイレベル電位VHを入力された画素電極35A、35Bよりも低電位であるため、ダイオード41A、41Bはオフ状態である。したがって、この時点では表示部5の表示状態は変化しない。
電気泳動表示装置100が上記の電圧印加状態に保持されたならば、コントローラー220により光源装置210がオン状態とされ、光源装置210から射出された光LTが画像マスク230を介して電気泳動表示装置100に照射される。図8(a)に示す例では、画素40Aに画像書込装置200から射出された光LTが照射される一方、画素40Bには光LTは照射されない。すると、光照射された画素40Aのダイオード41Aにおいてのみリーク電流が生じ、画像消去ステップS101においてハイレベル電位VHが入力されている画素電極35Aから信号線66に向かって電流が流れる。
これにより、図6に示すように画素電極35Aの電位Vaが下降し、グランド電位GNDに保持されている共通電極37との間に電位差が生じる。かかる電位差によって電気泳動素子32が駆動され、画素40Aが黒表示に移行する(図4(b)参照)。
このようにして、表示部5の画素40のうち、光LTが照射された画素40のみが選択的に黒表示に移行され、表示部5に所定の画像が書き込まれる。
なお、本実施形態では、画像書込ステップS102において共通電極37の電位Vcomをグランド電位GNDに保持することとしているが、ハイレベル電位VH(例えば10V)に保持してもよい。この場合でも、光を照射された画素40Aに属する画素電極35Aの電位Vaが共通電極37の電位Vcomよりも低電位になると、画素40Aが黒表示に変化する。
また、第2の電位は、共通電極37の電位Vcomに関して第1の電位と逆極性となるように選択される。あるいは、第2の電位は、第1の電位が共通電極37の電位Vcomより高い場合には電位Vcomより低い電位とし、第1の電位が電位Vcomより低い場合には電位Vcomより高い電位とする。
次に、画像保持ステップS103に移行すると、図8(b)及び図6に示すように、コントローラー220から接続端子6、7を介して、信号線66(電位Vs)及び共通電極37(電位Vcom)にグランド電位GNDが入力される。
このように信号線66と共通電極37とが同電位とされることで、表示部5の画素40に光が照射されたときに誤書き込みがなされるのを防止することができる。すなわち、画像保持ステップS103では、画素40に光が照射されダイオード41に光リークが生じたとしても、光が照射された画素40に属する画素電極35の電位はグランド電位GNDになるため、同じくグランド電位GNDに保持された共通電極37との間に電位差は生じず、電気泳動素子32の表示状態が変化することはない。
画像保持ステップS103の後には、電気泳動表示装置100は画像書込装置200から離脱され、接続端子6、7が接続端子221から切断される。これにより、信号線66及び共通電極37がハイインピーダンス状態とされ、表示部5に表示された画像が保持される。
なお、画像保持ステップS103において、信号線66と共通電極37とは必ずしも同電位とされなくてもよい。具体的には、信号線66の電位Vsと共通電極37の電位Vcomとの電位差が、電気泳動素子32のしきい値電圧以下となるように電位Vs、Vcomが設定されていればよい。ここで明確なしきい値電圧が無い場合もあるが実質的に光学特性に影響を及ぼさない電圧に設定すればよい。このような範囲であれば、画素40に光が照射されて信号線68の電位Vsが画素電極35に入力されたとしても、画素電極35と共通電極37との電位差は電気泳動素子32のしきい値電圧以下となり、画素40の表示状態が変化することはない。
以上詳細に説明したように、本実施形態の電気泳動表示装置100では、アクティブマトリクス型液晶装置と同様の電極構造を用いることができるため、構造を簡素なものとすることができ、製造性に優れ、コスト面でも有利な構成である。また、信号線66を介してダイオード41に所定の電位を入力するのみで表示部5の全体を単一階調に移行させることができ、容易かつ迅速にリセット動作を実行することができる。
[第1の変形例]
上記実施形態の電気泳動表示装置100では、画像マスク230を備えた画像書込装置200を用いて画像の書き込みを行うこととしたが、電気泳動表示装置100に対して光ペンを用いた手書き入力を行うこともできる。
図10(a)は、手書き入力に好適な構成を備えた電気泳動表示装置100Aの平面図であり、図10(b)は、手書き入力操作を示す概略図である。
図10(a)に示す電気泳動表示装置100Aは、その基本構成において第1実施形態に係る電気泳動表示装置100と共通する一方、素子基板30上に接続端子6、7と接続されたコントローラー63(制御部)が実装されている点で異なる。
コントローラー63は、電気泳動表示装置100Aにおいて、図5に示した画像消去ステップS101、画像書込ステップS102、及び画像保持ステップS103の各ステップを実行する。すなわち、コントローラー63は、各ステップS101〜S103において、接続端子6、7を介して信号線66(接続配線66a)、及び共通電極37に所定の電位を入力し、表示部5を制御する。
より詳しくは、コントローラー63は、図示しない上位装置からの信号入力により表示部5への画像表示動作を開始する。画像表示動作が開始されると、まず、画像消去ステップS101が実行され、表示部5の全面が白表示とされ、以前に表示されていた画像が消去される。
その後、画像書込ステップS102に移行すると、コントローラー63は、信号線66にローレベル電位VLを入力するとともに、共通電極37にグランド電位GNDを入力し、表示部5を光ペン250による書き込みが可能な状態に移行させる。そして、書き込み可能な状態に保持された表示部5上が先端から光LTを射出する光ペン250により走査されると、光を照射された画素40のみが選択的に黒表示に移行し、光ペン250の軌跡に対応する画像が表示部5に表示される。
その後は、画像書込ステップS102の開始から所定時間の経過後、あるいは上位装置からの信号入力により、画像保持ステップS103に移行する。すると、コントローラー63は、信号線66と共通電極37とをほぼ同電位(グランド電位GND)に保持する。これにより、表示部5に対する外光の入射や光ペン250の誤入力により意図しない書き込みが成されることが防止される。
なお、上記第1変形例においても、画像消去ステップS101において共通電極37に入力される電位をローレベル電位VLとしてもよい。また画像書込ステップS102において共通電極37にハイレベル電位VHを入力してもよい。また画像保持ステップS103において信号線66と共通電極37とを両者の電位差が電気泳動素子32のしきい値電圧以下となる範囲で異なる電位としてもよい。
また、電気泳動表示装置100Aにおいて、光ペン250が電気泳動表示装置100Aに接触又は接近したかどうかを判断する機構を設けてもよい。例えば、対向基板31の外面側に、タッチパネルを配設したり、対向基板31又は素子基板30に圧電センサーや光センサーなどを設けた構成とすることができる。
このような機構を設けることで、光ペン250が電気泳動表示装置100Aに接触又は接近していないときは、信号線66にグランド電位GND(0V)を入力し、光ペン250が接触又は接近したときにだけ信号線66にローレベル電位VLを入力するように駆動することができる。このような駆動方法とすることで、必要なときに光ペン250で書き込みを行うことができるとともに、外光等の入射による誤動作(意図しない書き込み)を防止することができる。
また、電気泳動表示装置100Aは、光ペン250による手書き入力に好適な構成であるが、図9に示した画像書込装置200による画像書き込みも可能である。この場合、コントローラー63により表示部5を画像書き込み可能な状態とした電気泳動表示装置100Aを、画像書込装置200にセットし、画像マスク230を介した光LTを表示部5に照射することで、画像マスク230に対応する画像を電気泳動表示装置100Aに書き込むことができる。
さらに、光ペン250による手書き入力に好適な構成として電気泳動表示装置100Aを挙げて説明したが、先の第1実施形態に係る電気泳動表示装置100においても光ペンを用いた手書き入力を行うことは可能である。この場合には、電気泳動表示装置100の接続端子6、7に外部コントローラーを接続し、外部コントローラーから画像書込ステップS102における所定の電位を入力した状態とする。
[第2の変形例]
上記実施形態では、画像消去ステップS101において表示部5を全面白表示させて画像を消去し、画像書込ステップS102において表示部5の一部の画素40を黒表示させることで画像を表示させる場合について説明したが、黒色の背景に白色の画像成分を表示させることもできる。
ただし、この場合には、図1に示したダイオード41を逆向きに接続(画素電極35に対して逆方向接続)するとともに、各ステップにおいて信号線66に入力される電位も変更する必要がある。
図1において、ダイオード41が逆方向接続されているものとして、黒色の背景に白色の画像成分を表示させる駆動方法について以下に説明する。
まず、画像消去ステップS101では、画像書込装置200のコントローラー220から接続端子6、7を介して、信号線66(電位Vs)にローレベル電位VL(例えば−10V)が入力され、共通電極37(電位Vcom)にグランド電位GND(0V)が入力される。
これにより、画素電極35が相対的に低電位、共通電極37が相対的に高電位となり、表示部5の全体が黒表示される(図4(b)参照)。なお、共通電極37にハイレベル電位VH(例えば10V)を入力してもよい。
次に、画像書込ステップS102では、コントローラー220から接続端子6、7を介して、信号線66(電位Vs)にハイレベル電位VH(例えば10V)が入力され、共通電極37(電位Vcom)にグランド電位GND(0V)が入力される。
そして、上記の電位状態に保持された画素40に光LTが照射されると、光が照射されたダイオード41においてリーク電流が生じ、画素電極35の電位が上昇する。これにより画素電極35が相対的に高電位、共通電極37が相対的に低電位になると、この光を照射された画素40が白表示に移行する。その結果、表示部5は、黒色の背景に白色の画像成分(光が照射された領域)が表示された状態となる。なお、画像書込ステップS102において、共通電極37にローレベル電位VLを入力してもよい。
[第3の変形例]
第3の変形例は、図1に示した画素40に代えて図11に示す画素40Mを備えた電気泳動表示装置である。
図11(a)は、第3の変形例における画素構造を示す平面図であり、図11(b)は図11(a)のB−B’線に沿う位置における素子基板の断面図である。
図11に示す画素40Mは、MIM(Metal-Insulator-Metal)素子からなる双方向ダイオード41Mと、双方向ダイオード41Mと接続された画素電極35とを有する。本例の場合、信号線66は、例えばTaやNb等の金属材料からなり、信号線66を覆って、信号線66の組成金属を酸化させてなる酸化膜(タンタル酸化物やニオブ酸化物膜)等からなる層間絶縁膜34aが形成されている。そして、信号線66と一部平面視で重なる領域に、画素電極35が形成されている。
信号線66のうち画素電極35と平面視で重なる部位66bがMIM素子の一方の電極を構成し、かかる部位66b上の層間絶縁膜34aがMIM素子の絶縁膜を構成し、画素電極35の層間絶縁膜34a上の部位がMIM素子の他方の電極を構成している。
双方向ダイオード41Mは、正電圧側と負電圧側の両方にしきい値電圧を有しており、正負のしきい値電圧の範囲内ではほとんど電流が流れない一方で、正負のしきい値電圧を超えると急激に電流量が大きくなる性質を有している。また、印加電圧がしきい値電圧内であっても、光が照射されると電流量が大きくなる。
そこで、双方向ダイオード41Mを有する画素40Mを備えた第3変形例の電気泳動表示装置では、以下のような駆動方法が採用される。
まず、第3変形例に係る駆動方法においても、図5に示した画像消去ステップS101(第1の動作)と、画像書込ステップS102(第2の動作)と、画像保持ステップS103と、を含む駆動方法が適用される点は第1実施形態と共通である。
次に、画像消去ステップS101では、信号線66にしきい値電圧以上の正電圧(例えば10V)が入力される。また、共通電極37にグランド電位GND(0V)が入力される。そうすると、双方向ダイオード41Mを介して信号線66に正電圧が入力され、画素電極35が上記正電圧からしきい値電圧を差し引いた電圧となる。これにより、相対的に高電位の画素電極35と、相対的に低電位の共通電極37との間の電位差により電気泳動素子32が駆動され、画素40Mがいずれも白表示され、表示部5の表示画像が消去される。
次に、画像書込ステップS102に移行すると、信号線66にしきい値電圧未満の負電圧(例えば−5V)が入力され、共通電極37にグランド電位GND(0V)が入力される。この時点では、信号線66の電圧はしきい値電圧未満であるため双方向ダイオード41Mはオフ状態であり、表示部5の表示状態は変化しない。
画素40Mが上記の電圧印加状態に保持されたならば、表示部5の所定の画素40Mに光が照射される。すると、光照射された画素40Mにおいて双方向ダイオード41Mのリーク電流が大きくなり、画素電極35の電位が下降する。これにより、画素電極35が相対的に低電位、グランド電位GNDに保持されている共通電極37が相対的に高電位となることで、光を照射された画素40Mが黒表示に移行する。
このようにして、表示部5の画素40Mのうち、光LTが照射された画素40のみが選択的に黒表示に移行され、表示部5に所定の画像が書き込まれる。
次に、画像保持ステップS103に移行すると、信号線66及び共通電極37にグランド電位GNDが入力される。このように信号線66と共通電極37とが同電位とされることで、表示部5の画素40Mに光が照射されたときに誤書き込みがなされるのを防止することができる。
以上詳細に説明したように、第3変形例に係る電気泳動表示装置によれば、さらに簡素化された構造のダイオードを採用しているので、製造性に優れ、コスト面でも有利な構成となる。また、第3変形例の場合、画素40Mに双方向ダイオード41Mを備えているため、各ステップで信号線66に入力する電位を変更するのみで、上記の説明とは逆に、黒色の背景に白色の画像を表示させることができる。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態について、図12から図14を参照して説明する。
図12は、第2実施形態に係る電気泳動表示装置の回路構成図であり、図13は、第2実施形態に係る電気泳動表示装置の作用説明図である。
なお、以下で参照する各図において、先の第1実施形態及びその変形例と共通の構成要素には同一の符号を付し、それらの詳細な説明は省略する。
図12に示すように、本実施形態の電気泳動表示装置300は、第1の表示部5Aと、第2の表示部5Bとを備えている。
第1の表示部5Aには、m1本の信号線66が形成されており、各々の信号線66にn1個の画素40が接続されている。したがって、画素40はm1行×n1列のマトリクス状に配列されている。第1の表示部5Aに形成された全ての信号線66は接続配線66aを介して接続端子6と接続されている。接続端子6と並んで設けられた接続端子7には、共通電極37が接続されている。
一方、第2の表示部5Bには、m2本の信号線366が形成されており、各々の信号線366にはn2個の画素340が接続されている。したがって画素340は、m2行×n2列のマトリクス状に配列されている。第2の表示部5Bに形成された全ての信号線366は接続配線366aを介して接続端子306に接続されている。画素340は、第1の表示部5Aの画素40と同様の構成であり、ダイオード41と、画素電極35と、電気泳動素子32と、共通電極37とを備えて構成されている。
本実施形態の電気泳動表示装置300において、信号線66の本数m1及び信号線66に接続された画素40の個数n1、並びに、信号線366の本数m2及び信号線366に接続された画素340の個数n2は、いずれも任意の自然数に設定することができる。すなわち、第1の表示部5A及び第2の表示部5Bは、それぞれ任意の個数の画素40、340により構成することができる。
また、第1の表示部5Aと第2の表示部5Bとで画素40、340の精細度が異なっていてもよい。例えば、第1の表示部5Aを文字や画像の表示に適した精細度(例えば300〜600ppi程度)とし、第2の表示部5Bを手書き入力に適した精細度(例えば50〜100ppi程度)としてもよい。
さらに、第1の表示部5A及び第2の表示部5Bの外形状は矩形状に限られるものではなく、三角形状、五角形以上の多角形状、円形又は楕円形状など、任意の平面形状とすることができる。
図13(a)は、電気泳動表示装置300の概略構成を示す平面図である。
電気泳動表示装置300は、素子基板330と、対向基板31とを備えており、素子基板330と対向基板31とが平面視で重なる領域に第1の表示部5Aと第2の表示部5Bとが形成されている。素子基板330の対向基板31よりも張り出した領域に、コントローラー363(制御部)が実装されている。コントローラー363は図示しない配線を介して図12に示した接続端子6、7、及び接続端子306と接続されている。
素子基板330は、第1実施形態に係る素子基板30の表示部5に相当する第1の表示部5Aと第2の表示部5Bとを備える以外は、素子基板30と同様の構成である。コントローラー363は、接続端子6、7及び接続端子306に所定の電位を供給可能に構成されている。
[駆動方法]
次に、本実施形態の電気泳動表示装置300の駆動方法について説明する。
図14は、本実施形態の電気泳動表示装置の駆動方法の一例を示すフローチャートである。
図14に示すように、本実施形態の駆動方法は、第1の画像消去ステップS201と、第1の画像書込ステップS202と、第1の画像保持ステップS203と、第2の画像消去ステップS204と、第2の画像書込ステップS205と、第2の画像保持ステップS206と、を含む。
第1の画像消去ステップS201から第1の画像保持ステップS203では、第1の表示部5Aに対して、例えば図13(a)に示すような文字情報TXTの書き込みが成される。
まず、第1の画像保持ステップS201では、コントローラー363から接続端子6を介して、第1の表示部5Aの全ての信号線66に、電気泳動素子32を白表示させるためのハイレベル電位VH(例えば10V)が入力される。また、接続端子7を介して共通電極37にグランド電位GND(0V)が入力される。これにより、第1の表示部5Aの全面が白表示され、消去状態となる。
次に、第1の画像書込ステップS202では、電気泳動表示装置300が図9に示した画像書込装置200にセットされる。このとき、図13に示す文字情報TXTに対応するパターンが形成された画像マスク230と、電気泳動表示装置300の第1の表示部5Aとが位置合わせされて配置される。ただし、電気泳動表示装置300はコントローラー363を備えているので、画像書込装置200の接続端子221は電気泳動表示装置300に接続されない。
その後、コントローラー363から接続端子6、7を介して、信号線66にローレベル電位VL(例えば−10V)が入力され、共通電極37(電位Vcom)にグランド電位GND(0V)が入力される。これにより、第1の表示部5Aが画像書き込み可能な状態とされる。
そして、第1の表示部5Aが上記の電圧印加状態に保持されたならば、画像書込装置200の光源装置210を動作させ、光LTを画像マスク230を介して第1の表示部5Aに照射する。これにより、光LTを照射された画素40においてダイオード41にリーク電流が生じ、画素電極35の電位が下降する。その結果、光を照射された画素40が選択的に黒表示に移行され、画像マスク230に対応する画像が第1の表示部5Aに表示される。
その後、第1の画像保持ステップS203に移行すると、コントローラー363から接続端子6、7を介して、信号線66及び共通電極37にグランド電位GNDが入力される。これにより、以降の第1の表示部5Aの表示状態の変化が防止され、表示画像が保持される。
以上により第1の表示部5Aに文字情報TXTが表示されたならば、光ペンによる手書き入力モードに移行する。かかる手書き入力モードでは、第2の画像消去ステップS204〜第2の画像保持ステップS206が1回又は複数回繰り返して実行される。
なお、手書き入力モード(ステップS204〜S206)において、第1の表示部5Aは上記した画像保持ステップS203の電位状態を保持しており、第1の表示部5Aの表示画像は変化しない。
第2の画像消去ステップS204では、コントローラー363から接続端子306を介して、第2の表示部5Bの全ての信号線366に、電気泳動素子32を白表示させるためのハイレベル電位VH(例えば10V)が入力される。また、接続端子7を介して共通電極37にグランド電位GND(0V)が入力される。これにより、第2の表示部5Bの全面が白表示され、消去状態となる。
次に、第2の画像書込ステップS205では、図13(b)に示すように、電気泳動表示装置300の第2の表示部5Bに光ペン250による手書き入力が成される。
第2の画像書込ステップS205では、コントローラー363から接続端子306を介して、信号線366にローレベル電位VL(例えば−10V)が入力される。また、接続端子7を介して共通電極37(電位Vcom)にグランド電位GND(0V)が入力される。これにより、第2の表示部5Bが画像書き込み可能な状態とされる。
そして、上記の電圧印加状態に保持された第2の表示部5Bに対して、図13(b)に示すように光ペン250を接近させると、光ペン250の光LTを照射された画素340においてダイオード41にリーク電流が生じ、画素電極35の電位が下降する。その結果、光を照射された画素340が選択的に黒表示に移行され、第2の表示部5Bに黒色マークが記入される。
その後、第2の画像保持ステップS206に移行すると、コントローラー363から接続端子306を介して信号線366にグランド電位GNDが入力され、接続端子7を介して共通電極37にグランド電位GNDが入力される。これにより、第2の表示部5Bにおいても表示状態の変化が防止され、記入された黒色マークが保持される。
以上、詳細に説明したように、第2実施形態の電気泳動表示装置300によれば、第1の表示部5Aと第2の表示部5Bとを互いに独立して動作させることができる。すなわち、第1の表示部5Aの表示状態を固定しつつ、第2の表示部5Bのみを画像書き込み可能な状態とすることができる。これにより、例えば、横書きの文字情報を第1の表示部5Aに表示させておき、その後、光ペン250等で行頭部分(第2の表示部5B)にチェック記号等を加筆するような用途に好適に用いることができる。
なお、本実施形態の電気泳動表示装置300においても、光ペン250が電気泳動表示装置300に接触又は接近したかどうかを判断する機構を設けてもよい。これにより、必要なときに光ペン250で書き込みを行うことができるとともに、外光等の入射による誤動作(意図しない書き込み)を防止することができる。
また、第2の表示部5Bは、第1の表示部5Aに表示された文字情報TXTの行頭(図示左側)だけでなく、行末(図示右側)に設けてもよい。さらに、第1の表示部5Aにおける文字情報TXTの列方向(行方向と直交する方向)の一方の辺部(上辺部)や、他方の辺部(下辺部)に設けてもよい。
また、上記実施形態では、第1の表示部5Aにのみ文字情報TXTを表示させ、手書き入力時には表示状態を固定する場合について説明したが、第2の表示部5Bについても文字情報や画像を表示させることができるのはもちろんである。
第1の表示部5Aと第2の表示部5Bの双方を画像表示に使用する場合には、図14に示した第1の画像消去ステップS201〜第1の画像保持ステップS203において第1の表示部5Aと第2の表示部5Bとを同時に駆動することで、簡便に画像を書き込むことができる。
(第3の実施形態)
次に、本発明の第3の実施形態について、図15及び図16を参照して説明する。
図15は、第3実施形態に係る電気泳動表示装置の回路構成図であり、図16は、第3実施形態に係る電気泳動表示装置の作用説明図である。
なお、以下で参照する各図において、先の第1実施形態及びその変形例、並びに第2実施形態と共通の構成要素には同一の符号を付し、それらの詳細な説明は省略する。
図15に示すように、本実施形態の電気泳動表示装置400は、複数の画素40と複数の画素340とが配列された表示部50を備えている。
表示部50には、複数の信号線66と、各々の信号線66に接続された複数の画素40とが設けられている。全ての信号線66は接続配線66aを介して接続端子6に接続されている。また、複数の信号線366と、各々の信号線366に接続された複数の画素340とが形成されている。全ての信号線366は接続配線366aを介して接続端子306に接続されている。
画素40、340は、いずれも、ダイオード41と、画素電極35と、電気泳動素子32と、共通電極37とを備えて構成されている。
そして、本実施形態の場合、表示部50において、画素40と画素340とが行方向(信号線66、366の延在方向)及び列方向(接続配線66a、366aの延在方向)において相互に隣り合うように交互に配置されている。すなわち本実施形態の電気泳動表示装置400は、第2実施形態に係る第1の表示部5Aの画素40と、第2の表示部5Bの画素340とを市松状に混在させて配置した構成を備えている。
図16(a)は、電気泳動表示装置400の概略構成を示す平面図である。
電気泳動表示装置400は、素子基板430と、対向基板31とを備えており、素子基板430と対向基板31とが平面視で重なる領域に表示部50が形成されている。素子基板430の対向基板31よりも張り出した領域に、コントローラー363(制御部)が実装されている。コントローラー363は図示しない配線を介して図15に示した接続端子6、7及び接続端子306と接続されている。
素子基板430は、画素40と画素340の配列以外は、第2実施形態に係る素子基板330と同様の構成である。コントローラー363は、接続端子6、7及び接続端子306に所定の電位を供給可能に構成されており、表示部50に属する複数の画素40を接続端子6、7を介した電位入力により制御するとともに、複数の画素340を接続端子7、306を介した電位入力により制御することができる。
[駆動方法]
次に、本実施形態の電気泳動表示装置400の駆動方法について説明する。
本実施形態の電気泳動表示装置400の駆動方法には、図14に示したフローチャートを適用することができる。すなわち、第1の画像消去ステップS201と、第1の画像書込ステップS202と、第1の画像保持ステップS203と、第2の画像消去ステップS204と、第2の画像書込ステップS205と、第2の画像保持ステップS206と、を含む駆動方法を適用できる。
本実施形態における第1の画像消去ステップS201から第1の画像保持ステップS203では、表示部50の画素40の配列に対して、所望の画像の書き込みが成される。
具体的に、第1の画像保持ステップS201では、コントローラー363から接続端子6を介して、表示部50の全ての信号線66に、電気泳動素子32を白表示させるためのハイレベル電位VH(例えば10V)が入力される。また、接続端子7を介して共通電極37にグランド電位GND(0V)が入力される。これにより、表示部50の全ての画素40が白表示され、消去状態となる。
次に、第1の画像書込ステップS202では、電気泳動表示装置400が図9に示した画像書込装置200にセットされる。このとき、表示部50に表示させる画像に対応したパターンが形成された画像マスク230と、電気泳動表示装置300の表示部50とが位置合わせされて配置される。ただし、電気泳動表示装置400はコントローラー363を備えているので、画像書込装置200の接続端子221は電気泳動表示装置400に接続されない。
その後、コントローラー363から接続端子6、7を介して、信号線66にローレベル電位VL(例えば−10V)が入力され、共通電極37(電位Vcom)にグランド電位GND(0V)が入力される。これにより、表示部50の画素40が画像書き込み可能な状態とされる。
そして、画素40が上記の電圧印加状態に保持されたならば、画像書込装置200の光源装置210を動作させ、光LTを画像マスク230を介して表示部50に照射する。これにより、光LTを照射された画素40においてダイオード41にリーク電流が生じ、画素電極35の電位が下降する。その結果、光を照射された画素40が選択的に黒表示に移行され、画像マスク230に対応する画像が表示部50に表示される。
その後、第1の画像保持ステップS203に移行すると、コントローラー363から接続端子6、7を介して、信号線66及び共通電極37にグランド電位GNDが入力される。これにより、以降の画素40の表示状態の変化が防止され、表示画像が保持される。
以上により画素40により構成される画像が表示されたならば、光ペンによる手書き入力モードに移行する。かかる手書き入力モードでは、第2の画像消去ステップS204〜第2の画像保持ステップS206が1回又は複数回繰り返して実行される。
なお、手書き入力モード(ステップS204〜S206)において、画素40は上記した画像保持ステップS203の電位状態を保持しており、すでに表示されている画像は変化しない。
第2の画像消去ステップS204では、コントローラー363から接続端子306を介して、表示部50の全ての信号線366に、電気泳動素子32を白表示させるためのハイレベル電位VH(例えば10V)が入力される。また、接続端子7を介して共通電極37にグランド電位GND(0V)が入力される。これにより、表示部50の全ての画素340が白表示され、消去状態となる。
次に、第2の画像書込ステップS205では、図16(b)に示すように、電気泳動表示装置400の表示部50のうち画素340からなる領域に光ペン250による手書き入力が成される。
第2の画像書込ステップS205では、コントローラー363から接続端子306を介して、信号線366にローレベル電位VL(例えば−10V)が入力される。また、接続端子7を介して共通電極37(電位Vcom)にグランド電位GND(0V)が入力される。これにより、画素340が画像書き込み可能な状態とされる。
そして、画素340が上記の電圧印加状態に保持された表示部50上を図16(b)に示すように光ペン250で走査すると、光ペン250の光LTを照射された画素340においてダイオード41にリーク電流が生じ、画素電極35の電位が下降する。その結果、光を照射された画素340が選択的に黒表示に移行され、図示のように画像を上書きすることができる。
その後、第2の画像保持ステップS206に移行すると、コントローラー363から接続端子306を介して信号線366にグランド電位GNDが入力され、接続端子7を介して共通電極37にグランド電位GNDが入力される。これにより、画素340からなる画像についても表示状態の変化が防止され、記入された画像が保持される。
以上、詳細に説明したように、第3実施形態の電気泳動表示装置400によれば、画素40と画素340とが市松状に混在して配置されているので、画素40によって表示部50に所望の画像を表示させるとともに、画素340を利用した手書き入力を行うことができる。これにより、例えば、画素40によって文字情報などを表示させておき、その上から、光ペン250等でチェック記号や線分などを加筆するような用途に好適に用いることができる。
なお、本実施形態の電気泳動表示装置400においても、光ペン250が電気泳動表示装置400に接触又は接近したかどうかを判断する機構を設けてもよい。これにより、必要なときに光ペン250で書き込みを行うことができるとともに、外光等の入射による誤動作(意図しない書き込み)を防止することができる。
また、上記実施形態では、画素40のみを用いて画像を表示させ、画素340によって手書き入力による画像を表示させることとしたが、画素40と画素340の両方によって文字情報や画像を表示させてもよい。この場合には、図13に示した第1の画像消去ステップS201〜第1の画像保持ステップS203において画素40と画素340とを同時に駆動することで、簡便に画像を書き込むことができる。この場合、第2の画像消去ステップS204を実行せずに第2の画像書込ステップS205に移行してもよい。このようにすれば、第2の画像書込ステップS205においては、画素340のうち、第1の画像消去ステップS201〜第1の画像保持ステップS203において画像表示に用いられていない画素340(すなわち黒表示となっていない画素340)に対して手書き入力を行うことができる。すなわち、第1の画像消去ステップS201〜第1の画像保持ステップS203を経て画素40と画素340とに書き込まれた画像に対し、第2の画像書込ステップS205において手書き入力による画像を上書きすることができる。
また、本実施形態の電気泳動表示装置400において、表示部50は、それぞれ任意の個数の画素40、340により構成することができる。また、本実施形態では、画素40と画素340とをほぼ一対一に対応させて配置しているが、個数の比率を異ならせてもよい。例えば、多数の画素40が配列された領域に、画素40の1/2〜1/10程度の個数の画素340が混在している構成としてもよい。さらに、画素40と画素340の寸法が異なっていてもよい。例えば、画素40は文字や画像の表示に適した精細度(例えば300〜600ppi程度)となる寸法に形成し、画素340は手書き入力に適した精細度(例えば50〜100ppi程度)となる寸法に形成してもよい。
本発明の技術範囲は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更を加えることができる。
例えば、上記各実施の形態では、光LTを対向基板31の外面側から照射することとしたが、光LTを素子基板30や素子基板330の外面側から照射してもよい。また場合によっては、対向基板31の外面側と素子基板30(330)の外面側の両方から光LTを照射してもよい。
また、ダイオード41の構成は特に限定されず、アモルファスシリコンやポリシリコンを用いたトランジスタをダイオード接続した構成のほか、アモルファスシリコンやポリシリコンを用いたPINダイオードであってもよい。さらに、有機半導体層を用いたトランジスタをダイオード接続した構成であってもよい。
アモルファスシリコンやポリシリコンを用いた構成であれば、光LTに対する感度がよく、光書き込みのエネルギーが少なくてすむ。また大画面化が容易である。一方、有機半導体層を用いたトランジスタであれば、低温形成が可能であり、ガラスよりも柔軟性のある透明部材に形成することができる。
さらに、画素40、340の構成も特に限定されず、種々の構成を採用することができる。例えば、画素40、340に、電気泳動素子32に並列に接続される保持容量を設けてもよい。
さらにまた、上記各実施の形態では、接続配線66a、366aを介して、信号線66同士、信号線366同士がそれぞれ接続されている場合について説明したが、かかる構成には限定されない。例えば、信号線66(366)同士が他の電気回路を介して接続される構成であってもよい。つまり、信号線66(366)に接続されるとともに、全ての信号線66(366)を一括して選択状態とする機能を備えた駆動回路を有する構成であってもよい。
また上記各実施の形態では、電気光学物質層として電気泳動素子32を備えた電気泳動表示装置を例示して説明したが、電気光学物質層は電気泳動素子に限定されず、メモリー性を有するものであれば、公知の電気光学物質層を適用することができる。例えば、コレステリック液晶、PDLC、エレクトロクロミック材料、ツイスティングボール、トナーなどにより構成された電気光学物質層とすることができる。
(電子機器)
次に、上記各実施形態の電気泳動表示装置100、100A、300、400を、電子機器に適用した場合について説明する。
図17は電子ペーパー1100の構成を示す斜視図である。電子ペーパー1100は、上記実施形態の電気泳動表示装置100(100A、300、400)を表示領域1101に備えている。電子ペーパー1100は可撓性を有し、従来の紙と同様の質感及び柔軟性を有する書き換え可能なシートからなる本体1102を備えて構成されている。
図18は、電子ノート1200の構成を示す斜視図である。電子ノート1200は、上記の電子ペーパー1100が複数枚束ねられ、カバー1201に挟まれているものである。カバー1201は、例えば外部の装置から送られる表示データを入力する図示は省略の表示データ入力手段を備える。これにより、その表示データに応じて、電子ペーパーが束ねられた状態のまま、表示内容の変更や更新を行うことができる。
以上の電子ペーパー1100、及び電子ノート1200によれば、本発明に係る電気泳動表示装置が採用されているので、簡素な構造で容易にリセット動作可能に構成された光書き込み型の表示手段を備えた電子機器となる。
なお、上記の電子機器は、本発明に係る電子機器を例示するものであって、本発明の技術範囲を限定するものではない。例えば、携帯電話、携帯用オーディオ機器などの電子機器の表示部にも、本発明に係る電気泳動表示装置(光書き込み型表示装置)は好適に用いることができる。
100,100A,300,400 電気泳動表示装置(光書き込み型表示装置)、5,50 表示部、5A 第1の表示部、5B 第2の表示部、6,7,306 接続端子、9 基板間接続部、30,330,430 素子基板、31 対向基板、32 電気泳動素子(電気光学物質層)、33 接着剤層、35 画素電極、37 共通電極、40,40A,40B,40M,340 画素、41,41A,41B,41M ダイオード、63,363 コントローラー(制御部)、66,68,366 信号線、66a,366a,67 接続配線、LT 光

Claims (13)

  1. 複数の画素が配列された表示部を備えており、
    前記表示部に、
    前記画素ごとに形成された画素電極、及び前記画素電極に第1の端子を介して接続されたダイオードと、
    複数の前記画素電極と対向する共通電極と、
    複数の前記画素電極と前記共通電極との間に配置された記憶性を有する電気光学物質層と、
    前記ダイオードの第2の端子と接続されるとともに相互に直接又は電気回路を介して接続された信号線と、
    が形成されていることを特徴とする光書き込み型表示装置。
  2. 複数の前記表示部を有することを特徴とする請求項1に記載の光書き込み型表示装置。
  3. 平面的に区画された第1領域と第2領域とを備え、
    前記第1領域に第1の前記表示部に属する複数の前記画素が配列される一方、前記第2領域には、前記第1の表示部とは異なる第2の前記表示部に属する複数の前記画素が配列されていることを特徴とする請求項2に記載の光書き込み型表示装置。
  4. 第1の前記表示部と第2の前記表示部とを有し、
    前記第1の表示部に属する前記画素と、前記第2の表示部に属する前記画素とが、前記信号線の延在方向に沿って交互に配置されていることを特徴とする請求項2に記載の光書き込み型表示装置。
  5. 前記表示部を制御する制御部を備え、
    前記制御部は、前記信号線に第1の電位を入力する第1の動作と、
    前記信号線に第2の電位を入力する第2の動作と、
    を実行し、
    前記第2の電位は、前記第1の電位が前記共通電極の電位より高い場合には前記共通電極の電位より低い電位であり、前記第1の電位が前記共通電極の電位より低い場合には前記共通電極の電位より高い電位であることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の光書き込み型表示装置。
  6. 前記制御部は、前記第1の動作により前記表示部の表示画像を消去させ、前記第2の動作により前記表示部を書き込み可能な状態に保持させることを特徴とする請求項5に記載の光書き込み型表示装置。
  7. 前記制御部は、前記第1又は第2の動作の後に、前記信号線に前記共通電極と略同電位である第3の電位を入力する第3の動作を実行することを特徴とする請求項5又は6に記載の光書き込み型表示装置。
  8. 前記制御部は、前記第3の動作により前記表示部を書き換え禁止状態に保持させることを特徴とする請求項7に記載の光書き込み型表示装置。
  9. 前記ダイオードが双方向ダイオードであり、
    前記第1の電位が前記ダイオードのしきい値電圧以上の電位である一方、前記第2の電位が前記ダイオードのしきい値電圧未満の電位であることを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載の光書き込み型表示装置。
  10. 複数の画素が配列された表示部を備えており、前記表示部に、前記画素ごとに形成された画素電極、及び前記画素電極に第1の端子を介して接続されたダイオードと、複数の前記画素電極と対向する共通電極と、複数の前記画素電極と前記共通電極との間に配置された記憶性を有する電気光学物質層と、前記ダイオードの第2の端子と接続されるとともに相互に直接又は電気回路を介して接続された信号線と、が形成された光書き込み型表示装置の駆動方法であって、
    前記信号線に第1の電位を入力する画像消去ステップと、
    前記信号線に、前記第1の電位が前記共通電極の電位より高い場合には前記共通電極の電位より低い電位であり、前記第1の電位が前記共通電極の電位より低い場合には前記共通電極の電位より高い電位である第2の電位を入力する画像書込ステップと、を有することを特徴とする光書き込み型表示装置の駆動方法。
  11. 前記信号線に前記共通電極と略同電位である第3の電位を入力する画像保持ステップを有することを特徴とする請求項10に記載の光書き込み型表示装置の駆動方法。
  12. 第1の前記表示部と第2の前記表示部とを有しており、
    前記画像書込ステップにおいて、
    前記第2の表示部に属する前記信号線に前記第2の電位を入力する一方、
    前記第1の表示部に属する前記信号線には、前記共通電極と略同電位である第3の電位を入力することを特徴とする請求項10又は11に記載の光書き込み型表示装置の駆動方法。
  13. 請求項1から9のいずれか1項に記載の光書き込み型表示装置を備えたことを特徴とする電子機器。
JP2009153819A 2009-06-29 2009-06-29 光書き込み型表示装置とその駆動方法、及び電子機器 Pending JP2011008174A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009153819A JP2011008174A (ja) 2009-06-29 2009-06-29 光書き込み型表示装置とその駆動方法、及び電子機器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009153819A JP2011008174A (ja) 2009-06-29 2009-06-29 光書き込み型表示装置とその駆動方法、及び電子機器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2011008174A true JP2011008174A (ja) 2011-01-13

Family

ID=43564882

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009153819A Pending JP2011008174A (ja) 2009-06-29 2009-06-29 光書き込み型表示装置とその駆動方法、及び電子機器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2011008174A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013050595A (ja) * 2011-08-31 2013-03-14 Seiko Epson Corp 電子ペーパーと、電子ペーパー記録システム及び書き込み装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013050595A (ja) * 2011-08-31 2013-03-14 Seiko Epson Corp 電子ペーパーと、電子ペーパー記録システム及び書き込み装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8988331B2 (en) Optical recording display device, driving method of the optical recording display device, electro-optical device and electronic apparatus
CN100397229C (zh) 电泳器件、驱动电泳器件的方法及电子装置
US8098228B2 (en) Driving method of electrophoretic display device
TWI667524B (zh) 可寫顯示介質、可寫系統及用於切換電泳顯示器之狀態的方法
CN101546525B (zh) 电压选择电路、电泳显示装置以及电子设备
JP5568975B2 (ja) 電気泳動表示装置、電気泳動表示装置の駆動方法、電子機器
JP2009229832A (ja) 電気泳動表示装置の駆動方法、電気泳動表示装置、及び電子機器
JP2009175409A (ja) 電気泳動表示装置の駆動方法、電気泳動表示装置、及び電子機器
JP5370087B2 (ja) 電気泳動表示装置の駆動方法、電気泳動表示装置、及び電子機器
CN106257575A (zh) 存储型显示装置及电子设备
CN102097057A (zh) 电泳显示装置的驱动方法、电泳显示装置以及电子设备
JP2011150010A (ja) 電気光学装置、電気光学装置の駆動方法、電子機器
CN105788533A (zh) 存储型显示装置、其驱动方法和电子设备
JP2015102642A (ja) 回路基板、入力機能付電気光学装置、および電子機器
JP5515333B2 (ja) 電気泳動表示装置の駆動方法、電気泳動表示装置、及び電子機器
JP2011150009A (ja) 電気光学装置、電気光学装置の駆動方法、電子機器
CN103137078B (zh) 显示装置及显示装置的控制方法
JP5369934B2 (ja) 光書き込み型表示装置とその駆動方法、及び電子機器
JP2009145859A (ja) 電気泳動表示装置、電気泳動表示装置の駆動方法、及び電子機器
JP5459592B2 (ja) 電気光学装置とその駆動方法、及び電子機器
JP5287676B2 (ja) 電気光学装置及び電子機器
JP2011008174A (ja) 光書き込み型表示装置とその駆動方法、及び電子機器
CN102682712B (zh) 电光装置及其驱动方法和控制装置以及电子设备
JP5499638B2 (ja) 電気泳動表示装置とその駆動方法、及び電子機器
JP2011095564A (ja) 電気泳動表示装置とその駆動方法、及び電子機器

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20120131